249 【誰歓突発RP】君と、夏の終わり
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[背に掛かる声に、振り返れば、 ちょっと安堵したように息を吐く。 大丈夫。彼女は、―――私の悪口を言わない女の子。
"のっか" 同時にこちらを示す愛称へ、 くすぐったそうに目を細めた。]
こころと一緒に行く予定が、 課題が私達を引き裂いたの。
…………癒してくれる?
[首を傾げ、悪戯っぽく瞳を煌めかせた。*]
(2) 2018/08/25(Sat) 00時半頃
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わぁい ふふ、ふわふわであったかぁい。
………暑い、ね。
[若菜の腕の中におさまって 小さな笑い声を転がした後。 いまだ残る夏の暑さに、舌を出す。]
(30) 2018/08/25(Sat) 02時頃
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………いい子? ふふふ。私はこう見えても悪い女だよ?
[冗談めかした口調を崩さぬまま告げる。
腕の中にいるから。 きっと若菜には私の顔はわからない。 私が今どんな顔をしているか。 私も、私がわからない。
一つだけ言えることがあるのなら。 いい子は、友人の恋路の邪魔をしたりはしない。]
(31) 2018/08/25(Sat) 02時頃
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だから、騙されちゃだめだよ。
(32) 2018/08/25(Sat) 02時頃
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………本当、綺麗。
[のんびりとした歩調のおかげか そう言って空を見上げる頃には>>11 いつもの顔に戻っていた。
天体のことには詳しくなかったけれど 昼の終わりと夜の始まりが溶け合う空に浮かぶ唯一星 その美しさは分かるから。]
(33) 2018/08/25(Sat) 02時頃
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綺麗すぎて、嫉妬しちゃいそう。
[無意識だった。 滑り落ちた言葉に思わず動揺する。
それは星のこと? それとも――……
脳裏に浮かんだ、ふんわりとした優しい笑顔。 ………湧き上がる感情に蓋をしようと、 ほんの一瞬目を閉じた。]
(34) 2018/08/25(Sat) 02時頃
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ね。若菜はいたりする? 一緒に星を見たい相手とか。
[再度目を開いて、笑いかける。
祭囃子の音に混ぜ込んだ問い。 それで誤魔化されてくれたかは、わからないけど。]*
(35) 2018/08/25(Sat) 02時頃
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―― セピアの記憶 ――
( ……何か、嫌なことでもあった? )
[結んだ唇をほどけば、>>0:190 優しい顔立ちをしているだろうに、と。 揺れる電車、前方に立つ人影に向けて。
勿論その疑問を口に出すことはしない。 相手は知らない人だし。 "私"は、内向的な性格だったから。
だから電車はそのまま、何事もなく 私達を目的地へと運んでくれる―――はずだった。 あの騒動が起きるまでは。]
(43) 2018/08/25(Sat) 02時半頃
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ありがとう……ございます。
[騒ぎの輪から抜け出して。 オレンジジュースを両手に抱えながら>>0:194 顔を紅潮させ、何とか礼の言葉だけは絞り出す。
目を合わせる勇気はなかった。 視線を少しだけあげて、少年の相貌をちらり覗き見る。 やっぱり、優しそうな人だ。 ………さっきは、なんであんな顔してたんだろう。 気になる、な。
鼓動が速度を速める。 とくん、とくん 心臓の音がやけに大きく聞こえるのは、 痴漢になんてあってしまったからに、違いなくて。]
(44) 2018/08/25(Sat) 02時半頃
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[―――それ以外の可能性に気付いた時。
名前を聞くべきだった。 後悔しても後の祭り。
眼鏡を掛けていなかったから、兄の方? でもあの後から掛け始めた可能性もある?
一番最初に見た表情と普段見せる朗らかな表情。 ………弟がいつも不機嫌な顔をしている、 というわけではないけど かみ合わない二つの像が、答え合わせを躊躇わせた。
結局、私にできたのは 彼らと、彼らの一番近くにいる女の子を ………少し離れた位置で見守るだけ。]
(45) 2018/08/25(Sat) 02時半頃
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[ セピアの光景に色を付けるには 私が動かなければいけない。
ちゃんとわかっているはずなのに かんじんなところで、内気なあの頃のまま。 ]*
(46) 2018/08/25(Sat) 02時半頃
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[中学時代。 仲が良いと思っていた女の子がいた。 お化粧を覚えた私の顔を見て、 ちょっと驚いた顔をしたけど。 それでも似合うよって言ってくれて。
………それも、 あの中に彼女の姿を見るまでのことだ。>>0:105]
(52) 2018/08/25(Sat) 03時頃
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[生活の場を高校に移しても。 その経験が尾を引いてか、 友達作りというものに、積極的になれなかったあの頃。
ふらふら歩く真新しい制服に身を包んだ後姿に、 気付けば声をかけていた。]
春原さん………だったよね? ふふ。案外欲張りさんなんだ?
[手伝おうか、そんな申し出に。 帰ってきた言葉に思わず目を丸くした。]
(53) 2018/08/25(Sat) 03時頃
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独り占めしないで。 私にも、わけてくれる?
[そう言って微笑めば、 呼び名が"春原さん"から"こころ"に変わるまで おそらく時間はかからなかった。
裏表のないこころ。 この子だけは信じられる。 彼女の存在は、当時の私にとって救いだった。
あれから月日が流れ、友人も増えたけど。 今もその気持ちは変わらない。
こころは私の一番の友達で。 私はこころが *大好きなの。* ]
(54) 2018/08/25(Sat) 03時頃
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/* 多分いろいろ読めてないので、日中使ってログを読み直す!
開始関係でご迷惑をおかけしてすみません。 そのバタバタで実はもう一つやらかしまして、(*´σー`)エヘヘ 国主様に圧倒的感謝を……!!
宿借り先の指示は本当に気を付けよう。
(-13) 2018/08/25(Sat) 03時頃
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―― 硝子越しの碧 ――
[ ……七海ののか ]
―――!
[あれはいつのことだっただろう? 参考書を持って、夕日が差し込む通路を歩いていた。 教室から漏れてくる音に咄嗟に足を止めると 思わず声を殺して、中の様子を伺った。
自分の名前が囁かれることに つい反応してしまうのは、……我ながら悪癖だ。
扉の窓からこっそり様子を伺ってみたけど どうやら陰口の類ではないみたい?]
(64) 2018/08/25(Sat) 12時半頃
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[イメチェンしてから、時折届くそれは>>0:174 気恥ずかしさと気まずさを半分にしたような。 何とも言い難い感情を抱かせる。]
…………
[程なくして、話は終わったようだ。 喧騒と共に、男子の群れが教室から出て行く。 入れ替わるように、反対側の扉から そっと室内に入り込めば、 ふぅ 潜めていた息を吐き出した。]
(65) 2018/08/25(Sat) 12時半頃
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…………常世?
[まさか一人、残っているなんて 夢にも思わなかったから。
中にいた彼と目があえば、 ぱちぱちと数度瞬いた後、 気まずげに笑って見せた。]
(66) 2018/08/25(Sat) 12時半頃
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ごめんね。盗み聞きしちゃった。
そうだ。常世は、誰の名前を挙げたの? ………付き合いたい女子の名前。
[ちょっぴり気まずい沈黙に負けて、 ぺろりと舌を出しながら、話の矛先を向けたなら 答えは得られただろうか?
ひょっとしたら彼は、場にいただけで 話に乗っていなかったかもしれないけど。
そうでなかったら 残りの2割なんじゃないかな? なんて、ぼんやりと考えながら。]*
(67) 2018/08/25(Sat) 12時半頃
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[もし黒江の傍らに、まだ常世の姿があったら そんなことを思い出していたかもしれない。
そうでなくてもこちらを呼ぶ声には>>63 からりとした笑みで手を振って *応えた。* ]
(68) 2018/08/25(Sat) 12時半頃
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…………花火、かぁ。 そういえばここの祭りの目玉の一つだったね。
[見ていく時間、あるかな。 なんて考える私は、 いまだスマホの点灯には気付いていない。]
若菜を放置? それは、…………お馬鹿さんもいるものだね。
[失言をしてしまったと知る。 誤魔化しで振る話題としては、軽率過ぎた。]
(109) 2018/08/25(Sat) 16時半頃
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[多感な年頃。 誘いをかけたのに放置だなんて。 ………それでも、浮かべた笑みがあまりにも上手で まるで何でもないことのように錯覚してしまう。 そんなはず、ないだろうに。]
私も、馬鹿だからさ。 アルタイルを見失ってしまったんだ。
[触れそうな距離に、>>86 軽く瞳を伏せて、答えた。 織姫さまと彦星さまくらいの知識はある。 逆に言えば、その程度なんだけど。
謎かけじみた台詞になってしまったけど 真相を知れば呆れられるかもしれない。]
(110) 2018/08/25(Sat) 16時半頃
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…………ありがとう、若菜。 まったく。いい子はどっちなんだか。
[向けられた言葉に、気恥ずかしそうに眼を泳がせて
誰だか知らないけど。 彼女からの誘いを保留に、なんて。 勿体ないお馬鹿さんがいるものだ、と。 内心で、もう一度、―――心から。]*
(111) 2018/08/25(Sat) 16時半頃
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眼鏡包囲網だ!!!逃げろ!!!
[突如そんな声をあげたのは、 黒江と合流した時。 その傍らに常世の存在があってもなくても、 この場に裸眼は私一人。 その事実は変わらなくて。]
なーんちゃって。 私、こころと約束があるんだ。 ちょっと探してくるね。
[くすくす笑うと、ポケットの中のスマホ。 手のひらで感触を確かめる。 歩きながら連絡を取ろうと、 手を振って、その場をすっと離れた。]
(112) 2018/08/25(Sat) 16時半頃
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ここにも包囲網が!!囲まれてしまった!!!
―――ぷ。 ごめんごめん。驚かせた?
[そんな流れがあったものだから。
流れに身を任せたその先で、 タイ焼きを手にした迷子と>>85 その眼を覆うものを見とめれば
つい声をたてて *笑う。* ]
(113) 2018/08/25(Sat) 17時頃
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[平田レミ? そんな生徒いたっけかな?>>128 思考を挟んだから、反応が少し遅れた。]
――― ぷ。
うん。いいよね。 料理上手な人。 なるほど、常世は年上好きかぁ。
[小さく吹きだせば、後は堰を切ったように 夕陽に照らされ薄っすらと紅を帯びた頬。 常世へ向けながら、けたけた笑った。]
(156) 2018/08/25(Sat) 22時頃
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[そんな姿は完璧な美少女、 ―――とはいかなかったと思うけど。
「 君だよ 」なんて囁かれるよりは、 きっと自然な笑い方だった。]*
(157) 2018/08/25(Sat) 22時頃
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[ 私は、その意味に気付けなかっただろうけど。>>118 若菜を放置したお馬鹿さんは 本当はお馬鹿さんではなかったんだろうね。
ベガとアルタイルはちゃんと出会えた? 空を見上げても 私の乏しい天体知識では、 星を見つけることは、………難しい。]*
(164) 2018/08/25(Sat) 22時半頃
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…………こころ? 後で合流予定なんだ。
そろそろ課題終わったかな? ちょっと失礼。
[進捗を確認しようと、一言断りスマホを取り出す。 ―――が、不意に画面を操る手を止めると 河野に向けていた瞳を伏せる。 そのまま続けたのは、相手には予想外だったかもしれない 謝罪を含む言葉。]
(165) 2018/08/25(Sat) 22時半頃
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ごめん、つい話しかけちゃったけど。 河野って私のこと、苦手だよね。
[漠然と抱いていた印象。 口に出して、本人に確認したのは初めてだったと思う。
男子に向けた場合と比べて、極端に少ない口数。 "女子全般"―――ではなく、 "私"のことが苦手なんだと思い込んでしまったのは ある種、自信過剰なのかもしれない。
それでも今の容貌が、 決して男受けするばかりではないことは 距離を置かれた過去から、わかっていた。>>0:80]*
(166) 2018/08/25(Sat) 22時半頃
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