82 【薔薇村企画】 Contagio ―共鳴―
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視点:
人
狼
墓
少
霊
全
きみは自らの正体を知った。さあ、村人なら敵である人狼を退治しよう。人狼なら……狡猾に振る舞って人間たちを確実に仕留めていくのだ。
どうやらこの中には、村人が1人、首無騎士が2人、片想いが10人いるようだ。
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逃げろ。逃げろ!おまえらだけでも逃げろ。
(0) 2013/05/11(Sat) 00時頃
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久しぶりの客人は、覆いを纏った二人組の錬金術師だった。
村長へと渡した黒い小瓶の中身は、最近流行り出したという黒玉病に効くという薬だった。
必ず効くとは限らない。副作用の可能性も高い。
それでも唯一『黒玉病』を予防できるのは、この薬のみ。
村長から。錬金術師から。
話を聞き、薬を受け取った住民達は――
(#0) 2013/05/11(Sat) 00時頃
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[主の前では出さない事が幾つかある。 そのうちの1つ。 主と、他のライマーと、ラーマに対して対応が違う事。
主の前では常に従として刃として動き、 誰より厳しくあろうとする事。 他のライマーには少しだけ態度は軟化させるが、 やはり厳しくある事。 そして同じラーマには緊張を緩めて笑みを見せる事すらある事]
(1) 2013/05/11(Sat) 00時頃
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/*【1stイベント】
村長あるいは錬金術師から、小瓶を受け取ります。
受け渡しロールはお好きなように。錬金術師は村内をぶらぶらしてます。
小瓶の中身を飲むかどうかは任意です。ちなみに苦い。
飲む場合はactか本文かで[[fortune ]]を振ってください。
◆〜20:副作用なし
◆21〜:副作用あり
(飲まない場合は何も起きません。)
副作用は、しばらくの酩酊状態の後に体の一部が硬化するものです。
一度硬化した部分の回復はしません。
酩酊状態となる時間や硬化する部位、範囲、出現タイミングは個人差任意です。
※次のイベントは3dに発生予定です。
(#1) 2013/05/11(Sat) 00時頃
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[村長宅へのソーセージは後で届けるとして、 作ったこれらを届けようと村長の家を後にする。 途中で、サミュエルたちが家に向かったと聞いて 結局直ぐに自宅に戻ることになる。 ソーセージのボイルにもきっと間に合っただろう。]
(2) 2013/05/11(Sat) 00時頃
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―村長家・部屋→村の中へ― [休息中、兄から村長との話を聞いていただろう。 どうやって渡すのか等、決まり事を確認すれば、
小瓶を詰めた鞄を手に、ふらりと村の中へと出て行った。 兄と離れるのは、あまり好きではないから、 一緒にいることが多いだろう。**]
(3) 2013/05/11(Sat) 00時頃
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ええ。本当に残念です。ありがとうございます。
[師が師なら、弟子も弟子と言う事か>>0:431 妙に頷くサミュエルの言葉を鸚鵡返しに口にしつつ、 差し出された鹿肉では無く、彼の腕をガシッと掴む]
この鹿肉も燻しますので少しお待ちください。 待っている間に我が君も帰ってくるでしょうから、 一石二鳥でしょう。
(4) 2013/05/11(Sat) 00時頃
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―自宅にて―
[トレイルが籠に詰めるのを見て>>0:429、笑みを零す。 貰いすぎというケヴィンの言葉>>0:432に、]
後でマーマレードも届けますよ。
[そう付け加え、ケヴィンに手を振って、その姿を見送った。 再び主と二人きりになれば、先の言葉>>0:429を否定するように、ゆっくりと頭を振った。]
大丈夫です。 あいにく、身体は頑丈に出来ておりますので。
(5) 2013/05/11(Sat) 00時頃
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― 村長家→外 ―
それでは、これを村の人へ。 俺達も……行こうか。
[村長へと小瓶をいくつか渡し、弟と連れ立って外へと出る。 穏やかなこの村が冷たく静かな土地へとならぬよう――願いながら。**]
(6) 2013/05/11(Sat) 00時頃
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いつも通りですか。 賑やかな事は良い事です。
[ドリベルの洗濯物の冒険談>>0:425に深いツッコミは止めておいた。 そして主に申し訳ないと口にする様子に笑みを浮かべたまま]
我が君もすぐに戻るでしょう。 サミュエル様も我が君に是非稽古を付けて貰いたいようですし。 鹿肉もありますし、待っていた方がいいでしょう。
[唇は笑みの形だが、目は何故か笑っていない]
(7) 2013/05/11(Sat) 00時頃
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…一旦籠を置いて、修行の後に出直すか?
[>>0:430チアキの頷きに視線を主へ戻す。 さてどうしようと考えて居るが、そうこうしている内に 彼らが戻ってくるかもしれない。*]
(8) 2013/05/11(Sat) 00時頃
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―自宅へ戻る道―
……ん。チアキ。攻芸?
[トレイル宅を後にして、自宅への道をのんびり歩いていれば、弟子とその相棒の姿が見え始めるか。]
(9) 2013/05/11(Sat) 00時頃
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や。あ。ちょ。ねえ。
[腕を掴むトルドヴィンに気圧されて、 ついつい思わず言葉に詰まる。 肉を掴んだまま腕が強張ってしまうのも仕方ない。
救済を求めるような眼差しをドリベルへと注ぎ。
立ち昇る煙の流れを追うようにして 天を仰ぎ見た。 さようなら昼寝。そんな心地で。]
(10) 2013/05/11(Sat) 00時頃
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―自宅―
騒がしい。
[結局のところソーセージはほぼ持ち帰ってきた。 面倒になったらサミュエルたちに配達させれば良い。 そしてその姿は自宅前で発見した、 トルドヴィンに捕まったら逃げられない。]
(11) 2013/05/11(Sat) 00時半頃
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―ケヴィン宅前―
うーん、そうする?
[出直す提案に頷いた時>>8 背後から、待ち人の姿が見えてきて>>9]
師匠ーー!!
[片手を大きく振って、呼びかけながら、駆け寄った。 満面の笑みで嬉しそうに駆け寄る様は、懐いた犬の様にも 見えるかもしれない挙動である。]
(12) 2013/05/11(Sat) 00時半頃
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[キリシマに別れを告げ、流れる雲を眺めながらゆっくりとしたペースで、自宅への道を歩く。 風は、やはり常と少し違っているような気がして、眉間にはずっと小さな皺が寄ったまま。
やがて自宅が近付いてくれば、そこには人影が3つあった。]
あ……。
[眉間の皺が消える。 そして、笑みと同時に早足となる。]
(13) 2013/05/11(Sat) 00時半頃
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我が君、お帰りなさいませ。 お疲れ様です。 サミュエル様から鹿肉を頂戴しました。 これも燻製にしておきます。
サミュエル様が是非稽古を、とお望みの様です。
[助けをドリベルに求めるサミュエル>>10はまるで見えない。 丁度良いタイミングで帰って来た主>>11に 労いと共にサミュエルを差し出した]
(14) 2013/05/11(Sat) 00時半頃
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[鹿肉を差し出したサミュエルの腕は捕獲され>>4、 こちらに向けられる笑み>>7に、逃げ場はないと瞬時に悟る。]
…そう、ですね。 待たせて…いただきます。
[熟練のライマーの刃の鋭さを実感しつつ。 そう答える他に術はなかった。 助けを求めるサミュエルの目>>10に、諦めましょうと返す。
トレイルのところへ持っていくシーツを口実に、 早めに解放されるのを祈ろう。]
(15) 2013/05/11(Sat) 00時半頃
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――自宅――
じゃあね、パンありがとさん!
[去っていくケヴィンを見送って。>>0:432 自分は大丈夫、と言ったジェームス>>5を上から下までじーっと見る。]
熱もないか? 無理はするなよ? ドリベルのとこに薬でも貰いに行く?
[そう言いながらぺたりとジェームスの額を触る。]
(16) 2013/05/11(Sat) 00時半頃
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[サミュエルの隣のドリベルの姿。 10年前は同じくらいだったのに随分と若く見える。 ジェームスとは違って覚えている事は知っているから 変な緊張はしなくて済むものの違和感は拭えない。]
……。
[何より大きく変わったのは性格だが、 つい観察するように見てしまう。]
(17) 2013/05/11(Sat) 00時半頃
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[頭の中で、小さい仔犬の姿がチアキに重なった。 あれはウェルシュコーギーだろうか… それとも、ポメラニアン?>>12]
……ああ、ただいま。 兄さんはまだ出かけたままか。
[立ち往生していたらしい二人の様子から察し。]
(18) 2013/05/11(Sat) 00時半頃
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― キリシマとトルドヴィンの家 ―
[不意に聞こえたキリシマの声(>>11)に、 反射的にびくりと肩が揺れた。
元々は師の顔も見ていこうと思ってはいたが。 一旦留守を知った瞬間に緊張感を解いていた。 そのせいで今このひとときが痛い。]
やあ…先生。おかえり。 お忙しいなら、出直そうかな。なんて。
[差し出され。キリシマの傍へ。 ソーセージ配達で多忙らしいと聞いていたので、 師の顎先あたりを見つめながら言ってはみるが。 ここ数年は、毎度こうして何かと言い訳をつけて 修行から逃れようとしていたが。 こういった流れから脱出できた試しは無かった。]
(19) 2013/05/11(Sat) 00時半頃
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キリシマさん……おかえりなさい。 お邪魔してました…。
[ソーセージを持って戻ってきたキリシマへと。 ライマー時代は共に戦う事もあり、それなりに交流はあった。 向けられる視線が複雑さを帯びているのは、 ライマーであった頃の「ドリベル」を知っているからだろう。
もっとも、ライマーであった「ドリベル」は十年前に死んだのだと、 その区切りはお互いしっかりつけているが。
…つけている故に腰が引け気味になるのは、 主同士の力関係に要因があるのだろう。]
(20) 2013/05/11(Sat) 00時半頃
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熱などありませんよ。
[じーっと見られれば、ぶっきらぼうに応えながらも。 額に触れられれば、ピタリと硬直する。]
薬など、大げさな……。 大丈夫です。 少し、ぼうっとしていただけですから。
[苦笑いを浮かべ、トレイルの瞳を見つめた。]
(21) 2013/05/11(Sat) 00時半頃
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おかえりなさいっ! ホレーショーさんに頼まれていたものを届けに来たんですが
[出かけたままか。言葉に>>18頷いた。 その時、こちらに足早に近づくホレーショーの姿が見えて>>13]
あ、帰ってきました! ホレーショーさーーん!
[同じように手を振って、出迎える。 手を振る度に、白い道着が尻尾の様にゆらゆらと揺れ、]
あ、先ほどはチーズパンありがとうございました すごく美味しかったです!
[礼儀正しく一礼すれば、少し深呼吸する。 ちょっと落ち着きがなさすぎると自分で気づいた。 これから、稽古なのだから、冷静にならないとと、]
(22) 2013/05/11(Sat) 00時半頃
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[少しの間、深呼吸しながら 会話に耳を傾けて、会話に時々混ざっていた。
去り際には、これから滝で稽古してくると言っていっただろう。 魚が沢山とれたら、おすそわけしますとも**]
(23) 2013/05/11(Sat) 00時半頃
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―ケヴィン宅前―
[>>12>>18チアキとケヴィンのやり取りを静かに見守る。]
チーズのパン、ごちそうさまです。 ホレーショーから野菜を入れる籠の依頼を受けたんですが。 どのくらいの大きさなのかが分からなくて。
[ご馳走になっている手前、ライマーにはきちんと敬語で話す。 ただし、お隣さんは別核に当たる。 頭の上から籠を下ろし、大小重ねた25個の籠を見せる。]
(24) 2013/05/11(Sat) 00時半頃
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[5年ほど前のある日、ふらりとやって来て。
ライマーになりたいとだけ村長に告げ、 過去については誰にも何一つとて語らずに この村に住処を構えてライマーとして生きている。
当初はいかにも力を求める若者らしく、 それらしい陰の気配と切迫した様子も見せていたが。
修行をして精悍になるどころか、 村で二年も過ごした頃には、まとう空気は変質し、 緩く柔く気怠く…こういった男が出来上がっていた。
昔は修行にもよく励んでいた。 懐かしき思い出だ。]
(25) 2013/05/11(Sat) 00時半頃
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トレイルは、首をかしげてジェームスの額をもう一度ぺたり。**
2013/05/11(Sat) 01時頃
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そうか、ご苦労様。
[届けに来たというチアキに、ふと表情が緩む。>>22 弟子に対しては多分甘め。
毎日の家事と適度な運動は欠かさぬよう。鍛錬も気を張り詰めてやりすぎると、筋肉を壊すこともあるから、休むことも覚えるようにと。基本的にはそんなところ。]
パン、口にあったか。それはよかった。 おや、うちのも帰ってきたか。
[チアキが背後に手を振ったのを見て、振り返って片手をあげた。>>13]
(26) 2013/05/11(Sat) 01時頃
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─ 自宅前 ─
ただいま。 こちらこそ、美味しいお茶をありがとう。 ……。
[手を振るチアキは、まるで大きな白い犬のようで、ちょっと変な笑いが出そうになった口元を、片手を宛って誤魔化した。 それでも目元は笑っているけど。]
今、村長のところへ行ってきたんだけれど、お客さんは錬金術師の兄弟らしいよ。 今は話し合いの最中みたいだったから、一旦引き上げてきたんだけれど、多分あとから何か話が回ってくるんじゃないかな。
(27) 2013/05/11(Sat) 01時頃
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[村長宅前でのペラジーの話は、皆に。 それから、ケヴィンに向き直り]
それと、キリシマさんから。 あとからソーセージを届けてくれるらしいよ。
(28) 2013/05/11(Sat) 01時頃
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……………ああ。
[攻芸の頭の上に、籠のタワーが出来ているなとは思っていたが、そういうことだったか。>>24
修行の一環なのはわかるので、ツッコむのは控えていた。それより、25個もある籠の中からどれを選ぶかを考えている。]
(29) 2013/05/11(Sat) 01時頃
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[観念した様なサミュエルの様子>>19と 理解の早いドリベル>>15に 満足そうに頷くが、ドリベルと主の間>>17>>20に少しだけ 瞬きの回数が多くなる]
鹿肉はサクラのチップを使いましょう。
[時々自ら課したラーマとしての壁が窮屈に思えてしまう時がある。 例えばこんな時に。 過去に触れる事は一度も無かった。 主と従でなければと作った壁]
まだ1年しか経っていないのですが。
[自嘲のように小声で呟く。 ライマーの時は自ら作った壁を窮屈と感じた事は無い。 長い年月、騎士団の中で当然としていた壁]
(30) 2013/05/11(Sat) 01時頃
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ところで、攻芸……それは……。
[そしてやたらと目に付いたのは、攻芸の頭上の籠タワー。 野菜籠は1つで良かったのだけれど、どうしてこんなことになったのだろうと、唖然とした表情でそれを見上げた。]
(31) 2013/05/11(Sat) 01時頃
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鹿肉。
[>>14狩りの成果だろう生肉は有難い。 トルドヴィンの作る燻製は味も良いから 暫くは夕食は豪華になりそうだ。]
稽古な。 今日の作業は終わった。
[多少豚臭いかもしれないが我慢してもらおう。 >>19なに、時間なら沢山ある。 油断すると逃げ出すから差し出された腕を掴んだ。]
(32) 2013/05/11(Sat) 01時頃
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[>>27ホレーショーも帰宅したようだ。 客人についての話になれば、眉を下げる。]
れんきんじゅつし……?
[耳馴染みの無い単語に、首を傾げさせた。 何かが回って来ると聞けば、配給をする人?という想像が働く]
………此処で待っているので、 中でお二人で見てもらっても……。
[>>29ケヴィンの声の重さに、一応そう進言しておく。 今使っているものと比較した方が早そうだ。 ただし25個という分母は変わる事はない。]
(33) 2013/05/11(Sat) 01時頃
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錬金術師?
[日常的にはあまり馴染みのない職業だ。>>27>>28 ホレーショーから話を聞くも、まだ詳しいことはわからないらしく。]
……そうだな、誰かの所に依頼でも飛ぶのかもな。 ん、キリさんの家には行って来た。その時頼んだ。 あとトレイルのところも。
[経緯を説明しながら、トレイルの所でもらってきた戦利品をホレーショーに見せる。]
(34) 2013/05/11(Sat) 01時頃
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[>>20対等であったはずのドリベルが若干びびりになったのも きっと、サミュエルがよく寝る所為だろう。 >>25村に来たばかりの頃はまだやる気もあったのに どうしてこうなってしまったのだろう。 自分の修行の仕方が悪かったのなら 今からでも鍛え直すしかない。]
(35) 2013/05/11(Sat) 01時頃
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いや………
[25個を家に運び込むのは、面倒である。>>33]
これだ。
[パッションで、今使っているのと同じくらいのサイズと思われる籠をパシッと適当に取る。適当に。決断は男らしく。]
(36) 2013/05/11(Sat) 01時頃
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[今日の作業は終わった>>32とのキリシマの言葉に、 こちらの主の逃げ場は完全に塞がれたようだった。]
…どうぞ、お手柔らかに。 まだ…回りきっていない…ので。
[この言葉で稽古が軽くなるとは思えないが。 今日の訓練はラーマは使用するかしないのか。 どちらにせよ、シーツと篭はどこかに置かせてもらう事にする。]
(37) 2013/05/11(Sat) 01時頃
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そう、錬金術師。 弟の方と、少し話をしただけだけどね。
あ、そういえばサミュエルも、鹿肉を分けてくれるって言ってたな。 これも、ケヴィンのパンのおかげ……
[話ながら、視線はケヴィンの持つベリーへと向き。 行儀悪く、一粒つまんで口へ運ぶ。]
!
[何の報いか、酸味の強いところに当たってしまい、ピクッと肩を震わせ顔を顰めた。]
(38) 2013/05/11(Sat) 01時頃
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そういえば錬金術師に会った。
[先ほど見たという二人連れは彼らだろう。 ようやく話がすっきりした。 だが依頼があるにせよ 今はサミュエルとの修行を優先だ。]
一年では不満か。
[感覚としては、まだというよりはもうと言うほど 組んでからはあっという間だと感じていた。 それでもまだ壁を超えられていないのだから 結局はまだ遠いのだろう。]
(39) 2013/05/11(Sat) 01時頃
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ん。
[新・野菜籠を持ちながら。]
……つまみぐいの天罰だな。
[歯に衣着せぬ。>>38]
(40) 2013/05/11(Sat) 01時半頃
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[ドリベルの昔の様子は 悲しきかな、あずかり知らぬ所で。
彼の変化が自らの睡眠欲のせいだとは まったく思っていないし そもそも変化があった事すら知らないのだった。
ドリベルとキリシマの間を流れる空気感に、 何か思うところはあるものの。
今はそれより……修行を優先すべきだと考える。 早く済ませて、早く眠るために。]
今日はどんな事を教えてくれるの。先生。 生物学を学ぶために、マッサージでもしようか ?
[そんな修行がありえるのかどうか。 考えなしの提案だった。]
(41) 2013/05/11(Sat) 01時半頃
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[耳聡い、と主の声>>39に珍しく苦笑が浮ぶ]
錬金術師……何か特別な調合の素材を取りに行く為の依頼でしょうか。
[錬金に必要な素材は多岐にわたる。 危険な素材も勿論あるので、そう言った依頼もあるから 納得はするが、何故かまだ不安を感じるのは何故だろうか]
……不満です。 もう少し早くお仕えしていれば もう少し生活能力を向上出来たかもしれませんし。
(42) 2013/05/11(Sat) 01時半頃
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[>>36そのまま選んでくれたので、解決したらしい。 しかも、そう時間はかからなかった。]
では、それをどうぞ。
[残りの籠を纏めて頭の上へ乗せる。]
弟? 客人二人は兄弟なのか。
[>>38此処でまた新情報が入るが、 そこまで突っ込む事は無しに留めておく。 ケヴィンの果物を食べるホレーショーを眺める。 果実を見て連想したのは、ジェームスだった。]
れんきんじゅつしが家に来るのなら、 待機しておいた方が良いのだろうか。
[滝修行は明日に伸ばすべきなのかと考えながら。]
(43) 2013/05/11(Sat) 01時半頃
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甘やかしたら柔らかくなった。
[>>37だから彼のためを思えば甘やかすべきではない。 というより甘やかした覚えが無かったのに 抜け道を見つけてするすると逃げるのが上手いのだ。]
何を想定してサミュエルがやってきたかによる。 眠くならないツボを探すか。
[ラーマたちを巻き込むべきか、そうでないか。 どちらにしても軽い運動はその後で美味しい食事に 良いスパイスにもなる。]
(44) 2013/05/11(Sat) 01時半頃
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うん、それがちょうど良さそ……
[まだ少し片目が険しいまま、選び出された、新・野菜籠を見る。]
……。
[天罰などと言われたので。 僅かばかりムッとして、もう一粒つまんで、それをケヴィンの口元へ]
(45) 2013/05/11(Sat) 01時半頃
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ケヴィンは、押し込まれたベリーは 1.甘い 2.酸っぱい 1
2013/05/11(Sat) 01時半頃
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ドリベル殿、ちょっとチップを取りに行きますので こちらで火の番をお願いします。
[シーツを置いたドリベル>>37に火の番を頼み、 鹿肉の為にサクラチップを取りに行く。 腸詰と鹿肉を燻し、主達の修行を見ながら ラーマはラーマで煙に紛れる様に会話をしていた]
(46) 2013/05/11(Sat) 01時半頃
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それは諦めろ。 適性が無いのだ。
[>>42出来ないのは食事だけで、 その他はおおよそ何とかなっているのに それではトルドヴィンは納得していないようだ。 食の不備はそのまま生への危険に直結する。 自分の作ったもので死にたくはない。 ライマーたるものせめて戦場で死なせて欲しい。]
(47) 2013/05/11(Sat) 01時半頃
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|
…………。
[少しばかり考え事をしたので、口にブルーベリーを突っ込まれるのは阻止出来なかった。>>45]
………甘い。
[表情から、日頃の行いのよさだと言いたそうなオーラが滲んでいる。]
(48) 2013/05/11(Sat) 01時半頃
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|
あ…。
[サミュエルの言>>41に小さく声を漏らした。 そんな事を言ったらどんな反応が返ってくるか。]
…………。
[案の定というべきか。 嘆願がかえって仇となったようだった。>>44]
…わかりました。
[トルドウィンに頼まれれば>>46請け負い。 火の番をしながら修行を眺める。 今日は自分達の出番まで果たしてあるだろうか。 …時にはそこへ行き着く前に、終わってしまう事もあるので。]
(49) 2013/05/11(Sat) 01時半頃
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|
兄弟らしかったね。 兄の方とは会っていないけれど。
…………。
[攻芸に答えながら、ベリーの反応を伺うようにケヴィンの反応を覗き見れば、返ってきたのは期待とは真逆の言葉。]
どういうこと。
[何となく滲むオーラを感じ、ちょっとジト目になった。]
(50) 2013/05/11(Sat) 01時半頃
|
|
だが、来ないかもしれないしな。 無理に予定を捻じ曲げなくてもいいんじゃないか?
[攻芸の疑問に、そう提案する。 錬金術師たちが全員に用がある、とまでは考えられず。>>43]
チアキも、張り切っているようだし。
(51) 2013/05/11(Sat) 01時半頃
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|
そうですか。 ですが我が君がサミュエル様を鍛える事を諦めない様に 私も諦めない事にします。
[主の短い返答>>47にスッと目が細くなる。 食の不備が命の危機に直結しているのは判っている。 だからこそなのだが、 ここは恐らく平行線だと流石に自覚はあった]
(52) 2013/05/11(Sat) 01時半頃
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|
錬金術師。 ……って、何をするひとだっけ。
[実戦技術よりも、致命的なのは座学。 なんたって何かを教わる時間になると、 ものの数分で舟をこぎだすのだから。
トルドヴィンとキリシマの会話を聞きながら 考えてみるものの、具体的なイメージは湧かず。
浅く首を横へ倒して師を見つめた。]
(53) 2013/05/11(Sat) 01時半頃
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|
[ぼうっとしていた、という本人の言>>21はそれはそれで信じにくく。 本当に熱はないのか、と何度も自分の額の間を手が往復する。
額をくっつけてしまえば早いのはわかっていたけれど。 今は――それはせず、ただ心配が拭えなくて眉を寄せた。]
……ほんとーに、大丈夫?
[熱以外に何か体調不良の原因でもあるのだろうか、と。 思考はあえてその方向にしか走らない。]
(54) 2013/05/11(Sat) 01時半頃
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|
ふむ。
[チアキは積もる話もあるのだろうか。
せっかく師匠の元を訪れたのだから 昔話の邪魔をするのも、なんだか悪い気がする。 ケヴィンの話も最もせあると思う。>>51]
それならば一時間だけ家で待つとしよう。 …チアキ、俺は籠を置いてくるからゆっくり過ごすといい。
[そう男は言い残して、その場を後にする。 籠を頭に乗せて方向音痴の向かう先は――…、 自宅ではなくキリシマ[[who]]の家だったけれど。**]
(55) 2013/05/11(Sat) 01時半頃
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|
[ツボを探すのならラーマは使わないだろう、と 持っていたソーセージも置いてサミュエルへと向き合う。 燻された煙で服についた匂いは薄まったようだ。]
トルドヴィンは諦めることを知るべきだと思う。
[>>52よく言えば似たもの同士。 悪く言うと頑固者がぶつかっている。 平行線のまま今日もサミュエルには修行を。 そして自分には大惨事への予定が整った。]
(56) 2013/05/11(Sat) 01時半頃
|
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ええと。ああ。そうだ。 眠くならないツボは是非教えて欲しいけど。 森の外れで大型の双頭獅子を見てさ。 あれを、一撃で、殺りたい。
複数箇所に同時攻撃は無理かな?
[こうして、毎回あれこれ逃げ道を探しつつも、 気になる事は素直に相談する。
男には未だに 職業としてライマーをするには最大の欠点がある。 他のライマーと共に仕事をする場になると 途端に精度を欠いて、誤ちを犯す事が多く。
単独行動で何とかすべてを遂げようと こうして無茶を言い出す事もしばしばだった。]
(57) 2013/05/11(Sat) 01時半頃
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[額に何度も手を添えられ>>54、苦笑いが浮かぶ。]
大丈夫ですよ。 心配、しすぎです。
[流石に細かく説明する訳にもいかず。 主から視線を逸らすようにしながら、答えるのだった。]
(58) 2013/05/11(Sat) 02時頃
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錬金術は化学的手段を用いて卑金属から貴金属、 特に金を精錬しようとする試みのこと。 広義では、金属に限らず様々な物質や、 人間の肉体や魂をも対象として、 それらをより完全な存在に錬成する試みを指します。
判り易く言えば、色んな物質を掛け合わせて 全く違う物質を作ろうとする事。 それを生業とする人達を錬金術師と言います。
[錬金術師の単語に首を傾げたサミュエル>>53に 流れる水の如く説明をしたが、 どれ位理解出来たかは期待してはいなかった]
(59) 2013/05/11(Sat) 02時頃
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そんなツボなど無い。
[そう言いながらサミュエルへ差し出すのは 一枚の葉っぱ。とても苦くて眠気が吹っ飛ぶもの。]
大型の双頭獅子を一撃でやるには 相応の体格と武器が必要だ。
[ホレーショーが相棒ならば可能かもしれないが、 ドリベルだけでサミュエルが相対したときに 一撃で仕留められる可能性は高くないだろう。]
ドリベルに毒を仕込むか。 素直に何名かで向かうのが懸命だ。
[ものすごく譲歩した結果、出来ないことは無い筈だが やろうとしたらまず止めている。]
(60) 2013/05/11(Sat) 02時頃
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[トルドウィンが戻ってこれば、 チップを入れるくらいの手伝いはしただろう。]
…………。
[聞こえてきたサミュエルの言葉。>>57 無茶をして怪我をしてほしくはないのだが。 それ以前に一人でなぜそんな大型に挑もうと思うのか。 ただ主の向上心を阻害するのは気が引けて。
キリシマの回答>>60はおおよそ無難なものではあった。 ラーマに毒を仕込むとなると、 体内に毒を事前に取り入れておくか、 武器の形状になった時に塗るか、だろうか。]
(61) 2013/05/11(Sat) 02時頃
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自力でたどり着けるだろうかな……
[キリシマの家の方へ向かう籠タワー…もとい攻芸を見て、 非常に心配そう。>>55]
村から出なければ、大丈夫とは思うが…… 自力で住処に辿り着くのも、修行の一環か……
[チアキが攻芸を追いかけるならば、止めることはないが。]
いつまでも立っているのもなんだ。 家に入ろうか。
[そろそろ荷物も置きたい。 兄と弟子を促した**]
(62) 2013/05/11(Sat) 02時頃
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[額から頬と、頭に動かしていた手を離す。 具合が悪いのならば家にいようか、と提案するか。 それとも気晴らしに外へ行こうか、と提案するか。
しばらく悩んでから――]
……そういえば、客人が来てたんだっけ? 様子見に行ってこようかな。
[ついてくる、と彼が言えば頷いて。 残っている、と言えばそちらでも無言で受け入れる。]
(63) 2013/05/11(Sat) 02時頃
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[サクラチップを手に戻ると、ドリベルの横に座り 腸詰の様子を見ながら鹿肉を適当な大きさに分ける。 腸詰の燻製が終わるまで塩漬けしたサクラの葉で 鹿肉を巻いて味付けして、 適当なところで洗うとスモーカーに掛ける]
サミュエル様が心配ですか?
[無茶な要望をしているのだろう、主の返答>>60を 聞きながら苦笑を浮かべて、出来たばかりの腸詰を 味見とばかりに差し出した]
(64) 2013/05/11(Sat) 02時頃
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[まだ少し酸っぱそうな顔のまま]
ありがとう、大事に使わせてもらうよ。 …………。
[去ってゆく攻芸に礼を言うが、その方向がおかしな事に気付くと、チアキを見て首を傾げ]
籠、キリシマさんのところにも持っていくのかな?
[そう疑問を投げかけた。]
(65) 2013/05/11(Sat) 02時頃
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…………。
[トルドヴィンの錬金術師講座が始まるや否や、 やはり瞼の重量が倍増したような気が。 うつらうつらと意識が遠退く。
ぼやけた頭は判断力を欠いていて、 差し出された葉をほとんど無意識で食み。
あまりの味に、目に涙を浮かべるのだった。]
それは…どちらも選びたくはないね。
[ドリベルに毒はもってのほか。 他人との共闘も気が進まない。
涙の滲む目を擦りながら、露骨に残念そうに呟いた。]
(66) 2013/05/11(Sat) 02時頃
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[暗器型のラーマの話はあまり聞かないから、 実際は毒を仕込めるのかどうかは解らない。 その上リスクも高いから、 やはり独りで向かわないことが確実は回答だろう。
自分ならば出来ると言い切ってしまうけれど。 それだけトルドヴィンは一年でこの手に馴染んだ。]
(67) 2013/05/11(Sat) 02時頃
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[家の中へとの提案>>62がされれば、頷いて]
そうだね。 村長からか、錬金術の兄弟からになるかは分からないけど、多分ここで待っていても、すぐには話は来ないとも思うし。 あとで、こちらから伺うことになるかもしれないしね。
チアキは?
[寄っていくか、攻芸の後を追うか。 問いかけてから、自分もケヴィンに続いて家の中へと。]
(68) 2013/05/11(Sat) 02時頃
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サミュエルは、誰かと並んで戦う事を覚えねばな。
[ずっとこのまま狩りと独りで向かうわけにもゆかない。 それはライマーなら仕方のないことだ。
誰か背を任せられる相手は居ないのだろうか。 年近そうな顔をいくつか思い浮かべる。]
(69) 2013/05/11(Sat) 02時頃
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[暫し、気恥ずかしげに視線を逸らしていたが。 主の言葉>>63を聞けば、ゆっくりと頷いた。]
えぇ、あの客人のことは俺も気になっておりました。 調べに行くのでしたら、お供いたします。
[そう言って、姿勢を正した。**]
(70) 2013/05/11(Sat) 02時頃
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[腸詰と共に向けられた問いに>>64、]
…心配と言うか…あまり無茶をしないでほしい…んですが。
[一人でなんでもやろうとして無茶をした結果怪我をしたら、 自分ではサミュエルを守ることはできないから。
溜息混じりに吐き出して、腸詰を受け取る。 一口齧れば、癖のない味と香り高い肉汁が口の中に広がった。]
(71) 2013/05/11(Sat) 02時頃
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[大型の獣や魔物を狩る事に関しては、 これまでにも、強い関心を示す事があった。
生活のための狩りの合間に、夜の森に佇み、 とうてい敵うはずもない巨躯を眺める事もあった。 そんな時は人の形を取るドリベルからも離れて ただただひとりでひっそりと。]
ボクにはドリーが居る。 それに……誰かと並ぶのは、ほら。ね。
[言葉を濁し、口の中に残った苦い唾液を嚥下して。 師を見つめて浅くかすかに両肩を竦ませた。]
(72) 2013/05/11(Sat) 02時半頃
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……勇気と無謀は違う事を学ぶ事は大事ですね。
[主とドリベルの言葉>>69>>71に頷いて、 残念そうなサミュエル>>66を見つめ、自分も腸詰を口にした。 悪くない。今回もちゃんと出来て良かったとホッとする]
(73) 2013/05/11(Sat) 02時半頃
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ホレーショーは、家の中に入ると、今度のベリーこそ甘いだろうかと再挑戦**
2013/05/11(Sat) 02時半頃
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[キリシマと言葉交わしながら、 横目に一瞥したのはドリベルの姿。
トルドヴィンと会話をしているようだが、 その内容までは正確には聞き取れない。 煙の幕が邪魔をして、彼の姿さえもやや遠く感じた。
その眼差しは、そのままどこか遠くを見つめ、 地面へと落ちた。**]
(74) 2013/05/11(Sat) 02時半頃
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自己を過信して死んでは元も子もない。 ドリベルとも別れる事になるが?
[>>72無謀を通り越しているようなサミュエルを どうしたらよいのかわからない。]
出来ぬなら、結局ライマーをやめドリベルと別れる。 どうあっても離れたいなら止めぬが。
[そうでは無いだろう?と視線には籠もっている。]
(75) 2013/05/11(Sat) 02時半頃
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じゃあ、行こっか。 マーマーレードは、また後でな。
[姿勢を正したジェームス>>70の右手を掴んで、 最終目的地を村長の家に据えた、 気まぐれ散歩に出かけることにした。**]
(76) 2013/05/11(Sat) 02時半頃
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[腸詰の燻製が出来上がると、チップを入れ替えて鹿肉を燻す。 ドリベルに渡す分を包む為と、出来上がりをすぐに 主達に食べて貰おうと パンを取りに行こうと立ち上がったところで、 近付いて来る塔>>55を見つけて首を傾げた]
攻芸殿、修行ですか。 お疲れ様です、宜しければ腸詰を持って行きますか?
[積まれた籠だとか、明らかに道を間違えた様な気配を 全て修行で片付けると用件である腸詰を勧めた]
(77) 2013/05/11(Sat) 02時半頃
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[一口一口味わい噛みしめ。 出来立てでしか味わえない美味しさを楽しませていただく。 その視線はキリシマと会話を続ける サミュエルへと向けられていて。]
………どうして。
[サミュエルが大型の獣へと興味を持つ理由は知らず。 無茶を言い出すたびに浮かぶ疑問を声にしたことはない。 たんなる興味なのか、それとも。
聞こえた一言>>72は密かに嬉しかったけれど。 サミュエルの希望を叶えるなら、 共に戦える者を見つける必要があるのだろう、と。]
(78) 2013/05/11(Sat) 02時半頃
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[ラーマは非常にライマーのメンタルを左右している。 ここまでわかりやすいと、それはそれで対処しやすい。]
ならば本日はラーマ無しでどこまでサミュエルが 役立つかの確認と模擬戦を。
[その間に模擬刀を落としたら、楽しい仕置きタイム。 自分を追い詰められたらなら、 また強くなるために少しきつい修行が待っている。]
(79) 2013/05/11(Sat) 02時半頃
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[しばらく二人で汗を流してから、家に戻る。 サミュエルが一人にこだわる理由も大型の魔物に括る理由も知らないが 無理をしても出来ないものは無理なのだ。 その辺りはトルドヴィンにもきちんと覚えて貰いたい。]
少しは考え直せそうか。
[だめなら向き合うまでだが、 独りで暴走してしまうならドリベルにも注意を促すべきだろう。
ひさしぶりに修行らしい修行になった。]
(80) 2013/05/11(Sat) 03時頃
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キリシマは、サクラの良いにおいに、食欲をそそられる**
2013/05/11(Sat) 03時頃
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錬金術師? なんだろう、話し合い中ってことはやっぱ、依頼なのかな
[ホレーショーからもたらされた 新しい情報に>>27首を傾げる。]
兄弟ったんだ、確かに恰好は良く似てたけど あっ、キリシマさんソーセージ配ってたんですか?
[あとで貰いに行こうと考えていると、 二人が攻芸の頭のタワーに唖然としていて、 苦笑いを浮かべた。]
あはは、持ってきすぎ……ですよね、
(81) 2013/05/11(Sat) 08時半頃
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さすが師匠、男らしい!
[即時決断>>36 ばっと籠を取る姿に両手を叩いた。 ベリーを食べるやり取りを楽しげに見守りながら、 錬金術師について考えていた。]
そう、ですか 錬金術師の人、話してみたいですけど これから、滝で修行するんですよねー……
[丁度、攻芸も同じことを考えていたようで>>43 視線をやる。だが、師匠の言葉に>>51なるほどと]
えっ? あー……
[攻芸の気遣いに>>55、 一緒に家に帰ろうかとも思ったが、どうしよう。と 悩んでいる間に攻芸は歩き出してしまった。 自宅とは、まったく別の方向へ……]
(82) 2013/05/11(Sat) 08時半頃
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わーー! 攻芸そっち違う!
[あっちあっちと指差した声は、攻芸に届いたか。 その背を心配げに見つめながら、村の中で遭難とかには ならないだろうと、追いかけはしなかった。
攻芸の向かう先に二人が心配と疑問を浮かべる様子に 苦笑を漏らしつつ]
キリシマさんの家に行くなら、 多分エルさんたちもいるだろうし
[自宅に帰るのは、多分問題ないだろうと]
では、ちょっとだけ、お邪魔させてもらいますね!
[錬金術師の人が、どんな人だったか。 そんな話も聞いてみたいと、師匠の誘い>>62と ホレーショーに>>68答えて、宅内にお邪魔させて貰った。**]
(83) 2013/05/11(Sat) 08時半頃
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えぇ。マーマレードは戻ってから作るとしましょう。 あぁ、誰かにあった時の為に、果物も少し持っていきましょう。
[右手を掴まれれば>>76、僅かに目を細めた。 左手に果物の入った籠を持ち、家を出る。 扉を開けば、村の中には芳ばしい香りが漂っていた。]
これは……キリシマ殿のところでしょうか。
[主の歩の向くままに合わせながらも、ポツリ、呟いた。**]
(84) 2013/05/11(Sat) 10時半頃
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――キリシマ宅前――
………ム。
[>>83そちらは違うというチアキの張り上げた声を聞いた時には 既にキリシマ宅の付近に来ていたので、誤っていた事が解った]
――――俺は何故此処にいるんだ?
[首をこてんと傾げさせた。 さてどちらが自宅の方向かと悩んでいるうちに キリシマの家の中から声が掛かる>>77。
其方へ向かい、開いた窓越しに話をする事にした。]
(85) 2013/05/11(Sat) 11時頃
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[修行なのか>>77と尋ねられ、暫し考えた末に。]
いや、家に帰ろうと………。 散歩をした後に…。
[道に迷ったという事をそのまま告げるのが情けないので 誤魔化しながら告げるが、長い銛を持った上 籠タワーを頭に積んでいる装いは、どう見ても散歩では無い]
腸詰? そういえば、燻製の匂いがうちまで届いたな。 では、少し頂戴してもかまわぬか?
[勧められたものを断る事は無い。 まして、此処で貰える加工品の味は、10人に食べさせても 10人がうまいと保証する出来だ。]
(86) 2013/05/11(Sat) 11時頃
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[中から模擬戦>>79という単語が聞こえれば、 変化に乏しい表情にも、明らかな興味が浮かぶ。 形容するなら、そわそわといった様子だった。]
キリシマ様の稽古か……、面白そうだ。 邪魔はせぬ。見学して良いだろうか。
[そわそわを隠さずに、そう進言した。 場所を変える>>80のが分かれば、それについていく。 家に戻り錬金術師を待つ、という本来の目的は よその稽古に対する興味で頭からすっぽり抜け落ちたようだ**]
(87) 2013/05/11(Sat) 11時頃
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─ 自宅 ─
座って待っていて。 今、お茶を用意するから。
[チアキを家に招き入れると、自身は茶の支度をしに台所へ。 淹れ方に拘りはないというか、そんなものは分からないので、熱湯を使い、暖めていないカップにいきなり注ぐという、かなり大雑把なものだが。]
お菓子かなにか、なかったかな?
[棚を探せば、もしかしたら何かあるかもしれない。]
(88) 2013/05/11(Sat) 11時頃
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―自宅―
せっかくだから、ベリー食べるか?
[ヨーグルト等にブルーベリーを混ぜて、砂糖を少々かければ、立派な菓子になる。台所に果物の入った籠を置き、後のことは兄に任せて、チアキと共に食卓へつく。]
……今日は、何があった?
[あまり代わり映えもしない、話題も少ない田舎の村。 しかし、チアキが来てからというもの、何らかのトラブルが頻繁に起きるようになったので、それらを茶菓子にするのもまた楽しかったりする。]
(89) 2013/05/11(Sat) 11時半頃
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――自宅→村長の家――
あーほんとだ、燻製かな。 俺あそこの腸詰好きだな、今まで食べた中で一番美味い。
[漂う香りを確かに嗅ぎとって>>84顔を綻ばせる。 食事をしたばかりで腹が減っているわけではないが、食べ物の話しをする時はだいたいこうだ。 ]
寄り道でもしてこーかな。 何かもらえたら、今夜はご馳走にしようか。
[キリシマとジェームスの間にあったことなどは、もちろんなにも知らない。 ただ、キリシマが長年ライマーをしているから、お互い知り合いなのだろうとは思っているのだけど。
そこまでは聞いたことがなくて、聞く勇気もなかった。]
(90) 2013/05/11(Sat) 11時半頃
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[トルドウィンとの会話の内、 頭を撫でられれば僅かに表情を緩めた。 煙のカーテンの向こうの主人達の目に入ったかはわからない。
新しい来客の気配と対応するトルドウィン>>55>>77を傍目に、 始まっている打ち合いを眺める。
攻芸もこれば>>87、ともに見学をしただろう。 興味に溢れた視線で稽古を眺める攻芸をどこか眩しく思う。]
(91) 2013/05/11(Sat) 11時半頃
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― 昔話 ―
[十年前。 男は、寝る間も惜しんで鍛錬と仕事に明け暮れていた。 相棒であった剣を象るラーマは、そんな男に呆れつつも、 無茶はするなと言いながら、刃となり、支え続けてくれていた。
それに甘え、酷使し続けていた相棒が隠していた、 積み重なった不調に気付くこともできず。
ある時引き受けたキラーベアの討伐は、 本来であれば簡単にこなせる仕事だった。 だからこそ、男もまた相棒を手にして一人で赴いた。
襲いくる一撃を相棒で防ぎ、跳ね除け、反す刃で切り伏せる。 重ねた鍛錬と戦いの中で定型となった動き。 その最初の流れとして、手の中の刃を爪と合わせ。]
(92) 2013/05/11(Sat) 11時半頃
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――キィ、ン。
[高く響いたのは、刃と爪が擦れる音でなく刀身が折れる音。
『――――』
何が起こったのか理解できなかった男には、 相棒の最期の言葉も聞き取れず。
ラーマを折った爪はそのまま男の胸元を深く抉る。 手に残った刀身で応戦し、体躯を地に倒すことは叶ったが、 残った男も、胸の傷が致命傷であることは判じていた。
死までの猶予に、折れた相棒の半身を胸に男は何を話したか。
それから随分と長い期間を経てラーマとして生まれた時、 戦いへの情熱やら熱意やらは、遠くへ置いてきたようだった。]
(93) 2013/05/11(Sat) 11時半頃
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――稽古場――
[彼らの後に続いて場所を動く。 銛を地面に置き、腕を組んで立ち見で見学する事にした。 同じく傍らで見学をしているドリベル>>91に横目で視線を向け]
サミュエル様は、剣の扱いが苦手なのか?
[客観的に見て、あまり良い動きとは言えなかった。 彼の後輩にあたる自分の主も、あの長さの剣の扱いは 得意では無いので、責める訳でなく純粋な疑問を口に出す。
非対称の短剣であるドリベルは、短剣といえど独特な形状。 扱いが容易い、という訳では無さそうだが、 彼の事をサミュエルは上手く使いこなせているように窺える。
単純に長さが合わない故の動きなのか 本番では無く模擬戦が苦手なのか、得物で乗れないのか。 想像は無限に出来るが、真実は解らない。]
(94) 2013/05/11(Sat) 12時頃
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……サミュエルのシーツを一枚、駄目にした? ああ…それは、師匠として、後で菓子折り持って詫びに行かねば。
[楽しそうに微笑うが、もちろん冗談だ。 昼寝大好きなサミュエルの家では、シーツもたくさん用意されているのだろう、と予想がつく。損失自体は大きくないのだろうけれど。]
いや、周囲への物品破壊には気をつけろ。 命がけで戦っている時はそれどころじゃないが、なるべく骨董品のある所では戦わないように。
[助言だか冗談だか、わからないような事をチアキに告げる。]
(95) 2013/05/11(Sat) 12時頃
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そうか、ベリーがあるならそれがいい。 ありがとう。
[折角の新鮮な頂き物、美味しいうちに食べてしまいたいし、なによりヨーグルトと混ぜるだけならば失敗することはまずない。 籠を置くケヴィンに礼を言いながら、三人分の器を用意し、ヨーグルトを盛ってベリーをたっぷりとのせる。]
お待たせ。
[やがて、お茶の準備ができれば、小瓶の蜂蜜と、いつだったかジェームスから貰ったジャムもトレーに載せ、ケヴィンとチアキの待つ食卓へ。 弟とふたりの時は、向かい合う位置に座るのが常なのだが、来客のある時は、大体、弟の隣にかけることが多い。]
今日は、チアキのところは、扉が壊れていたね?
(96) 2013/05/11(Sat) 12時頃
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[ドリベルから受ける視線は、何処か懐かしいものを見るような そういう感じを受ける事が多いように思う>>91。
3歳から修行を始め、正式にライマーになったのは9歳の頃。 恐らく、この村のライマーの中では異例の年齢であった筈だ。
ドリベルの死の話は、父親から聞いたものの 強く印象に残るような関わりはしていない筈だった。
何を思って死んだのか、それは測り知る事は出来ない。 ただ、彼の生前は今の年齢よりも上だった事のみを知る。]
(97) 2013/05/11(Sat) 12時頃
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―自宅→村長邸―
そうですね。 後で貰いに行きましょうか。
[トレイルの言葉に頷く。 キリシマは長くライマーをやっているから、自分の過去も知ってはいるのだろう。>>0:255 だが、攻芸を見た時に覚えた身体の痛みに、己が過去を思い出して良いものか――という恐れを抱いてしまった。
それ故に、過去のことを聞くことも出来ず。 年長者のライマーとして敬意を持って接してはいるものの、どうしても、その態度は少しぎこちない。]
(98) 2013/05/11(Sat) 12時半頃
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ありがとう。
[お茶の支度をしてくれた兄に礼を言う。>>96 ベリーヨーグルトもお茶も美味しいが、甘いものをかなり摂取しているので、あとで体を動かす必要性を感じている。]
……前に行った時も壊れていた気がするが。 直してないのか、また壊したのか、どっちだ。
[苦笑しながら尋ね。しばらく他愛もない話が続いていたが、錬金術師の話題になれば、何しに来たのだろうな?と、茶を飲みながら首を傾げたのだった**]
(99) 2013/05/11(Sat) 12時半頃
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[攻芸に尋ねられれば>>94、首を傾げてやや思案する。]
…苦手な相手…というのもあるかもしれません。
[師匠であるキリシマには毎回みっちりしごかれている。 それ故に、無意識に苦手意識を持っているのかもしれないと 可能性を提示してみた。
相手が相手だ。 手を抜いているなどということはありえない。]
チアキは…剣は得意ではなかったでしたっけ…? 模擬戦でも長物を…?
[チアキは攻芸を使っている時とてもいきいきとして見える。 扱いの感じからも長物が得意なのだろうと分かるが、 模擬戦ではどうなのだろうと興味を。]
(100) 2013/05/11(Sat) 12時半頃
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―ケヴィン宅―
お邪魔します!
[お茶を用意すると台所の方へ行くホレーショーに>>88 お構いなくと言おうと思ったが、断るのも失礼な気がして 大人しく待っていた。
自分が飲む分には、特に拘りもなく むしろ、ばーんと男らしい感じは、羨ましくも思っていた。]
あ、トレイルさんのとこのですよね! お言葉に甘えて、頂きますー
[先ほどの二人のやり取りも思い出して、 楽しげに声を弾ませた。何かあったかと問われれば>>89 ぎくりと肩を弾ませて]
(101) 2013/05/11(Sat) 12時半頃
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えっと……その、…… ドリベルのシーツを、破いてしまいました……
[そも、何かあった。と確定事項で聞かれていることに がっくりと肩を落としつつ、毎日何かしらの 騒動を起こしているので、反論しようがない。]
わーー! 師匠にそんなことさせられないですよ 昼食を御馳走するので、手を打ってもらいました
[菓子折りと楽しそうに言われて>>95、あたふたとする。]
う……はいっ以後気を付け、……へ?
[攻芸にも注意された事。 しっかりなきゃと返事を返そうとして、途中で 骨董品。という言葉に首を傾げて、]
(102) 2013/05/11(Sat) 12時半頃
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き、気を付けます。 すごい大惨事になりそうですね……
[自分なら本気でやってしまいそうな気がして、 乾いた笑いを漏らしつつ、しっかり頷いた。]
あ、ありがとうございます! 美味しそう……いただきますー
[戻ってきたホレーショーの手には、 ベリーたっぷりのヨーグルト>>96、目を輝かせると一口。 甘酸っぱい香りが口いっぱいに広がって、]
美味しい〜
[幸せそうに微笑んだ。 さらに一口と口に運んでいると、 我が家の壊れた戸について訊かれ、小さく苦笑を漏らした。]
(103) 2013/05/11(Sat) 12時半頃
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あー……攻芸が、鍵がかかってるのに開けちゃいまして いつもしっかりしてるのに、こうとこ抜けてて なんか、可愛いですよね
[最初に苦笑を浮かべたけれど、 すぐに何でも無さそうに、くすりと笑った。]
そーいえば、ホレーショーさん 錬金術師の人をお話ししたんですよね? どんな人でした?
[遠くからしか見ていないし、フードのせいで背格好くらいしか 分からなかったので、純粋な好奇心から興味が湧いて**]
(104) 2013/05/11(Sat) 12時半頃
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─ 4年前、おそらく誰も知らぬ話 ─
[病に冒されてからというもの、咳き込んでは喀血し、微熱高熱を繰り返す日々が続いた。]
───ッ! ……ッホ! ゴホッ、ゴホ ケホッ。
…………、ゲホッ、ゲホッ……!
[その日も、咳に眠りを阻害された。 窓から差し込む月明かりのもと、口元を押さえていた掌を見れば、赤黒く染まっているのが厭でも分かった。]
……ゲホッ。
[呼吸するたび、肺がおかしな音をたてる。 せめて、口を濯いで手を洗い、咳止めの薬湯を飲もうと、台所へと向かった。]
(105) 2013/05/11(Sat) 12時半頃
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[直してないのか、またのか。問われれば>>99]
あはは……、また、です
[苦笑ひとつを、追加した。**]
(106) 2013/05/11(Sat) 12時半頃
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[苦い薬湯を飲み干せば、喉は幾分楽になった。 それでもまだ、胸は熱を持っていて、視界はフラフラ揺れ動いた。
この物音で、弟を起こしてしまってはいないだろうか。 床につく前、そっと様子を伺った。 なにせ、自分が病に倒れてからというもの、何かと苦労ばかりさせている。 せめて夜くらいは、ゆっくりと眠りについて欲しかった。]
…………っ。
[弟は、よく眠っているように見えた。 安堵の笑みを浮かべるとともに、また小さく咳き込みそうになり、慌てて口元を押さえた。 感染する類の病でないことだけは、本当に、救いだと思った。]
……。
[感謝、労い、そして謝罪。 様々な想いを込め、茶色の短髪を軽く撫でる。 それから───]
(107) 2013/05/11(Sat) 12時半頃
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─ 現在・自宅 ─
お茶、まだ熱いと思うから。
……え、なに。 あれはずっと壊れっぱなしだったのか?
[呆れたように、ケヴィンとチアキの顔を交互に見る。]
ケヴィン、今度修行の課題に「物を壊さない」というのを追加してみたらどうだろう?
[そんなことを、あまり冗談と思えないような口ぶりで言いながら、ヨーグルトに蜂蜜を混ぜ込んだ。]
(108) 2013/05/11(Sat) 13時頃
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[何処か遠くを見るように、視線をよそに向けていたが、 暫しあって、視界にドリベル>>100を映す。]
苦手な相手……? キリシマ様は、サミュエル様の師では無いのか? 寧ろ、気のおける間柄に思えるのだが。
[師であると認識している時の父親は、 血のつながりがあれど、他人として捉えていた。 公私混同する事が、真面目不真面目で悩む事こそ 不真面目なことに思える。始めこそ割り切れていなかったが 厳しくしごかれているから苦手、 という想定に理解が及ばないのは、そういう事だろう]
………チアキは経験が浅い。
今は、実践に繋げるのが全てだからな。 長物でやらせている。
(109) 2013/05/11(Sat) 13時頃
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[短刀と長刀に比較すれば、長刀と薙刀は更に尺が異なる。 当然、模擬でも薙刀に近いものを持たせている。
自分が彼の手を離れた時、他の武器を手にしたら それにすぐ馴染める様に、日頃から訓練させる――
という考えに届かないのは、己の甘えだと気づいていない。 他の武器を手にしている所を想像したくない、という甘え。]
(110) 2013/05/11(Sat) 13時頃
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あぁ、錬金術師ね。
うん、そう、白いフードで……名前はペラジー。 そうしたら、チアキが見たっていう、褐色のフードのもうひとりが、ペラジーの言っていたお兄さんかな。
村長との話の内容までは聞かなかったけど、あとから話があるって言っていたからね。 少なくとも、私達にも関係のある客人であることは間違いないと思うよ。
[向こうから声がかかるまで待つか、それとも、頃合いを見て再度訪問するか。 それについては、ゆっくりとお茶を飲みながら考えようか**]
(111) 2013/05/11(Sat) 13時頃
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ドリーとは離れないよ。ライマーも辞めない。 大きいのを殺る。そして、ボクは死なない。
[相変わらずの無気力で気怠げな言い様だが、 存外に欲深く無茶を語る目は珍しく真剣だった。
それとこれとは別だとばかりに、 模擬刀を使っての修行からは何かと理由をつけて 逃げ出そうと試みたが。
脱走は失敗に終わり。 気付けば無機質な魂を持たぬ長剣を握り、 程近い空き地にて師と向き合っていた。]
(112) 2013/05/11(Sat) 13時頃
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[自らの身体の延長のように扱える 小ぶりで軽やかな武器が好きだ。
筋肉量が圧倒的に不足しているせいか 重い武器は腕の動きを鈍らせるし、 長すぎる武器ではバランスを取れず 全体の動きや足運びに無駄が生まれる。
戦闘に関しての基本的な能力は、 おそらくは村のライマーの中ではかなり低いほう。 圧倒的に技術が足りていないという意味で。
今握って振り回す 単なる道具でしか無い長剣の重みや長さも、 まるで枷のようだった。]
(113) 2013/05/11(Sat) 13時頃
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[修行を始めた最初の頃に比べれば それでも随分動けるようにはなったが、 キリシマの動作についていくのがやっと。
汗で滑らせ刀を落としてしまった失態のせいで、 そこから先のひとときは、地獄のようなひとときで。
暫く経って元の位置へ戻った時には 荒い呼吸に肩を上下させ、全身が汗に濡れ。 とんでもなく疲労していた。]
ダメ。…何も、考えられない……今、
[考えなおせそうか…そう問われても、 喘ぐような呼吸の合間にそう応えるのが 精一杯だった。]
(114) 2013/05/11(Sat) 13時頃
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[不思議そうな攻芸>>109に、 この様子だとチアキはケヴィンにそういう意識を 抱いていないのだろうと、別の師弟について考える。
ケヴィンとホレーショーがチアキの恩人であり、 チアキがライマーとなった理由であるとは耳にしており。 憧れの人を師と仰ぐならば、苦手と思うことはないのだろう。]
気が置けない…のは…その通りですね。 [稽古を嫌がりながらもしばしば顔を見せに来るし、 師弟仲はなんのかんの言いながらも良好だと思う。]
(115) 2013/05/11(Sat) 13時頃
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…ああ。 距離感を体に馴染ませるのは…大事ですからね…。
[刃の届く範囲が異なれば、戦い方も異なってくる。 攻芸の形態であれば通常の剣と扱いはかなり違うだろう。 まずは自分の武器の間合いで戦うことに慣れるのが必要かと 納得したように頷いた。
チアキの元から攻芸がいなくなったら、という疑問は抱かない。 この二人が離れるという想像は容易には浮かばなかった。]
(116) 2013/05/11(Sat) 13時半頃
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[二人の動きがとまり、どうやら稽古は終了したようだった。
ある程度近くまで戻ってきたサミュエルに、 数歩駆け寄るように近寄る。]
……おつかれさま。 怪我はない…ですか?
[怪我の程度を確かめるように、視線を向ける。 キリシマの腕ならばそこは問題ないと思うが、 武器を握った後のひとつの儀礼のようなものだ。
確認作業を終えれば、サミュエルの額に浮かんでいる汗に、 何か拭うものはないだろうかと。]
(117) 2013/05/11(Sat) 13時半頃
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[気ままに歩き続ける。 ジェームスの手を握ったのは離さないまま。
客人のことはそれほど気にしてはいない。 ただ家を出かける口実が欲しかったからだった。
故に足はまっすぐに本来の目的地へとは向かずに やはり香りに釣られていく。]
(118) 2013/05/11(Sat) 13時半頃
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常に他人に教えを請うというのも、新鮮な気がする。 機会があれば手合いを頼みたい所だ。
[>>115ドリベルと話しながら、二人の動きを眺める。 小回りは短剣に劣る尺の長さである模擬刀を振り回す姿>>113 あれは模擬刀を振り回しているというよりも 模擬刀に振り回されているように見えてしまった。
素早さは不足していないように思えるのだが、 単純に腕の筋肉や、踏み込みや踏ん張りに必要な 足の筋肉が足りていないのだろうか、という様にも。]
…………やはり得物が身体に合っていない気がする。
[>>114カァン、乾いた音が地面に響く。 模擬刀が落つ音と共に、仕置>>79に突入したか。 元の位置へ戻ったサミュエルは、完全に憔悴している。]
(119) 2013/05/11(Sat) 13時半頃
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体中が痛いよ。ぼろぼろだ。
[近寄るドリベルへとこちらからも歩を進め、 全身の痛みを訴えてはみるがそれは口ばかり。 傷ひとつ無く、健康そのもの。
ドリベルの手を取り、握って。 やはりこの手に馴染むのは彼なのだと確認を。 無機質な武器を握った後はいつもそうする。]
先生。ありがとう。 きっと今日は良く眠れるよ。
[稽古をつけてくれるキリシマを振り返り、 礼を言うのも忘れずに。]
(120) 2013/05/11(Sat) 13時半頃
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[ドリベルに視線を戻す前>>109、 周囲からは一見して、遠くを見ているような双眸は、 距離の開いた所を歩んでいたジェームスを捉えていた。
その足がキリシマ宅の方へ向き始めた>>118事に気づき、 つい、と視線を逸らす。]
…………。
[どのような感情が、その目に宿っていたか――…。、 8年前のアンデット退治の事を知る者のみ それを感づけるだろうが、この場はキリシマとサミュエルの 模擬試合に集中していたので、気付く者はいなかっただろう]
(121) 2013/05/11(Sat) 13時半頃
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[手を握られたままなことに、ふと笑みが零れた。 どうやら、主は本来の用事より香りの方が気になるようで。>>118 それならばと、主の歩が向くままに足を進める。
途中、何から視線を感じれば、周囲を見回した。]
あ――……、
[ふと、キリシマ邸の人影が目に入った。 その中に攻芸の姿を認めれば、左胸がズキリと痛み。]
………………。
[無言で、握った手に力を籠めた。]
(122) 2013/05/11(Sat) 13時半頃
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[先に気がついたのは自分か、ジェームスか。 遠く、自身の視力ではぎりぎり見える位置に人影があった。
来ている服の色と髪の色で消去法で誰かはわかる。]
……攻芸? と、サミュエルとキリシマさん…かな?
[だとすれば今サミュエルに駆け寄った>>117のはドリベルだろう。 そんな事を考えていると、つないだ手に力が込められる。>>122]
どうした、ジェームス。
[彼の横顔を見ながら、柔らかく問いかけた。]
(123) 2013/05/11(Sat) 14時頃
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[8年前――…。 誰かを庇って惨死した、とは聞いていた。 それが誰なのか。また、死の詳しい状況は、未だ誰にも聞けずにいた。
どのような理由にせよ、死したことは己の責。 むしろ恥とも成り得ること故に、武人気質の男にとっては、それを人に聞くことも出来ず。 ただ、全ては自分の弱さが招いたことなのだろうと、そう思っていた。
だからこそ、ラーマとして再度生を受けたからには、二度と敗北などせぬように。 何より、大事な主を守る為に――。
今でも、武器としてだけでなく、鍛錬を続けているのだった。]
(124) 2013/05/11(Sat) 14時頃
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あ、いえ。
[トレイルの言葉>>123に、我に返る。 柔らかな問いに、こちらも表情を和らげ]
キリシマ殿のところにサミュエル殿ということは、 稽古でもつけていたのでしょうか。
[サミュエルの疲れた様子>>120に、そう呟きながらも。 握った手は、離さぬまま。]
(125) 2013/05/11(Sat) 14時頃
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…その様子なら…大丈夫そうですね。
[ぼろぼろだ、と呟くサミュエル>>120の口調はいつも通りで。 キリシマとの稽古の後はいつもこんな様子だ。
握る手は稽古の直後だからか少し湿っていて、 少しばかり熱を持っていた。 握った手はそのままに、 反対側の手で、ポケットから布を取り出して軽く額に当てる。]
攻芸さんが…今度手合わせはどうか…と。
[先程のやりとりから拾って告げた。]
(126) 2013/05/11(Sat) 14時頃
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―――――。
[>>122視線を悟られたようだ。 辺りを見渡すジェームスと一度目が合うが、 たまたま視界に入った感を装う事にしよう。]
水分の摂取を勧める。
[>>117>>120駆け寄るドリベルとサミュエルには、 サミュエルのかいている汗>>114を見て 一応、そう告げておいた。 滝修行に持参した布類は、残念ながらチアキが所持しており 今の男が持つものは、頭の上の籠タワーと銛のみ。]
(127) 2013/05/11(Sat) 14時頃
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あーらら。サミュエルかわいそうに。
[稽古からは逃げようとする事があるのは知っていたので、 みっちりしごかれたかもしれない同期>>120に、軽く同情を。]
終わったっぽいかなあ、果物でも分けてあげようか。
[終わっていなければ巻き込まれるといやなので 少し距離を取っておこうね、と付け足した。]
(128) 2013/05/11(Sat) 14時頃
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…………。
[>>126手合わせの願望はサミュエルではなく キリシマに宛てたつもりだったが、引き受けてくれるなら それはそれで変わった体験ができそうだと思う。
しかし、同じサイズの模擬刀でやった場合、 間違いなくサミュエルを壊す予感しかしないので 自らの足首や腕に重しを付けた方が良い気がする。 …その機会があるのなら短い模擬刀で合わせるべきか。、
色々考え込んでいるが、敢えて口に出す事はしない。]
(129) 2013/05/11(Sat) 14時頃
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それにしても……。 攻芸殿は、あれを落とさずに動けるのだから凄い。
[攻芸の頭上の籠を見れば、表情が綻ぶ。 そしてトレイルの言葉>>128に頷いた。]
えぇ。差し入れでも行きましょうか。
[巻き込まれるのはごめんといった主の態度には、苦笑いが零れる。 ジェームス当人は手合わせは大歓迎なのだが、武器である己の方が鍛えたがるとは妙なものだ。]
(130) 2013/05/11(Sat) 14時頃
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はー…たしかに。 攻芸は腕のいいライマーだったんだろうな、今もすごいけど。
[事実かどうかは知らないが、 十を数えるころにはもう戦っていた>>97と聞いたことがある。
トレイルが出会ったころ彼はすでにラーマであったけど 本当はケヴィンやキリシマのような凄腕、だったのだろう。]
差し入れいこーか。 ……お前も戦え、とかキリシマさんや攻芸に言われたらかばってな。
[お願い、と情けない頼みをしてから 皆が集っている先へと歩き出した。]
(131) 2013/05/11(Sat) 14時半頃
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トレイルは、声が十分届く距離まで来たら、やっほーと声をかけた。
2013/05/11(Sat) 14時半頃
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[二人>>125>>128が手を繋ぐ仲睦まじい様子を見受ければ、 やはり打ち明けるべきでは無いように思える。 言わない事の後ろめたさは少なからずあるものの、 「違う生を受けた今」に「過去」は不要だろう。]
散歩だろうか? 良い天気だな。
[此方へ進む彼ら>>131へ何事も無かったように声を掛け。 頭を下げかけた所で籠を思い出しお辞儀を断念。 挨拶の礼儀をこなせないのは無礼だが、仕方ない。
糊で頭に固定している訳では無いし重力や傾きには勝てぬ。]
(132) 2013/05/11(Sat) 14時半頃
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……あ。
[近寄る気配に気付いてそちらを見れば、 トリエルとジェームスがこちらへと向かっているのが見えた>>131。 トレイルの声に軽く会釈を返し。 つながれた手については、微笑ましく思うのみで。]
入れ違いにならなくて…よかった。 二人のところにも…行こうと思っていたんです。 [始まった訓練でそのまま忘れ去られそうだったが、 現在鹿肉配達中。そしてトレイルへの依頼もひとつ。]
(133) 2013/05/11(Sat) 14時半頃
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そう……なのでしょうね。 今の身のこなしを見れば、そう思います。
[トレイルの言葉>>131には頷いたが。 実際には自分もかつて同僚であったはずが、何も思い出せず。 苛立ちを感じるような時期はとうに過ぎたが、それでも僅かな空虚さは拭えずにいた。]
鍛錬も良いものですよ。 貴方が気が乗らぬならば、俺が相手しましょう。
[トレイルの頼みには、くすくすと笑いながら。]
(134) 2013/05/11(Sat) 14時半頃
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そー、お散歩。
[当初の目的>>63はどこへやら。 近づいて来た攻芸>>132の言葉を肯定した。
頭を下げようとした時は一瞬ひやりとしたものの さすがに籠をのせていることは思い出したらしい。]
攻芸は果物いる? チアキは? 近くにいないなら後で届けてもいいけど。
[彼の傍らにいるライマーの姿はなく きょろと周囲を見回したがそれらしい姿はなかった。]
(135) 2013/05/11(Sat) 14時半頃
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ジェームスは、鍛錬好きだよねえ。 俺もそりゃあ、するけど……
[くすくす笑ったジェームスに>>134 笑うなんてひどいなあ、と口ばかりで抗議を。
そんなことをしながら近づいていくと、 こちらへ声をかけたドリベルから>>133 お仕事を一つ頂戴する。]
(136) 2013/05/11(Sat) 14時半頃
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散歩というか。 いい匂いにつられて、な。
[攻芸の言葉>>132に笑いながら答える。 主は既に散歩気分なようだ。>>135 それもいいか、と思えるあたりは、自分も感化されてきたということなのだろう。 昔の自分ならば、むしろ鍛錬の方に興味を持っていたことだろう。]
サミュエル殿、お疲れ様です。
[鍛錬を済ませたらしい主のライバルに、ねぎらいの言葉を。 先の抗議>>136を思い出せば、自然と表情が綻ぶ。 ドリベルの言葉>>133を聞けば、はて、と姿勢を正した。]
(137) 2013/05/11(Sat) 14時半頃
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[少し名残惜しいが手をほどいて。 置かせてもらっていたシーツをトレイルへと渡す。]
…ちょっと、破れてしまって。 寝巻きかなにかに…仕立て直し…お願いできますか?
[引き受けてもらえれば、当初の目的をひとつ達成。>>136 破れ方を見れば経緯について説明は不要だろう。]
(138) 2013/05/11(Sat) 14時半頃
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礼の一つもできず、相済まぬ。
[>>135失礼は口で詫びておく事にした。 ラーマの無礼は主人の教育の足りなさに繋がる。 最も、主であるチアキは教育を望んでる兆しも無いが。]
くだもの…。 …………桃が食べたい、です。
[白桃が好きなので、素直に口にするが今はその時期だろうか。 チアキの事を尋ねられれば、ケヴィン宅の方を一度見て。]
昔話に花が咲きそうだったので、置いてきました。
[暗に、チアキの居場所を伝える。]
(139) 2013/05/11(Sat) 14時半頃
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あっらー、こりゃまた派手にやったなー。
[受け取ったシーツ>>138に苦笑い。 どう見ても普通に使って出来るような損傷ではなく。]
まっかせといてー、なおしたげるからね。 さすがにちょっとは痕は残るけど。
(140) 2013/05/11(Sat) 14時半頃
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桃、か。しばらくすれば、旬が来るが。 今はまだ少し固いかな……。 早成のものがあれば、届けよう。
[攻芸の言葉>>139に、そう答えつつも。 ドリベルが出したシーツ>>138を見れば、あぁなるほどと頷いた。]
(141) 2013/05/11(Sat) 14時半頃
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じゃあ、お仕事する代わりにぎゅーさせてっ。
[仕事の話は早々に、まだ少しあった距離を詰め シーツは片手に持ったまま正面からドリベルに抱きついた。
ぎゅうっと肩に両腕を回して、頬ずりを。 それは割といつものことだった。
すぐそばにサミュエルがいようといまいとお構いなしで しばらく堪能すれば満足して腕を解くだろうし それより前にドリベルが嫌がるか、 誰かに止められたら大人しく引き下がるだろう。]
(142) 2013/05/11(Sat) 14時半頃
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……腸詰か。
[>>137いい匂いの元にすぐ見当がつき、そう呟く。 確かにあの香りは、いわば食欲増強装置だろう。
しかし、人間はこうも環境で変わるものなのだと感心する。 彼の姿形は生前の彼と何一つ変わらないというのに 鍛錬ではなく、食に意識が向いているとは。
少しの寂しさを覚えるが、良い傾向に思える。]
ありがとう、時期を待たせてもらう。
[>>141ジェームスの応じには、軽く頷く。 ドリベルの手にしたシーツ>>138を見て、 一瞬、あちゃーと顔を顰め。頭上の籠が動揺に僅か揺れる]
(143) 2013/05/11(Sat) 14時半頃
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[が、主の行動>>142を目にすれば、それまでの凜々しい表情が一瞬で強張る。 暫し硬直の後、長い溜息を一つ。]
………………ドリベル殿、すまぬ……。
[いつものこととはいえ、毎度毎度申し訳なく思い。 その都度後でこっそり果物やジャムを届けに行くのだった。]
(144) 2013/05/11(Sat) 14時半頃
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!!
[>>142トレイルの突然なる行動を、傍観する。 お隣さん故に、一度や二度はその光景を見る事もあったが サミュエルの機嫌を測るように、そちらへ視線を向ける。]
(145) 2013/05/11(Sat) 14時半頃
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問題ない…です。
[そう言いつつも見事に縫ってみせる腕前は知っている。 お願いします、と言いかけ、]
ぅ、わ……!
[抱えられるように頬ずりをされて、驚きに声をあげる。 ぱたぱたと手を動かし軽い抵抗をするものの。 トレイルのスキンシップはそれなりの頻度で行われるため、 慣れからか、本気で抵抗するまでには至らない。]
(146) 2013/05/11(Sat) 15時頃
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[頬ずりを受けている最中。 ジェームスからの視線に困った色合いを更に強くし。]
……いや………うん。
[むしろこちらこそ申し訳ない、と視線を送る。 果物やジャムは嬉しいのだが、もらう理由が…。]
(147) 2013/05/11(Sat) 15時頃
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[ドリベルに抱きつけたことに満足して手を離す。]
やっぱり可愛いなードリベル。 それに比べてお前はなー……
[サミュエルを見て残念そうに溜息を。 それでも疲れている様子の彼にそれ以上何かいうわけはなく、 ジェームスの籠からブルーベリーを一粒取って 顔の前に差し出した。]
ほうら差し入れ、ありがたくもらえよー?
[望めば彼の掌に転がすし 何も言わなければそのまま口の中へと突っ込むだろう。]
(148) 2013/05/11(Sat) 15時頃
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あぁ。いいのが成れば、届ける。
[攻芸の言葉>>143には、頷きつつ。 鍛錬の跡にも視線は向けてはいるが、自身の興味よりも主の関心を優先していた。
トレイルがドリベルから離れ、サミュエルに話しかけるのを見れば。 トレイルの様子と、彼が手にしたシーツを見て、溜息混じりに呟いた。]
(149) 2013/05/11(Sat) 15時頃
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[ドリベルの申し訳なさそうな視線>>147に、軽く頭を抑える。 マーマレードを作ったら、届けに行こうと心に決めた。]
(150) 2013/05/11(Sat) 15時頃
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[サミュエルに小声で労いをかけたが、 今の彼の耳に、己の声が届いたかどうか解らない。 稽古の後の疲労から、流石に激しい喧嘩にはならぬと思うが]
仲裁が必要ならば――
[寧ろいいな、と思いつつ手を合わせ指をボキボキ鳴らす。 憂慮しているのか、寧ろ楽しみなのか謎な行動である。]
(151) 2013/05/11(Sat) 15時頃
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[腸詰や桃について話しているらしいジェームスと攻芸の会話は 同じラーマ同士として違和感のない親しさで。
ならばあの時、手を強く握った>>122のはなんだったのだろう。 攻芸は関係なく他の理由だったのだろうか。
あの時視線の先にいたのはサミュエルとドリベルと、キリシマで。]
ふうん……?
[目を伏せて少しだけ考え込んだが 誰かに声をかけられれば顔をあげた。]
(152) 2013/05/11(Sat) 15時頃
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トレイルは、攻芸が指を鳴らす音に顔を上げたかもしれない。
2013/05/11(Sat) 15時頃
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[攻芸が指を鳴らし始めれば、流石に顔色を変える。]
お、おい。 卿はどういう仲裁をするつもりだ。
[主に何かあるようならば、自分も動けるようにとしながら。 その主の思案の様子>>152には、気付くこともなく。]
(153) 2013/05/11(Sat) 15時頃
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収穫に必要なものが古くなっていれば、 こちらもいつでも届けるとしよう。
[>>149ジェームスと話す時、つい敬語が出そうになるのは 過去の事が関係しているが、最近は割と慣れてきた。 シーツが破れた原因に関しては、内緒にしておこうか―と、]
(154) 2013/05/11(Sat) 15時頃
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えー……攻芸の「仲裁」は遠慮したいなあ。
[景気よく指を鳴らしている攻芸の姿に>>151 よしんば何か言い合っていたとしても、さっさと身を引いた。
案の定過保護気味な相棒が臨戦態勢に入ろうとしていて>>153 サミュエルには最後に一言尋ねて、お終いにした。]
(155) 2013/05/11(Sat) 15時半頃
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[解放されて、胸に手を当て長い息を吐く。]
可愛く…ないですよ。
[可愛いというのはこの村でいえば、 チアキとかが当てはまるのではないだろうか。 自分に要素があるとは思えない。
トリエルの矛先がサミュエルへ向いたのを見て、 そっと二人の様子を窺ったが。 聞こえた攻芸の指の音に、一抹の不安。]
(156) 2013/05/11(Sat) 15時半頃
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言葉で止まらぬなら、力づくでだ。
[>>153ジェームスだけでなく、他からも待ったが掛かりそうだが 当然ながら散打でも無い限り、手を自ら出す事は無いので よほど見てられない事にならない限りは、何もしない。
言葉こそ物々しいが、殺気を纏っていない事で 男に手出しをする気が無いという事は読めるだろう。]
――それよりも。
[慌てた様子のジェームスへ視線を戻し。]
近々、鍛錬に付き合って貰えぬだろうか。
[流石に、筋力に見合った相手を選ぶ脳は持ち合わせていた**]
(157) 2013/05/11(Sat) 15時半頃
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はいはーい、大丈夫攻芸は本気じゃないから。 ……ない、よね?
[ジェームスに近寄って、彼の肩をぽんぽんとたたく。>>153 絶対大丈夫、と言い切るには攻芸はかなり乗り気に見えたが 殺気はなかったので>>157ひと安心。
攻芸がジェームスへ鍛錬を申し込む話を聞いて、おや、と首を一人傾げた。 やはり微妙な空気は気のせいだった、のだろうか。
せっかくなんだし受ければいいんじゃないかなあ、と思いながらジェームスの肩に置いた手は動かさない。]
(158) 2013/05/11(Sat) 15時半頃
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[主が引くのを見れば>>155、ホッと息を吐く。 が、攻芸の言葉>>157を聞けば、精悍な笑みを浮かべた。]
あぁ。こちらこそ、願ったりだ。 折りを見て、是非に。
[攻芸の申し出に頷きながら、昔のような武人然とした表情を垣間見せるのだった。]
(159) 2013/05/11(Sat) 15時半頃
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|
[トレイルの言葉>>158を聞けば、苦笑いを零す。]
えぇ、大丈夫です。
[肩に置かれた手に、自然と安堵の表情を浮かべる。 ……自身ではそれにより落ち着きを得ていることには、気付いてはいないが。]
(160) 2013/05/11(Sat) 15時半頃
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|
好戦的なんだからなあ、もう。
[攻芸の申し出を受けたジェームスは>>159 気のせいではなく楽しそうに見える。
訓練好きなんだから、と内心溜息をつきながら 二人には念のために釘を刺しておく。]
怪我はしないでねー? 二人ともほどほどにね。 怪我しちゃったら俺とチアキが泣いちゃうよ?
[実際にチアキがどう思うかは分からなかったが 彼の性格からして、攻芸が負傷すれば怒るか泣くかはしそうで。 もしかしたら、心配しすぎておろおろするかもしれないけれど。]
(161) 2013/05/11(Sat) 16時頃
|
|
ね、そう思うでしょ? 何事もほどほどが大事、だよね?
[キリシマとトルドヴィンが近くにいれば 彼らにも同意を求めようとした。
自分の言うことは聞いてくれなくとも、 特にキリシマの言ならばこの二人も聞くだろう、と思って。]
(162) 2013/05/11(Sat) 16時頃
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―4年前、別れの前の状況―
[治療法の確立されていない病。 自分が兄にしてやれる事と言えば、人として生きる残りの日々を、少しでも楽に過ごせるように、心落ち着けるように気遣うくらいしかなく。自分への歯がゆさと、兄を襲った運命を恨む。
そうして、心身が疲弊していたのは間違いないから、その夜、兄が起きだしたことには眠っていて気づかなかった。>>107]
[ライマーは命を落とせば、ラーマとして復活する機会が与えられている。けれど、だからと言って、死を許容できるかと言えば、そうでもなかった。 兄が死の直前、「よかった」と呟いた意味を察して、声を荒げて「馬鹿を言うな」と言ってしまったのは、失う恐怖に襲われていたから。>>0:342 もう助からないのは明らかだったけれど、言わずにはおれなかった。
最後には受け入れたが、もう同じ思いはしたくない。*]
(163) 2013/05/11(Sat) 16時頃
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|
[トレイルの言葉>>161を受ければ、一歩下がって姿勢を正す。]
大丈夫です。 互いに怪我を負うほどは熱くなりませんよ。
[苦笑いを浮かべながらも。 主が自分の身を案じてくれているとわかれば、自然と表情が綻んだ。]
……貴方を泣かせるようなことは、致しません。
[そう、力強く告げた。]
(164) 2013/05/11(Sat) 16時頃
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[キリシマとトルドヴィンに話を振られれば>>162 僅かに躊躇いがちな表情を浮かべる。]
だから、そうまで熱くなることはないと……。
[かつての自分はどうだったのだろう。 話によれば、日々鍛錬ばかりしていたとも聞く。 トレイルのいる前でどんな話がされるのか。 幾分不安そうに視線を巡らせた。]
(165) 2013/05/11(Sat) 16時頃
|
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―現在:自宅―
可愛い……
[人間、完璧よりは一つ二つ弱点があった方が可愛げがあるものだが。攻芸に可愛いという感情は抱いたことがない。どちらかと言えば、普段は凛々しいが抜けた所もあるんだな、程度の感想で。これも、主とそうでない者との違いなのだろうかと、考えながら。]
……ああ、可愛いな。
[一応同調はしておいた。理屈は理解できないこともない。>>104]
あ、それいいな。 ツボを周囲に置いて、壊さない修行。 で、狙ったものだけを壊す修行。
[ホレーショーの案、採用されかけ。>>108]
(166) 2013/05/11(Sat) 16時頃
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それなら、呼ばれるまで稽古でもして待とうか。 食べた分の甘味を消費しないとな。
[兄の話に、いつ呼ばれるかわからない物だと判断。>>111 茶とヨーグルトを食べ終われば、食後の運動にチアキを誘う。
庭先に出て、軽く準備運動をしてから、物置から本当にガラクタのツボを出して並べたりしていた。攻芸の方針に沿って、鍛錬中は長物を持たせる…というか、今は確実に、攻芸と共に強くなるのが最良、と思っている。>>110
万が一攻芸が…武器が壊れてしまうことがあれば、「一人なら、恥も外聞も捨てて逃げること」とも、教えていた。考えたくはないだろうが、己もそれで、身が危うくなりかけた経験があるのだ。]
(167) 2013/05/11(Sat) 16時半頃
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玉投げるから、ツボを割らないように叩き落とすこと。
[命中率と集中力アップ狙い。 兄にも手伝ってもらって、布で出来た玉(当たってもケガしない)をチアキにポイポイ投げる。一定方向からではない動きで、いくつ落とせただろうか。
……ふと。 しばらく続けて、一休みしようかと言う時に、庭の端にフード姿の人物が二人、立っていることに気がついた。]
ああ、あれが……錬金術師の?
[話をしに来たのだろうか。 休憩しようと二人に声をかけて、自分はフードの二人に近づいていく。チアキや兄が共に来るなら、止めはしない。
……そうして。彼らから齎された情報に、言葉を失うことになり。薬を受け取るものの、しばらく、戸惑ったように手の中の小瓶を見つめていた**]
(168) 2013/05/11(Sat) 16時半頃
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[多少何かあったとして、仲裁はないまま治まったようだ。>>155 離れるトリエルと入れ違うように、サミュエルの側に寄る。]
……どうします? ……先に家に戻ってますか?
[残るはケヴィン達のところだけだし、一人でも行くことはできる。
サミュエルの返答はどうだったか。 どちらの返答にせよひとつ頷いて、 まずはトリエル達に鹿肉を渡しただろう。]
(169) 2013/05/11(Sat) 17時頃
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[ドリベルに額を拭って貰いながら、 聞いた言葉に思わず目をきょとんと丸くした。 驚きを隠さないその目を攻芸に向ける。]
チィとボクが手合わせ ? ドリーと攻芸を持って ?
かまわないけど。チィ死んじゃうよ ?
[何やら勘違いの上に勘違いを重ねて。
その言葉に含まれる感情や考えや経験については 珍しく表に現れた驚く顔付きに隠れて きっと誰にも何も伝わらないだろう。]
(170) 2013/05/11(Sat) 17時頃
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[攻芸へと向けていた視線はトレイルたちの来訪を知り そちらへとゆるやかに流れた。
仲睦まじく歩くトレイルとジェームスの様子を眺め、 トレイルに無残なシーツを託すドリベルを眺め、 水分…果実が欲しいな…と考えた。]
オレンジかレモンはない?欲しい。
[攻芸に言われ、大量に発汗したせいもあり、 喉がからからに乾いていることを思い出した。 水分補給がかなう果実を求める声を。]
(171) 2013/05/11(Sat) 17時頃
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ドリーは美しいよ。もちろん。 ……それに比べて、なんだよ。まったく。
[トレイルに捕獲され抱かれるドリベルを見るのも 毎度の事と言っても差支えは無く。 それによってドリベルが危険に晒された事は無く。
本人が嫌がらないなら、それを止める事も無く。
相変わらず表情の変化も乏しくそれを見守った。 ドリベルが可愛いとの声に返す言葉もいつもと同じ。 彼の刃は軽やかで美しい。と。
ついでに比べられてどうやら…の部分に抗議しつつ 差し出されたブルーベリーを指先で摘んで受け取り。 食べる。食べるが、小さすぎて、すぐに無くなる。]
…もう少し、食べがいがあるものをよこせよ。
(172) 2013/05/11(Sat) 17時頃
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――少し前・サミュエルと――
[オレンジかレモン、と言われたのに>>171 あえてブリーベリーをわたしたのは嫌がらせとかではく。
食べがいがあるものが欲しいと言うので>>172 籠からオレンジをいくつか取り出した。]
皮むかないと食べれないだろー? それとも苦い皮のまま食べる?
[押しこんじゃおうか? と一度彼の顔の近くに果物を近づけてから くすくす笑いながら、オレンジは丸ごと彼の手の中に落とした。]
(173) 2013/05/11(Sat) 17時頃
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[村をゆっくりと歩いていれば、民家のひとつから人の声。 興味を持って近づけば、庭先で壷に囲まれ布の玉を投げられている青年の姿。何をしているのだろうかと更に近づけば、青年は手にもった長物を、玉を落とそうと熱心に振るっていた。]
……なるほど、鍛錬中か。
[この村らしい、とその身さばきをしばし眺め。 手を止めた一人がこちらへと気付けば>>168、ゆっくりと頭を垂れただろう。]
(174) 2013/05/11(Sat) 17時頃
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[近づいてきた大柄の男性と、他の二人もともにいただろうか。 弟が小瓶を鞄から取り出せば、それを示して自分達の来訪の目的を告げた。]
俺達は旅の錬金術師だ。 今流行っている病……黒玉病<<ジェット>>について、知っているだろうか。
[その一言から始めた病と薬についての説明。 体が砕けていく病と聞いた時の彼らの反応はどうだったか。 淡々と最後まで説明を終えて、弟から小瓶を受け取る姿を眺める。]
薬を飲むかどうかはあなた方にお任せします。 効能の保証もありませんし、信用もきっとないでしょうから。 ……ただ、この村の平穏がいつまでも続くよう。 それを願っているのは確かです。
[自分達はただひとつの可能性を持ってきただけの余所者だ。 彼らが薬をどうするのか、見届けることはせず、一礼をして、その場を立ち去った。]
(175) 2013/05/11(Sat) 17時頃
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ええ、流石に主の顔に泥は塗りません。
[>>158今は主が不在な上に、 望まぬ騒動など鼻から起こすつもりは無い。
ライマーであった時も、同意の元でしか 手合わせはしなかったが、 トレイルとはその時代に面識が無い。]
……魔物の血を浴びるなら結構。 [――とは言ったものの、実はあまり興味が無い。 興味を寄せるのは、鍛える事そのものにある。 そういう意味では、血気盛んなラーマと自分は 似ているようで全く違う存在なのだろう、と。]
(176) 2013/05/11(Sat) 17時半頃
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[ブルーベリーに次いで貰ったオレンジ。 分厚い皮に親指の爪先を食い込ませ、 僅かにつけた傷から実をふたつに割った。
避けた断面から溢れて滴る果汁で喉を潤う。 実を食べるのはその後だ。皮はしっかり避けて。
オレンジを食べながら、ドリベルと向き合い。 彼の言葉に少し考え込んだ。]
……水を浴びて、着替えるよ。 汗臭いし。
[着替えを持ってくれば良かった…と 汗を吸って湿ったシャツの冷たさに吐息をひとつ。]
(177) 2013/05/11(Sat) 17時半頃
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……俺は何時でも構わない。 貴方の都合の良い時で。
[>>159そう伝えて、一度瞳を大きく見開いた。
同意を示したジェームスの顔つきが、 8年前の其れに見えてしまい、暫し声を失ったが―― 気を取り直した様に咳払いし、口を開く。]
素手でも良いが――…、 長物でも、お互い遠慮なくやれそうだ。
[ジェームスのライマーの時の得物は戦槍>>0:265だ。 態々短い模擬刀を使わずとも棍を使えば良い。]
(178) 2013/05/11(Sat) 17時半頃
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集中力をつける意味でも、最適だと思うけど?
[頬杖をついて小さく笑い、ちらりとチアキに視線を向ける。]
なんなら、ためしに私を振るってみるか? 扱い難さなら保証する。
[ラーマとなる時に望んだもの、それは、誰よりも弟の手に馴染む武器となること。 他のライマーに身を委ねるつもりなど、毛頭なかった。
なのに、弟が使い慣れているであろう両手剣ではなく、戦斧の姿をとったのは、自身の我儘だと思っている。]
(179) 2013/05/11(Sat) 17時半頃
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オレンジならば、いくつか。 持っていきますか?
[サミュエルの言葉>>171に応えながらも、流石にこの場で食べるのは向かないだろうなぁと考えながらも。 主が手渡すのを、じっと見守った。>>173]
(180) 2013/05/11(Sat) 17時半頃
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トレイル様も、泣くのか?
[>>161トレイルの言葉には同調せず、疑問形で答える。]
……それが解らない。 チアキは何故ああも泣くのだろうか。
[森で迷子になって二週間戻らなかった時も わんわん泣いていたし、何故こうなるのかが いまいち理解出来ないでいた。]
―――…。
[それ以上は特に何も言う事は無かったが、 かつてのラーマの事を少しだけ思い出し、息を吐いた。 あれを失ったのは死の直前だったが、涙は出なかった。]
(181) 2013/05/11(Sat) 17時半頃
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あぁ、そうだな。 素手でも長物でも、どちらでも。
俺は、いつでも構わぬよ。
[攻芸の言葉>>178に、そう返す。 ちなみに得意は槍術だが、剣術97(0..100)x1、斧術23(0..100)x1、格闘術79(0..100)x1、弓術67(0..100)x1と得手不得手はありながら、一応は一通り覚えている。]
(182) 2013/05/11(Sat) 17時半頃
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[眼の前で着々と進むのは手合わせの相談。 訓練好きめーと内心思ったが、巻き込まれないならそれでいい。
攻芸の質問>>181には頷いた。]
泣くよ、わんわん子供みたいに泣くよ。 ……きっとね。俺は我儘だから。
[そう言いながら先ほどから自分の手に重ねられている ジェームスの手をじっと見た。]
(183) 2013/05/11(Sat) 17時半頃
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な、泣かせなどしない。
[攻芸の言葉>>181を聞けば、僅かに声を上擦らせた。 そんな自分に気付き、恥ずかしそうに視線を逸らしながらも。
チアキの話を聞けば、僅かに表情を綻ばせた。]
使い手が大事にしてくれるのは、幸せなことではないか。
[自らにも、そう、言い聞かせるように。]
(184) 2013/05/11(Sat) 17時半頃
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[どうやらサミュエルは家に帰るらしい。>>177 ドリベルに渡された鹿肉には>>169頬を緩めて。
今日の夕飯は期待できそうだ。]
あっりがとなー、ドリベル。
[挨拶ついでにまたくしゃりと頭を撫でる。]
(185) 2013/05/11(Sat) 17時半頃
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[泣くよと言われれば、僅かに狼狽の色を浮かべる。>>183]
我儘など……。 いくらでも、言っていただいて構いませんのに。
[溜息混じりに、呟く。]
(186) 2013/05/11(Sat) 17時半頃
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では、今でも?
[>>182ジェームスから感じる余裕と、体調のよさを感じ取る。 益々家に帰るという目的から遠ざかっては居るものの、 空き地は目の前にあるしまたと無い機会だ。
得意としているのは棒術とヌンチャクのような特殊武器だが 他は剣術64(0..100)x1、斧術28(0..100)x1、格闘術89(0..100)x1、弓術69(0..100)x1といった程度。 ……あまりに脆弱な武器は壊す可能性がある。]
(187) 2013/05/11(Sat) 17時半頃
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そうか。チアキに似ていますね。
[>>183トレイルはチアキと似ているのだろうか。 冗句が通じぬ男は、言葉通りに受け取る。 しかしジェームスは泣かせない>>184と言っている。
…どちらの言い分を信じたら良いのだろう? 二人の顔を、真顔で交互に見つめ 頭の上にクエスチョンマークを掲げる。]
………???
[考えてみたが、さっぱり分からなかった。]
(188) 2013/05/11(Sat) 18時頃
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……わかりました。 それでは…お肉は渡してきますね……。
[オレンジを齧りながらの返答>>177に頷く。 手から滴る果汁に目を細め、しかし食べ方について 特に咎めることはせず。
先にもらった篭とソーセージと、 それからトレイル達から果物をもらえるようならば、 それらは持って帰ってもらうようには頼んだだろう。]
……いえ。
[頭を撫でられれば>>185、小さく返事を。 聞こえてくる嬉々とした手合わせの話からは少し引いて。 ラーマとなってから、自身での戦闘は苦手の部類になっていた。 もっともそれは知られているから、誘われることもないだろう。]
(189) 2013/05/11(Sat) 18時頃
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いや……。 今はトレイル様が一緒だから、な。 またの機会でもいいだろうか。
[攻芸の言葉>>187に、苦笑いを返す。 ここで主を待たせるのも、気が引ける。 ……それに、攻芸との組手となれば、相当に打ち込んでしまいそうな気がする。
クエスチョンマークが浮かんだ様子>>188には、誤魔化すように咳払いを一つ。]
(190) 2013/05/11(Sat) 18時頃
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そんなこと言うと言っちゃうよー我儘。 だからお前は俺を甘やかしすぎだってば。
[泣かせない、と妙な気合の入ったジェームス>>184が 続けた言葉>>186には笑いながらそう返す。
不思議そうな顔をしている攻芸に、>>188 いやいやチアキとは似てないよと言おうものなら ますます混乱させてしまいそうだったので。
ジェームスが咳払いをしたのもあって>>190 何も言わないことにしておいた。]
(191) 2013/05/11(Sat) 18時頃
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戦わないのー? じゃあまた今度。 俺も呼んでねー、見るのは好きだから。
[言外に試合をするのは嫌いだと言いながら、 差し入れは持ってきてあげるよーと 完全に傍観者の立ち位置へ。]
(192) 2013/05/11(Sat) 18時頃
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承知した。 都合の良い時に声を掛けてくれれば良い。
[>>190少し残念だとは思いつつも、納得と了承を示す。 結局疑問の方は解決しなかったが、まあいいか。 ジェームスの態度を見る限り、あまりつつかれたくなさそうだ。 トレイルからも口出しが無かった>>191ので、 それ以上深く考えるのをやめる。]
(193) 2013/05/11(Sat) 18時頃
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[キリシマやトルドウィンから頼まれるようなら、 ソーセージも一緒に持っていくつもりだ。
ケヴィン達の家へと着いた頃に、フード姿の二人と出会い。 話しかけられれば少しばかり戸惑いながらも、 その内容に表情を徐々に強張らせ。]
…………。
[渡された小瓶をしばし見ながら、彼らの家へ。 辿り着けば、庭先で彼らの姿を見つけられるだろうか。]
(194) 2013/05/11(Sat) 18時頃
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厳しい時は厳しくさせていただきますとも。
[主の言葉>>191に、悪戯っぽく笑う。 いざ訓練となれば、厳しさはそれなりに。 ……ただ、やはり主を傷つけぬようにと最大限の注意を払ってしまうのは、致し方なく。]
……それとは、また別です。
[我儘を言ってもらえるのはむしろ嬉しかったりもするのだが、そこまでは流石に言えず。]
(195) 2013/05/11(Sat) 18時頃
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ええ、今度お借りします。
[>>192……トレイルは自身が戦う事の興味は無いのだろうか。 手合わせや組手を快く思わないライマーも居るので、 不自然というほどでは無いのだが。]
では、チアキも同席させましょう。 他人の戦いを見るのも勉強になるでしょうし。
[トレイルはともかく、チアキはまだまだ経験が浅い。 相手がジェームスなら一方的な流れにはならないだろうし 恐らく、見ごたえのある一戦になるだろう、と。 ……問題は、泣き喚かれて邪魔にならないかという事だが]
(196) 2013/05/11(Sat) 18時頃
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あぁ。卿との組手ならば、トレイル様にとっても、見るだけでも為になるだろう。 むしろ、ありがたい。
[攻芸の言葉>>193に頷きながらも。 自身は加わる気がなさそうな言葉>>192に、苦笑いを零した。
どうやら攻芸も同じように考えているようだ。>>196]
えぇ、チアキ殿も是非に。
(197) 2013/05/11(Sat) 18時頃
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[まだ熱いという忠告に>>108 こくりと頷いて、きっちり冷ましてから、口にする。 まだちょっと熱かったけれど、火傷するほどではなく。
ほっと一息。
だが、一個課題が追加されそうな気配に、 少しだけ胸が高鳴った。今は、とにかく強くなりたくて 早く、攻芸を使いこなせるようになりたくて、 修行をやりすぎることは、よくあった。
その度、休むことをも大事だと良く言われる。 師匠は、恐らくキリシマに比べれば、弟子に甘い方。 その分、攻芸が厳しいので丁度良いと思っていた。]
(198) 2013/05/11(Sat) 18時頃
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ですよねっ
[師匠の内心に気付くはずもなく>>166 同調してくれたことに嬉しそうに、頷いた。 本気で修行が追加されそうな様子には、]
望むところです!! [ぐっと拳を握って、気合い一発。 だけど、続くホレーショーの誘い>>179には、 少し困った顔をした。]
う、俺……多分、 ホレーショーさんは持ち上げられない気がします
[振れば美しい音が鳴る。 それは知っているけれど、振ってみたいとは 思ったことがなかった。
彼が相応しいの尊敬する師匠だけだと、思っているから]
(199) 2013/05/11(Sat) 18時頃
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[そういえば、とホレーショーの錬金術師の事を尋ねれば 返ってきた言葉に>>111]
白い方が、ペラジーさんって言うんですね 赤い大きい人の方が、なるほどお兄さんですか
俺たちに用かー錬金術師って初めてなので、 会うの楽しみです
[初めて見ると楽しげに笑う。だけど、僅かになぜ、 錬金術師が全員に用なのかと疑問に思う部分もあった。
そして、過る―――小さな不安、
それを誤魔化すように頭を振って、]
はいっ宜しくお願いします!!
[稽古と言われた言葉に>>167 いつもより無駄に元気な声をあげて、席を立った。]
(200) 2013/05/11(Sat) 18時頃
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[師匠と一緒に軽く準備運動をした後に、 なんの疑問もなく、長物の模擬刀を握る。
今は、実践に繋げるという方針は、耳にしていたが そんな方針がなくとも、恐らく自分は、長物以外は 手にしないだろう。
攻芸以外を使うなんて、微塵も考えていなかったから]
はいっ!
[周囲のツボに気を配りながら、 飛んで来るボールを>>138をくるりくるりと模擬刀を回して 落として行く。9個くらいは、落とせただろうか。
そのうち、ツボを4個くらいは、割ってしまったけれど。]
(201) 2013/05/11(Sat) 18時頃
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[呼ばれるまで稽古して待とうという話になれば、頷いて>>167]
なら、二人は先に行っていてくれないか。 私はこれを片付けてから行くから。
[空いたカップや皿をトレーに載せて、立ち上がる。
暫くして、食器を洗い終えて庭に出た頃には、ガラクタの壷が並べられている最中だったろうか。 ならば手伝い、壷を各所に配置する。]
さて。 この中には、じつは価値のある壷も混ざっているのだけれど。 どれだか分かるかな?
[無論、嘘である。]
(202) 2013/05/11(Sat) 18時頃
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[9個しか落とせなかった上に、4個も壺を割ってしまった。 稽古前に言われていた、『価値のある壺』>>202 というのが、過り……]
わーーーっ!! すみません、すみませんっ!!!
[全力で、土下座した。 嘘であることなんて、微塵も思っていない様子だ。]
(203) 2013/05/11(Sat) 18時半頃
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[オレンジをその場で食べるサミュエルを見れば>>177 何かナイフでも持って出るのだったと考えつつ。 立ち去る時に、籠の中の果物をドリベルへといくつか渡しておいた。>>189]
また後日、お届けしよう。
[そう声をかけ、二人の姿を見送った。]
(204) 2013/05/11(Sat) 18時半頃
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[稽古の最中は、少し離れたところにある切り株に腰掛けて、チアキに声をかけたり、転がってきたボールをケヴィンに返したりとしていた。]
あっ、割ったー。
[壷が割れた時のリアクションは、少しばかりわざとらしい。]
ところでチアキ。 敵は、一方行から一体だけとは限らないよね?
[そんなことを言って、後方からボールを投げてみたりもした。]
(205) 2013/05/11(Sat) 18時半頃
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[割ったオレンジの実を一欠片摘んで、 ドリベルの口元へと運び。 美味いから、とお裾分けを。]
うん。よろしく。 気をつけて行って。ちゃんと帰っておいで。
[託された荷物は背負ってきた籠に入れ、 ちゃんと家へ持ち帰るつもり。
いつものように手を握ろうかと思ったけれど、 オレンジの果汁でべたべたな自らの手を見て それは我慢する事にした。]
(206) 2013/05/11(Sat) 18時半頃
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―――!
[>>197
――からん、からん。
頭上から籠が足元へ転がる。 ―――話に夢中だったせいか、気が抜けていたいたらしい。]
失礼。
[地面に幾つかに分かれて転がった籠を拾い上げ、 再び重ねて、頭の上へと鎮座させる。]
此方こそ無理を言ってすまない。
[口を抑え、視線を外した。]
(207) 2013/05/11(Sat) 18時半頃
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[ドリベル>>194が立ち去るのを視界に入れ。 そういえば、家で何かする事があったような…と、 思い返そうとしている。]
…………。
[何をしようとしていたのか。 滝に行きたいとは思っていたはずなのだが。]
(208) 2013/05/11(Sat) 18時半頃
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あーあ、4つも割ってしまったね。
………。
[そう言いながら破片を1つ拾い上げると、まるで鑑定でもするかのように、まじまじと見つめる。 けれど、チアキが土下座するのを見れば、その前にしゃがみ込み]
そんな気にした? すまないね、あれは、集中力を上げさせる為についた嘘だったんだけど、もしかしたら逆に緊張させてしまったかな。
[詫びるように、チアキの肩を軽く叩く。 それからケヴィンにも、申し訳なさそうに眉を下げて笑みを向けた。]
(209) 2013/05/11(Sat) 18時半頃
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なに、チアキも来るの?
[攻芸の提案に目を輝かせる。>>196 彼も、ドリベルのように可愛がりたい相手である。]
チアキが来るなら弁当と飲み物でも用意して 観戦していようかなー。
[気分は完全にピクニックで。 弁当を用意するのは主にジェームスになるのだけど。
そんなことを考えているとカランと音がして>>207 遂に籠が地面に転がっていた。
どうしたのだろう、とか思いつつ さすがの攻芸も限界だったのかと勝手に納得。]
(210) 2013/05/11(Sat) 18時半頃
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あっ……
[パリンっと音が鳴る度に、冷や汗がたらりと流れ落ちる。 師匠たちの反応は、さらに緊張させていくけれど、 ボールは色々は方向から飛んで来るから、止まるわけには行かず。
軽くステップを踏みながら、集中して他のボールを狙っていると 後方から飛んで来るボール>>205]
わっ
[咄嗟に、柄の部分で叩き落とそうと、 模擬刀をくるりと回して……1 奇数:無事叩き落とせた。偶数:顔面に直撃]
(211) 2013/05/11(Sat) 18時半頃
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―→ 自宅 ―
[キリシマに改めて頭を下げて見せてから、 その場を離れて自宅へと続く道を歩く。 片手に残ったオレンジの実の 最後の一欠片をのんびり味わい食べながら。
帰宅後は、荷物を所定の位置へ据え、 着替えを持って、川原へ向かう事にする。
熱の篭った身体を冷やすためにも、 少し、泳ごうと考えて。**]
(212) 2013/05/11(Sat) 18時半頃
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ええ、折角の機会なので。 邪魔せぬように言い聞かせるつもりですが。
[>>210テンション高く聞き返されたので、 チアキを呼ぶ事に対して、特に不満はなさそうだった。]
べんとう……?
[神聖な手合わせが、何やら見世物になっているような…。 しかし、主たちのする事なので異を唱える事はせず。]
チアキも料理が得意なので、頼みましょうか。
[気を取り直した様子で、そう進言しておく。]
(213) 2013/05/11(Sat) 18時半頃
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[攻芸が籠を落とす様子>>207に、苦い表情を浮かべながらも。 トレイルの言葉>>210を聞けば、表情を和らげた。]
えぇ、では用意いたしましょう。 もっとも、チアキ殿が来られるならば、チアキ殿が用意してくれるかもしれませんが。
[ならば、自分は青果を使って甘い物を用意しようか、などと。 すっかり感化されている。]
(214) 2013/05/11(Sat) 18時半頃
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[後方からのは、無事に叩き落とせたものの。 稽古終了後、割ってしまった壺のこと考えて、全力土下座。
しかし、嘘だったと肩を叩かれて>>209]
へっ?…………嘘? う、うぅ……良かったぁぁぁ
[嘘と聞いて、安心して脱力した。 しかし、失敗は失敗。]
(215) 2013/05/11(Sat) 18時半頃
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|
でも、全然ダメでした……次、次こそはっ!!
[もう1回と、師匠に頼もうかと思った時、 彼の視線の先に>>168気付く。]
あ……あれが?
[錬金術師かと、丁度覗いていたのか、目があった。>>174 そして、語られる病と薬についての話。]
黒玉病……確かに、噂位は聞いた覚えがあるけど、
[村から殆ど出ないから、どこか遠い場所の話のように思っていた。 だから……薬の話をされても、現実味がなくて、 薬を受け取ったものの。どうしたらいいか、戸惑っていた。]
(216) 2013/05/11(Sat) 18時半頃
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……ん?
[その時か、村長宅前で出会った錬金術師の兄弟(実際出会ったのは弟だけだが)が、こちらへ歩いてくるのが見えたのは。]
先程はどうも。 そちらが、お兄さん?
[立ち上がり、出迎えると、視線は褐色のフードを被った兄の方へ。 簡単な自己紹介を終えると、本題に耳を傾ける。]
(217) 2013/05/11(Sat) 18時半頃
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|
戦った後は食事がいるだろ? チアキの料理も食べたいなあ、楽しみだ。
[攻芸の提案>>213に満足げに頷き 来るイベントを心待ちにすることにした。
ジェームスも乗り気のようなので>>214 頼めば甘いものも作ってもらえるかもしれない。
そんなことを考えていると、ぐう、と腹の虫が鳴った。]
(218) 2013/05/11(Sat) 19時頃
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―ケヴィン家にて、― [兄と共に、ふらりと立ち寄った家で、どうやら 若いライマーが修行をしているようだった。 その光景を兄の背から、こっそりと覗くように見つめていた。
あれが、ライマーなのだと好奇心旺盛な藍色が、 白いフードの隙間から覗いている。 見つめる先に見知った姿を見つければ>>217小さく会釈をした。]
はい、これが僕の兄です 詳しい話をしに参りました
[そうして、兄が話し出すのを傍らで、黙って聞いていた。 求められれば、鞄を開いて、小瓶を渡す。 それが、3人に渡されるのを見守っていた。]
僕も、祈っています 皆さんが、……いつまでも、健やかであれるように、
[小さな声で囁けば、兄に従って、その場を立ち去った。**]
(219) 2013/05/11(Sat) 19時頃
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[トレイルにかかれば、鍛錬も楽しいイベントへと変わるのかもしれない。>>218 そんなことをふと考え。
かつての無骨者の面には、柔らかな笑みが浮かぶのだった。**]
(220) 2013/05/11(Sat) 19時頃
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―稽古:回想―
[チアキは自分にとって初めての弟子であり、真面目でやる気があって真っ直ぐだから、つい甘めに接してしまう。とはいえ、体壊すまで修行させてしまうのは、実家のご両親に申し訳ない、と弟子を預かった身としては思うわけで。]
[しばらく稽古したのち、]
……ありだ。 どうしても当ててはいけない物の傍での戦いもあるから。
[兄の嘘は謝られる物ではないと首を振る。>>209]
……チアキ。 背後からのボールを咄嗟に落とした動きはよかった。 次は、壊すのは1個までの目標で。
[あまり壊されても、壷が足りなくなる。>>211 が、一個は許している辺り、やっぱり甘いのだろう。]
(221) 2013/05/11(Sat) 19時頃
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………。
[>>218わざわざ屋外で食べなくてもと思うも ジェームスも賛成を示している>>214ので、 無言の侭、首を縦に振っておいた。 チアキに騒ぐなと言っても、無理そうな予感がする。]
あ。 るすばん……。
[――…思い出した。 家に戻って留守番をしなくては。 既に錬金術師から主が薬を受け取っている>>216とは知らず]
れんきんじゅつしとは、何を配る人なんだろうか。 金……?
[と独り言をこぼしつつ、腸詰を預かって空き地から離れる。]
(222) 2013/05/11(Sat) 19時頃
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―現在・庭先―
……命を落とす病。
[ぽつりと呟いた。 何を連想しているかは、兄にはきっと推測できるだろう。]
本当かは、わからないが…… 飲めば、副作用が起こるかもしれない……
[手の中の薬を見つめる。流行っているというのは本当なのだろうか。ただ、ヤニクとペラジーと名乗った青年たちが、嘘をついているようにも思えなくて。]
…………。
[それでも、今すぐ飲むのは戸惑われた。]
(223) 2013/05/11(Sat) 19時頃
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[しばし見つめた後、人の気配を感じて顔を上げれば、新しい客人の姿。>>194]
ああ……ドリベルか。
[表情は、あまりにも優れない。]
(224) 2013/05/11(Sat) 19時頃
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黒玉病《ジェット》?
[それが一体どんな病なのか、知らぬはずもなく。 その響きだけで、表情は険しいものとなる。 病についてと、そして取り出された薬の説明がされている間も、眉間の皺は一度たりとも消えることはなく。]
……飲んだところで、効くとは限らない、と。
[復唱するように呟きながら、渡された小瓶をまじまじ見つめる。]
分かりました。 少し、考えてみます。
[>>175言葉が続けられる間も、顔を上げることはなく、視線はずっと小瓶へと向いたまま。 立ち去る気配を感じれば、軽く頭くらいは下げただろうけれど。]
(225) 2013/05/11(Sat) 19時頃
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ありがとう…ございます。 [ジェームスから果物を受け取り>>204、少し声を弾ませる。 彼らの作る果物はおいしいし、食後の楽しみができる。]
…楽しみにしてますね。
[後日の訪問についても同様に。]
(226) 2013/05/11(Sat) 19時頃
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お腹も減ったしかえろーか。 タルト食べよう、タルト。
[攻芸も家に帰るらしく>>222 無事に戻れるかな、とちょっと心配になったが 手をひらひら振って見送った。
拒まれなければ攻芸にも果物を持たせたかもしれない。]
そう言えば村長のところに行くんだったっけ。 まあいいや、お客さんなら逃げないし。
[長話をごめんねーとキリシマたちが近くにいれば謝って お詫びにと残りの果物を。
ドリベルからもらった鹿肉をご機嫌で片腕に抱えてから ジェームスに左手を差し出した。]
(227) 2013/05/11(Sat) 19時頃
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ああこれはかたじけない。ありがたく頂戴させて貰う。
[>>227帰り際に果物を頂き、硬い表情を僅かに緩めた。 きっとチアキも喜ぶだろう。夕飯が豪華になる事を。]
…薪――燃料が足りなくなったら言ってください。 今朝、チアキが薪割りをしてたので。
[今日調達した薪の事を、トレイルに伝える。 キリシマやトルドヴィンにも、薪の事を話しておきつつ 籠タワーは家を目指して歩き出す。 だが向かっている先は、ジェームス[[who]]宅だった。]
(228) 2013/05/11(Sat) 19時半頃
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[薬はひとまず、大切に、ロングコートのポケットにしまい込んだ。
必ずしも、病に罹るとは限らない。 けれど罹れば、確実に命を落とすことになる。 渡された薬がどのようなものかは、まったく分からない。 効くかも、効かないかも。 もしかしたら、副作用だけが現れて、効かないおそれだってある。 けれどおそらく、現状では、病に対抗する手段はこれしかないのだろう。]
…………。
[考え込んでいるうちに、今度は、見慣れた人影が現れた。]
ドリベル。 きみも、もしかして、錬金術師の兄弟に会って、話を聞いた?
(229) 2013/05/11(Sat) 19時半頃
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――トレイル宅前――
・・・・・・。
[何故此処に来てしまったのか、さっぱり解らない。 未だ二人は帰って来ていないのだろう。 さてどうするかと、再び歩を進めていたところで。]
あれは――…
[>>219フードをかぶった二人の客人の姿が見える。 果物と銛で両手が塞がっているので、金の塊を受け取ったら 手が一本足りない、と真面目に考えながら其方を見ている*]
(230) 2013/05/11(Sat) 19時半頃
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[口元へ差し出されたオレンジ>>206をぱくり。 サミュエルの指についた果汁も舐めとって、 みずみずしい果肉を食む。]
……うん。 おいしい…ですね。
[少し酸味のある爽やかな甘さが美味しい。 見る人が見れば、幸せオーラが出ているのはわかったろう。]
…はい。いってきます。
[ケヴィン家へ持っていく荷物を大事そうに抱えて、 キリシマ達へ辞去の挨拶を告げてから外へ。]
(231) 2013/05/11(Sat) 19時半頃
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あ、ドリベル……
[じっと薬を見つめていると、 師匠が隣人の名を呼ぶのが聞こえて>>224 顔を上げて、同じように名を呼んだけれど。
そこには、いつもの元気な色は浮かんでいなかった。
発症すれば、死が免れない病気。 手にした薬は、予防薬。だけど、確実性があるわけでもなく。 副作用すらあると言う。]
(232) 2013/05/11(Sat) 19時半頃
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[この身体のどこかが、動かなくなってしまったら、 今以上に、弱くなってしまうだろう。 だけど、死んでしまったら……思い浮かぶの、攻芸のこと。
誰かが、彼を振るっているのを、想像できなかった。 否、想像したくなかった。]
……っ、
[悩み、俯き、小さく息を詰めた。]
(233) 2013/05/11(Sat) 19時半頃
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――→自宅前――
[歩きながら、ゆるく会話を交わしつつ。 のんびり歩いて家の近くにまで戻ってくると――]
……あれ、攻芸だよね? 一緒にいるのは……? あれが客人?
[少し離れたところで何かを話しているのだろうか。>>230 風変わりなフードをかぶった影が、 鞄から何かを取り出して渡しているようだ。>>219
興味を持って、しばしその場に佇み見守る。]
(234) 2013/05/11(Sat) 19時半頃
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―トレイル宅前にて、― [兄と共に、次の家を目指して歩き出した。 果樹の甘い良い香りが漂う家の前で、不思議な気配を 感じて>>230振り返った。きっと、この感じはラーマだろうと、]
こんにちは、ラーマさん……ですか?
[小さな声で呼びかけながら、兄の裾を引いた。 それだけで、気付いてくれるだろう。 こちらを見る気配にも気づけば、>>234手招きをして呼んで
兄はきっと、先ほどの3人にしたのと 同じ言葉を>>175紡いだろう。
そして、腕の中に薬を落とす。]
どうするかは、貴方次第です どうか……貴方たちの暮らしが、平穏であることを
[祈る言葉残して、再び歩き出せば、その場を立ち去った。**]
(235) 2013/05/11(Sat) 19時半頃
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……何とも。難しい選択だ。
[特に、チアキには酷な選択に思える。 生き残ったとしても、副作用で腕や足が使い物にならなくなれば、ライマーになる夢は険しい物となるだろう。義手や義足をつけるという手もなくはない、が。]
命あっての物種だが。……悩んで当たり前だ。 攻芸にも、相談するといい。
[弟子にろくに助言が与えられないのも、歯がゆい。 何せ、自分も今、少なからず混乱し、戸惑っているから。]
(236) 2013/05/11(Sat) 19時半頃
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― →ケヴィン宅 ―
…………。
[外で流行っている病のことは噂では聞いていた。 しかし、改めてこの村の中でその名を聞くと、 冷たいものが襲ってくる。 あの病は、この村にもやってくるのだろうか。
小さく身震いし、一旦考えを放棄して服の中に押し込んだ。]
(237) 2013/05/11(Sat) 19時半頃
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……こんにちは。
[庭にある三人の影。 かけられる声>>224>>232にはどこか陰りがあり。 尋ねられる>>229声に、彼らも同じ話を聞いたと知る。]
……はい。会いました。 ホレーショーさん達も…聞いたんですね。
[チアキの持つ小瓶に一瞥を。 俯く彼に、いつもの快活さは見えなかった。]
(238) 2013/05/11(Sat) 19時半頃
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……如何にも。
[頭の上に金を乗せるのもまた修行になるだろうか。 別の意味で身構えながら、どのくらいの大きさの金なのかと 不安を抱えたが彼が手渡したのは、意外な事に小瓶だった。]
じぇっと?
[普通の風邪ですら伝説上の病気だと思っている男が 流行病の事など、知る訳もない。]
身体が砕けるとは…珍妙な……。
[至って真剣な口ぶりだったので、 おとぎ話ではないのか、大げさだなと言いたい気持ちを堪え、 口を挟まずにしながら。トレイルたちは何か話しただろうか]
(239) 2013/05/11(Sat) 19時半頃
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[小瓶を上着のポケットに仕舞うと、困ったような笑みを浮かべ。]
……それはそれとして、シーツはすまなかったな。 詫びに行こうかと思っていた所だ。
[ドリベルに話しかけ、話題の切り替えを図る。 何とか、陰鬱な空気を飛ばしたく。]
こちらには、何か用があったのか?
(240) 2013/05/11(Sat) 20時頃
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はい、相談……してみます。
[師匠の言葉に>>236、こくりと頷く。 その表情は、硬いまま。
聞えてきた会話で>>229>>237、 ドリベルもあの話を聞いたことを知った。 手の中の小瓶を握りしめて、道着の内ポケットに納めた。
滝に行く予定だったが、その気力が湧かなくて、 模擬刀をただ、ぎゅっと握りしめて、空を仰いだ。
攻芸が、村の中で彷徨っているのを知るのは、もう少し後の事。]
(241) 2013/05/11(Sat) 20時頃
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― トレイル宅前 ―
[若い男性の姿をしたラーマへ声をかける弟>>235が、裾を引く。近づいてくるもうひとつの影>>234が立ち止まるのを待って、先程の家で行った説明を繰り返す。 副作用のところで質問を得れば、自身の腕を見せただろうか。]
……たしかに、奇妙な病に思えるでしょう。
[ラーマの青年の言葉>>239を否定はしない。 最初の症例が出てからこの病が広まるまでは、話に上っても到底信じられなかったのだから。]
あなた達に大事な人がいるのなら、よく相談して決めてください。
[そっと弟の背に触れて、一言告げるとまた次の場所へと。**]
(242) 2013/05/11(Sat) 20時頃
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[空を仰いでいたが、シーツを聞こえれば、ぎくりとして]
う……っ、
[いつものように騒がなかったが、がくりと肩を落とした。 考えなければいけないけれど、今はどうしようもない。
片手で頬を叩いて、気を取り直す。]
そういえば、ドリベルはキリシマさんのところに 行ってたんだよね? 攻芸行ったでしょ?
[また、迷ってるんだよ。と少し空元気な声で笑った。**]
(243) 2013/05/11(Sat) 20時頃
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副作用…具体的にはどういう事が起こるんだ。
[>>242それに答えるようにフードをめくり腕を見せる 赤いフードを被った男に視線を向け。 肌の色は変哲も無いが、触れさせて貰うと――…]
!?
[筋肉の筋が、完全に伸びきっており動く形跡が無い。]
これは……。
[これが薬の副作用―― しかも実際に効果があるか解らない>>175らしい。 無言でそれを見ていたが、ひとつ息を吐き。]
―――結構だ。
[その小瓶を返した。 静かに告げ、彼らと別れまた歩き出す。]
(244) 2013/05/11(Sat) 20時頃
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[ケヴィンの声かけに>>240、]
シーツなら……トレイルさんにお願いしたので……。 …なら、パンを少しいただいても…?
[シーツの一件はこちらにもしっかり伝わっていたらしい。 詫びなど当然不要なのだが、 こちらも話題の切り替えのひとつとして。]
……今日は…鹿肉のお裾分けを。 それと……キリシマさんのところで…ソーセージが。
[預かってきた分を含めて、どうぞと包みを差し出した。]
(245) 2013/05/11(Sat) 20時頃
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――村内――
[武器であるラーマが、硬化して動かなくなる。 それは、主の手足として不足するという行為でしかない。
――――己は人ではない、武器だ。
病にかかり、砕けるのならばそれまでの事。 そうなった後には、チアキは新たなラーマと出会うだろう。
武器である限り、必要とされ続ける。 役に立たない鋼になど、なりたくない。]
(246) 2013/05/11(Sat) 20時頃
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[先代のラーマは普通の料理は出来るものの大雑把な性格で つまりトルドヴィンが来てからは腸詰めの質は飛躍的に向上した。 おかげで燻す匂いが村中に広まるとどこからともなく人が集まる。
多少細かすぎるが良いラーマが来たと思う。]
(247) 2013/05/11(Sat) 20時頃
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[見学に攻芸が来たときには模擬戦は、始まっていて 刀代わりの棒がハンデではあるものの結果はいつも通り。]
攻芸もしたければいつでも受ける。
[本職はライマーなので、戦うのは大好きだ。 大好きすぎてのめり込んだ結果が二本のラーマで、 三本目は折らないように努力している最中。 ラーマと共に命を落としたドリベルと違うのは 折れたときには既に獲物を討ち取っていた、ただそれだけ。]
(248) 2013/05/11(Sat) 20時頃
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甘ったれるな。
[>>112ライマーとしての経験も技量も足りないと感じるから サミュエルの言葉には怒りさえ覚える。 幾人ものライマーを見送って、ラーマとして出会い また見送って、残されて。 そんな中にやっとマシになった弟子を放り込む訳にも せっかくラーマとして戻ったドリベルを壊す訳にもいかない。 そんな想いは届いていないのだろう。]
(249) 2013/05/11(Sat) 20時頃
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[トレイルの言葉>>227を聞けば、笑顔で頷く。]
そうですね。 戻って、紅茶でも煎れましょう。
[先ほどケヴィンだけに出して、主には出せなかったからなと考えつつ。 こんな風だから過保護と言われるとは、自分で気付いてはいない。]
すみません、失礼しました。
[キリシマとトルドヴィンに声をかけながら、主と共に自宅へ。 差し出された手は、力強く握り返した。]
(250) 2013/05/11(Sat) 20時頃
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|
―自宅前―
[主と共に自宅へと戻ったが。 先ほど別れた攻芸が先に着いていれば、苦笑いが零れた。 が、共にいるフード姿を認めれば、その目がスッと細められる。]
あぁ――… えぇ、あのお二方が村長宅にて見かけた客人になります。
[トレイルの言葉>>234に頷き、自らもその様子を見守っていたが。 手招きされれば>>235、警戒しながら歩み寄った。]
(251) 2013/05/11(Sat) 20時頃
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体力が無さ過ぎる、寝すぎだ。
[見物人たちがどんな会話をしているかは聞き取れないが、 サミュエルが音を上げるまで扱き上げてやっと解放した。 真面目に鍛錬しないのに大物を狙う矛盾は 理解できなくて苛立ちすら覚えるが顔には出ないまま。 >>114情けない姿を見下ろして涼しい顔をしていた。]
考えずに体を動かせ。
(252) 2013/05/11(Sat) 20時頃
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[自分の師匠はもっと厳しかったし容赦も無かった。 だからこそ今の自分があるのだけれど。 その師匠もライマーとして死んでラーマとしても壊れてしまった。]
サボらずに毎日鍛えたらドリベルでも倒せるかもしれない。 今のままでは無理だがな。
[>>120理解は出来ないが弟子の願いは叶えてやりたい。 そのために必要なのは本人の努力しかないのだ。]
(253) 2013/05/11(Sat) 20時頃
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[手招きをされたので、用心もせずに近づく。 ジェームスと攻芸がいるのだ、用心などするだけ無駄だろう。
謎の客人に名は兄弟なのだろうか。 兄らしき方が「黒玉病」という奇妙な病気の話をしだす。
まるでおとぎ話のようなその病気。 身体が砕ける、とのくだりでぞくりと身震いが走り、 思わずジェームスの手を握りこんだ。]
……こなごな、に。
[口の中で呟いて反芻する。 副作用、については攻芸が尋ねたので>>244 ちらりとその腕を見る。>>242]
(254) 2013/05/11(Sat) 20時頃
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|
効く可能性、どのぐらい?
[尋ねたのはその一つだけ。 返答があってもなくても、それでもそれ以上は聞かず。
瓶を渡されれば、それを受け取ってしばらく眺めて 立ち去る二人を見送った。]
……家に、戻ろうか?
[隣にいるジェームスは、どんな顔だっただろうか。]
(255) 2013/05/11(Sat) 20時頃
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|
[副作用の程度を確かめ、小瓶を返した男>>244へ向ける視線に不満も非難もありはしない。それもまたひとつの選択だ。]
そうか。
[そうであれば、病の手が届かないことを祈るだけだ。]
(256) 2013/05/11(Sat) 20時頃
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うん…来てた。 ジェームスさんと…手合わせの約束してた……よ。 あと…トレイルさん達もきてたから… きっと果物もらって帰ると思う……。
[チアキの様子に多少気遣わしげな視線を投げながらも、 尋ねられたこと>>243へ返す。 料理のことを考えれば、少しは気もまぎれるだろうか。]
(257) 2013/05/11(Sat) 20時頃
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[ただし、チアキがもしその病にかかってしまったら――…
ぴたり、足を止めて空を見上げた。 彼はラーマとして転生出来る。 だが、転生出来るといえど、 その生き方はまるきり別のものになってしまう。]
…………。
[できれば、そうなって欲しくないものだ。 ―――…ただでさえライマーになる事を快く思わなかった。 あれは未だ、ヒトとして若い。
自分とチアキどちらかが必ず病に伏す運命にあるとしたら お願いだから自分を選んで欲しい、そう思う。]
――チッ。
[短く舌打ちを零し、歩みを再び進めた*]
(258) 2013/05/11(Sat) 20時半頃
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攻芸、鶏の卵を入れる籠が欲しいのだが。
[今使っているものはそろそろ壊れそうなのを思い出し 頭に山積みにしているものを指差して問うた。 幼くしてライマーになった彼も見送った一人。]
トレイルも稽古を?
[絶対に是とは言わないだろうが声をかけつつ思うのは 手加減せずに戦える相手のこと。]
ついでにソーセージを持ってゆけ。
[大方匂いにつられて来た一人だろう、 ちらりとジェームスを見るが何も言うことはなく。]
(259) 2013/05/11(Sat) 20時半頃
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[ドリベルの幼い頃はもっと可愛かった。 そんな思い出は心の中にしまっておいた。 トルドヴィンが拗ねるなら言ってみたけれど、 余計なことは言わないのが長生きの秘訣。]
(260) 2013/05/11(Sat) 20時半頃
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体力を持て余しているのなら、相手になろう。
[>>162程々というにはずれた返事をしてみる。 これで収まらなければトルドヴィンの氷の視線が突き刺さる。
知っているか、凄く痛いんだぞ。]
(261) 2013/05/11(Sat) 20時半頃
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[黒玉病の話を聞けば、顰めっ面となりながらも。 主の温もりを感じれば>>254、こちらからもぎゅっとその手を握りしめた。 フードに隠された手を見れば、スッと目が細まる。 渡された瓶を怪訝そうに眺めながらも、ただ、一言。]
――――忠告には、感謝する。 薬に関しては、考えさせて貰おう。
[冷静な声音で錬金術師達へと応えた。]
(262) 2013/05/11(Sat) 20時半頃
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[>>165かつてのジェームスだったら乗っていただろう。 若くて好戦的で、熱くなるけれど無謀ではなくて。 それを話しても良いのかは解らないから、 トレイルが何も言わなければ結局は黙ったまま頷くだけ。]
……。
[解散の流れになると随分減ったソーセージを見て、 家に戻ろとトルドヴィンを促した。 真面目に働いた後は腹が減る。
>>194ドリベルたちがケヴィンたちの家に向かうのなら ソーセージとローリエの葉は届けて貰うつもり。]
(263) 2013/05/11(Sat) 20時半頃
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− 稽古の最中 −
[サミュエルが大型の魔物を単独で倒したい理由は知らない。 だが彼の技能と獲物であるドリエルを見るに、相当の修練が 必要だろうと言う事は判る。 毒も誰かに頼ると言う事もしないと言うのであれば]
双頭獅子ですか。
[奇しくも主と考えは同じだった>>67 戦いも直ぐに浮かぶ。 主は動く必要すらない。 不規則な動きを見せる魔物は多いが、動物形態のモノは 攻撃パターンはある程度予想しやすい]
(264) 2013/05/11(Sat) 20時半頃
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[ふらりふらりと動き回って、特定の位置で止まればいい。 獅子が赤い顎を開けて飛びかかれる間合い。 そして主と私と双頭獅子が一直線に並ぶ位置。 獅子が飛びかかった瞬間、私は刃へと身を変える。 波打つ刃は優に1mを超える。 その切っ先を主は 違える事無く獅子の開いた口深くに突き入れるだろう。 そしてそのままもう1つの頭を裂く様に、横へ薙ぎ払えば終わる。 残るのは2つの頭が裂かれた躯のみ]
研究も大事ですよ。 相手の動き、間合い、攻撃のパターン。 全て叩き込んでいれば大体対処は出来ます。
[口惜しそうなサミュエルにそう声を掛けて、 室内に腸詰を持って戻って行った]
(265) 2013/05/11(Sat) 20時半頃
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――模擬戦の回想>>248――
それはありがたい。
[彼に直接願い出るより前に、承諾を貰った。 戦いの最中に向けられたキリシマの言葉に、 ならば今日と言いかけて、踏みとどまった。
流石に連戦ではコンディションも変わるだろう。]
では、後日お願いに参ります。
[お辞儀をしかけて、やめる。 頭の上に、籠タワーがあったからだ*]
(266) 2013/05/11(Sat) 20時半頃
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……えぇ。戻りましょう。
[トレイルの言葉>>255に頷きながらも。 浮かぶは、穏やかな表情。
かつての己>>263を知る者ならば、驚いたかもしれないが。 今の自分にとっては、主が全て。 悪戯に不安にさせぬようにと、努めて平静を装った。]
(267) 2013/05/11(Sat) 20時半頃
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− 室内・攻芸と −
[銛を持ったタワーラーマの散歩>>86と言う説明に、 思うのは丁度サミュエルとドリエルがいて良かったなと]
天気が良いのですから、たまには修行で張り詰めた身体を 休めるのも良い事でしょう。
[そのまま受取る事にした]
丁度、サミュエル様とドリエル殿がいらっしゃっています。 一緒にお持ちになって下さい。
[少しだけ表情は楽しそうなまま、腸詰の件は了承した]
(268) 2013/05/11(Sat) 20時半頃
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――少し前・キリシマ達の所――
えー俺は遠慮しておく。
[キリシマに稽古を? と聞かれて肩をすくめた。>>259 肉詰を渡されると逆にぱあっと顔を輝かせて。]
ありがとねー! キリシマさん。 お礼に果物置いていくー。
[これ大好き! と言いながら渡された好物を遠慮せず貰った。 その後の見事な鶴の一声にも感謝して>>261 もうちょっとお土産を増やすことにした。]
(269) 2013/05/11(Sat) 20時半頃
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――住処――
[ぱたり、と背後で扉が閉まる。
錬金術師たちの話しに思ったより動揺していたのは 手をつないでいたジェームスには伝わってしまったかもしれない。 握った瓶を玄関近くの棚の上に置く。]
……いまの、どう思った?
[穏やかな声のジェームスは>>267 どうやら自分ほど動揺していないようで。
いや、それとも違うふりをしてくれているのかもしれないけれど。
とにかく――何か言葉を聞きたくて尋ねる。]
(270) 2013/05/11(Sat) 20時半頃
|
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[そして稽古を見たいと言う攻芸>>87には頷いて]
攻芸殿が満足する様な稽古になっていればいいのですが。
[先程の様子からして主は火が点いたようだが、 サミュエルはどうだろう。 嫌そうな顔をするだろうかと想像すると、 僅かに笑い声を漏らしてしまった]
(271) 2013/05/11(Sat) 20時半頃
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―自宅にて―
[戻って息をつく間もなく、トレイルの問い>>270を聞けば。 棚に置かれた瓶を眺めながら、僅かに苦々しい声音で応えた。]
……あの手を見る限りでは、まったくの作り話という訳ではないのだろうな、とは思います。 ただ、全てが信じられるかは、また別ですが。
薬に至っては、服用するものですから……。 一応、警戒をするに越したことはないかと。
[慎重に言葉を選ぶ。]
(272) 2013/05/11(Sat) 20時半頃
|
|
効く可能性は、よくて半々。 副作用が出ないでとなると、一握りだ。
[投げられた質問>>255には偽りなく答えた。 自分達の目的は金でも薬を飲ませる事でもない。]
だが、今予防の可能性のある薬はこれだけだ。
[残念なことに、いまだ治療法は確立されていないと。 そう付け足しただろう。]
(273) 2013/05/11(Sat) 20時半頃
|
|
[笑い声を漏らした失態に、表情を引き締め直す]
先に行っていて下さい。 私は皆様に配る分を準備してからいきますので。
[そう言って見送ると、 出来た腸詰を手際よく数を揃えて包んでいく]
(274) 2013/05/11(Sat) 20時半頃
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そうだねえ、病気の症状も、不思議だったし。 予防薬といいつつ、効く可能性半々、だってさ……
[見ないことには信じられないのも事実。 薬をちらりと見てから、今は気にしないことにした。
いや――これは、関わる話なのかもしれないけれど。]
……お預けごめんな? ちょっと、話そうか。出来れば座って。
[並んで座れる椅子を示す。]
(275) 2013/05/11(Sat) 20時半頃
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副作用が強く、また効能が不確かでは……。 病に罹るかもわからない以上、リスクが高いという印象は、あります。
[トレイルの言葉>>275に頷くも。 話をしようと言われれば、少し躊躇いながらも、示された椅子へと腰掛けた。]
いや、あの、謝っていただく必要は……。
[先ほどの落ち着いた様子は何処へやら。 しどろもどろである。]
(276) 2013/05/11(Sat) 20時半頃
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[付き返されてる薬を見やり、フードの下で 僅かに悲しげに瞳を揺らす。
だけど、それは彼の選択。 咎めることはしたりしない。
ただ、兄と彼らのやり取りを、静かに見守っていただろう。]
(277) 2013/05/11(Sat) 20時半頃
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[腰掛けても、ジェームスの手は握ったまま。 トン、と一度だけつま先で床を叩く。]
ひとつ、謝るね。 俺は「強くなりたい」からライマー目指したわけじゃないの。
ラーマになりたくて、ここに来たんだ。 ……死ぬのが怖くて。ラーマなら、ずっと変わらず在れると聞いたから。
[五年間、一度も誰にも言わなかった秘密を。 ジェームスの手を握ったまま、呟いた。]
(278) 2013/05/11(Sat) 21時頃
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……俺を、強くしようとしてくれたのに。 護ってくれていたのに、ね。
俺は死にたかった。死んで、ラーマになり、たかった。 でも、もう五年もここにいる。
……何で、だと思う?
[問いを転がして、じっとジェームスの眼を覗きこんだ。]
(279) 2013/05/11(Sat) 21時頃
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[>>227トレイルから果実を受け取ると手を繋いで去る二人を見送った。 自分の手を見てみる。 トルドヴィンとそんな事はしたことがないから、 試してみたらどんな反応をするやら。 きっと氷より冷たい視線が突き刺さった挙げ句 小一時間立場の違いなどの説教されそうだ。
叶わぬと知っていても考えてしまうのは対等なものだったら、 ということ。 実際に対等なライマーなら並ぶことは無いのだけども。 一つため息をついて、隠した顔が苦笑い。]
(280) 2013/05/11(Sat) 21時頃
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――回想・模擬戦>>259――
分かりました。 ええと、どのくらいの……
[頭の上から籠を下げ、 24個の籠をキリシマへ見せようとする。 卵を入れるためという事だから、 あまり大きいものを求めてはいないだろう。]
これ、くらいですか?
[ドリエルに渡した薬草入れ用の籠よりも 少し大きめの籠を手に取り、確認する。 別のものをと言われれば、他を渡した*]
(281) 2013/05/11(Sat) 21時頃
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ジェームスさんと?
[たまに、ジェームスを見る攻芸の様子がおかしい事には 気付いていたが、訊き難くて、訊いたことはなかった。
何かあったのだろう。 あまり触れられたくないことかもしれないと、
果物を貰っていると、聞けば>>257 少しだけ表情が明るくなる。]
ほんと? わー、デザートに何か作ろうかな
[ドリベルの気遣いに感謝しながら、 それに乗るように、嬉しそうに微笑んだ。 まだ少し、どこかぎこちないけれど、それは普段に近いもの。]
(282) 2013/05/11(Sat) 21時頃
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[準備が出来れば、腸詰の荷物のほかに すぐに食べられる様に切り分けたものを皿に載せ、 冷たい井戸水にレモンと蜂蜜を入れ 人数分グラスに注いで稽古の場へ戻る]
お待たせしました。 出来たての腸詰と、飲み物をお持ちしました。
[戻った庭にはいつの間にか人が増えていて、 何やら取り込み中だった]
申し訳ありません、トレイル様、ジェームス殿。 お二方の分のご用意が出来ておりませんでした。 今ご用意しますので、お待ちください。
[何やら不穏な雰囲気が攻芸とトレイルとジェームスの間で 漂っていたが、いつもの現象と涼しい表情のまま]
(283) 2013/05/11(Sat) 21時頃
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――少し前・キリシマの家の前――
[腸詰と飲み物を持ったトルドヴィンが現れる。 飲み物は確かに二人分足らないが いきなりやってきたのだし、当たり前だろう。]
えー、いいよいいよ気にしないでー。 それより腸詰だけ摘まんでいい?
[お疲れーと言いながらトルドヴィンの背中を叩いて 皿にのっている腸詰を物欲しげに見る。
強く否と言われなければ、一つつまんで口に入れるだろう。]
(284) 2013/05/11(Sat) 21時頃
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攻芸とジェームスさんが手合せするなら、 面白いことになりそうだなー……見学しに行っちゃおう
[料理の事、そしてこの先の楽しみの事を思い浮かべて、 いつもの調子を取り戻す。
だけど、やはり感じてしまう。 内ポケットの小さな小瓶。
軽いのに、なぜか妙に重たく感じていた。 死ぬのは怖い。一度死ぬような思いをした。 あの時の事は、忘れられない。 だけど、……ライマーとして、攻芸の相棒として、 ちゃんと立派なライマーになりたいという想いもあるから、
考えは堂々巡りだった。 ちゃんと、相談して決めようと、小さく頭を振って、今は忘れる。]
(285) 2013/05/11(Sat) 21時頃
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ではその無防備に抱きついたりする事も ほどほどにされた方がいいでしょう。 村内は確かに安全ですが、知らずに小さな毒虫や火薬等 危険なものが付いているかもしれません。
必ず相手とお互いの安全を確認した上での方がいいでしょう。
[トレイルが何か振って来たが>>162、 それを無表情で投げ返した]
(286) 2013/05/11(Sat) 21時頃
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……エルが…キリシマさんと稽古をしてて。 その見学から……色々と?
[どうしてああなったのか自分でもあまり把握しておらず。 ただ、少し浮上したらしいチアキ>>282に笑みを浮かべた。]
チアキも……鍛錬?
[成果はどうか、という問いについては控えておく。 おそらく庭に落ちている壷の破片が答えだろう。]
(287) 2013/05/11(Sat) 21時頃
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――少し前・キリシマの家の前――
……えー。それぐらいなら大丈夫だって。 それにちゃんと安全な相手に抱きついてるつもりだけど?
[むぼーびでもないよ、とトルドヴィンに言って>>286 なるべく素早い動きで彼に抱きつこうとしてみたが
残念な結果に終わっただろうか。]
(288) 2013/05/11(Sat) 21時頃
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トレイルは、奇数=わりとがんばれた 偶数=大失敗 68(0..100)x1
2013/05/11(Sat) 21時頃
トレイルは、無念残念。
2013/05/11(Sat) 21時頃
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どうぞ、お召し上がりください。 このレモン水も、 元々トレイル様とジェームス殿の所からのいただきもの。
丁度、燻製もありますのでお持ち下さい。
また美味しい果実を宜しくお願いします。
[腸詰に手を伸ばすトレイル>>284に否を唱える事は無かった。 ただ背中を叩かれて、数度瞬いた]
(289) 2013/05/11(Sat) 21時頃
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[並んで腰掛けながら、トレイルの話にじっと耳を傾ける。 主の言葉に、あぁ……と内心で呟きながら。
自分は、気付いた時から強さを求めていた。 ライマーであった頃のことを、記憶はなくとも身体が覚えていたのだろう。 気付けば、鍛錬を重ね。 実践でも、訓練でも、常に全力で取り組んできた。
主の発する温度に気付いたのは、いつ頃だっただろうか。 主が平穏を望むならばと、少しずつ、自らの挙動も柔らかくなっていったような気がする。 ただひたすらに。 トレイルがトレイルであってくれれば良いと――…。]
(290) 2013/05/11(Sat) 21時頃
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……ラーマになる為には、死を経るというのに。 死にたくないから、死を超えた存在になるとは。
不思議な考えを抱くお方だ……。
[トレイルの言葉を聞いても、その面は穏やかなまま。
戦士としてあれば、死は怖くはなかった。 だが、今は違う。 正確には、死が怖いのではない。 死の記憶が蘇ることが、自分を変えてしまいそうで、怖かった。]
(291) 2013/05/11(Sat) 21時頃
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――回想・キリシマ宅前>>268――
そうだな…たまにはいいかもしれん。
[しかし、滝修行と魚獲りに行きたい。 天気が悪いと川が荒れてしまうので 良い時にこそ赴きたいと思う。 天候が悪いときは、部屋で出来る鍛錬中心になるが]
ああ、サミュエル様達が来てるのか。 [成程、サミュエルの師はキリシマだった筈。 それならばこの賑やかさも当然だろうか。*]
(292) 2013/05/11(Sat) 21時頃
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[自分が記憶を持たぬことも。 その記憶を取り戻すことも。 どちらも恐れ、目を逸らしていた。
そんな自分が今も平穏に暮らせているのは、全て、 トレイルとの心安らぐ日々のおかげであると――。]
(293) 2013/05/11(Sat) 21時頃
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ジェームス殿…。 トレイル様には少し警戒心を覚えて貰った方が良いのでは?
[ジェームスにもどうぞ、と近寄り皿を差し出す]
(294) 2013/05/11(Sat) 21時頃
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[そう、自分で知っていたからこそ。 死を恐れるというトレイルの言葉を聞けば、その頬に指を伸ばした。 その恐れを拭い去りたいとでも言うように、優しく撫でる。
そして、続く言葉を聞けば、 ――…主の身体を、力一杯抱きしめた。]
(295) 2013/05/11(Sat) 21時頃
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エルさんが、キリシマさんと稽古……
[大変に失礼な事だろうけれど。 ものすごい驚いて、思わず呆然としてしまう。]
そっか、エルさんが稽古か
[だけど、すぐに少し嬉しそうな声を漏らした。]
うん、師匠に修行して貰ってたんだ……
[鍛錬かと問われれば>>287、微妙な表情を浮かべる。 成果については、訊かないでくれたのは助かったが、 ちらりと無意識に、無残に割れた壺の欠片に視線をやって 苦笑を零す。]
(296) 2013/05/11(Sat) 21時頃
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……、すみません。 ちょっと攻芸を探してきます
[未熟な自分。 突然、訪れた奇妙な病の話。 忘れようとしても、やはり浮かんできてしまって、 もうこれは、さっさと相談して来ようと、]
っと、その前にっ! ここ片づけちゃいましょう
[そう言って、止められなければ、 その場の片づけをして行っただろう。
立ち去り際に、ドリベルに攻芸が向かった先が 分かるのであれば、訊いていって、駆け出した。]
(297) 2013/05/11(Sat) 21時頃
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そう、不思議。俺も矛盾してる、気はしてた。 ……でも、死んでラーマになっても――
お前をのことか、全部忘れちゃうのかな、とか。 ……俺が、ラーマになったら、もうお前の相棒じゃなくなって お前は別の人の相棒になるのかな、とか。
そう思ったら――なんか、な。
[ジェームスの言葉に答えながら>>291 彼の手を少し強く握った。]
(298) 2013/05/11(Sat) 21時頃
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[死にたくないと思ったのはもっとずっと、幼い時。 ライマーとラーマの関係を知って、 「ずっと生きていける」という望みを胸にここへ来た。
ただそれだけだった、はずなのに。]
……ごめんな、ずっと、
[続く言葉は、強く抱きしめられて>>295]
(299) 2013/05/11(Sat) 21時頃
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― 少し前。地獄の特訓終了時 ―
だって先生。寝る子は育つ。
[苦言を呈してくれる師に向かい、 はっきりときっぱりと無駄に自信満々に断言。
とは言えキリシマの言葉は理解している。 併せてトルドヴィンの言葉(>>265)にも頷ける。 少し、考える間をあけ、実際に頷いてみせた。]
先生。今度、一緒に森へ行こう。
[限りなく実戦に近い場で教えを乞う方が、 何か大切な事を掴みやすい。 そんな考えからの珍しく積極的な発言。]
(300) 2013/05/11(Sat) 21時頃
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[大丈夫と言った時点>>288で こちらに向かって来るのは予想は付いていた]
飲み物が零れますのでおやめ下さい。
[トレイル達に配る分の腸詰の包みを彼の顔に押し付けて 踏み留めた]
(301) 2013/05/11(Sat) 21時頃
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[>>271稽古に立ち会う了承を受ければ、 首を静かに横に振る。]
いや、不満も満足も無い。 俺の勉強になるのは確かだと思う。
[たとえどんな稽古であろうが 年季の入った強いライマーの戦いぶりを 目に焼き付けるのは、必ず糧となる筈だ。 話しかける機会があれば、己も稽古を頼めたら―― そんな淡い期待を少しだけしつつ。]
では、そうさせて貰う。
[>>274先に向かう事を勧められ、足を稽古場へ向ける*]
(302) 2013/05/11(Sat) 21時頃
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― キリシマ宅 ―
[しばらく中へ入っていたトルドウィンが戻ってきた時には、 手には飲み物と腸詰が乗った皿が。>>283]
…いただきます。
[手に取るのはレモン水のみ。 腸詰は先程味見でいただいたし、 トレイルがつまむようなので>>284、今は遠慮しておいた。]
(303) 2013/05/11(Sat) 21時半頃
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――現在・森にて迷子中――
………やばい。 完全に迷ったなこれは。
[気づけば森に来てしまっていた。どうしてこうなった。 男が森へ入ってしまった事は、 他の住人に聞けば、目撃情報はあるだろう。
考え事をしていたとはいえ、 地面が土に変わった時点で、気付くべきだったと思う。]
どちらが村の方角か……
[帰らずの樹海をうろつきながら、溜息を漏らす。]
(304) 2013/05/11(Sat) 21時半頃
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― ケヴィン宅 ―
……師弟……だしね。
[驚かれるのは、普段あまり積極的に稽古をしないからだろう。 けれど稽古をしているというだけで嬉しそうにされると>>296、 少しだけいたたまれないのだった。]
でも…チアキは頑張ってるし。 ……またすぐに…上達する。
僕がいた時は…まだキリシマさんのところだった…かな。
[少しばかりの励ましを添え、 先に出てきてしまったため、攻芸の行先はわからなかった。 まさかトレイルの家へいっているとは思わない。
チアキは少し探すことになるかもしれない。]
(305) 2013/05/11(Sat) 21時半頃
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―少し前:キリシマ邸にて―
[トルドヴィンの言葉>>283には、軽く頭を下げる。]
すまぬな、トルドヴィン殿。 卿には色々迷惑をかける。
[続く言葉>>286に頷きながらも。 さらに主が抱きつこうとすれば>>288、溜息を一つ。]
本当に……。 常々注意は払ってはいるのだが……。
[皿を差し出されれば>>294、ありがたく礼を言って摘まむのだった。]
(306) 2013/05/11(Sat) 21時半頃
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[かつての記憶はないが、キリシマ殿は熟練のライマーと認識している。 なればこそ、彼の元に来るラーマも、やはり手練れと感心をしていた。
なればこそ、どちらの言葉にも重きを置いている。]
(307) 2013/05/11(Sat) 21時半頃
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―再び、自宅にて―
[トレイルの言葉>>298を聞けば、ゆっくりと首を振る。]
……俺には、貴方以外の主は考えられません。 他の人に使われるなど……。
[そう言葉を綴れば、腕の中の主の顔を覗き込むが。 続く言葉を聞けば、ゆっくりと目を閉じ、抱きしめる腕に力を籠めた。]
(308) 2013/05/11(Sat) 21時半頃
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……うん、ありがとう これからもっと、頑張るんだっ!
[細やかな励まし>>305、笑顔で応えれば キリシマの所で会った以外に行方は知らない事を聞く。 それでも、小さく礼を言ってから、向かった先は、2
1:住人に運よく話を聞けて、森へ 2:古めの目撃情報を聞いて、トレイルの家 3:一旦、自宅へ帰った。]
(309) 2013/05/11(Sat) 21時半頃
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―トレイルの家前― [この家の前で、錬金術師と話しているのを目撃したと聞き やってきたが、当然、その姿を見ることはできなくて、
次に向かうとしたら、どこか。 むしろ、適当に走った方がいいだろうか。 森には行ってしまっていたら、どうしよう。
色々な事を考えながら、あたりをきょろきょろしていた。]
(310) 2013/05/11(Sat) 21時半頃
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― 村外れの森・川原 ―
[川原の岩の上に荷物をすべて置き、 程近い滝壺から流れる清流で汗を流した。 冷たい水は心地良く、 静かではりつめた森の空気にも安らいだ気分に。
無防備で村を離れる事も多く、 今更誰に咎められるでも無いので 水浴びはだいたいいつもこうして済ませる。
今日は魚を獲ったりはせず、 少し考え事など進めながらゆっくりと泳いでいた。]
(311) 2013/05/11(Sat) 21時半頃
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[大勢が入り混じる中、接客に専念しつつも ドリベルの申し出>>194には感謝と共に]
ありがとうございます。 手伝って頂けるお礼です。
[遠慮なく配分の包みを頼み、遠慮していた様に見えた 切り分けた腸詰を一切れドリベルに押しつける]
(312) 2013/05/11(Sat) 21時半頃
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[人の家の前で、挙動不審な行動をしていたら、 攻芸を探しているのを察してくれたのか。
また違う人から、森に向かう攻芸の姿を見た聞いて、]
嘘……
[脳裏に浮かぶのは、いつかのこと。]
探さないとっ!!
[青ざめて、声を掛けられれば、振り返ったかもしれないけれど そう長くは留まらずに、森に向かって駆け出した。]
(313) 2013/05/11(Sat) 21時半頃
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―庭先―
ああ、わかった。
[籠に入っていたパンは配り終えたが、自宅には先程作ったチーズパンが残っている。>>245]
ん、ありがとう。 キリさんの所のまで持ってきてくれたのか。
[ドリベルから包みを受け取った時には、どうにかいつもの微笑を浮かべることが出来て。黙って、チアキとドリベルの話に耳を傾けていた。チアキが攻芸を探してくると言って、片付けを始めれば、止める理由もなく。]
……ああ、またな。
[駆けていくチアキの後ろ姿を、しばらく見守っていた。>>297]
(314) 2013/05/11(Sat) 21時半頃
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――森――
[出口の看板を立ててくれたら迷わずに済むのに…と 無茶な希望を描いたが、そも迷う者が自分位しかいない。 しょんぼりしながら先を歩くと――]
む。
[此方へ向かって来る生き物に気付く。 籠を後方に投げ、その姿を確認した。]
……ゴブリンか。
[数は、1体。一人で倒せる数だ。]
(315) 2013/05/11(Sat) 21時半頃
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ついさっき、錬金術師の兄弟からね。
[ドリベルの言葉>>238に頷くと、ポケットの上から、そっと小瓶に触れた。 表情は、なるべく穏やかに心がけて。
ケヴィンが、別の話題に触れようとしたことに気付けば、それに合わせるよう話題を振る。]
シーツ、これからはもう破かないようにさ、いま少し特訓をしていたところ。 まだまだ時間はかかりそうだけど、ね?
[言いながらちらりと視線で示すのは、割れた壷の破片。]
(316) 2013/05/11(Sat) 22時頃
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―森での捜索― [森の中を風の様に駆ける。 サミュエルが、よく小鳥と評するのは、 間違っていないかもしれない。
全力疾走しながら、器用に木々を避けて駆ける様は、 飛ぶ鳥の様に動きは軽やかに、素早く。
だけど、その表情は、酷く硬い。 大げさだとか、騒ぎ過ぎだとか、また 言われてしまうだろうけれど、攻芸がいなくなると、苦しくて。
ライマーは、ラーマになるという道で、 一度死を乗り越えられるけれど、ラーマは死んでしまったら、 それで終わりだ。失いたくない。大切だから、
必死に駆けて、駆けて、名を呼んだ。]
(317) 2013/05/11(Sat) 22時頃
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[稽古での能力値が高いわけではないが、 実戦において傷を負う事は滅多に無い。
そのくせ、背中や腹には小さな古傷が多く、 それを誰にも見せないためにも 水浴びには源流に近い位置を選んでいる。
森には滝も小さな川も多く、 ひっそりと静かなこの場所は 鹿や猪が水飲み場として使っているのを見る他は 誰にも会ったことが無い隠れた穴場。]
ボクじゃ無理…って事なのかな。
[独り言も川音に掻き消え、誰にも届かない。 良い場所だ。]
(318) 2013/05/11(Sat) 22時頃
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攻芸っ!!! 攻芸ーーーー!!!
[耳聡い相棒。 この声を聞いてくれればと、
彼が遭遇したゴブリン>>315と戦い終わった頃に、 必死な声は、森に響いただろう。]
(319) 2013/05/11(Sat) 22時頃
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― キリシマ宅・辞去時 ―
…一緒に持っていくだけ…ですから。 [トルドウィンからおつかいの分の腸詰を受け取る。>>312 一緒に押し付けられた一切れに少し瞬き。 ありがたくいただくと口に入れた。]
それでは……また。 [ぺこりと一礼して、辞去を。]
(320) 2013/05/11(Sat) 22時頃
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では宜しくお願いします。
[改めてドリベルに腸詰の配達を依頼すると、 最後に主の元へと向かう。 他のライマーやラーマ達にはグラスや皿を差し出すが、 主にはグラスを手にして差し出した]
お疲れ様でした。 どうぞ。 腸詰も。
[表情を変えずに差し出した]
(321) 2013/05/11(Sat) 22時頃
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――ああ、そうだ。…………何を悩んでるんだ俺は。 身体を動かせば、すっきりするな。
[悩んで居ても事態が好転する事などない。 不安に沈んでいても、神が助けてくれるわけも無い。 ならば、己に課せられている定めを全うするまで。]
―――。
[銛を構え、襲い掛かって来たゴブリンへ、真横に銛を振るう。
8 1〜3:回避される。 4〜9:ゴブリンの足に突き刺さる 10:クリティカルヒットで仕留める]
(322) 2013/05/11(Sat) 22時頃
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― ケヴィン宅・庭 ― おつかい…です。
[ケヴィン>>314へと鹿肉と腸詰、それからローリエの葉を渡し、 かわりにチーズパンを受け取る。]
……うちのシーツがなくなる前に…お願いします。
[ホレーショー>>316へぽつりと。 まだ棚に眠っているシーツは57(0..100)x1枚あるので、 そんな気にすることはないが。]
(323) 2013/05/11(Sat) 22時頃
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破――ッ!!
[ゴブリンの足を鋭く突き刺すと、そのまま木に叩きつける。 緑色の体液を足と頭部から迸らせるゴブリンが伸びたのを 見計らって、地面へ転がし、銛を引き抜く。]
生まれた事を後悔するのだな。
[情けをかける事なく、上から胸部を一突きする。 動かなくなったのを見計らい、身体を引くと――]
…この声は――、チアキ?
[>>319こだまするチアキの声に気づき、振り返る。 声の聞こえる方角へと走り出した。
籠を忘れて。]
(324) 2013/05/11(Sat) 22時頃
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―模擬戦後―
ああ、それくらい。
[>>281大き過ぎない籠を選んで受け取る。 これならば沢山卵が取れそうだ。]
また頼む。
[>>300寝過ぎても育たないのだが。]
森、わかった。
[珍しく前向きな発言が出れば頷いて了解した。 今度は多分ラーマを共にしたものになるだろう。]
(325) 2013/05/11(Sat) 22時頃
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|
あぁ鹿肉、待っていたよ。 ありがとう。
[ケヴィンの手の中に差し出された包みを、横から腕を伸ばして少しだけ開き、中を見る。 思っていた以上に立派な鹿肉は、今からワインでゆっくり煮込めば、明日には良いシチューができそうだ。 自然と、口元には笑みが浮かんだ。]
キリシマさんのソーセージは、今夜いただこうかな。
[兄弟して、一部を除く料理がひどく不得手なので、こうして焼くだけで一品となる物は、とても有難い。]
(326) 2013/05/11(Sat) 22時頃
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|
――森――
[土を蹴り、草むらを蹴り、途中でスライムを踏み潰して進む。
声を頼りに走った末、チアキの姿を見つける。 其方へと駆け寄り、目の前で急ブレーキを掛けて留まる。]
すまんチアキ、家に戻ろうとしたのだが、 道草を食っているうちに、戻れなくなってしまった。
[息ひとつ切らさずに謝罪を告げた。]
(327) 2013/05/11(Sat) 22時頃
|
|
[ドリベルの呟き>>323を聞けば、軽く肩を竦め]
それは、チアキの努力次第かな。
[壷の破片を片付けるチアキへと、視線を向ける。]
そういうわけだから、頑張れ?
[うっかり破片で手を怪我したりはしないかと、内心、少しヒヤヒヤしていたりもするのだが。]
(328) 2013/05/11(Sat) 22時頃
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攻芸は、靴裏についていたスライムの体液に気づき、嫌な顔をする*
2013/05/11(Sat) 22時頃
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[名を呼びながら、駆けていれば、 声に気付いた攻芸と>>324出会えただろうか。
姿を見つければ、駆け寄って、]
攻芸っ!! 良かった……見つかって、良かった、
[攻芸の道の裾を弱く引き寄せれば、頭突きをする勢いで 胸元に頭を寄せて、俯いたまま、小さく安堵の息を零した。]
(329) 2013/05/11(Sat) 22時頃
|
|
[駆け寄ったのは、恐らく同じタイミング。>>327
ぐすっと小さな嗚咽も漏らしながら、 謝罪を聞けば、泣き笑う。]
もう、村の中も一人にするの心配になってきちゃったよ [くすっと笑って、その手に手を伸ばす。]
とにかく、帰えろう? あと……話したいことも、あるし……
[ここじゃ落ち着いて話せないと、踵を返した。]
(330) 2013/05/11(Sat) 22時頃
|
|
[>>321グラスを差し出されて受け取る。 冷えた水が喉に気持ち良い。]
……サクラの匂いがするな。
[ふわりと香るのはチップの残り香だろう。 ふ、と微笑んでソーセージを口へ運んだ。]
(331) 2013/05/11(Sat) 22時頃
|
|
―チアキお片付け中― [片付けをしている最中に、シーツの心配やら>>323 意味ありげな視線を受けて>>328]
あはは……が、頑張ります
[せめて、優しい師匠の言ったように、割るのは1個だけくらいに できればいいなと心の中で、呟いて、せっせと片付けをしていた。 途中で、危うく怪我をしそうになっていたけど、 浅い切り傷程度で、指を切ることはなかっただろう。恐らく*]
(332) 2013/05/11(Sat) 22時頃
|
|
[>>329道着の裾を強く引っ張られ、胸元に顔を埋めるチアキには どうしてこんなに慌てているのか、と首を傾げた。]
だが、ほんの3時間程度しか迷っていないぞ。
[なんとなしの時間の経過を告げる。]
…………。
[>>330伸びた手に手首を取られ、踵を返すチアキに、 足を踏み出す前に、銛を地面へと落とし―― 無言で、後ろから抱きすくめる。]
(333) 2013/05/11(Sat) 22時頃
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[鹿肉を見て笑みを浮かべるホレーショー>>326を見て。 サミュエルが狩ってきたものを喜んでくれるのは嬉しい。]
……パン…ありがとうございます。 早速今夜…いただきます。
[数日は美味しく食べれるが、やはり作ったその日が一番美味しい。
チアキが去るのを見送れば、 そう長居もせずに自分も帰る事とする。 二人とも普段通りの会話をしてくれてはいるが、 錬金術師の会話について話し合いもしたいだろう。
……自分は話すべきだろうか、と。 その結論すらもまだ考えは及ばず。]
(334) 2013/05/11(Sat) 22時頃
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3時間でも……
[嫌だよ。と紡ごうとして辞めた。 こんな独占欲は、鬱陶しいだろうなと、
腕を取って、帰ろうと歩み始めると、 ふいに背後から抱きしめられて>>333]
わっ、……ど、どう……
[急な事に、やはりびくりと肩を震わせて、 どうしたのかと問おうとして、ドキドキしすぎて、口ごもる。]
(335) 2013/05/11(Sat) 22時半頃
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[耳元で言を告げたその後、暫く強い力で抱きしめていたが、 これでは強すぎかもしれないという事に気づいた。 奇病にかかる以前に、主の身体の骨を折りかねない。]
…………。
[腕の力を緩め、もう少しだけ抱いて。 それから漸く彼の身体を解放した。]
行こう。
[チアキの進む方向へと足を進める。 そうしないと、またもやあらぬ方向へ向かってしまうから*]
(336) 2013/05/11(Sat) 22時半頃
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……すまんな。 サミュエルにもよろしく言っておいてくれ。 ありがとう、と。
……また、明日。
[日常的会話をしていたものの、やはり内心の動揺が出てしまっていたのだと思う。気を効かせてくれたのだろう、去っていくドリベルも見送って。>>334]
(337) 2013/05/11(Sat) 22時半頃
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サクラの香りが気に入られたのでしたら、 鹿肉の方を今日の夕食にされますか?
[冷水を飲み干す主>>331に、夕食を聞く。 僅かな微笑みにも表情は変わらない]
サミュエル様に、その様に笑んで褒めて差し上げれば もっと効率があがるのではありませんか?
[甘やかしたらしいので、鞭しかないかもしれないが。 積極的に森に出たいと言った 精神は褒めてあげても良いのではと]
(338) 2013/05/11(Sat) 22時半頃
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[少しの間の抱擁。 力強くて、ちょっと痛かったけれど、 そんなこと気にならないくらいに、ドキドキと心臓が脈打っていて
その間は、何かを考えている余裕がなかった。 だから、緩む力、離れていく感触を感じて、 ようやく思考が戻ってくる。]
えっ、あ、うん……行こうか
[行こうと言われて>>336、我に返り、 先導するように、自宅に向かって歩き出した。]
(339) 2013/05/11(Sat) 22時半頃
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こちらこそありがとう。 また楽しみにしているよ。
[表面上は平静を装い、会話を続けていたが、やはりおそらく、何度か、無意識のうちに小瓶に指が触れていたろう。]
それじゃあ、また今度。
……。
[去ってゆくドリベルを暫く見送る。 そして、その姿が小さくなると、ポケットから先程の小瓶を取り出し、改めて見つめた。]
(340) 2013/05/11(Sat) 22時半頃
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― ケヴィン宅→自宅 ―
はい。 ……また、明日。
[かけられた声に同じ言葉を返す。>>337>>340 普段はただの区切りの挨拶となっている言葉が、 今日はいつもより強く響いた気がした。]
……ただいま。 エル……戻ってないですか?
[扉を開いて、静まり返った室内に視線を廻らせる。 果物や腸詰が所定の位置にしまわれているのを見つければ、 水浴びに行っているのだろうと予想できた。
攻芸のような方向音痴ではないのだからすぐに戻ってくるだろうと、 受け取ってきたパンを棚にしまおうと体を伸ばし。 ポケットに押し込んでいた小瓶がころりと存在を主張した。]
(341) 2013/05/11(Sat) 22時半頃
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[>>338サミュエルへ笑って見せたら、 そう考えても簡単に実践は出来そうになかった。]
甘やかすのと誉めるのは別物だ。
[今は彼が前向きになってくれればそれでよい。]
夕食は、トルドヴィンの燻したソーセージが良い。
[鹿肉は寝かせた方が旨そうなのと、 今はそのサクラの香りを楽しみたいと思うから。]
(342) 2013/05/11(Sat) 22時半頃
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―自宅― [森をどう歩いて、戻ってきたか。 あまり記憶にないけれど、帰巣本能なのか。 ちゃんと家には帰ってこれた。 歩いている途中、攻芸はどうしたんだろう。と思ったけれど どう訊いていいのか分からず、訊けずじまいだったろう。
また、顔が紅くなってしまっていて、 振りむけなかったのもあるけれど。
鍵のかかってない引き戸をあけて、荷物を片付けた所で]
……あ、攻芸、籠は?
[彼の手に、あの籠がないと気づいて、問いかけた。]
(343) 2013/05/11(Sat) 22時半頃
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[小瓶から呼び起こされる病の話。 この村に病がやってきたら。 その病にサミュエルがかかったら。
…………。
[そこまで考えて、体の芯が冷たくなる。 棚の取っ手に手をかけたまま、しばらく立ち尽くした。*]
(344) 2013/05/11(Sat) 22時半頃
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――自宅――
[チアキと共に自宅へと戻る。>>343 荷物をチアキが片付けたのを見計らい、来い、と手招き。 籠はどうしたのかと聞かれ、時が止まる。]
……森にわすれ、た……。
[まずい、銛も忘れてきた。]
取ってくる―――
[流石に引き止められたので、諦めた。 銛は他にもあるし、籠はまあ…また作ればいいか。 24個の損害は、割とでかいのだが。 誰か拾ってくれたら良いのだが、期待できない。]
(345) 2013/05/11(Sat) 22時半頃
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[どこで話してもいいのだが、瞑想用の部屋へと招いた。 畳に座布団なので、靴は脱ぐ。]
………れんきんじゅつしに会った。
[話の口火を切る。]
お前も、会ったのか?
[>>330話したいこと、に思い当たるのは一つしかない。 森や川ではしづらい話というのは、 今日の夕飯や、修行の話では無さそうだ。]
(346) 2013/05/11(Sat) 22時半頃
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[水音と鳥の声が遠い記憶と重なり合い。 少しの間、記憶と感情の海を揺蕩った。
巨大なオオカミの化物が吐いた血で濡れた森 死にゆく男を見下ろすばかりの無慈悲な人間 死に絶えるのを待ちに待って嗤った嗄れた声 握った途端に壊れてしまった鎌の最期の悲鳴 フクロウが鳴いていた遠いどこかの夜の深森 男の死体を漁って喜ぶ父を蔑む少年の憎しみ
ガサガサ…と傍の繁みが揺れ、 立派なネズミに似た魔物が姿を現した。 獰猛さは無く、こちらをただ見ているから、 水場を譲ってやる気持ちで、川から出て衣服を纏った。*]
(347) 2013/05/11(Sat) 22時半頃
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だめっ!
[>>345忘れた。と言って、出かけそうなのを慌てて呼び止める。]
あ、明日……俺が取ってくるから、
[なんとなくだが、場所は覚えている。大丈夫だろうと それから、攻芸の部屋へと招かれた。
れんきんじゅつし。とたどたどしく、言われて、こくりと頷いた。]
うん、……俺も、会った。 攻芸も聞いた……んだよね、病気の話
[顔も洗った後なので、少し顔の赤みは引いていただろう。 沈んだ顔で、ぽつりと語る。]
(348) 2013/05/11(Sat) 22時半頃
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……薬、予防薬だっていう奴、貰ったんだけど
[懐から、取り出して、黒い小瓶をとんっと畳の上の置く。]
俺、……どうしたら、いいか、分からなくて
[だから、相談したいと、正面に座る攻芸を見つめた。]
(349) 2013/05/11(Sat) 22時半頃
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――少し前――
[荷物を片付けるチアキに、 これだけは忘れなかったらしい包みを見せる]
キリシマ様から頂いた腸詰と、 トレイル様から頂いた果物だ。
お前に持っていけ、と。
[そう告げて、一緒にしまって貰う*]
(350) 2013/05/11(Sat) 23時頃
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死にたくはないんだ。 だけど……俺は、攻芸に見合うライマーになりたい
[薬を飲んだら、その道が閉ざされる可能性がある。 だから、悩んでいると……]
どうしたら、いいんだろう
[ぽつり、呟くのは相談というより、独り言。]
(351) 2013/05/11(Sat) 23時頃
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─ 自宅前 ─
[客人達がすべて去ってしまうと、心なしか、風がざわめいているような気がした。]
………ケヴィン。
戻ろうか。
[胸中にうまれた不安を掻き消そうとするかのように、家の中へ戻ろうと、弟を促した。]
(352) 2013/05/11(Sat) 23時頃
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― 帰宅の道中 ―
……何。
[我が家へと向かう道すがら、 錬金術師だという噂の客人に行き会った。
やはり難しい話は途中で眠気が押し寄せて 病についての詳細は頭に入らなかったが、 ともかく薬だという小瓶をひとつ受け取った。]
(353) 2013/05/11(Sat) 23時頃
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[死に至る病と、不確実な予防薬。 副作用の危険性と、儚い希望。
それだけ覚えておけば良さそうだと 残りの部分はだいたい記憶に留めず捨ててしまう。]
まあ。うん。ありがとう。 キミもどうぞお大事に。
[そして錬金術師にそう声をかけて、家路についた。*]
(354) 2013/05/11(Sat) 23時頃
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―少し前― [腸詰と果物を受け取れば>>350]
あ、ドリベルに聞いてたんだ! ありがとうー! あとで、お礼しに行かないとね
[嬉しそうに受け取って、貯蔵庫にしまった。 これで美味しい一品ができると、少しだけ調子を 取り戻していた。*]
(355) 2013/05/11(Sat) 23時頃
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…ああ。
[兄に促され、力なく笑って、頷いた。 兄にだけは素直に見せる、弱気な顔。
家に入れば、食卓の椅子へと腰掛ける。]
………………。
[が、口は重い。]
(356) 2013/05/11(Sat) 23時頃
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ム……。
[>>348明日取ってくると言われ、無言。]
最近魔物の数も多い。俺も同行しよう。
[そう告げて、座布団の上にあぐらをかく。 病気の話になれば、静かに主の言葉>>349を聞く。]
……俺も渡されたが、いらないと断った。
[正面に居るチアキを見据えた侭で視線は動かさず。]
お前はそれを飲め。 万が一身体の一部が硬化したとしても、 可能性として予防になるのならば、それにこした事はない。
(357) 2013/05/11(Sat) 23時頃
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判りました。 では私がやる気を出される様に褒めておきましょう。
[いつの間にか皆それぞれの用事に消えていて、2人きりになっていた。 だからこそ、堂々とサミュエルを褒めると口にしたのだが。 逆に怖がらせる可能性があるかもしれない]
腸詰ですね。 承知しました。 他にリクエストはありますか?
[夕食のリクエストに頷いて、今日はサクラチップを少し枕に 混ぜておこうかと考えていた]
(358) 2013/05/11(Sat) 23時頃
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― 自宅 ―
[そうしてようやく帰宅した我が家。 まだ湿った髪は少しだけ冷たかったが、 汗を流して新しいシャツを纏うのは心地良い。]
ただいま。……ドリー ?
[既に帰っているだろうかと声をかけ、 ささやかな食卓に受け取ったばかりの小瓶を置きつつ そっと呼びかけてみる。]
(359) 2013/05/11(Sat) 23時頃
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[>>351見合うライマー。 その言葉に、目を細めさせる。]
………無理にライマーで居続ける必要などない。 人里へ帰れ。
[だから思ったのだ、こんな道を歩むなと。 だから、――普通の生活に、戻ればいいだけだ。]
今なら、まだ戻れる。
[チアキには、帰る場所があるのだから――]
(360) 2013/05/11(Sat) 23時頃
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―何処かの道すがら― [兄と共に歩いていると、 ゆったりのんびりと言った雰囲気の男に出会った。>>353
兄が説明する言葉を、夢心地で聞いているようで 少しだけ心配だったけれど、どうやら大事な部分は、 理解してくれているらしい。
小瓶を渡して、同じように案じる言葉を掛ければ、 あとは誰に渡せばいいだろうかと、考えながら立ち去った。**]
(361) 2013/05/11(Sat) 23時頃
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─ 自宅内 ─
[客人のいない時の食卓は、いつも、向かいに掛けるようにしていた。 けれど今は、ケヴィンの隣に腰掛けた。
普段、外で見せることのないような、弱気な表情を読みとれば、その背に、軽く片手を触れさせた。 そして、ポケットの中から小瓶を取り出し、テーブルの上へ。]
私は……。
私は、あの兄弟は、嘘はついていないと思う。
[それはつまり、この薬の効きが、危うい物であるということにも繋がるのだけれど。]
(362) 2013/05/11(Sat) 23時頃
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[腹の中に重いものがわだかまって、 棚に置いた指先が小刻みに震える。
聞こえた扉の開く音と声>>359に、 跳ねるように顔をあげ。]
……エル、
[おかえりなさい、と普段の言葉を吐き出す前に。 駆け寄って、肩口に額をおしつける。 手はぎゅっとサミュエルの手を握りこんで。
水を浴びて少し冷えた肌が、恐怖を助長した。]
(363) 2013/05/11(Sat) 23時頃
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断ったんだ……
[断ったときっぱり言う>>357 それは、死を受け入れているように感じて、少しだけ寂しい。
攻芸は、飲めと言う。 死なずに、攻芸と共にいる為には、1つの選択だと思う。 けれど、続く言葉は>>360―――悲しいものだった。]
……帰れ、って言うんだ
[もともと、ライマーになること自体、賛成されてなかったのは 分かる。だから、その結論が出てくるのも分かる。
それでも、悲しかった。 俺じゃなくても、良いんだと、]
(364) 2013/05/11(Sat) 23時頃
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俺は、……一度決めたことは、やり通したい ……攻芸のライマーでありたいよ、
[泣き出しそうなのを我慢して、 じっと、まっすぐにその目を見つめる。]
(365) 2013/05/11(Sat) 23時頃
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……ん。 俺にも、見えなかった。 そもそも、騙したところで利点はないだろう。
[兄の意見に同意した。]
…………。 もし、この病気に感染したら。 親しい者にも感染しやすい、って話だったな。
(366) 2013/05/11(Sat) 23時頃
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[>>358トルドヴィンが人を褒めるなんて 明日雪が降ったらどうしよう。]
そうだな、野菜を。
[温野菜なら食べやすい。]
先に汗を流してくる。
[全てを任せて、水浴びの支度。]
(367) 2013/05/11(Sat) 23時頃
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………俺は最後まで、ラーマでありたい。 [>>364此処で生きて、此処で死ぬ。 身体が動かなくなったら、戦えなくなるかもしれない。 二度生を受けたのに、二度目の生を与えられた意味を 己が生きる為などに使ってはいけない。
本来ならば、ヒトには一度しか生を与えられない。 だから、一度死んだ時にヒトとしての魂は死んだのだ。]
(368) 2013/05/11(Sat) 23時頃
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そう言えば村長の元には腸詰は届けられたのですか?
[戻って来た時、主の手にあった腸詰はあまり減っている様には 見えなかった。 村長の元に真っ先に届けに行ったはずだが、 配り損ねていたら失礼だと主に確認する。 まだ配っていないのなら、そ れが先だと村長の家へと向かおうとするだろう]
(369) 2013/05/11(Sat) 23時頃
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[途中出会った、気だるい雰囲気の男性>>361にも薬を渡した。]
さて…次はどこへ行こうか。 疲れてないか?
[弟に声をかけながら、引き続きぐるりと村を巡るつもりだ。 人影を見つければそちらへ寄るだろうし、すべてを回り終えれば村長の家へと戻ったろう。**]
(370) 2013/05/11(Sat) 23時頃
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承知しました。 着替えは用意しておきます。
[温野菜と水浴び>>367の言葉に頷いて支度に掛かる。 言葉通り着替えだけは出しておいた]
ちゃんと水気は拭いて下さい。 風邪など召されぬよう。
(371) 2013/05/11(Sat) 23時頃
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どうしたの。
[突然の事に少し驚いたが、 寄せられたドリベルの頭を抱き込み髪を撫でる。
繋がる手も確かに握りこんで。
手に触れ、握り、傍で眠る事はよくあれど、 こんなふうに密着する事は珍しくて。
手を握る力は常よりずっと強いものになった。]
(372) 2013/05/11(Sat) 23時半頃
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………。
[ケヴィンの背に触れさせていた指が、ぴくりと動く。]
あぁ。 感染者に心を寄せている者も、共鳴し、感染する……。
……どの程度のものを、寄せているとするのかは分からないけれど。
…………。
[ケヴィンを見て、何か問おうとするように唇を動かす。 けれど、声となる前に、言葉を呑み込む。]
(373) 2013/05/11(Sat) 23時半頃
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村長の家は客が来ていた。 トルドヴィンも見ただろう二人組を。
[だから行けていないが、汗を流したら行くつもりで。]
時間を置いて行こうと思うが。
[汗臭いまま向かうのは良くなさそうだ。]
一人で行くなよ。
[釘を指してから、水浴びに向かう。 髪が長いからと理由づけても怒られたので 今ではきちんと拭いてから出るようにしている。]
(374) 2013/05/11(Sat) 23時半頃
|
|
……何を躊躇うことがある。 [帰れ、という他に何が残っているのだろうか。
どう考えても、目の前の主が死ぬ事を良とは出来ない。 ――主である以前に、チアキは大切なひとだ。 此処に来てしまった事自体が、]
――――……。
[本当は、また会えて嬉しかったとも、思ったけれど]
(375) 2013/05/11(Sat) 23時半頃
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|
[>>365泣きそうに揺れるチアキの目を見返す。 自分の主でありたいと言われてしまえば、 直視している事が辛くて、視線を逸らしてしまう。
嬉しくないはずがない。 ライマーでありたい、というだけでは無く 己を必要とされることが、幸せでない筈が、ない。]
…チアキ。
[――――やめてくれ。]
(376) 2013/05/11(Sat) 23時半頃
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|
……なんでも、
[ない、とは言い難く。 誤魔化すように、ぐり、と額を更に押し付け。 髪を撫でる手と繋げられた手に、少しだけ強張りが解けた。]
……エルは、あの旅人達と…話しましたか…?
[病と薬のことをどう話したものかと、 サミュエルを窺い見る。]
(377) 2013/05/11(Sat) 23時半頃
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|
俺も、最期まで……ライマーでありたいんだよ?
[>>368ラーマであることに、確固たる思いがあるのだろう。 同じような気持ちとは限らないけれど、 同じように言葉を重ねた。
憧れの師匠たちのように、誰かを守れる存在になりたい。 そして、同時に……この大切な"人"の相棒でありたい。
強く、強く、願ってる。 その気持ちが伝わらないかと、そっと手を伸ばして 攻芸の頬に触れようとした。]
(378) 2013/05/11(Sat) 23時半頃
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|
兄さん、俺のこと好きだよな?
[ズバっと聞いた。 もちろん、家族愛的な意味で。>>373]
いや恥ずかしがるな、弟に改めて好きだというのは恥ずかしいかもしれんが俺だって兄さん好きだぞ慕ってるし。
[家族愛だと言ってしまえば、案外言えるもの…だが、若干早口で一気言いなのが、鼓動早くなっているのを隠そうとしている動きだったりする。]
……まあつまり。俺も兄さんも、感染したら互いに伝染る可能性大ってことだよな。
(379) 2013/05/11(Sat) 23時半頃
|
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[抱いた想いを、 願ってしまうのを、止められるはずもない。
この想いが、苦しめてしまおうと、 言葉を紡ぐことは、やめられなかった。]
(380) 2013/05/11(Sat) 23時半頃
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錬金術師の方の事ですね。
[村長の所へはまだかと呆れそうになったが、 客人が訪れていたのならば仕方ない。 更に冷たくなりそうな視線を上向かせて]
承知しました。
[水浴びをしている間にでも、と思ったが読まれていたらしい。 それ程急ぐ必要性も感じずに了解すると、主を送る。 鍛錬を重ねた身体が風邪を引くとは思えないが、 冷えた身体を温める為に残っていたスープに 振舞って残った腸詰を加えて温めた。 温める時にくべた薪に こっそりとサクラチップを少しだけ混ぜておく]
(381) 2013/05/11(Sat) 23時半頃
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|
[髪を撫でた手はそのまま滑りおりて、 あやすようにドリベルの背を擦る。
ほんの少しでも彼の緊張が解れるのを知れば こちらも同じように安堵出来て。]
うん。薬を貰ったよ。 飲まないと死ぬかもしれないけど、 飲んでも死ぬかもしれないっていう変な薬。
[錬金術師たちの話への理解度はこんなもので。 抱き寄せたついでにと ドリベルの髪へと頬を摺り寄せながら、頷いた。]
(382) 2013/05/11(Sat) 23時半頃
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|
………チアキは、…………、
[>>378ライマーでありたいと言うチアキの信念に、 うまくヒビを入れるような言葉が思いつかない。
視線を外したまま、言葉を失う。]
―――……。
[頬へ手が触れれば、その手から逃れるような動きはしなかった。 じわりと胸の中心に渦巻く想いが、溢れそうになる。]
(383) 2013/05/11(Sat) 23時半頃
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|
……は?
[言葉を呑み込み、俯きかけたところで、ケヴィンの言葉が真っ直ぐに響いてきた。>>379 あまりに真っ直ぐ、それも一気に、早口目に言われたものだから、驚いて顔を上げ、目を丸くして]
あ、あぁ…… それは、勿論……
[そう答えながら、鼓動が速まってゆくのを感じた。 掌に汗が滲むのを感じた。]
そ、そうだな。
どちらかが感染すれば、互いに…… 互いに……
[また視線が下を向く。]
(384) 2013/05/11(Sat) 23時半頃
|
|
……少なくとも、私は。 間違いなく感染る。
私はおまえの……、……
[「兄なのだから」 そう言おうとしたが、声にならなかった。
兄だから、弟だから……なのかと。 考えるほどに、胸が締め付けられる思いがした。 ケヴィンの背に触れさせていただけの手の指は、いつしか、その服をしっかり握っていた。]
(385) 2013/05/11(Sat) 23時半頃
|
|
[>>383頬に触れれば、温度を感じる。 ラーマは、物なんかじゃない。違う。
視線を逸らされて、 悲しげに瞳を揺らすが、そのまま言葉を紡ぐ。]
決めた。 俺は……薬、飲まないよ
[両手で頬を包んで、瞳を覗く。 嫌がられたら、苦笑を零して、そのままで]
だってさ……
[ふわっとはにかんで、小さく囁いた。]
(386) 2013/05/11(Sat) 23時半頃
|
|
[背に触れる手はまだ冷たく、 けれど冷えた心には温かくて、じわりと涙が浮かぶ。 それを隠すように強く目を瞑って。]
……会ったんですね。 僕も…会いました。
[薬を貰ったと聞けば、隠すことではなくなった。 …元より、話さなければならないことだったが。]
……エルは…飲んで…くれますよね?
[死なないかもしれない、その可能性があるのなら。 抱き寄せられたまま尋ねる。]
(387) 2013/05/11(Sat) 23時半頃
|
|
[>>380視線をチアキへあわせた時には、瞳に涙が滲んでいた。]
……………。
[今の自分の考えが、恐ろしくて。 恥ずかしくて。 情けなくて、悔しくて。
震えた声を漏らす口を黙らせようと、 下唇を痛いほど噛み締める。]
(388) 2013/05/11(Sat) 23時半頃
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ん。
[肯定が帰れば、心得たとばかりに頷く。 ……顔が熱いのは、初夏だからだろう、きっと。 そうに違いない。]
……なら、俺は飲むよ。 それで予防できれば、俺から兄さんには伝染る心配はなくなるだろ?薬が効かなければ……別だけど。
[吹っ切ったように笑う。 服を握る手を背に感じて。その手を背から離させると、代わりに、己の手を握る形に変えさせた。]
(389) 2013/05/12(Sun) 00時頃
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|
攻芸……?
[滲む涙に、>>388 微かに届くその声に、微笑んで額を合わせた。 大丈夫だよ。と伝える様に、]
(390) 2013/05/12(Sun) 00時頃
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|
[>>381冷たい視線にもめげない。 大人気なく拗ねたとしても効果は薄いからだ。
ざっと汗を流すと邪魔な髪を高い位置で結い直し、 用意されてあったタオルで水気を拭う。 着替え終えると汗も豚の匂いも無くなってさっぱりした。
すっきりした所で良い匂いに誘われて部屋に戻る。 美味そうなスープの匂いもだが、 別の匂いもしているような気がする。 きっとまたトルドヴィンが何かしたのだろう。 本当に良いラーマだ。]
(391) 2013/05/12(Sun) 00時頃
|
|
[>>386この考えを抱いている己に後ろめたさを感じ、 長くチアキを見ていられず、瞳を伏せた。
薬を飲まない、という宣言には肩を震わせた。
………その選択を、否定すべきなのだと思う。 お前はいいから薬を飲め、と説得すべきなのだと。]
―――……
[なぜ、と聞こうとする前に、両頬を押さえ込まれた。 やめろ、と跳ね除けることは容易く出来る。 だが、今はそんな気になどなれなかった。
覗き込むチアキの目に、怯えた様に目を向ける。]
(392) 2013/05/12(Sun) 00時頃
|
|
大丈夫だよ。 ボクは病になんて罹らないし。死なない。
[根拠なんて微塵もない自信は空回る。 いつもと変わらない口振りで言ってはみたが、 静かな室内では妙に滑稽な響きに聞こえる。
視線は、テーブルに置いた小瓶へ。
儚い希望の対価は小さくないという話だ。 身体能力を大きく損なう…それは、 ライマーとしての死を意味する事だろう。]
ドリーを握る腕だけが死んだら。 脚力を失って動けなくなったら。 ……ボクはドリーを手放さなくちゃならない。 ……それでも ?
(393) 2013/05/12(Sun) 00時頃
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[弟は、自分の為にこの薬を飲むという。 ならば自分も……いや、もしケヴィンが飲まなかったとしても。 ケヴィンが、それがたとえ家族愛なのだとしても、自分を好きだと言ってくれた時点で、薬を口にするつもりでいた。]
……そうか。 なら、私も飲むよ。
感染るかもしれないのだろう? おまえに。
[おそらく、そう言いながら向けた視線は、僅かだけ嬉しそうでもあり。 けれど、寂しさも隠しきれず]
(394) 2013/05/12(Sun) 00時頃
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[>>390額を合わせられた拍子に涙がこぼれ落ちる。]
…………。
[目の前で笑っているチアキと視線は合わせたまま。]
俺はお前のものだし、 お前の命もお前のものだ。
好きにしろ。
[結局、チアキに我が儘を言われたらそれに逆らえない。
まだまだ、修行が足りん。 おそらく、どんな修行をしても――逆らえないのだろうけど]
(395) 2013/05/12(Sun) 00時頃
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……ケヴィン?
[背中で、服を掴んでいた手を剥がされて、自分より少しだけ大きな手を握らせられれば、驚いて数度瞬いた。 やけに冷えた指先が、なのに汗ばむ掌が、丸分かりになってしまうのではと、動揺で、息が詰まりそうだった。]
(396) 2013/05/12(Sun) 00時頃
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スープを温めておきました。 身体が温まりましたら、村長の所へ向かいましょう。
[結わえた髪や体から水か滴っていないのを確認すると>>391 スープを勧める]
村長に会うのに私も匂いが付いていますので 落として参ります。
[そう告げて用意していた着替えとタオルを持って 自分も水浴びへと向かう。 烏の行水よろしく、水浴びはすぐに終わらせて戻る]
(397) 2013/05/12(Sun) 00時頃
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……また、そうやって。
[その言葉を信じたい。 信じてしまえればどれだけ楽だろう。 それが本当ならいいのに。
手放す、という単語に肩を震わせる。]
……それで、も、ぃ
[ライマーでなくなったサミュエルにラーマは不要だ。 であれば、自分を必要としなくなることになる。 傍にいることは叶わなくなる。
けど、サミュエルが生きていてくれるならそれでいいと。 そう言わなければならないのに。 その言葉は最後まで言えずに、震える声は喉につかえて。]
(398) 2013/05/12(Sun) 00時頃
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[ラーマを迎えたというよりは、もっと別の いや、あまり考えないようにしよう。]
トルドヴィン。 ゆっくりでいい。
[>>397と言ったのに聞かずにさっさと出てくる。 まだ半分も食べていないから急ぐ必要もないのに。 せっかくトルドヴィンから良い匂いがしていたのに 同じような匂いになって残念だ。]
(399) 2013/05/12(Sun) 00時頃
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[零れ落ちるものに気付いて>>395、額を離す。 見つめ返しながら、くすりと笑って、]
うん、好きにする 一つ加えて、欲しいけど……
[もう一度だけ、頬に触れて、]
お前の命は、俺のもの。 俺の命も―――…お前のものだ、
[吹っ切れた様子の笑顔を浮かべれば、はっきりと告げた。]
(400) 2013/05/12(Sun) 00時頃
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せっかく戻ってきたのに、 たった4年でまた死ぬことはないだろ…
兄さんが感染したら、俺も間違いなく、伝染る。 ……でも、兄さんは俺の為じゃなくて、いいんだけど、な。
ライマーとラーマは、引退…だろうな。
[副作用が現れれば、欠けてしまう者同士となるのか。 でも、どちらか一方にだけ現れた場合は? しかし、考え出したらきりがない。]
……でもなあ。 二度目は、耐えきれる自信がない。 叶うなら、どんな事になっても、二人で生きていたい。
[目を伏せて、呟いた。]
(401) 2013/05/12(Sun) 00時頃
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………相棒、だからか?
[>>400あくまで関係は対等だと言うチアキに、 表情筋の硬い頬を僅か緩ませ、口端をぎこちなく上げる。
多分、――前よりも少しマシに、笑えていると、思う。]
……解った、お前の命は俺が預かろう。
[ラーマとして罪深い考えだと理解して尚、そう告げた。 神なんか知るか、くそったれめ。
男が信じるものは、チアキただ一人だ。 残る生がどれだけあるかは知らないが、 チアキの為に、チアキの望むように、使おう。]
(402) 2013/05/12(Sun) 00時半頃
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[言葉を交わして、抱きしめて、 それをどれくらい続けていただろう。
ふいに気恥ずかしくなって、そっと離れれば、 転がる黒い小瓶を拾った。]
いらないし……、どこかにしまっておこうかな
[捨てるのは、あの兄弟に申し訳なくて、]
さてと、夕飯作りますか
[最初の暗い表情が嘘の様に、明るい声を上げれば、 夕食を作ろうと、台所へ向かおうと動き出した。**]
(403) 2013/05/12(Sun) 00時半頃
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[ちょっと前より、ずっと良い笑顔>>402]
おうっ、相棒だから!
[ぐっと親指を立てて、にっと笑った。 俺が想うのは、求めるのは、傍に居たいのは、この人だけ**]
(404) 2013/05/12(Sun) 00時半頃
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…………
[不安そうだったから、思わず握ってしまったけれど。]
……ああ、、、その。
[我に帰ると、手を握りしめ合っている大柄な男二人がいるわけで。しかし。]
……もう少しだけ。
[焦る様子に、嫌がられているのだろうかと感じて。 それでも、こうしていたくて。]
(405) 2013/05/12(Sun) 00時半頃
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……私が戻ってきたのは、おまえがいたからだよ。
[緩い呼吸を続けた甲斐あって、動揺はだいぶ退いた。 指先にも、体温が戻ってきた気がする。]
引退? あぁ、副作用……。
[必ず出るとは限らないが、もし出てしまえば、もうライマーとして、ラーマとして、戦うことは不可能に近くなるだろう。 けれど、もし副作用が出たのが自分だけならば? もしケヴィンの症状が、戦いに影響しない程度の軽いものだったならば? その時、弟は、新たなラーマを手にするのだろうか……。]
……いやだ……。
[聞こえるか聞こえないかの、掠れた声で呟いて。 握っていた片手にもう片手も添え、更に強く握った。]
私は、少しでも長くおまえの傍にいたい……。 置いていくのも……置いて、いかれるのも……、いやだ……
(406) 2013/05/12(Sun) 00時半頃
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ゆっくりしていては村長を訪問するのに遅くなってしまいます。 それこそ失礼に当たります。
[反論はするが、主がスープを飲み終わるまでは急かす事も無く 椅子に腰を降ろして読みかけの本に静かに目を通す。
他のライマーやラーマ達から見れば 恐ろしく静けさに包まれた空間だろう]
(407) 2013/05/12(Sun) 00時半頃
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!!!!
[>>403 不意に離れられて、心の内を見透かされてる気分になった。]
――お、………おう。
[真赤になった顔をチアキから逸らし、腕を下ろす。 そのまま立ち上がり、台所へ向かう後ろ姿を眺める。]
(408) 2013/05/12(Sun) 00時半頃
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ドリーは飲みなよ。薬。
[ラーマとしての死…壊滅する事は、 実際的な無に帰する事に繋がると聞く。 死に至る病の危険性については ドリベルの方がずっと切迫しているだろう。
視線は再びドリベルへと注がれる。
震える声を励ますように背を軽く擦った。]
(409) 2013/05/12(Sun) 00時半頃
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良くないよ。ボクは。 せっかくドリーを手に入れたのに。 手放したくなんて無い。絶対。
でも、ああ。厄介だね。これは。
[魂の繋がりからの共鳴感染の可能性の話も、 錬金術師の口から語られたような気がする。
ドリベルの死を避けるためには ライマーとしての死を承知した上で薬を飲むべき。 でも。それでも。どうすれば。
矛盾し交錯する思いや願いの間で揺れる心。
少し困ったふうに、眉を寄せて笑った。]
(410) 2013/05/12(Sun) 00時半頃
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……。
[もう少しだけ、と言うケヴィンに、緩く首を振って]
いい…… 離さなくて、いい…… いや……
離さないで、欲しい。
[握り合った手を、寄せるように引いて。 そこに、額を押し当てた。]
(411) 2013/05/12(Sun) 00時半頃
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今更急いだ所でそう変わらない。
[>>407本当に急ぐのなら修行の前にゆくべきで。 いっそもう明日でも良いかとさえ思いかけていた。 きちんとしているトルドヴィンがいるから 今はこうやってこなしているのだけども。
作ってくれたスープを噛み締める様に食べる。 ここにまでほんのりサクラの香りがする、 好きだと言ったのを覚えていたのだろう。 静かに二人の時を過ごしている。]
(412) 2013/05/12(Sun) 00時半頃
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………、やはり俺はまだ修行が……。
[一人になった瞑想部屋で、 良からぬ事を考えた自分を叱咤する。]
………。
[手を畳につき、両足を宙へと上げる。 両腕の筋力でしっかりと逆立ちの状態をキープした後。 片手を離し、腰の後ろで組む。
その状態で、逆立ち腕立て伏せを始める。
チアキが夕飯が出来たと呼びに来るまで、 ひたすら回数を数えながら上下運動を続けた。]
794811………、
[普段こなす予定の数を、大幅に超えていた**]
(413) 2013/05/12(Sun) 00時半頃
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俺が…俺だけが、使い者にならなくなったら。 その時は、兄さんは、他の奴の所に行くのか…な。
でも、だからって……永遠に会えなくなるわけじゃないだろう?
[正直他人に使わせたくなどないが、それでも… 生きていてくれるのならば。>>406]
うん…もう…置いて、いくな。 それに、置いて行かれる気持ちは、 俺も兄さんに味わわせたく、ない。
[4年前のあの時に言えなかった本音を、漸く口にした。]
(414) 2013/05/12(Sun) 00時半頃
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……それこそ、嫌です。 …副作用が出たら……それこそ…いられなくなる。
[言葉>>409への反論は、少し強い。]
武器として役に立たない僕は…… ……要らない、でしょう?
[副作用が出れば、武器の形を取った時にも影響は出るだろう。 切れない刃ほど役に立たないものはない。 望まれはしたが、それはラーマとしての自分であると思っていて。 その役目を果たせなくなれば、手放される事に変わりないと。]
(415) 2013/05/12(Sun) 00時半頃
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− 昔々 ー
[静けさは嫌いでは無い。 自分がライマーであった時も、ラーマは傍にいたが 静かに読書やチェスに付き合ってくれた。
そのラーマは、ライマーにすらなれなかった年若い騎士候補だった。 自分ともう1つの騎士の家系。 不思議な縁で結ばれている二つの家系だった。 互いにライマーとラーマを繰り返す。 盟約があるわけでもない、暗黙の了解のようなものだった。 まだ年若かった自分の最初のラーマとなってくれたのは 彼の祖父にあたる人物だった。 彼は生前からライマーとして、転生してからはラーマとして 道を教えてくれた人だった]
(416) 2013/05/12(Sun) 01時頃
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[彼が砕け、私が転生した後は、彼の孫のラーマになる筈だった。 だが孫が病の床に伏したことでそれは叶わなくなる。 騎士の家系として厳しく育てられた孫は、 何1つ、誰1人守れずに逝く事を何より悔いていた。 だから祖父であるラーマと、 死に逝く孫からの願いを無碍には出来なかった]
(417) 2013/05/12(Sun) 01時頃
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他になど……
[はっきり、分かるよう首を振り]
行くわけがない。
今さっき、言ったばかりだろう? 私は、おまえがいたから戻ってきたのだと。 他の誰の為でもない、それだけ……だから。
私は、おまえ以外に使われる気など、はじめから、これっぽっちもないよ。
(418) 2013/05/12(Sun) 01時頃
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[新たにラーマとなった彼に師でもある祖父の教えを 常日頃から言い聞かせ、自分もいずれそうなると刻み込んだ。
切磋琢磨して、 彼が自分のラーマとして遜色ない働きをするように なるのも時間が掛からなかった。
そんな彼が漏らした事がある]
(419) 2013/05/12(Sun) 01時頃
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『トルドヴィン様は、誰かに…呼ばれるのですか?』
[何の事かと思ったが。 ラーマとして転生する直前の事の様に思うと言った。
死んだ後の闇の中、 ラーマへ転生する時に自分が彼を呼ぶ声を聞いたと言う。
静かな闇の中、響いた声に導かれる様に目を開けたのだと言う。
本来なら自分の死の後、自分を使うのは彼であった。 だから自分を呼ぶのは彼の筈だったが。
説明するラーマはとても申し訳なさそうに、 とても悔しそうに、そして寂しそうに語った。
その時は気にするなとだけ返したが。
今思えば……静かな死の闇の中、誰かの声を聞いたのだろうか]
(420) 2013/05/12(Sun) 01時頃
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[厄介、と言う言葉に顔をあげる。 共鳴感染のことを示しているのだと考えが及べば、 悩みはさらに複雑になって。]
……。
[困ったように笑う姿>>410に、困らせたいわけではないのだと。 片手を頬に当てて、告げる。]
……共鳴、しても。 僕は……構わないんです。
[手放されるくらいなら。置いていかれるくらいなら。 だけどその逆は許せなくて。
どれだけ考えても、全ての条件を満たす方法は運に賭けるのみ。]
(421) 2013/05/12(Sun) 01時頃
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あ、…………
[手を額に寄せられて、僅か戸惑うも。 振り払おうともせず、そのままにして。>>411]
……ありがとう。 戻ってきてくれて、本当に嬉しかったんだ、俺は。 もし、体のどこかに不都合が起きたとしても、兄さんが平気だったら、もう一度兄さんを振るえるよう、頑張ってみる。
[簡単な事ではないけれど。 兄が、自分の為だけに存在してくれるというのなら。]
(422) 2013/05/12(Sun) 01時頃
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[思い出し始めると止め度も無く溢れて来る。
彼の死、自分の死。
あれは凶悪な魔物の群れが街を襲っていると言う報告から始まった。 倒しても倒しても数の減らない魔物に流石に苛立つ中、 同じ姿の群れに混じって、異質な魔物がいた。 熊の様な体躯の魔物に立ち向かえる騎士は少なくなっていた]
(423) 2013/05/12(Sun) 01時頃
|
|
どうかな。もしもボクが健康で健全なライマーのままで。 ドリーが今にも壊れてしまいそうな刃になったら。
…ボクは他のラーマを探すよ。きっと。
[静かに語るのは、悲しい想像の中での話。 淡々とした声に揺らぎや迷いは無く、 そんな状況になれば、想像はきっと事実になる。
けれど、そう言葉にしてしまうと、 胸の奥がきりりと軋んで少し痛かった。]
でも。探してるうちに死んじゃいそう。
[ドリベルの代わりは、きっと見つからない。 それもまた確信として得ている感覚。 僅かに緩んだ声で、笑って。想像の話を〆た。]
(424) 2013/05/12(Sun) 01時頃
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[疲弊していると判っていても、 堪えて欲しいとラーマに語り掛けるしか出来なかった。
万全の状態ならば互角か、何とか倒せたかもしれなかった。 だが辿り着くまでに疲弊しすぎていた。
それでも彼は頑張ってくれた。 この戦いが彼と、自分の限界だと何処かで悟っていたのだろう。 励ましながら、致命傷となる位置を探し戦い続け]
(425) 2013/05/12(Sun) 01時頃
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『お仕え出来るのは…ここまでです』
[人間だった彼が息絶える寸前と同じ声が、響いたと同時に 魔物の爪を受け止めた刀身が罅割れるのが見えた。 咄嗟に出たのは]
よく仕えてくれた! 見事!
[主人として最大の礼を口にするのと、刀身が砕け、 爪が振り下ろされるのは同時だった。 だが身体が無意識に動いていた。 反射的に柄を捨て、砕けた切っ先を両手で握る。 爪が自分を抉るのと同じ勢いで、 その切っ先を魔物の眼を目掛けて突き刺した。
覚えているのはそこまで。 後は暗い静かな世界。 目覚めた時に誰かに呼ばれた気がしたのは、気のせいなのか。 色褪せない生前の記憶と今の記憶。 その狭間で1つだけはっきりしないものがあった]
(426) 2013/05/12(Sun) 01時頃
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飲もうか。薬。一緒に。
[揃って健全な心身を保ち生きられる可能性は、 薬のもたらす儚い希望に賭けるしか無い。 いくら考えても、いくら悩んでも。
静かに、確かに、決意を言葉に。]
(427) 2013/05/12(Sun) 01時頃
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もし兄さんだけに副作用が現れても、手放す気はないから。 傍に、いてくれ。
[もしかしたら、新しいラーマと組む事になるかもしれずとも。 兄を手放さなければならない理由はないはずだ。]
…………。 情けないな。俺、ずっと、兄さんに頼りっぱなしで。
[は、と息を吐いて。 力が抜けたように、兄に寄りかかった。]
(428) 2013/05/12(Sun) 01時頃
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トレイルは、鳶色の目を閉じて、意識を手放した。**
2013/05/12(Sun) 01時頃
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そうか……。
[額はまだ、握り合った両手に付けたまま。 ケヴィンの言葉を聞くと、口元を綻ばせた。]
私は、実はずっと、不安だったんだ……。
今際の際に、あんなことを言ってしまって、もしかしたらそれは、おまえから、他のもっと優秀なラーマと出会う機会を奪ってしまったということなんじゃないかと。 あんな我儘を言って、おまえを、無理に繋ぎ止めてしまったんじゃないかと……。
おまえは、優しいから。 私はつい、それにつけ込んでしまって……。
[微かに声が震える。]
(429) 2013/05/12(Sun) 01時頃
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[自分は確かにラーマになると決めたけれど、 漂い続けた時間は比較的長かったのだろう。
当然だ。 自分がラーマとして仕えるライマーはいない。 他のライマーを知らないわけではないが、 闇の中記憶はぼんやりしていた。
騎士でもあった自分は 仕えるものがいなければ意味の無い存在。
仕えるとしたら…どんなライマーだろう。
冷静で、得物の扱いに長けていて…そんなぼんやりした理想しか 浮かばない中、鮮烈なイメージが通り過ぎる時があった]
(430) 2013/05/12(Sun) 01時頃
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|
『トルドヴィン様は、あの方に憧れているのですか?』
[面白そうに聞いてきたラーマを、今よりは少し豊富な表情で あしらい首を振る]
彼は私の事など知らないよ。
[その彼だけが鮮やかに闇を駆け抜ける幻は覚えていた*]
(431) 2013/05/12(Sun) 01時半頃
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……違う。 頼って、縋っているのは、私の方だ。
[寄りかかってきた、自分よりほんの少しだけ大きな身体を、握りしめていた両手から片手だけを離し、包み込むように緩く抱く。 触れる体温と、微かに感じる呼吸が、とても心地良かった。
あまりの心地良さに、塞き止めておこうと思った言葉が、するりと零れてしまった。]
ケヴィン。 おまえにとって、私は、ラーマで……そして、兄でしかないのかもしれないけれど…………
それでも、私は、愛しているよ。
(432) 2013/05/12(Sun) 01時半頃
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………っ、
[想像の話と分かっていても、 告げられる仮想未来>>424はとても苦しいものだった。
使えなくなった武器は捨てて新しいものを得るのは、 ライマーとして正しい在り方だ。
だけど。]
……それじゃ、だめじゃないですか…。
[仮想未来の最後の一言。 …彼が他のラーマを手にするのを見たくないのは、 死なせない、という己の楔とは矛盾するものであったけれど。 その意を汲まれたような、 落とされた言葉の裏がどうしようもなく嬉しくて。 眦を下げて、笑った。]
(433) 2013/05/12(Sun) 01時半頃
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そんなこと、気にしてたのか…馬鹿だな。 兄さん以上の優秀なラーマなんてそうはいるか。
前使ってた両手剣も斧も、力がいるのは同じだ。 そんなに変わらないだろ。 俺には扱いやすい武器だ。
[何でもない事だと、小さく笑った。>>429 不安など、吹き飛ばしてしまえ。]
……他の者のところ、とさっきは言ったが。 俺以外には扱えないよな。
(434) 2013/05/12(Sun) 01時半頃
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それは申し訳ありませんでした。 では今からでも詫びを兼ねて行かないといけませんね。
[思わず取り落としそうになった本を掴み、何とか体勢を立て直す。 村を束ねる村長に、なんとぞんざいな扱いをするのかと 冷たい視線を飛ばす]
我が君はこのままお待ちください。 戻りましたら腸詰と温野菜を作りますので。
[それだけではない動揺を隠す様に、早口で告げて立ち上がる]
(435) 2013/05/12(Sun) 01時半頃
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[また、戦場であの金色を見た。 そんな日は決まってラーマが話しかけてくる。 村には鮮やかな金糸は居なかったし、 自分も彼も黒髪だから珍しかろうと答えておいたのに 案外しつこく食いついてきた。]
「死んだら、ああいうのに仕えたいとか。」 「でもお前には向いてねぇな。」
「 。」
[本当にうるさいラーマだった。 しかも見事に外していたから、黙っておいた。 槍の柄をそっと撫でると、声が震えたような気がした。 ラーマの事を深く考えなかった自分は、 彼が発していた限界に気づくのが遅れた。
最後に彼が言った言葉は聞き取れないまま、砕けた。]
(436) 2013/05/12(Sun) 01時半頃
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……はい。
[告げられた言葉>>427に静かに頷く。
未来を薬の可能性と、天に任せて。 サミュエルがどうなろうと自分は傍にいるつもりで。 逆になった時は……仮想>>424が現実となるだけのこと。]
(437) 2013/05/12(Sun) 01時半頃
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―――……
[はた、と目を瞬かせた。>>432]
……………、 ……それって、どういう……
[意味をすぐには理解できず、聞き返す。]
(438) 2013/05/12(Sun) 01時半頃
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[主が眠りに落ちたのを確認すれば、そっとその元を離れ、 毛布を手に戻り、トレイルの身体へとかける。 穏やかな表情でその頬を撫でた後、台所へと向かった。
やがて漂ってくるのは、甘いオレンジの香――。**]
(439) 2013/05/12(Sun) 01時半頃
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共に向かおうか。たまには。
[>>435一人で留守番なんてつまらないし、 またあの錬金術師に出会ったら、あまり良い予感はしない。 せめてその時は二人で居たいと願うから 立ち上がると攻芸にもらったばかりの籠に 新鮮な卵もいくつか入れた。
何よりトルドヴィンが今、落ち着いていないから。]
(440) 2013/05/12(Sun) 01時半頃
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ドリー。ボクにはドリーでないとダメ。絶対。 それは覚えておいて。ね ?
[どんな未来がこの先に待っていようとも 今この瞬間は確かにそう思う。 そう思ったからこそ、彼を得て共に過ごしてきた。]
幸運だよ。ボクらはきっと。 今日は良い事しか起こってない。
新しいシーツも、果実もソーセージも、 チィの作った食事も美味かった。 幸運だよ。だから、大丈夫。
[何があっても。とは言葉にはしない。 ドリベルの体から腕を離し、テーブルの小瓶を取る。]
(441) 2013/05/12(Sun) 01時半頃
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当たり前だ。 私は、おまえに使われることばかりを考えて、ラーマに……
…………。
[ついうっかり、口にしていた。 聞き返されれば、諦めたかのように大きな溜息をつき、身を引き離し、そのかわり真っ直ぐに視線を向けた。]
私にとって、おまえは、誰よりも優秀なライマーで、誰よりも愛おしい、自慢の弟だ。
けれど、もしおまえがライマーでなく……弟でも、なかったとしても……。 いや、違うな……そんなものは、どうでもいい。
(442) 2013/05/12(Sun) 01時半頃
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軽蔑されるかもしれないけれど。
私は、おまえのことを───……
(443) 2013/05/12(Sun) 02時頃
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……………。
[ありえないくらいきょとんとした顔で兄を見つめ。 続く言葉を大人しく聞いている。]
(444) 2013/05/12(Sun) 02時頃
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……覚えておきます。 けど……エルも覚えておいてくださいね。
僕が仕えるライマーは……エルだけです。
[主を持たないと思っていた自分が、 その手に納まることを望んでくれた相手。 最初はなし崩しだったかもしれないが、 三年の間に自分の中で色々と変化は起こっていたようで。
向けられた言葉>>441に緩く笑む。 今、確かに自分は幸せだ。]
(445) 2013/05/12(Sun) 02時頃
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[サミュエルがテーブルの上の小瓶を手に取るのを見て、 自分もまたポケットから瓶を取り出す。
蓋を開けて、中でゆるく波打つ液体を眺めるのは、 まだ少し躊躇っているからか。]
(446) 2013/05/12(Sun) 02時頃
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[引かれてはいないか、不快に思われていないかと、その顔色を伺っていたが]
…………。
[ふっと、小さく息を吐き]
ラーマとか、ライマーとか。 ……兄弟だとか。
そんな枷、なくなってしまえばいいのにと思うほどには。
───愛しているよ。
(447) 2013/05/12(Sun) 02時頃
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[共に向かうと告げられても、 何かを返せる余裕は無かった]
では、行きましょうか。
[錬金術師の存在は聞いている。 彼らの分もと、余分に付け足して村長の元へと。
その途中か、村長の家か。 二人の兄弟から病と薬に付いて聞くことになるだろう。 珍しく落ち着かない様子のまま話を聞けば、表情は険しいものへと固まったまま。 それでも彼らの話には口を挟まず、 主の様子を窺うのだ**]
(448) 2013/05/12(Sun) 02時頃
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……… …………… …………………… ……………………………。
[たっぷりの沈黙の後。]
…………………っ、
[意味をようやく頭で理解できたのか、 わかりやすい程に顔が赤く染まっていき。]
…………ば、
(449) 2013/05/12(Sun) 02時頃
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なら。お互いに覚悟しよう。 最初で最後のパートナーになるかもしれない。 ボクはそれで、幸せ。
[不安はある。もちろん。怖い。もちろん。
でも。虚勢を張るつもりは無いが、 言い聞かせるように落ち着いた声音で言う。
掌の上で転がした小瓶の中で揺らぐ液体を見つめ、 意を決してその蓋を開けた。
戸惑う様子のドリベルをちらと見やり。]
(450) 2013/05/12(Sun) 02時頃
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ばっかやろう……! な、なんで、愛してるとか、言うんだよ、
[がたりと椅子から立ち上がり。]
お、俺だって、その、なんだ、でも、 俺ら兄弟だからって、こんなこと思っちゃいけないって、すっげえ我慢してたのに、気づかないように、気づかれないように、我慢してたのに、
[赤い顔で兄を、睨みつける。ここまで動揺した姿を見せるのは、もしかしたら初めてかもしれない。]
俺だって、ずっと、あ、……愛して、たのに
って、ああああああ今更言えるか!!
[頭を抱えた。]
くそっ、そんな事言えるなんて、俺は、 兄さんには勝てないのかよ、畜生ッ
(451) 2013/05/12(Sun) 02時頃
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目。閉じてて。
[瓶を傾けて薬を口に含み。 ドリベルの口元へと唇を寄せて。
彼がおとなしく目を伏せていてくれるなら… 重ねた唇の隙間から、彼の口腔へと薬を流し入れようと。
運命と魂を結ぶ儀式のように。恭しく。]
(452) 2013/05/12(Sun) 02時頃
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……。
[>>448頷きを一つ返して、家を出る。 村長の家へ向かう途中で今度は兄弟両方に出会う。 聞いた話をどうしたものかと一つため息にして、 トルドヴィンの視線に気づくと少しだけ目を細めた。 大丈夫だ、と言ってやりたかった。]
(453) 2013/05/12(Sun) 02時頃
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― 村長の屋敷・付近 ―
[村をゆっくりと巡ったが、新しい人影は見つけられず。 これで全てだろうかと戻る途中に、村長の屋敷の前で、入る途中か出る途中かは判じえないが、まだ面識のない二人に出会った。>>448。]
少し、話を聞いていただけますか?
[そう声をかけて、繰り返した説明をまた重ねる。 耳を傾ける者の表情の変化を見るのももう慣れてしまった。 いつか、もうしなくていい日がくるのを願いながら、またひとつ小瓶を渡した。
そしてそのまま、屋敷の中へと。**]
(454) 2013/05/12(Sun) 02時頃
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[動揺しまくって、色んなことを暴露しつつ。
――嗚呼、弟子がここにいなくて、本当に良かった。 と冷静に考えられるようになるのは後の話。]
この、馬鹿兄貴! ……絶対、俺の方が、好きだった期間長いんだからな!
[真っ赤な顔で罵った所で、迫力はない。 というか、完全に八つ当たりだ。]
〜〜〜〜〜〜〜〜、 薬飲む前には一声かけろよ!
[居たたまれなくなって、大股で歩いて寝室に逃げ込んで、 頭から毛布を引っ被った。**]
(455) 2013/05/12(Sun) 02時半頃
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[言い終えると、暫し諦念の表情で、ケヴィンのことを見つめていた。]
あー……。
[分かり易く、ケヴィンの顔が赤くなる。 そのあとに響く大声を聞けば、ああ怒らせてしまったかと。 力無い笑みを向けたまま、溜息をつき、肩を落とした。]
うん、すまない…… すまなかった……
[だからそんな、立ち上がって、睨み付けないでくれと。 今更ながらに困惑の表情で、少し泣きそうになって眉を下げるが]
…………。
ケヴィン?
(456) 2013/05/12(Sun) 02時半頃
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……はい?
[揺らぐ液体を見つめていると、かかる声>>452。 理由は分からず、ただ言われるままに従って目を閉じた。]
……、!
[唇に当たった少しかさついた感触にびくりと肩を震わせ。 流れ込んできた薬液の味など気にしている余裕はなかった。
混乱しつつそれでもやがて動いた喉元に、 薬を飲み込んだのが分かったろう。]
(457) 2013/05/12(Sun) 02時半頃
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[今まで見たことがない、あまりの弟の動揺っぷりに、先程とはまた違う困惑が浮かぶ。]
あ、あれ……?
ケヴィン、あの、な……? 少し、落ち着け……?
[原因は自分にあるというのに。 こちらもまた、予想外すぎる弟の反応に動揺してしまい、抱えられた頭を撫でようと、手を伸ばしてみてしまったりもした。]
(458) 2013/05/12(Sun) 02時半頃
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…………な、に、
[距離を取れば、赤く染まった顔が見えたに違いない。 薬を飲むのを躊躇している自分がじれったかったのだろうか。
だとしても、と動揺を隠し切れずに。 じ、と見つめる。]
(459) 2013/05/12(Sun) 02時半頃
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[>>454兄弟の兄の方だろう、 赤い男の話を聞いてから小瓶をもらう。 リスクがあるけれど病を防げる可能性があるもの、 病に侵されれば身体が砕けて死ぬこと。
例えば魔物と戦って死ぬのなら仕方ないと思える。 しかしこの病はそれとはまるで違う。 感染も恐ろしいが、共鳴もよくわからない。 ――誰も居ないのなら一人で死んだほうが良いか。 トルドヴィンを見ながらそんなことを考えた。]
(460) 2013/05/12(Sun) 02時半頃
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[が、いきなり「馬鹿兄貴!」と罵りが飛んできて、ビクッとして腕を引っこめた。]
い、いや、それは……
[たしかに、こんなタイミングでうっかり口にしまったあたり、相当愚かな兄であることに間違いはないのだが]
おいっ、ケヴィ……っ! 待……っ!
[だが、先程の告白で、足はすっかり脱力してしまっていて、追い縋ろうにも、自由に動いてくれなかった。 テーブルに片手をついて立ち上がった時には、弟は、寝室の扉の向こうに消えていた。]
あー…………。
[頭を抱え、その場に蹲る。 今度は、こちらが赤くなる番のようだ。]
(461) 2013/05/12(Sun) 02時半頃
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ええと。
ボクがドリーに薬を飲ませたんだから、 ボクはドリーに何があっても責任を持つ。 出来る限りね。
[唇に残る薬の味を舐め取りながら 赤く染まったドリベルの顔を見つめて。 彼が持つ小瓶を取ろうと手を伸ばす。
自分の体内へも薬を取り込むために。]
(462) 2013/05/12(Sun) 02時半頃
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[赤い顔で蹲ったまま、寝室の扉を見つめること暫し。 漸く、深呼吸をして立ち上がった。]
はーーー……ぁ。
はぁ。
[テーブルの上には、あの小瓶が置かれている。 手にとって、改めて見つめ……また、テーブルの上へと戻した。
それから、寝室の扉へと歩み寄り]
……ケヴィン。
[扉の鍵は、締められていないだろうか。 締められていたら、今夜はソファーで寝る羽目になるのかと思いつつ、ゆっくりとドアノブを回す。
どうやら、ソファーでの夜は回避できたようだ。]
(463) 2013/05/12(Sun) 02時半頃
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…………。
[ああ、しまった。 動揺のあまり、鍵かけそびれた。>>463 顔あわせるのが恥ずかしくて、毛布に顔は隠したまま。]
……図体ばっかでかくて、不器用で 料理も下手な弟を好きでいいのか。
[くぐもった声が問いかける。]
(464) 2013/05/12(Sun) 03時頃
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……ずるい。
[ぽつりと零れた言葉。 伸ばされた手>>462から小瓶を逃がし、 その手で中身を傾けて口に薬を含んだ。
サミュエルの腕を掴んで、 引き寄せるように顔を寄せ。 今度はこちらが唇を押し付けて薬を流す。]
……これで…エルに何かあったら。 ……僕が責任を取る…でいいですよね?
[意趣返しのように囁いた。]
(465) 2013/05/12(Sun) 03時頃
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[村長にソーセージ他届け物を終えて、 トルドヴィンと共に家へ戻る。 いきなり病と言われても本当にわからなくて、 ただ明日にでも魔物に殺されて死ぬかもしれないから どちらでも良いかもしれない。
相棒は、どう考えるだろう。]
(466) 2013/05/12(Sun) 03時頃
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………。
[続いて聞こえてきた声は、やはりくぐもっていたが、聞き取ることができた。]
料理が下手なのはお互い様。 私は、おまえがいいんだ。 誰よりも強くて、優しくて……
けど……
(467) 2013/05/12(Sun) 03時頃
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あ。
[逃げた小瓶を目で追っているうちに ドリベルの口元へ含まれる薬に短く声を上げ。
一瞬、呆気に取られる間に 引き寄せられて生温い薬を貰い受けるに至り。 先に自分がしたことをされただけなのに、 驚きに目を瞬かせた。]
(468) 2013/05/12(Sun) 03時頃
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ん。……ありがとう。ドリー。
[了承の意を込めて、頷いた。 そして彼の手を握る。いつもするように。 いつ握れなくなるか知れない不安もあって。
交わした責任を絆と捉えれば、 病に関する不穏な報せによって ドリベルとの距離が思いがけず急速に縮まった。
そう感じるのは、 握った手から伝わる安堵や愛しさが いつもに比べて、とても大きく強くなっていたから。]
(469) 2013/05/12(Sun) 03時頃
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− 錬金術師の兄弟と −
[客人の1人>>454に話し掛けられる。 彼らは戦や魔物を連れて来る者では無かったが、 また違ったものを運んで来たようだった。
暗い暗い闇の色を冠した病。 致命的で絶望的な病と予防薬]
……わざわざありがとうございました。
[常を知る者なら想像出来ないほど表情を見せた自分を 主はどう見ていただろうか。 視線に気付けないほど動揺していたのは確かで]
(470) 2013/05/12(Sun) 03時半頃
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[家に戻れば、静かにテーブルに小瓶を置いた]
我が君。どうぞお飲み下さい。 彼らの話は伊達や酔狂ではありますまい。 村長が黙ってはいないでしょう。
副作用の話も聞きましたが。 それでも。 飲んではいただけないでしょうか。
(471) 2013/05/12(Sun) 03時半頃
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さあ。ほら。昼寝しようよ。 すっかり忘れてたね。
[繋いだままの手を引き、寝室へと誘う。
新しいシーツでの贅沢な昼寝が待っている。 同意を得られれば、一緒に少しだけ眠ろう。 手は、しっかりと繋いだままで。
幸せな日常はまだちゃんとここにあることを 確かめるように。**]
(472) 2013/05/12(Sun) 03時半頃
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[これほどまでに落ち着いていないトルドヴィンを見るのは そうあることでもなかった。 だからだろうか、逆に落ち着いてきてしまう。
家に戻ってもそのままなら落ち着けと声をかけ。]
得体のしれない病よりは、 明日魔物に殺される心配の方が有難い。 発症しても共鳴は起きないだろう、ならば 一人で死んだほうが良い。
[小さい瓶なのに、二つ並ぶと妙に存在感がある。 変な副作用でライマーでなくなったほうが、 耐え難い苦痛を味わうのだろう。]
(473) 2013/05/12(Sun) 03時半頃
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[冷静に考えようとしている矢先に、この主は>>473と 苛立ちを隠せない。 溜息よりも早く、冷静になるよりも早く、沸騰した。
乾いた音がして、気付けば主の頬を叩いていた]
飲まないのなら結構です。 どうぞ勝手に、お1人で死んで下さい。 ちゃんと後を追ってあげますから。 我が君を世話出来る酔狂なラーマは私くらいでしょうし。
[言い切った後、とんでもない言動を見せたと固まってしまった。 言い訳を探そうとしても、さすがにフォローの材料がない]
……ご無礼申し訳ありませんでした。 お叱りは如何様にも受けますので……。 少し頭を冷やしてまいります。
[そうして逃げる様にもう一度水浴びへと消えた**]
(474) 2013/05/12(Sun) 04時頃
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[飲んでも飲まなくてもいずれ死ぬものだと どこかで諦めたような気になっていた。 ライマーとしては年上な方でもある、 死にたいとは思わないがこれまで良く生きた。
頬に乾いた音と遅れての衝撃。 痛みより驚きでトルドヴィンを見つめた。 師匠に殴られたことはあったが、 流石にラーマに殴られるのは初めてだ。]
……しかし。 トルドヴィンも飲むのなら、私も飲もう。
[後を追うと、トルドヴィンは言ったのか。 死んだあとも世話を焼くつもりらしい。 なんて可愛いことを言うのだろう、 逃げるように去ってゆく背中を見送りながら 少し頬が緩んでしまった。]
(475) 2013/05/12(Sun) 04時頃
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熱いところもあるのだな。
[トルドヴィンが戻ってきたら今度はきちんと 向き合って話をしてみよう**]
(476) 2013/05/12(Sun) 04時頃
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―→台所― [名残惜しいけれど、気恥ずかしさが勝って 離れると、珍しく動揺する声が聞こえて>>408 顔を上げれば、逸らされてしまったけれど 真っ赤な顔が見た。
同じ、なんだと嬉しくなって、小さく笑う。]
夕飯で来たら呼ぶからね
[小瓶を拾えば、そう言って瞑想部屋を出て行った。 台所へ行く前に、道着から普段着に着替えて 鼻歌交じりに調理を開始した。
頬がまだ熱い。 でも、そんなこと気にならないくらい、幸せだった。 恐ろしい病気が、迫ってきていると、知っているけれど。 一緒に生きていられるのが、後どれくらいか、わかないけれど。
幸せ、だった。]
(477) 2013/05/12(Sun) 08時半頃
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[さて、調理開始と。 貰った鹿肉を駒切りにして、生姜を刻み、すりおろし、 村長を拝み倒して、分けてもらった酒で煮る。 煮たって、酒が少なくなった頃に、砂糖やらの 調味料を加えて、できあがった。佃煮を 皿に盛りつけた。飾りに刻んだ生姜を乗せて完成だ。
同時進行で、攻芸が採ってきた筍を使って、 筍ご飯を作りつつ……
お隣さんに分ける為に、 竹の筒に詰め込んで、一旦保冷庫に保管した。
デザートに何か凝ったものを作ろうかと思ったが、 最初は、自然なまま食べるのが、一番かと 洗って、簡単にカットしただけのままさらに乗せた。]
(478) 2013/05/12(Sun) 08時半頃
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攻芸ーー! ご飯出来たよーー!
[一人残した攻芸が、 何を考えていたのかは露知らず>>413
元気よく、名前を呼んで夕飯ができたことを知らせた**]
(479) 2013/05/12(Sun) 08時半頃
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[水に身体は冷やされて心地良いが、頭は一向に冷えなかった。 立ち直ったつもりでいたが、まさか主に手をあげる等 思い出すだけで頭痛と腹立たしさが蘇る]
………当然と言えば当然か。
[桶に汲んだばかりの水は自分の心の様に波打っていた。 共鳴は起こらないと主は言い切っていた。 自分が病に罹った時はそうかもしれないが、主の時は]
…戦士である主を尊敬している。
[色々入り混じった感情から、 表に出しても大丈夫だと考えた答え。 それを持って夕食作りの為に主の元へと戻った]
(480) 2013/05/12(Sun) 10時半頃
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[マーマレードが出来た頃には、オレンジを使ったパウンドケーキも焼き上がった頃だろう。 甘い香りが漂う。 トレイルが起きたなら、すぐに紅茶も煎れられるようにと準備を整え。
未だトレイルが眠っているのを見れば、そっとその頬に口付けを落とした。]
(481) 2013/05/12(Sun) 10時半頃
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――――… さて、と。
[柔和な表情は、棚に視線を向けた途端に険しいものとなる。 視線の先にあるのは、錬金術師が渡してきた小瓶。
あの手を見たからには、あのような症状になる薬か病かいずれかがあるのだろうとは思うが。 得体の知れないものを服用する気にもなれず。 実戦経験の中で身につけた僅かな薬学知識を頼りに、小瓶を手に取り、蓋を開けてその臭いを確認する。]
(482) 2013/05/12(Sun) 10時半頃
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……………………。
[紫黒の瞳が、僅かに翳る。
本当にそのような病があるならば、自分はともかくトレイルだけは被害にあわぬようにしたい。 となれば、まずは薬の安全性を試す必要があるだろうか、などとも考え。 再び瓶を棚に戻しながらも、苦い表情でそれを見つめるのだった。**]
(483) 2013/05/12(Sun) 10時半頃
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[テーブルの上にある小瓶に異様な圧迫感を感じながらも やるべきことが先、と主の前で片膝を折って跪く]
先程は大変なご無礼申し訳ありません。 御処分もお叱りも御随意に。
[目を伏せ、頭を垂れる。 時として主を導くのもラーマの役割だが、 チアキやサミュエルではあるまいし、歴戦の戦士を叩くなど ラーマとしてあるまじき行為だった。 跪いたのは、主に仕えると決めた日以来だった]
(484) 2013/05/12(Sun) 10時半頃
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――瞑想部屋――
……735274
[身体を動かしている時は良い。 何も考えず、何も悩まずに居られる。
寝れない子供が羊の数を数えているような数値を超えて お経のように淡々と数を数えながら 宙に向いた足が、上下に動く] …………7697840
[>>479チアキに呼ばれた事で、身体を下ろす。 かいた汗を布で拭い、瞑想部屋を出た。]
(485) 2013/05/12(Sun) 11時頃
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…共鳴は起こらないでしょうから、私が飲む必要も無いでしょう。
[主の交換条件>>475を思い出して、 先の主の言葉を借りて言い切る]
戦士として主は尊敬しております。
[付け足す様に、主に対しては共鳴が起こり得ると口にするが、 顔は上げずに俯いたままだった**]
(486) 2013/05/12(Sun) 11時頃
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……水を浴びるか風呂に入りたい。
[居間に出て一言告げると、チアキの正面に座る。 今日の夕飯は、鹿肉の佃煮と筍ご飯、 それにカットフルーツ>>478。
言うほど慎ましいラインナップにならなかったのは 共に村で過ごす彼らからの施しがあるからだ。]
……他の者も当然、 れんきんじゅつしの話は聞いたんだよな?
[どういう選択を取るのか気にならない訳でも無いが、 各ライマーとラーマ達も、後悔のしない選択をするだろう。 食事を取りながら、ぼそりと呟く。]
(487) 2013/05/12(Sun) 11時頃
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―夜中―
…………
[いつしか眠りについていた。 今は何時くらいだろうか。 目を覚ませば、隣りに兄が寝ていて。]
……………狭い。
[文句を一つ。それから。]
……おい、兄さん起きろ。
[腹に軽く手刀を食らわせた。 照れ隠しで、普段以上に容赦がない。]
(488) 2013/05/12(Sun) 11時頃
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[後でトルドヴィン辺りに話を聞いてみてもいいなと思いつつ。 日中会った時は来客の対応に追われていた様子だったので れんきんじゅつしの話は出来なかった。
そも件の病気は本当に存在するものやら――…。
もう薬を飲んでいる者もいるかもしれないが、 この地でその病に伏した者も居るわけでは無いし。
自分は更々飲むつもりなどは無いが チアキにひっそり飲ませるとかも有りなのだろうか。 飲ませた事を知ったら、ものすごい怒られそうだが。]
…………。
[考え事をしながら食事を進めていたので、 米がぼろぼろ道着に溢れている事に気づかない。]
(489) 2013/05/12(Sun) 11時頃
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…………。
[兄が衝撃で起きるのを無表情で見つめ、 落ち着くのを待つ。]
……大丈夫か? 出かけるぞ、兄さん。
[加害者は涼しい顔でベッドから身を起こし、 勝手に決めて外へと誘う。]
(490) 2013/05/12(Sun) 11時半頃
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[どこへ、と尋ねられれば。]
……そうだな。 草原に行こうか。あそこは特に風を感じられるんじゃないか?
もしかしたら、うまく兄さんを振るえなくなるかもしれないから。 その前に……風の唄を、歌いに行こう?
[微笑んで、兄へと手を伸ばす。 兄が体を起こせば、するりと離してしまうけれど。**]
(491) 2013/05/12(Sun) 11時半頃
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― 夜・自宅 ―
[目覚めるとすでに窓の外は暗かった。 ホウホウと森でフクロウが鳴く声が聞こえる。 微弱な風が窓硝子を叩く音も。
静かに体を起こし、 ぐぐと両腕を伸ばしてあくびをした。
空腹に気付き、夕飯時を寝過ごした事を知り。 寝台を、寝室を、抜け出して台所へと。 ドリベルが隣でまだ寝息を立てているようなら 彼の様子を確かめるように顔を覗きこんでから。
寝しなに飲んだ薬の事は夢だったんじゃないかと思った。 今はまだ身体におかしなところは無く、 健やかに身体機能のすべてが生きている。
その身の内にひたひたとゆっくり染みる 薬の影響は…70(0..100)x1。]
(492) 2013/05/12(Sun) 11時半頃
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…親父殿の墓参りにも、行かねばならないな。
[父親が死んだのは、丁度チアキがこの地に来た頃合だったか。 命を救って2年で死去してしまったのは哀しい事ではあるが 高齢であったし、寿命ばかりはいかんともし難い。 いつか親父殿はラーマとして復活を遂げるのだろうか。 それは本人次第なので、男には解らない事ではあるのだが。
今は此処に居ない兄二人>>0:291は、大分歳が離れていた。 上の兄は恐らく健在であり、今頃は40は超えているはずだ。 修行の最中に命を落とした兄は、 チアキと変わらぬ年頃で亡くなったと聞いている。
顔も知らない次兄はともかく、長兄に良い思い出が無い。 米粒をぼろぼろこぼしながら、物思いに耽る――]
(493) 2013/05/12(Sun) 11時半頃
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――10歳の頃の記憶――
[ライマーになったばかりの頃、兄や他の弟子達と共に 魔物の討伐をしたり、父親の修行を受けていた。
父親の教えは厳しいものではあったが、 幼い頃から鍛えられて居た事もあり 日常=修行の生活は、攻芸にとってそう苦では無かった。
しかし、長兄はそうでは無かったらしい。 親から強制されて自分の生き方を制限される事に 苛立ちやストレスが溜まっていた様子。
弟である攻芸に愚痴をこぼした所で、 俺にはわからんと返されるだけ。
兄に同調せず、父親に従順な攻芸の姿勢は、 彼にとって気に入らない態度であったようだ。 傀儡人形のように与えられた事をこなす攻芸を見ては つまらぬ事で当たるようになり、理不尽な拳が飛ぶ事もあった]
(494) 2013/05/12(Sun) 12時頃
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[そんな長兄を見ては、侮蔑を覚えた。 子が親を選べぬ自然の摂理を嘆いても仕方ない。
振るわれる拳も、痛みも、ただ軽蔑を深める事でしかない。
修行で死んだと言われている次兄の事も、呆れていた。 ――親父殿は不幸な人だ。今でもそう思う。
だからこそ、己がしっかり与えられた事を努めねばならない。 振るわれる拳を受けながら、 兄を反面教師と捉え、より切磋琢磨に鍛錬に打ち込んだ。
その思いを、当時のラーマに話した事がある。
それを聞いて苦笑を浮かべた長髪のラーマは、 一体何を思っていたのだろうか。
――あれが。その時駆使していたラーマこそが、 次兄であった事など、―――男は今も尚、知らない。*]
(495) 2013/05/12(Sun) 12時頃
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― 昼寝前 ―
……はい。
[頷かれて、数秒。 自分の行動に対して恥ずかしさが募る。 しかしサミュエルが動じていないのであれば、 こちらもそれ以上気にするわけにもいかず。
重ねられた手はいつもと同じで、 けれどそこから感じる安堵は常より大きかった。
出かける時と、帰った時と。 離れる時と、戻った時と。 どこかセットのような手繋ぎが、途中で途切れませんように。
互いがいつまでも十全であるよう願って、 指先に力を込める。]
(496) 2013/05/12(Sun) 12時頃
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…キリシマさんのところで… 随分と長居を……してしまいましたから。
[予定外の時間の消費について、一部のみを取り上げる。 朝、家を出る時にした話題は、日常に戻るきっかけ。 あの頃はまだ病のことなど何も知らなかった。 …あの頃に戻れればという願いは、栓のないこと。]
…昼寝というより…夕寝です。
[言いながらも誘いを取り下げることはしない。 風に当てていたシーツを広げ、横になる。 さらりとした真新しいシーツの心地に 睡魔はあっという間に訪れた。]
(497) 2013/05/12(Sun) 12時頃
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[夕食に呼ぶと出てきた攻芸に、 汗を流したいと望まれれば、>>487]
あー……風呂場の水瓶、少なくなってたから 食事が終わったら、汲んでくるね お湯が良ければ、焚くよ
一緒に入る?
[くすりと笑って、小首を傾ぐ。 もちろん、男二人で入れるほど広くないので冗談だが、]
……うん、少なくとも ケヴィンさん達とドリベルは、会って話を聞いてる
[他の人の事を聞かれれば、真面目な顔で答えた。]
(498) 2013/05/12(Sun) 12時半頃
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[食事をしながら、攻芸がこっそりと 薬を飲ませようと考えているなんて>>489 微塵を考え付かない程に、今は少し浮かれていた。
黒い小瓶は、台所の戸棚にちょこんと置いてある。 あれを使うつもりは、毛頭ないが。
もくもくと食事をしていると、 何か考え事をしていているのか、ぼろぼろと 米を溢す攻芸に気付いて、]
攻芸、こぼれてるよ 小さい子みたい
[おかしそうに笑って、手を伸ばす。 服の上のは、タオルで取って、顔にもついているのなら、 指でつまもうと……]
(499) 2013/05/12(Sun) 12時半頃
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伯父さんの墓参り、か……そうだね
[以前行ったのは何時だったろう。 母から親戚から、色々なうわさを聞いていた。
とても厳しい人だと。 そして、とても不器用な人でだと。
我が子を立て続けに失って、 その苦悩は、母の姉、攻芸の母親から聞いていた。
だからこそ、我が子がライマーを目指すことを 頑なに反対していたのだと思う。 それに反して、自分は小さな頃からライマーに憧れていた。 でも、才能がないからと思って、諦めていた。
だから、なれると分かったら、あんなすごい人たちに出会ったら、 夢を叶えたいと思ってしまうのは仕方がない。]
(500) 2013/05/12(Sun) 12時半頃
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[攻芸と組むことが決まった時、 最初に報告したのは伯父。
大事にしますから、 もう一度、失うようなことはしませんからと
根拠のない誓いを立てたのを覚えている。 今は、共に生きて、共に死のうと、思っているけれど。
攻芸が死ぬ前。 彼が手にしていたのが、彼の兄であったことは、 母伝いに聞いた覚えがあったけれど、口にすることはなかった。
昔の事を語るのは、今と比べられそうで怖かったから]
明日、早く起きて伯父さんとこに行こうか
[もう一度、 新しい誓いを立てる為にもと、 一緒に行こうと、誘ってみた。**]
(501) 2013/05/12(Sun) 12時半頃
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― 夜 ―
…………?
[身近で動く気配に、意識が浮上する。 しばらくふわふわと境界を漂った後に目を覚まし、 周りを包む暗さに首を傾け。 聞こえてくる夜鳥の声に、今の時間を把握した。]
……寝すぎた。
[前髪を分け、目元を擦って覚醒を促す。 共に寝ていたサミュエルの姿がないことに、 少し動揺はしたものの。 台所の方から聞こえてくる音に、 いくらなんでも過敏になりすぎかと息を吐いた。]
(502) 2013/05/12(Sun) 13時頃
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ああ、すまんが頼む。 その間に、食器類は洗っておく。 ……そうだな、熱い湯に入りたい。
[>>498水を井戸へ汲みに行くつもりらしいチアキに、 首を縦に振り、役割分担をしておく。 肉体的にはたいして動いた気はしてないのだが 今日は色々な事を考え込んでしまったので 何も考えずに、湯に浸かりたいと思いつつ。]
……一緒に? 別に構わぬが、少し狭くはないか?
[冗談が解らない性格のせいか、そのまま受け止める。
チアキが自分を喜ばせようと作ってくれる食事。 味が良く分からなくなってしまった今となっては、 舌づつみを打つ事もできず、申し訳無さを覚える。]
そうか、……。誰も病になどかからなければ良いのだが。
(503) 2013/05/12(Sun) 13時頃
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[台所へと入れば、サミュエルが棚を物色していた。 空腹と聞けば、確かに、とこちらも自覚する。]
……何か作りましょうか…。
[時間としては随分と遅くなるが、 空腹のままではもう一度眠るのは無理そうだった。
昼にもらった腸詰を少量、こちらは軽く火で炙るだけ。 汁物は、森で取れたきのこと野菜を数種類刻んだもので スープを作り、軽く胡椒で味を調える。 あとはケヴィンにもらったパンを並べれば、 いただきもの尽くしの遅い夕飯の完成だ。]
(504) 2013/05/12(Sun) 13時頃
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[瓶から杓一杯分の水を掬って飲む。
それから、空っぽの腹を掌で無で擦り、 パンと軽く炙った豚のベーコンで簡単な食事を。 オレンジもひとつ食卓に転がし。
素っ気ないながらに居心地の良い食堂で、 椅子に腰掛けてすこし曇った硝子窓の外を見た。 夜を見つめながらの静かな食事。
脂の甘さを味わい、小麦とバターの旨みを味わい。 素朴な食事に腹は落ち着いたものの。 妙な胸騒ぎを感じて。
経験したことの無い、頭の奥が浮つくような。 手足の先がじわりと熱を持っているような。 そういった些細な違和感から覚える胸騒ぎ。
アルコールを摂取する習慣があれば、 もしかすると軽い酔いだと錯覚するだろう、感覚。]
(505) 2013/05/12(Sun) 13時頃
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─ 夜中 ─
[ひとつのベッドに身を寄せ合って眠るのは、どれくらい振りだろうか。 まだライマーもラーマも憧れでしかなかった幼少期には、いつだって、こうやって眠っていたのだろうけれど。]
……──、──スー……
…………
!?!
[何の夢を見ている時だったろう。 いきなり、腹に手刀をくらわされ、やや跳ねるようにして、ばちりと目を開いた。]
ケヴィ、ッ……!
[何事かと僅かだけ身を起こし、ぱちぱちと何度も瞬いて、弟を見る。]
(506) 2013/05/12(Sun) 13時頃
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[食後のデザートとして、ジェームスにもらったオレンジをひとつ。 皮を剥きながら、思うままに動く自分の手足にほっとする。
床を踏みしめる足も、包丁を扱う手も、滞りなく動く。 それはサミュエルも同様に見えて。
どうかこのまま――と。 何も変化がおきないことを願って1(0..100)x1]
(507) 2013/05/12(Sun) 13時頃
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[チアキの料理が上手だと、周囲が喜ぶ声を聞く度。 それに同調する事ができない己が憎い。
今日はいつもの汁物と味を変えてみた、だとか。 旬の野菜だから、甘くてうまい、だとか。
そういう話題を振られても、 それに気づける事はなく、そうなのかと相槌を打つ。
長兄の忌々しい記憶は、 今も鍛錬でついた傷痕に紛れて身に残っており、
そして、心の奥底にも、無残な足跡を刻む。
服についた米粒を取るチアキ>>499に礼を言いかけて――]
(508) 2013/05/12(Sun) 13時頃
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[――――――、ガチャン。]
(509) 2013/05/12(Sun) 13時頃
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[口元に伸びた指に反応して、中身の少ない椀が床に落つ。]
………ム。
[9秒程度停止した後、慌てて床に手を伸ばす。 椀は真っ二つに割れていた。]
―――すまん、寝ぼけていたようだ。
[小声で謝罪を告げ、割れた椀を拾う。 切っ先で人差し指を浅く切ったが、どうという事でもない。 一度食卓を離れ、始末をしてから再び戻る。]
(510) 2013/05/12(Sun) 13時半頃
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[トルドヴィンに叩かれた頬が熱くて痛い。 あんな顔も出来るのかと思うと、 それが妙に嬉しくなる。 氷よりは燃え盛る炎は、彼が武器になるときの形。 今まで思い込んでいたのだろう、 それが溶けたのは良いが、病のことは気がかりだ。]
いや、私も悪かった。 死にたいとは思わない。
[>>484跪くトルドヴィンの綺麗な髪が、 まだ濡れているような気がして手を伸ばす。 きちんと拭けといつも言うのに、 これほどまでに動揺しているのは、 自分のことだからと思い上がりそうだ。]
(511) 2013/05/12(Sun) 13時半頃
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戦いで砕ける以外に、負けることなど許さない。
[>>486自分には起きないと思っていた共鳴、 彼が病に堕ちれば起こるのだとは言わず。 本来なら人よりもずっと長く保つものなのだ、 この美しい姿を黒で覆いたくなど無い。]
(512) 2013/05/12(Sun) 13時半頃
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[ドリベルが起きてきたのは、 ちょうど棚からパンを探りだした頃合い。 ベーコンにソーセージを加えて、スープ皿を並べ、 ちょっと贅沢な夜食をふたりで摂った。
調理はすべてドリベルに任せて。
最後に、ふたつに分けたオレンジをかじる。]
美味いね。葡萄も早く実れば良いのに。桃も。
[砂糖の甘さはあまり好きではないが、 果実の素直な甘みは好んで食べる。 柑橘類の酸味も美味いが、 すこし先の季節の果実の芳醇な甘さが恋しい気分。]
ドリー、体はなんともない ?
(513) 2013/05/12(Sun) 13時半頃
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[突然のことに怒ることも忘れ、いつもより若干容赦のない手刀をくらわされた腹を押さえたまま、呆然と、無表情なケヴィンを見つめていたが>>490]
え、あ、あぁ……
[大丈夫だと頷きかけ]
え?
[こんな時間に、と、少し驚いたようにすぐ顔を上げる。]
(514) 2013/05/12(Sun) 13時半頃
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で……なんの話だったか。
[>>500気を取り直し、チアキの話に耳を傾ける。 チアキがライマーになる事を、 彼の母親が猛反対した事は知っている。
容易な事では無い、という事もあるのだろうけれど 男や次兄が死んでいた、という事も要因になっているのだろう]
――…。
ああ、親父殿に、親不孝だと『また』叱られそうだがな。 とはいえ、報告しないのは気がすまぬ。
[>>501早起きをして行こうと告げるチアキに頷いた。
主人に命を尽くし果てる事を望むまでならともかく、 死ぬ時も共にありたいと思う、などと告げたら 長兄と同じく、勘当に合うのでは無いだろうか。]
(515) 2013/05/12(Sun) 13時半頃
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[叱咤があるかと思っていたが、冷静な言葉>>511に安堵する]
我が君は、ご自身の事に無頓着すぎます。
[これでは安心して砕けられないとは口にしなかった。 声は震えていないと思っているが、代わりに揺れた髪から雫が落ちる]
我が君!
[跪き、俯いたままの自分に主の手が伸びる気配がした。 それと同時に齎された強い命令>>512に、ハッと顔を上げる]
(516) 2013/05/12(Sun) 13時半頃
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付き合ってくれるのか、――ありがとう。 親父殿もきっと、喜ぶと思うぞ。
[正直なところ、今でも迷っているという節がある。 だが、到底彼を突き放す事など、今の己が出来るわけもない。
チアキが親父殿に何を誓ったのか。 それは男の知る所では無いが、 それを教えられたら、震えてしまうかもしれない。]
――…。
[食事を終え、空になった食器を重ねて台所へ向かう**]
(517) 2013/05/12(Sun) 13時半頃
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どこへ?
[こんな真夜中、迂闊に出歩けば、魔物が現れないとも限らない。 それとも逆に、それらを退治しに行くのだろうかとも思ったが>>491]
草原……あぁ……。
[脳裏に思い浮かべるのは、柔らかな風が緑の草を揺らす、自宅近くの草原。]
私をうまくなど……そんなこと……
[手にしてくれるものが居なくなれば、ラーマとしての存在価値はなくなるかもしれない。 でも今は、ケヴィンと共に在れるのならば、それだけでいい。 ラーマがこんなことを思ってしまってはダメだろうと、僅かだけ自嘲を浮かべた。]
………。 唱わせてくれるか? おまえの手で。
[微笑みとともに差し出された手を、こちらも微笑みを浮かべ、取る。 身を起こすと同時に離されてしまった手に、少しだけ、寂しさを感じもしたけれど。]
(518) 2013/05/12(Sun) 13時半頃
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[強い言葉に、 主はやはり戦場を駆け抜けたあの戦士だと痛感する。
戦場での姿しか知らなかったから、 過大評価していた部分もあるだろうと、 仕える時点で覚悟はしていた。
殺人料理を作り、子供には懐かれず、 作物も育てるよりは枯らす方が上手く、布団を愛する姿は 確かに予想外だったが。
ホッとしたのも確かだった。 血肉の通った人間なのだと、手の届かない存在よりは少しだけ。 手を伸ばせるかもしれないと思えたから。
そしてそれがあるからこそ、戦場に立つ主は更に輝いて見えた。
静かで無口な主だからこそ、戦士としての言葉に心を奪われる]
(519) 2013/05/12(Sun) 14時頃
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キリシマ様の……御随意に。
[錬金術師の言葉や薬の真偽はもうどうでも良かった。 ただ主の命令が全てと。 濡れた髪をそのままに、是と頷いた**]
(520) 2013/05/12(Sun) 14時頃
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[>>516上げられた顔を見据える瞳は、戦場でのそれ。 トルドヴィンがたとえどんなに酷いことを思っていようとも 大半は事実なので仕方ないとして。]
では飲もうか。
[>>520呼ばれる名前、こんな時でなければ 抱きしめて喜びたかったのだけども。 小瓶に手を伸ばして一つをトルドヴィンへ。]
(521) 2013/05/12(Sun) 14時頃
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―草原―
[手をすぐに離してしまったのは、気恥ずかしさと、ずっと握っていると、色々我慢できなくなりそうだったからで。>>518]
兄さんが良くても俺が寂しい。 ……念の為言っておくが、寂しいと必要ないはイコールじゃないからな。
[さらっと言ってのける。
風の声を聞きながら歌う兄は、確かに人ではない存在だと思い出すほど神秘的で、しかし手の届かない所に行っているのではないかという恐れもあった。でも、恐れを抱きながらも、その姿が好きだ。
武器に变化しても音を奏でるのは、どんな姿をしていても、確かに兄なのだと思わせてくれるから、好きだ。]
…………。
[草原に着けば、夜風が髪を撫でていく。 もう一度、兄に手を伸ばす。今度は、武器として唱わせる為に。]
(522) 2013/05/12(Sun) 14時半頃
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[視界に映る主は戦士の強い意志を見せていた>>521 逆らう言葉も考えも出てはこない。
差し出された小瓶を開けると、直ぐには飲まずに主を見上げ]
(523) 2013/05/12(Sun) 14時半頃
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我が主、ライマーたるキリシマ様に戦神の御加護を。
[小瓶を掲げると一気に飲み干した]
(524) 2013/05/12(Sun) 14時半頃
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……とても丁寧に…作られてますからね。
[トレイルとジェームスの果樹園で採れる果物は、 森で採れるものよりも甘みが濃く、雑味が少ない。 愛情を込めて作られているんだろうとわかる。
果実そのままの甘みが好きだが、 自分はジェームスが作る、甘いジャムも好きだ。 作るといつもお裾分けが回ってくるので、 きっともうすぐ、マーマーレードが届くだろう。]
……また、季節になったら… 少しいただけると…いいですね。
[もう少し先の季節について語って、 彼らは錬金術師から話を聞いたのだろうか、と。]
(525) 2013/05/12(Sun) 14時半頃
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我が剣、ラーマたるトルドヴィンに朽ちぬ想いを。
[もう一つの瓶を開けると、トルドヴィンが飲むのを見てから 中身を一気に飲み干した。 幸い味などよくわからなかった。]
(526) 2013/05/12(Sun) 14時半頃
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[飲み干すと、緊張が解けたのだろう。 初めて主に僅かだが笑みを見せる。 戦場へ向かう昂揚に近いものを感じながら]
では我が君。御武運をお祈りします。
[戦う相手が病や副作用なだけ。 主に幸運を祈ると、夕食を作る為に立ち上がる]
腸詰と温野菜ですね。
[もう一度確認する表情は、もういつもの様に無表情に近い。 だが少しだけ引き締める事を止めた口元は 優しいものに変わっていた]
少しお待ちください。
[夕食作りのついでにつまみ食いを少々。 口の中に残すにはあまり良い味の薬では無かった。 味としては63(0..100)x1点程]
(527) 2013/05/12(Sun) 14時半頃
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……ケヴィンさんたちと、 チアキは…同じように…薬をもらったようでした。
[独り言のように呟いて。 トレイルのところやキリシマのところはどうなのだろうか。 出会ったのか。受け取ったのか。
村の誰かが欠けるもまた、恐ろしくあり。]
……僕は、なにも。
[問いかけられて、返しながら。 …尋ねるということは、なにか変調があったからだろうかと サミュエルへと探るような視線を向ける。 その顔色や表情に微細な変化を見つければ、 眉を寄せて熱を測るように額に手を当てただろう。**]
(528) 2013/05/12(Sun) 14時半頃
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─ 草原 ─
分かっている。
[念の為と付け加えられた言葉には、そう返すが、口元は嬉しさを形で示す。
死期を悟ったあの時。 弟には、「もう一度唱いたい」と言いはしたが。 その時は、本当は、歌などどうでもいいと思っていた。 ただ、弟と離れたくない。 その思いばかりだった。
唱いたくないわけではなかったけれど、それよりも、ずっとずっと、強く。 半年足らずで戻ってきたのも、弟が、他のラーマに気取られる前にと思ったから。]
───いい、夜風だ。
[草原に吹く夜の風は、ほんの少しだけひんやりしていた。 けれど、微かな熱を帯びたままの頬には、それがとても気持ちよかった。]
(529) 2013/05/12(Sun) 15時頃
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キリシマは、薬の味は73(0..100)x1のようだ。
2013/05/12(Sun) 15時頃
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[>>527初めて見る微笑みのような表情に目を見張る。 今身体には変化は無いようだが後から何かでるのだろうか。 ともかく味はまずかったが人の事は言えない。]
トルドヴィン。
[表情が柔らかい、いつもそうしていたら良いが、 他の皆に見られたらなんと思われるか。 出来れば外では冷たい顔の方が良い。 悩みながらも夕食の支度を待った。]
(530) 2013/05/12(Sun) 15時頃
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[差し出された弟の手を、笑みとともに、両手で包み込むようにして握る。]
風を 鋼に
アメノマの 加護を───
[すぅと目を細め、地面を軽く蹴って身を浮かせる。 その体躯からは想像つかぬほど、ふわりと浮かび上がった身は、見る間に鋼へと姿を変える。
柄にグレーの革が巻かれた、大ぶりな戦斧は、おそらくは並のライマーでは……いや、どんなに扱いに長けたライマーであったとしても、扱いきることは難しいだろう。 何故なら、そうあることを自身が望んだから。 ケヴィン以外のライマーに身を委ねるつもりなど、つゆほどにも考えていなかったから。]
(531) 2013/05/12(Sun) 15時頃
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[口の中の薬の味を消すには濃い味がいいが、 生憎と素材の味を活かす為に薄味気味だ。
腸詰の肉汁が何より美味いが、ツマミ食いばかりでは 主に厳しく接する事は出来ない。
レモンのスライスを口にして我慢したところで 名を呼ばれ>>530振り返る]
なんでしょうか。 もう少しで出来ますのでお待ちください。
[犬猫や子供では無いのだから待てるでしょう?と冷たい視線]
(532) 2013/05/12(Sun) 15時頃
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[>>532具合はどうかと確かめようとしたら、 驚くほどいつも通りだったので安心した。
空腹を訴えたわけではないと訂正することもなく 大人しく待ってしまう。 これでは言わなくても、外ではいつもの顔をしそうだ。]
(533) 2013/05/12(Sun) 15時頃
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[黙りこんだ主に背を向けて、野菜を手ごろな大きさに切って蒸し、 腸詰を温めて1つの皿に載せる。 貴重だが、今日位は良いだろうと粒マスタードを添える。 スープは時間が無かったので余りモノだが仕方ないだろう。 下拵えをして明日シチューでも作ろうと考えながら テーブルへと料理を運ぶ。
飲み物はウオッカの入った紅茶]
お待たせしました。 鹿肉は明日にでもシチューに入れましょう。
[変わらぬ表情のままテーブルに着く。 食べ始めるのは主が口を付けてから。 ずっと変わらぬ光景。 今もこれからも、ずっと。そう信じていた]
(534) 2013/05/12(Sun) 15時半頃
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[昼間サミュエルとの稽古で疲れたのだろうか。 普段なら感じない何かが頭をふらりと酔わせる。]
――トルドヴィン。
[やはり何か副作用かと彼の名を呼ぶ。 酒には酔わないから、くらくらするのには慣れていない。]
(535) 2013/05/12(Sun) 15時半頃
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ああ。 ここは、夜も変わらず良い風が渡る。
[夜鳥の声が遠く響く。 空には、恐ろしい病が迫ってきているなどと忘れさせてしまいそうな、満天の星が広がっている。良い夜だった。>>531
見る間に武器の姿へと変わる兄。柄を片手でしっかりと掴み、もう片方の手も添えて握り締める。大振りで扱いにくい戦斧を振るう事が出来たのは、日々の鍛錬と、兄の望みに応えたい気持ちがあったから。
兄の望みは知らねども、やすやすと他人には使えない、けれど扱いきれる範囲の姿になってくれたのは、そういうことなんだろうと推測している。]
―――――
[一閃。真横へと薙ぐ動き。 切るというより、叩き潰すかのような。 風圧が生まれ、不幸にも巻き込まれた草がはらりと散る。]
(536) 2013/05/12(Sun) 15時半頃
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[>>534良い匂いが漂うころには酩酊感で寝てしまいそうな 不思議な感覚を味わっていた。]
シチューも良いな。
[食事中に寝てしまうなど子供のようだからなんとか堪えて マスタードの添えられたソーセージに手を伸ばす。 我ながら美味そうだし、トルドヴィンの料理も上手い。]
どこかおかしくないか。
[野菜にも手を伸ばしながらそう問いかける。]
(537) 2013/05/12(Sun) 15時半頃
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そう。…チィは怖くて 泣いてるかもね。
[揶揄めいた軽口を叩いてみるものの、 いつも以上に気怠く間延びした調子になった。 頭の奥も、少し痛む。
椅子の背にだらしなく凭れ掛かり、 何事もないと言うドリベルに頷いてみせた。
それは何よりの朗報。]
良かった。何事も無いといいね。ずっと。
[知らないうちに体温が上がっていた体が重い。 疲れのせいかと気にはしていないが。 額に触れてくれる手がひんやりと心地良くて。 ドリベルの手を取り、頬を摺り寄せた。]
(538) 2013/05/12(Sun) 15時半頃
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[レシピは常に必要最小限で作ってある。 余計なアレンジや冒険をしない方がいい、と自分の味覚を よく知っているからこそなのだが。
今日は妙に味が違う気がした。
味では無く、聴覚も、妙に過敏になっている気がする。
この程度のアルコールで酔う様な鍛え方はしていない。
ただ酷く神経が過敏になっているような鈍い様な。
そんな中で主の呼び声>>535だけがはっきりと聞こえた]
はい。 どうかなさいましたか?
(539) 2013/05/12(Sun) 15時半頃
|
|
[斧腹に深く彫り刻まれた装飾は、風を奏でるためのもの。
大きく振るえば、低い音を響かせる。 素早く振るえば、高く、澄んだ音を奏でる。
一度は諦めた、風の音。 それを、もう一度感じさせせてくれた弟に、感謝と、秘めた想いを込めて、今までは唱っていた。
けれどもう、想いを隠す必要などない。]
─── ───……♪
……───♪
[奏でられる風歌は雄々しく、そして優しく。 おそらくは、今まで聴いたことがないほどに、歓びに満ちた歌声で。]
(540) 2013/05/12(Sun) 15時半頃
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……我が君は何か感じられているのですか?
[いつもは姿勢正しく座っているが、様子がおかしそうだった>>537 弟子との修行はいつものペースで、豚の解体や腸詰の作業が あったとしてもそれ位で揺らぐような主では無い]
我が君…今日は早くお休みになられた方が……。
[そう言って立ち上がると、確かに自分も僅かにめまいを感じる]
…可能性としては…薬の効能の1つかもしれませんね。
(541) 2013/05/12(Sun) 15時半頃
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[>>539表面上は何もないように見える。 それならば杞憂かと思うのだが。]
なんというか、世界が回っているような。 酒に酔ったらこうなるのだろうか。
[強いアルコールで出来た薬ならば、まだ納得はした。 舌に感じたのはそうではなさそうな苦味。]
……眠い。
[叶うならこのまま机で寝てしまいたい程。]
(542) 2013/05/12(Sun) 15時半頃
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………。
[薬の作用の可能性はある。 めまいを訴える主>>542に、ではお休みになられてはと 声を掛ける前に眠気が訴えられる。
もしかしてこのまま目覚めないのかもしれないと 僅かな恐怖を感じながら主へと近付いた]
ではもう今日は休みましょう。 色々あってお疲れなのです。
[そう言って手を差し出す。 足元がおぼつかぬほどなら肩を貸して寝室へと運ぶのだが 自分も多少めまいがするので、しっかり運べるかどうかは怪しい]
(543) 2013/05/12(Sun) 16時頃
|
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[重い武器は、体力をどうしても奪うから、そう軽々と扱えない。 だから、戦う時は、無駄のない動きを心がけている。
大きく振るって、一撃の元に敵を倒せるよう。 素早く振るって、一撃を確実に叩き込めるよう。
攻撃の一つ一つが重い。 そしてその度に、力強く、繊細な風の音が傍にあった。]
…………。
[風と兄の歌声が聞こえる。 奏者は自分。この瞬間はいつも、共鳴出来ている気がして、心地よく感じていた。
今までと比べて、ずっと美しい歌を聴いていたくて、何度も振るう。]
(544) 2013/05/12(Sun) 16時頃
|
|
……そろそろ、戻ろうか。
もう……いいか?
[夢中になりすぎて、息切れを起こした頃。 額の汗を拭いながら、戦斧の先を地に着けて問いかける。
名残惜しいが、いつまでもこうしているわけにもいかない。]
(545) 2013/05/12(Sun) 16時頃
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|
[汗はもう流していたし、寝てしまっても問題は無い筈だ。 しかしまだ起きていなくてはならない気もする。 差し出された手を掴んで何とか寝室にたどり着いても その思いは変わらず、しかし身体は言うことを聞かない。
結果トルドヴィンを引っ張りこむようにしてベッドへ倒れた。]
トルドヴィン も。
[このまま休んでしまえば良いだろう。]
(546) 2013/05/12(Sun) 16時頃
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しっかりなさって下さい。 サミュエル様に笑われますよ。
[ぐずる子供の様だと呆れながらも、自分も気を張っていないと 倒れそうだった。 だからベッドに辿り着いた安心感から油断して 引っ張られるままにベッドに倒れてしまう]
……片付けが……。
[あります、と きっぱりと起き上がれないのは薬のめまいのせいだろう]
(547) 2013/05/12(Sun) 16時頃
|
|
『 ───♪
慈しみ深き 御手に委ね
この身も心も 日々の糧も
共に生くる 愛する者も
与えられし すべてを 心から
心の底より 深く 強く 』
[風を受け、愛する者の熱を柄に……両手に感じながら、斧は唱う。 今まで奏でた、どんな風より美しく。
できることなら、このままずっと、歌い続けていたかった。]
(548) 2013/05/12(Sun) 16時頃
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───。
[やがて歌が終わる。 戦斧の先、足が地に着けられたのを感じれば、また緩やかに、人の姿へと変わる。]
………ん。
ケヴィン、ありがとう。
[両手はまだ、弟の手を強く握ったままで。 満ち足りた笑みを向け……]
……ありがとう……
[凭れるように、身を寄せる。]
(549) 2013/05/12(Sun) 16時頃
|
|
[>>547サミュエルにはこんな姿見せない。]
トルドヴィンだけだ。
[だらしない姿も、情けない姿も見せるのは。 全てを見せても構わないと腕は彼を捕まえたまま。 多少狭いが、幸い二人共細身だから 眠るには問題は無い。]
(550) 2013/05/12(Sun) 16時頃
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|
…こんなムサいのから、どんな仕掛けで、 あんな綺麗な歌が奏でられるんだろうな?
[ものすごく遠回しに歌声を褒めている。]
……覚えている。 兄さんの歌声を。 例え兄さんを扱えなくなっても、兄さんが歌えなくなっても。
今夜のことは……、いつまでも。
[目を伏せて、両手を握り返した。]
(551) 2013/05/12(Sun) 16時半頃
|
|
当然です。 もっと指導者でもある威厳を持って下さい。
[他の者にこんなみっともない風態を晒されてはたまらない。 そんな毒舌を口にしたいが、あまり頭が回らなかった]
……我が君が布団を愛しむのが何となく判ります。
[今のこの眠気に近い気だるい感じに、ベッドは心地良い。 今迄こんなだらしない事を口にするのも恥じだったが。 引き締めると言う考えは浮かばずに、主の腕すら解かなかった]
(552) 2013/05/12(Sun) 16時半頃
|
|
[>>552見せたいのもトルドヴィンだけだが、 普段ならさっさとベッドから抜け出してしまう筈の 彼が一緒になってベッドにいるのが面白くて どことなく幸せな空気のまま、うとうとしている。]
愛しいのはトルドヴィンもだ。
[布団もこよなく愛しているけれど、それとは別の話。]
(553) 2013/05/12(Sun) 16時半頃
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……それは褒めているのか、貶しているのか、どっちだ。
[ケヴィンの肩口に顔を埋めたまま、苦笑を漏らす。]
(554) 2013/05/12(Sun) 16時半頃
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[幻聴>>553かと思わず顔を上げた]
キリシマ様……今……。
[愛しいと言わなかっただろうか。 薬を飲む前なら一蹴して起き上がり、 寝言は寝てからにして下さいとでも言っただろう]
……私も……。
[だがくらくら揺らぎ、纏まらない思考がぽろりと本音を漏らした]
(555) 2013/05/12(Sun) 16時半頃
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|
私も、忘れない。 もしもう二度と、唱うことができなくなっても。
───忘れない。
[そう、耳元で囁いてから、唇を寄せる。
傍から見れば、満天の星の下で厳つい男二人が抱き合っているという、目と正気を疑いたくなるような光景かもしれない。 けれど、いま耳に届くのは、夜風が草木を揺らす小さなざわめきと、耳触りの良いケヴィンの声と、心臓の音ばかり。]
(556) 2013/05/12(Sun) 16時半頃
|
|
もう一度か?
[>>555普段ならこんなに沢山話さないのに、 薬のせいで秘めていたことを口にしている気がする。]
いつか伝えようとは思っていたが。 愛、してる。
[今はうずたかい壁も感じないから、言えた。]
(557) 2013/05/12(Sun) 16時半頃
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|
[触れ合った唇がすぐに離れるのが惜しくて、 しばらく重ねあわせて。
薄っすらと目を開けると、背を叩く。]
……戻ろう。 夜風に当たり過ぎると、風邪を引く。
[家に帰ったら、向きあわなければならない。 忍び寄る病と。副作用の生じるかもしれない薬と。]
……大丈夫だよ、俺たちは。大丈夫。
[一度、強く抱きしめると、体を離す。**]
(558) 2013/05/12(Sun) 17時頃
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|
キリシマ様……私は…。
[ライマーとしてラーマとしてではなく。 もう一度落とされた言葉に 思わず主に首に手を回し抱きしめ返していた]
他の誰より何より幸せなラーマです。
[私と戦い砕けたラーマに申し訳ないと 言う気持ちすら持てないほど、今は主でいっぱいになっていた]
(559) 2013/05/12(Sun) 17時頃
|
|
[腕の中にトルドヴィンを閉じ込める。 もう離せないし、離すつもりもない。]
ならば私は誰よりも幸福なライマーだ。
[軽く頬を寄せながら、トルドヴィンの体温を感じる。 過去に壊したラーマにはこんな思いは抱かなかったから、 特別なのは、彼ひとりだけ。]
(560) 2013/05/12(Sun) 17時頃
|
|
[狭い寝台の上で抱き合う姿は、 少なくとも今日の昼までは想像すらしなかっただろう。
だがこれは現実だと、強い腕と体温と名を呼ぶ声が教えてくれる]
はい…。
[溢れる思いはありすぎて、言葉に出来ずただ頷いた**]
(561) 2013/05/12(Sun) 17時頃
|
|
[ここまでのキスは、触れるだけのものばかりだったけれど。 長い口付けの途中、僅かだけ、躊躇いがちに舌を伸ばした。
唇がやがて離されれば、名残惜しげに吐息を漏らして。]
……。 ん、戻ろうか。
黒玉病が防げても、風邪をひいてしまったら洒落にならない。
[迫り来る不治の病。 ひとりでは、きっと向き合うことなどできなかった。 けれど今なら、真正面からしっかりと向き合える。]
………そんなこと、当たり前だ。
[抱き寄せられれば、仄かな熱と、汗の匂いを感じた。 身を離されても、腕は、しっかり掴まえたまま。 振り払われたりしない限り、家まで、身を寄せて歩くつもりで。]
(562) 2013/05/12(Sun) 17時頃
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[あの薬は素直になる薬だったのかもしれない。 そんなことすら考えながら腕の中の幸せを抱きしめて、 とろとろとまどろみの中に落ちかける。]
なあ、トルドヴィン。
[目が覚めたら、もっとあれこれ話せば良い。 腕の力は緩めないまま、暫くはそうしているつもり。]
(563) 2013/05/12(Sun) 17時半頃
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─ 自宅 ─
[家に着くと、軽い空腹感と、そういえば夕食をとらずに眠ってしまっていたことを思い出した。]
何か、軽く食べられるものを用意しておくから、ケヴィンは汗を落としてくるといいよ。
[パンは、作りたてがまだ残っている。 スープもまだ沢山あるから、温めればすぐ食べられる。 ついでなので、鹿肉も、たっぷりの香草とワインと一緒に、別の鍋で火にかけておいた。]
おまたせ。
[温まったスープを皿に盛ると、ケヴィンと、自分の前にひとつずつ置く。 テーブルの上には相変わらずあの薬瓶が置かれていたが、今はそれが視界に入っても、大して気にはならなかった。]
(564) 2013/05/12(Sun) 17時半頃
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[そして食後。 片付けを終えたテーブルの上に、ふたつの薬瓶だけが並ぶ。]
……見つめていたところでどうにもならないし。
飲もうか。
[そう言って、片方の瓶に手を伸ばし、蓋を取る。 においを嗅いでみたが、今までに嗅いだことのないにおいで、どう表現すべきかと顔を顰めた。]
………… ケヴィン、飲ませてあげようか?
[瓶を傾け、薬を口に含む前。 弟をちらりとだけ見て、笑い、冗談とも本気ともつかぬ言葉をかけたろう。
さて結局、どうやって飲んだのかはさておいて───]
(565) 2013/05/12(Sun) 17時半頃
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ホレーショーは、飲んだ薬の効果は1(0..100)x1
2013/05/12(Sun) 17時半頃
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[当てた手を頬へ移される。 掌に触れる頬と、甲に感じる手はどちらも熱く、 返る声はいつもより更に張りがなかった。]
…………。
[薬の副作用のことが頭をよぎったが、 同じ時に飲んだ自分にその兆候はない。 いつ頃薬の効能や副作用が表れると彼らは言っていたか。]
……先に…休んでください…。 ここは…僕が片付けておきますから……。
[体温が高いのは不良からか眠気からか。 どちらにせよ寝てもらうのが一番だろうと、 寝室へと押し込むべく立ち上がらせようと。]
(566) 2013/05/12(Sun) 17時半頃
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んー……
[小さく呻く。 目を開ける前に、漂ってくる柑橘の香りに唇を開く。>>439]
ま、まれーど?
[つぶやいた声が枯れていて、喉もひりりと痛かった。 思わず喉に手を当ててから、ようやく目を開ける。
寝起きでぼんやりしていた頭がはっきりしてきて、 椅子の上にいることと、毛布をかけられていることに気がつき。]
……
[なにが起きたか思い出して、毛布を口元まで引っ張り上げる。]
(567) 2013/05/12(Sun) 18時半頃
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[くん、と毛布の下で鼻が動く。 漂うのはマーマレードだけではなく、パウンドケーキの匂い。>>481
ぐぎゅる、と腹が鳴る。 身体は欲求にずいぶんと正直だと苦笑いしてから、毛布を身体に巻きつけ、立ち上がった。
もちろんいく先は、彼のところ。]
ジェームス、水ちょーだい。 あとケーキ、食べる。
(568) 2013/05/12(Sun) 18時半頃
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トレイルは、ごほりと小さく咳をした。**
2013/05/12(Sun) 18時半頃
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いいよ。朝起きて一緒にやろう。
[怠さはあるものの珍しく眠気は遠かったが、 寝台が恋しい気持ちは大きくて。 ドリベルの腕に支えられ立ち上がろうとして、 ぐらりと上体が傾きその場で大きく蹌踉めいた。 もつれかけた脚が床を蹴る派手な足音。
傍らのドリベルの腕を掴み、握り、 彼に寄りかかるようにして寝室へと動く間も ふらふらと頼りない足取りが続く。]
ドリー。傍に居てよ。このまま。
[シーツの上へ腰を下ろし、熱っぽい顔付きで彼を呼ぶ。 腕を掴む手に力はほとんど入っていない。 片付けを…と台所へ戻るなら無理には引き止めない。]
(569) 2013/05/12(Sun) 18時半頃
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熱い湯だね、了解っ あ、いや……じょ、冗談だからっ
[冗談を真に受けられて、>>503さっと頬を赤く染めた。
そうだった。 攻芸に冗談が通じるわけがなかったと、内心焦りつつ。]
うん、……誰も、かからないといいね
[村を案じる言葉には、 少しの間の後に、頷き返えした。]
(570) 2013/05/12(Sun) 18時半頃
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[食事をしながら 攻芸が、手料理を口に運ぶ様をじっとみる。 美味しい? これはね、あれはね。 料理の詳細を語って、きまって返ってくる相槌。
美味しいと言ってくれたら、 反応を返してくれたら、
嬉しいけれど、 今は、食べてくれるだけで十分幸せだった。 それを申し訳ないと思われてるなんて、
それを知ったら、もっと幸せかもしれない。 これ以上望むことは、しないけど。
そうしていると、ぼろぼろとご飯粒を零すから 頬のもぬぐおうと手を伸ばせば、]
(571) 2013/05/12(Sun) 18時半頃
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[ガチャン。 と響く、椀が落ちて割れる音。>>509]
っ、!!
[届く前にとは止まって、 二人して、少しの間沈黙していた。]
そ、……か、疲れてるのかもね
[少しだけ、気まずい気分になる。 いつかもこんなことがあった気がするけれど。 触られると、びくついてしまうのは、自分も同じ。
責めることも、問うこともしなかった。 指を切ったようにも見えたけれど>>510、 なんともなさそうだったので、声を掛けそびれてしまった。
それから、気を取り直すように、伯父の墓参りに誘った。]
(572) 2013/05/12(Sun) 18時半頃
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親不孝、か。
[>>515それは、俺も同じかな。と小さく笑い。 筍ご飯の最後の一口を口に放り込んだ。]
俺も、色々と報告したいことあるしね 伯父さん、喜んでくれると嬉しいけど……
[我が子を上手く仕えこなせないのが、ライマーで むしろ怒られるんじゃと、内心思っていたが、口にはしない。
食器を持って、攻芸の後を追い流しに置いた。]
それじゃ、洗いもの宜しく 俺は、風呂の準備してくるからっ
[台所から立ち去ると、入り口近くに置いてある 壺を二つ抱えて、家を出た。]
(573) 2013/05/12(Sun) 18時半頃
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[井戸で適当に水を汲めば、 器用に片手ずつで持ち上げて、自宅まで持って行く。
他の人たちに比べれば、力は弱いけれど、 この程度はなんなくこなせていた。]
ただいまー
[水汲みに、そんなに時間はかからなかっただろう。 帰宅すれば、器用に足で扉を開いて、 風呂場の桶に水を灌ぐ。
さて、火を起こさなければと、家の裏手で 湯を沸かす準備を始めた。
薪を一つ、二つ、……]
(574) 2013/05/12(Sun) 18時半頃
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[ケーキが焼き上がったので、さて夕食の仕度をしようか……などと考えていると。 主の声>>568がして、表情を綻ばせた。]
ケーキ、召し上がりますか? 夕食の仕度もしてしまおうかと思うのですが。
[水を差しだしながら、問いかける。 ケーキの匂いに気付くあたりは、流石だなと感心しながら。]
(575) 2013/05/12(Sun) 18時半頃
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[ふとトレイルの方に視線を向ければ、僅かに気恥ずかしさがこみ上げるも。 それ以上に満ち足りた気持ちとなり、笑みが零れるのだった。]
……お体は、大丈夫ですか?
[無理はさせていないだろうか、と心配しながら。 小さな咳を耳にすれば、不安そうな表情を浮かべた。]
(576) 2013/05/12(Sun) 18時半頃
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――台所――
[洗い物を終えた頃合に、チアキが帰ってくる。 先ほどの話など無かったかのように、 いつもと同じ調子の声>>574が聞こえ、ほっとする。]
………。
[>>572疲れているのだろうと労った時のそぶりは、 明らかに気を使っているような様子だった。
ラーマが主人に気遣う事はあれど 主人にラーマが気を使わせるとは、なんと情けない事か]
(577) 2013/05/12(Sun) 19時頃
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――住居裏手にて――
………。
[皿を拭き終え、壊れた引き戸を開けて外に出る。 風呂のある辺りの丁度裏側へ出ると、 チアキが薪をくべているのが見えた。
足音を殺すわけでも無く、其方へ歩み寄る。*]
(578) 2013/05/12(Sun) 19時頃
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[家の裏手で、薪をくべていると 近付いてくる気配>>578、馴染んだそれに警戒することはなく、 そのまま作業を続けていた。
小さく名を呼ばれて、振り返り。 少し言葉を交わせば、手伝ってくれて、 一緒に何ができることを喜んでいた。]
(579) 2013/05/12(Sun) 19時頃
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[だけど、ちょっといやかなり。 くべすぎているような気がしなくもない。]
こ、攻芸ストップ! これくらいで大丈夫だと思うよ 火を見てるから、先に入ったらどう?
[疲れているでしょ?と先に入ることを薦めてみた。]
(580) 2013/05/12(Sun) 19時半頃
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―村長家付近― [兄と共に、ふらりと村の中を彷徨っていたが これ以上は人に会えぬだろうと、村長の家に帰ってくると 先ほど、言葉を交わしたライマーと、そのラーマに出会う。>>448
仕事用の顔だけど、やはりどこか落ち着かなくて 兄の背に隠れる様に様子を伺っていた。
そして、薬を手渡せば、小さく会釈をしてから屋敷の中へ**]
(581) 2013/05/12(Sun) 19時半頃
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− 夜・寝台で −
[主の腕の中>>563、ただ主の声と鼓動と体温を感じていた。 ただ名前を呼ばれるだけだったが、それで充分だった]
はい。
[呼ばれる度に主を見上げる。 眠そうな瞼に、そっと手を添えて]
お休みなさいませ。
[薬以外が齎すだけではない、心地良いまどろみ。 主の腕の中で静かに時だけが過ぎて行った]
(582) 2013/05/12(Sun) 19時半頃
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[>>579言葉少なに話を交わした後は、無言で薪を入れる。
考え事をしていると、色々抜けるのは悪い癖だ。 だから雑念が入らないように心がけているのだが、 そんな修行も結果に結びついていない様子。]
……あ。
[>>580チアキに制止をかけられた所で、はっとする。 普段なら目分量の事を考えながら行動するのに。]
そう、だな。 先に入らせて貰う。
[首を縦に振り、立ち上がる。 玄関の方へ向かう足取りは、けして軽くはない。 疲れている状態にも見えるかもしれない。]
(583) 2013/05/12(Sun) 19時半頃
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[静寂の中、届くのは、主の声と呼吸音と鼓動と、風の唄>>548]
(584) 2013/05/12(Sun) 19時半頃
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[それが最後に聴いた音]
(585) 2013/05/12(Sun) 19時半頃
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うん、ゆっくりしておいで
[頷き、表に向かう足取りが重いように見えて>>583 疲れているのだろうと、優しく声を掛けた。
さっきから、色々と考え込んでいるようにも見えて、 少しだけ心配だったけれど。
元来、悩みごとの少ない性質だから、 彼が何を悩んでいるのか、察することは難しかった。]
(586) 2013/05/12(Sun) 19時半頃
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――風呂場――
[脱衣所で道着を脱ぎ、身体を流してから湯船に浸かる。 ……いつもよりも湯温が熱い。
本来は金属なのだから、もしかして溶けるのでは?]
………そんなはずは、ないよな。
[己の腕を掲げてみる。 修行でついた傷跡は、そのまま残っていた。 そして当然、溶け出すなんて事もあるわけがない。
食事をして、排泄をして、風呂にも浸かりたくなる。 常に武器の形状をしていれば、手もかからないのだが。]
そうであれば、どんなに良かったか。
[こんな考えも、起こらないのに。]
(587) 2013/05/12(Sun) 19時半頃
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[このままじゃ、熱いかなと 火の強さを弱くしようと、いくつか薪を掻き出して、
丁度良くなればいいのだけどと考えていた。 大分、弱火になったのを確認すれば、 あとは自然に消えるのを待つ。
ぱんと膝の汚れを払うと、攻芸が出てくるのを待つために 家の中へと戻った。]
(588) 2013/05/12(Sun) 20時頃
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[風呂に入る準備をしてから、 出てくるまでに明日の朝食の下準備をしておく。
朝は、いつも野菜スープとケヴィンのパン。 質素に見えて、個人的にとても気に入っている組み合わせだ。
栄養もあるし、パンは美味しいし、最高だと 野菜スープの味は、毎日少しずつ違うけれど、]
(589) 2013/05/12(Sun) 20時頃
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[下準備が終われば、寝室へ 簡素な寝床に突っ伏して、少しだけ、うとうとしていた。
今日は、色々な事があったと、脳裏に過ることだ沢山ある。 だけど、一番に頭の中を占めるのは、攻芸の事で、
薬の話をした時のことを思い出して、赤面して 一人でじたばたとしていた。]
(590) 2013/05/12(Sun) 20時頃
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[>>588湯温が少し下がれば、はうと息を漏らす。 恐らく、チアキが気を使ってくれたのだろうか。 手伝った事自体が台無しになってしまって、情けない。
不思議なものだ、温度は下がったのに今は体温の方が熱い。
のぼせそうになった所で、湯船から出る。]
(591) 2013/05/12(Sun) 20時頃
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夕食? もうそんな時間? じゃー、先に夕食しようかな……
でも一口だけケーキちょうだい。
[ジェームスの言葉>>575に少し迷いつつも 家中に漂う香りは抗いがたいものがあって 行儀は悪いのは承知してリクエストをしてみる。]
(592) 2013/05/12(Sun) 20時頃
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[水>>575で喉をうるおしてから軽く咳払いをする。 先ほどよりは痛みもなくなっていて 安心させるように、ジェームスの頭を撫でた。]
ん、だいじょーぶ。ちょっと枯れただけ。 身体は……まあ、修行の所為かかねえ。
[動ける程度には元気だったので、 へらりと笑いながら少しだけ誤魔化して返した。]
(593) 2013/05/12(Sun) 20時頃
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あ、……
[風呂場から出てくる音が聞こえて>>591 慌てて、タオルなどを抱えて、立ち上がった。
頬がまだ、熱い。 さっとふりにでも入って、落ち着いて来ようと歩き出した。]
(594) 2013/05/12(Sun) 20時頃
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[腕から力が抜けた。 いよいよ体も熱く、頭が少し朦朧とする。 心地良い眠気に包まれる幸福とはまるで違う、 脳の奥がぐらぐらと揺れて意識が沈むようで。
たまらず寝台に寝そべり、 重い瞼を伏せた。
それでも何度か繰り返す瞬きの合間に ドリベルの顔を見る。]
ドリー。あの、さ、
[言いかけた言葉は途中で途絶え。
舌の根の動きに違和感があった。 重く硬くいつものように自在に動かない。 心なしか、言葉の響きも不明瞭な気がする。]
(595) 2013/05/12(Sun) 20時頃
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……エル!?
[立ち上がった途端に崩れかけた上半身を支える。 寄りかかる体重に一緒によろめきそうになり、 なんとか堪えた。
少し前まで普通だったのに。 支える手に力を込めて、サミュエルと共に ゆっくりと寝室まで歩く。]
……います。このまま。
[望まれれば、すぐに頷いた。 食卓に残された皿と比べるべくもなく。 何より彼の様子に、側を離れたくないと。
弱々しく掴まれた手を、 こちらから、しっかりと握りしめた。]
(596) 2013/05/12(Sun) 20時頃
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|
[湯船から出る音で、 もうすぐ出てくるだろうなと思い、風呂場の前に立つ。]
……攻芸? 大丈夫、熱くなかった?
[出てくる前か、後か。そんな風に声を掛け]
(597) 2013/05/12(Sun) 20時半頃
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チアキは、なにやら、そわそわしながら風呂場の前で立っていた。**
2013/05/12(Sun) 20時半頃
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[サミュエルが寝台に横たわるのを助け、 手を握る反対の手で髪を撫でる。 ゆっくりとした瞬きは、いつもより随分と重く見えた。]
……はい。
[紡がれかけた言葉に、続きを待つ。 少し途切れがちなのは眠りに落ちる前だからと、 サミュエルの中の変化には気づかない。]
(598) 2013/05/12(Sun) 20時半頃
|
|
[トレイルの言葉>>593に、苦笑いを一つ。]
修行の所為、ですか。 そちらもまたお相手いたしましょうか?
[悪戯っぽく笑いながらも。 そっと腰に手を回し、頬に唇を寄せた。]
(599) 2013/05/12(Sun) 20時半頃
|
|
では、すぐに食事の用意をしますので、 食べて待っていてください。
[トレイルの前に切り分けたパウンドケーキと紅茶を並べ、自らは台所へ。 鹿肉のソテーと腸詰と野菜を入れたスープ、チーズのパンの夕食を手早く用意するのだった。]
(600) 2013/05/12(Sun) 20時半頃
|
|
[竹椅子へ座し、身体の火照りを冷ます。 これならば水風呂でも良かったかもしれない。
暫しあって立ち上がり、 椅子や床を、桶で湯船からくんだ湯で流す。]
……あ、
[急がないと、そう思っていた矢先―― 浴室の戸越しに声が掛かった>>597。]
すまん、すぐ出る。
[片付けを終えて、戸を開けた。*]
(601) 2013/05/12(Sun) 20時半頃
|
|
…これ、いいね。気持ち良い。 もっと。
[一度途切れた言葉の続きは胸の奥へしまいこんで、 髪を撫でてくれる手の心地良さに目を細めた。 喉を鳴らして懐く猫めいた仕草で ドリベルの手に擦り寄り、強請る。]
不思議だね。こういうの。 ずっと、一緒に居たのに。
こんなに近くに居るのは はじめて。
[触れ合う箇所の多さなのか。 精神的な変化によるものなのか。 何にせよ、3年間で培った ライマーとラーマの関係とは異質な距離感から。
小さく独り言のように、呟いた。]
(602) 2013/05/12(Sun) 20時半頃
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|
そ、修行のせい。 先生、お手柔らかにね?
[ジェームスの言葉>>599にくすくす笑っていると 腰に手が回されて、優しく抱き寄せられる。]
(603) 2013/05/12(Sun) 20時半頃
|
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用意された紅茶とケーキをつまみながら>>600 夕食の準備をしているジェームスを見つつ
視線は――棚におかれている瓶へと向けられた。 ジェームスがすでに調べたとは思わず>>482 近寄ってそれをじっと見つめた。]
(604) 2013/05/12(Sun) 20時半頃
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|
俺の修行は厳しいですよ。 言うまでもないかもしれませんが。
[腕の中の温もりから離れるのを惜しむかのように、額を寄せる。]
(605) 2013/05/12(Sun) 21時頃
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|
[食事の仕度を済ませ、テーブルへと皿を運ぶ。 トレイルが瓶を調べていることに気付けば>>604 僅かに眉を寄せた。]
……薬効のほどはわかりませんが。 副作用は、それなりに強くありそうな気がします。
もし、トレイル様が飲まれるのなら、俺が先に試して――…、
[そこまで言いかけて、口を噤んだ。]
(606) 2013/05/12(Sun) 21時頃
|
|
―脱衣所―
あ、ご……めん、 急かしちゃった……かな?
[出てくる攻芸>>601 裸なんて、見慣れているのに、今は妙にどきまぎしてしまって、 声を震わせながら、言葉を交わして、
気を紛らわる為にも風呂に入ろうと、服に手を掛けた。]
(607) 2013/05/12(Sun) 21時頃
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[薬を飲むべきか飲まないべきか。 飲んで効果がある可能性は五分五分、または不明。 副作用が出る確率はかなり高い。
発症すれば確実に死に至る病ならば十分意味はあるか。
飲むか、飲まないか―― 少し前の自分ならきっと、間違いなく、飲んだのだけど。 だって死体が残らないなら、ラーマになれるとも思えなく――]
(608) 2013/05/12(Sun) 21時頃
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|
……え?
[食事を運んできたジェームスが言った言葉に>>606 眉を寄せて振り返る。
何を言っているんだ、と言いかけて それがジェームスだったと思いながら視線を再び瓶の方へと。]
(609) 2013/05/12(Sun) 21時頃
|
|
いや……意味ない、と思うよ? ラーマと人じゃあ、副作用の出方が違う可能性も大いにあるし。
[だから試さなくていいよ、と。 いつもより少し強い口調で言った。
視線を戻した時にはもう、どうするかは決めていた。]
(610) 2013/05/12(Sun) 21時頃
|
|
[続いた言葉は、名前を呼ばれた時にのものと 少しずれているように思えたが。 飲み込まれた言葉の先は知らぬまま。]
……そうですか?
[小さく笑って、手を動かす。 時折髪に指を差し入れて遊びながら、梳かすように。]
……嫌でなければ、これからも。いくらでも。
[手を握る儀式は最初は慣れないものだったが、 いつしか慣れて欠けてならないものとなっていて。 十分と思っていたそれが、 こうしていると満足できなくなりそうで。]
(611) 2013/05/12(Sun) 21時頃
|
|
――脱衣所>>607――
いや……、 すまん、考え事をしていたら長湯してしまったらしい。
悪かったな。
[バスタオルで頭を拭いながら、 一度だけチアキを見て首を横に振る。
チアキの声が震えているのは、何故だろう。]
(612) 2013/05/12(Sun) 21時頃
|
|
[悩んでいる様子のトレイルを、じっと見つめる。 主がどのような結論を出すにせよ、それを受け入れようと。 眉を寄せたその表情>>609に、やはりそうなるかと思いながらも。
口にした言葉は、本心であった。 己が検体になるならば、と。]
(613) 2013/05/12(Sun) 21時頃
|
|
[だが、その申し出も主によって棄却された。>>610]
……トレイル様は、どうなさるおつもりなのですか……?
[微かに震える声で、問うた。]
(614) 2013/05/12(Sun) 21時頃
|
|
[腰にタオルを巻くと、 さくさくと、衣服を脱いでいく。
背中や腕、足にあるのは、修行でできた細かな傷。 たまに打ち身もあるけれど。
4年前の傷は、殆ど治っていて、新しいものばかりだった。 ただ一つ、右肩に歪に残る牙の痕。 今も時たま、あの日のことを思い出させるかのように、 鈍く疼くことがあるけれど、痛みはないし、 別に女の子でもないので、傷痕については気にしていなかった。
肌を晒すことに抵抗はないけれど、 色々過るものがあって、あたふたとしつつ。 足早に、浴場に入って行った。]
(615) 2013/05/12(Sun) 21時頃
|
|
[また、何か考え事をしていたらしい>>612]
悩みがあるなら、聞くよ 役に立つかはわからないけど……!
あ、あとでねっ!
[内心を悟られまいと、微妙に明るい声を掛けて 逃げる様に浴場へ>>613]
(616) 2013/05/12(Sun) 21時頃
|
|
[真顔で思案に沈むことしばし。 顔をあげて、瓶を一つ、摘まんだ。]
そう、だね。 俺は飲もうかな。薬。死にたくないし。
ジェームスはやめとこーよ。 だって――俺に効かなかったら、 ジェームスだけ残して死ぬのは嫌だもの。
[らしからぬことを言っている自覚はあった。 それでも、そう言えばきっとジェームスは薬を飲まないだろうし 自分が薬を飲むのを止めないだろう。]
(617) 2013/05/12(Sun) 21時頃
|
|
[自分が飲まずに病気にかかったら、飲ませておくべきだったとジェームスは悔やむだろう。
飲んで副作用が出たら、飲ませるのではなかったと悔やむだろう。
だから自主的に飲む。それだけのこと。
副作用は身体の一部の硬化。 ラーマであるジェームスには命取りになりえる可能性もある。
そして――ジェームスが飲んで、彼だけ命拾いをしても、彼はきっと傷つく。 だからやはり、飲まないほうがいい。
完全に身勝手な思いだったので 一つだけ手にした瓶を無言でゆるく振った。]
(618) 2013/05/12(Sun) 21時頃
|
|
……もっと、エルの近くに、
[行きたい、と。 零れた言葉に自分で目を見張った。
ラーマとして行き過ぎた願望は、 少し緩んだ空気に、蓋が外れて出てきたものか。**]
(619) 2013/05/12(Sun) 21時頃
|
|
[>>616逃げようとする手首を掴む。 身体に篭った熱はむしろ、一気に引いている。 確かめておきたい事があるからだ。]
――――――?
[問いに答えた後、解放するだろう。*]
(620) 2013/05/12(Sun) 21時頃
|
|
[トレイルの話>>617に、じっと耳を傾ける。 主の言葉を聞けば、躊躇いながらも頷いた。]
……貴方がそうおっしゃるならば。
[副作用がどの程度出るのか。 自分が罹った時、共鳴したりはしないか。 そのような心配は、常にあった。
だが――己の考えよりも、優先すべきは主の意思。]
(621) 2013/05/12(Sun) 21時半頃
|
|
[瓶を振る手を眺めながら。>>618 強く、拳を握りしめた――。]
(622) 2013/05/12(Sun) 21時半頃
|
|
―草原―
兄さん……歩き辛い。
[それでもこういう時、文句を言いながらも弟は振り払ったりはしない。若干ぶっきらぼうな言い方なのは、伸ばされた舌に動揺したからで。手のひらに汗をかいているのが知られてしまいそうで、早足気味だった。>>562]
(623) 2013/05/12(Sun) 21時半頃
|
|
[手の動きにあやされる。 思い返してみればこんなふうに誰かの傍で 寛いだ心地になった事などあっただろうか。
母の手の温もりは遠い記憶の彼方。 思い出す事も叶わないほど遠く遠く。]
これから。うん。これから。ずっと。
[不思議なもので。
ライマーとして握ったドリベルのグリップは いつだって硬く冷たく安定をもたらした。
しかし今触れる彼の手は暖かく柔らかで、 熱に浮くようにふわふわとした意識も併さり 胸の奥がくすぐったく、騒ぐ。]
(624) 2013/05/12(Sun) 21時半頃
|
|
うひゃっ
[逃げようとすれば、手首を掴まれて>>620 びくりとする。今の気持ちを悟られたらと思ったけれど、
問われる言葉に、一度視線を外して、小さく答えた。]
(625) 2013/05/12(Sun) 21時半頃
|
|
―自宅―
ああ、ありがとう。
[兄の心遣いに素直に甘えることにして、風呂場に行く。 ざっと頭から水を被って、簡単に汗を流した。
タオルで顔を拭きながら出てくれば、スープと鹿肉の匂いが漂っていた。]
……うん。食べようか。
[手をあわせ、置かれたスープに手をつける。 美味しい食事に、しばし舌鼓を打った。]
(626) 2013/05/12(Sun) 21時半頃
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…………うん、これは俺の意思。 俺の、命令、ね。
[結果がどうであれ、愛しい人がなるべく後悔しないように、と それだけ考えて導いた結論だった。
ジェームスが逆らわずに従ったのには>>621内心、ほっとする。]
だからさ、ジェームス。 俺がライマーとしてやっていけなくなっちゃっても ……側に、いてね。
(627) 2013/05/12(Sun) 21時半頃
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…………。
[手首を掴む力は強くしすぎないように意識するも、 けして軽く解けるような筋力ではない。
こういう事に己の力を使うのは狡いと思うが、 それを咎めるなら、常に長刀で居させろという話だ。]
(628) 2013/05/12(Sun) 21時半頃
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[それだけ言うと、瓶を開けた。
液体の量は少ない。 一息に流し込んで――]
……まずい。せめて甘いのがよかったな。 さ、食事をしよう?
[何事もなかったかのように笑って ジェームスの手を引いて食卓に着くように促す。]
(629) 2013/05/12(Sun) 21時半頃
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……さっさと終わらせようか。
[兄に続いて残された薬瓶を手にとった。 蓋を取って、中の液体をじっと見つめる。
じっと見つめる。
見ている。]
………は? いや、飲めるしこれくらい。
[なかなか飲まない弟の姿に、兄がからかいの言葉をかけてくる。 そう。弟は、小さい頃から苦い薬が苦手だったのである。
しかし、子供扱いされればついムキになるので、一気に口に含んだ。]
(630) 2013/05/12(Sun) 21時半頃
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あのドリーが。まさかだね。 そんな事言ってくれるなんて。
嬉しくて死んじゃったら どうしよう。
[出会って間もない頃の彼を思い出して。 少しおかしくて、笑う。小さくそっと。 もっと近くへ…と言ってくれたドリベルの顔を見上げる。]
もっと ? うん。せっかくだから。好きな位置まで。 おいでよ。
[阻むものも施錠も無く彼には開け放っている。 心とか、そういったもののだいたいを。 好きな位置までどうぞおいでと招き入れる意で 彼と繋がる手に力を込めた。]
(631) 2013/05/12(Sun) 21時半頃
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ぅ、ゲホッ、ガハッ、ゴホッ 飲めん、にが……
[口押さえて涙目。
副作用とかどうとか以前に、苦い。 吐きたい。飲みたくない。
が、意地張った手前、兄の力は借りんとコップに入った水をつかみ、喉に流し込んだ。]
(632) 2013/05/12(Sun) 21時半頃
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ケヴィンは、副作用の起きる確率は77(0..100)x1%…
2013/05/12(Sun) 21時半頃
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う……
[簡単には逃げれそうもなくて>>628観念した。 攻芸のすることで、嫌がること等あまりないけれど。
今は、ちょっと逃げ出したかった。 色々と、知られてしまうと困ることが……。]
(633) 2013/05/12(Sun) 21時半頃
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…………。
[錬金術師から渡された薬は、お世辞にも、飲みやすいとは言えなかった。 無言のままひといきに飲むと、息つく間もなくグラスの水を一気に飲んだ。 それでも、まだ口の中がひどく不味かった。
そして、弟はといえば……]
……だいじょぶ、か……?
[今にも吐き出してしまいそうな様子の弟を、口元を手で覆ったままで見る。]
(634) 2013/05/12(Sun) 21時半頃
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……もちろんです。
[トレイルの言葉>>627に、ゆっくりと頷く。 その表情に、軽さは見られない。 きっと、主なりに色々考えて導き出した結論なのだろう、と。]
俺が貴方の傍から離れることなど、ありませんから。 先にも言った通り。 壊れるその時まで、貴方の元におります……。
[目を細め、じっと主を見つめる。]
(635) 2013/05/12(Sun) 21時半頃
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[瓶を開け、中の液を飲む様子>>629には、思わず自らも喉を鳴らした。 副作用が起らねば良いと。 また、起ったとしても、少しでも軽くあって欲しいと。
そう、祈りながら――…。]
(636) 2013/05/12(Sun) 21時半頃
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……口直しに、また食事の後にもケーキを用意しましょう。
[トレイルの言葉に、そう言葉を返す。 手を引かれ、共に食卓へと向かいながらも。
紫黒の瞳は、たえずトレイルの元へと注がれていた。]
(637) 2013/05/12(Sun) 21時半頃
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………まっず。
[口を押さえて、顔を顰めている。]
……大丈夫。
[弱々しく親指を立ててみせた。>>634]
(638) 2013/05/12(Sun) 22時頃
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そうは見えないけど……。
[弱々しく親指を立てる弟を、じっと見て]
……それより。
[その手を、包み込むように握る。]
それより、何か変わったところは? 私は、何ともないみたいだけれど。
[錬金術師は、副作用があるかもしれないと言っていたけれど、まだ自分にはそれらしい兆候は現れていなかった。 そうすぐに現れるものではないかもしれないので、まだ油断はできないけれど。]
(639) 2013/05/12(Sun) 22時頃
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ならよかった。
…………でも。
[ジェームスの言葉>>635に笑いながら、 けれどその笑みは途中でこわばってしまう。
"壊れるまで側にいる"というジェームスは 自分が壊れた"後"のことはきっと考えていない、のだと思う。
だからそんなことは考えさせずに このまま過ごして欲しかった。]
……いや、いいや。
[首を横に振って、それ以上は何も言わなかった。]
(640) 2013/05/12(Sun) 22時頃
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ケーキ、二回も食べれるなんて今日はいい日だな。
[薬の苦さはかなりのもので、まだ尾を引いている。 早く味を忘れるために、スープを一口すくって口に含んだ。
幸い、まだ身体に何かの兆候はない。 願わくばこのまま――何もなく、過ぎて欲しかった。]
(641) 2013/05/12(Sun) 22時頃
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大丈夫だって……。
[思わず目が泳ぐ。>>639]
変わったところ? いや、感じられないが、今の所。
兄さんも感じないなら、よかった。
[願わくばこのまま、現れないでほしい。 微笑みを向けて、ソファへと移動しようと足を踏み出すが。]
…………、
[くらっと、意識が一瞬遠くなるのを感じて、額を押さえた。]
(642) 2013/05/12(Sun) 22時頃
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………………でも……?
[トレイルの言葉>>640に食事を取る手を止め、顔を上げる。 途切れた言葉の後には、何が続いたのだろう。 言いたくないことならば、聞き出すつもりはないが。
首を振る主の顔を、じっと見つめた。]
(643) 2013/05/12(Sun) 22時頃
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ケーキを何度も食べたいのなら、その分身体を動かさないと。 ……それをしていただけるならば、毎日でも用意しますよ。
[トレイルの言葉>>641に、くすくすと笑いながら。 あぁ、そうだ。 こんな風に穏やかな食事の風景が。他愛もない話が。 ずっとこのまま続けばいいと、そう願いながら――…。]
(644) 2013/05/12(Sun) 22時頃
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なんでもない、よ。
[じっと見つめられたのには何でもない様子を装って>>643
尋ねたくなる衝動は必死に抑え込んだ。]
えー……身体を動かさなきゃだめ? 練習はヤだなあ。 ……修行なら、考えるけど?
[それでも駄目? とジェームスに問いかける。 答えが何であってもよくて、いつものように彼との夕食をとる。
――それは、皿を片づけた後ぐらいだろうか。]
(645) 2013/05/12(Sun) 22時半頃
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[めまいが、した。]
(646) 2013/05/12(Sun) 22時半頃
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そう、ならば良かった。
[薬の不味さはともかくとして、ケヴィンにも、まだ変わったところはないようで、ホッと安堵の溜息を落とした。 ソファーへ移動しようとしていることに気付けば、隣に掛けようかと、自分も立ち上がったのだが]
……ケヴィン?
[額を押さえる弟の姿に動きが止まる。 まだ薬の味が残っているのか、ただの立ち眩みか。 そうなら良いと思いながら、背に手を当てて、表情を覗き見ようと顔を寄せた。]
(647) 2013/05/12(Sun) 22時半頃
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……だい、じょうぶだ。
[額を押さえたまま答えるも、 どこか呆けた表情を兄に見せることになる。>>647]
ただ、少し、……頭がぼんやりしてきた。
[は、と息を吐いて。よろめくように、ソファへと座り込んだ。]
(648) 2013/05/12(Sun) 22時半頃
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[視界が回る。 ぐるり、と一度で済むかと思いきや連続したので、 立っていられなくなって床に崩れるように座り込んだ。]
うっ――
[吐き気がする。 ケーキを吐き出したくなくて意地でこらえているうちに めまいも徐々にだが収まってきた。]
……じぇー、むす
[床に座り込んだまま、顔を上げられず 小声で近くにいるであろう彼の名前を呼ぶ。]
(649) 2013/05/12(Sun) 22時半頃
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[じっと、主の様子を見つめる。 その様子はいつもと同じようでもあり、違うようでもあり。 他愛もない話には、笑みを零すけれども。]
修行も、まぁ……。 どのような修行でも、全て大事ですから。
[僅かな赤面を隠すように、視線を逸らす。 このままではそちらの修行が主になりかねないと、自らを戒める。]
(650) 2013/05/12(Sun) 22時半頃
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[食事を終え、片付けをしている最中。 ふと、主の様子>>646に気付き、声をかけた。]
………………トレイル様……?
[やはり、無理をさせすぎただろうか、などと別方向の心配をしたのは、一瞬のことで。 どうやらそれどころではなさそうだ>>649と気付けば、慌てて駆け寄った。]
トレイル様、トレイル様――!
[傍らに座り込み、そっとその身体を抱き寄せる。 薬を飲んだ後での、この様子。 こみ上げるのは、嫌な想像ばかりで――…。
不安を抱えたまま、主の背を撫でた。]
(651) 2013/05/12(Sun) 22時半頃
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……すみませんね。
[おかしそうに笑われれば、少し不貞腐れたように。 出会ったばかりのあの頃は、 たしかにこんなことを口にするなんて思いもしなかった。]
……これで死なれるのは…困ります。
[言わせてほしい言葉は他にもあるのだから。 その言葉は喉の奥に溜めたまま。
おいで、と言われれば。 そのまま重なるように体を倒した。]
(652) 2013/05/12(Sun) 22時半頃
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ぼんやり……?
[不安げな表情を浮かべ、ソファーに座りこむケヴィンの頬や額に触れる。 熱はないだろうか、先程の疲れがまだ残っているのだろうか、窺うように。]
ケヴィン、ここよりもベッドで横になった方が良くないかな。 あまり眠くないかもしれないけど、その方が……
[大丈夫だと言われても、どうしても不安が拭えない。]
(653) 2013/05/12(Sun) 22時半頃
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[少しだけだが頭が痛い。 不快感は薄れたが身体が熱い。
抱き寄せられたジェームスの体温は心地よくて>>651 ふわり、と思考がどこかへ行きそうになる。]
……だい、じょうぶ……おさまった
[めまいと不快感はなくなったものの 身体を包む不思議な感覚は消えない。
これは何だろう――と考えて 一つ、近いものを思い出す。]
(654) 2013/05/12(Sun) 22時半頃
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さけ、よったみたいな…… だいじょうぶ、心配はしな――
[ジェームスの大きな手に背中を撫でられ 気持ちいいなあ、と思いながら目を細めた瞬間
胸を襲った激痛に声にならない悲鳴をあげて、床に倒れた。]
(655) 2013/05/12(Sun) 22時半頃
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―夜、寝室― おやすみ、トルドヴィン。
[>>582腕の中にトルドヴィンを抱きしめて眠っていた。 一緒に眠るのは初めてで、体温や鼓動が近くて いつもより安心して眠れるような気がした。
髪を何度か撫でながらいつしか深くへ意識は落ちる。]
(656) 2013/05/12(Sun) 22時半頃
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[寝苦しくて目を覚ましたのは何時頃か、 ひどく呼吸が浅くて胸が重い。 隣にトルドヴィンがまだ寝ているのなら 起こさないように起き上がって 真っ暗な部屋の中で自分の上がる呼吸音を聞いた。 明らかにおかしい、これが副作用かと思う間もなく 手足に硬化している場所がないかを探した。 とりあえず全て動く、見える場所に難は無い。 その間も呼吸が苦しくて、思わず声をあげていた。]
トルドヴィン。
[その声は掠れて、普段よりも張りがない。 起きてくれと願うようにもう一度。]
……トルドヴィン?
(657) 2013/05/12(Sun) 22時半頃
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疲れて、しまったかな。
[緩く笑うも、触れられた所に反応する様子はなく、 なされるがままで。瞳に霞がかかる。]
……ベッド、遠いから。 ここで、いい。
[体を動かすのが億劫に感じられて、 すぐに行ける距離を歩こうとしない。]
(658) 2013/05/12(Sun) 22時半頃
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[収まったとは言われても>>654 抱きかかえた主の身体はいつもよりも熱く。 その言葉をそのまま受け取る訳にもいかなくて、不安そうにその様子を見つめていた。]
どうか、無理はなさらず。 ベッドの方に移動して――…。
[料理に使った酒など、ごく少量で。 とても酔いが回るほどの量とは思えず。 それだからこそ、嫌な予感がぐるぐると駆け巡り――。]
(659) 2013/05/12(Sun) 23時頃
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――――――トレイル様!!
[主が悲鳴をあげて倒れ込めば、その身体を抱きかかえた。 もし動けぬようならば、ベッドへと連れて行き寝かせようかと思いながら。
先ほど聞こえた悲鳴に、心が凍てつくのを感じた。]
(660) 2013/05/12(Sun) 23時頃
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――あ、ぅ、っ…
[胸が痛い。
どこ、ではなく締め付けられるような痛み。
息を吸おうとして途中で止まる。 抱えられたジェームスの腕の中>>659、胸を押さえる。
ああ、これが副作用なのか、と ぼんやりとした思考で思いながら
やはり彼には飲ませなくて良かった、と 他人事のように思っていた。]
(661) 2013/05/12(Sun) 23時頃
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[大丈夫、とせめて一言言いたかったのだけど。 その一言分の息が吸えないほど痛くて、
肺に残っていた残りの空気を少しずつ吐き出しながら 震える左でて彼の服の端を掴んで せめて微笑もうとしたけれども――]
――――ぅ
[いつの間にかびっしり浮かんだ冷や汗が、額をつたって落ちるだけだった。]
(662) 2013/05/12(Sun) 23時頃
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|
……。
[やはり様子がおかしい。 表情に滲む不安は、濃いものになる。]
……ケヴィン。
[薄い反応。 瞳を、じっと覗き込み]
ケヴィン!
駄目だ。 私が支えて歩くから。 だから、ちゃんとベッドで横になった方がいい。
[沸き上がる不安の為か、少し強引に、その肩を掴み立たせようとした。]
(663) 2013/05/12(Sun) 23時頃
|
|
− 夢の中 −
[今日一日様々な出来事が合った。 自分ではそうは思っていないが、疲れていたのだろう。 深く深く眠りこんでいた。 恐らく主の腕の中と言う安心感もあったからだろう。
その夢の中。
風の唄>>548が草原を、森を駆け抜けていく。
そして木漏れ日の中、 珍しく狩りに成功した主が自分を呼んでいる。
珍しい事だと言いながらも、口元には笑みを浮かべた自分。
そんな夢を見ていた。
すぐ傍で、主が助けを求めている事>>657に気付かずに]
(664) 2013/05/12(Sun) 23時頃
|
|
いいよ。いい。すごく。
[不貞腐れる様子も含めて気に入って。 上機嫌に目を細めたまま、繋いでいた手を解いて 両の掌でドリベルの頬を撫でた。]
うん。勿体無いね。死ぬのは。 せっかく、これからもずっと。 なのに。
[頬から髪へと滑る掌。 そのまま両腕で、彼の倒れる体を抱き寄せる。 もっと傍へと引き寄せるように。]
(665) 2013/05/12(Sun) 23時頃
|
|
[風の音と主の声に耳を傾けていた。
だが急に風の音が荒々しく、耳鳴りの様な音に変わる。
頭痛すら覚える音に思わず耳を塞いで座り込んだ。
どれ位そうしていたか、耳鳴りが止んだ頃に顔を上げると そこに主はいなかった。
広がるのはただの暗い闇。
何も聞こえない、音を吸いこむ闇。
ラーマになる前の、呼ばれる前の静かな闇が広がっていた。
その夢の闇は深く、 恐らく起こされるまでは陽が昇るまでは晴れはしない]
(666) 2013/05/12(Sun) 23時頃
|
|
駄目……? ん……そうか、だめ、か。
[肩を掴まれて強引に立たされそうになれば、抵抗しようとせずに、気だるげに立ち上がる。意識は不明瞭で、足元はふわふわと柔らかい床の上を歩いているようで。
兄に寄りかかりながら、頼りない足取りで、一歩。]
(667) 2013/05/12(Sun) 23時頃
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[主を寝台まで運ぶ最中。 聞こえる苦しげな声>>661に、表情が翳る。 苦しい思いなど、させたくはなかったのに。 何も出来ない自分が歯痒い。]
トレイル様――、
[彼の身体をベッドへと横たえ、そっと覗き込む。 かける声も見つからず、ただ不安げな表情を浮かべることしか出来ず。]
(668) 2013/05/12(Sun) 23時頃
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|
[ただ、服を掴まれれば、その手に自らの手を重ね合わせ。 冷や汗伝う額に、そっと、自らの額を寄せた。]
どうか、――……
[言葉が掠れる。 こんな苦しそうなところ、見たくはなかったのに。
震える手を、そっと、主の胸へと添えた。]
(669) 2013/05/12(Sun) 23時頃
|
|
トルドヴィン!
[枯れる声で精一杯の声を上げても、 彼は起きる様子が微塵もない。 身体に触れると体温も脈もある。 どんな副作用が彼に現れているのか 確認することも出来ないまま身体を揺すり、 何度も名前を呼んでは息が上がりぐったりと伏せた。 急に体力の半分を奪われてしまったかのような虚脱感。 実際は酸素不足からくるものだが、 未だ原因はわからないまま、 目覚めないトルドヴィンの体に縋り付いた。]
目を、覚ませトルドヴィン!!
(670) 2013/05/12(Sun) 23時頃
|
|
[楽しげな様子に不貞腐れているこちらの気が抜けてしまう。]
……そうですよ。 ずっと一緒なんですから……
[頬を撫でられて、引き寄せられるままに。
もっと近づけて、サミュエルに受け入れられたなら。 そうしたら、いつか知ることはできるだろうか。
例えばどうして大型の魔物に固執するのか、とか。 この3年の間着替えすら見せてくれない理由、とか。
聞いてもきっと教えてくれるつもりがないのだろうと、 知ることを望む自体がいけないことだと思っていて。
それをいつか――聞くことができる日はくるのだろうか。]
(671) 2013/05/12(Sun) 23時頃
|
|
[痛みで朦朧となる中、気がつけばベッドに寝ていた。 きっとジェームスが運んでくれたのだろう>>668
胸を掴んでいた手の上には彼の手も添えられ>>669 そのぬくもりにわずかだが痛みが和らぐように思えて。 合わせてくれた額は心地よかった。]
(672) 2013/05/12(Sun) 23時頃
|
|
[しばらくそうして横になっていると 胸の痛みは徐々に治まった。
硬化、と単語が頭を過り手を動かして胸元をさすったが そこにある皮膚はいつもの自分の肌のまま。]
………………ああ、なるほど。
[けれどもその肌の下、脈打つ命の源は 先ほどまでとは違う動き方をしていた。
手を添えていたジェームスは気がついただろうか。 何も言わずに、そっとその手を握りこんで胸から離した。]
ん、大丈夫……収まった、よ。
(673) 2013/05/12(Sun) 23時頃
|
|
駄目だ。 さ、行こうか。
[聞き分けてくれたというよりは、無抵抗のような感じはしたが、それでも安堵の笑みを浮かべ、立ち上がる弟の身体を支える。]
ゆっくりで、いいから。
[4年前、自分が弟にしてもらっていたように、ゆっくり弟のペースに合わせて歩く。 顔色は悪くないか、辛そうではないかと、ちらちらと横顔を覗き見ながら。]
(674) 2013/05/12(Sun) 23時頃
|
|
にい、さん。
酒、弱くないのに…… 酔った、かな。
[朦朧としながらも、ゆっくりと歩みを進める。 目蓋は今にも閉じてしまいそうだ。 顔色は普通なのに、意識だけが薄く。]
……眠い。
[ベッドに倒れつく頃には、目を閉じてしまう。]
(675) 2013/05/12(Sun) 23時半頃
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|
[夢の目覚めは突然だった。 静かな闇は変わらない。 だがその夢が大きく揺れた>>670
まるで薬を飲んだ時の様なめまい。
だが乱暴なそれに、漸く目を開けた時]
我が君!? どうされたのですか? しっかりして下さい!
[苦しそうに肩で呼吸をしている主の姿に飛び起きた。 縋り付く主を抱きしめ、慌てて水か何かを持ってこようと 身体を動かして気付く]
(676) 2013/05/12(Sun) 23時半頃
|
|
[主が幾分落ち着きを取り戻したようで>>673 ホッと安堵の息を吐く。 だが、掌に伝わる鼓動が少しずつ変化していくことに ――――――……気付いて、しまった。
ズキリ――自身の左胸が痛んだ。 8年前に、失くした場所。 今は鍛冶の神により肉体を与えられ、再び脈打ってはいるが……。]
トレ、イ――……
[どうして。 どうして、貴方がその苦しみを味わうことになるのか。]
(677) 2013/05/12(Sun) 23時半頃
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|
[添えていた手が離され、主はもう大丈夫と言う。 だが、本当にそうなのか。
今もまだ疼き続ける左胸。 まるで、己が主の身体を呪ってしまったような気がして。]
――――――――っ……。
[ただ、唇を噛みしめることしか出来なかった。]
(678) 2013/05/12(Sun) 23時半頃
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|
[夢の続きの様な。
恐ろしく静かな世界に]
(679) 2013/05/12(Sun) 23時半頃
|
|
我が、君……。
しっかりして下さい………。
[目の前の苦しそうな主に、掛ける声は震えていた。 だがその自分の声も酷く、くぐもって、自分の声とは思えなかった]
(680) 2013/05/12(Sun) 23時半頃
|
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酒?
[あの薬に、そんなものは入っていたろうか。 思い返してみたが、ひどく不味い味しか記憶になかった。]
あぁ……睡眠剤の類が、入っていたのかもしれないね。 眠いなら、寝るといい。
[自分が以前飲んでいた薬に、よくその類が入っていたことを思い出す。 それならばきっと、一眠りすれば落ち着くはずだ。 自分はラーマだし、もしかしたら以前の薬である程度の免疫か耐性のようなものが付いてしまい、あまり眠くならないだけなのだろうと。 この時はまだ、少しばかり楽観視していたかもしれない。]
私も、傍にいるから……。
[弟がベッドに横たわると、その傍らに腰掛け、短い髪を何度も撫でる。]
(681) 2013/05/12(Sun) 23時半頃
|
|
[>>676大声を出すと酸素が足りない。 思わず肩で息をしながら、それでもトルドヴィンを しっかりと抱きしめていたら急に目を覚ました。 安堵を浮かべてその腕の中に収まる。]
……トルドヴィン?
[意識も声も変わりないが、様子がおかしい。 浅く呼吸をしながらトルドヴィンの顔を見つめた。]
(682) 2013/05/12(Sun) 23時半頃
|
|
トルドヴィンにも、副作用か。
[自分よりは軽そうに見えると何とか声にする。 それが聞こえていないとも知らないまま。]
手足やどこかに不具合はあるか。 私はどうやら、喉か肺が怪しい。
[どうにも呼吸が落ち着かないのだと言ってから、 体の力を抜いてゆっくりと深呼吸をした。]
(683) 2013/05/12(Sun) 23時半頃
|
|
[ああ、だめだったな、と。 ジェームスの表情を見たら>>677わかってしまった。
気にする事ではないのに。 自分自身が選んだことなのだから。 それにこれで、病気にかからずに済むのならば――]
ジェームス、おいで。
[色々考えたけれどかけれそうな言葉はなくて、 代わりに両腕を彼へと伸ばして誘う。
近くに彼の顔が来たら、 彼の頬を両手で包んで引き寄せる。]
(684) 2013/05/12(Sun) 23時半頃
|
|
ね、今夜は一緒に寝ようか。 少し狭いけれど、大丈夫でしょ?
[ベッドに寝転がったままジェームスの髪に指を絡める。 二人とも立派な成人男性の体格ではあったものの ぴったりと寄り添えば十分寝ることはできそうだった。]
(685) 2013/05/12(Sun) 23時半頃
|
|
[頭を撫でられる感覚に、緩く笑んで。 閉じられていた目蓋が半分ほど開いた。>>681]
にいさん…… ああ。傍に…いて。
[めったにしない、頼み事。 それが既に、非日常の予兆。 呟くと、今度こそ意識が闇に落ちる。]
(686) 2013/05/12(Sun) 23時半頃
|
|
うん。約束。 あと百年くらい頑張ったら、 先生より強くなれるかもしれないし。ボクら。
[やはり妙な自信は健在で。 引き寄せたドリベルの耳元に囁き笑う。
この先の長い時間をかけて強くなれば良い。 もっと近付けば良い、互いを知りあえば良い。
ドリベルがライマーとして過ごした日々についてや、 男の胸の奥にしまわれた遠くの森での日々について。
乾いた喉と熱い四肢、重苦しくなりつつある舌の根。 押し寄せる不安を薙ぎ払うように、 今はただ明るく穏やかな希望を見る。]
(687) 2013/05/12(Sun) 23時半頃
|
|
トレイル、様……。
[誘われ、引き寄せられれば、それに伴い顔を寄せる。 間近で見る主の顔は、いつもと変わらぬものなのに。 それでも――その身体は、大きく変わってしまったのだろうか……?
そんな不安を抱えながらも。 たとえそうであろうと、ずっと自分が傍にいると。 そう、心に誓い。
トレイルの身体を、強く、抱きしめた。]
(688) 2013/05/12(Sun) 23時半頃
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……えぇ。 今夜と言わず、どのような時でも。
貴方と共にいられるならば。
[主の申し出>>685に、むしろ目を細めて応える。 少し狭いようならば、新しい寝台を用意した方がいだろうか、などと少し飛躍した考えを抱きながらも。
再び、主の身体を抱きしめる。 その温もりにただ触れているだけで、心が満たされる気がした。]
(689) 2013/05/12(Sun) 23時半頃
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我が、君………。
[主が何かを言っている>>682>>683 唇を動かしている。 荒い呼吸を整える様に深呼吸をしている。
だが、何を言っているのか判らない。
いや、この村は。
こんなにも静かだっただろうか。
陽が昇り切るには時間があるが、白む時間でもある。
太陽の先駆けとして鳴く鶏は、まだ寝ているのだろうか]
(690) 2013/05/12(Sun) 23時半頃
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[きょろきょろと室内や窓を見つめながら思い出した。 戦いの場で、すぐ近くで爆発があった時。 一時的に聴力を失った事があった]
あ………。
[漸く理解して。 ただ呆然と主を見つめるしか出来なかった]
(691) 2013/05/12(Sun) 23時半頃
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……いるよ。 おまえが目覚めるまで……目覚めても。
[前髪をそっと撫で上げて。 緩く開かれた瞼に、軽く、唇を触れさせて]
いつでも、傍にいる。
[やがて弟の瞼が閉じれば、もういちど愛おしげに髪を撫で、少し狭いかと思いながらも、隣に横たわる。 いつもの弟の雰囲気とは、どことなく違うものを感じ、胸の奥がざわめいた。 けれどきっと、目覚める頃には、いつもの弟に戻っているだろうと。
そう信じ、願うように。 緩く、弟の身体に腕を回し、目を閉じた。 眠りにおちるまでには、少し時間を要したが。]
(692) 2013/05/12(Sun) 23時半頃
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[>>690トルドヴィンの声が聞こえるのに、 何かを探すような仕草や、その後の顔に 足りないものを見出そうと見つめる。]
……耳、か?
[声を出しても反応が無い筈だ。 その手を掴んで自分の喉へと触れさせる。 これなら声を出せば振動が伝わるだろう。]
聞こえないのだな。
(693) 2013/05/13(Mon) 00時頃
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――脱衣所――
[手首を強く抑えていた手は離したものの、 今は両手で顔を覆い、泣いてしまったチアキに渋い表情。]
すまぬ……、 わるぎはなかったのだが――…
[そんな最中、 他のライマーやラーマ達が身体に異変を覚えていようとは、 今の男には、知りえない事である。
件の病の事はすっぽりと頭から抜け落ち、 目の前の主が、どうにか泣き止まないかと困惑している]
(694) 2013/05/13(Mon) 00時頃
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[近づいて来たジェームスに抱きしめられる。>>688
その腕の中、彼の鼓動の音はしっかりと脈打っていて。 やはりこの薬は飲ませなくて良かった、と思った。
脈は打っているが規則正しくはなく、時折震えているようで。 いつか何かをきっかけに止まってしまうのかもしれなくて きっとこんな状態では、ライマーなど続けられないのだろうけど。
そんなことは気にならなかった。 側にいると彼が誓ってくれていたから。]
(695) 2013/05/13(Mon) 00時頃
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――台所へ――
[チアキが落ち着いた頃合を見計らい、再び口を開く]
……、はなしはあとだ。
ここではかぜをひくやもしれぬし、 ひとまずおまえは、ふろにはいってこい。
[チアキにそう告げ、そのまま脱衣所を離れる。 緊張した身の侭、飲用の為の水をグラスに入れ、 からからになった喉を潤す事にする*]
(696) 2013/05/13(Mon) 00時頃
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うぐぐっ、……不覚、……
[何がどうとは言わないけれど。 両手で顔を覆って、啜り泣く。
しかし、じっと見上げる瞳には、 気恥ずかしさよりも、困惑と縋るような色。
村の中で起きていること。 それを知るのは、きっとまだ先の事。]
(697) 2013/05/13(Mon) 00時頃
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……それは。
[キリシマの年齢を考えるといけるかもしれないと思いつつ。 同時に、キリシマ相手だと無理では…とも思ってしまい、 思わずくすりと笑いが零れた。]
……気分は大丈夫ですか?
[交わす会話の中、 歩くのもままならなかったことを思い出し。 話している間、普段通りだから忘れかけていた。 会話で気分が紛れているのならばいいのだけれど。
このまま眠りにつくのなら、そのまま傍で眠ろう。]
(698) 2013/05/13(Mon) 00時頃
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じゃあ、寝る準備して寝てしまおうか。 俺も、いつもお前のそばがいいよ。
[もう一度抱きしめられて>>689 その温かさに、そして何も言わないジェームスの優しさに 涙が滲みそうになったので、彼の袖に顔をすりつけた。]
(699) 2013/05/13(Mon) 00時頃
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[手を掴まれて主の喉元へと触れさせられる>>693 掌を伝う振動と、動く唇で、やはり自分が聴力を失った事を知る。
薬の副作用、と思うより先に、ラーマの壁を越えてしまった 自分への罰だと一瞬思ってしまった。 その後で苦しそうな主の姿に、薬の副作用だと気付いた]
………ご安心を…。 食事や掃除には何の不便もありません。 戦も……慣れてみせましょう。
[主を安心させるように微笑んで見せる。 気配に聡くなれば、戦いも何とかこなせる筈だ。 迷惑をかけぬようにと誓う、その主が、 二度と戦場に立てないとはまだ知らない]
(700) 2013/05/13(Mon) 00時頃
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