199 獣[せんせい]と少女 2
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― 再会 ―
[ 神木の白枝に腰掛け、 ふっくらと結実したいのちを見下ろし 幼子たちが描くであろういのちの軌跡を夢想しながら ぼくは今日も独りで 今日を見ている。
樹が獣を喚ぶ唄は、今日も変わらず空へ響き。
枝に下がった青い果実は まだ身じろぎもしないくせ 神樹と共に 摂受すべき獣を選んでいるのだという。]
ひとりでは何もできないようでいて…… 獣のいのちすら喰うこともあるんだから 末恐ろしいね、この命は。
[ 木肌に触れれば鈴のような、生まれ来る声が聞こえる。]
(*0) kanko 2016/10/24(Mon) 00時頃
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[ そして僕はふいと顎を上げた。 まなびやへ訪れる「獣」の気配は大きくて判り易い。 覚えがあるこの影は、一体誰のものだったっけ。
おいで。 世の摂理を担う獣達よ。 愛し子をその身に刻み、生きるために。
おいで。 生まれ、死に、喰われる少女よ。 長寿なる獣の、 喪われがちな心を礎から揺さぶるために。
ぼくは何にも関わらず きみたちを歓迎し続けるから ――――見守ることだけを赦して欲しい。 ]
(*1) kanko 2016/10/24(Mon) 00時頃
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今回の一番乗りは………
君か。久しぶり。
……―――今回も、しあわせにね。
[ 枝から垂れた、少女が眠る姙を撫でる獣へ ぼくは誰にも視えぬ笑みを向けている。**]
(*2) kanko 2016/10/24(Mon) 00時頃
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