143 【R15】善悪の彼岸
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『世界を忘れるな』
[その一文を目にするのは、いつのことになるだろう。**]
(0) nabe 2014/12/26(Fri) 00時頃
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/* はみ出ちゃったけど お疲れ様です
(-0) nabe 2014/12/26(Fri) 00時頃
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/* 同じく今日はおやすみなさいー 明日墓とか読もう**
(-14) nabe 2014/12/26(Fri) 01時頃
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/* 2
(-29) nabe 2014/12/26(Fri) 23時半頃
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―部屋―
[そこがどこだか、とんと検討もつかなかった。]
――……?
[薄らと目を開ける。白い部屋。 何もない。何もないけれど、それもまた新鮮である。 真っ白な部屋。白紙の頁と、大して違わない。]
『気が付きましたか』
[白衣の人間がいた。確か、これを白衣と呼ぶのだったと思う。 これもまた、はじめて目にするものであった。
どうやらここは、"外"らしい。]
(3) nabe 2014/12/26(Fri) 23時半頃
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――あの、
[自分で発した声に、違和感を覚える。 なんだか声が低い気がした。これもまた気のせいかもしれない。 手足も少し伸びた気がするけれど、はて、"俺"とはなんだったかしらん。 それとも、"ぼく"か、はたまた"私"か。]
ここは――
[きょろきょろとあたりを見回す"俺"に、白衣は端的に答える。]
『直に分かります』
[そうとだけ言って、テキパキと作業に移った。 腕にゴムのパイプのようなものを巻く。何かを図っているらしい。 何だか分からなかったけれど、そうするべきだと思ったので、されるがままにしていた。 作業は、直に終わった。 することがなくなってしまったので、傍らに置かれていたスケッチブックを開いた。
ここがどこで、自分が何者なのか、さっぱり分からなかったけれど、手は自然に動いた。]
(4) nabe 2014/12/26(Fri) 23時半頃
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[白い、ただの箱のような部屋。 自らの寝転ぶ寝具くらいしかモノはなかったが、丁寧に濃淡をつける。
さて、どうしてこんなものがここにあるのだろう。 頁は、ほとんど、大部分は既に埋まっていた。
それでも、隙間を埋めるように、同じ角度から見える部屋を、繰り返し描く。 そうして数日を過ごした。残り少なかった頁は、すっかりなくなってしまった。
――だから、遡った。]
(5) nabe 2014/12/26(Fri) 23時半頃
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[見覚えのない光景が広がる。 駆ける少年少女たち。小さな部屋。沈みゆく太陽。 そして、一言。世界を忘れるな。
『俺たちを見つけ出して。もう一度やり直そう。決して忘れないで。この小さな世界がとても好きだ』
途切れた光景の最後に、短くそう記されていた。 思い出すことはできないけれど、おそらく、理解はしたぜ。白いベッドを降りて、立ち上がる。 地を踏むのは、随分と久しぶりな気がした。]
(6) nabe 2014/12/27(Sat) 00時頃
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[白い部屋から脱するのは、とても易かった。]
やるべきことを見つけたので。
[そう言う。白衣は、一つ頷いた。]
『然様なら』
[扉は開かれた。 思ったよりも眩しくないな、と思う。デジャヴ。奇妙な感覚を覚える。
スケッチブックを抱えてゆくのはとても困難だったので、いくつかの頁を切り取って、ポケットに詰め込んだ。 どうしてだか、とても都合がよく、赤い柄の小さなハサミがそこにあったので、それを使った。]
(7) nabe 2014/12/27(Sat) 00時頃
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『最後に。あなたの名は。これから何処へ?』
[白衣が尋ねる。]
シメオン。"俺たち"を探しに。
[白衣は頷いた。然様なら、と手を振った。 それが嬉しかったので、こちらも笑顔を浮かべて、手を振り返した。 すう、と白衣から、笑顔が引く。]
(8) nabe 2014/12/27(Sat) 00時頃
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[――それを合図にするように、視界は、意識は、黒に染まった。**]
(9) nabe 2014/12/27(Sat) 00時頃
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/* バッドエンドルートへー
(-31) nabe 2014/12/27(Sat) 00時頃
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/* ハッピーエンドも考えてたけど、管理社会って考えるとこうなる&ラ神が2を引いたから…………
(-35) nabe 2014/12/27(Sat) 00時半頃
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/* こんばんは。 あともうひとしめしておくか否か。
とりあえずチアキにはっ胃薬
(-51) nabe 2014/12/27(Sat) 23時半頃
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―再度、部屋―
[薄らと目を開ける。白い部屋。 真っ白な壁と床に、目を細めた。 何もない。何もないけれど、それもまた新鮮である。
ここがどこだか、とんと検討もつかなかった。]
――……?
[身体を起こしてみる。痛みはない。 顔を上げると、白衣の人間がいた。確か、これを白衣と呼ぶのだったと思う。 これもまた、はじめて目にするものであった。]
(17) nabe 2014/12/28(Sun) 00時頃
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あの、"僕"は――
[自らの発した声に、違和感を覚える。 なんだか声が低い気がしたのだ。これもまた、気のせいかもしれない。
そうして、声を発した"僕"に気付いて、白衣もまた、口を開いた。]
『気が付きましたか』
[幾度となく繰り返された目覚めの中、何度目ともつかぬ気付き。 ――どうやらここは、"外"らしい。**]
――終――
(18) nabe 2014/12/28(Sun) 00時頃
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/* というわけで。 生き残った中で、死ぬエンドはなにか違うかな?と思ったりなんだりで、ループに突入しました。 いつか抜け出せると良いな。
そして、お疲れ様です。 RP村にふらふらと遊びにいったり建てたりします。nabeです。 楽しい村を、ありがとうございました。 またどこかでお会いすることがあれば、よろしくお願い致します。
(-62) nabe 2014/12/28(Sun) 00時頃
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