251 洋墨と躍れ、心の随に
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/* ひとまずお疲れ様でした(平伏 黒瀬女史はロルありがとう(ぺこぺこ 返事は遅くなる申し訳ない(土下座
ログを読みつつ震えよう…
(-31) ヒバチ 2018/10/22(Mon) 21時半頃
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/* INTもEDUも芸術(文才)もほしい… 反省点多くてホント
(-33) ヒバチ 2018/10/22(Mon) 21時半頃
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[ 代償は必要だ。…何事にも。>>7:33 禁忌を覗き、世界を書き換えようとした代償は 決して小さなものではなかった。なかったが
( 元々、何も無い私に それほどの価値があったのかと問われれば ──────苦笑を禁じ得ない。 )
告白に対し彼女は潔白すぎた、という。 全て拾い上げていればキリがない…と>>7:35 ]
(0) ヒバチ 2018/10/23(Tue) 04時頃
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( ────では、貴女は 落ちたものをそのまま棄てるのか? 見てみぬ振りをして?正当化して? =@)
[ そんな思考を抱き、開きかけた唇を噤む。 矢張り平行線で、確かに強情なのだろう…と 言葉の代わりに黒水晶に帳を今一度落とした。 ]
(1) ヒバチ 2018/10/23(Tue) 04時頃
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[ 只、それでもひとつ。 落とされた言葉を拾い上げた時には ざわり…と黒髪は風に反した動きで以って、 ]
「 どうしたい 」 それも、何故を突き詰めた結果の産物だ 知れば湧き出る底無しの汚泥だ。 明るみにするほど、何故闇は増すのだろう
(2) ヒバチ 2018/10/23(Tue) 04時頃
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…… 私は潔白などではなく 自分でも途方に暮れてしまうほど “ 我意 ” の強い、虚だった
[ 自分でそれに気づくことも出来ない程に。 一枚の葉に文字通り全てを綴ろうとして、 意味を、絶望を取り上げられ…無くなった。
瞼の帳が再び上がる頃には いつも通りの感情を示さない黒を向ける。 ]
(3) ヒバチ 2018/10/23(Tue) 04時頃
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───そんな選択肢もあっただろう。 だが、私はそれを選ばなかった。 私にとって唯一と言ってもいい “ 過去 ” 貴女と過ごす時間は貴重だったが>>7:-26 空白に何色を塗っても黒くなるばかりだ
そして、 “ この選択 ” が 間違っていたとも思わない。
(4) ヒバチ 2018/10/23(Tue) 04時頃
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( ─────そうでなければ、 私は彼らに出逢うことが出来なかった )
(*0) ヒバチ 2018/10/23(Tue) 04時頃
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[ 一つの眼から零れる無色 その決壊に、同じく瞠った瞳を向けては 気づいてもいない様子の彼女に、編みこんだ 黒髪を伸ばし、毛先を近づけようとした。
柔く、擽るようにもして無色を掠めとれたなら 特にそれ以上の何をすることもなく──── 丸められた瞳が元のかたちに戻るまで、 その一幕を静かに過ごしもした。>>7:41 ]
(5) ヒバチ 2018/10/23(Tue) 04時頃
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[ 態々 “ 看護師 ” をしてまで 糸を繕い、修復した相手を害す気があるかと 問われれば、────嘘偽りなく否定するが。
( 彼女はこれまでの経緯を知らないし、 “ 討伐 ” という任務を思えば やるべき事実は何一つ変わらない。 )
分岐する結末は二つだ。
“ デッドコードが本懐を遂げるのか 討伐隊がそれを阻止するのか。”
────未来を導き出せなくても、 それくらいは視野の範囲内であり 寧ろそれ以外が想定出来なかった。 ]
(6) ヒバチ 2018/10/23(Tue) 04時半頃
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( だから…そう “ 酷い ” ついでに、彼を 恰もそうであるようにさせてもらった ) ・・
(7) ヒバチ 2018/10/23(Tue) 04時半頃
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[ 左手の指の先が>>7:42 凭れかかって眠る相手に向いていると知れば 几帳面な指摘に、礼をするように頭を傾け 影海に浸らせるように、閑かに膝を折る。
その身を横たえ 手を離した瞬間に過ぎるのは、 掌に何も残らない事の■■だった。
( ……………。 )
しゃら、と垂れさがる絲の掛からないよう 黒髪を耳にかけながら、五、六秒ばかりの間 整ったかんばせを眺め────立ち上がる。 触れることはなかった。指先が冷えていた。 ]
(8) ヒバチ 2018/10/23(Tue) 04時半頃
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[ 別れの言葉でも掛けるべきだったが、 芽生えれば底無しの “ 我意 ” が阻んだ。 数秒の葛藤を置き去りに身を翻して 銃を構える彼女に、正面から向かい合った。 ]
私を殺せば、右眼は遺るだろう 貴女の其処にでも嵌めるといい …───少々 失礼する
[ 本気とも冗談ともつかないような声は、 思い出したように、自身が落とす影へと 掌を伸ばし そのまま沈め込んだ。 探るように掻き混ぜていた手は───軈て。 深淵から二冊の書物を掴み引き上げられる。 ]
(9) ヒバチ 2018/10/23(Tue) 04時半頃
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それから、…これを
(10) ヒバチ 2018/10/23(Tue) 04時半頃
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[ 一冊は “ 銀河鉄道の夜 第三次稿 ”── “ 門 ” 放り投げた頁、裏付け、証拠。記録。 自分が死に、何一つ残すことがなくても 彼らの存在を世界に示せるだろう代物。
一冊は “ 死に至る病 ” ──“ 彼 ”>>1:183 ジェフティとの繋がりは見えていた>>3:23 穴のあいたそれは今でも胸を騒つかせるが、 諸共灰になってはいけないだろう───と。 ]
(11) ヒバチ 2018/10/23(Tue) 04時半頃
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( 死が怖いわけではない それによって齎される忘却が、寧ろ───
君たちもこんな気持ちだったのだろうか 拾い上げられる事のない闇に、…ずっと
だから遺した。門に託した。 望みを叶えんとする書霊の中で あの思考実験者は変わり者だった。 )
(*1) ヒバチ 2018/10/23(Tue) 04時半頃
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[ 彼女は受け取ってくれるだろうか。 遺品整理のようなひと時が終われば、 あとは…その瞬間を迎え入れるしかない。 ]
( 私の “ 絶望 ” は殺された。 … だが、私の “ 我意 ” は )
[ ────唇に咥える花もなく、 抵抗なく銃口を向けられる “ 二度目 ”の瞬間。 つい先程受けた言葉を思い出して >>7:-38 反復する因果に、黒水晶を少々翳らせる。 けれど……今度は奪われる事はない。 ]
(12) ヒバチ 2018/10/23(Tue) 04時半頃
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[ 響く銃声。 銃弾は彼女の “ 狙い通り ”的確に胸を貫き 黒飛沫を散らしていく。>>7:44
────それが致命傷とならなかったのは、 自分を確実に殺める頭部ではなく 不定形な黒洋墨で構成されていたからだ。
……とは云え
茨の如き痛みを齎すならば>>4:159 “ 眠り ”につくまで身体を苛むそれに 短くない苦しみが与えられるだろう。 ]
(13) ヒバチ 2018/10/23(Tue) 04時半頃
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あ…あ゛ぁ ……ッ く、
[ 掌で口元おさえ、声を押し留めようとしたのは 周囲に聞かせたくなかったからだ。 自分を撃った彼女にも、眠っている彼にも。
視界定まらず蹲り、黒髪はしっとり汗濡れて くぐもった音が時々隙間から漏れ出す。 失った洋墨の多さに一層強まったノイズが 身体を内側から灼き焦がす心地に苦しみながら 薄らと滲んだ視界を向ける先には────。 ]
(14) ヒバチ 2018/10/23(Tue) 04時半頃
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( 春風景は>>4:-175>>5:*34無く 影さすように深まるのは永夜の暗さ。 矢張り自分は “ そこ ” なのか、と
────僅かに笑うしかなかった )**
(15) ヒバチ 2018/10/23(Tue) 04時半頃
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/* え…何これ長ッ 日本語が来い…何したかって スタヴローギンくん避難して 遺品整理(二冊)渡して撃たれた… それでこの長さ…どういうことだ……
・第3稿→門の効果。 自分を覗くデコ組の存在が世界に記録される ・死に至る→キェルケゴール氏 危ない私と一緒にいてはいけない…
胸狙いだったので即死じゃないが 洋墨切れてるので死は近い ってところでごめん睡魔があかんかった**
(-75) ヒバチ 2018/10/23(Tue) 04時半頃
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/* ドゥーグゥウウウウ
(-76) ヒバチ 2018/10/23(Tue) 04時半頃
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/* 底無しの我意が…(厨二病のように右眼をおさえる
(-93) ヒバチ 2018/10/23(Tue) 09時頃
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ロイエは、がたがたする書を女史へ差し出した
ヒバチ 2018/10/23(Tue) 13時半頃
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[ 琴線を爪弾くには、指があればいい。 それがキャソックの袖先を引っ掻くような 些細な身動ぎ一つであっても ───。>>18
( ……立ち上がり様 音もない場所に波紋が生じたような 黒水晶の揺らぎは、月裏のことだ。 )
厳寒に凍りつけば容易く折れそうな指で その指に触れるでも、拒むでもなく、 影海に浸るのを待つ程度分の余韻のうちに 揺らいだ黒の実存を沈み込めてしまった。 ]
(28) ヒバチ 2018/10/23(Tue) 13時半頃
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( 元より温度の宿らない手は、 ほんの僅かでも、腕の中にあったものを 失って…■■■しまうらしい
それが叶わないという事も 押し寄せる■に身を委ねるしかない事も 理解していた、…つもりだった )
(-94) ヒバチ 2018/10/23(Tue) 13時半頃
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[ 葛藤が鬩ぎ合って紡げなかった言葉は>>19 遺品整理に関しては澱むことはなかった。 参照されざると沈められ、到達出来なくなる前に “ 拾われないなら、罷り通そうとした ”>>7:35 ]
( たったそれだけでも 世界を書き換える行為と解釈すれば …───、決して悪くはない筈だった )
(29) ヒバチ 2018/10/23(Tue) 13時半頃
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・・・・ [ 彼らがこの世界の書架に並んで、 撫でられることを望む “ 我意 ” の一つ。 飛べない胡蝶の春彼岸。枕に立てない邯鄲夢。 書物から頁を千切って放ってしまったなら 刹那の存在を記すエフェメラの裏側。天気輪。 ]
(*2) ヒバチ 2018/10/23(Tue) 13時半頃
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[ 時計塔が鳴らす鐘にしては、 寝たきり患者の微睡みも覚めてしまうような 茜の空ごと劈く銃声が響き渡る。>>21
糸車に指刺し、一瞬で眠りにつけば 引き起こされたであろう “ すれ違い ” は 呼ばう声に後ろ髪引かれて留められた。>>22
「 ……、─────── 」
唇許隠し続けた手から、ひゅ、と空が漏れる。 眉の歪みも、声の震えも、滲む世界では 到底───はっきり認識出来はしなかったが、 ]
(30) ヒバチ 2018/10/23(Tue) 13時半頃
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( 春を探すことも、 また向かうことも出来ない
虚無の広がる永夜に差し込んだ、 凍えるには温く、微睡むには冷たい 生ぬるい腕に抱き留められたなら───… 咬みつかれる事なく耳許に落ちた囁きに ……矢張り笑うしか出来なかった>>15 )
(31) ヒバチ 2018/10/23(Tue) 13時半頃
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( 結局、 “ そこ ” なのか────…と )
(32) ヒバチ 2018/10/23(Tue) 13時半頃
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