24 ロスト・バタフライ
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この村にも恐るべき“人狼”の噂が流れてきた。ひそかに人間と入れ替わり、夜になると人間を襲うという魔物。不安に駆られた村人たちは、集会所へと集まるのだった……。
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嗚呼、聞こえる。やつの足音が聞こえる……。
(0) 2011/01/21(Fri) 02時頃
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あなたはこの、死者が眠る地に訪れた。
――――理由?
死者に会いたいから、だろうか。
何だって問わない。
幻想的な、霧に包まれた地。
その地には、蝶々が、飛んでいる。
幾ら捕らえても何処からか生まれてくるように、
この地に常に蝶は舞い続ける。
あなたはこの地に訪れた際に
とある代償を払っている。
(#0) 2011/01/21(Fri) 02時半頃
あなたは"死者に会える"という囁きが故に
この地に訪れ、訪れた代償として、
大切な何か半分を失った。
その何かは人によって違う。体か、心か、
―――兎角、"何か半分"、だ。
即ち、訪れる者は皆、半分、死んでいる。
生きたいのならば――
『片羽をさがすこと。』
片羽は物かもしれない、
人かもしれない、
それはあなた次第。
(#1) 2011/01/21(Fri) 02時半頃
初めに触れるものは何だろうか。
初めに見えるものは何だろうか。
初めに発する音は何だろうか。
物語の頁は温い風に吹かれ捲られて行く。
はら、はらり。
はらり、はらり。
まるでこの地を彷徨う蝶の、軌跡の様に―――*
(#2) 2011/01/21(Fri) 02時半頃
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――おはよう。
[さらりと、ヨーランダの髪を撫ぜ、微笑む。 他愛のない朝の挨拶にも、滲む愛情は不変のもの。
閑静な墓地の隅に建つ小屋でのこと。 其処に在るのは二人という存在。 蝶の様に、片方が欠ければ失われてしまう。
だけど其れで、好い。 この二つに割った魂が在ってこそ、心地良い。
私が生まれたのは、この日常を送る為だったのだと思う。]
(1) 2011/01/21(Fri) 02時半頃
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――おはよう、姉さん。
[髪を撫ぜる手に己の手を重ね、微笑む。 他愛のない朝の挨拶にも、滲む愛情は永遠のもの。
閑静な墓地の隅に建つ小屋はお世辞にも綺麗とは謂えない。 其処に在るのは二人という存在。 はらはらと舞う二つの羽。
私が生まれたのは、この日常を送る為だったのだと思う。]
(2) 2011/01/21(Fri) 02時半頃
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[返されるいつもの微笑みに緩く目を瞑り、 唇は淡く笑みを模る。]
着替えて、井戸に水汲みに行こうか。
[未だ、冷える、この時期。 ヨーランダからそっと手を離し、 古びた棚の前で夜着を脱いだ。 右肩には淡い片羽の蝶の様な痣がある。 寒さを主張するように、震える素肌。 白いシャツの上にローブを羽織り、 前を合わせた。]
(3) 2011/01/21(Fri) 03時頃
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[姉の表情をじっと見つめては 同じ色を一呼吸置いて面に浮かべる。]
ええ。
[未だ、冷える、この時期。 離れ行く手を視線で追い、 肌蹴ていく姉の肌を伺う。
矢張り一呼吸置いて、真後ろで同じ所作。 左肩には淡い片羽の様な痣がある。 姉の着替えが終わるのを裸のまま後方で待つ。]
(4) 2011/01/21(Fri) 03時頃
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お待たせ。
[場を譲る様に一歩退くも、 思わずくすくすと笑って]
ヨーランダはいつもそうやって、 私の真似をする。
寒い、でしょ? 私の着替えが終わってから脱ぎ始めればいいのに。
[或いは、それは真似ではなく無意識に起こる 双児ならではの同一行動なのかもしれないが、 裸で待っていた妹を見れば 矢張り可笑しそうに、だけど気遣うような色を滲ませた]
(5) 2011/01/21(Fri) 03時頃
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別に。
[寒いかと問われれば素っ気無い言葉を返すも 身体は姉同様に小刻みな震えを見せた。 譲られた位置に歩み出ると姉と全く同じデザインの 白いシャツ、ローブを羽織り]
………姉さん。
[前は止めず、ゆったりと姉に振り返る。 止めて、と謂わんばかりに胸元を突き出すようにして くすくすと同じ高さの笑い声を立てた。]
(6) 2011/01/21(Fri) 03時頃
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はいはい。
[素っ気ない言葉も何時もの事、と謂うようにあしらうも そのあしらう言の葉にも優しい色が滲む。]
ヨーランダは甘えん坊。
[細い指を伸ばして、妹のローブの前を留めた。 向かい合えば、目と目が同じ高さに来る。 一拍置いて、そっと顔を近づけ、掠めるだけの口接けを妹の頬へ。]
(7) 2011/01/21(Fri) 03時頃
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うん。
[向かい合う、目と目。 姉の目が離れようとも此方は離す事が無い。 前が確りと留まれば、続く優しい口接け。]
………姉さんは慌てん坊。
[目聡く留め忘れた姉の前を一箇所見つけ 細い指を這わせると、緩慢な動作で留める。 指先はローブを滑り姉の頬へ。 逃がさないとばかりに片方の頬を押さえたまま もう片方の頬へ口接けをした。]
(8) 2011/01/21(Fri) 03時半頃
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……。
[唇を離した所で、目敏く見つけられた留め忘れ。]
お互い様ね?
[一寸誤魔化す様な言の葉ではにかんだ。 ローブの前を留められ、次いで妹の手が己の頬に滑る。 妹が呉れる其れに緩く目を瞑っては、くすりと笑う。]
行きましょう。
[そっと妹の手を取って、先立つように外へ。
薄ら寒い空気と張り詰めた幻想。 今日の日も矢張り何処からいずるか、蝶々が舞っている。 自分達にとってはいつもの光景の中を進んで。 時間に置き去りにされた此の場所で、 悠久の時の、*一欠片を*]
(9) 2011/01/21(Fri) 03時半頃
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お水も欲しいけれど。 木の実も全て無くなってしまったの。
[取り合う手を確りと握り、 前を行く姉へ小さな声を掛ける。 張り詰めた空気の中を舞う蝶は夢幻の如く 二人の行く先に絶える事無く現れた。]
少しで、いいわ。 採って帰りましょう?
[欲はきっと夢幻を食い潰す現実。 はっきりと言葉にはせずとも、問い掛けは 一欠片すら手放せない、此れもまた*欲*]
(10) 2011/01/21(Fri) 03時半頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2011/01/21(Fri) 03時半頃
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―― ある日の昼下がり ――
死者に会う事の出来る森…――― で御座いますか
[一年ほど前に奥方様が身罷った後、旦那様は事ある毎にそのようなお話を致します。その森は常に霧が蔽い、先を見る事も叶わぬその中で、なぜかはっきりと見る事が出来る蝶の舞う地・・・なのだそうで御座います。そこにあれば、常夜の闇に沈んだ魂とすら逢瀬が叶うのだ、と、旦那様は覇気のない表情のまま私にそう仰います。正直に申しますと、私は少々心が痛う御座います。出来る事なら、昔の旦那様に戻って頂きたい。そう考える事は、間違っておりましょうか。 私が御奉仕させて頂いております御屋敷は、死者の御霊に見える事が出来ると噂のある森から、5日の距離に御座います。遠くも御座いませんが、近くも御座いません。ですから、私は旦那様に申し上げたので御座います。]
旦那様、私がその森を見て参りましょう 誠に、死者に見る事の出来る森なのかどうか
(11) 2011/01/22(Sat) 20時半頃
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―― 現在・霧の中 ――
森と言う話でしたが、ここは
[旦那様のお話にあった、死者と見る事の出来る森。近隣に住む者の話によると、この場所のようなのですが。森は森でも、ここは死者の眠る森・・・・墓地。言うならば、石の森で御座いましょうか。やはり噂などはあてにならぬと、そう思いました。]
正しかったのは、霧と…――――― 君達ですね
[この霧の中、目の悪い私にすらはっきりと、その姿を見る事が出来ましたのは蝶。お話にあった、不思議な蝶。この蝶がいたと言うだけで、旦那様は満足して下さいますでしょうか。]
(12) 2011/01/22(Sat) 21時頃
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――――…いや、無理でしょう 旦那様は、蝶が御覧になりたいわけではありませんから
[手を伸ばし蝶を掴もうかと試みましたが、そもそもそれは掴む事の出来る物だったので御座いましょうか。ずきん、と体に痛みが走ったのは、なんだったので御座いましょう。何やら、妙に体が重いように感じるので御座います。]
はっ…―――――?
[何か、そう何か、大事な物を失った。そう感じたのは、一匹の蝶が私の肩に止まり、羽を休めた時で御座いました。]
(13) 2011/01/22(Sat) 21時半頃
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会いにきた、よ。せんせい?
[霧に包まれた、空を見上げる。 蝶がひらひらと舞う。]
……また、抱きしめて。 うん、嬉しい。
[女の伸ばす手の中には何もない。それでも満ち足りたように、呟いた]
(14) 2011/01/22(Sat) 23時半頃
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せんせい、せんせい? ようやくついたよ。 ずっとお話はしてたけれど。けれど。
それでもわたしは一人だったから。
[霧の中、森を進む。開けた場所に出ても、そこはなお、霧深い]
……けれどおかしいな。せんせい? どこにいるの? わたしは……わたしは。
せんせい? せんせい? 返事を。して?
[見えない空を見上げながら、懇願するように、石の上に座り込んだ]
(15) 2011/01/23(Sun) 00時頃
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……どうして、わたし。先生を好きだったんだろう。
[ふっと、呟いて、胸に手を置く]
けれど、わたしにはせんせいしか、いなかったから。
[ふるふると首を振って、また。墓の上に座りながら、『せんせい』の名を呼ぶのだった]
(16) 2011/01/23(Sun) 00時頃
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失った半分は 愛
のつもり
(-0) 2011/01/23(Sun) 00時頃
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