277 黄昏草咲く出逢い辻
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[そのような空間へ、客人として訪れる最後の日。 月見草の道を超えた向こう側に、少女の姿をとった沙羅を見付けた>>140。 微睡むことなく待っていてくれたことに胸を詰まらせながら、彼女の許へ急いで]
……そっか。
[こちらの装いを見た沙羅が、言葉を失くす>>141のを見て苦笑する。 彼女の力ならば容易くなせることも、半ば予想はしていたけれど]
でも、少しは驚いてくれただろ?
[それならば甲斐があったと、気落ちすることもなく微笑んだ]
(157) suzukake 2020/06/16(Tue) 20時半頃
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ヴェルヌイユは、今更誤字を見つけたでござる。
fuka 2020/06/16(Tue) 21時頃
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─ 十数年後 ─
[良人となった男は、現の世の渡り方と、 楽しみ方の双方を教えてくれた。
生まれてくる場所と時代が違えていたら 表でも名が広まっていたかもしれぬものの、 今の時世では物騒な中に身を置いている故か 男の隣にいる己の見目が変わらぬことに 騒がれる由も無く]
そうだねぇ。
毎日が新鮮だから、懐かしむ暇も無いし。
[>>147傍ら、これまでの月日を懐かしんだか 振り返ってみたように呟く男に同意を返す。 見上げてみる首の角度も変わらず、 男へと返す表情も変わってはいない筈]
(158) nadia 2020/06/16(Tue) 22時頃
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[けれど、男はあの頃よりも随分変わった。 洒脱な雰囲気はそのままに、精悍さはより増して 経験を刻んだ皺は、余裕と凄みの彩りを添えるようになり。 そのくせ己を見つめる瞳に込められた熱と 抱き寄せてくれる腕の力強さは変わらないのだから]
……ぁ…
[>>148じ、と見つめていたのが伝わったのか、 見返すように向けられた視線からの問いかけは 主語は無くとも何を指してかは分かるもの。 けれど、見つめてくれる時間が多いから、と 言われた言葉には目を丸くした]
(159) nadia 2020/06/16(Tue) 22時頃
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― 月見草の森 ―
……少しどころじゃ、ない。
[驚いてくれただろ、という問いに、少しだけ拗ねたようにこう返す。>>157 そも、感じたのは驚きだけではなく。 自分の力で織り上げ損ねた事へのちょっとした怒りと、揃いの誂えを纏ってここに来てくれた事への嬉しさがない交ぜになっていた、というのが実際の所で。 それもあったから、それ以上は何も言わずに、儀式へと進んだ、というのは、余談として]
(160) tasuku 2020/06/16(Tue) 22時頃
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………そんなに、
あからさま、だったかい?
[見初めたあの頃だって十二分に好い男だったけれど。 年を重ねる毎にあげられてきた男っぷりに、 目を奪われる事が増えていた自覚はあったから。
頬の赤みを隠さぬままに、恥じらいながら問い返して]
(161) nadia 2020/06/16(Tue) 22時頃
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─ 後日談 ─
あらぁ、それじゃきっとモテますねー。
[外見も中身も父似なら、ところころ笑った。何年経ってもこの調子である。>>152
そうして穏やかな空気に浸っていたのだけど。子供のような戯れの合間に大人の色を感じ、指先のくすぐったさにくすりと笑った。]
……息子に妬いちゃいました?
[子供が甘える姿を散々見ているだろうから、とからかって。]
(162) mikanseijin 2020/06/16(Tue) 22時半頃
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えっ……私はいいですよぅ……
[甘えられるのは構わないが、こちらからこういう風に甘えるのは慣れていなくて。>>153
最初は遠慮したものの、菓子を持つ手が引くよりも先にこちらが譲るのが早かった。
もう、と口で文句を言いながらもそっとクッキーを齧った*]
(163) mikanseijin 2020/06/16(Tue) 22時半頃
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― 月見草の森 ―
[沙羅が自らの力で装いを織り上げてくれるなら、無論それに否やはないけれど。 言葉にされなければ頼みようもないから、また別の機会となることだろう]
(164) suzukake 2020/06/16(Tue) 22時半頃
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― 『辻守』の社前 ―
ぉぅ、狐の君か。
おまいさんも良き縁を得られたかい……そいつは何よりだぁよ。
[訪れた妖狐と、その番として選ばれたもの。 二人の訪れに、『辻守』は変わらぬ態でからりと笑う]
んん? あー……ああ、アレどもの事なら、気にする事はないさぁね。 別に儂、アレ共の親玉というわけではないし。 アレどもが勝手におまいさんたちにちょっかいかけて潰されただけの話だぁよ。
[番たる男からの言葉にも、返す口調は呑気なもので]
(165) tukineko 2020/06/16(Tue) 22時半頃
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……ああ。 また、いつでも来るといいさぁね。
おまいさんたちの先行きに、森羅万象の恵みがある事を、祈っとくよぉ。
[『辻の森』と『辻守』は、ある意味では繋がっている。 故に、森があるという事は即ち、『辻守』が存在している、という事。 だから、来ればいつでもここにいる、というのはまあ。 わざわざ説明する事もないのだけれど。**]
(166) tukineko 2020/06/16(Tue) 22時半頃
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─ 『辻守』の社前 ─
うん、おかげさまでね。
[>>165こちらの報告を受けて、 何よりだと笑う辻守に、笑みを返す。
良人が辻守へと向けた謝罪も、 やはりからりと、気にすることはないと返されて。
>>166またいつでも来るといい、という言葉に こちらも変わらぬ態で頷き返し]
(167) nadia 2020/06/16(Tue) 23時頃
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うん。 そうさせてもらうよ。
そちらにも、変わらぬ実りがあるように うつしよから、祈っているからね。
次は黄昏草のご機嫌を損ねぬように 何か貢物でも持参させてもらうとするよ。
[ころころと笑みを零して、 良人と共に辻の森を後にした**]
(168) nadia 2020/06/16(Tue) 23時頃
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─ 後日談 ─
いいや? そなたはいつであれ、儂の妻であろう。 子に妬く道理などありはせぬ。
[子を羨んでいるわけではなく、ただただ趣向を変えて触れ合いたいだけのこと。 揶揄う様子>>162には涼しい顔で笑った]
(169) rokoa 2020/06/16(Tue) 23時頃
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[菓子の食べさせあいを遠慮する仕草を見せるのどか>>163だったが、付喪神が頑なにクッキーを差し出していると、あちらが先に折れたようで。 のどかの唇がクッキーへと触れる]
遠慮するならば半分貰うぞ?
[齧られたクッキーから手を離し、のどかの後頭部へと手を回し顔を近付け。 唇を重ねた上でクッキーを半分齧り取ることを目論んだ*]
(170) rokoa 2020/06/16(Tue) 23時頃
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― 十数年後 ―
ずっと見てたわけだからな。
[挨拶をするようにいたというわけではなく 俗世を楽しんでいた中でも変わらずに見続けてくれる千早の視線を受け止めて、そして同じように熱をこめてみてきた成果。というものだ。 蜜月をいくら過ごそうとも恥じらいを消えぬ千早>>161を愛しく思いながら、ついに、というか、もうこの時が来てしまったようだ]
(171) S.K 2020/06/16(Tue) 23時頃
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─ とある、日 ─
[結界により人払いされた貴石神社にどこからともなく楽の音が届き、舞手が舞い始める>>143。 事の発端はある時届いた一通の文。 刻から届いたそれは、番との挙式を貴石神社で行いたいという願いであった。 再会を約していたこともあり、付喪神はこれを快諾。 一週間前にものどか宛に紫紺の封筒>>142が届き、今に至ったというわけだ]
(172) rokoa 2020/06/16(Tue) 23時半頃
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[社の前で奉納舞を見守る付喪神の姿は、神社の神職のそれ。 冠を被り、赤の単、白の袴、その上に輪無唐草の紋様が入った黒の袍を纏っており、漆塗りの浅沓を履いている。 手には笏があり、傍らには大幣が置かれていた。 所謂、衣冠単と呼ばれる姿である。 大祭で着用されるその姿は、かつて鬼神と呼ばれた妖と、縁を得た人の子の挙式に相応しい姿と言えよう]
(173) rokoa 2020/06/16(Tue) 23時半頃
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[招待客を魅了する奉納舞を終え、鬼面を外した刻>>144が『番』たる拓己>>155を引き寄せ、神前へと進み出る。 彼らが目の前に並び立つのを確認した後、付喪神は笏を大幣に持ち替え、厳かに口を開いた]
掛介麻久母畏伎(かけまくもかしこき) 伊邪那岐大神(いざなぎのおほかみ) 筑紫乃日向乃(つくしのひむかの) 橘小戸乃阿波岐原爾(たちばなのをどのあはぎはらに) 御禊祓閉給比志時爾(みそぎはらへたまひしときに) 生里坐世留祓戸乃大神等(なりませるはらへどのおほかみたち) 諸乃禍事罪穢(もろもろのまがごとつみけがれ) 有良牟乎婆(あらむをば) 祓閉給比清米給閉登(はらへたまひきよめたまへと) 白須事乎聞食世登(まをすことをきこしめせと) 恐美恐美母白須(かしこみかしこみもまをす)
[心身を清める修祓の儀、朗々と詠み上げるのは祓詞。 詠み上げ終えると、手にした大幣を左右にそれぞれ三度振り、清めとした]
(174) rokoa 2020/06/16(Tue) 23時半頃
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[次いで付喪神は神前へと向き直り、再び口を開く]
高天原爾~留坐須(たかあまはらにかむづまります)──
[己よりも上位の神へ結婚を報告する祝詞奏上の儀。 大祓詞と呼ばれる祝詞を詠み上げることで、結婚する二人の加護を祈る。 厳かな雰囲気を保ったまま、詠み上げる言葉は言霊となり、神へと届く誓言となった]
(175) rokoa 2020/06/16(Tue) 23時半頃
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[その後は三々九度として知られる、三献の儀。 結ばれる二人が神前にて誓いの言葉を奏上する、誓詞奏上。 昨今では神前式でもやるようになった、指輪交換の儀。 神と人(此度は妖もだが)の心を繋ぐとされている玉串を神殿に捧げる、玉串奉奠。 それらが粛々と進められ、挙式は終了となる。 指輪は依頼を受け付喪神が用意した、柘榴石と藍玉をリング状にしたもの。 付喪神の神気を通して加工された逸品で、神としての祈念も込められている]
おめでとう、二人共。 お主達の行く途に、更なる幸があらんことを……。
[挙式を終え、祝辞を述べれば、刻と拓己の周囲に眷属達が現れ。 色とりどりの煌めきを撒き散らし祝福とした**]
(176) rokoa 2020/06/16(Tue) 23時半頃
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─ 後日談 ─
んん……
[いい加減間近で顔を見ることは慣れたけど。慣れたけど!!これどころじゃないことも沢山したけど!
日中堂々、素敵で麗しく愛しい旦那様にこんなにも甘いことをされると、ちょっと照れるのだ。いまだに。
綺羅星は絶対わかってやっている、と思う。]
……甘いですねぇ。
[ほんのり顔を赤く染めていれば、小さい子がいつのまにかちょこちょこと傍にやってきていて、あぅ!(ぼくも!)とばかりに口を開けていた。]
(177) mikanseijin 2020/06/17(Wed) 00時頃
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はいはい、坊やにもあげましょうね。
[クッキーを一つ口に入れてやると嬉しそうに もごもご口を動かしている。]
そういえば、綺羅星さん。 墨で文字を書けます? 私は習字していたのはせいぜい中学生までで、上手とは言えなかったんですけど。
落ち着いたら、書いてみたいですね。 私たちの馴れ初めとか……
[ふふ、と企むかのように笑う。]
(178) mikanseijin 2020/06/17(Wed) 00時頃
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昔話や物語。そういったものが好きでしたけど。 今では私が、おとぎ話になったみたいで。
[妖の嫁になった娘はいつまでも幸せに暮らしました。 めでたしめでたし。]
恋のお話を伝えれば、縁結びの神社として、人も更に集まるかなと思いまして。
伝承を掘り起こすのもいいけど、伝える側にもなってみたいですね。
[いつか……と言っているといつまでもやらなさそうではあるが。子がもう少し大きくなったら筆を取ってみたくある。なお、墨で書きたいのは保存が長くできるのと雰囲気作り。*]
(179) mikanseijin 2020/06/17(Wed) 00時頃
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[貴石の神の祝詞が朗々と、鬼と人とを言祝いで、天へと契りの誓いを奏上するのを、鬼は万感の思いで聞いていた。>>175]
感謝する、綺羅星殿。
[三三九度の盃を交わし、煌めくの指輪を手にする時には、深々と頭を垂れ、次いで参列を願った賓客達に向けても一礼して、指輪を手に取った。]
(180) fuka 2020/06/17(Wed) 00時頃
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[愛しき者と微笑み交わし、見つめ合うこと暫し]
拓己、千代に八千代に...世の果つるまで、離れはしないよ。
[改めての誓言と共に、互いの薬指に指輪を通し、そのまま指を絡めて唇を重ね...]
ん...ふ...
[婚姻の儀の一部としては、些か長すぎる口付けには、神も苦笑を零したかもしれない。**]
(181) fuka 2020/06/17(Wed) 00時頃
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─ 後日談 ─
[唇に触れる柔らかな感触と、口の中に広がる甘い味。 割れたクッキーの欠片を口の中に収め、名残惜しげにしながら唇を離した]
甘いのぅ。
[目の前には頬を染める妻の顔。 その表情が堪らなく愛おしい。 顔の距離を離しながら、唇に残った欠片を舐め取っていると、息子も傍に寄って来ていた>>177。 のどかが息子にもクッキーを与える。 その様子もまた微笑ましくて、付喪神は穏やかに微笑みながら眺めていた]
(182) rokoa 2020/06/17(Wed) 00時頃
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筆か? 勿論書けるぞ。
書いてみたいならば教えてやろうぞ。
[問いかけ>>178には快諾し、何かを企むような笑いに緩く首を傾いだ]
儂らの馴れ初めとな? ふむ……縁結びの神社としてか。 良き案ではないか、そなたがやりたいと思うならばやってみると良い。 遺すと言うのは何に於いても大事故な。
[のどかが目指していたものを摘み取ってしまったのではないかと思うところもあったが、どうやらそれは杞憂であったらしい。 妻はいつだって前を向き、己の出来ることを成そうとしている。 そんな直向さも愛すべきところであると、付喪神は改めて惚れ直していた**]
(183) rokoa 2020/06/17(Wed) 00時頃
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[凛と在る衣冠単の神職姿をした貴石の氏神を前にして、心身を一段と引き締める。奏上される祝詞にも圧倒されずにはいられなかったが。 心は澄み渡り、粛々と儀式は進んでいった]
ありがとうございます。
[傍にある伴侶と同じく、深く腰を折り。 集い来てくれた見届け人達へも一礼。 柘榴石と藍玉そのもので出来た環を手に、彼と正面から向き合った]
(184) Mey 2020/06/17(Wed) 00時半頃
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[浮かぶ微笑み、交わり絡み合う眼差し]
刻。何時までも、何処までも、共に在ると。 離れたりしないと……誓う。
[天に人に宣誓し、互いの心の臓に最も近い指へと証を嵌めて、そのまま指を絡めて唇を重ね...]
く...ん...ぁ...
[時の流れも忘れて交わしたもうひとつの誓いは、天地に何を思わせたやら**]
(185) Mey 2020/06/17(Wed) 00時半頃
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─ 後日談 ─
きっと、昔の人も大切な何かを残したかったんでしょうね。
私も同じ気持ちですから。
[習字の先生になってくれると聞けば、ありがとうございます、と礼を言い。]
これからも……よろしくお願いします。
[子をあやしつつ、改めて。 大切な夫に微笑みを向けた**]
(186) mikanseijin 2020/06/17(Wed) 00時半頃
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