76 ─いつか、薔薇の木の下で。
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人
狼
墓
少
霊
全
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
サイモンが無残な姿で発見された。
噂は現実だった。血塗られた定めに従う魔物“人狼”は、確かにこの中にいるのだ。
非力な人間が人狼に対抗するため、村人たちは一つのルールを定めた。投票により怪しい者を処刑していこうと。罪のない者を処刑してしまう事もあるだろうが、それも村のためにはやむを得ないと……。
亡霊
今夜、人狼に殺された人は人狼になる。また、襲撃を実行した人狼は命を落としてしまうだろう。人狼となった者は報復行動を行わない。ただし、命拾いをしたならば人狼にはならない。
一匹狼は亡霊を作らない。
現在の生存者は、ヴェスパタイン、サイラス、ヤニク、オスカー、ノックス、ブレンダ、エリアスの7名。
|
― 薔薇の木の下 ―
こっちにおいで、サイモン、 ああ、そうだよ。嘘をついて悪かった。
その手紙を出したのは僕だよ。 大丈夫。僕なんだ。
[巧みに薔薇は、サイモンを引き寄せる。 そう、手紙の真実など、薔薇にとってはどうでもいい。 サイモンを想う誰かが、彼に書いたのかもしれない手紙。 それに魅せられてやってきたサイモンをただ、抱き寄せることが薔薇の為すこと。 抱きしめて、口づけて、
そして、酔わせて……夢の世界へと。 身体も心も甘美な中に溶かされる彼の表情は、きっと歪んでる中にも幸福感があった。]
(0) 2013/03/26(Tue) 00時半頃
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[シルヴァの部分は、もう、止めることはない。 シルヴァは眠ってしまっている。甘美な欲望の欠片だけは、噛み千切りながら。]
――……は、 そうだよ、もっと……。
[月明かり、薔薇の木の下。 そこにいたのは、薔薇に囚われたものたち。 眠ってしまったと偽るシルヴァの欲望。 寂しさに手紙を縋ったサイモン、
もう一人、薔薇の声を聴いた誰かもいたか。 ともかく、響く水音。細い身体が妖艶に快楽にと溶かされていく時間は、ひどく長かったはずなのに、
それでも、まだ、夜は明けず…。]
(1) 2013/03/26(Tue) 00時半頃
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はは
[精魂、快楽にまみえたサイモンがそのサイモン自身の部屋にあられもない姿で戻り、冷めない眠りについた頃。 彼自身も、欲望にまみれた身体をその薔薇の下に横たわらせていた。]
(2) 2013/03/26(Tue) 00時半頃
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ああ、君も、来てくれればいいのに。
[長い金髪、滑らかな肌。 それらは欲望に汚れてしまっている。]
(*0) 2013/03/26(Tue) 00時半頃
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妻 ブレンダは、メモを貼った。
2013/03/26(Tue) 01時頃
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…っ…。
[ロシェの口から吐息が漏れれば、びくりと肩を揺らす。 思わず胸の辺りを押さえながら、そろそろと相手の様子を窺った。]
…寝てる、よな?
……。
安心した顔しちゃってまぁ。
[目をすっと細め、そう言いながらもそれを紡ぐ口元は緩んでいる。
―その時、薔薇の木の下で何が起きていたか、気付きもせず。]
(3) 2013/03/26(Tue) 01時頃
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[ふわふわと あさいねむりは ゆめうつつ
何かされるまでは、きっと安心しきったまま…**]
(4) 2013/03/26(Tue) 01時頃
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…おやすみ。
[もう寝てしまっただろうロシェにそう声を掛けて、寝台に横になる。 熱は収まりかけていたが、なんとなく気だるかった。 相手を隣のベッドに引っ張り上げるのはきっと無理だろうと判断し。
明日の朝、空いた寝台で寝れば良かったのに、と言ってやろう、と。 そう思いながら目を*閉じた。*]
(5) 2013/03/26(Tue) 01時頃
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――……ロシェ。
[冷たくもある土の上。 その口は、ふと、同級生の名前を呼んで、うっとりとした表情を浮かべた。 叶うことなど、考えたこともない淡い想い。
そう、彼のような髪をもてたなら、とても幸せだろうだなんて…。今は自身の欲望と泥に汚れた髪を見て思った。 微睡む意識、混濁の中に。きっと、この冷たさに連想しただけだろう。
そして、春はまだ、遠い、むしろ、もう、来ないだろうと感じている。 冬のような、冬のような……。**]
(6) 2013/03/26(Tue) 01時頃
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[密やかな足音を耳にして、ゆっくりと顔をあげた。 雲の上を歩くみたいなふわふわした足取り。視線を上にあげれば、あれはそう、見たことのある……]
サイモン……?
[それは本当に彼だったか。 薄暗い廊下。見間違いかもしれない。そう思った。 遠目ながらも、見たことのない表情をしていて]
(7) 2013/03/26(Tue) 01時半頃
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[再び膝に顔を埋めた。 さっきよりずっと熱くなった耳を隠すように、手でそっと覆って]
……皆、おかしい
[部屋に入れない自分もまた。 どこかおかしいと自覚して、ひとりごちた**]
(8) 2013/03/26(Tue) 01時半頃
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[目を真っ赤に腫らしたまま、頑是無い足取りで薔薇の木の下、 暗い夜空に艶やかに香る花…ブレンダを見る。 蔦絡むような二人の秘め事はただその視界に納めるのみ。 熱に浮かされすぎてぼんやりした頭は2人がしていることがなんなのか、上手く整理もできなかったよう
サイモンが去った後、肌を晒すブレンダに手を伸ばし]
お前は、俺を愛してくれる?
(*1) 2013/03/26(Tue) 06時頃
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[「あいしてくれる?」それは酷く空ろに響く。 まぐわいだけを「あいする」というのなら、と。
伸ばした腕は彼の上半身を抱き寄せて。 髪や肌、触れる手はいとおしむようであって、どこか舐めるようでもあって。 けれど指の芯は冷えていて]
大事なもの、汚したくないんだ。 お前は替わりに汚れてくれるかい。 熱くて、とても、辛くて 苦しい。
(*2) 2013/03/26(Tue) 06時頃
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[頭の中を埋めるのはあの褐色の彼。 目の前にいるブレンダの持つ、白い肌と金色の髪。 ブレンダがヤニクに重なるべくもなく
髪を撫ぜて、唇を交わし。そのぐったりした体に構わず また自分の熱を彼に。 労わりも思いやりも、ブレンダに向けながら それは全て脳裏に浮かぶ別の人へ
口の動きだけで呟く名前も、ヤニクのもの 没頭する熱は確かにブレンダの体に溶け込むのに]
(*3) 2013/03/26(Tue) 06時頃
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[顔を洗いに、と呟いたまま、その姿は薔薇の木の下。 泣いて赤く腫れた目と、それでも収まらない熱。 薔薇の木。夜の冷え済んだ空気]
ブレンダ。
[名を紡いだのはどれほど沈黙を守った後か。 そこにサイモンの姿はない。
名を呼ぶ。手を伸ばす。そこに躊躇はなくて。 薔薇の香りに呼ばれたように。彼の望みを知るように。 脳裏に満ちる別の思慕は押さえきれず。 目前の極彩色の花を素月の下、その肌に触れた
そう、花冷えの夜に熱覚ますことだけを期待して]
(9) 2013/03/26(Tue) 06時頃
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[大事に秘していたものは花に暴かれ。 酷い戸惑いは頼るしかできない思考を壊してしまった
深く刺さった棘は熱い。それでも同室者を汚したくない。相反するもので酷い痛みをもたらす。 痛みと切なさにとめどなくと青から零れる水滴。 ブレンダの花のようなその様に夜露を零すよう
その痛みを埋めるために伸ばす手は───*]
(10) 2013/03/26(Tue) 06時頃
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[薔薇の木の下。 サイモンとの情事のあと。 激しいまぐわいのあと、軋んだ身体。
だけど、その新緑の眸は、輝く。]
ああ、サイラス……。 うん、こちらにおいで。
[細い手首はゆるり宙を踊る。 見ていた彼を引き寄せるように。 彼がうつろな眸で、狂おしさを訴えれば、眉を垂らし、 だけど、同時に微笑んで……。]
ああ、可哀想に……。 大丈夫、僕は君をわかってあげられる。 そう、君が思うように愛してあげる。
[身体だけで、薔薇は構わない。 薔薇は、悦びに満ちた香りを放ち、サイラスの髪をほぐすように、頭を抱いた。]
(*4) 2013/03/26(Tue) 07時半頃
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大丈夫。僕のことはいくら汚してくれても構わない。 いや、それが僕の悦びなんだよ。 君は与えてくれているんだ。
[薔薇は性急なサイラスの手や、唇、そして、身体自身を受け止めて、 重みや激しさにシルヴァ自身の身体は悲鳴を上げ始めていても、構うことはない。
既に体液で濡れた身体に、新たな体液、それが白であっても赤色であっても、 薔薇は、彼の悲しみをも、欲望の糧に、 指先を冷えた指先に絡めた。]
そう、愛して……。 激しく……
君を僕はわかってあげられる。 だから、君も僕を……。
[やがて、言葉を紡ぐ余裕がないほどに、ただ、絡み合う蔦となり、 息の音、水の音、肉のぶつかりあう音、それらの悲鳴。 月明かりは、残虐照らし出し、そして果てても、まだ、夜は明けない。]
(*5) 2013/03/26(Tue) 07時半頃
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――……ああ、可哀想なサイラス。
[青の眸から流れる光を細い手首は追い、指先に光を移す。 呼ばれた名前に、笑んだ顔は、その有様とはかけ離れた輝きをもって、 手首はそれから、彼の髪を弄ぶ。]
(11) 2013/03/26(Tue) 08時頃
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[彼を受け入れ、彼と交わす会話は、薔薇のゆらめきに溶け、 ただ、泣く子を宥めるように、 そして、泣く子を寝かしつけるように、 でも、それは、淫らなまぐわいの元に。]
かわいそうな……サイラス。
[その細い体躯は、幾度目かの情事に、軋み、身体自身は、限界の痛みを発するも、薔薇はそれに構うことにない。 ただ、泣く、眠れる子が眠れるように、 優しさだけを注ぎ、そのすべてを受け止めた。]
(12) 2013/03/26(Tue) 08時頃
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[それが、愛というものに、見えたかもしれない。 いや、ともすれば……。**]
(13) 2013/03/26(Tue) 08時頃
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妻 ブレンダは、メモを貼った。
2013/03/26(Tue) 08時頃
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[明月と薔薇の木の下。あられもない姿で夢と現、意識は狭間を浮き沈み。 腕の中にブレンダをゆるく抱きながら 青い目はうすぼんやり、視界に何を映すだろう]
(14) 2013/03/26(Tue) 10時半頃
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ん…。 [―目覚めた時、毛布に包まっていたロシェはどうしていただろうか。 もそもそと起き上がれば、両手を順番に天井に向かって伸ばす。] ……あれ? [体感的にはたっぷりと寝られた筈だ。けれど、外は未だ暗い。それに気付けば首を捻り。] 寝過ぎたとか、そんな事はないよな…? [寝台から降りると、窓に張り付いて空の様子を確認する。]
(15) 2013/03/26(Tue) 10時半頃
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[―空には‘満月’が煌々とその存在を示していた。]
嘘だろ…。 [昨晩に見た満月が、今も空にある。 ―寝すぎて翌日の夜になっているのなら、月は少し欠けている筈だ。
自分が寝ぼけて時間を錯覚しているのだろうか。 けれど、薔薇の香りも少し勢いを増したような気がして。 ―警鐘が頭の中で鳴っていた。]
…ヴェス。 なぁ…。
[彼がまだ寝ていたら、その肩を揺らし、声を掛ける。 そして目覚めた彼に自分の感じた違和感を話しただろう。]
(16) 2013/03/26(Tue) 11時頃
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[ロシェとはどんな話になっただろう。 けれど、結局不安は拭いきれず。]
…寮母さんか、先輩に…。
[自分一人では何もできない。 年上の誰かに相談したいと思った。
一番に思い浮かんだのは、昨日部屋まで送ってくれたエリアスの顔。 冷静そうな彼なら、何かいい考えを示してくれるのではないかと考え。 そう、ロシェに話しただろう。
話を聞いた相手がその場に留まるか、他の場所に行くようであれば、それを止めずに。 鼻と口元を覆う為のハンカチを持って、昨日の格好のままで部屋を後にした。
途中で誰かに会ったなら、先ほどロシェに話したのと同じような話―同じ夜が続いているのではないか。薔薇の香りが強くなっていないか。といったような事―をその人に話しただろう。**]
(17) 2013/03/26(Tue) 11時頃
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[その金髪に顔を埋め、抱きしめる腕にわずか力を込めて
ヤニク、と小さくかすれた声]
(18) 2013/03/26(Tue) 11時頃
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……ぅ、…うん? どうした?
[揺り起こされて、寝ぼけまなこで見返す。 外はまだ暗く、満月は高いまま?]
…あれ、俺……寝ちゃって…
[座ったまま眠ってしまって体が軋むくらい経ったはずなのに。]
そうだな、確かにおかしい。
朝は、もう来ないの?
[不安そうに見返す月は、あまりに美しい。]
(19) 2013/03/26(Tue) 11時頃
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うん、そうだね。誰かに。
俺は……外の様子見てくるよ。
[それぞれ手分けして、部屋を出る。 中庭へのドアを開ければ、吹き散らされて折られた枝葉の惨状。]
ひどいな……
[甘く香る花の香りに、くらりとした。]
傷ついた庭なのに、なんでこんなに香るんだろう…? むしろ、傷ついたから…?
[月の下にふらふら歩み出て、痛々しく折れた枝へと手を伸ばす。]
(20) 2013/03/26(Tue) 11時頃
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[声に気づくと、その表情を流しみて]
落ち着いたならいくといい。 また、耐えきれなくなったらおいで。
[やはり優しく髪をすいた。]
(21) 2013/03/26(Tue) 11時半頃
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[枝の向こうに聞こえたのは、夜会に集まった妖精たちの囁くような笑い声? 気になってそっと垣間見たその先に……]
……ぇ?
[漏れ聞こえる声、重なり合って揺れる姿と長い髪。
自分の知っているそれとあまりに違う姿は、この世のものとは思えなくて。]
……夢魔。
[いつか彼が語ったそれを思い出す。
それを聞いたのも、ついさっきだったのか、遠い昔だったのか。]
(22) 2013/03/26(Tue) 11時半頃
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[触れていた枝が、がさりと大きな音を立てる。
その光景があまりに幻想的で、現実味がなくて。 両目を丸く見開いたまま、茫然と立ち尽くしていた。]
(23) 2013/03/26(Tue) 11時半頃
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妻 ブレンダは、メモを貼った。
2013/03/26(Tue) 11時半頃
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[サイラスとの情事のあと、 彼は立ち去ったか否か。
薔薇の眸はサイラスから反れ、 茂みの向こう。
銀色の影を捉えた。]
(24) 2013/03/26(Tue) 12時頃
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ロシェ・・・・・・
[掠れた声で、 シルヴァの愛おしい同級生を薔薇は呼ぶ。]
ロシェ・・・・・・ ロシェ・・・・・・
[名前を繰り返し]
(25) 2013/03/26(Tue) 12時頃
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あ…れ。 サイモン?
[すれ違った影の名を呼び首を傾ける。 妙な足取りと、妙な表情。 だが妙でありながら、この甘ったるい空気の中において、 彼の姿はよく似合っているような気がした]
おい…
[呼び止めるも既に影は遠くへ。 苛立ちの混じった溜息を落とし、足早に進む。 不安。 取り残されてしまうのではないかという、不安が。 珍しく己を急がせた]
(26) 2013/03/26(Tue) 12時頃
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…っ、 オスカー!?
[間もなくして膝を抱える同期の姿を見つけたろうか。 らしくもなく駆け寄って膝をつき、鋭い声で名を呼んだ]
大丈夫か?熱ないか? やっぱりこの変な空気のせいだってのか…
[勢いのまま言い募っていたことに気がつき、口を切る]
さすがに廊下に座り込んでたら、身体痛くする。 お前の部屋…は、入れるのか? 荷物の山の中で良ければ、俺の部屋で休んでも… 動けないなら、肩貸すよ。
[深く息を吐いてから、切り替えるように。 なるべく平坦な調子で言葉をかけたものの。 動揺は隠しきれなかったように思う**]
(27) 2013/03/26(Tue) 12時頃
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……シリィ。
[カラカラの咽喉から何とか搾り出した声は、彼のものよりずっと掠れていた。]
きみ、なに…して……
…ほんとうに、君なの? [そんなことをするような奴じゃないと、信じていたから。 困惑を眼差しに載せたまま、動けず。
いいやつだから、なんてのは何の根拠もない盲信でしかないのに。 それでも、愚かな自分は何も知らず、何も見ようとして来なかった。]
(28) 2013/03/26(Tue) 12時頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2013/03/26(Tue) 12時頃
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[風が揺れる。 薔薇が香る。
ふらふらと覚束ない足取りで、その香りに絡め取られるように歩み寄った。]
(29) 2013/03/26(Tue) 12時頃
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[ブレンダがすいてくれる髪、目を閉じて受け入れて 小さくその声に頷いた
ゆる、と離れるけれどそこに名残はなく。 ふと蒼はブレンダを見るけれど、その視線はすぐにそれる]
(30) 2013/03/26(Tue) 12時半頃
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[薔薇は問われて微笑む。 本当に君かという問いに答える気はない。 ただ、月明かりの下、血の匂い性の匂い、そして植物の青臭い香り。 それらを薔薇の芳香にくるみ、細い手首はゆらり彼を求める。]
寒いよ。ここは冬なんだ。
(31) 2013/03/26(Tue) 12時半頃
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サイラスは、ヴェスパタインとは目があったかどうか。虚ろな脳裏は覚えていない
2013/03/26(Tue) 12時半頃
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…さむい?
[ああ、中へ連れて戻らなきゃ。 暖炉の前で、温かい飲み物を…
そう思うのに言葉は口から出ず、唇は震えるだけ。 しなやかな蔦のように伸ばされた彼の細い手を、掴むことも振り払うことも出来なかった。
月明かりの下、ただ薔薇の香りが胸に苦しくて。]
(32) 2013/03/26(Tue) 12時半頃
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[へたりと、彼の足もとに膝を折る。
これがきっと夢ならば、明日はきっと高熱に寝込むんじゃないかな。 そんな他人事のような思考が、頭の片隅によぎった。]
(33) 2013/03/26(Tue) 12時半頃
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いっておいで。 眠りの仔猫。 僕の愛おしい片割れよ。
[指のふしに絡めた彼の髪が解けると同時に、 新緑は一瞬、寂寥を滲ませ、 かくり落ちる腕は地に落ちた。]
(*6) 2013/03/26(Tue) 12時半頃
|
|
…なに、してたの?
ラスと、こんなとこで。
[自分へと向けられたシリィの眼差しと、どこか虚ろな様子で身を離すラスの姿を、 理解の追い付いていない視線はただ不思議そうに見つめた。]
(34) 2013/03/26(Tue) 12時半頃
|
|
…片割れ、俺が?
[それは薔薇を受け入れたこと。 言葉に抵抗はない。 離れる間際、指を絡めてキスをした。
あいしてるよ、と言葉は吐息に溶かす。 きっと人とは違う意味で
蒼い目はやはり秋月の湖水]
(*7) 2013/03/26(Tue) 12時半頃
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|
[目の前で膝をつくロシェに、 新緑の眼は細まって。 吐き出す言葉には薔薇の香の魔性を。]
なにをしてたか。 見てた?
[手は取られないから、その髪に指先を伸ばす。]
君と僕がしたいことをしていたんだよ。 ね。そうでしょう?
[薔薇は、笑うのではなく、 その時は乞うような顔で。]
シルヴァが君の髪に触れたいって。 冬の氷のように綺麗だから。
[眉を寄せ、]
(35) 2013/03/26(Tue) 13時頃
|
|
ロシェ・・・・・・ 寒くて痛いよ。
でも、愛おしい。
[かすれた声は、必死に。 ああ、それは薔薇か。シルヴァか。 それとも薔薇を被った欲望か。]
行かないで。
[懇願の響きを、絞り出した。]**
(36) 2013/03/26(Tue) 13時頃
|
|
[戻らないと。大事な彼が寂しがる。 だけど。薔薇を受け入れてしまった今は もう普通に顔をあわせる自信がない。 触れてそのままでいる自信がない。
好きなのに、大事なのに。 触れたいと思うのが。肌を重ねたいと思うのが 酷く彼を汚してしまったような。そんな罪悪感]
(37) 2013/03/26(Tue) 13時頃
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|
[月光の下の彼は、いつもの彼よりずっと…
したいこと。 そんなのわからない、と怯えた様子で首を振るけど、 長い髪を絡め取る指先から、逃げることは出来なかった。 月光の中で、彼の枯藁のような色のはずだった髪が、秋の小麦畑のように輝いたから。
それでも、彼は冬の雪の下にでもいるかのよう。]
(38) 2013/03/26(Tue) 13時頃
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|
[痛くて、寒い。 その懇願に思わず、胸の内へと引き寄せていた。 外に居た彼の体はきっと、自分よりも冷えているだろうから。
抱き寄せた胸の下、布地と皮膚との下で燃える太陽炉のような心臓が、乱れた鼓動で彼を温めれば良いのだと。
愛おしいの意味なんて知らない。 けれど、]
寒くて痛いままじゃ、ダメだ…… [懇願を振り払うことなんて、出来やしなかった。]
(39) 2013/03/26(Tue) 13時頃
|
|
[ふらり。校舎の中。 首筋にはブレンダが刻んだ赤い華。
戻らないと。早く戻って、また名前を呼んでもらって、 髪にふれてほしいのに。 だけど足は部屋へは向かってくれない。 そこは薄暗い図書室、
本を読む彼がよくここに来ることは知っている。 インクと紙の香りが涼やかに香る。
一冊、本を手に床に座り込んで書架によりかかる。
旅立った星の王子様。 取り残された薔薇の花 特別を恐れるキツネ。
状況は勿論全然似つかわしくない。 こんな色めいた空気の中に]
(40) 2013/03/26(Tue) 13時半頃
|
|
……ぁ エリアス
[かけられた声にぼんやりと顔をあげ、彼の顔を見上げた]
熱? ……はないけど、 ごめん 部屋行っていいか
[縋るように彼の腕に手をのばした。きゅ、と掴む手には力は入っていない。きっとエリアスが立ち上がろうと動くだけでも振り落とされてしまうくらい**]
皆、変なんだ 何もない部屋で、一人でいたくないんだ……
(41) 2013/03/26(Tue) 13時半頃
|
ヴェスパタインは、目を閉じた…**
2013/03/26(Tue) 13時半頃
|
[ページをめくる音だけが部屋に響く。 そして、またそこでうとうとしてしまう。
彼に来てほしくない。けれど、どこか見つけてほしいと思いながら*]
(42) 2013/03/26(Tue) 14時頃
|
|
…薔薇の…名前……
[夢のなかに呟く。 そういえばキティと呼んできた薔薇の名を知らない。 ブレンダじゃない。それはどこかわかっていた]
お前の、名前。
[問いの形にならない問い]
(*8) 2013/03/26(Tue) 19時頃
|
|
[うっすら戻る意識、そこに褐色の彼がいないことに 安堵と寂しさがこぼれて落ちる。
触れたい、今すぐにでも。 またあのくちびる重ねて、やさしい目を間近に見たい。
ほぅ、とこぼれる吐息は熱い
大事な彼の名をそのなかに溶かし込んで]
(43) 2013/03/26(Tue) 19時半頃
|
|
[相方の去った部屋は空虚で寂しい。 本に視線を落としては上げ、落としては上げ。 何冊目かの本を閉じたところで、気付く。 いつまで経っても、一向に朝が来ない事に]
……これは……一体……
[いつまでも場所を変えない満月。 夜の闇を濃密な香りが満たしている。 何かがおかしいのは、確かだった]
行かないと……あの子を探しに行かないと……
[途端に湧き出す焦燥感。 それとも、近くに居たいと言うだけの願望か。 ふらりと何かに操られるが如く、部屋を抜け出す]
(44) 2013/03/26(Tue) 19時半頃
|
|
[もう時間の感覚など曖昧で、 どれほどの時が流れたかなんて分からない。 或いは廊下の途中、ノックスと出会ったかもしれない。 沈まぬ月と薔薇の香り。 その異常性について言葉を交わすか。 しかしどちらにせよ、答えは出ない。出るはずもない。 ハンカチで口元を覆う姿を見、漸く己も袖口で覆う。 もっとも、それがどこまで意味があるかは分からないけれど]
[薔薇に狂わされる前に、再び捜索へと意識を戻す。 早く探してあげないと。 またどこかで凍えているかもしれない。 早く探して、早く、早く。 早く、会いたい]
(45) 2013/03/26(Tue) 19時半頃
|
|
[自分の口許に指をあててあの感触を思い出す。 ブレンダを…薔薇を抱いても、欲は深まるばかり。
彼を汚すくらいなら、自分が汚れたい。 汚れて、満足できるならいくらでも。
今、誰かに会えば。胸裏の薔薇はきっと]
(46) 2013/03/26(Tue) 19時半頃
|
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2013/03/26(Tue) 19時半頃
|
[ふらり。本を片手に立ち上がる。 自分の胸裏に花開く薔薇は、既に図書室にも その香りを染み付ける。
あの時かけてもらったケットの感触がどこか懐かしい。 あぁ、やっぱり、無理だ。離れるなんて。 薔薇の香りがそう伝えてくる。大事なものは大事に、と。
ただただ、今はそれを手放したくなかった]
ヤニク……
(47) 2013/03/26(Tue) 19時半頃
|
|
ああ、もちろん。 ほら、腕貸せって……よ、っと。
[力のないオスカーの手。 滑り落とさぬようにその肩を抱えるようにして立ちあがろうと]
何か、変、だよな…。 ノックスや、ロシェ…サイモンも、様子おかしかったし。 空気も妙だし、本当にどうなっちまったんだか。
俺もオスカーに会えてよかったよ。 一人でいたら不安ばっかり募りそうでさ。
[立つことが出来れば級友の身体を支えて、 己の部屋までゆっくりと歩く。 時折くらと意識が不自然に歪むのを感じつつも。 ここで自分まで倒れるわけにはいかないと、唇を噛みながら]
(48) 2013/03/26(Tue) 19時半頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2013/03/26(Tue) 19時半頃
|
[ふらふらり。よろよろり。 熱に浮かされた体は酔ったように足元は頑是無い。 この熱さをなんとかしてほしい。 薔薇のように、誰かに抱かれればいいのだろうか。 ブレンダをを抱いても醒めなかったこの熱は。
壁に体を預けながら、辛い体を何とか運ぶ 引きずるように戻る道は部屋への廊下。視界はかすむ。]
(49) 2013/03/26(Tue) 19時半頃
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サイラスは、ぼやけた視界に見えるのはエリアスの姿だろうか
2013/03/26(Tue) 20時頃
|
センパイ…
[オスカーとエリアスの2人。エリアスに支えられているオスカーに視線を投げる。 自身が近づけば薔薇の香りが強くなることを感じ取れるはずで
自分はもう熱くて仕方ないのに、 薔薇に犯されていなければまだ理性は残るのだろうか]
(50) 2013/03/26(Tue) 20時頃
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荷物ごちゃごちゃだけど、ベッドは問題ないし。 まとめ終えてない雑誌もまだあるし…ってもパズル雑誌だけどな。 暇つぶしにはなるだろ。
[つとめて明るくオスカーに話しかけながら廊下を進む。 窓の向こう、煌々と照らす満月に向ける視線は厳しいもので。 だが、明けない夜なんてものはないはずだ。 あるとしても、甘ったるい詩の中の話でなければならない]
…って。
サイ、ラス?
[視界の向こうに見えた姿の名を呼び、呆然と立ち止まった]
(51) 2013/03/26(Tue) 20時頃
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先輩…どうしたんですか。 オスカー先輩も大丈夫スか?
[なんとか薔薇にあてられた自分を隠すように落ち着いた声で]
先輩達も、気分が悪いとか?
(52) 2013/03/26(Tue) 20時頃
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[ふわり。薔薇がまた脳裏を溶かす。 どこか壊れてしまった頭は薔薇の侵食をそのひび割れから招き入れてしまう。
次第にその目に浮かぶいろはブレンダに浮かんだものと同じ]
(53) 2013/03/26(Tue) 20時頃
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え……ああ、まあ。 ちょっとな。 お前は、どうだ?寝ざめ悪くなかったか?
[落ち着いた声音に、少し安堵する。 問いかけには曖昧に頷いて答えた]
窓開けるなって、ノックスが言ってた。 空気悪いけど、どうやら外から来てるみたいだしな…
(54) 2013/03/26(Tue) 20時半頃
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エリアスは、濃くなる薔薇の香りに眉を顰めて。
2013/03/26(Tue) 20時半頃
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[廊下を歩く] [彼はいない]
[食堂を覗く] [彼はいない]
[談話室の中] [彼はいない]
[求めて歩く] [ひたすらに]
(55) 2013/03/26(Tue) 20時半頃
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サイラス、さ……
[濃密な香りは外からか、 或いは寮内から漂っているのか。 知らぬうち呼吸は荒く、褐色の肌が赤みを帯びる。 廊下の壁に手をついて、ずるりと崩れ落ち。 それでもなお、彼の名を呼ぶ]
(56) 2013/03/26(Tue) 20時半頃
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俺の寝覚めはいつものこと、だし。 扉、開けないほうがいいかもですね。 確かに外、香り強いし。
だけど…
[オスカーがいても躊躇なく。 ふ、と手がエリアスの髪に触れる さらりと撫ぜて、そっと離す]
案外、薔薇は薔薇だけじゃないのかもしれない 気をつけてくださいよ。 …何か、ヘンだから。
[口許に浮かべる笑みはいつもとどこか違う]
(57) 2013/03/26(Tue) 20時半頃
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[髪にふれて、エリアスは何を返してきただろう。 オスカーは、どうしただろう]
俺、先輩の髪、好きなんです。 手も、好き。
[あの時談話室で撫ぜてくれた手、今も覚えている。 笑う声に、薔薇の香りが混じった]
また、撫ぜてくれますか。 夜は、明けないみたいだし。 先輩達、まだ最後の月を見れますよね。 …ここに、いてくれますよね。
(58) 2013/03/26(Tue) 21時頃
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[触れて欲しい人は違う人 撫ぜてほしい人は違う人。 金色でも、銀色でもない髪で 白くない肌の。優しい目をした。
いつも探して、見つけてくれる。 頼っても頼っても、いつもそれを受け入れてくれる
その人を望む自身の感情は薔薇に塗りつぶされてしまいそう 薔薇がブレンダを眠らせたように]
(59) 2013/03/26(Tue) 21時頃
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…月が出てから、会ってきたやつらは皆どっかしらおかしかった。 俺も自分がどうなのか、よく分からないよ。
[一応思考はできているけれど。 気を抜いたらどうにかなってしまいそうだと、 その恐怖は実感としてあって。
髪を撫でる指に瞠目し、サイラスを見る。 ぞく、と。 髪を撫でられただけなのに、一瞬背筋を走り抜けた感覚は何だ]
…っはは。 サイラスも、言うようになったもんだ。 もし何かあったら…ああ、でも。 ヤニクの方が、お前のこと分かってるよな。きっと。
[誤魔化すために笑う。ぎこちなく笑う。 彼の同室の生徒は無事だろうかと考えて、おもむろに名を出した]
(60) 2013/03/26(Tue) 21時頃
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…んな勿体ぶった言い方しなくても、だな。 撫ぜるぐらいならいつだって出来る。ほれ。
[好き、と。 こんな直接的な言葉をかけられたのはいつ以来だったか。 動揺が収まらない自分が、何となく情けない。
なるべく意識しないように。 一瞬言葉に詰まったのを見透かされないように。 軽い調子で返して、空いた方の腕で後輩の頭を撫でようとするも、 どこまで平静に見せかけていられたかは]
夜が明けなきゃ、外にも出れないしな。 大丈夫、まだいるよ。いるから。ここに。
(61) 2013/03/26(Tue) 21時頃
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ヤニク…あぁ、ヤニク…… 探してるかもしれない……。
[離す手とともに、薔薇の香りは少しは薄れたか。 隣にいるオスカーにも指を伸ばし。 その頬にキスを一つ。
日常、友人に送るそれは色なんて含まない。 …いつもなら。今は残る、薔薇の移り香]
ヤニク、探してきます。
[ふい、と踵を返す。香りと一緒に]
(62) 2013/03/26(Tue) 21時頃
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居てくれるなら、嬉しい。 ずっと夜ならいいのに。
[撫ぜられる髪、猫のように摺り寄せるのは本来の癖。 オスカーがいなければ小柄なその体を抱き寄せたかもしれない。ただただ、薔薇は触れて欲しいと望む]
すきだよ、先輩。
[薔薇の花が紡ぐ「すき」の意味は。 そして、そっと離れて>>62]
(63) 2013/03/26(Tue) 21時頃
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ああ。 行っといで…気をつけてな。
[オスカーの頬にキスをするサイラス。 立ち去る彼を見る視線は呆然としたもので。
好き、と。
耳奥に、短く、しかし鋭利な言葉の刺がささったような、 そんな心地がした]
(64) 2013/03/26(Tue) 21時半頃
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[エリアスと離れてからまたふらふらと歩は進む。 大事な彼を探しに。 もう、きっと探すのはたやすい。 薔薇の香りが、きっと教えてくれるから
大事な大事な、汚したくない、綺麗な彼]
…ヤニク。
[崩れ落ちた彼>>56を視界に捕らえる。 同時にその場に、薔薇の香り]
(65) 2013/03/26(Tue) 21時半頃
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ヤ……
[大事な彼を呼ぶ声は薔薇の香に沈む。 恋焦がれる感情も、大事にしたいと思うものも
薔薇がただ脳裏に、胸裏に。満ち満ちて]
(*9) 2013/03/26(Tue) 21時半頃
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[薔薇は、隙間があれば、 サイラスにも入り込むだろう。]
名前? 名前など、おまえがつけたいものでもつけるといい。 いや、それもどうか。
片割れよ。 僕の名前はおまえの名前。
おまえも、もう…・・・。
[薔薇の吐息はサイラスを眠らせようとするだろう。]
(*10) 2013/03/26(Tue) 21時半頃
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もう……?
[意識は殆ど塗りつぶされて。 ただ彼への思慕だけが僅かに意識を保つのみ 水泡のように]
彼、だけは……
[汚さないで欲しい。 懇願に近い声も、薔薇には一笑に付されるに留まろう]
おねが……だ、から……
[かすれて泣きそうな。子猫が懸命に鳴く声はか細い]
(*11) 2013/03/26(Tue) 21時半頃
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特別かい? 僕は、君の願いはきくよ。
彼を汚したくないのなら、 君が、彼に手をかけないことだ。
[薔薇は、言葉ではそう、安心させるように。]
シルヴァは、彼には、ヤニク…には、手を出さないようにしよう。
(*12) 2013/03/26(Tue) 21時半頃
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[薔薇は、かさりかさりと、 小さく笑うような音を……。]
[ああ、人間の欲は、そんなにも、扱いやすく、そして、 矛盾めいて美しい。]
(*13) 2013/03/26(Tue) 21時半頃
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大事……特別……、なんだ
俺が、ヤニクに…?
[途切れ途切れの声、だけど、ヤニクの為なら。 眠ってしまいそうな甘い感覚の中で 懸命に自我をつなぎとめる]
…約束……
[手を出さないという言葉に縋るような声]
(*14) 2013/03/26(Tue) 22時頃
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そう、や く そ く するよ。 彼は綺麗なまま、
そして、君は、その欲は僕や、別の誰かで満たすといい。
[縋るような声に、確かにと。 ただ、薔薇は思っている。
それが、本当に、彼らのためになるのかどうか、と。]
(*15) 2013/03/26(Tue) 22時頃
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[欲を他の誰かで。その響きにどくりと胸が鳴る。 大事な彼以外なら誰でもいい。熱を冷ましてくれるなら。 どこか壊れた頭はただただ、大事な人を汚したくないと それだけを願う
慈愛のようなあの人が汚れないなら、それで]
(*16) 2013/03/26(Tue) 22時頃
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[思考を溶かす薔薇の毒。 酩酊と言うに等しい感覚に、体は言う事を聞かない。 いっそこのまま意識を手放してしまおうか。 普段の彼のように。 そうしたら迎えに来てくれるだろうか。 そんな夢想の中、聞こえた声は幻か]
[否]
……サ、イラス、さ……ん?
[仄暗い瞳が、ゆるりと見上げる。 嗚呼、其処に居るのは紛れも無く、最愛の]
(66) 2013/03/26(Tue) 22時頃
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[ヤニクへ、歩を進める都度、薔薇が香る。 薔薇と胸裏で相反するものは 誰もしることはない。
ただ目の前の大事な人、抱きしめてあげたいと 純粋にそう思って、手を伸ばす]
ヤニク。
[名を呼ぶ声は甘やかで、柔らかい。 薔薇の新芽のように]
(67) 2013/03/26(Tue) 22時頃
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[名を呼ばれて、嬉しそうに笑う。 拒まれなければ彼をただぎゅ、と抱きしめた]
…ごめん。また、迷惑かけた。
(68) 2013/03/26(Tue) 22時頃
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[寝ぼけまなこのロシェに悪いなと思う余裕はなく。 彼に伝えた言葉には動揺や焦燥感が混じっていただろう。
朝はもう来ないのか、という相手の言葉には、自分の願望を込めて首を振り…笑ってみせる。]
そんなわけないじゃん。 ―他の人は無事かも確認しないとな…。
[薔薇の香りで自分の身体に異変が起きたのは自覚していた。 外の様子を見てくる、という相手には一瞬躊躇いを見せるも]
…うん、宜しく。
[そして、彼と別れて廊下を歩き始めた。*]
(69) 2013/03/26(Tue) 22時頃
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>>38>>39
ロシェ……。
[大地に横たわっていた身体は、その暖かな腕に起こされる。 その胸、頭押し付けるように、抱かれた時、 熱いため息は零れ、そして、彼は、銀髪の主に擦り寄るように。]
痛くても、寒くても、 いい……と思っているけど、 君はあたたかいね。
[逃がしたくないと、その縋る手に、力を込めた。]
(70) 2013/03/26(Tue) 22時頃
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[廊下でヤニクと出会えば話をしたが、結局は何も答えが出ないまま。 おかしいという事を自覚しただけで、どうすればこの状況が良くなるかは分からないのだ。]
…ありがとうございました。
[何処か焦燥感に駆られているような相手の後ろ姿に声を掛けてそのまま別れる。
ハンカチで口元を覆っていても、薔薇の香りを完全に防げるわけもなく。 次第に熱くなってくる身体を休めようと、窓際で息をつき]
…ヴェス、大丈夫かな…。
[少し落ち着くと、二手に分かれたロシェの方に意識が向いた。 外の様子を見てくると言っていたが、大丈夫だろうか。
やがて外に繋がる扉の前に辿り着くと、ゆっくりと開けて外に出た。 寮内よりも濃い薔薇の香りに眉を潜めるも、ハンカチで口元を覆ってそろそろと中庭の方に向かった。]
(71) 2013/03/26(Tue) 22時半頃
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[そして遠目に見えたのは、 ロシェと、 シリィらしき人物が抱き合っている姿。
サイラスがいたかどうかは分からない。 ―そこまで意識が至る余裕はなかった。]
…っ…。
[何故、こんなに動揺しているのか。
けれど
―これ以上、見たくない。]
[気が付けば踵を返して駆け出し、逃げるように寮の中に戻っていた。]
(72) 2013/03/26(Tue) 22時半頃
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…は…。
[寮に駆け込み、後ろ手で扉を閉めればそのまま暫く浅く息をついた。 彼らが気付いたかどうかは分からない。
やがて駆け込んだ寮内をふらふらと奥へと進んでいく。
心臓がどくどくと波打ち、呼吸は荒い。 ハンカチは右手に握りしめていて、もう口元を覆っていなかった。]
…熱い…。
[熱に浮かされた意識はゆらゆらと漂っていて、誰かに声を掛けられても、きっと気付かない。]
(73) 2013/03/26(Tue) 22時半頃
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ぁ……
[抱きしめられて、そこから伝わる温もりと薔薇の香り。 もう何も分からない。 ただ、ここに彼がいてくれたと言う事以外]
会いたかった……! よかった……貴方がいないと、私…… ああ、嬉しいです。 サイラスさん……
[甘い香りに煽られて、想いは胸を焦がす。 保護欲に覆われた、真実の想いが。 きっとそれは抱いてはいけなかった、はずなのに]
(74) 2013/03/26(Tue) 22時半頃
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ブレンダは、ふと、流した視線の先、ゲルストナーらしき人物が見えた。
2013/03/26(Tue) 22時半頃
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あ……。
[ロシェの腕の中、 見えたのは、ゲルストナーの姿。
その顔を表情をはっきりと見ることはできなかったけれど…。 走り去る姿に、眉を寄せた。
だけれども、ロシェを掴む手をすぐに緩めることはできず…。]
(75) 2013/03/26(Tue) 22時半頃
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うん。俺も。
[やはり心配をかけてしまったようで。 その髪に顔を埋めて、感触を得ようと]
俺も、やっぱりヤニクがいないと駄目なんだ。 好きなんだ。もう離れたくないくらい。
[薔薇はいう。手を出さなければ彼は綺麗なままだと。 だけど触れてしまえばそんな言葉、今は記憶から消えうせた。
またそっと唇を寄せる。軽く。甘く、徐々に深く。 交わす口付けに、薔薇の香りが満ちた。 青い目に浮かぶ薔薇の色。 薔薇の言葉がなければ、今ここで彼を暴きそうなくらい、体が疼く]
(76) 2013/03/26(Tue) 22時半頃
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―自室―
[それからオスカーとは言葉を交わしただろうか。 上滑りな調子で、何か話したろうか。 どの道得体のしれない焦燥感に浮足立っていたのは事実だ。
瞳を閉じれば先ほどのサイラスの様子が浮かんで、振り払えずにいる]
…んじゃま、入れよ。 ベッドは空いてるから、良かったら使って。
[扉を開けば先ほどよりは片付いたものの相変わらず雑然とした自室がある。 隅に積まれた雑誌や教科書の山、筆記用具の散った机。 唯一何も置いていないのは本当に寝台の上くらいで。 当たり前のように其処にある生活感が、何故だか酷く懐かしかった]
(77) 2013/03/26(Tue) 23時頃
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[でも、瞬時蘇ったのは、 薔薇ではなく、シルヴァだった。]
ロシェ……。 向こうに、ゲルストナーがいたよ。
こちらを見て、どこかにいったよ。
[手は離せない。 なぜなら、行かないでほしいから。
でも、同時に……。 シルヴァとしても、わかっている。 己の汚れたこと。]
ロシェ……。
[身体は、支えているのが、そして、立ち上がっても、一人ではもう歩けないほど…。 だから、彼が行くなら、追いかけることなど、無理だ。]
(78) 2013/03/26(Tue) 23時頃
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…何か、飲んで…。
[そうすれば、この熱も、動揺も収まる筈。
先刻の情景を見なかった事には出来ないけれど、見なかったふりをする事は出来る。
異変の起きた現在の寮内では難しいかもしれないけれど、この夜が明けて学校が始まったならきっと。 ―ぼうっとする意識の中、残っている理性でそう決めて。
おぼつかない足取りで向かう先は、薔薇の香りの記憶も新しい厨房。]
(79) 2013/03/26(Tue) 23時頃
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ロシェ……。 ありがとう。
[そう 淡い、まだ淡いけれど、片想いしている。 その髪の主に。 銀色の髪に、自分にはなかった美しさに……。 皺だらけの、くすんだ、掠れた、髪と肌、 それを見ても、汚らわしいものをみるような 眸は送らなかった同級生へ。
そして、同じく、走り去った同級生にもある憧憬の念。]
ああ……。
(80) 2013/03/26(Tue) 23時頃
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ああ、サイラスさん……
[紛れもないその温もりを、確かめるように強く抱きしめる。 どちらともなく唇を寄せ、重ね、貪り合い。 その度に濃くなる薔薇の香りは、理性を溶かして行く]
私も、好きです。 貴方の事が、大好き、です。 んっ……だから、もっともっと…… 貴方、を、ください……
[呼吸の合間に言葉を紡ぐ。 茨で晒された、隠していた想い。 もう其れを告げることに躊躇いは持てなかった。 幾度も唇を重ねて、もっと深く彼を感じようと]
(81) 2013/03/26(Tue) 23時半頃
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[その時、シルヴァである意識が薄れる。 そう、薔薇として、薔薇の言葉を偽る彼自身が…でも、それを振り切ろうと首を軽く振った。 意識が混濁する。]
ロシェ……僕を……捨てて。
[知っている、サイラスに薔薇としての彼が何をしたかを。 魅せられた毒を濃くした。欲望の元に、彼の理性を……。]
僕を捨てないと……君は、 きっと……酷い目にあう。
[行って欲しくない。 薔薇の部分の指はその服を離さまいとする。]
――……君が好きだから。 僕を捨てていって……。
[同級生へのほのかな想いは本当で。 搾り出した言葉。その意味に、自身打ち震え始めた。]
(82) 2013/03/26(Tue) 23時半頃
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あったかい方が、いいよ。 ……寒いのは、辛いから。 [腕の中のその身体は、冷えてはいてもちゃんと生きてるから。
思考蕩かすは濃厚な薔薇の香。 こうして抱き寄せるだけでなく、もっと触れ合いたい。重なりたい。 それは禁忌だと知っているはずなのに。]
シリィ……俺、
[けれどそれを留めたのは、何かを見て眉寄せた彼の反応で。
なぜだかひどい罪悪感に駆られ、振り向けば見えたのは立ち去る背中。]
……ぅ、うん……。
[動揺したまま、去った方角を見ていたけれど、腕の中の人を放り出すことは出来なかった。]
中、行こう? あまりここに居ちゃ、いけない気がする。
(83) 2013/03/26(Tue) 23時半頃
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ブレンダは、カタリカタリ…と、身体は震え…。ふいにぽろりと、涙が流れた。
2013/03/26(Tue) 23時半頃
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…なに、
[紺碧よりもずっとずっと深い、宵闇色の瞳を瞬く。]
何、いって……
……シリィ?
[何を言われたのか、一瞬理解が出来なかった。 なぜ、そんなことを言い出すのか。]
バカなこと、言うな…よ。 友達を見捨てていけるような、そんな奴だと思ってるの?俺のこと。
[友達? その言葉は互いにとってふさわしい呼称だったろうか。 友達、親友、それとも……]
酷い目に…って、なんだよ。
(84) 2013/03/26(Tue) 23時半頃
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なぁ、
……ここで、何が……
[伸ばしかけた指先に、熱い雫が零れおちて。 それはあっという間に、冷たく冷えてしまった。]
(85) 2013/03/26(Tue) 23時半頃
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寒い……。
[その時の声は、シルヴァか薔薇か。 ともかく、濡れた眸でロシェを見上げ。]
君はとても、素敵な、人だよ。 ああ、君は、僕を、助けてくれる?
こんな僕を……。
[吐く息は白い。 ああ、ここは、寒い。 冬のように、冬のように。]
ああ、僕に春は来るかな。 薔薇が咲く季節は、訪れるかな。
[薔薇は、ロシェの髪をまた手にした。]
(86) 2013/03/26(Tue) 23時半頃
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ここで、何があったか。 知りたいなら、
部屋に連れていって…。
[今、振り切らないのならば、 もう、欲望の虜にするつもり。 そう決めた新緑の眸は妖艶に輝いた。]
(87) 2013/03/26(Tue) 23時半頃
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― 厨房 ―
[灯りを付ければ、目に留まったのはシリィの淹れたコーヒー。 彼が戻ってくれば後で三人で飲めるだろうと、そう思って…片付けなかったものだ。
それをそのままカップに注ぎ、口にする。]
…苦。
[思わず苦笑いする。
いつもは砂糖を一匙入れるけど、今は入れる気にならなくて。 流石に一杯以上は飲めないと判断し、残りは片付ける事にして。 飲み終えるまでは其処にいた。**]
(88) 2013/03/26(Tue) 23時半頃
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|
[口付けを交わす間も、手はいつものように髪を梳く。 ふわりとした髪が揺れるたび、薔薇の香りが濃くなるかのような錯覚。 もう自分が何処で、何をしているのかも分からなくなって]
好き…… サイラス、さん。 好きです。
[わかるのは一つだけ。 この想いだけ。 縋るように身体を寄せて、温もりを求める**]
(89) 2013/03/27(Wed) 00時頃
|
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…春は、来るよ。
夜は必ず明けるし、雪は必ず溶けるから。
[そんな甘い希望を、愚直なまでに信じて。]
助けられる? …助けたいよ。
助けたいに、決まってる。
[部屋へ。
彼の痩せぎすの体は、自分にも抱き上げられるほどに軽くて。 その軽さに戸惑いながらも、寮内へと運び込む。 どこをどう歩いたかなんて、あまり覚えちゃいない。]
(90) 2013/03/27(Wed) 00時頃
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|
いや……ごちゃごちゃしたほうがいい
俺の部屋、もう なあんにもないからさ
[身体に力は入らない。ほとんど体重を預けて、少しずつ廊下を進む]
うん 一人じゃなくて、良かった……
[そう、息をついて やはり様子のおかしいサイラスに会ってからもぼんやりと二人の会話を聞いていた]
(91) 2013/03/27(Wed) 00時頃
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|
>>90 あ……。
[返る返事はあまりにも素直。 軽々と持ち上げられて、驚きの顔のまま、次にはその肩口に手を回す。]
ロシェ……。
[春がくると語る彼に、 雪ノ下から誰かが覗く感覚もしたけれど…。 そのまま部屋に運ばれて、ベッドに下されたかもだけれども、絡めた腕をほどこうとはしない。
ただ、そこにいるのは、美しい金髪と、ふくよなかな肌を持ち、薄紅の唇、
そして、抱かれ、ロシェをうっとりと見つめる新緑の眸。]
(92) 2013/03/27(Wed) 00時半頃
|
|
[噎せ返るような薔薇の香り。いつもなら、薔薇の傍にいたってこんなに強くは香らない]
シ……、
[シルヴァと同じ? 問いかけは頬におくられたキスに途切れた。 背を向けるサイラス。去ってゆく香り。 知らず、口づけられた頬に降れながら、その背中を見送っていた]
(93) 2013/03/27(Wed) 00時半頃
|
|
― 自室 ―
[眸はロシェの顔を見つめ、その頬に唇を寄せた。 すり寄る感覚、耳元に、薔薇のかすれ声は続く。]
――ロシェ、 キスして……。
[願いを告げる。]
キスしたら、暖めてほしいんだ。 ねぇ……。
[指はロシェのシャツにかかる。]
僕を暖めて……。
[彼が戸惑ったとしても、指の動きはもう、止まらない。 シャツを肌蹴させれば、その胸にある突起に指を這わす……。]
(94) 2013/03/27(Wed) 00時半頃
|
|
― エリアスの部屋 ―
[予想よりも、ずっとものの多い部屋。とても卒業生の部屋とは思えない。 けれど今は、それが嬉しかった]
な、エリアス
[促されるまま、ベッドに腰掛けて]
俺もエリアスの髪撫でたい
[常通りの口調。 瞳は僅かに潤むも視線はしっかりと、エリアスの瞳を見据えて、いい放った]
(95) 2013/03/27(Wed) 00時半頃
|
|
[名を呼ぶ声が、鼓膜を擽る。
腕の中の人は、こんなつややかな髪をしていただろうか。 淡く薔薇色のさした、柔らかな頬をしていただろうか。 宝石のように輝く瞳をしていただろうか。]
……君、は………
[絡め取られていく意識は、その名を呼ぶことが出来なかった。]
(96) 2013/03/27(Wed) 00時半頃
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|
いやー、ほんとな。 まずいことは自覚してるんだよ。 ちょっと音立てるかもしれないけど、気にしな…
…オスカーも? 別に大したもんじゃないぞ、俺の髪なんて。
[肩に付く程度まで伸びてしまった髪。 銀色とも灰色とも呼べない曖昧な色合い。 一房つまんで曖昧に首を傾げるも。 そのはっきりとした視線から逸らすことは出来ず]
でも。言ってもらえるのは嬉しいか。
[肩を竦めて寝台に、オスカーの傍らに腰かけた]
…どうなっちまったんだろうな、皆。 サイラス、ヤニクに会えたか…サイモンは…
[ぽつぽつと、そんなことを呟きながら]
(97) 2013/03/27(Wed) 00時半頃
|
|
[まるで暗示にかけられたかのように、気が付けば重ねていた唇。 あまりに柔らかすぎる感触に、いけないと心のどこかが叫ぶ。
ボタンを外されて肌蹴られるのは、日に晒されていない胸。 色白の肌には、熱孕んで流れる血潮の赤が透ける。]
……ぁ。
[こんなのはいけないと、諌める言葉は咽喉に絡まって、 ただ熱く甘い嘆息だけが、唇の隙間から漏れた。]
(98) 2013/03/27(Wed) 00時半頃
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|
ロシェ……僕と、 僕と、夢をみて……。
[ロシェの表情が、薔薇の香りに侵されていること、わからないわけがない。 そして、シルヴァの恋慕を利用し、薔薇は、ロシェに口づけをせがみ、奪っていく。 その身体の衣類を剥ぎ取り、銀の髪を素肌に散らせる赤は、確実に欲望の毒を秘めて…。]
好きだよ……。 僕のことも好きだといって。
[手練手管の薔薇の前戯は、おそらく、色めいた経験がなさそうなロシェの身体を優しく、でも、快楽を感じた場所を的確に愛撫した。 その声が欲に満ちたものになれば、うっとりと、まら、彼自身の美しさも満ちて……。]
(99) 2013/03/27(Wed) 00時半頃
|
|
――……お願い、 僕を君のものにして……。
[その箍が外れるように、 彼自身の欲望の標的が己に向いてくれるのを願って……。
薔薇の濃厚な呼気は、部屋全体に溢れ た。**]
(100) 2013/03/27(Wed) 00時半頃
|
ブレンダは、細い腕は、ロシェを欲望の淵に引きずり込んでいった。**
2013/03/27(Wed) 00時半頃
|
いーの、俺が撫でたいだけだから
[隣にきたエリアスの髪を梳くように撫ぜた。 掬い上げて流れるさまを楽しんだり、子どもにするみたいによしよし、とただ撫でたり]
サイラスは ……ヤニクと一緒なら大丈夫じゃないか そんな気がする、し そうであってほしい
……シルヴァは
[髪に触れたまま、手を止める]
シルヴァは ……大丈夫だと、いいけど
(101) 2013/03/27(Wed) 00時半頃
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…ならばお気のすむまで、どうぞお好きにお撫で下さいな。それでお前が落ち着くなら。
[髪は弄ばれるままに。もう少しオスカーの傍に身を寄せて。 撫でられたのは何時以来だろう。 幼いころのじゃれ合いを思い出して、何だかおかしかった]
だよ、な。 ヤニクが残っててくれて、良かったよ。大丈夫そうに振る舞っていたけれど、、 あれは…
シルヴァ?あいつも…なのか。会ったのか?
[そういえばまだ顔を合わせていない。 線の細い下級生を思い出し、眉を寄せ俯いた。 見下ろす掌の輪郭ははっきりしている…まだ、今は]
俺は…俺は、大丈夫。まだ、大丈夫だから…
[意識して呟いた訳ではなく。 そしてその言葉は、自分に言い聞かせるように響いて]
(102) 2013/03/27(Wed) 01時頃
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……ぁ、…あぁ………。
[戸惑い震える身体は、触れた指が灯していく熱を持て余す。
自分がこんな声で啼くなんて、こんな風に溺れるなんて知らなかった。 ただ胸が痛くて、体の芯が熱くて、苦しい。
白い肌へ一つ一つ刻まれていく痕は、まるで散らされた薔薇の花弁のよう。]
(103) 2013/03/27(Wed) 01時頃
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[……夢魔が。
そんな話をしたのは、いったいいつのことだっただろう。
最後に思い出したのは、そんなこと。]
(104) 2013/03/27(Wed) 01時頃
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[思考も理性も感情も、全て奪われて。
一時己は、彼の上で猛る獣へと堕ちた。**]
(105) 2013/03/27(Wed) 01時頃
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シルヴァは あいつじゃないみたいだった 別人みたいな顔して でも ……確かにシルヴァだった
[手はとまったまま、静かにエリアスの髪に触れていて]
俺が傍にいてやれればよかったのに ……逃げたの、かな
[手が滑り落ちる]
エリアスは、大丈夫
[とんとん、と肩を叩いた]
大丈夫、そのままでいてくれ
(106) 2013/03/27(Wed) 01時頃
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別人みたいに…?
[天井を仰ぎ、大げさに呻いた。 それでもこうやって話せているのは、髪に触れてくれている指のおかげなのかもしれない]
俺は事情を知らないから、的外れなことを言うかもしれないけど。 もしもお前が逃げなくて、シルヴァとお前に何かがあって、 それでお前まで変になったらって考えたら… 俺は、嫌だよ。それは嫌だ。
[思ったままを、言った。肩を叩いてくれるその手が、遠くに去ることがひどく恐ろしかったから]
ありがとな。そうだな。そのままで大丈夫、だよな。 言ってもらえなかったら、多分不安だった。情けないけどさ。
…落ち着くまで、ベッド、使ってくれ。 机の上だけ、ちょっと片付けるから。
[思考を切り替えるべく、一度ベッドから立ち上がり、机に向かう。 あまり手につくような気分でもないのだが、それでも**]
(107) 2013/03/27(Wed) 01時半頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2013/03/27(Wed) 01時半頃
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俺までおかしく、か…… ん、ありがと
手を、シルヴァの手を離したことには変わりないけど
[肩から手を離し、膝の上で手を握りしめた]
……ありがとう
[立ち上がったエリアスに頷いて、そのままベッドに横になった。片付ける彼を眺めながら、暫くは言葉も交わしただろうが、徐々に返事は緩慢になり、やがて寝息が響き*始めた*]
(108) 2013/03/27(Wed) 02時頃
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[「好き」という言葉、慈愛のぬくもり、 人の体温、くちびるの感触。 どれも薔薇の毒を更に重くする。
大事な人を汚したくない そんな、最後の理性。 想いは通じてるのに。愛してるといいたいのに
──……「君が彼に手を出さなければ」
響いた薔薇の言葉はいよいよ重い]
好き…。好き、だ。
[だけど。どんなに深く唇を求められても それより深く、肌を求めることができない]
(109) 2013/03/27(Wed) 05時頃
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[髪に触れてくれる手に目を閉じる。 また目じりに涙が浮かぶ。
愛おしすぎて、気が変になりそう。 ──薔薇の意識がある意味気の触れた自分なのかもしれないが。 切ない吐息はヤニクにも感じられるだろう。 口にしないだけで、どれだけ彼を欲しがっているか ただただ傷つけたくない、汚したくないというその想いだけが彼との境目を保つ。 またゆっくり身を離し、その頬を撫ぜながら]
…部屋、いこう…。ここは風邪引くから。 それに、少し疲れた。
(110) 2013/03/27(Wed) 05時頃
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薔薇、どうしたのかも調べないと。 このまんまじゃ、気分悪くて──…辛い。
[目を伏せて部屋へと促す。彼がまっすぐ歩けないようなら勿論その手助けを。 どこにおいかないと伝えるように、ぎゅ、と手を握る。
部屋に戻ればふらりとそのままベッドに倒れこんだ ヤニクの手を引いたまま、シーツの中に引きこむ。
熱い感情にとらわれて尚、僅か残った自我を守るための無意識に欲する休息。 抱きこんだ彼の心臓の音を聞きながら 僅かつらそうな表情を浮かべながら目を閉じた。 …首筋の赤い華は、ヤニクの眼に入るか否か。
眠りに入ったとわかるのは抱きこむ腕は抜け出せる程度にはゆるくなったこと*]
(111) 2013/03/27(Wed) 05時頃
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[薔薇の空気をその身に感じる。 情事の艶と衣擦れの音。
金と銀の髪が交わる影を、眠る猫はぼんやりと感じる。 流れ込んでくる熱に、まるで自分が犯されているような感覚を持ちながら。 そして、ヤニクを抱いて、ヤニクに抱かれる夢を見る。 きっと幸せだろう。熱に浮かされるままに求められるのは、と*]
(*17) 2013/03/27(Wed) 05時半頃
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[コーヒーを飲む終える頃には、心も熱も鎮まってきていた。 食器や道具の片づけを行って。 ―そして] …そういや、サイモンって会ってないな。 [寮内にいる生徒を頭の中で思い浮かべて、一人の姿を思い浮かべる。 ―最後に見た時には、既に取り乱したようだった少年。 他の生徒は誰かと一緒にいる想像が出来たが、彼がどうしているかは想像できず。] ……。 [何故だか嫌な予感に襲われて、彼の部屋に向かった。]
(112) 2013/03/27(Wed) 08時頃
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― サイモンの部屋 ― [彼の部屋の鍵は開いていた。 恐る恐る扉を開ければ、むせ返るような性の臭いと薔薇の香りに顔を顰めた。
けれど、寝台にしどけない格好の部屋の主が横たわっているのが窓から入る月明かりに照らされて見えれば。 ハンカチで口元を覆いながら奥へと進む。] …サイモン。 [側に寄って、彼の顔に苦痛の表情が浮かんでいなけれぱ、緊張していた身体から力が抜ける。 安堵して、彼の肩に手を伸ばした。]
(113) 2013/03/27(Wed) 08時頃
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おーい、寝てんの。 …一度、シャワー浴びた方が良いんじゃないか。 なぁ…。 [彼の身体を揺すったり、頬を軽く叩きながら声をかける。 ―けれど、彼がいくら声をかけても起きない事に気付けば。] …サイモン…? [日常が壊れている気配を此処でも発見し。 彼の名前を口にしたまま、その場に唖然と立ち尽くした。**]
(114) 2013/03/27(Wed) 08時頃
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[彼は悦楽の呻きの中、 元の身体では感じることのできなかった快楽の中に、おぼれていく。
その営みはいつまで続いたか。 ひたすら限界を求めるがゆえ、薔薇はその身体がひどく疲弊したのを感じれば、その身体、捨て去ることに迷いはない。]
ああ
[潤いのある肌も、きらめく髪も、輝く新緑の瞳も、 もう、彼との営みが終わるころに、その輝きはない。
あるのは、もとの、 いや、それ以上に枯れてしまった、身体。]
(115) 2013/03/27(Wed) 13時頃
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[藁のような髪、くすんだ、そして、青黒く乾燥しきった肌、枯葉色の眼にもう輝きはない。
そして、声も出せず、 動くこともままならず、
そのまま、ぼんやりと宙を見ている。]
(116) 2013/03/27(Wed) 13時頃
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ブレンダは、息は薄くも途絶えることはない。**
2013/03/27(Wed) 13時頃
妻 ブレンダは、メモを貼った。
2013/03/27(Wed) 13時頃
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……。 …ん。
[ふとした沈黙に顔を上げてみれば、級友は寝息を立てていた。 自然口元が綻ぶのを自覚する]
ちょっとぐらい、いいよな。 俺だって触りたいんだよ。お前の髪、綺麗なんだから。
[起こさないようにゆるく黒髪を撫でた後、身を起こす。 改めて訪れた沈黙において、 やはり甘ったるい空気については自覚せざるを得ず]
(117) 2013/03/27(Wed) 16時頃
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……。
[少し考えた後に、まとめ終えた紙束から一枚引っ張り出して。 『水持ってくる』と、一言。 普段の言動とは程遠いと時に揶揄されがちな、 細い筆跡をペンで記す]
…寝入ったばかりだろうけど… 万が一ってこともあるからな。
[呟いて、書置きを眠る級友の枕元に残し、 音を立てないように扉を閉めて、部屋を出た]
(118) 2013/03/27(Wed) 16時頃
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―厨房―
[停滞した空気は甘さだけを増している。 疲労に足を取られそうになりながらも、 何とか食堂には辿りつけた。
そのまま厨房にまっすぐ向かい、 空のピッチャーに水を注ぐ]
ノックスと、ロシェが…ああだったの、 確か、ここだったな…
[心配事は尽きず、意識することも尽きず。 今は閉められた窓から、ゆらり、薔薇の香りが動いたような錯覚を覚えて。 ただ表情を顰めた**]
(119) 2013/03/27(Wed) 16時頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2013/03/27(Wed) 16時頃
妻 ブレンダは、メモを貼った。
2013/03/27(Wed) 17時頃
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/* 襲撃、ロシェセットで亡霊堕ちのつもりで動いてます。
と報告のみ
(*18) 2013/03/27(Wed) 17時頃
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/*流れ敵にロシェ襲撃だと思うので 本日は当方パスでセットいたします。
(*19) 2013/03/27(Wed) 17時頃
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…お前は…満足、したの…?
[夢の中、あの薔薇に問う。 自分は自分の望みとは言え耐えに耐えているのに。
向ける羨望はサイラスのものではなくて
咲いたもう一厘の薔薇のもの]
(*20) 2013/03/27(Wed) 17時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2013/03/27(Wed) 19時頃
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[トレイを拝借して、グラスを棚から取り出す。 一つはトレイの上に置いて、もう一つはそのまま水を注ぎ、口をつける。 水まで味がついていたらと 一瞬本気で恐怖した自分に苦笑しつつ]
喉、乾いてたんだな。
[しみ込むように水は自然に体内に吸収されて。 ふっと、人心地ついたような気がした]
(120) 2013/03/27(Wed) 19時頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2013/03/27(Wed) 19時頃
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満足? 満足していると思うかい?
[薔薇は、問いに問いで返す狡さを…。]
でも、全然足りないね。 この身体はもう、役には立ちそうにないし。
(*21) 2013/03/27(Wed) 19時半頃
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[薔薇は、もう、その場にはいない。 その華奢な身体が壊れる寸前までに行った淫猥な行為を糧とし、 その身を肥やそうとしている。
今、ロシェの目の前にいるのは、 薔薇が栄養を吸い取った滓だ。
名は、シルヴァと名乗る声ももう、持たないだろう。]
(121) 2013/03/27(Wed) 19時半頃
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妻 ブレンダは、メモを貼った。
2013/03/27(Wed) 19時半頃
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そして、この身体の元の主が、、満足したかどうかは知らないな。ふふ、
[薔薇は、忍んで耐える眠れる子猫に、軽やかに笑んだ。]
――……僕は、彼には手を出さない。 それは、守るよ、ちゃんとね。
彼を守りたいなら、 君は手を出さないことだね。 君は彼に手を出せば、きっと、
もう、壊れちゃうよ?
[薔薇は、静かに、でも、どこかしら妙な明朗さで。 塞き止めていただけ、欲望は深く強く、そして、重いものになるのを知っている。 だから、より、大きな糧をサイラスに求め、 今は、あえて、彼の欲望を抑えつけるようなことを。]
(*22) 2013/03/27(Wed) 20時頃
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[ロシェの様子はどんなふうだろう。 けれど、薔薇がいないあと、まるで白痴のような表情で、彼はぼんやりしていたが、
ロシェがその場を離れるなら、一言、空気のかすれは、]
――……ごめん、なさ……。
[それだけ告げて、一度瞬いだ。]
(122) 2013/03/27(Wed) 20時頃
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ん…… 嬉しい…… 私も、私も貴方が。
[幾度も好きと言葉を重ね。 幾度も深く口付けを交わし。 なのにどうして泣くのだろう。 目元に唇を寄せ、雫を味わう。 彼の悲しみを、苦痛を、取り除いてあげたくて]
(123) 2013/03/27(Wed) 20時頃
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[身体が離れるのを口惜しく思いながら、頬に感じるぬくもりに目を細めた]
そう、ですね。 貴方の身体が冷えては大変ですから。 部屋に、帰りましょう。
[一緒に、と。 歩くたび、酷く目が回る。 支えられながらもなんとか部屋へ辿り着く。 ベッドへ引き込まれても、抵抗出来ずいつものような小言も言えず。 重なり合った相手の温もりを感じながら、意識は闇へと引き摺り込まれて行く。 ――その刹那。視界に映る一輪の華。 彼の首筋に咲く、赤い、赤い]
(124) 2013/03/27(Wed) 20時頃
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…………嫌。
[悲しげに顔を歪め、それに手を伸ばす。 これを咲かせたのは、誰?]
貴方は、私の……
[薔薇の毒に侵されて、曝け出された独占欲。 悔しさに、涙が零れた。 けれど何も出来ることはなく。 眠りに落ちた彼を追いかけるように、意識は一時の眠りへと]
(125) 2013/03/27(Wed) 20時頃
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|
[ふ、と。薔薇の声を脳裏に聞きながら目を覚ます 腕の中に大事な人がいて、安堵の息を。 そしてそこに涙の痕を見つければ、そっと目元に口付けた]
…ごめん。
[自分のせいだろうか。 こんなに心配させてしまって。
汚したくないという思いが逆に傷つけていることに未だ気づかない]
(126) 2013/03/27(Wed) 20時半頃
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壊れる…?壊れるのは…俺?
…いっそ、壊れて眠ってしまったら
楽に、なれるか、な…
どうしたら もう、目を覚まさないで済むんだろう。
どうしたら…ヤニクに、そのままで…いて、貰えるんだ 、ろう…
(*23) 2013/03/27(Wed) 20時半頃
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|
[眠る彼を強く強く抱きしめた。 どうか、このままでいてほしいと心の底から思い。 どうしても覚めやらない自分の熱に、苦しい息を零しながら。
薔薇はいう。きっとヤニクに手を出せば、自分は壊れてしまう。 もう壊れてしまったほうがきっと楽だ けれど、その相手はヤニクであってほしくない。 薔薇の意識が塗りつぶす自分の理性。
蒼い目に薔薇が映る。もう、誰でも良いのだと]
、
(127) 2013/03/27(Wed) 20時半頃
|
|
壊れるのは、君。 ああ、壊れたい?
[問いに薔薇は答え…。]
楽になりたい? 目をもう覚ましたくない?
それが望みならば、 叶えよう。
愛しいキティ
(*24) 2013/03/27(Wed) 20時半頃
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|
もう、シルヴァは、使い物にならない。 彼ではもう、君を受け止められない。
彼を傷つけず、 そして、君自身の眠りを求めるのなら。
誰かを犠牲にしなくてもならないよ。 君の、そして、彼のために。
[薔薇は薔薇のために。 キティに吹き込む。
そう、薔薇は、彼らが欲にまみれてくれればそれでよいのだ。]
(*25) 2013/03/27(Wed) 20時半頃
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|
[薔薇の意識の中、問いかける声にまともに言葉を返せるほど自我は残っていなかったけれど]
………。楽に、なれるなら。
(*26) 2013/03/27(Wed) 20時半頃
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|
……サイラス、さん……?
[強く抱きしめられて。 その温かさに、意識は闇から浮上する。 目の前にあるのは最愛の。 けれどとても苦しそうな、顔で]
……どうして…… どうして、そんな顔をするんですか……?
[頬に手を伸ばす]
(128) 2013/03/27(Wed) 20時半頃
|
|
もちろん、できるよね。 いいや、君はそうしなくてはならない。
彼を傷つけてはならないよ。 だって、そのためにシルヴァに欲望をぶつけたんでしょう? 彼以外は、誰でもいい、その気持ちで、既に、もう、 シルヴァを君は慰みものにした。
[その時はくすくすと笑うように…。]
――……ね 彼を守って、君は誰かを傷つける。 そして、眠りにつくんだ……。
(*27) 2013/03/27(Wed) 20時半頃
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|
[―ぼんやりとした頭に浮かんだのは、いつかに聞いた薔薇にまつわる怪談話。 その時はおとぎ話の類だろうと笑い飛ばした。
けれど空には変わらず満月が輝き、自分は薔薇の香りに当てられ、目の前には目覚めぬ眠りについた生徒の姿がある。 とても笑い飛ばす事は出来ない。
震える手でサイモンの身体を濡らしてきたタオルで清め、乱れた服装を整えた。 彼をそのままにしておくのは気が引けたから。
換気もしたかったが、厨房の時のように薔薇の香りを誘い込みそうで諦める。]
……。
[ともすれば動きを止めてしまいそうな頭でどうしようか、と必死で考える。
―サイモンの事を含めて、エリアスに相談しに行こうか。 彼の同級生のオスカーも無事だといいけれど。
そう思いつつ、サイモンの部屋を出た。]
(129) 2013/03/27(Wed) 21時頃
|
|
[薔薇の声が響く。 そしてそれに重なるように、目の前の人の声。
また、目に水滴がうかぶ。 どうしていいのか分からない。 だから彼の問いにも返す言葉は短い]
…そのままで、いて。ほしいから。
(130) 2013/03/27(Wed) 21時頃
|
|
[そう。薔薇は何も間違ったことは言っていない。 誘う薔薇を、シルヴァを抱いたのはそれでも自分の意思だ。
「彼以外なら誰でもいい」
そんな身勝手な思考はぱきりと心に罅をいれる。 その隙間に流れ込む薔薇の香気]
俺、は……ただ……
[誰かに頼って、誰かを使って。 結局、依存する心は身勝手なもの]
(*28) 2013/03/27(Wed) 21時頃
|
|
[そんな、また彼を心に、小さな刺をたてる。 薔薇にとっては、どうでもいいこと。
サイラスがシルヴァを抱いたことも、 サイラスがヤニクを抱かないことも。
もちろん、ヤニクを抱けば、 薔薇は、サイラスを通じて、ヤニクにその欲望をすりつけるのみ。 そう、抱かれなくてもならないほどの甘美な苦しみを。]
(*29) 2013/03/27(Wed) 21時頃
|
|
……そのまま、じゃ。 分からないですよ……
[困ったように眉を寄せる。 どうしてそんなにつらそうな顔をするのか。 またどこかに行ってしまうのではないだろうか。 心配で、不安で。 両手で頬を包み込む。 そっと顔を寄せて。 吐息の触れ合うほど、近く]
[嗚呼。 また、あの赤い華が、視界に映る]
(131) 2013/03/27(Wed) 21時頃
|
|
[薔薇は微笑む。悩める子猫に。]
(*30) 2013/03/27(Wed) 21時頃
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ああ。大丈夫だよ。 でも、君は許される。
君は好かれているから。 君は許されるよ。
きっと、誰も君を責めたりしない。
[薔薇は優しく、囁くように。 焚きつける。そう、己のままに欲望を走らせてよいのだと。]
君が幸せならば、 きっと、その彼も、シルヴァも、
[君を許すだろうと…。]
(*31) 2013/03/27(Wed) 21時頃
|
ブレンダは、薔薇は、甘い欲望に、枝につく蕾を膨らませている。
2013/03/27(Wed) 21時頃
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薔薇が……おかしい、…から。 頭が、ヘンになりそう、で……
[目の前の彼を汚したくないから。 だから替わりの誰かで。 そう、誰でもいい、というそんな思考。
自分が酷く汚れていてそんな自分が持つものは 彼を汚してしまうから。
頬に触れる手に手を重ねる。いつも触れてくれる手だ]
──…好きなのに。 でも、これも。薔薇のせいかも、しれない。
[肌をあわせたいなんて、言えるわけもない]
(132) 2013/03/27(Wed) 21時頃
|
|
シルヴァ、か… …ってもなあ、部屋には…
[どうなんだろう、と考える。 考えようとしても、どうにも思考がまとまらない]
後で様子見に行ってやらないとな。 まだ考えられるんだ、やれることはあるはずだ。
[それが何なのか、皆目見当はつかない。 ただ虚勢を張っているだけで、その虚勢もいつ崩れるともしれない。
は、と。
吐きだした息がどうにも背筋を粟だてて、 グラスに残る水を一気に飲み干し、口を拭った]
(133) 2013/03/27(Wed) 21時頃
|
|
それでも……
[やはり、ヤニクを抱くことは。抱かれることはできないのだろう。まだ、今は「自分」が残っているから]
お前は…幸せなの?
[薔薇にそんなものを求めるべくもないのだろうけど]
(*32) 2013/03/27(Wed) 21時頃
|
|
――……そうだね、サイラス。 君に愛されて、幸せだよ。
[薔薇はそう、答える。 まるでシルヴァの答えのように。**]
(*33) 2013/03/27(Wed) 21時半頃
|
|
薔薇が……
[嗚呼、またぐらりと世界が揺れる。 あまりに濃密な香りに、もはや思考は麻痺している]
薔薇の、せいなんですか……? 私を、好きだと言ってくれたのは…… 私は……私は、貴方が、好きです。
[言葉が零れるは薔薇のせいでも、 その気持ちは偽りではない。 だから、悲しい。つらい。どうして]
とうして……他の人には、触れさせたくせに……
[指先が、つうと首筋を伝う。 まだ残る、赤の印]
(134) 2013/03/27(Wed) 21時半頃
|
|
違う。好き、だよ。俺は、ヤニクが好きだ。
[「触れさせたくせに」「誰でもいい」「あいしてる」]
……、おれ……ヤニクを、汚したく、ないから…
[薔薇が。薔薇が。甘い言葉と香りと。 艶を込めた声で語り掛けて来る。 触れられた首元の赤い印、思わず片手でそれを隠す。 手遅れなのに]
だから。
[薔薇を、シルヴァを抱いたなんてどの口が]
(135) 2013/03/27(Wed) 21時半頃
|
|
[胸がばくばくと脈を打つ。 薔薇がいう。「幸せ」と。
抱いた自分は幸せだった?あぁ、きっと、幸せだった。 薔薇をあいすることができて
ぱりん。また、心の薄皮が一枚、剥がれた。 きっと、もう自分を保っていられるのは今日までだ*]
(*34) 2013/03/27(Wed) 22時頃
|
|
― 廊下 ―
えっと…エリアス先輩の部屋は…。
……。
[口元に宛がったハンカチはまだ効果を為しているのだろうか。 訪れた事のない先輩の部屋に近付くにつれ、足取りは遅くなり。 ドアの前まで付けば、立ち止まった。
サイモンの状態を知って増大した不安は、とても一人では抱えきれそうもない。
しかし、時間の感覚が分かりにくいとはいえ、突然訪問してしまっていいものか。 暫く、ドアの前で所在無げに立っていただろうか。]
(136) 2013/03/27(Wed) 22時頃
|
|
―廊下―
…待たせたらまずいな。
[オスカーの寝顔を思い出し、慌ててトレイにグラスを乗せて。 厨房を出て、食堂を横切る。 掲げた腕がトレイの重さをずっしりと感じていて、 力が入っていないことを否応でも自覚させられた
がらんとした廊下。 座り込んでいたオスカー。 すれ違ったサイラス。 振り払うように頭を振り、自分の部屋へと足を進めていく]
(137) 2013/03/27(Wed) 22時頃
|
|
…ごめん…。
[またゆっくりした手で彼の体を押す。 頬に口付けを落としてゆるり、体を離す]
…ブレンダは…眠ったのかな…。 薔薇が、あいつに憑いたから。
[自分の中にも薔薇がある。 自分も眠ってしまえば楽になれる。 眠る為には。誰でもいい。欲を、吐き出せば]
(138) 2013/03/27(Wed) 22時頃
|
|
薔薇が……憑いた? ……ねえ、貴方は何を知っているんですか? 貴方が抱えているものは、何?
……ねえ……行かないで。 また……私を、置いていくの?
[離れて行く身体。 寂しくて、切なくて。 彼が自分から逃げようとしてるとしか思えなくて。 指が宙を掻く。 彼を、捕まえておきたいのに]
(139) 2013/03/27(Wed) 22時半頃
|
|
薔薇が、人に。 この香りのせいできっと、おかしくなってる。 俺の中にも、薔薇が、いる。
[宙をういた指、そっととって自分の胸元にあてた]
薔薇が…どんどん、大きくなって。 押さえ、られなくて…
[蒼が揺らぐ。また水滴が零れ落ちそう]
このまま、お前の隣にいたら。俺、ダメになる。
(140) 2013/03/27(Wed) 22時半頃
|
|
このまま傍にいたら……
[目から零れるものはそのまま、そっと頬に口付けをよせ]
お前を、汚しちまうよ。そんなの、嫌だ。
(141) 2013/03/27(Wed) 22時半頃
|
|
― エリアスの部屋 ―
[柔らかい手が頭を撫でた気がした。 まどろみの中、頬は緩み、より深い眠りへと落ちていく。
空白の時間
迷い込んだ夢は、きっと薔薇が見せたもの]
(142) 2013/03/27(Wed) 22時半頃
|
妻 ブレンダは、メモを貼った。
2013/03/27(Wed) 23時頃
|
貴方の……中、に?
[濃密な香り。 思考はとうに麻痺している。 取られた指は胸元に導かれ。 感じるその温もりの奥、何があるのか]
……苦しいんですか? なら……抑えないで。 大丈夫、私はいつでも貴方の傍にいます。 いつでも、貴方の事を想って……
[だから。だから]
……貴方になら、私は。
[耳元で囁く。甘く。薔薇へ水を与える]
(143) 2013/03/27(Wed) 23時頃
|
エリアスは、廊下の先にノックスの姿を見たろうか。
2013/03/27(Wed) 23時頃
|
―エリアス先輩?
[此方に向かって歩いてくる相手の姿を見つければ、安堵でそっと息をついた。 トレイを持つ手がつらそうだと感じれば、手を貸そうとしただろうか。]
(144) 2013/03/27(Wed) 23時頃
|
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……ぁ す?
[目元を拭いながら身を起こす。部屋の主の姿はなく、ぼんやりと癖のない髪を引っ張った]
ぁ 水 相変わらず、読みやすい、な
[やや女性的ともいえる細い字を辿る。インクは完全に乾いていた。見渡せば、来たときとさほど変わっていない部屋の中。これでは片付かないはずだ、と肩を竦めて]
(145) 2013/03/27(Wed) 23時頃
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ああ、ノックス。 体調の方は…大丈夫か、持ち直したか?
[自室の近く、足を進めればやはり人影はノックスで。 別れた時より動けている様子に、こちらもほっと胸をなでおろした]
あ、ああ…ありがとう。 でも大丈夫だよ、もう、部屋近いし。
[手を貸そうとする素振りには言葉で例を言うにとどめた。 先ほど―先ほどとはいつのことだったかわからないけれど、 明らかに様子のおかしかった彼に負担をかけるわけにはいかないと。
そして。 一緒にノックスを運んだ後輩を思い出し]
ロシェは…
(146) 2013/03/27(Wed) 23時頃
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…苦しい。とても。傍にいたいのに。
[耳元の囁きにわずか身を竦め。 薔薇の声が脳裏に蘇る
ヤニクを汚したくないから かわりに薔薇を抱いたことはかわらない このまま流されてしまえばきっと自分は、もう。
けれど。けれど]
俺も…ずっと、想ってる…。 一緒に…なりたい。
[流されてしまってもいいのだろうか。 彼は、赦してくれるのか そんな罪深い思いは薔薇の香りに解け消える]
(147) 2013/03/27(Wed) 23時頃
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……シリィ、…おれ……
[束の間我に返った時、突きつけられたは自分の罪。 己の中の醜い獣と向き合うことなど出来なくて。
胸が痛い、胸が痛い。 こんな思いをするならば、知らなければよかったのに。
声無き嗚咽。心臓に絡みつくは棘だらけの薔薇の蔦。]
(148) 2013/03/27(Wed) 23時半頃
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私は……貴方になら、何をされてたって構わない。 でも、だけど……! 貴方が、他の人と……
[歪む表情。 彼が別の人に触れた。 別の人が彼に触れた。 それが悲しくて悔しくて。 今彼を離してしまえば、きっとまた別の人のところに行ってしまう。 だから絶対に離さない。逃がさない。 見えない薔薇の茨が二人を絡める]
……サイラスさん。 愛して、います。
[首筋に、其処に残る紅に、そっと唇を寄せた]
(149) 2013/03/27(Wed) 23時半頃
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えっと…はい。寝てからは少しましに。 ―ありがとうございました。
[相手に迷惑をかけてしまったという自覚から、ぎこちなく笑い。 礼を言われればもう彼の部屋は目の前だという事に気付いて首筋を掻いた。]
あ。そっか、そうですよね…。
[ロシェは、と言われれば内心動揺するも、薄い笑みを浮かべて答える。少し間が空いたかもしれない。]
…あぁ、起きた時は普通そうだったから、大丈夫だと思いますよ。 今は別行動中で。
(150) 2013/03/27(Wed) 23時半頃
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ヤ……。
[首筋に寄せられる唇はやわい。 ひくりと小さく反応を返した
もう薔薇は自分を塗りつぶす。 ヤニクに触れて知った熱をまた誰かに求めてしまうのだろうか。ブレンダのように。 それでもまだ「自分」が残っているなら。 きっと、この熱を分け合うことも幸せ。
縋るようにその体を抱きしめて、髪にキスを一つ]
あいしてる。
[罅入った脳裏に、心に。 薔薇がじわじわと染み入って]
(151) 2013/03/27(Wed) 23時半頃
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なんで、あやまるの…
[ぐったりと横たわったままのやつれきった姿へ、手を伸ばす。 謝らねばならないなら、こちらの方だ。
張りのない肌、カサカサの唇。 それに生気を吹き込みたいと、重ねた唇までが自分の意思。
助けたいと願ったのに、こんなことになるなんて思わなくて。 それでも一時、自分は獣のような欲望に溺れてしまっていたのだ。 それに突き動かされるままに、彼をこんなに傷つけて。
ギリギリと締め付ける、胸に絡みついた薔薇。]
ぁ、……ぁぁ……ッ。
(152) 2013/03/27(Wed) 23時半頃
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俺も他人のこと言えた義理じゃあないんだが。 …あまり一人でいるのも…ほら、何かがらんとしてるし…
[僅かな沈黙。 不安を感じつつも、もしかして何か用があるのかと受け取って]
それにしても、どうした。 わざわざこっちまで来たって…ことは、何かあったのか?
(153) 2013/03/27(Wed) 23時半頃
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先輩も…?大丈夫なんですか。
[やはりトレイを持った方が良かったのではないかと思いつつ、相手の顔色が気になってちらちらと視線を送っただろうか。]
ん…、そうですよね。
[只でさえ、人の少ない寮内。 怖がりというわけではないが、それでも夜が明けないのは不気味だった。 何かあったのか、と聞かれれば、ぎゅっと拳を握りしめた後。]
…先輩。 サイモンが…。 姿を見てないなって思って部屋に行ったら寝てて…。 でも声を掛けても、揺すっても、全然起きないんです。 目を覚まさないかもしれない…っ。
[震える声で先刻見た情景を話した。 けれど動揺でその言葉は拙く、伝わりづらかっただろう。]
(154) 2013/03/28(Thu) 00時頃
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嗚呼、サイラスさん……
[さらり。指先が髪を梳く。 いつものように。 いつもよりも、愛しげに。 そのまま腕は背へと回し。 もう離さない、と抱きしめる]
貴方を私の物にしたいと想うのは、罪深いでしょうか。 私を貴方の物にして欲しいと想うのは、罪深いでしょうか。 それでも私は、貴方が……
[*欲しい*]
(155) 2013/03/28(Thu) 00時頃
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[扉の向こう、廊下で話し声が聞こえた。 廊下を行くサイモンは確かにおかしかった。けれど――]
目を、覚まさないかもしれない なんて…
[ありえない、とは思えなかった。 普通ではありえないことがばかり起きている。
ゆっくりと扉に手をかけ、細く開いた。 声は聞こえていたけれど、どこまで近くにいるか。声だけして姿が見えないかも、なんて。たわごとまで頭に浮かんだ]
(156) 2013/03/28(Thu) 00時頃
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大丈夫だとは思う。 なんか、倒れるタイミングを逃したみたいで。 一応何とかずるずるやってるよ。
[苦笑しながらトレイを持ち直し、自室の前へ。 少し躊躇い、扉に手をかける前にノックスの話を聞いた]
え、 サイモンが…起きない?
[聞いてしまった。 形にならなかった不安が、はっきりと襲いかかるのを自覚してしまった。 焦るなと冷えた理性が叫ぶ。部屋に待たせているんだと喚いている。 いるのに]
(157) 2013/03/28(Thu) 00時頃
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お前、それは――それはちょっとまずいだろう。 部屋に居るんだな。わかった。
…っ、オスカー? 悪い、起こしたか。
[扉が開く音が聞こえて、 まだ姿も見えないのに声を上げた]
(158) 2013/03/28(Thu) 00時頃
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…あんまり、無理はしないで下さいね。
[迷惑をかけた自分が言うのも何だが。
目の前の人と、扉の向こうの人の動揺を生んでいるとは知らず、俯いて床に視線を落とし]
…はい。 サイモンがいつも眠りが深いのなら、いいんだけど…。 俺、そこまで知らないし…。
[自分が焦っていて、彼はずっと寝たふりをしていたのかもしれない。 けれど彼の体を拭いても殆ど反応を見せなかった。
今の状況を考えれば、夜が明けないように、サイモンも眠りから覚めないのではないかと。
湧き上がってくる不安を宥めるように右手で自分の左肩の辺りを擦った。]
(159) 2013/03/28(Thu) 00時頃
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[髪を梳かれる心地に目を閉じる。 罪深いか、そうでないか。それは否、とだけ あぁ、彼を汚してしまう。 そのままでいてほしいとただただ願っていたのに。
胸裏の薔薇は蔦をその心に絡み付ける。 最後の自我を吸い取るように。
目の前の彼が愛しくて大切で、気が狂いそうなくらい。 薔薇に入り込まれたものよりも更に深い思慕。
願うのは、せめて今だけは自分でいられるようにとだけ。 体温を分け合う時間は長いようで短いようで。 熱い吐息もあえやかな声も、ただ沈まない月だけが知る *]
(160) 2013/03/28(Thu) 00時半頃
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えっ…。 あ、はい。
[相手に問われれば、緩慢に首を縦に動かす。 後ろの扉に声を掛けるのを聞けば、びくりと肩を揺らして]
え、オスカー先輩…? ご、ごめんなさい。
[反射的に謝罪の言葉が出ていた。]
(161) 2013/03/28(Thu) 00時半頃
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[藁のようにツヤの無い髪を、白い指が撫でる。 身を起こせば、銀糸のような髪が、サラリと流れ落ちて表情すら覆い隠した。
部屋を出て行く時には、もう一瞥もくれぬ。]
(162) 2013/03/28(Thu) 00時半頃
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あっ いやえっと ……おは、よ
[反射的に閉めかけた扉を今度はきちんと開く。頭を覗かせて、ノックスを見あげた]
いや起きてたし 謝るな、って なんか、ええとごめん
[完全に廊下へと出る。中にはいるだろうか、と扉はあけたまま。三人入れるスペースがあるかはわからないが]
サイモン、あいつのこと見かけたのに ……俺は、何もしてない、から
ありがと、ノックス
(163) 2013/03/28(Thu) 00時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2013/03/28(Thu) 00時半頃
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…ちょっと様子見てくる。 まずそうだったら手立て考える必要があるな。
[夜が明けたら外に連絡する必要があるかもしれない。 夜が明けるまでに状況を把握しなければ。 何とか理由をつけようとするが、 そういうことではないんじゃないかと―不安が声を上げている]
水持って来たんだけど…ああ、くそ。 ごめん、先飲んでてもらえるか?
[取り乱した様子で、開かれた扉から自室に入り。 トレイを置いて、サイモンの部屋へと向かおうとする]
(164) 2013/03/28(Thu) 00時半頃
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えっと、おはようございます…?
[果たして、今は何時なのだろう。 朝の挨拶を返しながら、ぼんやりと考えつつ。
反射的に臥せっているのではと思ったので、オスカーの顔が見えれば少しほっとした。]
…いや、お礼言われることなんてしてないですよ。 何か動いてないと不安っていうか…。
[首筋を掻きながら、そう答えた。]
(165) 2013/03/28(Thu) 00時半頃
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