155 【身内】砂煙の村
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/* えええエピお疲れ様でした!!!!ざらっと灰読んできました皆かわいすぎかよってなってる。。。かわいいね。。。 ワオキツネザル様は村建てありがとうございますありがとうございますシメオンくんはさいごまでイケメンだねワオキツネザルだね。。。、
(-0) ねこんこん 2015/04/12(Sun) 11時半頃
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/* あのそのぼくちょっとしにますねどういうことなのしぬかな
(-3) ねこんこん 2015/04/12(Sun) 11時半頃
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[いつもよりもゆっくりとした足取りで、遊歩道を進む。木々の間から潮の香りを感じつつ、坊主の口元が緩んでいる(>>8)のは見なかったフリをしてやろう。 静かに散歩をする時間は嫌いじゃあない。本当は、散歩と祈りは一人でするのが好きなんだが……今日だけは、別の話だ。
出した答えは、果たして坊主の望んだものだったろうか。嬉しそうに笑う様に、ふとそんな事を思いつつ、最後まで頷かれなかった言葉にはざわりと胸が騒ついて。 眉を寄せて坊主の方を見れば、返された返事(>>9)はどこか、上の空に聞こえた。
あぁ、この時から。嫌な予感はしていたんだ。だがどうせ、もう少し時間を引き延ばそうだとか、どうしたら家に帰らずに済むだとか……そんな事を考えているんだろうと、そう思ったんだ。]
(14) ねこんこん 2015/04/12(Sun) 13時頃
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こら、危ねェだろう。……触るんじゃあない。
[鎖の理由(>>10)は、納得出来るような、出来んような。どこかはぐらかされたような感じすらして、そこは実に気に食わんかったものの、それ以上言及する事はない。 用心の為と、それにしては長い鎖。ただ袖に包まれただけの手とは、どうにもちぐはぐには思えたんだが。 それでも、面倒事は御免だ。人様の家庭の事情に口を出して、得をした試しなんざありはしない。坊主が言いたく無いのなら、無理に聞く気は更々ない――正義の味方気取りをするつもりなんて、無いと。]
(15) ねこんこん 2015/04/12(Sun) 13時頃
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――ゴミ?別に構わん、自分で取……あぁ、クソわかったわかった、……さっさと取れ。
[唐突に上げられた声(>>11)には、怪訝そうな視線を寄越し。頭にゴミが付いてようと、そんなモンは自分で取ると組んでいない方の手を伸ばすものの。 坊主の腕は既に、頭へと伸びていたモンだから。仕方が無いと溜息ひとつ、坊主に煙がかからんように煙草は手に取り背を屈めた。
まさか、さっきの今で。坊主が約束を破ろうとするだなんて、思いもしなかったものだから。 引かれるロザリオに体勢を崩して、触れそうな程に近付いた坊主の顔には。そしてまるでそれを狙っていたかのように落とされた坊主の言葉には。
――痛い程に心臓が、跳ねた。]
(16) ねこんこん 2015/04/12(Sun) 13時頃
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[それは、自分の油断が招いた事な自覚はある。触れさせるものかと思いつつも、こうも簡単に許してしまうとは。 花弁も何も無い、直接触れるその、感触。百合の香りの消えた今、鼻腔を擽る匂いは――何の、匂いだろう。]
――……ッ!
[その刹那、ともすれば心臓すらも止まっていたのではなかろうか。そう思う程に煩く胸を締めるその臓器に息を詰め、組んだ腕を払って坊主の顎を強く、掴む。 まるで離れてなるものかとでも言うように腕にしがみつく坊主には気付いていたが、今はそんな事には構ってられるか。無意識に手にした煙草を地面に投げ捨て、片手で坊主の顎を掴み、逆の手では坊主の肩を掴み。 大きく見開いた双方で、諦めの籠った坊主の顔を見下ろす。
あぁ、何てこった。せめて自分が、坊主を振り払えていたのなら。 今にも砂になって消えそうな唇を、怒りと混乱と――絶望の籠った顔で、見つめて。 いっそ、消えるのなら。こっちからも触れてやろうかと、そんな考えが脳裏を過ぎりはしたものの。結局、近付けた唇は……触れる手前で、止まってしまう。]
(-7) ねこんこん 2015/04/12(Sun) 13時頃
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――いい子にするんじゃあ無かったのか!!
[思わず怒鳴り散らした声が、辺りに響く。激昂した声は、表情は、坊主を怯えさせたかもしれんが、そんな事は今はどうでもいい。 肩を掴む手を、頬へと伸ばし。両手で坊主の顔を掴み、強く奥歯を噛み締めた。
後何分――いや、何秒だ。どれ程の間、坊主は人間でいられる? 眉を下げてまるで泣きそうな顔をする自分は、それは酷く情けなく写っただろうが。どうすれば坊主が消えずに済むかとそればかりを考えていたから、そんな事に気を回す余裕なんざありはしない。
そうして、時計の針は幾つ時を刻んだろうか。二度目の潮風が吹いても、鳥が鳴いても。一向に消える気配の無い坊主に、向けた目には微かな困惑が混じる。]
(17) ねこんこん 2015/04/12(Sun) 13時頃
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…………、
[坊主の顔から手を離し、片手の手袋を外し。視線を揺らして暫し悩んだ後に、恐る恐る生身の手を坊主の顔へと伸ばす。 指先が触れた瞬間、思わず無意識に手を引いて。それでも触れた指先が砂に溶ける事が無かったのなら、今度はゆっくりとその頬を、つつむ。]
……消えるんじゃあ、……、
[ぽつりと呟いた言葉は、呆然とした響きを孕んだまま辺りに溶ける。自分に触れた坊主の唇も、坊主に触れた自分の手も。未だ、人の形を成している。
女よりもずっと、硬い。だが今まで触れたどんな肌よりも安堵するその頬へと触れながら。 もしもこの先消える事があっても、その時は自分も道連れか、と。顔を歪めて微かに笑えば、触れた手を一度、振り上げた。]
(18) ねこんこん 2015/04/12(Sun) 13時頃
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――……ッ、この糞餓鬼!! 約束は守れと何度も言っただろうが。さっきの今で破る奴があるか、えぇ!?
[渾身の力を込めた拳骨を、坊主の頭の上へと落とし。聞こえよがしに舌を打てば、怒りを孕んだ眼差しを坊主へと向ける。 肺に溜まった息を、大きく長く、吐き出し。あぁ、クソ。お前さんのせいでまた煙草を落としてしまっただろう。]
あれだけ言ったろうが、……クソ。 考えておく話はチャラだ、いいな。二度と顔を見せるな。
[坊主が例え呻こうと、決して宥める事はせず。腕を組んで坊主を見下ろし、怒気を含んだ声で告げる。 約束は、約束だ。破ったのならそれ相応の処罰をしてやらんと、と。 もしも坊主が腕を伸ばして来たとしても、決して触れさせずに。眉を寄せたまま、伸ばされた手を振り払っただろう。
――それでも。暫くして呼吸がまともに出来るようになったのなら。 坊主に向けて手を伸ばし、さっき拳骨を落とした頭を自分の胸に抱き寄せて。]
(19) ねこんこん 2015/04/12(Sun) 13時頃
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……なんで破った。理由を、言うんだ。
[絞り出すような声は、酷く掠れてみっともなく聞こえてしまう。吐く息は微かに震えているし、未だ早鐘のように打つ心臓も鬱陶しい事この上無い。 未だ、坊主が消えてい無いかが不安で、不安で。抱き寄せながらも何度か視線を口へと向けて、無事な事を確認しながら。
そうして、未だ砂になら無い坊主に何度目かの安堵を。奥歯を噛み締めて息を吐き、胸に抱いた頭に強く、顔を寄せた。]
(-8) ねこんこん 2015/04/12(Sun) 13時頃
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[結局は自分から触れられんかった唇に、代わりとばかりに押し付けられる柔らかさ。 どうして、だって?わかりきった事を聞いてくる坊主(>>-9)には、軋む程奥歯を噛み締める。
俺が悲しむのなら、消えないんじゃあなかったのか。 絶対消えたりはしないから、と。そう言ったんじゃあ、なかったのか。
二回目に触れた唇には、反応する事すらできずに。離れた後に未だ微かな温もりを残すそこを無意識に舐めとれば、それは――漸く齧る事の叶ったそれは、果たしてどんな味が、しただろう。]
(-12) ねこんこん 2015/04/12(Sun) 18時頃
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[怒りのままに怒鳴り付けても、坊主の笑顔は崩れない。その事に対する苛立ちと、そして坊主が砂に溶ける恐怖と。幾ら頭を巡らせた所で、坊主が消えずに済む方法なんて浮かぶ訳も、なく。 その笑顔には、どんな意味があるんだと。それすらも思い至れんままに、ただ時間だけが過ぎていく。
時間が経つにつれて、募るのは焦燥ばかり。この一秒後に坊主の顔が砂になって行くと思えば、恐怖で身体が震えそうだ。 だから、その身体がいつまで経っても消えん事に気付くのは、少しだけ、遅れたろう。
自分は触っておいて、俺には触るなと言う坊主(>>20)の言う事なんざ聞く気などさらさら無い。本当に嫌なら手を振り払うなり、逃げ出すなりすればいい。 ――もっとも、今。そんな事をされた所で、触れるのをやめるとも思わんが。
自分が消えるかも知れんという恐怖と、もしかしたらやっぱり迷信なのではという期待と。 整理が付かんままに触れた坊主の肌は――思ったよりも、柔らかかった。]
(22) ねこんこん 2015/04/12(Sun) 18時頃
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……まだそんな事を……いい加減に、ッ
[こっちの剣幕に押されてか、震えながらも此の期に及んでふざけた事を抜かす坊主(>>21)に、頬と眉を眉を引き攣らせる。 消えなかった事を安堵するのならまだいい、だが坊主の言葉はまるで、消える事を望んでいるようじゃあないか。
だから続く言葉は、必然的に冷たいものへ。言葉と視線とで坊主を突き放しながら、その間に何とかこの背に浮かんだ冷や汗を収めようと。]
……煩い。喚くな。お前さんの自業自得だ。
[震えそうになる声は、何とか隠す事が出来たろうか。伸ばされた腕(>>21)を振り払うのも、本当は一苦労なんだ――ともすれば、その腕を引き寄せてしまいそうで。]
(23) ねこんこん 2015/04/12(Sun) 18時頃
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[あぁ、だがその努力も水の泡。結局は耐えきれずに抱き寄せてしまった坊主の頭の温かさを感じつつ、しかし今だけは呆れる気持も起きやせん。
情けない程に震えた自分の声に舌を打ちそうになりながらも、それよりもまずは。未だ恐怖に震えるこの心臓を、どうか――鎮めてくれ。]
……じゃあ何で約束なんかしたんだ。 消えてわざと悲しませたかったのか、えぇ?
[触りたかったから、なんて。そんなふざけた理由(>>-10)があるかと。また怒鳴り付けそうになった声は、すんでの所で飲み込んだ。
あぁ、まったく。今日は服が汚れっぱなしだ。汚れた顔を押し付けてきやがる坊主を恨めしく思いながらも、それとは逆に抱く腕には力が篭る。
そうして続いた坊主の言葉(>>-11)には、思わず言葉を無くす。怒った顔を作るのも忘れ、ぽかんと口を開ければ、漸く吐いた呆れの息は何とか震えが取れていた。]
(-13) ねこんこん 2015/04/12(Sun) 18時頃
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……はあぁ。そんな理由で、消えようとする奴があるか、阿呆が。 今日は帰っても、……また明日、来りゃあいいだろう。今生の別れにしてどうする。
[コツン。抱いた腕で坊主の頭を軽く小突き。流石にこの言い分だけは理解が出来ずに、ただただ呆れの息を吐くしかない。
離れたくない、と。そりゃあ離れ難い事もあるだろうが、だからと言って消える事を選ぶ奴が何処にいる。 それならまだ、触れるのを我慢出来なかっただとか――そんな理由の方が、納得出来るってモンだ。]
(24) ねこんこん 2015/04/12(Sun) 18時頃
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……坊主。 死んだら、それまでなんだ。二度と、"ご褒美"も無いんだぞ。
[頭を抱いたまま、がくりと肩を落とし。窘めるように、そして何処か探るように言葉を落とす。
そりゃあ、自分に落ち度が無いとは思わん。まさかこんな自殺紛いな事をされるとは思わんかった、なんて。そんなモンはただの言い訳だって事も分かってる。 だが、それでも。"ご褒美"と称して触れた時の、あの坊主の顔は。 こうして碌でもない事を坊主に続けてしまうくらいには――魅力的だったんだ。]
(25) ねこんこん 2015/04/12(Sun) 18時頃
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――……楽しみに、してたんじゃあなかったのか。
[奥歯を噛み締めるように絞り出したその問いは。答えて欲しいのか、欲しく無いのか――それすらも、自分では分からんままに。]
(-14) ねこんこん 2015/04/12(Sun) 18時頃
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/* >>-19 ことりさん わぁことりさんお久しぶりですお久しぶりです(そわそわ横から話しかける)今回ことりさん透けさせるためにことりさんのID戦績で調べて過去村あさりに行った事をここに白状します あとねそれね切るところ言わなかったら素直に受け取れたのに言われたからちょっと変な切り方しかできなくなった責任とって
(-20) ねこんこん 2015/04/12(Sun) 21時半頃
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[回した腕に力を込めすぎたんだろう、腕の中から聞こえた文句>>27には、"我慢しろ"と短く返すのみ。今にもこのての中で、砂となって崩れていくんじゃあないのか、と。そんな不安は、いつになったら消えてくれるのか。 背に回された腕には、内心で有難く思いつつ。こうなれば、どっちが宥められてるか分かったモンじゃあない。
珍しく荒げられた坊主の声>>28には、驚いたように目を見張り。癇癪を起こす事はあったとしても、こうも強く何かを訴えられたのは――あまり記憶に、無い。]
…………。
[掠れた声で問いを落としたそのままに、坊主の反論をただ、黙って聞く。しがみついて小さく首を振る坊主>>29には、どうしてやれば良かったんだ。
何も、かも。自分が馬鹿な事をしたという事すらも、分かった上でやりやがったのか。 何もわからん餓鬼だと思い、ただその行動を責めてはしまったが、餓鬼だからと舐めていたのは――自分の、方かもしれんと。]
(32) ねこんこん 2015/04/12(Sun) 23時頃
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…………、何だ。
[一歩、そうただの一歩分だけ――坊主の手で開かされた距離>>30に、息が詰まる。この坊主とは長い付き合いになるが、泣き笑いのようなそんな表情は初めて見るんじゃあないか。 振り払われた腕は、一度だけ坊主との間で揺れて。しかし伸ばす事は叶わずに……あぁ、離されたこの距離のなんと遠い事よ。
まるで恨言のような坊主の言葉が、ずきりと胸を抉っていく。可笑しなモンだ、そう思われるのなんて――少し考えれば、分かった事だろうに。 この段になっても、まだ。好きになってと訴える坊主に、その為に取った手段に。 きつく、目を閉じて。何の感情も篭らない――込めない息を、吐いた。]
(33) ねこんこん 2015/04/12(Sun) 23時頃
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――……"ニコラス"。
[一歩。坊主によって離された距離を、詰める。また手の届く範囲に入った坊主に向けて、手を伸ばし。痛々しく眉を寄せて、静かに低く、滅多に呼ばん坊主の名を、呼ぶ。
伸ばした手が、坊主へと届いたのなら。その頭に手を置いて、背を屈めてコツリ、と額を合わせてやった。 俺がこいつを呼ぶ時は、いつも坊主、と呼ぶんだが。敢えて名を口にした理由は……言わずとも、伝わってくれるだろうか。]
もしもだ。今日の事を無かった事にするつもりなら、"考えておく"とは言わん。 お前さんは、俺を何だと思ってるんだ……そりゃあ酷な事をしたとは思ってるが、そこまで人でなしじゃあない。
……そんな事をせんと忘れる程、記憶力が悪い訳でも無い。
[額を合わせながら、軽く目を伏せて。坊主の頭に置いた手の指で、後頭部を緩く撫でつつ告げる。 餓鬼の扱いは、苦手だ。どうすりゃ落ち着くのかも分からなければ、何をしたら嫌がるのかも分からん。 だから口調はぞんざいではあったろうが、声に僅かに滲んだ宥めるような色が。せめて坊主に、伝わってくれるといいんだが。]
(34) ねこんこん 2015/04/12(Sun) 23時頃
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いう事を聞かんお前さんが嫌なら、それこそ"考えておく"理由なんて無ェんだよ。 ……お前さんは今まで、何度俺に悪戯を仕掛けて――俺に叱られたか覚えてるか、……ん?
[覚えとらんだろう?――そう笑いながら目を開けて、坊主の薄い色の瞳を覗き。その間も合わせた額は離さずに、指先はせめて、宥めるように。 今迄に何度。この坊主に悪戯を仕掛けられ、何度その頭に拳骨を落として来ただろう。 何度坊主の行動を咎め、何度呆れの息を吐いて来ただろう。
それでも、未だ。この坊主は自分のいう事をなど、そうそう聞かないままだと言うのに。 "じぶんのいいようにうごくぼくじゃなきゃいやなの"、だと?まったく、どの口がそんな事を。 未だ嘗て、お前さんが俺のいいように動いた事があったのかと。]
(35) ねこんこん 2015/04/12(Sun) 23時頃
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それでも、どうしても聞いて貰わんとならん事もある。 ……それが、さっきの"約束"なんだ。
[例え何を守らずとも、これだけは守って欲しかったのに。どうしてか消える事は無かったものの、もしも。もしもあのまま坊主が砂になったらと考えれば、今でも血の気が引いてくる。
"分かるか"、と。確かめるような視線を寄越せば、坊主は頷いてくれたろうか。 そうして再び、目を伏せて。ゆっくりと触れた手を動かしながら、吐く言葉を考える。 この先を、言おうか言うまいか。未だ悩みはするものの――あぁこれも、中途半端な事をした自分の自業自得か、と嗤いはしたが。]
(36) ねこんこん 2015/04/12(Sun) 23時頃
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だからもう、二度と馬鹿な事はするんじゃあ無い。 …………、期待は。して構わん。それでいいだろう。
[言ってしまってから、一度だけ深く息を吐く。 あぁ、これで。最後の逃げ道も無くなってしまった。あとはこれから、どうかわしていくかだけ――後ろに道など、もう無いのだから。
"次にやったら今度こそ嫌いになるぞ"、と最後に釘だけは刺しておいて。 当てた額を離せば、今迄とは打って変わって乱雑な手付きで坊主の頭をかき混ぜる。 その時坊主は、どんな顔をしていたろうか。その目を見るのが少しだけ、恐ろしく。 頭に乗せた手をずらして瞳を隠してしまったから、終ぞその色は分からぬまま。]
(37) ねこんこん 2015/04/12(Sun) 23時頃
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[まるで信じられないと。そう言いたげな坊主>>44には、少しだけ気まずげに視線を外す。 真剣に考えていたか、否か。そう問われれば、素直に頷くのは難しい。 逃げの気持ちが、欠片もなかったとは言わん。誤魔化すつもりが、一切無かったとも言わん。 それでも、一時凌ぎの言葉でも。その時に拒絶の決断が出来んくらいには、心を揺らされていたんだ。
確かめるような視線に返された掠れた声は、はっきりとは聞こえんかったが。こっちを見上げて首を振る坊主をみれば、伝わらんかつたかと苦笑を漏らす――本当に、仕方のない餓鬼だ。]
……少しは考えろ、何でも聞けば直ぐに答えを貰えると思うな。
[坊主のなんで、にも。ちゃんと言って、にも。答えてやる事は、出来ず。こんな時にこういう自分は、本当に狡いと思いつつも、"ちゃんと"なんざ言えるわけが無ェだろう。 脅しの言葉は、今度は坊主に届いたようで。見えた非難の雰囲気>>44には、満足そうに目を細めた。]
(48) ねこんこん 2015/04/13(Mon) 21時頃
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[ボロボロと涙を零して、それでもなんでを止めん坊主には、少々呆れはするものの。今回ばかりは自分にも非があるとそこだけは認めざるを得んモンで、撫でる手は緩めずに。 本当は、泣いてる餓鬼のお守りなんざ御免なんだが――その、なんだ。泣かせたのが自分となれば、ほっとくわけにもいかんだろう。]
…………。
[逸らした顔は、坊主の腕で向きを変えられて>>45。仕方なしにそっちを見れば、なぜなにどうしてを矢継ぎ早に浴びせ掛けてくる坊主にうんざりとする。
まったく、普段はあんなに幼い癖して、こういう時だけもっともな事を言ってきやがる。投げつけられる言葉の一つ一つに耳が痛くなりながらも、今は塞ぐ事も出来んのが参るったら。]
(49) ねこんこん 2015/04/13(Mon) 21時頃
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……それだからお前さんは餓鬼なんだ。 思わせぶりな言葉も、キスも、それ以上も。好きじゃあ無くても言えるし、出来る。 嫌いな奴が死んでも、上っ面では悲しそうに涙を流すのが大人ってモンだ。
[目を合わせてくる坊主を、じっと真っ直ぐに見据えて。肩を竦めて一言一言はっきりと告げてやる。
そう、坊主の言う事はどれも、これも。好きじゃあないと出来ないようなモンじゃあない。 そんな言葉で、質問で。こっちの逃げ道を奪ったと思っているなら、俺も舐められたモンだ。
伸びてくる腕に小さく笑い、ぎゅうと抱きついてきた坊主>>-28には数度、その背を叩き。押し付けられた顔を引き剥がして、クツクツと笑いながら坊主の目を覗く。]
(50) ねこんこん 2015/04/13(Mon) 21時頃
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――勿論、好きだからする事もあるがな。 そこで問題だ。俺は、どっちだと思う……ん?
[最後にふ、と息を吐き。屈めた背を伸ばして、くしゃりと坊主の髪をかき混ぜて。 乗せた手には、既に手袋は無い。何度もこうして髪に触れては来たけれど、その感触は今初めて知ったと思えば何だか可笑しさがこみ上げて来る。
――あぁ、そうだ。 嫌いな奴が消えても泣けるが、嫌いな奴が消えても――確かめる為に、自分も触れる事は、出来んだろうな。 さて、この坊主がそれに気付くのはいつになるか。そんな思いに口角を上げて、傍らの坊主を見下ろして。]
(51) ねこんこん 2015/04/13(Mon) 21時頃
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お前さんがもう少し歳を食って、その答えが分かったら。 そん時にはご褒美を……お前さんの欲しい言葉を、くれてやる。
[今は、まだ。言えるわけなんて無いだろう。それにそんな願いをかけられて、言うような言葉でも無いだろうと。
壁に追い詰められていく感覚に、深く、長く息を吐き。頭に手を乗せたまま暫し考えて、ぐ、と眉を寄せて諦めたように短い息を。 そうして、乗せた手は坊主の頬へ。 ――頬を越えて、顎先へ。]
……だから今は、これで我慢しとけ。あんまりオッサンを困らせんじゃあ無ェよ。
[軽く持ち上げた顎へと顔を近付けて、掠めるように唇に触れて。直接触れた二度目のそれは、先よりも少しだけ、甘い。
そう、言えるわけが無いだろうに。認められるわけが、無いだろうに。 この歳になって、こんな餓鬼に。よりにもよって、男の餓鬼に――惚れさせられた、なんて。]
(52) ねこんこん 2015/04/13(Mon) 21時頃
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/* ワオキツネザルwwwwwwwwwwww てか砂煙飲み会が気になりすぎてわたしは。皆酒飲もう。ピッパちゃんはもう飲んでた。
>>-22 ことりさん 私は飲み仲間になりたかった!今からでも遅くないなろう。なろう。一緒にのもう。 そうだけど他の村も見てきたんだよ!おかげで当たってた嬉しい( ´˂˃` ) その注意が逆に悲劇を呼んだんだよわかるかい。。。
(-29) ねこんこん 2015/04/13(Mon) 23時半頃
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