82 【薔薇村企画】 Contagio ―共鳴―
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― 昨夜 ―
……無理は、しないでくださいね。
[触れる場所からいつもより熱が高いことは知れていて。 確認するように、頬をするりと撫でた。
少し熱っぽい体に身を寄せ、すり、と肩に頬をつける。 こうしていたら、残る不安もすべて薄れていくだろうか。]
……おやすみなさい。エル。
[眠りにつく前に呼ばれた名。 それは、いつもよりはっきりと聞こえた気がした。]
(36) 2013/05/13(Mon) 01時頃
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[抱き込まれた腕の中。 傾けた顔に何度も落とされる口付けに、 くすぐったそうに息を潜めて笑った。
唇へと落とされるものには、 こちらからも応じるように。]
……時間はあります…から …これからいくらでもしたら…いいんです。
[希望を混ぜた言葉を乗せて、 近づく顔に首を伸ばして、こちらからも。]
(-48) 2013/05/13(Mon) 01時頃
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/* (ガタガタ) …あぶな…表に誤爆るとこだった……。
(-47) 2013/05/13(Mon) 01時頃
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[戯れの終わりに、 眠りへの言葉を紡いで眠ったのを確認する。 その胸に額をあずけて、奏でる音を聞きながら。]
……どうか。
[祈るように、誓うように。 自分にしか聞こえない声で囁いて。 自分もまた、眠りへと。]
(49) 2013/05/13(Mon) 01時頃
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― 翌朝 ―
[目を覚ませば、いつもよりずっと近い距離に、 昨晩の記憶を思い出すまでしばし混乱していた。]
……あ。
[思い出してから、少し複雑な表情になったものの。 穏やかに上下する胸と、 昨夜より少し下がっている体温に安堵した。
起こさないようそっと腕を抜け出して、 朝食の準備をするために台所へと向かう。 その途中足や手の感覚がいつも通りなのを確かめた。]
(55) 2013/05/13(Mon) 01時頃
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[もう副作用の心配はないのか、 まだ現れていないだけなのかは分からず。 ただ、今朝のところは問題ないようではあるらしい。
裏手の井戸から水を汲み。 一部を沸かして紅茶を淹れる用意を整える。 昨夜の残りのスープには、食感を補うために、 ユリ根を刻んだものを少し加えて。
炙った鹿肉を薄くスライスしたものと野菜をパンに添え、 それらをテーブルの上へと並べた。
サミュエルが起きてくればいつも通りの挨拶をするつもりで。 その声が途切れるのは、サミュエルの異変を知った時。**]
(57) 2013/05/13(Mon) 01時半頃
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ドリベルは、ここまで読んだ。
2013/05/13(Mon) 01時半頃
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/* ……次の魔物が襲ってくるイベント… …魔物の数減らした方がいいのでしょうか…。
……。 ラーマが頑張れる。きっと(投げた
(-82) 2013/05/13(Mon) 07時半頃
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ー 朝・台所 ー
……おはようござ…?
[現れた気配に振り向き、挨拶をしかけて。 やけに真剣な表情で近づいてきて、 腕や肩、頬を触っては何かを確かめる様子に どうしたのかとしばしされるまま。]
……どうも、ないですよ?
[ようやくその意図を察して告げれば、 確認の手は止まり、代わりに手を強く握られた。 次いで、示された形だけで音の出ない口の動きに、 彼の身に起きた異変を知った。>>93]
(152) 2013/05/13(Mon) 18時半頃
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……のど、です…か? 他は。痛いとか、苦しいとか。
[口調が焦りを帯びる。 今度はこちらが確かめるように手や腕に触れ。 喉以外は健常であるとわかれば、少しだけ力が抜けた。
声をなくしたこと自体は憂うべきであったけれど、 副作用がこれだけで済んだとなれば、不幸中の幸いだ。 これからもライマーとラーマとしてもやっていける。 そう、ほんの少し喜びと安堵を覚え。
同じように考えたのか、サミュエルも悲観の色はない。 声のかわりについては後々考えていいだろうと、]
……エル!
[けれどスープを口にしたサミュエルが酷く咳き込み、 全て吐き出したのを見て。>>94 自分の考えの浅はかさと、幸運はまやかしだったと知る。]
(153) 2013/05/13(Mon) 18時半頃
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…大丈夫……?
[気管に入ったのか苦しそうに口を押さえるのを、 横に回って背を撫ぜる。
その後何度か試み、同じ結果に終わった後。 弱く笑んで何事か伝えてくる内容が謝罪だと読み取り。
首を振って、唇を噛み締めた。 声を出せばきっと震えてしまっていただろうから。
水すら飲めない様に、この副作用がどれだけ恐ろしく、 そして絶望的なものかを思い知らされる。]
(154) 2013/05/13(Mon) 18時半頃
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[食欲など完全に消えていたが、 いらないと言ってもサミュエルは食べるよう促しただろう。
詰め込むように終えて、半分だけ減った食卓の上を 見ないように視線を逸らした。
掌に描かれる文字>>108には頷いて、 支度を整え、村長の家へと。]
(157) 2013/05/13(Mon) 18時半頃
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− 村長の家への道 −
[普段と同じ静かな道のりを、 ただ、いつもより不安気な足取りで進む。]
……あ。
[見えたのは、他家の人達。 近づけばライマーの二人は顔色が悪く。 トレイルにいたってはジェームスに抱えられていた。 薬の副作用について改めて問う必要はなく。]
……おはようございます。
[向けられる声に>>118>>119、声の出ない サミュエルのかわりに。]
(161) 2013/05/13(Mon) 18時半頃
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[自身の症状を伝えているのを>>134、黙って見つめる。 一瞬開きかけた口は腕を掴まれ制された。
一番酷い部分については言うつもりはないようで。 トレイルやキリシマの様子を見るに、 余計なことは述べない方が確かにいいのかもしれない。 …いつまで隠し通せるか分からないが、今は。
それが表に出ていたかは分からないが。 トレイルに頭を撫でられ>>159、]
……。
[ジェームスに抱えられるほどの状態で、 人を気にかけるトレイルに。 頭に乗せられた手を外すべきかしばし考えて、 いつも通りにしばらくそのままにしておいた。]
(164) 2013/05/13(Mon) 19時頃
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[キリシマとサミュエルの会話は、 時折落ちるキリシマの断片的な言葉では推測つかず。 ただ、キリシマの言葉にも強がりが見えた。>>136
肺をやられればライマーとしては致命的だろう。 記憶にある彼は強く、息をするように武器を使っていた。
キリシマの傍らに立つトルドウィンへと視線を向け。 彼らはこれからどうするのだろうかと、しばし。]**
(166) 2013/05/13(Mon) 19時頃
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― 村長宅 ―
[村長のところへ行ったのは、ジェームス達より少し前か。 ここでもサミュエルは副作用の全てを述べるのを止めるなら、 許される範囲で説明を行い。 村長に渡された板にチョークで文字を書くサミュエルの隣に 控えながら、家の奥の様子をそっと窺っていた。]
……あの、錬金術師の人達は。
[話の切れ間。 薬の副作用について尋ねようと思い、そして知ったのは。 二人の内の片方が病に倒れた、という兆報だった。 今は会わない方がいいと言われれば奥に進むことはできず。
報告を終えれば板とチョークはそのまま使っていいと預けられて、 村長の家を出た。]
(182) 2013/05/13(Mon) 21時頃
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/* 嚥下障害と分かった瞬間、 喉に食道にチューブ突っ込む方法を考えた。 いくらなんでもいくらなんでもすぎた。
点滴…せめて点滴がほしかった……。
(-174) 2013/05/13(Mon) 21時頃
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[帰り道。 時折絡められる指に、行きも同じだったことに思い当たり。]
…………。
[こちらが気遣われてどうする、と奥歯を噛んだ。 普段通りに振舞おうとしているのに、 支えるべき立場である方が 不安に振り回されているようでは話にならない。
幸いにも自分はまだ五体満足で、 負担をかけるような事態には陥らずに済んでいる。]
……あとで、チアキのところに……行ってこようと思います。 どうしているか……様子もみてきたいです…から。
[料理の得意な彼なら、噎せにくい食事や調理方法について 知っているかもしれないと、そんな裏を持って。]
(189) 2013/05/13(Mon) 21時半頃
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[チアキのところへ行くと告げれば、 立ち止まって板に文字を書き始める。
足を止めて書き終わるのを待てば、 キリシマの家へ行くという文を見せられた。]
……………
……わかりました。 あまり…怒らせたら……だめですよ?
[ついて行く、と喉まで出かかって。 今は普通に歩けるのだから、と言い留まり。 かわりに小さく笑って、 お説教を煽るのはほどほどに、と釘をさした。]
(207) 2013/05/13(Mon) 21時半頃
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……920(0..100)x1回目にして…念願の初勝利ですね。
[少し癖のある字で書かれた軽口に。 声でなく、文字でなく、伝えようとしてくるサミュエルへ、 伝わってますよとこちらもそんな風に返して。]
……ちゃんと食べますよ。
[食べないと、なにかあっても支えられないから。 板に書かれた文字を軽く叩いて、了解の意。]
(226) 2013/05/13(Mon) 22時頃
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…………。
[欠けたところのない自分より遥かに大変だろうに。 揺らがない意志をまっすぐに向けられて、眩しくて。]
……こちらこそ。ありがとうございます。
[その姿に倣わされるべきものは多くあって。 向けられた笑みと、その背に聞こえぬ声を。]
(-191) 2013/05/13(Mon) 22時半頃
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/* おっとおうちへ帰ってしまった。間に合ったせーふ!
(-195) 2013/05/13(Mon) 22時半頃
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― 分かれ道まで ―
[一生ものの記念日ですね、と笑って。 抱きしめられて受ける口付けに、 ここが外だと思い出しはしたけれど。 人の気配もないし、とそのまま背に手を回して 抱きしめ返した。
しばらく進み、それぞれの行先が分離したところで。 つないでいた手を少し強く握る。]
……それでは……いってらっしゃい。 ……家で…待ってますね。
[距離からしても、戻るのは自分の方が早いだろう。 一時的な別れの挨拶を口にして、そっと手を離す。 歩いていく背をしばらく見送ってから、 自宅の、チアキの家のあるほうへと。*]
(249) 2013/05/13(Mon) 22時半頃
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ドリベルは、ここまで読んだ。
2013/05/13(Mon) 22時半頃
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― 自宅付近 ―
……いってきます。
[向けられた板の文字>>257から、顔へと視線をあげて付け足す。 すぐ戻る、という音のない声に頷いた。
チアキの家が見えてきたところで、 外にいるチアキと攻芸を見つける。>>261>>270]
……出かけるところだった?
[擦れ違いにならなくてよかった、と二人へと近寄った。]
(272) 2013/05/13(Mon) 23時頃
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……僕は元気だよ。 攻芸とチアキは……どう?
[向けられた問いに、同じ質問を返す。 最初にその問いが出てくるということは、 村で起きていることについても認識しているのだろう。]
(278) 2013/05/13(Mon) 23時頃
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……エルは…キリシマさんのところに。 お説教が……あるみたい。 [薬のことについては触れず。 キリシマのところへ行く予定だったと言う攻芸>>276に、 もしこのままキリシマの家へ行くようなら、 鉢合わせるかもしれないが。]
(283) 2013/05/13(Mon) 23時頃
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……よかった。
[チアキの答え>>282に、息を吐く。 どこもライマーが変調を来していたから、 普段一番元気な彼が無事と聞くとほっとする。 ……まだ会っていないケヴィン達のところは どうだろうかと少し気になった。]
……ん。ちょっと喉が…ね。 …だからチアキに…飲み込みやすい料理とか…… …調理法とか…教えてもらいたくて……
[会えば声が出ないことはわかるだろう。 質問のためにも喉を悪くしたことは伝えなければならないので、 ややぼかしつつ、会いたかった理由を。]
(287) 2013/05/13(Mon) 23時半頃
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……固形物は…つらいみたいだった。
[液体も無理だ、と言えばおかしさには気付かれるだろう。 だからそこまで詳しくは口にできず。]
…スープにとろみ? ……やってみる。
[教えてもらった方法>>292に、頷いた。]
(298) 2013/05/13(Mon) 23時半頃
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……あ。
[聞こえる歌と、駆けて来る姿>>291。 近づいてこれば昨日と同じく会釈とともに挨拶を。]
(299) 2013/05/13(Mon) 23時半頃
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/* ちょっとスパーリング。 4 15 17 4 13
(-235) 2013/05/13(Mon) 23時半頃
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/* 天国と地獄だった。 明日の運命やいかに。
(-236) 2013/05/13(Mon) 23時半頃
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