227 【RP村】空回る時間の卒業式
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時間が止まっていたこの世界を、
突如、切り裂くようにチャイムが鳴り響く。
続けてアナウンスされるのは、これから未来へ向かって歩いて行く生徒たちへ、
行く先を導く案内だ。
放送の声は、ザラザラとしたノイズで聞き取りにくいけれど、
神山先生のもののように聞こえるかもしれないし、そうは聞こえないかもしれない。
(#0) 2017/09/23(Sat) 00時頃
『9:30より、卒業式が始まります。』
『卒業生は体育館へ集合してください。』
全校のスピーカーから流れるその音は、
聞き逃すことのないように、間を置いて何度も繰り返される。
そして、それと同時に、
空回りを続けていた時計の針がゆっくりと動き出して、
「9:15」から、「9:30」へ、迫って行く。
(#1) 2017/09/23(Sat) 00時頃
さあ、決断の時だ。
自らを卒業生だと思う者は、体育館へ。
その扉を潜れば、眩しい光が君の選択を祝福する。
目覚めれば、2/1の朝に到着できるだろう。
悩みの耐えない、辛く苦しい現実で、どうか幸あらんことを。
(#2) 2017/09/23(Sat) 00時頃
自らを卒業生だと思わない者は、校舎に留まるといい。
時間が過ぎ去れば体育館の扉は閉じて、再び時計が動き出すことはない。
それは即ち、もう何も悩まなくていいということ。限られた校舎で、君は自由だ。
君の悩みを映し出していた“場所”も、君の意志に従って形を変えるかもしれない。
現実世界の君は二度と目覚めず、ゆるやかに死を迎える。
その死を看取る者のことまでは、君はもう知ることもないだろう。
(#3) 2017/09/23(Sat) 00時頃
どうか、後悔の無い卒業を。
(#4) 2017/09/23(Sat) 00時頃
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