219 The wonderful world -7days of SAIGAWARA
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[そして、4に立っている。]
1.スクランブル交差点 2.十王マルチシアター 3.ホテル・サティー 4.ジョードデンキ 5.カタミ薬局 6.サイガワラ駅 東口
(9) 2017/06/23(Fri) 13時頃
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死んだかと、思った。
[素直にこぼす。 なぜなら、柔らかくしたとは言え、 相手はトンクラスだ。 ヒナが柔らかくした土にだって範囲はある。 その限界まで、叩きつけられたとすれば、 普通にぺしゃんこになってたのではないか。
おそらく、次の日に跳ぶのが、少しでもおそかったら。 たすかっていないのではないかと、思う。]
(10) 2017/06/23(Fri) 13時頃
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[でも、ぞわり、心配になった。 自分が大丈夫だからといって、 ヒナが大丈夫なわけではない。
急いで、ヒナに呼びかける。]**
(11) 2017/06/23(Fri) 13時頃
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ヒナちゃん?! ぶじか?!
(-22) 2017/06/23(Fri) 13時頃
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>>18
[ヒナからの連絡によかった、とこぼす。]
シアターか。 わかった。 すぐに向かう。
[といってから、 手に刀を持ったままだったことに気づく。 必要あるかないか。
残念ながら、これは必要そうだ。]
(19) 2017/06/23(Fri) 18時半頃
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[シアター方面に走り出すと、 すかさず、ミッションメールが入った。>>#0]
――……ゲームを操る魔術師……。
[浮かぶのは、あの最初に出会った方言の女の子。]
あの子が操っているのか? ああそういえば…。
[はじまりの拠点や昨日の観覧車にも、 その姿は、何気に水晶体に映っていたかもしれない。]
しかし、このミッションは…。 滅せ……というのは。
[それはつまり、彼女を殺せということだろう。]
(20) 2017/06/23(Fri) 18時半頃
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―十王マルチシアター前―
ヒナちゃん、 よかった。 どこも痛いところはないか?
[日を跨ぐと、傷は治る。 そんな法則、知らないけれど、 でも、今、自分もなにやら無事だということは、 ヒナも無事なのだろうと思う。]
このミッションの内容。 魔術師だけ、だと、あの子が浮かぶけれど。
[確信はない。]
(21) 2017/06/23(Fri) 18時半頃
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[その時、視界の隅に、彼が映り込む。]
――……リュウセイくん!!
[1日ぶりのその死神の姿を見つければ、 なんの躊躇いもなく、手を振って呼びかけた。**]
(22) 2017/06/23(Fri) 18時半頃
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リュウセイ。 流生。
流れるという文字は、 名に使う場合は、所謂受け継ぐ意味を持つだろう。
形ないものを受け継ぐ。 水脈にしろ、雲にしろ、伝統や、経歴、 時もまた、経ることを、流れと称する。
流れ生きるというのは、 まさに、臨機応変に長け、また和も作り出す。
男が、リュウセイ、という名を褒めたのは、 単なるその響きだけでなかった。**
(32) 2017/06/23(Fri) 22時頃
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リュウセイくん。 あれから、無事だったかい?
[そして、翼を持つ彼に向け、 ヒナから頂戴していた雨を放った。]
ミッションがきた。 どうやら、このシアターの地下に、 魔術師さんが待っているみたいだ。
リュウセイくん、 その魔術師さんのことは知っているかい?
(35) 2017/06/23(Fri) 23時頃
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この世界をどう思うか?
[リュウセイの言葉に考える]
(45) 2017/06/24(Sat) 00時頃
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>>@37
[抽象的な質問に、どう答えようかと思った時、 問いかけが具体的になった。]
この世界を経て、 元の世界でってことなら。
もう、元のようには生きられないだろう。 だから、 がむしゃらに生きると思うよ。
(46) 2017/06/24(Sat) 00時頃
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[リュウセイがヒナに訊ねる様子は、一瞥。 それよりも、先のことを考えばならない]
>>@44 ああ、うん。 知りたいのは、そういうことではなくて。
彼女の弱点だ。
[素直にそう!告げる。 ミッションがそれであるから]
(47) 2017/06/24(Sat) 00時頃
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おお。 すごいな。
それは、リュウセイくん、 どういうカラクリだい?
[ふっと浮いたスカルバッヂに、驚いた。]
(53) 2017/06/24(Sat) 00時半頃
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ああ、そうだ。 うん、それだ。
彼女のカラクリ。 彼女は、どういう能力なのか?
それが知りたい。
[やはり、真っ直ぐ問いかける。]
(54) 2017/06/24(Sat) 00時半頃
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>>51
[ヒナの話の乙女の秘密、には、 やや、複雑になりつつ。
ああ、そうだ。 もし、ミッションクリアしたら、 彼女は、生き返り、
そして、その片想いに向かっていくんだろうな、と]
(55) 2017/06/24(Sat) 00時半頃
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>>@52 やっぱり、駄目か。 あの子は、あの時、ええと。
[魔術師の子を必死に思い出す。 が、その時、リュウセイからの提案に、 間抜けな声を出した。]
は?
[ヒントとの交換に、なにやら、 かなりハイレベルな回答が要求されて、考え込む]
いるかいないかと言われたら、 いるけれど。 誰かは、ちょっと。
[それからのリュウセイへの耳打ちは、それが精一杯。 ただ、誰かは言えない、という辺りで。 言えない人だと予想はつくだろう。]
(68) 2017/06/24(Sat) 08時半頃
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>>@53
つまんないって。 いや、、そのあの、……。
[ヒナだといったところで、 ヒナは片思いを忘れているわけで、 それは叶わないというか、こう、 みじめになる感じしかしないのであった。
こう、男の見栄というやつです。]
(75) 2017/06/24(Sat) 14時半頃
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>>@55 [それからリュウセイくんの携帯が反応したらしい。 一読し、目を伏せる。
彼の顔は本当に、いわゆる整っている。 伏せた目にかかる睫毛が長く、 やや角ばった骨格と微妙なバランスを作り出している。
やっと最近、文様や、動物だけではなく、 人型の創作をはじめようとしていた。
彼と、動物、例えば、狼などとをハイブリッドさせれば、 かなり精悍かつ美しいものができる気がした。] ――……前に進もうとする、意思の力? それはこの世界は、 やはり思念の力が物理作用に影響していると? [サイキック。 それは思念から作り出された神通力みたいなイメージだ。]
(76) 2017/06/24(Sat) 14時半頃
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心の有り様が力に影響されるのであれば、 ああ、なるほど、 納得できるものもある。
[ヒナの『柔らかくする』もその代表だろう。 傷つけるのではなく、包む。 そんな根本が彼女にはある。
ナナオくんのテレポートも、 きっと、彼の強さを思った時、 なにより機動力が高い値となったのだろう。
思い返せば、この刀の主。 竜胆さんの刃を作り出す力。 竜胆さんがいつの時も、 どんなに美しいものも、刃に代えなければならない。 そんな事情があったのかもしれない。]
(77) 2017/06/24(Sat) 14時半頃
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[ただ、それを己の能力と己には結びつけられない。 今はそれは問題ではないと置いておく。]
リュウセイくん。 君は、彼女。魔術師のめいりくんをよく知っているんだよね。
能力はきかない。 ただ、彼女は、どんな子なのかな? それだけ教えてくれ。
優しい子なのかい?
(78) 2017/06/24(Sat) 14時半頃
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>>@56>>@57
[続くリュウセイくんの言葉にはうむ、と頷いた。]
了解した。 戦うのは、魔術師。
打ち破る。負けない。 自信はないけど任せておけ。
[どこまでも正直な物言いをしつつ。 リュウセイくんにサムズアップ。]
独りじゃないさ。 君もいる。
[リュウセイを見ながら、ヒナに、ね?と]
(79) 2017/06/24(Sat) 14時半頃
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>>69>>70
と?どうした?
[そんなヒナはなんだか、口をぱくぱくしながら。 こちらを見てる。百面相は、いまさらながら、 やはり可愛いなぁ、と思いながら。]
――お願い? ヒナちゃんのいうことなら、なんでも?
[お願いと言われてどきりとしたけれど、 作品見に行きたい、には頷いた。 もちろん、拒絶する理由がない。]
(80) 2017/06/24(Sat) 14時半頃
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でも、なら、 生きて、いかなきゃな。
[この女の子の幸せを、 願うだけで、幸せになれること。 もちろん、その姿をこれからも、 遠くからでも見守れるのであれば、
それだけでも何よりとまで思え…。] >>72
そうだな。負けない。 ミッションをクリアしよう!
[Vサインをとるヒナの姿に、 つられ、こちらもVサイン。
にっこり笑んだ。**]
(81) 2017/06/24(Sat) 15時頃
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>>@61 リュウセイくん?!
[向かった先、 エレベーター>>1から飛び出したノイズを間一髪避けると、 それは、リュウセイが引き受けるという。]
でも、それでは、君がっ!
[そう叫んだが、 鉄パイプ片手にそれに相対するリュウセイに、 口を噤んだ。]
わかった!ここは、任せる! ただいつまでも君がこなければ、助けるからな。
[エレベーター、 ナナオや、リツとも合流すれば、 降りていく先は、
魔術師の待つ場所]
(89) 2017/06/24(Sat) 18時半頃
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ええと、方言の子の名前は、 そ、そうだ。サカエメアリーさん。
[少しだけ、メアリーとの初対面を思い出す。 パートナーを見つけないと、とアドバイスをしてもらった。 そして、ヒナとあったあと、
シルクハットから、オオカミを出した]
(召喚系?)
[エレベーターの中、とりあえずの対処法を考えながら]
(90) 2017/06/24(Sat) 18時半頃
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[そして、エレベーターが開いた時、 そこには、どういう光景が広がったか?]*
(91) 2017/06/24(Sat) 18時半頃
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【地下5階 13ホールへ 】
[エレベーターが開くと、 すぐに13ホールへの入り口があった。
扉は重厚で、彫りの深い花の文様が刻まれている。 よく見れば、頭上には、デスマスクのような、 目に生気のない羊がこちらを見下ろしている。]
行くか。
[ナナオ、リツ、そして、ヒナにそう告げる]
先に行くから、 着いてきてくれ。
ただ、異変があれば、逃げろ。
[ヒヤリ、冷たい空気は、 空調などのせいではないと思う]
(92) 2017/06/24(Sat) 19時半頃
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[扉を開けると、蝶番は、 つんざめく、悲鳴のような音を立てる。 眉を寄せるが、そのまま、力を込めて、開け放つ。 客席は暗く、 椅子の色は、全て灰色に見えた。]
ッ、
[舞台には、 灯りが揺らめいて、 >>93その魔術師を煌々と照らし出している]*
(94) 2017/06/24(Sat) 19時半頃
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>>98>>99>>100
[舞台は動き始める。 ようこそ悪夢へ、
それは、ある意味間違ってはいない。 死んだこと事態、それなのだ。 そして、死してなお、安らかではなく、 虚構とも思える世界に意識は彷徨う。
もし、支える者がいなければ、 それは、悪夢以外何者でもなく]
(102) 2017/06/24(Sat) 20時半頃
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