人狼議事


191 The wonderful world -7 days of MORI-

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


プリシラ忍者隊 ジェームスに投票した。
ジェームス博徒 プリシラに投票した。
モニカ博徒 プリシラに投票した。
トレイル博徒 プリシラに投票した。
リツ博徒 プリシラに投票した。
ミーム博徒 プリシラに投票した。
イースター博徒 プリシラに投票した。

プリシラは村人の手により処刑された。


時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
犠牲者はいないようだ。殺戮の手は及ばなかったのだろうか?


全ての人狼を退治した……。人狼に怯える日々は去ったのだ!


天のお告げ (村建て人)

[7日間のゲームが終了すれば、最後の審判の時が待っている。
生き返る人間を宣言するため、参加者たちは真っ白な部屋に招かれる。

ただし、そこで待ち構えていた管理者の表情は、
かつてないほどに、晴れやかで——]

(#0) 2016/06/19(Sun) 05時頃


【人】 奏者 セシル

― 審判の部屋 ―

[貴方がたが目を覚ませば、ここは真っ白な部屋です。
最後まで生き残った参加者と、僕が認めた脱落者の皆さんを、集めました。

“夜羽 仙寿”は、何食わぬ顔で皆様に一礼をします。]

おめでとうございます。
死神のゲームの7日間は、これで終了でございます。

(0) myu-ra 2016/06/19(Sun) 05時頃

【人】 奏者 セシル

僕はモリ区のコンポーザー。
いわゆるUGの管理者、という者です。

[僕が街の片隅でバーテンダーをやっていることを知っている方は、
怪訝な顔をしたかもしれませんが、まぁそれは置いておいて。
早速、本題に入らねばなりません。]

まずひとつ、皆様に改めて謝らねばならないことがあります。

僕は、このモリ区に限界を感じていました。
雑音に溢れて埋もれ行く街に見切りをつけて、全てを消し去るつもりでおりました。

しかし、今回のゲームを通して。
考え方を変えざるを得ませんでした。

モリ区は、まだしばらく存続させます。
これは、決定事項です。

[事情を知らない方は面食らうでしょうが、僕は気にせず朗らかに笑います。]

(1) myu-ra 2016/06/19(Sun) 05時頃

【人】 奏者 セシル

さて、死神のゲームのルールは最初にお伝えされておりますね。
最後まで生き残った参加者のうち、高得点者上位4名までを、
生き返らせることができる、と。

桐原 率さん。
森 里佳さん。
景山・ジェームズ・剛さん。
朝比奈 卯月さん。

――以上、4名。
今回の高得点者である貴方がたを、ルールに則って生き返らせることにいたしましょう。

おめでとうございます。

(2) myu-ra 2016/06/19(Sun) 05時頃

【人】 奏者 セシル

……と、本来ならば。
それだけでお話は終わりなのですが。

僕はね、ここにお呼びした14名、全ての方に。
モリ区を変えることのできる可能性を感じましたので。
特別に、生き返りの権利を与えたいと思っております。

[特例、って便利な言葉ですね。
偉い立場にいる者がそれでごり押しをすれば、異論を挟む者はいないのでしょうし。

そういう皮肉めいた意味はともかく、僕は心から感じているのです。
この者たちが生きることで、モリ区は変わるかもしれない。
雑音だらけのストリートが、旋律を取り戻すかもしれない、と。

戦いを通して、確信を得たのですから。]

(3) myu-ra 2016/06/19(Sun) 05時頃

【人】 奏者 セシル

よくお聞きください。

景山・ジェームス・剛さん、朝比奈 卯月さん、
桐原 率さん、森 里佳さん、
中里 航さん、Meme(仮名)さん、
紀陸 類さん、向坂 音流さん、
小津 世造さん、怒鳴 京助さん、
南方 輝さん、北見 圭一さん、
鳥飼 寿さん、フィリップさん、

あなたがた一人一人に、それぞれ、選んでいただきます。
「エントリー料を取り戻すか、否か」。
「生き返るか、否か」。
もしくは、「死神になるか、否か」。

お好きなように、オーダーをください。
ただし、キャンセルは効きませんので、ご注意を。

(4) myu-ra 2016/06/19(Sun) 05時頃

【人】 奏者 セシル

[そこまで言い切れば、口をつぐんで選択を待ちましょう。
質問があるならば、受け付けますが。

そうしながら、僕は、もうひとつ考えていることを、秘めておきます。

次のコンポーザーとして相応しいであろう人を、ようやく見つけられた気がしましたので。*]

(5) myu-ra 2016/06/19(Sun) 05時頃

村の更新日が延長されました。


村の更新日が延長されました。


【人】 忍者隊 ジェームス

[意識したのはこれが初めてだが
”ひと”を刺すというのは、
酷くあっけなくて
酷く恐ろしいもの だった。]

  [――どんっ]

[その体を突き飛ばして、
よろけて、その傍へ膝をついた。

――手元を離れた刃が、
貴女の身に黒い亀裂をきざんでいく。

赤くぼやけた世界の中で
鮮やかな赤い髪の色を頼りに
俺は、貴女の顔をどうにか視界に収める。>>7:343]

(6) sane 2016/06/19(Sun) 07時頃

【人】 忍者隊 ジェームス

 
  [……貴女は、いつものように。
  それこそ飲み会の時のように
  笑った、気がした。>>7:344]
 

(7) sane 2016/06/19(Sun) 07時頃

【人】 忍者隊 ジェームス


  ええ、さようならです。白上刑事。

  ……俺も、楽しかった、ですよ

[知らない感情、知らないせかい、
死んでから広がった世界では
良い事ばかりがあったわけじゃないけれど
それでも、噫、仕事ばかりの機械人間が
人並みに楽しんでいたんだと思う。


俺はちゃんと笑い返せていただろうか。
自信はなくて、
情けない微笑みになっていたかもしれない。]

(8) sane 2016/06/19(Sun) 07時頃

【人】 忍者隊 ジェームス

[黒い残滓がふと大気にとけていく。
床に落ちた白いコートに黒い服の上下、
いずれも血にまみれていただろうか。

それを静かに見下ろした。]

 (……これが罪だと誰が言えるだろうか)


  ――…………!
  ………ぅ、……き

[ふっと、意識していなかった痛みが戻ってくる。
ちかちかと視界が明滅する。

あの、白いツインテールを探す前に、
ふらふらと俺は床に手をつき倒れ込んだ。

その直後か、それとも少し後の事か。
眩い光がせかいを包み込んで――…………>>7:#4**]

(9) sane 2016/06/19(Sun) 07時頃

【人】 記号の妖精 ミーム

―― 7d:スカイタワーでみたもの ――

[戦火の中心で、時折見てきた"参加者"を中心に、なにかがいる。そのヒトもまた、見たことがある。それこそ一週間前に。]

 … あ れって。
 初日のオバサンじゃない…?

[7日間経ったからといって印象変わるわけではないの。だからそんな言葉が出てしまったのは無意識なのだけど、多分聞こえなかったわよね?

――それどころじゃあ、ないみたいだし。>>7:272

最初からクライマックスってやつかしら。
2連戦ボス戦でヘルプに来るNPCの如く乱入したあたしたち。]

(10) pikeP 2016/06/19(Sun) 08時半頃

【人】 記号の妖精 ミーム

[ワタルさんの閃光はあっさりと弾かれ、>>7:276、もうその次には、バッジを持って変身だなんて。
何かのゲームの、ムービーを見ているかのように。

演出なんて言わせない、ピリピリと肌を通る"恐ろしさ"を見せながら、変質を遂げていく。>>7:278]

なっ にあれ… ほんっと
 何でもアリなの――ううぅー…!

[ガリ、と地を蹴った瞬間には、人では絶対不可能な速度で駆けだしたソレ>>7:279

あれで、"突撃をされたら"たまったものではない。なにせ抑えるだけの壁しかあたしは作れない。
抱えていた獲物が拳銃であったことが判別できれば、多少は、前に踏み切ることもできたでしょう。>>7:279

もし散弾するようなら、あたしは正面に張っていた壁を自分の周りやワタルさんの周囲に取り囲ませるように地面から沸き立たせる。]

(11) pikeP 2016/06/19(Sun) 08時半頃

【人】 記号の妖精 ミーム

[けど、その速度が背一杯だった!]

 …っ!も、ぉ!!

[少し距離のある所で、他の女の子の苦しそうな声が聞こえる。>>7:283>>7:284

力の至らぬとこ本当に、情けない。
あたしもワタルさんみたいに「皆救う」みたいな気持があれば、もっともっとこの力を上手く使うことができるのかしら。
――1週間ぽっちで、ワタルさんの事の半分すら理解もきっとしてないあたしは、今そんな急にレベルアップ出来るようなものも、もっては、いないんだけど。

悔し紛れに一吠え叫んで、見えた別の壁>>7:290の間を割いるように、隙間をぬって、壁を補強した。>>2:297]

(12) pikeP 2016/06/19(Sun) 08時半頃

【人】 記号の妖精 ミーム

 逃がさないわよオバサン!!
 にがして、 たまる、もんですかぁ!!

[波打つ闇を、ずじゅ、と立て起こし、闇は壁の概念を忘れて曖昧な境界線でじりじりと追いたてて。
それでも回避を試みようとするソレが高く飛んだ先>>7:303―――それは逃げ道でもあり、あたしたちの絶好の攻撃のチャンスの場所。>>7:298

仕留めた、と。思った瞬間]


 ひゃ、ひゃあああ!!


[ソレの叫び声>>7:306に驚き、でも、絶対に当たらせまいと。

壁を作っているなら此方に来ることはまずなかろうと、ワタルさんの手を再び引っ張って回避に専念した。

誰かほかの人に攻撃するのをみて黙って見過ごすワタルさんじゃないかもしれないけど、それをしようというのなら、あたし自ら、彼の前に壁を張って、ソレと向き逢う事より、"あたしと逃げる事"に意識を剥かせるでしょう。]

(13) pikeP 2016/06/19(Sun) 08時半頃

【人】 記号の妖精 ミーム

[他の人が前に出たのを見たワタルさんは、一歩手前で判断を見謝らずに済んだよう。>>7:314。]


 ―――…。


闇の先で、一瞬の、静寂。>>7:326

一人の女の子から、漏れる、心の言葉。]

(14) pikeP 2016/06/19(Sun) 08時半頃

【人】 記号の妖精 ミーム

[自分の力を、見上げながら、
心そこにあらずと、考える。

―――一番、失ったものの被害が、少ないからかもしれない。それを聞いても、

「それって、ほんとにすばらしいって言えるの?」

女の子と机を介して話すのなら、
あたしはまだこう言って、しまってるんだとおもう。

やるせなくて、理不尽な部分が残ってて、
理想郷になりきれないこんな場所。

―――誰かの支えがないと生きていけないわよ。]

(15) pikeP 2016/06/19(Sun) 08時半頃

【人】 記号の妖精 ミーム

  …わたる
 

[さん、と、言えなかった。
無意識に、本当に無意識に、「トレイル」と、
重ねて言ったつもりだったのよ。

あたしたちはルールの上で、
ポイントがどういう集計されているのかも、上位が何人ってことも、良く知らない。

けど。
壁の向こうで、「生きろよ」と。>>7:332
その言葉はここにいるひと、皆に言っていた気がする。

 ―――。]

(16) pikeP 2016/06/19(Sun) 08時半頃

【人】 記号の妖精 ミーム

[生き返りたいな、と。

完全には"勝者"になれないのも、>>7:340わかって。
傲慢を望むのも、またヒトらしく、泥臭く。

無知な名前が無いだけのコドモの願いは。
先立つ大人>>7:344の言葉を重ねられて。あまく、叶えられようとしていた。>>4]*

(17) pikeP 2016/06/19(Sun) 08時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

― 7day ―

[死んだ彼女は、決して首謀者ではなかった。>>7:344
世間一般で言うような、テロリストや、そのようなものでは。]

楽しかったといえるなら。
……いい人生だったんだろう。

だけど、な。

[彼女が彼女でなくなる。>>7:331
それはきっと、俺達にとっても他人事ではない。
彼女には、それが耐え切れなかったのだろうから。

それでも。]

(18) pepaki 2016/06/19(Sun) 09時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

アンタ言ったろうが……死を望むのは、罪なんだろ……!

[彼女は死にたがっていた。
いつそれを知ったかはともかく。

間違いなく、死ぬ気だったんだ。
ここまで見れば、それくらいは分かる。]

だから嫌なんだよ。
人間ってやつが。

[どうして、そんな強さがあって。
諦めてしまうんだ。

目を閉じれば、いずれ、この意識は掻き消える。]

(19) pepaki 2016/06/19(Sun) 09時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

― Judgement・days ―

[白い部屋で目を覚ました。
その時は、何がなんだかわからずに、ただかたわらの彼女を庇うように、未知の人物と相対したか。>>0

その彼の言葉を聞いて、目を見開いたのは確かだ。>>1]

……全滅させるつもりだったのか。
生き返らせる気ってのは、初っ端はなかったわけだ。

[そこだけ聞けば、こうなるのだろう。
だからこそ、何故それをやめたのか。

……問いただすまでは、しなかった。]

(20) pepaki 2016/06/19(Sun) 10時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

[続いての言葉は、成績発表。>>2
自分の名前が呼ばれたことに、ひやりとする。
その後きこえた里佳の名前で、息を吐いた。

生き返れる。名実ともに。
ただ問題は、他の参加者が生き返れないことだと思っていた。里佳はそれを、重く受け止めてしまうのではないかと。

だからこそ、その言葉を聞いて。
強く、安堵した。>>3]

(21) pepaki 2016/06/19(Sun) 10時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

[エントリー料を取り戻すか、否か。
生き返るか、否か。
その選択肢に、迷うことはない。>>4
きっと里佳も、そうであるだろう。
だけど自分は、気になることがあった。]

……アンタが何を考えてたのか。
それまでは知らないからこそだが。

この先もアンタがここを牛耳って安心だという、保証はあるのか?

[表に戻っても、その生活が根本から揺らぐならば意味は無い。
モリ区の消滅というのは……表も含めて、のことだろうから。

生き返れることに感謝することと。
この男の存在を、許せるかどうか。
それは、また別の話だった。*]

(22) pepaki 2016/06/19(Sun) 10時頃

【人】 楽器職人 モニカ


      [ 声が 出なかった ]

(23) mayam 2016/06/19(Sun) 11時頃

【人】 楽器職人 モニカ

[ 傾いた身体が支えられて>>7:336
 
 何か 諭すような言葉が聞こえても、
 ただ ただ にじむ視界で

 


 視界 で>>7:341 ]

(24) mayam 2016/06/19(Sun) 11時頃

【人】 楽器職人 モニカ


 ―――― 

[ 光 にも ならずに。
 黒い 雑音の粒子が舞っていくのを>>7:344

 せかいなんて もう見渡せない瞳で、
 視ているしか 出来なかった。

 姿の無くなった死神を見届けてしまって、
 そこでようやく、目尻に溜まっていた滴を、
 ひとつ 瞬きで零せば。 ]




      [ ―― せかいが かわって、 ]

(25) mayam 2016/06/19(Sun) 11時頃

【人】 楽器職人 モニカ

― Judgement・days ―

[ ―― 眩しいほどの 白い部屋だった。
 
 多分、座り込んだままで。
 真っ白な床に肩から赤を垂らして、
 みっともなく涙を零したままで、
 つまりは ぼろぼろ。

 周囲にいるのは、他の参加者 だろう。
 遠目に、見知った姿もあって。
 でも、話しかけることは、きっと無かった。

 目の前にいる、見たことも、視たこともない、
 …人間?管理者?>>0>>1の言葉を、
 傍らのパートナーに支えられながら、
 状況把握も出来ずに、ぼうっと 聞いているだけで。 ]

(26) mayam 2016/06/19(Sun) 11時頃

【人】 楽器職人 モニカ

[ とりあえずは わかったこと。
 
 …生き返れる、らしい>>2 と いうこと。
 死んだ記憶も無いままに、もう一度生き返る、なんて。
 なんだかひどく滑稽にも思える状況だけど。
 
 とりあえずその言葉を聞けば、安堵は、して。
 
 ―― でも 名を呼ばれた人以外は?
 一緒に戦った、あの赤髪の女の子 たちは?
 
 って 一瞬でも思ってしまえば、
 直ぐに不安が訪れて、
 素直に安心なんて出来なかった。

 …まあ その不安も。
 続く言葉に 消されるのだけど。 ]

(27) mayam 2016/06/19(Sun) 11時頃

【人】 楽器職人 モニカ

[ 問いを投げるパートナーとは反対に、
 ゆっくり息を吐いて、身を動かして。
 彼の正面から、身体を預けた。

 生き返れる それは 嬉しいことで。
 でも 今感じているのは 安堵以上に、―― 。

 …なん て。
 言葉にすると また 泣き出しそうだったから、
 そんな顔 死ぬ前から絶対見られたくなくて、
 だから、隠して ほしくて。 ]

(28) mayam 2016/06/19(Sun) 11時半頃

【人】 楽器職人 モニカ

[ 嗚咽混じりの弱音をただ 思うままに 伝えて。
 瞳を伏せて、彼の肩に頭を緩く 押しつけた。

 それから"コンポーザー"の話は、
 暫く 聞いているだけ だ* ] 

(29) mayam 2016/06/19(Sun) 11時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

[黒幕を問いただしながらも、彼女の様子には気を配っていた。
正面から、体を預けられることなんてなくて。
今まで、こんなふうに泣きついてくれたことはなくて。
……難しいんだな、とそう感じながら。

思いを受け入れて、隠すように彼女の頭を撫でた。
語る言葉は、決まっている。]

(30) pepaki 2016/06/19(Sun) 11時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

[あの人は、嘘をいうような人間じゃない。
関わった時間は短いが、それは直感している。

誇れよ、そういったのだ。>>332
ならば彼女に捧げるのは、哀悼ではなく。
敬意。それで良い。

里佳の頭を、あやすように撫でる。
生き残った自分達が誇り高く生きるということが、『生きれなかった者』から託された、最後の願いだと。*]

(31) pepaki 2016/06/19(Sun) 11時半頃

【見】 さすらい人 ヤニク

―少女のおはなし―

[是国八千代は、大和撫子と称するに相応しい少女だったらしい。
とある富豪の令嬢で、礼儀正しく、純粋無垢な子供だったらしい。
美しい黒髪と真っ白な肌を持つ、華奢な人形のようであったらしい。
彼女の母親の、生き写しと言われていたらしい。

らしい、というのは。
それが、全て、死後に聞いたものであるから。
それを、全て、彼女自身はよく知らないから。]

(@0) ほるむ 2016/06/19(Sun) 12時頃

【見】 さすらい人 ヤニク

[是国八千代と名乗れば、生前を知るらしい者は、皆一様に驚いた。
「まるで別人ではないか。」と。
花を愛で、俗世とは隔離されていたかのような少女と、
透明な傘を赤く染め、楽し気に笑う少女を、等号で結べないのは当然のことだろう。


彼女のパートナーは、周りの言う「是国八千代」と、隣に立つ「是国八千代」が、まるで正反対なことに、興味を持ったようで。
暇があれば、何かと質問をしてきた。

その結果、わかったことといえば、ただ一つ。]

(@1) ほるむ 2016/06/19(Sun) 12時頃

【見】 さすらい人 ヤニク

[母に関する記憶、母と酷似した容姿、母から教わったこと。

それらすべても含む、

「母とのつながり」として、支払ったらしい。


ただ、それだけであった。]*

(@2) ほるむ 2016/06/19(Sun) 12時半頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

myu-ra 2016/06/19(Sun) 21時頃


【人】 忍者隊 ジェームス


  
(「人の子が栄光の中にすべての御使いたちを従えて来る時、彼はその栄光の座に着くであろう。そして、すべての国民をその前に集めて、羊飼いが羊と山羊とを分ける様に、彼らをより分け、羊を右に、山羊を左に置くであろう。」)

 

(32) sane 2016/06/19(Sun) 21時頃

【人】 忍者隊 ジェームス

――審判の部屋――

[目を開ければ、真っ白いせかいがひろがっていた。
体を伝う血は乾いていて、ぱりぱりと煩わしい。
俺はまだ夢を見ているような心地で、
見覚えのあるバーのバーテンダーの顔を見ていた。>>0>>1

死神のゲーム。コンポーザー?
わかったのは彼がどうやら
”管理者”とよばれるものらしいという事だけで

区全体を消滅させるつもりだったらしい、と
朗らかに語る様子を見ても、
噫、全く理解が追いつかない。
思い出すのは白上刑事の笑顔と、血だらけの卯月だけで

「生き返らせる」――その言葉を聞いて漸く
視線をあげて彼の顔を確り見るだろう。]

(33) sane 2016/06/19(Sun) 21時頃

【人】 忍者隊 ジェームス

[告げられた名の中に桐原や、卯月や、俺の名があって
ワタルさんやミームさん、怒鳴や小津さんの名はなくて
ゲームのルールを知りながらも一瞬、言葉に詰まる。>>2

直後、彼は「本来ならば」と続けて、告げられたのは
「選んだ十四名を生き返らせる」という決定だった。

(左に置かれた山羊の事を思う。)]

  質問を、良いでしょうか。
  死神とはどういう存在なんです。
  ……白上刑事は、何故二度も死ぬことになったんです。

[問いかけたなら、コンポーザーから答えは返っただろうか*]

(34) sane 2016/06/19(Sun) 21時頃

【見】 ランタン職人 ヴェスパタイン

― 一つの花弁 ―

 私が呼吸をすると、彼の心臓が動く。
 私が手足を動かすと、彼の身体が動く。

嬉しかった。
目の前で血の海に沈み、ピクリとも動かなくなった躯がこうして再び生を得ている。
 
 彼と共に生きることができて、本当に幸せだ。
 目を覚ました後しばらくは、本当にそう思っていたんだ。

   ――やがてその少女の浅はかな想いは潰えることになる

自分に向かって、自分の名を読んでくれる大切な人は。心を通わすパートナーはもうどこにもいないのだと。

(@3) ryo02 2016/06/19(Sun) 21時頃

【見】 ランタン職人 ヴェスパタイン

彼女の悲鳴は男の悲鳴だった。

 生きなければと。
 大切な人を生かさなければと。

長い長い時間の中で、徐々に花は閉じてしまった。
それは後悔からか。悲しみからか。 

女を知らない男には知る由もない。

(@4) ryo02 2016/06/19(Sun) 21時頃

【人】 重層培養 イースター

 ― 審判の部屋 ―

 こんぽーざー……


[朝比奈卯月には学が無い
だからさっぱり言ってる意味がわからなかったし、何言ってんだこの人みたいな空気にしかならなかった
一通り説明を受けて、理解した事は
生き返れる事
エントリー料が返ってくる事
その他にもある事
判断は、すぐに下せるものじゃなかった]


 ……ごーちゃん


[だから、いつもみたいに、彼に頼ってしまう
彼なら何をするのだろう。どう答えを出すのだろう
自分の事だってわかっているのに。景山の服の裾をつまんで、見上げた*]

(35) 黒戌 2016/06/19(Sun) 21時頃

【人】 忍者隊 ジェームス

[つい、と服の裾をつままれて、
俺はそちらを見下ろした。
自分の服で左手の指の血を拭う。
それから、卯月の右手を静かに握った。>>35]

  ……俺は生きるつもりだ。
  お前にも、一緒に生きてほしい。

[忘れたものを私と一緒に思い出すんだと、
言ったじゃあないかと、
それは、脅迫めいているから口にしないが

半ば縋るような気持ちを抱きながら、
「生きてほしい」とぽつりと彼女に告げた*]

(36) sane 2016/06/19(Sun) 21時半頃

【人】 トレーサー キルロイ

 ── ??? ──

[ まっしろな世界。

 眩しいとさえ感じる空間で、
 おれは、ふと、気がついた。

 意識を取り戻して、まず、
 視界に飛び込む人数の多さに怯み、
 皮膚に感じる熱や、節々の痛みに、
 最後の”ミッション”の記憶が蘇って、

 隣にきちんときみがいると知り、
 おれは、ひどく安堵した。

 ゲーム中見た顔がずらりと並ぶ光景に、
 ようやく、「ミッション達成」という言葉の意味を知る。]

(37) nabe 2016/06/19(Sun) 21時半頃

【人】 トレーサー キルロイ



[ ── ようやく。やっとだ。きみは、元の世界に帰れる。]

.

(38) nabe 2016/06/19(Sun) 21時半頃

【人】 トレーサー キルロイ

[ やっぱり、それさえ叶うなら、
 他にはなにもいらない、と思う自分がいて、
 
 それから、

 ── 提示された選択肢に、少し、戸惑う。]

(39) nabe 2016/06/19(Sun) 21時半頃

【人】 トレーサー キルロイ

[ ── ”今”のおれに、不思議と、違和感がなくて、

 おれにとって”大切”だったはずのなにかを取り戻したとき、
 一体、自分が何者になるのか、分からないままだった。

 おれには、きみを取り戻したい、って、
 それしかなくて、だけど、それだけはあったのだ。

 きみの目にうつる世界を、見てみたいと思った。
 あのころみたいに、きらきらした世界を、一緒に、って、
 きみが言ってくれたから、それだけを夢見て、
 生き返る意味もあるのかもしれない、って。

 きみしかないから、生きようと思った、おれが、
 きみ以外のものを取り戻すのは、怖いよ。
 きみよりも大切なものなんか、なにもなくて、
 取り戻すべきものなんて、ないんじゃないかって、思う。]

(40) nabe 2016/06/19(Sun) 21時半頃

【人】 トレーサー キルロイ


 ── エントリー料、って。

[ 小さい声だった。

 いつの間にか、ひとの形をしていたコンポーザーに、
 静かに、視線を向けて、問いかける。]

 ……結局、何だったか。教えてもらえないんですか。

[ 他の参加者たちが口にした質問と比べれば、
 ずいぶん、些細な疑問だったかもしれない。

 けれど、おれは、今も、
 自分が失ったものがなにかさえ知らず、
 好きでもない世界を17年も生き抜いた、
 かつての、姿の見えない自分を前に、
 立ち尽くしているような気分だった。]

(41) nabe 2016/06/19(Sun) 21時半頃

【人】 トレーサー キルロイ



[ 【問】大切なモノ、記憶を失くした者は、
    果たして、その前と同じであると言えるのか。

 【答】当然。
    何を失おうとも、様子が変わろうとも、
    きみがきみであることに、代わりはない。

    ── って。きみのことなら、迷わないのに。*]

.

(42) nabe 2016/06/19(Sun) 21時半頃

【人】 営利政府 トレイル

― 7th day/スカイタワー ―

 ……!

『ミームちゃん…!』

[>>7:311逃げる獣を追いかけようとして、
>>13上がった悲鳴に咄嗟にそちらを振り向く。

冷静に考えれば、戦っているときに
敵から視線を逸らすのは危険なのだろうけど。

直後、先ほどまで此方が見ていた場所は、
彼女の闇に覆われた。
一瞬何が起こったのかと、それに思い至るより先に、
彼女が此方の手を引いてみせる>>13
ひとまずは、と、彼女に頷いて見せて回避に専念することにした]

(43) yuno 2016/06/19(Sun) 22時頃

【人】 営利政府 トレイル

[そうして振り向けば、彼女の闇の向こうにあったのは
駆ける獣が景山の身体に一撃を入れようとしている姿>>7:311

咄嗟にそこに自分が持つだけの光を
打ち込もうとしたけれど…そこに駆け出した黒髪の女の子に
気づけば、はっとなってその光の“設定”を変更する。

――…目の前の“獣”だけを対象としたものから、
誰も傷つけることのない光の粒子へと。]

 ……っ。

[――やっぱり、きついな、と。
肩で息をしながら、闇の向こうに見える光景をただ見つめていた。

自分一人では、この力は上手く扱えない。
きっと、この力は自分一人だけの力ではないからなのだろうと、ここ数日間の戦いのなかで感じていた。

そうして闇の先から、聞こえてきた少女の言葉>>7:326]

(44) yuno 2016/06/19(Sun) 22時頃

【人】 営利政府 トレイル


 …。

[黒髪の女の子の言葉を受け止めながら、
傍らの彼女の…ミームの横顔を見つめた。

――流れてくる、ミームの気持ちに。>>15

少しだけ、胸が痛むのを感じる。]

「…わたる」

[名前を呼ばれた。
いつもと同じ彼女の声で、だけどその響きは
いつもとは少しだけ違っていて。]

『うん』

[心の中の言葉で応えて。
そうして、彼女の手をとって握り締めた。]

(45) yuno 2016/06/19(Sun) 22時頃

【人】 営利政府 トレイル

[やるせないことも、やりきれないことも、
 理不尽なことだって、たくさんある世界。

 そんな世界で、僕は何ができるんだろうって、
 そう考えたときに咄嗟に思いついたのが、ただそれだけ。]

『…僕が、いるよ』

[彼女が、僕のことをどう思っていたとしても。
 僕は彼女の存在に助けられてきたし、支えられてきた。

 だから、今度は僕が、今、目の前にいる君を支えたい。
“トレイル”としてだけではなく、
“わたる”と、彼女が呼んでくれた“僕”として
 支えられるようになりたいと、ただ、そう願う。

 ――終わりが、近づいていた。

 目の前の獣……いや、“彼女”の終わりも。
 それと同時にこのゲームの終わりと、そして結末も。*]

(46) yuno 2016/06/19(Sun) 22時頃

【人】 探偵 オズワルド

[>>+7:171
蛾の翅を翼に空を駆る類の手が、
どろりと崩れかけている龍に触れた。

ばちん、と弾かれるように。
痙攣した龍と、巻き込まれた蛾が地へと堕ちる。

男はそちらへ歩みながら、
形なき龍に兵隊の剣が突き付けられ、
地面に這いながらも手を伸ばす類を見た。

>>7:+179
倒すのがミッションの目的だと問う
兵隊の少年の言葉は男が思っているものと同じだった。

殺して生き返りを望むのは、
やはりどうしても躊躇われる]

(47) rento24ss 2016/06/19(Sun) 23時半頃

【人】 探偵 オズワルド

[もしここで殺すことがミッションだと言われたら、
その時はどうしようかと過るが、
コンポーザーの答えに、男は目を瞬かせて、
―― そして安堵の息を吐いた。


ミッションは達成された、と。>>7:+184


その言葉に怒鳴を振り返って、親指を立てる。
やったな、と言わんばかりの表情で。

けれど、それも長くは続かない。
コンポーザーが再び形を変え、人の形で礼を言ったその後。


―――― 視界が白一色に染まりゆく]*
 

(48) rento24ss 2016/06/19(Sun) 23時半頃

【人】 奏者 セシル

[質問があれば順番に答えましょう。>>22
まだまだ時間はありますから。]

保証は、ありません。
残念ながら。

[理解はしなくてもいいことですが、と前置きをして。]

……雑音だらけの世界で、いつ狂ってしまうともしれないような恐怖がありました。
僕が狂ってしまう前に、全てを終わらせようとした、つもりでした。

だから、これからは貴方がた次第です。
ぜひとも生を謳歌して、モリ区をより良くしていってください。
そうすればきっと、僕もまだ狂わずに済むと思うので。

(49) myu-ra 2016/06/19(Sun) 23時半頃

【人】 奏者 セシル

ただ、そうですね。
やはり不安は不安ですから。
近いうちに――といっても、貴方がたが天寿を全うするよりは後になると思いますが。
新たなコンポーザーを、迎えさせていただきます。

[そこまでは決めていることでした。
この区の未来は、そうして続いて行けばいい。

僕は、そろそろ身を引くべきなのでしょうね。]

(50) myu-ra 2016/06/19(Sun) 23時半頃

【人】 奏者 セシル

[さて、次の質問。>>34]

死神とは、UGを生きる存在。
RGで一度死した魂が、チューニングし直されることで誕生します。

RGとUGを行き来できる権限を持ち、
その特殊性から、ゲームの運営をしてもらっています。
……対価として、寿命を与えることで。

もしも、RGに生き返ることは望まず、新たな人生を謳歌したい方には、
そういう選択肢もあるということです。

(51) myu-ra 2016/06/19(Sun) 23時半頃

【人】 奏者 セシル

[白上さんについて問われれば、微笑みます。不自然なほどに。]

彼女にはゲームマスターを勤めていただきました。
ゲームマスターの役割は参加者の全滅。
それを満たせない場合は消滅が待っていると、それは彼女も承知の上でした。

参加者と、死神。
全てが競い合うことによって、ソウルは研ぎ澄まされていくのです。
だから――死神にも、命を賭けてもらわねばならなかった。

彼女には、申し訳ないことをしました。
ですが、全てが必要なことだったんです。
彼女の犠牲があったから、貴方がたは生き返ることができる。

そういうもの、ですよ。

(52) myu-ra 2016/06/19(Sun) 23時半頃

【人】 奏者 セシル

[エントリー料を返却するという決定を受け、追い詰められた白上さんは、
ゲームの運営の仕方を“参加者の意志を見極める”という方向に定めました。

それにより、僕は非常に“可能性”を探しやすくなりました。
とても興味深いゲームだったと思っています。

悪びれることは何もありませんでした。
白上さんを追い詰めた決定を下したのは、僕に違いありません。
ですが、それが今の結果に繋がっているのですから、素晴らしいことではありませんか。

無駄な犠牲ではないのです。
彼女は確かに、“礎”になりました。

めでたし、めでたし。そうでしょう?]

(53) myu-ra 2016/06/20(Mon) 00時頃

【人】 奏者 セシル

[次の質問への回答に、移りましょうか。>>41]

貴方はやはり、それを自覚していないのですね。

[自覚していれば、あそこまで思い切った行動は取れないでしょうし。
顎に手を当てて、慎重に答えましょう。]

生き返るにしろそうでないにしろ、それを知るべきでしょうね。
聞きたくなければ、耳を塞ぐのも自由です。

……貴方から徴収したのは、「諦めるという意志」。
何事においても、目的を遂行するまでの過程で、無理が生じると分かった時に。
それに折り合いをつけるための、感情です。

思い当たることはありませんか?

[とはいえ、それを失っている今、自覚することは難しいでしょうが。
話を区切って、次に移りましょう。]

(54) myu-ra 2016/06/20(Mon) 00時頃

【人】 奏者 セシル

[他にも質問はあったかもしれませんが。
ふと、失念していたこと――というより、特例によってあやふやになっていたことを、思い出して。]

申し訳ありません。
伝え忘れておりましたことがひとつ。
特例ということで、今回はかなり複雑な処理がありますから、お許しを。

……今回のゲームで上位4位までの枠を獲得した方につきましては、
折角その枠を勝ち取ったのに、あんまりな話であると思いまして。

そこは、公平に参りましょうか。

[両手を開いて、肩を竦ませます。
ポイント上位の方は、優れたソウルを持っていることの証明。
ですから、“ご褒美”を与える、その意味合いが薄まってしまっては本末転倒なのです。]

(55) myu-ra 2016/06/20(Mon) 00時頃

【人】 奏者 セシル

桐原 率さん、森 里佳さん、
景山・ジェームス・剛さん、朝比奈 卯月さん。
――改めて。

貴方がた4人には、さきほどの選択肢とは別に、1つずつ。
「叶えたい願い」があれば、聞いて差し上げましょう。

別に何もなければ、よろしいですがね。

[質の高いソウルを持つ貴方がたに、祝福を。
せかいの今後は、貴方がたに左右されると言っても過言ではないと、思っておりますから。]

(56) myu-ra 2016/06/20(Mon) 00時頃

【人】 楽器職人 モニカ

[ ぐす と。
 みっともなく鼻をすすって。
 頭を撫でるパートナーの手に、声に、
 どうしたって割り切れない気持ちを、落ち着かせていた。
 
 生ききった、あのひと。
 笑顔を見せて、生きることを願った…死神。

 …死神 なんて。
 そんな名前 嘘みたいだ。
 死を運ぶカミサマなんかじゃ無い。

 あのひとは。 ]

(57) mayam 2016/06/20(Mon) 00時頃

【人】 忍者隊 ジェームス


[見据えた先の茶髪が、揺れる、揺れる。
死神についての説明を聞いた後>>51
少し離れた彼の顔は疲労からかぼやけて見えるのに
どうしてか、にぃと嗤ったような、気がした>>52]

「彼女にはゲームマスターを勤めていただきました。
ゲームマスターの役割は参加者の全滅。
それを満たせない場合は消滅が待っていると、それは彼女も承知の上でした。」

[ぐら、と視界が揺れた。]

「彼女には、申し訳ないことをしました。」

「ですが、全てが必要なことだったんです。
彼女の犠牲があったから、貴方がたは生き返ることができる。」

[違う、未だ何か、この男は――]

(58) sane 2016/06/20(Mon) 00時頃

【人】 楽器職人 モニカ


 ………

[ 多分。
 あの死神―― 白上 の 話を聞いているときは>>52
 身をさらに 強く寄せて、
 パートナーのパーカーを、ひたすら握りしめていた。
 
 …そうでもしないと 耐えられなさそうで。 ]

(59) mayam 2016/06/20(Mon) 00時頃

【人】 忍者隊 ジェームス

 
(「アタシは、……もうすぐ、アタシじゃなくなる。
  今のアタシでいることが、できなくなる。
  せっかく見えたせかいが、また見えなくなっちまう。」)>>7:331
 

(60) sane 2016/06/20(Mon) 00時頃

【人】 楽器職人 モニカ

[ …そう 耐えようと思ったのだ。
 もう生きていない彼女の願いを、
 誇りとして繋ぐために、耐えようと。
 
 でも。 ―― ふ と。
 みっともなく泣きはらした顔を上げて、
 コンポーザーの顔を 見ると。

 わらって いた から>>52。 ]

(61) mayam 2016/06/20(Mon) 00時頃

【人】 楽器職人 モニカ

[ コンポーザーという男の人。
 正直己にとっては今初めて会ったのだから、
 偉かろうがどうでもよくて、

 とにかく。
 多分 一言パートナーに"伝えた"から、
 彼は今から己が何をするか、
 おそらく分かった と思う。 ]

(62) mayam 2016/06/20(Mon) 00時半頃

【人】 忍者隊 ジェームス


[フラッシュバックするように言葉が蘇って、
目を見開いた]

  ―― お前が、そう、仕向けたんだろう。
  何が、そういう、ものですよ、だ……  …、

[俺は卯月の手を離して、右拳を固く握り
殴ろうとしたんだ。
したけれども、出血による眩暈と吐き気で
振りかぶろうとした拳は中途半端に下ろされて

俺はぼやける視界の中、彼を睨むと、
一つ、舌打をして、目を逸らすしかなかった*]

(63) sane 2016/06/20(Mon) 00時半頃

【人】 楽器職人 モニカ

[ パートナーの肩を借りて、のろのろと立ち上がった。
 正直、左手しか楽に使えなかったし、
 体力的にも精神的にも疲れ切っていたけれど。
 
 それも知ったことかと脚を引きずって、
 穏やかな笑みを浮かべるコンポーザー>>56の前に立って。
 ただ 見据えて。

 "お願い"じゃなくて"命令"という調子で。
 口を開く。 ]

(64) mayam 2016/06/20(Mon) 00時半頃

【人】 楽器職人 モニカ

 ―― "白上さんに謝ってください"


[ そうして。
 ―― その頬目がけて、右手を振り上げた* ] 

(65) mayam 2016/06/20(Mon) 00時半頃

【人】 重層培養 イースター

 そ、そんな言い方って――!!


[コンポーザーと名乗る男から発せられる白上に対しての言葉
評価しているのか、それとも侮辱しているのか
彼女が生きた証として。あれだけ戦って、自分のゲームで自分が消されるかもしれないのに
頑張れと言わんばかりに、たまにふらっと現れてはふざけていた景山の知り合いを思い出す
自分が声を荒らげようとしたけれど、隣で景山の手が離れて彼が今にも殴りかからんとしていたり、自分と一緒に戦ってくれた友達になってくれそうだった女の子は白上に謝れと言ってきたり]

(66) 黒戌 2016/06/20(Mon) 00時半頃

【人】 重層培養 イースター

 あ、あの…!!!!


[会話を遮るかのように大声を出せば注目を集める事は出来ただろうか
成績優秀者に与えられる特権。願いを叶えてくれるって話
じゃあ、それはどんな事でも良いのだろうか
彼が、彼女が悲しまない結末があるんじゃないだろうか
怒鳴さんも、トリさんも戻ってきた。なら、まだ戻ってきてない人が居るじゃないか]


 ……私の願い、白上さんを戻してほしいって言うのは無しですか?


[これと言って叶えたい願いなんて無い
生き返っても良いよって言われたから。後は景山が頷くだけだから
それ以上の願いなんて、もう無いんだ

だったら、みんなが悲しまない終わりが良いじゃないかって
足りない頭なりに必死に考えて、結論付けてみたんだ*]

(67) 黒戌 2016/06/20(Mon) 00時半頃

【人】 童話作家 ネル

―???―

[気付けば、真っ白な部屋に僕はいました。
いえ、正確に言えば、僕を含む十数人の姿が、そこにはありました。

上品そうな男性が告げる言葉は、多少、予想は出来ていたものの、
それでも、僕は、呆けたような顔でそれらを聞いていたと思います。

そうして、話がひと段落したであろうタイミングで、
僕は、隣に立っている幼馴染を仰ぎ見ました。

どこか困ったように、問いを投げかける彼>>41と、
それに、少し悩んでから答えたコンポーザー>>54を見比べて、
幼馴染が口を開くまで、見守るのみに徹したかもしれません。

――「一緒に生き返ろうね」
僕自身がどうするかは、どうしてほしいかは、とうの昔に決まっているのですが、さて。**]

(68) ふゆのひと 2016/06/20(Mon) 00時半頃

【人】 営利政府 トレイル

― 審判の部屋 ―

[光があたりを包み込んでいく>>7:#4
今までのような暗闇とは違う、温かな光――。]

[目を開けると、そこは見慣れたコロシアムではなく
ただただ真っ白な部屋だった。]

 ……。

[見渡せば、そこには白上を除く僕ら六人と、
何度か顔を合わせたことのある人たち、そしてもう一人、
見知らぬ若い男がいた>>0]

(69) yuno 2016/06/20(Mon) 00時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

―回想・7日目―

[自分達にとって最後のミッションに決着がついたのは、皆方の背で新たな光球を創り上げる力を溜めている最中だった。

崩れかけた龍。
黒い雲から煌く雷。

それらは結局、自分達を貫く事なく
龍は墜ち。
雷雲は天の上で四散して。>>7:+177>>7:+178

向坂が降伏を呼びかける声。>>7:+179
それに応えるコンポーザー。>>7:+184>>7:+185

若い男性が現れ、ゲームが終焉を迎えようとしていた。
自分達の運命の7日間が終わりを告げようと………]

(70) uyuki 2016/06/20(Mon) 00時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

― 審判の部屋 ―

[意識が途切れ、次に目を覚ましたときは真っ白な部屋。
色も何も無く…その中で、コンポーザーを名乗る青年の茶色い髪がアクセントになっている。>>0]

……最悪は、免れたってことか。

[ぽつり、呟き周囲を見ると…見覚えのある顔、無い顔…UGで見かけた顔、更にその先で見かけた顔…メンバーが混合になっている事に気づいた。
その中に、中里航…トレイルとして活動しているはずの男の姿を見かけ、驚いた顔で声をかけようとしたが、この時はコンポーザーの話が始まったので叶わなかった。]

(71) uyuki 2016/06/20(Mon) 00時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

>>2
[桐原と森の姿を見て、あぁ、序盤に逢ったあのカップル、生き残ったんだな…と心で呟く。
彼らと同じく呼ばれたのは、コロシアムですれ違った警官。
中学生位の若い少女を伴っていた。]

[コンポーザーの話は続く。
そして最後に、自分達に思いも寄らない選択肢をつきつけてきた。
エントリーとして徴収された何かの返却と、生還の可能性。
あるいは、自分達の仲間に引き入れようとする勧誘。>>4]

(72) uyuki 2016/06/20(Mon) 00時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

選択肢なら決まっているな、輝にい。
俺達は当然…

[発言しようとして、言葉を噤んだ。

「……俺達は当然?本当に?」

それから、皆方の顔を見た。
彼の選択を、見定めようとするかの様に…。**]

(73) uyuki 2016/06/20(Mon) 00時半頃

【人】 奏者 セシル

さあ、なんのことだか。

[>>63さて、彼は何かに気付いたとしても、僕は微笑みを崩しません。
そんな取るに足らない問題を気にしていては、始まりませんから。

続いて、僕の目の前まで歩んで来たその少女の視線を受けます。>>64
――叶えたい願い事は決まりましたか、と、そう口を開こうとして。
>>65言葉と、振り上げられる右手が見えました。

避けずとも、身を守ることは可能でしたが。
それを願い事として提示されたなら。

甘んじて、受けましょうか。]

(74) myu-ra 2016/06/20(Mon) 01時頃

【人】 奏者 セシル

[  パシィ、と、

乾いた音が響いて、僕の頬には赤みが走ります。]

……彼女には悪いことをしたと、言いました。
申し訳ありませんでした、白上さん。

それで、良いでしょうか。
謝ろうにも、本人がいらっしゃらなければ、
僕にできることは、これ以上は。

[困ったように苦笑をします。
時々、分からなくなるのです。
どうしてこうも、蹴落とした相手に感情を入れ込んでしまう人がいるのかが。

おかしいのは、そういう人たちか、もしくは僕なのか。
分からないのです。残念ながら。]

(75) myu-ra 2016/06/20(Mon) 01時頃

【人】 営利政府 トレイル

[彼は名前を名乗っただろうか。>>1
そして涼しい顔で一礼して見せれば、7日間に及ぶゲームの終了を告げる>>0]

[“コンポーザー”あるいは“管理者”と名乗った彼の言葉は続く。

モリ区に限界を感じていたということ。
全てを消し去るつもりでいたということ。
そして、何がきっかけとなったのかはよくわからないけれど
モリ区を存続させることを決定したということ>>1

そうして生き返ることのできる面々の名前が呼ばれる>>2
 ――…その中に、自分たちの名前はなくて。]

 …。

[コンポーザーの彼の姿を見つめたまま、
ミームの手をそっと握りしめる。

僕が生き返れないこと、
それ自体はある程度覚悟はしていた。…だけど。]

(76) yuno 2016/06/20(Mon) 01時頃

【人】 奏者 セシル

[それ以上、彼女の願いを叶えることはできないと、
それで話を打ち切ろうとした、そのとき。
>>67もう1人の上位者が、声を張り上げました。]

……なるほど。

[目を丸くして、意外そうに見つめます。]

それで、貴女は満足なのでしょうか。
折角勝ち取った権利を、自分のために使わず、それで。

白上さんは、いったい貴方がたに何を与えたというのでしょう。
貴方がたが、彼女に、引導を渡したのでしょう?

[不思議に思ったので、問うのです。
無意識に、抉るような形で、しかし悪意はこれっぽっちもないのですが。

……僕は、やはり、まだ。
知らないことが多すぎたのかもしれません。]

(77) myu-ra 2016/06/20(Mon) 01時頃

【人】 営利政府 トレイル

[しかし続く言葉>>3>>4には、
ふわりとゆるやかな茶色い髪の、その若い男の姿を
まじまじと瞠目して見つめることになる。

それから、彼に“選ばれた”四人の姿をそれぞれ見つめた。

あのとき、他の者たちからの攻撃が迫るなか、
彼女に駆け寄って手を伸ばした黒髪の少女。
おそらくパートナーであろう少年の肩で
嗚咽を零しているのは>>30>>31
きっとあのとき救えなかった、
“彼女”を思ってのものなのだろう。>>28>>29]

(78) yuno 2016/06/20(Mon) 01時頃

【人】 探偵 オズワルド

―― 審判の部屋 ――


[瞼を開いて飛び込んできたのは目に痛いくらいの、白。

周りには、地上で見かけた顔に、
死してから見かけた顔もあった。

服の一部が赤く染まっていたり、ボロボロだったりと
見るからに戦闘後の様相を呈している者もいた。

その参加者たちと向かい合う様に一人の男が立つ。
龍となり狐となり、モリ区を消滅させると
言っていたコンポーザーだった。

彼が読み上げる名前の中に、自分たちの名前はない]

(79) rento24ss 2016/06/20(Mon) 01時頃

【人】 探偵 オズワルド

[しかし彼は言う。
この場に居る者に生き返りの権利を与えると。

その方法はオーダーメイド。
どのように自分が生まれ変われるか選べるという。

けれど、オーダーメイドに答える前に、
コンポーザーは参加者からの質問に言葉を連ねる。

その時になって、男はようやく
白上が死んだという事を知り、>>34
コンポーザーの返答にあからさまに眉根を寄せた]

(80) rento24ss 2016/06/20(Mon) 01時頃

【人】 営利政府 トレイル

[そして、重ねられた影山の質問に
コンポーザーの彼が応える。>>>>52>>53

憤りを見せる景山と、そのパートナーである卯月と。
そして、先ほどの黒髪の少女が、
コンポーザーの彼の頬を強かに叩くのも。]

 …。

[その光景を、ただ、真っ直ぐ見つめていた。*]

(81) yuno 2016/06/20(Mon) 01時頃

【人】 探偵 オズワルド



  コンポーザーの権限で、
  白上刑事を生き返らせることはできぬのか……?


["全てが必要な事だった"
"白上の犠牲があったから生き返ることが出来る"

ただただ平然とそう告げるコンポーザーに微かな嫌悪を向け
ぽつりとつぶやいた一言は、
おそらく彼女らの声に掻き消されただろう>>65>>67]**

(82) rento24ss 2016/06/20(Mon) 01時頃

【人】 重層培養 イースター

 私は!そこまで、白上さんの事知りません
 知らないし、痛い事されたし……


[怖かった
ノイズになる白上が、銃口を向ける彼女が
けれど、そんな彼女のために怒る人が居る
どうしてそんな利にならない願いを叶えようとしたのかはわからないけれど]


 良いんです、だって…


[隣を見れば景山はどんな顔をしていただろうか
笑っていたか、コンポーザーと同じように信じられないような顔をしていたか
そんなの、知った事では無いけど]

(83) 黒戌 2016/06/20(Mon) 01時頃

【人】 重層培養 イースター

 こっちの方がごーちゃんが生き返りやすいじゃないですか


[目覚めが良い、と言うように
それが自分にとって一番の願い。平和だから**]

(84) 黒戌 2016/06/20(Mon) 01時頃

【人】 忍者隊 ジェームス

[気づけば、拳を振りかぶろうとした俺の傍を
黒髪の少女が歩いていって
コンポーザーを見据えてこう言う。

「"白上さんに謝ってください"」

そうして、右手を振り上げた>>65

その行方はどうなったか、
俺は離れた卯月の声を聞いて、
そちらを見ることになる>>67

上位者に与えられた願いを叶える権利 ――
それを何に使うかなんて俺はまだ考えていなかった
ただ、卯月がそれを使うというなら、
俺は引き止めることなんかしない。

でも]

(85) sane 2016/06/20(Mon) 01時頃

【人】 忍者隊 ジェームス

 
  あの人は、――
  パートナーを信頼しろと教えてくれた
  俺達に「生きろよ」と言ってくれた

  それで十分だろ。
  

(86) sane 2016/06/20(Mon) 01時頃

【人】 忍者隊 ジェームス

[ぽつりと言って、
卯月の答を聞いて、きょとんと目を丸くした。]

  ……お前はわかりやすいなぁ

[溜息を一つつく。
左手で、その頭を優しく撫でた>>84*]

(87) sane 2016/06/20(Mon) 01時頃

【見】 聖歌隊員 レティーシャ

 ― 審判の部屋 ―

[諸々の経緯はこの際省こう。

ゲーム終了が告げられて、今僕は、初めてコンポーザーという存在を認識する。
参加者が集められていて、生き残っていて。
ということはミッションは達成されている。

つまり。一連の主犯というべき存在は。]

 ……。

[僕は最期を、何も見ていないから。
君たちの後ろの方で、ただ、黙して
それこそお人形さんみたいに、コンポーザーさんの話に耳を傾けている。]

(@5) mizuiro 2016/06/20(Mon) 01時頃

【見】 聖歌隊員 レティーシャ

[コンポーザーさん、曰く。
僕たちの神様は、今回のゲームをえらく気に入って
君たちにいろいろと幅広い選択肢を与えるらしい。
ここにいる全員、生き返りの権利を与えられて
なおかつエントリー料の取捨選択も出来るんだって]

 ………。

[僕は、君たちが権利を掴んだこと、おめでとう、って、思うよ。
なんでも願いを叶えるなんて破格の賞与も、
僕たちの神様がそう許すなら、与えられるべきなんだろう。

でも。
生き残れず、けれど大事なものを取り返して死神になる、って
今まで、そして僕のときにだって、なかったことだから。
エントリー料が何か分からない僕は、別に不平不満を抱いたり異議ありとか水をさすつもりもないけれど]

(……君たちは選ばれて、僕と、おにーさんは選ばれなかった)

[それだけの話だよね、って。刺さった小骨を飲み込んだ]

(@6) mizuiro 2016/06/20(Mon) 01時頃

【見】 聖歌隊員 レティーシャ

[白兎さんだけじゃなくて、他の人達も賛同するなら
僕は引き結んでいた口を、少しだけ、開く]

 ……きみたちは ずるい、ね。

[聞こえなくていい。ほぼ口の中で転がした言葉。
だって。君たちは生き返りたいって願って、
どうしても生き返りたいって足掻いて、
その結果、理許おねーさんを、ひとつの命を終わらせることも致し方ないって、選んだんでしょう。

それを。何もなかったことにしようとしてるみたいで、
犠牲の上に生きるのはいやだって言ってるみたいで。
理許おねーさんの覚悟も、無下にされてる気がして。
何も知らない僕は、すこし、胸の奥に嫌な靄を携える。

分かってるよ、君たちは選ばれた、良質な魂をもつ人達で
君たちがそう願うなら、それは叶えられるべきだけれど]

(@7) mizuiro 2016/06/20(Mon) 01時頃

【見】 聖歌隊員 レティーシャ

[そうやって話を聞いていれば、理許おねーさんの話になって。
僕はあのひとが抱えていたものなんてしらない。
僕はあのひとに迫っていたものなんてしらない。
だから僕は、死神の僕は、ただ、普通に、聞いていて。

そうした、ら。
君は手を震わせているし>>63
君にいたっては、手を振り上げているし>>65

お前がそう仕向けた、って、なんなんだろう。
謝って、って。なんでなんだろう。

その手が命中したかどうかも、僕は黙って見ていたけれど。
君の告げる願い>>67に、は。少しだけ、肩が揺れた]

(@8) mizuiro 2016/06/20(Mon) 01時頃

【見】 聖歌隊員 レティーシャ

[おにーさんに、会いたい、な、って
僕は久々に。ううん、死神になって、初めて、思った。

お腹と胸の奥で漂うおもたい靄が気持ち悪い。
身体の中で澱んで漂うもの全部、口から吐き出してしまいたい]

 ( ねぇ、おにーさん )

[僕は、酷い奴なのかな。
君たちのこと、まっすぐ、お祝い、できそうになくて]

(@9) mizuiro 2016/06/20(Mon) 01時頃

【見】 聖歌隊員 レティーシャ


 ( あいたい、よ )

[未来永劫叶われるべきではない願いを、
もう一度、最期だけ、胸の奥で呟いて。

僕は君たちの背中を、後ろからただ眺めている。
多分、ゲームの敗者に相応しい立ち位置、ってやつ、でしょう?*]

(@10) mizuiro 2016/06/20(Mon) 01時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ


保証なし、ね。

[便利な言葉だな、と思う。
だがもしそんなことになるのなら。
誰かが止めねばならないはずなのだが。

……この組織は意外と杜撰なんだな。
そう感じた。]

(88) pepaki 2016/06/20(Mon) 01時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

[その後の白上に対して語るコンポーザーは。
およそ、人間とは程遠かった。

目的のために犠牲を許容できること。
そのことを悪と認識していること。
非道なことだ。だが受け入れられる。

その考えは、どこか。
俺に似ている気もした。]

(89) pepaki 2016/06/20(Mon) 01時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

[彼女を止めることはしなかった。>>-605
その言葉は、彼女への冒涜でもあったから。
自分も同じように、思っていたから。
だけど、その落とし前のつけ方は違う。]

その願いってのは。
例えば『死神の世界を見れるようになる』。
そんなことはできるのか?
死神としてじゃない、生者としてな。

[そう聞いてみた。
その意図に、特に迷いはない。]

(90) pepaki 2016/06/20(Mon) 01時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ


お前、言ったよな。
狂ってしまう前に、終わらせるって。

一人で高みにいるからそんなことになるんだよ。
お前と似た立場の人間がいればそうはならん。

お前が狂いそうになったら、俺が殺しに来てやるよ。
それくらいプレッシャーがあれば、容易に狂えねぇだろ。

[生き返った場合、それを実行するためにはもう一度死ななければならない可能性もあるが。
生きるために死ぬのだから、まぁ怒られないだろう。
彼女にも、義理は立ててるつもりだ。]

(91) pepaki 2016/06/20(Mon) 01時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ


謝れとはいわん。
白上に敬意を払え。
その死を無駄にするな。

[こっちが変わることが望まれるなら。
こっちも同じように向こうが変わることを望んでいいはずだ。

支配される奴隷だって、王を刺す時は、ある。*]

(92) pepaki 2016/06/20(Mon) 01時頃

【人】 楽器職人 モニカ

[ 乾いた音が 響いた。
 
 コンポーザーの頬に己の血が付いたけれど、
 むしろ汚れてしまえと思うほどには、
 続いた言葉>>75に腹が立って。 ]

 …本人がいなきゃダメだっていうなら、
 生き返らせるまでが「謝る」ってことです。
 私よりずっと生きているのに、
 そんなこともわからないんですか。
 
 ばかなんですか。コンポーザーって人は。

[ あとからあとから、言葉が出てきて。
 こんなに怒ったこと なんて あったのだろうか。

 バランスを崩しかける身体を、
 ふらつく脚で強引に支えて。 ]

(93) mayam 2016/06/20(Mon) 01時半頃

【人】 楽器職人 モニカ


 ………世界を、
 この せかいを 見せてくれたから。
 あなたが、ぜったいにできないこと

 私 あの人が生き抜いたなら、
 私たちと最期まで戦うことを選んで しん、だのなら。 
 それがひとつの結果だって、
 桐原君が言ってくれた みたいに…そのままだった けど。

 ――生き抜いた人のこと ばかにしたの。
 ぜったいにゆるさないから。
 
.

(94) mayam 2016/06/20(Mon) 01時半頃

【人】 楽器職人 モニカ


 …私 あなたが大嫌い

[ 男性の言葉に続くようにして>>86
 再びかすれた声を発する。
 
 言いたい放題 言い切ってしまえば、
 その場でへろへろと崩れ落ちて、息を吐いた* ]

(95) mayam 2016/06/20(Mon) 01時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

[崩れ落ちた里佳に近づくと、しゃがみ込んで肩を抱く。>>95
一番重要なのは、こっちだということはわかっている。]

大丈夫か?
……よく言ったぞ。頑張ったな。

[そんな風に頭を撫でる。
理を取る自分は、彼女のように怒ることは出来ないけど。
きっと、彼女が冷血と思う、あの男に近いのだろうけど。

それでも、守ることは知った。]

(96) pepaki 2016/06/20(Mon) 01時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ


別にできないならそれで構わないが。
生活脅かされたら殺しに行くのは変わらんぞ。

[コンポーザーに、目を向けながら話す。

さて、そんな風に脅かされたことは、彼はあるのか。
この脅しがどれほど通じるかは、知らない。*]

(97) pepaki 2016/06/20(Mon) 01時半頃

【見】 聖歌隊員 レティーシャ

[僕、死神としてはまぁ、そこそこいきてるけど
コンポーザーに面と向かって「ばか」って言ったひと>>93
初めて見たよ。
それも愉快だって笑って受け入れそうだけど、
気紛れでやっぱ消滅、とかされないかなって、
そこだけは僕もちょっとだけ、心配、ってやつを覚えて。

理許おねーさんのこと、ばかにしたのかな。
仕向けた、って、さっきいってたし
でも、理許おねーさんは受け入れてたんじゃないのかなって、
相変わらず僕のお粗末な思考は足踏みを繰り返してて。
なんにも知らない僕は、なんにもしらないから、
どっちかといえばコンポーザーさんの、君たちが引導を渡したのに、っていう意見の方に納得してて]

(@11) mizuiro 2016/06/20(Mon) 01時半頃

【見】 聖歌隊員 レティーシャ

[でも。
いろんなひとが、理許おねーさんの命を望んでる。>>82
多分、だけど、理許おねーさんのことで、怒ってる。>>63

ラーメン、全員に奢ってやるって、気前よく言った
僕の知る、面倒見のいい理許おねーさんと、重なって。

それは、たぶん、諸々捨て置いてしまうなら、
悪いことばっかじゃあないのかな、って。
同じ死神として、仲間が慕われてるみたいな状況に、
悪い気持ちはまぁ、覚えない、かな。

ちょっとだけ、靄が軽くなった、気がした。
ちょっとだけ、ね**]

(@12) mizuiro 2016/06/20(Mon) 01時半頃

【人】 奏者 セシル

[>>84パートナーへの義理立てか、理由はそんなところでしょうか。
とりあえずは、それで良しとしましょうか。

理由はどうあれ、望まれてしまったからには、叶えると、
その約束を反故にするつもりはありませんし。]

……分かりました。
白上さんを生き返らせましょう。

元通りに、死神として――このゲーム以前と同じように。

[それで良いなら、それで。
落ち着くところに落ち着くでしょう。

>>@7遠くからこちらを見る死神の視線の訴えは、理解できるものです。
犠牲無くして生きることを是とするなら、それも相応の歪みを起こします。

……まあ、今回の“特例”を決めたのも、僕なのですけれど。]

(98) myu-ra 2016/06/20(Mon) 01時半頃

【人】 奏者 セシル

[>>93>>94>>95嫌われてしまいましたね、と息を吐く。]

別に、馬鹿にしたつもりは……ああ。
ここまでにしておきましょう。

[口を開いたところで、僕の考え方はたぶん、ズレてしまっているのでしょうから。
甘んじてその罵倒も受けます。

ところで、良かったですね、白上さん。
貴女の覚悟は、思いもよらないほどに軌跡を残したみたいですよ。]

どうか、貴女がこれから見るせかいの姿が、
すばらしいものでありますように。

[それだけを言い残して、嫌われ者は口を噤みましょうか。]

(99) myu-ra 2016/06/20(Mon) 01時半頃

【人】 奏者 セシル

[>>90>>91>>92さて、ポイント獲得1位の少年の願いとは、なんでしょう。
と、耳を傾けてみれば。]

……なるほど。
なかなか、面白い発想です。

コンポーザーと同等の立場の者はおりません。
遠い昔から、1人でした。
UGよりもさらに上位から指示が下ることはありましたが……ね。

その申し出を受けましょう。
新しい刺激になりそうです。

[僕を殺しに来てくれると、そう言い切った者は、未だかつておりません。
こんなの、期待しないわけにはいかないじゃないですか。

どんな形であれ孤独でさえなければ、違う世界が見えるのでしょうか。]

(100) myu-ra 2016/06/20(Mon) 01時半頃

【人】 奏者 セシル

楽しみにしておりますよ。
その時があれば。

[>>92白上さんの死を無駄にするつもりはありませんでしたが。
どうせ、彼女も生き返ってしまうのですから。

何にせよ、僕に求められていることは理解しました。
この一連の流れで。

前向きに、努力しましょうか。]

(101) myu-ra 2016/06/20(Mon) 01時半頃

【人】 記号の妖精 ミーム

― 終日:審判の部屋 ―

[掌の違和感、7日間何度か味わい続けた、
「タイマーの消える感覚」を闇の中で覚えた。>>#4

その瞬間、ふわりと。あったかいなって。
――初夏もいい所なのに、さっきまで酷く寒かったんじゃないだろうか、という心地さえしてくる。]

 ……っ、

[ぞわりと身の毛がよだつ。
何にも勝れない、力を抑えつけられる感じ。
本来、吸い取るためのあたしの力がさらに上の力で、抑えつけられて、黒の世界は、いっきに白くしろく、染まっていった。

眩しくて――ワタルさんの光とも違う白に目をくらませて。目を開けてもずぅっと。しろくて。]

(102) pikeP 2016/06/20(Mon) 02時頃

【人】 記号の妖精 ミーム

[辺りを見る。
オバサンはどうしたんだろ、
ソレに向けて喋ってた女の子は、景山さんたちは?

状況に追いつかないまま、新しい声が聞こえた。
周りには――知らない人や、一瞬見た事のあるひとたちまで、たくさん。>>0]

 え、ぅ。  あれ…。

[ここはなんなのだろうと言う前に。
さながら、千秋楽のご挨拶のように。
淡々と告げられる、説明。>>1

コンポーザー?あんだーぐらうんど?
死神とはかけ離れた単語に眉をひそめる。
聞いた事ない言葉よ。いよいよドッキリだったかしら。とは、口には出せない状況だった。顔が真面目すぎる。]

(103) pikeP 2016/06/20(Mon) 02時頃

【人】 記号の妖精 ミーム

[ワタルさんも真面目に聞いていた。>>76
あたしはもう、そもそもモリ区が滅びるってなにかしらって位で、わからなかったけど、飲みこめるのが大人なんだろうって。

――「結果」>>2を聞いては、それだけは酷く、
納得したのだけど。]

 負けちゃったのね
 ……あたしは、それ自体は、"わかる"から。

[だって、あたしは、敵だと分かったヒトには絶対にあんなことば>>7:326かけられないし、敵を倒す能力>>7:286なんて、ひとつも持って無くて。

何度も思う、ワタルさんがいて漸く、辿りつけた場所でしかないこと。ゴールするだけで、なんとかならないかなって、"ゲーム"である事以上にならなかったこと。]

(104) pikeP 2016/06/20(Mon) 02時頃

【人】 記号の妖精 ミーム

[うつむいていた首を持ち上げるように、
続けられた言葉に、>>3>>4、あたしは多分、ワタルさんと同じ位のタイミングで瞬きしていたことでしょう。]

 …かのうせい、

[ああそもそも、あたしはモリ区育ちでもないし
ここが滅びようがなんだろうが、遊びに来る場所でしかないんだけれど。

あのひといわく、そういう外部のニンゲンでも、可能性っていうものは与えられる、らしい。
……言ってる事は難しいけど。それだけはわかる。

外で、なんのとりえもないあたしが。
「選ばれた」のは、電子の海という外の世界から、ワタルさんの曲を見つけられたことから、始まっているし続いているから。]

(105) pikeP 2016/06/20(Mon) 02時頃

【人】 記号の妖精 ミーム

[あたしにとっては、トレイルが、可能性の全てで。

きっとそれはあたしだけじゃない。
外には、3千万、貴方の曲を聞いたひとが、
絶対待ってる人がいる。]

(106) pikeP 2016/06/20(Mon) 02時頃

【人】 記号の妖精 ミーム

[そんな風に。
あたしはトレイルのことばっかり、考えてる間に。

ほら、そんな風に。
>>78>>81人の事ばっかり、考えて。]

 ワタルさん。

[どこかを真っ直ぐ見つめる貴方の背を叩き、]

 他の人もいいけど、早くお願いしなさいよ。
 あたしは、"そのためにしかここに来てないの"。

[トレイルじゃなくて。ここまで支えてくれた
"ワタルさんが"、ちゃんと声を取り戻す事を、
見届けなければ。あたしはあたしの役目を果たせない。] 

(107) pikeP 2016/06/20(Mon) 02時頃

【人】 記号の妖精 ミーム

 貴方がトレイルだって証拠をみせてよ。
 じゃなきゃ、あたしは願いを叶える意味がないの。


 ……トレイル なら。

  …すぐにでも、
 
          歌って、ほしい、のよ。


*

(108) pikeP 2016/06/20(Mon) 02時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

[どうやら、白上は生き返ることになったようで。>>98
まぁそれならそれで構わないのだが。]

コンポーザーに次ぐ位置を、白上にやったらどうだ?
日頃の生活も面白くなるぜ。間違いなく。

[こいつは俺だ。
自殺と、世界を終わらせる。
手段が違っただけで、世界に絶望し続けた。
俺そのものだ。そう、分かった。]

(109) pepaki 2016/06/20(Mon) 02時頃

【人】 トレーサー キルロイ

[ ── 結局のところ、おれはおれでしかなかった。

 例えば、覚えのない誰かの名前や、
 モノや、馬鹿げた夢や、そういうもの。
 おれの予測した、いくつかの可能性の、
 どれでもない、答えを、彼は口にした。>>54

 ── 十七年生きて、そんなもの。

 なんて、言えるほども、記憶はあやふやではなく、
 思い当たることはないか、という言葉にも、
 おれは、やっぱり小さな声で答えたろう。]

(110) nabe 2016/06/20(Mon) 02時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

[だが一つ。
どうしても言っておきたいことはある。]

気軽に話に来る事ができるならいいけどよ。
殺しに来ることはないようにしてくれ。

俺にも大事なものがあるから、家を空けたくないんだ。

[少なくとも、そんな未来になったら。
今あやしている彼女には怒られるだろう。
ついてこられたりしたら、頭を抱えてしまいそうだ。]

(111) pepaki 2016/06/20(Mon) 02時頃

【人】 トレーサー キルロイ


 ── あるよ。

[ あるよ。
 あきらめることができなかった、じゃなくて、
 あきらめてしまえばよかった、って、
 ただ、ひたすらに後悔を抱えた、
 あの夜、最期の瞬間。

 そんな、気色の悪い記憶なら、
 おれの中に、ちゃんと、眠っているよ。
 きっと、あの後悔のせい。]

(112) nabe 2016/06/20(Mon) 02時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ


……ああ、もう分かってると思うけど。
俺は全部取り返して、生き返るよ。

そのために、ここまで来たんだからな。

[それだけは、しっかり宣言しておく。
里佳と共に帰る。
その約束を、しっかりと、果たすために。*]

(113) pepaki 2016/06/20(Mon) 02時頃

【人】 トレーサー キルロイ

[ ”諦めるという意志”と、彼は言って、
 おれはただ、礼もなく、「そうですか」と、呟いた。

 その言葉の意味する、一番大事なことは、きっと、

 たとえば、このゲームにおける、
 おれのすべての選択の、

 結局”実行に移したか”という決断は、
 いまのおれだけの頭に委ねられていたとしても、

 ”何をするか”って、そもそもの発想は、
 きっと、十七年間生きたおれの、
 なにも損なわれていないおれの、意志なんじゃないかな、
 ってこと。

 今、ここにいるおれの思う”正しい”は、
 きっと、これまでも、いつだって、正しかったよ。]

(114) nabe 2016/06/20(Mon) 02時頃

【人】 トレーサー キルロイ

[ 十七年、生きて。
 きみのことだけ、あきらめられなかったよ。
 あきらめられなくて、死んで、
 あきらめることを、忘れて、
 なんとしてでも、きみだけを救いたかった。

 きみ以外、なにもかも、おれ自身も、どうでもよくて、

 あのさ、きみの言う、”理解できない”正しさを、
 思いつくことが、ダメなのか、
 実行することが、ダメなのか。

 どうなんだろう。おれにはわからない。]

(115) nabe 2016/06/20(Mon) 02時頃

【人】 トレーサー キルロイ



  [ だから、つまり。結局、おれは、おれでしかなかった。]

.

(116) nabe 2016/06/20(Mon) 02時頃

【人】 トレーサー キルロイ

[ もう、聞きたいことは、なかった。

 おれはただ、きみのほうを向いて、
 ゆっくり、静かに尋ねることにする。]

 ── ネル、

[ 困ったような表情を向けて。
 おれはこんな顔ばかりしていた気がする。]

(117) nabe 2016/06/20(Mon) 02時頃

【人】 トレーサー キルロイ



 おれは、きっと、おれのままだよ。

.

(118) nabe 2016/06/20(Mon) 02時頃

【人】 トレーサー キルロイ

[ なにも、劇的になんか、変わらないよ。

 もしかすると、おれの忘れた”諦め”が、
 おれから、いろんな気力を奪い取って、
 突然誰かを斬りつけたりは、しないとしても。

 けど、根っこのところ、

 絶対、きみだけは生きていてほしいって、
 きみだけ生きてくれれば、
 親も、知り合いも、あの街も、何もかも、
 めちゃくちゃになったって、どうでもいいから、
 きみだけ、救いたいと思った。]

(119) nabe 2016/06/20(Mon) 02時頃

【人】 トレーサー キルロイ

[ おれは、おれでしかないよ。
 きみの隣にいた、”紀陸類”なんて、
 もう、とっくに、この世のどこにもない。

 いつからかわからないけど、
 どうしてこうなったかなんて、覚えてないけど、
 おれは、とっくに、きみの理解の及ばない、
 化け物めいたなにかだったのである。たぶんね。
 ごめんね。]

(120) nabe 2016/06/20(Mon) 02時頃

【人】 トレーサー キルロイ


 ── 生き返る理由なんて、
 おれには、ネルしかないんだよ。

 ネルの世界、見えたらいいなあって、
 思った、だけだから、

 ネルが迷惑なら、生きたくもない、から、

 ── ネルは、それでもいいの。
.

(121) nabe 2016/06/20(Mon) 02時頃

【見】 好奇診 キカ

― おわりまで ―

[行ってらっしゃいと。後押しした背>>7:191を眺め、姿が見えなくなればへたりと座り込む。
動かすのは疲れるしスタミナもない私だ。補助部隊に足止めなんかさせるもんじゃない。
先ほど、少しだけ聞こえた声>>7:+116を思い出して、苦笑する。]

 ……死んだ身で、何を…
 ふふ、ふ

[自らの事が第一だろうに。なんて。
脱落者の方でもコンポーザーが何かやっていたようだけれど、そちらはさてどうなるのやら。]

[タワーに向かう間際に告げられた言葉>>7:206
ちょっとだけ跳ね返ってきたそれに、少し驚きはしたが]

 私も…間違っているわけではない、か。

[頬を僅かに緩める。眼鏡のない視界は、ひどく広く、軽かった。]

(@13) uiro 2016/06/20(Mon) 02時頃

【人】 トレーサー キルロイ


[ きっと、最後まで、
 ”ふつう”になれない、
 今のおれは、
 やっぱり最後まで、
 まっすぐ、きみを、見ていた。*]
.

(122) nabe 2016/06/20(Mon) 02時頃

レティーシャは、/*寝る努力をし始める

mizuiro 2016/06/20(Mon) 02時半頃


【人】 忍者隊 ジェームス


[とん]
[とん]
[とん、]

[卯月の白い髪を撫で梳いて、
少年と少女の声を聞いて、
(死神の彼から送られる視線に気づきながら)
願いが叶えられるのを、聞き届けた。

正直なところ、願いが叶っても
白上刑事が望まない形――
例えば、生きていてもしょうがないと
そう思わせるような形になるのかもしれない

そう、思っていたから
コンポーザーの言葉にはほっとした。>>98]

(123) sane 2016/06/20(Mon) 02時半頃

【人】 忍者隊 ジェームス


[それから暫くして、俺は口を開くだろう。]

  卯月。
  俺は今からきっと勝手な事を願うが
  殴るのは話が終わった後で頼む。

[とん、と撫でていた手を離して、
コンポーザーの目を静かに見る。]


  朝比奈卯月の手癖の悪さを治してやってくれ
  ……できるだろ。


[そうして、願いを告げた。]

(124) sane 2016/06/20(Mon) 02時半頃

【人】 忍者隊 ジェームス

 
(「私、生き返るのが怖い
  生き返って、盗む事出来るようになって
  ……また同じ間違いをするのが怖い」>>4:512

[卯月はそう云っていた。
罪に苦しむ卯月の罪を”なかったことにする”のも
”イースター”をなくしてしまうことも、
なんだか違う気がして

ひねり出した願いは「せかい」にとっちゃ呆気ない、
些細なものでしかない。]

(125) sane 2016/06/20(Mon) 02時半頃

【人】 忍者隊 ジェームス


[けれど「せかい」にとってちっぽけでも
生きる価値なんかなくても
俺は、卯月を選びたくて

どうしたら生きてくれるだろうと
そればかり考えて、
振った賽の目がどう出るかは知らないが。

それから俺は、卯月に向き直ってこう言ってやる]

(126) sane 2016/06/20(Mon) 02時半頃

【人】 忍者隊 ジェームス


  ―― さっき。
  俺が生き返りやすいように、って、言ったな?

  お前が生き返らなけりゃあ、俺は生きる気はないからな。
  よく考えろよ。

[脅しだ。ずるいと解っている。

でも、
「コンポーザーの意志で命が左右される死神」に
なってほしくもないし
「消滅」なんてもっての外だと思ったから、

思ってしまったから、

使える手札を全部、格好悪く使ってまで、
俺は、お前に縋っている。
真っ直ぐに卯月を見つめている。*]

(127) sane 2016/06/20(Mon) 02時半頃

【見】 さすらい人 ヤニク

―審判の部屋―


[ゲームの終わりというのは、存外、呆気ないもので。
だって、タワーの中なんて見えなかった私には、急にその時が来た、って感覚。
お人形さんの隣>>@5
開いた傘で、ふわふわり。膝を抱えて、見てるだけ。


コンポーザーが、気に入っただとか。
全員が生き返る権利を持つとか、なんとか。

そういうの、おバカな私には、何にもわかんないの。
わかっちゃ、おばかにはなれないから。
隣から、ぽつりと聞こえた声に>>@7
かるく、かるーく、笑ってあげるの。]

(@14) ほるむ 2016/06/20(Mon) 11時頃

【見】 さすらい人 ヤニク

「バカになりゃあ良い。
 おかしいだとか、前はあんなにこうだったのにだとか、
 そんな戯言、気にならねぇくらいにな。
 何も考えなくて良い。理解しなくて良い。
 バカな方が飼いやすい。


 世の中、何が起こるかわかんねぇんだ。
 だから、何があったって、  」

(@15) ほるむ 2016/06/20(Mon) 11時頃

【見】 さすらい人 ヤニク

[どんな結果だって、
「そういうこともあるよね。」
で終わらせたら、良いんだって、君も言ってたよね。
だから、今回も、仕方ないって。
終わらせようとしたのに。


どうして、死神の生を望むんだろう。
バカには、到底わかりそうもない。


わからないなら、気にしなければ良い。
だから、やっぱり、見てるだけ。]

(@16) ほるむ 2016/06/20(Mon) 11時頃

【人】 小悪党 ドナルド

― 審判の部屋 ―

 ……ここは。

[白、白、白。
目に飛び込んできたのは真っ白な天井だった。

病院の無菌室を思わせるような。
清潔感に溢れた白に満たされた部屋。

何が起こったのか分からず、辺りを見渡した]

 モリ区は存続、か。

[コンポーザーの言葉にホッと息を吐き出して。

生き返る人々の名>>2の中に、知った名前がいくつかあることに。
怒鳴は寂しさと安堵を覚えるのだった。

もちろん、その中に怒鳴と小津の名はない]

(128) gurik0 2016/06/20(Mon) 17時半頃

【人】 小悪党 ドナルド


 良かったじゃねえか。

[ぽつり、と呟いて。女泥棒や、ムカつく警官野郎、青春していたカップル達の顔が頭を過った。

そうして。横にいたであろう小津を見遣った時であろうか。
「本来ならば」>>3と、コンポーザーの言葉が続けられたのは。

自分も生き返れるということに、大きく目を見開いて。

次に小津から「白上刑事を生き返らせることはできぬのか」>>82なんて呟きが漏れたものだから。
さらにさらに、大きく目を見開くことになった]

 はァ〜〜〜〜〜〜。
 小津。テメエは、ここまで来ても他人の心配かよ。
 まったく。どこまでお人好しで……。

[ぐしゃり、とオールバックの髪を手で崩して。
大きなため息が漏れた]

(129) gurik0 2016/06/20(Mon) 17時半頃

【人】 小悪党 ドナルド


 とんだお人好し野郎に聞きてえことがある。
 小津。俺は迷っているんだ。

[じっと小津を見つめた]

 悪いが、もしも生き返るのなら。
 俺は“エントリー料”を返して貰おうと思っている。
 ……この意味が分かるな。

[オールバックの髪を手櫛で掻き上げた。

怒鳴の瞳は、いかにも裏社会の人間といった。
―――そんな、鋭い眼光を放っていただろう]

(130) gurik0 2016/06/20(Mon) 17時半頃

【人】 小悪党 ドナルド


 俺はヤクザだ。それ以外の生き方は知らねえ。

[その口調には、強い自嘲が感じられた]

 お人好しで腑抜けた“今”の俺じゃあ、
 極道の世界は生きていけねえんだ。

[泣き笑いのような表情で]

 俺は、組の為なら。
 他人の人生なんてめちゃくちゃにしてやれる男だ。
 姑息で、無慈悲で、冷血漢で……とんでもねえ悪人だ。

[自分のことなのに。
その言い方は、どこか他人事めいている]

(131) gurik0 2016/06/20(Mon) 17時半頃

【人】 小悪党 ドナルド


 生き返った俺は、借金取りとしてテメエを追い詰めるだろうな。
 それこそ―――テメエが自殺したいと思うくらいに。陰湿に。

[かつて自分のせいで、
命を絶つことを選んだ人間も少なからずいた]

 そうなってもテメエは。
 俺を恨んでいないと、言えるのか。

[あの時した質問>>4:579を、もう1回。
小津に対して繰り返すだろう]

 そんな俺でも、生き返っていいって。思うか。

[きっとそれは、信頼する相棒への甘えだ*]

(132) gurik0 2016/06/20(Mon) 17時半頃

【人】 忍者隊 ジェームス

[暫くの沈黙。
それは卯月の言葉を聞いた後だったか、
それともまだ、彼女は黙ったままだったか

願いが果たされたなら、
俺はコンポーザーにこう告げるだろう。]
 
  エントリー料も、
  命も、
  返してくれ。

[短い言葉の後、祈るように静かに目を閉じた。
これでフられたら、まあ、
笑うしかねえなと、そんな苦笑が微かに漏れた*]

(133) sane 2016/06/20(Mon) 19時半頃

【見】 ランタン職人 ヴェスパタイン

>>7:@44後、MORIスカイタワー傍 ―

[段々と音も光も失われて行く。
 展望台に向かったであろう参加者たちは、皆何かしらの形で報われてくれるのだろうか。

 後悔だけはしないでほしい。自分と同じような過ちはしないでほしい。

 片方だけが生き残る、自己犠牲の精神など無意味で寂しさしかないのだ]

 ………

[不意に、笑みを浮かべた]

(@17) ryo02 2016/06/20(Mon) 20時頃

【見】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 ………―――  

[花弁は、いつかすべて落ちる。
 壁に寄りかかって、ずるりと、身体の力が抜ける]

[銀の髪がさらさらと、静かに、風でなびくだろう
 時折垣間見えるその顔には、彼を知る者には想像できないような、穏やかな笑みをたたえていた]*

(@18) ryo02 2016/06/20(Mon) 20時頃

【人】 FSM団 ミナカタ

―回想・7日目―
>>70

 終わったのか?

[龍の一撃が降ってくると思えば、圭一に傷をつけてはならないと、
 狼が彼を乗せて回避を取った時、

 暗雲と煌めく雷光はその行き場を失うように力なく途切れ、
 見れば、狼の網膜には落ちていく龍が映った。

 その呆気なさにしばし呆然とする。]

 (つまりは、それだけ弱っていたということか?)

[なるほど、想像以上に怯えていたらしい。
 それほどに疲弊したかのコンポーザー。
 それがヨハネの姿に変わるところが見えれば、
 もちろん、微妙な面持ちになる]

(134) nostal-GB 2016/06/20(Mon) 20時半頃

【人】 FSM団 ミナカタ

― 審判の部屋 ―
>>0>>71
[審判の部屋に行く時には、姿は狼から人間のそれに戻っていた。
 ただ、軽口を開くことはない。
 見渡せば、幾人か。もちろん、このゲームに参加した面子がいるが決して全員ではない。
 眉を寄せ、腕を組んで、ヨハネの話をきけば、またため息がこぼれた。
 >>1>>2>>3>>4>>5

 そう、正直胸糞悪い。
 コンポーザーというやつは、本当に操れるらしいのだ。生死もその者のもっている特質も。
 提示された内容に、すぐに感想をいうことはできない。
 だが、>>71>>72

 圭一がこちらを振り向けば、瞬く。
 不安そうにみえたのは気のせいか。いや違うな]

(135) nostal-GB 2016/06/20(Mon) 20時半頃

【人】 FSM団 ミナカタ

― 審判の部屋 ―

 とりあえず、
 俺は、


 そだな。向坂先生はどこにいんだ?

[見渡して、その童話作家の姿を見つければ、圭一に話してくるとひらひら手を振る。
 まぁ、だからといって、話せるか否かはわからないんだけどね]

(136) nostal-GB 2016/06/20(Mon) 21時頃

【人】 重層培養 イースター

 えへへぇ、そうでしょ
 だってごーちゃんのパートナーだもん


[わかりやすいなぁって褒められて>>87優しく撫でられて
それが至福と言わんばかりに目を細めて嬉しそうに]


 えっ……?
 ご、ごーちゃん!?だって、ごーちゃんのお願いだよ!?
 私なんかに…


[手癖の悪さ。聞こえこそ悪いが、自分の生まれ持ってある才能の障害、代償と言うべき欠陥
自分が今まで悩むだけ悩んできた事。エントリー料を返してもらわなくても、技術を奪われても治らなかった手癖
それを、治してくれって言われて]

(137) 黒戌 2016/06/20(Mon) 21時頃

【人】 重層培養 イースター

 ごーちゃんって、ズルいね…


[まるで脅しのような言葉
自分が居なければ意味が無いって、言ってくれて
それが凄く嬉しい。必要とされた事なんて、実の親からも無かったから、嬉しくて縋りたくなる]


 あのね、ごーちゃん。私――


[暫しの沈黙の後。彼がエントリー料も命も返してくれって言ってくれて
嗚呼、無駄なんかじゃなくなった。自分の願いが、叶ったって嬉しかった*]

(138) 黒戌 2016/06/20(Mon) 21時頃

【人】 童話作家 ネル

[彼>>117>>118と同じくらい、僕は困った顔をしていて、
それでも、問いかけられれば、ぶんぶんと勢いよく首を振ったと思います。]

 迷惑、だなんて、思ってないよ。

[ただ、気付いてしまったのです。

彼が生きている世界の中に、彼自身がいないような。
ぽっかり空いた穴の中から、手を伸ばされているような。

いつからか、彼に感じていた奇妙な違和感は、
きっと、間違いではない気がするのです。]

(139) ふゆのひと 2016/06/20(Mon) 21時頃

【人】 童話作家 ネル

 僕は、ルイに、生きててほしいよ。
 だから、ルイが、僕の世界を見たいって言ってくれるなら、

 その、……これから、ふたりで、生き返ってから、
 一緒に見ていけば、いいと思うんだ。

[その言葉>>121に、嬉しい、という以上に、何だか悲しくなってしまって、
それでも、“今の”彼にとって、それしかないなら、と、
僕は、つっかえつっかえながら、こう答えたと思います。]

(140) ふゆのひと 2016/06/20(Mon) 21時頃

【人】 童話作家 ネル

 そりゃあ、僕も、ルイも、子供の頃とは、変わってるし、
 ……正直、昨日は、怖い、って、思ったりしたけど。

 けど、他の誰でもなく、君と、
 ……また、本を読んだりしたい、から。

 だから、一緒に、……帰ろう?

[彼は、どんな顔をしていたのでしょう。
返ってきた言葉も、また、「ネルがそう言うなら」とか、
そんな答えだったのかもしれません。

けれど、一緒に生き返ってくれるのであれば、いつかは。
いつかは、僕の言葉が、ちゃんと君に届く日が、
ルイ自身が、自分の道を歩いて行ける日が来れば、と、そう思うのです。*]

(141) ふゆのひと 2016/06/20(Mon) 21時頃

【人】 童話作家 ネル

[話がひと段落すれば、
そういえば、と、僕は周囲を見回したと思います。

僕らの違和感を見出した、銀髪の青年。
死神でありながら、度々助力をしてくれた彼の姿を、
白い部屋の中に探そうとして―――

ふと、此方に向かって歩いてきた姿に、目線を止めたと思います。
少し離れた場所から、ずんずんと向かってくる人――
――北見さんのパートナーさん>>136に、少々面食らいつつ、
彼に小さく頭を下げたでしょうか。*]

(142) ふゆのひと 2016/06/20(Mon) 21時頃

【人】 FSM団 ミナカタ

>>142
[まっすぐ、向坂の元へ、
 そして、隣にいるルイには一瞥をくれただけ。]

 ちょいと先生、話、あんだけど?
 来てくれる?
 ちなみにその子の同行は遠慮してほしい。

[首を傾げ、同行を乞うた。
 さて、それをルイがきいてくれるかどうかわからない。
 でも、彼の言葉は聞こえないフリをする。
 今、聴くのは、向坂の言葉だけだ]

(143) nostal-GB 2016/06/20(Mon) 21時半頃

【人】 忍者隊 ジェームス

  別になんてことはないだろう。
  お前は俺のパートナーだからな。

[俺の願いは、俺の為に使っている。
卯月が喜ぶならそれで十分だ。
……なんて面と向かって説明するわけがない>>137]

  ……知ってる。

[ズルいと言われて尚も、笑うことはなく
ただ卯月を見据えていた。

本当は卯月の決心を聞いてから
全部を決めてしまいたかったのだが

結局、沈黙に勝てずに俺は「返してくれ」と言う事になる。
あとは、審判を待つように卯月の言葉を待つだけで]

(144) sane 2016/06/20(Mon) 21時半頃

【人】 忍者隊 ジェームス


  なんだ、卯月。

[嬉しそうな卯月を、
俺は複雑そうな表情で見ていただろう。>>138]*

(145) sane 2016/06/20(Mon) 21時半頃

【人】 営利政府 トレイル

[握り返された手の感触に少しだけ、我に返る>>-678]

 …。

(…なんだろうね、この気持ち。)

[情けないやら、不甲斐ないやらで、
今の自分は泣き笑いのような、
きっと情けない顔をしているのだろうなと思う。]

(146) yuno 2016/06/20(Mon) 21時半頃

【人】 営利政府 トレイル

[――でも、同時にこうも思う。

あのとき身を挺してあの女性に手を差し伸べて、
そうして今もなお、彼女のために悲しんだり腹を立てたり。
そんな女の子を支える彼も。
今までにも何度も助けてもらった景山たちにも。

彼らの真っ直ぐな輝きに。
……きっと、僕はかなわないだろうなぁと。
今までの七日間と、そして今目の前で交わされている
遣り取りを見つめながら思う。]

(147) yuno 2016/06/20(Mon) 21時半頃

【人】 営利政府 トレイル


 …っ、…?

[不意に背中を叩かれて我に返る。
叩かれた背中をさすりながら首をかしげれば>>107>>108]

『歌、を…?』

[少し驚いたように瞳を瞬かせてから、
自分より頭一つ分低い彼女の顔を見つめる。]

 …。

『……うん』

(148) yuno 2016/06/20(Mon) 21時半頃

【人】 営利政府 トレイル

[そっと、彼女の手を握る手に力を込める。

景山や朝比奈、あの少年少女たちに及ばないまでも
僕らがこの七日間を戦ってきた、
その事実はきっと誰にも変えられない。

この七日間、
ずっと、誰に恥じることのない自分自身で在りたいと願った。

実際には失敗も過ちもたくさんおかしてきた。
至らないところもたくさんあった。
それでも…恥じるようなところがあったかと言われれば
そんなことはないと、胸を張って言える。

そして、そんな自分でいられたのは彼女がいてくれたから。

彼女が居てくれたから、僕はここにいる。
その想いも、その願いも、僕にとっては例えようもなく
かけがえのないもの。]

(149) yuno 2016/06/20(Mon) 21時半頃

【人】 営利政府 トレイル


 ――…。

『でも、ね?
 君がそう、願ってくれるように。
 …僕は君にも、取り戻してほしいんだ』

『それが、僕の願いなんだよ』

[ね?と笑って首を傾げて見せる。
それから、コンポーザーの彼の傍に近づいて]

「僕と彼女のエントリー料を返してください」

[持っていたノートにそう書き記して、彼に見せた。*]

(150) yuno 2016/06/20(Mon) 21時半頃

【人】 童話作家 ネル

 は、はい。分かりました。

[名前を呼ばれれば、頷いて>>143、彼の背を追うようにして、
着いていくことになったと思います。

一応、幼馴染にはその場で待っておくように伝えましたが、
彼がそれを聞き入れたかは、僕のあずかり知るところではありません。

そうして、彼が足を止めたなら、
僕は、おずおずとその顔を仰ぎ見たことでしょう。]

(151) ふゆのひと 2016/06/20(Mon) 21時半頃

【人】 重層培養 イースター

 ― 自分が生きる道 ―

 嬉しいよ、ごーちゃん


[言葉を詰まらせてから、彼にそう答えた
一緒に生き返ってくれだなんて、ちょっと脅しのような言葉だったけれど
彼の願いで自分も同じ気持ちになれたから]


 私も、エントリー料も命も返してほしい
 生き返って、やり直したい


[全て0から始める事は無理だろう。過去の罪を拭う事は出来ないから
でも、自分なりに新たな道を進む事は出来る。隣に彼を連れて、一緒に歩きたいって思う]

(152) 黒戌 2016/06/20(Mon) 21時半頃

【人】 重層培養 イースター

 あ、ごーちゃん


[だから私は、彼を呼び止めた*]

(153) 黒戌 2016/06/20(Mon) 21時半頃

【人】 重層培養 イースター

 ― それからの話 ―

[泥棒イースターの被害はめっきり無くなった
それどころか、各所での万引きなどの軽い窃盗だって激減したとの話だった
イースターは居なくなった。どこかで事故死したかもしれないし、ひっそりと隠居する事に決めたのかもしれない
どちらにせよ、手がかりが無くなってしまって事件も無くなって。イースターの名前は世間から消えていく事だろう]


 『ごめんなさい』


[山桜組に置かれた装飾された卵とメモ
どうやら被害全てを返却する事は出来ないから、こうやって1つ1つ挨拶に回っているらしい
ごめんで済んだら警察は要らないだろうけれど、その警察が自分を捕まえられなかったのだ。居ても居なくても変わらないだろう]

(154) 黒戌 2016/06/20(Mon) 21時半頃

【人】 重層培養 イースター

 ね、ね!ごーちゃん!
 今日もお仕事?私ね、お仕事決まったよ!


[セキュリティ会社の企画部
自分の技術と、思考と。今まで生きてきた意味を無くさないように
消してしまわないように。良い思い出だったと、過去にしてしまわないように
そんな戒めを考えながら。自分に出来る精一杯の仕事にした]


 今日もお仕事頑張ってね
 私が早く終わったら、ご飯作るから


[まだ、そういう関係でも無いけれど。勝手に自分が付き纏ってるだけで
仕事に出かけるだろう彼の手を引いて。それから頬をとんとん、と指差して悪戯に笑ってみせるのだ]

(155) 黒戌 2016/06/20(Mon) 21時半頃

【人】 重層培養 イースター

 ね、“挨拶”しないで行くつもり?


[我儘を許してくれたって良いじゃないか
こうして地上に生き返って生活して。それも彼が願ってくれた事だから]


 大好きだよ、ごーちゃん


[だからせめて、彼の口からもう一歩踏み出してもらうまでは
こんな関係も幸せで悪くないだろうって考えてしまうのだ**]

(156) 黒戌 2016/06/20(Mon) 21時半頃

【人】 童話作家 ネル

 ……その、お話し、って。

[察しが悪い方ではないと思います。
わざわざ、このような場所で、こうして呼び出してまで、
話したいことと言えば。

正直、いい話ではない気がするのです。

ちら、と、残してきた幼馴染の方を見遣ったのち、
僕は、少し不安げな様子で、
自分より幾分か高い頭を見上げて、その顔色を伺ったでしょうか。*]

(157) ふゆのひと 2016/06/20(Mon) 21時半頃

【人】 FSM団 ミナカタ

>>151>>157

 あー、悪いね。

[審判の部屋から出れれな出てから、出れない仕組みであるのならば、なるべく人のよりつかないすみっこへ
 そして、やや視線を落とし、目を細めるが決して笑っていない顔で向坂に話しかける。]

 お宅の、あのルイくん?
 なにやってたか知ってる?

 つーかね。
 圭一を刺したらしいんだよね。
 つまり、殺したの。

 あんたはそれ、知ってる?

[まずは知っているのか否か。]

(158) nostal-GB 2016/06/20(Mon) 21時半頃

【人】 トレーサー キルロイ

[ きみは、困った顔をして、
 途切れ途切れ、言葉を紡ぐ。>>140

 その、きみの、なんともいえない表情に、
 おれは、それでも、少し迷ったのだ。

 きみを困らせるなら、生きる意味なんてないし、
 きみの言葉、そのまま縋っていいのかな、とか、

 少しの、逡巡のあと、]

 ……ネルが、そう言ってくれるなら。

[ それは、もしかすると、
 きみには予測できた言葉かもしれないね。

 おれは、空っぽみたいな目で、
 ずっと、きみを見ていたに違いない。
 今も、この七日間も。]

(159) nabe 2016/06/20(Mon) 22時頃

【人】 FSM団 ミナカタ

 で、もちろん、俺はそのことに対して、
 むっちゃくちゃ怒ってるわけだけどさ。

 まぁ、あいつが、……圭一が、
 だからって手を出すようなことはするなっていうわけよ。

[そして、天を仰ぎみて、はーっと息を吐いた。]

 つか、あいつも、こっちの身にもなれってえの。
 可愛い甥っ子刺されて、俺、マジでドタマきてるんだけどな。
 まぁ、でも、結果、今があるわけだから、
 だいぶ譲歩して、それはいいとしてもだ。

[ここで一遍息を止めて、
 また向坂をみつめた]

 お宅のルイちゃん、
 正直、おかしいよね。
 殺したことに対して、全く淀みがなかった。
 薄気味悪いくらいだ。

(160) nostal-GB 2016/06/20(Mon) 22時頃

【人】 トレーサー キルロイ



 ……生きる、よ。

[ 一緒に、って。
 一緒に見よう、一緒に帰ろうって言った、
 ”きみの言葉を信じるよ”
 おれは、そうしてもいいんだって。

 そのやり方が、”信頼”とか、
 そういう言葉に相応しいかは、ともかく。]

(161) nabe 2016/06/20(Mon) 22時頃

【人】 トレーサー キルロイ

[ まだ、宣言はしない。
 きみのあとがいいと思うから。

 それに、今は、つかつかと歩み寄る、
 長身の男の要求>>143に、気を取られ、
 またきみを見て、待っているよう>>151言われて、

 落ち着かず、その背を見送るので、忙しかったのだ。*]

(162) nabe 2016/06/20(Mon) 22時頃

ミナカタは、そこまで話して一旦、向坂の言葉を待つ。*

nostal-GB 2016/06/20(Mon) 22時頃


【人】 楽器職人 モニカ

[ 柔く 手が乗せられて>>96
 思わずパートナーを見上げる。

 初めてここで会ったときと比べて、
 ずいぶん優しいなあ って。
 そう 思ったのは秘密。

 力の抜けた笑みで、"大丈夫"と伝えれば、
 大人しく肩を抱かれながら、
 彼とコンポーザーの話を 聞いていた。 ]

(163) mayam 2016/06/20(Mon) 22時頃

【人】 楽器職人 モニカ

[ "死神の世界が見えるように"なんて、
 己じゃあ考えつかない案を出した彼は。

 …世界に絶望した コンポーザーに、
 思うところがあったのかもしれない。 ]
 
 桐原君、
 帰ったら…会える?と いいね。
 大事なもの。

[ 話が落ち着けば、
 そんなことを、彼>>111に言おうか。
 
 …本当に変わったなあ とか。
 彼の横顔を見上げて、なんとも呑気なことを思って、
 そうして己は、生き返った後のことを 思う。
 

 死んだことすら分からない、生前 を。 ]

(164) mayam 2016/06/20(Mon) 22時頃

【人】 楽器職人 モニカ

             [ 死んだ瞬間 を。 ]

(165) mayam 2016/06/20(Mon) 22時頃

【人】 楽器職人 モニカ


 ………

[ はたと 思い当たる。
 そういえば 結局死んだことなんて、
 なにひとつ思い出しちゃあいなかったのだ。

 血の気が引いていった気がした。
 "誰か"の為に生き返ろうと戦って、
 その意志はずっと変わらなかった、筈で。
 
 ああでも、全部取り戻してしまったら。
 あのやるせなかった世界の 最期 も、
 思い出してしまうの だろうか。と。

 思ってしまった 考えてしまった から。 ]

(166) mayam 2016/06/20(Mon) 22時頃

【人】 楽器職人 モニカ


 きりはらくん、…
 ……私、エントリー料戻ってきたら…、

 死んだときのこと 思い出しちゃうのかな。

[ …己の声が ひどく遠くに聞こえた。

 痛み、とか。苦しみ、とか。
 死ぬ瞬間 思っていたこと、感じていたこと、とか。
 その 原因 とか。
 
 きっとみんなも知っていただろう 自分自身の死を、
 これから知る 怖れ。
 あまり、己のいた環境は良くなかったから、
 知ってしまうことに、躊躇いは生まれてしまう。
 
 たとえ、大切な物が戻って、生き返っても。
 
 死は 痕として残る から。 ] 

(167) mayam 2016/06/20(Mon) 22時頃

【人】 楽器職人 モニカ

[ 緩慢な動作。
 空いていた彼の片手を包む、己のそれは。
 冷たくて、きっと 震えていた。 ]

 ………桐原君、
 生き返るまでで、いいから 隣にいて、
 
 ―― ばか だね わたし、
 生き返れるのに いま ちょっと…こわい

[ 今度は。
 正面から身体を預けることは 無かったけれど。
 縋るような己の手を、ずっと 眺めていた* ]

(168) mayam 2016/06/20(Mon) 22時頃

【人】 記号の妖精 ミーム

[>>150「ね?」って、言われて、しまうと。
首は横に振る事はできない。

だって。あたしは彼を信じてここまできたんだもの。
今更、「ホントはトレイルじゃあないんでしょ?」なんて言えるわけがないし、寧ろ信じてしまうほうに、天秤は傾いてしまっている。]

 ………。
 願いなんかじゃあないのよ。

 貴方がトレイルだってことが。
 知りたいって、わがまま、な だけ で。

[望みは、願いは別にある。
貴方が人のことを、あたしのことを考えてくれるあまりに、ノートに記し忘れたもう一言を、

あたしたちの前に立つ男の人に告げる。]

(169) pikeP 2016/06/20(Mon) 22時頃

【人】 記号の妖精 ミーム

 "生き返してちょうだい。"
 エントリー料、返してくれた上で。

 …人として。
 
[死神になる>>4という、選択肢を聞いて。
すとんと心におちたのは、出会ったひとたちのこと。

あのひとたち、エフェクトのかかったスタッフでもなんでもなくって、本当に、「死神」としてのまっとうな役目を勤めていたんだなあって。

無知なあたしはそんなところに、納得してしまう。]

(170) pikeP 2016/06/20(Mon) 22時頃

【人】 記号の妖精 ミーム

[そんな事は。

白い部屋に白くあてられた彼がいては。
一生見る事のない、夢物語。

そちらの音楽は、そっと停止ボタンをかけて。

夢のような現実を追いかけて行く道を選んだの。


――彼の願いを叶えられるのなら、
 …それは、それで―――]*

(171) pikeP 2016/06/20(Mon) 22時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

[目を向ければ、見上げられていて。>>163
どうやら、また驚かれたか、それとも感心されたか。
人事なその言葉に、言葉に詰まる。>>164]

会いに行くさ。
嫌だと言われてもな。

[そんな宣言であることを、彼女は知らないだろう。

そして変わったというよりは、戻っただけだというのも。
ああ、人に優しくできなくなる、とかじゃなくてよかったな、エントリー料。]

(172) pepaki 2016/06/20(Mon) 22時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

[その後、腕の中が少し震えた気がした。
彼女の顔は、青い。
……それも、そうだろう。
死ぬ瞬間なんて、誰だって怖い。
痛みを伴うものであるなら、尚更だ。]

苦しむために思い出すんじゃない。
乗り越えるために、受け入れるんだ。

彼女が言ってたろ。死は罪だと。
自分の死を忘れることで、彼女は喜ぶか?

[ぽんぽんと里佳の背中を叩く。]

(173) pepaki 2016/06/20(Mon) 22時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ


一緒にいてやる。
だから力強くいるんだ。

お前は自分で思ってるほど、弱くない。
俺が保証する。

[包まれた手を、包み返して。>>168
しっかりと支えた。

……手のかかる、と思わないといえば嘘だが。
それも悪く無いだろう?*]

(174) pepaki 2016/06/20(Mon) 22時半頃

【人】 童話作家 ネル

[何となく、予想出来ていた話>>158に、僕は眉を下げて。
問いかけられたときに、ようやっと、口を開いたと思います。]

 その、彼が、お二方に危害を加えたというのは、
 直接、聞けはしなかったんですが、
 ……その、……そう、なんだろうなって。

[彼らに関しては、正直、幼馴染の服装と、
その翌日の光景からの推測でしかありませんでした。

けれども、当人から、刺した、とか、殺した、とか。
分かってはいても、やはり、堪えるものがあるようで。

ひどく、のどが渇いているような気がします。]

(175) ふゆのひと 2016/06/20(Mon) 22時半頃

【人】 童話作家 ネル

[彼が怒るのも、尤もだ。僕だって、そう思います。
大切なパートナーの命を、同じ参加者に奪われたとしたら、
きっと、僕だって、黙ってはいられませんから。

それでも、怒り狂うことなく、語られたその話の後、
言葉を待つように訪れた沈黙に、
僕は、訥々と言葉を零しました。]

 ……彼が、異常だって、僕も、正直、思います。
 
 全部、僕が生き返ってほしいから、って。
 ……生き返りたいって、そう、言ったから、って。

[何か、おかしい?って。
そう、心の底から不思議そうな顔をしていた彼の顔が過ります。]

(176) ふゆのひと 2016/06/20(Mon) 22時半頃

【人】 童話作家 ネル

 ……謝っても、簡単に許せるようなことじゃない、し、
 今は、絶対に、許してもらえないだろうなって。

[服を赤く染めても、平然としていた彼に、
今、上辺だけの謝罪を言わせたところで、
きっと、彼らの怒りは収まることはありませんし、

かといって、僕も、どうすればいいのかは分からないのです。]

(177) ふゆのひと 2016/06/20(Mon) 22時半頃

【人】 童話作家 ネル

 ……だから、その、
 少し、待っていただけませんか。
 
 生き返って、彼と話し合って、
 ……どうすれば、お二人に――
 いえ、ルイが傷つけた方々に許してもらえるのか、
 ……二人で、話し合って、考えさせてほしいんです。
 
[甘い、とか、ぬるい、と、怒られても仕方ないと思います。
けれども、今の僕に思いつくのは、それくらいしかありませんでした。

何かが壊れてしまったような幼馴染に、
少しだけ、欠けた何かを戻す時間を、僕らにください。

僕は、更に深々と頭を下げました。
そうして、彼から下される判決を、待つことになったでしょうか。*]

(178) ふゆのひと 2016/06/20(Mon) 23時頃

【人】 FSM団 ミナカタ

>>175>>176>>177
[向坂の返しにうんうん、と頷く。
 やや、茶化しているようにみえたとしても、それは自身が沸点に達しないための偽りの余裕だ。]

 あんたの為にルイちゃんがやったっていうんならさ。
 今後も、あんたの為にルイちゃんは同じことをするよね?

 つまり、問題は、俺らが許す許さないじゃないの。
 ルイちゃんが今後、あんたの為に人を殺すような真似をし続けるかもしれない可能性ね?

 あんたさ、圭一と知り合いっしょ?
 圭一って、普通に生きてて、人に刺されるヤツだと思う?
 否でしょ?
 でも、さ、今回はあんたの為に殺されたワケよ。

 つまり、あんたは、ルイちゃんの罪をどんどん背負っていかなくちゃならなくなる。
 俺はよく知らないけれど、
 童話作家の君が、そんなん背負って、書いてけるの?

[そう言い放って、またはーと息を吐いた。]

(179) nostal-GB 2016/06/20(Mon) 23時頃

【人】 FSM団 ミナカタ

 ルイちゃんがあんたの何が好きなのかようは知らんよ。
 ただ、あんたは、このままルイちゃんを許していったら、
 あんたが殺される、んじゃあない?
 いや、物理的じゃぁあない。
 あんたの世界がどんどんあいつに殺されることを覚悟しないといけない。
 だって、あんたがそんな顔をルイちゃんの為にしている。
 ルイちゃんは、あんたを護るとかいいながら、あんたの心、ざくざく刺してるんでしょ?

[そして、首をこきこきっと鳴らして、両手をあげる]

 でも、一番かわいそうなのは
 それを知らずにやってるルイちゃんかな?

(180) nostal-GB 2016/06/20(Mon) 23時頃

【人】 忍者隊 ジェームス

「嬉しいよ、ごーちゃん」

[ぱっと、俺は顔をあげた。
その一言だけで光が射すような気がして、
ほっと笑いが零れてしまうのを、抑え切れなかった。]

  卯月……!

[小さな体を思わず抱きしめたんだ。
生を選んでくれたことが嬉しくて、>>152]

  俺も、嬉しいよ。卯月。

[いきなりの事でお前を驚かせてしまったかもしれない。
だから、そうして抱きしめられていたのはほんの少しの間。

体と体を離してしまえば、少しばつが悪いような
有体に言えば照れを感じて卯月から目を逸らす。]

(181) sane 2016/06/20(Mon) 23時頃

【人】 忍者隊 ジェームス


  ……その、なんだ。
  生きるっていうのは、それだけでいいことだからな!
  よし、行こう。早く生き返ろう。

[そう口早に告げて、
部屋の出口を探して視線を彷徨わせていたら
呼び止められて、「なんだ」と振り向いた。>>153]

(182) sane 2016/06/20(Mon) 23時頃

【人】 忍者隊 ジェームス

――Restart/すべてのはじまり>>0:15――

[――目を醒ませば、しとしと降る雨の音が聞こえる。
見覚えがないようである家の中で、
警察手帳の中に鎮座する二つのバッジを見下ろしていた。
一つはモリ警察署の。
もう一つは、亡き父の警察バッジだった。

……車のエンジンの音が遠ざかる。
誰かが、家の中を駆けて出て行こうとする。>>0:113]

  !

[ばっと顔をあげた。

思い出した。
――ここは、きっと、あの日のあの場所だ。
俺とあいつが死んだあの雨の日だ。]

(183) sane 2016/06/20(Mon) 23時頃

【人】 忍者隊 ジェームス


[気づいた時にはもう体が動いていた。

家の中を駆けて出て行こうとする”誰か”を
傷のないからだで追って、
やけに薄っぺらい壁を越えて>>0:114

濁流に落ちていこうとする白い手を、
(それは丁度、遠い少年の日、
 川に投げ出される子犬を追った時のように>>2:1)]



    卯 月 !!



[今度はちゃんと、   掴んだんだ。  ]*

(184) sane 2016/06/20(Mon) 23時頃

【人】 FSM団 ミナカタ

>>178
 だからね。
 別にいーのよ。赦す許さないとかね。
 だって、どう転んでも赦せないもの。
 なんで、謝罪とかそういうのもどーでもいいの。

 たださ。
 あんたもルイちゃんも、このままじゃ駄目っしょ。




 もし、この先も一緒にいるなら、
 そこんところ、あんたは覚悟しないといけないんじゃないかなって思うわけ。

[で、終わり終わりと手をひらひらさせて、来た方向をみつめた。
 先にはルイや圭一の姿が見えただろう。]

 逃げ出すなら早いうち、
 そうじゃないなら、ってね。

(185) nostal-GB 2016/06/20(Mon) 23時頃

【人】 FSM団 ミナカタ

 つーことで、
 俺は言いたいこといって、あんたを傷つけて去ってくよ。
 もう、関わらない、それでいーさ。

 あんたたちのこと抱え込む隙間はないからね。

[踏み出す先は、可愛い甥っ子の元だ。]

 ま、頑張れよ。

[そう言い放つと、じゃ、さよならっと、向坂に手を振った。**]

(186) nostal-GB 2016/06/20(Mon) 23時頃

【人】 忍者隊 ジェームス



――それからの事――


[殺風景なマンションの一室は最近、色が増えた。
それは家具だったり、小物だったり、服だったり。
卵に色を塗るように彩と生活感を増して
その中を、白い兎がひょこと歩く。>>155]

  ん。
  おはよう、卯月。
  今日も仕事だよ。

  ……本当か? よかったな……!

[いつものように仕事だと答えれば
昨日は聞きそびれたらしい嬉しいニュースを聞いて
笑みを零し、卯月の頬や髪を撫でる。]

(187) sane 2016/06/20(Mon) 23時頃

【人】 忍者隊 ジェームス


[その手つきがいつだったかより大分丁寧なのは
まあ、バレてなければいい。
企画部の事を聞いて、朝の支度を済ませながら
早く終わったらご飯作るから、なんて言葉を聞いて
ありがとう、と返した。

別にまだ夫婦だとか、そういう関係でもなくて
「イースター」としての罪を少しずつ謝って回っている卯月を
俺の勝手で居候させているだけだけれど>>154]

(188) sane 2016/06/20(Mon) 23時頃

【人】 探偵 オズワルド

[喧騒の合間に聞こえる重く深い溜息>>129
振り返れば、最初は整えられていたであろう赤毛が
その主の手に掻き回されて、崩れる。

迷っていると、怒鳴は言った。

"エントリー料"を返してもらって、生き返る。
ヤクザ以外の生き方を知らない。
だから今の状態では生きてはいけない。

だがそんな自分でも生き返っていいのか、と。
まるで、今にも崩れ落ちそうな表情で。

男は怒鳴の話を黙って聞いていた。
その口からもう一度、あの日と同じ問いが零れるまで。

そして男は ―――― 声を上げて、笑った]

(189) rento24ss 2016/06/20(Mon) 23時半頃

【人】 忍者隊 ジェームス


 ――いってきます。

[それから卯月の頭を撫でて、
あいもかわらず蒼い空の下
ビルの群の中へ、歩き出していく。
このすばらしきせかいを、二人で生きる為に。*]

(190) sane 2016/06/20(Mon) 23時半頃

【人】 探偵 オズワルド



   湿っぽい顔で何を言い出すかと思えば……。

   言ったであろう。
   生き返るべき人間なんて神にも分かりはしない。
   貴殿の事は、恨んでおらんとな。


[>>4:615
脱落する前日。クロネコ像の前での話。
あの時の怒鳴の問いと同じく男の答えも変わらない]


   ただ……願わくば、他者の人生を壊すような事は
   しないで欲しいとは、思うがな。
   他者の人生を壊すことでしか生きられないのは
   きっと、悲しい事であろう。
 

(191) rento24ss 2016/06/20(Mon) 23時半頃

【人】 探偵 オズワルド



[人の不幸を食い物にして刻んでいく生の果てが
どこに繋がっているかは分からずとも、
大方良くないであろうという事は薄らと、分かる。

いつかの悔恨を思い出しながら>>3:-157
男は、最初で最後になるであろう願いを告げた。

―――― そして、顔を上げる]

 

(192) rento24ss 2016/06/20(Mon) 23時半頃

【人】 探偵 オズワルド



   それとな、生き返ったら生き方を変えようと思うのだ。
   借金を返して、また妻と娘に会いに行こうとな。
   返済期限までに返せば問題ないのだろう?

   だから、ヤクザに戻った貴殿には
   もう会うことは無いだろう。


["エントリー料"を失って暫く過ごした後に決めた事。
"大切なもの"に心を奪われ過ぎて、
歯止めが利かない自分を振り返って、
これでは駄目だと、ようやく気付いたから]

(193) rento24ss 2016/06/20(Mon) 23時半頃

【人】 探偵 オズワルド



[遅いかもしれないが、失ったものを取り戻そうと思ったのだ。
それができるかどうかは分からないが。

そして男が借金を返す意思を持ったならば、
怒鳴の懸念も消えるだろう。


     ―――― だから男は手を差し出した ]

 

(194) rento24ss 2016/06/20(Mon) 23時半頃

【人】 探偵 オズワルド



   その代わり、次に会う時は
   共に戦った"戦友"として祝杯を上げようぞ。

   ……借金を返し終わった時にな。


[ >>6:+53>>6:+78
 差し出された手を握り返せなかった
 あの時を取り戻すように。

 男は穏やかに笑んで、パートナーへと正面から向き合った]*

 

(195) rento24ss 2016/06/20(Mon) 23時半頃

【人】 楽器職人 モニカ

[ 一緒にいてやると。
 その言葉があれば どうしようもなく、
 嬉しくなってしまう己がいた。

 握られた手も、背に触れる手も、
 …パートナー、だからだろうか。
 ずっとこのままだったらいいのになあ と。
 
 そう思ってしまう程には 安心 して。 ] 

(196) mayam 2016/06/20(Mon) 23時半頃

【人】 楽器職人 モニカ


 ……うん、

[ でも 同時に。
 …だめだなあ と 思う。
 結局ずっと こうして彼に言ってもらってばかりで、
 この先 は。またクラスメートに戻ってしまう から。
 …やっぱり何も出来ないんだろうな と。

 後悔はたくさんあったけれど、
 きっとそれも、もうおしまい。
 できなかったこともぜんぶ、己の生きた、死後の世界。
 
 重い瞼を閉じれば きっと。
 くるしい やるせない世界へ 戻るのだろう。 ]
 

(197) mayam 2016/06/20(Mon) 23時半頃

【人】 楽器職人 モニカ


 桐原君。
 ……おやすみ なさい

[ 男の人の腕の中で眠るのは、
 恋人もいない森 里佳 にとって、
 きっと初めてだったんだろうなあ と 思う。

 まあ ほら。
 おんなのこに恨まれるかもしれないけれど、
 こればっかりは もう仕方ないよね。

 ―― なんて。
 実際はまるで見当外れのことを考えながら、
 ゆっくり 瞳を閉じた。 ]

(198) mayam 2016/06/20(Mon) 23時半頃

【人】 楽器職人 モニカ


 「 率君 」

  「 ―― おやすみ なさい 」

(199) mayam 2016/06/20(Mon) 23時半頃

【人】 楽器職人 モニカ

[ 闇に向かう意識で。
 
       いつかの声が 聞こえる* ]

(200) mayam 2016/06/20(Mon) 23時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

[ささやかな返事に、安堵する。

自分も、強くあらねばならない。
彼女と共に歩むために、強く。

今までよりももっと。
人を知れる人間にならねばならない。

それが、率いるものの務めであり。
守るものの努めだと思うから。]

(201) pepaki 2016/06/21(Tue) 00時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ



……おやすみ。

          里佳。

[最後の呟きは、きっと彼女には聞こえない。
それでいい、それでいいのだ。

今はこれだけでいい。
支えてやるだけで構わない。

後は、自分を信じるだけでいい。]

(202) pepaki 2016/06/21(Tue) 00時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

― awakening to the dead. ―

[懐かしく感じる部屋。
自分が死を選んだ部屋。
腕の中には、彼女がいる。

この部屋には、もう死因になるような。
有害なものなど、何もなかった。

決して全てが元通りにはならない。
けれど、確かに覚えている。

自分の未熟さと、進むべき道を。]

(203) pepaki 2016/06/21(Tue) 00時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ


   里佳。
     ほら、起きな?

[未だ寝ているだろうか。
彼女を抱きかかえ、指先でその髪を梳く。

ああ、彼女はどんな顔をするんだろうな。
もう、自分が遠慮する理由も、ないんだろうが。]

(204) pepaki 2016/06/21(Tue) 00時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

[……ちゃんと。
もう一言、言わねばなるまい。

その時は、きっとまだ先だけど。*]

(205) pepaki 2016/06/21(Tue) 00時頃

【人】 童話作家 ネル

[ぽかん、と、僕は、呆けた顔をして、
去っていく背>>186をしばらく眺めていたと思います。

我に返ってから、ようやっと、再度、深く頭を下げることをして。
そうして、幼馴染のもとに歩き出しながらも、考えたのはその言葉についてでした。

僕の世界を、幼馴染が殺す、と。そう、彼は言いました。
事実、僕にとって、本を描くことは、幼馴染との思い出を辿ることでしたし、
根幹からそれが崩れた以上、今までと同じものを描けるか、と。
そう問われれば、きっと、僕は答えに詰まってしまうと思います。

それくらい、あの日の思い出と、僕の本は、切っても切り離せないものでした。
けれども、彼から逃げるか、世界を捨てるか。
どちらかを選べない以上、僕が出来ることは、一つしかないのです。]

 ……覚悟、かぁ。

[ぽつ、と呟いた言葉は、思った以上にずしりと心に響いて、
その重さに、僕は小さく息を吐いたのでした。**]

(206) ふゆのひと 2016/06/21(Tue) 01時頃

【人】 小悪党 ドナルド

[もう会うことは無いだろう、と。>>193
確かに小津はそう言った。

それは、めでたいことのはずだった。

借金まみれの生き方を変えて、妻や娘と仲良く暮らす。
こんな極道の男とは交わることのない、平和な日常。

喜ばしいことではないか。

小津の幸せを考えれば、
怒鳴という男は“出会ってはいけなかった”人間だったのだ。

だから、怒鳴は。無理くりに笑みを浮かべて]

(207) gurik0 2016/06/21(Tue) 01時頃

【人】 小悪党 ドナルド


 ……そうか、そうだよな。

[自分を納得させるように呟くと。
相棒の新たな門出を祝福するように、相好を崩すのだ。

なんで、こんなに心が痛いのだろう。
もう会うことはない。そう言われただけで。
ずきずき、と。締め付けるような胸の痛み。

これは―――そう、寂しいのだ。
怒鳴は、自分の気持ちに気付いてしまう。

最初から、只の債務者と借金取り。
それだけの関係だったではないか。
だというのに、いつの間にか]

(208) gurik0 2016/06/21(Tue) 01時頃

【人】 小悪党 ドナルド





(―――俺は、コイツに入れ込んじまってたんだな)



 

(209) gurik0 2016/06/21(Tue) 01時頃

【人】 小悪党 ドナルド


 ヤクザに戻った俺とは、もう会わねえ方が。
 テメエにとってもいいだろうよ。

[諦念を含んだ、哀しげな笑みを浮かべて。
もう会うことのないであろう相棒に。
最期の別れをしようと―――]

 ……え。

[だから怒鳴は、小津から差し出された手>>194に。
ぱち、ぱちり。大きな瞬きを2回して。

次の瞬間、大粒の涙を流していた]

(210) gurik0 2016/06/21(Tue) 01時頃

【人】 小悪党 ドナルド


 本当に、テメエは。
 馬ッ鹿だなあ本当によ。

[涙を赤シャツの袖で乱暴に拭って]

 そんなクサい台詞言って、恥ずかしくねえのか。

[しかし、その口調には。喜色が溢れていて]

 しょうがねえな。
 祝杯とやらに、付き合ってやるよ。

[差し出された小津の掌を、手荒に握るだろう]

(211) gurik0 2016/06/21(Tue) 01時頃

【人】 小悪党 ドナルド


 その代わり、今の言葉。忘れるんじゃねえぞ。

[小津の手を握る力が強くなった]

 また、美術品にうつつを抜かして。
 借金をこさえて、嫁さんや娘さんを悲しませてみろ。

[ぎろり、と怒鳴の眼光が鋭くなって]

 その時は。
 ―――地獄の底まで、テメエを追っかけてやる。

[底冷えのする声で、そう言った]

 だからテメエも。

(212) gurik0 2016/06/21(Tue) 01時頃

【人】 小悪党 ドナルド


 俺が、他人の人生を壊して、
 喜んでるような奴に成り下がったら。

[ふっ、と頬を緩めて]

 そん時は。俺の顔、思い切りぶん殴って。
 目を覚まさせてやってくれ。

[そういうのが“戦友”ってやつだろう、と言わんとばかりに。
相棒に、最高の笑顔を向けてやるのだ。

涙を流して目は赤かったし。
威厳もへったくれもなくって。
とてもヤクザの男とは思えないような。

人の良い笑顔を**] 

(213) gurik0 2016/06/21(Tue) 01時頃

【人】 トレーサー キルロイ

 ── last moment @ UG ──

[ 真っ白な部屋に戻ってきたきみに、
 おれは露骨に安堵の表情を見せただろう。

 それから、ほどなくして、きみは口を開く。

 生き返る。エントリー料も携えて。

 その選択を、おれは心から喜んだし、
 ただ、「おれもそうする」って、追随した。]

(214) nabe 2016/06/21(Tue) 01時頃

【人】 トレーサー キルロイ



[ ── それが、その世界での記憶の、最後。*]

.

(215) nabe 2016/06/21(Tue) 01時頃

【人】 トレーサー キルロイ

 ── 1st day @ RG ──

[ ── あのバスは、そう遠くへはたどり着かなかった。

 事故はなかった。
 目が覚めたとき、そこは、
 おれがよくわからないまま選んだ、
 オフシーズンの観光地で、

 (ああ、なるほど。どうりでチケットが安かったわけだ)

 なんて、頷くおれの隣には、きちんと、きみがいた。]

(216) nabe 2016/06/21(Tue) 01時頃

【人】 トレーサー キルロイ


 ── ネル、

[ (おれは、きっと、おれのままだよ)]

 ……おかえり。

[ ほら、言ったじゃんか。

 おれ、覚えてるよ。どうしてここにいるのか。
 なんて言って、きみをここに連れてきたのか。

 ( 逃げよう、この街から。
  なにも聞かないで、一緒に来てほしい >>2:321

 ……おれを、信じてくれて、ありがとう。

 あとで、いくらでも怒っていいから、
 今だけ、おれのお願いを聞いてほしい。]

(217) nabe 2016/06/21(Tue) 01時頃

【人】 トレーサー キルロイ



[ 紀陸 類のエントリー料たる「諦め」を以てしても、
 唯一、諦めきれなかった夜の続きが、ここにある。]

.

(218) nabe 2016/06/21(Tue) 01時頃

【人】 トレーサー キルロイ

[ 結局のところ、遠くまで逃げる、なんて非現実的で、
 おれたちは、早々にあの街に戻ることにした。

 ちょっと寂れた空気さえあるその観光地の、
 古ぼけたお店で、きみと、少し早めの昼食を取った。
 行きのチケット代しか持っていなかったおれに、
 きみは、少し呆れたような顔をして、財布を取り出す。

 ごめん。とおれは言って、
 結局、帰りのチケットもきみが買った。
 オフシーズンだからか、本数も少なくて、
 到着が翌朝になる便しかなくて、

 明日の朝には帰るね、なんて、
 きみは家に連絡を入れて、

 また、ふたり並んで、帰りのバスに乗り込んだ。

 その先で。
 ただいま なんて、言う必要はなかった。]

(219) nabe 2016/06/21(Tue) 01時頃

【人】 トレーサー キルロイ

 ── 2nd day @ RG ──

[ 久々の我が家は空っぽで、
 それは、モノがない、って、
 昔から変わらない意味でもそうなんだけど、
 いつだって、ほんと、暇人みたいに、
 (いや、事実、彼らは暇だった)
 狭いアパートの一室に佇んでいた、両親さえ、

 そこには、いなくて。

 代わりに、なんにもない部屋に、
 おんなじ服着た人間たちが、わらわら。

 ほら。逃げて正解、じゃないか。]

(220) nabe 2016/06/21(Tue) 01時頃

【人】 トレーサー キルロイ


 ── こんにちは。

[ ケーサツのひとだなあ、って、

 なんとなく、焦りとかでもなんでもなく、

 あの、死後の世界、ドラッグストアで見た、
 最後の、白い部屋でも見た、元・警察官っぽい男とか、

 それから、ケーサツのオシゴトって言った、
 あの、赤毛の死神を、思い出した。]

(221) nabe 2016/06/21(Tue) 01時頃

【人】 トレーサー キルロイ

[ 当然、別に、制服の大人たちは、
 おれを逮捕しにきたんでもなんでもなくて、
 ほんとに、役割を全うしてしまった、
 両親のために、ここにいた。

 彼らの幸福のために、他人が死んだ。

 そう。ほんとにやっちゃったのだ。
 ゲームマスター、いわく、RGって場所で。

 ばかだよな。おれだって、
 その世界のルールは守ったのに。

 そんな状況の中、
 決行の夜の翌朝、おれは帰宅した、らしく。
 「どこに行っていたのだ」という問いかけに、
 素直に、逃げていたのだと説明したおれは、
 どうして警察に知らせなかったのか、
 みたいなことで、説教を食らい、]

(222) nabe 2016/06/21(Tue) 01時頃

【人】 トレーサー キルロイ



    [ そんなこと 他人の命まで おれが知るかよ ]

.

(223) nabe 2016/06/21(Tue) 01時頃

【人】 トレーサー キルロイ


[ とまでは、思わなかったけれど、

 (なぜおれにそんなことを言うのか)
 みたいな顔をしていたおれに、
 たぶん、ケーサツの人びとは、頭を抱えていた。

 なるほど、”ふつう”に考えて、
 どうやらそれは、おれの役割だったのだ。]
.

(224) nabe 2016/06/21(Tue) 01時頃

【人】 トレーサー キルロイ


 ……なんか、すみません。

[ なにも分からず口にした謝罪は、
 ぽつん、と、宙ぶらりんに浮かび、
 ケーサツのひとは、話を聞かせて、
 みたいなことを言うから、おれは頷いた。

 ……頷きながら、おれは、
 きみが無事でよかった、と、ただ安堵する。

 ── きみは、向坂音流は、生き返った。
 今は、ただ、それだけでいいって、おれは思う。
 やっぱり、思ってしまうんだよ、ネル。]

(225) nabe 2016/06/21(Tue) 01時頃

【人】 トレーサー キルロイ



[ ── 今日も、すばらしきこの世界は、歪な幸福に満ち満ちている。*]

.

(226) nabe 2016/06/21(Tue) 01時頃

【人】 楽器職人 モニカ


     ― 或る少女の 死の間際 ―

(227) mayam 2016/06/21(Tue) 01時頃

【人】 楽器職人 モニカ


[ ―― 苦しい な。

 
 息が出来なくて
 心臓が うるさくて
 かと思ったら とても静かになって
 頭の中が ぼうっと して

 しぬ って こんなに 痛くて苦しい ことだったんだって。
 まだちっとも生きていない十七歳のこどもは、
 文字通り 息も絶え絶え 思うわけで。

 率君 が いるのは
 わかるのに 見えなくなりそう だ
 繋いだ手の感覚も もうわからなくて
 預けている身も どんどん冷たくなる ]
 

(228) mayam 2016/06/21(Tue) 01時半頃

【人】 楽器職人 モニカ


 [ ―― ねえ どうして きみは
       そんな悲しそうな顔をしているのかな ]

(229) mayam 2016/06/21(Tue) 01時半頃

【人】 楽器職人 モニカ

[ …あのね 率君。
 
 もう何年の おつきあいってやつでしょうか。
 私がちっとも泣き顔見せなかったみたいに、
 私にそんなかお 初めて見せた きみ。
 
 私 間違ってた。
 一緒に死のうというきみに、
 私は頷くべきじゃあ なかった。
 
 だって "死のう"って言われたときより、
 とても 悲しそうな顔してるから。 ]

(230) mayam 2016/06/21(Tue) 01時半頃

【人】 楽器職人 モニカ

[ だから 思うよ。
 一緒にいるべきは このやるせない世界だったって。
 
 きみに追いつくことに疲れちゃった私を隠して、
 きみの言葉を 卑怯にも利用して、
 逃げるための、死ぬための理由にしちゃった。
 
 なにより 遠いきみが縋ってくれた。
 それが嬉しくて そればっかり で。

 ばか だなあ。
 私は、一緒に生きようって 言うべきだった。
 …もう 遅い な。 ]

(231) mayam 2016/06/21(Tue) 01時半頃

【人】 楽器職人 モニカ

[ ごめんね。
 
 私 いつまでも逃げてばかりだ。
 私の理由であったきみが、一番大切だったって。
 その事実はいつまでたっても 揺らがない けれど。
 
 私も きみを 守りたかったんだ。
 遠い きみに 追いつきたかったんだ。
 本当の意味で 正しく 守ってみせるって。
 本当の意味で ちゃんと 隣に立つって。
 
 そう 思ったの 今。
 今度 いつかがあるのなら、
 きみを絶対 生きる理由にするって。 ]

(232) mayam 2016/06/21(Tue) 01時半頃

【人】 楽器職人 モニカ


 "おやすみ なさい"

[ ―― ああ。
 最初に言った 率くん、って
 ちゃんと 伝わった かな。

 りつ くん。
  (わたしの いちばん たいせつなきみ)


   ■ くん、


     
           ……? ]

(233) mayam 2016/06/21(Tue) 01時半頃

【人】 楽器職人 モニカ





            [ ―― きみは だれ?* ]

(234) mayam 2016/06/21(Tue) 01時半頃

【人】 楽器職人 モニカ

― awakening to the dead. ―

 …………

[ ―― 死を 選んだ部屋だった。
 闇の中、走って行ったいつかの記憶と、
 全く同じ部屋 だった。

 絶対に違うところは、
 もうあんなに苦しくないって ところと。
 抱かれた腕の中が、
 あたたかい と いうところ>>203
 
 髪に通る指を感じて、瞬きを ひとつ。
 ゆっくり起き上がって、己の名を呼ぶ人を 見る。

 多分 きょとん と した表情。
 "こんなところにいたの?"って 顔。 ]

(235) mayam 2016/06/21(Tue) 01時半頃

【人】 楽器職人 モニカ


 …きりはらくん、…?
 りつくん ?

[ どっち で 言えば良いのかなって。
 
 言ってから気付いたけれど、
 今まで何年も呼んでいた名前じゃなくて、
 あの七日間で呼んでいた名字の方が、
 自然と出てきて、しっくりきて、しまって。

 …今までどれだけ距離を取ってたんだと、
 そう 思う。 ] 

(236) mayam 2016/06/21(Tue) 01時半頃

【人】 楽器職人 モニカ

[ 覚えてる。
 きみが突然冷たくなったり、
 おまえ とか 呼んだり。
 
 かと思えば私も、
 遠慮してばっかりだったし、
 どうしようもないことで 突っぱねちゃったり。

 挙げていけば色々あった 七日間。
 生き抜いて、ようやくきみと隣に立てた、あのせかい。
 死にかけて、生き抜いて、あがいて。
 無謀なこと、いっぱいしたね。

 絶対に見せたくない泣き顔さらして、
 きみに縋り付いて…みっともなかった なあ。

 ねえ だからさ。
 ちゃんと 思い出してるよ。 ]

(237) mayam 2016/06/21(Tue) 01時半頃

【人】 楽器職人 モニカ


 ……ここにいたんだ。
 ずっと いてくれたんだ。

[ ああ もう。
 言い出したらまた 視界が滲んで。
 頬を細く 涙が伝っていく。

 戦いなんて無かったかのよう。
 綺麗な制服の袖口でぬぐいながら、
 彼に 微笑んだ* ]

(238) mayam 2016/06/21(Tue) 01時半頃

【人】 奏者 セシル

コンポーザーに次ぐ位置となると、死神の指揮者という者がおります。
さすがに現役で働いている彼を無下にすることはできませんので、残念ですが。

……。
ええ、そうですね、彼には残念ですが。
指揮者を交代させてみるのも一興ですかね。

[>>109少年の言葉に、ふと思いついたように意地悪く笑います。
あまり思いつきで物事を決めては、振り回してしまう申し訳なさは少なからずありましたが。
それも今更、こうなってしまっては瑣末なこと。

少しでも面白いせかいにするために。
変化を望むのは悪いことではないでしょう。

そのために誰かに犠牲を強いることは、喜ばれないらしいですが。]

(239) myu-ra 2016/06/21(Tue) 01時半頃

【人】 奏者 セシル

はい、努力しましょう。

[>>111そう返事をして、不敵な笑みを浮かべる、とでも言うのでしょうか。
どちらとも取れるような笑みを返しましょう。

先がどうなるかは分かりません。
分かりませんので、少しでも面白いほうを選びたいものです。

少なくとも、貴方は存分に謳歌してください。
一度は手放してしまった、生の権利を。]

(240) myu-ra 2016/06/21(Tue) 01時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

[君は、俺の苗字を呼ぶ。>>236
そして、僕の名前を呼ぶ。

その姿に、ふっと微笑んでしまう。
ああ、あの時は、意味もわからず守りたいと思ってた。
本当に、ただそれだけだった。

君は、距離に悩んでいるのかもしれないけど。
僕にはもう、そんなものは関係ないんだ。]

(241) pepaki 2016/06/21(Tue) 01時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

[拭われた涙を見て、その後を指先でなぞる。
未だ瞳が潤えば、その涙を指先で拭うだろう。]

ごめんよ。
心まで、一緒にいてあげられなくて。
君に、悲しい思いをさせて。

[微笑みに返すように、額を合わせた。
目を閉じて、懺悔するように。
これからを誓うように、語りかける。]

(242) pepaki 2016/06/21(Tue) 01時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ


もう、寂しい思いはさせない。
君を死なせるなんてこともしない。
僕が君を守るから。

   一緒に、いてくれないか。
    僕の、伴侶として。

[未来の、だけどね。
なんて軽く笑って。
自分の守った愛しいぬくもりを、感じていた。*]

(243) pepaki 2016/06/21(Tue) 01時半頃

【人】 奏者 セシル

[>>124残っていた刑事さんの願い事にも、すぐに頷きます。]

ええ、もちろん。
貴方の願い事が、一番想定しやすいものでしたよ。

[というのは別に、馬鹿にする意味ではありませんが。
前のお三方の願い事が意外だったことへの反動があっただけです。]

朝比奈卯月さんの手癖の悪さを直す。
かしこまりました。

[オーダーが入れば一礼。
今までもこれからも、僕はそうしていくしかありませんので。

どうか、貴方がたにとって幸福な世界に。
そして、すばらしき人生となりますように。]

(244) myu-ra 2016/06/21(Tue) 01時半頃

【人】 奏者 セシル

[――そうして、それから。
質問には一通り答えたでしょうか。

生き返りを望む者には、その通りに。
エントリー料の返却を望む者には、その通りに。
もしも死神としての人生を望む者がいれば、それもその通りに。
僕は異論を挟まずに叶えるでしょう。

決断の過程も興味深く、飽きさせない時間でした。
かつてこんなにも楽しいひとときがあったでしょうか。

>>150>>170僕の前に立つ2人の男女にも、同じように。]

ええ、もちろん。
返却は生き返りと同時にさせていただくつもりでしたが……
もし、この場で戻すことを望むなら、それも構いませんよ。

[返答があれば、僕はその通りにしたでしょう。]

(245) myu-ra 2016/06/21(Tue) 02時頃

【人】 奏者 セシル

[審判の部屋で過ごせる時間は、短いわけではありません。
ただし、長いわけでもありません。

さしずめ、皆さんの心の準備ができるまでの猶予を与える部屋ですから。
全てのことが済み次第、貴方がたには在るべきところへ帰っていただきましょう。

生を望む者は、死するその運命の着地点をほんの少し変えて、
“生きる”ことができた未来へと、案内します。

死神になる者は、その背に黒い翼を与え、
消滅を望む者には、安らかな眠りを。

UGの管理者の権限を持って、全てを望む方向へと。]

(246) myu-ra 2016/06/21(Tue) 02時頃

【人】 奏者 セシル

[すばらしきせかいは、これからも続いていきます。

例え僕が果てようとも、次なる者がそれを引き継いで行くでしょう。

それを決めるのは――貴方がたが知る由もない、少し先の話。



7日間のゲームに幕が下り、

         そして、新たな未来へと。*]

(247) myu-ra 2016/06/21(Tue) 02時頃

【人】 ひとづかい トリ

─審判の部屋─

[真っ白で無機質な部屋にぞろぞろと
集められたのは、きっと生き残った参加者と
死んでしまった参加者の幾人か。

それが総数なのかどうか、俺には判断する情報がない。

二度目に死んだ後に見た圭一や
UGと言われる舞台に立っていた時に
見かけた者もいたから何となく声を掛けてみたかったけど
誰もかれもパートナーと寄り添うもんだから
なんとなく近づきがたくて。

しょうがないからフィリップの肩に乗ってやることにした。
気持ちいいところを撫でてくれるもんだから
目を閉じてその感覚に身を任せたり。]

(248) miduno 2016/06/21(Tue) 03時頃

【人】 ひとづかい トリ


[コンポーザーと名乗った男の言葉に]

 ヤッター!マジデ!
 イキカエレンノ?

 チョーラッキー!!

 アッ デモコレ ナニ………
 ナンニチタッテンノ
 ヤバイ ノウキ シヌ

[ゲームが始まってから7日は経過している。
体感時間はその都度数時間なのだが、その度
昼間だったことを考えたら実際に7日経っていても
なんら不思議はない。]
 

(249) miduno 2016/06/21(Tue) 03時頃

【人】 ひとづかい トリ


[トリがUGとRGの狭間で悩んでいる間
コンポーザーに物申す者もいただろうか。
何でも「白上理許」を蘇らせろだとか。] 
 
 ミンナ スゲェナー
 トクガタカイ タカイ

[ヒトの肩で羽を広げながら好き勝手喚いていると
すぐ近くの視線に気づいて首を傾げる。]

 ナンダヨ。
 ア? オマエノ カラダナラ
 ミミソロエテ カエシテヤルヨ
 コンナ ロクニ イイタイコトモ
 イエネーカラダ イラネーヨ!!
 

(250) miduno 2016/06/21(Tue) 03時頃

【人】 ひとづかい トリ


[一方的に喚くとばさりばさり、極彩色を羽ばたかせる。
羽ばたいた翼を前に出した時に一瞬見える

    空のような青や
    向日葵のような黄色が     綺麗だったり。

内側の赤も鮮やかなものも朱色のようなものも実は
さまざまあるんだってことは最近になって
ようやく気付いた。

内心この身体も存外悪くないな、と思えど
そんなことは絶対に口にしない。]
 

(251) miduno 2016/06/21(Tue) 03時頃

【人】 ひとづかい トリ


 オレハ イキカエル!
 モチロン ニンゲンデ!
 モウ トリノスガタハ ゴメンダ!

 ダカラ、フィリップモ モトニ
 モドシテクレ!

[威勢よくギャアギャアと喚きながらコンポーザーに告げて。]

[それからまだその部屋にいただろう圭一に向かって
もう一つ喚く。]

 オイ、オマエ イキカエルノカ?
 …ソウナラ ツギノニチヨウ ヒルニ
 MORIタワーニコイ
 

(252) miduno 2016/06/21(Tue) 03時頃

【人】 ひとづかい トリ


[呼び出した理由とか、内容は
次に会ったその時に言えばいいだろう、なんて。
相手が自分なんかと再会したいと思うかは別だけど。
それでも、やらない後悔よりはやる後悔と
思えば、期待しない心地も幾らか穏やかである。

やることも済んでフィリップの元に戻ると
今度は頭の上にちょこんと乗っかって。

瞼を閉じたら意識はそのまま白い部屋から離れ
落ちているのか上がっているのか。
次に目覚めた時はRG…─元の世界にいるのだろう*]
 

(253) miduno 2016/06/21(Tue) 03時頃

【人】 営利政府 トレイル

『……うん。
 でもね、ミームちゃん』

『僕は僕自身の意思で、
 君の言う“わがまま”を叶えたいんだ。

 僕は、僕が“トレイル”だって証明したい。
 君が望むなら、それこそ歌でもなんでもね。
 …それじゃあ、だめかな?』

[それにね、と付け加えて]

『スカイタワーでエレベーターに乗る前に話したこと、覚えてる?』

(254) yuno 2016/06/21(Tue) 20時半頃

【人】 営利政府 トレイル

[あのとき聞いた、
彼女が“名前”を無くした理由>>7:253>>7:254]

『僕はくだらないとは思わなかったというか。
 不謹慎かもしれないけど、嬉しかったよ。…すごく』

[どこかはにかむような、そんな笑み。

あのとき、彼女にああ言われたときは本当に嬉しかったし、
その夢を、夢のままに終わらせたくはなかった。

僕にとっては、生き返ることと同じくらい、
叶えたいものだったから。
たとえそれが、我侭とか自分勝手とか、
そんなふうに呼ばれたとしても。]

(255) yuno 2016/06/21(Tue) 20時半頃

【人】 営利政府 トレイル

[コンポーザーの彼の言葉>>245にこく、と頷く。
それを彼が見届けた、そのときだったか。]

 …。

[そのときの感覚は、どう、形容すればいいんだろう。

例えるなら、ずっと見当たらなかったパズルの
1ピースを見つけたときのような
何かがストン、と在るべきところに嵌ったような、
そんな不思議な感覚。]

(256) yuno 2016/06/21(Tue) 20時半頃

【人】 営利政府 トレイル

 
 
 ―――…。 …ミーム、ちゃん。
 
 

(257) yuno 2016/06/21(Tue) 20時半頃

【人】 営利政府 トレイル


 あ、ええと…。
 あらためて話すのも、なんだか不思議な感じがするね。

[思えば一週間ずっと一緒にいたのに、
こうして直に言葉を交わすのははじめてなのだなぁと
そう思うとこそばゆいような、なんとも形容しがたい気持ちになる。]

 ……どうしようか。
 何から、話したらいいのかわからないくらい、
 話したいことは、たくさんあるんだけど。

 あ、でもひとつだけどうか先に言わせてね。

[そういうと、彼女と向かい合う形になって、その手をとる]

(258) yuno 2016/06/21(Tue) 20時半頃

【人】 営利政府 トレイル


 ――…ありがとう。
 ずっと、僕のことを支えてくれて。

[伝えたいことは、本当にたくさんあるけれど。
最初に、そして彼女に一番伝えたいのはきっと感謝の言葉**]

(259) yuno 2016/06/21(Tue) 20時半頃

【人】 楽器職人 モニカ

[ ごめんよって 言われると>>242
 反射的に、言いかける言葉がある。

 ―― 気にしてないよ、とか。
 ―― 大丈夫だよ、とか。

 そうするべきだって、何年も思ってきたから。

 だから。 ]

(260) mayam 2016/06/21(Tue) 21時半頃

【人】 楽器職人 モニカ


 …さ、みしくな、

[ ―― 寂しくなかったよ って。
 本当だったら、いつもだったら、
 そう言い切っていたはず だ。

 でも どうしてだろう。
 今はそんな 壁を作る言葉が出てこなくて、
 代わりに、ぽろっと。

 絶対言いたくなかった言葉が、出てきてしまう。 ]

(261) mayam 2016/06/21(Tue) 21時半頃

【人】 楽器職人 モニカ


 ……さみしかった よ

 もう わたし、なんねんも つらかった…
 ひとりはもうやだ、…きりはらくん

[ テレパシーだなんて、もう出来ないけれど。
 合わせられた額>>242、瞳を伏せれば。
 目尻に触れた彼の指先を、また濡らした。

 己の震える指先を。
 恐る恐る といった動きで、彼の頬に触れさせて。
 懺悔と 誓いの混ざった声を 聞いて。

 …また 滴が。
 彼の手を濡らしていく。 ]

(262) mayam 2016/06/21(Tue) 21時半頃

【人】 楽器職人 モニカ


 ……わたし も、
 きりはらくん と、一緒にいたい。
 死ぬんじゃ無くて いき、たい よぉ

[ ―― 私でいいの?って。
 一瞬、聞きそうになった。
 
 だって、こんなに幸せなことって、あっていいのかなって。
 彼とはじめて会ったのだって、偶然だったし、
 彼との未来を決められたのだって、偶然で。
 きっとおとなにとっては 政略的で。
 …だから、どうしたって いつだって 不安だ。
 
 でも 今はあの世界を生きたから。
 七日間。己はパートナーが彼で無いと駄目だったし、
 彼にとっても、己じゃ無きゃ 駄目だったって。

 そんな 自信は あったから。 ]

(263) mayam 2016/06/21(Tue) 21時半頃

【人】 楽器職人 モニカ


 ……待ってる ね。
 ずっと、未来のいつだって、待ってるから。
 だから、よろしく…お願いします。

[ 我慢していた分か、涙は止まってくれないし。
 声だって、触れる手だって震えていたから、
 彼と比べて、きっとひどい顔だったけれど。
 
 ―― ああ それでも。
 ちゃんと 生きて、笑っていた* ]

(264) mayam 2016/06/21(Tue) 21時半頃

【人】 記号の妖精 ミーム

 ――…それ。
 "ダメ"っていったらどうするわけ?

[頑なに引かないワタルさんの方が、
わがままなんじゃあないのかしら。>>254

絶対にNOとは言わせない聞き方に方を竦めて苦笑い。
どこまでも天然なのでしょう。あたしが"ダメ"なんて言わない事を知っている、作為的な聞き方じゃあない。もしそうだったら?
……まあ彼が一枚上手だった、ということかしら]

 …。
  
 思い出させないでよ、 …もぉ

[ぷい、と首を背く。
今からすると相当、恥しい事を言ってるじゃない。
憧れの人に名前呼んで欲しいって、いくら褒められた所で、あたしの価値観とは反りあわない。
彼の純粋な笑顔は>>255真っ直ぐ見る勇気はあたしには、ない、の。]

(265) pikeP 2016/06/21(Tue) 21時半頃

【人】 記号の妖精 ミーム

 ―――っ… ぁ、

[蹲りたい感情を押し殺しつつ、さも、なんでも与えてくれるかの素振りを見せるお兄さん>>245に、きちんと望みを告げれば。

ほんの一瞬だけ、チリ、と頭に針が刺さったような。
奪われた僅かな文字の羅列が、
思い出の全部を、埋めていく。]

(266) pikeP 2016/06/21(Tue) 21時半頃

【人】 記号の妖精 ミーム

>>0:87
『しょんぼりしてるわね、■■■』

[パパと少し冷たい関係であったって、
ママはいつもそうやって宥めてくれた。]

>>3:12
『■■サンってさーぁー
 さいきんチョーシのりすぎじゃない?』

["一番多い名字"と呼ばれた所以で、
見た目も名前も地味と始めは友達に馬鹿にされた。]

>>5:45
『おや■■■。めめって誰の事だい?』

[パソコンを触っていた時におばあちゃんは、
いつもそうやって、あたしが現実にも存在することを自覚させてくれた。]

(267) pikeP 2016/06/21(Tue) 21時半頃

【人】 記号の妖精 ミーム

[酷く地味でよくありがちで、
ここに来るまではどこにでもいると、

『そこまで求められるような人』>>255じゃあないって、理不尽で平凡な鉛色だった。

失って気付いていたのよ。
"あたし"はあたししかいないことを。

だからこうやって"思い出せた"としても――
命の次に大事な落し物を拾って、酷くひどく安心するだけ。

他の人が何を失ったかなんてあたしには関係のない。
――きっと、この中で誰よりも"変わらず"に生き返るだけ、なのだけど。]

(268) pikeP 2016/06/21(Tue) 21時半頃

【人】 記号の妖精 ミーム

[―――でも。どうせなら。
 あたしにも生きて、生きる価値が。
 誰かの特別であるべきならば。>>3]

(269) pikeP 2016/06/21(Tue) 21時半頃

【人】 記号の妖精 ミーム

 ………。
 あい、な。   アイナ。よ。
 佐藤、愛那。


[彼が声をぽとりと、落として>>257
躊躇いがちに言葉を選ぶのとは別に、
あたしの中でこんこんと沸き立つ、言葉。名前。]

(270) pikeP 2016/06/21(Tue) 21時半頃

【人】 記号の妖精 ミーム

 アイナ。Meme は、…愛、を。
 頭文字から、取った。…それだけ、なの。

 ……。かなり、地味だって、思ってるから。
 ハンドルネームなんかつけるのよ。
 …でしょ?"トレイル"。

[彼の礼を>>259、真正面に受ける事は、出来ない。
トレイルだからといって、高揚する気分は抑えていたけれど、特別恥ずかしいからじゃあない。


さっきまで彼が"我儘"通して、やりたいっていっていたことを、してほしくって。

求めて、それだけのために、続ける。
あたしはあたしで、何も変わらないから――、
焦がれた人に、ファンとして、彼の両手を掴んで。]

(271) pikeP 2016/06/21(Tue) 21時半頃

【人】 記号の妖精 ミーム

 こっちこそ、ありがと。


 あたし、またトレイルの事一杯、知れました。

 これからも応援させて、ください。
 いっぱい、素敵な曲、つくって、ください!

[ぎゅっと、握りしめて、見上げて。
初めの日――ライブに行けなくて、死んで、後悔していたことの続きのように。

彼へとエールを、送って、漸く笑い返せるの。]**

(272) pikeP 2016/06/21(Tue) 21時半頃

【人】 FSM団 ミナカタ

― 審判の部屋 ―

[向坂と話を終えれば、圭一の元に、ぽてぽて歩きながら戻ってくる。
 そして、その前に立つと、はー、と頭を掻きつつ。]

 さて、じゃ、決めるか。

[なんだか心配そうな顔をしていやがったから、頭をぽんっと軽く叩いて。]

 ちなみに、エントリー料。
 大体目星ついてるか?

[軽く訊ねる。つまり生き返るのは大前提ともいうように]

(273) nostal-GB 2016/06/21(Tue) 21時半頃

【人】 FSM団 ミナカタ

 俺もまぁ、残念ながら目星ついてんだわ。
 で、それを返してもらうかどうかなんだけどさ。


 どーしよっかなぁ。

[腕組んでうーん、と。
 で、ちらっと圭一をみる。]

 お前から見て、俺って、
 どうだ?

 お前からみても、駄目人間だよなぁ。

[この甥っ子は本当はどんな風に自分をみているのだろうかなっと*]

(274) nostal-GB 2016/06/21(Tue) 21時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

―審判の部屋―

>>273
……ん、そうしよう。
輝にい、やっぱ俺が思うより大人だったな。

[向坂と皆方の会話を心配そうに見守って。
予想された最悪の展開には進まなかった事に心底安堵する。
冗談めかして軽く笑いながら返す。]

エントリー料、俺の?
間違いなく、記憶系だろーな。
なにせ、リア充時代の記憶が櫛みたいにあちこち抜けてるし。
これは、返してもらう予定だ。

[エントリー料についてはそう答えて…それ以外の部分は、今は口に出さない。]

(275) uyuki 2016/06/21(Tue) 22時頃

【人】 学園特警 ケイイチ

>>274
へ?
俺も輝にいのは、なんとなく目星ついてっけど…

[予測ができるだけに、不思議そうに皆方を見る。
もしかして、自分とは違う予測をつけているのかと。]

輝にい?
駄目人間かそうでないかでいったら…
そりゃ、駄目人間寄りなのは仕方ないな。
なんせ、女癖悪すぎるし。

割と本気で行く末心配にはなってるんだぜ。自覚しろよな。

[そこはため息をつき、容赦なく本音で答える。
大丈夫とか、それでいいなんて適当な答え返せるわけもなかった。*]

(276) uyuki 2016/06/21(Tue) 22時頃

【人】 FSM団 ミナカタ

>>275>>276


そっかぁ。


[しゅんぼり]

(277) nostal-GB 2016/06/21(Tue) 22時頃

【人】 学園特警 ケイイチ

―審判の部屋―

>>277
あぁぁ!!駄目人間でもなんでも、俺にとっては大事な叔父だぞ!
生き返ってくれねーと、まじでへこむぞ!
本当だからな!!!

[気落ちする様子に慌ててフォロー]

(278) uyuki 2016/06/21(Tue) 22時半頃

【人】 探偵 オズワルド

[差し出した手は、掴んでもらえるだろうか。

お互いに元の心を手に入れた後の約束を
彼は是としてくれるだろうか。

それともあの時、自分がそうしたように、
彼の手は持ち上がらないままだろうか。

男は怒鳴の反応を手を伸べたまま待って、
そして彼の目から流れる涙に、目を丸くした]


  ―――― …… 貴殿には負ける。
  吾輩と組めて幸せなどと言った貴殿にはな。


[>>211
恥ずかしくないのかという怒鳴に苦笑しながら、
次から次に涙を溢れさせる彼にハンカチをと思ったが、
そういえばすでに渡していたなと、思い出した]

(279) rento24ss 2016/06/21(Tue) 22時半頃

【人】 探偵 オズワルド

[その瞬間、差し出された手は荒々しくも掴まれる。
手から伝わる熱とは反対に、声色は冷たかったが、
男が恐怖心を抱くことは無かった]


  全く……どちらがお人好しか分からぬな。
  貴殿こそ、その言葉忘れるでないぞ。


[>>212>>213
脅しかける言葉は全て男を案じる言葉だ。
男の事を彼はお人好しだと散々言うが、
怒鳴も負けず劣らずだと男は思う。

そうして頬を緩める彼に、男もまた笑みを返した]

(280) rento24ss 2016/06/21(Tue) 22時半頃

【人】 探偵 オズワルド



  馬鹿者。吾輩に暴力を要求するでない。
  紳士たるもの、他者に暴力を振るってはならん。

  その時は止めてみせよう。
  力でなく、言葉でな。


[まるで子供のような泣き顔で、
ヤクザとは思えぬほどの笑みを浮かべる怒鳴。

その顔はとても美しいとは言い難いものだったが、
彼が浮かべるどんな笑顔よりも、輝かしかった]*

(281) rento24ss 2016/06/21(Tue) 22時半頃

【人】 FSM団 ミナカタ

>>278

いや、こう、
いろいろ人生考え直すべきなのかなぁ、って。

[どうやら人類として、反省する転機になっているようです。]

まっとうな人間じゃなけりゃ、
こう死んでるやつに申し訳ないよな。

[このUGでやっぱり死んだ人間をみてる。
 間近でもみたから、やや、考えるものもあって]

(282) nostal-GB 2016/06/21(Tue) 22時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

>>282
……考え直す?
どんな、方向に??

[これが、真人間になるという方向なら大歓迎だが。
人間でない方向を選ぶ可能性もあって。
密かに拳を握り、皆方の顔を覗き込む。]

それでも、輝にいはここに残れた。
ちゃんと、やり直すチャンスをもらったんだぜ。
この事は、事実なんだよ。

(283) uyuki 2016/06/21(Tue) 22時半頃

【人】 童話作家 ネル

―last moment @ UG―

[彼を随分と、心配させてしまったようです。
安堵したように息を吐いた彼に、僕は小さく謝罪の言葉を投げて。
けれど、すぐに、落ち着きなく、周囲を見回すことになったと思います。

やはり、彼の姿がないのです。
彼と同じように、黒い翼を持った死神の姿はあれど、
白い部屋の中に、銀の髪は見当たりません。]

(284) ふゆのひと 2016/06/21(Tue) 22時半頃

【人】 童話作家 ネル

 ……ルイ、その、ヴェスパタインさん、見てない、よね?
 えぇと、銀の、長い髪の、死神さん、なんだけど。

[小声で、幼馴染に聞いてみたり、
或いは、近くにいた死神に、彼の行方を尋ねたかもしれませんが、
どちらにせよ芳しい返事を得ることは出来なかったので、

僕は、後ろ髪を引かれつつも、選択の時を迎えることとなったかもしれません。]

(285) ふゆのひと 2016/06/21(Tue) 22時半頃

【人】 童話作家 ネル

[エントリー料を返してもらって、生き返る。
彼と、一緒に。

何も、悩むことはありませんでした。
同じ選択肢を選んだ幼馴染と、顔を見合わせて、僕はにっこりと笑って見せました。]

 こちらこそ。
 ルイが、パートナーでよかった。

[そこで、僕の意識は、白に塗りつぶされて―――*]

(286) ふゆのひと 2016/06/21(Tue) 22時半頃

【人】 童話作家 ネル

―1st day @ RG―

[大きな揺れに目を覚ませば、その場所は、少し寂れた観光地のようでした。
車から投げ出されることもなく、人影もまばらなその場所は、
交差点の喧噪や、蛙や烏の大群とはとても結びつきません。

それでも、僕も、彼も、気付いています。
あの出来事が、夢なんかじゃなかった、って。]

 ただいま。
 ルイも、帰ってきてくれてありがとう。

[そう、僕たちは、無事に帰ってきました。
7日間のゲームを終えて、失ったものを取り戻して、
今、ここに立っているのです。

幼馴染の言葉の真意>>217は、未だ、分かりません。
けれども、僕が望んだからでもなく、言ったわけでもない。
彼自身の願いなのですから、それには出来るだけ、応えたい、と。
そう思うのです。]

(287) ふゆのひと 2016/06/21(Tue) 22時半頃

【人】 童話作家 ネル

[季節外れの観光地で、何をするでもなく、
僕らは、すぐに家へと戻ることになりました。

夜が来て、また、車に揺られて、朝が来て。
家に戻った僕を出迎えたのは、今にも泣きそうな母の顔でした。

連絡入れたのに、なんて、困ったような僕の言葉に、
母は首を振って、こう言ったのです。

曰く、この近くで、大きな事件があって。
けが人も、死人も出たその事件で、紀陸さんが――
――類の、お母さんと、お父さんが、逮捕されたのだ、と。]

(288) ふゆのひと 2016/06/21(Tue) 22時半頃

【人】 童話作家 ネル

[昨日の電話の後に事件を知った母は、
まさかと思いつつも、気が気でなかったそうで。

その話を聞いた自分は、どんな顔をしていたのでしょう。
ただ、僕は、泣きじゃくる母の頭をしきりに撫でて、

ルイは、何も関係ない、って。
二人で、観光に行ってたんだ、って。
そんな事を話したのは覚えています。

何かが、繋がったような気がしました。]

(289) ふゆのひと 2016/06/21(Tue) 22時半頃

【人】 童話作家 ネル

[次の日、僕は、寂れた団地に向かうことになったと思います。
連絡が出来ればよかったのですが、なんともまぁ奇妙なことに、
僕らは、お互いの連絡先を、全くもって知らなかったものですから。

二晩明けても、ほとぼりは冷めていないらしく、
彼の家を忙しく行きかう紺色の制服を、僕は遠巻きに眺めて、

きっと、いないだろうと分かっていても、
その中に、幼馴染の姿を探してしまうのです。]

(290) ふゆのひと 2016/06/21(Tue) 22時半頃

【人】 童話作家 ネル

[君が逃げたかった理由は、“このこと”なのでしょうか。
自分の両親の企みから、僕を遠ざけるために、君は。

はぁ、と、僕は、小さく息を吐きました。

ねぇ、君は、本当にこれでよかったのですか。
そのままで、本当にいいのですか。

問いかけたかった言葉も、握りしめた拳も、
誰かに届くことも、空気に混じることもなく、
ただ、どよめきの中で浮かんで消えていくのみだったでしょう。*]

(291) ふゆのひと 2016/06/21(Tue) 22時半頃

【人】 FSM団 ミナカタ

>>283

 や、ちゃんと姉貴に言われたように働こうかなって。

[頭ぽりぽりしつつ、
 方向性はまっとう人間のようです。]

 なんかな、
 やっぱ、死にざまがカッコ悪いって、カッコ悪いよなぁ。

[なんだか圭一が心配しすぎていること、気が付いていません。]

(292) nostal-GB 2016/06/21(Tue) 22時半頃

【人】 FSM団 ミナカタ

 だから、チャンスなら、それ生かそうかなって。
 なんだか、俺、今まで、きっと遊びすぎてるよなぁ。

[もちろん、男にも男の人生はあった。
 でも、それに挫けて、そして、流れる方向に、楽な方向に、転がった結果が現在だ。]

 ちょっと。運がよすぎたんかもしれないよなぁ。

[そして、また圭一なでなで]

(293) nostal-GB 2016/06/21(Tue) 22時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

>>292>>293
へ?……そっち?
いや、それなら……うん。
いいじゃねーか。すごく、良い。
ただでさえ、カッコいい輝にいが、余計にカッコよくなると思うぜ!

[わかりやすく表情が明るくなる。]

自覚…あったんだ…

[今まで遊びすぎている、という言葉にはものすごく納得をして。
言っている言葉は叔父の行き先が心配な自分としては大変嬉しいものなので、上機嫌に頭を撫でられた。]

(294) uyuki 2016/06/21(Tue) 23時頃

【人】 探偵 オズワルド

[男はコンポーザーへと歩み寄る。
緩慢に、そして微かに笑みを浮かべながら]


  どうかね。
  貴殿の感じた"可能性たち"は?


[コンポーザーに殴りかかり、
消滅させるはずの白上の生存を望み、
更には、殺しに来てやると述べる参加者たち。

その感想にコンポーザーが答えようがそうでなかろうが、
男はオーダーメイドを口にした]

(295) rento24ss 2016/06/21(Tue) 23時頃

【人】 探偵 オズワルド





   ―――― エントリー料と蘇りを、吾輩は望む。



 

(296) rento24ss 2016/06/21(Tue) 23時頃

【人】 探偵 オズワルド






    [   そこで意識は 再び 流転する   ]




  

(297) rento24ss 2016/06/21(Tue) 23時頃

【人】 探偵 オズワルド

―― カフェぱせり ――


[緩やかに流れるジャズピアノ。
芳しいコーヒーの香り。

雰囲気が良く、事務所とも近かったため
よく通っているカフェぱせり。
―― そして男が死んだ"はず"の場所でもある。

あの日と同じようにテーブルの前の椅子に腰かけていて。
違うのは、向かいに座る相手がいない事。

俯きがちな黒髪の女性も、
男を死に至らしめたコーヒーもテーブルにはない。

ただ、鮮烈な記憶が男の中に在るだけだ。

男は視線を宙に漂わせる事、数分。
何も注文することなく店を出た]

(298) rento24ss 2016/06/21(Tue) 23時頃

【人】 探偵 オズワルド


[多くの人が行き交うモリ区。
それは今日も例外ではなく、人々の騒めきが街を包み込む。

どこまでも突き抜けるように鮮やかな空と、
それを覆うような巨大な広告塔。
どこかを目指して歩む人々と車の群れ。

人々にとっては何ら意味のない光景かもしれない。
だけどその時、男は確かに思ったのだ]
 

(299) rento24ss 2016/06/21(Tue) 23時頃

【人】 探偵 オズワルド





   [ ―――― 嗚呼、なんて美しくもすばらしき世界 ]*



 

(300) rento24ss 2016/06/21(Tue) 23時頃

【人】 FSM団 ミナカタ

>>294

 で、エントリー料なんだけど、
 これがさ、なんとなくわかるんだけどさ。

 これ、きっと、そのまま持って帰ると、
 俺、やっぱ、駄目人間になりそうでさ。

[どうやら、正しく理解はしているようです。エントリー料。
 それは、とても素晴らしいものであるがゆえに]

 でも迷うんだよなぁ。
 これなかったら、

 俺、露頭に迷うかもしれない。

[とほり、と、かくりと。]

(301) nostal-GB 2016/06/21(Tue) 23時頃

【人】 小悪党 ドナルド

― それからの出来事 ―

[あの非日常から、どれくらいの月日が流れただろうか。

気付けば、病室で目を覚まして。
何事もなかったのかのように、
山桜組の舎弟頭としての日常に戻った。

時々、あの“ゲーム”は夢だったのではないかとすら思う。

けれどふとした瞬間に。
あれは現実の出来事だったのだ、と。
怒鳴は思い知ることになるのだ]

(302) gurik0 2016/06/21(Tue) 23時頃

【人】 小悪党 ドナルド



[―――それは例えば、こんな瞬間]

 

(303) gurik0 2016/06/21(Tue) 23時頃

【人】 小悪党 ドナルド


 ……ムショの後藤にこれ、差し入れとけ。

[舎弟に渡したのは、差し入れの品の詰まった紙袋。
後藤は、サツにしょっ引かれた出来の悪い自分の舎弟だった。

 ―――後藤は兄貴分をずっと呼んでいたぞ。>>1:637

ムカつく刑事の台詞が、なぜか頭から離れなくて。
いつから自分は、こんなに面倒見の良い男になったのだろうかと]

 あァン、俺が丸くなっただァ?

[『兄貴、最近丸くなりやしたね』と。
何気ない舎弟のひとことに、顔を大きく歪ませる]

(304) gurik0 2016/06/21(Tue) 23時頃

【人】 小悪党 ドナルド

 ―――指詰められてえのか、テメエは。

[底冷えのする声に、舎弟の顔が青くなった。
怒鳴は元来、冗談の通じるような男ではない。

しかし舎弟があまりにも肩を震わせるものだから。
そこで怒鳴は、ふっと表情を緩めて]

 色々あったんだよ、色々。

[思い浮かべるのは、かつての相棒の顔]

 とんでもねえお人好し野郎に。
 俺も少し感化されちまったんだ。

[しかし優しい表情を浮かべたのも、一瞬のこと]

(305) gurik0 2016/06/21(Tue) 23時頃

【人】 小悪党 ドナルド


 さて。……今日も追い込みをかけるか。

[ボキボキ、と拳を鳴らして。

顔を上げた怒鳴の表情は。
いかにもヤクザらしい、凶悪なそれだ。

部下から渡されている借金の滞納者のリスト。
そこからひとつの名前が消えていることに気付いたのは。
いつのことだったろう。

―――小津世造、という名前が]

(306) gurik0 2016/06/21(Tue) 23時頃

【人】 小悪党 ドナルド


 いくぞ、テメエら。

[舎弟たちを引き連れて。
モリ区の街並みを、肩で風を切るように闊歩する。

こうして今日も、怒鳴の日常が始まる。

あの探偵事務所をヤクザとして訪問することは、二度とない*] 

(307) gurik0 2016/06/21(Tue) 23時頃

【人】 FSM団 ミナカタ

 つか、さすがに自覚はあるって。



 お前みてるとさ。
 なお、いかんなぁ、と思ってるんだよ。これでも。

[でも、やっぱり頭なでなでしてやる。
 だって、ここで一生懸命になれたのは、やっぱり圭一のおかげなんだもの。]

(308) nostal-GB 2016/06/21(Tue) 23時頃

【人】 トレーサー キルロイ

 ── 3rd day @ RG ──

[ ── もしも、何も起こらなかったら。

 両親(とおれ)の役割なんて、大したものじゃなくて、
 逃げよう、なんて、おれの杞憂に終わって、
 でも、おれが帰る気になれない、みたいな。

 そういう展開があったとしたら、
 父さんと母さんは、
 ふつーに生きるのに困るかもしれない。

 なんて、数日前のおれはいらぬ心配をしたもので、
 最後の親孝行のつもりで置いてったいくらかのお金は、
 案の定、手も付けられず、残されていた。

 うちを調べてる警察のひとにことわって、
 皺のよったお札をポケットに突っ込んで、
 また、ふらふら家を出た先に、きみの顔を見た。>>291]

(309) nabe 2016/06/21(Tue) 23時半頃

【人】 営利政府 トレイル


 …あいなちゃん?

[告げられた、彼女の名前に微かに瞠目する>>270]

 そう、なんだ。

[初めて聞くその名前は
不思議なくらい自分の中にすとん、と落ちた。

“Meme”という彼女のハンドルネームは、
自分の中で確かに特別だったけれど。

――…でも、それ以上に]

 あいなちゃんって名前、そんなに地味、なのかな…。
 僕は可愛いと思うよ?

[彼女の名前を、知れたことは素直に嬉しい。]

(310) yuno 2016/06/21(Tue) 23時半頃

【人】 トレーサー キルロイ

[ ここしばらく、毎日顔を合わせてて、
 懐かしい、ってはずもないんだけど、
 なんだか、とてもほっとする。

 だから、ゆらり、とおれは近づいてって、]

 ……おはよう。
 桐原に、お金返しに行こうと思って。

[ って、言ったんだけれども、
 きみは、浮かない顔をしているから。

 おれは、少し悩んで、口を開く。]

(311) nabe 2016/06/21(Tue) 23時半頃

【人】 トレーサー キルロイ


 ……驚かせてごめん。

[ そういうことじゃない?

 そうかもしれない。
 きみは、おれの予想しない方向に、
 泣いたり、怒ったりするのかもしれない。

 だけど、おれにとっては、そういうことだったのだ。

 きみが、無事で、良かった。
 すごく長い道のりだったけれど、
 おれの願いは、遠回りを経て、
 きちんと、成し遂げられたんだよ。]

(312) nabe 2016/06/21(Tue) 23時半頃

【人】 営利政府 トレイル

[彼女の両手に手を握られながら>>272少し、言葉を選ぶ。

あのとき>>7:48>>7:51
自分がトレイルだと伝えたときは気恥ずかしさと、
何より自分を信じてもらえないんじゃないかという迷いがあった。

でも、それではきっとダメなんだろう。
本当に伝えたいことは、きちんと相手を顔を見て伝えなければならない。]

(313) yuno 2016/06/21(Tue) 23時半頃

【人】 トレーサー キルロイ


 ── ネル、後悔してる?

[ おれを信じたこと。生き返ったこと。
 そういう、全部について。

 おれはしていないのだ。困ったことに。

 それがダメなんだって、
 うっすら、分かってはいても、
 気もちはついてこないよ。
 きみが生きていてくれて、うれしいよ。

 だから、きみが、そんな顔をしていても、]

 ……ごめんね。

[ ── って、薄っぺらい謝罪を吐くほかないのだ。*]

(314) nabe 2016/06/21(Tue) 23時半頃

【人】 営利政府 トレイル


 うまく言えないけど。
 ……こうして、実際に会って話ができて。
 君が普通の人として、存在してくれてるっていうのが
 僕はすごく嬉しいんだ。

[彼女の手のひらの、その温かさを確かめるように。
ぽつりぽつり、言葉を紡ぐ。

顔の見えない、だけど自分の心を救ってくれた誰かが、
自分と同じ世界に確かに存在していて。

そうして同じ“現実”に生きている、
そんなありふれた誰かの心に、
自分の歌が確かに響いていたのだと。

――そう気づけたことが、とても、嬉しい。]

(315) yuno 2016/06/21(Tue) 23時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

>>301
あぁ、輝にいのエントリー料……
んー…なんか、わかる気がする。
真面目にしようとしても、誘惑多いと確かに…なぁ。

[自分が学生の頃から、皆方はモテていた。
半端なくモテていたのはよく知っている。
本人がその気がなくても、周囲が放っておかない環境というのも想像がついて。]

普通の仕事、探すんだろ?
それだったら…路頭に迷う必要なんてねーし。
住むとこなかったら、うちのマンションにでも来るかー?
モリ区内から、電車で1駅先だから大抵の場所通勤するには便利だし。
仕事見つかるまで、置いてやる余裕はあるぞ。

[気落ちする背中をぽんぽん。]

(316) uyuki 2016/06/21(Tue) 23時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

>>308
そう思ってもらえるのなら、ここで踏ん張った甲斐もあったのかなぁ…
実際は、助けられてばっかだったけど。
輝にいの後ろが基本位置だったぜ。

[ゲームで過ごした日々は、見事なまでに皆方に助けられ、背負われ、助手席や背中の上で運ばれて…皆方頼みだったなと。
だから、自分も皆方に、影響を与えられている事があったという事に、どこかくすぐったい気持ちになった。]

(317) uyuki 2016/06/21(Tue) 23時半頃

【人】 営利政府 トレイル


 それに。
 ハンドルネームのことを言ったら、
 僕だって人のことは言えないんだから。

[両手を握られたまま、くすくすと楽しげに笑う。
いや、実際になんだか擽ったいような、
楽しい気持ちだったのは紛れもない事実だけど]

 トレイルは“彗星の尾”って意味もあるけど、
 他にもいろんな意味があって。

 その中のひとつが“船の航跡”。
 …僕の航(わたる)って名前と、同じ字を書くんだ。

[一度ほどいてもらった彼女の手のひらに
指先で“航”の一文字を書く。

英和辞典を引いて、自分でつけたんだよ、なんて。
今まで他の誰にも話したことのないことまでつい口にしてしまう。]

(318) yuno 2016/06/21(Tue) 23時半頃

【人】 営利政府 トレイル

[そして、ここにいられる時間も、もう長くはないのだろう]

 …こちらこそ。

[彼女の言葉>>272に、あらためて返す。]

 僕も、愛那ちゃんに会えて嬉しかったよ。
 君にマブスラ教えてもらったのも、楽しかったし。

 うん、僕も頑張っていくので
 これからも応援よろしくお願いします。

[ああ、そうだ。これもひとつ]

(319) yuno 2016/06/21(Tue) 23時半頃

【人】 営利政府 トレイル

[生きていればきっと、
どこかでまた出会うこともあるだろうから。

そして、それはきっと遠い日ではないはず。**]

(320) yuno 2016/06/21(Tue) 23時半頃

【人】 FSM団 ミナカタ

>>316

 うん。
 でも、もったいないよなぁ。ああああ

[なんでかモテる、わかんないけど、そういう設定な神様がついてた。
  で、それは、手放せば、きっと億萬を手放したに近しいのだろう。
 けれど、また、それを今、必要ないと決断するのも、
 ありかと思ってしまうのは、

 ああ、この甥っ子のおかげかなぁ。]

 じゃ、仕事みつかるまで、
 圭一んところお邪魔するかな。

 っていうか、お前、彼女とかいないん?

[記憶にないだけかもしれないぞと]

(321) nostal-GB 2016/06/21(Tue) 23時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

>>321
あははは…それはー…俺からは、ノーコメント。
余計な事がなくなって、案外気楽かもしんねーし。
そこはなんとも。

[多分皆方的には…女の子大好きな本人にとっては、究極の選択に近いであろうとわかるので。
苦笑しながらも、彼の意思を尊重する。]

彼女?
持ってる記憶からしたら、確実に単身だし。
居ても別に外でデートとかすれば問題ないよ。

そこで煩く言うようなタイプは、多分俺、つきあわねーと思うし。

[多分…高確率で、彼女の居る人間の行動はしていなかったはず。
なので、手をひらりと振って笑った。]

(322) uyuki 2016/06/21(Tue) 23時半頃

【人】 FSM団 ミナカタ

>>322

 じゃ、思い切って、
 エントリー料は捨てるか。

 まぁ、一度死んだんだ。
 それに前と違うべきだろうって、
 漠然と思うしな。

[そう、ぼそぼそ決心したあと、
 彼女がいないという圭一にはなんとなくほっとし、
 大きく息を圭一の顔をみる。

 で、お前はどうするんだ?

[思い込んでいただけで、もしかして、圭一も考えていることは不穏かもしれないと思うと。*]

(323) nostal-GB 2016/06/21(Tue) 23時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

>>323

そ、か。
それも、輝にいの決断だ。
それじゃ、俺は…これからの輝にいのまっとうな生活。
まずは、再就職を全力でサポートしなきゃな。

へ?俺?

[聞き返され、目を合わせて首を傾げる。]

再就職のサポートすんのに、死んでてどうすんだよー。
全部、エントリー料も含めて元通り希望だ。
最初から、かわんねー。

でも、宣言は輝にいからな。念のため。

[はっきり、不穏な影はないと伝えた上で。
宣言の順番だけは譲らなかった。*]

(324) uyuki 2016/06/22(Wed) 00時頃

【人】 FSM団 ミナカタ

>>324

そっか。
んじゃまぁあ!
圭一のヒモになっか!

[コラ]

じゃ、コンポーザーさん?に言いにいかなきゃな。
ああ、大丈夫、もう決心したし。
俺は、ちゃんとまっとうに生きるよ。

[きっと、一番、平和で、そして、前向きなことをする。
 原因はいろいろあれど、

 やっぱり何より、一番響いたのは、
 圭一が殺されたときいたことだろう。]

(325) nostal-GB 2016/06/22(Wed) 00時頃

【人】 FSM団 ミナカタ

 死んでる場合じゃないしな!

[このお人よしの甥っ子を護るのは、
 今は自分なのだと、こっそり心内で決心していて]

 じゃ、行くか。

[その決心を伝えることなる。]

(326) nostal-GB 2016/06/22(Wed) 00時頃

【人】 学園特警 ケイイチ

>>325

こらー!甥っ子にたかろうとすんじゃねー!
再就職決まって引越し無しなら、生活費は折半だからな。

[そこは忘れずツッコミを入れる。]

……あぁ。
ものすげー低い確率を掴む事もできたんだ。
俺達、死んでる場合じゃない。
こっからは、しぶとく生きていこうぜ。

(327) uyuki 2016/06/22(Wed) 00時頃

【人】 学園特警 ケイイチ

>>326
輝にいって、今の俺の携帯番号知ってたか?
メモには残すつもりだけど、向こうで物が持ち越せるかなんてわかんねーし。
残らなかったら、実家に連絡してくれ。

生き返ったらよろしくな。

[皆方に、ハイタッチをしようと手を差し出す。
それから、並んでコンポーザーの前へと歩を進めたのだった。*]

(328) uyuki 2016/06/22(Wed) 00時頃

【人】 FSM団 ミナカタ

>>328

 ああ、大丈夫だって。
 姉貴には、連絡先、いつも教えてっから。

 でないと、半殺しの目にあわされる。

[くわばらくわばら]

 つか引っ越しかぁ。
 居心地よかったら、圭一が彼女連れてくるまではいようかな。
 ああ、これでいて、料理もなかなかできるのよ。うふ。

[なーんて、言いつつ、ハイタッチ。
 そして、素直にコンポーザーのところに向かうのだった。* ]

(329) nostal-GB 2016/06/22(Wed) 00時頃

【人】 博徒 プリシラ

[“理を以て許す”。

アタシの名前の理由は、親が教えてくれたそれだと記憶してる。
「誰かと喧嘩したり揉めたりした時は、ちゃんと相手の理由を聞き入れて、許せるような子になること」
……と、そういう願いを込めたらしいけど。

アタシが“許される”側になるかもしれないことを考えてないところあたりから、
両親の人物像を推して知ってほしい。

まあ、問題は。
「許」という字に「ほ」という読みを当ててくれたせいで、初めて見たやつには正しく読まれないという問題が生じたことで。
そいつがめちゃくちゃめんどくせェ副産物。

せめて響きでも可愛らしく。
両親のガサツな部分を受け継がないような女性になってほしい、とか。さ。

名前ごときに願いを託してる暇があったら、教育方針をなんとかすべきだったなって。
今のアタシは、そう思うわけだ。]

(330) myu-la 2016/06/22(Wed) 00時半頃

【人】 博徒 プリシラ

ー Another day:Ber メメント ー

まったく、恥知らずの身の程知らず。
か弱い女性のみを狙って金品を巻き上げるふしだらな手口。
紳士の取る行動とは思えませんでしたわ。

この私を誰だと思ってるのか、前世から出直してほしいですわね本当に。
おほほ。

[扇子をひらひらとはためかせて、高笑い。
くるりとカールした金髪を揺らし、シックな紺色の装いを身に纏い、
上品にアイスティーを頂く午後の、なんて素敵なことでしょう。



うん、囮捜査帰りだ。それ以上の意味はなんもない。]

(331) myu-la 2016/06/22(Wed) 00時半頃

【人】 奏者 セシル

……慣れないことをなさるくらいなら、さっさと元の格好に戻ればよろしいのに。
僕はそのままの白上さんが好きですよ?

[「誰だお前」というツッコミは内心で抑えて、グラスを磨いています。
Berメメントは今日も平和です。

7日間のゲームの後にこうして日常が続くのも、一つの奇跡であるということ。
それを知る人は少ないですが。

僕の理想の“せかい”には、多少なりとも近付いたと思っています。]

(332) myu-ra 2016/06/22(Wed) 00時半頃

【人】 博徒 プリシラ

……なんつーか、なァ。
どうせ生き返るなら、なんかこう、別の姿になりたかったなァ。

あれだけやりきって死んだはずなのに、恥ずいったらありゃしねェんだよ。

[ウィッグのズレを押さえながら、頬杖を突いてぼやく。]

どういうツラして街を歩いたらいいのかわかんねェの。
おまわりさんが街をおまわりできないって、死活問題だぞ結構。

……どーして、生き返っちまったのかねェ。

[目の前のカウンターにいる野郎を見上げれば、今日もスカした顔でグラス磨いてやがるんだ。
こっち見て笑いそうになってるの、アタシ気付いてる。気付いてるからな。]

(333) myu-la 2016/06/22(Wed) 00時半頃

【人】 博徒 プリシラ

にしても。
テメェが、コンポーザーだったとはなァ。

[生き返って、目を覚ましてすぐは、夢かと思った。
死んでから見る夢なんてありゃしねェんで、何事かと。

背中に翼の感覚はあったから、死神のアタシのままだってことに気付いて、
そのまま戸惑ってたら、いきなり目の前に現れたコイツが「ごめんなさい」だとよ。
なんで謝るのかって口あんぐり開けてたら、「約束ですから」とか言い出したんで、はてなマーク浮かべるしかなかったぜ。

……ということがあったので。
コンポーザーの正体は、すっかり分かっちまったわけだ。

幾何ちゃんあたりはなんか知ってたらしいから、
そこまで正体を隠してたわけじゃねェらしいけど。]

(334) myu-la 2016/06/22(Wed) 00時半頃

【人】 博徒 プリシラ

別にアタシは、アタシで決めたことだからな。
あの決定にはムカついたけど、結局こうして今のままってわけだし。
コンポーザーを恨んじゃいねェさ。何もな。

[生き返っちまって、そのへんの感情に折り合いをつけるのもバカらしくなって。
なんかもう、全て水に流して元の鞘。それがいいんだろうってな。
“理を以て許す”。理由があるなら許す。そうしなきゃ、文字通りアタシの名が廃るってェモンだ。

それにしても、アタシの生き返りを望むってのは、また酔狂な奴もいたよな。
そこまでアタシは惜しまれる命であった自覚はねェけど。
気分としちゃ、まあ、悪いわけでもねェ。

死神のみんなにラーメン奢って、財布すっからかんになって、まーた稼ぎ直し。
ボロ雑巾はこれからも、ボロ雑巾として身を粉にしていきますかね。
世のため人のため、街のみんなのために、馬車馬として走り続けてやろうって、
そういう生き方しかできねェから、そうしよう。]

(335) myu-la 2016/06/22(Wed) 00時半頃

【人】 博徒 プリシラ

[席を立ってお勘定。
ヨハネの奴は、いつものように笑う。
その笑顔に、作り物くささが無くなったような気がするのは、気のせいじゃねェのかもな。

動き辛い淑女の服装を直して、上品さを取り繕いながらいざ歩かんと。]

あァ。
そういや、言い忘れてたことがあったな。

[ゆっくりとヨハネに向き直れば、なんでしょうかと小憎らしく笑うアイツ。
淑女のメイクたっぷり塗りたくった顔を近付けて、耳打ちをする。

淑女らしからぬ、低い低い声色を使ってさ。]

(336) myu-la 2016/06/22(Wed) 00時半頃

【人】 博徒 プリシラ

もし、テメェがアタシにしたようなことを、
他の死神の奴らに——
八千代ちゃんや、紗音ちゃんや、幾何ちゃんに、同じようなことしたら。

どこまでも追いかけ回してぶちのめして、
モギ取ってやるから覚悟しとけ。

[それだけ。それだけを伝えれば、淑女は淑女らしく佇もう。
何をモギ取るのかって? 聞けば教える。聞かれなければ教えねェ。]

それでは、ご馳走様でした。
御機嫌よう。おほほほ。

[Berを出て往来に顔を出せば、すぐにその雑踏に溶けて、消えて行く。
命を拾った死神には、またすぐに仕事が待っている。*]

(337) myu-la 2016/06/22(Wed) 00時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

>>329

そーなんだ。
お袋の半殺し…想像するだけで恐ろしいな。

ラッキー!料理できるなら、分担できるなー。
どうも、不精な食生活に走りかけてたようだから。
外食続きだと、体にも財布にも優しくねーし。

[皆方と、パチリと手を合わせハイタッチ。
それから先は、待ち望んでいた答え。
未来を選ぶ選択を。]

―――エントリー料は返却希望。
もちろん、生き返り希望でお願いするぜ。

[コンポーザーにはっきりと宣言をして、世界へ戻るのを待つことになる。*]

(338) uyuki 2016/06/22(Wed) 00時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

[それは、自分達が最終決定をした後だったか。
極彩色の鳥が、コンポーザーの裁定に対し、器用に人の言葉でコメントを入れていた。
何気なくその様子を耳にする。]

>>252
へ…ぇぇ……インコって、人間だったんだ。
そんなエントリー料もあるんだなぁぁ……

…ん?鳥飼の飼い鳥が元人間?
なら、あの時俺にかけた言葉って……
フィリップ「も」元に………???

おい…待て…それじゃ、あのインコの正体って…まさか…

[驚愕の事実が判明しそうになり、おもわずまじまじとインコを見ると…
ばっちりと、視線があった。
鳥のくちばしが自分に向かって言葉を告げる。]

(339) uyuki 2016/06/22(Wed) 00時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

日曜の昼に、モリタワー??
時間は…正午くらいでいーのかな。

あ……あぁ、うん。わかっ……た。

[インコは、鳥飼っぽいフィリップ(?)の頭に乗り、涼しい顔で目を閉じていた。
どこか戸惑いを隠せない様子で、生き返った後の約束を交わしたのだった。*]

(340) uyuki 2016/06/22(Wed) 00時半頃

【人】 奏者 セシル

ええ、いってらっしゃいませ。

[彼女が僕に向けた感情も微笑んで受け取りながら。
その背を見送るのも、いつものように。

僕の目に見えるせかいは、何も変わらず。
それでも、耳に聞こえる音は、少しだけ心地良く変化を感じて。
雑音だらけのモリ区を、見守って行くことでしょう。*]

(341) myu-ra 2016/06/22(Wed) 00時半頃

【人】 探偵 オズワルド

[生き返ったあの日から。
パートナーとの約束を守るべく、男は動いた。

一番初めにしたのは、妻への連絡だった。
五年前より別居した妻へ電話をするのは本当に久しぶりだった。

携帯電話に登録している電話番号はまだ繋がるだろうか。
緊張で心臓が嫌に脈打つ中、
電話のコール音だけが規則正しく呼び出し音を告げる。

そして数回目のコール音の後、それは途切れた。
もしもし、と呼びかける声が聞こえる。
それは紛れもなく妻の里見の声に他ならなかった]

(342) rento24ss 2016/06/22(Wed) 00時半頃

【人】 探偵 オズワルド



[男は伝えた。
謝罪と、借金を返すことと、
そしてまた一緒に暮らしてくれないかという事を。

妻は伝えた。
数秒間の沈黙を。
それは男にとって数分にも数時間にも思えた。

やがて口を開いた妻は、男にある条件を出す。
―――― 男はそれを是とした]*

 

(343) rento24ss 2016/06/22(Wed) 00時半頃

【人】 探偵 オズワルド


[借金の明細書に書かれている金額は、まず先頭が三。
次にコンマを挟んで数字が三つを二セット。
男の稼ぎでは到底返すのは叶わない数字だ。

だから男は苦渋の選択をした。

男は自らの事務所にある美術品や貴金属を
全て鑑定にかけて売り払う事に決めた。
その決断をするのに数日間頭を悩ませたが、
前に進むためにはそうする他ないと判断を下したのだ。

それでも借金の額には到底届かないだろうと思いながら、
男は鑑定結果が出る日を待ち続けた]*
 

(344) rento24ss 2016/06/22(Wed) 00時半頃

【人】 探偵 オズワルド


[鞄と紙袋を下げて往来を闊歩する。
向かう先は山桜組の事務所。

向こうからこちらに来ることはあっても、
こちらから向かう事など決してないだろうと思っていたのに。

やがて見えてきた門扉の前には誰かいただろうか。
いなければ適当な者を捕まえてこう告げよう。


―――― 吾輩の名は小津世造。
借金の返済と、約束を果たしに参った。
怒鳴京助にお目通り願いたい、と]**
 

(345) rento24ss 2016/06/22(Wed) 00時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

[彼女は、いつもどおりの言葉を吐こうとして。
いつもどおりでない、言葉を吐いた。]

……ありがとう。
そう言ってくれて。

ずっと僕は、気づけなかった。

[自分の行動で、全てが問題ないと思っていた。
誰もが自分のように強いと思っていた。
そんなはずはないのに。]

(346) pepaki 2016/06/22(Wed) 00時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ


うん、言いたいことが、いっぱいあるんだ。
君に謝らなければならないこともいっぱいある。

けど、その上で、僕は君個人を愛したい。
森里佳という女性を、愛していたい。

[彼女は気づいただろうか。
この言葉は、『あの七日間で、自分が一度も言ってない言葉』だということを。]

(347) pepaki 2016/06/22(Wed) 00時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

[彼女の涙を拭いながら、立ち上がる。
彼女の手を引いて、それを促すだろう。]

さぁ、行こう。
新しい日常に、進もう。

[戻ることはない。
絶望の日々は、試練とともに過ぎ去った。
希望の未来へ、彼女と共に。*]

(348) pepaki 2016/06/22(Wed) 00時半頃

【人】 小悪党 ドナルド


[交換したはずの連絡先>>5:78は。
いつの間にか男の携帯電話から消えていた。

あれは夢だったのではないかと、怒鳴は思う。

それでも、ヤクザにはヤクザの仁義がある。
約束は守れなくとも、ケジメはつけなければなるまい]
 

(349) gurik0 2016/06/22(Wed) 00時半頃

【人】 小悪党 ドナルド

― モリ警察署 ―

[警察署に最も似つかわしくない男の姿があった。
怒鳴京助、その人である。

今日の彼はいつもと様子が違った。

いつも着崩している黒のダブルスーツを、
まるで一流企業のサラリーマンのようにかっちりと着こなし。
ネクタイまで締めている。

トレードマークでもあったサングラスも封印して。
花粉症時期でもないというのに、口元には大きなマスク。
普段はオールバックにしている髪も、今日ばかりは下している。

つまりは―――変装であった]

(350) gurik0 2016/06/22(Wed) 00時半頃

【人】 小悪党 ドナルド


 景山・ジェームス・剛さんという警官を。
 探しているのですが。

[怒鳴とは思えないような、丁寧な口調。

署内で“ゲームマスター”であった女刑事の姿や、見知った者の姿を見ることも。もしかしたらあったかもしれない。

警察署など、怒鳴が訪れていい場所のはずがなかった。
下手をすれば、そのままお縄である。

それでも、こればかりは舎弟に任せるわけにはいかない。
怒鳴なりの、ケジメだった]

(351) gurik0 2016/06/22(Wed) 00時半頃

【人】 小悪党 ドナルド


 ―――景山、俺だ。
 この顔、見忘れたとは言わせねえぞ。

[ぐしゃり、と髪を掻き上げて。
マスクをずらせば、すぐに怒鳴だと知れるだろう。
さて、当の景山はどんな反応をしたか]

 今日はやりあおうって訳じゃねえんだ。
 これを、イースターに渡してほしい。

[声を潜めて。手渡したのは、ひとつの封筒。
中身は、「カフェぱせりのデザート無料券」だった。

約束していたイチゴなんちゃらのクレープ>>5:67だって。
もちろんこの券で食べることが出来る]

(352) gurik0 2016/06/22(Wed) 00時半頃

【人】 小悪党 ドナルド


 アイツには借りがあるんでな。
 ヤクザにも、ヤクザなりの仁義ってモンがある。

[じっと、景山を見つめて]

 イースターは山桜組の名に泥を塗った泥棒だ。
 俺の今の立場で、“約束”を守ることは許されねえ。

[そこでふっと相好を崩して]

 テメエなら、あいつに渡せるだろう。

[言うや否や、その場を去ろうとするだろう。
去り際に、ぽつりと]

 ―――あいつ、幸せにしてるか。

[お節介なひとことを付け足して**]

(353) gurik0 2016/06/22(Wed) 00時半頃

【見】 好奇診 キカ

― 死神会/barメメントにて ―

 えーっと…
 第何回かは忘れた、死神会を只今より開催致しまーす。

[ひゅーひゅー、どんどんぱふぱふとすかさず店内に効果音が飛び交う。

『本日貸し切り』の札がドアに掛けられたbarメメント。本日はその店内に、わいわいと死神が集っていた。
ゲーム終了お疲れ様と、知らぬ間に訪れていた危機の回避と、反省会と、慰労と、ご褒美と――とかく、様々な理由で死神会は行われている。]

 …さて。
 今回のゲームの反省や感想のある死神は?

[そんな事を、ドリンク片手に呼びかけてみる。因みに毎回真面目に反省会をするのは最初だけだ。あとは大抵酒宴になる。*]

(@19) uiro 2016/06/22(Wed) 01時頃

【人】 学園特警 ケイイチ

―後日談・RG―

はい。私の名前は、北見圭一。
株式会社M・Rプランニング広報部所属です。
24歳。
先生の指ですか?
ちゃんと2本に見えていますよ。

大丈夫です。それより…仕事が…
……駄目ですか? やっぱり?

[白い部屋から意識が溶け去り、気がついた先も白い部屋。
違いは、自分の記憶が…UG時代の自分が「リア充」と揶揄していた本来の記憶が、欠ける事なく全て戻っていた事。

それから、謎の機械をたっぷりとつけられて、脳波から何からを調べられまくっていた事。

駅で転落しかけた自分は、運よく居合わせた駅員に助けられ、意識が戻らないので病院に搬送されていた。
どうやら、会社を出る直前に>>0:96後頭部を強く打ったのが良くなかったらしく、脳震盪を起こしていたらしい。
状況が状況なので、この日は強制入院させられた。]

(354) uyuki 2016/06/22(Wed) 01時頃

【人】 学園特警 ケイイチ

あの状態から生き返るって、どんな状況かと思ったが…
そうか…ここで命が無くならないパターン。

っていうか…俺…死因が、モヤイ像による打撲だったのか。
うわーーー…格好悪い。

あ、でも今時間がとれたのはラッキーか。
輝にいの時間軸、どうなってるかはわかんねーけど…
お袋が連絡先知ってるって言ってたな。

[周囲に巡回の看護婦の目がない事を確認してから携帯を取り出す。実家の番号を押して…]

(355) uyuki 2016/06/22(Wed) 01時頃

【人】 学園特警 ケイイチ

母さん、急に悪い。
聞きたい事があるんだけど…
輝にいの電話番号って、知ってる?

[もし、皆方の死が先の時間軸にあるなら、自分の連絡先を伝える必要が。
自分と同時の時間軸にあるなら、家の場所(と、今夜は病院に居る事)を伝える必要があったので。
まずは、実家に連絡。
それから、聞き出した番号に指を滑らせる。]

(356) uyuki 2016/06/22(Wed) 01時頃

【人】 学園特警 ケイイチ

――もしもし、輝にい?
俺。圭一。……――――

[携帯越しに、7日の間共にいた懐かしい声が聞こえてくる。
7日間の生き返りを巡る旅の終わりを、
本当の意味で実感できて…

無意識に表情が和らいだ。**]

(357) uyuki 2016/06/22(Wed) 01時頃

【人】 忍者隊 ジェームス

――とある日の警察署――

[別に警察署に一般人がやってくるのは珍しいことじゃない。
卯月も時折署内に入ってきてじゃれてくるし
その日も入り口あたりでちょろちょろしていたかもしれない。
が、あいつ以外で俺を訪ねてくる人は稀で
その男の姿を見た時、不思議に思ったもんだった。]

  景山です。何か御用でしょうか……。

[きっちり、皺なく埃なく着こなされたスーツ。
首元まで留められたボタンにネクタイ。
口元には真っ白い大きなマスク。
降ろされた赤髪がぐしゃりとかきあげられて

――俺は、表情を引き攣らせた。]

(358) sane 2016/06/22(Wed) 01時半頃

【人】 博徒 プリシラ

— After day:モリ警察署 —

[その日も囮捜査を終えて引き上げるところで。
コロシアム周辺によくいる女子が着てるイマドキファッションに、濃ゆいメイク面をぶら下げて警察署に帰還したところ、
>>350>>351そこでばったりお客さんと出くわしたのである。]

景山さんですかー?
はーい今から呼んできますので少々お待ちをー。
ちなみにどのようなご用件……で……

…………まさか、怒鳴か? オメェ……。

[作ったアニメ声でそのまま受付案内しようとしたところ、
その男の顔をよく覗いてみたら、言葉を失うまでおよそ30秒。

気まずい沈黙が流れた一瞬の後、その男の手をぐいっと引っ張る。]

(359) myu-la 2016/06/22(Wed) 01時半頃

【人】 忍者隊 ジェームス

  ……ど、ど、どな……  ?!

  貴様、何の用だ…? 
  百年越しの因縁に決着をつけに来たのか

[咄嗟に声を潜めた。
こんな格好でこいつが署内に居るという事は
何か用事があるのだろう。
逮捕してやりたいのを堪えて、
話なら簡潔になと不遜な態度をとる。

……イースターにと渡されたのは、
「カフェぱせりのデザート無料券」だった。

貴様卯月と何の関係が! と問い詰めなかっただけ
理性を保った方だろう。
とりあえず怪訝な顔をして怒鳴を見た。]

(360) sane 2016/06/22(Wed) 01時半頃

【人】 博徒 プリシラ

あっ、はい、えーっとお。
後はわたしがごあんないするんで、そこから動くんじゃないわよお巡査どもー。
うふふふふ。

ぎゃはははははっははははっはははは!!!
なに? 怒鳴おまえ、なに?
とうとう血迷ったのかオメェは!

エントリー料返してもらってすっかり元の鞘かと思ったらよォ、
そんなきりっと真人間装って、何しに来たんだって!
あァ、景山ちゃんな。わーっかった、わーかった。

面白ェんで見逃してやるよ。ってかそんなに頑張ってたらバレねェって。うん。
おーい景山ちゃーん。

[散々言いたい放題馬鹿にして、景山ちゃんを呼んでアタシは退散するのみである。
アタシもアタシであんまり人に見せたくない格好だったことは、棚に上げた。*]

(361) myu-la 2016/06/22(Wed) 01時半頃

【人】 忍者隊 ジェームス

  ……はあ? 借り……?

[やくざが盗難届けを出すわけもないので、
山桜組がイースターの被害にあっている事は俺は知らない。

わかるのは精精、
あのゲーム中卯月が怒鳴と会った二度のうちのどちらか、に
何かがあったのか、って事くらいだ。
じっと、怒鳴を見つめ返した。

怒鳴の表情が綻ぶ。俺は面食らって思わず、]

  ……。
  …………ど、……京助。
  お前、変わったな。


[いつだったか、刑務所の後藤に
差出人不明の差し入れが届けられたのだ>>304
聞いたのを思い出しながら、そう言った。]

(362) sane 2016/06/22(Wed) 01時半頃

【人】 忍者隊 ジェームス


  ああ…… ありがとうよ
  仕事が決まったとかで
  元気に過ごして――

[俺は、手にした無料券を潰す事無くそっとしまって、
その場を去ろうとする怒鳴を捕まえようか、捕まえまいか
迷って、やはりやめて見送ることにする。

――が。>>353]

(363) sane 2016/06/22(Wed) 01時半頃

【人】 忍者隊 ジェームス

  …………あぁ?

[ちょっと待て。
何かおかしい。]

  なんで俺と卯月が一緒にいるって知ってんだお前……?!

[さてその問いは、去りゆくお節介なやくざに届いたのか*]

(364) sane 2016/06/22(Wed) 01時半頃

【人】 忍者隊 ジェームス

[ちなみに。
呼び出される前、俺は警察署の中で電話対応していたので
白上刑事の高笑いと怒鳴COは聞いていなかった。

……白上刑事に呼び出されて出た時、
見慣れないイマドキファッションに身を包み
化粧で化けたあの人を見て>>359
なんだか、ものすごく、微妙な面は晒しただろうが。]

  ……白上刑事、そういう格好されるんですね。

[ぽつりと零した言葉はこれまた聞こえたかはわからない*]

(365) sane 2016/06/22(Wed) 01時半頃

【人】 楽器職人 モニカ


 …桐原君、それ、はじめて。

[ 彼は>>347
 愛を、言えなかった。
 愛を分からないと、言った。

 …もしかしたら 彼の無くしていたものは。
 まさしく 愛 だったのかもしれないと。
 そう思ったのはきっと 間違いじゃない。 ]

(366) mayam 2016/06/22(Wed) 01時半頃

【人】 楽器職人 モニカ

[ 言いたいこと。謝らなければならないこと。
 きっと己は、その全てを受け入れるのだろう。
 だって、彼を愛しているのは 此方も同じだから。

 ―― さあ。
 お姫様みたいに 手を取られて>>348
 やるせないけれど、すばらしい世界へ行こう。
 
 きっともう、戻ることは―― ない。 ]

(367) mayam 2016/06/22(Wed) 01時半頃

【人】 楽器職人 モニカ


   うん、行こう。
 
      私もね、話したいことが いっぱい ――…*

(368) mayam 2016/06/22(Wed) 01時半頃

【人】 博徒 プリシラ

好きでやってんじゃねーよ。
メイク班が無駄に頑張るせいでな。

[>>365目を見開いて景山ちゃんの呟きに反撃する。
囮捜査のコツを掴みに掴んでこのザマだ、笑いたきゃ笑えよ。

と、怒鳴を引き渡して乱暴に踵を返す。
……生き返ってからは、よりイロモノな仕事ばかりやるようになって。
こんちくしょーめ、最高だなァ。*]

(369) myu-la 2016/06/22(Wed) 01時半頃

【人】 営利政府 トレイル

― After day/モリ区警察署 ―

 えっと、ここが警察署、か。

[端末で住所を確かめながら、ぽつり呟く。
あの七日間のあいだも、ここのあたりは縁がなかったので
いまいち確信が持てずにいる。]

 …景山さんたち、いるかな?

[あのとき、はっきりと身元がわかるような格好をしていたのは彼だけだった。
彼がコスプレイヤーとかそういった類の人でなければ、ここに行けば何かしらの手がかりを得られるのではないか。
そんなことを考えてここにやってきたけれど…我ながら少し安易すぎたかもしれない。]

(370) yuno 2016/06/22(Wed) 01時半頃

【人】 営利政府 トレイル


 お礼、いえるといいんだけど。

[あのゲームでは、彼と彼のパートナーには何度もお世話になったから。
せめて一言でもいいからお礼が言いたい。
あのコンポーザーが嘘を言っていたのではない限り、彼らも僕らと同じように生き返ることが出来たはず。
……嘘をつく利点は思いつかないし、たぶん死んだままということはないはず、だけど。]

 ……悩んでてもしょうがないかな。

[手土産の「モリのバナナ」と三浦堂の「うさぎ饅頭」の入った紙袋を手に署内に入っていく。
――その署内で何やらひと悶着あったことに気づくのはそれから少し後のこと。*]

(371) yuno 2016/06/22(Wed) 01時半頃

【見】 聖歌隊員 レティーシャ

ー死神会ー

[開催の音頭>>@19に合わせて、ぱふぱふと玩具のラッパを鳴らす。
風船みたいな部分を握れば音がなるあれだ。

感想や反省、と言われれば改めて、うーんと振り返ってみて]

最終日、三組残って、三組クリアしたんだよ、ね。
もーちょっと、最後、狩りにいってもよかったなかぁ。

[どうせあの後、大量に生き返った訳だし。
でもまぁ、コンポーザーさんがああやって気に入って、大盤振る舞いの賞与を与えなければ、
今僕が膝にのっかってる人とはまた会えなかったんだろうし。
まぁいっか。って、舌で転がしながらも
ほんの少し、なんとなく口元をいつもより引き結んでるのは
多分、あの奇跡がなければラーメン奢るって約束どうするつもりだったのさっていう、ちっちゃな不満。だと、思う]

(@20) mizuiro 2016/06/22(Wed) 02時頃

【見】 聖歌隊員 レティーシャ


みんな、は?
何か面白いこと、あった?

[滅亡の危機だったなんて、僕にはどうでもよくて。
だからいつも通り、なんてことはない調子で問いを返す。
お酒は飲めないから、ソフトドリンクを傍らに
理許おねーさんから貰ったマンゴープリンを一口。美味しい。プリンに罪はないもんね。うん]

(@21) mizuiro 2016/06/22(Wed) 02時頃

【人】 忍者隊 ジェームス

  そ、そうですか

[面食らったまま、反撃されるがまま。
似合ってないとは思わないが、
女性を褒めるのは得意じゃないもので。

乱暴に踵を返す刑事のその背を見送りながら
なんだかんだ囮捜査にも熱心な姐御に
微笑を向けて、来客の方へと視線を戻した。*>>369]

(372) sane 2016/06/22(Wed) 02時頃

【人】 忍者隊 ジェームス

――→赤い嵐の後→――

[一悶着あった後、
卯月に無料券を渡してやらなきゃあなあ、
と思いながら業務に戻ろうとして――
丁度警察署内に入ってくる茶髪の青年の姿を見れば、
俺はちょっと驚いた。]

  ワタルさん……?
  お久しぶりです。あの時はお世話になりました。
  何か御用ですか。

[怒鳴の時とはうってかわって
微笑みをうかべ応対を。
ワタルさんには、本当に色々お世話になったから。

勿論、俺に用事があるとは思っていなくて
何か御用ですかと問いかけただろう。>>371]*

(373) sane 2016/06/22(Wed) 02時頃

【人】 営利政府 トレイル

― After day/カフェぱせり ―

[あれから、目まぐるしく時間は過ぎて。
あの死神のゲームから2ヶ月ほど経った頃、
カフェぱせりの一席で彼が来るのを待っていた。]

 お久しぶりです、北見さん。
 すみません、お忙しいのにわざわざお時間頂いて。

[以前打ち合わせをした時と同じ、一番奥のボックス席。
待ち合わせ相手の彼がやってくれば、席を立って頭を下げる。]

(374) yuno 2016/06/22(Wed) 02時頃

【人】 営利政府 トレイル


 それで、このあいだお話があった
 モリ区での次のイベントの話なんですが…。

[そこで少し言葉を選ぶようにして区切る。
テーブルの前に置いた、猫を模した覆面にそっと触れてから、顔をあげて、目の前の北見をまっすぐに見つめる。]

 …次のイベント、覆面なしで行こうと思っているんです。
 それでそのことで少し相談できたらと思って、北見さんにお時間いただきました。

[ご迷惑おかけしてすみませんと再度頭を下げる。

彼も確かここ最近身辺がバタバタしていると他の社員さんに話を聞いたことがある。
そんな時期に我儘をいって申し訳ないとは思ったけれど。

…あれから少し時間が過ぎて、漸く自分のやりたいことの目処が立ってきたように思えたから*]

(375) yuno 2016/06/22(Wed) 02時半頃

【見】 さすらい人 ヤニク

―死神会―

いえー どん どぉん!


[新人死神は、反省会というのも初めて。
終始、呑気に楽しんでいた傘持ちは、
投げられた問い>>@19 に、首を捻る。]


そぉ だねぇ。
さんくみ、かぁ。おーいほー、なのかなぁ?


[同意と疑問を零した口に、ブシーキャットを流し込む。
頭の弱い傘持ちは、言葉の表面をとらえるばかり>>@20]

(@22) ほるむ 2016/06/22(Wed) 10時半頃

【見】 さすらい人 ヤニク

おもしろい。
えっとね ぇ  傘、おそろい、したよぉ
あとねぇ、 クレープと、稲荷寿司と、かってもらったぁ
ドラムの達人も  したよ ぉ


[空のグラスを置いて、トマトソースパスタをフォークに巻き取る。
食事ものも豊富なのは、バーメメントの魅力の一つか。]


おもしろいこ  いっぱい、だったね  ぇ


[まず、初めての感想は、それだけ。
反省なんて、何のことやら。]

(@23) ほるむ 2016/06/22(Wed) 10時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

― After day/カフェぱせり ―

カフェぱせりかぁ……ここの名前を見ると色々思い出すな。
今いるお客さん、全員生きているのかな…なんてな。

[死神ゲームから2ヶ月程経ったある日、指定されたカフェの扉を開けながら、ひっそりと呟く。
周囲は若い女性中心のこの店。
爽やかスーツのイケメンビジネスマン登場で、あからさまに視線を感じたりもするのだが、気にせずすたすたと奥の席を目指す。]

>>374
 中里さん、お久しぶりです。
超会議の打ち合わせ以来ですね。
あの時は…最後までお手伝いできなくて申し訳ございません。

[自分も、中里に合わせて丁寧に頭を下げて。
トレイルの新しい活動に関係する仕事の話を始める事になった。]

(376) uyuki 2016/06/22(Wed) 12時頃

【人】 学園特警 ケイイチ

>>375
―――覆面、無しで?
素顔で、参加されるつもりなのですか?

[常に覆面で正体を隠し続けていた「トレイル」なので。
申し出には、驚いたように中里の顔を見て、それから、テーブルの上の猫の覆面と交互に視線を向けた。]

個人的には……うん。
……とても、良い。
良いアイデアだと思います。

元々、中里さんは覆面で隠すのが勿体無い位整った顔立ちをしていますし。
イベント的にも、謎の歌い手トレイルの素顔での初ライブ…なんて、ものすごく魅力的に盛り上げることができそうです。

[ファンの子が喜びそうだなとか。
打ち合わせ案を持って帰ったら部内の上司や同僚達は驚くだろうなとか。
色々な事が頭に浮かんだ。
トレイルの歌は魅力的だ。
そして、その魅力的な歌を伝える本人が初めて素顔で歌を披露する。
そんなサプライズまでつくなんて、素晴らしいイベントにならないはずがない。]

(377) uyuki 2016/06/22(Wed) 12時頃

【人】 学園特警 ケイイチ

迷惑だなんてとんでもない。
広報の立場からも、トレイルの個人的なファンの立場からも、賛成できる提案ですし…
そんな一大イベントに関わる事ができるなんて、今から、わくわくしますね。

[久しぶりに見た中里の顔は、どこか何かがふっきれたような表情で。
彼も、あの7日間を経て心境の変化があったのだろうかと、そんな事も思ったりする。

ポスター段階では、まだ隠して現場で見せるほうがいいかな…と、アイデアを出しながら楽しそうに笑顔を向けた。*]

(378) uyuki 2016/06/22(Wed) 12時頃

【人】 学園特警 ケイイチ

>>375
[ところで、M・Rプランニング広報部内で、
自分がバタバタして見える…というのは、ここ2ヶ月で同社の社員達からよく聞かされる話の一つだった。

 クスクス超会議前に頭を打って入院騒ぎを起こした為、過労疑惑が出て心配させたのもあるのだが…。
 その後、普段最低限の申請しかしなかった有給申請を出してきたり、休憩時間に私用電話をしている時間が増えたり、飲み会に参加しない日があったりと、今までにない行動が増えた。]

[最初は、彼女でもできたのかとか、引越しでもするのかとか。噂がぽんぽんと飛び交っていたのだが。
 転職サイトを検索している姿が見られた時に、涙目の上司に悩み事相談のターンをもちかけられ、周囲にも質問責めにあって。
 ここでやっと、同居の叔父の転職活動の手伝いをしている、という真相が伝えられたのだった。**]

(379) uyuki 2016/06/22(Wed) 12時半頃

【人】 トレーサー キルロイ

 ── とある記録 ──

[ "従順な息子"の言うには、以下の通りである。

 「あの夜になにかある、とは聞いてた、けど」

 「ほんとは、たぶん、おれも、行くはずで」

 ── それが嫌だったのかな?

 「……いいえ」

 ── 誰かに知らせようとは思わなかった?

 「……別に」]

(380) nabe 2016/06/22(Wed) 18時半頃

【人】 トレーサー キルロイ

[ ── こんなに大事になるとは思ってなかった?

 「……?」

 ── 人が死ぬとか、けが人が出るとかさ。

 「そう、思ってたら、」

 「誰かに知らせたほうがよかったんですね」

 ── …………*]

(381) nabe 2016/06/22(Wed) 18時半頃

【人】 トレーサー キルロイ

[ あれが本当に17歳か、と誰かが言った。

 この状況に怯えるでも、取り乱すでもなく、
 紀陸 類は、静かな目で質問に応じたものの、

 時折、落ち着かなさげに視線を揺らし、
 言葉少なな返答は、大人を落胆させた。

 ── 興味がないって目ですね。
 ── 何にだよ。
 ── 何もかも。

 たぶん何も知ってやいませんよ、と、
 若い男の期待も何もない声さえ知らず、

 紀陸 類は、また別の者に見送られ、
 モリ警察署を後にしようとしていた。

 少し猫背気味なのは癖だろう。
 ゆらゆらと、軽い足取りは、ひどく、日常じみている。]

(382) nabe 2016/06/22(Wed) 18時半頃

【人】 トレーサー キルロイ

 ── After day:モリ警察署 ──

[ 取り調べではない、はずだけど、
 厳つい顔した警察官に話を聞かれる、
 そんな時間から、やっと解放されたところだった。

 おれは、桐原にお金を返さなきゃなあとか、
 山田さんにもらったケータイの番号を、
 ケーサツに教えたとなると、面倒そうだ、
 とか、"これから"について、考えていた。

 大した悪事も働いていないくせに、
 山田さんは、警察って人種がとにかく嫌いなのだ。

 ひとまず、一度家に帰ろう。
 そう考えて、警察署を、出て行こうとした時だ。]

(383) nabe 2016/06/22(Wed) 18時半頃

【人】 トレーサー キルロイ

[ ── あ。

 って、おれは、気づいた。

 死神と警察官の二足草鞋は大変だと、
 先日もこぼしていらっしゃいましたね。

 その節は、ご親切に、ありがとうございました。
 パートナーを信頼しろと、
 あなたが言ったんですよね。>>4:248

 死ぬのは罪、でしたっけ。
 おかげさまで。
 おれは無事、生き返り、
 今、ここにいるわけですけど、
 徳でもつんだことになるんでしょうか。

 ── 親愛なる、ゲームマスター様。]

(384) nabe 2016/06/22(Wed) 19時頃

【人】 トレーサー キルロイ

[ 入れ違い、みたいに、

 署内へとやってくる、
 いつか見た面影に、
 おれは、すれ違いざま、
 ……なんというか、"おもわず"、

 きっと、目的の達成を知って、
 浮かれていた、のかもしれない。

 (ある意味、恩人だよね、彼女は)
 (というよりも、あの、死神のゲームとか、)
 (あの、奇妙な七日間の、すべて)

 ── 目を細め、口角を上げ、ゆらり。

 手を、振った。*]

(385) nabe 2016/06/22(Wed) 19時頃

【人】 童話作家 ネル

 後悔、とかじゃなくて。

[そういう話>>314じゃないんだ、と、僕は小さく、首を横に振りました。
あぁ、やっぱり、君は何にも分かってないし、
きっと、未だに、僕も、
彼のことを全く分かっていないのだと、痛感させられます。]

(386) ふゆのひと 2016/06/22(Wed) 19時半頃

【人】 童話作家 ネル

 ……事件の話、聞いたよ。
 ルイのお母さんと、お父さんが、って。

[そこまで言えば、察しのいい彼には伝わるでしょうか。
事件のことを聞きつけて、僕がやってきたこと。
君の逃げたかった理由に、気付いたこと。

万一にも、事件に僕が巻き込まれないように、助けてくれた。
そう考えれば、僕は彼に感謝すべきなのかもしれませんし、
きっと、もうひとつのモリ区での僕なら、そう言っていたかもしれません。

けれど、僕は、小さく息を吐いて、僕より頭一つ高い背を見上げました。]

(387) ふゆのひと 2016/06/22(Wed) 19時半頃

【人】 童話作家 ネル

 ルイは、これでよかったの?
 きっと、これから、大変だよ。

[君が救ったのは、僕ひとりだけで、
彼自身は、何も、救われていやしません。

それで、彼は本当にいいのでしょうか。

何年、何十年、いや、もしかしたら、それ以上に。
彼は父親と母親に会えないかもしれない。

それだけじゃありません。
父親と母親の犯した過ちのせいで、
彼自身も、いわれなき誹謗中傷を受けるかもしれない。

そんなの、あまりにも悲しすぎやしませんか。]

(388) ふゆのひと 2016/06/22(Wed) 19時半頃

【人】 童話作家 ネル

 ……ルイは、これからどうするつもりなの。
 どうしたいか、とか、考えてないの。

[借りたお金を返しに行くとか、そんなんじゃなくて、
もっと、未来の話。

何を目指して、何を見据えて、“これからを”過ごしてくの、とか。
そういう、君自身のことを、僕は知りたくて、
幾分か高い場所にある、彼の眼を、じ、と見つめました。*]

(389) ふゆのひと 2016/06/22(Wed) 19時半頃

【人】 小悪党 ドナルド

― 警察署にて / 白上と ―

[>>359景山を呼ぶために、署内の受付に話しかけたところ。
対応をしてくれたのは、華やかな雰囲気の女性であった。
ふわり、と。鼻腔をくすぐるのは、コロンの香り。
その整った容姿に、思わず怒鳴は目を奪われて]

(―――おいおい、上玉じゃねえかよ)

[ここが警察署でなければ。
軽い口説き文句のひとつも言っていたところだ。
少々鼻の下を伸ばしていた怒鳴は。
その女性警官の正体に、未だ気付かない]

 用件ですか、困りましたね。
 景山さんご本人にでないと……って、あァン? 

[名前を呼ばれて、腕を引っ張られれば。
思わず、地声に戻ってしまう]

(390) gurik0 2016/06/22(Wed) 20時頃

【人】 小悪党 ドナルド

 テメエは……ッ!!!

[その耳障りな笑い声>>361が聞こえれば。
否が応にも、女性警官の正体に気付いてしまう。

あまりにも“いつもと違う雰囲気”に、騙されてしまった。

正体に途中まで気付かなかったのは、
どうやらお互いさまだったようだが]

 う、うるせえ。
 俺だって好きでこんな格好してるんじゃねえんだよ。
 ええい、笑うな!笑うな!

[顔を真っ赤にして。しかして、声を押し殺しながら抗議をする。
白上相手に、一瞬でも鼻の下を伸ばしたのが不覚である]

(391) gurik0 2016/06/22(Wed) 20時頃

【人】 小悪党 ドナルド


 ……テ・メ・エ・も!
 人のカッコをどうこう言ってられるのかよ。
 そんなフリフリの服を着やがって。年を考えろ、年を!

[つい先程まで彼女に見惚れていた自分を棚の上にあげて。
憎まれ口のひとつも零してやろうか]

 いいから、とっとと景山を呼びやがれ。クソ刑事。

[ふん、と鼻を鳴らして。
「でも、ま」と付け足すように前置きをして]

 テメエがくたばったんじゃ、張り合いがねえ。
 ……良かった。お互いに。な。

[小さく囁くだろう*]

(392) gurik0 2016/06/22(Wed) 20時頃

【人】 トレーサー キルロイ

 ── 3rd day @ RG ──

[ あとで、いくらでも怒っていいよ。

 って、思っていたとはいえ、
 おれが想像していたのは、

 たとえば、
 誰かを犠牲にして生きることになる、
 きみの気もちについて>>7:+30であるとか、

 (これまでに学んだ、とも言える)
 そういう事柄について、だったので。]

 ── おれは、

[ 思いがけない言葉に、戸惑って、
 まっすぐの眼差し>>389に、射抜かれて、
 声になろうとした言葉が、蹴躓く。
 それでも、おれは言った。]

(393) nabe 2016/06/22(Wed) 20時半頃

【人】 トレーサー キルロイ


 ……いいよ。

 大変でも、なんでも、
 ネルが、一緒に帰ろうって言ってくれたから、
 それで、いい。

[ ほんとに、正直なところ、
 そうとしか、言い様がないのだ。

 両親に会えないからどうとか、考えもしなかったし。
 多分、おれは、もう、ずっと、
 ”幸せそうなひとたちだなあ”って、
 そのくらいの気もちしか、あの家に、なかった。

 あの夜、捨ててしまえと思えるくらいには、
 きみのほうが、大切だったのだ。]

(394) nabe 2016/06/22(Wed) 20時半頃

【人】 トレーサー キルロイ

[ それに、真面目な話、
 おれはするべきことをしなくて、
 止めれたかもしれない何かを、放って、
 それを、大人たちにも咎められているようなので、

 おれが大変なのって、当たり前なんじゃない?

 色々、よくわからない、足りない頭のおれだけど、
 ”ふつう”そうなんだったら、そのくらい、背負うよ。


 そうじゃなくたって、親が”ヘン”だから困るのも、
 多分、当たり前にふつうのことで、仕方なくて、
 そこは、もう、よく知っているのだ。

 ……十年も、ずっとそうだったじゃん。]

(395) nabe 2016/06/22(Wed) 20時半頃

【人】 トレーサー キルロイ


 ……”大変”ってだけじゃ、
 そうそう死なないし、死ねないし。

 どうしたいか、とか、ないけど。
 ネルとの約束、守りたいから、
 なんとか、するよ。できるよ。

[ これまでだって、なんとかしてきたんだから、
 贅沢しなきゃ、多くを望まなきゃ、
 どうとでも、生きていけると思う。

 こういうのがダメなの? って顔で、
 おれは、きみの表情を伺う。]

 ……必要なら、なにか、考えるし。

[ って、ダメ押しみたいに付け足したのは、
 たぶん、おれが口にしたのが正解じゃないって、
 薄々、頭ではわかっていたから、かもしれない。*]

(396) nabe 2016/06/22(Wed) 20時半頃

【人】 FSM団 ミナカタ

― 後日談 ―
>>379
[さーって、来週の皆方さんは?というか、多分、数か月後の皆方さんは、
 立派に就職を果たしました。

 それまでは、こう、いろいろ活動しつつ、
 実に10歳以上年下の甥っ子のヒモ状態になるという実に実に情けない状態。
 朝はいってらっしゃい貴方、夜はお風呂にしますかごはんにしますか状態。
 ゴミ出しにいって、奥様との井戸端会議は、参加はできずに、
 とりあえずは、ひたすら、駄目な叔父さんを返上するため、実の妹、甥っ子の母親にもハッパをかけられながら、
 やぁーっと取った二種免許。]

 な、長い道のりだったぜ。ふふ

[とりま、タクシー会社に就職し、二種免許を取得。教習所代を会社に返金しながら、無事にオシゴト開始です。
 はー、やっと、まともな社会人。
 甥っ子と妹はそれはそれは喜んだことでしょう。]

(397) nostal-GB 2016/06/22(Wed) 21時頃

【人】 FSM団 ミナカタ

― そして、モリ区を今日も走る ―

[この街は本日も賑わっている。
 仕事に追われてるビジネスマンも乗せれば、
 あきらかに社畜となったプログラマーを深夜送ったりもする。
 時には顔を隠してたミュージシャンを送ることもあれば、
 そのコンサートに駈けつけるファンの子に急かされることもある。

 そう思えば、いきなり電話で呼ばれ、止めたビルからは明らかにヤなお兄さんたち。
 帽子を目深に被り、逆らわないように丁重にお送りすれば、
 今度は、いかにも普通人ではない自由っぽい男に、前の車を追っかけてくれなどと、まるで探偵みたいな依頼を受けたりする。
 で、そんなあくる日には、いかにも、ガタイのいい、犬っぽいおそらく警察屋さんの聞き込みに、とぼけた顔で答え、
 クルマから流れるラジオの話題は、世間を賑わせたあの怪盗はどこに?みたいなもの。]

(398) nostal-GB 2016/06/22(Wed) 21時頃

【人】 FSM団 ミナカタ

[雨の日は赤い傘を差した女の子に、水をかけないように気をくばり、
 長い銀髪の子はすれ違うまでは男の子にみえたので、ややびっくりして急ブレーキ。
 病院から逃げ出したようなちびっこを見かければ、子供と勘違いして、子供110番的声をかけ、
 友達のしゃおんちゃんの話に、猫のことかな、なんて、首傾げる。

 ちなみに、
 なんとなく、昔読んだ本にそんな場面があったみたいで。
 とりあえず、芳香剤の代わりに。いつもレモンをつりさげている。
 タクシー独特の匂いを消してくれるそれは、いつのまにか、リピーターもやや増やしているかもしれない。

 おーい、仕事、終わったかぁ?

[そして、甥っ子の仕事が終わりそうな時間には、なるべく迎えにいってやるのだ。
 タクシーのメーターは倒さず、
 ささやかな恩返し。]

(399) nostal-GB 2016/06/22(Wed) 21時頃

【人】 FSM団 ミナカタ




[さて、レモンの香りのするタクシーに、
 君もいつか出会うかなぁ?**]



  

(400) nostal-GB 2016/06/22(Wed) 21時頃

【人】 小悪党 ドナルド

― 警察署にて / 景山と ―

 百年越しの因縁だァ……?
 馬鹿かテメエは。

[景山の言葉>>360に思わず苦笑を浮かべて]

 なんでテメエと決着つけるために、わざわざ俺が単身、
 “敵の根城”に乗り込まなきゃならねえんだよ。

[舎弟を使うわボケ、と物騒な台詞をボソリと呟いて。
これも当然の反応かと息を吐く]

 ………………は。

[突然下の名前>>362で呼ばれたものだから。
思わず、大きく目を見開いて。瞬きを数度]

(401) gurik0 2016/06/22(Wed) 21時頃

【人】 小悪党 ドナルド


 変わったのはお互いさまだろうが。

[にぃ、と笑って]

 ……昔のテメエなら。
 事情も聴かずに俺をとっ捕まえてたんじゃねえのか。
 ジェームスさんよォ。

[朝比奈のことに話題が及べば、
急に景山の声が低くなったものだから>>364
やれやれと肩をすくめて]

 怖い怖い。とっ捕まんないうちに退散するわ。

[景山の質問には敢えて答えず、踵を返す]

(402) gurik0 2016/06/22(Wed) 21時頃

【人】 小悪党 ドナルド


[だって、答えねえ方が。
テメエは悶々として、嫌な思いをするだろう?

テメエにとってのヤクザはいつだって、
“無慈悲”で“嫌らしい”存在であればいい。

こちとら憎まれてナンボの商売なのだ、と*]
 

(403) gurik0 2016/06/22(Wed) 21時頃

【人】 小悪党 ドナルド

― 山桜組事務所 ―

 あァン? 俺に客人だァ……?

[舎弟に告げられた名前に、怒鳴の動きが止まる]

 そうか。ついに小津の奴が来やがったか。
 やってくれるじゃねえか、ったく。
 散々待たせやがって。くくくっ。

[面白くて仕方がない、というように膝を叩いて笑う]

 応接間に通して、最高の待遇でもてなしてやれ。

[舎弟は訳が分からないというように、首を傾げて。
只の債務者相手に、いったい何事かと]

(404) gurik0 2016/06/22(Wed) 21時頃

【人】 小悪党 ドナルド



 ―――俺と兄弟盃を交わしたも等しい相手だ。
 いいな。くれぐれも粗相のないようにだぞ。

 

(405) gurik0 2016/06/22(Wed) 21時頃

【人】 小悪党 ドナルド

[“飲み分けの兄弟だ”と。
その意味が分からぬ舎弟ではない。

驚愕に舎弟の顔が歪んで。
急いで小津の対応をすべく、舎弟が怒鳴の前を辞した。

きっと今頃、小津の前には。
凶悪な強面を引っ提げた舎弟たちが、
やたらと低姿勢でぺこぺこしながら接待をしているに違いない*]

(406) gurik0 2016/06/22(Wed) 21時頃

【人】 営利政府 トレイル

― After day/カフェぱせり ―

 はい。

[彼の言葉に頷く。>>376
ひさしぶりに会った彼は、あのゲームに参加する以前と変わらない爽やかな印象のビジネスマンだったけれど。

…不思議と、その姿にあのときコロシアムや白い部屋で見かけた、少年の姿が重なって見えた。
最初に見かけたときは、弟さんか親戚の人かなと思ったものだったけれど。]

(407) yuno 2016/06/22(Wed) 21時頃

【人】 営利政府 トレイル


 いえ、こちらは無事終わらせることができましたから。
 それよりもモリ駅で怪我をされたって
 他の社員さんにお聞きしたので、そちらのほうが心配でした。

[ゆるゆると首を横に振りながら。

結局、あの日起こった事故そのものがなかったことになり、イベントそのものも無事に終了することができた。
そもそも僕の不注意で起こったものだったので防ぐこと自体は割と容易だった。

本当に、些細なことで僕は死ぬことになったんだなぁと思い返すと笑うしかない。
同時に、無事に終わらせることができて本当によかった、とも。]

(408) yuno 2016/06/22(Wed) 21時頃

【人】 営利政府 トレイル

「―――覆面、無しで?
素顔で、参加されるつもりなのですか?」

 ええ。少し、思うところがあって。

[彼の驚いたような顔と声と>>377
彼の視線とが僕と手に持った猫の覆面とを交互に向けられる。
それから…]

 …ありがとうございます。

[良いアイデアだと言ってもらえれば、
少しほっとしたような、照れたような表情を浮かべる。
そうして、猫の覆面に手を伸ばすとその表面を撫でながら]

(409) yuno 2016/06/22(Wed) 21時頃

【人】 営利政府 トレイル

 もともと、顔や外見だけで判断されたくないとか、 
 家族や親戚に迷惑をかけたくないとか、
 顔を隠してきた理由は、色々あるんですが。
 
[そこまで言うと、猫の覆面を撫でる手を止めて顔をあげる。]

 ……少し前に、とある女の子と知り合ったんです。
 その子は僕の歌が好きだと言ってくれて。
 不甲斐ない僕を色々と助けてくれました。

[きっと、今ここにいられるのはその子のおかげなんです、と、少しばかり冗談めいてそう口にする。
それが決して冗談ばかりでないことは、目の前の彼にはなんとなく伝わっただろうか]

(410) yuno 2016/06/22(Wed) 21時半頃

【人】 営利政府 トレイル


 その子に、最後に言われたんです。
 歌ってほしい、これからも素敵な曲を作ってくださいって。

[きっと、その言葉自体はありふれたものなのだろう。
どこにでもあるような、ありふれた応援の言葉。

 ――…だけど、僕にとって彼女の言葉は何よりも、
     前に進む勇気を貰える“魔法の言葉”だった]

(411) yuno 2016/06/22(Wed) 21時半頃

【人】 営利政府 トレイル

 何より、もっとちゃんと
 いろんな人たちと向き合いたいなって思ったんです。
 家族とも、ファンの人たちとも。…この世界とも。

[それに、と付け加えて]

 こうして歌っていれば、いつかまた会えるかもしれない。
 あの子や、あのとき出会った人たちとも。
 いつか、その人たちにも僕の歌が届いてくれたら嬉しいなって、
 そう、思うんです。

[夢なんですけどね、とはにかむように頬を掻いて。
それから、彼から出されるアイデアに頷いて案をまとめていくことになっただろうか。*]

(412) yuno 2016/06/22(Wed) 21時半頃

【人】 忍者隊 ジェームス

――警察署にて――

  やくざの考える事なんざわからんからな。

[冷静に考えればそうなのだろう。>>401
その時の俺はその怒鳴が単身ここに乗り込んできたことに
ひどく、驚いていたようだ。

下の名前で呼んだらあからさまに驚きやがったが
好き好んでそう呼んだわけじゃあないぞ。
その笑みをじろりと見て、ふんと鼻を鳴らした。]

  まあ、だろうな。
  ……気が変わらんうちにとっとと去りやがれ。

[相変わらず不遜な態度をとってしまう。

ゲームの時のある意味覇気のない怒鳴を思い出しながら
手錠に手をかけそうになるのを堪えた。
……堪えられたのも、爆弾が爆発するまでの話で]

(413) sane 2016/06/22(Wed) 21時半頃

【人】 忍者隊 ジェームス

  ――っ、おい、京助、貴様……!

[卯月に聞いたところであいつも言葉を濁すし!
お前ら一体なんなんだ、と問いただそうにも
怒鳴はさっさと歩き去っていく。>>402>>403

俺はその背に向けて、
悶々と燻る何かを抱えながら]


  いつか捕まえてやるからな!
  覚えていろ……!


[負け犬の遠吠えのごとく
警察らしく、吠え立ててやったのだ*]

(414) sane 2016/06/22(Wed) 21時半頃

【人】 忍者隊 ジェームス

――後日譚――

  卯月。
  赤髪のやくざ野郎から「借り」のお返しだとよ。
  どっかで会ったらお礼をいっと
  ……いや、言わなくていい。やっぱり。

[そう云って 仕事から帰るなり、そっと、
皺一つない「カフェぱせりのデザート無料券」を
白い手に渡しただろう。

俺の目は、ひどくものいいたげだっただろうが、
まあ、卯月が喜んだなら全てを許そうじゃないか。

俺の神はここにしろしめし
すべて世はこともなし。*]

(415) sane 2016/06/22(Wed) 21時半頃

【人】 重層培養 イースター

 ―後日―

 ……ふぇ?怒鳴さん?


[「カフェぱせりのデザート無料券」を受け取って
それから何か約束していたっけ?って思ってから
そういえばと思い出す]

 
 ふふっ…。なんか、律儀だなぁ
 ありがとっ!ごーちゃん!


[嬉しそうにチケットをひらひらと振って
里佳ちゃんと白上さん達を誘って行こうか、なんて色々考えてから
景山の方を向けばその胴体に抱きついて]

(416) 黒戌 2016/06/22(Wed) 22時頃

【人】 重層培養 イースター

 ごーちゃん、一緒に行こっ?
 その時全部話してあげるからっ!


[彼の不満そうな目は、前よりもわかりやすくなった気がする
大好きな景山が言いたい事だから。もっともっと知ってもらおうって思って]

(417) 黒戌 2016/06/22(Wed) 22時頃

【人】 博徒 プリシラ

— After day/モリ警察署 with Fanatic —

[今日も今日とて仕事に区切りをつけて、
署に戻って来た時に、ばったりと。
見覚えのある少年とすれ違ったわけだ。>>384

>>385手を振られたんで振りかえしてやる。
目つきはあの時とあんま変わってはいねェみてェだが、まァ。

最近流行りの宗教くさいコロシ案件の、調書には目を通した程度で。
別にアタシは事情を知ったわけでもねェし。
無事に生きてくれてンならそれでいいか。]

(418) myu-la 2016/06/22(Wed) 22時頃

【人】 博徒 プリシラ

良かったなァ。
その歳で死ぬことにならなくて。

[なんて、いつか交わしたすれ違いの言葉を用いて、薄く笑う。
いや実際は死んで、その事実が消えたってだけなんだがな。

死は罪で、そいつが消えたなら、そうだな。
別の罪を犯すことにならないようにせいぜい気をつけるこった。
って、少年のエントリー料も知らないアタシは思って、見送るのさ。

パートナーを信頼しろ。これまでも、これからも。
独り善がりに終わらず、2人で結論を出せたらいいなァって、
言葉にはせずとも、笑いに含めて。

どう足掻いても目的をやり遂げようとした強い意志を、アタシは見届けた。
その形が多少変わっても、まァ大丈夫だろうさ。たぶんな。*]

(419) myu-la 2016/06/22(Wed) 22時頃

【人】 学園特警 ケイイチ

― After day/カフェぱせり ―

>>407>>408
あー…あの件。
思ったより大事になってしまい、自分でも驚きましたが。
運よく、生き返ることができましたよ。
…文字通り。

[目を細め、にこりと笑いながら答えた。
生き返る、が比喩でないのはあのゲームに参加した者だけが知っている事実。

あの世界では、ちゃんと中里を認識できたのが、本当に最後の最後だったので。
彼が死ぬように至った経緯まではわからなかったのだが。
互いに、生き返ることができて、本当によかったと思う。]

(420) uyuki 2016/06/22(Wed) 22時頃

【人】 学園特警 ケイイチ

>>410
女の子…ですか。
貴方の歌は、聞いていると元気が出ますから。
良い運命の巡り会わせがあったのですね。

[あの部屋にいた中里には、確かに年若い少女が寄り添っていて。
状況を察する。
皆方が自分を助けてくれたように、その少女が彼の支えになったのだと。]

(421) uyuki 2016/06/22(Wed) 22時頃

【人】 学園特警 ケイイチ

>>411>>422

………………。

…届きますよ。
いつか、きっと。
貴方の大事なその子にも。
他の人たちにも。

[彼の語る内容は、まるでトレイルの曲のようだと思う。
見える世界が、とても優しく美しい。
彼自身が、相方とそんな関係性を築くことができる人だからこそ。
トレイルの曲を作る事ができ、人を惹きつけるのだと確信できた。]

(422) uyuki 2016/06/22(Wed) 22時頃

【人】 博徒 プリシラ

― After day/モリ警察署 with YAKUZA ―

[メイクしたままけらけらぎゃはははと、変装ヤクザを指さして笑う。>>391
怪しまれないように、人気の無い方向へと連れて行きつつ。]

だいたい事情はお察しだぜ。
テメェが単身でそんなことするとはなァ。
ついでに婚活パーティとか潜り込んでくりゃァいけるんじゃね?

どーよ?
アタシも着飾ればなかなか悪くないだろ? ん?

……流石にどうかっつー自覚はあるんだが、仕事だし辞めようにも辞めさせてもらえねェ。

[肩を竦めて、素の表情で苦笑い。]

(423) myu-la 2016/06/22(Wed) 22時頃

【人】 学園特警 ケイイチ

世界はこの空で繋がっている。
そして、歌声は電波に乗って世界のどこにでも行くことができる。

まず最初に、俺とその相方には届きましたからね。
トレイルの曲、家でよく流すのですよ。

[わざと変えた素の一人称は、あの世界に居た18歳の自分へ届いたという主張。
夢の第一歩が既に始まって居る事を告げて。
自分が彼に協力できる事。
新しい夢を創る手伝いに入る。

最高のイベントを演出するから、中里の相棒の子にも見てもらえますように。
そんな事を、強く願ったのだった。*]

(424) uyuki 2016/06/22(Wed) 22時頃

【人】 博徒 プリシラ

くたばり損ねてこんな恥かいて、それでも生きるのにゃ飽きねェし。

テメェも、せいぜい証拠残さずにやってろよ。
ヘマしたらすぐにお縄にしてやる。

……ぎゃっはは、まったくよォ、
人は変わるモンだなァ。怒鳴。

死んでみるっつーのも、いい経験だったろ?

[最後に死神らしく笑って。
やっぱさ、普通に生き返ることを望んだテメェと、死神のままのアタシじゃァ違うなってのを、思うわけだ。

>>365そうして景山ちゃんの姿を見かけりゃ、元通りに猫被って、
投げキッスひとつ残してその場を去った。*]

(425) myu-la 2016/06/22(Wed) 22時頃

【人】 鳥使い フィリップ

―某日・とあるアパートの一室―

[爽やかな初夏の風を頬に受け、
ゆっくりと瞼を持ち上げる。

換気のため、細く開けられた窓。
聞こえてくるのはヒュウと鳴る空気音くらいで。
…生活感のない部屋に、独りぼっち。

その常と変わらぬ音で現実に立ち返って、
嗚、またあの夢を見ていたのだな、と思う。]

(426) yosumi 2016/06/22(Wed) 22時頃

【人】 鳥使い フィリップ

―回想・審判の部屋―

[気付くと、真っ白な部屋にいた。
驚いて辺りを見渡していたが、
すぐそこに鮮やかな赤が見え、ほっと一息。

無意識のうちに撫でながら辺りを見渡すと、>>248
自分達の他にもペアが数組。
見たことある顔もあれば、そうでない者もいるけれど。]


 あ、あァー…
 終わッちゃッたン、だ…?


[UGで死んで、コンポーザーを倒した覚えもない以上、
終了宣言とはつまり、ゲームオーバーを意味する訳で。>>0

おめでとうなんて酷い皮肉だと思いながら、溜息を吐いた。]

(427) yosumi 2016/06/22(Wed) 22時頃

【人】 鳥使い フィリップ

[ミタマ電機の屋上で鳥飼と合流した後は、
コンポーザーを探してモリ区内をフラフラしていたが。
どうしたわけか、最後まで標的には遭遇できず。

行ったことのない場所、
ミッションを優先させて楽しめなかった場所、
そんなところを中心に、鳥飼に案内させて。


…もしかしたら最初から、
コンポーザーを探す気なんて、なかったのかもしれない。

独りぼっちで目覚めた時は、
諦めたくない、と叫んだくせして。
ひとたび彼に再会できたなら、
それだけで嬉しくなってしまうのだから。
本当に困ったものだと、自分でも思う。]

(428) yosumi 2016/06/22(Wed) 22時頃

【人】 鳥使い フィリップ

[精々、笑い続けられるように。>>6:+123
そう鳥飼が口にしてくれたのが、嬉しかった。
また一つ、お揃いが増えた気がして。

思考が漏れていただなんて気付きもしないから、
彼も同じように思ってくれていたんだ…と。

中身のクズ具合がおあいこなのだって、
ある意味ではお揃いと言えなくもないし。
おあいこというのは対等な響きを帯びていて、
なんだか、同じ目線に立てたようで心が弾んだ。]

(429) yosumi 2016/06/22(Wed) 22時頃

【人】 鳥使い フィリップ

[コンポーザーを打ち負かすだの、
望みを叶えてやるだの、>>6:-98
鳥飼は色々と考えていたようだけれど。

きっと願いなんてものは、半分叶ったようなものだった。

もう会えないかと思ったけど、また会えた。
鮫に喰われてしまうかと思ったけど、それも回避できた。

…伝え方は乱暴だったけれど、
それでも、彼の言葉は真っ直ぐに届いたから。]

(430) yosumi 2016/06/22(Wed) 22時頃

【人】 鳥使い フィリップ


 ふ、ふふ、
  …なァ、ヒトシ。

             ありがと、な。
 

(431) yosumi 2016/06/22(Wed) 22時頃

【人】 鳥使い フィリップ

[何の気負いもなく、そんな言葉が飛び出した。

直前までキレていたことを急に思い出して、
思わず浮かべた微笑みを、慌てて取り消しながら。

なんだか心は春の陽気のように温かくて、
――ずっとこんな時間が続けばいいと、願っていたんだ。]

(432) yosumi 2016/06/22(Wed) 22時頃

【人】 鳥使い フィリップ

[楽しい楽しい散策の時間はあっという間で、
気付いた時には、白い部屋に呼び出されていた。

…どんな夢にも終わりはあるもの。
最後に良い想い出ができてよかったじゃないか。

そう思いながら、コンポーザーの話を聞いていたけれど。]

 
 ……えッ、生き返れンの?>>4


[告げられた条件を耳にし、ポカンと口を開けるばかり。
隣のインコは対照的に、酷く煩かったのを覚えている。>>249]

(433) yosumi 2016/06/22(Wed) 22時頃

【人】 鳥使い フィリップ

[周囲を気にする余裕なんてなくて、
鳥飼がどんな選択をするのか、
そればかりが気になって、じっと見つめていたら。>>250]

 ……はッ、
 そりゃこッちのセリフだッての!
 俺だってンなモン願い下げだ!

 髪は傷んでギチギチだし!
 筋肉ないし息切れするし!
 翼も嘴もない身体なンて、いらねェよ!


[肩でバサバサと羽を広げる鳥飼を、>>251
鬱陶しいとばかりに振り払って、そう叫び返した。]

(434) yosumi 2016/06/22(Wed) 22時頃

【人】 鳥使い フィリップ

[…嗚、けれど。
本当は少し、ほっとしたんだ。

同じように願ってくれるだろうと期待する一方で、
自由な鳥の身に味を占めて、
もう仕事したくないなどと言い出すのでは――なんて。]

(435) yosumi 2016/06/22(Wed) 22時頃

【人】 鳥使い フィリップ

[生き返るという強い意志を持った宣言。>>252
コンポーザーへ告げられたそれに、
コクリと一つ頷き同意を示して、…それで終わり。

RGに戻ったら、もうヒトのようには喋れない。
せめてテレパシーでも使えれば、などと思いもしたけど、
それは贅沢というものだろう。
…だから思うだけで、口にはしない。]


(……それに、)


[言葉は、不自由なくらいがいいのかもしれない。

意思疎通が容易な方がストレスは少ないけれど、
少しもどかしい方がきっと、
相手に向き合う時間が増えるだろうから。]

(436) yosumi 2016/06/22(Wed) 22時頃

【人】 鳥使い フィリップ

[北見の元から帰ってくるインコを頭に乗せ。
こちらの表情が見えないのをいいことに、
ふわりと、満足げに微笑んだ。]


 ……………。


[最後に何か、伝えようかとも逡巡したけれど。

何を言うのも照れくさいし、
何を言っても蛇足だろうし、
何も言わぬが正解と思って。

頭上の温もりへ手を伸ばしながら、
ただ静かに、瞳を閉じたのだった。]*

(437) yosumi 2016/06/22(Wed) 22時頃

【人】 忍者隊 ジェームス


[ひらひらと券が揺れている。
最近は一緒に遊ぶ”友達”(?)もいるようで
それ自体は微笑ましいと思っている俺だ。]

  ああ、よかった、な……
  ……。

[ごまかされたくないのだが。
ついうっかりごまかされそうだ。

胴に抱きついてきた卯月を見下ろして、
揺れる白いツインテールを眺めている。]

  俺も、か…?

[カフェぱせりに行くことに謎の羞恥を覚えながら、
そっと背を抱き、そのつむじ辺りにとんと頬を寄せた。]

(438) sane 2016/06/22(Wed) 22時頃

【人】 鳥使い フィリップ

―現在・とあるアパートの一室―

[夢はいつも、そこで終わってしまう。
それからあの時と同じように、
こうして現実で、目を覚ます。]


 ギャギャ……、


[人の住んでいる気配のない殺風景な――
というか、家具一つない部屋に、声が響く。
隣の部屋から、煩いと壁を叩く音が聞こえた。

…そう、あのバカップルとも、今日でお別れなのである。]

(439) yosumi 2016/06/22(Wed) 22時頃

【人】 忍者隊 ジェームス


  あー……あぁ、うん。お前がいいなら。
  お供するよ。

[ぼそりと言葉を返して、卯月を抱きしめる。
仕事の疲れが多少癒される気がする。>>416>>417

とはいえ。
卯月の頭を撫でながら]

  (…あの野郎
   不埒な真似してやがったら今度こそ捕まえてやる…)

[相変わらずそんな物騒な思考を繰っていたわけだが。*]

(440) sane 2016/06/22(Wed) 22時頃

【人】 鳥使い フィリップ

[どこに引っ越すのかは、聞いていない。

鳥飼が仕事を辞めて田舎に帰るのか、
或いは辞めずに他の区へ移動するのか、
はたまた、区内の別のアパートにするのか。


全くもってわからぬままではあるけれど、
唯一つ確信を持って言えるのは、
これから行く先には、幸せな未来があるということ。

この先もきっと、変わらず喧嘩はするだろうし、
互いに気に入らないことも多くあるだろうけれど、
…そんなことも含めた全部を、あの時に願ったんだ。]

(441) yosumi 2016/06/22(Wed) 22時頃

【人】 鳥使い フィリップ

[バタン、と扉が開いて、鳥飼の姿が見える。]


 ―――ヒトシ オカエリ!


[おはよう、おやすみ。
いってらっしゃい、おかえりなさい。
RGに戻って来てから、欠かさぬようにしている挨拶。
短く簡潔な言葉だけれど、あるとないとでは全然違う。


あの日、いってらっしゃいと送り出してくれた死神に、
ほんのちょっぴり、感謝していたりする。

大切なことを思い出させてくれてありがとうと、
いつか、どこかで、再会できたら伝えたい。]

(442) yosumi 2016/06/22(Wed) 22時頃

【人】 学園特警 ケイイチ

―数ヵ月後の後日談―

>>397
輝にい…やったな……やり遂げたな……!!
この!光り輝く二種免許!!
今の輝にい、最高に輝いてるぜ!!

[あの七日間の日々から、さらに数ヵ月後。
叔父が念願の就職を果たし…運転手として活動する為に必要な免許の取得に成功した。

実は死因が風呂で溺れた…とか、その原因がヒモのようなホストのような生活をしていた為とか、心配な話を散々聞いていたので。
真人間への道を進む今の状況が余計に、目出度い。

記念写真を撮ってみたり、食事の鍋にとっておきの良い肉を使ってみたり。
タクシー運転手としての晴れの門出を祝った。]

(443) uyuki 2016/06/22(Wed) 22時頃

【人】 学園特警 ケイイチ

―M・Rプランニング社前―

[18歳の自分がリア充男と称していた北見圭一24歳は、今も順調に仕事を続けている。
最近、彼が退社するときはいつも、タクシーが会社の前にやってくるようになった。
運転手はいつも同じ。
ささやかな恩返しは、1駅とはいえ通勤ラッシュに揉まれずに済んでとても助かっている。]

今終わったー。
お迎えサンキュー!
なんか、タクシー送迎くると、すごくリッチな気分になるよな。
あはは。

[タクシーなのに、乗り込むのは助手席。
かつて、皆方の末吉運転でシートにしがみついていた自分の定位置。]

(444) uyuki 2016/06/22(Wed) 22時頃

【人】 学園特警 ケイイチ

[シートベルトを閉じると、ふわりと漂う、レモンの香り。]

最近、レモンの香りがするとさ、今日も一日頑張ったなって気分になるんだ。
それじゃ、運転手さん、行き先は自宅でお願いします。
…なんてな。

[冗談めかして目的地を告げ…今日もタクシーが出発する。
走るのは、いつも昼だったあの頃と違う、夜のモリ区。
視界の端を、人工の光に包まれた風景が流れていった。**]

(445) uyuki 2016/06/22(Wed) 22時頃

【人】 鳥使い フィリップ

[春は、別れと出会いの季節だから。
どこかでまた、誰かと巡り逢うこともあるだろう。

新しい家。新しい生活。新しい友人。
変らぬはずの同居人も、久々に会う旧友も。
きっと一人と一羽には、全てが新鮮に思えるはずだ。


運悪く失って、これまた運良く拾った命。

――だったら、ほら。

この先も互いに笑い続けられるよう、
命一杯、楽しんでやろうじゃないか。…なぁ?]**

(446) yosumi 2016/06/22(Wed) 22時頃

【人】 童話作家 ネル

[―――もう一回、ぶん殴ってやろうか。
そう思いました、正直なところ。

やっぱり、僕の言いたい事は、彼に伝わってない気がするのです。
都合のいい受け取り方をされて、のらりくらりと交わされている。
それのなんと、空しいことか。]

 なんとかする、とか、
 誰かがそうして欲しいって言ったから、とか、
 そういうことじゃなくて。

[しつこく、僕は食い下がります。
彼の言葉に、ああはいそうですか、って、僕が納得すれば、収まる話なのでしょう。
少なくとも、今、この場は。]

(447) ふゆのひと 2016/06/22(Wed) 22時頃

【人】 童話作家 ネル

 ルイ自身は、本当にそれでいいの。
 それが、幸せだって、胸を張ってそう言える?

[数日後、数か月後、或いはそれ以降、
彼が一体、何をしているのか。ねぇ、想像できますか。
少なくとも、僕に、その明確なイメェジは湧いてきません。
仮に、それが彼にとって、可能だとしても。

本当に、それで、いいのですか。

仕方ないから、とか、それが当然だから、とか。
そんな訳の分からないことで、道を閉ざさないで、

誰だって、平等に、
夢物語を追ったっていいじゃないですか。

――と、夢物語を書き綴る人間は、そう思うのです。]

(448) ふゆのひと 2016/06/22(Wed) 22時頃

【人】 童話作家 ネル

 ……これから、どうしたいかがないなら、分からないなら、
 僕と一緒に探してみようよ。
 ルイにとっての、やりたいこととか、夢、とか。
 
 そういうのを、一緒に。

[ね、と、首を傾げて見せました。
だって、僕の手には、既にそのための切符が握られているのです。]

(449) ふゆのひと 2016/06/22(Wed) 22時頃

【人】 童話作家 ネル

―回想:昨晩の電話―

[両親にとある相談をしたら、
文壇でもそれなりの地位に立つ父も、後悔を抱えた母も、
案外あっさりと容認してくれたものですから、

この家族にして僕があるのだなぁ、なんて、
些かしみじみしながら、僕は携帯電話を手に取りました。]

 もしもし、向坂です。向坂、音流です。

[電話の向こうで応答した男性の声は、度重なる原稿の取り立てで、
少々疲れているようでしたが、それに構わず僕は用件を切り出しました。]

(450) ふゆのひと 2016/06/22(Wed) 22時頃

【人】 童話作家 ネル

 夜分にすみません。
 実は、そちらで一人、雇ってほしい人がいるんです。

 まだ若いですけれど、きっと、誰よりも僕の本について知ってる人で。
 だから、売り出すときとか、プレゼンで、役に立つんじゃないかな、って。

 以前、人手が足りない、ってぼやいていらっしゃいましたし、
 適任だと思って、お電話させていただきました。

[スピーカーの向こうで、えぇ、と困惑したような声が聞こえました。
当然でしょう。ここまで、僕が強引に話を進めるのは、初めての事ですから。]

(451) ふゆのひと 2016/06/22(Wed) 22時頃

【人】 童話作家 ネル

 もしもダメだっていうなら、そうですね。
 今後一切、そちらの会社から、僕の絵本が出ることはないでしょうね。

[トドメとばかりに放たれたそれに、電話の向こうで素っ頓狂な悲鳴と、すこしばかりのどよめきが聞こえたものですから、
僕はくすくすと笑って、疲れ切ったような肯定の返事をしっかりと受け取ったのです。

高校生だとか、親の七光りだとか。
外野からそういった言葉で揶揄を受けたりもしますけれど、

案外、それなりの評価も、地位も、あとは、ちょっとした財産もあるのです。
少なくとも、誰かさんに仕事先を斡旋できるくらいには、ね。*]

(452) ふゆのひと 2016/06/22(Wed) 22時頃

【人】 童話作家 ネル

―現在―

[それを聞いた彼は、一体、どんな顔をしていたのでしょう。
いつかの僕のように、押しつけがましい幸せに、
困惑したような顔をしていたのかもしれません。

確かに、これは、僕の自己満足です。
だから、最後にそれを選ぶかは、結局、彼の意思なのです。]

 ルイさえ望んでくれるなら、君が生きる道だって、術だって、
 僕はその手助けが出来るから。

 だから、ルイが望むなら。
 ルイ自身が幸せになりたい、って、そう思うなら、

 僕と一緒に、探してほしいな、って。

[へらりと笑って、僕は手を差し出しました。
彼の夢への、それから、僕の願いへの、2枚の切符が握られた、手を。*]

(453) ふゆのひと 2016/06/22(Wed) 22時頃

【人】 営利政府 トレイル

― After day/モリ警察署 ―

[ひとまず署内の受付に向かおうとすれば、
そこに聞き覚えのある声が掛かる。
振り向けば、見覚えのある黒髪と制服姿の彼>>371]

 あ。景山さんこんにちは。

[まさかこんなにあっさり会えるなんて思わなかった。
ひとまず彼のところに駆け寄って]

 あのときは本当にお世話になりました。
 此方で景山さんについて尋ねたら、もしかしたら
 何かわかるかと思いまして。
 お会いできて、本当によかった。

(454) yuno 2016/06/22(Wed) 22時半頃

【人】 営利政府 トレイル

[ほっとした、という気持ちを隠すことなく
笑顔のまま、そう言葉を紡ぐ。]

 あ、これお礼とお土産です。
 よかったら朝比奈さんや皆さんで召し上がってください。

[そう言って、持参してきたきたモリのバナナとうさぎ饅頭を差し出そうとする。それから深々と頭を下げて]

 景山さんと、それから朝比奈さんにも
 ちゃんとお礼を言いたいなと思っていて。
 ――あらためて、ありがとうございました。

 あ、いえ。
 お礼を言いたいのはあの男の子と女の子にもなんですが…。

[そちらについては、手がかりらしいものもなかったから。
せめて、いつかどこかで会えればいいと思う。
今は、景山が元気そうな姿を確認できたことを喜ぶことにしよう*]

(455) yuno 2016/06/22(Wed) 22時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

― After day・Barメメント ―

[営業準備中の昼間。
その場に似つかわしくないいつも通りのパーカーで、扉を開いた。
やがて来る視線は、どんなものだったか。]

来たよ。
今日は場所の確認しにきただけのつもりだけどね。
調べるの大変だったよ。夜羽千寿。

[あの時よりは幾分か柔らかい口調で語る。
そこに何か、違うものは感じ取れたか。]

(456) pepaki 2016/06/22(Wed) 22時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ


そういえば、役職はどうなった?
あの時は言ってなかったけど、別に現役職を退ける必要性はないと思うよ。
新しい役職を準備すればいいんだからね。

まだ一週間かそこらだから、やってないかもしれないけど。

[微笑みながら、そう語る。
決して侮っているわけではない。
それでいて、バカにしたような。
悪戯好きの、年相応な笑み。]

(457) pepaki 2016/06/22(Wed) 22時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ


……で、人の世の中はどう見えた?
生き返った人間たちはよくやってるのかな。

一週間かそこらじゃわからないか?
まぁそれでも、兆候くらいは見えると思うんだ。

こっち?こっちは順調だよ。
悩みは消えたし、関係も良好。
まぁ、今も未来の家族へサービス中。

[表を示せば、待っている里佳の姿がある。
あれからは、自分が積極的に外出に誘っている。
細かなことでも、一緒にしたいと。
そう言う自分のわがままと。
それしか愛情表現が、まだできないから。]

(458) pepaki 2016/06/22(Wed) 22時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

待たせるのも悪い?
そりゃそうだ。だから今日は場所を見ただけ。

飲めるようになったら、また来るよ。
暫くは受験勉強で忙しくなるし。
……ああ、僕のじゃないよ。里佳の。

[自分だけなら、特に良いのだけど。
僕は里佳にも進学を勧めていた。

あの死神のゲームの中で知った。
彼女は僕のせいで、ろくな学生生活を送れなかったのでは。
だから、失った時間を。せめて4年間。
仲間を作って、共に過ごしたいのだ。]

(459) pepaki 2016/06/22(Wed) 22時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

[入り口へ身を翻すと、手を振った。]

じゃあ、また。
忙しい時期が過ぎたら、様子を見に来る。

いい魂がいたら紹介してよ。
うちにスカウトするからさ。

[こんな形でも、利用する気でいようと。
一瞬振り返った顔も、微笑み。
常に笑みを絶やさず、Barを後にする。]

(460) pepaki 2016/06/22(Wed) 22時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

[外で待ってもらいっていた里佳に駆け寄る。
一緒に行っても良かったのだけど、きっと彼女はまだ、彼……コンポーザーのことは、苦手だろう。
彼が変われば、その時に一緒に飲みに来ればいい。]

ごめん。おまたせ。
じゃ、次にいこっか?

もうすぐ忙しくなるからね。
今のうちに楽しもう。

[右手を差し出して、彼女の左手に添える。
所謂、恋人つなぎとかいう手のつなぎ方。
それを恥ずかしげもなくやってのけるのが、本来の桐原率だ。]

(461) pepaki 2016/06/22(Wed) 22時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

[今、彼女の生活が守れているかわからない。
けれど、守ろうと動くんだ。

それが率いるものの……いや。
結ばれるものの務めだろう?]

さぁ、どこに行こう?

[君に満面の笑みを向けて、歩みだした。

碧空の下、青いフードが揺れる。*]

(462) pepaki 2016/06/22(Wed) 22時半頃

【人】 記号の妖精 ミーム

― 終わりなんてないけれど ―


『新曲キタ━━━(゚∀゚)━━━!!』

       『ライブビューイング、最高!』

  『トレイルーー!!』


[おばあちゃんが、ワシにも見せておくれっていったからつけっぱなしのパソコンには、溢れかえるようなコメントが流れる動画サイトが、立ちあげっぱなし。

それを咎める人は不思議といなかった。
今までだったらパソコンをつけたままだとパパは怒っていたのに、何故だか、最近口を噤んでいるみたいだった。]

(463) pikeP 2016/06/22(Wed) 22時半頃

【人】 記号の妖精 ミーム

[―――"あの日"から、すぐのこと。
 目が覚めた時あたしは泊っていたホテルにいた。

 癖のように携帯を開いてしまったけれど、そこには"ミッションメール"なんてひとつも履歴には残っていなくって、あったものといえば、LIMEの家族グループラインに通知がひとつ。]

 -ママ-
 >『あいな今日何時に駅につくの?』

[たったのそれだけ。

ホテルの窓を開ければ、そこはなんの変哲もない、モリ区の一角でしかなかった。

――テレビをつけたら、
バス暴走事故から数日、たった、くらい。]

(464) pikeP 2016/06/22(Wed) 22時半頃

【人】 記号の妖精 ミーム

[それから、数か月。
…二か月後だったかもしれない。>>374

テスト期間が終わって、高校二年生はそろそろ進学を考えろよーって。センセーの言葉と共に始まった夏休み。

田舎学校の部活なんて大したものはないし、
帰宅部だったあたしにとってはそれ以上に重要なものがまっていた。

――"フォレスト・サマー・フェス"
ヴァニタスコロシアムで開催される、アーティスト達の音楽の祭典。
その為にあたしはまた、モリ区に遊びにきている。]

(465) pikeP 2016/06/22(Wed) 22時半頃

【人】 記号の妖精 ミーム

[今日は、がっこの友達と、
オフ子ちゃんもきちんと一緒。
なんたって色んな人が出演するから、
みんなで行ける大イベントなんだもの。

ほんとうに、本当に無意識なんだけど、
ちょっとだけ一人で出歩くのを控えてしまって、
"こっち"に戻ってきてから、
人にも甘えられるように、なってしまった。

変わったといえば、それくらい。]

(466) pikeP 2016/06/22(Wed) 22時半頃

【人】 記号の妖精 ミーム

[真昼間から続いて盛り上がるロック、
日も沈むのを忘れる位熱いビート。
知らない曲ばっかりだけど、いろんな"音"で溢れかえるコロシアムに、雑音なんかない。

かつて誰かが言った。
雑音で埋もれ消える街>>1になるかもしれないと。

全然、そんなことないじゃない。
みんなみんな、楽しそうに音楽を奏でて、思い思いに歓声をわきおこす。

あたしも、"その人"が来るまで。
その声を大事に、だいじに、とっておいて。


―――ね、来るんでしょ?
 貴方もここに。"トラブルさえなかったら"。]

(467) pikeP 2016/06/22(Wed) 22時半頃

【人】 記号の妖精 ミーム

[そんな応援が通じて。

もしホントに出てきてくれたら、

 アリーナの一番前から。

     めいいっぱい、いきをすって叫んで。]

(468) pikeP 2016/06/22(Wed) 22時半頃

【人】 記号の妖精 ミーム

 トレイルーーーーっっ!!

  大   っ   すきーーー!!!!


[日が沈み、暗闇に、星が瞬く。
サイリウムの光に負けないくらい、

金や、白の輝きを、ずっと待ち望んで。

理不尽なせかいで、めいいっぱいの想いを、
これからも、ずっと伝え続けられますように!]** 

(469) pikeP 2016/06/22(Wed) 22時半頃

【人】 博徒 プリシラ

— 死神会 —

反省っつったら、アタシのオンリーステージじゃねェかな……。
朝まで語れるぞ……。

[>>@19いつもは両手にマラカス持って指揮を取るんだが、
今回はあれだ、テンションが上がらない。
紗音ちゃんを膝に乗っけてゼロ距離でむぎゅっとしてる。癒し癒し。]

負けちまってすまんなァ。
……それ意外の反省なんてねェよみんな。
いいぜアタシを好きなだけ責めろ……殴れよ蹴れよ……。

[本来、ゲームマスターの敗北は、イコール消滅。
なので、負けたゲームマスターがこの場にいるというのは、あり得ないこと。

いくら格好悪く負けたとしても、消滅すればそれでオシマイのはずが。
こうして再会しちまえば、惨めで情けなくて、<モル>になって穴掘って潜って爆破したい気分。]

(470) myu-la 2016/06/22(Wed) 23時頃

【人】 博徒 プリシラ

3組は、多いほうかね。経験上。
殺意に満ちたゲームマスターなら5日目くらいで全滅させるし、
最終日に辿り着いても1組2組。参加者はほとんど勝ち残らねェことが多い。

……っつーことで、すまんかった。

[頭を下げたら、顔面が紗音ちゃんのさらっさらヘアーの頭頂部に当たる。
いろんな意味で、言い訳のしようもありません。]

どうせ死ぬならアタシだけで良かったのに、ヴェスもいなくなっちまうんだもンなァ。

[今のアタシにとって最後のゲームになるなら、と押し通したワガママも。
結局は死神のみんなに迷惑をかけることにしかならないって、分かっていたんだ。

アタシは“見て”た。
タワー前で眠るアイツの影と、その後に咲くアイツのような花を。>>-1620
——無能なゲームマスターより先に逝っちまうなんて、バァカ。
許さねェよヴェス。……ごめんな。]

(471) myu-la 2016/06/22(Wed) 23時頃

【人】 博徒 プリシラ

いつ死ぬかもわからねェ、そんなアタシらだがよ。
これからも、せいぜい一緒に楽しめればいいな。

会わせる顔も見つからなかったが、やっぱ戻って来れて良かった。
やっぱアタシ、大好きだぜ、テメェら。

[最後に送った端末のトークと同じことを、この場で告げて。
あァやっぱ照れくせェなァちくしょう。]

真面目な反省おわり! 飲むぞ!
さっさと酔ってウザ絡みしてやるから、今のうちに逃げろよ!

[ガラにもねェ言葉を全部全部、ハイボールと一緒に飲み下す。

生者とも死者とも違う、奇妙な縁で繋がったアタシら。
出会いは泡沫で、別れもまた刹那的で、それでも、奇跡のひとつは起こるらしい。

湿っぽいのは似合わねェな。
大事なものを無くした者同士、互いの隙間を埋め合って、
いつまでも楽しくありゃァ、それでいいんだ。死神は。*]

(472) myu-la 2016/06/22(Wed) 23時頃

【人】 忍者隊 ジェームス

―― 警察署にて/ワタルさんと ――

[駆け寄ってくる彼に会釈をし、
俺は何か御用だろうかと小首を傾げた。

笑顔で「お世話になりました」と伝えると、
「お会いできて本当によかった」、と
朗らかな笑顔を、それからはじめて聞く”声”を、返してくれた。]

  エントリー料、戻ったんですね。
  良い声ですね。

[うまく言えている気がしないが、ともかくも綺麗な声だったから
なるほどエントリー料として徴収されただけあるな、なんて
そんな事を思ったもんだった。

お土産、と渡されたものに瞬きをニ、三。
え、と遅れて声が出て、
慌てて頭を下げ返した。]

(473) sane 2016/06/22(Wed) 23時頃

【人】 忍者隊 ジェームス


  よろしい、んですか? お受け取りしても……。
  いえ、こちらこそ。改めてありがとうございました。
  お礼の品と呼べるものが今手元にないのが、
  大変申し訳ないのですが…。

  きっと朝比奈も喜びます。

[それから、噫、と呟き、]

  あの時の……女の子の方かな、
  朝比奈がたまに会いにいっているようで
  もしかしたら連絡がつくかもしれません。

[こちらからお礼もしたいことだしと
こっそり彼の連絡先を聞こうとしたのだが、
結果はどうだっただろうか。

断られてしまっても、仕方ないな、と
彼との再会を喜ぶだけに留まっただろう。]

(474) sane 2016/06/22(Wed) 23時頃

【人】 忍者隊 ジェームス

 
[ただ、もしも教えて貰えたなら、
初夏の暑い折、
甘いプリンを彼のもとに届けたかもしれない。*]

(475) sane 2016/06/22(Wed) 23時頃

【人】 楽器職人 モニカ


   [ あれからの話を すこしだけ。 ]

(476) mayam 2016/06/22(Wed) 23時頃

【人】 楽器職人 モニカ

― After day ―

[ 七日間を生き抜いた、高校三年生。
 自殺未遂、心中。回り道も良いところだけど、
 受験は待ってくれないわけで。
 
 今の学生生活といえば。
 はて、"何"があったのか いつかの時と比べて。
 すっかり大人しくなった周りのおんなのこたちに、
 遠巻きだったり、腰の低い態度だったりで接されて、
 逆にやりづらい思いをしました。

 いや 小言言われるよりは良かったんだけど。
 逆に怖くてむずむずしたのは内緒です。 ] 

(477) mayam 2016/06/22(Wed) 23時頃

【人】 楽器職人 モニカ

[ そんな訳で 大学 だけど。
 元の出来が違うのは変わらない事実だから、
 諦めて他の大学に行こうかな と 思っていた。 
 
 だから、進学を勧められたとき。
 はじめは断った。わるいくせ。
 
 …だけど 桐原君と一緒にいたいのも、事実で。
 数十分悩んだあと、
 私って本当に恋人なんだろうかって態度で、
 緊張したまま、三つ指立てて"お願いします"って。
 頭を深く下げて、彼に講師をお願いすることにした。

 ……思い出しても本当に恋人なんだろうかこれ。 ]

(478) mayam 2016/06/22(Wed) 23時頃

【人】 楽器職人 モニカ

[ なんて そんなことを思い出しながら。
 喧噪の中 ひとり スマートフォンとにらめっこ。

 ――"あ、今度景山さんとデートした話聞かせて!"
 ――"あと、Memeちゃん!トレイルのCD買ったよ"
 
 あのとき会って お友達 になった子たち。
 グループなんてものが出来たので、
 なんとなくそんなメッセージを送る。
 あんまりこういう経験が無くて、
 多く送り過ぎちゃうのも、…まだ、直ってない癖だ。
 
 とりとめもない話。
 こんなことが出来たの、久々だなって思うから。
 案外、一度この世界を捨てたことは、
 悪いばかりじゃ無かったのかもしれない。

 鞄にスマートフォンを入れて、
 少しだけ長くなった髪を弄る。 ]

(479) mayam 2016/06/22(Wed) 23時頃

【人】 楽器職人 モニカ

[ 喧噪 とは言ったけれど。
 どこにいるかって、
 …桐原君の用事とやらで、Barメメント前で。
 ( 私は絶対入りたくないと言ったのでお留守番。)

 駆け寄ってくる桐原君がみえれば、
 手を 振った。
 
 そのまま指が絡められると>>461
 どうしたって びっくりして、顔が熱い。
 初めてな訳じゃ無いけれど、
 あの時は触れなきゃなんにも出来なかったし、
 なんとも思ってなかったから繋げたけれど。

 ほら、今は。全部思い出している訳なので。
 …あんまり見ないでほしいな。多分無理 かな。 ]

(480) mayam 2016/06/22(Wed) 23時半頃

【人】 楽器職人 モニカ

[ 慣れること無いんだろうなあって、思いながら。
 行きたいところを聞かれれば>>462、直ぐに返事は出た。
 
 平和な状態で行ってみたかったり、するって。
 やっぱりあの後だと、思うわけだ。
 だから、選ぶところは。 ]

(481) mayam 2016/06/22(Wed) 23時半頃

【人】 楽器職人 モニカ


 ―― スカイタワー、行きたいな。
 あとね、桐原君、

 ……こ、今度 桐原君の空いてるときで良いから、
 モリ区だけじゃ無くて、他の所も行ってみたい…な。
 旅行とか、して みたい。…です。

[ こういう わがままを。
 言えるようになっただけ、多分 進歩。
 
 今まで出来なかったこと。
 もう何年分も遅れたそれを、少しずつ 取り戻すために。
 何ができるかな って。
 私の頭の中だって きっとそればっかり。 ]

(482) mayam 2016/06/22(Wed) 23時半頃

【人】 楽器職人 モニカ

[ ―― 生きようって 決めて良かった。
 
 …もし もしの話。
 私 あのとき、
 忘れた記憶におびえて、
 誰かも分からない、大事な人を遠ざけて、
 死神になることを選んでいたら。
 
 きみとこうやって、日常を生きられなかったから。
 またひとりで押しつぶされて、死んでいたから。
 
 …だからね ありがとう。
 私を選んでくれて、私と 一緒にいてくれて。
 この世界は、どうしたって厳しいけれど、
 それでも私 生きていける場所はあるって、分かったよ。 ] 

(483) mayam 2016/06/22(Wed) 23時半頃

【人】 楽器職人 モニカ

[ ―― すばらしい世界は、きっときみの隣にある* ]

(484) mayam 2016/06/22(Wed) 23時半頃

【人】 トレーサー キルロイ

[ 明らかにきみの機嫌を損ねたぞ。
 という空気に、おれは割と本気で簡単に、
 この場から消えていなくなってしまいたくなるわけで。

 更なる追撃>>447>>448に、
 おれはただ、なんにも言えなくなる。

 誰かが、というかきみが、
 そうして欲しい、って言ってくれなかったら、
 生きる気もなかったよ、なんて。

 今更、言えるわけないじゃないか。

 きみを巻き込んでなきゃ、
 あんなゲーム、真っ先に降りてた。
 なんて。]

(485) nabe 2016/06/22(Wed) 23時半頃

【人】 トレーサー キルロイ

[ なので、死にそうな声を吐く。]

 ……そういうことじゃないなら、
 よく、わかんないし……、

[ きみの言葉になにも言えなくて、
 じょじょに萎んでいく声とか、

 呆れたような顔をして、
 おれの前に堂々と立つきみ、とか、

 なにも答えが出てこなくて、
 ひどく、息苦しいはずなのに、
 なんとなく、懐かしいような、気がして、]

(486) nabe 2016/06/22(Wed) 23時半頃

【人】 トレーサー キルロイ

[ ── 本当のきみは、こんなじゃない。

 って、思ったはずなのに、忘れていたのだなあ。

 生来、ひどく引っ込み思案で、
 だからこそ、きみの後ろにこそこそ隠れて、
 他の子どもから逃げ回っていたおれと違って、

 きみは、気は優しくとも、にこにこしていても、
 なんだか、頼もしい背中をしていた。

 ……っていうのも、いつも、
 きみの後ろをついて回っていたから、知ってるのだ。

 いつの間にか、遠のいて、手も届かなくなって、
 ── って思うようになって、忘れかけていたけれど。]

(487) nabe 2016/06/22(Wed) 23時半頃

【人】 トレーサー キルロイ



[ きみのはじめての作品は、蝶の王子と蛾の姫の物語だった。]

.

(488) nabe 2016/06/22(Wed) 23時半頃

【人】 トレーサー キルロイ

[ おれは、なにがなんだか、って顔をしていただろう。]

 ── すごく、迷惑だと思うんだけど。

[ って言うと、きみはまた拳を握ったかもしれない。

 けど、事実そうじゃない? って、
 おれは、困った顔をして、差し出された手>>453を見て、
 また、しばらく、考えこんで、

 おれは、おずおずと口を開く。]

(489) nabe 2016/06/22(Wed) 23時半頃

【人】 トレーサー キルロイ


 本当に迷惑ばっかりになりそうなら諦めるから、
 ── 一度だけ、挑戦してみてもいい?

[ 結局のところ、
 ”ネルと一緒に”って言葉に、おれはとことん弱くて、
 少しでもきみの役に立ちたい、ってところは、
 今のところ、揺らぐ気配はないんだけれど、

 暫定、”おれのやりたいこと”がソレってところで、
 どうか、手を打っていただきたい。

 ── 元通り、まっすぐに立つきみとなら、
 探しものは、たぶん、そのうち、続く道のどこかで。*]

(490) nabe 2016/06/22(Wed) 23時半頃

【人】 探偵 オズワルド

[男は困惑していた。

山桜組と思われる人間に声を掛けて怒鳴の名を出し、
しばし待てと言い渡されてガンを付けられながら待つ事、数分。

戻ってきた使いが何事かを囁く。
その瞬間、強面の顔が驚愕に彩られ、
あれよあれよという間に中に通された。

男は当惑していた。

お荷物お持ちしましょうか!
今日は遠くからはるばるご苦労様です!
何か召し上がりたいものはあるでしょうか!

という事を、黒スーツを纏った厳つい男たちが
ドスが聞いた声でひたすら低姿勢で言い放ってくる]

(491) rento24ss 2016/06/22(Wed) 23時半頃

【人】 探偵 オズワルド

[男はそれらに遠慮の返事をしながら、
要求を一つだけ口にした]


   ワインオープナーと、
   グラスを二つ用意してもらえると有り難い。

 

(492) rento24ss 2016/06/22(Wed) 23時半頃

【人】 探偵 オズワルド

[そして通されたのは応接間然とした部屋だった。
鞄を足元に立てて置き、
紙袋はグラスが置かれているテーブルの上。
そして高級そうなソファに身を沈めて、尋ね人を待つ。

その後、尋ね人が現れたら男は立ち上がるだろう]


   久しぶりだな、ミスター。
   借りてたものを返しに来たぞ。


[鞄の中から取り出したのは、厚さ30数mmの封筒。
それをテーブルの上に置いて、怒鳴の方へと滑らせ差し出す]

(493) rento24ss 2016/06/22(Wed) 23時半頃

【人】 探偵 オズワルド



   全額、入っている。

   ……吾輩が持っていたものの中に、"本物"があってな。
   それが高く売れた。それだけでは足りなかったから、
   結局美術品は全て手放したがな。

   おかげで、借金も無くなったが
   部屋の中も空っぽになったわ。


[怒鳴と向き合う様に、
男は再びソファに腰を下ろしながら笑う。
苦笑交じりではあったが、その声に未練が滲むことは無い]

(494) rento24ss 2016/06/22(Wed) 23時半頃

【人】 探偵 オズワルド



   それでな、今日は貴殿に頼みがあって来たのだ。
   
   この前、妻に電話して
   また一緒に暮らしてくれぬかと頼んだのだ。

   そしたら条件を付けられた。
   "借金の完済証明書を持ってきたら考える"と。

   だから、それを書いてほしいのだ。
   他でもない貴殿に。


[>>212
あの白い部屋で握手を交わした時。
妻や娘を悲しませたら許さないと言わんばかりの
剣幕で睨んでくれた彼にこそ頼みたいと思ったのだ。

―――― 再び家族となれる為の"鍵"の制作を]

(495) rento24ss 2016/06/22(Wed) 23時半頃

【人】 探偵 オズワルド



   それともう一つ。
   持ってきたぞ、祝杯を。
   貰い物で、何のワインかもよく知らぬで申し訳ないが。


[テーブルの上に置いていた紙袋から
細長い箱を取り出して開ける。

" OPUS ONE "とラベルに掛かれた赤ワイン。

用意してもらったワインオープナーでコルクを抜いて、
怒鳴のグラスに注いだ後はボトルを差し出し、
今度は男のグラスに注いでもらおうと。

そして男はグラスを掲げる。
乾杯の音頭はどうしようかと逡巡して、
窓から差し込む陽の光にグラスが煌き、男は目を細めた]

(496) rento24ss 2016/06/22(Wed) 23時半頃

【人】 探偵 オズワルド






    今日の良き日と"戦友"に ―――― 乾杯。*




 

(497) rento24ss 2016/06/22(Wed) 23時半頃

【人】 奏者 セシル

― After day/Ber メメント ―

[>>456この店には似つかわしくない客人の姿を認め、
お久しぶりです、とお話をしてみましたら。
相変わらず、彼に与えた目を有効に活用していらっしゃるようで。]

新しい役職といっても、割り振りが思いつきませんでしたね。
ほとんど指揮者に頼っていたということも、あったので。

あれから1週間。僕にとっては大した経過ではありませんが。
そうですね、少しずつですが、見えてきそうな気がします。
……貴方が訪ねてきてくれるというのも、また新しいことですし。

[生き返ってからのその後はどうでしょうか、と、
軽い世間話をしながら、聞かずともそれは順調のようですが。]

(498) myu-ra 2016/06/23(Thu) 00時頃

【人】 奏者 セシル

飲める年齢になりましたら、ぜひ来てください。
とっておきをご馳走しましょう。

優れた魂は、できれば死神として勧誘したい気持ちもありますから。
そこはお約束できませんけど、ね。

[>>460忙しない少年は、とても充実した日々を過ごしてらっしゃるようで。
僕もなんだか、圧倒されますね。

RGは僕の管轄ではありませんが、彼の一族が率いる世界も面白そうだと感じました。
よりよい方向へ、間違いなく進んでいることを祈りながら。

もう少し、見守らせていただきましょうか。*]

(499) myu-ra 2016/06/23(Thu) 00時頃

【見】 聖歌隊員 レティーシャ


[それは、もう少しあとの話。

君たちと過ごしたゲームが終わって、君たちは其々歩み出して。
けれど僕たち死神にはまた、生き残るポイントを稼ぐゲームが永劫に、単調に、粛々と、変わらず続いていく。
君たちは生者として生き返り、歳を重ね老いていく傍ら
時を止めた僕たちは点数制の寿命を得続ける。

そんな無限に続くゲームの、小さな合間の一幕の話。]
 

(@24) mizuiro 2016/06/23(Thu) 00時頃

【見】 聖歌隊員 レティーシャ

 ― After Game ―

[あついなぁ、って、
ぼんやり思いながら、寝転がった状態で空を見上げてる。
今日は少しの雲があるくらいで、概ね晴れてよかったなぁ。
雨のときって、案外やりにくくて面倒だったから。

おなか、あついなぁ、って
熱がじんわり伝わるくらいで、あとは全部遠い不思議な感覚。

おなかっていうか、臍の上で肋骨の下、鳩尾のあたり。
もっと痛みとかあると思ったんだけれど、
痛覚がどうにかなっちゃってるなら、丁度よかったかもって
地面に寝転がる僕の体を、しっかり繋ぎ止めるそれを見ても
やっぱり他人事みたいにしか思えなくて。

参加者の能力だったか、工事現場の鉄骨みたいなものか、
深々と、僕の体を貫いて突き刺さる鉄製の其れは
おなかから広がる赤と混じってか、やけに錆び臭くって
この街の空気みたいって、ちょっとだけ、思った]

(@25) mizuiro 2016/06/23(Thu) 00時頃

【見】 聖歌隊員 レティーシャ

[地面に波紋のように広がる赤黒い液体が、
僕の白い服もみるみるうちに同じ色に染め上げていく。

ポイントがいくら溜まってたって、
不老であっても不死じゃないこの身はもう、ここで、
終わりなんだな、って。それくらいは、僕にも分かるよ。

それにしても、今まで色々やってきたなぁ、って、
走馬灯じゃないけど、思い返してみたりする。

この街を改めて、歌を歌いながら探検したり、
その途中で寄った本屋さんで、ねるのほんを見つけたり
それをお買い上げして、一緒に読んで貰ったり。
ばきゅんばきゅーんなことは出来なかったけれど、
あれから死神仲間にくっついてみたり、膝乗ったりとか、
カラダコミュニケーションっていうのはやってみたり。
一回目の礼沢紗音が出来なかったこと、
挑んで、取り戻してみた、つもり。

礼沢紗音の人生を、楽しめるように、頑張った、つもり]

(@26) mizuiro 2016/06/23(Thu) 00時頃

【見】 聖歌隊員 レティーシャ

[でも、ね。
楽しめるよう頑張って、楽しんだつもり、ではあるけど、
本当にちゃんと、楽しめたのかなって、
お人形だった僕は、僕一人じゃ答え合わせが出来ないんだ。

死んでからも、まだ存在していて楽しいとおもえるものに
自分の生より大事にしたいとおもえるものに
エントリー料になるくらいの、何かに。
僕は、ちゃんと。貴方が望むように、出会えたのかな。

ねぇ。楽しむってこと、教えてくれた貴方は
今までの僕のことをみて、少しくらいは、ほめてくれるかな]

 ……、けほ、ッ  が、 は、

[びしゃっ。
口から出た赤が、胸元に飛び散って汚す。
ひゅー、ひゅーって、どこかが通り抜けていくような呼吸音は
流石にもう、何か喋ったりするのは辛いなぁって、
この期に及んでも、なんというか、全部他人事みたいだ]

(@27) mizuiro 2016/06/23(Thu) 00時頃

【見】 聖歌隊員 レティーシャ

[周りには参加者も死神も誰もいなくって、
あるのはRGの人達が絶え間なく鳴らす雑踏くらい。
それも段々音が遠くなっていって、
ぽつん、って、街中に放り出されたような感覚になる]

 ( ――― あ。 )

[ふっ、て。あるいは、すとんっ、て。
あるべきものが、あるべき場所に、すんなり落ち着くような
そうか、そうだったんだ、って
何の滞りもなく、僕は、納得する。僕は、漸く、気付くんだ]

 ( 僕は、 死神になってから、ずっと )

[あの人の願いを叶えるためだけに生きてきた。
死神の皆との時間は嫌いじゃなかったけれど、
僕は僕にかけられた願いのためだけに、生きてきた。
僕にはそれしかなくて、でも、隣に貴方はいなくって、ずっと、ちゃんと応えられてるかな、って。不安、で。
色んな方法を訊いて、試して、だけれど不安で、不安で、なんでそんな不安だったのかって、だって、貴方はいなくって、答え合わせが出来なくって、分かんなくって、
僕は、ずっと、]

(@28) mizuiro 2016/06/23(Thu) 00時頃

【見】 聖歌隊員 レティーシャ



 ―― さみしかった、んだ、

 

(@29) mizuiro 2016/06/23(Thu) 00時頃

【人】 ひとづかい トリ

─北エリア モリ第三ビル─

[MORIスカイタワーの近くにある雑居ビルの4階。
消灯された室内に一人、青く光る画面を睨みながら
キーボードを叩く俺。]

 ったく……マジありえねぇ。
 最後までありえねぇ。マジでブラック。
 一点の曇りもないブラック。

[カタカタと数字が並ぶモニターを凝視するその眼は
ドライアイで痛いし、猫背はますます強くなる。
足もむくんでてだるいし、何なら×××(ぴー)は疲れマラという奴を起こしてる。]

(500) miduno 2016/06/23(Thu) 00時頃

【見】 聖歌隊員 レティーシャ

[エントリー料になるくらいの誰かがいた君が、羨ましかったのも。
てるさんと甥っこさんがしんじゃったときも。
消滅した理許おねーさんとまた会えたとき、なんでか口元を引き結びたくなったのも。
生き返れる君達を見てて、無性に貴方に会いたくなったのも。

全部、全部、漸く、分かった。ねぇ、僕、気付いたよ。
僕、ずっと、さみしかったんだね。
僕、ずっと、貴方に会いたかったんだね。
本当は、もっと、もっと、貴方と一緒に、いたかったんだね]

 ……ッ、 ぉに、  さ、

[力が入らない腕を、懸命に伸ばしてみたって
僕の身体を貫いて地面に突き刺さる鉄のおかげで
もう飛べやしない僕の手は、空にはとても遠くって。

頬を滑る冷たい感触。ぐにゃ、って視界が歪んでいく。
おなかの次は、なんだか目元が熱いんだけれど
もう何も見えないなかで、それでも手を伸ばして、伸ばして
くらやみのなか、ばかみたいに貴方を探してた]

(@30) mizuiro 2016/06/23(Thu) 00時頃

【見】 聖歌隊員 レティーシャ


[ そうして、死神のゲームでまたひとり、
 命の費える音がする。

 ビルの合間から差し込んだ光のなかで、腹から血を流し、
 けれど空に手を伸ばしたまま、くしゃりと、
 涙を流しながらみっともなく笑う少年の身体は、
 瞬く間に風に攫われ消え失せる。


 *― 礼沢紗音 GAMEOVER ―*]

(@31) mizuiro 2016/06/23(Thu) 00時頃

【人】 ひとづかい トリ


 大体、送迎会してくれるって言う
 のはいいよ?嬉しいよ?
 でもさ、曲がりなりにも主賓に残業させるかね?
 しかもサー残ッ!

[今日は16時にあがるはずだった。今18時35分。
仕事をしない社長の都合で飲み会は19時。]

 どこだっけ?Barメメント?
 くっそ、タクシー拾おうかな。

[痛んだ金髪をガシガシ掻いて
クマができた目じりをこすると
家に置いてきた相棒が頭によぎって

散々な最終出勤日だったけど、それでも
気持ちは自然とスカッとしていた。]
 

(501) miduno 2016/06/23(Thu) 00時頃

【人】 ひとづかい トリ

─モリ区 雑踏─

 …ッ!
 …………。

 ……Bar メメントまで。

[開いたドアから車内に乗り込んで、一瞬
息が詰まったのはむせかえるほどのレモンの芳香?
それとも、そんなものじゃ隠せない欲情のせい?

たとえば、ほくほくのじゃがいもから湯気が出て
添えられたバターが黄金色に溶けている。

あるいは炎天下の中、べったり張り付いたシャツ
扇子を仰ぐ最中目の前に広げられる粗塩の効いた枝豆とキンッキンに冷えたビールか。

この男の香りは例えるならそんなところ。]

(502) miduno 2016/06/23(Thu) 00時頃

【人】 ひとづかい トリ


(おいおい……ゲーム中だけのサイキックじゃ
 なかったんかい……)

[さすがに、あの時ほど心を激しく持っていかれる感覚こそ
なかったが、動揺を隠すにはひたすら押し黙るしかない
程度に  心は動く。]

[そういえば、深夜にも2度ほど
このレモンを引っかけたタクシーを利用したことがあったか。


その時に「美味しそうですね」などと
声を掛けたこともあったか。

あの時はきっと疲れていたんだそうに違いない。]
 

(503) miduno 2016/06/23(Thu) 00時頃

【見】 好奇診 キカ

What are little boys made of?
What are little boys made of?
Frogs and snails
And puppy-dogs' tails,
That's what little boys made of.

What are little girls made of?
What are little girls made of?
Sugar and spice
And all that's nice,
That's what little girls are made of.

(@32) uiro 2016/06/23(Thu) 00時頃

【人】 ひとづかい トリ


[モリ区にいる限り、きっとこんなすれ違い
きっと何度もあるんだろうな。

今眺めているこの風景の中でさえも、きっと。

そう思うと少し惜しい気もするが。

ふう、と息をついて
出るのは  柔らかな微笑み。]

 多分モリ区でタクシーに乗るの最後だけど。
 最後がアンタで良かったよ。

[お代を払う時に、思い余ってそんなことを伝える。
相手は自分のことなど覚えていないだろうか。]
 

(504) miduno 2016/06/23(Thu) 00時半頃

【人】 ひとづかい トリ


[もしくは。

産卵できるかも>>3:243、という変態発言を残した青年として
記憶されていただろうか。

そんなこと考えもせず、言いたいことだけ伝えて
どうも、と足早にモリ区の雑踏へと消えていった。]

[Bar メメントの扉の前で高校生のような女の子が居て>>480
珍しいな、なんて思ったけどそれもただすれ違うだけ。

モリ区にいる限り、きっとこんなすれ違い
きっと何度もあるんだろうから]
 

(505) miduno 2016/06/23(Thu) 00時半頃

【人】 探偵 オズワルド


 [ ワインを掲げながら男はまた一つ、嘘を吐いた。

 ―― "貰い物で何のワインかもよく知らない"
 男が持ってきた赤ワインは、男が買ってきたものだ。

 " OPUS ONE(オーパス・ワン) "

 OPUSは音楽用語で"作品番号"を示す。
 つまり、OPUS ONEとは"作品番号1番"を意味する。


 新しき門出と、新しき友を。

 その"最初"を、そして"始まり"を祝うには
 OPUS ONEが相応しいと思ったのだ ]
 

(506) rento24ss 2016/06/23(Thu) 00時半頃

【人】 童話作家 ネル

―数か月後:自宅にて―

 はい、どうぞ。

[にっこり、笑って差し出すのは、
白い紙の中に彩られた、生まれたばかりの物語たち。
それをおずおずと受け取った初めての読者の顔を、僕はじっと伺いました。

彼の表情筋は殆ど仕事をしていないながらも、
紙を捲るその指は止まってはいなかったので、
僕は、少し安堵して、初めての読者、かつ、僕の担当でもある少年を眺めたのです。

今回の絵本は、居場所を失ったミツバチと、
彼の居場所たらんとするユウガオの話です。

小さな巣の中で、歯車のように生きていた彼が、
ユウガオに世界の広さを教えてもらう。
淡い色合いで描かれてはいますが、それらは確かに、
この世界の中に、存在しています。]

(507) ふゆのひと 2016/06/23(Thu) 00時半頃

【人】 童話作家 ネル

[この間、出版社に行ったときの話。
観光がてら寄った場所で見かけた花>>-1620が、とっても綺麗で、
なんだか、とても懐かしいような気持ちになったから、この物語は生まれたのです。

なんだか気恥ずかしくて、誰かには話してはいないけれど、
もしかしたら、君も、一緒にいたなら、察していたかもしれないね。]

(508) ふゆのひと 2016/06/23(Thu) 00時半頃

【人】 探偵 オズワルド





    [ 一本のワインが始まりの交響曲をいま、奏でる ]*



 

(509) rento24ss 2016/06/23(Thu) 00時半頃

【人】 童話作家 ネル

 じゃあ、お願いします。
 無くしちゃだめだからね。

[冗談っぽく念を押して、僕は仕事場に向かっていく
幼馴染の背に、手を振りました。

人の噂も七十五日、といいますか。
彼が僕の説得に折れる形で、ここに住み始めた当初こそ、
彼も、僕ら家族も奇異の眼を向けられはしましたが、

母の人柄と、それから父の(あらゆる方面からの)圧力のお陰で、
すっかりそういった目線はなりを潜めたと思います。]

(510) ふゆのひと 2016/06/23(Thu) 00時半頃

【人】 ひとづかい トリ

─明くる朝─

[大きな欠伸をひとつ。
元々大して荷物もなかった部屋だが
やっぱり運び出せばそれなりに広く見える。

仕事を辞める。そう言ってから話は早かった。
退職届を書いて、解約手続きを済ませると
親父が軽トラックを借りて迎えに来るという。
その言葉に甘えて部屋ごと荷台へ積み込む。]

 「ギャギャ」
 「ヒトシ オカエリ」

 おお、ただいま。
 
[あの出来事があった後から、自分の姿が見えた時は欠かさずしてくるようになった挨拶。>>442
自分もその挨拶に欠かさず返事を返す。
今までろくすっぽしてこなかった贖罪のつもりだったり、自分の顔なのに、子どもみたいに無邪気に笑うあの顔を思い浮かべながら、「もっと仲良くなりたい」そんな願望だったり。]

(511) miduno 2016/06/23(Thu) 00時半頃

【人】 童話作家 ネル

[今はまだ、世間も騒がしくて、彼にとっての“やりたいこと”は、
なかなか見つからないかもしれません。

それでも、いつかは。
自分の――ルイ自身の夢を見つけて、
それに向かって、羽ばたいてほしい。そう思います。

ですから、僕も、負けていられないな、と。
一つ伸びをして、愛用のスケッチブックを広げます。

今度は何を描こう。

僕の描く世界は尽きません。
色鮮やかな花や木々、命に満ち溢れた動物たち。
それから、その世界を楽しみにしてくれる人々の顔を浮かべて、
今日も僕は、色鮮やかな世界を描き綴るのでした。**]

(512) ふゆのひと 2016/06/23(Thu) 00時半頃

【人】 ひとづかい トリ


[旧友の元に挨拶に出掛ける前、何やら幸せそうな顔で
うたた寝をしていたこの鳥はまだ知らない。

自分が荷台に乗ることに。]
 

(513) miduno 2016/06/23(Thu) 00時半頃

【人】 博徒 プリシラ

— After day —

[今日も今日とて、おまわりさんは馬車馬のように働くのだ。
パトを乗り回して、涼しいクーラーの風を浴びながら、よく晴れた日中をひた走る。

東エリアのあたりで、恋人繋ぎの男女を見かければ>>480
車の中からつい野次を飛ばす。]

若いっていいよなァ。
ひゅー。

おねえさんは寂れていく一方ですよっと。

[かつてのゲームの中で、惚れたアイツの顔がよぎる。
あれが最後の恋だったなァ。思い出すたびに切ないが、寂しいわけでもない。
ただ、アイツには伝えたいこともあってさ。

——自分を犠牲にする生き方は、やめられそうもなくて。
だから、ごめんなって謝るけど、やっぱ、アタシはこのままのアタシが性に合ってる。]

(514) myu-la 2016/06/23(Thu) 00時半頃

【人】 博徒 プリシラ

[一度死んで、広がったせかい。
アタシの目で見える、広い広いせかい。

綺麗なものだけじゃなくて、薄汚いものもたくさん見えた。
けれど、何もかもがすばらしいと感じている。]

それにしても。
あーあァ、楽しそうじゃねェの。

[ゲームマスターとして死に行く時に、化け物であるアタシの生を望んだあの少女が、
今はとても幸せそうな顔をしてるもンだからさ。]

(515) myu-la 2016/06/23(Thu) 00時半頃

【人】 博徒 プリシラ

——見つけられたようで、良かったじゃんか。

[お前にとっての素晴らしい世界を、さ。


パトカーは走り去って、雑踏に溶けてゆく。
生を望まれたアタシは、いつもこの区のどこかを駆け回っているだろう。
RGでもUGでも、境は存在しないから。

礎上等、踏み台上等、ボロ雑巾上等。
これからも。]

(516) myu-la 2016/06/23(Thu) 00時半頃

【人】 博徒 プリシラ

 

[アタシは死神として、素晴らしき世界の中を生きている。*]

 

(517) myu-la 2016/06/23(Thu) 00時半頃

【人】 ひとづかい トリ


 「おめ、いつの間にそったハんデな鳥買うたんだか」
  
[父親が運転席から、肩に乗るコンゴウインコを
珍しそうにちらちらと見遣る。

空のケージはしっかりと軽トラックの荷台に積み込まれて固定されている。]

 大家がよこしたんだすけ。俺が買ったわけでねぇよ。
 んだけど、コイツ俺のこと気にってるから。
 置いてけねぇべ?

[そう言って、突かれた生傷のある指でもって
フィリップの和毛を撫でてやる。

人間になったらしたいと思っていたこと。

フィリップが自分にしてくれたことを
おあいこだと言わんばかりに
し返してやること。]

(518) miduno 2016/06/23(Thu) 00時半頃

【人】 ひとづかい トリ


 「そういや、どーだったんら。圭一くん。
  会えたんらて?」

[久しぶりの息子に会えたことがそんなにも嬉しいのか、ぺちゃくちゃと話しかけてくる親父に相槌を打って流れる外の景色を追う。]

─回想 MORIタワーにて─

[次の日曜、と宣言してMORIタワー内のカフェで仕事をしていればちいとは優雅に見えただろうか。流行りのインスナのアカウント取得してアップロードしてやろうか、などとリア充騙りの計画を思い浮かべたところで、それらしい影が見えた。

遠巻きの女子は彼を見てヒソヒソと話をしているもんだから
まったく、花には事欠かない男である。]

 よぉ…、久しぶりだな。圭一。


[高校生から何ら変わってないと思った彼の姿から一変して
あの時のあどけない、幼さが残る顔は精悍な顔つきに。
きっとそれは溢れ出る自信やオーラのようなものもあるのだろうが。]

(519) miduno 2016/06/23(Thu) 01時頃

【人】 ひとづかい トリ


[すらりと伸びた体躯は180p近くあるのだろうか。
170丁度だが、猫背が手伝ってともすれば160p台に見られる自分。

整髪料なんかできちんと整えられた黒髪と
手入れもろくにせず痛みまくった金髪と。

なんだかあまりにも違いすぎて、いっそ可笑しさがこみ上げて
くつくつと肩を揺らす。]
 
 何だか、ホント。
 絵にかいたようなエリートだったんだな、お前。

[と。挨拶代りに一言。]

(520) miduno 2016/06/23(Thu) 01時頃

【人】 ひとづかい トリ


 俺さ、田舎帰るんだ。今日。
 まぁー色々あってさ。やってた仕事も何とか片ァ付けて。
 しばらく実家の仕事手伝ってのんびりするさ。

[そこまで話して、何をしゃべろうかと逡巡。
俯いて視線を反らせてから、また悪戯を思いついたように
ニヤリと口端を吊り上げて、目を合わせる。]

 圭一……、何で死んだの?
 俺ね、空き巣に殴られたみたい。
 お前は?

[なんて。
他愛もない会話をしてから。
また、昔の話をする踏ん切りをつける。]
 

(521) miduno 2016/06/23(Thu) 01時頃

【人】 ひとづかい トリ

 あの、さ……。
 俺、お前のことすげー好きだったけど。
 すげー嫌いだった。
 どうあっても比べちゃうし
 そのたんびどうあっても勝てないし。

 でも、圭一との間に壁があったことが、ずっと…
 それこそ高校出てから専門行って働き始めてもずっと
 心残りだった。

 だから、あの時会えてびっくりしたよ。

[とかいって、TERU様に夢中になっていたことは今は棚にあげておく。]

 死んで、あんなゲームに参加したことが何かの縁ならさ。
 今言わねーと勿体ないかなって。

[ぽりぽりと照れくさそうに頬を掻いて相手の反応を窺うが
その表情はどんなだったか。]

(522) miduno 2016/06/23(Thu) 01時半頃

【人】 ひとづかい トリ


 その、田舎には戻るんだけどさ。
 今度東京に行く時には連絡すっから。
 ……どっかうまい店連れてってくれよ。

 「親友」と語り明かせるようなネタ、いっぱい持ってくるからさ。

[頼むよ、とクマがうっすら残る顔で屈託ない笑顔を浮かべていると、高校の時に戻ったみたいで。今よりもお互い少し幼くて、交わす言葉を知らなかったけれど。
今ならばきっと、前よりも、前とは違う関係を築けるんじゃないかって。]

(523) miduno 2016/06/23(Thu) 01時半頃

【人】 ひとづかい トリ


 だから、また会ってくれよな。
 圭一。

[そう信じられる。彼はもともと嫌う理由なんてない良い奴だから。
そんな風に、久しぶりの親友に笑いかけた日曜の正午*]
 

(524) miduno 2016/06/23(Thu) 01時半頃

【人】 ひとづかい トリ


[昔、何かの時に聖書のある話を聞いた。
神様はそれぞれの能力に応じて金貨を渡したという。

たくさんの金貨を預かったものは
      同じようにたくさんの財をなした。
      神はそれを大層おほめになった。

それなりに金貨を預かったものは
      同じようにそれなりに財をなした。
      神はそれを大層おほめになった。

だが少ししか金貨を預からなかったものは
      まったく財をなさなかったという。
      神はそれをひどくお叱りになった。]
 

(525) miduno 2016/06/23(Thu) 01時半頃

【人】 ひとづかい トリ


[このたとえで云うと、きっと俺は
少ししか金貨を預からなかったものなのだろう。

エントリー料で得たもの以上のものが
手に出来たのかどうかは怪しい。]

[けれど]
 

(526) miduno 2016/06/23(Thu) 01時半頃

【人】 ひとづかい トリ


[前よりも、前進し続けていれば
もっと自分のことが、前よりも
好きになれるんじゃないかって。

下らない劣等感もいつかはかさぶたみたいに
消えていくんじゃないかって。

そう思える。

自分の身を省みて人間らしい生活を送れば
預かった命を、新しく得た家族を大事にすれば

もっと自分自身が変わるんじゃないかって。

そう思えた。]
 

(527) miduno 2016/06/23(Thu) 01時半頃

【人】 ひとづかい トリ

─車内─

[実家へと向けて走る車は既にライトを点け
辺りも真っ暗闇。
対面高速なんて恐ろしい光景だが幸か不幸か
対面側はほとんど車の通行もない。

運転を交代していびきをかく親父の
腕の中で抱かれながら眠るインコを一瞥。]
 

(528) miduno 2016/06/23(Thu) 02時頃

【人】 ひとづかい トリ


 なあ、フィリップ。
 …寝てるか。

 春先にお前をもらって一年だ。
 今度の一年は、この前の一年よりも
 絶対楽しくしてやるよ。
 
 それこそお前が「言ったみたい」に笑い続けられるようにな。

 だから、お前もちゃんと笑えよ?アハハーって。

[独り言でも照れくさくって最後はぶっきらぼうに吐き捨ててそれからゆるりと笑う。]

 はー…、世界ってすばらしい。

[暗がりの標識が通り過ぎる。
実家のある地名まで あと75(0..100)x1q*]
 

(529) miduno 2016/06/23(Thu) 02時頃

【人】 学園特警 ケイイチ

― 回想・MORIタワー ―

それじゃ、輝にい、行ってくるなー。

[その日も天気は快晴。
買い物ついでに送ってくれた叔父に手を振り、指定されたMORIタワーへ。
職場に近いこともあり、変な格好もできないので、髪の毛はきっちり整え、爽やかカジュアル系のスーツを着用。

 周囲の女子の視線が刺さるので背を伸ばしてぴしっと歩く。
大学時代に見につけた習慣だった。]

ヒトシは…あ、居た居た。
やっぱ、向こうの世界と姿一緒だな。

[>>519
元々、ヒトシは髪の毛の色が更に明るい以外では大変化はなかったので、すぐに見つける事ができた。見えるように近づきながら手を振る。]

(530) uyuki 2016/06/23(Thu) 02時頃

【人】 学園特警 ケイイチ

えぇと…わかるかな。圭一。
やっと、本来の24に戻れた。

リアルでは、卒業式以来だよな。
……? ???

[結局、戻ってきた記憶ではヒトシと仲違いをした事実は覚えておらず。
卒業以来逢っていない事だけが現実。
様子を伺うように、少し背の低くなった友人の顔を伺う。
急に笑い出す様子に、少し混乱した表情で首を傾げた。]

(531) uyuki 2016/06/23(Thu) 02時頃

【人】 学園特警 ケイイチ

実際は入社3年目に突入したばっかりだよ。
広報してるから、見かけのはったりも必要なんだ。
外見をピシってさせた方が、信頼されやすいから。
そっちはなんか、大変だったりするのか?

…目の下、クマがある。

[勿論、ヒトシだってよく見れば学生時代よりは大人びた顔になっていたのだが。
それより、どこかやつれた様子が気になって。目の下を指差した。

それから、田舎へかえるという言葉を聞いて瞬き。]

(532) uyuki 2016/06/23(Thu) 02時頃

【人】 学園特警 ケイイチ

……へぇ。そっか。
あの町へ、戻るんだ。
懐かしいな…俺、高校以来行けてないや。

[屈託無く笑っていた少年時代を懐かしそうに思い出し…話題が死因になると、急に周囲をきょろきょろ。非常に言い辛そうな顔をして、顔を近づけひそひそ声。]

…………展示用の、モヤイ像の鼻に頭ぶつけて、
脳震盪で階段から落ちた。

――内緒だぞ。
絶対、他言無用にしてくれよ?

[向こうから、聞かされたからには律儀に返す。
但し、非常に恥ずかしい死因なので、伝えたのはきっと、叔父以外では初めてだ。]

(533) uyuki 2016/06/23(Thu) 02時頃

【人】 学園特警 ケイイチ

>>522
 ………………。
 ………そ、か。
 それ、で。

比べるもなにもさ。
俺、昔から文系科目以外でお前に勝てたような記憶ないんだけどなー。
理数系すげーし。機械関係詳しいし。
人当たりも良くて堂々としてるし。

(534) uyuki 2016/06/23(Thu) 02時頃

【人】 学園特警 ケイイチ

壁っていうなら、謝るのは俺の方だよ。
高校の終わりに、ちょっと色々あって…
クラスの連中とつるむのがしんどくなって。

今思えば、距離をとる必要のないお前にまで、
一緒に距離とっちまってた。
………ごめんな。

[ヒトシの顔を見て。やや、気弱に視線を伏せて。
>>523
その表情が変わったのは、「親友」という言葉を聞いてから。
眉を下げた笑顔になり、大きく頷いた。]

(535) uyuki 2016/06/23(Thu) 02時頃

【人】 学園特警 ケイイチ

あぁ、まかせろ!
接待用に良い店探すのはそもそも俺の得意分野さ。

うん。また、会おうな。
6年のブランクがあるんだし…互いに、募る話もいっぱいあるってもんだよな。

[目の前のヒトシは、まるで昔に戻ったような笑顔。
自分も、間違いなくそんな表情をしていただろう。
少し切なく、懐かしく、そして嬉しい。
そんな青空の日曜日だった。**]

(536) uyuki 2016/06/23(Thu) 02時頃

【人】 トレーサー キルロイ



[ あの、惨めな最期の夜から、数ヶ月が経って、そして。]

.

(537) nabe 2016/06/23(Thu) 02時頃

【人】 トレーサー キルロイ

 ── After:再度、はじまり ──

 ……はい。はい。いってきます。

[ 恐ろしく硬い声と態度で、おれは頷いた。

 今日は、しとしとと小雨の降る薄暗い日で、
 湿っぽい空気が漂っているはずだけれど、
 きみの家の温度や湿度は快適に保たれており、
 おれはそのことに、いちいち感動する。

 未だいろんなものに慣れないおれは、
 ものを目的地まで運ぶ、ということにさえ、
 ひどく緊張していたりもするし、
 そのせいで、きみの朗らかな笑顔とは裏腹に、
 おれの顔は引き攣っていたことだろう。]

(538) nabe 2016/06/23(Thu) 02時頃

【人】 トレーサー キルロイ

[ きみがおれに与えてくれた機会は、
 なんというか、想像の数倍くらいは大それたもので、

 生憎、高校にも通わずしていたことが、
 迷子のペット捜索や、ゴミ屋敷の掃除や、
 廃品回収や、浮気調査みたいな、
 たぶん、きみの想像とは少し違うものであったおれは、

 その事実を告げるタイミングを見失ったまま、
 雑用とか、おつかいとか、そういうところから、
 とにかく、駆けずり回る日々を送っている。]

(539) nabe 2016/06/23(Thu) 02時頃

【人】 トレーサー キルロイ

[ 今回も、きみの新しいお話は、
 やわらかくて、あたたかくて、きらきらしてて、
 おれはそれを読みながら、

 まだ、あのユウガオ>>-1620が咲いていたらいいな。

 って、なんとなく、思い出して、
 少しだけ、目的地に向かう足取りは軽くなった。

 少し前にそれを見たとき、
 きみはなんだか、不思議な表情をしていて、
 おれはそのことを、よくよく覚えていた。

 ……さすがに、摘んで帰ったら叱られるだろう、

 ということは、察しがつく。
 つくようになった。のかもしれない。]

(540) nabe 2016/06/23(Thu) 02時頃

【人】 トレーサー キルロイ

[ 雨の日は、荷物が濡れないか不安だけど、
 傘が顔やいろんなものを隠してくれるので、
 わりかし、嫌いじゃなかったりする。

 きみは、気にするなと言ったかもしれないし、
 実際、気にしすぎかもしれないけれど、
 やっぱり、たぶん、これから一生、
 おれの立場は、”ふつう”ではないし。
 それは、おれが背負うものなんじゃない?

 とかさ、
 きみは、そんなことないって言うかもしれないけど、
 やっぱりそうなんじゃないかなあ、とか、
 思ったりもするわけだ。最近。]

(541) nabe 2016/06/23(Thu) 02時頃

【人】 トレーサー キルロイ

[ とにかく、そんな日常にも、
 父さんや母さんが帰ってくるのか、とか、
 まだまだ、おれの周りに宙ぶらりんなことはあって、

 そんな中、こうして、
 なんとも平穏に過ごしている自分が、
 少し、怖い瞬間も、ある。けれど、

 今のところ、取り戻したはずの”諦め”さえ、
 振りかざす必要のない日々を、生きている。*]

(542) nabe 2016/06/23(Thu) 02時頃

【人】 小悪党 ドナルド

― 山桜組事務所 / 応接間 ―

 よう、小津。久しぶりじゃねえか。
 首を長くして待ってたぞ。

[まるで昨日ぶりとでも言いたげな気楽さで。
怒鳴は応接間にて、小津と対面を果たした。
分厚い封筒を受け取る>>493と、にやりと笑って]

 ……確かに。

[封筒の中身をチラリと見遣ってから。
横にいた舎弟にその封筒を渡して、確認しろと指示を飛ばす。
慣れた手つきで、舎弟が入念に札束を数え始めた。
それは、偽札が混じっているかどうかの確認でもある]

 許せ。一応、こういう決まりなんでな。

[信じてねえわけじゃないんだが、と付け足した]

(543) gurik0 2016/06/23(Thu) 02時頃

【人】 小悪党 ドナルド


 ……まさか。
 本当に全額返しやがるとは思ってなかったぜ。

[その口調に滲むのは、別の意味合いが強い。

 ―――まさか本当に、来てくれるとは思わなかった。

言葉の端々に、喜色が混じるのも仕方のないことだ]

 借金の完済証明書、ねえ。

[おい、と舎弟に目配せをすれば。
別室に行った舎弟が、紙とペンを持って戻ってくる]

(544) gurik0 2016/06/23(Thu) 02時頃

【人】 小悪党 ドナルド


 まるで結婚式の仲人でも頼まれた気分だよ。俺は。

[ぶつくさ言いながらも、口元に浮かぶのは深い笑み。
慣れた仕草でさらさらと証文を書くと。
がり、と指を噛み切って。自らの血で拇印を押す]

 ほらよ。これでいいか。

[テーブルの上に、完済証明書を滑らせて。
それから少しだけ、意地の悪い笑みを浮かべた]

 貰い物のワイン、ねえ……。

[小津の持ってきたワイン>>496を一瞥する]

(545) gurik0 2016/06/23(Thu) 02時頃

【人】 小悪党 ドナルド

[“今”の怒鳴はあのゲームの最中のように。
何でも人の言う事を信じてしまう“お人好し”ではない。
極道の世界は、それでは生き残れないのだ。

エントリー料によって一時期失われていた、
冷徹なまでの彼の“狡猾さ”は。

小津の“嘘”>>506を見抜いていた]

(546) gurik0 2016/06/23(Thu) 02時頃

【人】 小悪党 ドナルド




(―――まったく粋なことをしやがるなァ、こいつは)


 

(547) gurik0 2016/06/23(Thu) 02時頃

【人】 小悪党 ドナルド

[静かに目を伏せて。
次に顔を上げた怒鳴の表情は、素知らぬ顔。

今日は、テメエの顔を立てて。
気付かないフリをしてやろうじゃねえか。

それは、戦友の新たな門出を祝う盃]

(548) gurik0 2016/06/23(Thu) 02時頃

【人】 小悪党 ドナルド




 今日の良き日と。“相棒”との再会に ―――― 乾杯。**


 

(549) gurik0 2016/06/23(Thu) 02時頃

【人】 学園特警 ケイイチ

― MORIタワー番外 ―

あの時のパートナー?
あぁ、輝にいの事か。元気、超元気。

[たまたま、前日に証明写真の練習用にスマホで撮った写真を見せる。
途中で単なる部屋でポーズをつけたりふざけている画像になっていたりもするのだが。人によっては、TERU様撮影会(途中で圭一も混ざる)にでも見えただろうか。]

あの一週間の話、一緒にしたいなら、また呼ぶぜー。
どっちみち、うちにいるし。
今は俺が世話してるみたいなもんだから。

[この時の皆方のステータスは、求職中。
間違いは言っていない。
輝にいも喜びそうだなー、などと軽く笑いながら話を続けて。
大事なことを言い忘れていた。

「皆方は、自分の叔父」

この一連の発言について、どう受け止められたのかは、死神ならぬヒトシのみぞ知る。**]

(550) uyuki 2016/06/23(Thu) 02時頃

【人】 ひとづかい トリ

─Q「輝にい」と圭一はどこまで済ませたのか─

[見せられるスマホの画像、おそらくは圭一が撮っていたのだろう。
が、途中から二人で一緒に映っている。表情から察するに「輝にい」が圭一を誘ってのだろう。嫌々な顔が段々に絆されていく様がスクロールで物語性をも映し出す。

中には「輝にい」が圭一の肩に手を回していたり、腰を触っていたり、頬にキスしようとふざけていたり。]

[「輝にい」との関係性は叔父と聞いていたが、叔父と甥というだけの関係で片づけていいだろうかと疑問符を浮かべる。そのつかめない距離感に首を傾げていると、親友からの突然の誘いに思わずたじろぐ。]

 えっ、い、いや。いい…。
 間違いがあったら…困る。

[自分の発言には深く触れず。
直後。

>>「今は俺が世話してるみたいなもんだから。」<<

この時、鳥飼寿に電流、走る。]
 

(551) miduno 2016/06/23(Thu) 02時半頃

【人】 トレーサー キルロイ



 ── あ、ねこ。

.

(552) nabe 2016/06/23(Thu) 03時頃

【人】 トレーサー キルロイ

 ── Sequel:ねこの季節はまた巡る ──

[ 今日は、
 野良猫がふてぶてしく路上に転がっているくらいの、
 気持ちのいい晴れの日で、

 おれは、真っ昼間から、ひとり、
 注意深く住宅街を歩いていた。

 警戒する素振りも見せないその猫に、
 おれは、なんだか、吸い寄せられるみたいで、]

 …………、

[ きゅうけーい、と、心の中で宣言して、
 おれは、道端によいしょと腰を下ろした。

 今年も、迷い猫を探していた。]

(553) nabe 2016/06/23(Thu) 03時頃

【人】 トレーサー キルロイ

[ あの、一度迎えた終わりから、数年が経ち、
 おれは、まともに食事をとるようになったからか、
 5cmくらい背が伸びて、

 なんとも、自由気ままなおとなになった。

 夢、なんて、大それたものじゃないけれど、
 これがしっくりくる、というか、
 性に合う、というか、って、
 正直、また幼馴染が拳を握りしめそうな、
 大雑把な主張を振りかざして、]

(554) nabe 2016/06/23(Thu) 03時頃

【人】 トレーサー キルロイ

[ ── 強いて言うなら、

 怪訝そうな顔をした彼に、おれは言った。

 ── 名探偵然としたおとなが猫を探してる絵面に、
 ── 夢を壊されるこどもが、減るように。

 畳み掛けるように、おれは言う。

 ── 得意だったんだ、おれ。猫、探すの。

 とまあ、そんな馬鹿げたことを、
 いけしゃあしゃあと言えてしまうくらい、
 おれは、なんというか、元気に生きている。]

(555) nabe 2016/06/23(Thu) 03時頃

【人】 トレーサー キルロイ

[ 出版社でのオシゴトは、
 きみの役に立ててる気がしたり、
 きみの作品に関わることができたり、
 とても、楽しかったんだけれど、

 きっかけがきっかけだから、
 ずっと甘えているみたいで、
 いつかは離れようと思っていた。

 っていうのもあるし、

 ── 結局のところ、

 ”ふつう”の暮らしが遠かったおれには、
 緩まったままだったり、なくしっぱなしの頭のネジが、
 やっぱり、いくらかはあるんだと思う。]

(556) nabe 2016/06/23(Thu) 03時頃

【人】 トレーサー キルロイ


 ……休憩、終わり。

[ 日が暮れちゃうし、って、
 おれは、ゆるやかに立ち上がる。
 野良猫は、「なあん」って一声鳴いた。

 今、なにをして生きてるの、と言われたら、
 「なんでもするよ」っていうのが、
 たぶん、一番正解に近い。

 迷子の猫を探すのが得意だよ。
 引っ越しの手伝いでも、ゴミ屋敷の掃除でも、
 なにかの列に並ぶとか、送迎とか、
 探偵まがいのことでも、何かの助っ人でも、なんでも。

 おれの良識と力の範囲内で、
 できそうなことなら、なんでも。

 っていうと、誰かが笑いそうだけれど。]

(557) nabe 2016/06/23(Thu) 03時頃

【人】 トレーサー キルロイ

[ さてと。おれはまた、慎重に歩き出す。

 いつか住んでいた団地の前を通っても、
 もう、乱暴な落書きもなにもないし、
 おれが脳天気な顔で歩いていても、
 視線が気になる、ということもない。

 なんだか、ひどく平和で、
 やっぱり、たまに、
 おれがこんなにのんきに生きてていいのかって、
 思うけれど、

 とりあえず、今は、これが、
 身の丈に合って、しっくりくる、
 いつか言われた”おれの幸せ”なのかなあって、
 思ったりも、するのだ。]

(558) nabe 2016/06/23(Thu) 03時頃

【人】 トレーサー キルロイ

[ それから少しして、
 名入りの首輪を付けた猫を捕まえた。
 元気そうな様子に安堵していたら、
 ケータイに電話がかかってきて、
 明日は引っ越しの手伝いをすることになる。

 何もかもにも恵まれている、
 というわけではないけれど、
 おれの生活は順調だ。おれは幸せだよ。
 って、今も、伝えたいと、一番に頭をよぎるのは、
 やっぱり、他の誰でもない、きみの顔なのだ。

 なんせ、きみは、
 おれの自慢の、幼馴染であり、恩人である。**]

(559) nabe 2016/06/23(Thu) 03時頃

【人】 ひとづかい トリ

[>>551続き
世話?
ん、世話?

世話って俺がフィリップにしてるみたいなもんか?
いや、でも彼は男…。いや、でもあの男のフェロモンをもってしたらそれはあり得る話なのか?

首輪をつけて、鎖に繋がれた皆方のイケナイ想像をしてしまうと眉間の辺りを押さえて心を落ち着けようとする。]

[こんな苦悶を知らず、笑いかける親友に
あなたは女の子にモテすぎて一線を踏み外してしまったのですか?
などとは聞けず。]

[後に、中学の同級生にあったときに
彼は踏み外してしまったのかもしれない、なんて
不確かな情報を流せば、田舎ではそれはまことしやかに
真実として語り継がれていってしまうのだった。*]

(560) miduno 2016/06/23(Thu) 04時頃

【人】 営利政府 トレイル

― After day/ヴァニタス・コロシアム ―

[北見さんとカフェぱせりで会ってから暫く後。

そのあいだに景山さんにお礼を言いに行ったり>>473
彼からもう一組――桐原率くんと森里佳さんについて話を聞いたり>>474
もしかしたら、檸檬の香りのするタクシーに乗ることもあったかもしれない。

彼らにもお礼を言いたいと思っていたものの、
思っていた以上に忙しくなってしまい、気がつけば季節は変わっていた。]

(561) yuno 2016/06/23(Thu) 05時頃

【人】 営利政府 トレイル

[僕の周りで変わったことと言えば、あのあと家を出たくらい、だろうか。
今はモリ区からそれほど離れていないアパートで一人暮らしをしている。
最初の頃は慣れないことに戸惑うことのほうが多かったけど、でも、あの七日間を思えばどうということはない。

家族のことは、今でも決して嫌いではない。
向こうが僕のことをどう思っているかは、正直なところよくわかっていないけど。

……いや、それは嘘になるかな。
それでも、僕は自分の選択を後悔はしていない]

(562) yuno 2016/06/23(Thu) 05時頃

【人】 営利政府 トレイル

[家を出る前、弟と少し話をすることができた。

「本当にやりたいことがあるのなら、それをやればいい。
 父さんたちに反対されても、それでもやりたいと思うことがあるなら」

今の僕は、あの頃のように、
彼の望みに素直に頷くことはできない。
僕は、僕自身“やりたいこと”を見つけたから。

それは決して楽しいことばかりではなかったし、
しんどいなと思うことのほうが多かった。

――…それでも、あのとき彼女に貰った“魔法”>>0:270>>0:275は、
僕が自分自身の望みを叶えようとしなければ、
もしも諦めてしまっていたら、決して与えられることはなかった。

いつか、彼と話をするときに、
彼にもそういうものが、見つかればいいなと思う。]

(563) yuno 2016/06/23(Thu) 05時頃

【人】 営利政府 トレイル

[そして季節は夏。
――"フォレスト・サマー・フェス"
ヴァニタスコロシアムで開催される、アーティスト達の音楽の祭典。
そこに、僕は参加していた。]

 …。

[日没とともに訪れる出番を待つ。
覆面なしでのイベントは初めてで、いつも以上に緊張するけれど]

(564) yuno 2016/06/23(Thu) 05時頃

【人】 営利政府 トレイル

[また、会えたら話したいことはたくさんある。
あれからちゃんと、家族や友人には会えたのか、とか。
学校はどうだろう、とか。
でも、今はそれよりも、彼女の“お願いごと”を叶えよう。

――彼女が取り戻してくれたこの“声”が、
彼女に、そして“世界”に届くように。

雑音に埋もれ行く街と、
かつてコンポーザーの彼はそう言っていた。

この世界は決して、美しいものばかりではない。

それでも、この世界にはきっとまだ、僕らの知らない音も、
人も願いもあるはずだから。
――僕はそういうものを見つけたいし、信じたい。]

(565) yuno 2016/06/23(Thu) 05時頃

【人】 営利政府 トレイル

[そうして、出番がやってきて僕はステージに上がった。
ここから見る観客席は、まるでサイリウムの星の海のよう。]

 こんばんはー!! どうか楽しんでいってください!!

[そうしてアリーナから聞こえてきた声>>469に笑顔で手を振って]

(566) yuno 2016/06/23(Thu) 05時頃

【人】 営利政府 トレイル

 ありがとうーー!!!

 僕も大好きだよー!!

[この暗闇にも、サイリウムの輝きにも負けないくらい、
強く、強く声を響かせる。

感謝も喜びも願いも、あらゆる想いを全て包み込んで。
この声がどうか、届いて欲しい人たちに届きますようにと。
僕は歌う。歌い続ける。**]

(567) yuno 2016/06/23(Thu) 05時頃

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