171 獣[せんせい]と少女
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2015/10/11(Sun) 20時頃
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― 回想・いつかの生誕祭 ―
[ミツボシの綺麗な歌に似合うようにと、布地で覆った着ぐるみ泥人形は、ヒナコの手をとってくるりとターン。>>1:367
風を操るのに長けた"せんせい"ならば、手を汚さずに軽いぬいぐるみを浮かせることもできるだろうけれど、土を操る自分の、精一杯のおめかし。]
……服は、少し難しかったけれど、なんとか…… 可愛い、と言ってもらえると、嬉しい……
[ウサギの着ぐるみ人形は、照れる仕草で自分のリボンを解くと、猫とつないだヒナコの手へと巻きつけ、蝶々結び。 聖誕祭の主役は君たちなのだから、と。 可愛らしさを、ひとつお裾分け*]
(106) 2015/10/11(Sun) 20時頃
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― いつかの畑で、クリスマスと ―
描けば、覚えていられるだろう。 もし、忘れても……描いたものを、見れば思い出せると、思う。
[クリスマスは、きっとその小鳥のことをよく見ていたのだろうと分かる。>>1:405>>1:406>>1:407 少女の絵の中の山雀は、綺麗な声で鳴くのだろうと、思わせてくれた。
少女の心を癒す言葉は、話し下手な岩人形には難しい。 それでも、思うまま、彼女に伝えた。]
……練習、する、よ。 せんせいも、得意なことも下手なこともあるから……
[少し言い訳するようになりながら、クリスマスへ答えて。
その日はたくさんの小鳥と、沢山のモスキュートが、紙の上に残されただろう*]
(108) 2015/10/11(Sun) 20時半頃
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― 前日、まなびやの傍から食堂へ ―
[パティへ質問した、その答えを聞く。>>1:385>>1:387]
君は……初めて、だから。 気になった部分も、ある。
[理由のひとつをそう語り、]
彼女たちの意思を尊重、したい。 同じように、そう、思う。 ……泥棒常習犯では、ないが。
[パティの言葉に頷き返した。 そして]
……此方、は。
[どうなんだ、とそのまま問われ、唇を一度閉じる。 思い出すのは、前日の夜の事。]
(112) 2015/10/11(Sun) 20時半頃
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― 「とくべつなひ」前日、エフの部屋で ―
……酔うのが早すぎると、思うのだが。
[ぐだぐだと姿勢を崩したエフに、水を入れたグラスを差し出し。 ついでに酔い覚ましになればと手を突き出して、彼の頬に触れようと。>>1:427>>1:428]
……自分の考えていることは。 そんなに、分かりやすいか。
[決めかねていると図星を指され、む、と口をへの字に曲げた。]
いいや……他のせんせいの心は、知らない。 この質問をしたのは、君だけ、だから。
普段の行動から察せるほど、機微を感じ取れる方でも、ないし。 力になれず、すまないな。
(113) 2015/10/11(Sun) 20時半頃
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[そうして、明日は特に寝坊なんてできないからと、酔ったエフを無理やりベッドに押し込んで]
エフ……君は、素敵なせんせいだよ。
[眠ってくれたか、部屋の主の獣へと、嘘も飾り方も知らぬ獣はそっと告げた*]
(114) 2015/10/11(Sun) 20時半頃
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― 前日、まなびやの傍から食堂へ ―
……ああ……、 やはり。 ……、 難しい。
[息をたっぷりと吸って、たっぷりと考えて。 心情を素直に示せば、そう言葉になった。]
自分が、難しいと、思うのは…… 他のせんせいへの遠慮では、ない。
[それはパティもだろうか、と視線を向ける。]
君や、 ……他の、せんせいたちが、素敵、だから。 自分でいいのだろうか、と……思ってしまうの、だろう、な。
[それ以上を話す時間は余りないだろう。 少女たちに聞かせたくもない。
吐く感情は、溜息のようになった*]
(115) 2015/10/11(Sun) 20時半頃
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― 前日の、まなびやの夜 ―
[その舞台は、モスキュートの演出が夜の中に溶けて混じって、去年までのものとはまた違った迫力を見せる。>>1:414>>1:415
手伝いが必要かと尋ねるも、きっと不要だっただろう。
幻想的な舞台の観客は、場面場面を、目に焼き付ける。
想像を目に見えるものへと変える力。
コリンの手助けを頑張り戻ってきた二体の泥人形(心なしかとても得意げだ)を傍らに。 何も残らないと言いたげなせんせいの、思い出に残る力を見上げ、眩しさに目を細めた。*]
(116) 2015/10/11(Sun) 20時半頃
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/* 必要なところだけいそぎで!返せた!かな!!!!!! (ふあん
(-39) 2015/10/11(Sun) 20時半頃
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/* とりあえずこの、 この。
みんなかわいいよどちくしょうめ!感、 お伝えできましたでしょうか
(-40) 2015/10/11(Sun) 20時半頃
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― 前日のこと ―
[普段よりさらに気合の入ったのは、朝だけではなく、きっと昼の食事も、そして、夜にも。 フルーツたっぷりのタルトは、その出来栄えが見れただろうか。
久しぶりにがっこうを訪れたオズワルドとミッシェルは相変わらず大人気だっただろう。
賑やかな、そして、静かになったその後には。 眠れない足音が幾つか。 ミツボシの歌が遠くから響く。
そんな夜。 岩人間は暗がりの中、オイルランプを灯して絵を描いていた。
時間を惜しむように、空が、明るくなるまで。*]
(130) 2015/10/11(Sun) 21時頃
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/* Q,空が明るくなるどころか、朝ごはんの時間まで書いてそうなべらですね?
A,はい
(-48) 2015/10/11(Sun) 21時頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2015/10/11(Sun) 21時頃
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― 朝食後に ―
[もう旅立つ準備をした獣と少女はいただろうか。 コリンの姿は。 一人二人と欠けても、周りが騒いでいなければ、つまりは、と結論付ける。 ただ、心配性な時間外の泥人形が、がっこう内を駆け回って、姿を探していたけれど。
鈍間な獣は、数枚の紙を手に、モスキュートの姿を探していた。
書庫にいただろうか彼に出会うと、二枚の紙を手渡す。 時間をかけて練習した、記憶頼りの似顔絵は、前回よりも大分上達していただろう。
角のあるモスも、髪を結んだモスも。
今朝の出来立てだと、自信作を手に少し胸を張って見せた*]
(143) 2015/10/11(Sun) 22時頃
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― 前日の食堂 ―
[未熟さを口にしたパティシアに、同じように悩んでいたのかと意外な気持ちを抱く。>>139]
……風を……操れる、だけで、素晴らしいと、思うが。
[土より数段、使い道のあるものだと思うのは、自分にはない能力だからだろうか。]
……畑を、果実を、丁寧に育てているのも、君の大切な、能力だと、思う。 それに、意外に君は、真面目で、少女たちを見守っていると……知っている。
しっかりと、少女を守ることのできる、いい、せんせいだと、思う、が。
[自分より年若い、自分よりしっかり者だと信じていた獣の不安に、首を傾げた。*]
(152) 2015/10/11(Sun) 22時頃
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/* どう動けばいいんだろう……(ものすごくなやんでいる)
(-51) 2015/10/11(Sun) 22時半頃
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/* あ、投票動かしてないと思うんだけど、でふぉぺすぱたいんでした
(-52) 2015/10/11(Sun) 22時半頃
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/* コリンエフでふらぐでいいのかな?
(-53) 2015/10/11(Sun) 22時半頃
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[モスキュートと分かれた後。
泥人形が、見つけたよ、と上を指差して。 鐘楼は、コリンが朝に上る場所で、そこだったのかと指差す先を見上げると、別の少女の姿がちらりと見える。>>141
危なくはない、と思う。 毎朝コリンが上っている位だ。 けれど、不慣れだろうクラリッサだから、と心配性が顔を出しかける。
上っても大丈夫か、自重を心配しながら下から手を振れば、少女には見えるだろうか。]
(164) 2015/10/11(Sun) 22時半頃
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[風の音に紛れ、クラリッサの声が届く。>>167 怖がっていそうな手の振り方に、此方から振っていた手を下ろす。
少女の高くよく響く声に応えようと、息を吸って]
……クラリッサ、を、さがしていた!
[相変わらず通りの悪い、少し枯れた中性的な声だったけれど、届いただろうか。]
(170) 2015/10/11(Sun) 23時頃
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― 巨大書庫にて ―
[書庫の奥の席にモスの姿を見つけ、まだいてくれたことに感謝を少し。>>168>>169 座ったモスキュートに見上げ、尋ねられて、今度は間違わずに伝わったと、微笑んだ。]
やはり、練習したら、ちゃんと、上手くなるものだな。
[自己満足な感想を、一つ。]
モス……もしも、君が忘れても、覚えて、いる。
そして、きっと、それは、自分だけでなくて。
少女もだ、と。 思う。
[二人向き合えば、視線は、二つ分。 忘れそうならば紙に記憶の欠片を託していけばいい。
いつかに言いそびれた言葉を呟いた*]
(175) 2015/10/11(Sun) 23時頃
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― 鐘楼の下 ―
[降りてきたほうが良いと、叫ぶ代わりに両腕を丸の形に。>>172]
……気を、つけて!
[しかし、注意は声に出さなくては届かないと、もう一度叫んだ。 こんなに大きな声を出したのはいつ以来だろう。
いつだったかに怪我をした少女を見た時には、驚きに声はむしろ出なかった。
記憶を辿りながら、岩人間は降りてくる少女を見守っている。]
(177) 2015/10/11(Sun) 23時頃
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……いや、謝る必要は、ない。 降りてきてくれて、ありがとう。
[降りてきて早々に謝られて、首を横に振る。>>179 じっとしているのも待つのも苦ではない。 途中で転んでやしないかとはらはらはしたけれど。]
もし、何か、あそこに用事があったなら…… 邪魔した、と、謝る。
だが、クラリッサに、聞きたいことが、あった。
(185) 2015/10/11(Sun) 23時半頃
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……わたしに、まだ、君に教えられることは、あるだろうか。 あるいは……、……
[拙いと、自分で思う。 何とか今自分が思っていることを口にしようとして、言葉に迷い、詰まりながら。]
あるいは、君の。
新しい、世界を、手伝える、だろうか?
[唐突だったかもしれない。 それでもこれが、器用な方ではない自分の、精一杯だった。]
(187) 2015/10/11(Sun) 23時半頃
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/* ゆーじんくりすます!! そうかあ
そうかあ
(-65) 2015/10/11(Sun) 23時半頃
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[景色を見ていただけ、その邪魔をしなかったのなら良かったと、思う。>>193>>194]
……ああ。 もしも、君が、嫌でなければ。
他のせんせいと外へ行きたいと、クラリッサが思うのなら、断ってくれて構わない。
けれど、もし自分に、君のために、何か出来るのであれば。
[手を差し出す。 細かな傷がいくつかある、冷えた、硬い、岩の掌を。]
(195) 2015/10/11(Sun) 23時半頃
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/* (なんだか照れてきたし) (振られるかもしれないごわす不湾してきた)
(-69) 2015/10/11(Sun) 23時半頃
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/* 不湾←急に挙動不審に鳴り出した図
(-70) 2015/10/11(Sun) 23時半頃
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[少女の言葉に、目を見開く。>>197 温もりある、柔らかな感触をその手に感じた。]
……ありがとう、クラリッサ。
嬉しくて……どう、言えばいいか、分からないくらい、嬉しい。
[握ってくれる手も、見える笑みも、何よりも大切にしたいもの。 忠誠を姿勢に膝を折ると、目線は少女の高さになった。]
――私の全てを、与えよう。 御身が朽ちるまで、御護り申し上げる。
[頭を下げ、赤茶色の髪を揺らし。 握る手の甲へと、唇を落とした*]
(214) 2015/10/12(Mon) 00時頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2015/10/12(Mon) 00時頃
風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2015/10/12(Mon) 19時半頃
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/* みんなどうなったのかきになり
よみ
ます
(-146) 2015/10/12(Mon) 19時半頃
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― 鐘楼の足元で ―
……ありがとう。
[クラリッサの言葉は、自分だけが独占する。 特製のフルーツタルトよりも甘く。
じんわりと染み込む暖かい感情と共に微笑み、立ち上がる。]
出立の準備を、しようか。 挨拶も、必要なだけ。
……それから。 クラリッサ、君は、何処に行きたい?
[手は繋いだまま、クラリッサへと問いかける。 短くて長い、少女の時間を、沢山の喜びと溢れる幸せで満たすべく。]
(368) 2015/10/12(Mon) 20時半頃
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/* メモ いってきますの挨拶でモスと会えるぽいなら その時お返し
(-151) 2015/10/12(Mon) 20時半頃
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