35 星降る海岸に纏わるエトセトラ
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…………。 [ がらっ はなしは きかせてもらった くまー
未来人風に表現するならこれ しばし無言であっても、日向の顔色が物語っているだろう。
口元を袂で押さえ、帽子の唾の下から じと〜〜〜っと光る視線を明之進へ送り続ける
こうした少女の様子は、もはや妖怪じみてもいようか。]
(24) 2011/08/20(Sat) 09時半頃
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―神社―
どう影響するかがわからない…?
[明之進の言葉>>18を理解しようとしてか反芻するも、 どこか、理解したくもない といった風情も漂わせて眉を顰めた。**]
(25) 2011/08/20(Sat) 09時半頃
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子守り 日向は、メモを貼った。
2011/08/20(Sat) 09時半頃
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―――…っ
[優しいと言われて戸惑うも。]
わかってはいる? 何を、神楽さんがわかっているの?
[じっと見つめて、何処か明之進自身のことを話しているように言う姿に一瞬目を伏せる。 けれど、再度の懇願も無慈悲に一刀両断した。]
だから、君達の気持ちなど知らんと言ってる。
割り切れないんだったら、抗え。 それを選ばせたいと本気で思ってるなら、最後まで足掻いてみせてよ。
人間ってさ。 本当に、心の底から嫌だと思ったら、必死になってそのことに抗おうとするものなのじゃないの?
(26) 2011/08/20(Sat) 09時半頃
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神楽さんの言ってること、それは結局さ。 戻った時の結果と天秤にかけて、僕達の、村の人達の記憶を切り捨てたってことなんだよ。 重きをそこに置いた。 そういう選択を自分で選んだってだけ。
選んだのなら、苦しいだの寂しいだのぐだぐだ他人に言うな。 自分の選択なのだという自覚を持ちなさい…
[消え入りそうな声。 何度も息を吐く姿を悲しげに見つめつつも、明之進の声に耳を塞ぐ。]
…その気持ちを僕に理解しろと言われても無理だよ。
優しくなくてごめん――――…
[背を向ける。 はらり、大粒の滴が頬を伝うのが解った。]
(27) 2011/08/20(Sat) 09時半頃
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や、あ。日向様。
[耳をふるふるさせつつ心配そうにこちらを見る真昼に微笑んで。 顔を上げたら、なんと日向が居た。]
聞いて――――――…
[と、日向の更に向こう、遠くからわらわらと此方にやってくる人影。 誰かを探しているようだ。]
あれは、お祭りの… げ。僕が選ばれたとかじゃないよねぇ。
[けれど、そんな女の懸念は杞憂に終わる。 彼らは女を通り過ぎて、団十郎を取り囲んだ。 頭を下げるもの、説得するものあの手この手。
どうやら、団十郎は役員に選出されてしまったようだった**]
(28) 2011/08/20(Sat) 10時頃
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―白石源蔵邸―
ふふ。ありがとうございます。
[朧>>9は自分を信じてくれる。 感じる気持ちは先ほどと同じ。嬉しくて、悲しい]
後悔、だなんて。 沢山のものを貴方から貰いました。 十分過ぎる程、良くして頂きました。…もう、十分です。
私は貴方に、何も残すことが出来ないのに。 全て無くなってしまうのに。 これ以上何か望めば、罰が当たる。
(29) 2011/08/20(Sat) 10時頃
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[温かい声、優しい言葉。嘘を吐いていたのに、朧は未だ自分を弟だと認めてくれるという。 きっと今交わしている会話も、祭りが終われば彼は忘れてしまうのだろうけれど。せめて、私だけは、いつまでもいつまでも覚えていようと思う]
―――――――――……。
(本当に、「それだけ」で良いの?)
[曖昧に床を彷徨っていた視線は止まり、目を見開いた。見ない振りをして来た自分の本心に、ざわりと胸が細波打つ。息が詰まる。 思わず顔を上げれば、朧はとても優しい眼で此方を見つめていた]
(30) 2011/08/20(Sat) 10時頃
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私、……。
私も、楽しかった。本当に、幸せだった。
――――――――――――…朧様、私は、私は……!
[堰切ったように、子供のように、言葉が溢れて。 相手の方にさしのばそうとした手は、けれど、届くことなく宙で止まった。
玄関の方でした声に、はっと我に返ったから]
(31) 2011/08/20(Sat) 10時頃
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―白石源蔵邸 玄関―
こんにちは、勝丸様。
源蔵様は御祭りの役員さんになったので、 授業はお休みですよ。良かったですね。
[戸口に現われた勝丸に、出来るだけ普段の様子を装ってお辞儀をする]
そうですね、一人占めは贅沢ですね。 御煎餅や羊羹もありますし、勝丸様もあがって―――
[行かれますか、と尋ねようとして。 彼の問い>>22に固まった。暫くの沈黙。表情の無い顔で、じっと相手を見つめて]
(32) 2011/08/20(Sat) 10時頃
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…………………何で。
[ぼそりと零した声は、酷く低い。 その質問の意味は何なのか。どうして自分にそんなことを問うのか。 其れを考える余裕などなく]
―――――――――――……。
ごめんなさい。
[誰に対する謝罪だったのか。小さな声でそう告げて、そのまま外へと駆けだした**]
(33) 2011/08/20(Sat) 10時頃
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[こちらに気付いたおみつに静かに視線を向けて、 会釈を送った時――]
ぅ、わあっ。
団十郎さん――?!
[あっというまに人々に取り囲まれる、団十郎。] …団十郎さんが、役員に…??
[そんな光景を、呆気にとられて眺めていた。]
(34) 2011/08/20(Sat) 10時半頃
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………明にいさん。 [そして、団十郎の役員を押し付けられた(?)騒動の後に。
明之進へ、短く声をかけた。 以前に使っていた親しげな呼称となったのは何故だろうか。]
わたしね。 祭りの夜に、星降る海岸へ行くつもりなの。
(35) 2011/08/20(Sat) 10時半頃
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[みらいじん そのひとらの個人名は知らないけれど。 この村の中におり、明之進が同情を寄せる相手ではあるのだろう。 だとしたら、自分にとって馴染みのある人物である可能性は高い。]
……もしも、この村を去って海岸から「かえる」ひとがいるなら、 ちゃんと、最後まで見送りたいから。
[うすく、笑ってみせた。**]
(36) 2011/08/20(Sat) 10時半頃
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おいっ、待てよ一平太ッ! (あいつ…やっぱり)
どっちを選んでも、俺は責めねぞぉ!
[この叫びは駆け出した一平太に聞こえただろうか]
(37) 2011/08/20(Sat) 18時頃
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はぁ…、なんでこんなに…。
周りは残りたいってやつばっかりなんだか。
[ごめんなさいを自身へのものと取ったようだ]
俺一人馬鹿みてえじゃねーか。
(*2) 2011/08/20(Sat) 18時頃
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ったく。
どっちに行ったんだか。
[...は朧のほうをちらりと見てから一平太を追って駆け出した**]
(38) 2011/08/20(Sat) 18時半頃
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餓鬼大将 勝丸は、メモを貼った。
2011/08/20(Sat) 18時半頃
女中 おみつは、メモを貼った。
2011/08/20(Sat) 19時頃
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─ 神社 ─
[どこまでも続く平行線。 そんな言葉が不意に浮かんだ]
……あの時の君も、こんな気分だったのかな……。
[消え入りそうな呟きと共に、ほんの短い時間苦笑が滲む。 けれど、それはすぐにとけて]
そう、です、ね。 ……わかれと言うのが身勝手なのは、承知しているのですから。 見苦しく、言葉を重ねるべきではありませんでした。
何より……結末を選び取るのは、私ではなく、『彼ら』なのですから。
[自分にできるのは、ただ願うだけ。 ただ、穏やかな時が巡る事を]
(39) 2011/08/20(Sat) 19時頃
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[優しくなくてごめん、という伊綱。 『本当に優しくないひとは、それを謝ったりしませんよ』と。 言おうとしたけれど、やめた。 多分、今の自分の言葉は刃にしかならない。 傷つけるのは、元より本意ではないのだから、と。 そんなことを考えていたら、軽く、視界がぶれた]
(……あれ?)
[数回、瞬いて、近くの木にもたれかかる。 直後に、忙しない足音と共に訪れた者たちが団十郎を連れて行き]
…………。
[何か言おうとしたものの、何も言えなかった。 珍しく、動き回ったせいか、などとぼんやりと思っていたら]
(40) 2011/08/20(Sat) 19時半頃
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門下生 一平太は、メモを貼った。
2011/08/20(Sat) 19時半頃
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……ひぃちゃん?
[現れて以降何とも評しがたい視線をこちらへと向けていた日向に、懐かしい呼び方をされて。 半ば無意識にか、自分も古い呼び名を口にしていた。 その後に向けられた言葉と笑みと。 大きく息を吐いたのは、傍目には嘆息と見えたかも知れない。
実際には、少し息苦しさを感じていたから、なのだが]
……そう、です、か。
[止めた所で無駄だろう事は、先に垣間見えた表情からも伺える。 理屈ではなく、感覚なのだ、と。 その事を、改めて感じた気がした]
(41) 2011/08/20(Sat) 19時半頃
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ふう……十年程度では、変わりきれぬもの……ですか。
[理論優先の思考は捨てた心算で、でも、やはり縛られたままなのだな、とそんな事を考えて。 苦い笑みを浮かべつつ、もたれていた木からゆっくりと身を離す]
……さて。 それでは、いつまでもここにいても仕方ありませんし。 行くとしましょうか。
[どこへ、と宛はないが、今のやり取りの結果は勝丸に伝えるべきだろう、と。 そう考えて歩き出した。
足元が宜しくない事には、気が回っていないわけだが]
(42) 2011/08/20(Sat) 19時半頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2011/08/20(Sat) 19時半頃
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ああ、凄かった。 僕初めて見たよ…役員の押し付け現場。 あれじゃあ、断れないよねぇ。
[実行委員の面々と寄合場に行く団十郎の後ろ姿を見送りつつ、彼らの恐ろしさ、その恐怖に身体を震わせていると、日向が明之進に声を掛けていた。]
明にいさん…?
[随分親しげな呼称で呼び合う二人に小首を傾げる。]
(43) 2011/08/20(Sat) 20時頃
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あの時の君――――…?
[明之進の苦笑を滲ませた小さな呟きが耳にはいるが、それを今深く聞く気はない。彼にとって今の自分はその立場ではないことは重々承知している。]
そうそう。妙な説得は諦めてくれて何より。
[明之進の心情など全く介していない――そんな口振りで言葉を投げて、目の端で動こうとする明之進を見る。 足元がおぼついていない。]
――――…
[つい休むように声を掛けようとして、抑えた。]
……僕はもう行くからさ。 日向様は神楽さんと一緒に居たらいいよ。
[居てあげて。]
じゃあ。
(44) 2011/08/20(Sat) 20時頃
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懐刀 朧は、メモを貼った。
2011/08/20(Sat) 20時頃
おみつは、神社で二人と別れると海岸の方へと足を進めた。
2011/08/20(Sat) 20時頃
女中 おみつは、メモを貼った。
2011/08/20(Sat) 20時頃
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―神社―
……変化がないのを、よしとしないみたいな言い方ね。
[変わりきれぬもの、と言った明之進に向けて。]
おみつさんの言う通りよ。 あなたは。 わたしたちの記憶、…大切な思い出よりも、他を優先させてきたのでしょう。その、十年程度? それは、あなたの信念……選択ではないの?
それなのになんで、そんなことばを口にするのだか。 [未来の世界や掟諸々について説明されても、 小娘の頭ではわからないのだろうけど。 まぁ、みらいの都合がどうこうがわからないのが問題なのではなく。]
わたしには、あなたがわからない。 [木へもたれていた格好の青年へ、きゅっと唇をかんで、気遣う視線を送った。]
(45) 2011/08/20(Sat) 20時半頃
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……ふらついてるみたいよ。 だいじょうぶ?
どっかへ行くなら、支えてゆきましょうか。 [彼の足どりが危なっかしい事に気付いて、 助けの手を差し述べた。
こちらを信じないなら、きっとこの手をとらねばよい―― そう少々、自棄にようにも思いながら。]
[一緒に居たらいいよ、というおみつ>>44に、 首を縦にふることも横にふるこもできず、複雑な顔をしたのだった。]
(46) 2011/08/20(Sat) 20時半頃
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子守り 日向は、メモを貼った。
2011/08/20(Sat) 20時半頃
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―星降る海岸―
[宛てもなく駆けて、気づけば海岸までやって来ていた。 道中、誰かとすれ違ったり姿を見かけられたとしても、きっと此方は気づいてはいない]
―――――――――――……。
[今日も海はいつものように青く、空はいつものように澄んでいた。一度ぼんやりと其れを見上げた後、何処か頼りない足取りで浜辺沿いを行く。 やがて辿り着いたのは、立ち入りを禁じられている場所。星降る海岸]
(47) 2011/08/20(Sat) 20時半頃
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[岩陰にはひっそりと、5年前に乗って来た時航機が置き捨てられている。 浜風に長年曝されていても錆び一つ出来ることの無い、この時代には無い素材の乗り物。銀褐色に覆われた、小さな円盤。
その眼の前で、砂浜に膝を付く]
嗚呼、――――…。
[5年前、何も知らずにこの村にやってきた少年は、しかし時航機に内蔵されていた『厳重取扱い注意書き』で様々なことを学んだ。
一つ、この時航機は、搭乗者をその時代で問題なく生活できるように、他者の記憶を改変する力を有していること。 一つ、しかし記憶操作はあくまで最低限にとどめるべき物であり、搭乗者がその時代を去る時に全て抹消すること。この方法により、一定の未来の安定性が得られることが、統計でも確認されていること。 一つ、この時航機の保証期間は5年間であること。認証の更新を受けていない場合、それを過ぎた機体は緩やかに機能を停止すること。此処で言う機能とは、時間移動能力、記憶改変能力、双方を差す]
(48) 2011/08/20(Sat) 20時半頃
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[時間移動と言うのは、未来の世界でも簡単なことではなく。少なくとも彼の生きていた時代の、彼の生きていた地域では、困難なこととされていて。 時航機は其れ単体で自由に時間旅行が出来るのではなく、自然に発生する『時空の道』を進むのだ。この村のこの海岸では、毎年丁度祭りの日、「星」降る夜空に道が開く]
……………どっちを選んでも…?ふふ…。
[今年を逃せば、多分帰る機会は無くなる。そうなった場合、何が起こるのか分からない。自分は正式な手続きをしてこの時代に来たわけではないのだ。だから、余計に怖い]
飛び出してしまって、に…朧様にも勝丸様にも、 申し訳ないことをしてしまいました。
[けれど立ち上がる気になれず。暫し、時航機を見上げていた]
(49) 2011/08/20(Sat) 20時半頃
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門下生 一平太は、メモを貼った。
2011/08/20(Sat) 20時半頃
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─ 神社 ─
[先に転んだのも、体調の不安定によるものか。 そんな分析を巡らせていたところに、投げかけられた言葉。 足を止めた反動でまた、世界が揺れたなあ、と、どこか暢気な考えが頭を過る]
……変わりたかったんですよ、私は。
[どうにか倒れるのは免れつつ、日向の方を振り返る]
強制的に、変えられたから。 そこから逃れて。 籠に、囚われる以前に。
……そんな思いで、数少ない友と永遠に袂を別っておいて、この有様かと。 そう思ったら、至極、情けなくなったのですよ。
『死んだ事にするなら変われ』、と。 そう……言われて、頷いたのに。
(50) 2011/08/20(Sat) 20時半頃
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[感情の赴くままに、そう、言葉を吐き出して。 それから、あ、と短く声を上げる]
すみません……いきなりこんな事を言っても、わかりません、よね。 私が何者か、何故ここにいるのか。 そういう、大事な事を何も話さずに、一方的に話してばかりで……それでわかれ、理解しろ、というのは。 あまりにも、無茶な注文に過ぎました。
[結局は、それだけ気が急いていたのだけれど。 今のところ、意識はそこに向かわない]
(51) 2011/08/20(Sat) 20時半頃
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[案ずる言葉と、差し出される、手。 一つ、二つ、瞬いて、肩に戻ってきた小鳥と顔を見合わせた]
……本当に。 この村の人は、優しい……ですね。
[最初に口をついたのは、こんな言葉。 手を取る資格は自分にあるのか、と、そんな考えも過るものの。
ここで手を引いたら、今度こそ、何もなくなるような気がした。
今の自分自身の状態を鑑みたなら、それでもいいのかも知れない、と。 そんな自暴自棄も浮かぶけれど]
ありがとう……少しすれば多分、落ち着くと思うので……それまで、手を貸してください。
[ここで、差し伸べられた想いを無碍にして、更に傷つける結果は選べなくて。 眉尻の下がった、どこか情けない表情で、頷いた]
(52) 2011/08/20(Sat) 20時半頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2011/08/20(Sat) 20時半頃
餓鬼大将 勝丸は、メモを貼った。
2011/08/20(Sat) 20時半頃
女中 おみつは、メモを貼った。
2011/08/20(Sat) 21時頃
門下生 一平太は、メモを貼った。
2011/08/20(Sat) 21時頃
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