127 【完全RP村】P.S Episode2
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『 嗚呼、"また"この結末かい? 』
[同胞の死を、影はつまらなさそうに眺めていた。 これで拒んでいた故の痛みは消えるだろう。ちら、と成り損ないに目線を向ける。 狂人になろうとして、成りきれなかった者。人にも自分たちのようにもなれない半端な赤。]
『……あの時の女のようだ』
[そう呟いてから、自分の言葉の意味が分からず首を傾げるた。 あの時? 女? 輪廻から抜け出せた者の記憶を断片的にしか持たない影は、脳裏にちらつく光景に不思議がるばかり。
思い出せないということは、さして重要なことでもないのだろう。 自己完結して、影は宿主の元へと駆けて行く。]
(*0) ruby 2014/07/28(Mon) 14時半頃
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『――やり直させてあげようじゃないか。』
[くすくす、小さな嗤いがその場に響く。]
『望まれた愛し子として、勿論兄と一緒に幸せな家庭に生まれさせてあげる。 キミの大事な人も引き離したりしないさ。 戦争のない世界とは行かないけれども、キミ達に被害が行かないよう調整だって出来る。
どうだい、悪くない話だろう?』
[狼はこの手を取れというように尋ねて来る。 自分よりももっと赤く紅く狂気の色に染まり、淀んだ瞳。 奥に存在するであろう真意は読み取れない。読み取らせるつもりもないのだろう。
少しの時間を空けて、答えた。]
(*1) ruby 2014/07/28(Mon) 14時半頃
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『……ふうん? 分からない子だ。 死んでもボクが植え付けた狂気はキッカケさえあれば増して行くのに。
まぁいいや、短い間だったけどキミの不幸を眺めているのはとっても楽しかったよ。 役立たずのまま死んだのも許してあげる。』
[くるりと踵を返して、狼はもうこちらに目もくれなかった。 興味が失せたのだろう。 自分の手から離れた一時の玩具を取り返したがる者なんてきっといない。]
『それじゃ、サヨナラ。せいぜい足掻くといいさ』
[きっと繰り返されていく世界の中で、影は自分と同じように誰かへ狂気を撒いてそれを糧に生きて行くのだろう。 もう見えなくなった赤い姿。救われる日は、果たして訪れるのか――*]
(*2) ruby 2014/07/28(Mon) 14時半頃
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−9dの補完とか− 私を殺した後、メアリアくんを殺さない保証は無いじゃないか
[メアリアがベネットの頭上へと移動している間に、ほんの少し距離をとる。片手に嵌めた腕輪を一つ外し、手の中へ。]
だから−−い、や、だ
[一字一字区切って首を振る。 挑発だとか煽りだとか、そういうつもりは一切無くて、ただ「出来損ない♪」の真似をしてみる。>>*5]
(*3) assa0023 2014/07/29(Tue) 09時頃
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― If/もう一つの結末 ―
……何でも、ないよ。
ただ、疲れちゃっただけ。
[蹲っていれば、ハルカに声をかけられて。 一瞬ヤニクのことを話してしまおうかと考えるけど、思いとどまって笑顔でそう言うだけだった。
赤く染まった瞳の奥にあるのはただ憎しみだけ。 望んだ未来は潰えて、それなら自分はどこへ行けばいい。本当に欲しかった居場所は、彼は、もう――
――どこにも、いない。 ]
[ ぷつりと、目の前が真っ暗に染まる。 ]
(*4) ruby 2014/07/29(Tue) 14時半頃
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[気付けば部下の制止も振り払って、外へ飛び出していた。 "どこへ?" ―目指す場所なんてない。 "何がしたいの?"
頭に響く問いかけに、不意に足を止めた。 無意識に黒軍との交戦地まで来ていたのか、視界に映る見慣れない軍服を少し見つめて――]
(……あぁ、そっか。)
[何かを察すれば、口角が上がる。 戦争の音、誰かが助けを請う声。飛び散る血を貪欲に求める心から視線を逸らす必要はもうない。
頬を伝う涙には気付かずに、もう一度問いかけてくる正体も分からない声に答える。 見上げた空はさっきまで青かったはずなのに。今は、とても綺麗な真紅に変わっていた。]
――……もう、何でもいいや。 殺したい、あの赤が見たい、……あの人がいないなら、もうこんな命いらない。
[攻撃もせずに突っ立っているだけの自分へ襲い掛かってきた黒軍の兵士の首はどこかへ飛んでいく。 ぽたりと赤い雫を落とす大鎌を、ぎゅっと握りしめた。]
(*5) ruby 2014/07/29(Tue) 14時半頃
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『それなら、君は君の望むがままに』
[まるでその言葉が合図になったように、体は動いた。 味方さえ巻き込んで、体内にある魔力が尽きても構うことなく考え無しに魔法を唱えて。
いつの間にか自分の瞳と同じように紅く変わった地面に立つ。 ぴちゃりと水音が響き、少し歩けば足に血が跳ねるようなどこか現実離れした跡地。 転がる死体はもう誰なのか、見分けさえつかない。 至る所に出来た傷も気にすることなく、未だ頬を流れる涙が血の海に溶けて交じり合う。]
……―――ふふ、
[歪んだ笑みから微かに零れるのは、狂気に満ちた嗤い声。 嘲るのは自分か、それともまた別のものなのか。]
(*6) ruby 2014/07/29(Tue) 14時半頃
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あははははははははっ!!
[化け物にはもう、そんなことどうだって良くて。 死体しかない血の海の中、1人でわらう。 植え付けられた狂気は急速に膨らんで、影はそれを見つめて目を細めた。]
ねえ、ねえヤニク、貴方を殺した人はどこにいるの? こんなんじゃ全然足りないよね、もっともっと殺さなきゃ!
[逃げ惑っていた司令塔らしき黒軍の男の亡骸を蹴飛ばして、思い浮かべるのは兄の妹分だった女の顔。 早く、早くあいつを殺さなきゃ。そう思うのに、体は動いてくれない。
それどころか左胸の痛みと熱さに、倒れ込んでしまいそう。]
……っ、ぁ……?
[急速に遠のく意識の中で、見えた、のは。
―― だ れ ?*]
(*7) ruby 2014/07/29(Tue) 14時半頃
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『……あーぁ。ちょっと成長しすぎちゃったかな』
[女の体温は冷え、がくりと力の抜けた細い体を男は抱え上げた。 増えすぎた狂気は毒になる。ある程度で留めなければ。 獣の耳が生えた頭を撫でればそれは消え失せ、傷はあれどまだ"使える"ことを理解すれば微笑んで]
『まァいいや、どうせ何れはこうなる予定だったんだ。 せめてものお礼さ、キミの器はまたボクが使ってあげる』
[あんな死体置き場に混ざるよりいいだろう?と、返事が来るはずもない身体に問いかける。 狂気に満たされた魂は自分の手元。輪廻に戻ることも外れることも無く、ただの迷子と化すだけだ。
哀れだとは思わない。
それが狂気に身を委ねた人間の末路で、その道に人間を落とすのが影なのだから。]
(*8) ruby 2014/07/29(Tue) 14時半頃
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