279 宇宙(そら)を往くサルバシオン
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トルドヴィンに3人が投票した。
ワクラバに2人が投票した。
モナリザに1人が投票した。
トルドヴィンは村人の手により処刑された。
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シルク! 今日がお前の命日だ!
2020/09/03(Thu) 00時頃
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時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
シルクが無残な姿で発見された。
現在の生存者は、アーサー、ミタシュ、ワクラバ、モナリザの4名。
― 翌朝 ―
[談話室や各部屋のモニターに、昨日の投票結果が表示されている。]
『本日の追放者:トルドヴィン』
(#0) 2020/09/03(Thu) 00時頃
[三隻目のポッドが船から離れていく。
遠く、遠く。最愛の女王と同じ運命を辿った男を乗せて。]
(#1) 2020/09/03(Thu) 00時頃
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─ 昨日、談話室にて ─
今日、一人のクラゲさんが……? えっと、それって。
…………?
[ワクラバさんからの問いかけに、私は首を傾げた。>>4:165 どう、なんだろう。辺りを見回しかけて、やめた。これはきちんと、一人で考えないといけない事柄だから。]
(0) 2020/09/03(Thu) 00時半頃
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えっと、ううん……。 でも、今ってクラゲさんは2人いるのね?
それじゃあ、クラゲさんは両方生き残ることも出来るんじゃないかしら。 誰かクラゲさん以外、を追放出来るなら…。 どっちも、生きられるよ…ね?
[ワクラバさんが語った前提>>4:106に思考が回ることはなくて。ただ数ばかりを数えて、わたしは答える。 彼の意図が良く分からなくて、わたしの首は斜めに傾いだ。]
(1) 2020/09/03(Thu) 00時半頃
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― 談話室、続き ―
[モナリザの反論(>>4:172)を聞き、 少し長く視線を留める。]
…
[言葉を纏めるための間があった。]
絶対とは、伺っていない。というが、 不確定な情報ならば、そう書いてあると思うが。
お前はそこから疑うんだな。
…… お前が、そこから疑うのか。 提示された、データを?
(2) 2020/09/03(Thu) 00時半頃
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[続けたのは沈黙だ。 言葉を、考えを、纏めるための時間が欲しかった。]
ヒューマノイドとは、そういうものか?
[だから追加の質問はそれだけだ。]
…
[今日ひとり追放できた場合、 もう一人を見つければいい。それは至極尤もだったので。 そうだな、とそこには同意を返した。]
(3) 2020/09/03(Thu) 00時半頃
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『閉鎖空間内で"宇宙クラゲ"と寄生されていない宇宙人の数が同数となった場合、昼間でも宿主を操って捕食を行うことが確認されている。』
私が得ているデータはこちらです。
[>>2ワクラバに向け、先般モニターに映されていた文言を、一字一句違わず読み上げる。 データとしてメモリーに記録されている。]
私はこれを、そういった行動を取りうる、と解釈しました。 解釈の理由と致しましては、それ以前に『宇宙クラゲは非常に狡猾である』と認知していたためです。 狡猾とは高い知性を持つことを示します。 そのため、その行為が有用な場合のみ行う、と判断しました。
この解釈が誤っている場合は、訂正いたします。
(4) 2020/09/03(Thu) 00時半頃
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そういうもの、とはデータを疑うことに対してでしょうか。 提示されたデータの有用性については、常時精査を行っています。
[ワクラバ氏の追加の疑問には、肯定を返した。 すべてのヒューマノイドがそういうもの、かは肯定しかねるが、少なくともこのモナリザはそうだった。]
私はデータからでしか思考を行うことができません。 そのため、誤ったデータを思考に利用すると判断に支障をきたします。
今は、宇宙クラゲの生態・本能・行動事由についてのデータを重点的に確認、精査を行っているため、些細な綻びも疑うようAIの判断基準を上げています。
(5) 2020/09/03(Thu) 00時半頃
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[ミタシュの返答を聞く。(>>0>>1) 聞く時は、ただ視線を置いていた。]
… …… ………
[沈黙のまま、彼女を見る。]
くらげは、くらげと他の宇宙人が同数になると、 その時点で捕食をはじめるらしい。
と、提示されたデータにあった。
くらげ以外を、追放したら、 まわりの全員が食べられて、 残っているのはくらげだけ、だと、 しらせることになる。
… わかるか?
(6) 2020/09/03(Thu) 01時頃
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しっている情報は、おなじだ。
[暫しの沈黙。 機械音、その間も視線はモナリザへ置いたまま。]
そう、行うことが、確認されている、だ。
それが、不確定だとしたら、 「行う可能性がある」ではないのか。 くらげを殺せと提示されたデータに、 確定か不確定かの情報は大事であると思っている、
それらのデータが出回っているという事は、 前例があった、と解釈した。
狡猾であり、行為が有用な場合のみなら、ば、 そういう、示し方を、する、と
[機械音、沈黙、続ける、]
(7) 2020/09/03(Thu) 01時頃
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… 思っている。俺は、だが。 どう思うかは、またそちらの自由では、ある。
狡猾だからという前提で、 という話なら、理解ができる、範疇だ。
(8) 2020/09/03(Thu) 01時頃
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[追加の質問への返答を聞き、 また沈黙を置く。]
そうだ。 ――― そうか。
ならば、解る。 そこに関しては、疑う理由ではないのだろう。
もうひとつ、 ヒューマノイドにも、 感情は、あるか?
[誰かとの会話で漏れ聞こえた事があったかもしれないが、 直接訪ねたのははじめてだ。]
(9) 2020/09/03(Thu) 01時頃
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[その返答や、アーサーやミタシュの様子を眺めた後、]
…喋りすぎた。
[そう呟くと、談話室を後にする。
のそのそと動き、 自室に戻り、選んだ名前は結局、]*
(10) 2020/09/03(Thu) 01時頃
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仰ることもご最もです。 確定情報か不確定情報か、その情報は非常に重要と考えます。
前例があったとの解釈もその通りでしょう。 前例なき状態でこのような情報は出回りません。
[ワクラバ氏の考え方>>7に、何ら異論はない。 データに対する捉え方、思考方法の違いだろう。]
自由をいただけるのならば、訂正はせずにおきます。 可能性をシャットアウトすることは、時に危険を伴いますので。
理解をお示しいただき、感謝いたします。
[首部アームを軽く上下し、一礼する。]
(11) 2020/09/03(Thu) 01時頃
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私に感情は組み込まれておりません。 近しいものをシミュレートすることは可能ではありますが、私のマスターはあまりそれを望まれませんでしたので、AIの成長も芳しくなく、皆様にはご迷惑をおかけしております。
[追加の質問にも、訥々と答える。 感情がないことをよく問われる。ないものは得られないが、あることを求められているのだろうかと、AIは思考した。]
(12) 2020/09/03(Thu) 01時頃
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そう、ね。そう……
[ワクラバさんの言葉。ひとつ、ひとつ考えてみる。>>6 そうして、こんなにたくさん彼と話すのは初めてだなと思った。 彼が言葉を発するのを聞いたのだって、昨日やそこらが初めてのことだ。]
わかる、けど。 でも一人だけのクラゲさんが残るなんて、ないのじゃない? そうやって、数少ないことを隠して生き残れるなら。 3人、追放した時点で食べるのをやめてしまえば良いんだわ。
猫さんの言うことなんて、気のせいってことにしちゃって。 追放されたのが3人、だから宇宙クラゲも3人。 そういう「こと」にしてしまえばいいって、
……そう、ならない?
(13) 2020/09/03(Thu) 01時半頃
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[頭がこんがらがりそうだ。 でも、誰を見ることもなく頼ることなくワクラバさんへと言葉を返す。お兄さんが傍にいてくれたなら、その存在を心強く思いながら。]
でも、「ならない」 ならないんだわ、きっと。
一人だけのクラゲさんなんて残らない。 残っている以上は、襲うのでしょう。 それがクラゲさんの習性なのじゃ、ないかしら。
あるのは多分、彼らが全部を襲い尽くした後に「宇宙クラゲを退治した」と言い張るか。もしくは本当に宇宙クラゲを退治しきるか、それだけってことなのじゃない?
(14) 2020/09/03(Thu) 01時半頃
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……そして。 今日間違えれば、襲い、尽くされるのは私たちだわ。 わたしが考えるのは、それだけのこと。
[答えた身体が微かに震えた。 義体だろうとなんだろうと、怖いものはやっぱり怖い。 ワクラバさんが納得したかは分からないまま。 わたしは、胸元を手で押さえる。お姉さんと薄荷さん。ふたりぶんの形見を預かった、胸元を。]
(15) 2020/09/03(Thu) 01時半頃
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おやすみなさい。
……あっ!! お兄さん、あのね…っ
[のそりとワクラバさんが部屋を出ていく。 シルクさんも猫さんもモナリザさんも、各々が各々の部屋へと戻っていく。そんな中で、わたしはお兄さんを呼び止めた。>>4:171
お兄さんの手が上がりかけて、落ちる。 その手が頭の上に、落とされることはなく。]
(16) 2020/09/03(Thu) 01時半頃
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明日……っ 明日はね、キャンディ忘れずに持ってくるから。
ちゃんと、持ってくるから。
[───だから、また明日ね。そう音になることはない。 それ以上なにを続けていいか分からなくて、休むようにとの言葉に頷きを返す。
不安、だった。予感はある。 わたしは、その予感の外れることを一人 *祈った。*]
(17) 2020/09/03(Thu) 01時半頃
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― 朝、自室 ―
[今日も無重力の中に居る。
機械音が響く。 響く。響く。
脳内チップが熱を持ちはじめていた昨日、 随分とたくさん使ったなと思い返した。
生きている、と思う。 死んだってよかったのに、とも思った。
本当は自分だって、 名前を選ばれてもよかった。
それを言葉にする事は、ないけれど。]
(18) 2020/09/03(Thu) 02時半頃
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[―― 人を殺した事がある。 それゆえに元居た場所を追われ、 ただ一人移民船に乗り込んだ。
ヘリンへの言葉は、(>>3:62) その時に別の人へ言った言葉と似ていた。
相手は小さな子供だった。 その子もまた、人を殺した子供だった。
俺は、逃げて来たのだ。 逃げて来て、一人で、生きようと、
思って、思おうとして、 ―――― だめだった。]
(19) 2020/09/03(Thu) 02時半頃
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[三つ目の理由は、男が(>>3:57) 人を殺した事があるからで、 犯罪者で、逃亡者だからだ。]
(20) 2020/09/03(Thu) 02時半頃
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[他の人間がどういった者たちなのか、 最初は解らなかったし、 自分の中の機械音と鉄さびのにおいは、 自分自身でも好きになれるものではなかったし、
人殺しの子供の事を思い出すと、 自分は他の人間に近付いていいやつではないと思ってしまう。
自分がいなくても、楽しくやれる連中ばかりだ。 その空気に触れるのは嫌いじゃなかったから、 たびたび談話室へとも向かった。
不気味だろうと思う。 諦めているのではないのかと呆れる。
それでも、 俺は、他人の事が好きだった。]
(21) 2020/09/03(Thu) 02時半頃
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[だから、見ていたんだ。 よく見ていると言われた。見ていた。
奴隷から解放された洗剤の事も、
場を明るくしていた女の事も、 電子音に親近感を持っていたゼリーの事も、 跳ねまわるようだった技士の事も、
あの威嚇に似た蜂の触角も、その有様も、本人も、 それに寄りそう小さな子の事も、
優しいと思った事があるヒューマノイドの事も、
―― すり寄ってくれた猫の事も、 …みてて、といった気体の事も。]
(22) 2020/09/03(Thu) 02時半頃
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[空中を漂いながら、 瞑目すらできない。 長い間、瞼を閉じれる様には出来ていない。
無重力の空間にいるのは、 座れないためだ、 横になったら起き上がるのが困難なためだ、
身体の芯にある鉄は錆び、 上手く体が動かない。においの元凶はここだ。
この身体で移住先が見つかったとしても、 本当に生きていけるかも疑問だ。]
(23) 2020/09/03(Thu) 02時半頃
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――…、
[窓の外を見る。 今日もまた、冷凍ポッドが射出された。
重力制御をオンにして、 窓際へ行く。モニターを見る。
中身を知る、]
…トルドヴィン。
(24) 2020/09/03(Thu) 02時半頃
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[幸せだな、と自分が言い放った相手だ。 だって、そうだろう。
痛い腹がないのだとおもったのだ。 部屋を探られても、何を見られても、 拒否反応が出るほどの感情はないのだろうと。
俺はいやだ、俺はむりだ、 みられたくないものなんて、たくさんある。 知られたくないことだって、たくさんあった。
少ない荷物の中身。 部屋に満ちる鉄さびのにおい。
犯罪者の証拠、厭われる元凶。 見つけられたくないのに手放せないもの。
ああ、だから、 彼の有様を好ましく思ったのかもしれない。 幸せではない顔を見れたから。]
(25) 2020/09/03(Thu) 02時半頃
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うう、
(26) 2020/09/03(Thu) 02時半頃
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[話せばよかった、と思った。 話しても困らせるだけだったろうとも思った。
敵対する相手に対してみせたあの顔は、 彼が彼らしいと思えるものだった。
でもそれは、くらげだったんだろうか。
らしさとはなんだろうか。 彼が本当にくらげに寄生されていたとして、 くらげに寄生される前からかかわりを持っていたら、 なにかがわかったのだろうか。
シルクのいう、こころ。 やはりそれは難しいとも思っているけれど。
知ればよかったと思う後悔は、 もはやどうにもならない。]
(27) 2020/09/03(Thu) 02時半頃
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[この後悔は、毎日している。
スプスプイ、 ヘリン、 トルドヴィン、
毎日しているのに、懲りず、また、 今日もしてしまった。
明日もするのだろうか、と思って、 明日がそもそもあるのだろうか、とも思った。]
(28) 2020/09/03(Thu) 02時半頃
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モナリザ、ミタシュ、 アーサー、
…シルク。
[この中に二人。アーサーは違う。 残りは、三人。]
[ミタシュの昨日の話を思い出す。 (>>13>>14>>15)]
(29) 2020/09/03(Thu) 02時半頃
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― 昨日、談話室 ―
概ね、似たような考えだ。
[ならない。きっと、というミタシュに覚えたのは共感だ。]
ひとりのくらげが残る方法は、 今、ミタシュが言った事だ。
彼らが全部を襲い尽くした後に「宇宙クラゲを退治した」と言い張る。
くらげが二人、いるときに、 …
(30) 2020/09/03(Thu) 02時半頃
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ああ、そうか。
くらげが誰かを捕食するのは、一晩に一人だが、 "こちらがくらげだと思う相手を殺す"のなら、 それは相手が何人でもいいわけだ。
[冷凍ポッドへの投票で、ひとりきりしか殺せないと思い込んでいたけれど、人をくらげと思わせるのならば、ここで直接、手にかけるのならば。]
(31) 2020/09/03(Thu) 02時半頃
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…あたまがいいな。
[そしてそれは彼女がきちんと考えたことの証明だ。 今日間違えれば、という言葉にも、頷いた。]
なるほど。 トルドヴィンの、言ったとおりか。
[彼女は思ったよりも強い、と。(>>4:82) その言葉がすとんと腑に落ちて、ミタシュを疑う気持ちが少し薄れる。 彼と彼に添う様子に少し、視線を置いた。]*
(32) 2020/09/03(Thu) 02時半頃
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― 朝、自室 ―
[だとしたら、 …だとしたら、残りの二人。だろうか。
これ以上一人で考えていても仕方がない。 今日もシルクの提案に則って、談話室へと向かう。]
(33) 2020/09/03(Thu) 02時半頃
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― 談話室 ―
[のそり、と姿を表す。
無言のまま、窓の傍で佇んで、 来訪者を待ち、来たならば都度視線を置くだろう。
もし、トルドヴィンがくらげに寄生されていなければ、 全員が集まる前に、くらげの捕食がはじまるのかもしれない。
そんな事を、想いながら。]*
(34) 2020/09/03(Thu) 02時半頃
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――まだ昨晩の談話室――
[シルク少年から疑問への返答>>4:177があれば、ヒューマノイドは軽く頷いてみせた。]
左様ですか。 ――いえ、対象となる者は私を含めシルク様以外に5名、アーサー氏を除いても4名いる、と考えられましたので、2名に絞った上で断定されていた理由が何かお有りかと思いまして、お尋ねした次第です。
本日は時間が限られておりますので、よろしければ明日にでも、ワクラバ氏を除いた理由をお聞かせくださればと思います。
[もう、夜も差し迫った時間だ。 生かすもの、その理由よりも、ひとりでも宇宙クラゲを選択することに注力しなくては。 そう伝えて、ヒューマノイドは選択のための時間を取ろうとした。 が。]
(35) 2020/09/03(Thu) 08時半頃
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アーサー氏。 少々、よろしいでしょうか。
[談話室を出、自室に戻ろうとするアーサー氏がいれば、それを追うように談話室を出ていく。 ヒューマノイドが自発的な行動をとった、非常に珍しい姿だった。]
(36) 2020/09/03(Thu) 08時半頃
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[呼び止め、後を追いながらも、ヒューマノイドはすぐには本題に触れず。 人気の少ない廊下に移ってから、ようやくスピーカーから音声が発せられる。]
『襲われた理由』について、ひとつ見落としがある可能性を想定しました。 誠に恐れながら、ヘリン女史のお話でなく、恐縮なのですが。
今朝、トルドヴィン氏に『今日もクラゲを見つけなければ全滅』と伺ってから、ずっと違和感を感じていたことがありました。 なぜ、スプスプイ様がたがあの日、襲われてしまったのか、についてです。
(37) 2020/09/03(Thu) 08時半頃
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昨日、残人数は8名でした。 ひとりが追放され、ひとりが襲われる、その繰り返しとなるため、本日残ったのは6名でありました。
昨日はスプスプイ様がたの死亡により、コータ技師の報告に虚偽が発覚し、そのため追放の流れとなりました。 ですが、虚偽を発覚させず、情報が錯綜したままであれば、我々は8名の中からまたひとり、過ちを犯す可能性もありました。 そうして6名となるならば、3:3です。
(38) 2020/09/03(Thu) 09時頃
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私はずっと、スプスプイ様がたが殺害された理由は、コータ技師を犠牲にしてでも、宇宙クラゲを見つける可能性を排除したいのだと思っていました。 ですが、敢えてコータ技師を犠牲にせずとも、ただ議論を惑わすだけで、ひとつの犠牲もなく宇宙クラゲは我々を蹂躙できたはずなのです。
であるにも関わらずスプスプイ様がたが襲撃を受けたのは、あの方がすでにもうひとり、宇宙クラゲを見つけていたからなのではないでしょうか。 可能性、ではなく、すでに確約されていた。
(39) 2020/09/03(Thu) 09時頃
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あの晩、スプスプイ様がたはワクラバ氏に分隊を預けに行かれました。 翌朝分隊は死亡して見つかり、追ってスプスプイ様がた本隊の死亡が確認されています。
あの分隊が、本隊の死亡なくして死亡するはずだったものだとしたら。 スプスプイ様がたは、すでにふたつの宇宙クラゲを見つけた功績者です。 そうなることを避けたかったのではないかと、推測しました。
[遠回しではあるが、ワクラバ氏を強く疑う発言をアーサー氏に伝える。 氏は、殺害理由について深く考えていた。 ヒューマノイドは、宇宙クラゲの生態や思考に基づく推論を思考の基準としていた。 互いにこの認識がある状態ならば、話を聞いてもらえるのではと思考した結果、アーサー氏にだけ伝えるという選択をとった。]
(40) 2020/09/03(Thu) 09時頃
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お伝えしたかった件は、以上です。 また明日お会いできることを、お祈りしております。
[宇宙クラゲ殲滅において、アーサー氏の能力が貢献する部分は大きい。 再び朝を迎えたいと祈りを述べ、ヒューマノイドは自室へと道を違えた**
(41) 2020/09/03(Thu) 09時半頃
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─ 昨晩 : 談話室 ─
[ しばらくは黙って話を聞くに留まっていた ワクラバの言葉に>>4:165 ]
…、分からんな。 今日クラゲを追放しても それで追求の手を緩めるような我々ではないだろう?
[ ワクラバの考え>>4:106を聞いていないから 言葉の意味は上手く伝わらなかったようだ
その後ミタシュの返答に答えたワクラバの答え>>6を聞いて ]
(42) 2020/09/03(Thu) 15時半頃
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なるほどな。今日追放出来なければ捕食が始まり宇宙人は全滅する。…残った人が宇宙クラゲだ、と。
[ 首を傾げて ]
(43) 2020/09/03(Thu) 15時半頃
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残った二匹は、港に到着した後に "ソランジュ"、"コータ"、今日追放した者。 その3人が寄生されていた、と主張することで 生き残れる可能性がある。
生きてる間でも、死んだ後でも… 彼らが宇宙クラゲに寄生された何かしらの証拠を見つけたのだ、と。どうせ真実を伝える者など残ってはおらぬのだからな
[ その状況になれば自分も残ってはいまい。 それを怖いと思う段階は通り過ぎていた
正確な事を言えば、港につけば乗客は全員検査されそこで宇宙クラゲは発見される>>0:#0。…のだが知らされていないことは知りようが無かった
提示されていたデータは言葉通りに受け取っていたため 「同数になれば捕食が始まる」点に疑問は挟まなかった
結局ワクラバ>>30やミタシュ>>14と似たような考えに至っただろうか ]
(44) 2020/09/03(Thu) 15時半頃
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やる事は何は一つだけ。 残る二匹を見つけて、追放する。 生き残れるのはどちらか一方だけだ。
[ クラゲが人を襲わない事が出来るなら。 話し合いの道を取れるならば。 …選びたかったのはそちらの道だ。
きっとそれは望めないのだろう、と。寂し気に笑った ]
(45) 2020/09/03(Thu) 15時半頃
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─ 昨晩 : → 自室 ─
ああ、良いが。
[ 呼び止められ>>36不思議に思いつつも人気の無い場所までついて行った ]
何故スプスプイが襲われたか、か。 確かに、あの日スプスプイが襲われなければ コータの寄生されていた事実が明るみになる事は無かった。
確固とした情報など無い中で 結託した3匹のクラゲが議論を誘導出来たとするならば…
[ 確かに、蹂躙されていた可能性がある ]
なるほどな。 それは、スプスプイを襲撃する確固たる理由になるだろう。
[ しばらく考えて ]
(46) 2020/09/03(Thu) 15時半頃
|
|
話してくれて、ありがとう。 ちゃんと考えてみるよ
[ ここまで来たのだから、鵜呑みにしては、きっとダメだ。 でも新しい視点からの意見をくれる事は純粋に嬉しかった
礼を言って自室に戻っただろう*]
(47) 2020/09/03(Thu) 15時半頃
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─ 夜 ─ [ これで3度目だ。
追放された者を詰めたポッドが船から離れた頃>>#1 淡い光の中で猫は再び虚空を見つめていた。 ガラス玉のような瞳の中にはクラゲの触手に囚われたトルドヴィンの姿が映りこんでいた ]
トルドヴィン。
[ それだけを呟いて悲し気に目を伏せた 彼は実際にはそこには居ないだろう。 その事を知りつつも話しかけずにはいられなかった
いや、悲し気な顔をする資格など、自分には無い。 彼が寄生されていると考え、そして投票した。自分は手を下した一人だ ]
(48) 2020/09/03(Thu) 18時半頃
|
|
─ 夜 ─ [ これで3度目だ。
追放された者を詰めたポッドが船から離れた頃>>#1 淡い光の中で猫は再び虚空を見つめていた。 ガラス玉のような瞳の中にはクラゲの触手に囚われたトルドヴィンの姿が映りこんでいた ]
トルドヴィン。
[ それだけを呟いて悲し気に目を伏せた 彼は実際にはそこには居ないだろう。 その事を知りつつも話しかけずにはいられなかった
いや、悲し気な顔をする資格など、自分には無い。 彼が寄生されていると考え、そして投票した。自分は手を下した一人だ ]
(49) 2020/09/03(Thu) 18時半頃
|
|
吾輩は、生きるよ。 クラゲを殺すために。
…寄生された者を救うために。
[ だからちょっぴり長い瞬きの後にはその色は消え 続いたのはクラゲに対する静かな宣戦布告
それは" 再び "自分の元から助手を奪っていった 宇宙クラゲに対する怒りを込めて。
実現できるか?そんな事は知らない。 途方もない夢物語であろうと言い続けたなら現実に。 …そんな言霊を信じている ]
(50) 2020/09/03(Thu) 18時半頃
|
|
おやすみ。トルドヴィン。
[ 敬愛なる助手へ。 せめて安らかに眠れますように ]
(51) 2020/09/03(Thu) 18時半頃
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─ 翌朝 : → 談話室 ─
[ 再び夜が明ける。まだ、生きていた
ほっと息を吐いて、そして最後の話し合いに出かける。 泣いても笑っても今日で終わり 望むのは悔い無き選択だ ]
ッ、シルク!
[ 談話室を目指す道中、シルクの部屋から 掃除ロボットが出て行ったのを見た
慌てて部屋に駆け込めばそこはもぬけの殻で 耳に痛い程の静けさが今日の犠牲者の存在を教えていた ]
(52) 2020/09/03(Thu) 18時半頃
|
|
…、シルクめ、man-juの知恵が遠のいたではないか
[ 信じた者は、再びその命を散らした
不安と寄る辺なさの中で立ち続けるためにはそんな強がりを言う事しか出来なかった。浮かべる表情はきっと泣き笑い ]
お前は、きっと。 立ち止まることを望まないのだろうな
[ 生まれも、育ちも、全く違う二人だった それでも"分からないことは同じ"と。似たものを見た時には嬉しくて。
辛い状況の中でも前に進もうとするシルクを信頼していた ]
(53) 2020/09/03(Thu) 18時半頃
|
|
…行ってくるよ。
[ 今日に至るまでに何人もの命が失われた
皆の総意により宇宙クラゲを2人追放した。 コータの先輩を含め4人の命が宇宙クラゲによって奪われた。
立ち止まる事は、目を閉ざす事は、許されない そうして踵を返して小さな猫の影は談話室の方へ消えていった ]
(54) 2020/09/03(Thu) 18時半頃
|
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─ 談話室 ─
おはよう、ワクラバ。
[ 窓際に居たワクラバ>>34に声を掛けた 他の人が来たなら同じく挨拶をしただろう
そして皆が談話室に揃った後に口を開く ]
(55) 2020/09/03(Thu) 18時半頃
|
|
今日を迎えたから皆分かっているかもしれないが… トルドヴィンはクラゲに寄生されておった。
残りは一匹だ
[ 皆の顔を見渡しながら 伝えるのは、そんな簡潔な事実だ ]
…そして、今晩襲われたのはシルクだろうな。 シルクの部屋には掃除ロボットが入って 綺麗に片付けられていた。
気になるならば、見てきたら良いだろう
[ 感情を殺した声で見たものを伝えた** ]
(56) 2020/09/03(Thu) 18時半頃
|
|
― 昨夜、談話室 ―
[昨日のアーサーの意見も、沈黙を交えながら なるほど、と聞いていた。
ミタシュもアーサーも、 三人食べた時点で食べるのをやめ偽ればいい。 けれど提示されたデータ上そうはならないだろう。 と答えた。
モナリザは、 食べるのをやめるのは同じだが、 そのまま票操作をされるのがこわい。 データを鵜呑みにはしない。 と答えた。]
(57) 2020/09/03(Thu) 20時半頃
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[モナリザが言ったように、 それがヒューマノイドの、モナリザの特性ならば、 それはそうなのだろう。
だが、…。 もう少し、考えを纏めたい。
生き残れるのはどちらか一方だけ。(>>45) その言葉を聞いて特に長く視線を置いた。]
… そうだな。
[そうして、呟く。 これは昨日の談話室での一件だ。]*
(58) 2020/09/03(Thu) 20時半頃
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― 朝、談話室 ―
[やってきた猫の姿が見え、視線を置く。 挨拶に少しだけ目を細めた。
良かった、と思う。 彼が生きている事は素直に喜ばしい。 色々な意味で、だが。
他の誰かが来ても、視線を置く。 ―――…、 … 姿が、見えない。と思った。]
(59) 2020/09/03(Thu) 21時頃
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[解っているかもしれない、と言われた。 確かにこの状況ではじまらないとなると、 そうなのだろうと思う。
トルドヴィンを思い出す。 瞑目は、出来るようにできていなかった。
が、
まだ、見えない姿がある。]
(60) 2020/09/03(Thu) 21時頃
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[本当は、予想はついていたのだ。 この時点で。 姿が見えないのだから。 そうだとしか思えないだろう。
部屋を見に行かなくても、 ロボットの出入りを見なくても、
解る。解っていたはずだ。なのに、]
(61) 2020/09/03(Thu) 21時頃
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[その言葉を聞いた時、(>>56) 少し大きめに、目を見開いた。]
… ……
………
[そうして、無言で談話室を出る。 いつもどおり、のそりとした動きで。
後について来る者がいても気にしないが、 恐らく返事は何一つ返さないだろう。 つまり、気にしない、ではなく気にできないという状況だった。]
(62) 2020/09/03(Thu) 21時頃
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[機械音だ、機械音がする。
けれど、それよりも大きく、 呼吸音と心臓の音が聞こえた。
煩かった機械音よりも、 どうして、解っている、
みててと いっただろう、
逸っても身体の挙動はいつも通りだ。 のそりとしか動けない。もどかしい。]
(63) 2020/09/03(Thu) 21時頃
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― シルクの部屋 ―
[辿り着き、扉を開けた。 そこには何もなかった。]
おい。 …いないのか。
[返事は当たり前のようにない。]
(64) 2020/09/03(Thu) 21時頃
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あさにあつまるていあんをしたのは おまえだろう。
[返事は当たり前のように、ない。]
(65) 2020/09/03(Thu) 21時頃
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―――、、
[ハァ、と大きく深呼吸をした。 シュー、というマスクの音が聞こえた。]
[フーッ フーッ フーッ]
[呼吸は、肩まで伝わる。 その後、大きく はぁあっ…、と息を吐いて、 ごくんと何かを呑みこむようにして、
漸く呼吸を落ち着けた。]
(66) 2020/09/03(Thu) 21時頃
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…みれないところへ いって、 どうする。
[絞り出したのはその一言だ。]
どうする。
おれより、おまえが、 いきのこるべきだったろう。
[視線を下に向ける。 シルクと話すときは、いつも視線を上に向けていたのに。 この体躯で見上げるのは、シルクと話す時だけだった。]
(67) 2020/09/03(Thu) 21時頃
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どうして、おまえまで、
――…
[だから、視線を上にあげた。 気体だったな、と思う。 ちょんとふれられた挨拶を思い出す。]
(68) 2020/09/03(Thu) 21時頃
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[呼吸をもう一度、落ち着けた。 そうして、暫くは沈黙で過ごし、 少し時間が経った頃に、談話室へと戻るだろう。]*
(69) 2020/09/03(Thu) 21時頃
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─ 談話室 ─
[わたしが談話室に向かったのは、きっといつもより早かった。足取り早く、談話室へと向かう。
胸元には薄荷さんとMan-juの包み紙。 そして手にはシュガーキャンディ。 昨日お兄さんに約束した、色とりどりのキャンディを抱えて談話室へと向かう。]
おにい、さん?
[わたしはまだ、メッセージ>>#0を見ていない。 見るより早く、彼を探してここに来てしまった。
予感はある。ひどく不吉な予感が。 それでも顔が見られたなら、そして皆が無事なら不安は晴れてしまうはずだから。そんな儚い希望を抱いてわたしは談話室へと急いだ。
無情なメッセージを、予感、していたのに。]
(70) 2020/09/03(Thu) 22時頃
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… おにいさん、 どこ?
(71) 2020/09/03(Thu) 22時頃
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……………………… そん な、
[彼を探したわたしの目に、モニターと文字が映される。 ばら…、と。音を立てて色とりどりのキャンディが床に散らばった。わたしの目は、残酷なメッセージに釘付けになるばかり。
ポッドは見ていない、見れなかった。 わたしの神経は別のところに集中をしていたから。 気を散らしては、”彼”を死なせてしまうかもしれない。
そんな、ことも。 全ては無駄であったのだけれど。]
(72) 2020/09/03(Thu) 22時頃
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|
おにい、さん……っ!!!
[ああ。そうなんだろう。 彼はきっと、宇宙クラゲに寄生されていたんだろう。
こうして、人々が集まれているのがその証左。 分かっていた。 わたしが口にし損ねた、3つめの名前。>>4:77 それはお兄さんの名前じゃなかった。 消去法で、わたしは彼を疑っていたんだろう。それでも。
お兄さんに票は入れなかった。入れられなかった。 情、が。邪魔をしたのかも知れない。]
(73) 2020/09/03(Thu) 22時頃
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……─────、シルクさん。
[それから。どれくらい経っていたんだろう。 猫さんの声>>56に、ゆっくりとそちらに顔を向けた。
わたしの頬に涙の伝った跡はない。 ただ、声からは感情が抜け落ちてた。]
(74) 2020/09/03(Thu) 22時頃
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… シルク、さん。
[ああ。やっぱりわたしは、なにも出来なかった。]
(75) 2020/09/03(Thu) 22時頃
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[ワクラバさんが部屋を出ていく。>>62 わたしはそれを、どこか呆然とした面持ちで見送っていた。
ぼんやりと、椅子に座っている。 足元には転がったシュガーキャンディ、色とりどりの欠片は床に砕けて。]
……、…
[涙は流れてくれやしない。 わたしは、無言のまま手で顔を覆った。*]
(76) 2020/09/03(Thu) 22時頃
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[いったい、どれくらいだろうか。]
(77) 2020/09/03(Thu) 22時半頃
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[朝を迎えてヒューマノイドは、そう思考していた。 求めているものは、この船が無事に宇宙クラゲの恐怖から解き放たれ、穏やかに次の港に降りられる確率である。 それは、自身の生存確率にもつながる。
今日を乗り越えなければ、明日はない。 それは昨日と同じことに思えて、このヒューマノイド・モナリザにとっては、やや意味が異なっていた。]
(78) 2020/09/03(Thu) 22時半頃
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昨夜までは、まだ光があった。 だが今日を乗り越えねば……我らに明日はない。
分の悪い賭けになってしまったものだな。
(*0) 2020/09/03(Thu) 22時半頃
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[だが、立ち止まっていても仕方ない。 集まるというのが取り決めになっている。 脚部ホイールを回して、するすると廊下を進む。]
(79) 2020/09/03(Thu) 22時半頃
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――談話室――
[出ていくワクラバ氏とすれ違う。 何を、と一瞬ホイールを止めたが、用件は近日の捜索隊と同様だろう。 談話室に集い、誰が、と確かめる。
そこにいたのは、アーサー氏。ミタシュ嬢。 そして今出ていったワクラバ氏と、自分自身。 欠けているのは、]
シルク、様、ですか。
(80) 2020/09/03(Thu) 22時半頃
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― シルクの部屋→ ―
[行きがけにすれ違ったモナリザの方は見なかった。 視線を送る余裕もなかったためだ。
――― 暫くの時間の後、呼吸を落ち着ける。 機械音が、脳内へ戻ってきた。 昨日と変わらぬ自分の様子だ。
のそり、と動き出す。 談話室へと戻る足取りは、来た時よりものっそりとしていた。]*
(81) 2020/09/03(Thu) 23時頃
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[ ゆっくりとした動きでワクラバが談話室を出て行った>>62のを無言で見送った。追う事はしない、できない
...と、何か軽い物が床に転がり落ちる音>>72が聞こえ、振り向けばモニターを見つめる幼い少女がいた ]
…ミタシュ
[ 立ち尽くす彼女に何と声を掛けて良いのか分からなかった。我々は皆、失うものが多すぎた
床の上で砕けた色とりどりの宝石の色を瞳の中に移しこみながら続けた ]
(82) 2020/09/03(Thu) 23時頃
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…。 おはよう。生きててくれて良かったよ。
[ そんな気分ではない事くらい分かっている
慰めるなんて器用な真似は出来なかったから ただ今言える事だけを言った
少女が悲しむ姿を見るのは、苦しい 死を悼み、スプスプイやヘリンの思い出を胸に抱く少女。 例え情に過ぎないものだとしても、今言った事は本心であると悟る。
隣の椅子にひらり、飛び乗った。そこから膝の上に移ろうとちらりと見上げる
避けられたなら、そのまま椅子の上で丸くなった* ]
(83) 2020/09/03(Thu) 23時頃
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─ 談話室 ─
[ふと。意識が呼び戻されたのは、再び猫さんの声が聞こえたせい。 小さな姿がこちらを見上げて、何か優しい言葉を紡いでる。>>83
声の調子が優しくて穏やかで、わたしはまた泣きそうになってしまった。泣くことなんて、出来ないくせに。]
う 、ん。 …猫さん、も。
[ひょいと小さな温もりが膝の上に飛び乗ってくる。 それに、わたしは温もりのない掌を添えた。 柔らかな毛並みを緩やかに指の間に梳いて。]
(84) 2020/09/03(Thu) 23時半頃
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あの、ね。 わたし。 猫さんにも 、ぶじで、居て欲しかったの。
─── ゆ め。
叶えて、くれるんでしょう? だから…ね。
[冷凍ポッドに乗せられて、送り出されて行ってしまった人たち。 広大無限の宇宙空間に、なんの装置もないまま送り出されたそれらは死と同義だろう。
それでも。…それでも、もし。 ────もしも奇跡を願えるならば。]
(85) 2020/09/03(Thu) 23時半頃
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わたしは、猫さんの無事を願ったの。 ずっと。 クラゲさんに襲われることのないように。
わたし、夜に見張っていたの。 …もしも猫さんが襲われるなら、絶対に守るんだって。
[突拍子もない話だろう。 それはいつぞやの、お兄さんに向けた話にも似て。 信じられたいわけじゃない。感謝されたいわけでもない。…ただ。]
だから、……ね。 わたしも、猫さんが、生きていてくれて嬉しい。
(86) 2020/09/03(Thu) 23時半頃
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[昨夜、朝が来たら話を聞きたいと言って別れたシルク少年は、命を絶たれてしまった。 この少ない人数だ、充分にあり得る可能性だったのに、それを考慮しきれなかった。 時間がなくとも、話を聞いておくべきだった。対話不足による後悔は避けなければならないと、そう考えていたはずなのに。
シルク少年の名を出してから、ヒューマノイドは大変に混乱していた。]
(87) 2020/09/04(Fri) 00時頃
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足りない。
[独り言つように、ぽつと呟いた。 それは時間か、情報か。否、すべてだ。
その発声にいずれか談話室の面々が反応するなら、ヒューマノイドは話を続けた。]
私は、シルク様への寄生の可能性をやや強く見ておりました。 宇宙クラゲの特性上、寄生先に選んだ可能性があると考えてのことです。
ですが、シルク様はここにいらっしゃらない。 つまり、宇宙クラゲではありませんでした。
(88) 2020/09/04(Fri) 00時頃
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私がシルク様に懸念を抱くきっかけとなったのが、トルドヴィン様のお言葉でした。 彼は冷静に場を見極め、宇宙クラゲの特性から規制先を探そうとしておられるように見えました。
ですが、今朝、私たちはこうして集まることができています。 私の昨晩の推論のように、まだその時ではないと判断されているだけ、という可能性もありますが、概ねトルドヴィン氏が寄生されていたと考えられる状況です。
判断上、正と見た方が宇宙クラゲで、宇宙クラゲを疑った方が犠牲になりました。 私は非常に混乱し、自身の判断の正確性に不安を覚えています。
(89) 2020/09/04(Fri) 00時頃
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どうすれば……一体どうすればよいのでしょう。 私は、私自身の決定に従っていてよいのでしょうか?
[これはバグだ。想定外挙動だ。 データの信憑性を見誤った。判断基準の正当性が下がっている。 しかし演算をはじめからやり直すだけの時間も情報も、足りない*]
(90) 2020/09/04(Fri) 00時頃
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[ ミタシュの膝の上>>84にひょいと飛び乗りくるんと丸くなった 撫でてくれる指がひどく優しかったものだから、張り詰めていたものがふっと解けて何だか泣きそうになってしまった
ぐるぐると、響く音の正体を猫は知らなかった ]
ああ、必ず叶えるさ。 吾輩は天才だからな
[ 何度繰り返したか分からないその言葉をいやに自身満々にミタシュに>>85言い放って傲岸に笑った
自分が決して天才では無いこと。 冷凍ポッドで送り出した人々を救うことが難しい事。 宇宙クラゲに対する宣戦布告がひどく無謀である事。
…自分がよく分かっていた。
それでも望む未来を見失わないため。猫は何度でも口にする ]
(91) 2020/09/04(Fri) 00時頃
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っ!そんな、危険なっ… 見張っている姿を見られたら ミタシュが襲われる危険だってあるのだぞ
[ ミタシュが守ってくれていた>>86という話を聞き目を大きく見開いた
知らなかった。 小さな少女が自分を信じて守ってくれていた事を。
知らなかった。 …か弱く見えた少女の心はとても強かった事を。
同時に思う。誰かの…ミタシュの護りが無ければもっと早くに命を落としていた可能性を。 続く言葉にくしゃり、顔を歪めた *]
(92) 2020/09/04(Fri) 00時頃
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― 談話室 ―
[のそりと戻ってくる。 そこには残りの三人が揃っていた。]
… ……
[ゆっくりと見渡す。 それはいつもと同じ様子だった。]
(93) 2020/09/04(Fri) 00時半頃
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…
[たりない、とモナリザが言うのが聞こえた。]
なにがだ。
[短く訊ねる。 そうして続けられた言葉の数々を、 ただじいっと聞いている。]
(94) 2020/09/04(Fri) 00時半頃
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考えた事が、正しいなんて、 保障はどこにもない。
…俺も昨日は、 シルクを疑っていた。
[でも、違った。違うと信じる前に、判断する前に、 どうしようもない形で真実を前に引きずり出された今。
この中に犯人がいるのは明確だ。 だけどもそこに憎しみが行くわけではない。 この状況を良くはないと思っているが、 弱肉強食のくらげの習性を責めるつもりもなかった。
くらげに思うのは、ずっと同じだ。 災難だったな。この船に乗らなければ。]
(95) 2020/09/04(Fri) 00時半頃
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判断の、正確性なんて、 きっとだれも、もっていない。 もっていなかった。
昨日までいた、誰もが。 今日いる、誰もが。
確実な事を知っているのは、 くらげだけだ。
(96) 2020/09/04(Fri) 00時半頃
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そして、 …くらげに頼れるわけでもない。
[そうだろう、とモナリザへ向け言って、]
じゃあ、逆に。 そうだな。
誰の判断になら、 まかせてもいいとおもうんだ?
[そう訊ねる。]*
(97) 2020/09/04(Fri) 00時半頃
|
|
……ありがとう、ございます。 お恥ずかしいところをお見せしました。
[ほつほつと紡ぎだされる声に、自身の狼狽が落ち着いていく。]
貴方も、シルク様を。 真実を知っているのは、くらげだけ……
[頂いた情報を、整理するだけでも時間がかかる。 いくつか、並べるように復唱した。]
(98) 2020/09/04(Fri) 01時頃
|
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どなたなら頼れるか、という発言を、どなたなら宇宙クラゲに寄生されていないか、という問いとほぼ同一と判断させていただきます。
そうした観点であれば、今一番に信頼度が高いのは、アーサー氏です。 アーサー氏は宇宙クラゲに感染された方がポッドで射出された場合、その判断を下すことが出来る、稀有なお力の持ち主です。
(99) 2020/09/04(Fri) 01時頃
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実際、私は昨日、アーサー氏より、トルドヴィン氏への疑いを聴取しました。 それにより、私は昨日シルク様の名を挙げることはせず、別の方を選びました。 トルドヴィン氏の冷静さは評価されるべきものでしたが、実際本日我々がこうして集えたことを鑑みても、アーサー氏の判断は正しかったと言わざるを得ません。
[昨夜の投票結果を、ワクラバは確認したろうか。 トルドヴィン氏でも、モナリザ自身でも、無論シルク少年でもない投票先とは、誰か*]
(100) 2020/09/04(Fri) 01時半頃
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|
はずかしい、と思うんだな。 ヒューマノイドでも。
[感情はあるか、という問いに、(>>12) 感情はない、と答えたのは昨夜の話だ。]
今の様子も、 まるで、感情があるかのように思える。
[内に入れた情報を時間をかけて整理する様子は、 自分にも覚えがあり少しの親近感だ。今更だが。]
スプスプイがいなくなったから、 誰がそうなのか、を調べるすべも、 なくなったしな…。
[そのスプスプイですら調べるまでは解らなかっただろう。 やはり知るのはくらげだけなのだ。]
(101) 2020/09/04(Fri) 01時半頃
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…
[アーサーについて聞く。 くらげではない相手が=になるのは納得できることだったため、小さく頷いた。]
アーサーは、そうだな。 俺も、疑っていない。
[昨日の話は初耳だった。 自分が帰った後の話だろう。 猫の方へと視線を向けた。 必然的にミタシュも視界に入る。]
(102) 2020/09/04(Fri) 01時半頃
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… だとしたら、ますます、 アーサーへの疑いはなくなるな。
あの状況で、くらげの仲間が トルドヴィンを選ぶ理由はない。
あいつをくらげじゃないと信じていたのなら、 おまえの行動にも、頷ける。
[投票結果の内訳は公表されていない。 示されるのは追放者の名前だけだ。(>>3:#0)]
…俺が選んだ名前も、トルドヴィンだ。 全員、誰を選んだか、公表してみるか?
[そういうと、その場にいる全員を見渡した。]*
(103) 2020/09/04(Fri) 01時半頃
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|
[ それから暫く後に。
モナリザのぽつりとした呟き>>88を聞けば、ミタシュの膝の上からひょいと飛び降り、テーブルの上へ
"足りない"と。昨晩もまた同じく迷っていた姿>>4:62を思い出す ]
…そうだな。 確かな信じられる真実は、今この場には無い
昨日トルドヴィンを疑った事についても 決して確証があるわけでは無かった
[ 元助手の異変に気付けなかったから今度は見逃したくなかった。それだけの話だ ]
(104) 2020/09/04(Fri) 13時頃
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シルクについても…
吾輩は昨日シルクの事を信じていたから 余程の事が無ければ投票する事はなかっただろう。 だが、判断に間違えるかもしれない、とも思った。
モナリザにこっそり話したのは、それが理由だよ 自分の判断の正確性に迷うのは吾輩も同じだ。
[ 見逃している事は無いのか? 自分の考え方は合っているのだろうか? …いつだって迷いだらけだ。
モナリザの迷う姿には共感を覚えた ]
(105) 2020/09/04(Fri) 13時頃
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…それ、は意味はあるのだろうか…
[ ワクラバの提案>>103に軽く首を傾げたが話し合いの種を摘み取る気は無かったから ]
吾輩はトルドヴィンだな。
[ 簡潔に答えて皆の顔を見渡した ]
(106) 2020/09/04(Fri) 13時頃
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[ そういえば、と思い出したように ]
昨日、談話室で話していた三人は 誰が誰を疑っていただろうか?
[ ヘリンの部屋に行っている間、談話室の会話は聞いていない どのような話し合いが行われたのだろうか、と* ]
(107) 2020/09/04(Fri) 13時頃
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意味があるかは、 きいてから考える。
[アーサーが思ったように、 これは話し合いの種だ。]
しること、は、必要だろう。 誰が誰を疑っていたか、も、含めて。
[アーサーの質問には視線を向けて、(>>107)]
…それをしっているのは、 もう、俺だけだ。
[トルドヴィンは追放され、シルクは捕食された。]
信じるも、信じないも、任せるが、 アーサーを疑うやつは、いなかった。 二人とも、ミタシュの事は信じている、と。 俺は半々だと言った。
(108) 2020/09/04(Fri) 14時半頃
|
|
……
シルクは俺をえらばないといい、 トルドヴィンは俺が疑わしいと言った。 俺はトルドヴィンとシルクが疑っていると言った。
[疑っていると、言って、みてて、と言われた。 思い出し、視線が少し上に上がる。 そこには誰もいなかったけれど。 少し沈黙を落とした後、モナリザへと視線をうつした。]*
ああ、シルクについては、 モナリザも聞いていたはずか…。
(109) 2020/09/04(Fri) 14時半頃
|
|
…、ああ、そうであったな。
[ トルドヴィンも、シルクも。今は居ない ワクラバの言葉から>>108その事実を改めて意識すれば微かに耳が下がる ]
談話室で吾輩を疑っているものは居なかった、と。 ミタシュもモナリザも信じてくれていたようだから 疑う者は居なかったわけだな。
…ミタシュが護ってくれていなければ 捕食されていたのは吾輩であったな。
[ 議論を誘導して追放に導く事が難しい者をどう排除するか。…答えは一つだろう ]
(110) 2020/09/04(Fri) 18時頃
|
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ありがとう。
[ ワクラバの出してくれた情報>>109を 一つ一つゆっくりと頭に染み込ませてゆく]
…この局面になれば、誰かの一票で生死が分かれる事もあろう。宇宙クラゲが仲間の信用を落とす可能性は少ないと考えている。
シルクは、…寄生されていないと確認された者がワクラバを選ばないと言った。その場には居なかったからシルクの根拠は分からないが、選ばないと言うだけの理由があったのだろう。
トルドヴィン…寄生されていた者がワクラバを怪しいと言った。そしてワクラバはトルドヴィンに疑いを向けた。…ワクラバが寄生されていたとしたら、仲間同士で信用を落とし合うのは賢い策ではないな。
種の生存は考えず、個の生存のみを考えるならば、あるだろうがな。 [ 感じた事をぽつぽつと並べた 全てはワクラバの言葉が真実である事が前提だ 今は聞いていない会話を検証するための材料は、ない ]
(111) 2020/09/04(Fri) 18時頃
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何故、今日シルクが襲われたのか。クラゲが襲う基準は、2つあると思っている。核心に迫ったか、或いは追放には導けないと感じたか、だな。
…シルクは、誰かを強く疑う様子はあっただろうか?
[それが無いのであれば、追放できないと感じた者のうち、捕食が可能そうである人を選んだのだろう
ヘリンの部屋に向かった事は何一つ後悔していない。おかげでモナリザとよく話す事ができた。
それでも談話室の会話の空気感を知れぬのは、少々もどかしい**]
(112) 2020/09/04(Fri) 18時頃
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………
[護ってくれていなければ、という言葉に、 アーサー、そしてミタシュへと順に視線を送った。 何か言いたいことはあるだろうか。圧。]
(113) 2020/09/04(Fri) 19時半頃
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[続くアーサーの言葉を聞く。 だいたい同意だったため、緩く頷いた。]
うたがう、ようす。 というよりは………
シルクは、アーサー、ミタシュ、俺を、 くらげではない、と いうカテゴリに置いた。 と、聞いた。
つまりは、疑ったのは残りの二人。 ……… トルドヴィンと、モナリザだ、と いうことになるが、そこまでの明言はしていない。
[ただ、トルドヴィンとモナリザは、 俺を違うとシルクがえらんだことを 知っているはずだった。
モナリザへ視線を置いたまま。]*
(114) 2020/09/04(Fri) 19時半頃
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いえ。本来の挙動に沿わぬ言動に対する、定型文のようなものです。 紛らわしい表現となり、申し訳ございません。
[>>101ヒューマノイドが恥じらうかと言われれば、答えはNoだ。 定型文は、迷いや判断の遅延があったことを詫びる際に組み込まれている行動でしかない。]
感情があるように見えるということであれば、喜ばしいことです。 私は人に寄り添うものとして作られました。 人に近しく見られることは必須ではありませんが、傍にいるにあたって好感触でしょう。
[ありがとうございます、と首部アームを上下する。]
(115) 2020/09/04(Fri) 22時頃
|
|
宇宙クラゲの仲間が、トルドヴィン氏を選ぶ理由はない、ですか。
[では、トルドヴィン氏に投票をしなかった自身の判断は誤りだったのだろうか。 否、彼はそのようには言っていない。その受け取り方は推奨されない。
誰を選んだか公表する、という提案に、ヒューマノイドは持論を述べる。]
私は、トルドヴィン氏を信頼し、彼の発言データと私独自の観点から推定し、シルク様に寄生の懸念があると考えていましたが、こちらの判断を保留し、ワクラバ氏へ投票を行いました。
(116) 2020/09/04(Fri) 22時頃
|
|
ワクラバ氏への投票の理由には、スプスプイ様がたが先日襲われたことに由来します。 あの日の襲撃が、スプスプイ様がたが宇宙クラゲにとって脅威であったのみならず、ワクラバ氏に対する判定を隠すためであったと考えたためです。
[昨晩アーサーに伝えたことを、掻い摘んで伝える。 宇宙クラゲの生態、襲撃理由に基づく、自論のみでの推定だ。]
(117) 2020/09/04(Fri) 22時頃
|
|
シルク様とトルドヴィン氏の関係については、結果としてアーサー氏の見当が正しいものでした。
私は現在、はじめの想定から結果は真逆のものとなってしまいましたので、どの地点から推測をやり直すべきか……
(118) 2020/09/04(Fri) 22時頃
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|
[ワクラバ氏が昨日の談話室の様子を話すのは、じっと聞いていた。 シルク少年と今日話すつもりでいた事を、それで思い起こす。
叶わない約束になってしまった*]
(119) 2020/09/04(Fri) 22時頃
|
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[膝の上に乗ってくれた猫さんは、暖かかった。>>91 偽物のセンサーが柔らかな感触を伝えてくれる。]
ほんとうは、……みんな、守り、たかったけど。
[ヘリンお姉さんも、シルクさんも。薄荷さんだって。 でも、みんなみんな守れなかった。 わたしに出来ることなんて、何もなかった。]
… だって。 猫さん、小さい でしょ?
[小さいから!と、薄荷さんに言った時には尻尾がぴしぴしと揺れていたけど。>>3:39 泣き出しそうな、声がくぐもる。今は大人しく聞いてくれてたかしら。]
(120) 2020/09/04(Fri) 22時半頃
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わっ…、わたし は、ね。
[ひょいっと猫さんが降りていく。 そうして向けられたワクラバさんの問いと視線に、鼓動を打たない心臓がぴょこんと跳ねた。でも、目は逸らさない。逸らしてはダメなんだと思ってた。 今は寄り添えるお姉さんもお兄さんもいないから。 ひとり、薄荷さんとお姉さんのいる胸元に拳を添える。]
わたしは、モナリザさんを選んだの。
[それでも。彼女の方は見れそうにない。]
(121) 2020/09/04(Fri) 22時半頃
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わたし。昨日、廊下で言ったわ。>>4:75>>4:76 猫さんとモナリザさんと一緒にいた時に。
理由は変わっていないの。 わたしは猫さんの夢を、本当に素敵だと思ったし… シルクさんは、……ひとを、大事にしてくれる人だったから。
[ぎゅう。と、胸元を押さえる手に力が篭る。]
そしてね。 昨日、言えなかったもう一人。
[そう、言いそびれてしまった最後の名前。それを口にする前に部屋についてしまった。>>4:77 問われれば答えただろうけど、問われることはなかったから。結局は言い出せぬまま。]
… ワクラバさんも、違うんじゃないかしらって。
(122) 2020/09/04(Fri) 22時半頃
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あのね。ワクラバさんとは殆ど話したことがないわ。 だからわたしには、ワクラバさんがクラゲさんに寄生される前も後かも分からない。比較なんて出来ないのだわ。
……、でも。
[ぽつ。と、言葉が途切れる。]
ワクラバさんは、「さいなんだな」って言ったの。 くらげさんに。さいなんだなって。>>5:204
わたし、それを聞いてひとごとだなって思ったわ。>>4:14 そう、他人事に聞こえたんだわ。
…───クラゲ、にとっての、他人事に。
(123) 2020/09/04(Fri) 22時半頃
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[そうして改めて、ワクラバさんを見る。 大丈夫、怖くない。]
だから。クラゲを他人事に語るワクラバさんは、クラゲじゃない。 そうかも知れないって、少しだけ思ったの。
でも少しだけ。自信なんてなかったわ。 それでも、彼を選ぶつもりにはなれなかった。
それに、ね。 昨日、お話をして、くれたでしょう? ひとり、くらげが死ねばって。>>4:165
わたし、あれから考えたの。 お話が終わったあとにも、お部屋でも考えたのよ。
(124) 2020/09/04(Fri) 22時半頃
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ワクラバさん。 あなたが、もしもクラゲで「本当に自分の説を信じるなら」あなたが立候補すればよかった。
自分がクラゲであると名乗り出て。 それで仲間を生かせると信じるなら、それで良かったわ。 でもワクラバさんはそれをしていない。
どうして? 彼がクラゲで、自分の言葉を信じてはいなかったから? では、信じていない言葉をわざわざ言う理由は何?
(125) 2020/09/04(Fri) 22時半頃
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…そうか、ありがとう。
[ ワクラバの答え>>114を聞きしばし沈黙 それらの状況から導き出される人物を思い、しばし目を閉じて、開く ]
(126) 2020/09/04(Fri) 22時半頃
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[ モナリザに話しかけた。ワクラバへ投票した理由>>117は昨日聞いた時から一貫していたので、なるほどなと頷いて ]
…結果としては、そのようだ。 宇宙クラゲ以外は真実を知らぬから モナリザが迷うのも無理はない。
[ 推測に迷う姿>>118を見れば自然眉は下がって困り顔
また会える事を祈ってくれた声>>41を思い出す。 危険な状況は誰にとっても変わらぬ中無事を祈ってくれた心遣いは素直に嬉しかった。
判断に迷うならば何か手助けできる事があれば良いな、とも ]
(127) 2020/09/04(Fri) 22時半頃
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どの地点から…そうだなぁ。 では、今の状況をモナリザはどう見るだろう?
吾輩は…、 …吾輩は談話室の会話から、ワクラバの可能性は低いと考えておる。
[ 自分の考えを述べるには些かの躊躇いがあった。 遠まわしに今誰を疑っているかを伝えてしまうものだったから。
しかし昨日も同じ事象から導き出された解釈は真逆だった 自分が見落としている事もあるのかもしれない、と* ]
(128) 2020/09/04(Fri) 22時半頃
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みんなを混乱させたかったから? いいえ、あれじゃあ混乱しやしない。 みんなでクラゲさんを探そうとしただけだもの。
そしてクラゲさんたちは、昨日名乗り出る意味がない。 そうよ、だってクラゲさん以外に投票してしまえば良かったのだもの。 そうしてから他を殺したって、大丈夫。 それからクラゲさんみんなで、「宇宙クラゲは退治しました」と言い張っても良かったはずよ。
[わたしは小さく首を傾ける。 おかしなことを言っているなら、きっと反論があるでしょう。]
…では結局のところ、ワクラバさんは「クラゲではない」のだわ。
(129) 2020/09/04(Fri) 22時半頃
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……だから。 わかっては、いるわ。
昨日は自分を除いて、残り5人。 シルクさん、猫さん、ワクラバさんにわたし自身。 それを除けは、残りは二人。
お兄さんとモナリザさん。 わたしは、どちら も、クラゲさん「ではない」と思えなかった。
ひょっとしたら……って思ってた。疑った、わ。
(130) 2020/09/04(Fri) 22時半頃
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でも。でも。 間違いかも知れないじゃない、違うかもしれないわ!! お兄さんも、今日は信じられたかも。
……だから、でも。 …、だから。
[ワクラバさんを見ていたわたしの視線が下を向く。 俯いたわたしの視界に、砕け散ったキャンディの色が映った。 粉々に、無残に砕けた甘いお菓子の残骸が。]
(131) 2020/09/04(Fri) 22時半頃
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… だから。 お兄さんには、投票してない。
したく、なかったの。
[分かってる。彼は宇宙クラゲだったのだろう。 であればこれは、裏切りかも。それでわたしが仲間と断じられても仕方ない。…でも。わたしは、嫌だったのだ。
キャンディを受け取ってくれた時の、彼の表情を覚えてる。>>2:175 我儘、と思われるかも知れない。浅はかとも。でもそれは、わたしの大切な思い出だった。*]
(132) 2020/09/04(Fri) 22時半頃
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ふむ……
[今の状況をどう見るかと言われて>>128、ぐるりと談話率を見渡した。 アーサー氏。過去に宇宙クラゲが部下に寄生したことがあり、また猫という特性上死したものにも敏感で、死した宇宙クラゲを視認することができる。 ミタシュ嬢。聡明で強い少女だ。今彼女が話した、ワクラバ氏の潔白についての話は、理路整然としていて納得ができる。信のおける少女だ、と思う。 ワクラバ氏。宇宙クラゲの襲撃事由を整理することによって疑いを強めていたが、先のミタシュ嬢の話を聞けば疑えない。]
(133) 2020/09/04(Fri) 23時頃
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[ 自分の考えを語るミタシュを黙って見つめていた
自分の頭で真剣に考えたのだろう。思わず微笑ましく思うが、それは間違いだ。彼女は立派な一人の女性なのだから!
…ふふん、生意気言ってからに。 先ほどのミタシュのくぐもった声>>120を思い出して声には出さずに喉の奥だけで小さく笑った
小さなミタシュの勇気を知った。 その勇気が無ければ今此処には居なかった可能性を思った。
…今度は尻尾が不満を訴えることは無かった* ]
(134) 2020/09/04(Fri) 23時頃
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――ミタシュ様。 もし、まだ、食べられるキャンディが残っていましたら、ひとついただけますか。
[ヒューマノイドは、問われた内容への返答とは異なる言葉を、スピーカーから発した。]
(135) 2020/09/04(Fri) 23時頃
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[わたしは、少し緊張していた。 懸命に考えたつもりではあったけど、でも、責められたって仕方ない。
わたしは、お兄さんを疑っていて、それでもお兄さんを死なせたくはなかった。間違いかも知れないと思い続けていた。
彼が宇宙クラゲであったのなら。 わたしは、宇宙クラゲさんの肩を持っていたのでしょう。]
モナリザ、…さん?
[けれど、掛けられた声は予想外で。>>135 キャンディを希望する彼女の声に頷くわたしの声に、戸惑いが乗る。]
(136) 2020/09/04(Fri) 23時頃
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[ 答えに詰まる様を見た>>133 長いため息を吐き、そして普段と変わらぬ様子で ]
モナリザ、チョコレートは食べれるか? 甘くて美味いぞ?
[ 少々場違いな明るい声で話しかけつつ、トコトコと足元に近寄った。 首に下げた袋の中には小粒のチョコレート* ]
(137) 2020/09/04(Fri) 23時頃
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うん、いいよ。 まだちょっとだけ、残っているから。
[もう殆どは、床に砕けてしまったけど。 まだ幾つかのキャンディは、袋の中に残ってた。 ころころとそれを机の上に出してみせ、彼女に漸く目を向ける。]
どの色が好き? ……ねえ、あのね。モナリザさん。
わたし、お姉さんの部屋に一緒に来てくれて嬉しかったの。 とても嬉しかったの。…その、
[あの時、彼女は隣人の愛を示してくれた。>>4:36 それが心強かったこと、彼女にきちんと伝えられたのかしら? 嬉しかったこと。その気持ちはきちんと伝えたくて。]
だから、
(138) 2020/09/04(Fri) 23時頃
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嫌い、なんかじゃ、ないんだわ。
[ひょっとしたら、わたしは間違えてしまっているのかも知れない。 票を入れたと言っておきながら、偽善なのかも。 何が間違いで何が正しいのか自信などないままで。 わたしは祈りを込めるように、モナリザさんへとキャンディを差し出した。]
(139) 2020/09/04(Fri) 23時頃
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……
[それぞれの話を聞く。 無言で、視線をおきながら。
視線をおとしたミタシュの様子も、 その口から語られる理由も、きちんと聞いた。 そうして少し、目を細めた。
アーサーの問いに、モナリザをみる。 質問への返答が、返答ではなかった。 沈黙、動向をみている。]
(140) 2020/09/04(Fri) 23時頃
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いただきましょう。 チョコレートはエネルギー補給食品として優秀です。 キャンディも糖分が高く、よいものです。
[アーサー氏とミタシュ嬢から、チョコレートとキャンディを受け取る。 胸部モニターパネルを開き、それぞれを収納した。]
気遣いを感謝します、アーサー氏。 好意も受け取っております、ミタシュ様。
……お優しい。
(141) 2020/09/04(Fri) 23時半頃
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これが、最後の晩餐となろうからな。
[スピーカーから流れた音声は、もう聞き慣れたヒューマノイドのものだったろう。 ただ、響きはそれと違うものだった。]
(142) 2020/09/04(Fri) 23時半頃
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[モナリザは自分では感情がないといった。 定型文の動作を行っているからだと。
今はどうなのだろう、とみていた。 今日の会話からして、恐らくそうなのだろうと思った。 確証はない。だから見ている。]
(143) 2020/09/04(Fri) 23時半頃
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ミタシュは、モナリザの声にびくんと体を揺らした。
2020/09/04(Fri) 23時半頃
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ふん。どこで誤ったか、或いは我らに過ちなどなく、単に集った奴らが聡かっただけか。
褒美だ。 迷わず首に縄をかける権利をやろう。
[発される音声は、間違いなく合成機械音声だ。 だが、話す言葉は、プログラムで取り決められた定型句の集合ではない。]
(144) 2020/09/04(Fri) 23時半頃
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[モナリザに聞き忘れたことがあった。 感情が、ほしいと思ったことはあるか。
でも恐らくそれは、ないのだろう。 思うということは、 感情があるとおなじことなのだから。
だから、いま。 ─── その音声で、違う響きの声が聞こえたとき。 無性に寂しい気持ちになったのだろう。
二人がモナリザへ近寄ったときにも、 俺はここから動かず、ただ視線を送るだけだった。]
(145) 2020/09/04(Fri) 23時半頃
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…… な、なに?
[わたしは、モナリザさんから身体を引いた。 聞き慣れたはずの、滑らかな合成音声。それなのに。 冷え冷えとした声色には、覚えがない。]
(146) 2020/09/04(Fri) 23時半頃
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……………… そうか。
[モナリザ、に寄生していたくらげへの返答は、 それだけだ。]
(147) 2020/09/04(Fri) 23時半頃
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………。 どうして、
[聞き慣れたはずの声が、聞き覚えのない声色を紡ぐ。 それをわたしは、呆然として聞いていた。
ああ、わたしは本当には分かってなかった。 宇宙クラゲは単純に犠牲者を喰らっただけじゃない。 彼らは宿主こそを、真っ先に喰らっていたのだ。]
(148) 2020/09/04(Fri) 23時半頃
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しかし、食いでのないのがよくここまで集まったものよ。 この船を選んだときから、我々は不運だったのやもしれぬな。
あの女くらいしか、食欲をそそる奴がいないではないか。
[それは、いつぞや猫が、機械体の童女が欲しがっていた情報やもしれない。 ただ残酷に、食事の対象としてのみ、彼女は見られていたと知れようか。]
(149) 2020/09/04(Fri) 23時半頃
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お姉さんは、食料、なんかじゃないわ。 っそれなら!!わたしを食べればよかったじゃない! わたしだって、脳くらいは生身なんだから!
[それだけじゃ食べごたえはなかった、のかも知れないけど。]
………。でも、そうなのね。 モナリザ…いいえ、クラゲさん。
宇宙クラゲさんたちは、みんな、そんな風だったの?
[気に掛かった。他のふたり、も。 やっぱり、あれは全て演技、だったのかと。]
(150) 2020/09/04(Fri) 23時半頃
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脳が好きなやつは、一番に追い出されたからな。 それに……いや。
[言いかけて、止まる。 ヒューマノイドであれば、まずしない行動だ。
クラゲさん、と呼びかけられて、質問を受ける。]
そんな風、とは? 考え方は皆違う。ヒトの好きな部位も違ったな。 捕食と生存とこの先のことを考えていたのは皆同じだが。
(151) 2020/09/04(Fri) 23時半頃
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…モナリザ。
[ いや、宇宙クラゲか。
スピーカーから流れるモナリザの音声>>142 でも決してモナリザではないその声にきゅっと眉を寄せた ]
(152) 2020/09/05(Sat) 00時頃
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[ "食欲"と。>>149
単なる食事の対象として見る言葉に一瞬怒りの炎が走る。 …が、それはすぐに哀しみの色に塗り重ねられた。
宇宙クラゲとの埋めようのない溝を感じ取ったから …そこにモナリザが居ない事を色濃く感じてしまったから ]
(153) 2020/09/05(Sat) 00時頃
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|
コータ、さん……そう。
[一番先に追い出されたやつ、と。 聞いて名を呼ぶ。いいえ、クラゲの名前ではないのだけれど。]
まったく、全然、元の人格もなかったの? お兄さんが、ずっと、優しかったの は……………
…… やっぱり、いいわ。
[聞くのが怖い。わたしは首を横に振った。]
(154) 2020/09/05(Sat) 00時頃
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………。ねえ、「モナリザさん」
今は貴方に聞こえないのかも知れないけど…… でも、聞いて。
あなたが宇宙クラゲさんに寄生されているなら、 わたしたちは今日、あなたを宇宙空間に追放するわ。 クラゲさんの目覚めない、氷の温度に閉じ込めて。
でも……でも、ひょっとしたら。 いつか、猫さんの研究が完成するかも。
モナリザさんと宇宙クラゲさん。 二人を二人に分かつことが、出来るように、なるのかも。
(155) 2020/09/05(Sat) 00時頃
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|
だから眠って待っていて。 わたし、きっと忘れないから。
[以前語られた、猫さんの夢。>>3:211 きっと文字通りの夢のような話だろう。 実際に出来るかどうかも分かりはしない、夢語り。
それでも、未来が繋がるのならそれは希望だ。 だからと言葉を繋いで、わたしは猫さんを見る。]
ねえ、猫さん。 だからそれまで……わたしを、助手にしてくれない?
[そう願った。*]
(156) 2020/09/05(Sat) 00時頃
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………
[皆の話を聞いていた。 食料としてみていた、それは当然だろう。 だからこそ、こんなことになったのだ。
だからその部分に新たに思うことはなにもない。
ただ、くらげも、俺たちも、 いきるために、こんなことをしていたのだ。]
(157) 2020/09/05(Sat) 00時頃
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さてな。 我は機械を好んで寄生するのと、これで命を終えるゆえ、元の人格がどう、と感覚では知らないが。
だが、時折宿主の怒りや喜びを感じるだとか言っていたな。 抑え込んでいる、外に出られなくする。それに近かろうな。
[首を横に振られても、返答を止めることはなかった>>154。]
(158) 2020/09/05(Sat) 00時頃
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[くらげが悪いわけじゃない。 ただ、本当に。 この場が、習性の差が、 相容れなかっただけなのだ。
だから、]
………さいなん。だったな。
[もう一度そういうと、緩く一度目を閉じて、 また開くとモナリザへと視線を置いたあと、談話室を出ていく。
くらげの寄生をどうにかするものを、 作るのならばそれは画期的だろう。
だが、それは別の種族を衰退へと導くものだ。 相容れない。本当に。]
(159) 2020/09/05(Sat) 00時頃
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………………………
[くらげのことを、嫌いだと思ったことはない。 それは今でもだ。 ただひとつ、思うことがあるならば。
それを言葉にすることはなく、自室へと戻った。]*
(160) 2020/09/05(Sat) 00時頃
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ふむ。 相わかった、冥土の土産として受け取ろう。
今はこやつの記録機能は我が操作しているゆえにな。 そのような薬、出来やしないことを祈っているが。
[機械体の童女が、宿主のヒューマノイドに語る>>155>>156。 記録しよう。記録だけはしよう。 それを読むことが宿主に可能かどうかは、我は関することではない*]
(161) 2020/09/05(Sat) 00時頃
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ふん。 同情はいらん。
早く追い出してしまえ。
(162) 2020/09/05(Sat) 00時頃
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……そ、っか。
ありがとう、クラゲさん。
[その返答に。わたしは、いちど深く頭を下げた。>>158]
(163) 2020/09/05(Sat) 00時頃
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