人狼議事


244 【R18】ミゼリコルディアの宴【魔女村】

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


きみは自らの正体を知った。さあ、村人なら敵である人狼を退治しよう。人狼なら……狡猾に振る舞って人間たちを確実に仕留めていくのだ。


どうやらこの中には、村人が13人、黙狼が1人いるようだ。


【人】 かみさま パルック

皆さまお集まりありがとうございます。えー、ごほん。
この催し物、しっかりと楽しんでくださいませ。

…何があっても、文句は言いませんよう、ご了承くださいませ。

(0) 2018/06/12(Tue) 23時頃

【人】 露店巡り シーシャ

─シーシャの路銀稼ぎ─

[今日も今日とてふらりと歩く
──それはどこの街であったか。さていざ知らず。

鼻歌まじりに歩けば同胞には優しいこの男。

何でも屋を請け負うことだろう。
それが例え人の子と関わることになろうとも]** 

(1) 2018/06/12(Tue) 23時頃

天のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2018/06/12(Tue) 23時頃


酸味探し ドリベルは、メモを貼った。

2018/06/12(Tue) 23時頃


幸運の科学 リッキィは、メモを貼った。

2018/06/12(Tue) 23時頃


蝋燭職人 フェルゼは、メモを貼った。

2018/06/12(Tue) 23時半頃


【人】 奇跡の子 カリュクス

―承前、プロローグ:魔女と孤児―

[自らが口にしてしまった願いを。
魔女がどう受け取るのか不安になったのだろう。

紅い瞳から逃げるように目を逸して。
可哀想なほどに怯え、震えている。

”村を救う為に、魔女の贄になる”という、
ようやく与えられた、ただひとつの
自らを肯定する価値を失って。
帰る家も寄る辺も無く、どれほど心細いだろうか。

だから、]

(2) 2018/06/12(Tue) 23時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス



 ……そう、約束。
 
 贄になんて、絶対になってはだめ。
 貴女は誰の為でもなく、貴女自身の為に生きなさい。

 そうしていつか ”おとな” になって、>>0:129
 精一杯、生命を全うしてから死ぬの。

 
[不安混じりの問い掛け>>0:312に、そんな言葉を向ける。
今はまだ、飲み込めなくとも構わない。
これからゆっくりと理解していけば、良いのだ]

(3) 2018/06/12(Tue) 23時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス



 貴女は、ペラジーというのね。
    
 私のことは、何とでも。
 貴女の好きなようにお呼びなさいな。
 

[娘――ペラジーに呼び方を尋ねられたのなら>>0:313
これも彼女自身の意志で
物事を決める良い機会だと考えて。
やや、突き放すように返事をする。

とは言え、気に入らない呼ばれ方をされるなら、
断るつもりでいるのだが]

(4) 2018/06/12(Tue) 23時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

[これからは、彼女が生きていけるように。

文字の読み書きや、数の計算の仕方。
草木や花、果実の栽培の方法。
毒や薬の調合の仕方、医の知識まで
魔女の持つ財産、即ち知を。惜しみなく分け与えよう。


――――ただひとつ、魔法だけを除いて*]

(5) 2018/06/12(Tue) 23時半頃

奇跡の子 カリュクスは、メモを貼った。

2018/06/12(Tue) 23時半頃


【人】 幸運の科学 リッキィ

 [変わっていくもの、変わらないもの
季節の移ろいは変わっていくもの
だけどきっとこの森の風景は変わらない

誰もが存在を忘れた樹海の奥
最早きっと互いに追手などいない
それはきっと変わっていってしまったもの

青年の背丈は変わってしまったけれど
魔女の背丈は変わらない
そして魔女が大切にしている赤い外套も
不格好な長さを保ったままで丁寧に補修されている

食事はどうだっただろうか
それはきっと青年の腕前次第で
もしかしたら魔女にも食欲が芽生えているのかも。

そして、魔女の家の散らかり具合は変わらない
今日も本は堆く積まれ、謎の小瓶は埃を被り、
長い月日が流れていたとしても、きっと ───── ]**

(6) 2018/06/12(Tue) 23時半頃

幸運の科学 リッキィは、メモを貼った。

2018/06/12(Tue) 23時半頃


【人】 流浪者 ペラジー

───…『誰の為でなく、貴女自身の為に生きなさい。』


[教えて貰った 最初のこと

 ずっとずっと先にもその声は鮮明に甦ることになることを
 今のわたしは知る由もなかった。]

(7) 2018/06/13(Wed) 00時頃

【人】 流浪者 ペラジー

( おとなに……なれる…の? )

[問いかけは声にはならずに揺らぐ瞳の色にのる。>>3
大人にはなれないと皆口を揃えて言った。
いまでも疼く胸の痛みに灼かれていつか死ぬなら

村のためでいいと周りが決めたことに流されて生きてきた。]

 ……好きな…ように…… ?
 

[突き放された言い方だとわたしは感じなかった。>>4
そんな口振りに慣れていた、からだろう。

それを悲しいとか辛いとか思わずごく当たり前の環境だった。

カリュクス。……カリュクスさんと最初は呼んでいただろうか。

それをもし嫌がられたらなら
少し難しい顔を浮かべただろう。]

(8) 2018/06/13(Wed) 00時頃

【人】 流浪者 ペラジー

[それから沢山のことを彼女から学んだ。

 本が素敵な物語が綴られているということ。
 数字はただの羅列ではないということ。

 草木や花を育むのは案外難しいこと。


だけど。
――――ただひとつ、魔法だけは教えてはくれなかった。]

(9) 2018/06/13(Wed) 00時頃

【人】 流浪者 ペラジー


[どうしてなのか。

その事をわたしは尋ねることは無かった。]

 

(10) 2018/06/13(Wed) 00時頃

【人】 流浪者 ペラジー

[ そうして育まれた月日で
 わたしは少女は大人と呼んで差し支え無い年頃へと成長した。

 カリュクスの白いローブほど光沢があるものではないが。
 いつの頃からか白いローブを羽織るようになった。

────…少しでも近づきたかった、幼心のせいだろう。

 幼い憧れはやまずに
 敬愛と憧憬を込めるように

      白いローブを常に着るようになった。]

(11) 2018/06/13(Wed) 00時頃

【人】 流浪者 ペラジー

[ それはわたしが数えで十八になろうとしていた頃だったか。 ]

 ……カリュクス先生。


[ 様々なことを教えてくれる彼女を
 わたしは普段はカリュクス先生と呼ぶようになった。

 時々、”先生”としか呼ばないこともあったが。]

(12) 2018/06/13(Wed) 00時頃

【人】 流浪者 ペラジー



 そろそろ、街に買い出しに行きません?
 ……香草とか、売れるかも。

 あと、調味料も切れたので。

[ 街に誘う言い訳じみたものを並べ立てる。

 白いローブに帽子は被らずに顔を見せる。
 暮らしていく内に彼女の乏しい表情は冷たいものではないことを知った。

 今の楽しみのひとつは、カリュクスと一緒に出掛けること。


 わたしはきっと彼女に似ずに表情豊かになった。 ]*

(13) 2018/06/13(Wed) 00時頃

【人】 森番 ガストン

[男は内心、誰かの血を飲むなんて嫌だ、と顔を顰められたらどうしようかと思っていました。血なんか美味しくないでしょう。毛むくじゃらのおっちゃんの血は特に。

しかしドリベルが口にした言葉に、男は小さな目をまんまるに見開きました。]


 い、いたい?


[まさか自分が怪我をするのが嫌なのだと、考えてもみなかったのです。
言葉の貧しい男はかける言葉も見つからずにただおろおろと、熊のような呻きを一つ。
他の方法……あるのでしょうか。長い歴史の中、一族の誰もが知らない方法が。
ああ、とか、うう、とか、散々悩んで捻りだしたのは……]


 ……まほうは、そんなに、べんりじゃ、ない。


[優しい少年の気持ちに応える魔法があるなら、どんなに良かったことでしょう。]

(14) 2018/06/13(Wed) 00時半頃

【人】 森番 ガストン


 どりは、やさしい。
 そしたら、てつだい、おねがいする。
 たなに、くすり、ある。おでのきず、なおして。
 くすりぬって、ねたら、きず、すぐなおる。


[人間のまま、ここにいつまでも置いておけたら……親子でも兄弟でも、恋人でも友達でもない、共に過ごす家族として暮らしていけたら……その気持ちに男は懸命に蓋をします。
どんな顔をしていいのか分からず、男はドリベルの細い身体を恐る恐る抱き寄せました。]


 ふゆのあいだは、おで、ずっとねちゃうから、
 おきたとき、とてもはらぺこになる。
 だから、おでとここにいるの、あぶないよ。


[本当の気持ちは牙の奥にしまっておきましょう。]

(15) 2018/06/13(Wed) 00時半頃

【人】 ビール配り フローラ

 
 
  ………あら、
  自分の本当の名前も知らなかったの?
 
 
[革袋に詰められた金貨、添えられた手紙。
 ──── 王都から逃げてきた少年。

 状況から考えれば、
 この手紙に虚実を含める理由が見当たらない。 ]
 

(16) 2018/06/13(Wed) 00時半頃

【人】 ビール配り フローラ

 
 
  ………生えるのが、遅い?
  あのねぇ……

  男の子なら産まれてすぐ、生えてるの
  育ち方は 人それぞれでしょうけど


[だから、現時点で生えていないのなら
 キミは女の子───

 そう言葉を続けようとしたが
 納得のいかない様子の" 自称少年 "は
 今度は胸について熱く語りだした。>>0:338 ]
 

(17) 2018/06/13(Wed) 00時半頃

【人】 ビール配り フローラ

 
 
  そう……女の人の胸は育つわ
  もしキミが女の子なら─────
  これから胸はどうなるか、分かるわね?

  先に言っておくけど
  …………アタシは育たないわよ

  オトコの身体、ですもの
 
 
[" 自分は男の子 "────
 そう強く口にする少女へ ぺろり、舌を出して。
 何れ分かる事だし、隠す必要もない。 ]
 

(18) 2018/06/13(Wed) 00時半頃

【人】 ビール配り フローラ

 
 
  まあ、どっちだっていいじゃない
  そもそもね────
  オモチャに性別は いらないのよ

  キミが男の子でいたいのなら そうすれば?
  なによりも、ほら
  好きに生きてる経験者がキミの目の前にいるわよ
 

[深く悩む事は無い、と
 手招きで少女を呼べば、己の隣に座らせる。
 剥き出しな彼女の肩へ、チョンと指先で触れ
 背中を向けさせ。 ]
 

(19) 2018/06/13(Wed) 00時半頃

【人】 ビール配り フローラ

 
 
  すぐ終わるから じっとしてて
 
 
[少女の背中へ、
 己の手のひらを当てながら両瞼を閉じて。
 呟く詠唱は───人の世では使わぬ言葉。

 背中に触れる手のひらから、
 少し熱を感じた程度だっただろう。
 されど、しっかりと刻まれた刻印。 ]
 

(20) 2018/06/13(Wed) 00時半頃

【人】 ビール配り フローラ

 
 
  これで、キミひとりでも
  この家まで自由に出入りできるわ

  ──── お買い物とかもよろしくね?


[後ろから優しく少女の頭を撫でながら。
 今、胸の内で企んでいるのは────
 " 胸が育ったら
  可愛い服を着せて買い物に行かせよう "

 ああ、もう。
 旅に出る気にならないほど充実しそう
        ──── キミと一緒なら。 ]**
 

(21) 2018/06/13(Wed) 00時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[成人した日の真夜中。目を覚ましベッドから降りる。まだアルコールが残っている感じで、ふわふわと、夢の中で歩くような心地で自らの部屋を出る。

 暗く静まり返った廊下。一歩歩く度に廊下の壁に掛けられた燭台が淡い光を放ち、征く道を照らし出す。初めて見た時、メルヤは驚いて腰を抜かしたが、魔力がこもった燭台らしい。

 燭台の光の中、進むメルヤは
 知らない人が見れば、幽鬼に見えるかも知れない。

 しばらく歩いて扉の前で立ち止まる。ドアノブに手をかけてゆっくりと回す。鍵は掛かっていない。

 開いた窓から、柔らかい月明かりと優しい風が入る室内。窓際に置かれたベッドに横たわり寝息を立てる魔法使い。部屋に入って扉を閉め、ベッドの傍に歩み寄る]

レオナルドさん。

[呼びかけてみたが起きる気配はない。

 僅かな時、衣擦れの音がして、また静寂が訪れた]

(22) 2018/06/13(Wed) 00時半頃

【人】 森番 ガストン

[やだけど、やる。その気持ちがあるならば答えなければなりません。

左手の人差し指に、がり、と犬歯を突き立てて。
ぷっくり浮き出た赤い球を、少年の目の前に差し出しました。]


 これ、くちにいれたら、おわり。
 いたく、なかったぞ!


[これを含めば、変身の力はドリベルの中にも受け継がれるでしょう。
一体ドリベルは何になってしまうのか、皆目見当もつきませんが、彼が遠く離れた場所でも暮らしていける力になればいいでしょう。]

(23) 2018/06/13(Wed) 00時半頃

【人】 森番 ガストン

[本が読めて、字が書けて
 しかもこっそり変身できたりする。

 心の優しい彼なら、何処に行ったって
 きっと素敵な仲間を 見つけられるに違いありません。]**

(24) 2018/06/13(Wed) 00時半頃

逃亡者 メルヤは、メモを貼った。

2018/06/13(Wed) 00時半頃


森番 ガストンは、メモを貼った。

2018/06/13(Wed) 00時半頃


【人】 奇跡の子 カリュクス

[『街に買い出しに行きません?』

そう声を掛けられて、書き物をしていた手を止めて。
振り返れば、紅い瞳に、
すっかり娘らしく育ったペラジーが映る。

彼女が黒い森の住人となり、十余年が過ぎても。
魔女は全く歳を取ることなく、少女の形のままなので、
見かけについては ”おとな” になりつつある弟子と、
いつしか師弟であべこべになってしまった]

(25) 2018/06/13(Wed) 01時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス



 そうね。
 そろそろ、足りないものも出て来る頃でしょうし。

 
[日常生活の管理はペラジーに任せているので、
言い訳じみた誘い文句に素直に頷く。

魔女は人の世が好きではなかったけれど。
いつか人の世にペラジーを還すつもりでいたから。
人と関わる経験を積ませる為と称して、
年に数度、彼女を伴い街へと出かけていた。

何より、街に赴けば、弟子が楽しそうにするので。
それだけで出かける価値はあるのだ]

(26) 2018/06/13(Wed) 01時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

[街では、魔女の姿は悪目立ちをするので。
白銀の髪を染め粉で一時的に茶色に染め、三つ編みに結い
赤い瞳も目薬で、ペラジーとお揃いの黒に変えて。
服も地味なワンピースに着替える]


 では、行きましょうか。


[結界で守られた、森の外へと抜ける樹々の隧道を
荷物を運ぶためのロバを牽きながら。
ペラジーと肩を並べて、のんびりと歩いていく**]

(27) 2018/06/13(Wed) 01時半頃

【人】 酸味探し ドリベル

[まほうは、そんなに、べんりじゃ、ない
その言葉に、がっかりすると同時に
酷く納得してしまう自分がいます。

今までの短い人生でさえ
世の中は都合よくできてはいませんでした
だから『やだ』なんていうのはただのわがまま

優しいのはドリベルではなく
ガストンの方だと思うのです]

(28) 2018/06/13(Wed) 02時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

―回想:彼方の海―

[黒い森の住人となったばかりのペラジーに、
知識を分け与える術として。
先ずは、文字を教えることから始めることにした。

机に向かうペラジーの前に置いた石版に
白墨で ”Pelagie”と、手本を書いてみせる]


 貴女の名前は、こう綴るの。
 書いて御覧なさい。


[彼女の名前だけではなく、魔女や使い魔たち
――狼のイグナーツや黒猫のアナベルの名前など
ペラジーが興味を持ちそうな単語を
幾つか選んで綴らせながら]

(29) 2018/06/13(Wed) 02時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス


 
 貴女の名前は”海”を意味するのだけれど、

 ……海については、知っているかしら?


[そんなことを尋ねると。

海は湖よりも広く、どこまでも水面が続いているだとか。
水の塩辛さや、其処に棲む生き物たちのこと、
波や潮の満ち引きと言った現象にまで、話を広げながら。

いつか、彼女の世界が、
遥か彼方の海にまで届くことを願うのだ**]

(30) 2018/06/13(Wed) 02時頃

【人】 酸味探し ドリベル

 ボクは、優しくないよ
 ガストンよりずっと優しくない

 でも、ちゃんとお手伝いする
 ……怪我したらさ、すぐに薬つけないと
 バイキン入ったら大変だもん

[先に薬を持ってこよう。と、そう思うのに
大きな腕の中が心地よくて、なかなか動けません。

思えば誰かに抱きしめられたのは、もう随分と昔のこと
気がつけば、誰かに抱きしめてもらうより
妹たちを抱きしめる役割になっていましたから]

 ……うん。ここにいたら、だめ
 わかってる。わかってる

[わかってる。なんて嘘
それでも、自分に言い聞かせなければと
なんども同じ言葉を繰り返して]

(31) 2018/06/13(Wed) 02時頃

【人】 酸味探し ドリベル

[やがて、約束の薬を持ってきたなら
今度は椅子に座らずに彼の前へ

人差し指に牙を立てる姿と
生まれた赤色を、逸らさずにじっと見つめて]

 ……あんまり、おいしくない

 あー、でもさ
 おんなじ味。お揃い

[自分の血の味と同じ
そんな当たり前のことが新鮮で
少しだけ、悲しい気持ちが引っ込んでいきます。

お揃いだね。なんて笑いながら
約束通り薬を塗り、慣れない包帯をぐるぐる
そうして一通りの手当てを済ませたなら]

(32) 2018/06/13(Wed) 02時頃

【人】 酸味探し ドリベル

[再びちょこりと椅子の上
ぱらり、ぱらりと図鑑のページをめくります。

まだ自分が何に変わるのか、想像もできません
そもそも、いつ頃変わるのかもわかりません。

今変わるか、今変わるか。と図鑑をめくって
気がつけば本を抱えたまま、眠りこけておりました**]

(33) 2018/06/13(Wed) 02時半頃

酸味探し ドリベルは、メモを貼った。

2018/06/13(Wed) 02時半頃


【人】 下働き ピスティオ



 あはは、マジック。確かにね。
 そうだったら楽しいかもな。
 腹減ってるときにバターって美味いっしょ。

[少女のいうマジックは、きっと手品の類。
これが本物だとは思わないだろう。

僕の魔法って大体こんなのばかりだから、
時折集会で見かける魔女や魔法使いたちより
随分と人間臭いのだと思う。]

 

(34) 2018/06/13(Wed) 03時頃

【人】 下働き ピスティオ


[少女の表情が和らいだのを確認して、
ハンバーグの支度。
これは、魔法を使わない。
フライパンに乗せて肉が焼ける音と匂いが
食欲をそそるし、やっぱり火の通り加減とかは
魔法じゃうまく調整できない。]

 ──…あ。

[自分の分と二つ分のタネをフライパンに入れ、
蓋をしてふと、思い出す。]

 (もうすぐ、10年だ)

[この土地に店を構えて、約10年が経とうとしていた。]

 

(35) 2018/06/13(Wed) 03時頃

【人】 下働き ピスティオ


[思案して、少女へと顔を向ける。
カウンター越しといっても狭い店内。
大声でなくとも聞こえるだろう。]

 ねぇ。君おうち探すんでしょ?
 僕もちょうど引っ越し考えてたんだった。
 …どうする?一緒に次の街まで行く?

[君が想像してるより、
すごく遠いところになると思うけれどね。
そう付け足した。

自分から関わっていくのは面倒臭い。
けれど、まぁ、干渉するでなく、
ただ連れてくだけなら。]

 

(36) 2018/06/13(Wed) 03時頃

【人】 下働き ピスティオ


[この子も淡々とした風だけれど、僕も大概か。
人間と魔法使い。
さらには他人と自分で線を引いて、
距離を保つことに慣れて、
長年過ごしてきたせいかもしれない。]

 やっぱり怖くなった、っていうなら
 街までの道のり教えるから。
 食べ終わるまでに結論出してねー

[フライパンの蓋をあけると
ジュゥと肉汁が空気に触れて弾ける音。
ひっくり返してもう一度蓋をする。

焼けるまではハンバーグのソースでも作っとこう。]**

 

(37) 2018/06/13(Wed) 03時頃

下働き ピスティオは、メモを貼った。

2018/06/13(Wed) 03時半頃


【人】 学者 レオナルド

― 深夜 自室 ―

[湖岸の崖上に建つこの館、構えで言えばまさに難攻不落で。
 崖を登る道や石段を誰かが通れば感知できるような仕掛けがあれば侵入者に対しての備えは充分と言えた。
 その一方で自室はと言えば鍵もかけず、主はほぼ無警戒で眠りこけるのが可能で――]
 
 
 ……ふが
 
 
[それでも普段であれば声をかけられれば目を覚ますぐらいに寝起きは良かったのだが、酒のせいかメルヤの声(>>22)は届かず――静かな侵入を妨げなかった、ぺちっ、と音は鳴ったが。**]

(38) 2018/06/13(Wed) 05時頃

学者 レオナルドは、メモを貼った。

2018/06/13(Wed) 05時頃


【人】 掃除夫 ラルフ

   …………はい。

[ だって、それは大人になってからなのだと
  子どもは信じていた。>>16
  大人になったら本当の名前を教えてもらえる。
  だからそれまではラルフなんだって。

  混乱しているところに更に告げられたのは
  男は最初から生えている、と言うこと。>>17
  更に混乱して、それなら両親は嘘を?
  何のためにかは思い至らない。

  この国では貴族の娘が宗教を維持するための
  生贄にされているとは知らないのだから、ら。

  だから混乱して。  ]

(39) 2018/06/13(Wed) 06時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

   生えてきます……。


[ 不満そうに伝えたのもつかの間。

  魔女の胸は育たない。
  だって、と教えられて。>>18  ]


   えええっ?!?!
   えっ、だって、魔女………???
   魔女って、女の人………???
   こんなに可愛いのに………?????

(40) 2018/06/13(Wed) 06時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[ 目を見開き声を上げて。
  疑問符が今まで以上に沸き起こる。

  でも、どっちだって良いのだと>>19
  そう言われれば瑣末な問題なのかと
  疑問符に塗れたまま不承不承頷いて

  て招かれるままに寝台へ。
  背中を向け、刻印が刻まれる瞬間は
  びくりと身体が震えた。
  痛みよりも熱さを感じて。
  自分では見えぬ位置に刻まれたその刻印。

  自分が、魔女のものである証。  ]

(41) 2018/06/13(Wed) 06時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[ もう戻れないのだと言う少しの諦めと
  けれど生きていけるのだと言う安堵と

  一緒にいてくれる人がいる幸福。

  それらを胸に抱きながら、
  子どもは魔女を振り返った。  ]


   ………はい!
   よろしくお願いします、フローラさま。
   色々教えてくださいね?


[ だって自分一人では何もできないから。
  先ずは生活のことを少しずつ、
  一人でできるようにしなければ。
  そしていつか生えたら自慢してやるのだ。

  ほら?自分は男の子なんだって。  ]*

(42) 2018/06/13(Wed) 06時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[ それでも。それから十年の月日の中で。

  それは生えることは無かったし、
  むしろ、とある日に魔女に泣きついた。

  やっぱり自分はもうだめだ、
  体のこんな所から血が出るなんて!
  禁忌に触れたから……とさめざめと泣いて
  死を覚悟した時の魔女の顔はどうだったか。

  その日を境に、子どもの体は
  女性らしい丸みを帯びて成長を始めていた。
  腰回りに肉が付き、胸が豊かに膨らんで
  手で掴んでも余る程になってしまった。
  その成長を見せる前から、胸にはいつも
  キツめに布を巻いていた。
  そうしないと擦れて痛かった成長の時期。
  今はそうしていないと邪魔という理由で
  未だに常に胸をつぶすようにして巻いている。
  髪も似たような理由で伸ばさぬまま。 ]

(43) 2018/06/13(Wed) 06時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[ 矢張り自分は女の子だったのだと
  そう認めるのは少し難しい。
  仕方が無しに理解はしているものの、
  一人称も出で立ちも簡単には変えられず
  ほぼ昔のまま暮らしている。

  だからもし魔女の着せ替え人形にされたとしても
  それは魔女の前だからだし、
  それも少々嫌な顔をしていたかもしれない。
  何より、着方が分からなければ
  魔女にそれを教えてもらわねばならない。
  それは魔女に肌を晒すことになるのだから
  今となってはもう、それも恥ずかしい。
  故にさまざまな衣服の着脱を自分でするべく
  マスターしていたかもしれないが
  さて、着せ替え人形の案件はどうだったか。]

(44) 2018/06/13(Wed) 06時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[ 身の回りのこと、
  お金のこと、計算、着替えに料理、
  様々なことをゆっくりとだが学んでいき
  今は魔女と自分の生活の様々なことは
  一通りできるようになっていた。
  買い出しも、一人で行くことも
  あったかもしれない。
  相変わらず男の服を着て、
  背ばかりはひょろりと伸びてしまったから
  行った先では大抵男扱いされるが。  ]

(45) 2018/06/13(Wed) 06時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

   フローラさま。
   そろそろ朝ごはんができますよ。


[ 紫色に染まる部屋。
  流石に朝日の頃にその灯火が消えるなら
  朝日の白に染まる部屋で
  スープとパン、それに卵を焼いた朝食を用意し
  自分の主人へと声をかけた。

  彼女は今何をしていたか。
  すっかり平和になった生活の中で
  テーブルに食事を並べてから
  魔女の元へと向かう。  ]**

(46) 2018/06/13(Wed) 06時半頃

掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2018/06/13(Wed) 06時半頃


【人】 流浪者 ペラジー

[背を追い越した時>>25
──…わたしはどんな気持ちを抱いたか。

彼女は知らない。

( わたしはいつかこの優しいひとを置いていくのかな )

 大人になっても心の臓の病は完全には治らなかったが
 子どもの頃よりずっと発作が減ったのは彼女の医術のおかげだ。


───…いつしかわたしは
  黒い森の魔女に様々な想いを抱くようになった。

一体どれぐらい気づかれているかなどは、知らない。]

(47) 2018/06/13(Wed) 15時頃

【人】 流浪者 ペラジー

[カリュクスがいつかその内人の世に還すつもりでいることは
 わたしは気づいていない。

 いいや、気づきたくないだけかもしれなかった。


 わたしは彼女といる時間を
  ───…とても大切に想っていたから。]

(48) 2018/06/13(Wed) 15時頃

【人】 流浪者 ペラジー

[人中に出るのでカリュクスは目立たない格好へ着替える。>>27

 わたしはそれをしょうがないと受け止めるほど成長はしていたけれど
 普段の格好の彼女のほうが慣れているためか 好きだった。

 赤色の瞳が、好きだったけど。我が儘は言わずに。
 わたしも倣うように白いローブから、深緑のチュニックとズボンに着替えた。]


 アナベル、留守をよろしくね。


[はじめてこの家に来た時に見守っていた黒猫はカリュクスの使い魔だ。

森の動物すべては魔女の使い魔と村では恐れられていたが。
実際に彼女の使い魔は森の動物全体どころか両手にも満たない。

( ────…あの村は、どうなったのだろう。 )]

(49) 2018/06/13(Wed) 15時頃

【人】 流浪者 ペラジー

[物思いに耽かけて頭を振る。
荷物を運ぶためのロバをひいているカリュクスに慌てて並ぶ。

並べばいくつか年下にしか
見えなくなってしまった彼女を眩しそうに見つめる。 ]


 カリュクス先生は…欲しいものとか…ない…の?


[ 敬語だったりため口だったりするのは意識的なものではない。
 緊張している時や顔色を窺う時が
 敬語になっていることをわたしは気づいていない。

 森の木漏れ日を感じながら、尋ねた。]*

(50) 2018/06/13(Wed) 15時頃

【人】 流浪者 ペラジー

―回想:近郊の幸―

[わたしがカリュクス先生のところで世話になった時
まず教わったのは文字だった。


石版に書かれた
”Pelagie”は最初はただの意味のない羅列だった。]

(51) 2018/06/13(Wed) 15時半頃

【人】 流浪者 ペラジー


[五歳のわたしは、きょとり、と不安そうに彼女を見上げたものだ。]


 わたし、の…なまえ?
 あなたの、カリュクス……さん…のなまえは?


[どう書くの?>>29
──そう尋ねれば彼女は嫌な顔ひとつせずに教えてくれた。

梟のニンナナンナに烏のアルトゥール

彼女の名であるCalyx≠ヘ

少しでもキレイに書きたくて
    何度も何度も書きたがった。]

(52) 2018/06/13(Wed) 15時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

[そうしてわたしは初めて知る。わたしの名前は”海”を意味するのだと]

 ……うみ?
 名前、だけは……しってる


[無知を披露したわたしに、ゆっくりとゆっくりと教えてくれた。

どこまでも続く、空のように美しい海のこと。

波に揺られる海の生きものたち。潮の満ち引きで浮かぶ洞窟。]


 いつか見て見たい……。


[黒い瞳を輝かせながら、口にした。
───…わたしは、彼女と一緒に海が見たかった。]*

(53) 2018/06/13(Wed) 15時半頃

【人】 森番 ガストン

[噛んだ傷にぷっくり浮いた血の滴は、さして痛みを伴わなかったのですが、薬を塗られて丁寧に包帯をくるくる巻かれるとなんだかくすぐったくなります。]


 ……これでもう、いたくない。
 ありが、と。


[こうしてお礼を誰かに言うのは本当に久しぶりで照れくさい。
でもきちんとお手伝いをしてもらったのだから、きちんと目を見て言いましょう。

やがて図鑑に突っ伏してしまったドリベルをみつけたなら、新しい藁が敷いてある寝床に運んでおきましょう。
お揃いの味の血……男もかつては人間だったのです。だけれど男の血を飲んだことで、ゆっくり、確実に、ドリベルの身体は変わっていくのでしょう。

来たる時まで、見守る他はありません。]

(54) 2018/06/13(Wed) 16時頃

【人】 森番 ガストン

[その夜、大きな熊が一人、山の中を歩き回っていました。
山はドリベルが来てから静寂を貫いていましたが
朝に聞こえた銃声の事がどうしても気がかりだったのです。

そうしてやがて、一頭の鹿を見つけました。
きっと立派な牡鹿だったのでしょう。
倒れた身体に連なるはずの、頭が何処にもありません。

熊は包帯を巻いていない方の手で冷たい鹿の背を撫でると
怒りのやり場を求めるように真っ青な月をひと睨み。
やがて踵を返したら塒に戻っていくでしょう。

寝息を立てる少年を起こさぬように変身の魔法を解いたら
男はそっと寝床で身体を丸くして、夜が明けるのをじっと待つのでした。]

(55) 2018/06/13(Wed) 16時頃

【人】 森番 ガストン

[そうして、身体に力が馴染むまで、山の中の時間はゆっくり過ぎていくでしょう。

図鑑に載っている動物の名前の読み方から始めて
読めるようになったなら羊皮紙に書いてみましょうか。
もう少し字が読めるようになったなら
家にある他の本を開いてみましょうか。
図鑑以外に、薬の本や料理の本、物語や伝記……
どれも埃を被っていますが、価値ある本はあったでしょうか。

変身の力は、子どもの歯が抜けるようなもの。
身体の小さな違和感が、やがて大きな変化になる。
おまえが小さかった頃は、身体が毛でぼうぼうになっていくのに
酷く怯えて泣いたものだよ、と記憶の中でカッコウが言いました。
説明の苦手な男も、毎日毎日しゃべるようになれば、
少しは口が回るようになった……かもしれません。
勇気を出してかたたたきをお願いする日もあったでしょう。

目まぐるしい日付きの流れの中、変化は随所に顕れます。
しかし一つ相も変わらず、男は必ず夜は熊の姿で山に出かけていくのでした。]

(56) 2018/06/13(Wed) 16時頃

【人】 森番 ガストン

[桑の実の時期が過ぎ、無花果の実が熟れ始める頃のある日……
珍しく早起きした男は何やらがさがさと書棚を漁っていました。
ドリベルがお手伝いしてくれたなら、さして棚は埃塗れではないでしょうが、それでもそのうち家ごとひっくり返しそうな程です。]


 ………………ないっ。


[男が探しているのは、羊皮紙の束でした。
書き取りの練習にと納屋から取り出してきたはずのものが何処にもありません。

目覚めたドリベルに新しいことを教えてびっくりさせようという試みは早くも挫折の予感がしていて、男はちょっと泣きそうになりました。

ドリベルが騒々しい物音に目を覚ましてしまったならば、書棚の前に蹲る大男が嫌でも目に入るでしょう。

そしてテーブルの上には、珍しく男が早起きして作った胡桃を練り込んだパンのトーストの皿が二枚と……

……少年の椅子の上に置きっぱなしの紙の束が。]**

(57) 2018/06/13(Wed) 17時頃

森番 ガストンは、メモを貼った。

2018/06/13(Wed) 17時頃


【人】 花売り メアリー


[素材本来の甘みが感じられるパンに舌鼓を打ち
しあわせに抱かれ表情を綻ばせていると、
静かな空間にジュウゥッ と大きな音がした。

この目で見なくても
パチパチと油が跳ね踊っているのが想像つく。

その音が遠のいた──というか篭ったのち、
すぐにお兄さんから声がかかった。
旅の、お誘い? >>36]


  ………行く。


[どうせなら、もう少し遠くへ。]
 

(58) 2018/06/13(Wed) 18時半頃

【人】 花売り メアリー


[共にいる間に、お金の価値や物の相場を聞いたり
簡単に作れて美味しい料理とかも教わっておきたい。

神の御元に仕える修道女たちに泣きつくことなく
自由気ままに暮らしていきたい。だから、]


  わたし、お兄さんについて行きたい。


[天井からさがるライトに照らされて艶めく
ハンバーグの乗った皿を持ってきたお兄さんに、
ちゃんと聞こえるよう 今度はハッキリと言った。]
 

(59) 2018/06/13(Wed) 18時半頃

【人】 花売り メアリー


[次の場所についてや
どのくらい遠いのかなんて些細なことに思えた。
強いていうなら「次の街に着くまでの道中でも、
こうして美味しいご飯が食べられるのは嬉しいな」って
そのくらいの打算。

お兄さんの言い方的に、最短でも2日は掛かるかしら。
たとえ数十日も掛かるくらい遠かったとしても
絶対に音を上げたりしないけど。]


( 別れる時には、何かお礼がしたいなぁ... )


[尤も、一食分にもならない銅貨二枚だけで
何が出来るのかなどさっぱり浮かばないんだけども。]

(60) 2018/06/13(Wed) 18時半頃

花売り メアリーは、メモを貼った。

2018/06/13(Wed) 18時半頃


【人】 奇跡の子 カリュクス

―木漏れ日の森を、歩く―

[ペラジーは気づいているだろうか。

眩しげに見つめてくる眼差しを受け止めて、
偽物の黒い瞳が、微笑むように揺れていることや
ロバを牽きながら歩む足取りの軽いことに。

表情に現れにくいだけで、実は魔女の感情は豊かな方。
今日みたいな、謂わば特別な日には、
普段は見えにくい――隠しているつもりもないのだけれど。
ご機嫌さが、仕草の端々に滲むのだ]

(61) 2018/06/13(Wed) 18時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス



 欲しいもの? ……特には、ないわね。


[不意に尋ねられて>>50、小さく首を傾げる]

元々、魔女は物欲が乏しかったし、
何より、静謐と安寧に満ちた森の奥の棲家で。
ペラジーの成長を見守るだけで、幸せで満ち足りていたから。

これ以上、欲しいと思うことは無く。
むしろ、失うことを恐れる]

(62) 2018/06/13(Wed) 18時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス



 貴女こそ、欲しいものはないの?
 服でも飾り物でも、
 好きなものを買って良いのよ。
    

[深緑のチュニックとズボンという、
飾り気のない服装をしたペラジーを飾るのは。
首から提げる、獣避けの魔法の掛かった、
銀製のポマンダー(香薬入れ)くらいのもの。

年頃の娘なのに自らを飾ることに
あまり興味がないように思える、弟子の様子を眺めて。
森の奥で二人暮らしをしているせいだろうかと、魔女は悩む。

ペラジーが、簡素で禁欲的な白ローブを選んで
纏い続ける理由は>>11おおよそ察せてはいたのだけれど]

(63) 2018/06/13(Wed) 18時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

[彼女もまた、魔女と同じに物欲が薄いのだろうし、
きっと、養い子故の遠慮もあるはずだ。

慎ましさは、勿論、美徳だけれど、
少しくらいはおねだりをしてくれた方が嬉しいなんて。
誰もが恐れる魔女は、すっかり、親ばかの境地に至っていた*]

(64) 2018/06/13(Wed) 18時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

―回想:彼方の海、近郊の幸―

[自らの名前を綴り、使い魔たちの名前を綴って。
今度は魔女の名を問う。

綴り方を教えたならば、”Calyx”と
何度も何度も、石版に書かれる拙い文字>>52]


 上手に書けるようになってきたわね。
 三番目のは、特にきれい。  


[ほっそりとした指先で石版を示しながら
ペラジーを褒める口調は、優しく楽しげなもの。

初めて知る、様々なことに興味を示し、
白い紙に洋墨が染み込むように、
素直に知識を吸収していくペラジーは
とても、教え甲斐のある生徒だった]

(65) 2018/06/13(Wed) 19時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

[幼い瞳を輝かせ「いつか見て見たい……>>53」と 
想像の中の海に想いを馳せる、少女の頭を優しく撫でて]

 
 貴女が大人になったら、きっと、見られるわ。
 

[海は遥か彼方で
心の臓を患った幼子が行くには、あまりに遠いけれど。
いつの日か、彼女の望むがまま、
どこへだって行けるようになると励ます。

「一緒に海が見たかった」

呟かれる、海への憧憬と共にある
ペラジーの望みが、魔女と一緒に在ることだなんて。
今は未だ、気づくことは出来ない*]

(66) 2018/06/13(Wed) 19時半頃

【人】 酸味探し ドリベル

――初日:夢の狭間――

[真新しい藁の寝床で静かに寝息を立てながら
少年はその夜、短い夢を一つ見ました。

それはとても、懐かしい夢でした
けれどとても、悲しい夢でした]

(67) 2018/06/13(Wed) 20時頃

【人】 酸味探し ドリベル

[夢の中には家族が居て
いなくなった友達も皆、揃っておりました。

"どうしたの?"母が怪訝な顔をします
"こっちへおいで"父が大きな手で手招きします。

何事もなかったかのようなその光景に
ぁぁ、良かった。と笑顔になって
そちらへと走っていこうとするのですが
そこではたと、足が止まってしまいます。

こちらへと向けられた懐かしい声のうち
一つとして、少年を『カーター』と呼ぶものはありません
皆、口々に彼を『ドリベル』と呼ぶのです]

(68) 2018/06/13(Wed) 20時頃

【人】 酸味探し ドリベル

[そんな名前じゃない!
そう叫びたかったけれど、口が動きません。

だって名前ごと
少年は手放されてしまったのですから
そこに込められた思いも何もかも
お金と引き換えに売られてしまったのですから。

夢から抜け出す方法があるのならば
少年はきっと、それを試したことでしょう
けれどそんな方法を知っているはずもなく
夢の中を足掻いて足掻いて、雁字搦め。

息もできなくなった頃
『どり』と、優しい声が降ってきて
暖かな眠りへと、沈んでいったのでした]

(69) 2018/06/13(Wed) 20時頃

【人】 酸味探し ドリベル

[そして、眠りから覚めれば陽のあたる時間。
生活する場所が変わっても、同じように朝はやってきます。

翌朝になっても、外見はやはり人間のまま
それもそのはず、どうやら血を受け継いでも
すぐに動物には変わらないらしいのです。

何の動物になるのかすぐにはわからない
それはとても残念なものでした
けれどひっくり返して見たならば
準備の時間がたくさんあるということ]

(70) 2018/06/13(Wed) 20時頃

【人】 酸味探し ドリベル

[それなら、いつ変わっても平気なように
図鑑を教科書にまずは文字の読み方を
図鑑が読めるようになったなら文字を書く練習―――
そのうち幾度かは羊皮紙からペンがはみ出して
机に書いていたこともありました

他の本を読めるようになる頃には
ガストンの後ろについて回っては、頻りに質問を繰り返したり。
そんなふうに日々を過ごしていくうちに
少しずつ「あれ?」ということも増えてきます

それは学習面だけではなく
例えば、食べ物を咀嚼するときのこと。
鋭い歯の感触に、ヒヤリとすることもありました
肩たたきをしようとした時には
自分の爪の硬さと鋭さに仰天してしまったことも。

小さな小さな変化。
ともすれば見過ごしてしまいそうなそれは
着実に少年の中に広がっていったのでした]

(71) 2018/06/13(Wed) 20時頃

【人】 酸味探し ドリベル

[そんなある日のこと
藁の寝床でスヤスヤ寝息を立てていた少年は
がさごそという物音で目を覚ましました。

物音の主はガストン
この小屋にはほかに誰もいないのですから
それは当たり前。確認するまでもありません。

でも、一体何をやっているのでしょうか
あの棚は昨日、はたきをかけたところ
床に散らばっているのは、一昨日読んだ本でしょうか
まだ半分寝ぼけていた少年は、寝床の上に座ったまま
一連の騒動をぼんやり見つめていましたが]

(72) 2018/06/13(Wed) 20時頃

【人】 酸味探し ドリベル


 と、戸棚にあった椎の実なら知らないよ!

[『ない』なんて声にようやく眠気も覚めました
ついでに一連の悪事を思い出してしまいましたが
それは、忘れておきましょう。

何やらうずくまっているガストンの側へとよれば]

 桑の実のジャムも……って、あれ?
 えーと、ないってなぁに?

[一連の悪事がバレたのではなかったのでしょうか。
無駄に自白してしまったようなバツの悪さに
そろり、そろりテーブルの方へと後ずされば
自分の椅子の上に見慣れないものがあって]

 ねーねー。これなに?

[ぱさぱさ、手招きがわりに振ってみせます**]

(73) 2018/06/13(Wed) 20時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

―回想:君が名を呼べば―

[好きなように名を呼ぶように告げられて。
ペラジーが選んだのは>>8]


 ……カリュクス ”さん”ね。 
 それで構わないわ。

 魔女様、なんて呼ばれたら、
 どうしようかと思ったけれど。 


[”魔女様”と呼ばれるのは嫌いだ。
それは魔女を盲目に崇め、
恐れる者たちの呼び方だったから。

だから、それ以外なら。例えば呼び捨てでも。
彼女の決めたことを肯うつもりだった]

(74) 2018/06/13(Wed) 20時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス



 もし、呼びにくいのであれば、>>52
 呼び捨てにしてくれても良いのだけれど。


[そんなことを口にすれば、
きっと、幼い顔に難しげな表情が浮かぶのだろう。

そんな遣り取りを経て。
いつしかペラジーは魔女を
「カリュクス先生」と呼ぶようになった。>>12

それは魔女にとっても、
思いの他しっくりとくるものだった。

時には ”先生” とだけ、呼ばれることもあった。
魔女は程無くして、呼び方の違いに気づくが、
果たしてペラジー自身は気づいているだろうか?*]

(75) 2018/06/13(Wed) 20時半頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ

[>>0:340 其れからフェルゼにとって
     ──…月日の流れは早かった。

出来ることが増えていけば何でもやろうとした。
そのことでリッキィに迷惑を掛けたこともあったかもしれないが。

3日経てば大抵のことは忘れるのがフェルゼである。
反省はしているが後悔し続けても仕方ない。]

(76) 2018/06/13(Wed) 20時半頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ

[ どうして歳を取らないのか
  フェルゼは師であるリッキィに尋ねたことは無かった。


 ───…魔女であるから
 ”そういうものなのだろう。”と認識をした。

 だから一度も尋ねたことは無かった。
 無論彼女の呪いなど知る由も無かった。

     知りたくなかっただけ かもしれない。 ]

(77) 2018/06/13(Wed) 20時半頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ

[追っ手はもういないのだろう。
フェルゼとて気づいていて言わずにいた。

他に行く場所がないといえば簡単だが
案外と呑み込みの早い青年は───…人の中で暮らすことを選べただろう。

選ばなかった。


彼女の赤い外套の意味を
  知るまでは ──── ]


[ そんな感傷などでは無かったけれど。 ]

(78) 2018/06/13(Wed) 20時半頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ

 おい、ロリババア!

[ 月日が過ぎてすっかりと家事が得意となってしまった。
 大貴族の嫡男だったなどと信じられない程に

 少なくともキッチン周りの埃など言語道断
 料理の腕はおかげさまでメキメキ上がった。]


 ここに本置くんじゃねえって何回言えばわかるんだ!
 成長しねえのは見た目だけにしろ!


[ 誰に似たのか口は幼少時より更に悪くなった。]*

(79) 2018/06/13(Wed) 20時半頃

奇跡の子 カリュクスは、メモを貼った。

2018/06/13(Wed) 20時半頃


奇跡の子 カリュクスは、メモを貼った。

2018/06/13(Wed) 20時半頃


酸味探し ドリベルは、メモを貼った。

2018/06/13(Wed) 20時半頃


【人】 逃亡者 メルヤ

[週に一度街に降りる度に、行方不明者の噂を耳にするようになった。メルヤの知らない人が居なくなっても特に気にならなかった。街から出て遠くに行く理由があるのかもしれないし。

 けれどこの日は、行きつけの八百屋の娘が消えた事を知った。とても親孝行な娘で、結婚も決まっていた。幸せの絶頂で自ら姿を消す理由があるとは思えなかった。

 閉店していて野菜が買えなかったので、パンと雑穀のスープの夕食を取りながら]

 そういう訳で、粗末な夕食でごめんなさい。

[彼に謝ってメルヤは項垂れた]

 レオナルドさんの魔法で行方不明者って探せませんか。とても良い娘なんです、私にも優しくしてくれて。

[メルヤは彼が娘をどうにかした可能性は夢にも思っていない。……今は*]

(80) 2018/06/13(Wed) 21時頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

 
[……どうしてこうなってしまったのか
快適だった我が家は弟子によって気づけば片付けられ
本を投げ出しておけば罵声を浴びせられる始末]

 うるさいよ、クソガキが
 また読むかもしれないだろう

[気だるそうに返す言葉は完全に子どもの言い訳で
おかしいな、歳は相応に取っている筈なのだが。]

 あ、そっちの本は動かしてはだめだからな
 それは ──……

[ボコン、大きな音を立てて天井の一部が破裂する
まじないを掛けているんだ、そういった言葉の『半分は』少なくとも、本当なのである。……本当だぞ?]
 

(81) 2018/06/13(Wed) 22時頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

 
 それより今日のメシはなんだ
 今日はクリームシチューがいいな
 あ、にんじんはだめだぞ

 これから買い出しだ。
 お前も一緒に来るか?

[この数年。めきめき腕を上げたのは青年の料理の腕前
あの頃よりも、確実に食事を摂るようにはなっていたか

月に一度の買い出し、お前も行くか?と問いかける
手には炎が一滴入ったあの日の小瓶を。*]
 

(82) 2018/06/13(Wed) 22時頃

【人】 森番 ガストン

[ない、ない、と口の中で呟いて、男の手は棚の中を探っていきます。
朝ごはんを作っている最中は書き物机の上にあったはず。
それから無くさないように……どこに動かしたのでしたっけ?

おん、と悲しげな声を出して天を仰いだ時、ひょいとドリベルが顔を出したら]


 あ!どり、おはよう!
 どうしよう、おれ……


[続けようとした声は、たちまちしゅんと沈んでいきます。
サプライズの贈り物にしようとしたものを失くしました、なんて言えるわけありません。
ドリベルの様子がちょっとおかしいでしょうか?ちらりと顔を上げて、ため息一つ。]


 ないものは……あ。


[その手に振られた白いものは、正しく男が探し続けていたもの。]

(83) 2018/06/13(Wed) 22時頃

【人】 森番 ガストン


 よかったぁ……ずっと、それ探してた。
 さあ、まず、朝ごはん、しよう。


[最近ではおしゃべりと一緒に、フライパンの使い方も上手くなってきたので、お皿の上ではパンがこんがりと綺麗なきつね色に焼けています。
こんな朝ごはんには、とっておきの桑ジャムがぴったりなのですが……]


 ない。
 …………どり、知らないか?


[所定の場所にあったはずの瓶がどこにもありません。
ちらりとドリベルを一瞥して、ない、と言われるのなら仕方がありませんね。きっとまた男がほっぽらかしてしまったのでしょう。]

(84) 2018/06/13(Wed) 22時頃

【人】 森番 ガストン

[さて消えた桑の実ジャムと余罪の行方はどのようなものでしたでしょうか。

おなかがくちくなる頃に、男は先ほどの羊皮紙の束を取り出すと……]


 どり、今日は、手紙をかいてみよう。


[字が書けて、文字が読めるなら、他の誰かと言葉を交わしてもいい頃だろう、と。

とは言っても、男もそこまで交友範囲は広くはないのですが。
独りぼっちで山に取り残された男を案じた移動の魔法使いが手紙を書くことを教えてくれて、そこから各地の魔法使いと手紙でやり取りする事が何度かありました。

如何せん、熊のような大男。しかも寒冷地は眠くなる仕様です。
出かけて逢いに行くことはしません。
さて、彼らは今どんな暮らしを送っていることでしょう。]

(85) 2018/06/13(Wed) 22時頃

【人】 ビール配り フローラ

 
 
  あらぁ… 可愛いだなんて
  こんな歳から口説き上手ねえ?
 
  もう、お姉さん…困っちゃうわぁ……?
  ん───…ふふふふ
 
 
[己の身体は男であると明かせば、
 高らかな声で驚く少年>>40
 いや、少女と呼ぶべき?

       ───どっちでもいいわね、もう ]
 

(86) 2018/06/13(Wed) 22時頃

【人】 ビール配り フローラ

 
[少年の背に刻印を与え────
 其れは、己の玩具である証明でもあるけれど。
 己に振り返り " 色々教えてください "と。 >>42
 元気なオモチャに早速教えてあげようか。 ]

  その刻印はね────…主従の証でもあるの
  正式にアタシの僕になるんだから
  当然、結界を解除するぐらいのチカラは
  備わっているわ
  キミが魔法を使えたりする訳じゃないけどね

  そして─── アタシが詠唱していたのはね
  " 契約 " の内容について、なの
 
 『汝、紫炎の魔女の僕と成りて 対価を得る
  即ち 国内に於いて 紫炎が人を焼くべからず』
 
  キミにも分かる言葉でいうなら
  こんな内容ね………

(87) 2018/06/13(Wed) 22時頃

【人】 ビール配り フローラ

 
  もう少し噛み砕いて言えば────

  アタシからの命令は" 絶対 "よ
  逆らえば全身を雷で撃たれたような激痛が
  キミを襲うでしょう
 
[" それで、そのまま死んじゃった僕も
  いるんだって。怖いわねー " なんて
 口元に人差し指を立てながらウインクひとつ ]
 
  その代わり─────アタシは
  この国の人間を、紫炎で焼き殺す事が出来ない
  おそらく 人間に当たる前に
  炎が消滅しちゃうでしょうね、たぶん

  これが、キミが玩具となることの対価
  あ───" 命令 "といっても心配しないでね
  お願い、程度なら断っても激痛は来ないから
 

(88) 2018/06/13(Wed) 22時頃

【人】 ビール配り フローラ

 
  あと……この" 契約 "は
  アタシとキミ どちらからでも解除できるわ

  主従関係をやめる!って強く念じれば
  刻印は消えるでしょう

  だけどそうなれば────
  アタシはまた、人間を燃やせるようになるわ
 
  ……キミにはまだ難しかったかしら?
  分からなかったら、また教えてあげるわね
 
 
  とりあえず……最初の命令!
  ……もう眠くなってきたから、抱き枕になって?
 
[己は、口約束なんかでは終わらせない。
 効力を持った契約を交わし、相応の対価を払おう
 ──── キミが傍にいてくれるというのなら ]*

(89) 2018/06/13(Wed) 22時頃

【人】 ビール配り フローラ

 ─ 歳月は、流れゆく ─

[当然の結果であるけれど、少年は成長した
 ──── しっかりとした" 女性 "に。

 生えるどころか血が出た、なんて
 この世の終わりみたいな顔して言いだした時は
 笑ったわ。悪いけど。
 ちゃんと布を当てさせてベッドで休ませる。
 声は掛けずに、キミが見える場所から
 そっと見守る。
 ──── だってオモチャが壊れたら困るもの。
 
 女性らしく成長してからはアタシの着せ替え人形
 可愛い服を仕入れて来ては、着せて遊ぶ。

 "命令"じゃなくて"お願い"だから
 断ってもいいのよ?なんて─────
 しぶしぶ着替えるキミへ 笑みを浮かべながら。]
 

(90) 2018/06/13(Wed) 22時頃

【人】 ビール配り フローラ

 
[ひと通りの事は教えた、つもり。

 ────ひとりでも生活できるように。

 己が快適に過ごせるよう教えてきたつもりなのに
 いつしか成長していくキミの姿に、戸惑う

 このまま傍に置いていていいものか、と。
 抱えた気持ちは、何の行動も おこせぬまま。

 今日もまた、朝を知らせる食事の匂いと
 アタシを呼ぶ声がベッドの中まで届いてくる。]
 

(91) 2018/06/13(Wed) 22時頃

【人】 ビール配り フローラ

 
 
  ………うーん
  もうちょっとだけ寝かせてぇ……

  これはめいれいよ……めい…れ………


[魔女といえども、睡眠は大切。
 朝とキミの動きを感じながら
 浅い眠りの中で微睡むのも──── 幸せ。 ]*
 

(92) 2018/06/13(Wed) 22時頃

【人】 学者 レオナルド

― 夕食時 ―


 そういう訳でも美味しいよ?
 僕が作る豪勢な料理よりずっと良いと思うけどなぁ

[事情(>>80)は聴いたが謝られる理由が無かったし、美味しいのだから粗末とも思えなかった。]



 う〜ん……
 僕の手持ちの魔法はそういうの向いてないしなぁ……

 ま、「いい方法」が手に入ったらね


[彼の解読魔法は、魔導書に記された魔法を会得しなくても使える強みはあるが、会得していないので応用がまったく効かない。
 行方不明者を探すならばそういう内容の魔法の書でも入手しなければできない話であり、当然ながら吸血鬼になるには無関係なため所有していない。]

(93) 2018/06/13(Wed) 22時頃

【人】 学者 レオナルド



 それにしても……
 「人間」にそれが僕のせいだと思われたら嫌だなぁ

 吸血鬼が親しまれる必要は無いんだけど、今はまだね
 
 
[何故かは研究が一段落したらまとめて言うよ、と付け加えて。
 少なくとも表面上はこの事件とは無関係であったし、密かなオプションを行使しているときはこっそり出かけることができないので間違いなくどうにかする可能性は少なくなっているはずである。]

(94) 2018/06/13(Wed) 22時頃

【人】 森番 ガストン


 真っ白な紙、でも、言葉を乗せれば、遠くの人に、言葉伝えられる。
 紙は、鳩に乗せれば、届けてもらえる。


[テーブルの上に載せた羊皮紙を改めて少年に手渡して、その顔を覗き込んで。
知らない人にいきなり何を書いていいかも分からないかもしれません。
ううん、と頭をひねって、どう説明すべきか考えて……]


 聞いたことがある。手紙を瓶に入れて、海に流す方法がある。
 誰かに聞いてほしいこと、書いて流す。
 あ、おれに、書いてみても、いい。


[気持を書き表すのは、口にするのとはまた違う難解さがあります。
お手本に、羊皮紙を一枚取り上げて鷹の羽ペンで文字を綴ります。
大きな手に小さな紙なので、時々机にはみ出してしまうのはご愛敬。
ドリベルの付けた染みの上に新しくインクをくっつけながら、ようやく手紙が書き終わりました。]

(95) 2018/06/13(Wed) 22時半頃

【人】 森番 ガストン



  ドリベルへ

 目の前にいるのに手紙を書くのは不思議だと思う。
 でも、手紙は言葉と違っていつまでも残るもの。
 いつも、お手伝いしてくれて、ありがとう。

           ガストン

(96) 2018/06/13(Wed) 22時半頃

森番 ガストンは、メモを貼った。

2018/06/13(Wed) 22時半頃


【人】 逃亡者 メルヤ

[口に入れたスープを噴き出しかけた]

ん……

[ナプキンで口元を拭う。確かに、粗末ではあっても味には自信がある]

無理なら仕方のないです。

[彼を見ていれば、魔法が万能では無い事は簡単に察せられる]

そう言えば。聞いてなかったですね。
街の人たちは、此処に棲むのが魔法使いだと、識っているんですか。

[街で此処の噂を聞いた事はないし、メルヤが話題に出した事もない。わざわざ薮をつつく必要を感じなかったので。メルヤが此処に住んでいる事も街の人たちは知らない。

 幸い、ある程度大きな街なので、みんな顔見知りな訳ではないのだ*]

(97) 2018/06/13(Wed) 22時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[ この背中の刻印は主従の証だ。
  互いに互いの益となる契約なのだろうと
  成長した今なら考えられる。
  魔女は従者を手に入れて、
  従者はその代わりに国の人間を燃やさせない。
  もとより、逆らう気なんてなかった。
  目上の者には従いなさい、
  そんな教えを幼い頃から教え込まれて来た
  聖ナルチーゾの信徒の一人だったのだから。
  従わなければ鞭打ちが待っている。
  そんな環境で暮らして来ていたのだから。


  そんな神の教えとは違うのは、
  互いにその契約を解除できること。>>89
  解除したくなるときは来るのだろうか?
  それは流石に、子どもには分からぬこと。  ]*

(98) 2018/06/13(Wed) 23時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[ そんな、魔女の抱き枕になって
  一晩明かした夜から。
  今でも分からないことがある。
  どうして、両親は自分を男として育てたのか。
  どうして、女として育ててくれなかったのか。
  今では時折魔女に可愛らしい服を着せられて
  命令ではないと言われながらも>>90
  着せ替え人形よろしく服を着せられるたびに
  そんな疑問符が湧いて出て来ていた。

  そんな洋服は恥ずかしいが
  心底嫌なわけじゃない。
  ただ、女として成長した体を
  魔女に見られるのが恥ずかしいだけで。
  だから渋々でも断ることはなかった。
  それで外を出歩けと言われたなら
  やだやだと首を横に振るだろう。
  魔女の方が可愛らしいのだし、
  そうした格好は魔女の方が似合うのに
  何故自分にまで着せたがるのか。  ]

(99) 2018/06/13(Wed) 23時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[ そんな魔女は今日も朝の惰眠を貪っている。
  幸せそうだが……放置しておけば
  いつまでも寝てしまいそうな気がするから。 ]


   フローラさま、いけません。
   今日は街に出かけましょう?
   そろそろ食料を買い足したいですし、


   ……その、出来れば一緒に
   街に行きたいのですが……。

(100) 2018/06/13(Wed) 23時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[ 視線を伏せて、ポツリと漏らす。
  これは甘えと言うより、外の世界で
  どう振る舞えば良いか迷うからだった。
  側から見れば優男に見えるだろう自分。
  娘たちから受ける視線も、
  男たちから受けるやっかみも、
  最近特に戸惑いが強くなって来ているのだ。

  男のくせにと嘲笑われ、
  お優しいんですねと赤い頬で見つめられ。
  そんな事が最近、多い。
  こと、一人で出歩いていると。

  だから出来ればと魔女を誘い、
  眠そうにする魔女の枕元へと腰を下ろした。
  そうしてそっと、その頭を撫でてから
  耳元にそっと唇を寄せる。  ]

(101) 2018/06/13(Wed) 23時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

   ……一人は、嫌なんです。
   一緒に行きましょう……?


[ その囁きでも目覚めないなら。
  布団にくるまる魔女の上、
  四つん這いに乗り上げて顔を覗き込むのだ。


  起きてくれたなら髪を梳いて、
  食事の邪魔にならない程度に髪を結う。  ]


   …昨日、夜更かしでもなさったんですか?


[ 顔を覗き込みながら、至極真面目な顔。  ]*

(102) 2018/06/13(Wed) 23時頃

【人】 下働き ピスティオ


 そっか。わかった。

[ハンバーグを少女の前と、向かいの席に置いて。
スープをカップによそう。

迷いのない一言に、
やはり訳ありかなぁとぼんやり。
小さな子供が家出する理由なんて虐待とか、
忌み子だったとか。
あとは魔女だーなんて烙印を押されてしまったり。

人間たちは異端を良しとしないから。
マリーおばさんも息子が牧場継がないとかで喧嘩したって。
すごく怒ってたし。

短い人生、好きに生きるのがダメだなんて
損でしかないよ。]

 

(103) 2018/06/13(Wed) 23時頃

【人】 下働き ピスティオ


[スープを渡して少女の向かいに座ったら、
もう一度きっぱりと言ってきた。
後戻りできない道に彼女は行くわけだ。
僕はいいと思うよ。
好きに生きたらいい。心からそう思ってる。]

 じゃあ、善は急げってことで明日引っ越そう。
 今日はダメ。僕もお世話になった人に挨拶しなきゃ。
 だから今晩はうちに泊まっていくといいよ。

[そう告げて、
フォークでハンバーグを切り分けて口に放り込む。
我ながらいい出来です。
美味しいものを食べると自然と笑顔になるのは
子供も魔法使いも変わらない。

さて、明日は少しだけ頑張るぞーっと。
それとなく心の中で気合を入れてみた。]
 

(104) 2018/06/13(Wed) 23時頃

【人】 下働き ピスティオ

   ─ 次の日:朝 ─


 はやく、お店から出て。いいから。

[早朝。ベッドで寝る少女を起こして
店から出るように催促する。
彼女がもしぐずったら抱えてでも出て行くつもりで。]

 君マジック好き?
 …今日はとっておきのを見せたげる。

[少女と一緒に外へでて、
店全体を見渡せる場所へ。

一見小屋のような、簡素な造りの木造の店構えだ。]

(105) 2018/06/13(Wed) 23時頃

【人】 下働き ピスティオ


 …これなーんだ。

[懐からがさごそ、わざとらしく魔法使いっぽい杖を出す。
(実はさっき拾った木の枝をそれらしく繕っただけだ)
こういうそれっぽいことをしたら、
何か反応を示してくれるかと思って。

 ──いいじゃん?ちょっとくらい。]

  そーれっ

[またもわざとらしく、杖を店に向かって一振り。
途端
木造の店は少女の見る前で瞬く間に
しゅるしゅると溶けるような音を立てて縮こまり、
眺める間もなく、
数秒でミニチュアのログハウスになってしまった。]

 

(106) 2018/06/13(Wed) 23時頃

蝋燭職人 フェルゼは、メモを貼った。

2018/06/13(Wed) 23時頃


【人】 下働き ピスティオ


 はい、家の収納完了。
 どーだー驚いたっしょー

[にへ、と口元を緩めふざけたように笑う。
魔法は人間の大人がいうほど、怖いものじゃないんだよ。

それから少女の反応を見終る前に、
もうひとつ「えい」と少女の足元に杖を振るった。]


 君の赤い靴にも魔法をかけた。
 これで僕と一緒にどこへでも行ける。

 でも僕と手をつないで、
 たどり着くまで絶対に離しちゃいけない。

 そしたら迷子になっちまって本当にのたれ死ぬ。

 

(107) 2018/06/13(Wed) 23時頃

【人】 下働き ピスティオ


[わかった?と了承を求めて、
ミニチュアサイズの店を片手に持つと、
もう片方の手を少女の前にさしだした。]

 今更だけど自己紹介をしよう。
 僕はピスティオ。見ての通り魔法使い。

 君の名前は?
  ───さ、僕の手を取って。

[こんなにもありていに、かっこつけて
「魔法使い」をしてみたのは初めてだ。

純粋に少女がどんな反応するか見てみたかったなんて、
他の魔法使いたちに見られたら恥ずかしくって
誰にも言えやしない。
まして人間に嬉々として魔法みせてることなんてね。]

 

(108) 2018/06/13(Wed) 23時頃

【人】 下働き ピスティオ



    [ 別にいい。
      どうせ、すぐ忘れるし ]

 

(109) 2018/06/13(Wed) 23時頃

【人】 下働き ピスティオ



[少女と進むのは森の中。
一歩踏み出すと、木々たちは僕らを避けて道を作る。

森のアーチの先が新たな居住地。
10分も歩けば辿り着いたはず。

一見簡単だけど、
それなりに魔法を使ってしまった。]*

 

(110) 2018/06/13(Wed) 23時頃

【人】 流浪者 ペラジー

―木漏れ日の森を、歩く―

[わたしは彼女の表情は動かなくても感情が豊かなことを知ってる。>>61
わたしは、ちゃんと知ってる。

それは街に行く楽しみなのかな、とか。
いいことあったのかな、とか。

わたしのことで機嫌を良くしているとまでは知らない。]


 ……カリュクス先生、欲ない。

 

(111) 2018/06/13(Wed) 23時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

[そんな弟子も師に似て無いのだけれど。

何ていうことはない日に
彼女に何か贈り物をしたいと思ったらいけないだろうか。

恩返しと言えば聞こえはいいけれど
単にわたしが、彼女を喜ばせたいだけ。

 ────それだけ。

(きっとお互い気づいて無いことがあったのかも、しれない)]

(112) 2018/06/13(Wed) 23時半頃

【人】 流浪者 ペラジー


 わたし…?
 欲しい物…は、ない……かも。

 服は着られたらいいし飾りとか
 カリュクス先生のほうが似合うもん。
    

[本音で思う。そしてカリュクスが着飾っていたら嬉しい。

首から下げる銀製のポマンダーは、カリュクスに貰った物。
大事そうに胸まで下がっているポマンダーに触れる。

年頃の娘が興味のあることを知らない。
知る必要もなかった。興味がないから。

森の奥で静かにふたりで暮らしていけたら、他には何もいらない。

師匠の心、弟子知らずとはまさにこのことだろうか。]

(113) 2018/06/13(Wed) 23時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

[ロバをひいてゆったり歩く。
街へと入れば人は雑多で様々なものに溢れている。

人混みは余り得意では無かった。
でもカリュクスと街へと行くのは、好き。

────ふと、新しい植物の種を選んでいる時だったろうか。

雑踏の中で不思議な空気を感じ取る。
店内で、ほんの一瞬だけ目が合ったのは、男の人だった(>>1

お手紙だよ、と店の子どもに紙を渡しているようであった。
お手紙のお返事がきたと喜んで親に報告しているのを、耳が拾う。

どうやら遠い顔も知らない相手のようであった。
カリュクスの袖を引く。]


 先生、カリュクス先生…
 手紙って…顔も知らない人とかに出せるんですか?

(114) 2018/06/13(Wed) 23時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

[尋ねる時の癖であったのかもしれない。
自然敬語になって、尋ねたのは、興味があったからだ。

カリュクスに教えて貰った文字を
誰かに見せたいという気持ちが膨れあがったから。

小声で敬愛する師に尋ねた。]**

(115) 2018/06/13(Wed) 23時半頃

【人】 学者 レオナルド


――拝啓、炎の魔女殿

(略)
 
 些細なことながら行方不明者を探すことになりました
 つきましては、適した魔導書をお持ちでしたならお譲り願いたく
 添付の品をお収めください


追伸:
 ……最近、子供を拾って居候にしました
 1人くらい人間がいてくれると有り難いものです


                Leonardo Araújo II   

(116) 2018/06/13(Wed) 23時半頃

【人】 学者 レオナルド

[解読魔術の都合上、魔法を使いたければ魔導書の現物が必要である。
 そのためこれまでも魔導書が欲しくなれば各地の魔法使いに売ってくれるようオファーを出してきていた。
 ……もっとも、魔導書にタダ乗りする自分の魔術はまっとうな魔法使いから見れば外法の類かもしれず、話を持ちかけても返事がないことはザラであった――なので今回も読まずに捨てられたとて文句は言えないぐらいの気持ちで。

 手紙の内容は、いつ届くか分からないものだから時節の挨拶は入れない。
 代わりにこの地方の情勢を細かく書き記して情報を――メルヤのことを触れたのは気まぐれのようなもので。
 
 魔導書の対価として高級な触媒を数点、手紙に添えた。
 有名な触媒なのでとりあえず所持していたが、研究を進めるうちに吸血鬼化の術法には必要ではないと判断できたため余ったもので――魔導書が無ければ返せとか野暮を言うつもりは無かった。]
 

(117) 2018/06/13(Wed) 23時半頃

【人】 学者 レオナルド

 
 メルヤ君、これを森のポストに入れておいて
 入れたらこのスクロールを貼っておくように

 
[配達人を館に呼び込むのは好みではなく、森の中にある古びたポストを介してやり取りしている。
 スクロールは盗難防止用の魔術封印であり、同族への目印でもあり、契約書でもある――配達完了後はこれ自体を売れば報酬も兼ねるようになっていた。

 ――いつ回収されていつ届くのか、いつ返事が来るのか。
 たぶん忘れた頃にだろう。*]

(118) 2018/06/13(Wed) 23時半頃

学者 レオナルドは、メモを貼った。

2018/06/13(Wed) 23時半頃


【人】 酸味探し ドリベル

[どうやら探し物は、この紙束だった様子。

よかった。なんて少年の方もにっこり
持っていたら無くしてしまいかねませんから
そうならないうちに、紙束を男へ差し出します。

それにしてもあんなに慌てるなんて、あの紙束は一体何なのでしょうか。
行方不明になったらとても危険な
魔法の術でもかかっているのかもしれません。

食事が終わったら聞くとして、まずは朝ごはん。
胡桃入りのパンから漂う香りに、ゴクリと喉がなってしまいます。

胡桃だけほじって食べたらダメかな。なんて
お皿の上に手を伸ばしかけたところで]

(119) 2018/06/13(Wed) 23時半頃

【人】 酸味探し ドリベル

[今更バレかけた悪事に、お皿に伸ばした手がピタリと止まります。

誤魔化すべきか、素直に自白するべきか。
せめて季節がもう少し前だったなら
こっそり摘んできて補充もできたでしょう。

けれどこれからは無花果の季節
桑の実のジャムが無花果のジャムに変身したら
さすがに悪事がバレてしまいます]

 えっ、えーとぉ……しらな……
 この前食べなかった、かな?

[つい、と目を逸らしパンを一口。
胡桃のパンはとても美味しいパンでした
ジャムを塗ればもっと美味しいのでしょうけれど
ここにないのだから、しかたがありません]

(120) 2018/06/13(Wed) 23時半頃

【人】 酸味探し ドリベル

[お皿が空になったならお片づけ
それも終わったなら、興味は先ほどの紙束へと移ります。

ひょこり、男の手の中を覗き込んで]

 手紙?
 って、えーと。なぁに?

[単語自体は、本に出てきたような気もします
けれど、どんなものかというと
首をかしげるより他にありません。

渡された羊皮紙とガストンを交互に見比べて
右と左へ一度ずつ、首を傾げて考えこめば]

(121) 2018/06/13(Wed) 23時半頃

【人】 酸味探し ドリベル


 遠くの人に、伝える……
 ってことはさ。妹たちにも?
 あぁ、でもチビは文字読めないや

 とりあえず、言いたいことを
 これに書けばいいんだね

[と、言っても何を書けばいいのでしょう
少し悩んで、もらった手紙をヒントにいいことを思いつきました。

羊皮紙片手に部屋の隅っこの方まで走っていき
床の上でこっそり手紙をしたためます]

(122) 2018/06/14(Thu) 00時頃

【人】 酸味探し ドリベル


  ガストンへ

 今日のパン、美味しかったよ。
 それにいつもいっぱい、ありがとう。

 あとね、ごめん。ジャム食べたの、ボク。
 水入れてジュースにして飲んだ。ごめんなさい

            ドリ

(123) 2018/06/14(Thu) 00時頃

【人】 酸味探し ドリベル

[ありがとうと、ごめんなさいを書いた手紙。
書き終えたならきちんと畳んで、ガストンの前へ]

 ボクからも、手紙
 あとで読んでね

[『後で』の部分にアクセント
彼に手紙が渡ったら、ささっと鏡の前へ行きましょう。

今日はどこか変化しているのでしょうか
ぶつかりそうなくらい、鏡に近づいて観察すると]

 焦げ茶色の、毛?

[肩のあたりにうっすらと生えたそれは
動物の毛のようにもみえます。

じつのところ、紛れもなく熊の毛なのですが
さすがに少年にはわかるはずもなく
そのままじっと、鏡に見入ってしまいました**]

(124) 2018/06/14(Thu) 00時頃

【人】 学者 レオナルド

[メルヤに尋ねられれば(>>97)]

 
 ん〜
 そろそろバレているかなぁ……

 追い払った野盗とかから漏れ伝わっているかもしれないし
 こんなところ住んでいるって時点で普通の人じゃないしね

 街に良くないことが起こって、街の人間がいろいろ悲観的な想像したら、あそこに悪い魔法使いが住んでいるんじゃないかって思うんじゃないかな


 ……メルヤも気をつけてね
 街に出づらくなったら湖で魚でも釣るよ


[魔法使いが住んでいるという正解を識っている必要は無い。
 誰だか知らなくとも正解だと信じられれば成立する話である――彼はそれをわかっているし、メルヤがそう思われる可能性も少なくはないのだ。
 いちおう、気にかけたつもり。]

(125) 2018/06/14(Thu) 00時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[花瓶に生けた花の水をちょうど替え終わった時、彼に呼ばれた]

お手紙ですね、ついでに少し森を散策してきのこでも探して来るので帰りは遅くなります。

[手紙を見ると、何故かわくわくした。誰かに貰った事も、誰かに送った事もないのに。

 言いつけ通り、森のポストに手紙を入れスクロールを貼り付ける。
 お使いはこれで終わり。
 
 怖れる物は無い、いつもと変わらない森。木漏れ日が降り注ぐ中、きのこを探して歩く。ついでにサクランボもいくつか]

あれ、…………。

[昨日の雨で泥濘んだ地面に、いくつかの馬の蹄の跡があり、木の枝が散らばっていた。馬の背丈の枝が折れて落ちたようだ。
 こんな場所に馬で踏み入って来た人は今までいなかった。これは非常事態だ。きのこは一食分賄えるくらいは取れているし、慌てて彼の家に引き返した。
 行方不明事件になんらかの関わりがあるのかもしれないし、行方不明者の捜索の手がここに及んでいるのかもしれない]

レオさん、大変です。

[家に駆け込んで、見たことを報告した*]

(126) 2018/06/14(Thu) 00時頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

── とある日 ──

[その手紙が届いたのはいつの日のことだったか >>117
長い時を過ごしていれば、時折魔女の家には手紙が届く。
それは何かしらの誘いであったり、頼みであったり
今回のように、魔導書の譲渡の依頼………だったり。]

 レオナルド・アラウージョ………???

[どこかで聞いたことのある名前だった、が
久しくその名前を見ていなかった気がする。
しかも当時は “2世” ではなかったような …… ?

と、思い至れば、ああそうだ、
まだ若かった頃に、魔導書の取引を行ったことがある、
おそらく、あれは先代だったのだろう ?

ということを思い出す。記憶が、間違っていなければ。 ]
 

(127) 2018/06/14(Thu) 00時頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

 
[手紙には子細にその土地の情勢のことが記されていた。
ある程度大きな街に、時折起こる行方不明者の話。
この地域での魔女狩りや忌み子の話を思い浮かべるも、
きっと状況は違うのだろう、と察せられる。

無論、相手の土地の名も知らぬ場所だったから
それがどこにあるのか、どんな状況であるのか、
想像の域を超えることはできない。

添付されていたのは高級な触媒。
………正直な所、ありがたかった。
人間の街で簡単に出回っているものでもない
それに、炎の魔法を使うのに、割と必要なものなのだ。

……魔女というものは、現金なのである(たぶん) ]
 

(128) 2018/06/14(Thu) 00時頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

 
 ………ふうむ ?

[人探しの魔法を記した魔導書……
ほとんど使うことのない高い場所にそれは置かれていて
脚立と、その本をにらめっこした挙げ句、
その日は近くにいた弟子を呼びつけるのだろう

── その頃には、背丈も追い抜かされていただろうか ]

 手紙の主が、それが必要らしい、

[そう青年には告げるけれども、その時にもし、
手紙のやりとりに、興味を持つのであれば。
郵便屋を介して手紙のやり取りが可能であること
それは見知らぬ相手宛でも可能であることを、
教えたのかも、しれない。 ]
 

(129) 2018/06/14(Thu) 00時頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

  

 レオナルド・アラウージョ2世 殿

  前略。
  そちらの事情、把握した。

  該当の魔導書を添付する。
  お役に立てたなら良いのだが。

  追伸:
  奇遇だな。
  私の家にも人間の居候が増えたところだ。

                   Ricky
  

[酷く簡潔な手紙は、放置されすぎて紙が僅かに色あせた魔導書とともに、いつかレオナルドの元に届くだろう]**
 

(130) 2018/06/14(Thu) 00時頃

幸運の科学 リッキィは、メモを貼った。

2018/06/14(Thu) 00時頃


【人】 ビール配り フローラ

 
 
[主従の刻印─────
 キミと出会い、契約を交わした夜以外にも
 尋ねられたなら、何度でも答えただろう。

 けれど、ひとつだけ隠している事がある。


 『 ひとたび、契約を解けば
    二度と同じ契約は叶わない 』
 

 どちらかの最期まで 主従関係のままなのか
 或いは 別離を生むのか
 はたまた、違う道があるのか

  ──── 辿る道は誰にもわからない ]
 
 

(131) 2018/06/14(Thu) 00時半頃

【人】 ビール配り フローラ


  ふぇ……街に行くの?
 
 
[夢の世界でキミが言う。いや、現実?
 ぴくり、身体を震わせて────寝返りを打った。

 今や、生活の主導権は
 彼女が握っていると言っても過言ではなかった。
 今までアタシは旅ばかりしていたし、
 特に打ち込むような研究も無い。
 
 何も成してはいないけれど、隠居生活。
 愛くるしい従者つき。堕落したくもなる。
 頭を撫でられている感触を受けながら>>101
 瞼はしっかりと閉じたまま。

 一瞬、起きると見せかけた寝返りは
 彼女を更に囁かせる結果になったようで>>102 ]
 

(132) 2018/06/14(Thu) 00時半頃

【人】 ビール配り フローラ

 
 
  いっしょに……? 行く―!


[耳元でしっかりと聞こえた現実の声に
 ぱちり。両瞼を開けばキミの身体を抱きしめる。
 " このまま起こしてー " なんて。 ]
 

(133) 2018/06/14(Thu) 00時半頃

【人】 ビール配り フローラ

 
  ……昨日? ううん、しっかり寝たわよ?
  ふふ、ラルフは心配性ね
 
 
[テーブルに着き
 ようやく頭が、しゃんとしてくれば
 なんとか威厳を取り戻した普段の話し方になって。
 キミに髪を結いてもらいながら
 焼かれた卵をパンの上に乗せて、ぱくり。

 ──── 本当は深夜に外出していたのは秘密で。
 キミの実親が今どうしているかなんて
 紫炎も使えない生身の魔女には時間がかかる。
 良くない結果が出る事も踏まえ、今は口を閉ざす。

 髪を結ってもらっている途中なので
 振り向くことはせず、前を向きながら。
 視線だけはキミの方へ流し、尋ねる。 ]
 

(134) 2018/06/14(Thu) 00時半頃

【人】 ビール配り フローラ

 
  ねぇ……
  さっき " 一人は嫌 "って言ってなかった?

  街で、なにか言われたりした?
 
 
[ひとりで街に行くときは、
 アタシの知る限り キミは男の姿。
 " まさか猛烈なアタック受けてたり? "なんて
 にしし、と口元を緩ませながら。

 愛だの、恋だの─────
 人間のそんな感情が分かるようになったのは
 キミと過ごす様になってから。

 子供など授かるはずもない身体。
 それでも『 母親ってこんな感じなんだろう 』と
 キミに対するたくさんの感情を覚えた。 ]
 

(135) 2018/06/14(Thu) 00時半頃

【人】 ビール配り フローラ

 
 
[ ───── 感謝してる、なんて
  当然、オモチャには そんな事言わない。 ]**

 
 

(136) 2018/06/14(Thu) 00時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

ーーー夕食ーーー

レオナルドさんは悪い魔法使いじゃないのに。

[メルヤは心の底からそう信じていた。
 それが例え事実だろうと、街の人間には関係ないと理解はしている]

私はまだ大丈夫です。それでも、もし街に降りられなくなったら、ウサギくらいは狩れますし……今のうちに種でも購入して、畑でも作りますか。二人が食べる分くらいはなんとでもなりますよ、きっと。

[わざと楽しそうに、先の事を話した。そんな風に、夕食の時間は過ぎた*]

(137) 2018/06/14(Thu) 00時半頃

酸味探し ドリベルは、メモを貼った。

2018/06/14(Thu) 00時半頃


【人】 奇跡の子 カリュクス

[欲がない、とつぶやくペラジーの言葉に
少しだけ、がっかりしたような響きを感じれば
彼女が魔女に何かしらの贈り物をしたいのだと気づいて]


 ……飾りもの、か。

 そうね、せっかく街まで行くのだし、
 新しい魔除けの素材を購入しましょうか。

 貴女とお揃いで作りたいから、
 目利きをしてくれる?

 
[装飾品であれば何でも構わないから、と付け加える。

これなら、ペラジーの可愛らしい願いも叶うし
彼女に飾りものを贈ることもできて
一挙両得ではないかと思うのは。
魔女が特別な日に浮かれている証左かも知れない]

(138) 2018/06/14(Thu) 01時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

[そんな他愛のない話をしているうちに、
いつしか街にたどり着く。

ペラジーの後ろにくっつき
あれやこれやの店を回っていると。
小さく袖を引かれて。

どうしたの? と、怪訝そうな表情を向ければ。
弟子が尋ねるときの癖となっている敬語を用いて。
手紙について、小声で質問をされる]


 出せないことはないけれど、
 あまり、一般的ではないかもね。
 でも、……。


[手紙というフレーズで、放浪の運び屋をしている
旧知の魔法使いの顔が脳裏に浮かぶと。
ちょっとしたアイディアを思いつく]

(139) 2018/06/14(Thu) 01時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス



 ……ねえ、ペラジー。
 貴女、手紙を書いてみる気はない?


[そう尋ねたのは、ペラジーの人間関係の狭さが
ずっと気になっていたからだ。

黒い森に閉じ籠もり、
世を捨てて生きる魔女であるならば、まだしも。
いずれ、ペラジーは人の世に戻るのだから、
他人との交流ができるように、
経験を積ませておく必要があった]

(140) 2018/06/14(Thu) 01時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

[ペラジーが手紙を出したいと望むなら。
黒い森に戻った魔女は、一通の手紙を書くことだろう**]

(141) 2018/06/14(Thu) 01時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス


親愛なる、シーシャ様
 
 
 ――――と、いう次第ですので、

 私の養い子と同じ年の頃の、
 どなたかのお弟子に、手紙を斡旋して頂き度く。

 何卒、よしなにお願い申し上げます。

 
            黒い森の住人 カリュクス

(142) 2018/06/14(Thu) 01時頃

奇跡の子 カリュクスは、メモを貼った。

2018/06/14(Thu) 01時頃


【人】 学者 レオナルド

― 夕食 >>137 ―

 う〜ん……
 良い吸血鬼ってのもイメージ合わないしなぁ……

[なんか真面目に考え込みだした]

 うん、人間であるうちはそうしておこうか
 
 先代もいい人だったしね……
 ま、そのおかげで最後失敗しちゃったんだけど

 
 一緒に畑か……それは楽しそうだね
 あ、でも豊作祈願魔法の魔導書は持ってないから二人で頑張らなきゃね
 
 
[昔を振り返って、次いで未来に想いを馳せて。
 そしてそれは未来への道標の向きによっては訪れないものであるのに、なぜかとても話は弾んで。
 微かに聞こえた呟きは気付かなかったふりをしても、今この夕食を楽しんだ。**]

(143) 2018/06/14(Thu) 01時頃

学者 レオナルドは、メモを貼った。

2018/06/14(Thu) 01時半頃


【人】 掃除夫 ラルフ

[ 自分の魔女さまは時折とても無邪気。
  はしゃいだように聞こえる声に
  急に抱きしめられたものだから。>>133  ]


   ひゃっ?!
   もー、驚かさないでください!

(144) 2018/06/14(Thu) 01時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[ 驚いてつい苦情が口を突いて出るが
  反面、その温もりや香りに頬が染まる。
  もう子供ではないのだと思うし、
  でも親や姉のようである自分の主人に
  照れるだとか恥ずかしいだとか、
  もっと名前のつけられそうな感情だとかを
  抱くのはなんだか違う気がするのだけれど。

  ぎゅむ、と抱きしめられたまま
  少しだけ笑って、ぎゅ、と抱きしめ返して
  そうしてから抱きしめながら起こすのだ。

  ベッドで隣同士座ったなら
  「おはようございます」とご挨拶。
  頬のキスも忘れずに。  ]

(145) 2018/06/14(Thu) 01時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[ 髪を梳いて結って、
  魔女が朝食を取り始めたなら
  グラスに水を注いで差し出した。
  自分も食べようと席に着いたところで
  かけられた言葉>>135
  少しだけ目を見開いた後、それを伏せる。  ]


   熱烈なアタック…………。
   とは、違うと思いますけど。
   女性に優しくすると嬉しそうにされますが
   男性に何故か睨まれたり舌打ちされたり
   邪険にされたり……ぼく、
   男性に何か失礼な事をしてるんでしょうか。

(146) 2018/06/14(Thu) 01時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[ 眉を寄せつつ、至極真面目に問いかける。
  女性に親切に、例えば荷物を持ってあげたり
  出入り口で扉を抑えて待っていたり
  段差があれば手を差し伸べたり
  落としたものを拾って集めたりと
  魔女との生活の中ではごく自然に行うことが

  世の男性にはあまり喜ばしくない事なのか。

  それと同時に。  ]

(147) 2018/06/14(Thu) 01時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

   ……掘る?って、どんな意味ですか?


[ こてん、首を傾げて問いかける。
  男たちに何が理由だったかからかわれ噛みつかれ
  女顔がどうとか言われた時に
  掘ってやろうか、と言われた事がある。
  その意味がわからなくてきょとんとしていたら
  相手はどんな顔をしていたのだっけ。
  ニュアンスから、良い意味ではなさそうだが。
  魔女なら博識だしきっと分かるはず。  ]


   よく分からない事が、
   沢山あって……すいません。

(148) 2018/06/14(Thu) 01時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[ 子どもの頃は害意に晒されなかったから。
  魔女に拾われてからもきっとそうで、
  大人になってからの害意にも
  強めの好感にも不安が募ってしまうから。

  目の前の魔女と一緒が良いのだ。
  親離れしていない、と言われたら
  それはその通りかも知れないし

  この国の人を燃やせない魔女だから
  一人にしておくと少しばかり
  不安、なのも確かにあったのだ。  ]**

(149) 2018/06/14(Thu) 01時半頃

【人】 花売り メアリー


[声を掛けられて、起こされて。
寝惚け眼を擦ったら段々と意識がはっきりしてきた。

お兄さんの店の一室を借りて泊まらせてもらった部屋は
当然まだ慣れなくて、
昨日あった出来事を思い出させる。

今日はさっそくのお引越し日。
朝一番だとは思っていなかったけれど
回らない頭ながらも体を動かして外へと出た。]


   とっておき……


[とっておきの、手品? ]
 

(150) 2018/06/14(Thu) 05時頃

【人】 花売り メアリー


[まだ半分寝てるような状態で見せられた棒(?)に
なんだろうとハテナを飛ばしてたが、
目の前で繰り広げられたイリュージョンを見ては
流石に目を丸くせざるを得ない。

家が!家!が!! 小さくなった!??
小さくなった!!!!

と内心では齢6歳にして人生一番の衝撃を
受けているのだけども、
驚きすぎて言葉が出ないからどう映ったか。

冷静になるのを待ってくれないお兄さんは、
赤い靴、魔法、手を離しちゃいけないと
重要事項をポンポン口にするし、
このタイミングで自己紹介までし始めた。

情報過多が過ぎてる。]
 

(151) 2018/06/14(Thu) 05時頃

【人】 花売り メアリー




  め、メアリー。


[なんとか名前を名乗って、手を繋いで。
触れた手を離したらどうなるかわからない不安と
未だ冷めやらぬ衝撃に騒ぐ鼓動に、
キュッと指先に力を込め。

歩幅の違うお兄さんのお荷物にならないよう
気持ち早足で歩きながら、
道を作ってくれる森が不思議でならなくて
瞳はせわしなく右に左にと留まることはなかった。

魔法ってすごい…! ]
 

(152) 2018/06/14(Thu) 05時頃

【人】 花売り メアリー


[まんまるになっていた目が、キラキラと輝き始める。

今まで絵本の中のフィクションか
大人の話す都市伝説程度の認識だったが、
実際に目の当たりにすると感動も大きくて。

徐々に実感が湧き
ようやく気持ちが追いついてきた。]


  お兄さん、お兄さん、空って飛べるの?


[「カボチャを馬車に出来る?
  真っ黒な猫に変身できるの?
  そういえば、服は黒じゃないのね!」

矢継ぎ早に興味を口にして、反応を窺う。]
 

(153) 2018/06/14(Thu) 05時頃

【人】 花売り メアリー


[架空の存在だった魔法が身近になって
暫しのあいだ興奮は続き、
ハッと我に返ったのはこの短い旅が終わった時。

少々子供っぽすぎたかと浮き足立つ気持ちを宥めるも
魔法使いのお兄さんへの興味は尽きず。]


  ──…わたしも魔法使えないのかな、


[魔法使いになりたいな、と ぽつり。]*
 

(154) 2018/06/14(Thu) 05時頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ

[>>81散らかっているのが快適だというのがフェルゼには信じがたかった。
曲がりなりにも貴族の血筋のせいか。

矢鱈と片付けにうるさい青年へと進化した。]

 そういって放置してこの本は半年ぐらい捲られてねえよ
 きちんと見てんだよ、こっちはな。

[言い訳じみた声を聞きながら、他の本も片付けようと手を取る。
本を動かしてはだめだ、という声はやや遅かった。

目に見えない”なにかが”炸裂して天井が破裂を立てた。]

 さっさと言えよ、ロリババア!
 ……てめえが天井直せよ。

[俺は悪くないぞ今のはという姿勢を貫く。
はあぁと盛大にため息を吐いた。]

(155) 2018/06/14(Thu) 09時半頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ


……わかった、クリームシチューだな。

 にんじん喰えよ、ちんちくりん。
 星型にしてやるから。


 買い出しか…そうだな。
 行くか。面倒起こしそうだし、お前。

[反抗的な口振りの裏は荷物持ちの志願だ。

炎の蜥蜴が入った小瓶。
幾つか簡易な魔法は覚えたがフェルゼは料理の火力調整ぐらいしか扱えない。

目立つ銀色の髪を隠すように帽子を被る。
ほら、行くぞと急き立てれば街へと向かうことになったか。]

(156) 2018/06/14(Thu) 09時半頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ


 服が欲しいな。お前も買えよ。


[養われている身の上でこの言い分である。]*

(157) 2018/06/14(Thu) 09時半頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ

── とある日 ──

[それはフェルゼが青年と呼べるぐらい頃だったろうか。]


 おい、ロリババア。何かあった。

[フェルゼがいる間は
──少なくともフェルゼの知る限り初めて届いた手紙。

ひらひらと、見つけた手紙を
直に渡さねばこの家ではどこに紛れるかわからない。

だが個々のことではあったので
内容はリッキィが口にしない限りは尋ねなかった。

一緒に住んでいるからこその分別ぐらいはついていた。]

(158) 2018/06/14(Thu) 10時頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ

 はあ。ったく必要なもん他にねえだろうな?
 チビなんだから高いとこに本置いてんなよ。


[呼び出されて目当ての魔導書を取る。
脚立は、必要としなかった。とっくに背を追い越していた。


───出会った時には見上げていたリッキィを
         今では見下ろしていた。 ]
  

 へえ、お前そんな親切すんのか。
 てか、友達いたんだな、お前。


[完全に誤解をしたまま魔女の頭の上に長らく使われていなさそうな魔導書を置く。
ぽん、っと。
見知らぬ相手との手紙は特にその時には興味を示さなかった。
だがリッキィが手紙を書いているのを見て、何となく興味が湧いた。]

(159) 2018/06/14(Thu) 10時頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ

 おい、俺も手紙…書かせろよ。


[見知らぬ相手に手紙を書く。
知らない相手だからこそ書けることはあるかもしれない。

そう頼み込めば郵便屋とやらに届け出てくれたか。]

(160) 2018/06/14(Thu) 10時頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ

 まだ名も知らない人へ


 顔も知らない相手に手紙を書けると聞いて出してみることにした。
 似たような境遇の相手に届くらしい。


 あ、名乗り遅れたけど俺はフェルゼ。
 小さな頃に魔女に拾われて、そのまま一緒に暮らしてる。歳は23で、男。

 毎日掃除したり料理したりしてるし一緒に住んでる魔女は本の虫だしチビだしニンジンは喰わないし。

 街とかで恐れられてる魔女とは全然違うのにな、とか思ったり…するんだ。
 これを読んでいるのはどんな人だろうか、とちょっと想像する。
 
 返事があったら、嬉しいかも。

                    フェルゼ

(161) 2018/06/14(Thu) 10時頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ

[リッキィが頼んだか。既に斡旋していたか。
その手紙は気紛れに

フェルゼがまだ知らない、動物に変身出来る魔法使いの元にいる。
────ドリベルに届いたようだった。]**

(162) 2018/06/14(Thu) 10時頃

蝋燭職人 フェルゼは、メモを貼った。

2018/06/14(Thu) 10時頃


【人】 学者 レオナルド

― 事件の日 >>126 ―
 
 
 誰が『レ「おっさん」』だ
 僕はまだそこまで言われる筋合いはないぞ


[名前の言い回しで気にするぐらいおっさんであるし、実際にそれぐらいの年齢のおっさんであるし、ついでにキノコ採ると言われて夜中の自室にも生えているぞと冗談飛ばしたぐらいのおっさんである……それはさておき]

(163) 2018/06/14(Thu) 10時半頃

【人】 学者 レオナルド


 メルヤ君はしばらく館から出ないように
 廊下の灯りの色が変わったら部屋に閉じこもってて、いいね?


[そう言って手にした魔導書は、煙に巻く幻覚魔法か、恐れを抱かせる死霊魔法か、それとも炎や雷といった戦闘に直結するものか――あるいは魔導書ではなく、話し方が上手くなる本とかかもしれない。]

(164) 2018/06/14(Thu) 10時半頃

【人】 学者 レオナルド

[何であったとしても――]


 うん、もう大丈夫


[平穏に戻った以上のことは言わなかった。**]

(165) 2018/06/14(Thu) 10時半頃

【人】 露店巡り シーシャ

─放浪の魔法使い 郵便屋始めました─

 何か一時的な流行ってやつかね〜
 まぁ、路銀の足しになるから俺はいいけどね〜


[ふらりと何処にでも現れる──移動の魔法使い。
魔女や魔法使いは各地にいるが住処を離れたがらないものは多い。

森のポストへ投函されればそれはそのまま魔法使いの元へ届く。
それが『依頼』の合図であった。湖畔の崖上に居を構える魔法使いはスクロールでしっかりと対価を払ってくれていた。>>118

>>129郵便屋と呼ぶ炎の魔女も手紙の斡旋を受けた。その弟子とやらの分も炎の魔女なりの対価で請け負ったが、これはその時より少し先の話。]

(166) 2018/06/14(Thu) 10時半頃

【人】 露店巡り シーシャ

[黒い森に住む魔女──花籠の魔女とも呼ばれる相手からも手紙の斡旋を願われた。
いいよーと軽いノリの手紙を返した。


各々にはポストを作ってシーシャの魔力を帯びたシールを渡した。
そうすれば手間を取らずに”宛先通り”に手紙は届く。

とはいえこの放浪の魔法使いが魔力を発すれば届くも────
遠くと遠くを結びつけるのは容易ではない。

手紙が届くのは数日後であったり数ヶ月後であったり
……数年後になったりとかは郵便事故と目零しして貰おう]**

(167) 2018/06/14(Thu) 10時半頃

露店巡り シーシャは、メモを貼った。

2018/06/14(Thu) 10時半頃


【人】 逃亡者 メルヤ

だって名前が長いんですもん。

[ぷ。と頬を膨らませれば、メルヤの背が低いからか子供みたいに見える。

 夜中のきのこについては、そのきのこは出来損ないだ、食べられないよ。と答えたか]

(168) 2018/06/14(Thu) 11時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[部屋に閉じ籠った夜。頭を支配する考えのせいで寝付けない夜を過ごす。

 幾日かの後、大丈夫と言う彼の言葉に安堵のため息を吐く]

ありがとうございます、レオナルドさん。

[彼が何かしてくれたのはわかるからお礼を言った]

あの……夜の方も、再開ですか。

[上目遣いに彼をみつめた*]

(169) 2018/06/14(Thu) 11時半頃

【人】 学者 レオナルド

― 後日 ―

[出した手紙の返信と、色あせた魔導書(>>130)が届いた。
 ――奇遇にも、先方にもメルヤのような同居人がいるらしい。]


 メルヤ君、これで人探しができるよ

 あと魔導書送ってくれた相手のところにもメルヤ君みたいな子がいるらしい
 そこでも他所でもいいけど、メルヤ君から手紙出してみるかい?


[こうして魔導書の取引をするならやはり日頃から交流があった方が上手く行く。

 ……とはいえ、魔法使いは基本的に俗世から離れているから、用件もないのに他人と交流する気などそうそう無いわけで。

 それなら、居候同士で交流してくれれば自分が面倒なことをせずとも他所の魔法使いと繋がりを保っていられる――と踏んでの勧めである。

 魔法使いはやはり現金なのであろう。*]

(170) 2018/06/14(Thu) 11時半頃

【人】 学者 レオナルド

― 人探し ―

[朝食後。
 手に入れた魔導書を手にして内容を解読する。]



 ……うん
 
 この魔導書によると、残留思念……魂の残り香みたいなのを感知できるようになるみたい

 けど僕はその娘のこと知らないし、僕がその場にいないと分からないみたいだ

 なので……今日、これから、いいかな?
 ……いっしょに


[つまるところ、探すならふたりで街に行かなければいけないようだ。
 何故か提案の言葉の歯切れが悪かったが。]

(171) 2018/06/14(Thu) 13時半頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

 
[同居人のメシは旨い。
魔法の素質も人間のくせにそれなりにはある。
危害を加えたり逃亡したりも今の所は無さそうだ。

が、とにかく片付けろと口うるさい。
アイツは小姑だ。小姑なんだと言い聞かせる。
天井が、突然炸裂したのは、その矢先。]

 ロリババアって言うんじゃないよ、クソガキ
 ………私に天井が届くと思っているのかい

[実際は魔法でどうにかなるのかもしれないけれど
憎きその高身長を見上げて、呟いた。]

[さて機嫌が治ったのはそのあとのこと]
 

(172) 2018/06/14(Thu) 13時半頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

 星型 !!!!!!!

[思わず目から☆が飛び出るほど喜んだ表情を見せ
そのあと表情を秒殺する。何事もなかったように、だ。]

 …………べ、べつにうれしくなんてない
 せっかくお星様にしてくれるなら
 た、食べてやっても良いんだけどな

[……お星様のかたちなら、きっと頑張れるはず ]
 

(173) 2018/06/14(Thu) 13時半頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

 
[街に行く。銀髪は隠されてしまったが、
こちらは堂々と、いつもどおりの赤いコートだ。

もしかしたら「魔女らしくない」なんて
彼にも言われたことがあるのかもしれない、な?
赤いコートの下は人間の街ではやっているような服を好む
魔女らしいフードがついたローブやら、
黒いワンピースやらは、決して着ないのだ。 ]

 言われなくても、買うよ、服。
 最近森が少し肌寒いからな。

[炎の蜥蜴を召喚すれば、まさしく御者の姿に早変わり。
かぼちゃの馬車ではないけれど
魔法で生み出した荷馬車は、それはそれはとても便利だ。 ]
 

(174) 2018/06/14(Thu) 13時半頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

── とある日 ──

[手紙を受け取ったのはフェルゼのほうだった。]

 ……と、友だちくらいいるさ

[なんて見え見えの虚勢を張って答えれば、
きっと魔導書を送る手はずを整えたのだと思う。

無論何のことはない、触媒の対価としての書籍だったし
簡単な材料は街でも手に入るものの、
良質な魔法の触媒となると話は別で。
なかなか街ですべてを揃えるのは、難しいのだ。]

 ……手紙、書くのか。

[そこから先、彼が誰に何を書いたのかは知らない。
だけど見知らぬ相手に届けて欲しい、と言われれば
きっとその旨、郵便やにも伝わったのだろう。 ]*

(175) 2018/06/14(Thu) 13時半頃

【人】 学者 レオナルド

[問題は格好である。
 まず服装。魔法使いらしい赤いローブで街を歩くのはもちろん論外である。

 また、魔導書を手にしていないと探知できない都合上、この本を持ち歩く様もどうにかして偽装したいところだ。]


 幻覚魔法をかけ続けるわけにいかないしなあ……
 両手に魔導書持っていないといけなくなるから

 何かいい方法ない?


[同時発動自体は可能だが、探知のためには片手は空けたいらしい。*]

(176) 2018/06/14(Thu) 14時頃

下働き ピスティオは、メモを貼った。

2018/06/14(Thu) 15時頃


【人】 流浪者 ペラジー

―回想:彼方の海、近郊の幸―

[キレイな名前。>>65

わたしの名前が”海”であるように
”Calyx”には名前の意味があるのか問いかけたか。

教えて貰えたなら喜んだだろう。
躱されたなら追求はしなかっただろう。]

 教えるひとがいいから……。

[褒められて少しはにかんだ。

細くて白くてキレイな指が拙い文字を辿る。]

(177) 2018/06/14(Thu) 15時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

[どことなく喜んだようにきこえる声
親しげな仕草がとても嬉しくて、嬉しくて

たくさんのことを教えてくれるのが楽しくて
わたしはとても覚えが早い生徒だったのだろう。

褒められたくて
夜遅くまで練習して

……そのせいで持病の発作が起きた時もあったけれど。]

(178) 2018/06/14(Thu) 15時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

[彼女が頭を撫でてくれる手つきは、優しい。
村のおとなたちのように
気に食わないだけで手をあげたりしない。

目を細めて染み入るようにその声を聞くのだ。]

 ……ほんとに…?

[遙かな海を想像する。>>66
どこまでも果てしない青い空と碧い海を。

発作は時折まだ起きていた。
その度彼女は甲斐甲斐しく面倒を見てくれただろうか。

彼女がわたしの望みに気づかないように
彼女がわたしに望んでいることにまだ気づいていなかった。]

(179) 2018/06/14(Thu) 15時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

―回想:名前を呼ぶ度浮かぶもの―

[どうやら”間違えなかった”らしい。>>74
幼い頃はまだ”間違えたら痛いことをされる”

生まれた村で扱われたものが拭い切れていなかった。]

 ……だって。
 いえ、何でもない…です。

[まだ出会ったばかりの頃は懐疑的だった。>>74
だって黒い森の魔女のお伽噺を信じていたから───…。


表情に乏しい彼女が何を考えているのか、まだわからなくて。
ときどき機嫌を伺うような卑しい真似もしていた。]

(180) 2018/06/14(Thu) 15時半頃

【人】 流浪者 ペラジー


 呼びにくいなんてことはないけど
 何だか…ちょっとちがう気が、して。


[幼い顔には難しい顔が浮かぶ。
呼び方ひとつで考えることがあるというのも、余り無い体験だろう。
きっと、幼い顔に難しげな表情が浮かぶのだろう。

教えてくれる師のことを「先生」と呼ぶことを知り
わたしはいつしか彼女のことをカリュクス先生≠ニ呼ぶようになった。

時々、”先生”とだけ呼ぶことがあったのは無意識。
拗ねている時は無意識に”先生”とだけ呼ぶことをわたし自身は気づいてなかった。*]

(181) 2018/06/14(Thu) 15時半頃

【人】 酸味探し ドリベル

―― とある日 ――

[その手紙が>>161少年のところに届いたのは
ちょうど、胡桃の殻に色ぬりしていた時のこと。

お皿の上にはすりつぶした赤い実と、黒いインク
それに床には胡桃の殻が山盛りに
さぁこれから、テントウムシをつくるぞ。
なんて張り切っていた時のことです]

(182) 2018/06/14(Thu) 15時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

─森を抜け、街へと向かう─
[わたしの機微をしっかりと受け取った彼女は
機転を利かせてくれたことには気づかない。>>138

ぱっと顔を明るくさせる。
我ながら露骨なまでに分かり易かった。]


 カリュクス先生とお揃い……
 どんなのが…似合うかなぁ

 青色の石とか似合いそう……

 
[歩きながら既に見立ては始まっていた。>>138

素直に言えばわたし自身は着飾る気は全くなかった。
だけどこの歳でも、まだお揃いの物と聞くとふわふわっと嬉しくなるのだから、不思議。

歩く速度もどことなく軽やかにカリュクスを急かしもしただろうか。]

(183) 2018/06/14(Thu) 15時半頃

【人】 酸味探し ドリベル


 てがみ……?
 えっ?でも

[届けられた手紙に少年は絵筆をころころ
放り出された絵筆が床に点々と染みをつけます。

手紙を持って来たのは誰でしょう。
ガストンか、鳩が嘴に咥えて来たか
案外、魔法のように突然現れたのかもしれませんが
そのどれであっても、少年には小さなことなのです。

誰からの手紙かとそわそわ
焦って開いたせいで、角が少し破けてしまいましたが
そんなことにかまってはいられません。

夢中で中身を読んだなら、次はお返事
胡桃の山をどけてそこに羊皮紙を広げます。
何を書こうか、ちょっとだけ考えてから]

(184) 2018/06/14(Thu) 15時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

[街に辿り着けばまずはカリュクスを着飾らせようとしただろう。
先に食糧とかを買うと、いつでも帰れる準備が整ってしまう。

彼女は目立たないようにワンピースを着ていたけれど。

童話に出て来る愛らしい少女のような
薄桃色のシフォン生地のワンピースを勧めたら
どんな顔をされただろう。

お揃いの魔除けは青い石に拘ったけれど
光の反射で青にも見える月長石に目を惹かれ、これはどうかな、と尋ねた。]

(185) 2018/06/14(Thu) 15時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

[そうして一緒に歩いていて偶然見かけた手紙のことが気に掛かった。]


 いえ、ちょっと気になっただけなので。


[その時はそれで切り上げた。>>139
カリュクスが何事かを思いついたとは気づかずに

はしゃいだ子どものように別の店へと向かう。]

(186) 2018/06/14(Thu) 15時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

[露店で街で流行している花を樹脂で閉じ込めたバレッタを見つけ
彼女に贈るのもいいなと思い

お小遣いと相談しながら、うんうん、唸っていた時に
提案され、今は同じ色の黒い瞳を見つめ返す。>>140]

 ……やってみたい…。

[小さく紡いだのは素直な声。>>140
手紙を書くこともやってみたかった。

その意図が人の世に戻らせるつもりだと知っていたなら
突っぱねて言うことなど聞かなかっただろうけれど

わたしはこの時、彼女の意図などまったく気づかなかった。]

(187) 2018/06/14(Thu) 15時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

─少し先のこと─

[カリュクスの斡旋で手紙を書くことになった。>>141

どうやら家にポストを作り
カリュクスが受け取ったらしいシールを貼るようであった。>>167

羊皮紙とインクを用意して
まだ真っ白の紙と、真っ白できれいな人を見つめる。]


 ……何を書いたらいいのかな。

[助言を求めるように話を振った。
カリュクスならどんな風に手紙を書くのだろうという興味もあった]**

(188) 2018/06/14(Thu) 15時半頃

【人】 酸味探し ドリベル

   フェルゼさん へ

 お手紙ありがとう。ちゃんと届いたよ。
 ボクはドリ。年は7つで、フェルゼさんと同じく男。
 山で事故にあって、ガストンに助けてもらったんだ。
 あのね、ガストンはね、クマになれるんだ
 それに、どっちの時も大きいんだよ?すごいでしょ

 フェルゼさんは、魔女さんと暮らしてるんだね
 その魔女さん、ニンジンたべないならボクとおそろいだ。
 ケーキにしたらどうかな?それなら、ボクたべられたよ。

 街だと、魔法使いは怖がられるの?
 魔女さんも、ガストンも優しいのに変なの。
 怖がる人がいたら、ボクけっとばしてやるよ!

 お手紙ありがと
 すごく、すごく嬉しかった。またね

              ドリ

(189) 2018/06/14(Thu) 15時半頃

【人】 酸味探し ドリベル

[書けたなら封をして
無事に届きますように。とお祈り。

テントウムシを作るつもりだったことも忘れて
その日は一日中、上機嫌でおりました**]

(190) 2018/06/14(Thu) 15時半頃

酸味探し ドリベルは、メモを貼った。

2018/06/14(Thu) 15時半頃


【人】 蝋燭職人 フェルゼ

[>>172同居人の感性はよくわからない。

魔女の感性か、リッキィの感性かわからない。
もう怒鳴りつけるのが癖になっているので直しようもない。]

 クソガキって呼ぶんじゃねえよ、ロリババア
 チビのちんちくりんじゃ脚立使っても届かねえな。


[頭に手を置いてぐぐぐ…と上から押す。

魔法で直せるかどうかは定かではなかったが。
あの天井を直すのはどうやら自分らしいと思えば

小憎らしそうに家主に反発してみせるのだった。]

(191) 2018/06/14(Thu) 16時頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ

[とはいえお互い現金であったか。>>173
星型のニンジンと聞くなり
秒殺されし喜色を見逃す程フェルゼは鈍くは無い。

その顔を見れば食べやすく小さい星型にしようと心に決めた。
別に喜ばせたいわけではない。
せっかく作るのなら、食べて貰わなければ意味がないと言い訳をする。]


 だったら星型のクリームシチュー
 ……鶏肉も柔らかく煮込んでやるから。


[何だか久し振りに嬉しそうな顔を見た気がしたので
ついそんな甘いことを言ってしまった。]

(192) 2018/06/14(Thu) 16時頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ

[相変わらずに身丈に合ってない赤いコートは街で歩くのにやや目立つ。

「魔女らしい」というのを聞いて育たなかったから。
フェルゼにはよくわからないが
自分より年上な確定の魔女らしくはないとは思った。

フェルゼは己の容姿の良さをよく知っていたので衣服にも気を使う。
ついでに愛想を振りまけば壮年の女性ならオマケをくれるので如何無く発揮した。
服だけは共通の趣味と言えただろうか。]


 炎の魔女なのに寒いとか思うのかよ。
 アンサンブルの服でも見立ててやろうか? チビ

[家の外でまでロリババアとは呼べない。
魔法で生み出した場所の中ではもう外出モードに切り替えていた。 ]

(193) 2018/06/14(Thu) 16時頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ

─ 街 ─

[街へと降り立てばまずは食糧の買い出し。
日持ちする根菜に、行商が売っている果物。

栄養がどうとかはわからないが偏食はよろしくない。
珍しい香辛料も買って──…一部の野菜への視線が冷たかったのは気のせいか。]


 好き嫌いしたらメシ抜きだからな。
 ……しなきゃ、プリンでも作ってやるよ。

[そうぼそりと告げて、荷物を魔法でどうにかして貰った後に
服飾が売っている辺りを目星を付けて向かったか。]

(194) 2018/06/14(Thu) 16時頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ

 おい、ロ……リッキィ
 何着買っていいんだ?



[忘れがちだが居候である。金はない。]*

(195) 2018/06/14(Thu) 16時頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ

── とある日 ──

[友達はいるという声が明かな虚勢まじりの声だった。
ふーん、と追求しなかったのは優しさだったか、何だったか。]

 ……俺が来てから初耳だな〜。

[揶揄まじりの声を飛ばしては、ふむ、と首を傾げる。
銀色の髪の先が少しだけ目に映った。]

 俺もやるからてめえもやれよ。

[友達いるなら手紙ぐらい書けばいいだろ。
揚げ足を取るように、リッキィにも手紙を書くように促した。

何となく文通をしているリッキィの図が面白かったので
一緒に始めるか、と軽い提案をしてのけた。]*

(196) 2018/06/14(Thu) 16時頃

蝋燭職人 フェルゼは、メモを貼った。

2018/06/14(Thu) 16時頃


【人】 森番 ガストン


 食べたっけ……。
 おれ、朝はねぼすけだ……。


[桑の実の最後の時期にと一緒に摘んでつくったジャムを、寝ぼけて食べてしまったのでしょうか。
最後に舌にのせた時の味は思い出せても、そのあとどうしたかが思い出せないのでした。

ああ、だけどこの胡桃のパンの香ばしいこと!
トッピングは無くてもパンは美味しいのですが、あればなお美味しい。

……胡桃パンから胡桃だけ家出してしまっていたら……?
そんな日もあったかもしれませんが、今日はちゃんとここにある。喜ばなくてはなりません。]

(197) 2018/06/14(Thu) 16時頃

【人】 森番 ガストン

[早速手紙の書き方を覚えたら、一体誰に何を書くのでしょう。
何の気なしに羊皮紙を覗き込んだら、ドリベルは部屋の隅まで走っていってしまいました……。

そんなことで泣いてはいけません。子の成長を見守るのには寂寞感が付き物なのです。
テーブルに残った男は小さく、おん、と鳴いて、もう一枚の羊皮紙を取り上げました。

さてさて、気持ちを書き出すのは、言うは易し、なれどなかなか難しいことです。
山に一人残されてから、いっそ獣として暮らそうかと思ったこともありました。
しかしいくら熊になれるからといって、流れているのは人の血です。
言葉を忘れないようにと都度都度筆だけは取り続けたのですが……

さあ、誰に何を伝えたものか。]

(198) 2018/06/14(Thu) 16時頃

【人】 森番 ガストン

[戻ってきたドリベルは、なんと男に紙を手渡しました。
ドリベルが書いた、初めての手紙です!
さっきまでのしょぼくれはどこへやら。
大きな口に笑みを浮かべて、男は両手で手紙を受け取りました。]


 おお、お返事来た!
 ……ん?今読むのは、ダメなのか?
 分かった。後で読もう。


[しかし言葉は難しいもの……後で、とは、いつの事でしょう?
冬眠が明けてから……?とてもじゃないけれど待ちきれません。
ならば、ドリベルが大きな姿見の前に行っている隙……今でしょう。

丁寧に折りたたまれた紙を広げて、そこに書かれていたのは……]

(199) 2018/06/14(Thu) 16時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

んー……名前も知らない相手に手紙を書くのって、すごくハードルが高いですよ。

[同じように魔法使いの元で暮らす誰かに興味がないわけではない。手紙を送る気持ちを、手紙をもらう気持ちを、想像するだけで心が踊る。
 それでも、手紙に心を奪われすぎるのは怖い。目の前の相手に不義理をしてしまうかもしれない。その考えを持つ限り、不義理を起こすことなんかないのだろうけど]

何かきっかけがあれば、ね。

[残念ながら、魔法使いの思惑通りにはいかないようだ]

魔導書の手配、ありがとうございます。最近、してもらってばかりですね。

(200) 2018/06/14(Thu) 16時頃

【人】 森番 ガストン

 (ジャム……!)


[ありがとう、と、ごめんなさい。
ここに来た時の警戒を滲ませた様子を思えば、ドリベルは随分と逞しくなったものです。
いい意味でも、悪い意味でも。

最近食卓で起きる不思議な出来事……胡桃パンから胡桃が消えたり、とっておいた椎の実が無くなったりする事件は、男が寝ぼけていたわけではないかもしれません。

男はううん、とひと唸り。
白紙の羊皮紙に向き合いました。]

(201) 2018/06/14(Thu) 16時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

街に、一緒に。デートみたいですね。

[彼とメルヤが並んで歩くと、身長差も相俟って親子のように見える可能性の方が高いと気づいてないのか知らない振りか。行方不明者の捜索なのに不謹慎なくらいはしゃいだ声]

服は私が来る前にレオナルドさんが街に行っていた頃に着ていたのをちゃあんと手入れをしています。流行に左右される物でもないし、年齢は……ちょっと若向けなのは否めないですが。

そうだ。街に降りたら新しい服を買いましょう。そうして時々一緒に街に降りて、アイスクリームのお店とか、お洒落なカフェとか、公園とかに行きましょう。

今のうちに。

[最後の一言だけは、俯いて小さく囁く]

(202) 2018/06/14(Thu) 16時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[次の瞬間には何事もなかったように顔を上げ]

それなら、いっそ本を読む振りをしながら歩けばどうですか。羊皮紙でカバーを作りますからそれを掛けて。他人にぶつからないように私と腕を組んで歩きましょう。

大丈夫。きちんとエスコートします。

[他の案があるなら聞き入れるつもり*]

(203) 2018/06/14(Thu) 16時頃

【人】 森番 ガストン

[  ピスティオ様

此方の山では良い鱒が獲れる時期となりました。
如何お過ごしでしょう。
先日お送りいただいたベーコン、ごちそうさまでした。
山では手に入らないご馳走に、家族で美味しくいただきました。

育ち盛りの人間の子どもを一時的に預かることになってから
彼の成長ぶり・食べっぷりに驚かされるとともに
また微笑ましくもあります。

追伸:山で採れた良い無花果がありましたので
   干し無花果にしてお送りします。

                ガストン   ]

(204) 2018/06/14(Thu) 16時頃

【人】 森番 ガストン

[流石に手紙だけならともかく、干し無花果が詰まった籠を小鳩に持たせるのは忍びありません。
ここは大きな翼の梟に持って行ってもらいましょう。

風を切って飛ぶ猛禽は、果たして引っ越し先まで無事にたどり着けるのでしょうか。]**

(205) 2018/06/14(Thu) 16時頃

森番 ガストンは、メモを貼った。

2018/06/14(Thu) 16時半頃


【人】 幸運の科学 リッキィ

 
[星型のにんじんとコトコト煮た鶏肉を想像して
街でもちょっとだけ浮かれていたのは否めない
ちび、と呼ばれても、むむっと眉間に皺寄せる程度で
それよりも、弟子が如何なく発揮する「才能」に
ほんのすこしだけ甘んじて買い物を楽しんでいる。]

 プリン!
 ……し、仕方ないな、
 野菜も食べれないわけではないんだぞ
 食べる必要がないと思っているだけだ

[それはあながち嘘でもなくて。
だって呪われた魔女に栄養は必要がなかったから]
 

(206) 2018/06/14(Thu) 17時頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

 
[一瞬ロ、といいかけたのは聞き逃さない >>195
それでもやはり久しぶりの街に、浮かれていたか
うーん、と少し首をひねったあとで ]

 そうだな、2〜3着くらい、か
 今月はすこしだけ収入が多いんだ

[魔女が何で稼いでいるって?
魔法を込めた道具はある筋じゃあ、高く売れるんだ
それと引き換えにあやしげな裏路地の店から
材料を調達するのが買い出しのひとつの目的だ。

──魔女が敬遠されているとは言え
  “そういった店” も未だ少なからず存在する
  それは、魔女にとってはありがたいことでもあった

ああ、錬金術ができるのなら……… ラクなのにな。 ]*
 

(207) 2018/06/14(Thu) 17時頃

幸運の科学 リッキィは、メモを貼った。

2018/06/14(Thu) 17時頃


【人】 酸味探し ドリベル

[爪は硬く鋭くなりました。
歯は尖って牙のようになりました。
手のひらも前より、厚くなったように思います。
でも、ここまでの変化は初めてでしたから

ここは確認してもらったほうがいいでしょうか。
体を捻ってちらっと見れば
ガストンは手紙を読んでいるところ>>199>>200

どうして『後で』にしてしまったのでしょう
夜に読んで。とでも言えばよかった
自白しなければよかったと、後悔しきりです]

 な、なんでもない!!

[くるりと背中を向けて、シャツを脱ぎます。

向こうではガストンが、手紙を書いている様子
誰に書いているのか、どんなことを書いているのか
気になって仕方がありませんが、今は我慢我慢]

(208) 2018/06/14(Thu) 18時半頃

【人】 酸味探し ドリベル


 (猫の毛より、硬い……)

[シャツを脱ぎ、改めて確認した獣の毛
触って見れば、猫の毛よりもちくちく
少なくとも、ハリネズミの毛ではないようです。

ここに来て、図鑑はたくさん読みました。
けれどそれは、文字と絵での情報でしかなくて
触れた感触などは流石にわからないのです。

うーんと悩みながら、焦げ茶色の毛並みをひと撫で
熊だったらいいなぁ。なんて思いもありますが
ちょっぴり心配もあるのです]

(209) 2018/06/14(Thu) 18時半頃

【人】 酸味探し ドリベル


 (なんでクマは大変なんだろう?)

[出会ったばかりの時に聞いたその言葉
あの時は、深く考えもしませんでしたが
今でもずっと、気にかかっています。

経験者ゆえの苦労
そんなものなのかもしれませんが
それなら、ヤマネやカッコウはどうでしょう
同じように、大変だと言われるのでしょうか。

気になっていることは他にもあります
例えば夜のこと。幾度かトイレに起きた際
ガストンの姿が見えないことがありました。
あれは、どこかへ出かけているのでしょうか。

聞いてみればいいだけ。
そう思うのに、大事なことはなかなか聞けません
盗み食いや落書きならいくらでもできるのに]

(210) 2018/06/14(Thu) 18時半頃

【人】 酸味探し ドリベル

[どうでもいいことはできるのに
大事なことはできない。

そんな自分が少し格好悪くて
焦げ茶色の毛を撫でながら、そっとため息
もそもそとシャツを羽織ったら
ガストンの近くへ行きましょうか**]

(211) 2018/06/14(Thu) 18時半頃

酸味探し ドリベルは、メモを貼った。

2018/06/14(Thu) 19時頃


【人】 蝋燭職人 フェルゼ

[>>206このロリババアもとい師は案外本気で怒ることはないとフェルゼは評している。
口も態度も悪い自覚があるだけに、気が長いと思いつつも改める気はない。]


 野菜喰わねえから背伸びねえんだろ、チビ


[呪われていることも知らずに
聞かされていないことを尋ねようとせずに

魔女は成長しないのだろうと勝手に思い込んでいる。
もしくは成長が遅いのかと思いながら野菜を選別したものか。]

(212) 2018/06/14(Thu) 19時半頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ

[>>207リッキィの2,3着と聞いてぴゅぅっと口笛を吹く]

 へえ、気前いいじゃん
 収入が多いにしても少しは貯蓄しておけよ


 何ならレディに服見繕ってやろうか?


[どうやって収入を得ているかは薄々感じていた。
魔道具を作るのを手伝ったことが、あったかもしれない。


この街でも魔女は敬遠されている。
生まれた街よりは、マシであったかもしれない。

ふむ、と首を傾げる。]

(213) 2018/06/14(Thu) 19時半頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ


 そういや、ロリババア。
 ……いい加減、髪色変えられる魔法教えろよ。


[身を屈めて声を潜めて
銀髪でなければ俺はもっと男前なのに、とかぼやいた]*
 

(214) 2018/06/14(Thu) 19時半頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

 
[人の気も知らずちびだのなんだの、
まあそれをいまは咎める気もなく街を歩く
服を見繕ってやろうと言われたら、悩む素振りひとつ。]

 お前のセンスで服を選ばれたら
 私はこーーーんなコルセット巻いた
 硬っ苦しいレディにでもなりそうだな

[それは前々から薄々感じていたことだけど
彼の服装が貴族めいた ── お伽噺の金持ちの様な
そんなきちんとした身なりを好むように、見えたから。

きゅうう、とコルセットで締めあげられるイメージを
頭の中に思い描いたのであれば、
眉潜めて、うぅ、とちいさく唸ったか。 ]
 

(215) 2018/06/14(Thu) 20時頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

 
 …………髪色?

[髪色のせいで逃げてきた、
それくらいのことは匿う上で何度か聞いたかもしれない
それが忌み嫌われた髪色であることも、
恐らく…………素質のある者が持つ色であることも。

この街に降り立つ時も必ず彼は帽子を被る
見せたくないもの、そうなのであろう。が、 ]

 …………黒のインキでもぶちまけてやろうか

[たぶん茶化してしまうのはこの魔女の悪い癖で、]

 ……私はお前の髪色も、好きだぞ。

[手を伸ばして帽子からはみ出る髪をちょい、とつつく。
時折そんなことを言い出すのも、きっと、魔女の悪い癖。]*
 

(216) 2018/06/14(Thu) 20時頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ

[>>215言い分には鼻で笑って流す。
わかってねえな、これだからチビは

──…軽口を叩けば頭を勝手に撫でる。]

 バッッッッカじゃねえの?
 俺の見立てを甘く見んなよ。

 俺はこういう服が似合うから着てるが
 ちんちくりんにはそんなの似合わねぇよ。


[事実大貴族の出である故に血筋は抗えないのか。
容姿だけは洗練されているのは確かだ。

人の印象は衣服から。
買物を値切るのに服を買っているわけではないが。

いざという時にセンスを磨いて損はない。
尚、服は見た目よりは低価格なものを上質にみせるのがフェルゼのやり方だ。 ]

(217) 2018/06/14(Thu) 20時頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ


 目立つし面倒だしな。

[気にしてない、と言えば嘘になる。
銀色の髪は不吉だからと親にすら無いものと扱われたことは昔話した。

こちらの街では魔女同様にその傾向は薄くても
矢張り奇異な目で見るものはいるので、避けたいとこだった。

苦い表情を隠すように目深に帽子を被る。 ]

 もと他に方法あんだろ。

[じろり、と見下ろそうとして次の言葉は不意討ちだった。
背の低い師が手を伸ばす。恐らくは背伸びもして、はみでた銀をつつく]

(218) 2018/06/14(Thu) 20時頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ


 ───…師匠に言われちゃ、しょうがねえ。

[弟子だし居候だし、魔女だし。
そんな言い訳を重ねて重ねて、”師匠”などと久し振りに呼んだことすら忘れて

心の中ではいつだって尊敬も感謝もしている。
でもそれを表には出せないのは性分だ。更に目深に帽子を被って隠したが。

背の低いリッキィから見れば照れて少し赤くなっているのは見えたかもしれない]

(219) 2018/06/14(Thu) 20時頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ



[ 髪色”も”などとぬけぬけいったのだ。この…養い親は ]

 

(220) 2018/06/14(Thu) 20時頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ


 とにかく、服だ。服買うぞ。

 話、戻すけどな。
 子どもには子どもなりの似合う服装があるだろ。
 大体その赤いコート…夏以外ほとんど着てんじゃねえか。
 

[さり気なく尋ねたのは恐らく魔女にとってそれは特別なものなのだろう。
本とかの扱いが雑な割に──あくまでもフェルゼの観点からだが
──随分と赤い外套は補修を繰り返しているところを幾度か見かけたか。

さらりと尋ねるのは軽い口振りで
動揺している今でなければ聞けなかったからだ。]*

(221) 2018/06/14(Thu) 20時頃

【人】 森番 ガストン

[山で採れたおやつは、天高く羽ばたいて木々の向こうへと消えていきました。
気が付けばすぐ側にドリベルの姿がありました。]


 どりはえらいな。
 正直に言ってくれて、ありがとう。
 最近、よく大事なこと忘れる。
 だから、ジャムないのおれのせいだと思ったぞ。
 
 
[今日、おやつは抜きだ、ともう大空の点と化した梟を指差して。本気で声を荒らげたりはしませんが、時には罰も必要なのです。

嘘も盗み食いも、たとえ男が許しても、人間は許してくれるか分からないのですから。

ドリベルはなんと答えたでしょう。
どんなにむくれた顔をしたとしても、男は壊れ物に触れるように、優しく頭を撫でるでしょう。]

(222) 2018/06/14(Thu) 20時半頃

【人】 森番 ガストン


 ……角は、生えてない。


[シャツの下で起きた変化を知る由もなく、男はドリベルの髪の間に指を這わせて言いました。
獣になるも魚になるも、本人次第……ですが、何らかの兆候が見えてもいい時期です。

出会った頃より幾分ふっくらしたようなほっぺたが、ある日突然鱗だらけだったら?
首だけ長くなってしまったら?鼻が伸びたら?

どんな変化が起きたとしても、愛すべき存在であることに変わりはありません。

しかし彼に訪れた変化は、間違いなく巣立ちの時への一歩でしょう。]

(223) 2018/06/14(Thu) 20時半頃

【人】 森番 ガストン

       タ ァ  ァァ――――ン……
 
 
[そんな時、山からあの乾いた音が響きました。
まだ人に近しい少年の耳には果たして届くかどうか。

 すかさず聞こえた、もう一撃……
 
もし聞こえたのなら顔を見合わせて
聞こえなかったなら平静を装って男は言うでしょう。]
 
 
 ……ちょっと、外を見てくる。すぐに戻るから。
 
 
[一人でもテントウムシを作ってみたり、本が読める偉い子なのですから。]*

(224) 2018/06/14(Thu) 20時半頃

森番 ガストンは、メモを貼った。

2018/06/14(Thu) 20時半頃


【人】 幸運の科学 リッキィ

 
 ……に、似合うかもしれないだろ!
 ばば、馬鹿にするなよ

[頭をわしゃわしゃ撫でられ軽口叩かれ
むすっとした顔で街を歩く
結果的にコルセットではない
別の服装を選びに向かうのはほんのすこし先の話で、
その前に話題はフェルゼの髪色に移ったか

背が低いと目深に被った帽子の下もよく見える
久しぶりに「師匠」だなんて呼んだ彼の頬
色素の薄い肌にほんのすこし赤みさした気がした

とはいえほとんど無自覚で発した言葉ゆえ、
彼がどうして赤くなったのか、気づけるほど鋭くはない]
 

(225) 2018/06/14(Thu) 20時半頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

 
[そうして話が戻れば服装のこと
あまり触れられてこなかった赤い外套に話が移る
概ね年中冷え込む地域だ、常に着ているのも、まあ
そこまで「変な人」でもない、はずであったが
それにしても身の丈に合わぬ大きなコートは
気にならないわけも、まあ無いだろう。 ]

 …………子どもって言うな
 私はお前よりおねいさんなんだぞ

[むすーっとまたふくれっ面に戻して
そんなことをまずは訂正してから、そして。]

 このコートは、気に入ってるんだ
 ………母親に買ってもらったんだ、昔な。

[ぽつ、と視線を落として呟いたそれは
ことのほか、淋しげにも響いた。]
 

(226) 2018/06/14(Thu) 20時半頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

──回想:赤い外套──

[母、ブレイズ・マドロックは美しいひとであり、
そして、いかにも ”魔女らしい” 服装を好んだ。
三角帽子に黒いローブ、それからステッキ。

まだ小さい魔女であった娘も、
当時は同じような黒い衣服に身を包んでいた。

── それが結果的に
  「大衆のイメージする魔女」を彷彿させて
  魔女狩りで大々的に狙われることにもなったのだが

それでも彼女が唯一持っていた色鮮やかな服が
今娘セシリアの持つ、赤い外套だった。 ]
 

(227) 2018/06/14(Thu) 20時半頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

 
[しかしそれを母は着ていたわけではなく
ただただ、手元に持っていた。

” 私はこんな服装を好きで着ているけれど
 セシリア、あなたには、あなたらしく生きて欲しい
 あなたは、私ではないの。
 
 だからもし、これを着れるくらい成長したとき、
 あなたは自分の着たい服を選びなさい。
 闇に生きる魔女のように黒に身を包んでもいいし
 鮮やかな赤を纏っても良いと思う。

 それは大人になったあなたが選ぶこと。
 あなたの選択を、私も楽しみにしているわ。”

そうして託された赤い外套。
だけど、それを纏う前に、母は殺され。
そして、それを纏う前に、身体は大人になるのを止めた。]*
 

(228) 2018/06/14(Thu) 20時半頃

【人】 学者 レオナルド

― 街 ―


 ここがその八百屋?
 じゃあここがスタートだね

 大まかに説明すると……
 
 メルヤ君がその行方不明の娘のことを想い描くと、僕がそれについての方角とか距離とかわかる、って感じかな
 本人でなくても残留思念でもたぶん拾えるはず
 ただ、魔力を絞ってるから探知できる範囲はそんなに広くないと思う……今日はだいぶ歩くことになるかもね


[魔導書はメルヤのアイデアによる羊皮紙のブックカバーで隠せたとしても、解読魔術を行使すると持つ手が淡ってしまうのである――これは手袋をしても意味がないのは実験済み。
 そのため光が目立たない程度まで魔力を絞ることになり、そのぶん探知範囲が狭くなるわけで。]

(229) 2018/06/14(Thu) 21時頃

【人】 学者 レオナルド


 ――じゃ、行こうか?
 

[父娘のような二人連れが、仲良く腕を組んで歩く。
 メルヤが思い描くイメージを受信するために接触が必要なのは確かだが、その目的のためにしては過剰な絡み方で。
 それをデートみたいだと素直に表現してはしゃぐメルヤに目を細めつつも、同じように喜ぶには歳をとってしまった自分が恨めしい――しかも(年甲斐もなく)デートだと思っているのに。
 
 ――なお、この探知魔法はあくまでも目的のものが探知できるだけであって、メルヤが想い描いたものが何なのかまでは手を通して伝わって来ない。
 そのためメルヤが違うものを想い描けば、内容次第でその娘以外のものに辿り着くこともある。*]
 

(230) 2018/06/14(Thu) 21時頃

【人】 酸味探し ドリベル

[悪事の代償は高くついてしまったよう
おやつ抜きの言葉に、しょんぼり顔が下に向きます。

自分が悪いのは分かっています。
だけど、今日のおやつは干し無花果だったはず
桑の実ジャムも好きですが、干し無花果はもっと好きなのです]

 椎の実も食べた
 あと、他にも色々……

[顔を下に向けたまま、もう一度ごめんなさい。
今度はきちんと言葉に出して言いましょう。

そして、かれの手が上に上がったなら
拳骨が来るのかと、一瞬身構えてしまいましたが]

(231) 2018/06/14(Thu) 21時半頃

【人】 酸味探し ドリベル

[撫でられて、ほっと肩の力が抜けます。

盗み食いするよりも、一緒に食べる方が美味しい
そんなこと、とっくのとうにわかっているのです。
だから次からはちゃんと聞くか
せいぜい味見くらいに抑えようと心に決めて]

 ツノないよ
 あんなの、重そうじゃんか

 水に入りたくなってないから
 ウロコもだいじょうぶ

[そんな風に状況報告
動物に変身できる時が待ち遠しくはあるのです
でもそれは同時に、ここから離れるということ

変わりたいのに、変わりたくない
どっちつかずの気持ちは、少年の口を重たくさせます。
それでも、報告しようと口を開けば]

(232) 2018/06/14(Thu) 21時半頃

【人】 酸味探し ドリベル


 ―――……?

[山の方から聞こえた音
乾いたその音は、黙りこくっていなければ
きっと聞き逃していたことでしょう。

聞き間違いかと耳をすませば、もう一度]

 え、ちょっ……ちょっと

[乾いた木を打ち合わせるような音
この音のことを少年は知っています
もう随分と遠い時分に
村で聞いたことがありましたから。

たしかあの時は、村に現れた獣を
大人の人が追い払ったんでしたっけ
現れた獣がなんだったかは覚えていませんが
灰色の毛が散っていたのだけ、覚えています]

(233) 2018/06/14(Thu) 21時半頃

【人】 酸味探し ドリベル

 ヤダ!! 行っちゃダメ!!!

[出て行こうとする姿に
背筋に粘ついた汗が流れます。

動物になれるのですから
狙われないという保証はありません
間違えて撃たれてしまうかもしれないのです。

どうにか引き止めようと
一生懸命手を伸ばしましたが]

 ……ちゃんと、帰って来るんだよね?

[指が届くぎりぎりで、袖をつかむのは諦めて
伸ばした手は、ぱたりと下へと。
行ってらっしゃいと手を振りましょうか*]

(234) 2018/06/14(Thu) 21時半頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ

[>>225似合うものを選べと言えば反感を買われた。
解せないと肩を竦めて終わらせる。

むっつりと一瞬黙り込んだのをどう捉えたかはわからない。


ただ、全く気づいて無いことだけがわかった。]

(235) 2018/06/14(Thu) 21時半頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ

[>>226赤い外套のことは気にならなかったといえば嘘になる。
寒冷地帯に近しい気候ではあるが。

後生大事にしているような気がして、気になったのだ。

どことなく反撥する言葉が弱い気がしたのは錯覚だったろうか。]


 母親?

[耳慣れぬ単語に眉を寄せる。
フェルゼにとっての母親とは銀色の髪の子を産み精神を病んでいった。

それしか知らないし、何よりだ。]

(236) 2018/06/14(Thu) 21時半頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ

 え、お前、木の実から生まれたんじゃねえの?


[真面目であった。魔女に対する知識は乏しい。

ふぅん、と声に出したのは興味無さそうな声に聞こえたか。
思うところはあって気の抜けた声になった。]

 まぁ…大事にしろよ。
 いつかきちんと着られるようになるだろ。


[無知ゆえの残酷な言葉を重ねていることは、知らない。]*

(237) 2018/06/14(Thu) 21時半頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

 木の実かよッッ

[思わず突っ込まざるを得なかった。
コイツ、私を……いや、魔女を何だと思っているんだ。
私はなんだ、秋に実をつける栗か何かか、失礼な。]

 …………着られたら良いなって思ってたさ
 でも、もう無理だから。

[妙に感傷的になっているのは否めなかった
何か聞かれるのなら、まだことばは続けたのかもしれない
聞かれなかったのなら、そのまま街を歩くんだろう

── これが似合うほど、素敵な。
    大人になれたらどんなによかったか。 ]*
 

(238) 2018/06/14(Thu) 21時半頃

【人】 ビール配り フローラ

 
[抱きしめながら" このまま起こして "
 もちろんこれは『 お願い 』で。
 そもそも、キミに本気で命令なんかしたコト
 ───── ないかもしれない。

 抱きしめ返されれば、感じるのはぬくもりと
 柔らかな 胸 の 感 触。
 日々 同じモノを食べてるのに、
 なぜこんなに成長が違うのだろうか────

 そうか、アタシは
 そもそも胸なんか育たないんだった。 ]
 

(239) 2018/06/14(Thu) 22時頃

【人】 ビール配り フローラ

 

  んもー……

        ………うん、おはよ
 
 
[上半身を起こされて、隣に座るキミから
 頬におはようのキス。>>145

 キミが幼い頃ならよかったんだけど
 そろそろ止めさせないと、と思う。
 " 頬にするのは好きな子だけにしなさい "って
 毎回言いそびれて─────

 結局、今日もキミの頬にキスを返してしまう。
 " 明日こそ止めさせないと "
 そう決意するまでが朝の『 日課 』である。
 まだ、半分寝てるアタシの。 ]
 

(240) 2018/06/14(Thu) 22時頃

【人】 ビール配り フローラ

 
 
  はむ……
  そりゃ………何かひへるんじゃないはひら
  失礼なコト

  ………もしかして んっ
  アタシにするようなコトを女の子にしてない?


[席に着いたキミを見やりながら
 パンの耳を避け、柔らかい部分だけをかじりつつ。
 口の中のモノを飲み込めば、小さな溜息。 ]
 

(241) 2018/06/14(Thu) 22時頃

【人】 ビール配り フローラ

 
[さて───── どう説明しようか。
 頬におはようのキスもそうだけど、
 キミの" 当たり前 "と 街の人間との其れは
 とってもズレているって事を。

 キミにアタシを女性扱いさせるために
 させてきた様々な行為は
 貴族間では日常でも、街の人間からみれば
 過ぎた行為にみえるでしょう。
 異性を口説く為の行為、と映る程に。

 愛だの恋だのの感情を最近理解した
 魔女のアタシ、だけど
 人間のキミの方がアタシよりも
 疎いのかもしれない─────

 結ってもらった頭を片手で抱えつつ
 残したパンの耳を こっそりキミの皿に置いた ]
 

(242) 2018/06/14(Thu) 22時頃

【人】 ビール配り フローラ

 
  ふぇ………ゲホゲホ
  " 掘る "? …それは………
 
[説明する言葉に窮しミルクを口に含んだところで
 爽やかな朝食に相応しい質問が飛んできた>>148

 " 魔女なら博識だしきっと分かるはず "
 キミはそんな顔をしてる。とても。
 アタシの顔?真顔で口からミルク垂らしてる。 ]
 
  ………掘る、というのはね
  墓に埋める穴を掘ってやろうか────
  つまり、" 死にたいのか "って
  脅しに使う言葉よ

  もし言われたら丁重にお断りしなさい
 
[口元を布で拭う為に目を逸らした ]
 

(243) 2018/06/14(Thu) 22時頃

【人】 ビール配り フローラ

 
[それから朝食を済ませば、
 キミは後片づけ?もちろんやってくれるのでしょう

 そして背中越しに声をかける
 両手で持ったピンクのドレスを見せながら。 ]

 
  ねぇ……今日は これ着てお出かけしない?
  アタシのとサイズ違いのお揃いなの


[キミを" 女の子 "として街に連れ出す提案に
 キミはどんな反応したんでしょうね

 これを着ていけば" 掘ってやろうか "なんて
 間違いなく言われないのだけど、ね。 ]*
 

(244) 2018/06/14(Thu) 22時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[二人で街を歩けば、予想以上に他人の視線が集中した。中にはメルヤの顔見知りもいたが、今日話しかけてくる様子はない。後日メルヤが一人の時にどういう関係かを聞かれてしまうのかもしれない。

 八百屋は依然として閉店していた]

これ、あの娘からもらった物なんです。

[上向けた掌の上、白い石を糸で通したブレスレット。時々着けているのを彼も見た事がある筈。きっと覚えてはいないだろうけど。掌で包み込めば雑念は入りにくい]

どうですか。

[娘の事を考え、彼が進む方に歩く。彼が他人にぶつかりそうになれば組んだ腕を引いて避けて、路地裏を通り抜け、ほんの十分ほど歩いた場所に建つ小さな家の前]

ここですね。ちょっと行ってきますから待っていてください。

[危険があるようには感じなかったので、彼から離れて玄関の前に立つ]

ごめんください。

(245) 2018/06/14(Thu) 22時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[声をかけると出てきたのは八百屋の娘だった。メルヤの声に気づいて出て来たようだ。

 何言か話し、彼の傍に戻る。メルヤの顔に苦笑が浮かんでいた]

あの娘、結婚が嫌になって友達の家に隠れていたんだそうです。友達はただのマリッジブルーだろうから帰るように説得していたそうで、私からもご家族が心配していると伝えました。もう少しだけ考えて、自分の中で納得できる答えが見つかったら帰るそうです。

あの娘が彼氏とデートをしている所、何回か見ましたけど、羨ましくなるくらい幸せそうでしたのに……
あれほど仲良しでも結婚が嫌になるとかあるんですね。

[細い眉を顰めて理解できないと言う風に首を振る]

愛するひとと結婚できるのが
どれだけ得難い機会か。考えた事もないんでしょうね。

[ひとつ溜め息]

付き合ってくださってありがとうございました。次はレオナルドさんの服を見に行きましょう。

[もうエスコートをする必要はないのに、当たり前のように彼の腕に腕を絡め、裏路地を抜けて商店がある大通りへと向かった* ]

(246) 2018/06/14(Thu) 22時頃

【人】 森番 ガストン

[余罪はあったようですが、もう一度空に無花果を飛ばしたりはしません。正直に白状された告白に、頷いてみせるだけ。

鱗も角もないなら、さてさて何に変わるやら。
熊だけは……なんて願いは果たして神に届くかどうか。

そんな時、聞こえた銃声……ドリベルはこの音を知っているのでしょうか、尋ねてくる様子はありません。]


 …………大丈夫、だ。


[やだ、の声に何の確証もなく答えます。言えば本当にそうなる、なんて奇跡を信じた訳ではありませんが、少なくとも男にはここに何としても戻ってこなければならない理由があるのです。]

(247) 2018/06/14(Thu) 22時頃

【人】 森番 ガストン


 おれ、忘れっぽくなったけど、大丈夫。
 すぐ戻る。約束する。


[すとん、と下に落ちた手に、指切りげんまんの小指を差し出して。

そうして男は家を出るなり、めきめきと身体を軋ませ大熊へと変わっていき、家の外に駆けていくでしょう。]

(248) 2018/06/14(Thu) 22時頃

【人】 森番 ガストン

[本当に、この頃の男は忘れっぽいのです。
ジャム瓶の在り処を忘れて、自分で置いたはずの手紙の場所を忘れて。

しかももっとひどいことに、
記憶の中のカッコウの声が、だんだん思い出せなくなりました。大きな家を忙しなく駆けるヤマネの足音が、もう聞こえなくなりました。

ここ最近は、代わりにずっと、人間の声が聞こえています。]*

(249) 2018/06/14(Thu) 22時頃

【人】 酸味探し ドリベル

[指切りの指が離れるのを
こんなに嫌だと思ったことはありません。

大好きだった両親もいなくなりました
妹たちも、もうどこにいるのかはわかりません。
この上、ガストンにまで会えなくなったなら……
そんなことは考えたくないのです
でも、考えずにはいられないのです]

 ……うん。約束
 すぐ戻らなかったら、追いかける
 明日のおやつ、ガストンの分ももらうから

[それでも、一人でお留守番できる年齢ですから
我慢するときには、ちゃんと我慢します。

もう一度手をふりふり。
だいじょうぶだよ。って笑って見せましょう。

そして、小屋の扉が閉まったなら]

(250) 2018/06/14(Thu) 22時半頃

【人】 酸味探し ドリベル


 ――――………

[なんだかとても広くなって閉まった小屋の中。
洞穴で親の帰りを待つ子狐は、こんな気持ちなのでしょうか。

何かをする気にもなれなくて
図鑑を開いてもすぐ、閉じてしまいます。

うろうろ、部屋の中を歩き回ったけれど
最後には結局もとの扉の前。
ぺたんと床に腰を下ろし、扉の向こうの物音をただ聞いておりました*]

(251) 2018/06/14(Thu) 22時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[ 同じものを食べて、同じように生活して。
  そういえば自分にはあれもこれも生えないが
  気づかないだけで自分の魔女にも
  アレソレ生えているのだ。
  でもこうしてみると顎なんかはつるりと
  ヒゲなんて生えた事がないように見える。


  男と女の違い。
  確かに自分は女であるとは理解できたが
  魔女が男であるとはあまり意識できてはいない。
  だって魔「女」だもの。
  その辺りはあまり追求してはいけないと
  考えてしまう。
  頬へのキスも親愛の証であるし
  それが自分の唯一の相手ならば、尚更。
  返される頬へのキスも擽ったくて
  思わず幸せな笑みが浮かんでしまう。  ]

(252) 2018/06/14(Thu) 22時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

   フローラさまにするような事……?
   扉を開いてあげたり、
   重い物を運ぶのを手伝ったりはしますが
   それは男性として普通の事では?

   挨拶のキスはフローラさまだけですし、
   水溜りで抱き上げるのもフローラさまだけで
   フローラ様、パンの耳も食べてください
   勿体ないです。


[ 男性として、と言うよりも
  父を見習った貴族として紳士としての
  立ち振る舞いが
  庶民の娘たちに、男たちに
  どう映っているのやら。
  しかしこっそり置かれたパンの耳を目敏く見つけ
  やんわりと指摘しながらも。>>242  ]

(253) 2018/06/14(Thu) 22時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

   ……そんな恐ろしい事を?!


[ 墓穴を掘る?>>243
  目を見開きさっと青ざめながら
  そこまで誰かを怒らせてしまっていたのかと
  真に受けてしまうのは仕方がない。
  それだけ魔女を信じているのだから。

  テーブルに溢れたミルクを台拭きで拭い
  断れと言われればこくこくと頷いた。
  パンの耳は結局、自分の皿の上。
  後で多めの油で焼いて砂糖を塗して
  おやつにしてしまおうと画策しつつ片付け。

  出かける支度をしている時に掛けられた声。
  振り返ればきっと自分には似合わないだろう
  桃色のドレスが目に入って。>>244]

(254) 2018/06/14(Thu) 22時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[ ぎょっと目を見開いてたじろいだ。
  魔女とお揃いの服なら、少し恥ずかしいが
  お揃いを見にまとうのは少しだけ嬉しい。
  けれど、それを着て外に出た事は
  きっと今まで、なくて。  ]


   ………………、その、僕は、そういうのは
   似合わないと思いますし
   フローラ様にお見せするだけなら良いですが

   外では、…………ちょっと。


[ 恥ずかしいし、恥ずかしい。
  膨らんだ胸をフローラ以外に見られるのは嫌。
  けれど、どうしてそう勧めてくるのか。

  思わず胸元をそっと片手で覆いつつ
  眉を寄せながらむうと小さく唸った。  ]

(255) 2018/06/14(Thu) 22時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

   フローラさま、は。
   僕が女の子の方が、嬉しい…ですか?


[ こうして、慣れた格好で生きているけれど。
  それにしたって、我流で会得した弓を扱い
  森の動物を仕留める時だって
  今の格好の方がよほどやり易いのに。

  男であるよりも。
  女である方が、良いのだろうか?  ]


   ……それ、でも。
   フローラさまだけでは、いけませんか?


[ 外の世界、特に男性からは
  少しばかり敵対心を抱かれているからか
  此方も苦手意識ばかりが募っていた。

(256) 2018/06/14(Thu) 22時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

  だから出来れば、女であると明かさぬまま
  今まで通り生きて生きたい。
  でも、と迷う気持ちがそんな問いかけをさせて
  でも、と言葉を続ける。  ]


   僕は、フローラさまはそのままが
   良いと思ってます。


[ だって似合うし可愛らしいし。
  自分の好きな格好で良いじゃないかと

  フローラに男である事を求めたこともなかった。
  だってフローラはフローラというだけで
  自分には大切な存在なのだから。
  他の誰かのもとへ行く気もない自分は
  ドレスに手を伸ばし、それに視線を落として ]

(257) 2018/06/14(Thu) 22時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

   ……髪も短い、ですし。


[ 自分には似合わない、と言いたげに呟いて
  ドレスを彼女の体へとあてがってみせた。 ]


   街に行くなら、いつも通りの格好が
   よいですよ、きっと……。


[ 今までに行った事のある街なら尚更と
  肩をすくめてみせるのだった。  ]*

(258) 2018/06/14(Thu) 22時半頃

ビール配り フローラは、メモを貼った。

2018/06/14(Thu) 22時半頃


【人】 森番 ガストン

[山はまた不気味な程に静まり返っておりました。

鹿の嘶きも、鳥の囀りも、木々のさざめきもなく。
まだ陽が照っているはずなのに、慣れ親しんだ山がなんだか薄暗く、毛を掻きむしりたくなるほどの息苦しさがありました。

音のした方に、真っ黒な熊は疾風のように駆けていきます。
鼻先をくすぐった錆臭い匂いに顔を顰めて。
道々残る人の臭いに唸りをあげて。]

(259) 2018/06/14(Thu) 23時半頃

【人】 森番 ガストン

[やがて熊が見つけたのは、二つ転がった黒い塊。
岩のように大きいのと、石のように小さいのが、寄り添うように倒れています。]


 …………ひどい。


[恐らくは母熊と、小熊か。獣の臭いに混じって、加工肉の匂いがします。ざわり、毛を逆立てて熊は誰にともなく唸りました。

角を無くした鹿のように、飾りの目的でしょうか?
しかし毛皮も剥がれていなければ、肝を捕られているようでもありません。]

(260) 2018/06/14(Thu) 23時半頃

【人】 森番 ガストン

[何より、人間の気配が妙に薄いのは何故だろう。

そう思って一歩踏み出した瞬間……]


 ッッッッ!!!!!


[左手の下から、がちん、と金属の音が響いて、まるで火がついたような痛みに襲われたのでした。]

(261) 2018/06/14(Thu) 23時半頃

【人】 森番 ガストン

[大きすぎる熊は、今まで自分より大きな野生の生き物に襲われたことなどありませんでした。
しかし、どうでしょう。熊の左手に食い込むギザギザの兇悪な牙は地中に潜む化け物のようで、喰らい尽くすまで離しはしないというように執拗に肉と骨に噛み付いてきます。]


 (こっちから音がしたぞ)
 (反応があったか)
 (熊を仕掛けた場所か)


[人間より優れた聴覚は、奥から聞こえる人の声を拾いました。

逃げなくてはなりません。
帰らなくてはなりません。
徒に生命を遊んだ者が許せません。
しかし、約束は守らなくてはなりません。

じんわりと嫌な汗が吹き出して毛皮を濡らしていきました。目から火花が散るほど痛くても、熊は懸命に身をよじって咆哮します。]

(262) 2018/06/14(Thu) 23時半頃

【人】 森番 ガストン

[素敵な魔法の力があれば、地面から生えた虎の牙がぱっかりと口を開けて、熊を逃がしてくれたでしょうか。

しかし、熊はそんな魔法は使えませんでした。

やがて熊を囮に仕掛けた猟師たちが戻ってくる頃にそこに残されているのは、母と子の死体と……

     虎挟みに残された、人間の左腕。]

(263) 2018/06/14(Thu) 23時半頃

【人】 森番 ガストン

[男が家に辿り着いたのは、日もとっぷり暮れた頃でした。変身の魔法を解いてから無我夢中で山を駆けたせいで身体中が血と汗と泥に塗れていましたが、そんなことは気になりません。

憎くて、悲しくて、痛くて、苦しくて……
扉の向こうの存在に、会いたくて、会いたくない。

ぷらんと厚みを無くしたシャツの下は肘から先を赤黒く染め抜いていて、決して見せたいものではありません。]


 ……どり………………戻った。


[扉を開けずに中に呼びかければ、そこに少年はいたでしょうか。]*

(264) 2018/06/14(Thu) 23時半頃

森番 ガストンは、メモを貼った。

2018/06/14(Thu) 23時半頃


【人】 奇跡の子 カリュクス

―街でのこと―

[一挙両得の提案を>>138
ペラジーは素直に喜んでくれた>>183

張り切る彼女に、市場のあちらこちらへと引き回されて。
人混みが苦手な上に、
見かけ通り小娘の身体能力しかない魔女は
目が回りそうになったけれど。

棲家では折り目正しくあろうとしている弟子が、
うきうきとはしゃぐ様子を見せられてしまえば。
そんな苦労は安いものだと思えるのだ]

(265) 2018/06/15(Fri) 00時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

[どうやらペラジーは、青い石が意中にあるらしい。

青玉や瑠璃、燐灰石、等々、
青色の石をひとつづつ、真剣に吟味していた視線が
やがて、一点に留まり。

振り返って、これはどうかな、と。
期待に満ちた声で、問い掛けをしてくる>>185]

(266) 2018/06/15(Fri) 00時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス



 月長石……。
 
 そうね、素直な質の石みたいだし、
 これにしましょうか。
 
 
[ペラジーの選んだ石を手に取れば。
光の加減で青白い月光を思わせる輝きが浮かんだ。

花籠の魔女は月に由縁があったし
黒い森と月の相性も良かった。

魔法の手ほどきをしなくとも、
魔女と共に在れば、自然と勘所を得るのだろうか?
だとしたら、困ったものだと。

弟子に気付かれぬよう、微かに眉を顰めた]

(267) 2018/06/15(Fri) 00時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

[道すがら、可愛らしい装飾品や衣類を見つけては
ペラジーに試してみるようねだられて。
年頃の娘らしい楽しみ方に付き合うのも、偶には良いだろう。

だが、しかし――]


 ……これを、着ろと言うの?


[服を売る露天の店先で、
弟子が楽しげに勧めてきたのは。

童話に出て来る愛らしい少女の持ち物のような
薄桃色のシフォン生地のワンピースだった>>185]

(268) 2018/06/15(Fri) 00時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

[これは、ちょっと予想外と、目を瞬かせるが。
ペラジーが、街ならではの楽しみ方を見つけて。
存分に楽しめるるのなら、それが魔女の喜びなので]


 まあ、偶には、良いでしょう。


[あっさりと、受け入れて。
布で仕切られただけの簡素な更衣スペースに向かうと。
露店には似つかわしくない、
おそらく貴族の娘の持ち物だったであろう、
仕立ての良い、ワンピースに袖を通して]


 似合うかしら?


[くるり、裾を翻し、回って見せる、
案外お調子者の魔女に、ペラジーはどんな顔をしただろう?*]

(269) 2018/06/15(Fri) 00時頃

【人】 酸味探し ドリベル

[どれくらいの時間が経ったのでしょうか。

幾度も様子を見に出て行きたくて
でも、行ってはいけないと踏みとどまりました。
窓を叩く枝葉の音が、シンとした家にやけに響きます。

外から物音がするたび、ピクリと体を震わせては
頭を左右に振って

それでいいのだと、思おうとしました
だって、冬になる前にはここを出ないといけないのです
ガストンにはガストンの生活がある
だから、我慢した方がきっといい……けれど]

(270) 2018/06/15(Fri) 00時頃

【人】 酸味探し ドリベル

[ようやく聞こえた、待ち望んでいた声。
酷く憔悴したようなその声に、おかえりの声が紡げません。

それでも、震える手で扉を開けたなら]

 ―――っ!?

[真っ先に目に入ったのは、汗と泥にまみれた姿
それだけでも、何かがあったことはわかります。
でも、問題はそれじゃあなくて]

 怪我っ!血が出てる!!

[ポタポタ、滴る血が目に入ります
桑の実の汁よりもずっと濃い赤い色
左袖が不自然にぶらんとしているのです。

一体、何があったのでしょう
一体、誰にやられたのでしょう。
頭の中がぐるぐるして、考えがまとまりません]

(271) 2018/06/15(Fri) 00時頃

【人】 酸味探し ドリベル

[それでも、自分にできることといえば]

 手当てする。包帯巻くから

[そんな程度の怪我ではないことは、なんとなくわかっていました。

それでも、薬と包帯で治せる怪我だと
自分自身に信じ込ませるようにして
薬箱のところまで走っていこうとしました*]

(272) 2018/06/15(Fri) 00時頃

【人】 森番 ガストン

[開いた扉から差し込む明かりに目を細めて、青い顔の男は小さな少年を見下ろしました。

ああ、いつぞや血を渡し与えた時に誰かが傷付くのを嫌がっていたじゃないか……悪い事をした、と男はぼんやり考えて、包帯を取りに行こうとする背中を目で追います。]


 魔法も薬も、便利じゃない。
 欠けたものは、戻せない、どり。


[点々と赤い跡を床に残しながら、男は椅子に腰掛けると、寝る前の物語を読むように優しい声を出しました。]

(273) 2018/06/15(Fri) 00時半頃

【人】 森番 ガストン


 ヤマネとカッコウの話、覚えているか。


[父親と母親の話。これまでいろんなことをおしゃべりしてきましたが、彼らがドリベルの前に現れる事はありませんでしたし、男もまた、人間と一族の因縁の話はしたことがありませんでした。]


 皆、殺された。この力を嫌い、憎む人間に。
 おれ、家族で守ってきたこの山を護ろうとした。
 何としても、この山に人間を入れたくなかった。

 ……どりが、来るまで。

(274) 2018/06/15(Fri) 00時半頃

【人】 森番 ガストン


 おれも、どりに嘘ついた。
 冬眠明けたら腹ぺこになるから危ないって言ったけど
 本当は……冬眠の間にここ見つかったら
 おれは、どり、守ってあげられない。
 だから、出て行けって、言った。


[嘘ついて、ごめん。と、まるで盗み食いを詫びるような口振りで。

乾き始めた傷口はまだ涙のように血を滴らせていたけれど、傷の痛みや身体の喪失より、男はずっと一緒にいられる道が見えなくて、迷子のように泣きました。]

(275) 2018/06/15(Fri) 00時半頃

【人】 森番 ガストン

 どり、大好きだ。ずっと一緒にいたい……!


[汚してしまう、と思う気持ちより、どうしてもその小さな身体に縋りたくて……残った右手を伸ばしました。

どうしたらこの願いが叶うのか。
男は、そんな魔法を知りません。]**

(276) 2018/06/15(Fri) 00時半頃

森番 ガストンは、メモを貼った。

2018/06/15(Fri) 00時半頃


【人】 ビール配り フローラ

 
  あら、それなら良かったわ
  アタシにするように
  雨の日は上着の中へ招き入れたり
  疲れたときは膝枕したり
  もういいって言われるまで頭を撫で続けたり

  街の女の子にも してるのかと思ったわ
  だとしたら、ただのやっかみね……
  気にしないでいいわ
  あ………パンの耳はまた今度たべるから……
 

[どうも振り返ってみれば
 アタシの育て方に問題がある気がしてきた。
 キミのしている行動の範囲なら、真っ当に思う。
 パンの耳を指摘されれば>>253口を尖らせながらも
 渋々と自分の皿に一旦置いて。
 少し考えた後、やっぱりキミの皿に戻した。 ]
 

(277) 2018/06/15(Fri) 01時頃

【人】 ビール配り フローラ

 
[余談だけど、アタシにヒゲは生えてこない。
 紫炎で毛根から焼き尽くしたからね。
 腕とか足もつるつる。羨ましいかしら。


 " 掘る "の意味を捻じ曲げて伝えれば
 キミは目を見開いて青ざめた。>>254
 本当の意味の方が、人によっては
 もっと恐ろしい事かもしれないのだけれど。

 ───── とにかく関わるな、としか言えない ]
 

(278) 2018/06/15(Fri) 01時頃

【人】 ビール配り フローラ

 
 
  外で着るから意味あるんだけどなー


[ひらりひらり。
 キミの背後で舞う桃色のドレス。
 アタシが両手で持って揺らしてるだけ、だけれど。
 キミの反応は、やっぱり良くない>>255

 続くキミの言葉>>256を聞けば、
 柔らかく笑いながら 首を横に振る。 ]
 

(279) 2018/06/15(Fri) 01時頃

【人】 ビール配り フローラ

 
  アタシはね……
  男の子でも、女の子でも
  キミが自分の意志で選んだのなら嬉しいわ
 
 
[別に、" 女の子 "だから
 女性らしく育って欲しいなんて思った事はなくて。
 男のキミ と 女のキミ。
 両方を経験していって、それでキミが選べばいい。
 女の子の方が、
 意外としっくりくるかもしれないでしょ?

 でも、放っておいたらキミは男のままだから
 着せ替え人形にしたり、
 女のキミを時々演出してきたの。
 
 まだ、ここに来た時は幼かったから
 物心がつく前に、ってね。 ]
 

(280) 2018/06/15(Fri) 01時頃

【人】 ビール配り フローラ

 
 
  アタシだけドレス?
  もちろん、構わないわよ
 
 
[キミの親からの手紙には
 " 訳があって男として育てた " そう記されてた。
 キミの意志じゃないところで歪められた性。

 だけど、もうそろそろ選んでもいい年齢だから。
 最後に" 女の子 "として
 アタシ以外の人と触れ合って。
 それで結論をつけて欲しかったけれど。

 ま、キミが選んだ性なら文句いわない。 ]
 

(281) 2018/06/15(Fri) 01時頃

【人】 ビール配り フローラ

 
 
  ………わかったわ
  じゃあ、今日で着せ替えごっこも おしまい

  これからキミは
  どんなときも男の子として生きていきなさい
  アタシの前でも、もちろん

  ………応援してるわね?
 
 
[アタシとずっと一緒にいるのなら
 曖昧なままでもいいでしょう─── けれど。
 
 キミは いつか人間の社会へ戻る身。
 ──── 戻さないといけないと思っている。 ]
 

(282) 2018/06/15(Fri) 01時頃

【人】 ビール配り フローラ

 
 
 
        ( さようなら " ラルフィーネ " )
 

(283) 2018/06/15(Fri) 01時頃

【人】 ビール配り フローラ

 
[自分の身体にあてがわれたドレスを抱きしめて。
 にぱ、とキミの顔に近付いて微笑む。

 " じゃ、デートしましょっか "って。]**
 

(284) 2018/06/15(Fri) 01時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

─少し先のお話─

[ペラジーが手紙を書きたいと望んだので>>187
段取りを整えて、見守っていると。
初めての――他人との交流に戸惑ったのだろう。
何を書けば良いのかと助言を求められて>>188

ふむん、と魔女は首を傾げた。

交流の仕方を学ばせるのだから、
大人のするように、用件を礼節で飾って
お終いと言うわけにはいかない。

さて、どうしたものかと考える]

(285) 2018/06/15(Fri) 01時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス


 まずは、ペラジーがどんな子か、
 伝えてみたらどうかしら。  

 例えば、普段何をして、どんなことが好きかとか
 相手の子に聞いてみたいことを
 先にペラジーの方から書いてみるの。

[アドバイスをしながら、
魔女の他に、人間関係を作らなかったペラジーが
よその子と上手に交流が出来るだろうか、と。
俄に心配になってくるのだった**]

(286) 2018/06/15(Fri) 01時頃

奇跡の子 カリュクスは、メモを貼った。

2018/06/15(Fri) 01時頃


酸味探し ドリベルは、メモを貼った。

2018/06/15(Fri) 01時頃


【人】 学者 レオナルド

― 街 ―
 
[メルヤがブレスレットを見せてきて握り込めば(>>245)、残留思念が点々とする方角が視えて来て。
 時折引っ張られたりしながら歩けば――とてもあっさりと事態は解決して。
 それは喜ばしいことだし、メルヤがその娘のことを雑念なく想える純粋さは素晴らしいことだろう――探知に従って進んだら飲食店の場所に着いてしまったぐらいはあるかなと思っていたし、距離ゼロとか出ないかなと少し期待したのが恥ずかしい]


 うーん……
 メルヤ君の結婚観は人間やめる僕にはちょっとピンと来ないけど……
 
 マリッジブルーを僕に当てはめたら、吸血鬼になるのが嫌になるってあたりか
 
 
 …………。


[二代かけての悲願について今さら悩む余地なんてないけれど、少し黙り込んで]

(287) 2018/06/15(Fri) 05時頃

【人】 学者 レオナルド



 あの娘は、天秤にかけられるほど結婚することで失うものってないよね?
 それなら贅沢、というか不公平な悩みだと思うなぁ
 


[ ――僕と違って
 
  と小さく続けた。 ]

(288) 2018/06/15(Fri) 05時頃

【人】 学者 レオナルド


 それにしても……
 思ったより早く終わったね
 
 あ、服選んでくれるならデザインは流行り廃りの激しいやつじゃない方が良いなぁ
 ほら吸血鬼になって棺桶で寝た時点では今風でも起きたら古くてダサくなっていたらアレだし、数十年単位でイケるやつで

[自身のファッションセンスには自信はなかったが注文は多かった。]

 
 あ。
 
[もう魔法を使う必要は無いのに腕を絡められたことに驚いて情けない声。
 でも……]
 
 今日はこれ、離さないからね
 
[絡んだ腕の肘を少し折りたたんでロックするようにしてから一緒に歩き出した。**]

(289) 2018/06/15(Fri) 05時頃

【人】 酸味探し ドリベル

[薬で治せないような怪我を
包帯でも抑えられないような出血を
少年は見たことがありませんでした。
心臓がうるさいくらいに音を立てます
でも彼の方が、何倍も辛いはずなのです

それでも、血を分けてもらった時の怪我だって
お薬をつけて、眠れば良くなったのです
だから、今度の怪我だって治ると、思おうとしたのに]

 ―――っ!

[優しい声で告げられた現実は
少年が必死で目を逸らしてきたものでした。
お手紙を書く時、紙を抑える左の手
パン生地をこねる片方の手は、もうありません。
それなのに、どうして優しい声が出せるのでしょう。

大きな声を出した弾み
薬箱から包帯が床へと転がりました]

(290) 2018/06/15(Fri) 09時半頃

【人】 酸味探し ドリベル

[それでも、欠けたものが戻らなくても
傷の手当てはしなければなりませんから
落とした包帯を拾い上げた少年は
椅子のところへ、とぼとぼ歩いていくのです]

 ……うん。おぼえてる

[ヤマネとカッコウの両親
教えられたその話を、忘れるわけはありません。

ガストンと同じ血を持つ家族
会うのを楽しみにしたこともありました
自分の家族を思い出しそうで
会うのを怖いと思ったこともありました。
けれど、ここにきてから一度だって
彼らにあった記憶はないのです]

 そっか
 ガストンのお父さんとお母さんも
 もう、いないんだ

(291) 2018/06/15(Fri) 09時半頃

【人】 酸味探し ドリベル

[尋ねたことはなかったけれど
どこかで、予想はしていました。
けれど、人間が彼の家族を奪ったなんて
想像したことはありませんでした。

"人間を入れたくなかった"その言葉を考えれば
最初にあった時の反応も全て説明がつきます。

でも、それでもガストンは
少年を助けてくれた、ここに置いてくれたのです]

 つかなきゃいけない嘘だって、あるんだよ
 ボクのは、ついちゃいけない嘘だったけど
 ガストンのは、つかなきゃいけない嘘

 だから、ボクの嘘よりずっといい

(292) 2018/06/15(Fri) 09時半頃

【人】 酸味探し ドリベル

 ボクも、ガストンと一緒がいい

[くっついたら血で汚れるなんて
どうして気にしていられるのでしょう。

伸ばされた腕の中、ぽすりと飛び込んだら
後から後から涙がこぼれ落ちてきます
手のひらも手の甲も、袖口も
どこを使っても拭き取れないくらい酷い有様です]

 ねぇ、二人なら大丈夫だよ。きっと

 家の前にさ、たくさん落とし穴掘って
 なんなら、冬だけ洞穴にすんだっていい
 ボクが冬眠しない生き物になれるなら
 冬中見張っててもいいんだから……!

 それに、それに……

(293) 2018/06/15(Fri) 09時半頃

【人】 酸味探し ドリベル

[一緒にいられる方法
必死で探しても、確実なものは見つけられません。
それでも、片端から方法を並べ立てて]

 ……ボクはもう
 家族と離れるのは、嫌なんだよ

[方法が見つからなくても
それだけは、変えられない。と
絞り出すような声で伝えてから]

 欠けたのがもどらなくても
 代わりになるように頑張るから

 だからまずは、傷の手当てしよう?

[涙でぐしゃぐしゃの顔を彼に向けました*]

(294) 2018/06/15(Fri) 09時半頃

酸味探し ドリベルは、メモを貼った。

2018/06/15(Fri) 10時頃


【人】 逃亡者 メルヤ

[結婚観については、メルヤの中で折り合いがつけられそうになかった。他人と接する事が少ないせいか、心の機微とかそういうものに疎い]

レオナルドさんが吸血鬼になるのを嫌がるとか、絶対にぜーったいに。

有り得ないと思います。

[むう。と頬を膨らませた]

あー……さすがに何十年とかなると、流行りとか関係なく服がダメになってそうですが。

[他の国に侵略された場合、その国の人が着ている服をみんなが着るのだろうし]

んー。まあいいです。

[今考えても意味がない]

ふへへ。

(295) 2018/06/15(Fri) 11時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[組まれた腕、彼に寄り添って歩く。やがて着いた男性服を取り扱う店は初めて入る店]

ビリジアン、漆黒、バイオレット、ネイビー……いつもの赤もいいけど、どれもレオナルドさんに似合いそう。

[メルヤの目にはなんらかのフィルターがかかっているようだ]

濃い色が似合うと思う。青。シャツは白、ジャケットとベストとズボンをお揃いの、うん、ネイビーがいいかな。

[どう。と間近から彼の顔を見上げた*]

(296) 2018/06/15(Fri) 11時頃

【人】 学者 レオナルド


 あー、そうか

 寝間着で棺桶に入って寝ないしなあ
 服着たままずっと寝てたらどのみちダメになるか

 あ、でも寝汗かかないから大丈夫かな?

[なんか違う方向性で悩んでいるようだ。
 術式の完成以外にも問題は山積みらしい。]


 うん、これにしよう

 ご主人、お会計
 あと、ここで着替えて行くよ


[メルヤのチョイスには試着もせず即答。
 鏡を持って来ようとした店主を制してその場でお金を払うと、別室で着替えに行った]

(297) 2018/06/15(Fri) 14時頃

【人】 学者 レオナルド

[やがて扉が開けば]


 どう?
 着方がおかしくなかったら、似合ってるでしょ


[ネイビーのジャケットに袖を通した腕を広げてみせた。]


[再び腕を組めば]

 じゃあ次はメルヤ君の服だね
 僕だけこんな格好するのもあれだし

 うーん……あっちかな

[探知魔法の魔導書を手にし、メルヤに着せたいデザインを思い浮かべれば……取り扱う店の場所が分かったので連れて行くことにした。*]

(298) 2018/06/15(Fri) 15時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[……一瞬、裸で棺桶に入るのかと想像したのは秘密]

いえ、経年劣化とかそういう……

[もごもごと口の中だけで反論した]

え、もう少し考えても

[メルヤが呼び止める間もなく彼は着替えに行ってしまった。
 心配なのはサイズが合うかどうかだけ。彼が出てくるまでいたたまれない気持ちで待った*]

(299) 2018/06/15(Fri) 15時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[幸い?着方は普通だった]

素敵です、レオナルドさん。

[サイズは誂えたようにぴったりとはいかないが、ぱっと見おかしくはない程度には合っていた]

わ、私のはまだ着られますから新しいのは必要ありません。

[飾り気のないワンピースだから、彼が今着ている少し上質の服とは釣り合わないかもしれないけど。

 そんな風に断っても、彼が断固として行くと言うなら黙って従う*]

(300) 2018/06/15(Fri) 15時半頃

酸味探し ドリベルは、メモを貼った。

2018/06/15(Fri) 17時頃


【人】 学者 レオナルド

[移動中……]

 吸血鬼って鏡に映らないらしいんだ
 だから似合ってるのかどうか納得するには、聞いて信じるか信じないかしか無い
 メルヤ君が選んでくれたものなんだから、そりゃ信じるよ
 
[即決したのはそういう理由らしい。
 将来に備えて鏡を見ない練習をしているようだ。]


 でも1人で暮らす吸血鬼は評価してくれる人がいない……鏡を見ることもできない
 じゃあどうするか?

 となるとそれこそ自分で似合っている、私は美しい、と信じるようにならないとやっていけないわけで……

 だから吸血鬼ってみんなナルシストなんだよ

[閑話休題。けっこうな暴論である]

(301) 2018/06/15(Fri) 17時頃

【人】 森番 ガストン

[腕の中に飛び込んできた少年を残った腕で抱き締めましょう。
涙を拭って、頭を撫でてあげたいのだけれど、どうにも一本だけでは足りません。]


 うん、おれも、離れたくない。


[もしかしたらずっといられるかもしれない可能性を探して、ドリベルの口からたくさんの方法が飛び出してきました。
落とし穴、なんて今まで男は考えてもみませんでした。
冬眠しない動物になれるなら、男だって寝ずに静かな日々を過ごすでしょう。

涙でぐしゃぐしゃになった顔についた赤い汚れを指先で拭って、男は静かに問いかけました。]

(302) 2018/06/15(Fri) 17時頃

【人】 森番 ガストン

 ……妹、会いに行けるのにか?


[手紙でのやり取りも叶わないなら、直接会いに行く他ないのではないのでしょうか。
男が与えた変身の力は、ドリベルの手に与えられたチャンスです。

血と脂汗で滲んだシャツの下の傷を露わにすることもなく、男はもう一度問いました。]


 よく、考えなければならない、ドリベル。
 お前の『家族』に、会いに行けるんだ。
 家族が欠ける悲しみ、おれもお前もよく知っている。


[ほんの数か月共に過ごした男と、生まれてからの数年と血をを分かった者と。
ここにドリベルがいて欲しい気持ちに変わりはなくとも、それを決める権利は男にはありませんでした。

傷の手当てをしたいと言われるなら、黙って首を横に振るでしょう。]

(303) 2018/06/15(Fri) 17時頃

【人】 森番 ガストン


[でも、もしどうしてもと食い下がられるなら渋々汗と血で張り付いたシャツを脱ぐのでしょうが。

何せ慣れない片腕の暮らしです。止血をしてから傷を洗って薬を塗って包帯を巻いて……
あれやこれやと治療を済ませたなら、疲労に任せて寝床で眠ってしまうでしょう。

ドリベルはどうしていたでしょう……
気になるのに、瞼が重 く 重  く  …………]

(304) 2018/06/15(Fri) 17時頃

【人】 森番 ガストン

― ある日の事 —

[怪我の治療をしながら、男は一通の手紙をしたためました。]


  カリュクス様

此方の山は次第に木陰に在っても汗ばむような時期となりました。其方の森は如何でしょう?お身体壊されていませんでしょうか。

実は先日、恥ずかしながら山に仕掛けられた罠を踏み抜き、手を少々痛めてしまいました。
無事に快方には向かっておりますが、夜になると少々痛むことがあります。痛み止めを調合していただくことはできますでしょうか?持ち合わせが多少はございますので、ご都合のよろしい時で構いません。

独り身で過ごす時間を、人間相手に恨み辛みを重ねながら過ごしておりました。
最近では運命の神の気まぐれか、人間の子どもに力を分け与えて過ごすようになり、これまでの荒んだ心持ちがすっかり和らぐようになりました。

追伸:胡桃の蜂蜜漬けが出来ました。お口に合えば幸いです。

              ガストン

[獣除けにかからぬよう、そっと瓶入りの贈り物を添えてポストにいれましょう。果たして無事に届くやら。]**

(305) 2018/06/15(Fri) 17時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

何を言いたいのかよくわかりません。

[ズバっと言い切った]

…………。

[店につくまで頬を膨らまして、いつもより速く歩いた。組んだ腕は離さずに*]

(306) 2018/06/15(Fri) 17時半頃

森番 ガストンは、メモを貼った。

2018/06/15(Fri) 17時半頃


【人】 掃除夫 ラルフ

   まさか。
   雨の日は上着やスカーフを貸すくらいで
   上着に入れたりしません………よ?


[ でも頭を撫でた事はある。>>277
  それくらいは普通じゃないのか、と
  語尾が少しばかり弱まり間が空いたのはご愛嬌。

  ……でも、もう良いというまでじゃなくて
  すこしくらいだからセーフじゃないのか。  ]

(307) 2018/06/15(Fri) 17時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[ でも。
  男でも女でも。そう言ってくれるのに>>280
  着せ替えごっこはおしまいといって
  男の子として生きなさいと言われて。>>282

  目を白黒させて、
  まじまじと魔女を見つめてしまっていた。  ]

(308) 2018/06/15(Fri) 17時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

   ………ぇ、………


[ 男だとか、女だとか。
  そういう風に区切ってしまうつもりは
  全然、なくて。  ]

   フローラ、さま?

[ ただ好きな格好をすれば良いのだし
  ひらひら可愛らしい格好を彼女が好きなのなら
  彼女の前だけなら、なんて。
  そんな風に思っていたから。
  なんだか急に突き放されてしまったようで
  なんだかとても悲しくて。
  にぱ、と笑ってくれてデートに誘ってくれるのに
  心は曇り、眉尻がどうしたって下がる。
  両手を胸元で握りしめて、
  近づいてきた顔にジワっと滲む涙。
  泣き虫なのは今も昔も相変わらず。  ]

(309) 2018/06/15(Fri) 17時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

   で、で、でも、僕は女でしょう?
   男として生きたいわけじゃ、なくって。
   でも、女の子として生きたいんじゃなくて

   ……どちらかに、決めないと、ダメ……?


[ きっと男として生きるほうが楽だけれど
  女として生きる術をあまり知らず
  自然と紳士然とした立ち振る舞いになるけれど
  そこまでカチリと、男として
  生きたいわけじゃ、ないから。

  泣くのを堪えて顔が真っ赤に染まる。  ]

(310) 2018/06/15(Fri) 17時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

   で、デートも、フローラさまとは
   男として生きることにしないと
   できないんですか……?

[ それは嫌だ。とても困る。
  一緒に歩けないのはとても悲しいし寂しい。 ]


   ぼ、僕は、デートはしたいけど、
   結局女だし、でも
   男として生きたいわけじゃないし、

   ……今のままじゃ、ダメですか?

[ 生き方も、デートも。
  今のままの自分じゃダメなのかと。
  それは子供だけに許された特権なのだろうか。

  男と女、どちらかを選べと言われたら?
  …….もし。選ばなくてはならないなら。  ]

(311) 2018/06/15(Fri) 17時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

   ……でも、生えてないですしぃ……!


[ アレもソレも。
  わあっ、と顔を両手で覆って
  とうとう泣き出した。

  本人にはとっても重要な、
  フローラとデートできるか否かの
  問題がかかっていたが故に。  **]

(312) 2018/06/15(Fri) 17時半頃

【人】 酸味探し ドリベル

[男の問いかけに即答することは、少年にはできませんでした。

下の妹は駄々を捏ねる時
いつも、下唇を尖らせていました
少年は、妹のその仕草が大好きでした。

上の妹はニンジンが嫌いで
いつも、少年のお皿に移動させていました
少年もニンジンは嫌いでしたが
妹が残したものはちゃんと食べてあげました。

そんな時間に帰れるなら。と思っていました
だから、動物になりたかった―――
最初はそう、でした

答えられなかったのは
答えが見つからなかったからではありません
答えなんて、きっと前から見つけていたのです
ただ、それを認めることが怖かっただけ]

(313) 2018/06/15(Fri) 19時頃

【人】 酸味探し ドリベル

[手当てしようと言った時
ガストンは首を横に振りましたけれど
それでも、少年はしつこく食い下がりました

首を横に振った理由は、少年にはわかりません
傷口を見られたくなかったのか
それとも、他に理由があったのか。
それでも、手当てをしなければ
死んでしまうかもしれないと、思ったのです。

薬を塗る時に見た傷口は、それはもう
痛そうなんて言葉では足りないほどでしたが
自分が泣いては、元も子もないのですから
包帯を巻く間中、ぐっとこらえて

やがて、手当てが終わったならば
ガストンが寝床に行くのを見届けてから
そのすぐ横で羊皮紙を広げて
手紙を書き始めたのでした]

(314) 2018/06/15(Fri) 19時頃

【人】 酸味探し ドリベル

    名前も知らない誰かへ

 はじめまして。ボクはドリベルといいます。 

 この手紙を受け取るキミが、どんな人か知らないけど、お願いしたいことがあって手紙を書きました。

 ボクには、妹が二人いました。
 でも二人とも、もうどこへ行ったかわかりません。
 だからお願いというのは、もしキミの近くに小さな子がいて、その子が何かで困ってたら、出来るだけ助けてあげてほしいってことです。

 もしかしたら、そのなかにボクの妹がいるかもしれないし、もしちがっても、泣いたり困ったりするよりも笑ってる方がいいと思うからです。

 最初のお手紙が、お願い事でごめんなさい。
 もし叶えてくれたら、嬉しいです。

            ドリベル

(315) 2018/06/15(Fri) 19時頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ

 違うのかよッ!?

[だって周囲にあるのは樹ばかりだし。

至極真面目に答えたのに何故かツッコミを受けた。
解せない、と無駄に端正なフェルゼの美貌に書かれている。]


 無理なのかよ?
 ふーん……、ほんとに?

 無理なのか?

[どうしてとは問わずに本当に無理なのかだけを問いかけた。

─── 凡そ20年は共に暮らしているのだ。
幾ら普段無礼だろうとそれは信頼ゆえのこと。 ]

(316) 2018/06/15(Fri) 19時頃

【人】 酸味探し ドリベル

[手紙が書き終わった頃には
ガストンは起きていたでしょうか?

もしまだ眠っているようならば
起こさないように気をつけて、ポストへと
投函した手紙は、いつか届くならペラジーの元へ**]

(317) 2018/06/15(Fri) 19時頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ

[ 少しばかりの感傷を覗き見れば
 その由来がどんなものか問うのは躊躇われた。

相応に出来ることが出来れば
 ”師匠”の気落ちしたところなど見たく無ければ原因があれば除外したいではないか。

 そんな、ものだろう──、と服を選びながら視線はやや違う方へと向ける]

 
 ……どっちにしろ似合うもんでも着りゃいいだろ。
 ほら!

[何とは無しに手を取ったのは朱色のケープに落ち着いた紺のワンピース。
裾の辺りには花が疎らに刺繍されている。
身丈には合うだろうと見繕う。少しでも元気を出して欲しい弟子心]*

(318) 2018/06/15(Fri) 19時頃

酸味探し ドリベルは、メモを貼った。

2018/06/15(Fri) 19時頃


【人】 蝋燭職人 フェルゼ

─紙から伝わるもの─
[>>189ある日ポストを見ると手紙が届いた。
本当に届くのか、と──やや怪しんでいただけに顔が綻んだ。

もしそこにリッキィの手紙もあれば持って行っただろう。
宛がわれた自室で手紙を読んで、早速とばかりに返事をしたためた。]

(319) 2018/06/15(Fri) 19時頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ

   ドリ へ

 すごいな、ちゃんと届いたんだ。
 7才の男か、よろしく(というのは少し変かな?)
 俺のことはフェルゼでいいから、ドリって呼んでいいかな?

 山で事故にあったのはとても大変だっただろうな
 ガストンさんはドリの恩人でクマになれる人なんだ。
 大きなひとってことかな(どれぐらい大きいんだろう)

 俺のとこの魔女、リッキィは炎を操ったりとか色んな魔法が使えるよ。
 俺もちょうどドリぐらいの年から教えて貰って少しは使えるようになったかな。
 
 ケーキか。ケーキなら食べるかも…今度出してみることにする。
 魔女…リッキィが優しいかはさておきガストンさんが優しいのがとても伝わってくるね。手紙を出して良かった。(なんだか和んだよ)

 こちらこそ返事ありがとう
 良かったら、またね
             フェルゼ

(320) 2018/06/15(Fri) 19時頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ

[手紙を書き終えればポストに投函する。

魔法というのは全能でも万能でもない、とリッキィが言っていたような気がするが。

顔も知らない相手との手紙は何だか新鮮であった。]**

(321) 2018/06/15(Fri) 19時頃

蝋燭職人 フェルゼは、メモを貼った。

2018/06/15(Fri) 19時半頃


【人】 流浪者 ペラジー

―街でのこと―

[カリュクスは、あまり体力がない。>>265
わたしは以前よりは健康になったけれどあるとは言い切れない。

目が回りそうになっているのには気づいていなかった。
浮かれすぎていたのかもしれない。

カリュクスに嫌われたくなくて(捨てられたくなくて)
元々の村での扱いもあって

わたしは今でも我が儘を口にするのは苦手だったけれど
もしかしたら養い親とも呼べる彼女は──…そのことを気にしていただろうか]

(322) 2018/06/15(Fri) 19時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

[石の性質に関してはわたしは無知に等しかっただろう。>>266

魔法に関することは余り知らないことが多い。>>267

ただカリュクスに似合いそうだと思えば
もうこれしか無いような気がした。

月は静かに見守ってくれる──…まるでわたしの先生みたいに。
だけどカリュクスを見守るひとがいないなら

わたしは石に祈りを込める。


     わたしがそうなれますように。]

(323) 2018/06/15(Fri) 19時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

[着ろと言うの?という涼やかな声にこくりと頷いた。>>268

本当に嫌なことなら彼女ははっきり言うだろう。
色素の薄い肌。白銀の髪。紅瞳。美麗な少女のままの彼女。

着飾らせてみたいと思うのは、悪いことではないと思いたい。

”偶にはいいでしょう”という言葉にわたしはぱっと顔を明るくする。]

(324) 2018/06/15(Fri) 19時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

[布で簡易で仕切られた更衣スペースで着替え終えたカリュクスは
美少女と呼ぶにはお粗末なほど愛らしかった。>>269]

 似合います、とっても似合います
 ……まるで花の妖精みたい。


[素敵なひとを素敵に服で着ていたら嬉しくなるというもので

顔の前で手をうって、わあ、と感嘆の声を漏らす。

だけどわたしは少しはしゃぎすぎたのと
最近はなりを潜めていたので忘れていた。

ツキン、と少し胸が痛んだ。でも、だいじょうぶ。
わたしの顔色が少し変わったことは悟られたかも、しれない。]*

(325) 2018/06/15(Fri) 19時半頃

【人】 学者 レオナルド

[何が言いたいのかと聞かれた(>>306)――が、単に薀蓄を語りたかっただけである。
 頬を膨らませた理由には思い至れなかったが。

 女性用の服を扱う店に着けば決め打った一点のみのところへ真っ直ぐ進んで。]
 
 
 僕は、これを着たメルヤ君を見たいな
 ――今日だけでも
 
 
[選んだのは、自分のネイビーと対比になる、オレンジのロングドレス。
 いつものワンピースとも正反対な、華やかな色合い。
 ――メルヤの本質はこういうのが似合う女の子なのだろうという見立て。
 
 ドレスをもたせ、有無を言わさずそっと背中を押して試着室へ促した。*]

(326) 2018/06/15(Fri) 19時半頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

 
 ……無理なもんは無理だ。
 大人になれるなら……そりゃ……

[弟子は多くを問わない。
だけど言葉の端々に感傷が滲む。
それでも言葉を濁した理由、は、 ?
──こんな、街の真ん中でする話でもなかったから。]

 ……って、ワンピース!
 それ本当に私に似合うと思うのか!?

[普段ショートパンツやキュロットスカートのような
スポーティーな服装を好む傾向にある私に!? と
魔女は慄き、声を裏返らせた。

きっと、全力で購入を否定するところだけれど
さて、それはどうなったのだったか。*]

(327) 2018/06/15(Fri) 19時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

─少し先のお話─
[手紙を書く準備をしても筆が進まない。
困ったように眉尻を下げる。>>285

交流を望んだカリュクスに助言を求めると
まずはわたしのことを書いて相手のことを尋ねる。

こくり、と素直に頷いて]

 た、ためしに書いてみる…

[文通をして仲を深めていく小説を読んだことがあった。
確かこんな時はこんな風に言うのだ。]

 書いたの見ないで…くださいね

[ほんとは見られても特に気にしないのだけど
こういったものなのだろう、と読み物を鵜呑みにしたのだった。

そうしてわたしは、ひとりになってうんうん唸りながら手紙を綴る]

(328) 2018/06/15(Fri) 20時頃

【人】 流浪者 ペラジー

 dear:名前も知らない遠いところの人 

 初めて手紙というものを書きました。
 わたしはペラジーです。最近、18歳になったばかりの娘です。

 森の奥で魔女のカリュクス先生と使い魔のみんなと共に暮らしてます。
 趣味は香草や果実の栽培、薬の調合です。

 もともと心臓が弱いですが、カリュクス先生のおかげで元気です。
 文字もカリュクス先生に教わったので活かしてみたくなりました。

 はじめてなのでこれぐらいがいいのかな?
 あなたはどんなひとですか?

 趣味は何ですか?
 あまりたくさん聞いてもダメかもしれないのでこの辺りで

 どうか、この手紙が届きますように。

              from "pelagie"

(329) 2018/06/15(Fri) 20時頃

【人】 流浪者 ペラジー

[書いた手紙は誰に届くだろうか。
わたしは与り知らないことだったが。

その手紙はメルヤに届いたのだった]*

(330) 2018/06/15(Fri) 20時頃

【人】 流浪者 ペラジー

─また、違う日─

[ポストの中身は毎日確認する。

自分宛の手紙が来て返事が来るにも
早いような気がしたので不思議そうに首をこてり、と傾いだ。

自室で封を切って手紙を読む。
その手紙に書かれている内容がとても、とても切実に思えて

わたしは手紙の返事を書く準備をした。]

(331) 2018/06/15(Fri) 20時頃

【人】 流浪者 ペラジー

   親愛なるドリベルへ

 はじめまして。わたしはペラジーです。 

 お手紙のことわかりました。
 妹さんかどうかはわかりませんが、小さな子がいたら保護してもらうようにお願いしてみます。

 ドリベルさんはとても優しいひとなんだって感じました。

 わたしには家族がいません。血がつながった家族がいないので一緒に住んでいる魔女のカリュクス先生がわたしの親で姉で…家族です。

 だから家族を想うあなたの気持ちは、少しぐらいはわかるつもりです。
 妹さんが早く見つかりますように。

 わたしからもお祈りさせてください。

              ペラジーより

(332) 2018/06/15(Fri) 20時頃

【人】 流浪者 ペラジー

[妹を心配する手紙に、心が痛むような羨ましいような気持ちが浮かんだ。

でも一緒に暮らしているカリュクスは当然
使い魔達もペラジーにとっては家族だった。

手紙の返事を書いてポストに投函した後にわたしはカリュクスにお願いした。]


 手紙をくれたひとが…小さな妹さんを探してるみたい…で
 困ってたら助けて欲しいって書いてて……

[どこに住んでいるかなどわからないけれど
もし森に小さな子が迷い込んだら保護することは出来ないだろうかと頼んではみた。

ただ、この黒い森は
近辺の子どもは近寄らないようにと言いつけられている筈だったが。
事情があればわたしのように迷い込むものもいるかもしれないので駄目元ながらお願いをしてみた]**

(333) 2018/06/15(Fri) 20時頃

流浪者 ペラジーは、メモを貼った。

2018/06/15(Fri) 20時頃


【人】 蝋燭職人 フェルゼ

[>>327続く言葉は問い質さなかった。
この場で似つかわしくないであろう話題であることは知っていた。
今まで気づかなかったのか。見なかった振りをしていたのか。

兎角。
自分に腹が立った。何となく。]


 うるせえな! たまにはそういう格好してみろ!
 俺の見立てだ似合わない筈ないだろ。
 ……いいから着て見ろよ、リッキィ。

[狼狽えているのはフェルゼも動揺だった。
ついでと言わんばかりにイヤリングも見繕うかと目が鋭い。

この際自分の服の分をそっちにまわせばいいとまで言い切ったらどうなるか。]

 着て見たい時に着て見れば、いいだろ。

[どうにもこの師匠の元気づけ方がわからないので困っている弟子であった。]*

(334) 2018/06/15(Fri) 20時半頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ

[リッキィが見ていない隙に結局のとこ琥珀のついた小さな羽根飾りも買った。
今渡したらまたあれこれ言われそうなのでこっそりとポケットに入れる。

渡せるのはいつになるかは、今は誰も知らぬこと]*

(335) 2018/06/15(Fri) 20時半頃

【人】 森番 ガストン

[問い掛けに応えた沈黙に、男は瞼を閉じました。
分かりきっていたことです。男だってドリベルに出会うまで、何十年も前に亡くなった両親を思い続け、一族のために森を守り続けてきたのですから。

もしかして……などと、年端も行かない少年に期待するなど、酷と言う他ありません。
だから、きっとこれでいいのです。

これで、覚悟を決めて送り出せるでしょう。]

(336) 2018/06/15(Fri) 20時半頃

【人】 森番 ガストン

[醜い傷を見せたくなくて嫌だと拒んだお手伝いでしたが、結局1人で薬も塗れずにもたつき、ドリベルに任せっきりになってしまいました。

1人きりなら傷の手当をしながら、二つ並んだ黒い塊を瞼に思い浮かべて憎々しげに唸るだけだったに違いありません。

ドリベルが涙も見せずに包帯を巻いていくのを見て、心の中に燃えた炎は弱く小さくなっていくのでした。]

(337) 2018/06/15(Fri) 20時半頃

【人】 森番 ガストン

[そうして、ドリベルが傍らで羊皮紙を広げたことにも気付かず、深い眠りについていきました。

熱に浮かされ鈍痛に呻きながら幾晩を経て……

また元通りに動けるようになった頃には、もう無花果は盛りを終えたことでしょう。]*

(338) 2018/06/15(Fri) 20時半頃

森番 ガストンは、メモを貼った。

2018/06/15(Fri) 20時半頃


【人】 花売り メアリー



 『  魔法使いになりたいな、  』

 

(339) 2018/06/15(Fri) 20時半頃

【人】 花売り メアリー


[正確には “魔女だね” とか、そんな話は置いといて。

それは、キラキラふわふわキュルル〜ン☆って
乙女ちっくな思考から魔法が使いたいわけでなく、
今後一人で生きていくのに便利そうだと思ったから。

たとえば、重いものを持ち上げたくとも、
この腕じゃ持ち上がらないかもしれないし。
この小さな掌じゃあ持てる数だって限られるだろう。

魔法が使えるようになれば
お兄さんみたく小さくして持ち運ぶことも出来るし、
いっそ自分が大人になってしまえばいい。]
 

(340) 2018/06/15(Fri) 20時半頃

【人】 花売り メアリー


[──…というか、そうすれば簡単に働き先や
住む場所だって見つかり易いのでは……?

なんて、考えれば考えるほど
利便性の高さが羨ましくなってくる次第。]
 

(341) 2018/06/15(Fri) 20時半頃

【人】 花売り メアリー


[人生ハードモードがイージーモード…までいかずとも、
ノーマルモードくらいにはなるんじゃないだろうか。
そんな裏ワザの存在を知ってしまったら
誰もが望まずにいられないだろう。

少なくとも、
今の私はとっっっても魔法の利便性に惹かれてる。
お兄さんが鬱陶しがっても多少駄々をこねようと
子供らしいワガママを思い浮かべるほどには。

ひとまず、この引越しが完了したら
お兄さんに弟子入り(という名の居候)を志願してみて、
もしも嫌がられて家から追い出されでもしたら
これみよがしにその付近に居座ってみよう。

3日くらいだったら行ける気がする。
お兄さんの家の外壁からそう離れなければ
安全は保証されてそうだし。(※勝手なイメージ)]
 

(342) 2018/06/15(Fri) 20時半頃

【人】 花売り メアリー


[3日経ってもガン無視されるようなら
流石に諦めるつもりだけど、
その時のことはその時にまた考えることにしようかな。

「お前に魔法は覚えられない」って渋られても
『やってみなくちゃわからない』と食らい付いて、
早く教えてくれればその分早く出て行くからと
必要であれば誓約書だって書くつもり。

可能な限り言うことを聞く良い子でいるから
もうちょっとだけ一緒に居させてください。って、
頼み込むのには、やっぱり勇気がいるけれど。]*
 

(343) 2018/06/15(Fri) 20時半頃

花売り メアリーは、メモを貼った。

2018/06/15(Fri) 20時半頃


【人】 幸運の科学 リッキィ

 
[── 怒られた。
彼がなぜ怒っていたのか魔女には判らぬし
その剣幕で対抗できるほど ……元気じゃない。]

 ……わか、ったよ。
 たまに、たまにしか着ないからな
 着たくなったらな!!!!
 
[ぶつくさ言いながら、いつもとだいぶ違うそれの
お会計をしたのだろう。

魔女がふくれっ面をして宣言したとおり、
そのワンピースに腕を通すことは
「着たくなるまで」無かったし、
……その機会が暫く訪れないのは、秘密。

ましてやフェルゼが羽飾りを買っているのを
魔女はまた、知らなかったのだ ]
 

(344) 2018/06/15(Fri) 21時頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

 
[── そう言えばあのあと弟子は
何度か手紙のやり取りをしているようだ

『文通しろ』と弟子にそそのかされたものの
未だその機会は訪れておらず。

それでも手紙用に、と新しい羊皮紙と万年筆も買う
弟子が使いたきゃ使えばいいだろうし、
魔女に機会が訪れるのなら、と ──

机の上、深い藍色の万年筆と
まっさらの羊皮紙が、出番を待って揺れる。 ]*
 

(345) 2018/06/15(Fri) 21時頃

【人】 酸味探し ドリベル

[ガストンが怪我を負っても
時間は変わらずに、流れていきました。

少年は。というと
動物のことを学んだり、文字の勉強をしたり。

ガストンが熱にうなされている時には
水に漬けた布を持って行ったりしましたが
他にできることといえば、料理やお掃除くらい
大きな助けにはなれなかったでしょう。

目の前のことをこなす日々のなかでも
彼が腕をなくした日に決めた行き先は
揺らぐことはもう、ありませんでした

そして、無花果の実と入れ替わりに
日常が戻り始めた日のこと]

(346) 2018/06/15(Fri) 21時半頃

【人】 酸味探し ドリベル

[その日はとても良い天気でした。

あんまりにも朝の光が眩しくて
いつもよりだいぶ早く目覚めた少年は
コトン、コトン食器を並べ
一足先にご飯の準備を始めます。

パンを焼くのも出来るようになりました
最近ではこぼさずに上手に
果汁をコップに注げるようにもなりました。

そうして、一通り準備を終えたところで
いつも通り姿見の前に立って]

(347) 2018/06/15(Fri) 21時半頃

【人】 酸味探し ドリベル


 ちゃんとある……!

[長めの髪を掻き分ければ
そこにあったのは、特徴的な丸い熊の耳

引っ張っても、取れたりなんてしません
神経もちゃんと通っているようで
動かそうと思えばきちんと動きます。

ガストンはもう起きている頃でしょうか?
大事なことを二つ、伝えなければと
家の中をぐるりと見回しました*]

(348) 2018/06/15(Fri) 21時半頃

酸味探し ドリベルは、メモを貼った。

2018/06/15(Fri) 21時半頃


【人】 逃亡者 メルヤ

[いつもワンピースを買っている店より格段とお値段の張るお店]

ふわぁ。

[年頃の娘としては些かマヌケな声を出し、店内に飾られているドレスにあれこれ目移りしているうちに渡されたドレスを受け取る。

 値札を見て目眩がした]

こういうの、好みなんですか。う。べ、別に嫌とかそういうわけではないんです。て、照れくさいというか、あー。

[火照った頬を手で隠しながら試着室へ]

……ちょっとくらい値切れないかなあ……

[不穏な言葉は外まで聴こえただろうか。さすがに同行者に恥をかかせるような行動はしないけど。

 ……恥をかかせるような言動はしてしまうが。

 数分後]

(349) 2018/06/15(Fri) 21時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

着替えました、けど、あの。……ごにょごにょ。

[試着室のカーテンから顔だけ出す]

胸、が。少し。
ほんとに、少しなんですが。ほんとにほんとですよ。なので、ワンサイズ下のドレスがあれば取ってください。

[彼が動く前に店員が素早くワンサイズ下のドレスを手渡してくれた。あまりにも早かったし、余る事を見越して予め用意してくれていたのかもしれない。
 とても気が利く店員だが、ちょっと屈辱と思うメルヤだった]

[しばらく後、カーテンが開いた。

 肩紐は細く、背中はシャーリングで飾られ、お腹辺りに刺繍が施され、後ろ側は紐で締めてリボン結び、スカート丈は足首。普段は着ない明るいオレンジ色が顔色を明るく見せている]

落ち着きません、けど。レオナルドさんの今の格好ならこのほうが釣合うと思います。

[片手を差し出す]

お昼ご飯の時間までには帰らないといけませんし、公園にでも行きましょう。

(350) 2018/06/15(Fri) 21時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[お城の郵便受けを磨こうと庭に出ただけだった。手紙どころか広告すらも入らないので放っておけば蜘蛛の巣ができるので。

 外側を磨いてぱかっと蓋を開ける。封筒が入っていた]

お。おおおおお。

[うちのおっさん、じゃなくて魔法使い宛てかと思ったけれど、どうも違うようで。

 郵便受けの中を磨くのもそこそこに自室へと高速移動。

 大切にペーパーナイフで封を切り、折り畳まれた紙を開く。書かれた文字を何度も読み返し、紙をぎゅうっと抱きしめたら皺ができたので、書斎から本を何冊か持ってきて手紙の上に置いて皺を伸ばした。

 初めてのお手紙は、想像以上に幸せな気持ちを齎してくれた。お返事を書けば、ペラジーという少女も同じように幸せになってくれるかな]

(351) 2018/06/15(Fri) 21時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

 dear:ペラジー
 
 お手紙ありがとう。私はメルヤです。
 ペラジーと同じ歳なので呼び捨てでどうぞ。

 私は吸血鬼になる研究をしている、
 変わり者の魔法使いのお世話をして暮らしています。

 ペラジーの文字は綺麗ですね。特に、貴女の先生の名前の文字が。
 病気も、良くなったのなら幸いです。

 最近、畑を作り始めてそれが趣味かもしれません。
 芋の芽が出てきてくれたのがとても嬉しかったけど。

 それよりずっと、貴女からの手紙を嬉しく思いました。
 ほんとうにありがとう。
 書きたい事はたくさんありますが、今回はこのくらいにします。
 お手空きの時に気が向いたらでいいので、またお手紙くださいね。

 ペラジーの新しい友達、メルヤより

(352) 2018/06/15(Fri) 21時半頃

逃亡者 メルヤは、メモを貼った。

2018/06/15(Fri) 22時頃


【人】 蝋燭職人 フェルゼ

[>>344いつもよりやや覇気がないのを見て嘆息する。
別に。毎日元気な者などいないだろう。それでも、だ。

出来る限り元気で楽しくやってて欲しいではないか。]


 今度着ろよ、絶対着ろよ!
 
[口から出るのはこんなものだ。
買った後も放置されては口を引き攣らせることになったのは後日のこと。

何を買えば喜ぶかなど、皆目検討がつかないので
せめて今夜は好物のクリームシチューを美味しく作る決意をして

そろそろ帰るか、と粗方の買物を終えて帰路につく提案をした。]

(353) 2018/06/15(Fri) 22時頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ

[── 相変わらず。リッキィは手紙を書いていないようだった。
新しい羊皮紙を見て書く気がないわけではないらしい。

新しい羊皮紙は一緒に買ったものか。
別行動の時に買ったかはさておき、掃除の折には見て

自室では臙脂色の万年筆が転がっていることだろう。]

(354) 2018/06/15(Fri) 22時頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ

─森の家─


[提案が受け容れられれば相変わらずの本の家と呼んで差し支え無い家に帰った。
古書店に入った時も同じ様な匂いがして安心することは、あった。

わざわざ買わずともいつの間にやら増えている本をリッキィに借りる宣言をして自室で読むことはある。が。]
 
 埃くせえな…出掛けたらわかるが。
 おい、掃除するぞ!

[箒と埃取りをもって宣言した。
無論手伝うよな、手伝えの意である]*

(355) 2018/06/15(Fri) 22時頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

 
[衣服、食材、魔法の材料。
それと、新しい羊皮紙と万年筆。
あらかた必要なものは揃えたつもりだ。

街を見渡せば ──どうしても女性の姿を目で追った
そのときの流行を追った服を着た女性たちは
とても美しくて、うらやましくて

────── 目をそらして、帰路につく。 ]
 

(356) 2018/06/15(Fri) 22時頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

 
[さて、家に帰ったら何をしよう?
こないだ棚から引っ張り出してきた本を読むのもいいし
せっかくなら新しい魔法でも習得してみようか
今日買ってきた道具を試してみるのもいいな
お腹がすいたらクリームシチュー………… ]

 ……は? 掃除?
 シチューは ………?

[思わず声が出た。掃除するなんて、聞いてない。
だけどこれじゃあまりにも!
シチューを楽しみにしていた子どもみたいで
思わずちょっと、いやそうじゃないって否定して。]
 

(357) 2018/06/15(Fri) 22時頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

 
 なんで毎日毎日毎日毎日ッ
 埃積もってたって死なないだろ
 本がいっぱいあるとおちつくだろ!

 だいじょうぶだから!
 埃積もってても私死なないし
 それとも埃積もってると人間は死んじゃうのか?

[それなら埃を降らせる魔法を探さねば、と
ちょっぴり頭に浮かんでしまったのは、秘密の話。 ]*
 

(358) 2018/06/15(Fri) 22時頃

【人】 森番 ガストン

[いい香りの藁に寝っ転がって、燦々と降り注ぐ朝日の下で過ごす朝のなんと心地良いことでしょう。鼻先をパンのいい香りがくすぐれば、尚のこと。

男はぼんやりと朝を過ごしておりました。

欠伸を一つ。ベットの上でうんと伸ばした手は、もうひどく痛むことはありません。たくさん助けてもらって、食事で栄養をつけて、順調に回復した証です。

そろそろ起きなくては、せっかくのご飯も冷めてしまいます。]


 ううん……どり……。


[ご飯が食べたい……でも微睡んでいたい……
たっぷり時間をぐずぐずに過ごしたら、結局空腹に負けて寝床から顔を上げるでしょう。]

(359) 2018/06/15(Fri) 22時半頃

【人】 森番 ガストン


 うう……起きてる……ほんと……


[ただでさえ小さな目を糸のように細めて家の中を見渡すと……

姿見の前にドリベルはいました。

寝ぼけ眼でよくわかりませんが……頭から何か生えているような……?]


 あれ、どり……角……?


[もそもそ寝床から起き上がって、眠たい目を擦りながら姿見の前に行くでしょう。]*

(360) 2018/06/15(Fri) 22時半頃

【人】 ビール配り フローラ

 
[キミは男で アタシは女。
 ─── 今まで過ごしてきた中で
     そう或るのが自然だと思った。
 
 街へは男性として出かけているし、
 女性に優しくする行為を
 " 男性として普通 "なんて平然と言ってのけるし。

 キミの心は男性─────
 そう強く感じたからこそ、思い切って告げたのに。

 キミは涙を滲ませる。>>309
 アタシの言葉に涙を堪えるのは何度目かしら
  ─── 百や二百では収まらないでしょうけど ]
 

(361) 2018/06/15(Fri) 22時半頃

【人】 ビール配り フローラ

 
 
  男として生きたい訳じゃなくて
  女として生きたい訳じゃなくて
 
  ─── キミは何を目指してるの……両生類?
 
  例えば……街で
  キミに友人が出来たとしたら
  性別不詳です、って自己紹介するのかしら? 
 
 
[にぱ、と零していた笑みを消して。
 無表情のまま、首を傾げながら更に顔を近付ける。
 
 キミの真っ赤な顔は、泣き出すサイン。>>310 ]
 

(362) 2018/06/15(Fri) 22時半頃

【人】 ビール配り フローラ

 
[────── 本当は分かってる
 キミが、このままアタシの側に居る事を
 望んでくれている事ぐらい
 
 だけど 痛む、の

 人間の感情を覚えていったアタシは同時に思い知る
 あの日、キミに会うまでの自分は
 なんて非道なコトを行ってきたんだろう、って

 最近、樹海に出入りするアタシの姿が
 目撃されている。気配を消す気も起きなくて。
 " 魔女だったりしてね " なんて噂もあるらしい。

 今のアタシは
 ただ、断罪されるのを待つだけの───
 
 だから、残されたキミは  キミだけは。
 どうか人間の世界に戻って しあわせに。 ]

(363) 2018/06/15(Fri) 22時半頃

【人】 ビール配り フローラ

 

  今のままがダメって訳じゃないけど…
  そうね……アタシは女として生きてるし
  できれば男の人とデートしたいわ?
 
 
[嘘。お揃いのドレスを着て街に繰り出したって
 キミとなら、其れはデート。
 " 好きな人と出かける " それだけで、十分。

 男と女の性で揺れるキミの姿>>311
 急かすのが早かっただろうかと 深く息を吐いた。
 
 さあ───キミはどうする?

          結論、泣き出した。>>312 ]

(364) 2018/06/15(Fri) 22時半頃

【人】 ビール配り フローラ

 
 
  もう………なかない、の
  今日は このままでいいから……
  デート、いきましょ…?
 

[今度は、分かりやすく溜息を吐いて。
 あてがわれていたドレスを腕に挟み、抱きしめる。
 違和感なく女性と思われる背丈のアタシ。
 男性に思われるキミの方が
 いつしか背丈を追い越しちゃってたかもね。

 ──── 今日は踏み込んだつもりだったけど
 なにも変わらない結果に
 少しホッとしているのも、事実。

 頭をぽんぽんと撫でながら
 キミが泣き止んだなら、さあ出かけましょうか。]*
 

(365) 2018/06/15(Fri) 22時半頃

【人】 花売り メアリー


[パパとママと、2歳年下の妹のエミリー。
それから少し遠いところに住んでいる
おじいちゃんとおばあちゃん。

そして最後に、真っ白い毛並みが可愛いリリ。
ぬいぐるみみたいに小さい彼女は
マルチーズという種類の犬だったかな。

私の家族。
"家族だった" ひとたち。 ]
 

(366) 2018/06/15(Fri) 22時半頃

【人】 花売り メアリー


[パパは静かで穏やかな人。
ママは怒るとちょっとこわい。
おじいちゃんはいつもニコニコしてて、
おばあちゃんは料理やお裁縫が上手だった。

妹のエミリーは、可愛いけど 可愛くない子。

私のとは違うママ譲りのふわふわした髪と
おじいちゃんみたいに大袈裟なほどニッコリ笑う姿は
お隣さんや町の人たちに好評で。
みんな口を揃えて「かわいいね」って言ってた。

けど、みんな知らないの。
あの子がとってもイヤな性格をしてるってこと。]
 

(367) 2018/06/15(Fri) 22時半頃

【人】 花売り メアリー


[ママに、パパに、おじいちゃんおばあちゃんに。
知らないひとに「可愛い」とちやほやされたり
お菓子を貰ったあと、
こっそり私のほうを見て自慢気な顔をするの。

「お姉ちゃんにも、はい、どうぞ」 なんて
大人のひとたちがお菓子をくれたって
全然、ちっとも嬉しくなかった。

私の側にいるひとたちを一人占めするように
気を引いて奪って行くあの子が、嫌いだった。

少し不満を漏らしたら気にしてくれるかなって
ママに「イヤなの」って伝えてみたけど、
困ったような顔をして
お姉ちゃんでしょ、エミリーを可愛がってあげて。
って、私よりあの子を贔屓する言葉が飛び出した。]
 

(368) 2018/06/15(Fri) 22時半頃

【人】 花売り メアリー




 (  ずるい、 )


[悲しくて、悔しくて、寂しくて… 泣きたくなった。

でも、これ以上ワガママを口にして
ママに嫌われたくなかったから、
キュッと口を噤んだの。]
 

(369) 2018/06/15(Fri) 22時半頃

【人】 花売り メアリー


[それからたくさん我慢した。

けど、エミリーが私の鞄に触ってたのを見た時、
とってもとってもイヤでどうしても許せなくて
私のものに触らないで!って怒ったわ。

取り返そうとして引っ張ったら、持ち手が壊れた。
あの子が離さなかったから。

私の大切なものを壊したから、だから叩いた。
大粒の涙を溢れさせて泣くエミリーに
どうして泣くの!って、余計に腹が立った。

私が悪いみたいじゃない。
"可哀想"なのは私の方なのに。

"可哀想"なのは私の筈なのに、
どうしてママとパパは エミリーを怒らないの?]
 

(370) 2018/06/15(Fri) 22時半頃

【人】 花売り メアリー


[ ──代わりなんていらない。欲しくない。
それは、もう私の誕生日プレゼントじゃないから。

家族も、もう要らない。
私の大切なものを平気で捨てれる人たちなんて
私から捨ててしまおう。

「それくらいのことで…?」と
他の人たちは口にするかもしれないけど、 ]
 

(371) 2018/06/15(Fri) 22時半頃

【人】 花売り メアリー



( 私にとっては “それだけのこと” だったんだよ。)*

 

(372) 2018/06/15(Fri) 22時半頃

【人】 酸味探し ドリベル

[もうそろそろ起きたかなー?なんて
あたりをキョロキョロ見回せば
寝床でごそごそする大きな大きな影。

どーんと、飛び乗りたいところですけれど
治ってきているらしいとはいえ
怪我人相手に流石にそれはできません。

だから、ガストンが起き上がるのを待って
自分からも、飛びつこうと走りよります。

もし、目測を外したら?
きっと床にぺしゃんとなるでしょうけれど
それはそれで1日の話の種になりますから
それでも良いと思っているのです。

そんな企みが上手くいったかどうかはさておき]

(373) 2018/06/15(Fri) 23時頃

【人】 酸味探し ドリベル


 ツノじゃないって!!
 耳だよ!ほら!

[おはようよりも先に言ったのは
ツノではないと言う自己主張。
ぴこりと丸い耳を動かして
怒ったように頬を膨らませました*]

(374) 2018/06/15(Fri) 23時頃

酸味探し ドリベルは、メモを貼った。

2018/06/15(Fri) 23時頃


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