191 The wonderful world -7 days of MORI-
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─とある春の話─
[春はあけぼの。ようよう白くなりゆく オフィスはすこしあかりて、あおいだちたるモニターの しずかにかたまりたる。]
[丸まりきった猫背に乾いた笑いを浮かべて、朝を迎える。 納期まで時間がないっていうのに、何止まってくれちゃってんの…。
マジ、神は俺になんの恨みがあってこんな試練を…。]
[しかも、大家に呼ばれてるんだった。 飯くれるのはありがたいけど、こちとら 四六時中仕事してるんだっつーの。]
お前の韓流ドラマのことでいつもいつも 呼びつけんじゃねーよ!
[思わず心の声が出てしまったが用事はそれではなかった。]
(+40) 2016/06/13(Mon) 23時半頃
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[あれよあれよという間に、でっけートリを押し付けられてしまって俺は途方に暮れた…──がとりあえず持って帰った仕事をすることにした。現実逃避を決め込むことにしたのだ。]
[段々と俺は学ぶ。 反応をしても、しても。 こいつの欲求は終わることはない。]
[それなりに世話をしてやってはいたけど (自分では話半分な自覚なんてない) こいつは満足するどころか飽きることなく 求めてくる。全く、人の時間は無限だと思っているのか。]
(+41) 2016/06/13(Mon) 23時半頃
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[春の終わりに終わりのない構って病に 俺の短い堪忍袋の緒が切れた。]
(+42) 2016/06/13(Mon) 23時半頃
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─とある夏の話─
[夏は夜。月のころはさらなり、やみもなほ ブルーライトの多く飛びちがひたる。 また、ただ一つ二つなど、ずっとうち光りて行くもむなし。 バグなど出るもむなし。]
[どっかのアプリのパクリみてーな企画が通って 適当にこなす傍ら、社長が昼間の空調を浮かそう と言うから夜仕事することになった。]
[それなりに暇だから、と始めたフィリップの言葉覚え。 うまく行けば小遣い稼げるかなーと思えば 普段よりは愛想よく笑いかけてやる。
そうすると、馬鹿のひとつ覚えみたいに言葉を喋るもんだから 俺は端末のレンズを向ける。]
(+43) 2016/06/13(Mon) 23時半頃
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[ヒトの真似事するインコを見ると 言わされてる感満載の彼にわずかばかりの憐憫を。
他の大多数は下心だ。
なんたって、言わせてるのは他でもない、この俺。
そんなことを賢しく察したのか いつしかフィリップはレンズの前で物言わぬ置物と化した。]
(+44) 2016/06/14(Tue) 00時頃
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[夏の終わりにわずかばかりの憐憫の残りがそっくりそのまま怒りに変わった。]
(+45) 2016/06/14(Tue) 00時頃
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─とある秋の話─
[秋は夕暮れ。夕日のさして画面の反射したるに 間借りの寝どころへ行くとて、三時四時 二日三日など飛び戻るさへ哀れなり。]
[急に仕事が増えた。まあそれは良いことなのだが 大して高くもない報酬を振りかざして相手は 傍若無人に納期を変え注文を変え。
納期の迫った焦りから発注ミスやメールの確認ミスが続く。 周りの足場がぼろぼろとなくなっていくような。 手詰まり感に息が詰まる。
仕事をしなくては、やればやるほど首が締まるような思いだが それでも仕事をしなければ挽回はあり得ない。
進むしかないのだ。]
(+46) 2016/06/14(Tue) 00時頃
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[疲れて自宅に戻ると期待を内に孕んでいるなど気づきもしないうちから、件の言葉を受け取る。この男にとって一番の地雷。
この春からずっと抱えていた細やかな不満が たまりにたまって、この小さな穴から勢いよく噴出するのだ。]
[激昂のまま酷い言葉を口にする。 けれど頭の中ではもっとひどい言葉を思い浮かべていた。 預かった命を、俺は自分の人生の荷物としか思っていなかった。]
(+49) 2016/06/14(Tue) 00時頃
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[秋の終わりに苛立ちを通り越して無関心を決め込んだ。]
(+50) 2016/06/14(Tue) 00時頃
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─とある冬の話─
[冬はつとめて。デバッグ作業はいふべきにもあらず データのいと白きも、またさらでもいとむなしに 納期など急ぎこなして、取引先わたるも、いとつきづきし。]
[寒いと思って暖房をつけてやったがために 家にいないにも関わらず光熱費はかさむ。
全くもって無駄だ。俺は命をすり減らして あいつの暖房代を払っているのかと思うとまた虚しい。]
[そういえば最近大してフィリップに構ってねーな。 はー、インコって後何年くらい生きるんだろ。 そんなことを思って、こたつで寝て風邪ひいてを 繰り返している間に冬は過ぎていった。]
[冬の終わりにまた春を知る。 少なくともフィリップは春よりは抜け毛が増えたし 目つきが声がどこか刺々しい気すらした。]
(+51) 2016/06/14(Tue) 00時頃
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[ぼわりと霞のような意識が浮上して またかつてのトリの形を作ったのは 聞いたことのある叫び声>>4:+25が聞こえたから]
[ぱちり、目を開く。]
[裂けたはずの眼球は元に戻ったのか
視覚情報を伝達しているようだ。]
(+54) 2016/06/14(Tue) 11時半頃
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フィ、リッ……プ?
[命の叫びとも呼べるその言葉を ぼんやりとした頭の端に留めて。
俺、あいつに言ったっけ?
「一緒にいる時間、増やしてくれる」 考えがテレパシーでダダ漏れていたことを 寿はまだ気づいていない。]
(+55) 2016/06/14(Tue) 11時半頃
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[追って、フラッシュバックする映像はゲームに負ける直前。 コマ送りのように笑顔で口を開く俺の姿と 横から大口開けて飛び込んでくる鮫のノイズと。
それは俺ではなくフィリップで。 彼が喰われて、このサバイバルゲームに敗北したこととなった。]
バカヤロウ……! アンナメニアッテ マダヤルノカ?
[零れた想いは彼には届いたのだろうか。]
(+56) 2016/06/14(Tue) 11時半頃
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/*ヨワキトリ
(-88) 2016/06/14(Tue) 11時半頃
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─スクランブル交差点─
[この馬鹿げたゲームが始まった頃のように 振り出しに戻った気分。
死んだ上に負けたのだから、可能性としては砂粒ほどしか ないんだろうけど。 誘うように消えていったヒトガタ>>5:+3を 追ってミタマ電機へと羽を広げた**]
(+60) 2016/06/14(Tue) 13時頃
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─ミタマ電機─
[まぁ飛べるというのは便利なもので。 電気屋の上空へと飛べば さきほどぼんやりと見えた人影がそこにまだあっただろう。 そんな誰ともしれない影にひとつ問いかけを。]
ヒトツ キキタイ ナニガネライ? シンダヤツニ コンナフウニ イキカエルヨウイヲシテヤル ギリガドコニアル?
[片言の言葉は相手に伝わるだろうか。 インコの身で、言葉がうまく伝えられない もどかしさよりも、疑問が上回る。
中学からつるんでたよく出来た同級生と比べられるのが嫌でこっそり決めた都内の高校(結局そこにも奴はいたんだけど)。その時から既に家は出て、一人暮らしをしてたけどそんな糞ガキの頃から都会に揉まれたヒトシの持論は「100%の善意で動く人間などいない」だ。]
(+64) 2016/06/14(Tue) 20時半頃
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[待っていましたと言わんばかりの態度が 鼻につく。]
コンポーザーッテ ソンナ ダレカニ ユズリタクナルヨウナ シゴトナノカ?
[あらゆる権限とは、このゲームにおける、なのだろうか。 もしそうなのだとしたら、それこそこのUGにおける絶対神でないか。
淡々と、そこに悲哀や憤怒や愉悦、安楽のような感情は伺えず彼の言葉を借りるならば平坦な感情は、モリ区の雑音をそのまま己のものとしている様なものに感じた。]
(+74) 2016/06/14(Tue) 22時半頃
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アトカタモナクッテ……
[おいおい、正気かよ。 このコンポーザーとやらイカレてやがる。 そう思う己は間違ってないはず。]
ミキワメルッテ、ドコマデモ エラソウナ……
[困惑した心地で聞いていた、その感情が 大きく揺さぶられるのは 目の前の影が形を変えて 鮫の形を模した時>>+71]
(+75) 2016/06/14(Tue) 22時半頃
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……ッ!!!テメエェェェェエ! フザ ケンナァァァァアアア!
[きっと彼は知っているのだろう。 その姿がどういう意味を持つのか。
きっと彼には伝わっただろう。 怒りの裏に、自分が確かにその姿に恐怖したことに**]
(+77) 2016/06/14(Tue) 22時半頃
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/*中の人はすごい美味しんぼなんですけどね、 このコンポザ様鬼やわぁw
(-113) 2016/06/14(Tue) 22時半頃
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[話をしていても、霧を掴むような手ごたえのなさ。 彼という人となりの、彼の永い永い人生のほんの末端だけでは きっと、彼が何を考えているのか、何を求めているのか 掴むことは叶わないのだろう。
得体の知れないその影に高圧的な態度はない。>>+85 それなのに偉そうに感じてしまうというのは きっと彼の持つ計り知れないナニカが背後にあるからだろう。]
(+92) 2016/06/15(Wed) 00時半頃
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[あの時の感覚がじわり蘇る。]
[大きな口に鋭く並んだ歯。 その巨体が目の前を横切って それまでそこにあった 自分の頭…──フィリップの頭が 綺麗にそこからなくなって首だけになった。]
[ じわり じわり
大きな口がそのままこちらへ向かって来るのと 怒りの内から恐怖が侵食してくるのとは 同じ速度で。]
(+93) 2016/06/15(Wed) 00時半頃
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/*類くんすごい勢いでカルマを積んでいる…www すごい好きだよ、そういうの。
(-123) 2016/06/15(Wed) 01時頃
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[ コワイ ]
[ また、大切なものを
亡くしてしまう。 ]
(+94) 2016/06/15(Wed) 01時頃
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[大きく開かれた死の淵に 眼を大きく見開いたまま 叫ぶことも忘れて。]
[あの時は横切ったものが、今度は自分の正面にあって なんだか あの時のフィリップの頭がそっくりそのまま 自分のモノに置き換わったような。]
[でも今回は横から光の玉が飛んできた。>>+89
あの時が遠ざかり、感覚が今に戻ってくる。]
(+95) 2016/06/15(Wed) 01時頃
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[聞き覚えのある大声に一瞬そちらを振り向く。
──北見圭一。 こいつは死んでも尚俺の目の前に現れるのか。
それから「鮫は」という言葉に弾かれるように 距離を取ってそちらを向く。]
コイツ コンポーザー モリク ケスッテ!
[端的にそう伝えると 無性に彼の、フィリップの無事を確認したくなった。 でも、今この場には来てほしくない。 彼に鮫を遭遇させたくなかった。 こんな思いをするのは自分一人で十分だから**]
(+101) 2016/06/15(Wed) 01時頃
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/*きちゃったwwww
タイミング!!!w
(-125) 2016/06/15(Wed) 01時頃
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フィリップ……?
[それは自分の声のハズだというのに。 その自分の声が自分の名を呼ぶのを聞いて 心底安堵した。]
よかった。
(-126) 2016/06/15(Wed) 01時半頃
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[少し前に、フィリップの声が聞こえたような気がする。>>+100
それが確信に変わるのはテレパシーが頭に響いてきたから。]
フィリップ クルナ!
[叫んでから、獲物を見繕うように悠々と空を泳ぐその影が ぐるりと身を翻して今度は圭一に向かって突進していく。 彼に助けられた借りは返さないといけない。 そう思っているのに身体はなかなか動かない。
そうこうしているうちに相棒は息を切らして屋上まで 来ただろうか。]
(+106) 2016/06/15(Wed) 01時半頃
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/* 秘話と表と打ってるとひらがなとカタカナを誤爆しそうになるんですよ。 もし僕が誤爆してた時は察していただけたら…w
(-129) 2016/06/15(Wed) 01時半頃
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