15 ラメトリー〜人間という機械が止まる時
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─回廊─
[ぼんやりと。ぼんやりと。 視界に入るひとたちと。 棘を揺らすシィラを見ていた。
紅が落ちる毎に、自分を構築するモノが崩れてゆく。 『糧』がほしいと何かが啼く。 けれど]
(+7) 2010/07/23(Fri) 07時半頃
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……ダメ。
[小さく呟く]
……『ボク』が、さいごって、決めたんだから。
[そう、声に出して。 ああ、ダメだなあ、と思う。
その瞬間までは、と思っていたのに]
……最後に、私、戻っちゃう……ね。
[浮かぶのは苦笑、そして──紅が、散る]
(+8) 2010/07/23(Fri) 07時半頃
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[紅の羽が膨れ上がって乱舞した後]
[残ったのは、紅い羽の山と]
[翡翠色のペンダントが、ふたつ]
(+9) 2010/07/23(Fri) 07時半頃
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[そして、その傍らに佇んで。 紅の山をほっとしたような面持ちで見つめている。 白い翼の少女がひとり]
(+10) 2010/07/23(Fri) 07時半頃
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……ごめんね、ソフィ。 私、最後まで、あなたでいられなかったよ。 もう少し、だったのに。
[そう言って、わらう。 それから、コリーンの方を、見た]
……違うよ。 『ソフィア』は、ずっと前に消えてしまっていたの。
今、羽になったのは、ただの残骸なの。
[死したものの死を受け入れらず。 宿した異形がなした事が認められず。 映す事で、偽る事で。 仮初にその存在を維持しようとしていたものの、骸]
(+11) 2010/07/23(Fri) 07時半頃
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[こちらに駆けてくるホリーの姿が見える]
……そう言えば、まだ、怒ってる、かな?
[ついからかってしまった事を思い出し。 もしそうだったなら、それだけは]
……失敗しちゃった、かな……。
[小さな声で、そう呟いた**]
(+12) 2010/07/23(Fri) 08時頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2010/07/23(Fri) 08時頃
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[紅の中から翡翠色が拾い上げられるのを、見る]
……持って行ってくれるの、かな?
[小さく呟く。 お揃いの翡翠色は、今となっては彼女と彼女が存在していた唯一の名残り。 紅の羽は、いずれ、とけて消えうせるはずだから]
『ボク』のいた証が残るなら……ソフィを生かしてあげられた事になるから。 ……それで、いいんだけど……。
[元々、願いはひとつだけ。 ただ、『うしなわれぬこと』。 生きたい、と願っていた『妹』が]
(+25) 2010/07/23(Fri) 14時頃
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─追憶─
[その異形がいつからいたのかは覚えていなかった。 気がついた時、少女の背には翼があって。
それでも、両親も幼友達も妹も、少女を生かそうとしてくれた。 小さな隠れ里。 そこでは、平穏に時間が流れていた。
けれど、その平穏さは、仮初。
異形は、周囲に大きく害を為す事はなかったけれど。 数年に一度、少女の大切なものを『糧』として喰らっていた。
最初は父。次は母。それから、幼友達。
最後に残ったのは、妹。 けれど、妹は、異形が害するより先に、病に倒れた]
(+26) 2010/07/23(Fri) 14時頃
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[最後に残った大切なもの。 心の拠り所の喪失は、狂気を招く。
狂った少女は、異形の囁くまま、妹を喰らった。 食べてひとつになればいいよ、という、コエのままに。
血肉、記憶も。 そこにあったもの、全てを。
そして、残滓のような思念を。 「いきたい」という願いを。 知って。
ひとつになっても、否、ひとつになったことで。 その存在に触れられなくなった事が、狂気を加速して]
(+27) 2010/07/23(Fri) 14時頃
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[その中から、選び取ったのは、喪失の否定。
本来の自分は、行方知れずとして。
自分が、妹として生きる、という選択肢。
消えたのは『姉』で、『妹』は生きている。
そうして、異形が次の『糧』を求めるまで──即ち、寿命が訪れるまで。
見つかるはずもない、『姉』という『探し物』をしながら、世界を彷徨い続けて、そして──]
(+28) 2010/07/23(Fri) 14時半頃
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……でも、最後の最後で、私に戻っちゃった。 けれど、ここにいたのが『ソフィア』だった、て。
そう、覚えていてもらえるなら、ソフィの事はどこかに残るよね。
[訪れた最後の瞬間、その直前に、本来の自分を取り戻してしまった、と。 ほんの少し、苦笑した、時]
……っ!?
[ふわふわとした意識は、響いた銃声によって、現の世界へと向けられる**]
(+29) 2010/07/23(Fri) 14時半頃
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[噴き出したあか、響く叫び。 既に傍観者たる少女にできるのは、ただ、見ているだけ]
……ああ。
[衝撃を受ける器を失した身に、その音が刺さる事はなく。 そこに紛れた幾つもの呟きも、拾う事はできて]
……さびしい、ね。
[間を置いて、零れたのは、こんな呟き]
(+51) 2010/07/23(Fri) 20時半頃
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[何がどう寂しいのかの説明を請われたなら、多分、返事に窮してしまう。 強いて言うなら、そう感じたから──としか、言えないから]
…………。
[ふと、近くで何かが動いたような気がして、目を転じる。 回廊の隅。 密かに揺れるいろ。 生まれては消える、異形の花]
……花畑。 作りたかった、な……。
[その様子に、ふと、思い出す。 金髪の少女に贈った名前の花。 増やそうと、増やそうと、試みていた日々の事を]
(+54) 2010/07/23(Fri) 20時半頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2010/07/23(Fri) 20時半頃
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[楽しげに笑う声がして、花の異形から視線を動かす。 目に入るのは、歌いながら歩いてゆく銀の後姿]
……あのひとも。 なの、かな?
[小さく呟いて。 それから、ふわ、ふわと。 地に足をつけぬまま、歩き出す。
行くあては、なかった]
(+55) 2010/07/23(Fri) 21時頃
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[ゆらゆらと回廊を彷徨う内、ふと目に入ったのは開いたままの窓]
そう言えば、閉めないで行ってたんだっけ。
[ここから飛び出した時の事を思い出しつつ見やった中庭には、幾人かの姿。
……傍の大樹に、以前は感じなかった何かを感じるのは、気のせいだろうか]
……いって、みよっと。
[小さく呟く口調は、一時、『妹』のもの。 そうして、いつかと同じく、窓から中庭へと飛び出した]
(+62) 2010/07/23(Fri) 22時頃
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/* うきゅ……脱字率がひどいんだよ……。
orz
(-31) 2010/07/23(Fri) 22時半頃
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[ふわ、ふわり。 地に足はつかず、だからと言って、翼が羽ばたくでなく。 文字通り、漂うように、泉の傍へと近づいてゆく。
その場にあるものたちは、姿に気づくか、否か。 気づかれなくとも、気にする事はなく。 大樹の下までやって来ると、軽く首を傾げてじい、とその梢を見上げた]
(+63) 2010/07/23(Fri) 22時半頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2010/07/23(Fri) 22時半頃
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[呼びかける声に、ゆっくりとそちらを振り返る。 上呂を抱えた姿に、ゆるり、と首を傾げて]
……ううん、違うよ。 何となく、この樹が気になって、見に来たの。
[問いに答えながら、視線が向くのは、抱えられた上呂]
(+65) 2010/07/23(Fri) 22時半頃
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……全部のひとが、異形を嫌うわけじゃないよ。
[自分の周り。 異形が食べてしまった、優しいひとたちを思い出して、呟く]
この樹も、それがわかるんじゃないかな?
[言いながら、上呂が差し入れられる様子を見る。 懐かしい、と思うのは、どちらの記憶だろう]
……お水、汲んで。 ……何かに、あげるの?
(+70) 2010/07/23(Fri) 23時頃
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……あ、れ?
[何気なく、見やった水面。 そこに揺れる影に気づいて、瞬く]
やっぱり、何か……誰か、いる?
[微かに聞こえた呟きに、首を傾げつつ、零すのは小さな呟き]
(+71) 2010/07/23(Fri) 23時頃
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[枝葉が揺れる。風があるのかないのかは、はっきりとはわからない]
……そう、だね。 『私』に宿った異形は、怖かったけれど。 何もない時は、穏やかだった。
[呟きと共に、白の翼を一度、動かす]
……ひとも異形も、かわらないのかも知れない、ね。 ううん……いきたい、っていう望みは。 同じもの。
[異形も、『妹』も。 同じ想いを抱いていたから。
きっと、そこは、変わらないもの]
(+77) 2010/07/23(Fri) 23時半頃
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もしかしたら、そう、かもね。
[魂が宿っているかも知れない、という言葉に、ひとつ、頷く。 紡がれた、シィラの名に、ふと、空を見て、それから]
お花にお水は、大事。 ……あげないと、しょんぼりしちゃうから。
[水の行方への答えに、笑った。
同時に、思うのは。 花の名を贈った少女のこと]
(+81) 2010/07/24(Sat) 00時頃
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[聞こえる音色に、バルコニーへと目を向ける。 音楽をゆっくりと聴くのは、だいぶ久しぶりのような気がしていた]
[水を汲んで駆けて行くフィリップを見送って。 泉の傍にいるひとたちを見る。
生けるもの。死せるもの。 どこにむかっているのだろう。
ふと、そんなことを考えていた]
(+84) 2010/07/24(Sat) 00時半頃
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……え?
[不意に聞こえた声に、ひとつ、ふたつと瞬いて。 ぐるり、と周囲を見回した]
……あの子……って。
[声の主が誰かはわからない、けれど。 誰の事をさしているのかは、何となく、わかった]
……ポーチュラカ?
[ああ、そう言えば、と思い出す。 呼びかけても目覚めなかった少女。 あの時は、記憶があふれるのが怖くて、逃げてしまったけれど──]
(+87) 2010/07/24(Sat) 01時頃
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……うん。 お水、あげないと、ね。
[今は、何かを恐れる必要もないから。 探しに行こう、と思った。 同じ状態になっているなら、きっと、見つけられるから、と。 ふわ、ふわり。 足を地に付けぬまま、動き出す]
(+88) 2010/07/24(Sat) 01時頃
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……あ……。
[小さな扉、という言葉。 それは声の主の名前へと繋がり、足を止めて大樹を振り返った]
うん。 わかった。
[頷きながらの言葉は、呼びかけるふたり双方へと向けられる。 差し出された上呂を受け取り、ふわ、ふわり。
向かうのは、眠る少女を見つけたその場所]
(+92) 2010/07/24(Sat) 01時頃
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