160 東京村
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視点:
人
狼
墓
少
霊
全
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
アイリスが無残な姿で発見された。
噂は現実だった。血塗られた定めに従う魔物“人狼”は、確かにこの中にいるのだ。
非力な人間が人狼に対抗するため、村人たちは一つのルールを定めた。投票により怪しい者を処刑していこうと。罪のない者を処刑してしまう事もあるだろうが、それも村のためにはやむを得ないと……。
現在の生存者は、ミルフィ、ヒナコ、ケイト、ソフィア、ジャニス、ワタヌキ、リツ、メルヤ、トヨタ、ボリス、フランク、イスルギ、マユミ、エリの14名。
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―自宅・洗面所―
(…寒い?)
おはよう…、あれっ? ここは…あ、そうだ。昨日帰ってきて、それで…。
[洗面所で目を覚ました私はまた鏡を覗き込んでしまい… 恐怖と驚きに言葉を失った。 鏡の中に映る時計の針は都市伝説の…、いや、そんなことより、…痣女!?
[落ちていた眼鏡をかけ直し、はっきりと確認する。 鏡の中に映るはずの自分の姿は、昨日見た痣の女だった。 よく見ると鏡の中の世界は洗面所ではない。 視界が動いて、痣女の視線の先にアイリスが現れた。 それから、痣女がアイリスを――]
[あまりに恐ろしい一幕に、目眩がした。 目の前にあるのは日常からはとても考えられない世界。 けれど、私はこれが真実であると確信していた アイリスは、もう居ない。あの女に……]
(0) 2015/06/03(Wed) 06時頃
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んじゃ、新宿戻ろっか。
[エリちゃんが本当のお父さんについて言及するとき、いつもどこか胸を締め付けるものを感じる。けど私は、それを表情には絶対に出さない、ようにしている]
やったーいただきます! んーーーおいしい!
[エリのタルトも食べる。美味しい。生地とフルーツの絶妙なコントラスト。それを味わいながら、エリの話を聞く]>>315
うん、戻ろ戻ろ! 特に予定はないよ、ほら、暇なら私、いつも通りふらふらしてるからね。
[エリちゃんには、『リーク』のことを話していない。ふらふらして美味しい店を探したり、あるいはナンパされるのを楽しんだりしていると説明している。それもまた、全く嘘というわけでもない]
じゃ、食べ終わったらちゃっちゃと移動しちゃおうか。早めに移動した方が捕まえやすそうだし。
(1) 2015/06/03(Wed) 06時頃
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[長居するために飲み切らないでいたハーブティーを飲み干し、またエリが食べ終わるのを見計らって(ほとんど同時だったけど)席を立ち、会計する]
美味しかったねー行こっか。どうする? 副都心線使う? 歩いていく? あっでも副都心線もダイア乱れてるっぽいね。駅で待つのもダルいし、歩いて行かない?
[乗換案内のアプリには、赤字の!マークでいっぱいだ。智恵美は、明治通り沿いに歩いていくことを提案する]
(2) 2015/06/03(Wed) 06時半頃
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ソフィアは、garden*gardenを出て、新宿へ向かう**
2015/06/03(Wed) 06時半頃
店番 ソフィアは、メモを貼った。
2015/06/03(Wed) 06時半頃
店番 ソフィアは、メモを貼った。
2015/06/03(Wed) 06時半頃
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/* あっ、そうだったアイリス襲撃だった。 襲撃描写やりたいひとがいたらすぐ権限渡します。 今日午前で反応なかったら権限持っちゃってるし何かやろう……。 襲撃した人も妖精扱いで誰って決まってないし。
(*0) 2015/06/03(Wed) 08時頃
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[昨日品川で会っていたことを思い出しぞっとする。 ゆっくり呼吸を落ち着け、怯えながら鏡をまた新聞紙で塞いだ]
目的はわからないけれど…悪い人なのは間違いないよね…。
新しいツイッターアカウントを作る。 プロフィールの画像にはアイリスのものをそのまま拝借した。 「アイリス失踪の犯人は、顔に痣がある女」 それだけツイートし、後は地道にアイリスのフォロワー全員にフォローを送った。 気づいてもらえるかはわからない。ぜんぶ自分の妄想かもしれない。 …こんなのは夢でアイリスに無事でいて欲しかった。 それでも、鏡の世界には不思議な確信があった。
(3) 2015/06/03(Wed) 08時頃
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ケイトは、少し疲れたので寝室へ行き、横になった。学校に行く気は微塵もないらしい。
2015/06/03(Wed) 08時頃
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/* あっ……ケイト占いか。メルヤ犯人にされてしまった。どうしよ。
(*1) 2015/06/03(Wed) 08時頃
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/*アイリスの襲撃描写ってそんな急がない気もするし……メルヤさんに権限渡そっかな。 渡しちゃいます。今日むり〜〜ってなったら返しちゃってください。
鏡で見られてあれでそれは、アイリスが鏡で見たのはメルヤさんかも……。
(*2) 2015/06/03(Wed) 08時頃
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/* 諸々確認ー
>>*2 了解でっす。がんばる。
(*3) 2015/06/03(Wed) 08時頃
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/* 村立て権と間違えて魔鏡渡してたwwww 権限渡しましたー。よろしくお願いします。
(*4) 2015/06/03(Wed) 08時半頃
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ネットという広い世界の中ではほんの片隅――
けれど、触れた者からは広く見える範囲の中で、
ある2枚の画像が出回り始めた。
(#0) 2015/06/03(Wed) 10時頃
【一枚目】
夕暮れ時の新宿アルタ前交差点を東口項番側から写した写真画像。
時間を問わず多くの人が行き交う場所だが、この画像の中に人混みは見えない。
それ以上に異彩を放つのは、交差点中央に設けられた奇怪なオブジェだ。
人体――女の身体が、それとわかる程度の細かさで刻まれ、乱雑にばら撒かれている。
その周囲には大小様々な鏡台が置かれ、鏡面はいずれも身体の「部品」へと向けられていた。
それは酷く出来の悪い万華鏡のようだったが、これを見て「美しい」と思う者は稀だろう。
(#1) 2015/06/03(Wed) 10時半頃
【二枚目】
二枚目は、一枚目にも写されていた「散った花」をアップで写したものだった。
切り分けられていた部品の一つ、「首から上」も見る事ができる。
顔自体には傷ひとつ無く、人形のような無表情を強調して写すような構図。
(#2) 2015/06/03(Wed) 10時半頃
当然、新宿アルタ前の交差点でこのような事件が起きた記録は無く、
今現在も、多数の人で埋まりそうなその場所に、死体や鏡が置かれているはずもない。
「現実ではあり得ない光景」の画像は、けれど鮮明で、作り物らしからぬ印象を見る者に与えた。
Twitter上の一部でも、グロ画像系や不謹慎系、スパムアカウントの幾つかがこの画像を扱い始める。
また、何者かにアカウントを乗っ取られ、フォロワーに対してこの画像だけのリプライを送信してしまう者も出てくる。
この画像と、誰かの「この写ってる顔、@A_i_lice?」という呟きが、
ネットの世界らしい速さで広がり始めるに時間は*かからなかった。*
(#3) 2015/06/03(Wed) 10時半頃
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― 新宿 / 東口交番付近 ―
[「ひな」とスタバに移動する直前。 神谷三佳が言うところの「痣女」は、交差点の方に視線をやった。]
……。
[当たり前だが、視界に入るのは人、人、建物、人、建物、人 人 人…。]
……、……。
[そうしている2、3秒の間。 痣のある口は、微かに笑みの形を*作っていた。*]
(4) 2015/06/03(Wed) 10時半頃
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/* 携帯インターフェースからだと村建て発言が使えなくて、ちょっと焦ったね……
(*5) 2015/06/03(Wed) 10時半頃
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ー新宿 東口交番付近ー
[思わず我を忘れて飛び出してきたものの、警察に報告するべきかどうか、迷いはあった。何しろ実害があったわけでもないのだ。一瞬ストーカーじみたものを感じたことは事実だが
まあ、てでも許可がないならロッカーに勝手に鍵つけるのはよくないし…自己防衛ね。
[一応交番には届け出ておいた。怪訝な顔をされたことは事実だし、被害があったわけでもないので何か具体的な行動を警察が起こすわけでもないだろう。こちらもそんなことは期待していない]
…ああ、あの子。
[待ち合わせ人らしき女性と先ほどのゆるふわ気質の愛されガール(おそらく)らしき子が連れだってどこかへ向かうのが見えた。女性の顔に痣のようなもが]見えたが、それもこの町ではどうでもよいことだ**
(5) 2015/06/03(Wed) 13時頃
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[アイリスの姉と名乗る人についていってスタバに移動する時、後にした東口の方で悲鳴と、走り逃げていく女性の姿が見えた。(>>1:324) 何かあったんだろうかと気になるけどそれでもここは新宿だし、特別珍しいことじゃないかも。 それよりも振り返った時に見えてしまったコインロッカーが私の足を止める。すぐ振り切って歩き出すが……やけに今日は、ああいうのが引っかかる……。
……そちらに気を取られて、彼女の笑みには気づかなかった。(>>4)]
(6) 2015/06/03(Wed) 13時頃
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/* 携帯から使えないのか。気をつけよ……。
(*6) 2015/06/03(Wed) 13時頃
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んー、そうしよ。 あんまり近場で遊ぶの怖いんだけどさー、まだ知り合いに見つかるほうがマシ的な?
[タルトの後ろ側、生地ばかりのところを口に放り込む。 さくさくした食感が、フルーツの瑞々しさとまた違っておいしい。 智恵美の心の変化>>1には気づかない。わたし自身が他人の話にあんまり興味がないように、他人もそんなものだと思っていたから。]
いつも通りふらふらして、おにーさん捕まえるの? チエみー大人しそうな感じなのに、そういうとこ案外やるよね。
["隠したい"と"見てほしい"にあふれたわたしは、目の前の智恵美とは真逆に派手さばかりが目につくだろう。 智恵美のように素のまま、そのままを見せて誰かに見てもらえるのは、正直――少し羨ましい。]
(7) 2015/06/03(Wed) 14時頃
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ゆっくりでもいっけどー、そうだね、移動しよっか。 遊ぶだけなら新宿もいろいろ出来るしねー。
[こっちも残していたローズティーを飲み干してしまう。 だいたい同時に食べ終えて、会計を済ませた。]
えーそんな止まってんの? みんな新宿のアレ? じゃ歩こっか。早めに出たし。
[智恵美の徒歩の提案に乗って、そう離れてもいない駅間を歩く。 時々道すがら、あの力士シールがないか怖いもの満たさ探してしまったりしながら。 鏡のようなビルの反射に、ゆうこさんの弱点を笑ったりしながら**]
(8) 2015/06/03(Wed) 14時頃
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[スターバックスに移動する間に、女性の名前を聞いた。(>>1:325) よく見れば隠せていない顔の痣の方が名前よりも気になった。]
わた、私はおおひ……ちがった、さ、坂下ひなこっていいます。
[あいりの名前で名乗るところだった。 ちょっとあわてて人の波にぶつかり、振り返って謝ってからまた顔を戻す。]
(9) 2015/06/03(Wed) 14時頃
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■名前:神谷三佳 (Twitterではケイト) ■外見:地味めのシンプルな服。バッグや小物に少しレースやリボン。160cm ■設定:23歳。大学院生・生物学専攻。最近ラボで失敗し現実逃避中。 ■都市伝説:4時44分の合わせ鏡 ■縁故:何でも歓迎。 ■現在地:自宅 □コアタイム:日中は突然オフになる可能性有。月・木曜日忙しめです。 □接続:だいたいオフ
>>時系列 すみません。 48h思いっきり勘違いしてたので時計を見たキャラの昼夜勘違いで辻褄合わせます!
(10) 2015/06/03(Wed) 14時頃
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読書家 ケイトは、メモを貼った。
2015/06/03(Wed) 14時半頃
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[スタバはうまいこと席が空いていた。注文して、窓際の二人席へと座ることに。 飲み物はチャイラテ……と思ったけどなんとなくコーヒーにする。アイリスならコーヒー飲みそうだから。]
……そ、それ、それで、あの……
[なぎささんと向かい合わせに座って、呼吸を置いて、コーヒーの蓋を開けたりしてタイミングを待ってから話しかける。 緊張してどもりがひどくなる。恥ずかしい。周りのお客さんたちが聞いていないか気になってしまう。 ざわざわとした、私たちに関係ないひとたちの話し声がやたら耳に入ってくる。]
き、聞きたいことって…… わた、私もアイリスのこと、聞きたいです。
[なぎささんの顔の痣も気になってすごく尋ねたかったけど、それは二の次だった。]
(11) 2015/06/03(Wed) 15時半頃
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ヒナコは、目を合わせずに喋っている。
2015/06/03(Wed) 15時半頃
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>>7 んんー、まあね! 家に帰ってもすることないしね。 [エリちゃんの言う案外、というのは、決して的外れではなかった。自分でもそれが自分のキャラクタではないというのが、よくわかっていた。それは見かけに反して、という範疇の乖離ではなくて、もっと根本的に、反しているというのが]
でもエリちゃんだって、そーとー遊んでるでしょ? [エリちゃんは、自分自身というものと、こうして遊んでいる自分、それに家での自分、それぞれにどう思っているのだろう]
[garden*gardenを出て、新宿に向かって歩く。電車がとまっているせいか、普段よりもそうして歩いている人が多いような気がした]
[新宿駅南口のあたりに出て、右手に折れ、なんとなしに東口の方に向かった**]
(12) 2015/06/03(Wed) 15時半頃
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― 新宿東口付近スタバ ―
えっと……そうですね。 あいりの事について、知ってる事があったら何でも全部教えて欲しいけど。
[何でも、と言われたって困ってしまうだろう。 坂下ひなこと名乗った少女は、あまり自分から勢いよく話すタイプでもなさそうだ。 自分も会話が上手いか下手かで言うと、間違いなくコミュ障の部類だが、ここは自分から頑張るべきだろう。 そう、年上なのだから。あいりの姉なのだから頑張らなくちゃ。 アイスコーヒーを一口飲んでから、少しずつ言葉を紡ぎ始める。]
たぶん、私の知ってる事の方が少ないかも……。 私は結婚して実家を1年くらい離れていたのだけれど、昨日戻ってきたら、あいりが失踪してるって聞いて……。 両親によると一週間前からみたい、です。
それで、あいりのパソコンを探ってたら「アイリス」のアカウントから貴女へのDMを見つけて…… ほら、意味深な内容でしたよね? だから、あいりが、貴女に何を預けたのか……知りたくて。 それと、あの子と貴女がどんな交友関係にあったのか、とかも……。
(13) 2015/06/03(Wed) 16時頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/06/03(Wed) 16時頃
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―自宅・寝室― ゆっくり目を覚ます。 枕元のデジタル時計を見る…もう夜になっていた。 疲れていたのかも。そう昨日は大変な事が、
…? あれ? デジタル時計の日が変わっていない…? うん? 悪い夢だったのかな? どこからどこまで?
えっと、そう、鏡を見て気を失って、じゃあ、あの痣女はただの夢?
なーんだ、夢か〜〜。
安心した私は、スマートフォンを手に取った。 Twitterでは、夢で見たアイリスの写真がリツィートされていて、 犯人は痣女だと呟いたアカウントも残っていた。 痣女ツイートを確認する…今日の夜。 私は時計の4:44を指す針を見て、夜と勘違いしていたらしい。
(14) 2015/06/03(Wed) 16時頃
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夢なら良かったのに。 夢であって欲しい。 せめて私が寝ぼけていただけなら。 けれど、何者かによる写真が出回っている。
警察に通報する? けど、何を根拠に? まずは、まずは落ち着かないと…
家にいる? 外に行く…? 外ってどこへ―…?
迷ったけれど、私はまだ犯人に狙われている訳ではないのだから、今のうちに新宿の交差点へ行くことにした。
(15) 2015/06/03(Wed) 16時頃
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(>>14)
そ、そうですか……
[知ってることは少ないと言われて、目に見えて落胆する。]
私も、そん、そんなに深く付き合いがあったわけじゃないんです…… ネットがメインで、仲は、多分良かったと思うんですけど
[ほら、アイリスってああいう子なので、そもそもあまり人を信用しないっていうか……などとごにょごにょと喋る。]
私のことも、多分見下してたと思うんです……でも私はそれでよくて、だから仲良かったっていうか…… ……あ、あ、預かったものの話でしたよね
[そうしてコインロッカーにあったショップカードの話をする。ちぎれた、赤いカード。 そこに書いてあった店「またきてさんかく」のこと。]
店に行ったんですけど…… 結局まだよくわからないんです、アイリスが何をしたかったのか
(16) 2015/06/03(Wed) 16時半頃
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― 新宿 Bar「roooooot!」 ―
[店内がようやく賑わってきた。Barとは付いているが、はっきり言ってバーカウンターがついてるだけの庶民的な居酒屋だ。俺は注文のあった酒とドライフードを出すだけでよかったが、代わりに本物のBarが作り出す大人の雰囲気というものは失われている。]
はい、生2つ〜。
[フロアスタッフに生ビールを渡す。我ながらいい出来の泡だ。 満タンのグラスの代わりにオーダーの紙切れをもらい、オーダーボードに貼っつける。 俺の城であるこの場所は、ただのアルコール受け渡し場と化している。チェーン店に一人で来る客は少ないし、来てもカウンターに座りたがらない。 新宿には、もっと立派な一人飲みの為の店がわんさかあるんだから、 ここで一人で飲もうとする奴がいたら、俺が別の店を紹介してやりたいぐらいだ。]
(17) 2015/06/03(Wed) 17時半頃
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…………
[つい昔を思い出す。高級クラブでバーテンダーをやっていた頃を。 酒棚にはクソ高い酒が並び、周りに綺麗な女が沢山いて、気の利いた客も沢山いた。 酒もおごってもらえるし、給料も悪くなかった。ココの倍以上だった。
それが、一年もしないうちに。仕事の帰り、飲酒運転で事故った。 縁石に乗り上げてずっこけただけだったけど、バイクの後ろに店の女を乗せていた。
しかも、手を出しちゃいけない女だった。]
[唯一の幸運として、俺も彼女も大怪我をしただけで済んだ。 降りた保険と、店をやろうと貯めていた貯金を全部払って、ようやく示談になった。]
(18) 2015/06/03(Wed) 17時半頃
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[俺が本当に苦しむのはこの後だ。 その女は社長の愛人で――……俺もそれは薄々判っていたことだったが、本当に迂闊だった。 その店をやめた後、系列店は勿論のこと、”高級”と名のつくクラブ、パブ、夜の店ではどこも雇ってくれなくなっていた。 上手く潜り込んでも、2〜3ヶ月するとなぜか契約が更新されなくなったりした。 本当にこういうことってあるんだ、と後半は笑えてきた。 そして、俺は高級店でリッチに働くのは諦めた。
電車かタクシーで帰ること。そういうルールだったのに。 そんなもの、当たり前のことなのにな。]
”どうして電車で帰らなかった?” ”なんでタクシーで送らせなかったんだ?”
[いろんな人間に何べんも聞かれた言葉だ。
電車が怖いからです。誰かが運転する車が怖いからです。 どこか知らない場所へつれていかれそうだからです。
そんなこと言えるわけがない。言ったとしても「そうなんだ、じゃあしょうがないね」なんて言ってもらえない。]
(19) 2015/06/03(Wed) 17時半頃
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そうなの…… えっと、妹と仲良くしてくれて、ありがとうございます。
[深い付き合いではなかったというのには内心少し残念だったけれど。 あの妹にも仲良くしてくれる子はいた事は姉として嬉しい。嬉しいに決まっている。]
私はあの子に全然信用して貰えなかったし、見下されちゃってたから。 それに耐えられなくて……あの子からもいつも逃げてて、駄目な姉で…… だから、坂下さんみたいな、妹のために何かをしてくれる良い人があの子の友達になってくれていて……あの子も、嬉しかったと思います。
[それはどこか、故人について語るような口調。 これまでも、妹の事を「知りたい」とは何度も口にしたが、「見つけたい」とは言っていない。]
(20) 2015/06/03(Wed) 17時半頃
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……「またきてさんかく」 私も、そんな怪しい店にあいりがどう関係していたのか、全然想像も付きません…… 坂下さん、危険を冒してまで妹のために…本当にありがとうございます。
[ひなこが語ったあいり像は、自分のそれと遠くなかった。 けれど、話を聞くだけでキナ臭いその店との繋がりは、自分の「知らない」あいりの一面なのだろう。 ならば、その店の事は知る必要が有る。]
(21) 2015/06/03(Wed) 17時半頃
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じゃあ、坂下さん。 そのお店とか、ワタヌキっていう男の事について詳しくわかったら、ぜひ私にも教えてくださいね!
[柔らかな笑みを浮かべながら、そう言い放った。]
(22) 2015/06/03(Wed) 17時半頃
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[あるいは、遠くの街に行けば――…… そう思わないこともない。しかし、この国でのトップはこの街だ。東京だ。 新宿であり、六本木であり、渋谷なのだ。 田舎の高級店よりも、都会の大衆酒場のほうがまだマシに思える。]
『オーダー!』
あ、わり!
[底辺の酒場でも、威勢がよくて気持ちがいいことだってある。 オーダーは――……ジントニック、カルアミルク、カシスオレンジ。
次の休憩時間が待ち遠しかった。]
(23) 2015/06/03(Wed) 18時頃
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フランクは、追加のうっす〜いハイボールを適当に作っている**
2015/06/03(Wed) 18時頃
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い、いやそんな、あい、アイリスにこんな いいお姉さんがいたなんてと私思ってて……
[丁寧にお礼を言われて、どう答えていいかもごもごと口を動かす。]
あ、はい、はい お店の場所は、教えておきますね
[道順を教えるか地図を描くか悩んで、どちらにせよ慣れない町のことだからうろ覚えだと気づく。 ノートに地図を描こうとしたがやっぱり曖昧で……すみません、ネットで調べた方が早そうです……と謝った。 そういえばアイリスのツイッターアカウントはその店とつながっているということは伝えておく。
それから、なぎささんの笑顔になんだか違和感を感じた。(>>22)]
(24) 2015/06/03(Wed) 18時頃
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[こんな……笑顔って、なんだろ。やさしい笑顔だけど……。 家族が、いなくなった時に……?
あれ?あれ? 違和感は積み重なっていく。なぎささんの言っていた小さな言葉と雰囲気は。
……なぎささんは、アイリスのことを……心配してない?]
(25) 2015/06/03(Wed) 18時半頃
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――どうかしましたか?
(26) 2015/06/03(Wed) 18時半頃
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メルヤは、ひなこに問いかける。やはり柔和な笑みを浮かべたまま。
2015/06/03(Wed) 18時半頃
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[その笑顔で 問われて]
……い……え、な、なん、なんでも、ないです
[私に抗う強さはなくて。]
(27) 2015/06/03(Wed) 18時半頃
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そうですか。
[なんでもない。なら、なんでもないのだろう。]
……坂下さんと会えたおかげで、貴重な情報を頂けました。 私の方から教えて差し上げられる事が少なかったのが、申し訳ないですが……
あ…あいりの事についてまた何かわかりましたら、先程かけた電話番号に連絡頂けますか? 「アイリス」のtwitterアカウントでも良いけれど…あいりの部屋のパソコンでしか見られないので。
[追加情報があった場合の連絡を依頼する。]
ああ、でも本当に良かった。 私一人であの子の事を知るのは大変そうだったから…… 頼もしいです、仲間が居てくれて! 頑張りましょうね!
[なぎさの中ではもう、ひなこは自分と目的を同じくする同士という扱いになっていた。]
(28) 2015/06/03(Wed) 19時半頃
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[アイリスなら、気に入らないときっと残りのコーヒーでもお姉さんに投げつけて、叫ぶように文句を言うんだろうか。 ]
いえ……と、とんでもないです……
[私には俯いて視線を逸らすことしかできなくて。 はい、はいわかりましたと、連絡することを了解した。]
あ……はい……
[がんばりましょうとポジティブな響きで言われても、それに納得はできなかったが頷いた。 彼女の顔の痣がその笑顔をより不自然に浮き上がらせる。
それでもアイリスのことを知りたいのは同じみたいだからと内心言い訳して。]
(29) 2015/06/03(Wed) 19時半頃
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[休んだバイトの分、それから自分のシフト分まで働けば すっかり空は暗くなっていた。
相談相手が今すぐ欲しくて、話目的で手近な場所へ顔を出したのがこんな事になるとは。青年は遠い目をして、暗い空へ深く深く息をついた。
疲労感が一気に駆け上がる気がしたので ここに顔を出した時間は考えないようにする。
仕事から上がるときに同じシフトの仲間から 順々に肩に手を置かれたのは 疲れもあいまって一周回って面白かったが。
店長には自分の規定が調整を入れないとやばい、と もう一度念を押した後に青年は店を後にした。
店から東口へ。それから南口に向かってふらふらと歩く。 駅に向かって歩く程に人の数は増えていった]
(30) 2015/06/03(Wed) 20時頃
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[来る途中にたまたま見た、ツイッターの画像。>>#1>>#2 舞台となった交差点はいつもの通り人が行き交っている。
死体や鏡の影はどこにもない。 そこを舞台にした、作りものにしてはやたらと鮮明な画像。
いつもなら はあ。と抜けた声ひとつ あげるだけで済むことが今は出来ない。
それだけで片付ける事は出来ないほど、 今日は異常な事が起き過ぎていた。]
(31) 2015/06/03(Wed) 20時頃
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|
[ポケットの中には携帯が入っている。]
……………
[その重みと、ツイッターに上がった画像。 それしか、今は考えられなかった]
(32) 2015/06/03(Wed) 20時頃
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|
― 新宿駅東南口 ―
[東南口の前に来た頃。 ふいに、ポケットの中の携帯が震えだした]
―――――――、
[びくりと青年の肩が震えた。 震えそうになる手で、携帯を取り出す。
通話画面が、また独りでに「通話中」に変わった]
(33) 2015/06/03(Wed) 20時頃
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『 …っ あの 』
『 「見届け役」、ですか 』
(34) 2015/06/03(Wed) 20時頃
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|
『 っ お、おおおれ …、』
『―――――― 新宿、駅の、サザンテラ ス… 高島屋行く、路線橋 で』
『 い、 いまから …っ 』
[震える声に応えるように]
(35) 2015/06/03(Wed) 20時頃
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『 はい。わかりました。 』
[穏やかな声が、携帯の奥から届いた]
(36) 2015/06/03(Wed) 20時頃
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[サザンテラスの跨線橋は道路を挟んだ向こうにある。 走ればすぐという距離だった。 青年の足は、何かに急かされるようにそちらへ向かう]
[電話口では男の荒い息が続いている]
(37) 2015/06/03(Wed) 20時頃
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[信号を渡って渡り、跨線橋まで掛けた。 小さな人だかりが見える。
携帯の向こうと、人だかりの奥。 音量は違えどほぼ同時に、 「来るなぁあ」と喚く声が聞こえた]
[ざわついた人だかりの奥で、 男は跨線橋の手すりに跨るようにして、 荒い息を吐いている。 橋の下は遠く。そこには線路が通っていた。]
(38) 2015/06/03(Wed) 20時頃
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『大丈夫です』
[男の荒い息がだんだん早くなっていく]
(39) 2015/06/03(Wed) 20時頃
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『寂しくなんかありません』
[ひゅ、ひぅ、と悲鳴のような、 嗚咽のような音が息に混ざる]
(40) 2015/06/03(Wed) 20時頃
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『 見届けますよ 』
[過呼吸にも等しい息が大きく息を呑んだ]
(41) 2015/06/03(Wed) 20時頃
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[――――男の眼前には 遠く下の地面に、 無機質に赤錆びた鉄の道だけが広がっている。]
(42) 2015/06/03(Wed) 20時頃
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『 ―――――――――――…… いやだ… 』
(43) 2015/06/03(Wed) 20時頃
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『 、ひ…っ うぅう゛、 ぐ、 ぅえ゛っ っ …ぁぁああぁ゛
あぁああああああああああああああ゛…ッ!! 』
[男は、泣きじゃくるようにして手すりの上で蹲る。 駆け付けた警官や周囲の人に橋の内側へ引き摺り降ろされた。
目前に迫っていた死の恐怖に混乱したのだろうか。 引きずりおろされる際に男は暴れ、 彼の手から携帯が橋の下へ落ちていく。]
(44) 2015/06/03(Wed) 20時頃
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『 ……… そうですか。 』
[その携帯の奥の 最後の穏やかな声を]
(45) 2015/06/03(Wed) 20時頃
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『 お気をつけてお帰り下さい 』
[青年だけが、聞いていた]
(46) 2015/06/03(Wed) 20時頃
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[がん、と橋の下に広がる線路にぶつかった衝撃音が 携帯の奥から聞こえる。 そのあとに、ぷつ、と音がして 通話が切れた単調な音だけが響いた]
(47) 2015/06/03(Wed) 20時頃
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[騒然とした周囲に、取り押さえられた男が 唾を飛び散らせながら、暗い空へ 何度も何度も咆えていた]
(48) 2015/06/03(Wed) 20時頃
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『いやだ いやだ いやだ いやだ』
[もう後にも前にも進めないと、 泣きじゃくり蹲る様にして。
狂ったように。
何度も 何度も。]
(49) 2015/06/03(Wed) 20時頃
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[ひなこの内心など察する事も無く、ただ収穫が得られた事を喜んでいたが、ふと気付く。]
あっ、時間……もう夜、ですよね。
[気付けばもう夜。 制服を着ている以上、ひなこが未成年なのは自明だった。]
……あいりと、同じくらいですよね、年齢。 ごめんなさい、高校生を呼び出すような時間じゃありませんでした…… 門限とか、大丈夫ですか?
(50) 2015/06/03(Wed) 20時頃
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― 新宿駅南口近辺 ネットカフェ ―
[…………調べたところ、 それは自殺志願者の間に伝わる噂らしい。]
『見届け役』
その電話番号先に掛けると 場所と時間を確認される… そいつは自殺を止めもしないし、自殺の強制もしない。
ただその場に居て、 自殺を最期まで見届けてくれるという。
自殺を諦めると、その電話番号の人物とは 一切連絡が取れなくなる…
(51) 2015/06/03(Wed) 20時頃
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………ただ立ち会うだけ……
[先程の動揺が隠し切れないまま、 青年はパソコン画面の文章をくぐもった小声で読み上げる。]
[その続きには、行き過ぎた心理カウンセラーが正体じゃないかという説やら、その幽霊だという説やらも書いてあって、事の真偽はバラバラだ。実に噂らしい正体の多様性だった。
恐ろしい犯罪者、というよりは 便利な自殺プランナーの一種のように 取り上げられていた。]
[似ている。…というか、嘘のように一致している。]
(52) 2015/06/03(Wed) 20時頃
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[画面から目を離し、深く息をついた。
…こんなものを信用するつもりはない。]
(53) 2015/06/03(Wed) 20時頃
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[……先程のあの騒動を、 首筋から背中を這ったあの感覚を思い出す。]
[手元の携帯を、握りしめた **]
(54) 2015/06/03(Wed) 20時頃
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[アイリスなら、こんな風に、言われるままになったりしないんだろう。 アイリスなら……。 そんな風に考えて居ると涙ぐんできてしまう。下を向いて、わかられないように。]
……だいじょうぶ、です 人の……戻りを、待ってるとこなので
[(>>50)俯きがちのまま手で否定のジェスチャーをする。 下手なことを言ったらこの人には家まで送られかねない気がして。]
(55) 2015/06/03(Wed) 21時頃
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―新宿駅東改札口―
ええ、このロッカーです。中身も……確認ははっきりとはしていないですが、はい。確かにこのカードでした。反射的に気持ち悪くなって、それで… こういうのって、器物損壊とかとはちょっと違う……ですよね。
[交番にダメもとで相談したところ、一応様子だけは見に来てくれた。別に事件性も被害もないし、それ以上の動きはなかったが、それは問題ない。最初から予想していたことだ。 ただ、力士シールが大小べったり張られたポストカードを何枚もじっくり見るのは結構精神的にきつかった。何か文字がポストカードの裏には書かれていた。「t」「r」それに大量の「o」。それも頭の片隅に留めただけでその時は終わった。
駅の出口に何気なく戻った時は、もうあの二人はいなくなっていた]
とんだ厄日だわ……中央線、もうすぐ復旧するかな。
[いつもの事を考えれば、さすがに夜には元に戻っているだろうとは思う。]
(56) 2015/06/03(Wed) 21時頃
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ネットカフェまではいかなくても……食べて帰った方がいいかな。
[この時間はもう飲み屋やBARが開き始める頃だ。もっと奥に行けば、夜の蝶が飛び交う店もある。もちろん自分には用のない事だ]
まあ、焦ってもいい事ないしね。クールに行こう。クールに…… うん?
[cooooolに。ふと、なにか頭の片隅にひらめくものがあった]
(57) 2015/06/03(Wed) 21時半頃
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そうなんですか? まあ、新宿も駅前ならそんなに危なくないですからね。 それでもひなこちゃんは可愛いから、あまり夜遅くまで出歩いてるようだと心配になっちゃいますけど。
[(一方的な)仲間意識がそうさせたのか、下の名前で呼んでいた。]
……あの、もしかして、元気無いですか?
[ひなこが俯き気味なのに気付いて首をかしげる。]
もし何か辛いようだったら、私で良ければ相談に乗るから……いつでも言って下さい。 私、あいりに対して姉らしい事をしてあげられなかったから…… 同年代で、あの子の友達だった貴女のために、何かできる事が有れば喜んでしますので。
[自分が原因とは微塵も考えていなかった。]
あ、私、良いお医者さん知ってるんですよ。 すごく嫌な事があって、つい今日まで最悪な気分だったんですけど…… その「先生」のおかげで、今はすごくやる気に満ちているんです。 もし良ければ、いつでも紹介しますからね。
(58) 2015/06/03(Wed) 21時半頃
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それと、私ちょっとこの後行くところがあって…… ごめんなさい、そろそろ……
[失礼しますね、と言って席を立つ。]
繰り返しになるけれど、本当にありがとうございました。 何かあったら連絡くださいね。
(59) 2015/06/03(Wed) 21時半頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/06/03(Wed) 21時半頃
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―1054834の聲―
[2010年、大阪は心斎橋を中心に広まった怪談。 後述は当時書かれたネット記事からの抜粋である。
【――携帯電話の普及率はついに97%に至った。 回線に乗って社会は広がりつつある現代においても、 やはり怪異の舞台は路地裏の影や夜の帳の下にある。
・・・中略・・・
私が最初に見つけたのは「闇子」の文字。 アメ村の西、高架下駐輪場の公衆電話の近くだった。 さらに目を凝らすと「死ンダヨ」「問4ガ間違イ」など 誰かに宛てた“回答”めいた文字が続いていた。
他にもあった。ミナミは堀江のK病院前「宵子」。 キタなら曽根崎お初天神裏「異子」。 名前と“回答”の筆跡が異なることから、 これらが複数人による会話であることは明白だった。】]
(60) 2015/06/03(Wed) 21時半頃
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―1054846の聲―
「 新宿✕丁目------ビル▽◯◇ 一階ニ書イテネ 迎エニ 、 」
[…………ツーツーツーツー………ガチャ。
夜、目覚めた歌舞伎町の外れで石動は受話器を置いた。 東京の公衆電話で遊び始めて325台目。“アタリ”は26台目。
iPhoneに聞いたばかりの住所を打ち込み、 地図のナビ機能を頼りに、さっそく歩き出す。 乾いた唇を裏から舐り、むぐむぐ口を噤んだまま。]
(61) 2015/06/03(Wed) 21時半頃
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―新宿 歌舞伎町―
[雑居ビル。 ホテヘルの事務所がいくつか入った小汚いビルには 『笠左木ビル』と記された控え目な看板がかかっている。
一階、薄暗いエントランスの壁へ目を向けると 目当ての“落書き”はすぐに見つかった。]
……ここは「鏡子」か。
[白インクのマーカーで書かれた“彼女”の名前を眺め、 眼鏡のつるにかけた指を遊ばせ、しばし考える。]
(62) 2015/06/03(Wed) 21時半頃
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[この“遊び”にはルールがある。 そして電話の向こうの“彼女”たちには 好みと専門分野があり、 何処から“誰”に繋がるのかは、その時までわからない。
石動と「鏡子」の“会話”は二度目。
以前は昨年、葛飾の喫茶店からの発信だった。 指定された待ち合わせ場所は、喫茶店裏のゴミ集約場。
白インクの名前の下に書いた「明日の天気は?」の文字は 翌日尋ねたときには「知ラナイ」に書き換わり、 同じ手順を踏んで再度記した「万年筆が見つからない」は 「忘レモノハ、洗濯屋」に更新されていた。
翌日、クリーニングに出していたコートを取りに行くと、 ポケットに入ってました、と万年筆を一緒に返された。
どうやら「鏡子」は探しものを得意とするらしい。]
(63) 2015/06/03(Wed) 21時半頃
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…………したら、今回はこれやな。
[――サインペンを壁に走らせ、石動は再び歩き出す。 残した質問は「あの娘はどこ行った?」。
去り際、ふと足を止め。]
――なんや、コレ。ぶっさいくやな。
[『笠左木ビル』エントランス外壁に貼られた 双顔連なる男のステッカーらしきものを笑った。*]
(64) 2015/06/03(Wed) 21時半頃
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(>>58,>>59) [大丈夫です、大丈夫ですと私は何度も繰り返した。 ダメだった、この人と今これ以上話していることが。 このひと、私の親に似ている。前を向く、正しいことを言うんだ。
とにかく大丈夫です、行ってくださいと繰り返してなぎささんを見送った。 「先生」というところだけは引っかかっていたけど。
そうして見送った後に堰切ってこぼれてきた涙を隠して、机に突っ伏した。 なんでこんなことで、泣いてしまうんだろう。]
(65) 2015/06/03(Wed) 21時半頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2015/06/03(Wed) 22時半頃
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[アイリス、あなたの話が聞きたい。なんだっていい。 よくわからないモノクロ映画の話でも、男と寝た話でも、炎上した愚痴でも、クラスでハブられた話でも、子どもをおろしたって話でも、嘘でもなんでもいい。 あなたが私に話してくれると安心できた。
アイリス、私なんで泣いてるの。 私なんでここにいるの。 あなたはどこにいるの。 私って何なの。]
(66) 2015/06/03(Wed) 22時半頃
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ヒナコは、まとまらない考えを堂々巡りさせて泣いたまま。
2015/06/03(Wed) 22時半頃
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「r」に「t」、大量の「o」………
[スマホを取り出し、検索する。]
やっぱりあった、「roooooot!」。しかも新宿。 ここからそんなに離れてもないみたい。
[指を鳴らし、ふと我に返った。謎が解けたのは良いが、解いてどうするというのだろう。何しろ、あの「力士シール」がびっしり張られていたカードの謎なのだ。君子危うきに近寄らず、という言葉もある。]
まあ、でも。どうせ電車が出ないんだから……
[危なそうな店ならUターンしてもう関わらなければいいだけ。そう、自分に言い訳をした。 ついでにぽちぽちとtwitterのタイムラインを追ってしまうのはもう病気だろうか。]
(67) 2015/06/03(Wed) 22時半頃
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あれ?
「この写ってる顔、@A_i_lice?」
[そんなツイートを見かけたのは、どこかのまとめbotを模したスパムbotがRTしたツイートが表示されていたから。 アイリス。あのアイリスだろうか。それなり有名人だったようだし、ツイートが絶えてしばらく経っていたのは事実だったから、ふと無用な好奇心がわいた。画像をタップして表示する]
何、これ………?
[最初は意味が分からなかった。綺麗な、芸術的な写真だと感じた。フォトショップとか、そういうもので加工したのだろうかとも。舞い散る花びら、並べられた鏡台、そこに映し出される]
(68) 2015/06/03(Wed) 22時半頃
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――――――これ、バラバラになってるけど、まさか……
[ブラクラか!本当に厄日だ。2枚目の画像も見えてしまっている。首だけのそれは、よく見知ってはいないが、アイリスのものと言われれば確かにそうも思えた。けれど、それを確かめる前にアプリを終了する。携帯をポケットにしまいこんで現実世界に戻った]
あ………!!
[瞬間、呆然と、悪い夢でも見たかのように冷汗を流し立ち尽くした。スマホの中の写真と、現実の光景はそのままリンクしていた]
(69) 2015/06/03(Wed) 22時半頃
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―新宿駅近くの喫煙所―
[胸ポケットからセブンスターの箱を取り出し、一本咥えて火をつける。 煙を肺に送り込みながら深く息を吸う。吐く。ほんの少し、眩暈のような感覚があった。]
[子供ができたと聞かされたとき、俺は本当に、本当に嬉しかった。 自分が世界一の幸せものになったような気さえしたものだ。だから、
だから、医者に胎児に障害があると聞かされたときは、目の前が真っ暗になった。]
[……妻はそれでも子供を生みたがった。それは俺も同じ気持ちだった。 だが、考えれば考えるほど、自分の中で【この子を生むことはできない】という考えが大きくなっていった。]
[考えた。相談した。妻に、両親に、義両親に。 相談して、考えて。考えても、考えても答えはでなかった。答えなんて最初からなかったのだ。]
[俺は子供を、障害を持って生まれたわが子を幸せにする自信を最後まで持てなかった。]
(70) 2015/06/03(Wed) 22時半頃
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[中絶させると決めたとき、妻は最後まで泣いていた。 最後まで、ごめんなさい、ごめんなさいと泣きながら自分のお腹を撫で続けていた。 ……それからは、物事はとんとん拍子に進んだ。 妻は以前とは別人になった。俺は以前にも増して仕事にのめり込んだ。 家に帰っても、夫婦の会話はなかった。俺は家に帰らなくなった。
見かねた義両親が間に入ってきて、気付いたら離婚が決まっていたのは、ある意味幸せだったのかもしれない。]
…………。
[暗くなってきた新宿の空に向かって、肺の底から煙を吐き出す。 正直なところ、まだ気持ちが動転していた。 無言電話の主は、掠れるような小さな声で生まれてくる我が子につけるはずだった名前を名乗ったのだ。]
(71) 2015/06/03(Wed) 22時半頃
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[メリーさん。都市伝説。あるいは単なる子供向けのホラー話。 ネットで検索すればその話の内容は簡単に、いくつも発見できた。 あまりに有名すぎて様々なバリエーションがあるらしいが、基本的な話の本筋はひとつ。 ある少女が引越しの際、古くなった人形『メリーさん』を捨てる。 その後、少女に対してメリーさんを名乗る電話が何度もかかってくる。 メリーさんは自分の居場所を少女に伝える。最初は遠くにいるが、その居場所はだんだんと少女の居場所に近づいていく。]
俺は人形のように子供を捨てた、って言いたいのか? ……悪戯にしては、悪質すぎるだろ。
[いつのまにか殆ど灰になってしまった吸いかけの煙草を灰皿の端でもみ消して、捨てる。 口の中に残った煙草の味が、やけに苦く感じた。]
(72) 2015/06/03(Wed) 23時頃
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―新宿駅 喫煙所―
[咥える煙草はメビウス・スーパーライト。 喫煙の頻度はそう高くはないものの、 喫煙所を見かけると途端に喫みたくなる。
100円ライターをジジッ、ジジッと鳴らしながら 喫煙所に踏み込んだ。
……が、何度擦っても火は起こらない。]
――すみません、火、貸してもらえませんか?
[傍でやけに重苦しい雰囲気で煙くゆらす男(>>72)に、 関西訛りの強い口調で、声をかける。
男の顔を、どこかで見かけた気がしたせいでもあった。]
(73) 2015/06/03(Wed) 23時頃
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トヨタは、WEBで都市伝説について検索している。
2015/06/03(Wed) 23時頃
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―新宿駅東口・アルタ前―
[何か、様子がおかしい]
[今日において、スマホを見て突っ立っている、あるいは歩いている人間というものは、この新宿においては見かけない方が難しい。だが、今日に限ってはそれがあまりに多いように見えた]
エリちゃん、なんかあったのかなあ?
[『悪戯?』『映画のシーン?』『イベントかなんか?』というざわめくような声が、その人々の木立の合間にざわめいている]
>>69 あのおねえさん、なにかあったんですか?
[と、智恵美はたまたまそこに立っていたまゆみに話しかける]
(74) 2015/06/03(Wed) 23時頃
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>>73 ん、ああ、どうぞ。
[考え事の最中に突然声を掛けられて驚いた。 が、すぐに男の言っていることを理解してライターを差し出す。 喫煙所ではよくあることだ。]
[……ふとどこかで見た顔のような気がして記憶を探る。 知り合い……取引先の関係……と記憶を辿るが、思い出せない。まぁ、いいか。」
(75) 2015/06/03(Wed) 23時頃
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…………あれ。 [声をかけるついでに視線を向けた男の顔は、 やはり、昼間の記憶の中にある顔と合致した。 彼は「香港小吃」で眼鏡の女性をナンパしていた サラリーマン風の男と同一人物だろうと答えを出し、 今日はよく偶然の再会をはたす日だと関心して。]
昼間、中華料理屋におった人やん?
[違ったらごめんな、とも言い添えて。 差し出されたライターを遠慮無く借り、 咥えなおした煙草の先に、火を着けた。]
……助かったわ。ありがとうな。 ところで、迷子にでもなっとるん?
[そしてライターを返しついでに、 何か調べ物に使われていたらしき携帯を視線で示す。]
(76) 2015/06/03(Wed) 23時頃
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―新宿駅東口・アルタ前>>74―
[顔面蒼白になって軽い眩暈を起こしたか、頭を押さえているところに話しかけられ、若干泣きそうな顔で振り向いた。二人の少女がいる。モテカワスリムの今どきガールとか、そんな感じで雑誌に載ってもおかしくないような気がする。その手の雑誌はみた事がないのでわからないが。]
………ちょっとね。なんでもないんだ。 ブラクラ開いちゃっただけ。そこの広場のところで女の子がバラバラになってるの。そういう画像。 twitterで出回ってるみたいだから、注意した方がいいわよ。
(77) 2015/06/03(Wed) 23時頃
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…………
[携帯に電源を入れる。 画面には、最後に見ていたアプリが開かれた。 Twitterの画面だ。友人からRTされていた呟きには 小さな画像が二つ並んでいる。]
[携帯の奥の穏やかな声と、けたたましい轟音。 男のわめく声、奇妙なシール、 あるはずのない、惨殺現場]
[……非日常のオンパレードだ。 じわじわ、と頭の片隅が警鐘を上げている気がする。
一つ固唾を飲んだ時、]
[手にした携帯が不意に、震えだした]
(78) 2015/06/03(Wed) 23時半頃
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、!!
[びく、と大きく肩を震わせて画面を覗く。 アプリ画面か通話画面に切り替わったそこには、 見知らぬ番号ではない。妹の名前が書かれていた]
[タッチパネルに指を触れる。携帯の奥から聞こえてきたのは、暫く会っていない妹の声だ]
―― 『お兄ちゃん』
『〜〜なんだよお前かよ脅かすなよ…』
――『何だって何? 私また連絡するって書いたじゃん』
[また忘れてる、この前だって と文句を続けそうな妹に 青年は国際電話、と一言言って静止させた]
(79) 2015/06/03(Wed) 23時半頃
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|
『…こっち来るって話?』
――『うん、実はねもうとってるの 飛行機』
『…は?』
――『内緒にしてた。あてつけ。 だってお兄ちゃん、いっつも帰る日 連絡しないじゃない。反省してよ』
『ちょ いつ』
――『いいよ平気。忙しいって言ってたじゃん 私勝手に回るからさ。合流したくなったら 連絡して都合合わせるから。 準備しなきゃだから、もう切るね』
『ま、 おい揚花!』
(80) 2015/06/03(Wed) 23時半頃
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―新宿駅近くの喫煙所―
[事故のアナウンスから暫く。 諦めて新大久保から新宿まで歩くことにした堀川は、予定より些か遅くなったものの、視察を兼ねて今話題のラーメン屋で腹をくちくした後、駅前へ戻った。
煙草に火をつけ、twitterの画面を開く。 珍しく通知があった。2件だ。 リプライが一件、フォロー申請が一件。]
(……フォロー外のやつじゃん。 画像リプて……レイバンか何かか……)
[特に警戒もせず、画像を開いた。>>#1>>#2 『それ』が何かはすぐに認識することができず、 堀川は煙草を吸いながら数秒、その画像を眺めた。]
(81) 2015/06/03(Wed) 23時半頃
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[ぷつ、と一方的に通話は切れる。 言えなかった文句は、声もなく口をぱくぱくと 間抜けに開かせるだけだった。]
…………はああああ…
[代わりに深い溜息をつく]
(82) 2015/06/03(Wed) 23時半頃
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ボリスは、思い切り咽せて、咳き込んだ。
2015/06/03(Wed) 23時半頃
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>>77 へえー、ありがとうございます!
[注意した方がいい。そうは言われたけれど、この場でそれを見ないでいられるほど、自分の好奇心を殺せはしなかった。とはいえ、その女性の目の前で見るのも気が引けたので、少し端に寄ってから、ツイッターを見る]
[それはすぐに見つかって、彼女(マユミ)が蒼白にした理由、注意した方がいい、といった理由が、すぐにわかった]
……う、わ。
[エリちゃん、見る? と言うつもりだった言葉は、声にならずにどこかへと消えた]
(83) 2015/06/03(Wed) 23時半頃
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[携帯が一つ震える度に、寿命が縮まりそうな気分になる。 気分を変えようと、席を立った。 顔でも洗えば、多少変わるかもしれない。]
[トイレを借りて、扉を開けて。 壁に貼られた鏡をふと見る。]
、
[そこに映ったものに、青年は顔色を変えた]
(84) 2015/06/03(Wed) 23時半頃
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(何だコレ……何だコレ何だコレ??)
[グロ画像。そう認識した後も、画像から視線を逸らすことができなかった。切断されて道に置かれたその顔が、あいりすの顔だったから。少なくとも、堀川にはあいりすの顔に見えた。]
(待って、何で?コラ?ガチ? やめろよな〜〜〜あいりす失踪中なんだからよー、 コラにしたって冗談きち〜〜〜だろ!!)
[急激に激しくなった心音を落ち着けるために深く息を吸い込みながら、僅かに震える指でスマホを操作する。フォロー申請してきたアカウントを確認する。]
(85) 2015/06/03(Wed) 23時半頃
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>>76
……確かに少し前、中華料理屋にはいましたけど。
[……あぁ、あの料理屋にいた客の一人か。 対して意識していなかったものの、言われて見れば店の中で流暢な西訛りの声を聞いた気がする。 店の中でいきなり他の席の女性客に声を掛けたのだから、店内の客に俺の顔を覚えられていたとしても不思議はない。]
あぁ、いや、少し調べ物を。 都市伝説に乗じた悪戯電話っていうんですかね、そういうのには疎いもので。
[唐突だったものだからつい口を滑らせてしまった。 言ってから、いきなりこんなことを言い出しても変人にしか見えないな、と目を逸らす]
(86) 2015/06/03(Wed) 23時半頃
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(あいりすじゃん……>>3、 ……いや……待ってぇ……何コレぇ……? 顔に痣の女って何!?あいりす殺されたの?? 怖え〜〜〜〜〜〜よ!!)
[堀川は殆ど涙目になりながらフォロー拒否しつつ、]
『なんかシャレならん画像回って来てるけどこれガチ?何?ていうか誰かあいりすと連絡取れないの?』
[ツイート。無意識にアルタ前の方角に顔を向ける。 画像の現場。そこに行き交う人々。その波の中で、
赤い手ぬぐいを首に巻いた女が、歩いている。]
(87) 2015/06/03(Wed) 23時半頃
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石工 ボリスは、メモを貼った。
2015/06/03(Wed) 23時半頃
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[鏡を見つめたまま。 暫く固まっていたように動かなかった青年は、
―――口角を吊り上げて、にた と深く笑った]
(88) 2015/06/03(Wed) 23時半頃
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あっさり見たね…
[自分ならそんな度胸はない。若さか?これが若さなのか。立ち止まらない事が若さなのだとしたら、自分の人生はもう余生に入りかかっているのだろうか。明日もハゲの店長に小言めいた嫌味を言われるぐらいならさっさと適当な伴侶を見繕って家庭に籠りたい、そう思うくらいには真弓の人生は守備に入っていた。]
まあ、コラだろうけど気分のいいものではないからね。 ………あなた、アイリスって知ってる?なんでも、その子だってもっぱらの噂みたいよ。よく知らないけど。 はあ。やっぱ東京は怖いところなんだな。
(89) 2015/06/03(Wed) 23時半頃
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――サザンテラス前――
わー、何あれ。やばすぎ。 何? 飛び降り?
[明治通りを歩いて、新宿駅。 東口方面に向かうところで、人だかりができていた。 泣き喚く男。警察に引きずり降ろされる>>44。]
――死んだらさ、ダメだよね。死んだらさ。
[実の家族は、何をしてもこちらを見てくれない。 自分の意志はどこにも介入する余地なく、生活が変わることが決まっている。 死にたくなることは、何度もあった。 ただ、それは自分を見ない家族が本当に自分を見なくなるだけだと気づいて、衝動はいつしか消えていた。 今はただ、生きることに精一杯だ。]
(90) 2015/06/03(Wed) 23時半頃
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|
――東口――
えーやば。ありえない。 バラバラ殺人ってやつ? おねーさんめっちゃ顔白いよ? 血とかダメなんだ。 わたしも好きじゃないけどさー。
[智恵美が女の人を捕まえて聞き出した話>>77に、心底嫌気がさしてゲロるふりをした。 バラバラになった女の子が誰かなんて知らない。それが某お兄ちゃんのネットの片思い相手なんて、もっと知ったこっちゃない。]
でもマジなわけじゃないんでしょ? こっちにはケーサツいないし。 イタズラ? あのシールよりタチ悪いじゃん。
[イタズラならなんてことないっしょ、となんとなくお姉さんを落ち着かせてみようとする。]
(91) 2015/06/03(Wed) 23時半頃
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席の横、窓 に映る 何か に見られている 気がする
誰を見てるの 何を 見ないで 知らないで 私の 本当のこと
(*7) 2015/06/03(Wed) 23時半頃
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……都市伝説のイタズラ電話―― なんや、おもしろそうやん?どんなんなん?
[半日ぶりの再会を機に「石動です」と名乗った後、 男の口から零れた話題に、ひょいと食いつく。 仕事のネタになるかもしれないと思う欲半分、 純粋で深い好奇心半分。
“都市伝説の電話”は 石動自身が好んで遊んでいるものと類似性もある。]
――…………なんや
[そうした、サラリーマン風の男との遣り取りの途中。 切迫した様子の男(>>87)を視界の隅に見つけ、 しばし眺めてみたりも。]
(92) 2015/06/03(Wed) 23時半頃
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|
なになに。そんなヤバイの。
[速攻調べた智恵美が言葉を失ってるのを見れば、逆に気になってくる。 スマホ覗くのはマイルールに超反するので、見えないぎりぎりから、覗きこむ素振りだけ見せれば、見られるか止められるか。]
あ、何、あのアイリスって人のなの? 殺されたってこと? でもイタズラだったら違うかもか。合成?
[アイリス自身を知らないぶん、言葉は軽い。 人が死ぬなんてよくあることだ。こと、この東京においては。]
(93) 2015/06/03(Wed) 23時半頃
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>>90
ちょっと、今日、ヤバくない? ……うん。それに、私は死ねないな……。死んじゃいたいって思ったこと、いっぱいあるけど、でも死のうって行動したこと、一回もないよ。そんなの、怖いじゃん。
[それぞれのトーンはあまりに真面目で、普段の浮ついた雰囲気は、その場からすでに拭い去られていた。我に返るように居心地が悪くなって、]
だから、どうせ生きるなら、毎日楽しく過ごしたいよね!
[と、笑って見せた]
(94) 2015/06/03(Wed) 23時半頃
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ああ……ええ。どうも血とかはダメみたいね。 いや、大丈夫よ。ちょっと顔色が青白く見えるかもしれないけど、それは普段からそうだから。
だいじょうぶ。コラだから。こんな交番が傍にある場所でバラバラとかないから。うん。
[自分に言い聞かせて、ようやく落ち着きが戻ってきたが、もう一人の女の子の言葉にびくりと身構える]
シール……ってああ、力士シール? そう、あなた達も見たんだ。流行ってるのかな…
[流行っているのならむしろそのほうが安心できた。もしかしたら自分の行く先にだけ現れるのではないか、そんな気がしていたから。それでも、先ほどのパズルだけは解せなかったが]
(95) 2015/06/03(Wed) 23時半頃
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― 新大久保 ―
[浅黒い足の指に、蟻が乗った。 爪を、六本の細い足で器用によじのぼる。
大久保駅一帯の地下には、旧陸軍の施設が残っていたという。または、大久保通りの下には消防法の関係で閉鎖された地下商店街があった、なんていう話もある。
その地下商店街は、今は外国人の闇市だ。
……と聞けば、「それはとっくの昔に埋め戻された」と答える声もある。]
(96) 2015/06/04(Thu) 00時頃
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[信号が青に変わった。 人がいっせいに歩き出す。
蟻が転げ落ちる。 近くに巣があるのかもしれない。 その巣が仮に埋められてしまったとして。 蟻は途方にくれているだけだろうか?]
(97) 2015/06/04(Thu) 00時頃
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『リーク』だ……。
[そう呟いて、数秒、そのまま静止している。エリの動きも、マユミの言葉も、まるで届いていないかのように]
(98) 2015/06/04(Thu) 00時頃
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>>3 [アイリス失踪の犯人は、顔にアザのある女。 知らないアカウント名からのそのツイートに目を見張った。 失踪、という言葉を自然と受け入れている自分に驚いて、そして、この数日ずっと感じていた落ちつかなさに、合点がいってしまった。 ほんの数週間ツイートがなかっただけなのに、彼女は(もしかしたら彼かもしれないけれど)失踪して、もう二度と呟くことはないのだとわかってしまった]
それで、俺にできることは?
[皮肉のつもりはなかった。この呟きをしたアカウント主を困らすつもりも。ただ、なにかしたいと思っただけだ。 そうじゃないと、おれは本当にただの33番になってしまうような気がした]
(99) 2015/06/04(Thu) 00時頃
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[数日間で溜めに溜めた真っ黒な垢と、かいては乾きを繰り返した中年の汗が層となり蓄積したネバつく肌に、都心の外気を満遍なくまぶしたものを擦って洗うと、驚くほどに体の痒みが消えた。
知らぬうちに体が消しゴムになっていて、排水口のなかへ全身吸い込まれてしまいそうで不安になったが、洗った後は体中から無限にふかふかの花穂が生えてくる事はなくなり、花穂を引き抜くつもりで誤ってあちこちの毛を抜いてしまうこともなくなった。 ――いい夢だった。 ワタヌキはそう考えるが、人との関わりの面で支障が出始めてしまったので仕方がない。
韓国料理屋が軒を連ねる大久保通りの東には古い銭湯がある。が、風呂を使っただけでは垢まみれの肌衣服の汚れは解決しない。どこかで着替える必要があった。そして、着替えは済んでいた。 ワタヌキはマンホールを踏みながら鼻歌を歌っている。]
(100) 2015/06/04(Thu) 00時頃
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へ?
[予想外にも食いついてきた。 ……変な目で見られるだけだと思っていたので、またも驚く。]
いや……
[暫し逡巡。話の中身があまりに個人的すぎる。 だがすぐに思い直す。どうせ喫煙所で出会っただけの相手だ。この広い東京でもう一度会うこともないだろう。 内容が内容だけに、相談する相手としては身内より遥かに気が楽なのかもしれない。]
メリーさんって知ってます? 私が子供の頃からある有名な都市伝説、というか、怪談というか。 その話を模して、堕胎したはずの子供から非通知で電話がかかってきたんですよ。 元妻も、義両親も、そういう悪戯をするはずはないとは思うんですが……。まぁ、なんでしょうね。正直私もよくわかりません。
(101) 2015/06/04(Thu) 00時頃
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アイリス……やっぱり結構人気あったのね。ネットアイドルってやつ? それはまあ、何でもいいけど。
[コラなのか。けれど、悪戯で作るコラにしては妙に手が込み過ぎてはいないか。そんな考えが頭の隅に思い浮かんだ。どちらにしても自分にアイリスは関わりない。と思いかけたが]
「リーク」?
[女の子の呟く言葉が聞こえた>>98]
(102) 2015/06/04(Thu) 00時頃
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……都市伝説を悪用して金をせびるような、犯罪集団でもあるのかなと思いまして。
(103) 2015/06/04(Thu) 00時頃
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はあ。
[事務所のロッカーを開け、スマホを取り出した。 中央線のダイヤは復旧してきたらしく、本日入り時間から来る予定だったスタッフが二人フロアに入った。 彼らと入れ違いで休憩に入ったのだ。]
あ。タバコもすいたいな〜っと。
[閉じかけたロッカーを半分開き、ごそごそとタバコを手探りで取り出すと、再び鍵をかける。 事務所から裏口に回ると簡素な非常階段があり、そこにさらに簡素な喫煙所があった。
昔カッコつけて買ったジッポで火をつける。といっても1万ぐらいだけど。 ふう、と一息ついて非常階段から路地裏を見下ろす。自分のバイクと、その向こうに繁華街らしいネオンと人混みが見えた。 下界を見下ろすようで気分がいい。
スマホのロックを外すと、いつも通りに様々なコミュニケーションツールが口々に話しかけてくる。 それを面倒臭がる人間がいるのは知っているが、自分は全くそう思ったことはない。 むしろ、よく誰からも連絡がなくて生きていけるものだ。 孤独感というものを知らないのだろうか。 自分以外に誰もいない世界なんて、そんなのは――……]
(104) 2015/06/04(Thu) 00時頃
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(……また?)
[先週別れた、彼女、だと思う。>>1:110 あの横顔も、自分と揃いの赤い手ぬぐいも、 見間違えるはずがない。
重く鳴る心臓を落ち着けようと意識しつつ、LINEを開く。 一週間前から止まっている、彼女とのメッセージ画面。]
『今新宿におる?』
[それだけ送る。再び顔を上げれば、もう彼女の姿は人混みに紛れて見えなくなってしまっていた。]
(105) 2015/06/04(Thu) 00時頃
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[メッセージを順序良く返していく指が止まった。 アイリスからDMの返事があったのだ。>>1:290]
”今夜行きます。”
[ただ、それだけだった。]
(………なんか怒らせた?)
[明らかにいつもと文章の感じが違う。顔文字どころかハートマークの一つもつけてこない。 よくよく思い起こせば、ひとつ前のDMも素っ気なかった。 それでも――彼の頭には、彼女が別人かもしれないなんて考えは浮かびもしない。 あまり熟考もせず、すぐに返信する。]
『D A_i_lice りょーかい。なんか怒ってる?』
(106) 2015/06/04(Thu) 00時頃
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[少し待っても既読にはならない。 落ち着かないままtwitterを開く。ツイートへのリプライはない。元々フォロワーも少ない上、たいしたツイートもしないのだから、リプライがあればそれ自体が珍しいことのだけれど。
ふと、視線を感じてそちらを見る。>>92 眼鏡の男性と目が合ったかもしれない。 気まずげに目を逸らす。]
(『都市伝説』……。)
[耳に届いたその言葉を頭の中で反芻しながら、 二人の会話に聞き耳を立てる。 不意に、脳裏に先ほどの画像が浮かび上がってきた。見慣れたあいりすのアイコンも。そうして2つが合わさる。堀川は、思わずぎゅっと目を瞑る。元々細い糸目がさらに奥に埋め込まれて、何ともすっぱい顔になっている。]
(107) 2015/06/04(Thu) 00時頃
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[タバコを一本ゆったり味わって吸い、それからすぐにフロアに戻った。 アイリスが来ているかもしれない。
怒ってるのか、怒っているならば話を聞いて謝らなければ。
店に呼ぶんじゃなかった。最悪、みっともない所を皆に見せることになる。 女の扱い、こういうときになるとヘタなんだよな、と独り言ちた。]
(108) 2015/06/04(Thu) 00時頃
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[しゃくりあげていた肩を落ち着かせて顔を上げる。 窓の外はもう暗くなっていて。なぎささんが言っていた気がする。]
そうか……制服、どうしようかな
[ぼけっと、そんなことを呟く。何も考えてるわけじゃない。 でも帰らないなら、制服のままじゃ確かにまずいかな……。 残ったコーヒーをゆっくりと飲み干す。
あ、ミサンガやコンパクトミラーの話をなぎささんにし忘れた。 カップを持った手首の飾りを見てやっと思い出す。]
いっか……
[あの人に今改めて連絡をとる気にもならない。 ワタヌキさんからの連絡を待とう……。とスマホをいじって時間を持て余しだした。]
(109) 2015/06/04(Thu) 00時頃
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きっとこれは本物だよ。死んでる。今ここにいる、何もない今が本当は嘘。この子が死んでいないアルタ前なんて、きっと本当はないんだよ。
[智恵美は、虚ろに交差点を見ている。説明にならない説明は、『リーク』というおうむ返しに引っ張られて、ただ滔々とあふれ出るばかりだった]
きっとこの子は『リーク』に入ったんだ。だから、だから死んじゃったんだよ。だから死んじゃったんだ……。
(110) 2015/06/04(Thu) 00時頃
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>>#3 >>3 [見知らぬアカウントへの返事をしていると、ひとつの画像が目に入った。 新宿アルタ前に咲く花の画像だ。何故か、その「花」依りも、周囲の鏡に目がいってしまう。花が直視しづらいのもあったけど、なにより…… 鏡があると、この世で起きた事以外の事も受け入れられてしまいそうだった。 本当の現実はどっちだろう? ここでバラバラになった花は誰だろうと疑問に思ってしまうのだ]
[アイリス? 誰かがした呟きに、俺はふと、それは本当の? と問いかけてしまう。 本当の自分はこんなどこにいるのだろう?]
(111) 2015/06/04(Thu) 00時頃
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「リーク」?
[急に何か遠い目で呟き始めた少女ともう一人のさらに年下めいた少女を交互に見やり、不安げな表情になる。こちらは今日一度警察沙汰に巻き込まれているのだ。中央線さえ止まっていなければ今頃は三鷹のアパートで毛布にくるまっていてもおかしくなかったのに]
と、とりあえず「リーク」ってのが何かわからないけど落ち着こう……ね?
[都市伝説の一種だろうか?]
(112) 2015/06/04(Thu) 00時半頃
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[ツイッターを見ていれば、タイムラインが一部荒れていることに気づく。 フォローしていた怪談botが何も言わずに画像を載せていた。二枚の画像。(>>#1)]
……っ……
[なにこれ。 喉が、ひゅっと鳴った。]
(113) 2015/06/04(Thu) 00時半頃
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ふーん。普段からそうって、そのほうがダメじゃない? わかんないけど。 そーだよね、こんなケーサツ目の前でやんないよねーふつう。 やれたらヒーローかもしんないけどさ。あ、そういう見せしめ? だったりして。
[自分に言い聞かせるようなお姉さん>>95が少し落ち着いた様子なのに、話題に乗って同調する。]
そーあれ。キモくない?マジやめてほしいんだけど。 なんかさ、いつかこのへん中みんなあれでいっぱいになったりしてね。 一面みっちりデブシール。最悪!
[話を変えよう、とシールの方に話題を移す。 目の前のひとが今まさにそのシールから逃げ出してきたとは知らないまま、笑い話として空想を語った。]
(114) 2015/06/04(Thu) 00時半頃
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あ、あい……あいり……
[アイリス?という誰に向けるわけでもない疑問を呟くことすら出来ないショックで。 場所は、これはアルタ前だ。ここからすぐ。
がたんと席を立った。椅子が大きな音を立てて、机に腰をぶつけて盛大に店内で目立ったけれど。 何も考えず走って店内を出た。写真の場所、アルタ前交差点に向かう。確かめなきゃ。]
(115) 2015/06/04(Thu) 00時半頃
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[機嫌は今日もいい。(いつもいい)
なにせ、「オッサン、店追い出されんねんたら、これやるわ。」>>1:263 ……と気のいい関西人が投げつけてくれた『551 HORAI』の紙袋。 あれはたいそう『喜ばれた。』
あの眼鏡の関西人が東京観光中なのか、はたまた住んでいるのか紙袋だけでは見分けることはできないが。この人人人の東京だ。済んでいたとて所詮出会いは一期一会、また会う事はそうないだろう。 勿論受け取った時も黄色い歯を見せてニコニコしながら手などあわせて頭を下げて礼を言ったが、また会えたら改めて礼を言いたい気分だ。]
(116) 2015/06/04(Thu) 00時半頃
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私、メリーさん 今あなたの後ろに居るの ……ってやつやな。
[男が語るのはどうやら経験談らしく、 重みのある内容は存外におもしろみがあった。 堕胎され死んだ赤子からの電話……というえぐさに 生々しい悲劇の匂いを感じて、眼鏡の奥で目が輝く。
明るい少女と、彼女に張り付く闇。 堅実そうな男の裡の、エゴイズム。
好きだ。]
(117) 2015/06/04(Thu) 00時半頃
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さすがに、詐欺のネタにはならんやろ。 聞いたことないわ。
――……ああ 訊いてみたらええねん。 話してみたらええねん。
[……唆す。
応えたら答えてくれる怪異の電話を知っているから、 男の話を疑るつもりは端からない。]
話したいんやろ。 やから、アンタに電話してくるんやろ。 ……相手が誰やとしても。
[その先は現実的に想定出来る可能性についての話。 「元妻」が構ってほしくてかけてきている可能性はないか ……といった事を、つらつら少しばかり話して。]
(118) 2015/06/04(Thu) 00時半頃
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『リーク』はあるはずのない場所のことだよ。今までなかったはずの道、地図にはどう見たって書いてない道。でも、逆だってそう。あるはずなのにない場所、地図にあるのに見当たらない道。それが『リーク』。
[少し、落ち着いた声音を取り戻し、智恵美は続ける]
都市伝説だけれどね。で、『リーク』には、失くしたもの、忘れたものがそこにある。そういう噂なんだ。
でも、単なる噂じゃないの。私……。
[そこまで喋ったところで、エリと一緒にいることを思い出し]
……ごめん。忘れて。どうかしてたね、私。
[と、首を振った]
(119) 2015/06/04(Thu) 00時半頃
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メリーさんって……最後どうなるんやっけ、
[そういえば、とiPhone取り出し検索―― の前に、twitterのタイムラインに更新をかけた。
最初に見えたのは、幻想写真のサムネイル画像。 よく見るとそれは――(>>#1 >>#2)]
A_i_lice……「アイリス」……? なんやねん、これ。
[思わず声が漏れた。 合成加工で作られた画像にしても、悪趣味だ。 悪趣味で、素晴らしい。
薄ら笑いさえ浮かぶ口元は「アイリス」と繰り返す。 その声はおそらく、近くの男(>>107)の耳にも届く。]
(120) 2015/06/04(Thu) 00時半頃
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/* ところでまた今更言うのかって話なんだけど、 表に出る余裕が無い時でもちょくちょく見ていたりはするので、村建て発言使いたい!って時は言って下さいね。
(*8) 2015/06/04(Thu) 00時半頃
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/* 了解で〜すありがとう!助かります!
(*9) 2015/06/04(Thu) 00時半頃
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うん。まあね。……ちょっと仕事に疲れてるだけよ。
[年下らしい方の子>>114に力なく笑って見せた。きっとこの子は自分よりはずっと人生を楽しんでいるに違いない。もう一人も同じなんだろう。]
見せしめ?…………うーん。ヤクザとか海外マフィアのなんか、みたいな?どうだろうね。 さっき警察に行ったときは忙しそうだったけどいつも通りって感じだったんだけどな。警察の人。 ああ、えっと……その力士シールがね。
[力士シールの話題が出て少しびくっとしたが、先ほどの事をついでにかいつまんで話す。]
コインロッカーからどばって出てきたの。…最悪よ、今日は夢に見そう。 さっさと電車元通りにならないかな。
(121) 2015/06/04(Thu) 00時半頃
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[色んな人にぶつかって、一度怒鳴られたけど足を止めない。 アルタ前に着いて顔を巡らせる。息が切れて、苦しい。肩が大きく上下する。
ざわざわとする雑踏は、いつも通りだった。]
……なにも、ない?
[スマホを眺めながら画像の場所を確認するような人はいるが、警察がいるわけでもないし、立入禁止テープがあるわけでもないし。]
……なんだ……いたずらか……
[口に出してみる。圧倒的な不安は拭えるわけがないんだけど。]
(122) 2015/06/04(Thu) 00時半頃
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で、何? リークってなにそれ、なんか裏世界的なやつ? あれでしょ、自分の知らない自分がこの世界にはあと何人かいて、出会うと死ぬみたいな。
[突然「リーク」について話しだす、様子の変わった智恵美を見る。 今が嘘で、別の世界が本当はあって、そっちではバラバラ殺人があった、ってことらしい。 つまりアイリスは、別のアイリスに会ったんだろうか。]
(123) 2015/06/04(Thu) 00時半頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/06/04(Thu) 00時半頃
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あるはずのない場所、地図にない場所……「リーク」。
[声に出して>>119話を復唱する。聴いたことのない話だ。都市伝説の一種だろうとは思うのだけれど]
裏世界、ねえ。私の小さい頃は学校の怪談で…ほら、合わせ鏡とか、鏡の中の世界とかああいう話だったけど。そういうのも今風になるのかな。
[もっとも、目の前の子は随分思いつめたようだったが。自分が力士シールに妙な怖れを抱いているように、この子にものっぴきならない事情があるのかもしれない]
ドッペルゲンガーみたいなのは有名な話よね。鏡の中に自分そっくりの人間がもう一人いるとか……そういうのも。
[もう一人の子にも相槌を打つ>>123]
(124) 2015/06/04(Thu) 00時半頃
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ソフィアは、カバンに入っていたジャスミン茶を取り出して、飲んだ**
2015/06/04(Thu) 00時半頃
店番 ソフィアは、メモを貼った。
2015/06/04(Thu) 00時半頃
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[ブログが更新されている。]
某月某日 タイトル:ユウ
電車で轢かれて死んだって。
ただの事故。自殺。
だから
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[コメントには『だから』の後を、興味本位に催促する声が寄せられている…]
(125) 2015/06/04(Thu) 00時半頃
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[フロアに戻った時、尻のポケットに硬い物体を感じた。]
(やべ、スマホ……)
[”一応”従業員のフロアへのケータイの持ち込みは禁止となっている。勿論持ってきてる奴もいるが、それでもサイレントモードにしている奴が殆どだ。自分のスマホはおそらく普通に音が鳴る。]
ごめん、点検行ってくる。
『は〜い。まだゆっくりしててもいいんですよ〜』
[点検とは「トイレ」という意味だ。前は『1番』とかだったが、テレビやらネットやらであんまりにもやるんで、1番=トイレだと判ってしまい、お客さんを不快にさせるから……という理由で最近変わった。確かに、さっきウンコしてきたのか?と疑い出したら、そいつの手で切られたライムなんて見たくもないだろう。イメージするだけでも気分が悪い。]
[従業員用のトイレは事務所に行く前にあり、ロッカーに行くのも面倒だったのでそこでサイレントモードにすることにした。スマホをいじるついでに、自分のタイムラインをぼんやりと眺める。何度も同じツイートがRTされていることに気づき、本文もろくに見ずに画像を表示する。]
(126) 2015/06/04(Thu) 00時半頃
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[大久保から歌舞伎町方面に向けて戻る間にも、スーツで武装した働き者を何人も見た。 疲れた顔を見るたびに脳のつぼみを開けるような気の利いたバッズを選んで分けてやりたくなる。
しんどいだろう。やめちゃえよ。 闘争から開放された穏やかな世界があるんだぜ。 続けるのかい。あらら。それもまた人生か。
わからないではない……いや、『なかった』よ。>>255 ネパール産のミックス。新しいんだ。ちょっぴり移り気。たしかな熱気。異国の土。熱を感じるスパイシーさ。ムスクがお上品な逸品……もう味わったかい、あんたは。 ショボい国産でつまらない思いをする位なら『自分が何者なのか』をたしかめに、こちらがわに『降りてくる』といい。]
(127) 2015/06/04(Thu) 01時頃
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[さらにブログが更新されている。]
某月某日 タイトル:なんで
あたしだけいわれなきゃなんないの? みんなだって、思ってたんでしょ
なんであたしだけ
あたまいたい
バファリン
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(128) 2015/06/04(Thu) 01時頃
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[男の言葉には妙に説得力があった。 まるでそういう現象、厄介事に慣れているような、そんな]
話したい、ですか。 相手が誰だとしても……なるほど。
[元妻が犯人の可能性、それは自分も一度は疑った。 そもそも生まれなかった子供の名前を知っている時点で範囲が狭まるのだ。 元妻か、元妻の親類か、友人か……あるいは本物の怪奇現象か。 最後のひとつはありえないにしても、相手が話したがっている、という考えは間違ってはいない気がした。]
……アイリス?
[不意にでた聞き覚えのある名前に思わず聞き返す。 男が携帯を確認しているのを見て、自分も携帯を操作する]
うぉ、なんだこれ。
[気味の悪い写真。悪趣味な悪戯でも流行っているのだろうか。 ……あるいは。]
(129) 2015/06/04(Thu) 01時頃
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[添付されているのは2枚の画像。>>#1 1枚目、アルタ前だというのは判る。しかし、そこに散らばっている物体はよくわからない。トリックアートか何かだろうか。 これが何に見えるか?とか。何色か?とか。何個見える?とか。そういったものだろう。 普段通りにフリック操作を行い、2枚目を表示させる。>>#2]
……うぉっ
[2枚目、それは顔――というより、生首だった。 画像を切り替えた瞬間に殆どアップで表示されたため、反射的に驚く。]
ん
えっ、 うそ
[スマホの画面を、反射的に押し付けるように胸に当てた。 その画面に写った、2枚目の写真の顔を、見ないように。隠すように。見なかったように、胸に押し付けた。]
(130) 2015/06/04(Thu) 01時頃
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[2枚目を理解したとき、さっきまでまじまじと見ていた1枚目の意味を把握する。 心臓がどく、どくと破裂しそうに脈打っている。これでは、スマホに心音を聞かせているようだ。]
うそだろ
[アイリス。 その生首の顔は、自分の下でよがってみせた、アイリスの顔そのものだった。]
――いや、マジ、ありえない。
ありえないし。コラだろ。
[コラ、が何なのかよくわかっていないが、写真をいじくる技術だというのはふんわりわかっている。 自分を安心させるために、知っている単語を出したかっただけだ。]
マジでないわ。だってこれから――― ……!
(ちょっと待ってくれ。 じゃあ、今から会うアイリスは誰なんだ?)
(131) 2015/06/04(Thu) 01時頃
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……それにしても、
[立ったまま眠っているように思える静寂の街、 醒めたまま壊されたような女の造形、 写り込んだ鏡の内に広がる世界で 街も女―アイリス?―も拡張されている。どこまでも。
削除される前に二枚の画像はiPhoneに保存を済ませ。
「メリーさん 結末」をgoogle検索に問いかける。 ……結末は不明。解釈は様々。]
(132) 2015/06/04(Thu) 01時頃
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トコヤミ電話に聞いてみてもええな。
[吸っていた煙草はフィルターぎりぎりまで灰と化した。 吸い殻を灰皿に落として立ち上がる。
メリーさんの男ともう一言二言、会話を続けた後、 この場を離れてアルタ前交差点を 見に行ってみるつもりで。
もし、男も興味があるようなら 誘ってみても良いかもしれない。**]
(133) 2015/06/04(Thu) 01時頃
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フランクは、顔面を青白くさせたまま、フロアに戻った。**
2015/06/04(Thu) 01時頃
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[頭のなかで、100円をいれて動くパンダの乗り物が、割れた電子音で『むすんでひらいて』をうたっている。 闘争や恐怖から開放された穏やかな表情。 パンダの眠そうな目は、塗料が剥がれて白内障を患っている。 古くなったものはどこかしら劣化してどうにかなるもんだ。 それでも穏やかな顔。 地球のまんなかならそれができる。 むすんだ頭をひらくんだ。]
(134) 2015/06/04(Thu) 01時頃
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[あ、走ったから、だめだ。 突然の吐き気がせり上がる。うっと口を押さえるが、ビルの隙間みたいな隠れる場所が無くて。 植え込みに駆け寄って、吐いた。今日二回目だ……。喉から、さっき飲んだコーヒーの臭いがかすかに漂う。 人々の目が集まってしまう。制服の女子高生が夜のアルタ前交差点で、吐いてる。それは目立つだろう。 苦しくて、下腹をさする。
交番前で警察に誰かが何か言ってる気がする。にげなきゃ……。 でも、立ち上がろうとした足はふらついた。]
(135) 2015/06/04(Thu) 01時頃
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[ミルフィのブログに更新はない。 …炎上記事の飛び火で過去の記事の閲覧数、コメント数がちらほら増えている。]
某月某日 タイトル:うざ
生主のエーコって奴。マジつまんねー。 こんなのどこがおもしろいの? キタネーだけじゃん。
『死ねばいいのに』
〈コメント(26)|トラックバック(1)〉
(136) 2015/06/04(Thu) 01時頃
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ごめんなさい ごめんなさい 苦しめないで ねえ 私が 悪かったから
[お腹に向かって、なだめるように呟く。]
(*10) 2015/06/04(Thu) 01時頃
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[他にも数件、エーコに対する誹謗中傷の記事。 それはアイリスにも向けられていた。]
某月某日 タイトル:アイリスってさー
ホントにかわいいと思ってる奴いんの? あれって100%加工じゃん
ホントの顔見せてみろよ
足とか手とかちまちま上げてんじゃねー
『バラバラ死体』かっつーの
〈コメント(34)|トラックバック(2)〉
(137) 2015/06/04(Thu) 01時頃
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でも………これ以上はよくわからないわね。 アイリスとかいう子の知り合いでもないなら、あんまり首を突っ込まない方がいいのかもしれない。
[そうだろうか。これは本当に自分に関わりのない事件なのだろうか。]
ところで……「roooooot!」っていうお店、知ってる? 私、今からそこに行くつもりなんだけど…
[詳しく調べればわかる話だけれど、ついでに傍らの二人に尋ねてみた。微妙な空気を変えようとするかのように**]
(138) 2015/06/04(Thu) 01時頃
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「アイリス」。>>120
[顔を上げる。先ほど目が合った眼鏡の男が、その名前を繰り返し呟いている。アイリス。なんだこれ。聞こえる会話の内容と、どうにか頭から追いやろうとしていた先ほどの画像がリンクする。]
あの、
[気がついた時には、頭で考えるより先に、口と身体が動いていた。一人で抱え込んでいることに耐えきれなくなったというのもあるだろう。 もたつく足で一歩、眼鏡の2人組に近付いた。]
あの……、もしかしてアイリスのフォロワーすか。
(139) 2015/06/04(Thu) 01時頃
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が……画像、見ました? いや俺あんまり詳しくないんすけどぉコラの作り方とか、 ……コラっすよね!?ねーすよね……、
[堀川の顔面は蒼白だった。元々ホラーが苦手なのだ。 初対面だというのにそう捲し立てたのち、]
あ、す、すんません突然。 いや俺も今ちょっと画像見ちゃって動揺して……。 や、すんません。大体、アルタ前であんな画像、取れるわけねーし。 コラっすよね……、すんません。ほんと。
[気まずそうに後ろ頭に手をやりながら、 首を前に出すようにしてへこへこと頭を下げた。**}
(140) 2015/06/04(Thu) 01時頃
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ヒナコは、ふらついている。**
2015/06/04(Thu) 01時頃
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[石動からの誘いに眉を顰める。この男、思いのほか悪趣味なのかもしれない。 とはいえ自分も興味がないといえば嘘になる。男の提案に適当に相槌をうち、アルタ前の方向へ足を踏み出す。]
[途中、そういえば名乗っていなかったなと思い出して、偽名を使うか一瞬考えはしたものの、考え直して素直に豊田と名乗った。]
(141) 2015/06/04(Thu) 01時頃
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石工 ボリスは、メモを貼った。
2015/06/04(Thu) 01時頃
石工 ボリスは、メモを貼った。
2015/06/04(Thu) 01時頃
石工 ボリスは、メモを貼った。
2015/06/04(Thu) 01時頃
ボリスは、ものすごく動揺しているようだ。**
2015/06/04(Thu) 01時頃
トヨタは、なんとなく背中に薄ら寒いものを感じている**
2015/06/04(Thu) 01時半頃
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[鞄を持って、料金を支払うとネットカフェを出た。 時間を確かめようと携帯を取り出して、 自動的にまたTwitterが立ち上がる。]
[TLを見ると友人がまた新しくRTをしていた。 「アイリス失踪の犯人は、顔に痣がある女」>>3
それを送った人物が、 昼間の鏡を恐れていた客とは知らぬまま。青年は短かなその文をさして信じてもなさそうに眺めた。 ネットに書かれたことなんて、信用すべきものではない。
…そう思っているはずなのに。
二度は見たくないと思う、どこまでも悪趣味な あの二枚の画像が、なかなか忘れられない。
画像のあの現実感と、ありえないという現実。 そのずれがじわりと寒気を呼ぶ。]
(142) 2015/06/04(Thu) 01時半頃
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[携帯を数秒眺める。 携帯は静かに黙ったまま。震えることもない。
青年は、携帯から顔を上げた。
度重なる緊張からの疲れを感じていたが 一つ息を吸って、気にしないことにする。]
(143) 2015/06/04(Thu) 01時半頃
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[向かう足は家に帰る際によく使う南口ではなく、東口。 コインロッカーの前に、どこかの職員が、二人立っていた。
すれ違う時に何やら話しているのが耳に入る。 気味の悪いシールだの、悪戯だろだの 点検はだのの言葉が聞こえた。
どうやら、コインロッカーの管理会社の職員のようだ]
[昼間に来た客が、奇妙なシールが 駅にもあったと言っていたのを思い出す。>>1:5 これだろうか。と青年は首を傾げた。その話とは違う、新しく増えていたものだというのを、青年が知る由もない。
こんな人の集まる場所で。仕掛けたやつも大胆だな、と 二人の背中を横目に歩いていく**]
(144) 2015/06/04(Thu) 01時半頃
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[香港小吃で張寧生に渡した……そう、あの店の入り口で彼のポケットに品物をこっそり滑りこませることこそ用事だったのだが、あの『ハーブティ』は客に渡ったろうか。
『天気予報』の取り決めにしたがって、いつもの『さんかく』の一人が遊びに行っているはずだ。張寧生が、いつもどおりの働き者であるのなら『茉莉花茶』を頼んだとおり、彼好みに調合したお茶を届けてくれているはずなのだが。
前回『地震』で待たせてしまったから、今度こそ受け取れているといい。 事が順調に運んだなら、我が兄弟、我が同胞は、ハニカム構造の調和と安定の海でダイビングが出来ているはずだ。クルージングもいいだろう。ろっかくの海。仕切りのない世界。放射線状に広がり続ける無限の海……]
(145) 2015/06/04(Thu) 01時半頃
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― 歌舞伎町 ―
[携帯電話を取り出す。自分の持ち物ではない。 『要らない』人の持ち物だ。まだ。 携帯電話が要らなくなる事は自然だ。 『消えたくなる』人間がいる。 『いる』。事実。紛れも無い。 透明人間でも雨を浴びればどこに居るかがバレる。光学迷彩は幽霊じゃない。スケない。パンダが白内障になるのと同じ理由で。 ヘリウムの入った風船をつけた重石は風船が割れない限りただの石には戻らない。 ――おれたちはさかさの風船。 プールに沈んだとうめいなガラス瓶になることを、邪魔されることのない、穏やかな世界の。]
(146) 2015/06/04(Thu) 02時半頃
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[よって、誰かの失踪は、消えたくなることを事実として受け止めているワタヌキにとっては、大したことではない。 そういうこともあるだろう。 別にいいんじゃあないか。
さかさ風船の携帯電話にも誰かのつぶやきが流れこみつづけている。ある画像が、この風船の元にも流れ着いた。
夕暮れの新宿アルタ前交差点……であるらしい。 『たぶんわかる』が、『見慣れた』感じはしない。 なぜならば。 まず、ワタヌキは何年も『交番側』に立つことが出来ていないからだ。 つぎに、その画像のなかには人混みがないからだ。 そして、妙なものが設置してあるからだ。
画像に顔を近づけてみて、首をひねる。 大きな画像もあったので、そちらも見たが、また逆側に首をひねる。 『もうひとりの自分』の存在はたしかだ。非常にリラックスしている。 バッドトリップをしている……自覚はない…… が……こんな画像だし……もしかするだろうか? 妄想の画像なのか、そうでない画像なのか。 ワタヌキには判別がまだつきそうにない。]
(147) 2015/06/04(Thu) 03時半頃
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ワタヌキは、無論、実際に見に行こうとは思わない。だって交番があるから…**
2015/06/04(Thu) 03時半頃
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>>138 るーと? どういうお店? [その態度はかなり積極的だった。 場を錯乱して場を妙な感じにさせたという自覚はめちゃくちゃあったし、何より今日という日が、何か正気から逸した、非日常的、決定的な意味のある日だという感覚があった。何かが起きている、そういう予感だ]
どうしよ、行きたいな、エリちゃんはどうする? [だから、もしエリがいかないのなら、一人ででもついていくだろう、というのは、その態度から容易に察することができるだろう**]
(148) 2015/06/04(Thu) 06時半頃
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―新宿駅東口・アルタ前―
いつもより人が多くてざわついている。 まさか、と近寄ってみたけれど騒ぎの中心は知らない男の人だった。
あ、知らない人なら飛び降りていいわけじゃないけど…でも、もう警察が動いてるし。
本気で死にたいだけならもっと楽な方法選べばいいのに。そう思う。飛び降りはきっと苦しい。それは彼もわかってると思うけど。
アイリスは、せめて優しい最後だったらいいな…。 最初に首を外すのは、比較的優しい殺し方だと、そう教えてもらった。 RTで回ってきたアイリスの写真から、それは判断できないけれど。
(149) 2015/06/04(Thu) 06時半頃
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(>>99)
"それで、俺にできることは?"
例のアカウントにそんなリプライが届いていた。 こんな誰が見ているかもわからない人混みで操作するのは危ないかも知れない、そんな考え、なかったわけではないけれど。
まあ、私が悪いことしてる訳じゃないし。
"気をつけて。それと、きっと複数犯"
そう、(>>99)に返事を返した。 私が鏡で見たのは痣女一人だけれど。トクベツ鍛えてもなさそうな痣女ひとりであの花を作るのはあまり考えにくかった。 ふつう、腕一つ外すのだってかなり大変だし…。私にはとても無理。
(150) 2015/06/04(Thu) 06時半頃
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読書家 ケイトは、メモを貼った。
2015/06/04(Thu) 06時半頃
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(>>135)
周囲の視線が動いた。注目の先を見ると女子高生が吐いている。倒れてはいないけど
……あのっ大丈夫ですか?
思わず肩を支え、声をかけた。そこでようやく昼間の"大平あいり"だと気づいた。
(151) 2015/06/04(Thu) 07時頃
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(>>151) [立ち上がろうとしてふらつき、植え込み近くのガードレールに片手をつくと、逆の肩を支える人の手があった。ふつうの、やさしそうな年上っぽい女のひと。 「大丈夫ですか」そんな声を新宿で、しかも自分がかけられるなんて驚きで。 だいじょうぶです、と言おうとしてけほっと咳き込んでしまう。]
……だ、だいじょうぶ、です……ごめ、ごめんなさい
[急激な吐き気はおさまっていたし、大丈夫。ゆっくりしてて警官が呼ばれた方が大丈夫じゃない。]
(152) 2015/06/04(Thu) 08時頃
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>>150
『気を付けて。それに複数犯』
「家でのご奉仕の息抜きにツイッターを見ると、予想だにしない言葉が返ってきていて、唖然としてしまった。 正直、俺はアイリスはなにか問題を抱えて、ツイッターから離れてるのだろうくらいにしか思っていなかったからだ。あの悪趣味な画像を見たあとですら、俺は心のどこかでそう思っていた だから、誰かがアイリスを失踪『させて』、それをやった犯人がいるということが前提になった返信に、俺は言葉を失った。
慌ててネットのニュースを確認する。 『アルタ前』『バラバラ殺人』 必要のない情報を取り分けていく。 多分、ここ数日で、『あの画像』のようなことが起きたことなんてない、はずだ。 何が現実に起きていて、何が起きていないのか。 とっくにこれは現実じゃないと気付いているのに、いつまでも覚めてくれない夢の中にいるようだった」
(153) 2015/06/04(Thu) 08時頃
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『痣女に気をつけろ。 そうしないと鏡の中の世界に引きずり込まれて殺されてしまう』
[夢から覚めた夢の延長のような落ちつかなさ。誰に宛てるでもなく、ツイートする]
『口避け女とかの類いか? どう気を付ければいい?』
(154) 2015/06/04(Thu) 08時半頃
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――アルタ前>>121――
うわっ、何それ、ほんとに夢に出そう。 でもさ、何だっけ、リーク? この世界が嘘で、アイリスって子が死んでて、それが今隠されてんでしょ。 力士シールも、なんか隠してんのかもね。 "名前を呼んではいけないあの人"みたいに、"見てはいけないシールの下"なんてさ。
[ちょうど金曜ロードショーがシーズンなものだから、よく話題に上がる。最近はスマホでテレビだって見られるのだ。 とはいえシールを剥がしたらしい智恵美が何かを見てしまった様子はない。魔法が使えるようでもない。 所詮映画と小説の中の話か、なんて息を吐いた。]
(155) 2015/06/04(Thu) 09時半頃
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どっか知らない場所に行っちゃうってのは、ゆうこさんと同じかもね。案外追いかけられた先がリークってやつ。
[ついさっきまで話していた別の伝説が、話題に混ざった。 追いかけられるうちどこか知らないところに迷い込んで帰らなくなる話だから、全く繋がらないでもない。]
うわ、ゲロった。汚っ。 あれも画像見た的な人かな? ケーサツの前で制服でベロ酔いとかないだろーし。
[制服姿の女子が突然吐き戻す>>135。女子、とはいえ多分わたしよりか年上の。 それだけじゃない。アルタ前はどんどん人が増えていく。日頃の雑踏ではなく、誰もここを通りすぎずに、信号だらけの広場に人が溜まっていた。]
(156) 2015/06/04(Thu) 09時半頃
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んで、「roooooot!」なんて知らないけど、そこになんかあんの? 面白い話なら、ちょー暇だから興味あんだけど。 プライベート? デート? 女に店探させる男は最悪。
[デートと決まったわけでもないのに、勝手な詮索付きで首を突っ込む。 今まで無縁だったのはそこがバーだからだ、とも気づけぬままに。]
デートだったらさすがにごエンリョだけどー、気にはなるかな?
[なぜか積極的に店に行きたがる智恵美>>148に、変なの、とは思いつつ。 そこに何かあるなら、暇を持て余しすぎたわたしは、刺激を求めてしまう**]
(157) 2015/06/04(Thu) 09時半頃
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(>>152)
(彼女は何者だろう…でも今はそんなことより)
あの、歩けますか? 良ければ、どこか休めそうな場所までついていきます。…それともすぐに病院に行きますか?
(158) 2015/06/04(Thu) 10時半頃
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[やさしそうな女のひとは、やっぱりやさしくて。 だけど私はそういうのに、どうしていいかわかんない。]
……だい、だいじょうぶ、歩けます よくある……ことなので
[ごめんなさい、気にしないで、ごめんなさい、と私は拒んだ。 ありがとうの一言も言えなかった。 私はどうしてこんなに出来の悪い子なんだろうって、思う。
肩を支えられて少し落ち着いたら、ふらついていた足も多少マシになってきた。]
(159) 2015/06/04(Thu) 11時頃
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(女子高生は大丈夫、気にしないで、と拒んだ。 こういう時どうすれば… さっきよりは大丈夫そうに見えるけど)
…私は駅の方へ行くけど、あなたは? 駅に行くなら改札まで一緒に。
[断るか、違う方向と言えば、心配そうにしながらも駅の方へ歩いて行く]
(160) 2015/06/04(Thu) 11時半頃
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[(>>160)善意で聞かれていると、彼女の背後側から警官が歩いてくるのが見えた。 このままだと何かしら尋ねられる。]
……あ、あの……じゃあ、駅まで…… ……ありがとうございます……
[ここで、やっと私はお礼が言えた。 お礼が言える自分であったことに安堵した。]
(161) 2015/06/04(Thu) 11時半頃
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[駅まで行ったところでその後の行くあてがないと思うと、つい私はこんなことを言った。]
……あの、今晩泊めてくれませんか
[言ってから無茶すぎると気づいて、慌てて取り消した。 すいません、うそ、忘れてください。
でも、アイリスなら初対面の人にでも言いそうだなって思った。 「ね、今晩泊めてよ」って。男の人限定な気はするけど。]
(162) 2015/06/04(Thu) 12時頃
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[今晩泊めてくれませんか]
…
(…うん? ちょっと変な子かな? 未成年と見てわかる子を泊めるのは…この場で常識で考えるなら警察に連れて行くのが筋だけど。大平あいりと名乗ったこの子に興味はあるし…。何か事情がありそうな風だ)
…うーん。あまり良い待遇はしてあげられないけど…ソファーで眠れる?
(163) 2015/06/04(Thu) 12時半頃
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えっ
[予想外の返答に驚いて声を漏らす。自分から聞いたのに。]
い、いいんですか……?
[もちろんソファーでも床でも大丈夫ですけど……。 恐る恐る、そんな馬鹿なという返答をしてきた女性を見る。 あんまり変なこと考えてるようには見えない。]
(164) 2015/06/04(Thu) 12時半頃
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[それともそう見えないだけで、実は家に連れ込んで殺すような衝動の持ち主なんだろうか。それだったらあんな言い方で泊めてくれるとは言わなさそうだけど。 でも、まあ……そうだとしても、いいか。]
(165) 2015/06/04(Thu) 12時半頃
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(>>164)
気にしないで。 ちょっと気が滅入ってたから、気分を変えたかったし。けど捕まりたくはないから、今日だけね。
ええと、私は神谷三佳、大学生なんだけど。 [不安にさせる必要もないので、学生証を見せた]
(166) 2015/06/04(Thu) 13時頃
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はい、今日だけでも……ありがとうございます
[こんなひともいるんだ……。なんだか不思議なものを見ているようだった。]
神谷さん。私は……大平、あいりっていいます
[そんなひとに、私はなぜか、そう名乗った。]
(167) 2015/06/04(Thu) 13時頃
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[それから私はなんとかもごもごと喋りつつ、神谷さんについていくことにした**]
(168) 2015/06/04(Thu) 13時半頃
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読書家 ケイトは、メモを貼った。
2015/06/04(Thu) 13時半頃
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(同性同名かもしれないけど…今日あの場所にいたのは偶然?)
大平さんね、とりあえず…ご飯がまだならご飯にしましょうか。何か食べたいものあります?
[私はあの交差点から離れられればどこでも良かった。 あの写真はアイリスを知る人をあの交差点に呼ぶための写真だったのかもしれない。大平あいりを見てそう考えていた]
(169) 2015/06/04(Thu) 13時半頃
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>>155,>>156 ……あるいは、力士シールだって、本当はないのかもしれないね。 ないけど、見えている。だっておかしいでしょう、こんなにいっぱいあるのに、誰も、それを貼ってるところを見たことがない。 そうかもしれない。同じことなのかも。逃げてたらさ、そこがどこにつながるかなんて、考えられないもん。
人増えてきたね。画像、そんなに出回ってるのかな……あ、ついったーの注目ワードに新宿、アイリス、画像、ってあるよ。 [そういってエリにスマホを渡す。見ようと思えば、件の画像が開けるページになっていた**]
(170) 2015/06/04(Thu) 15時頃
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(あの茉莉花茶飲みたいな〜… けど一日に二度も行くって流石に変よね? うん)
(171) 2015/06/04(Thu) 16時頃
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読書家 ケイトは、メモを貼った。
2015/06/04(Thu) 17時頃
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〜♪
[「痣女」――廻谷なぎさは、上機嫌だった。 ひなこから、「自分の知らない大平あいり」に関する貴重な情報を得られたからだ。]
ひなこちゃんが言ってた怪しいお店にも行ってみたいわね…… ああ、でも今日は「roooooot!」に行かなくちゃ。
[「手術」を受けて以降、なぎさを動かすものは、「妹の事を知りたい」という一点のみだ。]
(172) 2015/06/04(Thu) 20時半頃
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[ぶつぶつと呟きながら、目的の店へ向かって新宿の街を歩く。]
それにしても、Barだなんて。 堂々とお酒を飲んでいい歳でもないのに。 ふふ。本当に、知れば知るほどに……いけない子。 [すれ違う人たちの一部は怪訝な顔をして振り返るが、さして気に留めるでもない。 都会というのは、そういう場だ。]
(173) 2015/06/04(Thu) 20時半頃
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― → Bar【roooooot!】 ―
[家を出る前に場所を調べてあった店には、迷うことなく到着した。]
一人です。カウンター、良いですか?
[この店には珍しい類の客だ。>>17 店に入ってすぐ、カウンターの席が空いている事もわかる。 案内を待つ事も無く、そちらに座った。]
(174) 2015/06/04(Thu) 20時半頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/06/04(Thu) 20時半頃
読書家 ケイトは、メモを貼った。
2015/06/04(Thu) 21時半頃
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―新宿・アルタ前>>155>>156>>157>>160―
力士シールの下……?
[剥がれないものだと思って今までろくに見てはいなかった。しかし、言われてみれば隅から隅まで調べるのは脱出ゲームの基本だ。あの、控えめに言って大層キモいシールに触れるのははばかられたが、心には留めておこうと思った]
いえね、私はちょっと個人的な用事。そうね、彼氏……いたら良かったのにね…… いえ、何でもないから。そうね、今日は何だか妙な事がいろいろおこるから…行けば分かるかもしれないわ。 アイリスの行方とか「リーク」の手掛かりがあるかどうかは知らないけど、そう。 力士シールの犯人の手掛かりは間違いなくあるはずだから。
[深入りは危険だ、とも思う。ただ、ちょっとだけ深みを覗きたいという好奇心がそこにあった事も事実だった]
来るのは構わないけど。万一補導されても私の名前は出さないでおいてね。
[未成年の遊びにはとんと縁がなかった。この町でそういう補導がどのくらい機能しているのかもわかりはしないけれど。]
(175) 2015/06/04(Thu) 21時半頃
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(う〜ん、でも。…もう一度食べに行ってもいいかな? いいよね? 昼は大平さん食べてなかったし。うん)
よしっ大平さん、中華食べに行こうか? 私おいしいお店知ってるの。ごちそうするね!
[新宿から離れたかった気もしたけれど、電車で移動する前に大平さんを一度休ませたかったのもあって、香港小吃へ向かった。茉莉花茶と小籠包、酸辣湯を注文して他愛もない話をする。あまり喋らない大平さんは良い聞き手だった]
(176) 2015/06/04(Thu) 21時半頃
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「roooooot!」は、BARだって話よ。 もっとも、BARっていうほど洒落た雰囲気じゃなくてどっちかっていうと大衆酒場っぽい雰囲気みたいだけど……まあ、食べログ見る限りだとさすがにオヤジ向けの居酒屋ってほどではなさそうだし、最低限の雰囲気はあるでしょ。
[もう一人の少女>>148に告げて、店の方向を探す。すっかり夜といっていい時間だ。]
………そうかもしれないわね。全部根っこの方でつながってるなら、逃げても意味がないとか、そういう事もあるのかもしれない。 ルールがあるのよ、だとしたらね。それを自分で見つけるの。 村上春樹みたいね、なんだか。
まあ、行きましょうか。
[2人がついてくるかどうかは分からないけれど、自分は件のBARに向けて歩きだした]
(177) 2015/06/04(Thu) 21時半頃
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― 新宿 Bar【roooooot!】 ―
『いらっしゃいませ〜!』
[失踪したアイリス。 アイリスではない口調のDM。 アイリスと思わしきグロ画像。 今からやってくるだろうアイリス。
それらがぐるぐると頭の中を舞う。]
(気分悪くなってきた………)
[バーカウンター内には自分のほかに一人いるし、本日のスタッフ数は足りている。 ちょっとくらい気を抜いてもいいだろう……そう思った矢先、カウンターにゲストが通された。(>>174)]
(178) 2015/06/04(Thu) 21時半頃
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いらっしゃいませ。
[俺って、腐ってもバーテンダーなんだ、と思った。 客が目の前に座れば、無意識ににおしぼりを渡している自分を見つけたのだ。]
ご注文が決まりましたらお声掛けください。
[側に立てかけてあるメニューを手のひらで指し示しながら、営業スマイル。 奥の黒板を示して、『おすすめはあちらです。ではごゆっくり……』
その胸元には、”中島”と名札が付けられていた。 それに気が付かなくても、彼のTwitterアイコンに設定されている写真と、同じ顔だと判るだろう。]
(179) 2015/06/04(Thu) 22時頃
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あ。すみません。 飲み物だけ先に良いですか。決まってるので。
[受け取ったおしぼりで軽く手を拭きながら言う。 目の前の男がtwitterの「フランクくん」である事は容易に知れた。 成程、実際に見ると妹はこの手の顔が好みなのか、と心のメモにつけながら、]
「アイリス」がいつも飲んでいたお酒を。
[微笑みながらオーダーした。]
(180) 2015/06/04(Thu) 22時頃
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(>>176)
[吐いた後で食欲なんてないと思っていたが、お茶を飲んで落ち着けば中華料理の香りは胃を刺激した。 少し甘えてごちそうになり、美味しかったけど申し訳なくもある。]
あ……ちょっとお手洗いに……
[鞄からハンカチを取り出してそのまま席を立つ。 口の開いた鞄には、学生証とコンパクトミラーやらが見えたみ……。]
(181) 2015/06/04(Thu) 22時頃
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― 新宿 Bar【roooooot!】 ―
こんにちは。
[店員に軽く頭を下げる。それなりに人はいるが、やはりカップルや男同士の連れが多い。中には女性1人と言う客も見えるが、それは珍しい方だろう。人がいる事も考えると、自然カウンターでなくほど近いテーブル席に座る事になった。年下の連れがいるなら奢る事も一応考えるくらいには、財布に余裕はある。]
私は……そう、ザワークラウトとソーセージ盛り合わせ、黒ビールをひとまずお願いします。あ、……エクストラコールドとかあります?
[この期に及んでビール。]
(182) 2015/06/04(Thu) 22時頃
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[Bar「roooooot!」のメニューは、Barに必ずあるドライフードは勿論、ソーセージやチーズ盛り合わせ、格安のピザやパスタから、何故か普通の居酒屋みたいなだし巻き卵まで、だいたいのものが揃っている。
黒く細長いメニューを開けば、最初に次のような文章が記載されているが、だいたいの人はろくに見ない。
『oが6つのroooooot!は、皆さんの根っこ(root)であり、どんなに入り口や出口(o)が別れていても、結局は戻ってくる場所でありたいと考えております。』
社長に会ったことはないが、たぶん嘘だろう、と思う。]
(183) 2015/06/04(Thu) 22時頃
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読書家 ケイトは、メモを貼った。
2015/06/04(Thu) 22時頃
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ッ……
(いま、アイリス、と言ったのか?)
[言葉が出なかった。息を飲んで、相手の顔をようやく見る。口元に青い痣があったけど、それより何より。
微笑んでいる。>>180
どこか、アイリスを感じる顔で。]
………あのDM送ってきたの、あんたか………
[ようやく絞り出した言葉は、バーテンダーが客に向かって吐く言葉ではなかった。]
(184) 2015/06/04(Thu) 22時半頃
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あ、察しが良いですね。助かります。 ごめんなさい。貴方に会ってみたくて、騙しちゃいました。
[DMの件は、否定もしなければ悪びれもしない。]
それで。「アイリス」はどんなお酒が好きだったんですか? 私、あの子と一緒に飲んだことはなかったから知らないんです。
[早々に「アイリス」の名を出したのは、脅しのためではない。 なぎさにとっては。 あくまで妹の好みを知りたいという思いからだ。]
(185) 2015/06/04(Thu) 22時半頃
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メルヤは、近くのテーブル席から「ビール」と聞こえて少し揺らいだ。なぎさ自身の好みはプレミアムモルツとトマトハイなのだ。
2015/06/04(Thu) 22時半頃
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(>>185)
(なんだこの女……)
[そう思った。悪い夢でも見ているのだろうか。 会話が通じているようで通じていない。 酒の好みを知りたいだと?]
いや……ちょっと待ってくれ…… あんた誰だ?
……なんでアイリスのアカウントを使えた……? 何の用で俺に…… 俺に会いに来た。
[落ち着こう。落ち着け。相手のペースにもってかれたらダメだ。]
(186) 2015/06/04(Thu) 22時半頃
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>>177 BARかあ。どうしよエリちゃん、私は行こう……かな。 [智恵美はいつになく積極的な態度だった。エリちゃんがまずいなら、申し訳ないけど、というメッセージが容易に受け取れる]
……そうだね。逃げられるわけじゃない。 そういうことだと思う。
[智恵美も、マユミの後をついていく。名前もロクに知らぬまま]
(187) 2015/06/04(Thu) 22時半頃
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ああ。申し遅れました。 「アイリス」…本名、大平あいりなんですけど、その姉のなぎさといいます。 アカウントはあの子の部屋のパソコンから。 私、あの子の事を知りたいんです。 そして、貴方は私の知らないあの子の事をよく知ってそうだったから。
[返答に淀みはない。本当の事を言っているだけだから。]
ところで……お酒。
[オーダーした酒をすぐに持ってきてくれる様子がない事には、少しだけ不満そうな顔をする。 酒は好きだ。 嫁いだ先でよく飲んでいたのはビールだが、アルコールなら何でも良い。 一時的にとはいえ、身体の痛みを忘れさせてくれる。 隠れて飲まないと、また後で夫の拳が飛んでくるけれど。]
(188) 2015/06/04(Thu) 22時半頃
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(>>182 >>187)
[スタッフが注文をとる。エクストラゴールドはあるらしい……が、両脇の二人を見ると、年齢確認をお願いするだろう。 店を追い出す為ではなく、アルコールを頼ませない為に。
女性の店員はひとしきり説明したあと、メニューを裏返し、ソフトドリンクとスイーツの案内をする。 お腹が空いているなら、カルボナーラやボンゴレビアンコ、ラザニアなどのフードメニューもある。]
(189) 2015/06/04(Thu) 22時半頃
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― 新宿 Bar【roooooot!】 ―
[マユミの後ろで小さく頭を下げ、マユミと同じテーブルにつく。カウンター席のなぎさには、気づいていない]
んー、私はロングアイランド・アイスティーあります? 食べ物は……いいかな。さっきケーキ食べてきたし。
[酒の場は、明らかに手慣れていた]
(190) 2015/06/04(Thu) 22時半頃
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『oが6つのroooooot!は、皆さんの根っこ(root)であり、どんなに入り口や出口(o)が別れていても、結局は戻ってくる場所でありたいと考えております。』
[メニューにはそう書かれていた。何気なく読み飛ばす。リアル脱出ゲームならこういうフレーズは最後の最後の謎ときに必ず必要になるものだ。しかしこれはあくまでも現実だ。いくら世にも奇妙な出来事が起ころうとしている予感があっても。頭の隅には残るだろうけれど。
ひとまず、ここに何かがあるはずだ。力士シールに関わる何か。 しかし、それを探している最中、カウンターの方から聞こえた言葉にそちらを向いた。]
(「アイリス」(>>180)……?)
[どこかで見たような女性……新宿であのゆるふわガールの傍にいた女性だ。痣のあった女性だ。バーテンダーと話をしているという事は]
バーテンダーとあの人……「アイリス」の知り合いかな。
[ちらちらと視線をやる。意外な展開だ。しかしビールは手放さない。]
(191) 2015/06/04(Thu) 23時頃
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[違和感。まずなぎさを見た時に感じたのは大きな違和感だった。それが誰か、ということよりも、何か記憶と食い違う、そこにあるはずのないものを見ているかのような感覚が、先にあった]
[追って、それがあのなぎさであることに気づく]
あっ、あれ、なぎささん?
[二人が会話の途中であることも忘れて、大きな声でその名前を呼ぶ]
(192) 2015/06/04(Thu) 23時頃
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[連れの女子に年齢確認をする女性店員には、軽く微笑むぐらいで特に反応を返さなかった。明らかな未成年はいる……が、自分がそこまで世話を焼くこともあるまい]
(ロングアイランドアイスティー?)
[注文の品に首をかしげた。聞き覚えがない。大体ロングアイランドってどこだろう]
(……イギリスかな?)
[下を向いてスマホでちらちらと調べたところ、カクテルの一種らしい。己の無知を恥じた。真弓のカクテルに関する知識は「マティーニをBARで頼むとなんかおしゃれな気がする」のレベルで止まっていた]
………うん?
[カウンターの会話に時折耳を傾けながらソーセージを切り分ける傍ら、隣のテーブル下に何か立方体のようなものが置かれているのが目に留まった]
(193) 2015/06/04(Thu) 23時頃
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えっ……
[誰かから名前を呼ばれる事など想定していなかったので、驚きながら振り返る。]
智恵美さん!? え……すごい偶然。
[昼に品川で別れた彼女と、その日の内に再会するとは。]
昼間は本当にありがとうございました。 お友達と一緒ですか? このお店にはよく?
[尋ねる笑顔は、昼間には決して見せなかった表情。]
(194) 2015/06/04(Thu) 23時頃
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―新宿 アルタ前交差点・交番前―
[夜の新宿にはネオンの血脈が通い、煌々輝く。 iPhoneの液晶に浮かべた画像が撮影された地点を探し 交差点を行き交う人の流れに逆らい、立ち止まった。
相変わらず人通りは多く、 写真から伝わる静寂とは程遠い。喧騒。
連れ立って歩いてきた男二人の顔を、 それぞれ見やって苦笑いめいた表情で頷いた。]
単純なコラってわけでもなさそうやけどなあ ……あの写真、いつ撮られたんやろ。
[喫煙所で偶然会った男たちには、 豊田と堀川という固有名詞が付加されていた。 今は、二人の顔へ交互に視線を向け話している。]
(195) 2015/06/04(Thu) 23時頃
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画像の詳しいことはわからんけど、 あんだけ手かけて素人のお嬢ちゃんいじって なんになるんかゆう話や。
……「アイリス」かわいいけども。 かわいいだけやし。
[喫煙所で話しかけてきた堀川には、 「アイリス」はじめ“かわいいだけ”の少女はじめ 自己顕示欲の強い少女たちと繋がりまくっていた @ys_lougiという自前のアカウントを明かしてある。 ちなみにアイコンは眼鏡単体の写真。]
(196) 2015/06/04(Thu) 23時頃
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――鏡、鏡になんかあるんやろか。
[メッセージが。
アイリスらしき少女を映していた 写真が描いていた鏡面の様を思い出すと。
本日コンタクトを取った「鏡子」が連想された。]
(197) 2015/06/04(Thu) 23時頃
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[話してみて、ますます募る違和感。しかしそれを表に出すのは失礼かなと思い、平静を務めた]
いえいえ! お気になさらず! 私はこの店は初めてで! なぎささんは……なんか元気そうで何よりです。 何かいいことでもあったんですか?
[最後の一言は、その違和感から漏れ出た心の底からの疑問だった]
(198) 2015/06/04(Thu) 23時頃
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何だろう、これ……あ。
[軽く立ち上がって隣のテーブルからその立方体を取って戻ってくる。 それは人にもよるだろうが、自分にとってはとても見慣れたもの。
ルービックキューブだった。ただ普通と違うのは、ただ6色の色がついているだけでなくうっすらと絵柄が入っているという点と、すべての面にアルファベットがふられているという点、それにメモが挟み込まれているという点だった]
■□■ ■■■ ■■■ ■■■ ■□■ ■■■ ■■■ □■■ ■■□ ■□■ ■■■ ■■■ ■■■ ■■■ ■■■ ■■■ ■■■ ■□■
(199) 2015/06/04(Thu) 23時頃
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……OK、なぎささん。 知ってると思うけど、俺、フランクね。一応。 えっとだな―――
[向こうだけ自分を知っているなんて、対等な立場になれるわけがない。 しかし、名乗らせて目的を聞いたとは言え――……、]
――お酒ね。はいはい……
[声のトーンが落ちたのを感じた。イライラさせると面倒くさくなるタイプの人間だ、と自分の中で彼女を分類する。 話すより、先に要求を飲んだほうがよさそうだった。
―……アイリスの好きな酒…… ]
(200) 2015/06/04(Thu) 23時頃
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[しかし、注意は目の前のこのパズルよりも、先ほど新宿駅前でちらっと見たばかりの女性と今つれだってきた少女が知り合いで、しかも「アイリス」を通してつながりがあるという点だった。いや、バーテンダーを入れれば3人。自分達も入れれば全部で5人、か?]
………偶然にしては随分ね。 それより……なぎささんって言うの。それに、智恵美さん…か。
(201) 2015/06/04(Thu) 23時頃
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―新宿・香港小吃― (>>181) [大平あいりが席を立ったのに合わせて、スマホを手に取る。 作ったアカウントにはあまり反応は無く少しがっかりした。 さっきreplyをくれていた人のタイムラインを見に行くと、幾つか反応があった。(>>154)]
『痣女はアイリスと鏡の中にいた。鏡に気をつけて』
[replyで返し、スマートフォンをしまった。]
(202) 2015/06/04(Thu) 23時頃
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[シェイカーを取り出し、ピーチリキュール、レモンジュース、それからグレナデン・シロップを入れ、慣れた手つきでシェイクする。 コツは力いっぱい振らないこと。手首の力を抜き、小さい動きでゆったりシェイクすれば事足りる。 それから氷を入れたグラスにその赤い液体を注ぎ、すぐにソーダ水を注ぐ。]
お待たせしました。 お子様用ピーチフィズです。
[リキュールの量を少しだけ減らした、甘ったるい桃の香りがするカクテル。 本当は店ではなく、自分の家で飲ませていたものだ。あくまでこの店は"待ち合わせ用"だった。]
[ピンク色の液体が、アイリスの姉と名乗る女に差し出される。]
(203) 2015/06/04(Thu) 23時頃
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……でね、なぎささん。 答えになってなくって……あー。 だからね、なんでDMでウソついてまで、こんなところに来たのかって…… 酒の好み知りたかったら本人に聞けばいいでしょう。 ……っつうか、本当の姉さんかどうか、分からないですけど。
あいりは、………無事なんですか? ネットに、ヘンな写真出回ってますけど……。
[本当に家族ならば、何かしら知ってるのは向こうだろう。]
(204) 2015/06/04(Thu) 23時半頃
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[お手洗いの個室でスマホを確認してみても、ワタヌキさんからの連絡はない。]
はぁ…… ……神谷さんに泊めてもらうしかないかあ……
[神谷さんの存在はありがたかった。明日の晩はじゃあどうするのかってことは考えてないけれど。]
(205) 2015/06/04(Thu) 23時半頃
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あっ、そうです智恵美です。田中智恵美。 なぎささんとは、昼、五反田でラーメン食べてて知り合ったんですよ。財布を落としちゃったみたいで、困ってたから……。
[そう、あのときは財布を落として滅入っていたというのもあるのだろう。今の彼女が、本来の彼女なのだろう。きっとそうだ]
(206) 2015/06/04(Thu) 23時半頃
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[いいことでもあったのか、と聞かれ>>198、少し恥ずかしそうに、]
えと…お昼は色々と見苦しい感じでごめんなさいね。 あの後、良いお医者様のところに行ったら暗い気分も吹き飛んじゃって。
[言いながら、智恵美の連れが見てる>>201のに気付き、笑顔のまま首を傾げる。 新宿駅前では、ひなこに夢中で周りの人など気にしていなかった。]
(207) 2015/06/04(Thu) 23時半頃
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[ドアの横にある鏡を見れば、私の顔が映っていないように思った。]
私の顔、どんなだったっけ
(*11) 2015/06/04(Thu) 23時半頃
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―トコヤミ電話―
[石動太郎が、その存在を知ったのは一昨年。
大阪でのひそかな流行りをきっかけに 少し追いかけてみた町中の落書きは、 宗右衛門町のメイドキャバで働いていた女子大生から 「公衆電話が鍵らしいよ。番号は秘匿だそうだ」 と聞いたところで、迷宮入りしていた。
他の仕事―特殊な風俗店を題材にしたコラム―や、 東京に移らないかという話に振り回されたせいで。
……再び、その噂に取り組む事になったのは、 東京・鶯谷で催されたイベントで会った男の証言から。]
(208) 2015/06/04(Thu) 23時半頃
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「俺のツレ、死んだんスけど。それで。 公衆電話からデタラメな番号にかけると、 何でも知ってるエロい女を派遣してもらえるって。 ヒハハッ。知ってます?そういう話。ヒハハッ」
[番号は、その時点ではまだ秘匿とされていた。 そんな不安定な噂を掘ったのは ひとえに興味があったからだ。
何でも知ってるエロい女、に。*]
(209) 2015/06/04(Thu) 23時半頃
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[いいお医者様。目の前のなぎさの変貌ぶりと、その言葉に、思い当たる噂話があった。性格をなおすという医者。その医者にかかれば、どんな性格でもなおしてくれるという、イケメンの医者]
そうですか、元気ならよかったです。 そちらのお話がひと段落したら、お医者様のお話、よかったら教えて下さい。
[その医者なら、私のことも、なおせるかもしれない。けれど、やはりそれは『リーク』に似た、嫌な予感しかしない]
(210) 2015/06/04(Thu) 23時半頃
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ソフィアは、ロングアイランド・アイスティーを口に運ぶ。カラン、と氷の揺れる音がした**
2015/06/04(Thu) 23時半頃
フランクは、側に駆け寄ってきた店員が、「ロングアイランド・アイスティーって知ってます?」と聞いてきたので、作れるよー、とだけ答えた。
2015/06/04(Thu) 23時半頃
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(>>202) [席に戻って、ハンカチを鞄に入れて。 まだ残っていたお茶を一口飲んでから]
……あの、ほんと……なんでこんなよくしてくれるのかなって…… ……一応、あの……私のこと好きにしてかまわないので……
[なるべく痛くない方がいいですけど。そう付け加えた。
単純に親切で、やさしいひとがいることを私は知ってる。だから、神谷さんに裏があるんだって思ってるわけじゃない。 ただ、利用された方が楽なだけなんだ、私が……。]
(211) 2015/06/04(Thu) 23時半頃
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『あっ、あれ、なぎささん?』
[その場にはあまりにも、素っ頓狂な声が響く。>>192 思わず声の方を向くと、ごく近くの女性三人のテーブルのうち一人が目の前の「なぎさ」に話しかけている。 どうやら、「なぎさ」という名前だけは本当らしい。
店員と客の会話より、客同士の会話が優先されるのは当たり前だ。その様子を見守ることにした。 その間、本当なら絶対にしてはいけないことだが、ポケットに入れっぱなしのスマホに手を伸ばした。 二度と見たくはなかったが、その「ヘンな写真」を見せようと思ったからだ。2枚目はともかく、1枚目を遠目に見るぐらいはいいだろう。]
(212) 2015/06/04(Thu) 23時半頃
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―再び、新宿 アルタ前交差点・交番前―
――どっかに残ってへんやろか、 爪でも髪でお鏡の破片でも……ないか。ないな。
[もぐもぐ唇の裏側を前歯で噛みながら 人の往来を眺めて立ち尽くすしばらくの間。
ふと思い出した「鏡子」の存在に、 そわついた指先がひくんと跳ねた。 ……知っているかもしれない。消えた少女について。
何せ“彼女”も“何でも知ってる女”のひとりだ。]
(213) 2015/06/04(Thu) 23時半頃
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せや。カササギに“答え”が孵ってるかもしれん。 僕、ちょっと見てくるわ。
[いずれまた会えるかもしれないし もう二度と会わないかもしれない男二人に、 じゃあ、と片手を上げて見せると。 石動は、そろりと歩き出し人混みの向こうに消える。*]
(214) 2015/06/04(Thu) 23時半頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2015/06/04(Thu) 23時半頃
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そう。五反田で一緒にラーメンを……ますます奇遇ね。 私も今日はその時間ラーメン食べてたのよ。
[奇遇だ。と思いながら黒ビールのジョッキを半分ほど開ける。あんまり仕事をせずに飲む日のビールほど美味しいものはない。]
それはそれは……あ、お酒できてますよ。
[なぎさに告げて、周りの話を聞くことにした。アイリスの件については、自分はまだ部外者の部類だ。ジョッキを置いたその手は話の傍ら、手元のルービックキューブのブロックを淀みなく動かしている。]
(215) 2015/06/04(Thu) 23時半頃
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[自宅でのご奉仕に終わりが見えない。 疲れからか鈍く痛む頭を振ると、示し会わせたかのようにケータイが光った。メールか、何かの通知だろうか。放置して視界の端でチラチラ光っていられると気が散ってしょうがないので、手にとって電源を入れると画面の上部に鳥のアイコンが表示されていた]
>>202 (……あのアカウントからだ……!)
『痣女はアイリスと鏡の中にいた。鏡に気を付けて』
[鏡の『中』だって? 冗談だろ? それじゃあまるで、あの画像が本物みたいな言いぐさじゃないか。 唇を歪めて、自分でもそうとわかるくらいわざとらしく鼻で笑う。 そうしないと、何が本当なのかわからなくなりそうだった。
―アイリスは失踪した。 失踪した。そう言われるとそうとしか思えない。けれど、やっぱり、アイリスは単にツイッターに飽きてアカウントを放置してるだけにも思える。そっちの方がよっぽど、リアルだ。 ―鏡の中で、アイリスは痣女に殺された。 それこそ、そんなこと、ありえない。けれど、ネットに出回ったあの画像には得たいの知れない説得力があった]
(216) 2015/06/04(Thu) 23時半頃
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[出されたカクテルに口を付ける。 フランクのシェイカーを振る手付きは、さすが慣れてそうだったし、甘いお酒も嫌いじゃない。 けれど、自分の好みにはかなり遠いカクテルだった。 そこにも妹らしさを感じて、満足した。]
? あいりに聞こうにも、いませんから。
[本人に聞ければ良いけれど、それは叶わない。]
……失踪中ですよ。 変な写真?は私は見てないですけれど。 まあ、あの子、ネットでは人気あったみたいだから。 そういうのも付き物なんじゃないですか?
(217) 2015/06/04(Thu) 23時半頃
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そんな事より、
[そう言って目を輝かせながらフランクを見つめる様は、「失踪中の妹を探す姉」には決して見えないだろう。]
貴方の知ってるあの子の事、もっと教えて下さいよ。
(218) 2015/06/04(Thu) 23時半頃
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あの子とはどんな話をしていたんですか? 出会ったきっかけは?
教えてくれたらお礼…あ、お金とかはそんなに持ってないですけど。 身体での払いでも良ければ喜んで寝ますよ私。 痣だらけの女は厭ですかね? あ、でも、きっと、あの子とも寝てるんですよね? ヤってますよね? 手首にこれ見よがしな傷が少しくらいあっても気にならないんですよね?
あの子の弱いトコは? 好きな体位とかってあるんですか? いつも場所はどこで?
ああ、私の身体で再現してもらうのも良さそう! あの子のこと良くわかりそう! 大丈夫ですよ、私、多少手荒く扱ってもらっても全然!
(219) 2015/06/04(Thu) 23時半頃
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[興奮気味に重ねられる問いかけ。 知った人…智恵美が近くにいても気にはしなかった。]
[ただ、妹の事を「知りたい」だけ。]
(220) 2015/06/04(Thu) 23時半頃
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知らなくちゃ。 あの子のこと。
もっと もっと。
あの子の影から逃れるために。
(*12) 2015/06/04(Thu) 23時半頃
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(>>212)
[Twitterのホームを開くと、誰かからフォローされていることに気づく。 そのアイコンに見覚えはなかったため、殆ど手癖でホームへ飛び、プロフィールやツイート内容を確認してしまう。]
、
[そこにはこう書かれていた。何度も、何度も。]
(221) 2015/06/04(Thu) 23時半頃
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アイリス失踪の犯人は、顔に痣がある女
(222) 2015/06/05(Fri) 00時頃
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ッ、……
[気がつけば、話題がこっちに戻ってきていた。 慌ててスマホを降ろして彼女に目線を戻すと、 殆ど身を乗り出すようにして話す、 目をらんらんと輝かせる女のいびつな表情があった。
そして、隠せないほどに大きな痣も――……]
(223) 2015/06/05(Fri) 00時頃
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(>>211) [突然振られた話に思わず一瞬真顔になって、 それでも、なんとか笑顔の形を作った。 ため息はなんとか飲み込む。年上の意地だ]
(泊めてほしい、という提案の時点でどういう子なのか考えなかった訳じゃないし)
…
(…聞くと逃げるかもしれないけど。聞いちゃうか)
…あなたの体よりは名前に興味があるかな。 無理には聞かないけど、どうしてあの場所でその名前名乗ったの?
あ、でも気分転換は本当よ? お姉さんみたいに分不相応に真面目に生きてると、 違う空気も吸ってみたくなるの。
(224) 2015/06/05(Fri) 00時頃
|
|
『鏡に気を付けて』
[洗面台に立って、真っ直ぐに正面を見つめると、ソイツと目がかち合う。よく知っているような、見たことのない顔のような。 ソイツが動くのを、俺の体がトレースする。逆か? 俺が体を動かすのを真似るように、ソイツはてを握ったり開いたりして見せた。 本当に、『鏡の中』なんてものがあるとしたら、目の前にいるソイツは、俺を見てどう思うのだろう? 答えはすぐにわかってしまった。
(お前は誰だ?)
そうにきまっている]
(225) 2015/06/05(Fri) 00時頃
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なぎささん………ね?
[ちらちらとそちらを見ながら、少々怪訝そうな顔になる。このテンションの高さはどういう事だろう。一応他殺と決まったわけでもないので行方不明のアイリスという子の姉に当たる事までは分かった。目の前のバーテンダーはアイリスと肉体的な関係を持っているかもしれないという勘繰りも話からの推察で十分できる。
だから、妙だ。]
そういう事って普通あんなにテンション高く言うものかな…
[不思議そうに目を向けながらジャスト1分。ルービックキューブはいつの間にか完成していた。色ばかりか模様も完全にそろっている。3×3×3であれば、初期状態が何であっても全て1分以内に解くことができる。この特技はあまり面白い話のできない真弓にとって忘年会で大変に重宝する隠し芸だった。]
(226) 2015/06/05(Fri) 00時頃
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|
……お前がアイリスを殺したのか
[自分の手がカウンターから、彼女の襟元に伸びていた。 周りには聞こえないほどの声で、小さく、低く聞いた。]
[冷静で居られなかった。この女は異常だ。 妹の心配なんてこれっぽっちもしていない。]
(227) 2015/06/05(Fri) 00時頃
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[ソイツと俺、どちらが本当の俺なのだろうか。 漠然とした、バカバカしいだけの自問に、けれどすぐに答えが見つからなくて、俺は苦笑してしまった。鏡の中の住人は本当は俺で、俺はソイツの動きをトレースしているだけじゃないなんて、誰にも証明出来ないじゃないか]
『ここは鏡の中なのか、外なのか、誰かわかる? 痣女は鏡の中のいる』
[考えがまとまらない、思考を垂れ流すだけのツイート。アイリスは失踪したのか? 鏡のなかで殺されたのか? 現実感がまるでわかない。なのに、他人事じゃない地続きの出来事のようにあの画像が頭から離れない。 何が本当なんだ]
(228) 2015/06/05(Fri) 00時頃
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(>>224) [名前。 びくっとなる。]
……あ、あ……あの、ご、ごめ、ごめんなさい ごめんなさい……
[バレていた。私があいりじゃないって。]
う、嘘ついてたの……ごめんなさい…… わた……私……
[嘘をついていた。やさしいひとに。しかも分かっていてそれを責めない人に。 私は、なんて。 罪悪感に口は震え、言葉はいつも以上にどもる。]
(229) 2015/06/05(Fri) 00時頃
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|
[注目ワードにまで入ってしまった言葉である。>>170 あちこちにツイートは着々と伝播していた。
『TLの人で新宿オフ?と思ったら違った・・・なにこれ』 『お悔やみ申し上げてる奴いるとこ悪いけどコラだから #新宿の』 『アイリスの件関連ミュートです… グロスパム申し訳ないけど無理…吐き気する』 『アイリスブラクラの話してたらリムられwwデスヨネー 普通の人にはキツイ』
ワタヌキは片手でそれらのツイートに目を通す。 もう片手ではプリペイド携帯を使って、誰かと電話をしていた。]
(230) 2015/06/05(Fri) 00時頃
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[それから辛抱強く聞けば、ずっとどもりながら聞き取りづらい声で喋っていくだろう。 アイリスのことを追っていて、またきてさんかくという店で大平あいりと名乗ったこと。 そのせいかもしれない、私は大平あいりじゃなくちゃいけないと、何となく思ってしまった気がする、と。]
……わた、私……あ、アイリスになりたかったのか、なあ……?
[涙声になりながら、なんとなくそんなことを言う。自分でも本当にそう思っているかわからないこと。]
(231) 2015/06/05(Fri) 00時半頃
|
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[カッとなる、とはこういう事を言うんだろう。 自分の職場でアイリスとの仲をばらし、 あまつさえ体位だのなんだのと聞いてくる。 我慢ならなかった。
しかし、そのぐらいにこの女は異常だ。
まるで、 頭 の ネ ジ が ぶ っ 飛 ん で る 。
失踪した妹のアカウントでわざわざDMを送ってくるのはなぜだ? 家族のことが心配でないなら、なぜそこまで? どうしてそんなに妹を知りたがる? 何に執着しているんだ?
その疑問を、誰のものともわからないツイートが全て解決してくれた。 信じるとか信じないとかではない。自分にとって、最適な答えだった。]
(232) 2015/06/05(Fri) 00時半頃
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―新宿駅 東口近辺―
[遠くにアルタ前の交差点が見える。 いつもと変わらぬことなく…いや、いつもより少し多いくらいに人が溢れていた。携帯を眺めながら歩く人が多い。 そこを駅から遠巻きに見て、青年はひとつ固唾を飲んで喉を鳴らす]
……
[携帯に電源を入れる。 Twitterでワタヌキの連絡先を探し出すと タッチパネルを操作して、DMを送る。]
「お疲れ様です、ワタヌキさん 昼に会った子、連絡先聞いてもいいですか?」
[画面に打たれたのは短い文章]
(233) 2015/06/05(Fri) 00時半頃
|
|
[フランクの小さい声は、周りには聞こえなくとも、聞き耳を立てていた者には聞こえただろう。**]
(234) 2015/06/05(Fri) 00時半頃
|
|
!?
[襟元を掴まれ、目を丸くする。]
ひっ、
(235) 2015/06/05(Fri) 00時半頃
|
|
[こわい]
[こわいこわいこわいこわい]
[ぶたないで こわい]
[なんで]
[わたしはかわったのに かわったはずなのに]
[また なぐられるの?]
(236) 2015/06/05(Fri) 00時半頃
|
|
[送信して、画面を見る。 携帯は未だ黙ったまま。震えることはない]
[携帯をポケットに入れて、 青年は交差点に向けて歩き出した。]
(237) 2015/06/05(Fri) 00時半頃
|
|
……あらら。 えー、そうなの?
それは困ったねえ。
[返答しながら、『アイリス』で検索をかける。
『休憩中。。アイリス関係検索してる。。よくわからない、コワ 読む手がとめられない。。犯人は痣女? #とは』 『アイリス関係続報なし!解散!新宿大規模オフパコのおしらせでした!』 『アイリスさん関係のニュースでない。バカの人身事故と飛び降り未遂はもういいんだって』 『フォロワーにアイリスゾンビ;;;;流石にリムった』 『痣女はアイリスと鏡の中にいた。鏡に気をつけて』>>202 『アイリス関係不謹慎ツイート多すぎ。コラで生きてたとしても可哀想。』
@A_i_liceで検索をかける。 心配の声、自己満足の発露、ネタ、その他その他……]
(238) 2015/06/05(Fri) 00時半頃
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やめ… て……
ぶたないで……
やだ…
[先程までの勢いが一転、胸倉を掴まれた瞬間に血の気が引いて顔面は蒼白になっていた。]
私は
にげただけ あの子 から
(239) 2015/06/05(Fri) 00時半頃
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|
[逃げたくなかったのに]
[「先生」に、逃げない自分にしてもらったはずなのに]
[傷が開いた。]
[また、「先生」に診て貰わないと。]
(240) 2015/06/05(Fri) 00時半頃
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|
しょうこ……
[震える声で、ゆっくりと。 考えて、言葉をどうにか捻り出すように。]
証拠は…… 何を根拠に そんなこと……
……あいりが死んだって証拠は?
…私がそれをしたって、どうやって? どんなふうに?
(241) 2015/06/05(Fri) 00時半頃
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|
(>>229) (ぐぇっ言い過ぎた!?)
[内心バクバクしながら大平あいりの話を聞く。 茉莉花茶を飲もうとしたが手がうまく動かなかった。 こっそりゆっくり深呼吸をする]
(>>231)を聞き終える頃にはなんとか少し落ち着いてきた。
…私はアイリスになりたかったよ? だから強引に名前を調べたの。 結局、私は私のままだったけど。
(242) 2015/06/05(Fri) 00時半頃
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|
[(>>242)その言葉に、少しだけ声のトーンが落ち着く。]
……あ、アイリスになりたかった、の?……神谷さんも……
[こんなやさしそうなひとが、なんで。 あんな、かわいそうな女の子に。]
……そっか……そっか
(243) 2015/06/05(Fri) 00時半頃
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|
(>>243)
私ね、その辺の石ころなんだ。 最初はちょっとくらい夢見てたけど…流石に20年石ころやってたら鏡見なくてもわかるよ。
(理系に進んだのだってそう。 院に進んだのだってそう。 平凡な私はただ少数派に憧れただけ。 それでも私は石ころだった…。
鏡が苦手なのも。思い込み。 昔そういう怪談を聞いて、そういう私を作っていただけ。 10年も続けた今では本当に鏡が怖いけど。 それでもただの小石だ)
(244) 2015/06/05(Fri) 01時頃
|
|
(でも、鏡の中の痣女、けっこうはっきり見えたよね? 夢なのかな〜)
[のんびり考え事をしながら茉莉花茶を飲んだ。 昼もこんな味だっけ? あまり思い出せない]
(245) 2015/06/05(Fri) 01時頃
|
|
アイリスは かわいそうな女の子 だから 私は アイリスで アイリスは 私
(*13) 2015/06/05(Fri) 01時頃
|
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[続けて『またきてさんかく』のアカウントから、連絡用の捨てアカウントに切り替える。>>233 張寧生からDMがあった。
「寧生君お疲れ様です。お昼はありがとう。 ナンパ? ***-****-**** 勝手に教えた私が怒られないように 上手にお話してくださいね☆」
DMに対する返信。]
(246) 2015/06/05(Fri) 01時頃
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|
石ころ……
[その気持ちはわかるような気がした。私も石ころで、でも。]
……でも、でも、神谷さんは……きっと、やさしくて、きれいな石ころかも……
[語尾は尻すぼみに小さくなっていく。逆に失礼なことを言ってるんじゃないだろうか。 でも、だって。 私は汚くて、誰の手にとられることもなくて、蹴り転がされ続けるような、そんな石ころだもの……。]
(247) 2015/06/05(Fri) 01時頃
|
|
[茉莉花茶の香りが、気持ちよかった。 神谷さんはそんな香りみたいな人だと思った。]
(248) 2015/06/05(Fri) 01時頃
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|
―新宿駅 アルタ前交差点―
[交差点の先で、知った顔を見た。 シフトの終わり間際に来た客>>145だった。 本当はもっと早く来るつもりだったのに 中央線が止まった影響で、 来るのが遅くなったと言っていた。]
[どこかうつろな様子をした客を、 細い目でじぃ、と眺めた後。 青年はへらりと客に笑いかける。
細目の奥は、昼にひなこに向けた目と同じような。 よくよく見定めるようなを色していた。]
(249) 2015/06/05(Fri) 01時頃
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…あれえ、お客さん。 どうしたんです? だめすよ、こちは。 あぶない”から。
[まるで海を漂うようにふらふらとして、 うつろな様子の彼に笑顔で指示したのは、交番から遠い道。
彼は分かっているのかわかっていないのか、 青年に返事することなく、ふらふらと 青年の指示した道へと消えていく。]
(250) 2015/06/05(Fri) 01時頃
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[…彼の目には今、世界がどう映っているんだろう。
―――それを理解する気も共感する気も、 青年には一切無く。
店で会った時とは違う、彼の変貌ぶりを へらへらと楽しそうに笑いながら眺めているだけ。]
また、おまちしてますんで。
[昼間、働いていた時のあの調子と変わらぬまま。 青年は笑顔で、彼の背中を見送った]
(251) 2015/06/05(Fri) 01時頃
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[カウンター越しにやり取りを行う男女の様子を見ていたが、アイリスという共通の知った人間が行方不明という異常事態を抜きにしても、何か様子が妙だ。襟元に手をかけたバーテンダーの男の方を見て思わずなぎさに手を伸ばしかけた……が、それ以上大事にはならなかったようだ]
もう……おちおち見てられないじゃないですか。やめてよね……本当。
[ひとまずはそれ以上大事になりそうな様子がないのを見て、席に戻る。なぎさの方が打って変わって妙にテンションが下がっていたのは少しだけ気になったけれど、仕方がないかとも思う。誰でも殴られるかもしれないと思ったら身がすくむものだし。]
(252) 2015/06/05(Fri) 01時頃
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それにしても。
[黒ビールを飲み干して手元のルービックキューブを見る。メモに書かれたブロックの位置と文字を照合させる。パズルを解くよりもよほど時間がかかったが、6つのアルファベットを拾い出した。]
「T」「T」「E」「O」「L」「I」
(……TOILET?)
[こっそりとその場を離れ、店内のトイレへと向かう。人に気づかれにくい場所……となるとおそらくは]
(253) 2015/06/05(Fri) 01時頃
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あった……けど。
[女子トイレの水洗タンクの上蓋を持ち上げると、中にビニール袋が入っていた。またメモらしき紙と、それから妙な事に+と―のドライバー、ニッパー、ねじ用ビット、パイプレンチ。そして]
……予想はしてたけど。
[太った双頭の男―――力士シールがタンクの内側に何枚も張りたくられていた。アイリスの失踪も、あの画像も、この力士シールも、「リーク」も全て繋がっているのだろうか。軽い怖気を背中に感じた。中央線が再開したら、早く三鷹のアパートに戻らなければ**]
(254) 2015/06/05(Fri) 01時頃
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(>>247) そう? 優しい人か〜。ありがとう。 でも気をつけてね。私、学校の先生には地獄行き決定とかよく言われてるし。
ん、じゃあ、あまり遅くならないうちに帰りましょうか。 あまり遅い時間に女子高生連れ回すと言い訳難しくなってくるしね。
(255) 2015/06/05(Fri) 01時半頃
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(>>255) [どうやら落ち着いたのか、あ、はいなどと言ってケイトの家までついていくことになる。 ここのお会計を払ってもらったときには、ごめんなさい、ありがとうと礼を言った。
私は、いつの間にか自分の鞄からアイリスの鏡がなくなって神谷さんの荷物に紛れていることなど気づかなかった。]
(256) 2015/06/05(Fri) 01時半頃
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[そうだ]
[私はいつだって、あの子から…あいりから、逃げていた。]
[地味で面白くない姉の私を、あの妹はいつも見下していて。 それが私は、すごく嫌だった。 だから逃げるようにしていたけれど、それは妹が私を追い立てて、居場所を奪ったような……そんな心地だった。]
[すぐに自分と田舎に来て欲しいと言った夫の、今にして思えば強引なプロポーズを受けたのも、妹から逃げただけ。]
[逃げたけど、それでもう終わるはずだった。]
(*14) 2015/06/05(Fri) 01時半頃
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(>>239 >>240)
[衝動的に襟元を掴んだ事を反省する前に、相手の反応が一気に変わった。 "ぶたないで" そう、か弱く鳴いたのだ。 血の気の引いた顔は、あの画像のアイリスを思い出させた。
あまりの変貌ぶりに呆気にとられる。そして、お陰で少し冷静になれた。 自分が有利に立っていると(思い込むだけでも)、落ち着けるものだ。 その証拠に、女に手をあげたことはなかったが、これもそのうちに入っちゃうのかなあ、なんて余計なことを考えた。]
………アイリスから、逃げた?
[そのうわ言のような言葉に、つい聞き返す。]
(257) 2015/06/05(Fri) 01時半頃
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[でも、どうしてか。]
[実家を出て嫁ぎ先に行ってからも、時々、妹の視線を感じたのだ。 夫から殴られるままに何もできない私を、妹が見て嘲笑しているような気がしたのだ。]
[妹から逃げ続けて駄目になった私は、妹の影から逃れられないまま、辛い目にあい続けた。]
(*15) 2015/06/05(Fri) 01時半頃
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[あの子のせいで。]
[あの子さえいなければ。]
(*16) 2015/06/05(Fri) 01時半頃
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[逃げるのをやめれば、あっけなかった。]
[でも今、私はまた、怖い目にあっている。]
[それもきっと、あの子の影が残っているからだ。]
(*17) 2015/06/05(Fri) 01時半頃
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/* ところで私、まだ襲撃が「パス」ってなってるままなんですよね……
(*18) 2015/06/05(Fri) 01時半頃
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(鏡…また何か映るかな〜。 すこし怖いけど、その時間に起きられたら確かめて見る? また痣女に会うのだろうか。…できれば遠慮したい。 アイリスの関係者が映るなら…、でも私痣女の事何も知らないのよね。 一見関係なさそうな人が出てきたり? 昼間会ったサラリーマンとか。何か都合悪いこと言われた気がするし〜ってそれは関係ないか)
(258) 2015/06/05(Fri) 01時半頃
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/* あ〜〜、これ以上襲う理由がないやつか〜
(*19) 2015/06/05(Fri) 01時半頃
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(>>256) あっそうだ、大平さん。洗面台の鏡、新聞紙で塞いであるけど気にしないで。ちょっと最近怖い夢見ちゃって。夜の鏡って何かちょっと怖いよね。
[鏡が自分の荷物にまぎれている事など知らず。大平あいりとそんな話をしながら帰った]
(259) 2015/06/05(Fri) 01時半頃
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(大平さん泊まってるし、できれば痣女よりは、サラリーマンくらいでお願いしたいな…悲鳴あげちゃうのはかっこ悪いし)
(260) 2015/06/05(Fri) 01時半頃
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……逃げた。
(逃げていた。妹から、いつも。)
怖いの…… こわい みない、で……
(逃げるのをやめた。)
(やめたはずだったのに。)
(どうしてだろう、自分は今また怖い目に合っている。)
あの子の影が残っているから……
(そう、残っているから――……)
(261) 2015/06/05(Fri) 01時半頃
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/* 長引いてもいいRP村なら、襲撃無しでもいいじゃんとなるところなんですけど……。 私はジャニス襲撃の理由は出来たんだけどジャニスにはもう一日動いてほしくて。あとそこ襲撃すると私も狼だとメタではバレるんですよね。もうバレてるかもだけど。 エリは体調不良っぽいので襲撃先は期待しない方がいいですし。 一応ミルフィ襲うでバファリン吊りにかぶせていくという手もある。
(*20) 2015/06/05(Fri) 01時半頃
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[客の背中が、人ごみと夜の暗さに消えていくのを見届けて 携帯を再び確認する。ワタヌキからの返信があった。 そこにかかれた番号をじい、と眺めた後、 ぽつぽつとタッチパネルを指で弾く。]
「風呂入ったらまた来てください ビール一杯くらいならサービスします
助かります 言い訳失敗したら一緒に謝ってくださいね☆
あと、妹より小さい子に仕掛けんのは ちょっと。。」
[本人が喋るよりも よほど流暢そうな日本語が綴られている。]
(262) 2015/06/05(Fri) 01時半頃
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読書家 ケイトは、メモを貼った。
2015/06/05(Fri) 01時半頃
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[蒼褪めたまま呟かれる言葉は、回答としての体は為さない。]
……、……
[しかし、怯えながらもその瞳は、フランクの顔を映していた。 悪意、あるいはもっと不確かだけれど、「善くない」何かを湛えながら。]
(263) 2015/06/05(Fri) 01時半頃
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(>>259) ああ……鏡、こわいですよね なんか、の、覗いてるっていうか、覗かれてるっていうか……
[鏡の都市伝説なんかもありますしね。 そういえば、こんなの知ってますか、と「捨てられた赤ん坊のような『何か』」の話を道すがら始める……。]
(264) 2015/06/05(Fri) 01時半頃
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(>>241)
(否定するより先に、「証拠」かよ……)
[”殺した”は勢いで出た言葉だった。勿論証拠は何もない。 失踪に関わってるのか?そんな都合のいい言葉でぼやかしてはだめだ。
殺してない。アイリスは家にいる。 殺してない。本当はアイリスを心配している。 殺してない。コラ写真を作っただけだ。 殺してない。私は姉ではない。ハッキングしてアイリスのアカウントにログインしただけだ。
――殺していない、の次の言葉を聞きたかったのだ。]
(265) 2015/06/05(Fri) 01時半頃
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ヒナコは、ケイトの家までずっとそんな話をしていた。**
2015/06/05(Fri) 01時半頃
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/* あ、私的にはフランク狙いで。(というかそこしかRP的には候補を作れていない ただ、落としたい!!ではないから、他に候補とか考えてたら聞いとこうかなって。
初回パスもどうかなーって感じだから、襲撃はしちゃいたい気持ちはありありでした。 お墓ログもある程度拾える村だし。
(*21) 2015/06/05(Fri) 01時半頃
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/* あ、候補があるなら是非それでお願いしたいです! 描写も2日続けてお願いすることになっちゃうでしょうけど……。
(*22) 2015/06/05(Fri) 02時頃
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[そろそろ同僚に気づかれそうだが、掴んだ右手を離すことはなく。 左手でスマホを操作し、あの画像を表示させる。]
よく見ろッ!これは、あいり、だろ? [スマホに映る、人形のようなその顔。 何か、反応があるはずだ。何か――]
[もし、本当に彼女が姉で、まともな人間だったなら、ひどいことをしていると思う。 けど――こいつは、まともじゃない。]
ネットでも「痣女が犯人」だってさんざん流れてる…… 誰か目撃者がいたんじゃないのか?
そうじゃないなら、アイリスのことで知ってることを教えろよ……!
(266) 2015/06/05(Fri) 02時頃
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(>>264) 捨てられた赤ん坊、まではわかるけど。『何か』は知らないかな〜。 でもそれ系のいくつかは実話っぽいよね…変にリアルっていうか
(267) 2015/06/05(Fri) 02時頃
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/* あっ伝わってない感じがするのでそっとお伝えしますがわたし鏡こわい系のひとなので……襲撃は全体的に期待されても……されても……?
(*23) 2015/06/05(Fri) 02時頃
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――アルタの出会い――
へえ、バーかぁ。ソフトある? なかったらやめよーかなぁ。 捕まんのやなんだよね。
[こんななりでも、警察は怖い。いやむしろ、こんななりだからこそ。 補導されたら、という発言からするに、その姿勢はもしかしたら意外だったろうか。 大体、男を捕まえるでも終電前に帰る都合で、20時かそこらには拾ってしまうのだ。高校生補導の対象になる時間には、もう目の届かないところにいることが多い。 メニューが検索でもされれば、即決だし。そうでなくても未成年飲酒は店も危険だ。入店禁止でない限りは何か出るだろうと、ついていく。 今日はつまらない男に引っかからずには済みそうだ。]
(268) 2015/06/05(Fri) 02時頃
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――roooooot!――
オレンジジュースでいーよ。
[メニューを裏返す店員の説明も半分、文字を目にすればそう注文する。 酒を頼もうとははじめから考えていない。年齢を証明できるものも、高校生を騙る都合上持たないようにしている。 あとは、それを飲みつつ話を聞いているだけだ。]
何、知り合い? オトコだったら面白いのに。
[なぎささん、と呼ばれた女の人――店の照明の加減か、痣はそれほどひどいとは思わなかった――と、智恵美がそれぞれ顔見知りらしいのにふざけて笑う。 多少の傷がある女なんて、というよりどんな人だって、新宿では珍しくない。何かあったんだろうと、その何かに興味も示さない。]
(269) 2015/06/05(Fri) 02時頃
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[ただ、流石にカウンター越し、店員と客とで喧嘩が始まりそうになったのは目を瞬いた。]
何、これ何バイオレンス? やばくない?
[アイリス。その女一人で繋がった縁で、わたしはこんなところにいるし、目の前の男女はやり合ってる。 五反田のラーメンは関係ないかもしれないけど。]
アイリスって何者なの? つか、死んでるんでしょ?
[今更な疑問と、智恵美の言うリークの話から得た結論を口にする。 死を確信している言葉に、前の二人が何を思うか知らないが。 トイレに立つ女性を見送りつつ、名前くらいちゃんと聞いておけばよかった、と思う。]
(270) 2015/06/05(Fri) 02時頃
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/* あ、はい! 描写はなんとかやります! むしろ私が早々にばれてから表で好き勝手やってる分、後半色々お任せする事になりそうなのが申し訳ない!
フランクさんの持ち弾を全然引き出せてる気がしないまま落としちゃうのがアレだけど、そこは私がフランクさんにごめんなさいするアレでソレ。
>>*23 あ、ですよね。そう思ってた。 そして無理しないでねお大事にね。 JCは赤ログの宝だからね。
(*24) 2015/06/05(Fri) 02時頃
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/* お、おおっと……?!(>>23) 役職人数的にてっきり鏡こわいひとは潜っているものだと……! あぁんなるほど……言わせてしまって申し訳ないです……。了解しました!
(*25) 2015/06/05(Fri) 02時頃
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/* (>>*24) 後半のことはお気になさらず。助かります〜。
(*26) 2015/06/05(Fri) 02時頃
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『中島、何してる!』
っちょ……やめろ!
[スタッフが気付き、数人走りこんできた。そしてフランクの手をなぎさから引き離す。]
『手を離せ中島!』 『大変申し訳ございませんお客様!ご飲食代は結構ですので、今のうちに』
吉田さん、違う!ちがうんだって、俺は………!
[なぎさは、親切な店員のお陰で、フランクの手から開放された。店から逃げることも容易だろう。]
(271) 2015/06/05(Fri) 02時頃
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……っ、痣、なんて 別に私だけの物じゃないでしょう……?
だいたい、そんなネットの情報なんて……そんな物に信憑性なんて、ある訳無いじゃないですか……
あいりが死んだ? そんな写真で言われても…… 警察は動いてるんですか? ニュースは?
あいりの事で知ってる事なんて…… 一週間前から家にいない、って事くらいです。 私は姉なのに、妹の事を全然知らなかったから……
(272) 2015/06/05(Fri) 02時頃
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[電話先と会話を続けながら作成したDMは
「青島を用意して待っていて下さい。 寧生君の行動でビールの味が変わります。 ファイト☆」
このとおり。>>262]
(273) 2015/06/05(Fri) 02時頃
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!! っ、く、 ふぅ
[フランクの手が引き離され、解放される。 だが、すぐには体勢を整えられず、カウンターに手を付いた拍子にピーチフィズのカクテルグラスが倒れた。]
………、――
[フランクに対して何か言おうとして、]
……、失礼します。
[取り止め、それだけ口にした。]
(274) 2015/06/05(Fri) 02時頃
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(>>261)
はぁ?!あの子の影ってなんだよ!
お前、アイリスが居なくなって喜んでんじゃん! 嬉しいんだろッ! さっきめちゃくちゃ、嬉しそうだった! お前が犯人じゃなくてもッ……俺はお前のこと嫌いだ! アイリスじゃなく、お前がああなればよかったんだ!
[店員に取り押さえられながら、最後っ屁のようにそう喚いた。**]
(275) 2015/06/05(Fri) 02時半頃
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[店から去る際、智恵美に声をかける。 この状況を見た後で、彼女はどんな反応だったか。]
……さっきの件、後で連絡します。
[「医者」について。>>210]
私も、また「先生」に診て貰わないと――…
[呟きながら、来店した時とは反対に、弱り切った様子で店から逃げ出した。**]
(276) 2015/06/05(Fri) 02時半頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/06/05(Fri) 02時半頃
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あーあ。 まあそうなるよねー。 こっちの料金もタダになればいいのに。
[引きずられていく店員。トラブルは楽しむもので、巻き込まれるべきものじゃない。 あの人怒られるんだろうな、と思いつつ、ジュースのおかわりと乾物のミックスを頼む。]
ね、そういやさ、さっきのもっかいやってよ、もっかい。 ほら、やっといたからさ!
[ものの一分とかからずに、手元で揃っていくルービックキューブを見ていた。 鮮やかな手際はなかなか目新しく、せっかくならとトイレに立っている間にルービックキューブをまためちゃくちゃにひねっておいた。 これもきっと、すぐに解かれてしまうだろう。]
(277) 2015/06/05(Fri) 03時頃
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それで、なんかここに来た何かは解決したの? おねーさんここに来る予定だったんでしょ? デートでもなく、ワンチャン一人で。 なんでもないのに知らない店行くとかわけわかんないしさ。 ていうか、名前聞いてもいい? おねーさんでも別に困んないけどめんどくさいし。
[カウンターのやり取りが解決すれば、口はよく動く。 誰しも人が殴られそうなの横目に世間話はしづらいものだ。 まさかトイレに行ったそれが目的とは知らずに、これから何があるかと期待している。 特別これから派手なことがないなら、少し残念がってお代わりに口をつけるだけ。]
(278) 2015/06/05(Fri) 03時頃
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[そうして、店を出た時か、それよりも前か。 あの引きずられていった店員が改めてわたしたちのところに来た。 と言っても、用があったのは智恵美にだけらしい。]
(あの人となんかあったからかな)
[適当な推理をしつつ、殴られないように気をつけなよ、と笑った。 おすすめはできないと思ったが、連絡先の交換をするもしないも決めるのは智恵美だった。 ついでに聞かれたとしても、自分は絶対に教えないが。]
(279) 2015/06/05(Fri) 03時頃
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[返ってきた返信を眺め、最後の返信に 細目をさらに細め小さく笑う。
交差点を再び見る。 そこに少女が惨殺された跡は 何度見ても、どこにもない。]
[青年は交差点が見える位置の道路の端に腰掛けて、 道行く人々と野次馬達の中で ありもしない惨殺現場を眺めている。
その手には携帯を握りしめたまま。**]
(280) 2015/06/05(Fri) 03時半頃
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― 新宿『roooooot!』前の通り ―
[『さんかく』との電話を終える。 うーんと小さく唸って昼間整えた顎髭を爪の先で軽く掻く。 この辺りは丁度『あいり』を連れて脱糞した場所の近くだ。 そういえば大雨が来ていないので流れずじまいだなと思い、通りを見遣る。時間が時間だ。店を探す人や、すでに出来上がっている人がまばらに歩いている。 丁度『致した』場所の脇の店から逃げるように店を出て去る人の後ろ姿を見た。>>276 通りの反対側に行ってしまうようだった。
昼間の糞の詫びに自分が何か一杯と図々しくも考えたワタヌキであったが、軽く入り口をあけ覗きこんだところ、店内の雰囲気は若干妙で、店員の顔つきから「今!?」という戸惑いを感じ取ったため、渋々即座にと中止することにした。 店に入れないのは本日二度目。]
(281) 2015/06/05(Fri) 03時半頃
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ツイてないな〜。
[ウンがぺしゃんこに潰れてしまった影響かもしれない。>>277 ワタヌキは、丁度茶色い塊を置いていった箇所に、誰かのバイクが止まっているのをみつけると、「下敷きかな」と判断する。 手遅れならばしょうがない。 悪びれる様子もなく『roooooot!』を通り過ぎた。
さて、と思いながらプリペイド携帯を取り出す。 『あいり』に電話をかけるつもりだが、寧生は既に連絡を済ませているだろうか?**]
(282) 2015/06/05(Fri) 04時頃
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[誰かが店を覗いていた>>281が、結局去っていった。 まあ確かに、入りづらい。
ルービックキューブの"おねーさん"から名前は聞けたろうか。もしアルファベットの話も聞けて、それとトイレが繋がるところまで話題が続くなら、格好の暇つぶしを見つけたとばかり明日以降の探索も同行したいと言うつもり。 断られるか話が聞けないなら、さて明日はどうしようか。 今日も変わらず、シンデレラ寸前くらいに電車に乗り込む**]
(283) 2015/06/05(Fri) 04時頃
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