15 ラメトリー〜人間という機械が止まる時
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視点:
人
狼
墓
少
霊
全
時は来た。乗客達は集まり、互いの姿を確認する。
ヨーランダの姿が見つからない。
物資もエネルギーも限られた中、人狼に対抗するために乗客たちは一つのルールを定めた。投票により怪しい者をここから放り出そうと。宇宙服ひとつでは命の保証がないが、それもやむを得ないと……。
聖者のお告げ
聖者は民の夢枕に告げられました。今の任より、決定者にふさわしい人物がいると。旧き任務は解かれ、あたらしい決定者は皆に喝采で迎え入れられるだろう。
現在の乗客は、ガストン、セシル、ポーチュラカ、フィリップ、マーゴ、ホリー、ヨーランダ、ベネット、ラルフ、ソフィア、コリーン、チャールズの12名。
焼蛍虫の群れが、城に近づいてくる。
それは、何かに導かれたように……。
(#0) 2010/07/20(Tue) 00時頃
【連絡】
ヨナの姿がいない、とシステムメッセージはでますが、ヨナはちゃんといますので、そのメッセージはスルーでお願いします。
(#1) 2010/07/20(Tue) 00時頃
|
―中庭・泉の傍―
[ざわり。
白に近い銀の髪がうごめく。
歌を歌う女は、小さく息をつき。
泉の傍で喉を潤す]
(0) 2010/07/20(Tue) 00時頃
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― 城の裏門あたり ―
――…ううん、大丈夫。 ラルフこそ、大丈夫なの?
コートが濡れているみたい。
[そして、いつもにまして、刃を避けるような仕草のラルフをじっと見る。]
大丈夫。あなたの左手は触らないから…。 右手を……。
(1) 2010/07/20(Tue) 00時頃
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[>>1:404名前を呼ばれ、裾を引かれ、戻ろうと言われると。 虚ろな瞳に光が戻ってきた]
――…ええ、そうですね。 戻りましょうか。
[マーゴの足を気遣って、水は自分が持とうと提案した。 その時に、ふっと。 ヴァイオリンが"邪魔"だと感じたので、その場に置いていくことにした。
マーゴがそれに気づいても、後で取りに来ると言うだろう]
(2) 2010/07/20(Tue) 00時頃
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―中庭―
[マーゴとセシルの会話には入らないまま。
また歌を歌う。
それはいつまでもいつまでも*続く*]
(3) 2010/07/20(Tue) 00時頃
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[侵食が進み、異形と化した鉱石瞳。 それが映したものに気づいて、不思議そうにチャールズを見上げる。]
…チャールズは、特別なんだね。 それは、徴印《しるし》?
…加護なのか、烙印なのかは…判らないけど。
[話せる時が来たら、聞かせて欲しいとねだった。]
(4) 2010/07/20(Tue) 00時頃
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>>1:401
――……ごめん、
[もう行かないで、言葉が示す意味。 今日だけではないのかもしれない、とそう思う。
ころさないで
その言葉は刻まれた記憶との相似性ゆえに、否が応にも甦る。 少女の手が伸ばされれば、咄嗟に身を引いた]
……汚れてるから、ごめん。 すぐ、着替えるから。
[>>1 右手をと請われれば慎重に手を差し伸べる]
(5) 2010/07/20(Tue) 00時頃
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『――やあああああっ!!』
[内臓で、妹が悲鳴をあげた]
(*0) 2010/07/20(Tue) 00時頃
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ラルフは、少し明るさが増したような気がした
2010/07/20(Tue) 00時頃
|
─城内・通路─
[はあ、と。 もう一度、吐き出す息は小さなもの]
……まだ、平気。 だから。 もう少し……うん。
[小さな声で呟いて、ゆっくりと歩き出す。
緑の上着の下から、白い羽毛のようなものが一片零れた事には、気づかないまま**]
(6) 2010/07/20(Tue) 00時頃
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『いやだ いやよ いや 置いていかないで』 『そのヴァイオリンは、セシルの一番大事なものでしょう?』
『水なんて、その子に持たせればいいじゃない』
『セシル』 『何か変よ、セシル』
『ねえ、わたしを見て!!』 『わたしを見てよ!!わたしの声を聞いてよ!ねえ!』
(*1) 2010/07/20(Tue) 00時半頃
|
店番 ソフィアは、メモを貼った。
2010/07/20(Tue) 00時半頃
セシルは、少し明るくなった道を、マーゴと二人、水を持って*戻るだろう*。
2010/07/20(Tue) 00時半頃
|
――……こちらに、近づいてる、
[慎重に差し伸べたはずの手は、思わず少女を引き寄せる。 光の束を見据える眼差しは、昏い光を宿した]
(7) 2010/07/20(Tue) 00時半頃
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>>5
[おず…と差し伸ばされた右手をそっと両手で包んだ。 そして、身を起こす。]
ありがとう。 ラルフ、汚れたの?
[そして、明るさが増して、その身が血で汚れていることにも気がついた。]
――……狩りをしてたのね。 怪我は…?
[右手は離さず…。]
(8) 2010/07/20(Tue) 00時半頃
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/* これからRPでCOするつもりですが、先に赤には正直にお伝えしておきます。
恋矢撃たれました。お相手はマーゴ。 恋陣営だけ道連れが発生しますので、手数計算の時に頭の片隅に入れていただけると幸いです。
(*2) 2010/07/20(Tue) 00時半頃
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…っ……。
[突然、胸が痛くて、苦しくて。 なぜだか判らないけれど、頭の奥が熱くて痺れて…]
……なに、これ………。 [胸を抑えて、背中を丸めて…生身のままの右目がポロポロと涙をこぼす。
塗り替えられる思考。押し付けられる感情。 脳裏に浮かぶ姿は、あの…
パニックを起こした身体は、きゅうと痙攣を起こして。 何が何だか判らない…判らないけど
うた が、 きこえ る 。]
(9) 2010/07/20(Tue) 00時半頃
|
ベネットは、胸苦しさに息が詰まって、とさりと倒れた。
2010/07/20(Tue) 00時半頃
|
―回想―
[セシルの提案に反対することはなく。 そのセシルの後をラルフが追うことも チャールズは止めなかった。 少し、腹を気にするセシルを気に止めながら 男は、1人で彼らと別れ、別の民家を散策する。]
――……どうか、物資を頂くことをお許しください。
[ほどなくして手に入れたものは 包帯の代わりになりそうな布。食料を少し。 そして―――……白骨が護っていた箱の中から チャールズが用途を識っている薬を幾許かと蜂蜜の小瓶。
白骨に謝罪に手を伸ばしかけた所で、右手首に違和を感じる。 痛みもないのにそこには荒縄で縛られたような模様が 血色に滲んでいた。]
(10) 2010/07/20(Tue) 00時半頃
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|
神は、私に何を求めていらっしゃるのでしょうね。 私は、もう……―――
[自嘲を含んだ微笑と独り語。 零したところで、銃声が響いた。
刹那、黙祷を示した後、ラルフとセシルと合流すべく民家を後にした。]
(11) 2010/07/20(Tue) 00時半頃
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|
[光と歌。思わず振り向く。綺麗な光景だった]
〜♪
[メロディを口ずさむ、甘い甘い、恋人たちのメロディ。ただ、訪れるのは、すれ違いと、破局
城の裏手、今では廃墟となった図書館を見つめながら]
(@0) 2010/07/20(Tue) 00時半頃
|
|
本当に、大丈夫ですか?
[合流の後、セシルの様子が何処か変であるのに ラルフに重ねるように問いかけるも 本人が大丈夫であると云えば、それ以上は聞かずに置いた。
何かあれば、それを己に伝えても良いと思えるのならば ―――……抱えさせて欲しいとは伝えてある。
そうでないならば、踏みこまないというのが チャールズという男であった。 ラルフが零した自嘲のような言葉は拾えぬまま 誰かが灯す光を縁《よすが》に古城へと。]
(12) 2010/07/20(Tue) 00時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/07/20(Tue) 00時半頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/07/20(Tue) 00時半頃
|
[>>8 掌で包まれた、その感触には少しだけ目を見張る。]
……あ、ごめん。 君まで、穢れる……。
[静謐な水が濁ってしまう、そんなイメージが浮かんで、 引き寄せたこと、触れたこと、に謝罪を重ねる。
問われた言葉には、ゆるく首を振る。 どう答えるのがニンゲンらしいのだろう]
怪我はしてない…… 自分で、斬ったのだけだから。
[離れないその手に、戸惑いながら視線を落とす]
あたたかい ね
[ぽつり、呟きが零れた]
(13) 2010/07/20(Tue) 00時半頃
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|
[まるで、少女のような口調だった。 不安げに揺らしていた紺の瞳は、 セシルの瞳の色が戻ることで安堵のものへと変わる。]
――…うん、戻りましょう
[光が、近づいてきているから。 ベネットの為に、水が必要だから。
セシルに頷くと、彼の提案には瞬いて。 少し考えた後持ってもらうことにする。 気遣ってくれることは――…嬉しかった。]
(14) 2010/07/20(Tue) 00時半頃
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……置いていくの…?
[水を持ったからだろうか、 セシルが泉に置く楽器に目を留めて。 代わりに持つことが出来ると言っても、 拾うことはセシルが許してくれそうになかった。
もう一度、気にするようにヴァイオリンへ振り返って]
――…セシルは、楽器を弾くこともできるの?
[小倉庫までの道程、妹の話と楽器の話を聞いたら セシルは答えてくれたのだろうか。]
(15) 2010/07/20(Tue) 00時半頃
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嗚呼、着替え見つかったのですね。佳かった。 私は、着替えは見つけれなかったので。
[セシルにベネットの場所を問われれば 共に向かうと暗に告げる。 ラルフが離れて行くのには、少し心配そうに紺青の眸を向けるのみで。]
嗚呼、焼蛍虫が飛んでいますね……―――。
[向かう途中、見えたものに感想を零しながら小倉庫に辿り着き 一先ず、そこで行われる会話をチャールズはただ静かに聴いていた。]
(16) 2010/07/20(Tue) 00時半頃
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コリーン…
[中庭から去る時、白のような銀の髪を持つ彼女へ]
……また、…ね…
[コリーンが最初にしてくれた挨拶をして、 セシルと共に小倉庫へと戻っていく。**]
(17) 2010/07/20(Tue) 00時半頃
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/*
了解しました。お知らせありがとう。
(*3) 2010/07/20(Tue) 00時半頃
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―――……私の話ですか? ベネット、さん?
[2人きりか、なったところで鉱石の眼に射抜かれる。 徴印《しるし》という、単語に困惑の色を見せるも]
ベネットさん!?どうしました? 大丈夫ですかっ
[突然、鉱石の右眼から露を零し痙攣する人に驚き 差し出す右手首には、聖痕《スティグマ》。 それは服に隠された部分にもあるのだが。
右手首を隠すことも忘れて ベネットを抱き止めようとする行動は 彼に受け入れられたか否か。]
―回想・了―
(18) 2010/07/20(Tue) 00時半頃
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森番 ガストンは、メモを貼った。
2010/07/20(Tue) 01時頃
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>>13
大丈夫。 穢れない。
ああ、自分で斬ったの………。
[彼の右手をやはり包んだまま…その言葉に、目を伏せた。]
じゃあ、服は血でそんな風になっているのね。 とにかく、洗いましょう。
[あたたかい、の言葉には瞬いて…。]
――…そう
[やはり離さずに…]
(19) 2010/07/20(Tue) 01時頃
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[自らの呟きにゆるく首を振った、 どれほど他者に触れていなかったのだろう。 温もりに、何か脆いものを引きずり出されそうに、なる]
――……、
[まだ、触れられた]
[気づいたことに拒むように、右腕がじくり、痛んだ]
(20) 2010/07/20(Tue) 01時頃
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>>19 [目蓋を伏せるその仕草、 たぶん、何か間違えてしまったのだろう。 笑顔を、――すぐに消えてしまった笑顔を思い出したのは何故だろう]
ごめん……、
――あ、いや、着替えはあるから。 だから、服は洗わなくても…… あ、
[もしかして洗われるのは、自分 なのだろうか]
(21) 2010/07/20(Tue) 01時頃
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>>21
――…服? 服は、大事ならば洗うけど…。
まずは傷を洗わないと……。
[青色の眸が顔を覗き込む。]
――…ラルフは、一人じゃうまく洗えないでしょう?
[そして、手を引いて、泉へ向かおうと…。]
(22) 2010/07/20(Tue) 01時頃
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―城内・小部屋―
[ソフィア・ポーチュラカと別れたあと、一人小部屋で休む。久しい長い休息に安堵の息が漏れると共に、感覚が鈍らないかと不安を感じた。]
そろそろ、危険な光る異形は去っただろうか。
[城の外では多少の足音が聞こえただろうか。コリーンの歌は聞こえてきた気がする。]
少し外に出てみようか。
[小部屋から出て、城内へ。]
(23) 2010/07/20(Tue) 01時頃
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>>22 [覗き込む青い双眸に、びくり、と引いて]
や、血は止まってるから。 別に、そんな大した傷じゃ……いつも、放っておいてる から……
心配しなくて も、
[拒絶しようとする言葉を重ねても、 握られた手は、温かいから、払うことなど出来なかった]
君も、疲れてるでしょ? ――……無理しないで、休んだほうがいい。
[支えるはずだった手に、支えられてしまった。 そんな気がして、戸惑いの色は尚増した。]
(24) 2010/07/20(Tue) 01時頃
|
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[差し出されたチャールズの腕の中、微熱めいた身体はきゅうと硬直して震えて。 はくはくと、うまく息の出来ぬまま、震える手は頼るように彼の腕へと縋った。
それもそのうち、くたりと脱力して眠りに落ちる。]
(25) 2010/07/20(Tue) 01時半頃
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>>24
――……ここには、水が、あるの。 だから、洗う……。
心配は する。 休むのは、それからでもいい。
[遠慮しようとするラルフの言葉を、本当に遠慮と受け止めて、手をくいと引っ張った。 もちろん、ヨナの力でラルフを引きずることはできないから、動いて、と、また顔を見る。]
それに、ラルフに、缶詰、開けてほしいの。
[ベネットの枕元に置いたそれも思い出す。 そして、泉へと……。]
(26) 2010/07/20(Tue) 01時半頃
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>>26
心配かけて、ごめん…… でも、勿体無いよ?本当に。
[けれど、その意思は変わらないように見えるから、 手に引かれるまま、歩みを向ける。 缶詰、と聞けば、少しその表情は和らいだ。
中庭は暗さを増していただろうか。 それでも涌き出でる泉の色、少女の眸と同じその色は清らかで青く、しんと沁みいるよう。これをなんというのだろう]
……ああ、綺麗、だね。
[その色に、また一つ、忘れていた言葉を思い出す。]
(27) 2010/07/20(Tue) 01時半頃
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[差し出した腕に収まる身体は、硬直し震えている。 宥めるようにそのまま抱き止めて、ベネットの髪を撫でた。]
ベネットさんっ……―――
[脱力して眠りに落ちる人の名を呼ぶ。 体温が冷えて行かないのと、心音と、呼吸と……。 生に関するものを確かめてから、息を一つチャールズは吐いた。]
―――……私の、話、ですか。
[寝物語のように、ポツリと話始める。 それは、セシルとマーゴが帰ってくるまで続く、長い独り語。 夢現にベネットが聴いていたならば、それは構わないこと。]
(28) 2010/07/20(Tue) 01時半頃
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|
[歌は聞こえていただろうか。聞こえているなら一人それを聞きながら、廊下を歩いていく。]
相棒、歌は聞いたか?聴けたか? お前は―俺もか。俺達は出会ってから戦場音楽しか知らなかっただろう?
[物言わぬ相棒は何も変わらず。]
(29) 2010/07/20(Tue) 02時頃
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>>27
何が勿体無いの?
[そして、中庭を抜け、泉にたどり着く。 そのふちにかけると、ラルフも導いて、その手を自分と一緒に浸した。]
勿体無くないし、 ラルフは穢くもない。
大丈夫。
少なくとも、私よりはとても綺麗。
あなたのほうが…。
[それは、穢れ、という意味。 慰み者として生きたことがある自分は、 そう考えても、本当の意味で綺麗な存在ではないのだ。]
(30) 2010/07/20(Tue) 02時頃
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|
>30
[止めようとして、けれど手は水に浸ってしまった、 乾いてこびりついたまま残った血が、溶け出してしまう。目を伏せた]
――…ちがうんだ、本当に。
[どう説明すればいいのだろう。 自分のことでなど煩わせたくはなくて、 だから、つい語られた言葉を考えもせずに問うた]
それは、どういう意味? ――……、だって、綺麗なのは、
[青い双眸に目を向ければ、向けた視線は泉へと流れる]
(31) 2010/07/20(Tue) 02時頃
|
|
[窓の外を見れば、>>#0光の束が大きくなっていることに気づいただろう。]
あれは、近づいているのか―? ここは大丈夫だろうか。
[ともあれ、水を求め一度外に出ることにした。]
(32) 2010/07/20(Tue) 02時頃
|
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/07/20(Tue) 02時頃
|
― 泉 ―
>>31
何が違うの?
[ラルフが戸惑っている理由が今イチわかっていない。それもあって、青色の眼はやはり彼を見るけれど……。
意味を問われて、ゆっくりと伏せる。]
――……私は、綺麗じゃないの。
[そして、泉の中でそっと手を離す……。]
(33) 2010/07/20(Tue) 02時頃
|
|
私は、だって……
花を売ってたの、だもの。
[少し、言葉を濁した。でも、意味は通じるだろう。**]
(34) 2010/07/20(Tue) 02時頃
|
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―泉近く―
[メロディを口ずさみながらステップを踏む。ぐるりと回り、手を伸ばす。終局。
目の前に迫っていたツタの異形は倒れこみ、その花弁から流れる血で、頭の花飾りを染める
気づけばだいぶ、城の内側へと来ていた。す、とナイフについたはずの色を葉でふき取る]
……きれいのきたない。
[歌と、声の聞こえる方、拾った声に呟きながら、そちらへと近づいた]
(@1) 2010/07/20(Tue) 02時頃
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|
―昔語り―
産まれながら、左脇腹に傷もないのに 血のような紅を滲ます男が居ました。 聖痕《スティグマ》と判断され その男は、神に仕える道を歩むことになります。
果たして、男は無事、 と或る教会の牧師に就くことが出来ました。 その教会の裏手には、 滾々と清い水がわき出る井戸がありました。 それは、近隣の村々の井戸が枯れ、毒されても尚、 止まりません。
神に仕えるが故に、男はそれを分け与えることに躊躇はありませんでした。 欲するものには、等しく、水を分けます。 男が聖痕を持つと識っている同胞は その奇跡を聖痕の恵みだと、神に感謝して下さいました。
(35) 2010/07/20(Tue) 02時半頃
|
|
――……ある日のことです。 その男が用事で教会を留守にし 夕餉の時刻より少し遅く帰ってくると そこに広がっていたのは酷いものでありました。
教会に頼っていた孤児や故郷を追われた様な人々 夕餉に口をつけた者たちが 次々に口から血を吐き死んで行っていたのです。
男は何もできませんでした。
祈ることしかできませんでした。
(36) 2010/07/20(Tue) 02時半頃
|
|
そんな男に、しかし、死に逝く人々は 男の胸元にある銀の十字に触れながら
―――……どうか、先生はお生き下さい
そう願ってくれるのです。
―――……神よ、どうか変わらぬ加護を
今わの際に、そう祈って微笑んでくれるのです。
(37) 2010/07/20(Tue) 02時半頃
|
|
[そこで途切れる言の葉。 その後に起きたことが、チャールズにとって重要であるのだが 今は語られぬ話。 ―――……けれど、おそらく想像に難しくない この黄昏の世界では、佳くある話か。]
男は彼らの願いと祈りを受けて旅にでました。 生きる為に 罪 と思われることも重ねました。
それは贖罪でしょうか。 加護なのでしょうか。
旅を続けているうちに、脇腹のみであった聖痕《スティグマ》は まるで蔦這うように別の場所にも表れるようになったのです。
そして、男はまだ、この壊れた世界に生きています。 自らの生の意味を問いながら。
[チャールズはベネットを抱き止めたまま 胸元の十字架に触れ*口を鎖した*]
(38) 2010/07/20(Tue) 02時半頃
|
フランシスカは、ガストンの姿を見かけるだろうか*
2010/07/20(Tue) 02時半頃
|
>>33 [人としての扱いは自分には過ぎたものなのだ。 否定の言葉は、けれどうまくは伝えられないから]
――…ああ、話す、約束していたね。
全部、話すと長いかも。 いや、短いかな、わからない。
[戸惑いの色にはそれだけ返して、 水の中、揺らいで離れてゆく白い手を見ていた]
[手が離れて、その水がひどく冷たいことに、初めて気づく]
(39) 2010/07/20(Tue) 03時頃
|
|
>>34 [綺麗じゃない、言葉の意味は想像出来たから、 続く言葉を押し留めようとして、間に合わなかった]
……ごめん、言わせちゃって ごめん。
でも、違う。 関係ないんだ、そういうのは、関係ない。
[浸した指先、一度躊躇ってから、離れた手を追いかける。
ヒトと異形の違い、罪悪と無罪の違い、 それぞれ異なる人の価値判断、正しさはわからない。 ――ただ、自分が感じることが、自分にとっての真実なのだろう]
俺は、綺麗だと思うから……
[泉の色、少女の色、どちらが先だったのか]
(40) 2010/07/20(Tue) 03時頃
|
|
[外の風は夜になっても綺麗なものではなかった。だが今まで旅をしていた中では、マシなほう。 泉に向かう途中、>>@1何者かの気配を感じたような気がして…。]
誰か居る…か? [暗がりに向かって、一言声をかけた。]
(41) 2010/07/20(Tue) 03時頃
|
|
[もう少しでいいから、上手く言葉を紡げれば、と思って]
――……、
[今更、ヒトに戻りたがるなんて、自嘲が過ぎる、 ヒトであることなど、とっくの昔に放棄していたのに。
野獣に変じた男が、人間の姿に戻る物語。 ――王子様 などという存在はあまりにも自分には遠いけれど。 そんな物語を演じるには何もかもが遅すぎる。
もう、たくさんの赤を散らせてきたのだから、
重ねた罪に与えられる罰、 ヒトでない存在としてとして朽ち果てるのが、相応しい**]
(42) 2010/07/20(Tue) 03時半頃
|
森番 ガストンは、メモを貼った。
2010/07/20(Tue) 03時半頃
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/07/20(Tue) 03時半頃
|
― 泉の傍 ―
ええ、置いていきます。 両方一度には持てませんからね。
[マーゴが持つことができると言っても首を横に振るだろう。 足が痛い人に無理はさせられませんよ、と。
――もし。だったら、もし。マーゴが普通に歩ける状態だったら。 水と楽器、どちらかを彼女に持たせたのだろうか。 …と、考えてみるが、答えは出ない。よく、わからない]
…弾けました。 あのヴァイオリンは弦が全部切れてなくなってしまったので、もう、弾き真似しかできないのですが……。
[聞かれたことに、答える。 妹のことも聞かれたならば、少し躊躇いがちに、口を開くだろう]
(43) 2010/07/20(Tue) 07時頃
|
|
とっても汚い人が。
[くすくす笑いながら、>>41問いかけに答えた]
あなたは?
(@2) 2010/07/20(Tue) 07時半頃
|
|
……まだ、私の住んでいた場所が安全だった…いえ、半ば崩壊しかけていた頃。 私には妹がいると、その時食糧を分けてくれていた人が教えてくれました。
[ゆっくりと、思い出すように語る。 曖昧な部分は解らないとは言わず、わかる範囲でそのまま口にした。
その、食糧をくれたのは誰だったのか。 自分は本当は何をされていたのか。知らない、わからない、から、そこには触れない]
そのときの私は、周りに人はいたけれど、家族というものはなかったので。 妹がいるなら、是非会いたいと思ったのです。
――顔も名前もわからないのに、ね。
[でも、会えばわかる。そんな気もしていたと言った]
(44) 2010/07/20(Tue) 07時半頃
|
|
……顔も、名前もわからないのですよね…。
[もう一度、今度は小さな声で、自分自身に確認するように言った]
[何故、会ったことのない妹と、会えばわかると思ったのか。 何故、アリーシャが教えてくれた幽霊みたいなひとを妹かもしれないと思ったのか。 時折抜け落ちる記憶。それが一体何なのか。
時々無意識に異形を食らう。それは何故、なのか。
少し冷静になって考えれば、自分のことなのに、わからないことが多かった]
(45) 2010/07/20(Tue) 07時半頃
|
|
……と、話はこれくらいにしておきましょうか。
[目の前には小倉庫の扉]
マーゴさん、開けていただけますか?
[そう、彼女に*頼んだ*]
(46) 2010/07/20(Tue) 07時半頃
|
|
― 泉 ― >>40
関係ない?
――…… 関係なくない よ? 私は、人間じゃなくて、人形だったのだから。
――…綺麗?
[ラルフの言葉にそう返して…そして、黙る。 また、青色がじっとその顔を見つめて…。
泉の中の手が追いかけてくれるのに気がつけば、 微かに息を飲んで俯いた。]
(47) 2010/07/20(Tue) 07時半頃
|
|
―中庭― [Lalala]
[歌はどこまでも続く。
途切れることなく。 望まれるままに。
セシルとマーゴ>>17が立ち去るのを見送り。
新たにヨーランダ>>30とラルフ>>31がやってくるのを見て。 それでも歌い続ける]
(48) 2010/07/20(Tue) 07時半頃
|
|
[シィラは城の上を旋回し、
焼蛍虫からヨナを護る。]
[己と同じ、朽ちたのに、朽ちきれない声をききながら。 己と同じ、反異形の子たちの声を拾おうと……。]
(*4) 2010/07/20(Tue) 07時半頃
|
|
まただ。
何かが震えてる。
誰かが啼いている。
――お前は、誰だ?
(*5) 2010/07/20(Tue) 07時半頃
|
|
ギィ……
ギィ……
ギィ……
(*6) 2010/07/20(Tue) 07時半頃
|
|
ああ、それは、もし例えられるなら、 まだ習いたての幼子が弦を引いた音にも似てるかもしれない。
(*7) 2010/07/20(Tue) 07時半頃
|
|
『セシル』
『声がするの、声がするのよ』
『外に行きましょうよ』
[手を伸ばす。内臓の中で手を伸ばす] [――届くはずもない]
(*8) 2010/07/20(Tue) 07時半頃
|
|
[焔の虫に、竜が浮かぶ。 また、泉で聞いたのと同じ声がして。
その声に思わず、振り返った。]
(49) 2010/07/20(Tue) 07時半頃
|
奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/07/20(Tue) 07時半頃
|
―中庭― [泉の近くで。 歌を歌う。
高く遠くに響く歌を。
中庭に来る者達の会話は。 聞いてはいないけれど。
声を掛けられたら。 色のない瞳が笑んで。 歌を*とめる*]
(50) 2010/07/20(Tue) 07時半頃
|
|
『あなたが居るべきはヒトの傍じゃない』
『忘れたの?』
『あなたが何を目的に育てられたのか』
『どうしてわたしが生まれたのか』
『忘れちゃったの…?』 [だから外に]
[異形の傍に]
[行こうと言っても、今この身体の支配権は妹には無い]
(*9) 2010/07/20(Tue) 07時半頃
|
|
ギィ……
ギィ……
ギィ……
ギィ……
ギィ……
ギィ……
(*10) 2010/07/20(Tue) 07時半頃
|
|
[何か別の声が聞こえたのは、気のせいだろうか。
焔は少しずつ、城に向かっている気がして…]
………っ、
[思い浮かぶのは、出会った幾人かの顔。 虫を追うように、城へと向かう]
(51) 2010/07/20(Tue) 07時半頃
|
|
/* 今ログを読み終えました。 セシルの報告、了解です。
(*11) 2010/07/20(Tue) 08時頃
|
|
『ああ…聞こえる、聞こえるのに…』
『セシル、本当に聞こえないの…?』
『わたしの声は』
『セシルにも、誰にも届いていないの…?』
『ねえ』
『聞こえてたら、返事を *して*』
(*12) 2010/07/20(Tue) 08時頃
|
ヨーランダは、唄には気がついていたけれど、姿はわからなかった。
2010/07/20(Tue) 08時頃
|
[シィラは声を受けて、旋回を止める。 焼蛍虫の群れをある程度散らせて、そして、城に降りていく。
だけど、それはヨナの傍ではなく……。]
(*13) 2010/07/20(Tue) 08時頃
|
|
ギィ……
ギィ……
ギィ……
ギィ……
ギィ……
ギィ……
ギィ……
(*14) 2010/07/20(Tue) 08時頃
|
|
/*
そろそろタイムアップ とりあえず、矢のことがあるので、マーゴは投票襲撃対象外に。 ちなみに決定者きました。
ではまた夕方に。
(*15) 2010/07/20(Tue) 08時頃
|
|
―泉― >>47 [己が人間であることを放棄したのは、何故だったのか考える。――飽和してしまったからだ。 抱えられずに零れた何かがあった、人であることは辛かった]
人形…… でも、今のヨナは、あたたかいよ
[水の中、捉えたその指先は もう冷えてしまっていたかも、しれないけれど。]
……君の中には泉が見える から、 そう思う。
[問い返される言葉に、小さく頷く。 青い眸に見つめられれば視線を水面に映した、 罪に穢れた手が触れても泉はただ清らにそこにある。 少し歪んで映る、彼女の姿] ――…そう思われるのが嫌なら、ごめん、だけど。
(52) 2010/07/20(Tue) 08時半頃
|
ラルフは、あの唄声に気づけば、侵食の疼きを思い出した**
2010/07/20(Tue) 08時半頃
|
―見張り塔―
[焼蛍虫の光が古城を照らしている。 遠目だと、危機感を覚え始める位には近く見えた。 城にいる何人かは多分、逃げるとなれば助けが要るだろう。
荷物の箱から燐寸を出して擦り、カンテラに投じる。 中の、とある異形の樹脂を染み込ませた布に火が灯った。 滅多に使わない大事な照明。
明かりとライフルを掴んで階段を下り、城に向かった**]
(53) 2010/07/20(Tue) 09時頃
|
|
>>@2きたないひと…?
[見えたのは、見たことのない女性だった。なんとなしに、先ほど会ったコリーンにやや近い雰囲気を受けた。 一言目に自らと思われるをきたないと言う割には、見た目からは汚いようには見えなかった。] 私はガストン。旅の者だ。 特に目的は無いが、流れてきてここに来た。
(54) 2010/07/20(Tue) 12時半頃
|
|
―古城― >>41>>@2 [どこかから音が流れて来る。 歌だと気付くのに、少し時間が要った。
覚えのない声、それに……―― 何か、感覚が言葉になる前に、風向きのせいか途切れる。]
……
[歌よりは近く、話し声が聞こえて。 声を投げる事は出来ないので、代わりにこつり足音を立てた。
近付いて見れば、アリーシャとくま。 ……の皮を纏った人間の姿があるか。]
(55) 2010/07/20(Tue) 12時半頃
|
森番 ガストンは、メモを貼った。
2010/07/20(Tue) 13時頃
|
[コリーンの歌にまぎれ、足音と光源が一つずつあることに気づく。振り向いてみれば、>>55。
見たことのない顔には、人の多さにはそろそろ驚かず。 ライフルが見えれば、それに気付くか。]
きみは…?
[自らが誰?と問われれば、>>54の様な自己紹介をするだろう。]
(56) 2010/07/20(Tue) 13時頃
|
|
[夢うつつに腕の中で聞いた、穏やかな声色の昔語りは、目覚めたときにその手帳へと刻まれるだろう。 その身に背負う痛みを、己の魂へと分かつように。
ヨナと共に食べた、秘密のトゲの実のように。]
…チャールズ、僕は……本当に酷い人間です。 [歌が開いてしまった、心の扉。鍵をかけて仕舞い続けていた罪。 微かに漏れたうわ言は、告悔に満たぬ一欠片。]
(57) 2010/07/20(Tue) 13時半頃
|
|
―回想―
いたいのはよくないのね。 ソフィアがそう云うなら、もういたいことはしないわ。
いたいのは、ダメ。 ラルフを驚かすのも、ダメ。 覚えることがたくさんね?
[新しい事を記憶しながら、それを嬉しそうに。]
そう、くまさん! くまさんだと思ったら、くまさんを背負ったヒトだったのっ。
またお友達が増えたわっ。 ……ガストンは、お友達になってくれる?
[ラルフに断られた事もあってか、小さく首を傾げた。 少女は他との繋がりを求めるように出会う全てに“お友達だ”と微笑む。 断られても、受け入れられても変わらず湛えるのは笑顔。]
(58) 2010/07/20(Tue) 14時頃
|
|
[ガストンからの返事はあったろうか、なかったろうか。 治療の為にと泉へ歩き出す頃、袖を引いていた手は温もりに包まれた。 驚いた瞳、ソフィアを見上げてとても嬉しそうに弧を描く。]
手を繋いだ方が、幸せねっ。 とっても、とっても。
アリーシャも繋いでくれたの。 私、アリーシャもソフィアも大好きよっ!
[子供のわりに、ヒトのわりに冷たい手先。 ソフィアはその指に何を思っただろうか。 少女は少し甘えるように指をにぎにぎとして、泉まで歩いていった。]
(59) 2010/07/20(Tue) 14時頃
|
|
―回想・泉―
[ガストンに云われた通り、水で傷口を洗っていく。 ついでに渇いていた喉も、湧き出る水で癒しただろう。 冷たく清んだ水が染み渡っていく。]
ガストンは、とっても器用ね?
[施されていく治療を興味津々な眼差しで見つめている。 話をするガストンとソフィアを時折瞳で追い掛けながら。]
ソフィアはさがしものをしているの? 見つかるといいわね、いいえ、きっとみつかるわっ。
[何を探しているかはわからない。 けれど少女は希望を込めて見つかるだろうと口にする。 その言葉はソフィアにとってどんなものだったか、知れない。]
(60) 2010/07/20(Tue) 14時半頃
|
|
本当、いつの間にかお月様の時間ね? お日様はいつまでたっても報われない恋をするのだわ。
[物語を紡ぐように時間を語る。 壊れて崩れた世界も、少女にとっては美しい。]
勝手に泊まって怒られなければいいのだけど…。 ソフィア、一緒に探してくれるの? ありがとうっ!
[一緒の部屋にとねだりたかったけれど、断られるのがこわくて云えなかった。 それはガストンにも、ソフィアにも。]
でも、先にエントランスへ行かなくちゃ。 きっとアリーシャが待っているわ。
(61) 2010/07/20(Tue) 14時半頃
|
|
>>56
フィル
[発したのは名前だけ。 それも、歌声が響いているなら掻き消える程度の声量で。 届かず不思議な顔をされたら、一つ咳をして距離を詰めた。]
……悪い、あんま…声出ない
[それでもう一度名乗って。 首を傾げる身振りで誰何すれば、くま男の答えが返る**]
(62) 2010/07/20(Tue) 15時半頃
|
|
[聞こえる歌と、焔のほうへ。 辿り着いたは、やはり城。
どうやらまだ、城は無事なようだった。]
………
[そこで竜は考えた。 どうして自分は、ヒトのことなど気にしているのだろうか?]
(63) 2010/07/20(Tue) 16時頃
|
|
[少女はそこでソフィアともガストンとも別れただろう。 銀髪の女性にはきっと気付けずにいた。 気付いていたならきっと、友達にと声をかけていただろうから。 足音はやはり無く、けれど。]
アリーシャ、アリーシャ?
どこにいるのー?
[エントランスの辺りを少女の声が響いていた。]
―回想終了―
(64) 2010/07/20(Tue) 16時頃
|
|
―倉庫の方へ―
[アリーシャを探して歩き回る様は月を追う太陽のようだったか。 実際の時刻の明かりがどうなっていたかもわからないほど、少女は城をあちこち廻っていた。 たどり着くのはヒトの気配を感じた先。 倉庫の方へと足を向ける。]
ここはたくさん誰かがいそうね? …どうしたの?
[肩に乗るままのネコミミトカゲが反応するように、その金の瞳で辺りを見回していた**]
(65) 2010/07/20(Tue) 16時頃
|
|
>>62なるほど、喉をやられているのか? ―いや、返事はいらない。 これも何かの縁だろう、よろしく。
[声が出ないとわかれば、彼が音も無しに近づいてきた理由が理解できた。同時に、何時からいるのか、どうして来たのか―そんな世間話をするには少し躊躇われた。]
さて俺はこのまま泉まで行ってくるが…君らはどうする?何かあるなら歩きながら話そう、蟲が、此方に来ているようなのでな。 [ふと異形の蟲を見れば、>>63姿を見たかもしれない。]
(66) 2010/07/20(Tue) 16時半頃
|
|
― 泉 ― >>52 そう……
ラルフにはあたたかい? だったら、私、ここにいる意味あるね。
[泉の中で、ラルフの指に指を絡ませて、 小さく、ほんのり小さく、笑んだ。]
(67) 2010/07/20(Tue) 17時半頃
|
フィリップは、ガストンに頷いて、後をついて行く。
2010/07/20(Tue) 17時半頃
|
[それから、謝られたことに首を振る。]
――…いいの。 それを知っている人はもう、死んでしまったから。
ラメトリーの町は、私以外、もう、ないから…。
私は、最期のラメトリー……。
[青色の目は泉に映った己を見る。]
(68) 2010/07/20(Tue) 17時半頃
|
ヨーランダは、空が明るくなった気がして、見上げた。
2010/07/20(Tue) 18時頃
|
― 泉 ―
――…ラルフ……ここは、危ない。
[焼蛍虫の群れからは逃げるしかない。 きっと何かしらの法則で彼らは動いているとは思うのだけど、 ヨナはその法則を知るわけもなく……。
水から手を出して、眉を寄せてラルフを見る。]
(69) 2010/07/20(Tue) 18時頃
|
|
―泉―
[泉に映る少女が、わずかに微笑んだ。 釣られて小さく微笑う――今度は途中で、消えない]
ここにいる、意味。 ――……俺には、 [あるのかな と、自問は口の中だけで。 絡まる指先を感じれば、それを問うのは自虐的な気がして]
最期のラメトリー…? ラメトリーという言葉には、 何か意味でもあるの?町の名前だけじゃ なくて。
[その言葉は何か、存在を示すように聞こえた]
(70) 2010/07/20(Tue) 18時頃
|
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/07/20(Tue) 18時頃
|
[先ほども見えたあの光の束 ――焼蛍虫の話だということは、わかったけれど]
風向き、変わった……? 城全体が、包まれるほどではなかった、と思うけれど。
[空を見上げる、 その規模はどの程度だったか]
でも、ここが焼かれたら……あの樹が。
[中庭は避けてくれるように、祈るしかないのだろうか]
(71) 2010/07/20(Tue) 18時頃
|
|
―中庭―
[どれほどの間。 歌い続けていただろう。
最後には声が擦れて。 小さく咳き込み、歌が途切れる。
ひとつ息をついて。 泉の傍へと向かう]
(72) 2010/07/20(Tue) 18時頃
|
コリーンは、ラルフやヨーランダの姿を見れば、ひらりと手を振った。
2010/07/20(Tue) 18時頃
|
>>70
いいえ、町の名前なだけ……。
だと思うのだけど。
[そう、そこまで深いことなど、知ることはない。]
――…焼蛍虫がこんなに城に近づいたことはない。 でも、きっと…
[祈るように空を見つめる。]
(73) 2010/07/20(Tue) 18時半頃
|
ヨーランダは、泉に焼蛍虫が、奇数:数匹舞い降りてくる 偶数:上空を過ぎ去っていく。5
2010/07/20(Tue) 18時半頃
|
――……あ
[そして、数匹、虫が舞い降りてきて、はっと息を飲んだ。 そのとき>>72 コリーンの姿も見えて、目を見開いた。]
駄目……逃げないと……。
(74) 2010/07/20(Tue) 18時半頃
|
|
―中庭・泉― [泉に近寄り。 水を掬って喉を潤す。
しばらくすれば元に戻るけれど。 せっかく水があるのだからと。
焼蛍虫の話が耳に入れば。 僅かに眉をよせ――]
――ッ
[ひとつ、ふたつ―― いくつかの光が、虫が。
ふわり、降りてきたのを見て。 ヨーランダの声>>74に。 はじかれたように泉から離れる]
(75) 2010/07/20(Tue) 18時半頃
|
|
>>73
何か、出来る事……あるかな。
[ここにいる意味、それを問う代わりにそう口にした。 もっとも己の手では、出来ることなど限られて過ぎていて―― >>74 問うた瞬間、舞い降りる虫たち]
――――愚問だった。
[数匹程度なら斬れる、 熱気を吸わぬようスカーフを口許まであげて、 少女を庇うように前へ出る]
(76) 2010/07/20(Tue) 18時半頃
|
|
[咳き込む音が聞こえる、 濡れた指先から ぽたり 雫が落ちた]
――コリーン、あぶな……
あ、いや……そうか、 ごめん、コリーン、少し歌って――…
[彼女の歌ならば、蛍の燃焼は和らぐかもしれない。]
(77) 2010/07/20(Tue) 18時半頃
|
|
[ゆらり、ゆらり、 何匹か、降りたのが見えて]
…!
[泉へ駆け、誰かに危険を知らせようと]
(78) 2010/07/20(Tue) 18時半頃
|
|
コリーン、 逃げない と…あ、ラルフ……
[光る虫に戸惑った瞬間…… それを切り裂く閃光………。
その左腕の刃が、虫を裂いていく……。]
――…ッ
[両手を口に当て、息を止めた。]
(79) 2010/07/20(Tue) 18時半頃
|
|
きたない、きたない。きれい、きれい。
[>>54笑いながら、少し、声の方に近づいて]
アリーシャ・フランキスカ。ガストンね。そろそろ覚えきれなくなってきちゃった。人がいっぱいだから。
[熊のような姿に少し驚き、じっと眼を凝らして、被り物だと分かった]
(@3) 2010/07/20(Tue) 18時半頃
|
|
[5指の刃を広げて、空を薙ぐ。 狙いなど定められたものではなかったけれど――
焔を切り裂く鈍色に、 引っかかった虫たちが ぽとり ぽとりと 燃え落ちる]
――――…、ッ
[燃えカスはちりり、頬を焦がして。 小さく眉を顰めた]
(80) 2010/07/20(Tue) 18時半頃
|
|
[ラルフの声>>77に立ち止まり。
熱気を吸わない位置で。 小さく歌う。
先ほどまでとは違う。 身を守るときに、歌う歌]
[そして、燃える虫は。 ほんのわずか、その勢いを弱め。
刃の腕が、切り裂いていくのが見える]
(81) 2010/07/20(Tue) 18時半頃
|
|
[>>55足音に、さっと振り向くが、やがて人の姿と分かる 既に名は交わしていたから、軽く方目を瞑って、ガストンとのやり取りを眺め]
……こえ?
[>>64ふと、自分の名を呼ぶものに、僅かに、周りを見渡す そういえば、エントランスで、と話した記憶がよみがえるが、声はエントランスの方向とは少し、違うようだった]
(@4) 2010/07/20(Tue) 18時半頃
|
|
[泉には、ヨナの他に見知らぬ男と歌姫がいた。 ヨナを庇うような形で、 スカーフを口に巻いた男。
彼は、ヒトとは少しだけ違う臭いだった]
…何をしている…! お前ら、死んでしまうぞ!
[加勢して、その爪で虫を斬る。
彼らは気付いただろうか。 酸素の薄いこの場で、それをものともせず動き回っていることに]
(82) 2010/07/20(Tue) 18時半頃
|
|
…すまぬ。
[斬る度に。]
危害を加えるなら、お前達には死んでもらうしかないのだ…
[哀しげな声で呟いたのは、きっとヒトには聞こえない]
(*16) 2010/07/20(Tue) 19時頃
|
フランシスカは、ガストンとフィリップが歩き出すのを追っていこうかとした刹那、光の虫に、目を奪われる。
2010/07/20(Tue) 19時頃
|
[>>81 その小さな歌声に、少し呼吸が楽になる。 >>82 駆け寄ってきた小柄な人影が、 虫を斬るのを視界の端にとどめる――。
無言で、そちらを見やれば一度頷いて見せて。
やがて泉を守る樹に舞い降りようとする、 最期の焔を、叩き落した――]
(83) 2010/07/20(Tue) 19時頃
|
|
――……あ
[その光の乱舞、 そんなに多くいるわけではないのに、頭がくらりとする。
そして、かくりと膝を着く。息が荒くなる。]
逃げない と……。
(84) 2010/07/20(Tue) 19時頃
|
|
[だけど、それは、現れた少女、コリーンの歌声、 そしてラルフの刃で散っていく……。]
あ……
[ぺたりと座り込んだまま、 彼らをぼんやり眺めた。]
(85) 2010/07/20(Tue) 19時頃
|
|
[そこから数十歩近づいただろうか。いつの間にか泉には、蟲が数匹入り込んでいるようだった。 泉に数人の人影―。]
あいつは、まずいんじゃないか… お前ら、逃げ…!
[立ち止り、泉に向って叫んだ。 だがその中に見えるは、>>82虫を切り裂く竜、そして>>80大きな刃で蟲を屠る姿だった。]
(86) 2010/07/20(Tue) 19時頃
|
|
―中庭―
[薄くなる酸素の中。 歌うのはかなりきつくて。
ラルフ>>83が、ホリー>>82が。 虫を殺し終えるころには。
その場に座り込んでいた]
――、は ぁ……
あり、がと……ラルフ
[貴女も、とホリーに視線を向けて]
(87) 2010/07/20(Tue) 19時頃
|
|
――……まだ、あとが来るのかな? 逃げたほうが、いい?
[促す言葉はヨナとコリーンに。 恐らく自分は、2人ほど熱気の影響は受けていない。 躯の内部がどうなっているか、 なんて考える気はしなかったけれど]
ヨナ……
[>>85 座り込んだ彼女がこちらを眺める その眼差しに、差し伸べかけた手は止まった。]
(88) 2010/07/20(Tue) 19時頃
|
|
……っ。
[一匹、はぐれたかのように目の前に舞い降りた虫を落として、転がるように泉へと向かうと、水の中へと飛び込んだ]
っぅ。
[水しぶきを上げ、息をつきながら、燃えかけた1髪2顔3服4腕5.6本→{4}と虫をはたいた手を押さえる]
(@5) 2010/07/20(Tue) 19時頃
|
|
―泉―
[息をつきながら、既に危機は去っていたろうか。虫から身を守るためにとっさにかざした際に熱を受けた腕を水につけながら、しばらくしてから、泉から上がる。]
……もう、いない?
[誰にともなく、呟く]
(@6) 2010/07/20(Tue) 19時頃
|
ヨーランダは、ラルフの手が止まるのをみて、目を伏せる。**
2010/07/20(Tue) 19時頃
|
[もともと黒ずんでボロボロだったコートは、 より一層無残な姿になっていた。 もっとも、歌がなければ、それも燃え上がっていたところかもしれない]
……コリーン、無理言ってごめん。
ありがとう。 早く、水を……
[座り込んでいる彼女に、新たに水筒に水を汲んで差し出した]
(89) 2010/07/20(Tue) 19時頃
|
|
[息を整えながら。 ラルフ>>89に首を振り]
たすかったのは、あたしもだもの。
ありがとう……
[差し出された水筒を受け取り。 こくり、喉を潤す。
アリーシャが泉に飛び込んだ音を聞いて。 驚いたように瞬いた]
(90) 2010/07/20(Tue) 19時頃
|
|
[ヨナに向けた手を止めたのは]
――……ごめん。 殺して、ごめん。
[ころさないで]
[けれど、自分にはそれしかできない。 青い眸が嫌悪に、あるいは蔑みに、あるいは怖れに。 変わるのを見るのが、怖かったのかもしれない]
ガストン、 ヨナに手を……貸してあげて。
[そして泉の傍ら、焼けた頬を水で冷やす]
(91) 2010/07/20(Tue) 19時半頃
|
|
[泉に近寄れば、高山に入ったときのような息苦しさを感じる。傍目には平然して立っているが、実際はそれなりにきつかった。
>>@5後ろから付いてきた彼女が全力で泉に飛び込むのが見えた。いつの間にか蟲が後ろに居たのだろうか。]
何だと、こんな数匹でここまで燃焼するのか…。
[蟲の数は目視で大体数匹程度だったはずと、一人戦慄した。]
―とりあえず、大丈夫…のようだな。
[そういえば>>81>>87いつの間にか歌が変わっていたことを、歌が止んだ後漸く認識しただろう。]
(92) 2010/07/20(Tue) 19時半頃
|
|
>>@6
今のところ は?
[全身ずぶぬれで這い上がってくるアリーシャの姿、 少し目のやり場に困って、あらぬ方を見た]
(93) 2010/07/20(Tue) 19時半頃
|
|
―中庭― [アリーシャに気をとられていて。 ガストン>>92と。 その背後にいるフィリップに気づかなくて。 声を聞いて色のない瞳を瞬かせる]
ガストン……
そう、ね。 とりあえず、もう降りてはこないみたい……
[空を見上げれば。
まだ光は見えるけど。 降りてくる気配は感じない。]
(94) 2010/07/20(Tue) 19時半頃
|
|
[>>90 コリーンが水で喉を潤す様子に 少し安堵して、眉尻を下げる]
ううん、ほんとは、 逃げてって言うつもりだったから
……あと、あの、さっきはごめん。 心配してくれてたのに、わかって なくて。
[小さく狩りの最中の非礼を詫びた]
(95) 2010/07/20(Tue) 19時半頃
|
|
>>91ああ、わかった。
……大丈夫か? [呆然と―ぺたんと座っているヨーランダに、一杯の水を差し出す。]
飲めそうか? …今は大丈夫だ、だから、落ち着いてほしい。
(96) 2010/07/20(Tue) 19時半頃
|
|
[>>93目があって、不思議そうに首をかしげる。元々布に近くなっていて今更な上に、暗くてそんなに見えないと思っている]
ん。見えない、ね。
[安心したように、腕を抱いて、泉から上がると、腰掛けた]
(@7) 2010/07/20(Tue) 19時半頃
|
|
―中庭―
[ガストンの後をついて中庭に入る。 群れから離れた蟲が降りて来ていた。 燃える蟲がこんなに水場に近付くなんて、普通はない。 熱した空気に噎せる。]
……大丈夫か?
[火傷を冷やすラルフやアリーシャ、へたるヨナに声を掛け。 中に入った方が良いかも知れないと。 高い所で舞う光を見上げた**]
(97) 2010/07/20(Tue) 19時半頃
|
|
[水を飲んで一息つき。 ラルフ>>95の様子に小さく笑んだ]
いいの。 あたしにはあたしのやれることがあって。 ラルフはラルフにできることをしたんだから。
[ゆるく首を振れば。 白に近い銀の髪が揺れる。
続く詫びに。 きょとり、と色のない瞳が瞬き]
――ああ、べつに、いいのに。 ラルフにとっては。 問題なかったということでしょう。 なら、それでいいの。
(98) 2010/07/20(Tue) 19時半頃
|
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/07/20(Tue) 19時半頃
|
大丈夫、なのか。
あんな状態で歌うなど、無茶を。
[視線を向けられ。 彼女の身を案ずる言葉が、口から。
と。 突然人影が、泉の中に飛び込んだのを見た]
(99) 2010/07/20(Tue) 20時頃
|
|
[ホリー>>99の言葉に。 小さく笑みがこぼれる]
そう、ね。 無茶だったけれど――
歌いたいから歌ったの。
[一人。 逃げるより。
誰かと死ぬほうがいい、とは言わず]
(100) 2010/07/20(Tue) 20時頃
|
|
……ん、腕と手だけ。
[まだひりひりと痛くはあったが、>>97に答えて、もう二人を見る。そして、頭上へと目線は移る]
綺麗、ね。
[ぽつりと呟いた。そこは人の生きていけない世界]
(@8) 2010/07/20(Tue) 20時頃
|
|
[訝しげに見ていれば、 人影は這い上がってきた。
…エントランスで見た女。 少し距離を保ち、様子を見て。 すると、後から熊たちもやって来る]
………ヒトが多いな。
[火傷を冷やす人を見て。 …この鱗は、火を防ぐなどわけないのだ。
改めて、自分が違うものだと感じた]
(101) 2010/07/20(Tue) 20時頃
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[どうしてか。]
[初めて、少しだけ、 それがかなしくなった]
(*17) 2010/07/20(Tue) 20時頃
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[小さな笑みに、何かを隠して。 それが何かはわからないけれど]
…大丈夫そうなら、良い。
お前は、何故歌うのだ。 歌う事は命よりも大事なのか。
[彼女にもヒトとは違う臭いを感じながら。 今まで幾度も問われて来たであろうことを、竜もまた問う。]
(102) 2010/07/20(Tue) 20時頃
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[頬には少し、赤い痕が残ったけれど、 他は、生身ではない左腕の袖が焦げた程度だ]
俺は平気、だけど。
――そうだね、ここからは離れて、 みんな室内に入ってたほうがいい、と思う。
[>>97フィリップの言葉に同意を示せば、 綺麗、というアリーシャの呟きが聞こえた]
[見上げれば空にはいまだ鮮やかな光の渦]
(103) 2010/07/20(Tue) 20時頃
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『わたしも、あそこにいたかったなあ……』
[異形同士惹かれあうのか 単純に光が綺麗だからなのか
戦いの気配をどこかから感じ取り、妹は呟く]
(*18) 2010/07/20(Tue) 20時頃
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[幾度も掛けられる問い>>102。 それを嫌がることなく。 色のない瞳が笑む]
あたしは、うたうことしかできないから。 歌うために生きてるから。
[歌うように応え。 室内に、と皆を誘導する声>>103が聞こえれば。
空を見上げて、ゆっくりと立ち上がろうとした]
(104) 2010/07/20(Tue) 20時半頃
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>>97確かに、早めにここを離れたほうがよさそうだ
[ヨーランダは水を受け取っただろうか。 彼女の対面に腰を落ち着ければ、>>@8フランシスカにつられ上空を見れば、明るい朱に染まった波が踊っている。]
異形が織り成す舞いか…。
(105) 2010/07/20(Tue) 20時半頃
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― 小倉庫 ―
[マーゴが扉をあけてくれたなら、中に入るだろう]
お待たせしました。
[少女がやってきた>>65のはその前か後か。 見慣れない姿に、きょとんとして、それからいつものように笑うだろう]
あなたも、最近ここに来た方ですか? 初めまして、私はセシルと申します。
[あなたは?と、少女に名前を問うだろう]
(106) 2010/07/20(Tue) 20時半頃
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[>>98 言葉には少しばかり、沈黙する。 小柄な随分異形化の進んだ少女と、 彼女の会話が自然耳に入ってくる]
――……、 歌いたいから、歌う。
[灰色だったコリーンの髪は、 白銀の輝きをさざめかせていて、目を細める。
自分の出来ることは、したいこと、ではない。 ――果たすべき、約束だ]
(107) 2010/07/20(Tue) 20時半頃
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[そしていつものように妹を知らないかと尋ねようとして――、少し、逡巡の間が空いた]
――…。 ……こっちが先、ですよね。 ベネットさん、大丈夫ですか…?
[ベネットとチャールズの間で交わされていた話は知らぬまま。 彼の具合が悪そうならば慎重に、その場にいる人達の手も借りながら、背の傷を汲んできたばかりの水で清めながら手当てをしようと*]
(108) 2010/07/20(Tue) 20時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/07/20(Tue) 20時半頃
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[沈黙したラルフ>>107を追及することはない。
呟きを耳が拾えば。 色のない視線を向けて]
ラルフ?
[不思議そうに彼を見上げる]
(109) 2010/07/20(Tue) 20時半頃
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[歌うために生きている。 その答えすら歌のよう。]
…そうか。
[歌うのが好きなだけなのか、それともこの女に関わる異形の類によるものか。
どちらも正しい気がして。 あまり深く言及するのは、やめた]
(110) 2010/07/20(Tue) 20時半頃
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[泉の影には見覚えのある木造の楽器が一つ、 運良く焼蛍虫の被害を免れていたらしい]
セシルの、ヴァイオリン かな。
[あんなに大事そうに持っていたものを、 どうしてこんなところに放置しているのだろう。 少しばかり不可解に思う]
(111) 2010/07/20(Tue) 20時半頃
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[>>104歌うために生きていると言った彼女は、輝いているように見えただろう、つい眼を瞬かせた。]
生きている―か。
[自分でも何故云うたか理解できないそれを、誰にも悟られぬように空に広げた。]
(112) 2010/07/20(Tue) 20時半頃
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[どうしてヒトを気にする。
どうしてヒトを庇う。
ヒトを守り、異形を斬った。 自分にはまだわからない]
(*19) 2010/07/20(Tue) 20時半頃
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[>>109 見上げる姿にゆるく首を振って。 己の過去の記憶を振り払う]
いや、そう言えるのは凄いな って、 思っただけ だよ。
[泉の傍らのヴァイオリン。 これはすぐにでも避難させておいたほうが良いだろう。 とりあえず、屋根のある古城内に持ち運ぼうと、その楽器を持ち上げた**]
(113) 2010/07/20(Tue) 21時頃
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…大丈夫なら、良い。
[最後に、一声かけて]
………
[その場で少し考え事をしているかのような。 声を掛ければ反応こそするだろうが]
(114) 2010/07/20(Tue) 21時頃
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[そうなの、と。 ホリー>>110に小さく頷き。
ヴァイオリンには気づかなくて。 ラルフ>>111がそれを見つけた素振りに瞳が瞬く。
ガストン>>112の視線にゆるく首をかしげ。]
そうとしか、いえないから。
[ラルフ>>113に小さく笑う。 ヴァイオリンを持ち上げるのを見て。
周りに居る皆を、見る]
中に、入りましょ?
[そして、促した。]
(115) 2010/07/20(Tue) 21時頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2010/07/20(Tue) 21時頃
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─城内・通路─
[宛もなく、ふらふらり、と通路を進む。 ふ、と足を止め、手を見た]
…………。
[思い出すのは、冷たく感じた少女の手の感触と。>>59 探し物への無邪気な言葉。>>60]
……引きずられちゃダメだよ……『私』。
[呟きは、言い聞かせるような響き。 それから、軽く頭を振って]
……部屋、戻って、寝よ。
[くるり、とその場で一回転して、方向転換。 その動きに合わせて、また一片、羽毛のようなものが落ちるけれど。 まだ、それには気づかない]
(116) 2010/07/20(Tue) 21時頃
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…よし、何とかなりそうだ。
[周囲の息苦しさはだいぶ緩和され、手に力が入れられた。そのまま立ち上がる。]
二人とも、やけどは大丈夫か? それと、ヨーランダ、行けるか?
[そのあとに、ヨーランダにも手を差し出す。彼女が起き上がれないようならば、背負って行くことも出来るだろう。]
(117) 2010/07/20(Tue) 21時頃
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[中へ、と言う複数の言葉に頷いて]
そう、ね。
[探されていたので、エントランスの奥に、腰を落ち着けた*]
(@9) 2010/07/20(Tue) 21時頃
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[>>113ラルフが樹に近づく。何事かと思えば、どうやら落し物を拾ったようだ。
拾いに行った先にある樹は被害は無かったようだ。]
>>114ホリー、君はどうする?
[外にいると云うのなら、無理に止めはしないだろう。]
(118) 2010/07/20(Tue) 21時頃
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[自分の部屋、と決めた個室へ向かう途中。 中庭に面した窓から外を見て]
……え、あれ……わ、わわわ!?
[降りてくる虫と、それを巡るひとの動き。 上擦った声を上げるけれど、身体は動かなかった]
……だ、大丈夫、なの、かな……?
[ひとまず、場の状況は収まったらしい、と見て取ると走り出す。 また、一片、しろが落ちた]
(119) 2010/07/20(Tue) 21時頃
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へっく。
[と思ったが、水に濡れて変に肌寒かったし、へばりついて邪魔だったので、倉庫から何か隠す物でももらってきて、服を乾かそうと思った。すぐに脱がなかったのは、人の目とラルフのさっきの反応に配慮したらしい*]
→小倉庫へ
(@10) 2010/07/20(Tue) 21時頃
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[アリーシャ>>@9が中へ入るのを見て。
ガストン>>117がヨーランダを支えるのを見て。
ゆっくりと泉の傍から離れる]
ホリー? あなたは?
[ラルフもヴァイオリンを手にして中へと向かう。 ガストンと同じようにホリーに声を掛けてたずねた]
(120) 2010/07/20(Tue) 21時半頃
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コリーンは、ラルフに水筒を返していないことに気づいた。
2010/07/20(Tue) 21時半頃
森番 ガストンは、メモを貼った。
2010/07/20(Tue) 21時半頃
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[ヨーランダをフォローしつつ、>>120コリーンに続き、城の中に向かって足を向ける。 ヨーランダの状態次第では、彼女を部屋まで送るだろう。
ホリーはついてくるだろうか。]**
(121) 2010/07/20(Tue) 21時半頃
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―回想・小倉庫―
[語り終えた後、腕の中の温もりが、うわ言を零した。]
もし、貴方が、私にその心の裡を開いてくれるのならば 聴かせて頂けるのなら、嬉しいです。
[自分は語ってしまったから。一番重要なことは告げずとも。 話すということは、重荷を誰かに渡してしまうことに 似ているのかもしれない。 だから、別の教派では懺悔はサクラメントに数えられるのだろうか。
聖痕を抱いた右手首のその先、 指先がベネットの髪を優しく撫でた。 青年の心の裡は聴けたか否か。]
(122) 2010/07/20(Tue) 21時半頃
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─城内─
[ぱたぱたと、駆けて行く途中で小倉庫へ向かう姿とすれ違ったかも知れないが。>>@10 そちらに状況を問う、という所に頭が回らなかったのは、妙に気が逸っていたからかも知れない]
……っとと。 大丈夫そう、なの、かな?
[中庭から、城内へと戻るひとたちの姿を視界に入れると、そこで足を止めて。 少しの間、呼吸を整えた]
(123) 2010/07/20(Tue) 22時頃
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[中に入るを促されるも]
俺は。
…もう少し、あれの様子を見ておく。
[そう、上を見上げて。 ここからだと、まだ虫が**]
(124) 2010/07/20(Tue) 22時頃
|
店番 ソフィアは、メモを貼った。
2010/07/20(Tue) 22時頃
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―小倉庫―
[(>>106)やがて、マーゴとセシルが戻ってくる。 (>>65)花の名前が似合うだろうと告げた少女の来訪が先か。 各々無事な姿にチャールズは、安堵の表情を向けた。]
――……皆さん、無事で何よりです。
[マーゴの足の様子を気にかけ セシルのヴァイオリンの不在に首を傾げ 少女の名がどうなったかを問い ――……(>>108)ベネットの治療が始まるならば手を貸す。]
(125) 2010/07/20(Tue) 22時頃
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|
これは、おそらく化膿止めだと思うのです。 使いますか?
[城下に向かった時、手に入れた薬を取り出す。 自信がなさそうな言葉は、劣化等は判断できず 本当に使って佳いのか惑うから。]
あとは、私の知識では鎮痛剤と覚えてるものもありますが。 マーゴさんも、足が辛いようなら差し上げますよ。
[そんな会話をしていれば (>@10)濡れ鼠の女性の姿が見えるのだろうか。]
(126) 2010/07/20(Tue) 22時頃
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―小倉庫―
ごきげんよう、はじめまして。 私はポーチュラカというのっ。 あなたは、あなたは…。
[少女は震えるネコミミトカゲをてのひらに乗せて少し抱きしめていた。 かけられた声にいつものように微笑みを返すけれど。]
セシル、セシル。 どうしてかしら、どこかで聞いたことがあるみたい。 不思議ね?
[それは少女の勘違いかもしれないし、輪郭のない記憶の断片かも知れず。 三文字の響きが懐かしいような気がして、ふわりと微笑みかけた。]
あなたの名前も教えて欲しいの。 お友達になりましょう?
[黒髪の少女へも、そうして笑いかける。]
(127) 2010/07/20(Tue) 22時頃
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[外にとどまるホリー>>124]
そう。 気をつけて。
[小さくそれだけを残し。
ガストンやラルフ、フィリップ。 そしてヨーランダと共に城内へと。
そして城内に戻ったときにラルフに水筒を返して]
ありがとう。
[服を乾かしに行ったアリーシャを見送り。
足音>>123が聞こえれば。 色のない瞳がきょとりと瞬く]
あら……ソフィア?
(128) 2010/07/20(Tue) 22時頃
|
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[>>128名前を呼ばれても、すぐに声は出なかった。 息は整っていたけれど、違う理由で、少しだけためらいがあったから]
ええっと。 なんだか、大変だったみたい、だけど。
……大丈夫、なの?
[もう一度、深呼吸をしてから。 そう、と問いを投げかけた]
(129) 2010/07/20(Tue) 22時頃
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[コリーンから水筒を差し出されれば、 ヴァイオリンは戸口付近に立てかけ、それを受け取る]
いや、こちらこそ。 本当に無茶させて、ごめん。
そうだ……これ、フィリップになんだけど。 コリーンも、飲むといいと思うんだ。 煎じて飲めば、喉にいいお茶になる はず。
[街から収穫してきた、甘草の根っこ。 ヴァイオリンの隣にその紙包みを置いて、 ホリーと呼ばれた異形の少女を振り返る]
(130) 2010/07/20(Tue) 22時頃
|
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中に誰かいるの?
まあっ、チャールズ! それにあなたは、はじめましてね?
[マーゴやセシルの後ろからひょこりとその小さな頭を覗かせた。 見つけた新しい顔には先と同じように微笑みかける。 名前を聞いて、花の名を名乗る。 それは彼が片目を鉱石化していても、臆することは絶対にない。]
チャールズも、聞いてきいて! 私、素敵な名前が出来たのっ。
お花の名前、小さな扉。 あのね、私、ポーチュラカというのっ。
[満面の笑みで友達へと語る胸元で、赤い朱い仙人掌の花が揺れた。]
(131) 2010/07/20(Tue) 22時頃
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[――そしてガストンの傍ら、 ヨナの様子に目を向ければ、中庭へと戻る。
竜の少女と同じように空を見上げた。
そうしてしばし、焼蛍虫が舞い降りて、 あの木に害をもたらさぬよう、光の渦を見つめている**]
(132) 2010/07/20(Tue) 22時頃
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ポーチュラカ。 可愛らしいお名前ですね。
[少女の名を聞ければ、それを繰り返す。 彼女が持つネコミミトカゲを物珍しそうに見る。 その瞳の奥に、どこか、少女のような輝きを孕みながら]
私の名前を、聞いたことがあるのですか?
[そんな反応をされたのは初めてだったので、いちど、瞬いた]
ああ…はい。ありがとうございます。
[チャールズが劣化等を気にしているのに気づかず、素直に化膿止めを受け取る。 ベネットが拒否しなければ、それを傷口にそっと塗るだろう]
[やがて、アリーシャの姿も見えれば、まずはその濡れた様子に驚いて、どうしたのかと問うか]
(133) 2010/07/20(Tue) 22時頃
|
|
―城内―
[>>129ソフィアに安心させるように。 ひとつ頷いた]
大丈夫。 それほど酷い怪我の人いないから。
[軽いやけどを負った人はいたけれど。 動けないような人は、いない、と答え]
(134) 2010/07/20(Tue) 22時頃
|
|
[ラルフ>>130が示した包みに視線を向ける]
たまには、無茶もいいもの。
喉にいいお茶? でも、わたしより―― フィリップ、かしら? 彼のほうが、必要そう。
[擦れた声で喋るフィリップとは。 まだちゃんと会話をしていなくて。
ラルフの言葉に、フィリップへと視線を向けた]
(135) 2010/07/20(Tue) 22時頃
|
コリーンは、ラルフが中庭へと戻るのに、気をつけてと見送った。
2010/07/20(Tue) 22時頃
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/07/20(Tue) 22時頃
|
[ヴァイオリニストはベネットの手当てをしているが、
何か が
ネコミミトカゲのほうをじいっと 見ていることに。
その、気配に。 誰か気づくだろうか]
(136) 2010/07/20(Tue) 22時半頃
|
|
─城内─
そ、か。 なら、よかったんだ。
[>>134大丈夫、という返事にほっとする]
あれ、よくないもの、だから。 また、何か嫌なこと、起きるのかな、って、ちょっと心配だったんだ。
[そう、言いながら。 >>131再び外へと向かう背に、大丈夫かな、と。 そんな感じの視線を向けて見送った]
(137) 2010/07/20(Tue) 22時半頃
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[それは、異形の気配。 勘の良い者なら気配に気づけるだろう。
しかし、何処にいるかは、わからないはず。
なぜならそれは この、茶髪のヴァイオリニストの「内臓(なか)」に いるのだから]
(138) 2010/07/20(Tue) 22時半頃
|
|
[そして、当の本人は、 自分の身体の中で育っている異形の存在に気づいていない……]
(139) 2010/07/20(Tue) 22時半頃
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セシルは、あるのはただ、下腹部の違和感だけ。
2010/07/20(Tue) 22時半頃
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『かわいい……』
[じいいっと、 その、異形を見ている]
[触れてみたい、と、思うのに]
[手に入れていたはずの力はどこかに失せてしまって] [ヴァイオリニストから、身体の支配権を奪えない]
(*20) 2010/07/20(Tue) 22時半頃
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― 泉 ―
[俯いて、そのまま黙り込む。 >>88 ラルフの止めた手…………。
きっと私が本当は穢いことを知ったから。 触れたくないのだ…。そう思った。
>>91 謝罪も、ただ黙って……。 自分がシィラをころさないで…大樹をころさないで、と言ったことが枷になっているなど、気がついていない。]
(140) 2010/07/20(Tue) 22時半頃
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|
[そう、そうやって、穢いのだと、避けられた思い出が蘇る。 魔女の娘だ。
穢れた娘だ。
まだ子どもなのに、あの子はたくさんの男を食らうのだよ、と嫌な例えをされた。 間違ってはいないのだから、何も言わず……。
ただ、おかあさんがごめんなさい、と…。]
――……
[でも、泣いてはいけない。 ただ、押し黙って………。そのまま動かずに……。]
(141) 2010/07/20(Tue) 22時半頃
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|
それとね、私アリーシャを探していて…
[そう呟いてからだろうか、自分の後方から探し人がやってきたのは。]
アリーシャっ! あのね、あのね、きいて! 私の名前ができたのっ。
[そうして花の名を名乗りながら、花が揺れるように笑う。 幸せそうに、それは幸せそうに。
手の平から肩の上、移動したネコミミトカゲは何かの視線を感じて 怯え、震え、威嚇するように金の瞳を見開いている。]
(142) 2010/07/20(Tue) 22時半頃
|
|
―城内―
うん。 あれは……一人なら逃げてる。
[>>137よくない、というソフィアに頷き]
そう、ね。
皆無事でよかった。
[こくりと頷き。 ラルフが立ち去ったほうを見送った後。 その場に居る人々を見た]
(143) 2010/07/20(Tue) 22時半頃
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─城内─
逃げられるなら、逃げた方がいいんだ。 捕まると、たいへんだもの。
……もう、二度と近づきたくないよ、あれには。
[>>143コリーンに返す言葉は、妙に真剣な声]
うん……無事で、よかったんだよ。 大丈夫が、一番。
[頷きにはこくこくと、何度も頷き返した]
(144) 2010/07/20(Tue) 22時半頃
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[ 『こわくないわ』
『わたし、あなたとお友達になりたいの』
内臓(なか)から、ヒトには解せぬコトバで呼びかける]
[中で] ["妹"を自称する異形]
(145) 2010/07/20(Tue) 22時半頃
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>>96 [でも、心乱れていること、見抜かれたのだろうか。ガストンから水を差し出されて、少し見上げ受け取る。
水を飲む…冷たかった。]
――……
[そして、コリーンやアリーシャの様子、ただ、首を回して、青色の眸でそれらの姿は映した。]
>>117 ――……いけます。
[そして、ガストンが手を差し伸べてくるのを、眩しく見てから、 それは触ってはいけないのだと、思った。
私は穢れている。]
ありがとう。一人でいける。
[ふらり立ち上がる。小さな咳をしたけれど、どこか火傷したということもない。]
(146) 2010/07/20(Tue) 22時半頃
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セシルは、その間も手はベネットの傷口の手当てに動いている。
2010/07/20(Tue) 22時半頃
ヨーランダは、ガストンに礼をいうと、自分の塒にしている部屋へ向かう。
2010/07/20(Tue) 22時半頃
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― ヨナの塒 ―
[部屋に入る。 そして、寝転がろうかと思ったけれど、
窓に紅い光を感じた。]
――……シィラ?
[そして、窓を覗く。 そこにはエンジェルが触手を伸ばして……。
その頭を撫でた。]
(147) 2010/07/20(Tue) 22時半頃
|
|
―小倉庫前―
[ソフィアとはすれ違いに、暗い中だったので、気づいて振り返った頃には後姿となっていた。埃をかぶった絨毯に水の痕を残しながら、小倉庫前まで行ったろうか
さきほど名を聞いた気のする男の姿が目に入り、軽く手を振って、まだベネットが倒れているのかと、少し、覗き込もうとする]
(@11) 2010/07/20(Tue) 22時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/07/20(Tue) 23時頃
|
[シィラが傍にくると、聴こえ始める。その子の声……。]
――……私、あなたを知ってるわ。 でも、私、あなたを知っているわけないの。
[セシルがここに来る前に、死んでしまったあの子。 だから、その声がその子であるはずはなくて…。]
(*21) 2010/07/20(Tue) 23時頃
|
|
ああ。あの、光ってる虫が目の前に来ちゃって。で、追い払ったらやけどしたから。それで、服を乾かそうかと。
[>>133セシルの問いに答えて、何か感じる違和感に、首をかしげた。そうして自分の名を呟く後姿に>>142そちらを見て、笑顔で、何か伝えたい様子に小首をかしげる]
……名前?できたんだ。
[ポーチュラカ、と言うその名前を聞いて、嬉しげな様子に手を取ってらんら、くるりとステップをとって踊ってみる]
よかったね。ポーチュラカ。お花の名前?
[すぐには思い浮かばなくて、聞きながら、少し、不審げにトカゲを見た]
(@12) 2010/07/20(Tue) 23時頃
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―小倉庫―
[金の髪の少女が“ポーチュラカ”と名乗れば 穏やかな微笑を湛え「佳い名前を頂いたのですね」と チャールズは云った。
紺青の眸は、一瞬、奇異なものを見るように 少女の胸元に咲く赤い朱い花を見る。]
――……気のせいですかね。
[次にその紺青の眸を、周囲に彷徨わせる。 彷徨わせた視界に、ネコミミトカゲの様子も映る。
聖痕を持った男は、此処まで生きてこれた 勘のようなものは確かにある。 しかしながら、それ以上のものはない。 首を傾げながら、手当をするセシルの手元へと視線を戻した。]
(148) 2010/07/20(Tue) 23時頃
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そうね、とっても可愛い名前。 ソフィアがつけてくれたの、チャールズがお花の名前がいいって。
[気配のない少女ではあったが、セシルの内臓の“なにか”に気付ける勘はない。 察知するのは肩で震えるネコミミトカゲだけ。 どうしたのかと優しく手で包み、きゅっと抱きしめて語る。]
どこかで聞いた気がしたの。 遠い、遠い、とても昔。
気のせいかしら。 きっと気のせい、気のせいね。
[ふんわりと笑う少女の記憶は戻りゆく事のない、色褪せた過去。]
(149) 2010/07/20(Tue) 23時頃
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[人々が部屋へと戻る前、また上がってきた体温に喘ぎながら。 聖職者の腕の中で零した微かな告白は、未だ平和だったころの罪。]
僕は、人を殺しました。 問い詰めて、殺してしまいました。 僕の家族になる筈だった、婚約者《ターリャ》と、お腹の中の子を。
だって、その子は
僕の子供じゃなかったんだもの。
[日記の中に残って居るのは、親同士が決めた婚約と、少しづつでも愛そうとした事と…
彼女の葬儀のあくる朝、彼女の兄が、首を吊って居た事。 そんな事実が淡々と、流麗な字で綴られて居た。]
(150) 2010/07/20(Tue) 23時頃
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―城内―
そう、ね。
[真剣なソフィア>>144にこくりと頷き]
あたしも、疲れたわ。
[小さく息をついた。
どこか別のところにいこうかと。 少し考えて。
でももうしばらくその場で休む]
(151) 2010/07/20(Tue) 23時頃
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『だれ?』
[誰か、そこにいないヒトの声が聞こえた気がして……]
『わたしを、知っているの…?』 『あなたは、だあれ?どこにいるの?』
(*22) 2010/07/20(Tue) 23時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/07/20(Tue) 23時頃
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[と、(>>@12)アリーシャの声が聴こえれば そちらに振りかえり]
火傷ですか、必要なら化膿止めを使いますか? 嗚呼、たしかに、服は乾かすなり 着替えたりされるほうがよろしいでしょうねぇ。
[少し困った風に微笑んでから、その肢体から眼を逸らした。]
(152) 2010/07/20(Tue) 23時頃
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[容体は次第に悪化していて、手当てを受けるころには殆ど意識はなくて。
ただ歌が聞こえるから、夢と現の狭間でもがいた。]
(153) 2010/07/20(Tue) 23時頃
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─城内─
うん、休んだ方がいいんだ。
[>>151疲れた、と息をつく様子に、こくり、と頷く。 それから、中庭の方を窺って]
……外のひとたち、大丈夫、かなぁ。
[ぽつりと呟くけれど、自分には何もできないのもわかっている。 否、異形相手に何かしてはいけない、手を出してはいけない、と。 そんな戒めが刻まれているから、なのだけれど]
…………。
[それでもちょっと、気になる。らしい]
(154) 2010/07/20(Tue) 23時頃
|
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[ネコミミトカゲはただただその瞳を見開いて、震えて手の中で縮こまる。 異形の声が届く度に怯えを見せて、その度に少女はネコミミトカゲを撫でる。]
そう、お花の名前なのっ。 ポーチュラカ、とっても可愛くて大好き。 つけてくれたソフィアも大好き。 もちろんアリーシャもよっ。
あら…? アリーシャずぶ濡れだわ、風邪をひいちゃう!
[るんた、るんた、一緒にステップを踏んで気付く。 アリーシャへ早く着替えなくちゃと促すだろう。]
(155) 2010/07/20(Tue) 23時頃
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そうでしたか。…あの虫が、近くに…。
[自分が、正確に言えば自分の中の異形がそれを呼び寄せてしまったことを知らないから、ご無事でなによりですとアリーシャに言う]
風邪をひかぬよう、お気をつけて……。
[薬も食糧も不足しているここでは、風邪すらも命取りになりかねない。 至極真面目な顔でアリーシャに告げた]
(156) 2010/07/20(Tue) 23時頃
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『どうして、そんなに怯えるの…?』
[ネコミミトカゲの様子を、"妹"は残念そうに見た]
[そして、 くすん、くすん、と。
泣き出した]
(*23) 2010/07/20(Tue) 23時頃
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[腹の中の異形は、 ネコミミトカゲがこちらに怯えてしまっているのに気づくと。
呼びかけるのをやめて。
ただ、悲しみに暮れた]
[異形の気配も弱まるだろう]
(157) 2010/07/20(Tue) 23時頃
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―少し前のこと―
[告げられる罪の告白に、チャールズの紺青の眸は瞬く。]
それは、嗚呼……―――
[言葉を失う。 ただ、喘ぐ青年の髪を優しく梳くことしか暫くの間出来ず。]
(158) 2010/07/20(Tue) 23時頃
|
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ベネットさんが心を開いてくださったことに、私は感謝致します。 願わくば、2人の御霊に祈りを。 願わくば、ベネットさんの心に微かでも安寧を。
[常套文句を紡ぐものの、しかし、チャールズは知っていた。 おそらく、ベネットも、心の安寧は遠いのだろうと。 そう思う理由は……―――]
私も、人を、殺しました……――― 赦すことが、出来なかったのです。
だから、私はよほど、貴方を赦したいと思うのでしょうか。
[人がくる前の最後の呟きは小さく小さく。 容態が悪化していく彼に拾われたかどうか*]
(159) 2010/07/20(Tue) 23時頃
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―城内― もうすこししたら、休むわ。
[>>154ソフィアに小さく笑い。 中庭に視線を向けるのに同調する]
そう、ね。 二人とも強かったけれど…… 大丈夫だといいと思うわ。
[こくりとうなずく。
異形と戦うすべはない。
ただ、身を守ることしかできない。 それすらもできない相手なら――
なすすべもない女にとって。 外に出て行った者たちは。 まぶしく見える]
(160) 2010/07/20(Tue) 23時頃
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平気。ひりひりするけど、そのうち何とかなる。
[一旦自分の腕を見て、それからにこりとチャールズに言った 目をそらすのには、元々薄着だっただけに、不思議そうにして]
ん、ごめんね。濡れちゃう?
[>>155ステップを踏んだ後、心配するポーチュラカにそう言って、セシルの真面目顔にも、大丈夫ありがとう、と答えて、倉庫の奥へ行くと、壷を見つけて、ずるずると表へと引っ張っていく]
干してる間はここに入ってれば。
[光の虫が飛び散る外にさらしておけばすぐ乾くだろうと思って、呟いた。ベネットの様子には、相変わらず悪いのかな、と少し静かにしながら]
(@13) 2010/07/20(Tue) 23時頃
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[手当てを終えると、化膿止めが服についてしまわないように、気をつけながらベネットに服を着せていくだろう]
――大丈夫でしょうか…。
[治療中もどこか苦しそうに見えたベネットに心配げな視線を向ける]
(161) 2010/07/20(Tue) 23時頃
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コリーンは、ふ、と息をついて、小さく歌を歌う。
2010/07/20(Tue) 23時頃
|
とっても、素敵な名前なのっ。 でもつけてくれたのは、チャールズもだわっ。 お花の名前がいいって云ったのはチャールズだもの。
[嬉しそうにチャールズへも話しかける。 名前があるのは余程に嬉しいのか。]
これもね、お友達に貰ったの。 もう居なくなってしまったけれど。
幸せだと云っていたわ。 きっと、きっとよ。 だから私が貰ったの。 私もあのこみたいになりたいから。
[胸の花を見せて笑う。 大きな箱仙人掌の朱い花を。]
(162) 2010/07/20(Tue) 23時半頃
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─城内─
……そっか、強いんだ。
[>>160コリーンの評に、小さく呟いた。 様子に気づいた時は、そんな様子を見知る余裕もなかったから]
うん。 大丈夫だと、いいね。
……つよいひとの方が、先にいなくなっちゃったりするから、こわいけど。
[最後の部分は、ごくごく小さな呟き。 視線は相変わらず、中庭の方を彷徨う]
(163) 2010/07/20(Tue) 23時半頃
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―回想― >>130>>135 [焼蛍虫を追い払って、古城の中に入った後。 各々手当てをしたり、休む様子を見ていた。
喉に良いとラルフが言う薬草の根に、猫のように目を細め。]
俺……? ありがと
[実際には。 ラメトリーに流れ着いた時には、喉はこの有様で。 完治はもう見込めないんだ、と言う自覚があって。 それでも単純に、嬉しかったので、後で貰うと告げた。 全員分はないかも、と言う事を、少しだけ考える。
コリーンの視線に、ふと首を傾げて目を細めた。]
(164) 2010/07/20(Tue) 23時半頃
|
|
―回廊―
[今は中庭をぐるりと囲む回廊の壁にもたれている。 明かりは小倉庫に置いて来た、ベネットの手当に必要だから。 周りに会話が聞こえれば耳を傾けつつ――]
…………――
[表情は晴れない。
ライフルを傍らの床に下ろし、見詰める中庭。]
(165) 2010/07/20(Tue) 23時半頃
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|
―城内―
[ソフィア>>163に、色のない瞳が小さく笑む]
大丈夫だと、思えば。 きっと大丈夫よ。
[それは祈りか、願いか。 ただ口先だけの言葉か。
受け取るもの次第]
(166) 2010/07/20(Tue) 23時半頃
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[フィリップ>>164の様子に。 微笑を浮かべて]
あたしは、コリーン。 それ、あなたが必要なら。 使うといいの。
[ラルフが置いていった。 喉にいいお茶の元を示した]
(167) 2010/07/20(Tue) 23時半頃
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[異形の気配が弱まるのなら、ネコミミトカゲは緊張を解いた。 けれど、不思議なことに 言葉がかけられなくなれば、気になるのだろうか。 ネコミミトカゲは恐る恐ると少女の手の平を抜け出して。]
あっ、だめよ、だめったらっ。
[ぴょんと、セシルの頭へと飛び乗った。]
ごめんなさい。 もうっ、迷惑かけちゃだめなんだから。
(168) 2010/07/20(Tue) 23時半頃
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―中庭― [>>140 ただ沈黙を返されたことを思い出す。 ――それしかできないこと、殺すことしかできない。 けれど自分のそれは望まれていないのだろう]
君は異形化するまえのこと、覚えてる? ……最初から、その姿 ってことは……あるのかな。
だったらごめん。
[傍らの竜の少女に、独り言のように語りかける。 返事があろうとなかろうと、気にせずに]
―――俺はたぶん、 自分で望んだから、こうなった気がするんだ。
(169) 2010/07/20(Tue) 23時半頃
|
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[見上げる空に変化はない、 右手をふと伸ばして、焼蛍虫の灯りで気づく]
―――……、
[生身の爪の色が鈍色に変わり始めていた]
[水の中、絡めた白い指の冷たさを 握られた手の、あたたかさを 思って――]
[ころさないで、といわれたあの樹を見た]
(170) 2010/07/20(Tue) 23時半頃
|
|
…と。 大丈夫ですよ。この子は、危なくないんですよね?
[頭の上、ネコミミトカゲの姿は直接は見えなかったが。
ポーチュラカが望むならそれを掴んで彼女に返すだろうが。 そうでなければ、特に何もせず、ネコミミトカゲの好きにさせる]
(171) 2010/07/20(Tue) 23時半頃
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|
─城内─
……うん。 前にも、誰かに、言われた気がするよ、そんな感じのこと。
[>>166笑みながらのコリーンの言葉。 くるり、左足を軸に一回転してから中庭から視線を移し、頷く。 またしろがおちて、とけるように、消えて]
……んん。
[それから、晴れない表情で中庭の方を見つめるフィリップに気づき。>>165]
……心配?
[短く、問いかけた]
(172) 2010/07/20(Tue) 23時半頃
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ラルフは、ふと振り返れば、フィリップの姿が回廊に見えただろう、か
2010/07/20(Tue) 23時半頃
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[怯えられないように、気配を殺しながら、そうっと、ネコミミトカゲを見ている]
(*24) 2010/07/20(Tue) 23時半頃
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|
そうですか……―――
[アリーシャから視線を外したのは、礼儀上のものが大きい。 (>>@13)彼女の言葉を受けて、一つ頷いて、視界の端で行動を追う。 もし、ベネットの治療が終わり、自分の外套があくのなら 貸し出そうかと心に止める。]
ポーチュラカさんのお友達に貰ったのですね。
[名前を嬉しそうにする少女、その名を呼ぶ。]
嗚呼、もし、萎れてしまいそうになったら 押し花にすると佳いかもしれません。 そうすれば、長くポーチュラカさんと共に在れるでしょう。
[花の様な笑みに合わすよう、チャールズもまた微笑んだ。 そして、ネコミミトカゲの動きに、笑みを深める。]
(173) 2010/07/20(Tue) 23時半頃
|
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/07/20(Tue) 23時半頃
|
>>167 [必要かと言うと、そうとも言えないので目を細める。]
フィルだ さっきは、ありがとう
……使って、役立…のは、そっちだろ、な
[軽く肩を竦め。 その後は、ただの独り言。]
多分、もう……良くはならない ここ来るのに、通った場所が、悪かったから
(174) 2010/07/20(Tue) 23時半頃
|
|
私が濡れちゃうのは構わないのっ。
[ふるふると首を振る。]
そんなところにいたら、本当に風邪を引いてしまうわ。 何かお洋服の代わりはないかしら?
[きょろきょろと辺りを見回しはするけれど。 さて、代わりなど見つかるはずもない。]
泊まるお部屋も探さなくちゃなの。 一緒に……探す?
[小首を傾げてアリーシャを見上げる。 言葉が詰まったのは、一緒に“泊まらないか”と、言い出せなかったから。]
(175) 2010/07/20(Tue) 23時半頃
|
|
『わたし、なにか大切なことを忘れているような気がするの』
『わたしは妹。セシルの妹。 セシルがわたしの名前を覚えていないから、 わたしもわたしの名前を知らない』
『わたしは、わたしはどこから来たの?』
[もともとは、ヴァイオリニストの想像が妄想になった存在で。 だけど、このように物を考えて、話す、力は。 一体どこから得たのだろう?
いや、――生まれる前の記憶を辿れば。 やがて思い出す。
自分が、泉の傍を漂う亡霊だったという事実。 ]
(*25) 2010/07/20(Tue) 23時半頃
|
|
…ごめんね、ありがとう。 [手当てをされる間も、たまに浮上する意識は済まなそうなうわ言。 何時の間に転移したのか、右の太腿にもぼこりと腫れ物。熱持ち脈打つそこはまるで、妊婦の腹のよう。 表皮もその位置までは、鉱質への変性を広げていた。]
(176) 2010/07/20(Tue) 23時半頃
|
|
>>172 [問い掛けるソフィアを振り返り、一拍置いて頷いた。]
……ま、……――色々な
[城内に入っても、どこか妙な気分がするのだった。 それは人が急に増えたからかも知れないが。 ……――どことなく良くない感覚がある。
ラルフと目が合った。
妙に落ち着きなくした奴等もいるし……とは、内心で。]
(177) 2010/07/20(Tue) 23時半頃
|
|
なら、それがいいんじゃないかしら。
[誰かにも言われたと。 ソフィア>>172が曰うのなら。 小さく笑って頷く。
おちて、とけたしろは。 視界の隅でかすんで消えた]
(178) 2010/07/20(Tue) 23時半頃
|
|
[フィリップ>>174の擦れた声を聞く]
あたしには、ひつようないもの。 貴方がすこしでもましになるなら。 使ってみるといいと思う。
[独り言のような言葉に軽く瞬き。 無理にはすすめない、と。 色のない瞳が笑む]
そう。 まあ、普通にお茶として。 もらえばいいじゃない?
[ねぇと、同意を求めるような仕草で。 ゆらり、白に近い銀を揺らして]
あたしは、そろそろ行くわ。
[二人に向かって、告げる。]
(179) 2010/07/20(Tue) 23時半頃
|
|
[アリーシャからは、ごくごく自然に視線を外していた。 ポーチュラカの言葉に、ああ、と気づいたように頷いて]
泊まる場所…。 そうですね、これだけ広い城内で、倉庫で雑魚寝というのも気が引けます。
[何よりここは、ベネットの為に少し空けたほうがよいと感じたから]
…マーゴさんは、どうされますか? もしよければ、眠れそうな部屋までお送りしますが。
[皆で一緒に部屋を探そうと提案しなかったのは、 マーゴの歩くペースに気を遣ったからか。
尋ねて、彼女の返答を*待った*]
(180) 2010/07/20(Tue) 23時半頃
|
フィリップは、ラルフが手を伸ばす仕種に、つと細めた視線を向け。
2010/07/20(Tue) 23時半頃
|
―城内―
[フィリップとソフィアに手を振って。 ゆっくりと歩き出す。
小さく歌をつむぎながら]
[Lalala]
[Lulila]
[歌を歌いながら向かう先は――]
(181) 2010/07/21(Wed) 00時頃
|
セシルは、ベネットの転移が更に悪化していることに気づけば、眉を*顰める*。
2010/07/21(Wed) 00時頃
|
[(01)m程度で、大きな壷運びは力尽きた]
……疲れた。
[ふらふらになりながら、壁際に壷をくっつけ、小倉庫からずた袋を探し出したものの、ぼろぼろの埃だらけ。>>175ポーチュラカに]
うーん、とりあえずこれ、脱がないと。人いないとこ、行って来る。
お部屋?あったかな?探す?カーテンでもないかな?
[発想自体がなかったので、首をかしげながら、ひとまずは外に出て、服を乾かそうと]
(@14) 2010/07/21(Wed) 00時頃
|
コリーンは、1.3.5自室か2.4.6小倉庫か……{6}
2010/07/21(Wed) 00時頃
|
─城内─
色々、かぁ。 ……うん、いろいろ心配になるよね。
[>>177一拍の間を置いて、返された言葉。 返す答えは、どこか他人事めいた響きを帯びる]
……なにもないと、いいんだけど。 ボク、なんにもできないから、なぁ。
(182) 2010/07/21(Wed) 00時頃
|
|
>>179 [色のない眸の確かな視線には、不思議な印象を覚える。 また少し、今度は少し猫に似て視線を細めた。]
……そ、だな
お休み
[柔く髪を揺らして去るコリーンに、軽く手を振った。]
(183) 2010/07/21(Wed) 00時頃
|
|
―通路→小倉庫― [Lalala]
[古城の中はまだ把握していない。 さまよいながら歌を歌い]
赤い花、白い花。
散るのはどちら。 愛されるのはどちら。
[足音をアクセントに。 歌は、続く。
気づけば小倉庫の近く――
女がたどり着いたとき。 人はまだ、居た*だろうか*]
(184) 2010/07/21(Wed) 00時頃
|
|
ごめんなさい、あなたの事が気になるみたい。
危なくない? この子も他の子たちと変わらないわ。 みんな話せばいい子たちばかり。
[異形も怖れる事のない少女。 それは少女がまだ異形に襲われた事が無いからか。 それとも異形が少女を襲わないからか。 はたまた痛みを痛みと受け止めることがないからか。 もしくは異形と心を通わせる事が出来るというのか。]
一番危ないのはきっと―――………
[くすり、風花の笑顔が揺れる。 ネコミミトカゲを返して貰い、肩へと乗せながら呟いた言葉。 それはきっと誰にだって聞こえはしない。]
(185) 2010/07/21(Wed) 00時頃
|
|
─城内─
うん、そうする。 あのこもそれがいいって、いってたから。
[>>178笑って頷くのに、こちらも笑って。 そろそろ行く、と手を振られると]
あ、うん。 また、ね。
[ぱたぱたと手を振って、離れてゆく背を見送った]
(186) 2010/07/21(Wed) 00時頃
|
|
>>182 [どこかふわふわしたソフィアの声を聞き、首を傾げる。]
……そーかな
[弱く緩い疑問符。]
(187) 2010/07/21(Wed) 00時頃
|
|
ええ、名前も知らないお友達。
誰かを護れたのだと、幸せそうに。 けれど泣いていたわ。 だから私が貰ったの。
[にこり、微笑む。]
押し花? 作り方を知らないわ…。
もし萎れてしまったら あなたに作って貰ってもいいかしら?
ねっ、約束よチャールズっ。
[朱い花を指先で撫でて、チャールズへと約束を押し付ける。 未来があるかさえわからない壊れた世界で まるで希望を込めて綴る言葉は、きっとソフィアに向けたあどけなさと同じ。]
(188) 2010/07/21(Wed) 00時頃
|
|
[元は、ただの妄想。 妹に会いたいが故に、妹は生きていたらどんな人間なのだろうと考え続けた結果、妄想から人格へと変化した]
[元は、ただの亡霊。 探し人に会いたいが故にこの泉まで辿り着いたけれど、悲願虚しく亡くなった少女の、思いの残滓]
[元は、名も無き異形。 ヴァイオリニストを育てた人間が、かつてこの身体に植えつけた、異形を共食(たべ)て成長する特殊な異形]
[元は、すべて、別のものだった。 妄想の上の人格と、 亡霊の意志と記憶と、 異形としての身体をもったひとつの生き物が生まれたのは、 ただの偶然に過ぎない]
(*26) 2010/07/21(Wed) 00時頃
|
|
[フィルと目が合った気がしたけど、 表情までは見えない、鈍色の爪は握りこむ]
……って、ああそうだ。 さっきは助かったよ、ありがとう。
[そして思い出したように、 竜の少女に感謝の言葉を添える。
――人であることを維持し続けるのは難しい、 ホリー、会話の中で名を覚えてしまったから、自分の名も名乗った]
(189) 2010/07/21(Wed) 00時頃
|
|
[しかし元が何であろうと、
今、内臓にいるのは、 たった一匹の、異形だけ**]
(*27) 2010/07/21(Wed) 00時頃
|
|
─城内─
[>>187緩い疑問系の言葉。 ゆる、と相手と反対の方向に首を傾げた]
そーかな、って。 うーん。
[腕を組んで、考える素振り。 でも、できそうな事は特に、思いつかない。
ここに来てからやったことといえば、探し物の手伝いくらいだから]
(190) 2010/07/21(Wed) 00時頃
|
|
お部屋、どこか借りられないかしら。 きっとね、おうちのヒトも許してくれるわっ。
[笑って、疲れたアリーシャへと手を伸ばす。 繋いだならば少女の手は冷たく、まるでそれは幽霊のよう。]
カーテンか、大きなタオルがあればいいのだけれど。 一緒に探しましょうっ。
探して疲れたら、そこで眠ればいいわ。 私も一緒に眠ってあげる!
[甘える子供のように見上げて。 素直に云えなくとも、その言葉は共にありたいのだという意思表示。 わかりやすいだろう、子供の。]
(191) 2010/07/21(Wed) 00時頃
|
|
[ベネットの着替えが終われば チャールズの外套は不要の物となっただろうか。 (>>@14)壺運びに疲れた人に叶うならば]
―――……これをお使いになりますか? 少々汚れているのは、ご勘弁下さい。
[外套を投げ渡す。]
(192) 2010/07/21(Wed) 00時頃
|
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/07/21(Wed) 00時頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/07/21(Wed) 00時頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/07/21(Wed) 00時頃
|
おうちの人はもう……。
[ポーチュラカの言葉>>191に少し苦笑いしながら、城を見渡し少し目を瞑る]
ゃ。
[思わず声が出かかった。その手があまりに冷えて感じられたからだった]
……ポーチュラカ?
[冷えているはずの自分よりも冷たい手に、そっとその手をとりながらも、嫌な汗が少し、でた]
そう、ね。なるべく埃をかぶってないのが。
[そこに>>192外套を投げ渡されて、少し瞬きをする]
……あ。ありがとう、
[両手で外套を広げて顎をくるむようにしてその感触を確かめながら、喜んだ]
(@15) 2010/07/21(Wed) 00時頃
|
|
その時、私が作れる状態にあればお作りしましょう。
[各々動き出す人々を見詰めながら (>>188)少女が向けてくる約束に是と返した。 けれど、内容は“出来るなら”という条件付きのものであったが……。
あどけなさの中に残酷さのようなものを感じつつ チャールズはまだ、席を立たないのは ベネットを1人には出来ないと感じてのこと。
(>>184)と、耳に城下で聴いた歌声が届いた。]
コリーンさん、ですかねぇ……――。
[歌声の主の名を小さく呟いた。]
(193) 2010/07/21(Wed) 00時頃
|
|
[一通り手当てを受けて、床に横になる。 人々の声。 時折幼く明るい声が交じるから、なんだか和むような気がして頬を緩めた。]
夜、随分長いね。 [未だ暗い窓の外と左手首の自動巻きの時計を眺めて、そういえばヨナは来てるのかなとあたりを見回した。]
(194) 2010/07/21(Wed) 00時半頃
|
|
ん、ポーチュラカ。とりあえず、服をどこかに乾かして、それから探しましょう?
[言って、見上げる姿に笑いかけながら、中庭の方へと行こうとする。途中、コリーンともすれ違うだろうか。中庭に着いたら、外套を袖を通さずに羽織って、それから服を脱いで、目立たない木の枝にでもかけようと]
(@16) 2010/07/21(Wed) 00時半頃
|
|
>>190 [鏡写しみたいに、首を傾げ返された。]
だって今 ……ここに居られてるだろ
[とても静かで淡白な声で、少し肩を下げる。**]
(195) 2010/07/21(Wed) 00時半頃
|
フィリップは、中庭の二人をそろそろ、交代だの何だの理由を付けて呼び戻そうか**
2010/07/21(Wed) 00時半頃
|
─城内─
あー……。
[>>195静かで、淡白な声で言われて。 少しだけ、惚けた声を上げる]
うん……そう、だけど。 ボクの場合は……うーん。
[ふにゃり。そんな感じで眉を下げて。 また、中庭の方を見て]
……上手くいえないけど。 やっぱり、何かできる内には入らないよ、うん。
[視線を戻した後、こう言って、困ったように笑った**]
(196) 2010/07/21(Wed) 00時半頃
|
店番 ソフィアは、メモを貼った。
2010/07/21(Wed) 00時半頃
|
…?
[苦笑と共に零された言葉に、そっと取られる手に、出かかった声に 小さく、首を傾げた。]
アリーシャ。 精霊さんはとってもあたたかいのね。
[きゅうーっとその手を握り返す。 少女に姉がいたなら、そうしただろう行動で。]
(197) 2010/07/21(Wed) 01時頃
|
森番 ガストンは、メモを貼った。
2010/07/21(Wed) 01時頃
|
火の精霊だから。
[ふふ、と笑って、少し踊るように、手を回しながら、気のせいだろうかと、同じように握り返した。やはり冷たかった。しかし熱が伝わったせいか慣れたのか、それほど気にならなくなる]
ポーチュラカは?
[濡れていたので、本当にふわりと、軽く抱きしめる。やはり同じ冷たさだろうか]
(@17) 2010/07/21(Wed) 01時頃
|
|
―城内・小部屋―
[みなが解散して長い時間、比較的安全な部屋に篭っていたようだ。こんな状況が訪れていることに、緊張の糸が切れた気がして。]
鈍っている…いかんな。 安堵のし過ぎは生き延びるにはよろしくない。
[一人、再び小部屋を出た。]
(198) 2010/07/21(Wed) 01時頃
|
|
―中庭の浅い所、回廊近く―
[>>@16後、髪と服を絞って、服は干した。金の縁でかたどられた古びた本はそれでも無事。火をつける棒の残りの一本はしけってだめになっていた。残りの荷物は、あまり使い勝手の良くない火打ちの石とひまわりの種{3}個、小さな水袋。香油の小瓶。ナイフ。といったところ。埃を払ったずた袋で水分を抜き取り、髪も少し拭いて。それから、ポーチュラカがいれば振り返って。部屋を探しに行くというなら、外套に身を包んで、城へと戻る*
ラルフやフィルの姿が認められれば、片手をひらりと振りながら。片手は外套を押さえて]
→城内?
(@18) 2010/07/21(Wed) 01時頃
|
|
絶対のぜったい、約束なんだから。
[治療の施された右手、そっと小指を立ててチャールズへと向ける。 その冷たい指先は絡めてもらえただろうか。 出来るならと限定されていても、優しい彼なら絡めてくれたろうか。]
うた、うたが聞こえる…。 あなたはコリーンというの?
[チャールズの言葉に後ろを振り向けば、銀髪の女性が見えたろうか。 等しく同じように自己紹介をするだろう。 花の笑顔を湛えて。]
(199) 2010/07/21(Wed) 01時半頃
|
|
―中庭―
[少しの間を置いて、中庭に顔を出す。 ラルフとホリーの話は済んだ頃か。]
……そろそろ、中戻れ もう明ける
[長い夜を過ぎて、光の帯はちらちらと薄まるよう。 朝が来れば焼蛍虫はいなくなる。
自分より高いラルフの頭と低いホリーの頭、両方に手を伸ばし撫でようとした。 成功したかどうかはともかく。]
さっきの根っこ、やり方知らな……ら 明日教えて
[空は暗闇から薄暗く変わり始める**]
(200) 2010/07/21(Wed) 01時半頃
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―中庭― [焼蛍虫の光の渦、少しその高度を増した気がする。 まだ遠ざかってはいないよう だけど――]
異形が出現したての頃って、 ……異形は人類の天敵だって、学者さんが言ってたらしいんだ。
でも、天敵なら、 どうしてこんな風に混ざったり、人が異形になったりするんだろうね。
君は、人でありたいって思ったこと、ある?
[問いかける言葉には、 返事があろうとなかろうと気にしない、 沈黙も特には負担にはならなかったから。
その内アリーシャの姿が見えただろうか]
(201) 2010/07/21(Wed) 01時半頃
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フィリップは、アリーシャの姿を見掛ければ、軽く手を振っただろう**
2010/07/21(Wed) 01時半頃
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あなたは、大丈夫?
[倒れていた彼が頬を緩めて言葉を零すのを聞く。 多分、幼く明るい声の元であろう少女は心配そうに彼を見た。 肩のネコミミトカゲも、心配そうな金の瞳を向けているか。]
中庭に行くの?
[手を引かれ、中庭に向かうのなら少女はついていく。 その場にいた総てのものに、“またね”という呪いの言葉をかけながら。]
(202) 2010/07/21(Wed) 01時半頃
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あれ、フィル…… え、ああ もう夜明け なんだ……
[>>200 そんなに時間がたってしまったのか、と思う。
フィルの姿にゆるやかに目を向けたのは、 ホリーの頭に伸ばされる手を見たから、なのだけれど、 それがこちらに向かうのは、思いもよらず ――たたらを踏んであとずさる]
あぶな、 くはない けど……
あ、根っこ、うん…… っていっても、俺もよくわかってないんだけどね。
[請われた言葉にはこくこく、頷いて。 それから、フィルの真似をしてアリーシャに手を振ってみた]
(203) 2010/07/21(Wed) 01時半頃
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ラルフは、その背後には、名のなかった少女の姿も、見えるだろう
2010/07/21(Wed) 01時半頃
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/07/21(Wed) 01時半頃
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―中庭に向かう途中?―
[握り返される手は、どこかくすぐったくて。 あたたかさにふわりと頬が緩くなる。]
アリーシャは火の精霊さんなのね? じゃあお水は大敵だわっ。
消えてしまわないでね?
[翠の瞳はアリーシャを映す。 抱きしめられたなら、抱きしめ返さずにいられない。 濡れることも厭わずに、ぎゅうっとその躯に身を寄せる。 それはやはり、凍るほどに冷たい躯であっただろう。]
だいすきよ、アリーシャっ。
[内は、こんなにも幸せで熱いのに。 少女は嬉しそうに笑んで、繋がりに縋るように抱き着いていた。]
(204) 2010/07/21(Wed) 01時半頃
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…うん、平気。 このくらい…いつものことだし。
[心配そうな少女の言葉に少しだけ笑顔を作って、中庭に出て行く姿を小さく手を振って見送った。]
…また、切開しなきゃだめかな…これ。 あまりいいものじゃないし、ヤバげなの出てきたら不味いよねぇ…。 成長させすぎて、手に負えなくなるのも困るし。
[腫れて熱を持つ太股をさすりつつ、どうしよう…と迷った声。 身を磨り減らして異形の子を産み続けるのも、酬いなのかも知れないと思った。]
(205) 2010/07/21(Wed) 01時半頃
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―城内・廊下―
[城内をくまなく―と言っても夜なので限界はあるが―見ながら歩いていく。壁の老朽化、今は無い部屋、溶けた窓、毒々しい色の蔓…]
ん。 ここはどこだ。
[いつの間にか、また迷ってしまったようだと、周囲の景色を見る。正直、よくわからない。]
昼間も間違えたな。 しかし2回目か…やはり城は苦手だな。
[と、彷徨った先には小倉庫があっただろうか。]
(206) 2010/07/21(Wed) 02時頃
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ベネットは、逃げたミニクマは何処へ行ったのかなんて知らない。
2010/07/21(Wed) 02時頃
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―中庭の浅い所、回廊近く―
[アリーシャについてやってきた少女は、中庭で小さな異形と戯れていた。 綿毛虫がふわふわと風に流され少女の回りを舞っている。 蛍と見間違うだろうそれは、夜明けにしか姿を現さないもの。]
ラルフーっ! それから、あなたもっ!
私はポーチュラカというの。 よろしくねーっ!
[にこにこと見えた二人に手を振る。 ぶんぶんと、元気よさ気に。 名前はラルフにも聞いてほしいと思っていたから花の名を…ラルフには扉の意味にもなるか。 そんな言葉を二人へと。]
(207) 2010/07/21(Wed) 02時頃
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―城内・小倉庫扉前―
ん、人の気配…?
[迷いついた先にあった小倉庫には、人の気配があるような気がした。幾許か逡巡して、意を決し扉を開けた。]
…失礼する。 誰か居るか?
(208) 2010/07/21(Wed) 02時頃
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―回想―
[ (>>@10)アリーシャが外套を受け取れば 小さく唇の端を持ち上げて見せた。 そして、ポーチュラカの矢張り幼い言動に困った表情をし けれど、求められるならば、その小さな小指に小指を絡めた。]
ポーチュラカさんも、できるならば暖かくして下さい。 それと……怪我にはお気をつけて。
[絡んだ体温の冷たさに、治癒された傷に 心配そうな眸を向け、去る背を見送った。]
(209) 2010/07/21(Wed) 02時頃
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[コリーンの姿は、小倉庫に在ったのだろうか。 在ったのならば、(>>205)ベネットの言葉に返す時 チャールズはチラリと彼女を見たかもしれない。]
お辛いのなら、切開致しましょうか?
[女性を見遣ったのは、切開する場所が場所だけに という事であったのだが。
と、(>>208)扉が開き、弱い陽が沈む前 泉で見えた、一部で熊と称されている男の姿が見えるか。 ]
―→現在軸―
(210) 2010/07/21(Wed) 02時半頃
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チャールズは、ガストンに、「時間的には、こんばんは、で宜しいでしょうか?」と挨拶を向けた。
2010/07/21(Wed) 02時半頃
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―少し前/小倉庫―
苦しいなら、無理はしちゃダメよ。 えっとね。
“いたいのはとってもよくない”の。
[まだ名を知らない、ネコミミトカゲの産みの親とも知らない彼へと微笑みかける。 覚えたままを彼に告げて。 チャールズと親しそうにしていたのも見えたし、セシルもいるからとその場を離れる。
残念ながらガストンとは入れ違いになってしまっただろう。]
(211) 2010/07/21(Wed) 02時半頃
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>>207 [ふわふわと綿毛と遊ぶ少女の、 大きな声での叫びに少し目を瞬かせて]
ポーチュラカ……
[反芻した呟きをぽつり、零す。 それは花の名前、だった気がする、 そう、小さな扉を語源とした花の名前――どんな花だったろう]
花の名前、貰ったんだ。 ――…よかったね、意味もぴったりだし。
[友達にはなれない、と言って ほとんど泣かせてしまった幼い少女に、 せめても祝福の言葉を向け、手を振りかえした。
今はそれを拒絶したことも、酷く意味が薄い気がしている]
(212) 2010/07/21(Wed) 02時半頃
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[中には、胸に十字を作った長身の男の姿があったか。城を訪れた直後に会っているはず。
チャールズ、と言ったか。と思い出し。]
今はこんばんは、だな。 そろそろ、おはようございますになるだろうか。
[入口からもベネットの姿が見えるかもしれないが、今はチャールズに視線が向いていた。]
(213) 2010/07/21(Wed) 02時半頃
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[床に臥せったまま、チャールズに小さくうなづいて。 入ってきた熊の姿にちょっとびっくりした。]
最近のくまさんは…礼儀正しいんだね。
[何処かズレたことを言いつつも、腫れ物の切開をしてもらうなら、痛みを堪えるために手ぬぐいをキツく噛む準備。]
(214) 2010/07/21(Wed) 02時半頃
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―少し前/小倉庫―
ありがとう、チャールズっ。 私は濡れていないし、寒くないから大丈夫。
それにアリーシャがいるもの。
[ふふっと微笑んで絡んだ小指のあたたかさにまた幸せを覚えた。]
怪我はね、気をつける。 “いたいのはとってもよくない”から。 ソフィアが教えてくれたの。
[幼い子供の傷付いた肌は痛々しかったのだろう。 心配そうな眸に、大丈夫と頷いた。 見送られるままに、アリーシャと中庭の方へと向かっただろう。]
―少し前、終了―
(215) 2010/07/21(Wed) 02時半頃
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城の表口寄りにある小部屋で小休止をしていたんだが、散策中に迷ってしまった。朝日が出るまで此処で待たせてもらおうと思ったんだが…。
[視線を感じ>>214奥を覗くと伏せた男の姿がある。前にちらっと見えた姿だったか…。]
彼は…?
(216) 2010/07/21(Wed) 02時半頃
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―中庭から城内へ―
[振り返された手。 祝福と、繰り返された名前。 嬉しくなってぴょんと飛び跳ねる。 金の糸、ふわりと綿毛が髪飾りのように絡んだ。]
ラルフーっ。 名前聞いてくれて、ありがとう!
また、お話しましょうねっ!
[断られた事を忘れたわけではないのだけれど やはり微笑みかけて話しかけてしまう。 それは差違なく、等しく、どんなものにでも。 またひとつ覚える幸せに頬を緩ませながら、アリーシャの手をきゅっと握った。 時は明けてしまいそうだけれど、服が渇くまで せめて少しは眠らなくちゃと部屋を探しに城内を行く。]
(217) 2010/07/21(Wed) 02時半頃
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[夜が長いと、先程呟いていたのはベネットだったか。 ガストンの言葉に、少し安堵を見せるのは やはり夜は異形の活動が活発になるからだ。 焼蛍虫も、夜が明ければ大人しくなることだろう。]
嗚呼、ガストンさんは、建物内は迷われる方ですか? 彼は、ベネットさんとおっしゃいます。
[体調が悪いのは見てとれるだろうから (>>216)問いかけには名を紹介するに止め]
今から、ベネットさんの治癒をするつもりなのです。 切開いたしますから、苦手ならば見ないようにしてください。
[熊の毛皮を被る人に、その言葉は愚問であったかもしれない。 コリーンがその場にいるのならば その言葉は彼女に向けられた所が多い。 ―――……暗に、女性は見ないように、ともとれる言葉。]
(218) 2010/07/21(Wed) 02時半頃
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[夜が終わり、いつしかぼんやりと薄暗い太陽が昇る頃。 幼い子供には辛かったのか、はたまた直接感じるぬくもりが気持ち良かったのか。 欠伸をこぼしながら手を引かれて進む。 まぶたを何度も擦り、時折足元は覚束なくなって。
それでも部屋を見つける事ができたなら きっとすぐに、夢の世界へ誘われてしまうだろう**]
(219) 2010/07/21(Wed) 02時半頃
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[ベネットがガストンを熊呼ばわりするのが聴こえれば 苦笑を浮かべながら、懐からナイフを取り出す。
衣服も貴重品であるが故に ベネットが下穿きを穿いているのならば それを下げて太腿を露わに。 嫌がるのならば、布の上からということになるが。]
―――……切りますよ?
[サクリと手際よく患部を引き裂く。 そこから幻想生物が、おそらく産まれい出るのだろう。 その様を見詰め、佳い頃合いになれば 先程の水が残っていればそれで。 なければ、チャールズの腰につけていた革袋の中の水で 傷口を濯ぎ、化膿止めを塗り、包帯代わりの布を*巻くだろう*]
(220) 2010/07/21(Wed) 03時頃
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[跳ねる少女の姿を見送る。罪悪感のせいか、 明るい姿も何故だか少し痛々しく見えるような気がする。 闇の薄れゆく空に、視線を逃がして] もう、大丈夫だよね。 ……あの、樹も。
[そしてフィルに促された通り、 城内に入れば辺りを見てから、気が急いたように歩き出す。
休んでいる邪魔をしてしまうかもしれない、けれど。 部屋の一つ一つを検めながら、ヨナの姿を探した。
――何と言えばいいのか、わからないのに]
(221) 2010/07/21(Wed) 03時頃
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ラルフは、部屋は見つけられるだろうか**
2010/07/21(Wed) 03時頃
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/07/21(Wed) 03時頃
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>>218恥ずかしながら、大きな建物は経験が無いんだ。 何分、そういうところに縁が無かった。
[患部を切開すると言えば、剣呑な雰囲気だなと訝しげに。]
切開とは物々しい。 だが…彼は何か―?
[ベネットと呼ばれた青年の姿を見てはっとする。そして、そこからは口を出さなかった。]
(222) 2010/07/21(Wed) 03時頃
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[治療とはいえど流石に、衣服を半ば脱がされるのには戸惑って。 それでも抗議することも出来ず、顕になるのは鉱晶化の進んだ痩せた肌。 握りこぶしよりも少し大きな腫れ物の表皮が裂かれると、鉛の蜈蚣や三本耳の兎、紅葉を羽にした蝶、ヌルヌルと粘液を垂らす雀にぴちぴちと暴れるミントの葉…出来損ないの幻想生物は生まれては消え、生まれては逃げ。]
…何回切ったら良くなるんだろ。 [手当てをされながら、ポツリと零す不安。 悪化する一方なのも、もう長くはないのも、本当は分かっているのだけれど。
それでも、思う以上にこの体は生き続け、切り開けば暫くは容態も良くはなるのだろう。]
(223) 2010/07/21(Wed) 03時頃
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[死なないでほしいと、真摯に見つめてきた青い瞳を思い出しながら、気を失うように眠りに落ちた。*]
(224) 2010/07/21(Wed) 03時頃
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ベネットは、ガストンの毛皮は、かろうじて生き残った小さい物達に取って格好の隠れ場所になりそうだ。
2010/07/21(Wed) 03時頃
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>>223俺は、夢でも見ているのか…?
[人が異形となった例は幾度と見てきたが、人から異形が湧き出るのは見たことが無かった。]
う、お、あ…!?
[異形達は生まれては消えていったが、幾つかは生きたまま相棒の中に隠れるように飛びついてきた。]
どああ!?
[幻想的な光景に目を奪われ反応が遅れ―時は既に遅く、手で払ってはみたものの、何体か入り込んだだろうか。]
(225) 2010/07/21(Wed) 04時頃
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[>>224すぐに気を失うベネットを尻目に壁沿いに座った。
取り付いた小さい異形については、相棒を水洗いすることで落とそうかと考えてみて、先に一言、親(?)のベネットに言った方がいいか―とも思案した。
そして、術式を終えたチャールズに、聞けるようであればあれ―これは何だと聞いただろう。]**
(226) 2010/07/21(Wed) 04時頃
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森番 ガストンは、メモを貼った。
2010/07/21(Wed) 04時頃
|
[シィラが近づく……。 その声も鮮明に聞こえる。]
シィラ、彼女は何? セシルの中の彼女は何?
[シィラの触手が頭に触れ、耳に触れる……。]
――……ああ
そうなのね。シィラと同じ。
(*28) 2010/07/21(Wed) 05時半頃
|
|
生物には、母性本能というものがある。 産み出す…そう、本来産むべき生み方をした女性には、 それが付きまとう。
ヨナはそのとき、母親を連れ去られ、 シィラはそのとき、子どもを亡くした。
(*29) 2010/07/21(Wed) 05時半頃
|
|
シィラがヨナを見た。 ヨナがシィラを見た。
互いに、失ったものをそこで補完する。
彼女らは、親子になった。
本来はそうではないのに。
物質的なつながりはないのに。
(*30) 2010/07/21(Wed) 05時半頃
|
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ひとは、誤作動を起こす。
そして、異形は、それに影響された。
ああ、人間という機械は、
―――・・・・・・。
(*31) 2010/07/21(Wed) 06時頃
|
|
― ヨナの塒 ―
[その部屋いっぱいに入り込んだのは、シィラ。 そのとぐろを巻いた身体に包まれて、ヨナは眠る。
ときどき、疲れたとき、シィラはこうやって、ヨナを包み込む。 ヨナもまるで母親に甘えるかのように、そこに眠る。]
[だけど、それは、第三者の目には、異様に映ることだろう。]
(227) 2010/07/21(Wed) 06時頃
|
|
――…ねぇ、シィラ。 私、なんで言っちゃったのかな。自分のことなんて……。
せっかく、もう知ってる人は誰も、いなくなっていたのに……。
[フィルとラルフに、ついと漏らしてしまったこと。自分が穢い娼婦であること。 言わなければ、よかったのに。]
(228) 2010/07/21(Wed) 06時頃
|
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――……
[そのとき、シィラがまた、ギィ…と鳴く。
瞬いて、それは駄目と首を振る。]
(229) 2010/07/21(Wed) 06時頃
|
|
じゃあ、知ってる人がいなくなれば、いい。
[そんなシィラの声。 いや、もしかすると、それは、自分の心がシィラに投影されただけかもしれない。 いずれにせよ……。
湧く衝動……。]
(*32) 2010/07/21(Wed) 06時頃
|
|
駄目…それは駄目なの。
そんなことしたら、また、私は、一人になってしまう。 ええ、シィラがいるのはわかっているの。 だけど………。
[そして、シィラがなお、ヨナを包む。 きっと見た人は、シィラの中にヨナがいるようには見えないだろう。
だから、見えない中で、ぽろぽろ泣いた。**]
(230) 2010/07/21(Wed) 06時頃
|
|
―回想― [歌を歌いながら歩く先。 見覚えのある場所に出て瞬く。 倉庫の中。 覗いてみればベネットにチャールズ>>193 名も知らぬ少女>>199がいて]
あら、こんばんは。 あたしはコリーン。
ポーチュラカ、ね。
[花の名前、と小さく呟き。 苦しげなベネットの様子>>205に。 色のない瞳が瞬き]
大変そう、ね。
[服の上からでもわかるふくらみ。 それを見ながら、呟きをひとつ]
(231) 2010/07/21(Wed) 07時半頃
|
|
[花の少女が立ち去るのを見送り。 入れ違いのようにガストンがやってくる。
チャールズ>>210の視線に。 ゆるく首がかしぐ]
ああ……、そう、ね。
あたしは手伝えることがなさそうだから。 外に、居るわ。
[治療を。 切開という言葉と、患部に。 合点がいって。
チャールズ>>218の言葉どおり。 見ないよう、倉庫の扉の外]
(232) 2010/07/21(Wed) 07時半頃
|
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―回想― [Lalala]
[倉庫の外で小さく歌う。 ベネットから産みだされた異形がどうなったのか知らず。
ただ、歌を聴いて消えて行くものもいただろう。
痛みのうめきや、ガストンの声>>225 終わったというチャールズの言葉があるなら。 倉庫の中へと戻る]
彼は、生きてる?
[治療が終わって眠りについたベネット>>224 彼を見ながら呟き。
あれこれチャールズを質問攻めにして居るガストンの声を聞きながら。 ベネットの傍ら、膝をついて。 その様子をじっと見た**]
(233) 2010/07/21(Wed) 07時半頃
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―少し前・中庭― >>203 [ラルフが去る前の事。 後退り避けられた手に、目を細める。 ……若干口端を下げたのは、ラルフには解っただろうか。]
良、から ……もう少し、覚えろ
[道具が違うだけだ。 でも、頭が嫌なら右肩をぽふと叩くのに狙いを変える。 やっぱり、猫のように目を細めた。]
頑張ったな
[後は、それだけ。]
(234) 2010/07/21(Wed) 07時半頃
|
|
―少し前・中庭― >>207>>212 [それから、綿毛虫を周囲に纏わせる小さな少女。 はしゃいで名乗るのを静かに聞いた。
短く告げた自分の名は、届いたかどうか解らない。]
……花か
[植物も、異形化が進んだ世界。 彼らの言う花はどんなものだったのか、と思った。]
(235) 2010/07/21(Wed) 07時半頃
|
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─城内→古城内・一室─
[>>200中庭へと向かう姿を見送って。 空の色が変わっていく様子に]
……ん、大丈夫。
[小さな声で呟くと、両足を揃えて一度はねる]
このままだと寝そびれちゃうし、部屋にもどろっと。
[零れてとけるしろには気づかない──或いは気づこうとしないまま。 自分の部屋、と定めた場所へと戻ってゆく**]
(236) 2010/07/21(Wed) 07時半頃
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フィリップは、空から光の帯が消えたなら、零す安堵の息**
2010/07/21(Wed) 07時半頃
店番 ソフィアは、メモを貼った。
2010/07/21(Wed) 07時半頃
|
― 廊下 ―
[マーゴは申し出>>180にどう返事しただろうか。 しかし、治療が始まる気配だったので、いずれにせよ彼女と共に倉庫は出ただろう。
あまり見るものではないですよ、と。 マーゴが解らないようならそう言っただろうか]
(237) 2010/07/21(Wed) 08時頃
|
|
[
どこかから声が聞こえる。
腹の中の異形にしか解らぬ声]
(238) 2010/07/21(Wed) 08時頃
|
|
[ 『殺してしまうの?』 ]
[ 異形の声で、問いかける ]
(239) 2010/07/21(Wed) 08時頃
|
|
『わたしでよければ 手伝うわ』
『セシルが生きていれば』『わたしはそれでいいから』
[妹は *わらう*]
(*33) 2010/07/21(Wed) 08時頃
|
|
―城内―
覚えろ、ってなにをだろ……
[歩きながら、ふと、右の肩に右手で触れる。
>>234 去り際、結局フィルにはぽふりこの右肩を叩かれた。 触れようとした手を避けかけた時、 その表情が少しばかり歪むのが見えた。
ごめん、と反射的に謝った。
けれど、ヒトは脆すぎて。この手が触れれば簡単に傷つけてしまう。
どうすれば、よかったの かな?
自問のような呟きを、一つ彼に零してしまった。 一人でいれば、考えることもないような問い]
(240) 2010/07/21(Wed) 08時頃
|
|
[獣の王子は、何故人を求めたのか。 己の醜さなど他人がいなければ、気づかぬにすむというのに]
―――…いや、
[そんなことじゃない、知っている]
[そして、また一つの扉をノックして――]
(241) 2010/07/21(Wed) 08時頃
|
|
ヨナ……?
[反応がなくとも、扉を開けて呼びかける]
(242) 2010/07/21(Wed) 08時頃
|
|
[スカーフの男が、独り言]
…俺は。 何だったのだろうな。
少なくとも、最初の姿は違った、気がする。
[独り言に、独り言を。]
ラルフ。 お前は、それを望むのか。
(243) 2010/07/21(Wed) 08時頃
|
|
[続く話を耳にすれば]
人類の敵、だと。 …笑わせるな。
[ざわと殺気立ったのを、 やはり彼は感じとるのだろうか]
…人でありたい? さあ、どうだろうな。
このような半端者よりは、 全て変わってしまう方がよいと思うがな。
(244) 2010/07/21(Wed) 08時半頃
|
|
―中庭― >>240 [泉で手を洗い、少し水を掬って飲む。 ラルフが去った方向に視線を流して。]
……ばかだな
[人には聞かせない呟き。 要らない線引きとか。 悪くもない謝罪とか。 もどかしい自問とか。 痛めない触れ方だって少しずつ覚えて行けるのに。
どうすればよかったか、は自分からは与えられないから。
大概の場合、どうやっても大丈夫。
大雑把な答えを返して、見送った。]
(245) 2010/07/21(Wed) 08時半頃
|
|
[少し眠って、熱が下がって。 調子のいいうちに、必死で走らせるペン。 書き留めておかなければならない事が、沢山たくさんあるから。
覚えて居る限りの全てを、この手帳へ。 ふわふわの羊毛に包まれたウミウシが、頭の上でまるくなってじっとそれを見ていた。]
(246) 2010/07/21(Wed) 09時頃
|
|
[望み――。
竜の少女との独り言のやりとり、 >>243 独り言と独り言だから、 それに対して何かを言うことはない。 ただ「望んだんだよ」と、遠く過去であることを示した。
>>244 ふと漏らした言葉に、 剣呑でない気配が湧き上がるのを感じて、 けれどその素直な怒りはなんだか、好ましかった だから]
全て変わってしまって、 ……自分自身のままで在れたヒト、見たことないんだ。
[だから] [全て変わってしまう方がよいと答えた竜の少女に、そう零した]
[それもやっぱり独り言**]
(247) 2010/07/21(Wed) 09時頃
|
フィリップは、眠気でも覚えたのか、泉の縁に座り緩く目を伏せる**
2010/07/21(Wed) 09時頃
|
…覚えておけ。 奴等は、お前達に危害を加えようとしている訳ではない。
ただ、
[見上げる空に、焔がちらちらと失せる頃。
続きを言う前に。 フィルがやってきて、頭を撫でた]
ん…
[それに目を細めて]
(248) 2010/07/21(Wed) 09時半頃
|
|
なか、に。
[回廊の方へ向かえば、金の少女が声を掛けて来るだろうか。 花の名前。 少し戸惑った視線を返し、]
…ホリー。
[一言名乗って、去っただろうか]
(249) 2010/07/21(Wed) 09時半頃
|
|
ただ、彼等も生きようとしているだけなのだ――
(*34) 2010/07/21(Wed) 09時半頃
|
|
―回想―
[患部を裂いたナイフを蔦って 幻想生物がチャールズにも触れた。 (>>225)背後で聴こえるガストンの驚きを示す声とは対照的に チャールズは表情ひとつ変えることはなく]
終わりましたよ。
[治療を終えれば、ベネットに、外のコリーンに言葉を向けた。 (>>223)ベネットの漏らす不安に、返す言葉は見つからず 代わりに気を失った彼の髪を優しく梳いた。]
(250) 2010/07/21(Wed) 10時半頃
|
|
見たまま、ですよ。 詳しいことは私にも判りませんが……――。 おそらくは、異形の宿主になっているのではないかと。
[生まれ出でた小さな異形を纏わす大柄な男を なんとなく微笑ましく思い、その問いかけに答える。 コリーンがベネットの傍に寄るならば そっと場を明け渡した。]
嗚呼、でも、多くは害のないもののようです。 触れてしまえば壊れるような、儚い……――。
[紺青の眸は何を思うか、言葉途中で細まった。]
―回想・了―
(251) 2010/07/21(Wed) 10時半頃
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[そして幾許か時間は流れ。 目覚めるだに文字を連ねだすベネットに、 チャールズは、少しだけ困った風な視線を向けた。
――……無理をするな、とは云えない。
早かれ、遅かれ……そう、思うが故に。]
ベネットさん、これは私の覚えている知識が正しければ 鎮痛剤だと思います。 必要と思うならばお飲み下さい。
[代わりに唇から零れたのはその様な言の葉。 差し出すのは、薬包紙に包まれた{1}錠ほどの白い錠剤。]
(252) 2010/07/21(Wed) 10時半頃
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[薬は受け取ってもらえたか否か。 差し出すときに彼の頭の上に在るウミウシと視線が合った。 持ち上がる唇の端と、手。 しかし、触れようとした直前に、持ち上げた手を下ろした。
――……触れれば、壊してしまいそうで。]
さて、私は、少し水の補給と、仮眠を取ってまいりますね。
[ベネットが先程よりは調子が良さそうなのと コリーンとガストンがその場に留まっているのなら それもこの場から離れる後押しとなる。 チャールズは立ち上がると、小倉庫を後にした。]
(253) 2010/07/21(Wed) 10時半頃
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[歌声は耳に優しくて、癒されるもののはずなのに。 思い出すのはあの時の、憤りと後悔ばかり。]
…ターリャ……。
[あの声が、あの憂いを帯びた潤んだ瞳が。 責め続ける。けれど許すことなどできなくて。
これは罪、これは報い。産まれることの出来なかった子へも。]
(254) 2010/07/21(Wed) 10時半頃
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[歌が聞こえる。
ゆっくり蝕まれる思考、混同していく記憶。
僕のものになるはずで、でも最初から僕のものじゃなかった。 彼女の生涯はずっとあの人と共にあったなら、勝ち目などあるはず無いじゃないか。
連れて行く。僕のところから奪われていってしまう。 その姿は、金髪の青年が気遣って連れて行く豊かな長い髪の後ろ姿と重なって融け合って…
よく、わからな…い。]
(255) 2010/07/21(Wed) 10時半頃
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― 回想・小倉庫 ― [セシルから楽器と妹の話を聞いていたから 小倉庫までの道程はとても短く感じられた。 戻った時にはチャールズがベネットを抱えていて 不安げに朦朧とするベネットを見つめていたが、 同時に目に映るのはチャールズの胸元で光るもの。]
―――…ベネットは、大丈夫…?
[さわりと、心が騒ぐ。]
チャールズは… …かみさまに仕える人…?
[かみさま、とても久しぶりに口にした言葉。 その十字を眩しそうに見つめて]
(256) 2010/07/21(Wed) 11時頃
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かみさまは… ここも見ていらっしゃるのかしら…
[ぽつりと。 憂いの瞳は伏せられて]
見ていらっしゃらないと…いいわ…
[顔向けできないことも、たくさんしてきたから。 きゅうと、胸元で両手を組んで]
けれど…気に掛けてくださっていると…いい…
―――わがままね…
[神がこの世界を、人を見放したとは―――思いたくなかった。]
(257) 2010/07/21(Wed) 11時頃
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[足のことを気遣われると、足元を見る。 見れば微かに震えた、支えの必要な足。 けれども不思議なことに、痛いと思わなかった。 ―――痛いのか、わからなかった。]
……大丈夫、
………治ってきてるみたい………
[違和感を感じたまま、そう呟く。 チャールズと目が合うことがあったのなら、 少し困ったように眉尻を下げて、目を伏せた。
彼に――彼を通して彼の人に。 言葉にはできぬ懺悔をするように。]
(258) 2010/07/21(Wed) 11時頃
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[ベネットの手当てがはじまると多くの人が小倉庫を訪れて。 暫くそこは賑やかな雰囲気に包まれる。 その真ん中で、花のように笑う少女の姿があった。 初めて会うのに…感じる既視感は、 ある人を通して彼女の話を既に聞いていたからか。]
……ポーチュラカ?
[その話を聞くと、間違っていないような気がする。 壊れる前の世界を思い出させてくれるかのような、 懐かしさすら感じる花のような笑み。]
(259) 2010/07/21(Wed) 11時半頃
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…それは… ソフィアから…貰った名前かしら… ――…さっき、泉で…聞いたの、あなたのこと
私はマーゴ…マーガレット、
あなたと同じ…お花の名前
[つられるように、ふわりと自然に笑みが零れる。 けれども――ああ、なんだろう。 同時に胸がひどくざわめく。 それは何にか、彼女の胸元に咲く―――――赤い花。]
(260) 2010/07/21(Wed) 11時半頃
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――…嗚呼、
[吐息のように零れた、憂うような嘆き。 それは?とは、ポーチュラカには聞けない。 その返答を聞きたくない。 その花を―――…見間違えることなんて、ない筈なのだから。
もともと血色のよくない顔色が更に色を失くした。 花の名の少女が楽しそうに話す間、 マーゴはその話に言葉を返すことが出来なくて。
けれどポーチュラカのおともだちの話、 誰かを護れた…その言葉が聞こえてしまうと]
…やめて、
[そのような言葉は聞きたくなくて。 少女には届かぬか細い声で、小さく小さく呟いた。]
(261) 2010/07/21(Wed) 11時半頃
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[小倉庫にガストンの姿が現れると、 大きな毛皮を被った男の姿に驚くように 肩を震わせてから紺の瞳を大きくして見つめる。
名を聞かれたのなら恐る恐る名を告げて、 視線を向けたのはガストン自身の姿よりも その被る熊の毛皮の方が多かっただろう。]
(262) 2010/07/21(Wed) 12時頃
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|
[そこに現れる者と、去っていく者達。 悪化していくベネットの容態を不安そうに見ていたらセシルに呼ばれた。]
……セシル、
[彼の名を呼ぶ響きは水を汲みに行ってから少し変わる。 何処か――…頼るような、縋るようなもの。 それはかつて箱仙人掌に向けていたものと同じ響きで。 部屋へ行くことを促されたのならこくりと頷いた。]
――…行くわ、
[そう言って立ち上がってからベネットをまた見つめる。 治療が始まる前、またその身を裂くのだろうか。 あまり見るものではない、セシルの言葉にまた頷いてから 薄く開いた唇が、微かに戦慄いた。]
……ベネット、
[治療を受ける人の名前を呼ぶ。]
(263) 2010/07/21(Wed) 12時頃
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[さわりと、心が騒ぐ。 悪化していくのが目に見えて判る彼。 異形に蝕まれ、生きながら―――喰われていく。]
…がんばって、
[これからまた痛みを感じるだろうベネットに、 そう言葉にするのはターリャの名前を聞いたからか。 きっと―――…大事な人だったのだと思う。 彼の事情を知らぬから、マーゴはそう思っていて。]
…生きて、
[異形に、蝕まれて死んでしまわないで。 願いは、切実に。切実に。]
……生きて、
(264) 2010/07/21(Wed) 12時頃
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[ベネットは生きなければいけないと、思う。
彼は―――世界を書き留めると言っていたから。 だから、彼の為にマーゴは祈る。祈る。
―――…彼の為に。
―――…本当に、彼の為に…?]
…セシル、
[ふと心に浮かんだ疑問を振り払うように緩く首を振って、 セシルを見上げて名前を呼ぶ。]
(265) 2010/07/21(Wed) 12時頃
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ヴァイオリンは… 取りに行かなくていいの…?
[水はなくなったから、持つことが出来る。 どうするのだろうと問いかけてから共に小倉庫を出た。]
→現在軸
(266) 2010/07/21(Wed) 12時頃
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はい、行きましょうか。
[マーゴが名前を呼ぶ響きは、頼られるようなそれ。 悪くない、と感じた。
下腹部は痛みを増したけれど、彼女の前では痛みを顔に出したくない、と思った。
それは、単純に人に心配をかけたくないからなのか。 それとも――…。
まだ、己のなかにある想いに気づいては、いない]
(267) 2010/07/21(Wed) 12時半頃
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ヴァイオリンですか? ええ、マーゴさんを送ったら取りに行きますよ。
[と、薄く微笑んだ**]
(268) 2010/07/21(Wed) 12時半頃
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―倉庫― [チャールズに場所を譲られれば。 ありがとう、と色のない瞳が笑む。
体調がましになって。 すぐに書き留めだすベネット。 傍らでその様子を。 小さく歌いながら眺め] 大分、ましになったのね。 まだ、話が聞きたい?
[チャールズが出ていくのを見て。 ガストンがその場にいても。
書き留めるベネットに。 白に近い銀を揺らして。 問い掛けた*]
(269) 2010/07/21(Wed) 12時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/07/21(Wed) 12時半頃
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[コートに蠢く小さな異形達を感じ、相棒との日々を思い出させた。]
そうか。 こいつらはほぼ無害か、そいつはよかった。
[チャールズから、見たままといわれればそれ以上聞くことは無く、>>251害はないだろは、一安心した。それから>>253彼は立ち去り、>>269代わりにコリーンが彼の床の前に立ったようだ。]
(270) 2010/07/21(Wed) 13時頃
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森番 ガストンは、メモを貼った。
2010/07/21(Wed) 13時頃
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うん、聞かせて。 あなたの見てきた事を。
[傍に座る長い髪の女を見上げて、ペンを構えた。]
(271) 2010/07/21(Wed) 13時頃
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|
―中庭―
[ふと、ベネットの寝床を移そうと言ったのを思い出す。 昨日の様子だと、まだ倉庫に居るようだから。 ……場所に慣れてしまうと移りづらくなるものだが。
それから、ラルフが持って来てくれた茶を貰って。
やる事を一つひとつ考えながら。 中庭に人影が見えれば、静かに挨拶をする**]
(272) 2010/07/21(Wed) 13時頃
|
|
[ベネットに色のない瞳が笑む]
そう、なら――
[そして語られる物語。 色のない瞳がまだ青かった頃のこと。
ぽつり、ぽつり。 思い出すように。 歌うように。
ゆるやかに紡がれる*]
(273) 2010/07/21(Wed) 13時頃
|
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―昔語り―
昔、住んでたところは。 こんな世界でも。 まだ、ましだったわ。
いつからか、人が殺しあうようになって。 いつからか、まわりに人がいなくなった。
あたしは、昔から。 歌うことしかできなくて。
気がついたら。 体に異形が住み着いてて。
いつの間にか。 体から色がなくなって。
(274) 2010/07/21(Wed) 14時頃
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|
旅を初めて。 気がついたの。
人と出会うたび。 誰かが誰かを壊すことに。
あたしは、どんな時でも。 歌うことしかしてないのに。
そして、いろんな所に。 さまよったの。
誰かは残るんじゃないかって。 でも誰も残らなかった。
(275) 2010/07/21(Wed) 14時頃
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|
ねえ、不思議な話でしょう。 あたしは、ただ。 歌ってるだけなのに。
[女は。 色のない瞳で。 小さく笑って。 口を閉ざした**]
(276) 2010/07/21(Wed) 14時頃
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―中庭―
[中庭に辿り着くまでに、誰かに逢っただろうか。 逢った人が有るならば、挨拶を向けて もう黄昏の世界なりに陽が昇ったところで泉の傍に寄る。]
フィルさんですね。 もう、おはようございます、でしょうか。
[静かに挨拶をくれる人との距離をつめながら ふっとチャールズは思い出す。]
嗚呼、丁度お逢いできてよかった。 これを渡そうと思っていたのです。
[差し出すのは小さな小瓶。 城下の民家に在った――……白骨した人が護っていたもの。 煌々と輝いていた頃の陽の光を凝縮したような甘い花の蜜。 今の世界では、とても貴重な物に違いない。]
(277) 2010/07/21(Wed) 14時半頃
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喉に佳いですよ。 お茶に垂らしても佳いかもしれませんね。
[受け取ってもらえたか否か。 受け取ってもらえなければ、微かに苦笑を浮かべて それでも泉の畔に小瓶を置く。
そして、泉から水を汲もうと水面を覗き込めば 胸元の銀が光を弾いた。 その存在に、思い出すのは(>>256)マーゴの言葉。 唯微笑を持って“是”と暗に示した。思わせた。
けれど……―――]
(278) 2010/07/21(Wed) 14時半頃
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―――……私の裡の“神”は、あの時死んだのです。 信じているのは、信じた振りをしているのは 此処《ココロ》に触れた人々の裡の神にすぎない。
[独り語が我知れず零れた。 フィルが傍にいるだろうことに思い至り 誤魔化すように水面に伸ばす右手には]
―――……っ
[甲から掌に釘で貫かれたような聖痕《スティグマ》。 それはまるで、漏らした言葉に対する罰のように。 けれど逆に、まだ男の裡に神はいると示すようでもあり。
チャールズは何かを堪えるような表情を 揺れる水面に晒した。]
(279) 2010/07/21(Wed) 14時半頃
|
|
― 小倉庫前 ― [マーゴを拒むような言葉をセシルは言わない。 そのことに、彼がヴァイオリンを取りに行くことに、 ホッとするように淡く笑みを浮かべた。]
鳴らないのは…残念ね
[ヴァイオリンのこと、聞けるのなら聞きたかったと。 歌うことと違って喉が渇かないから。]
(280) 2010/07/21(Wed) 15時頃
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……妹さん…見つかると…いいわね……
[口にするのは水汲みに行った時の会話]
セシルの妹さんは…幸せね…
[ぽつり、ぽつり、と言葉を零す。 足は感覚を無くしたかのように、痛みを感じないのに 壁で身体を支えないと歩くことが叶わない。]
…この世界で誰かを強く思ったり… その人の為に何かをしようと思うのは…
難しいことだもの
[紺の瞳に映るのは薄明かり。 焼蛍虫ではなく、夜が明ける前の澱んだ空の明るさ。]
(281) 2010/07/21(Wed) 15時頃
|
|
みんな―――…自分が生きる為に、 それだけの為に…一生懸命だから
誰かを気遣ったり想ったりすることは… とても 難しいこと
[自分以外のものを気遣う余裕なんてないから。 気遣って水を分けてしまえば、自分の命が削れてしまう。 そう思っていた。そんなこと、忘れてしまっていた。]
―――…羨ましい…わ、
[セシルを見上げて、そう囁く。 紺の瞳が眩しいものを見る時のように細まった。
誰かを、強く思うことができるセシルが。 誰かに、強く思われているその妹が。]
(282) 2010/07/21(Wed) 15時頃
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……ここにいる人たちは、
みんな――…綺麗…
[裡で何を考えているのかまでは知らない。 けれども、ベネットの怪我で多くの人が訪れたように、 ここの人たちは誰かを気遣っている者が多い。]
―――泉のお水のように…とても綺麗…
[呟きは羨望と、寂しさの混じる響き。 空いている一室に辿り着くとセシルにお礼を言った。 ヴァイオリンを取りに行くのだろうか、否か。 彼の背を見送ってから一人部屋に残る。]
(283) 2010/07/21(Wed) 15時頃
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マーゴは、ベッドに腰掛けると、ゆっくりと目を閉じる。
2010/07/21(Wed) 15時半頃
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[色のない歌姫の紡ぐ、悲しく凄惨な歌。 何処か心奪われたように、鉱質な指先はそれを書き留める。]
争うものをすべて壊して、君と二人きりになったら… もう壊すものがなくなれば、君と共に生きていられる?
それとも、二人きりならば、君自身と壊し合うしか無いの?
[魅入られたように呟く言葉。
聞こえる歌が沁みるたび、ぼくはぼくでいられなくなる。]
(284) 2010/07/21(Wed) 16時頃
|
ヨーランダは、シィラに包まれて眠っている。
2010/07/21(Wed) 16時頃
|
/*
こんにちは あなたのヨナです。 ええと、盛大に昨夜は寝てしまいました。すみません。
で、襲撃相談をそろそろせねばと思うのです。 というか、ぶっちゃけると、ラルフ半狼じゃないかと思っているわけですが…。 あと、死にそうロールをまわしているベネットは王子様かな、と思ったので、投票はそっちに二票投じようかと思っています。現段階。
あなたのヨナです。ご報告&ご相談でした。
(*35) 2010/07/21(Wed) 16時頃
|
|
/*
ん?それともベネット半狼かなぁ。 あと、チャーが聖痕はほぼ確定ですね。
(*36) 2010/07/21(Wed) 16時頃
|
|
/* 村人:サイモン 聖痕者:チャールズ 賢者: 守護者:(フィル)ライフルもってるから 人犬:(ガストン)クマの毛皮だから 王子様:(ベネット)死にかけで死なない感じ? 預言者: 囁き狂人:セシル 半狼:(ラルフ)人から異形に半分ってとこ 首無騎士:ホリー 呪狼:ヨーランダ 邪気悪魔:(コリーン)>>275が邪気っぽ? 恋愛天使:(マーゴ)自撃ちの可能性もみて
そんな予想。ソフィアが自分は無力っぽいこといってるのが賢者ではないみたい、みたいな。ポチはちょっとわからない。
(*37) 2010/07/21(Wed) 16時頃
|
|
―倉庫― [ガストンはまだその場にいただろうか。 いたとしても気にすることなく。
ベネット>>284にこたえる]
わからない、わ。 誰かと二人、残ったことがないもの。
いつもいつも。 残されるから。
でも、そうね―― あたしと、誰かだけだったら。
壊しあうのかも、しれないわ。
(285) 2010/07/21(Wed) 16時頃
|
|
[色のない瞳を瞬かせ。 かんがえるように言葉をつむぐ。
白に近い銀を揺らして]
あたしは…… ただ、誰かにいてほしいだけなのに。
[小さな呟きが。 無意識に零れ落ちた。]
(286) 2010/07/21(Wed) 16時頃
|
|
― 空き室 ―
―――――……
[部屋を包むのは静寂、 マーゴの零す吐息がかき消されてしまうほどの。]
大きな部屋…
ここには…どんな人がいたのかしら
[大きなお城、華やかなドレスに、王子様とお姫様。 そんなものに憧れていた時もあった。遠い昔。 本の中でしか見たことのない世界。 黒髪の女の故郷は、城とは縁遠い山奥の集落だった。]
(287) 2010/07/21(Wed) 16時半頃
|
|
[居てあげるとは、言えなかった。 あまり長くは持ちそうにないから。
それだけでは、なかったけれど。]
そばにいられれば、いいのにね。 [彼女の意思とは裏腹に、既に魂は囚われている。 彼女の中に潜む何かは僕の心を狂わせていく。 許せず赦されぬ罪の記憶が、融けて混じって殺せと歌う。
生身の左手は、身に帯びた山刀にそっと触れていた。*]
(288) 2010/07/21(Wed) 16時半頃
|
|
[家族は幼い頃に亡くしたけれど、 皆に慕われていた長老の孫ということもあって 皆が優しくしてくれた。随分と甘やかされて育った。 ――…何もできなくても、誰かが全てしてくれた。 それが許された。それに甘えていた。
だから世界が壊れ、集落の水が尽き、 集落の皆が水を求めて移動を決めた時、 独り置いていかれるのは仕方のないことだった。]
―――…私を連れて行けば… それだけ皆の命は削れるもの…
[一人だけ、別れを嘆いて泣いてくれた人がいた。 もう、顔も…声も、名前も。よく覚えていないけれど。
箱仙人掌(ニムス)と出会ったのは…その、少し後。]
(289) 2010/07/21(Wed) 16時半頃
|
|
―ヨナの塒― [扉を幾つも幾つも開いた、 それは他者に届くまでの距離に似ている。 開いた扉の数だけ、次の扉に期待と惧れが増えてゆく]
ヨナ……?
―――……シィラ、
[部屋を埋めるような異形の体、 とぐろを巻いたそれの中心に、銀の髪の一房が覗いたような気がして]
――……ヨナ、
[名を呼ぶ]
[“天使”はほんの少し、震えて。 触手の一つがする と、視界の端で動いた気がした]
(290) 2010/07/21(Wed) 16時半頃
|
|
[ それは ]
[ 『殺してしまうの?』 ]
[ 聞こえるはずのない幻聴 ]
(291) 2010/07/21(Wed) 16時半頃
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―城内・小部屋―
[>>276彼女の独白を、静かに聞いていた。自分を全く見ていない、この場所に彼ら二人きりになるような感覚で、自分はお邪魔だったかな、と思う。
>>274彼女にも異形が住み着いていると聞こえた。チャールズ、ソフィア、>>58友達になってくれといたポーチュラカ、そして>>262マーゴと自らを呼ぶ少女のことを、何気なく思い出した。]
(292) 2010/07/21(Wed) 16時半頃
|
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/07/21(Wed) 17時頃
|
[思い出すのはニムスのこと。 彼(ニムス)がいなくなって――… ここに今はまだ、水はあるけれども それがもしもなくなった時…
その時はどうやって生きていくのか。]
―――……っ
[誰かを頼らないと生きてはいけないのに。 一人では生きていくことが出来ないのに。 そう考えると、とても心淋しくなって。 足を引き摺って部屋を出る。
誰かを探して。 人を―――…探して。]
空き室→
(293) 2010/07/21(Wed) 17時頃
|
|
― ヨナの塒 ―
[ノック音、扉の開く音。 それに反応するのは、ヨナではなく、シィラ…。]
――……ギィ……。
[その紅い眼がぎょろりとラルフの姿を捉える。 裡なる子は護るように……。]
(294) 2010/07/21(Wed) 17時頃
|
|
―中庭― >>277>>278 [水を求めて来たのだろう、チャールズにおはようと返す。 首を傾げれば差し出される、金色に透けて光る花の蜜。]
……んな
[貴重なもの。 思わず首を横に振る。 けれど、傍に置かれる小瓶を捨て置く事も出来なくて。 それを解っているのだろう、彼は僅か笑んだようにも見えた。
チャールズの胸元で、銀が静かに揺れる。]
(295) 2010/07/21(Wed) 17時頃
|
|
―倉庫―
そう、ね。 かなわないから、願うの。
[ベネット>>288に小さく頷く。
もうすでに歌に囚われてるとは知らないけど。 そうでなくても無理そうなのは見て取れて]
話、きいてくれてありがとう。
[色のない瞳が小さく笑う。
そしてガストン>>292に視線を向けて]
あたしが、こわい?
[白に近い銀を揺らして、問う]
(296) 2010/07/21(Wed) 17時頃
|
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>>279 [それから、耐え兼ねたように水面に落ちる独白。 声の主を流し見て。]
……――っ何
[眼前で現れる、手の甲を穿つような赤い痣。 目を瞠って、……一度黙った。 チャールズの表情から、痛みを伴う物だと思われた。 泉の縁に座っていたのを彼に向き直る。 出血の有無だとかをざっと検分した。]
……これ いつも、増えるのか?
[砂のような声音は確認に近い。 聖職者らしい事に照らせば、聖痕、とでも呼ぶべき物か。 祝福とも呪詛ともつかないしるし。
紺青の眸を仰いだ**]
(297) 2010/07/21(Wed) 17時頃
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―ヨナの塒― [鳴き声に、ふと我に返る]
――………、 なにもしないよ。
[シィラの大きな一つの眼が、こちらを見ていた。 警戒されているのだろうか、 それはそうだと思いながら、刃を引きずり一歩近づく]
……ヨナ、眠っているの?
[問いかけたのは異形へだったか、護られ子だったか。 あるいは独り言めいた呟きか、声音に安堵のようなものが混ざる]
(298) 2010/07/21(Wed) 17時頃
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>>298
ギィ………ギィ………
[シィラは、ラルフが近づくと、また鳴いた。 それは警告にも受け取れるような声………。
だけど、きっと、今、踵を返しても、その触手は背中に飛ぶだろう。
なぜなら、彼は今、シィラの標的になっているのだから。
シィラは、裡なる子を抱きなおす。 銀髪がするりとその身体に毀れた。
何も気づかず、ヨナは眠っている。]
(299) 2010/07/21(Wed) 17時半頃
|
|
>>299 [繰り返される鳴き声、 それはどこかで聞いた獣の警戒音に似ている。 ――子連れの獣の、外敵への威嚇の声を思い出させた。
今、近づくべきではない、と思うのだけれど]
―――……ヨナ、
[零れた銀の髪に思わず手を伸ばしかけた、 その足も動いて、保たれた距離の均衡を壊す]
(300) 2010/07/21(Wed) 17時半頃
|
|
>>300
[近づいてくるラルフに、シィラから触手が一本飛ぶ。 それは的確にその額の中央を狙って……。]
――……?
[その凍りかけた空気に、ヨナも目蓋も動いて……。]
(301) 2010/07/21(Wed) 18時頃
|
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/* こんにちは。 襲撃は狼2人におまかせするつもりですが、役職にかんしては少し思うところがあるので中身顔出ししますね。
ラルフは実は王子だと思ってたのですが(獣の王子、など王子を自称するト書きが何度かあったので)、今の動きを見ると確かに半狼っぽいですね……迷います。
それからベネットは賢者だと思います。2d第一声あたりで、チャールズが聖痕COする前に傷痕を言い当てていたので。 それから邪気絆。相手はちょっと、わからないのですが…。
マーゴ恋愛天使、コリーン邪気悪魔は恐らく鉄板で。
あとソフィアは多分預言者です。時間を結構気にしているので……。
(*38) 2010/07/21(Wed) 18時頃
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/* ベネット賢者か、じゃ、投票やめとこう。 邪気絆はついてますね。コリーン自撃ちかなぁ、それともチャーと?
ソフィア預言者、なるほど。
(*39) 2010/07/21(Wed) 18時頃
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/* 村人:サイモン 聖痕者:チャールズ 賢者:ベネット 守護者:(フィル)ライフルもってるから 人犬:(ガストン)クマの毛皮だから 王子様:(ポーチュラカ)死にかけで死なない感じ? 預言者:ソフィア 囁き狂人:セシル 半狼:(ラルフ)人から異形に半分ってとこ 首無騎士:ホリー 呪狼:ヨーランダ 邪気悪魔:(コリーン) >>275が邪気っぽ? 恋愛天使:(マーゴ)自撃ちの可能性もみて
こういう予想…。 多分、今、シィラに突撃してるのでラルフ半狼で間違いないかと思う。
(*40) 2010/07/21(Wed) 18時頃
|
|
>>301 [空を裂く触手から身を護る術は それを斬ることだけ、しかなったのだけれど]
[ ころさないで ]
[動かせない左腕、わずか遅れて右手が動く]
―――……ッ!
[急所を庇った右腕の肉が抉られる、 腕を貫いたそれは、少し狙いが外れてこめかみを裂いて]
………は ぁ、……ッ、つ。
[逃れるように身を退ければ、片目の視界が濁った]
(302) 2010/07/21(Wed) 18時半頃
|
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>>302
――……? なに?
[妙な空気の動きに、目蓋があがる。 銀色の髪がそのほうを向けば揺れて……。]
――……!
[映るのは、頭から血を流すラルフの姿……]
え………
あ、駄目………
シィラ? 駄目………シィラ……
(303) 2010/07/21(Wed) 18時半頃
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こ ろ さ な い で
[みるみる顔色が青くなって、 掠れた声で、そうシィラに訴える。]
殺さないで……駄目…… ラルフ……。
[その言葉にシィラの触手も止まる。 そして、シィラを掻き分けて、立ち上がろうとするのだけど、シィラは離さず、身体はシィラの身体にのめりこむ…。]
(304) 2010/07/21(Wed) 18時半頃
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ころさないで
ころさないで
ころさないで
違うの いいの 私は穢く思われてても
いいから
[でもシィラの目はいつもより冷たい輝きを放つ。]
(*41) 2010/07/21(Wed) 18時半頃
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嗚呼……
その細い身体に、シィラを止める力はなくて…。
(*42) 2010/07/21(Wed) 19時頃
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マーゴは、城内を彷徨っていたけれど足が痛くなってくると回廊でへたりと座り込んだ。*
2010/07/21(Wed) 19時頃
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/* ベネット邪気絆の相手が自撃ち(コリーン)なのか、チャールズなのかは迷うところです。わかりません。 多分、どちらかだとは思うのですが。
コリーンは歌の歌詞が全般的に「相反する2つのものがあって、どちらかがなくなる>>1:6…(多すぎるので略)>>1:380」という内容なので邪気悪魔で間違いないでしょう。 マーゴは>>1:394が恋愛天使COかなと。あと他に恋愛天使っぽい人がいないのも。
フィル、ガストン、ポーチュラカは私はよくわからないのですが、消去法でそれぞれ守護、人犬、王子、でいいと思います。
(*43) 2010/07/21(Wed) 19時頃
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[濁った視界、 赤く染まった右腕に――、一瞬のフラッシュバック
食いちぎられた左腕、 翼を赤く染めて飛び去る異形の天使 何度も繰り返された言葉と約束、甦る声音]
[―――お願い、 コ ロ シ テ…… こ ろ さ な い で…… ]
………あ、
[重なる音に、――声に現実に引き戻される]
(305) 2010/07/21(Wed) 19時頃
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ヨナ、大丈夫…… ころしてない よ
[掠れる声が自分に向けられたものだと、思って。 濁る視界、片目では距離感がよくわからないまま、歩み寄る]
――……今度は、 ころしてない……から、
[シィラの攻撃は、止まっていたらしい。 シィラにのめりこむヨナの姿が怯えたようにも見えて繰り返す。 生身の腕は、酷く痛んで用を成さない。]
[ゆっくりと差し出すのは、刃の指をもった左腕]
(306) 2010/07/21(Wed) 19時頃
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ラルフは、刃には触れないで、と 小さく言葉を添えて
2010/07/21(Wed) 19時頃
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>>305
――……あ…
[赤い血が流れる。 そう、闇は、夜は過ぎていた。
シィラに落ち込んだ腰、やはり助けがないと起き上がれなくて、]
>>306 ――・・・ラルフ……
[その伸ばされた刃物の腕……それに手を伸ばして……。 指の根から向こう、その掌を辿って、手首を掴む…。]
――…あ
[ぎゅうっと。同時に目も瞑った。]
(307) 2010/07/21(Wed) 19時頃
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/*
とりあえず、ポーが王子っぽいかどうか見ておきます。 襲撃は自分はラルフにしておきます。 ホリーはパスか、自分がRPで襲撃したい相手にセットがいいんじゃないかな。
(*44) 2010/07/21(Wed) 19時頃
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>>307 [金属の腕は、温もりを伝えない。 ただ、ぎゅっと握られた手首を見れば、そのままこちらへ引き寄せた。
距離感に惑う。 軽い体は、抱きしめられるほど、傍に。
けれど、その腕が ない。]
――……怖がってる? ごめん。
[閉ざされた目蓋を覗き込む、青は 見えない]
(308) 2010/07/21(Wed) 19時半頃
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|
>>308
[そして、ラルフの声が近くに聞こえて、目を開けた。 傍に顔があって、 何より、その半分に血が流れていて…はっと目を見開いた。]
――…シィラが……ごめん なさ……。
[その顔に手を伸ばした。]
(309) 2010/07/21(Wed) 19時半頃
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|
ギィ……
ギィ………
[だけど、その背後でシィラは紅い眼の光を絶やさない。]
(*45) 2010/07/21(Wed) 19時半頃
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|
>>309 [見開く眸の青に、また小さく安堵する]
や、警戒されてたのに、 勝手に近づいたから、いけないんだ。
君が気にすることじゃないよ、ごめん。
[けれど白い手は伸びて、そっと頬に触れた。]
血で汚れるから…… ――…謝りにきたのに、何してるんだろね、俺……
ほんと、ごめ……、
[触れるその手を声だけで制止すれば、 寝ずの番と抉られた傷とで、酷使した体が さすがに軋んでぐらついた**]
(310) 2010/07/21(Wed) 19時半頃
|
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/07/21(Wed) 20時頃
|
― 小倉庫前>>280 ―
仕方がありません。 …水や食糧ですら不足しているのに、…弦の張り直しなんて、できませんから。
[残念、と言われ、困ったように笑う。 …この弦は、いつ切れたのだろう。最後に、音を鳴らしたのはいつだろう。
――よく考えれば、その記憶もなかった]
………ありがとうございます。
[妹のことを気にしてくれるマーゴ>>281に、お礼を言った]
(311) 2010/07/21(Wed) 20時頃
|
|
[しかし、羨ましいという言葉には…緩く首を振った]
………。 ……私には、もう。
妹を探す以外に、生きる目的がないんですよ。
[ぽつり、呟いた。
それはもしかしたら。
何らかの形で妹探しが"終わった"ら生きる理由もない、と言っているように聞こえたかもしれない]
……貴女のように。 真っ直ぐ誰かを見られることのほうが、私は羨ましいです。
[眩しげに細められる紺の瞳を見返して、そう、微笑う。 皆綺麗だと言うのには、その笑みを深くした]
(312) 2010/07/21(Wed) 20時頃
|
|
[マーゴを比較的落ち着いて休めそうな部屋にまで送ると、別れを告げ、中庭に向かう]
………あれ。
[エントランスに来たところで、立てかけてあるヴァイオリン>>130に気づく]
どうして、ここに…。 誰かが運んでくださったのでしょうか…?
[それを拾い上げるために屈んで、それに触れると。
くらりと視界が闇に染まった]
(313) 2010/07/21(Wed) 20時頃
|
|
『 わたしを見て――… 』
[内側から囁きかける]
『 わたしは ここにいるの…… 』
[外側のセシル(ひと)に届くように] 『セシル』
[強く、願って、叩いて、存在を主張する]
『わたしを外に出して……』
(*46) 2010/07/21(Wed) 20時頃
|
|
『 わたしを見て――… 』
[内側から囁きかける 声 が]
『 わたしは ここにいるの…… 』
[段々と強くなって] 『セシル』
[頭が、腹部が、割れるように痛んだ]
(314) 2010/07/21(Wed) 20時頃
|
|
[そのまま、5分くらい蹲っていただろうか。 やがて、再び顔をあげると、ヴァイオリンと弦を掴んでふらりと歩き始めた]
―――……
おなかが空いたわ…
ううん…そんなことより… ねえ……あなたは誰を
誰を殺そうとしているの…?
[歩く足取りはおぼつかず。瞳の色は、ただただ、*虚ろ*]
(315) 2010/07/21(Wed) 20時頃
|
|
『わたしも 手伝ってあげる……』
(*47) 2010/07/21(Wed) 20時頃
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―→ 城内 ―
[虚ろな表情で歩きながら、苔の異形や、先程ベネットの身体から生まれた幻想生物の生き残りや死骸を、見つけては食べていく]
――…。
[その光景は、傍から見れば、異形の業なのだろうか。
それとも、ただの、*狂人の姿なのだろうか*]
(316) 2010/07/21(Wed) 20時頃
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セシルは、ふらふらと、ゆっくりと、しかしだが確実に、足は*ヨナの塒の方向へと向かう*。
2010/07/21(Wed) 20時頃
|
『こっち…?』
[異形同士何か惹かれ合うものがあるのか、気配を辿って進む]
『あなたの気配、とても大きいからわかりやすいわ』
(*48) 2010/07/21(Wed) 20時頃
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『*羨ましい*』
(*49) 2010/07/21(Wed) 20時頃
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>>310
なんで、謝るの? 違う、シィラが……シィラが……。
[でも、そのとき、心に浮かぶ。
本当にシィラのせい?]
(317) 2010/07/21(Wed) 20時頃
|
|
[異形化して、そのままでいられたヒトはいない。 彼の言葉を思い出し]
俺は。 どうなって、しまうのだろうな。
[ふらふらと当てもなく、たどり着いたは<<ポーチュラカ>>のところ]
(318) 2010/07/21(Wed) 20時頃
|
|
[何かが来る、気配]
[それは、知っていて、知らない]
[ああ……]
あなたはだぁれ
(*50) 2010/07/21(Wed) 20時頃
|
奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/07/21(Wed) 20時頃
|
/* ぽちwww 処刑と襲撃、すっかり忘れていました。 さっぱり予想がついてなくてすみません… 襲撃はパスです。
首のないRP…もう少し表に出てみますね。
(*51) 2010/07/21(Wed) 20時頃
|
|
[ラルフの頬を触れる。 そして、その手が濡れる。
それは、あたたかさと、血の匂い。 切れた部分から、流れ出る血は、彼の目を塞いで……。
そして、その身体が揺らいだのを感じ、
抱きしめた。]
――……ごめんなさい。ごめんなさい。
(319) 2010/07/21(Wed) 20時頃
|
|
[城内を歩くうち、すっかり迷ってしまったか。 ちらりと見えた人影と、知っている臭いを追った先に]
…お前は。
[先程出会った、金糸の少女。]
(320) 2010/07/21(Wed) 20時頃
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|
― 少し前 ―
[>>204壊れた世界で、それは今更驚くことでない気がして、ポーチュラカの冷たさは気にしないことにした。ぎゅっと抱きしめられ、暖かさを移すように、抱きしめる
暖かく思える言葉に目を細めた
いくつかの部屋は、既に人が使っているか、蜘蛛の巣だらけかで、ようやく見つけた、見張り用だろうか、小さな部屋の簡素なベッドの埃を払い、うつらうつらとするポーチュラカを寝かしつけた。もっと良い部屋とベッドがよければ、また探そうね、と言って]
(@19) 2010/07/21(Wed) 20時半頃
|
|
ギィ……
ギィ……
[そんなヨナを見ても、シィラは警戒音を建てる。]
(*52) 2010/07/21(Wed) 20時半頃
|
|
─古城内・一室─
[戻った部屋で、枕を抱え込むようにベッドの上に丸まり。 訪れたのは、浅い眠りと遠い夢]
[小さな隠れ里のような場所に暮らしていた姉妹。
物静かな姉は異形を身に宿しながらも周囲を害する事無く、小さな花を増やそうと日々試みて。 快活な妹は、その手助けをしながら。
いつまで続くかわからない、穏やかな『時間』を。 果てるときまでと、静かに、静かに、生きて。
けれど、ある日、それは破られた。
歯車が軋んだのは、それからの事──]
(321) 2010/07/21(Wed) 20時半頃
|
|
/* >>*51
じゃ、襲撃権は今回いただきます。 投票は、できれば誰も落としたくないので、王子様にあてたいのですが…。こればっかりは、わかりません。
あと、うん、どんどん出張ってください。
(*53) 2010/07/21(Wed) 20時半頃
|
|
……んん。
[小さな声を上げて、身じろぐ]
ダメ……もう少し……だから。 『時間』が来るまで……。
[泣きそうな声は一瞬。 一呼吸の後、目を開いたなら]
……ふあ……あんまり、寝れなかった、なぁ。
[どこか惚けたような、欠伸混じりの声があがる]
(322) 2010/07/21(Wed) 20時半頃
|
|
[ベッドの上に身体を起こし、んー、と大きく伸びをする。 緑の上着の下、背が少し膨らんでいる様子には気づいていない]
……んん……寝なおすのもなんだし。 目覚ましの散歩と、中途半端な探検、してこよっかなぁ。
[ぴょん、とベッドから飛び降りる。 白が落ちて消えるのは、見る事無く。 部屋を出て、通路を宛てもなく歩き出した]
(323) 2010/07/21(Wed) 20時半頃
|
店番 ソフィアは、メモを貼った。
2010/07/21(Wed) 20時半頃
|
[部屋に立ち入ってはみたものの、 どうやら彼女は寝ているらしく]
邪魔したな…
[小さく囁き、部屋を後に。
迷子はこれから、何処へ行こう。 当てもなく、誰かと出会うまで、またふらり]
(324) 2010/07/21(Wed) 20時半頃
|
双生児 ホリーは、メモを貼った。
2010/07/21(Wed) 21時頃
|
─城内・通路─
[特に宛もなく、ふらふらと歩いていく。 何かが動けば足を止め。 少しするとまた歩き出す。 そんな事を繰り返している内]
……あれ。 あの子は。
[ふと、視界に入ったのは、城内を歩くホリーの姿。>>324]
おーい。 どこ、行くのー?
[こちらに気づくかどうかはわからない、ものの。 呼びかけながら、手を振ってみた。
仕種に合わせてしろがおちて、とける]
(325) 2010/07/21(Wed) 21時頃
|
双生児 ホリーは、メモを貼った。
2010/07/21(Wed) 21時頃
|
む。
[誰かの呼ぶ声が聞こえて。]
…ソフィア、だったか?
[振り返った視線の先、ひとの姿]
(326) 2010/07/21(Wed) 21時頃
|
|
うん、そう、だよ。
[>>326振り返り、名を呼ぶホリーに一つ頷き。 ぴょん、と跳ねて、距離を詰める]
どこか、行く所だったの? 何か探してるなら、手伝うんだよ?
(327) 2010/07/21(Wed) 21時頃
|
|
わたしは わたし だよ……
[囁くように 囁くように 小さな声で]
[そこにいない人に答えた]
(328) 2010/07/21(Wed) 21時頃
|
セシルは、(07)匹目の異形を食べたところで、それよりももっと大きな異形の気配を悟る。
2010/07/21(Wed) 21時頃
|
―小倉庫―
[ガストンへの問いかけ>>296。 その答えによっては。
微笑んだかもしれないし。 悲しんだかもしれない。
話を書き留めるベネットを見やり。
小さく、歌を歌う]
(329) 2010/07/21(Wed) 21時頃
|
|
[ゆったりとした動きで、 ヨーランダの塒へと近づいていく。
一歩、 一歩。
そして、扉に手を掛けた]
(330) 2010/07/21(Wed) 21時半頃
|
|
[ポーチュラカが寝るまでは手を離さないで置いて 眠ったなら、自分もそのまま目を閉じる]
……?
[扉が開いた気がしたが、既に閉まっていた]
(@20) 2010/07/21(Wed) 21時半頃
|
|
[>>319 酷い姿なのだろうな、と思う。 元々血まみれだったのが、今度は自分の血で汚れて―― 獣の王子だって、こんなに酷くはないだろう。 その鮮やかな赤は、自分に唯一残された色]
――…謝らないで ほんと、 ヨナのせいじゃない よ
ほら、汚れる 君には赤は似合わない から……
[少女の腕に支えるように抱きしめられる。 あえかなぬくもりが、浸透するのに。抱きしめ返す腕が――]
大丈夫、心配ない。 心配ない よ、ヨナ……
[何かを諦めたようにゆるく首を振れば、 刃の腕が少女の体を少しだけ、閉じ込めるように動いた]
(331) 2010/07/21(Wed) 21時半頃
|
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/07/21(Wed) 21時半頃
|
― 回想・空き室の前 ― [弦の替えを見つけることは難しい。 そうだろう、城下町をくまなく探せば… 見つかるのかもしれないけれど容易ではないだろう。]
生きる、目的…
[囁くように反芻して、セシルを見つめる。 さわりと――…心が騒ぐ。]
…なら、探して…
――…諦めないで…
それが…あなたを生かすことになるなら
[生きて。 祈るような言葉は親切にしてくれる彼の為に。
―――…本当に 彼の、為に…?]
(332) 2010/07/21(Wed) 21時半頃
|
|
[さわり、さわり。 騒ぐのは心なのか…それとも違う場所? 胸元を片手で抑えて]
……私は…みにくいわ、 全然…真っ直ぐなんかじゃない…
[羨ましいと笑みを深くするセシルに浮かべるのは 自嘲と後ろめたさの入り混じった呟き。]
だからここにいる人たちが 眩しくて、羨ましくて――…
私のみにくさが際立つようで……少し、くるしいの
[今にも泣き出しそうな笑みを浮かべて吐露すると、 ありがとう。そう呟いてセシルを見送った。*]
(333) 2010/07/21(Wed) 21時半頃
|
|
ぬう。
[何処か。何処に。 かけられた言葉には、少し面白くなさそうで]
…迷った。
(334) 2010/07/21(Wed) 21時半頃
|
|
[宥めるような呟きを幾度も幾度も繰り返す。 痛みよりも、謝罪の言葉が辛いのはなぜだろう。]
―――大丈夫、 なんでもないから……
[それでも体を苛む熱に思考と感覚は、酷く鈍って。
近づく それ には気づけない]
(335) 2010/07/21(Wed) 21時半頃
|
|
……迷った、って。
[>>334面白くなさそうに返された言葉を繰り返す。
少し、間を置いて]
じゃあ、探し物は、行きたい所に続く道、かな?
[ホリーとは対照的に、楽しそうな声で言って、笑う]
じゃあ、どこか、目印になりそうなところまで、一緒に行こうか? 倉庫とかの場所は、覚えとくときっといいし。
[くるり、とその場で一回転。 ふわり、しろが落ちてとけるのは、視界に入れずに提案をひとつ、投げる]
(336) 2010/07/21(Wed) 22時頃
|
|
>>331
――…よごれるなんて…… それに、私のせい………。
[その声が弱弱しくなっていくのを感じる。]
痛い…痛い…よね。 ああ
[その腕を見る。生々しい傷が見えた。 刃の腕が包み込むことにも気を止めない。
ヨナは。]
ギィ……
[だけど、シィラはそれも見逃さない。]
(337) 2010/07/21(Wed) 22時頃
|
|
ギィ……
ギィ………
ギィィィィ……
[殺意が増す、異形の呻き]
(*54) 2010/07/21(Wed) 22時頃
|
|
[扉を開く直前。 異形の 声 を聞いた]
[ああ――]
殺したい のね
[呟く]
(338) 2010/07/21(Wed) 22時頃
|
|
― 城内・回廊 ―
―――…、……は
[足の痛みで思わず吐息が零れた。 さわり、さわり――心が騒ぐ。 それはあることを考えた時に。]
……ニムス、
[――…ニムスが死んで、絆は一度断ち切れた。 なら私は……次は 誰を、頼ればいいの?]
…ほら、やっぱり…
[みにくい、自嘲交じりにそう呟いて。 痛みに耐えていると喉が渇いてきた。 壁に手をついてまた立ち上がると、泉の方へ向かう。]
(339) 2010/07/21(Wed) 22時頃
|
|
>>337
君のせいじゃない。
[その言葉だけは、聞こえるたびに否定する。 ――何度でも、何度でも]
……痛くないよ、大丈夫だから。 ああ、そうだ、ごめん。
眼に入る血だけ、拭ってくれない かな? ちょっと鬱陶しくて……
[薄汚れたスカーフへ、ちらと片方の視線を落とす。 再び聞こえた異形の警戒音に、ゆるゆると腕を下ろして]
(340) 2010/07/21(Wed) 22時頃
|
|
>>335
――どこが大丈夫なの。 ………痛くて、
苦しいんじゃ……
ああ、ごめんなさ い。
[その揺らぐ身を必死に支えるのだけど…。]
(341) 2010/07/21(Wed) 22時頃
|
ヨーランダは、>>340 言われたとおりに、スカーフで血を拭う。
2010/07/21(Wed) 22時頃
ヨーランダは、ふと、扉が開く音に・・・顔を向ける。
2010/07/21(Wed) 22時頃
|
―→ ヨナの塒 ―
[扉を開けて――… 見えた光景に、虚ろな目を向ける]
おひさしぶり
[まずは、シィラに向けてそう言った]
あの時は、ありがとう
[続いては、ヨナに]
……あなたは、誰?
[最後に……ラルフを見て、言った]
(342) 2010/07/21(Wed) 22時半頃
|
|
――わたしに、水を飲ませてくれて。
(*55) 2010/07/21(Wed) 22時半頃
|
|
ああ、ありがとう… だから、謝らないで、
[>>341 揺らぐ足元、彼女に支えさせていること、 気づけば、離れようとして――]
少し、休めばだいじょうぶだから…… また、あとで――
[そして戸口を振り返れば、その扉は開かれて >>342 問いかけが一つ]
――…誰?
[言葉を反芻する、生身の体がざわりと した]
(343) 2010/07/21(Wed) 22時半頃
|
|
[楽しそうな声に、馬鹿にされたかと思い。 ますますむっとした顔に]
目印になるものは、覚えておきたいものだ…
[どうやら着いて行くということらしい。 回る彼女は、やはり楽しそうに見えた。
ソフィアが歩けば、その後ろを着いて回るだろう。 …少しばかり距離を空けて]
(344) 2010/07/21(Wed) 22時半頃
|
|
>>342
[入ってきたセシルの姿に、微かに目を見開く。]
セシル?どうしたの? え?
[そのとき、
彼のいもうとの声が]
え?
(345) 2010/07/21(Wed) 22時半頃
|
|
水を……
[セシルの顔を凝視した。]
(*56) 2010/07/21(Wed) 22時半頃
|
|
[あぁ、うたが きこえ る。]
…水、飲んでくる。
[先ほどよりしっかりした足取りで、倉庫を出て行こうとする。
うたが、
歌が聞こえるから、
探さなきゃ…]
(346) 2010/07/21(Wed) 22時半頃
|
|
― 中庭 ― [時間を掛けて中庭まで辿り着くと、 フィルとチャールズが話をしていただろうか。 マーゴの立つ位置からでは、 チャールズの手を穿つ聖痕に気付くことができず]
…おはよう、
[声は掠れて小さい、二人には届いただろうか。 紺の瞳が泉ではなく宙を仰いで]
―――…もう、今はいないのね…虫…
[昨晩近づいてきた焼蛍虫は居なくなっていた。 ホッとした表情を浮かべて泉へと足を引き摺って近づいていく。]
(347) 2010/07/21(Wed) 22時半頃
|
|
―泉の傍―
嗚呼……―――
[(>>297)フィルの声に我に還った男が見せた表情は 困った風な微笑。 傷むのは肉体ではなく、精神《ココロ》。]
そうですねぇ。 徐々に増えてはいっています。 けれど、肉体的な痛みはありませんから。
[仰ぎ見られる紺青は、心底を隠すように深い色を見せた。]
(348) 2010/07/21(Wed) 22時半頃
|
|
ヨナ。 わたしよ。
病気に罹ったわたしに、 あなたは水を飲ませてくれた。
覚えてない?
[虚ろな目は、悲しげに伏せられて――…。 その姿は、彼女が看取った少女に、少しだけ雰囲気が似ていたか]
(349) 2010/07/21(Wed) 22時半頃
|
|
わたしは、 あなたを知らない。
[ラルフをやはり虚ろな目で見て]
その血は、誰の血?
ねえシィラ、誰がこんなことをしたの?
(350) 2010/07/21(Wed) 22時半頃
|
|
─ →小倉庫前─
……んん?
[>>344むっとした顔に、ゆる、と首を傾げて瞬きひとつ。それから、ぽむ、と手を打った]
ああ、ごめんごめん。 迷ったのを、笑ったんじゃないんだよ。
[ぴょん、と。足を揃えて一度跳ねてから歩き出す]
目印は大事だし、倉庫には使えそうなものもまだあるし。
[呑気な口調で言って、城内を進み。たどり着くのは、小倉庫]
あれ。 誰か、いるのか、な?
[やって来たそこに、人の気配を感じて。 きょとん、としながら、足を止めた]
(351) 2010/07/21(Wed) 22時半頃
|
|
―見張り所―
[ぱちぱちと、瞬く。何か、騒がしい気がした。 かつて、兵士の詰め所の一つだったそこは、姫君のための部屋、ヨーランダのねぐらにほど近い場所にあった
身を起こし、壁にもたれるように、ポーチュラカの手をとって、ベッドに座った]
(@21) 2010/07/21(Wed) 22時半頃
|
|
ころさな、きゃ
(352) 2010/07/21(Wed) 22時半頃
|
|
ヨナの血なの?
だから、そんなに怒っているの?
[問いかけは、異形に対して]
(*57) 2010/07/21(Wed) 22時半頃
|
|
>>349
――……
[そして、セシルの口から、出た言葉に茫然とする。 その、ぼんやりとした間にラルフは離れて…。
白い指は宙を舞う。]
――……覚えて、いる わ。
(353) 2010/07/21(Wed) 22時半頃
|
|
―倉庫― [異形と共にいても。 体は疲れて。 倉庫で小さく歌いながら。 ぼんやりとしていた。
水を飲みにいくというベネット>>346 色のない瞳が小さく瞬き]
そう、気をつけて?
[止めることはしない。
白に近い銀を揺らして。 ガストンを見やる]
貴方はどうする?
[外にいくというのなら見送り。 そのまま、倉庫で歌っている]
(354) 2010/07/21(Wed) 22時半頃
|
|
ギィィィィ……
ギイィィィ……
[シィラの鳴き声は、やはり強くなる。
そう、娘を悲しませる。娘のために、 娘の涙を、シィラという母親は、異形としての解決方法を使おうとする。]
(*58) 2010/07/21(Wed) 22時半頃
|
|
セシル……
[その口調は少女のよう、 誰?と問われた言葉、虚ろな瞳。
その名を呼んだけど、 “セシル”ではない何かにしか、見えない。]
俺はセシルを知ってる けど、 ――“君”は知らない……
[瞳に暗い色が降りる、 左腕の鈍色がかしゃりと鳴った]
(355) 2010/07/21(Wed) 22時半頃
|
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[ふわふわと何処か夢の中のように、聞こえる歌に背を押されるままに。]
ねぇ、きみ。 ターリャを見なかった? [通りすがりのソフィアに問、]
(356) 2010/07/21(Wed) 22時半頃
|
ラルフは、ヨーランダの呟きが聞こえれば、滲んだ警戒を消せぬまま、わずか躊躇いの色
2010/07/21(Wed) 22時半頃
|
[ひとつの身体に
人格がふたつ。
身体のなかで妹を名乗る人格は、 ヨーランダに看取られて死んだ少女の亡霊と、 体内に住まう異形と複雑に混ざり合って。
ひとつの生き物になっていた。
まだ、体外に自分の身体で出るには、力及ばないけれど。 身体の支配権を握ることは、できるらしい]
[覚えている。その返事を聞いて、虚ろな目が細められた]
(357) 2010/07/21(Wed) 22時半頃
|
|
……え?
[>>356倉庫から出てきた青年に問いかけられ、ひとつ、ふたつと瞬く]
ターリャって、ええと、誰のことだろ。 その名前のひとは、見てない……なあ、多分。
[ここに何人いるのか、ちゃんと把握はしていないけれど。 少なくとも、その名前は、自分は知らなかった]
(358) 2010/07/21(Wed) 22時半頃
|
|
うれしい。
わたしとした"約束"も、覚えてる?
[ヨナへ、再び問いかける]
そうね。わたしも知らない。 だからはじめまして。 わたしは、セシルの妹。
名前は、 セシルが忘れてしまったから、わたしも覚えていないわ。
[奇妙な言葉と共に、ラルフの左腕を見る]
あなたも、異形なの?
(359) 2010/07/21(Wed) 23時頃
|
|
ターリャは、ぼくのたいせつなひと。 ふわりとした髪の、かわいいひとだよ。
[まだ幸せだったころのような、春の陽射しのような笑み。]
(360) 2010/07/21(Wed) 23時頃
|
|
そう。
[異形の言葉が理解できるのは、妹も異形となったから]
わたしも、ヨナに助けられたの。 あなたにもね。 だから、手伝うわ。
ヨナが悲しいと、わたしも悲しい気がするの。
[異形としての本能は、妄想の人格と亡霊の記憶で、綺麗にオブラートに包まれるけれど。 やろうとしていることは、大差ない]
(*59) 2010/07/21(Wed) 23時頃
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|
>>359
――…約束、
覚えてい るわ
[セシルだけど、そのいもうとが、口開く。 いや、彼はセシルなのに……。
もう死んでしまったいもうとを探し続けるセシル……。]
(361) 2010/07/21(Wed) 23時頃
|
|
たいせつな、ひと。
[>>360向けられる笑みは穏やかで温かく見えた。 彼の事情を知らぬ身には、その奥にあるものは気づけずに]
うーん、見てはいないけど。 探す手伝いくらいはできるかなぁ。
ここ、広いけど、ひとがいけそうなところは限られてるし。
[ホリーの行く先探しの手伝いは、ここまで来た事でできていると思ったから、何気なくこう提案する]
(362) 2010/07/21(Wed) 23時頃
|
|
そう。約束。
ヨナが守ってくれたから。 わたしは今ここにいるの。
[死んだと言わなければ。 本当の意味で死んだことにはならないと]
もしヨナが、わたしとの約束を破っていたら、 わたしはセシルと再び逢うことができなかった。
だから、ありがとう。 話せるようになったら、まずは、それが言いたかったの。
[わらう。 こんな異様な状況でなければ、それはとても優しい笑顔に見えたことだろう]
(363) 2010/07/21(Wed) 23時頃
|
|
[床に向けた刃に体重をかけるようにして、 その存在を見やる、服装も姿もセシル本人のそれ。
彼に妹の名前を問うた時、 その返答はなかったのを覚えている。]
―――……まだ、 かろうじて、人のつもり だけど。
あなたも、っていうことは、君は異形なの?
[約束、耳に入る2人の言葉――一度、ヨナを見る]
(364) 2010/07/21(Wed) 23時頃
|
|
―倉庫―
[倉庫の前に人が居る気配は感じている。 けれども、顔を出すことはなく。
ただ、歌をつむぐ。
哀しい歌を。 世界を憂う歌を。 呪う歌を。
生きることを倦む歌を]
(365) 2010/07/21(Wed) 23時頃
|
|
そうだね、城の中ならきっと…。 [こくんと素直に頷いて、廊下を歩き出す。]
きみも、見つけたら知らせてね。 ──…なきゃ、いけないんだ。
[頭の中で、歌はやまない。 腰に下げた山刀の柄に触れながら、城内を、姿を求めて彷徨った。]
(366) 2010/07/21(Wed) 23時頃
|
|
異形。 わたし自身は、異形じゃないけれど。
セシルのなかには、もうずっと前から異形が住んでいるわ。
[ラルフのほうを見て、答える]
あなたは 人 なのね。 なら、その血はあなたの血?
だけど、さっきからずっと、シィラが。
あなたを殺そうとしているのよ。
――あなたは、ヨナを傷つけていない? あなたは、本当に、ヒト?
(367) 2010/07/21(Wed) 23時頃
|
|
あ……うん。 わかったんだよ。
[>>366何をしなきゃいけないのか。 その部分は、良く聞き取れなかった。 はっきり聞き取れていたら、きっと、大声のひとつも上げていたのだけれど]
……あ。 どんなひとなのか、ちゃんと聞いてなかった。
[その事に気づいたのは、彼が歩き出し、遠ざかってしまってから]
(368) 2010/07/21(Wed) 23時頃
|
|
[マーゴが中庭に現れた時、 チャールズは>>348よく見る彼の表情をしていたから。 フィルとチャールズが何を話していたまでかはわからない。]
お水を…飲みにきたの
[そう告げて、泉に手を差し入れる。
それは命の源。
尽きぬ間は生きていられるだろうか。 そんな期待と――…不安、]
…それは、何?
[フィルの傍にある小瓶にそう声を掛けてから 窓から覗く城内を歩く人影にも気付く。]
(369) 2010/07/21(Wed) 23時頃
|
|
>>363
[セシルが、いや、そのいもうと
の口調に目を瞬かせた。]
約束…… ああ、でもあなたは…
[そこで止まる。 そう、死んだ、とは
言わない、約束。]
(370) 2010/07/21(Wed) 23時頃
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|
ギィ……
ギィ……
ギィ……
ギィ…… ギィ……
ギィ……
(371) 2010/07/21(Wed) 23時頃
|
|
―――…ベネット…?
[名を呼ぶ。 気に留まったのは小倉庫を出た時の彼の身体では とても一人で歩けそうにないと思っていたから。]
(372) 2010/07/21(Wed) 23時頃
|
マーゴは、さわり、さわりと。また波立つように心が騒いだ。
2010/07/21(Wed) 23時頃
|
>>367
――……え シィラ?
[セシルのいもうと、の声に、シィラを向く。 シィラは紅い眼を煌々とさせて……。 触手をざわりざわりと動かす。]
(373) 2010/07/21(Wed) 23時頃
|
森番 ガストンは、メモを貼った。
2010/07/21(Wed) 23時頃
セシルは、虚ろな瞳で、鳴くシィラを見る。
2010/07/21(Wed) 23時頃
|
[呼ぶ声が、したから。
名前を、呼ばれたから。
あのこえが、したから。
ぼくが、愛そうとした、あのこえが。]
(374) 2010/07/21(Wed) 23時頃
|
|
……うーん。 さて、どうしよう。
[くるり、その場で一度回って。 それから、首を傾げる]
探す、って言っても、手掛かりないぞ。
[倉庫の中からは、歌う声が微かに聞こえてくる。 だから、そこに誰がいるのかは、わかった。 わかるのだが。 聞こえる歌は哀しそうで。 声をかけるのが、躊躇われた]
(375) 2010/07/21(Wed) 23時半頃
|
|
―泉の傍―
マーゴさん、おはようございます。
[訪れた彼女の足を引きずる様子に チャールズは手を差し伸べようとするも そこに刻まれた痕に伸ばしきることができなかった。
そのことに自嘲めいた表情をする。 それは、佳く見せる表情であったか。]
これですか?蜂蜜ですよ。 フィルさんの喉に佳いと思いまして……―――
マーゴ、さん? ベネットさんがどうか致しましたか?
[少女のどこかおかしな様子に、チャールズは首を傾げた。]
(376) 2010/07/21(Wed) 23時半頃
|
|
うたが、 きこえる よ。 [混ざって、混じって、分からなくなる。]
きみは、永遠に、ぼくのものにはならないから。 愛そうと、愛そうとしたんだ。
(377) 2010/07/21(Wed) 23時半頃
|
|
>>348 [『肉体的な』痛みはない、と言う事の意味が解らない程鈍くはないから。 目を伏せる。]
……そんな風、身体にかたちが出る位 神様に心を捧げる人、初めて見る
[自分の故郷は信仰が盛んではなかった。
不信心とも取れる言動に呼応して現れる痣、とするなら。 この世界で神を呪わず罪も犯さず生きる事は難しくて、 衣服の下の状態が想像出来た。
仰ぐ眸の色は深い。]
…………――
[神を知らない自分は掛ける言葉も解らない。 ただ視線だけが真っ直ぐ向いた。]
(378) 2010/07/21(Wed) 23時半頃
|
|
[>>367 少し首を傾ぐ、 同じように中に住んでいるのなら、 その違いがわからないとでもいうように]
―――…シィラが、
[シィラが自分を殺そうとしている、 その言葉にはシィラへと視線を流して、 ――続いた問いにヨナを見た。
その涙の痕を、理由を 知らない]
――……わからない。 ヨナ、俺は君を……? [ざわめく シィラの鳴き声が、響きだす。]
(379) 2010/07/21(Wed) 23時半頃
|
ラルフは、小さくあとずさった
2010/07/21(Wed) 23時半頃
|
[チャールズも、どこか手を痛めているのだろうか。 伸びきらぬ手に、彼の表情にふとチャールズを見上げる。 困ったような、そんな顔。 どうしたの?とまでは聞くことができずに眉尻だけが下がった。]
―――…喉、 蜂蜜…まだ、残っていたのね…
フィル…飲むと、いいわ…効くと いいわね…
[蜂蜜の味も、もう覚えていない。 けれどもそれが喉に優しいことは覚えていたから。 フィルに瞳を細めてそう呟くとチャールズの言葉に 紺の瞳はまたベネットの居る城内へと向く。]
(380) 2010/07/21(Wed) 23時半頃
|
|
…ベネットの姿が見えたの…
歩くのも…辛い状態な筈なのに…
[そう呟いて。 それとも、見間違い? ゆっくりと立ち上がり、足を引き摺って それが彼だったか、確かめようと向かう。]
(381) 2010/07/21(Wed) 23時半頃
|
|
―倉庫― [Lalala]
[Lulala]
[歌は、続く。
倉庫の外。
誰かが惑う気配がして。 ゆるり、白銀を揺らして立ち上がる]
――あら、ソフィア……
[不意に歌がやんで。 紡がれたのは、目の前に居る少女の名前]
(382) 2010/07/21(Wed) 23時半頃
|
|
――…シィラ 違う……………それは駄目
いいの、いいの…私はもう泣かないから……。
[穢い自分を想って、泣いたりなんかしない。]
――だから
こ ろ さ な い で
[そう、願う。 ラルフにも同じように乞うた願い。 ただ、
相手は異形]
(383) 2010/07/21(Wed) 23時半頃
|
|
あなたのように侵食されているのと 場所を借りて暮らしているのとでは違う
[首を傾げるラルフにそれだけ言った。 本当はもっと深い理由が、あったのだけれど。
今はそんな話よりも――]
…シィラ、あなたはどうしたいの?
わたしは、シィラと、ヨナの味方よ……。
[ヴァイオリンの弓を。 まるで武器のように両手で握り締める]
(384) 2010/07/21(Wed) 23時半頃
|
|
[さわり、さわり―――… 胸が、心が騒ぐ そんな心地。
それはある人のことを考えた時に。 それは彼らのことを、考えた時に。]
[ニムスを喪って一度は断ち切られた絆。]
[何時しか―――…それは新たに結ばれていた。 "彼"と―――… "彼ら" と。]
(385) 2010/07/21(Wed) 23時半頃
|
|
[ヨナは殺さないでと言ったけれど。
あなたは?
そんな表情で、虚ろな目をシィラに向ける]
(386) 2010/07/21(Wed) 23時半頃
|
|
>>347>>369>>376 [姿を見せたマーゴに、はたとして挨拶を返す。 蜂蜜の事は、チャールズの口から説明があった。 伸ばしきられない手は、どこかの誰かに似た仕種でもある。]
足……無理するなよ
[引きずるような歩き方に少し声を掛ける。 ベネットの名が出ればどこか、心配するような顔になった。]
(387) 2010/07/21(Wed) 23時半頃
|
|
─倉庫前─
んー……。
[とりあえず、今の頼まれ事を果たしにいこうか、と。 そう、思った所に、声がかけられた。>>382]
あ、コリーンさん。 歌うの、いいの?
[そちらを振り返って、問う。 動きに合わせて、緑色の上着の下から、またしろが落ちた]
(388) 2010/07/21(Wed) 23時半頃
|
フィリップは、妙に、また、ざわついたような気配だけが残る。
2010/07/21(Wed) 23時半頃
|
ターリャ… [マーゴの姿を見つけて、あの時のように笑った。
わからない。わからないけど、
うたが、やまない。耳のなかでやまない。]
(389) 2010/07/21(Wed) 23時半頃
|
|
/* マーゴ邪気絆も持ってますね。
(*60) 2010/07/21(Wed) 23時半頃
|
店番 ソフィアは、メモを貼った。
2010/07/21(Wed) 23時半頃
|
―倉庫前―
歌は、歌えるときに歌うから。
[>>388いいの、というように。 ゆるく、色のない瞳が笑む]
ソフィアは、どうしたの?
[みどりから落ちるしろを見て。 一度、不思議そうに瞬く]
それは、なあに?
(390) 2010/07/21(Wed) 23時半頃
|
|
[フィリップに頷いて、人影を見た場所へと向かう。 自分のものではない名を呼ばれたのは、 中庭から見える回廊でだったろうか。]
―――…ベネット…?
[さわり、さわり――…また。 不思議そうに名を呼んで、その笑みに首を傾ぐ。 ゆったりと波打った黒髪がその動きに合わせて揺れた。]
………どうしたの…?
(391) 2010/07/21(Wed) 23時半頃
|
|
[>>383 もう泣かないから――、 その言葉と、そして向けられたシィラの敵意]
――…俺が、君を泣かせたの?
[触れられなかった一瞬の躊躇いが 産んだすれちがいに、気づくことなど出来るはずもなく。 ただ、優しい人を泣かせたのだという事実に瞳を揺らす]
ごめん、君がどうして泣いたのかわからないけど、 わからないまま言うことじゃないけど、
……でも、泣かないで
[生身の腕は動かないから、 差し出せるのは左手だけ、それは人を傷つける刃の腕]
(392) 2010/07/21(Wed) 23時半頃
|
|
―少し前・泉の傍―
[それはマーゴがくる前の話。 聡い青年に返すのは、無言の肯定とも否定とも見える微笑。
服の下には、左脇腹に槍によって刺された痕。 両足には釘を刺された痕。 その他にも、荒縄で縛られた痕や、 鞭うたれたような痕、十字架を背負った際についたような痕がある。
聖痕《スティグマータ》の完成には あと左手の釘痕と額の茨の冠を残すのみか。 男が死ぬ時には、それは完成されているだろう。
真っ直ぐな視線を受けて、そしてマーゴの訪れに逸らした*]
(393) 2010/07/21(Wed) 23時半頃
|
|
[泉の縁から立ち上がる。蜂蜜の小瓶を手にした。 くるりと揺らして、一瞥してから仕舞う。]
……中の様子見て来る
[何か、おかしい。と言うのはただの勘なのだけど。]
これ、ありがと
(394) 2010/07/21(Wed) 23時半頃
|
フィリップは、マーゴとベネットの姿は中庭から見えるか。
2010/07/21(Wed) 23時半頃
|
─倉庫前─
そっか。 邪魔しちゃいけないかな、って思って、声かけられなかったんだ。
[>>390歌いたい時に、と言われて、少しだけほっとする]
うん、この子が、倉庫の場所を知りたいっていうから、案内してきたんだよ。
[ホリーが迷っていた部分には触れなかったけれど。 楽しげな言い方は、何かを感じさせたかも知れない。
けれど、楽しげな様子は、次の問いに、途切れる]
え? それ……って、なに?
[足元のしろへは。視線を向けようとせずに]
(395) 2010/07/21(Wed) 23時半頃
|
|
[ラルフの左手がヨナに差し出されるのを見て、はっ、としたように]
ヨナを 傷つけちゃだめ…
[弓を、まるで剣のように両手で握って構える。 その構えはとても素人じみていて…明らかに、剣を持ったことのないものの姿だとわかるだろう]
(396) 2010/07/21(Wed) 23時半頃
|
|
―現在軸―
[マーゴの言葉に、マーゴを見 そして意見を求めるようにフィルを紺青は見る。
そうこうするうちに彼女は重い足取りで ベネットがいるであろう方向に向かう。]
いえ。蜂蜜は構いませんよ。 私も、マーゴさんの後を追うつもりですが。
[嫌な予感がするのは 嗚呼、ベネットの過去を少し知っているからか。]
(397) 2010/07/21(Wed) 23時半頃
|
|
何故、今更。
[何かをこらえるような、泣き笑い。]
きみが、ぼくのものになれないなら、 愛そうとなんて、しなきゃ良かったよね。
[混同する記憶は、面影を追う。 うたが、きこえるから、わからなくなる。]
(398) 2010/07/21(Wed) 23時半頃
|
|
―回想・小倉庫内―
>>296そうだな、本当は、君は怖いかもしれない。 でも今の俺には怖くない。
人が人を襲う様も、異形が人を襲う様も。 人が異形を襲う様も。見てきたつもりだ。
[彼女の歌。今、そして少し前に聞いた限りは不快な感触は無かった。]
コリーン、君は生を感じる人間だよ。 たとえ異形が混じっていても、ね。**
(399) 2010/07/21(Wed) 23時半頃
|
|
―――…なに、 …?
[見に覚えのない言葉に戸惑うように。 不安げな様子を隠しもせずにベネットを見つめる。
さわり―――…さわり。 騒ぐのは、心の中? 否―――…騒ぐのは、胸元。 まるで何かが蠢いているかのように。
さわり―――…さわり。]
ベネット…
[名を呼ぶ響きは彼を気遣うものだけれど、 そこから彼に近づくことができずに立ち尽くす。]
(400) 2010/07/22(Thu) 00時頃
|
フィリップは、チャールズに頷いた。行こう、と小さく告げて歩き出す。
2010/07/22(Thu) 00時頃
|
私は―――…
あなたに生きて欲しいって…思ってるわ
[彼の言っていることがわからない。 だからベネットの言葉の返答にはならないけれど、 彼に対する想いを――…偽りなく告げた。]
(401) 2010/07/22(Thu) 00時頃
|
|
[線引きも、謝罪も、自問も。 たぶん馬鹿だとわかっているのだけれど。 望まず誰かを傷つけるのは、いつだって怖いから。
この腕は――請われて殺せなかった友達を、 殺すためのものだと思ってたけれど。
もしかしたら、ただの惧れなのかもしれないと思う。 眼に見える刃があれば、その距離は、 不用意に誰かを近づかせることはなくて。]
――…どうすれば、よかったのかな。
[どうやっても大丈夫、 と、返してくれたのは掠れた声]
(402) 2010/07/22(Thu) 00時頃
|
チャールズは、フィリップと伴って、マーゴの後を追う。
2010/07/22(Thu) 00時頃
|
―倉庫前― 気にしなくていいの。 歌は、いつでも歌えるけど。 人は、壊れる前しか話せないから。
[>>395ソフィアに笑みを浮かべて。 さらりと、不穏な言葉が混ざる。 楽しげなソフィアと、その傍に居るホリーに。 くす、と笑みをこぼし]
そう、倉庫には何かありそうだものね。 あたしは、見ていないけれど……
[そして、不思議そうなソフィアに。 ゆるりと色のない瞳が瞬いた]
それ、よ。 緑の上着からこぼれてる? あふれてる? そんな、白。
(403) 2010/07/22(Thu) 00時頃
|
|
赦さなくて、いいよ。 [戸惑うマーゴの元へと、ゆっくりと歩む。]
だってターリャ。 ぼくは、きみを、
許せはしないから。
(404) 2010/07/22(Thu) 00時頃
|
ヨーランダは、ラルフの差し出した左手に手を伸ばそうとして・・・。
2010/07/22(Thu) 00時頃
ベネットは、マーゴへと山刀を抜いて斬りかかった!
2010/07/22(Thu) 00時頃
|
─倉庫前─
……あ、うん。 こわれちゃったら、話せない、もんね。
[>>403不穏な言葉に、視線がやや、落ちる。 落ちた視線は、こぼれたしろを捉えた]
……これ……は。 え、と。
[知っている。でも知らない。 知らないことにしたのは。いつだった、か]
……なん、だろ、ね。 はね、みたい?
[ゆるり、と首を傾げる。 背中が少し、ざわついているのは、気づいている、けれど。 もう少し、目をそらしたかった]
(405) 2010/07/22(Thu) 00時頃
|
|
[>>369 セシルの言葉は、 聞こえているのに、意味を成さない]
――……泣かないで、ほしいんだ。 慰めること、できないから。
一人で、泣かないで。
[差し伸べる手は止まることは、なくて]
(406) 2010/07/22(Thu) 00時頃
|
|
――……
[>>396 傷つけちゃ駄目…と弓を構える’いもうと’に違うと首を振ろうとそっちを向いて…。]
(407) 2010/07/22(Thu) 00時頃
|
|
―倉庫内―
[誰とも無く、一人、考え事をしていた。 生を感じるコリーンを見て、聞いて。]
生き延びる事。 それが、死に逝く人間への、消え逝く異形への基に生きる者の定めだろう…? なあ、そうだろう?
[一人言葉を、相棒に漏らした。 >>382コリーンの歌は、まだ外で聞こえただろうか。]
(408) 2010/07/22(Thu) 00時頃
|
|
ギィィィ…
[シィラが唸る。]
(409) 2010/07/22(Thu) 00時頃
|
|
[ベネットがこちらに来るのなら―― 引き摺った足が後ずさろうとして、 もつれてその場に崩折れてしまった。]
―――……、
[近づくベネットの姿に、紺の瞳を大きくして。 戦慄く口にするのは、ベネットの名前? それとも、違う誰かの―――…]
(410) 2010/07/22(Thu) 00時頃
|
|
/*
え、ええと、マーゴしなないで! そして、ラルフ半狼じゃなかったらごめん!
(*61) 2010/07/22(Thu) 00時頃
|
ラルフは、ヨナの手が動けば、口唇はかすかに、微笑の形に。
2010/07/22(Thu) 00時頃
|
―倉庫前―
ええ。 だから――人と話すのは。 好きよ。
[>>405ソフィアに頷き。
こぼれたしろ。
ふわりと落ちて消えていくそれを見て]
そう…… ふしぎな、しろ、ね。 羽かしら。
[よくわからないというように首をかしげた]
ソフィアもわからないなら。 気にしても仕方無いかしら。
(411) 2010/07/22(Thu) 00時頃
|
|
>>404
……――ッ!
[振り上げられる刃物が見えた。 声を上げようとしても、自分の声には遠すぎる。]
(412) 2010/07/22(Thu) 00時頃
|
ガストンは、倉庫の外から聞こえたコリーンの歌に思い出すは、相棒との出会いだろうか…。
2010/07/22(Thu) 00時頃
|
ギィィイイイイ
(*62) 2010/07/22(Thu) 00時頃
|
|
[みみのなか うた は やまな い]
(413) 2010/07/22(Thu) 00時頃
|
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