204 銀花の咲く路、灰白の世界で君を想う
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人
狼
墓
少
霊
全
きみは自らの正体を知った。さあ、村人なら敵である人狼を退治しよう。人狼なら……狡猾に振る舞って人間たちを確実に仕留めていくのだ。
どうやらこの中には、村人が9人、人狼が1人いるようだ。
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皆さまお集まりありがとうございます。えー、ごほん。 この催し物、しっかりと楽しんでくださいませ。
…何があっても、文句は言いませんよう、ご了承くださいませ。
(0) 2016/12/16(Fri) 05時頃
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[ クリスマスパーティーまで、あと2日。
プレゼント交換の方法は絶賛募集中。 あみだでもいいし、BGMに合わせて回してもいい。 いい案思い付いたやつには、 俺から特別プレゼントがある、かも?
星を教えた小椋は、 すくすくと成長してくれたら 近所のにーちゃん的には満足だ。 何が成長かって、あれもこれも、全部な? ]
(1) 2016/12/16(Fri) 05時頃
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[ ちょいと、煙蒸してくるけど。 部屋の中は、汚さないようにどうぞ。 ]**
(2) 2016/12/16(Fri) 05時頃
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― 桃色に染まる記憶 ―
[桜の花びらが舞う中で、 色鮮やかな黄色と緑は目を惹いた。]
何。お前捨てられたの?
[ちんまりとした鳥のぬいぐるみ。>>0:147 拾い上げて、愛嬌のあるフォルムを指先でつつく。 なかなか可愛い。 落とし物なら警察に届けるのが正解なんだろうけど。 ここは子供が多く通るような道ではないし。 捨てた物なら、持ち主は現れないままいずれ処分される。]
(3) 2016/12/16(Fri) 08時半頃
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……
[考えた結果。 道端に転がっていたせいで、土が付着して少し薄汚れているのを理由にして。 けしからんことに、俺はそのぬいぐるみを家に持って帰った。
丁寧に手洗いして乾燥させる。 当時の俺に修繕技術はなかったから、残念ながらできるのはここまで。 日の当たるところに置いておけば、次の日には乾くだろう。 乾いたら、めっちゃもふもふしてやるよ。
そんな決意をした翌日。 ぬいぐるいを拾った場所で。 今度は女の子?女の人?を見つけた。]
(4) 2016/12/16(Fri) 08時半頃
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[最初は何をしているのかわからなかった。 ただ、同じ場所を右往左往する姿に、――ああ、もしかしてって思った。 ただあれは家で乾かしている最中だったから。 しばらくぼぅっと眺めてて。 その日はそのまま帰った。
さらに次の日。 そこで諦めたなら仕方ないかとも思えたのに。 彼女はまたそこにいたから。]
探してるの、これ?
[持参した、洗いたてのぬいぐるみを、彼女に向けて。 肯定の言葉が返ってきたのなら。]
(5) 2016/12/16(Fri) 08時半頃
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ならよかった。 大事にしてよ。 でないと今度は本当に俺が貰うから。
[好き勝手な台詞は、わりと本気だった。 でも必死に探す姿を見る限り、その心配はないだろうとも。]
じゃーな、ピヨ吉。
[更に勝手な名前で呼べば、訂正を求められたかもしれない。 後は手を振って立ち去った。 桜が見ていた小さな出来事。]**
(6) 2016/12/16(Fri) 08時半頃
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ー前日の回想ー
[本当に、松本センパイは良い人なのだと思う。 自分には無い明るさがあって、男女共に友達も多いのだろう。 彼がお世辞を言っていないかどうかまではわからないけれど、気持ち良い言葉だから受け止めておこう。 否定し過ぎるのは自分だって悲しいから。
ミンナからプレゼント欲しい、の言葉には思わず笑ってしまっていた。 一人だけじゃなくてみんなから、は松本センパイらしいなと思う。 でも、だから、クリスマス前に………なんて。 失礼な想像がより堅固なものとなって自分の中に定着してしまうのは仕方がない話だと思うのだ。]
それなら、 みんなでやるプレゼント交換とは別にセンパイにはプチプレゼント用意しましょうか? ほんの気持ち、ってヤツです。
[みんなから欲しいと言うならそのお助けくらいなら、と。 本当に全員にプレゼントを貰えるとは分からないけれど、そんな無邪気な所は何となく弟のようで自然と顔が綻んだ。 もっとも、本物の弟・陸はもうとっくに可愛くない爆発して欲しいリア充なのだけれど。]
(7) 2016/12/16(Fri) 10時半頃
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[特売日でお断りするのは心苦しい。 ただ、放っておくと母が卵を必要以上に買い始めてしまうのだ。 家と店を何度も往復して……あのバイタリティを是非他に回して欲しいけれど、実際ある程度は多めに必要な家族構成でもあるから、ストッパーは必要なのだ。 先輩とラインを交換して、先輩の冷えてるだろう耳にそっと温まった手を押し当てる。 ただその後の「がばっ」…未遂?>>0:152には不覚にも肩を跳ねさせて息を詰めてしまった。 まさか、こんな風に抱きつかれるなんて思っていなかったし(未遂だけど) 急に近くなった距離に、空と陸で男子に慣れているつもりだったのが、それとは違うんだと教えられた気がして。 嫌かどうかは別として、心底驚いた自分は言葉を失くして、ただ頷いていた。 ドッドッドッ、と心臓が驚きで煩く響く。]
(8) 2016/12/16(Fri) 10時半頃
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う、ん、びっくりした……。 び………。
ビックリしたああああ!!!! もぉおおおおおおおお!!!!
[でも、驚きが落ち着いた後は驚かされた恥ずかしさと悔しさが勝ってきて。 勿論、センパイの言うことは正しい。 だけど、どうにも恥ずかしくて顔が真っ赤になって、頭を撫でられながら大声をあげていた。 眉を釣り上げて、悔し紛れにべしべしとセンパイの肩あたりを平手で叩く。 それでも別れ際はきっちり「じゃあ、明後日!講義のあと行きましょうね!」 なんて約束を軽くして手を振り走っていく。
走っていくうちにすっかり熱くなって、駅に着く頃にはマフラーもコートも要らないくらいに暑くなっていた。]*
(9) 2016/12/16(Fri) 10時半頃
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ー朝、通学路ー
[朝、お弁当は両親の分だけ。 空と陸は彼女と食べるだとか彼女に作ってもらうだとかでいつからかお弁当を持たなくなっていた。 だから、せめて自分もお弁当は持たないで学食か適当にコンビニで買った何かを食べる大学生活。 そんな風に決めていたから、朝一でコンビニでくるみパンとチョコレートを買って、いざ大学への道を進む。 本当に今日も冷える。 よく見れば、舗装されていない地面が見える場所には霜も降りてきているようだ。 地面や草や葉が白く染まっている。
それを見て、わざと歩道から外れて。 ぎし、きし、ざくり。 霜を踏みつけつつ歩くのは、ほんの少し楽しかった。 これが溶けてしまう前、早い時間の*密かな楽しみ。*]
(10) 2016/12/16(Fri) 10時半頃
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[ 彷徨い、目当ての自販機を見つける。 ミルクティーと手に入れた。ちゃっちゃらー。 特別に冷え性というわけではないけど、あったかいペットボトルを手で包むといいかんじである。ぬくい。
センパイいないかなと、思いながら、図書館へと帰る。 残念ながら、センパイと出くわすことはなかった。見えない尻尾もへたりと下を向いた。]
(11) 2016/12/16(Fri) 13時頃
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[ 図書館の、律の指定席へと向かう。 あれまあ。机に伏せる律が見えた。 あんなに訳解らないドイツ語とやらと向き合っていれば、眠くなるのも無理はないだろう。 それとも、夜更かしでもしていた?
近寄れば、机の上は綺麗に片づけられていて。 課題は終わったのだと知れる。]
りーつ。
[ 図書館であるために声の大きさを少し落とし、頭にぽんと手を載せて、起こしただろう。 そこから、解散して、講義に向かっていっただろう。]
(12) 2016/12/16(Fri) 13時頃
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─ 図書館 ─
[ 期末ともなれば、課題が出されることも多々。 藤もまた、それをこなす一人であります。
倒れない程度に眠る藤にとって、日付というものは酷く曖昧です。 いつの間にやら今日が昨日に、明日が今日になっていることが常。 月曜を生きた身体のまま火曜を過ごす事もあるのですから、曜日間隔も狂っていきます。
ですから、締め切りへの意識が、藤は大変低いのです。 うっかり出し忘れた、うっかり期限を間違えた。 そんな危ない思いをすることもしばしばありました。 言い訳は聞くものではありませんが、藤とて学習するする生き物です。 ならば課題を出されたらすぐ片せば良い。 と、まるで真面目な学生の様に、課題を出すのだけは早くなったのでした。 ]
(13) 2016/12/16(Fri) 13時半頃
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[ 本日もそのようにして、昨日出された課題を朝からこなしているのでした。 この調子では、良ければ明日、悪くても明々後日には提出出来てしまうでしょう。
二三積んだ本を捲りながら、藤は紙の上に文字を刻みました。 課題を出した教授の講義は嫌いではありませんし課題を出されることも構わないのですが、手書きの文字以外受け付けないという体は些か時代遅れだと感じていました。
さて続きを書こうと身を屈めれば、いつものように緩く横に纏めた髪は紙上に流れ落ち、溜息もまた落ちるものです。 一度解き幾つか高い位置で結べば、文字を書くペン先を邪魔することは無くなりました。 これで良し。 と、藤は朝の図書館の、まだ温まり切っていない空気を吸うのです。 ]*
(14) 2016/12/16(Fri) 13時半頃
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─ 朝 ─
[ 霜を踏み歩くような趣深さは持ち合わせていない。 満員電車を経て、真っ直ぐ大学へ辿り着く。 効率を求めがち。損得感情も、優先して身体は動く。
だからこそ、胸の奥に燻る想いは、 わたしらしからぬ感情であって、 ふとした瞬間に考えてしまう時間さえも、 本来在ってはならないものなのに。]
( … 優先順位、考えて。 )
[ 一コマ目の教室は、まだ人は疎ら。 中間辺りに陣取って、白紙の紙と睨めっこ。 藤先輩のように流れるような髪ではないけれど、 俯くと、はらりと落ちるその髪を耳にかけて。 手にしたペンを、用紙に走らせる。]
(15) 2016/12/16(Fri) 15時頃
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[ “ クリスマスパーティー案について ”
と、刻む文字。 人任せな直史おにいちゃん。 計画は結局、どうなっているの? ケーキ、ごはん、すること、なすこと …… ぐるぐる巡る思考の中で、 ずっと頭の中を支配するのは、 クリスマスプレゼントをどうするかって、こと。
あのひとは、何をもらったら、 うれしいのかな、って、こと。]*
(16) 2016/12/16(Fri) 15時頃
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― 前日 / 食堂で先輩と ―
( ……それは、先輩にも言えるんじゃないかなぁ )
[ ドリアをもう一口食べ進めながら、思わず神妙な顔を浮かべてしまいます。 >>0:139じぃっと先輩を見つめ返しました。 あれですね。自分のことには気付かないのでしょう。 ]
……恋愛対象には、して貰えないタイプなのですよ。 きっと。
[ だからこの想いだってほとんど諦めかけています。 良いのです、それで。 恋愛は実らず終わる方が多いと聞きますし、――あの人にはもっと相応しい人がいるでしょう。 ]
(17) 2016/12/16(Fri) 15時頃
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[ ドリアの熱さも一瞬忘れてしまっていたようでして、 一気にやってくる熱には、いくら強いと言ってもさすがにちょっとびっくりしてしまいます。 その拍子にぽーんと、思考は投げ捨ててしまいましょう。
>>0:141わたしの問いかけに先輩は笑って、全力で否定します。 そんなに否定しなくてもいいのにと思いながら、 わたしはマイペースにドリアを食べ進めていくのです。 「可愛い」と言われ慣れていないぶん、ちょっとだけ照れたように瞳を瞬かせました。
それきり恋の話は互いに口に出さないままで、学生らしい会話を紡ぐのみでしたね。 あの教授の課題が厳しいとか試験がそろそろ危ういだとか、ゆっくりご飯を食べながら。
ごくん。最後の一口を飲みこみました。 わたしのどうしようもない感情も、こんな風に消えてくれたらいいのですけど。 ]
(18) 2016/12/16(Fri) 15時頃
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はい、先輩。 わたしこそ ご一緒出来て楽しかったです!
お互い頑張りましょうね。
[ 午後も講義は入っています。面倒ですが、仕方ありません。 立ち上がった先輩が、去り際ポンと頭を撫でてくれました>>0:142。 この年齢になると中々受けない動作に、ちょっぴりくすぐったそうに笑います。 ]
?
[ 見送ろうと視線を向けていれば、先輩が不意にくるっとこちらへ顔を向けました。 なんでしょう? 首を傾げます。 ]
(19) 2016/12/16(Fri) 15時頃
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( 好きな、 ひと )
[ 微笑みながら告げられた言葉に>>0:143、 わたしは目を見開きます。ぎこちなく頷きますけれど、 その場を後にした先輩に見えたでしょうか。 ]
…… うぅ…。
[ いるのです。すきなひと。 わたしが叶えるつもりのないくせに、諦めきれない想い人。
―――― なんだかとっても苦しくなって、 講義が始まるまでは、図書館へ逃げることにしました。 あ、今回はサボることはありませんでしたよ。読書どころじゃ、ありませんでしたもの。* ]
(20) 2016/12/16(Fri) 15時頃
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― わたしと、りーちゃん ―
[ 読書が好き。 だからわたしは時間も気にせず図書館に入り浸るのです。
りーちゃんは、同じ学年でサークルも一緒でした。 でも彼女は本を読むのは苦手のようですし、なにより所謂リケジョってやつなのです。 わたし? 駄目ですダメです、理数系は眠くなっちゃうので。 オマケに時間も細かく気にしない性質のわたしと、きっちり厳しいりーちゃん。 真逆だというのは、わたし自身とってもよく分かります。
定位置で読書をするわたしの隣で、 りーちゃんがレポートに勤しむことも幾度かありましたね。 その日もいつも通りページを捲っていたわたしに、 ふっとりーちゃんが口を開きました>>0:154。 普段はお互い無言なので、なんだろう、と不思議そうに顔を上げたのですっけ。 ]
(21) 2016/12/16(Fri) 15時頃
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…… んーと ね。 どろどろの 人間関係……?
[ あ、いえ、違います。 これじゃ誤解を招いてしまうじゃないですか。冗談、と慌てて否定しました。 ]
なんだろう…… 複雑な感情の変化、とか。 それでだんだん変わっていく、主人公の行動とか。
[ 最初は告白する勇気も無かった主人公が、いろんなイベントを経て変わっていく。 わたしにはとても真似出来ませんから。 ]
――― わたしには絶対出来ないことだから、 面白いのかなあ。
(22) 2016/12/16(Fri) 15時頃
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[ わたしのふわっとした答えを、りーちゃんはどう思ったでしょうか。
「気になるなら読んでみる?」と尋ねはしましたけれど、 本を読まないりーちゃんのことです。 断られてしまっても、特に気にした様子はなく、 またページを捲るのでした。* ]
(23) 2016/12/16(Fri) 15時頃
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ー輝彦青年のとある日常の一幕ー
[ある日の朝、俺はいつものように大学へ向かってた。 割と時間に余裕はあったんだ、家から出た段階では。 でも俺はその日遅刻した、サボりはしても遅刻は寝坊した時しかしないのにだ。
別に大事件に巻き込まれたとか、めっちゃ色んな奴に声かけて回るから調子乗ってると思われてボコられるとか そんな物騒な事はなかったし、遅刻した理由はそんなんじゃない。 じゃあなんで遅刻したのかというとだな……]
よっし、ここでいいのか婆ちゃん?
「あぁ大丈夫だよ、お兄ちゃんのおかげで助かったわ 有難うねぇ……」
いいってことよ!じゃあ俺もう行くな!
[知らない婆ちゃんをおぶって家まで送ったからなんだ。 横断歩道でこの人見かけたんだけど、車がビュンビュン曲がって来て渡れないでいた所だったのよ。 早くしないと赤なっちゃうし車が止まってあげる気配もなかったから、俺からその婆ちゃんに声かけたんだ。]
(24) 2016/12/16(Fri) 15時半頃
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[俺こう見えても婆ちゃんっ子でな、その影響なのか全然知らないお年寄りでも困ってたら放っておけなくてさ。 お年寄りに限らず困ってる人いたら助けるけど、お年寄りを助ける機会のが多い気がしてる。 俺が今の学部を選んだのもその辺りが理由としてある、でもそれは誰にも言ってない。 こんなチャラチャラしてて(自称)介護士目指す事言うとバカにされるからな。
まぁとにかく、そんな事があったから見事に遅刻したって訳。 でも俺は”寝坊して遅刻した”って事にした、こういうのって言いふらしたくないし、言いふらすものでもないじゃん?
まぁでも、婆ちゃん手助けの現場を見られてたとかだったら俺はどうしようもない。 誰かに見られてたとしても実際に指摘されなきゃ分かんないからな。*]
(25) 2016/12/16(Fri) 15時半頃
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ーパーティ2日前ー
なんて事もあったっけなぁ…… あぁ〜あ、ねんみぃわ
[いつかの婆ちゃんを思い出しながら眠そうにしてる俺は今、廊下の適当なベンチに寝転がっていた。 あぁ、今日もおサボりしてるって訳だ。 食堂行くのも有りだったけど間違いなく講義行きなさいって言われそうだからさ、やめておいた。]
パーティまでもう明後日になったか …………どうしたもんかな
[もやもやと胸の中にある”アイツ”への想い。 パーティのどさくさに紛れて伝えるか、このまま黙っておくのが吉か。 正直ここまで本気で誰かを好きになった事なくて何が正解か分かんないんだよな。 だからうだうだと悩んでたんだけど……]
…………すぅ
[気付かないうちにスヤァっと寝落ちてたんだとさ。*]
(26) 2016/12/16(Fri) 15時半頃
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ねえ、きゅうちゃん。 …… どうしたらいいとおもう?
[ 母のお下がりのシンプルなブランドバッグ。 似つかわしくない、小鳥のマスコットがぶら下がる。 ペンの頭で、軽くその子を突いて、 お悩み相談をするのは、ずっと前からの癖。
だから、このこと離れ離れになったときは、 心臓が爆発してしまいそうなほど、 焦っては、探し歩いたっけ。]
(27) 2016/12/16(Fri) 15時半頃
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─ とある桃色の記憶 ─
[ 恐らく、ボールチェーンが緩くなっていたのだろう。 何時ものように、大学から家に帰る路。 ふとした瞬間に、わたしの元から居なくなった。]
( ばか、わたしのばか。 なんで大学に持ってきたの。 )
[ 失くしたことに気付いたのは、 しばらくして、家に着いたときだった。 鞄をひっくり返しても、部屋を漁っても見つからない。 翌日には、大学内の心当たりある場所を探し歩いて、 帰り道も、茂みの中も置物の下も、 土まみれになるのも厭わずに探した。]
(28) 2016/12/16(Fri) 15時半頃
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[ 此方を見る影にはまだ気づかない。>>4
翌日もまた、わたしは懸命に探して歩く。 もしかしたら、犬とか猫が拾ってったかも。 誰かに蹴られて、遠くに飛んだのかも。 髪も乱れに乱れ、じわりと目蓋が熱くなる。
…… ─── そんな、ときだったろうか。 背後からかかる声>>5に、弾かれるように振り向いた。 もふもふきゅうちゃんの姿が、眸に反射する。]
…… そ、う !探して、た ……! よかったあ、見つかって………
[ ほつれた糸は身体と羽を僅かに繋ぐ。 汚れはなさそうで、綺麗な姿。 受け取って、ゆるとその子を撫でる。 礼を述べるため、頭を下げようとするが、]
(29) 2016/12/16(Fri) 15時半頃
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…… っ、もう絶対に失くしません。 この子は、わたしと一緒にいるんです!
[ 思わぬ反抗心からか、口許はやや曲がる。]
それに、ピヨ吉じゃなくって、 きゅうちゃんって名前ですから、 へんな名前つけるのやめてください!
[ 立ち去る背中に、本当の名を伝える。 その代わりに、彼の名は知らぬまま、 お礼の言葉も、伝えられぬまま。
出逢いの季節の、そんな一頁。]*
(30) 2016/12/16(Fri) 15時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2016/12/16(Fri) 15時半頃
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― 朝 −
[ 寒い。寒すぎます、一体どうなってるんですかほんと。 ダッフルコートにマフラーに耳当て。 完全防寒をしてもなお震えてしまうのは、今が朝だからというのもあるでしょうか。
今日は一コマ目は空いている日です。 なのに早くに家を出るのは、家を出るのが遅れると大学が面倒になってしまうからでした。 暇な時間は図書館へ行けばいいのですし、ね。 ]
( 寒いのは好きじゃないのに…… )
[ 昔から寒さには弱いので、足早に大学へ向かいます。 歩いても止まっても風で肌が痛いって、これ拷問だと思うんですよ。薄着の小学生、どうやって生きてるんですかね。 見てるだけで寒いんですけど。
――文句を言ってもどうにもなりません。 大学に到着するとすぐさまいつもの道を通り、図書館に繋がる渡り廊下を歩きます。 ]
(31) 2016/12/16(Fri) 16時頃
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[ 2日後には、例のクリスマスパーティーが控えています。 プレゼントはどうしましょう。 ……脳裏に過る顔をぶんぶん振り払って、図書館に繋がる扉を開けました。
外よりは、マシ。ですけど。 ]
さむ……… 、
[ 期待していたより、あったまってはいませんでした。 予定変更です。何冊か借りて、猫よろしくあったかい場所を彷徨うことにしましょう。 図書館は広いので、空調も効き辛いのかもしれません。
今日はりーちゃんも松本くんも一コマ目は講義でしょうか。 星の本でも借りて、後で暇な時に一緒に見ようと誘ってもいいかも、ですね? 松本くんはサークルに所属していないので、 クリスマスパーティーで天体観測するかも、というもっともらしい理由でもつけましょうか。 ]
(32) 2016/12/16(Fri) 16時頃
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[ 先客には気付かないで>>13>>14、 天体関連の本が並ぶ本棚へ向かいます。
その近くには海に関する本も幾つか置いてあって、 わたしはそれを見る度に、後輩の女の子を思い出したりもするのでした。** ]
(33) 2016/12/16(Fri) 16時頃
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[ 次の講義でも、またもや象形文字の書かれたプリントを量産し、帰路へとつくことになる。 自販機でミルクティーを買った時には、ふわりと降り続いていた雪はぴたりと止んでいた。]
やんじゃったかー。
[ 雪は結構好きだ。ロマンチックだと思う。 降る雪を捕まえることはできない。捕まえたとしても、掌の熱で溶けてしまうから。
結晶も綺麗だ。 写真集で見た結晶は様々な形をしていた。 ただ、黒いコートの繊維に落ちていった今日の雪は、崩れてしまい、はっきりとした形を持っていなかった。 次に降るときは、どんな結晶になっているだろうか。 うんと寒い日に降るといい。]
(34) 2016/12/16(Fri) 16時頃
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[ オレの恋心は、結晶とおんなじで、形を変える。 温度や湿度がどんな結晶になるか左右するのならば、 恋心はあの人の言動一つで変わる。*]
(35) 2016/12/16(Fri) 16時頃
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─12月22日─
[ レポート8000字は、家で無事完成させた。 単位は大事。 大事だからこそ、提出期限以内に課題は終わらせる。 課題が出された日から、手をつけてしまえばいいとは思うけど、性格なのか、なかなかそうもいかず。 ぎりぎりになって課題を終わらせるのが常だった。]
ねっむたい。
[ 鬼の佐々木教授にレポート提出させれば、満足感で眠気が襲ってくる。 睡眠時間が足りてないせいなのもある。 サークル室には、ソファがある。 あわよくば、そこで仮眠しておこうと向かった。]
(36) 2016/12/16(Fri) 16時頃
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[ サークル室には、ダイヤル式の鍵がかかっていて、誰もそこにいないことが知れる。 ちょっと寂しい。 でも、のびのびにソファで寝れることは間違いない。
開錠して、ソファにごろりと寝転がった。]**
(37) 2016/12/16(Fri) 16時頃
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[きし、ぎし、ざく、ざく。 霜柱を踏むのに夢中になっているうちに大学について、忘れ物に気づいて購買へ。 買ったのはごく一般的なサイズの折り紙。 今日の講義では一応必要、らしい。 講義の始まる時間まで、まだ人の集まらない教室で折り紙を一枚取り出した。
保育課ではたまに、こんな実技もやらされる。 工作、お絵かき、歌とその伴奏。 でも折り紙は正直苦手だ。 失敗したら折り目が残ったり破けてしまったりする。 縫い物はある程度ごまかせるし、編み物も解いてやり直せば良い。 だけど、折り紙はそうもいかない。ヒトの心も。 そもそも鶴ですら死にかけを思わせる出来栄えだから、折り紙は本当に苦手だ。
ただ、裏に書かれたのは珍しく「ハートの折り方」 首を傾げてじっと見てしまった。 ついでに桃色の折り紙を一枚取り出して、赤ペンも取り出してみる。 高校時代のおまじない。 左側に自分の名前。 右側には……………?]
(38) 2016/12/16(Fri) 16時半頃
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…………あ、やっぱ無し……。
[自分の名前だけ書いたまま呟いて、適当に折ったのはピンクのカエル。 お尻を軽く押さえて弾けばピョンと跳ねる。 こんな風に、自分の心も軽く跳ねていければ良いのにね。
おまじないに名前を書く*勇気すらない癖に。*]
(39) 2016/12/16(Fri) 16時半頃
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― 昨日:図書館 ―
[推測は両方当たり。>>12 なんかカッコいいじゃんと理由で受講したドイツ語は本来不得意だし。 夜更かしもしている。 夜寝てないと言っても色っぽい理由でも、深刻な理由でもない。 春先からしばらくあみぐるみに没頭していたが、趣向を変えようと最近ついにぬいぐるみ作りに手を出した。 型紙を作って、パーツごとに縫い合わせて、綿を入れて。 記念すべき第一作目がそろそろ完成しそうということで、つい夜遅くまで熱が入ってしまった。]
ん、はよ… さんきゅ……
[栄介はきちんと起こしてくれた。>>12 眠い目を擦りながら、栄介と別れて講義に向かう。
終わりのベルが鳴る頃には、雪はすっかり止んでいた。>>34 これなら相合傘は必要ないなと、窓の外を見ながらぼんやりと思う。]*
(40) 2016/12/16(Fri) 16時半頃
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― 桃色の記憶 ―
“この子は、わたしと一緒にいるんです!”>>30
[雄々しい宣言。 なら仕方ないなと。 言葉とは裏腹に、口元をわずかに綻ばて。 しかし続く言葉には思わず情けなく眉を寄せる。]
へんな、なまえ……
[そんなにセンス悪いか、俺。 ピヨ吉可愛いじゃん。 落ち込む表情は、背中を向けてるせいで見えていないはず。 それでも。]
(41) 2016/12/16(Fri) 17時頃
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まあ、きゅうちゃんも悪くはないか。
[最後に一言残して、今度こそ立ち去った。
俺の名前も彼女の名前も存在しない。 ぬいぐるみの名だけが存在を色濃く残す、不思議な記憶。]*
(42) 2016/12/16(Fri) 17時頃
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─ うーちゃんと恋愛小説 ─
どろどろ、 …… ?
[ 投げた問いの答えに、首は傾きます。>>22 訂正されて綴られる内容も、 どうやらわたしには苦手なもののよう。
Q、主人公の気持ちを述べなさい。]
( A、解なし。 )
[ ひとの気持ちの揺れなんて、分からない。 作者の気持ちも主人公の気持ちも、 読み手が作り上げた解答を暗記することは出来ても、 なぜそう思うのかなんて分からない。 わたしには、酷く不得手なものだった。]
(43) 2016/12/16(Fri) 17時頃
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[ …… 出来ないから、面白いってことは。]
うーちゃん、その主人公みたいに、 恋 したいの?
[ 卯月が朗読してくれるのなら、 その本について理解してみようとは思うけど、 自ら頁を捲ろうとは思わない。
ただ、恋を叶える為の解法でも記されてるなら、 其処だけ知りたいとは、思ってしまう。 文字を辿る卯月の赤をじと見詰めては、 何事もなく、レポートに取り掛かるわたしがいた。*]
(44) 2016/12/16(Fri) 17時頃
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― 12月22日 ―
さむい。しぬ、さむい。しぬ。
[ガタガタと肩を震わせる。 寒いのは得意ではない。 なのに手袋を忘れてきてしまったのは失敗だった。 コートのポケットに両手を突っ込んで、少しでも温めようとぎゅうと握り拳を作る。]
(45) 2016/12/16(Fri) 17時頃
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ココアでも飲んで温まるか。
[冷風に身を震わせながら、ようやく大学に到着した。 キャンパス内の自販機に、天の助けとばかりに足を進める。 しかし、かじかんだ指先は上手く動いてくれなくて。]
………
[しまった、と思った時には。 財布から零れ落ちた100円玉が、ころころと緩やかな傾斜を転がっていく。]**
(46) 2016/12/16(Fri) 17時頃
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─ 回想/サークル室にて ─
[ 煙草を吸う人は、長生きできません。 そんな指摘>>144を何度受けたとしても、藤は煙を浮かべました。
非喫煙者たる彼女がやってきたのならば、勿論灰皿に煙草を押し消します。 煙草を吸わなかったとしても、長生きできる保証はないよ。 と、真似する様に人差し指を立てることも忘れず。 悪戯っぽく、笑うのでした。
そうそう、サークル長である彼も、喫煙者仲間でしたね。 全面禁煙と謳いつつ、どこか黙認するような雰囲気の漂うキャンパス。 何処か共犯者染みた二人が肩を並べて煙草を吸う姿は、よく見られるものなのでしょう。 ]
(47) 2016/12/16(Fri) 17時頃
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[ 戸を開ければ酷くむせた様子の後輩ひとり。 驚かせすぎたでしょうか。 いえ、驚かせるつもりは、藤には無かったのですが。 ]
大丈夫?
[ とんとんと、その背を叩いてやるのです。 そうして、お礼とばかりに──とはいえ咳き込ませた原因は藤なのですが──缶を差し出されたのならば、受け取っては瞬き。 ]
ありがとう。 何か欲しい過去問でもあるのかな。
[ なんて、冗談めかした言葉を、舌の上で転がしました。 とはいっても、理系と文系。 力になれる事は少ないと、分り切っての台詞でした。 ]
(48) 2016/12/16(Fri) 17時頃
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[ 藤は、珈琲が嫌いではありません。 あの苦さを嫌っている人も居る様ですが、和菓子と同じ程度には好いています。
ですから、その差し入れはありがたいものでした。 何と言っても、先客がいるサークル室、煙草の吸えない現状。 寂しくなった口を紛らわしてくれるでしょうから、いつもより特段嬉しいものとなっていたのです。
手の上に掴まれた缶珈琲は、人肌のような生温さをもって藤の肌に寄り添います。 プルタブを開ければ、煙草の代わりにとその飲み口を、唇に乗せたのでした。 ]*
(49) 2016/12/16(Fri) 17時頃
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[どうにも、早く教室に来すぎたのか。 それとも部屋を間違えたのかと不安になるくらい、誰もこない。 そわ、と辺りを見渡して、一度情報収集を兼ねて席を立つ。 正直、どこの席に座りたい座りたくないなどは無いから、ギリギリ時間に間に合えば良い。
廊下に出て、学内の掲示板に向かう。 そう言えば飲み物を買い忘れたな、と、途中で自販機の方に足を向けていけばその先には。]
……………あ。
[ころころころりと転がってくる100円玉。>>46 それを見つけて、咄嗟にサッカーの要領で足で止めてしまった足癖の悪さよ。 小さな金属音を立てながら止まったそれを拾い上げて、自販機の方を見る。 もしその持ち主の顔が見えたなら、へにゃりと気の抜けた笑みを浮かべて100円玉を差し出すのだ。]
(50) 2016/12/16(Fri) 17時半頃
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はい、どうぞ! ……あ、飲み物まだ買ってないなら、そのまま自販機に入れちゃう方が良いかも? 私、足で止めちゃったから。
[さて、彼とは面識はあっただろうか。 彼がもし縫いぐるみを手作りする為に、手芸屋やら百均の手芸コーナーにいた所を見たことがあるなら、何となく覚えていただろう。 もしネットで材料を買ってしまうなら、残念ながら学内での通りすがりか、彼がサークルに遊びに来た時に会っていた、そんな関係かもしれない。 若しかしたら、もっともっと別の可能性も、あったかもしれないが。]
(51) 2016/12/16(Fri) 17時半頃
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どうも。
[100円玉は無事手元に戻った。>>50 受け取った硬貨を自販機に入れる。 予定通りココアを購入して。]
蒼井は何飲む?
[拾ってもらったお礼、とは口にせずとも。 意図は伝わっただろうか。 リクエストが返ってきたのなら、その通りの物を手渡して。 遠慮するようようなら、それ以上は言わない。]
(52) 2016/12/16(Fri) 18時半頃
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[ちなみに。 ネットだと手触りが確認できないので。 手芸品の購入は店舗まで足を運ぶ。 もちろん。 ――おっと、コーナー間違えた。 俺が用事があったのは隣の文具コーナーだぜ、あはは。とばかりに誤魔化しているので、問題はない。 ……と本人は思っている。 見られているなんて、きっと気付いていない。>>51
手作りを始めたきっかけがファンシーショップに出入りしているところを見られたくない、なのに。 本末転倒な気もするが。 ものづくりの楽しさに目覚めてしまったのもあって、今では仕方ないと割り切っている。
蒼井の名前を知っていたのは、たまたま同じ教養の講義を取っているからだ。 勿論学生は大勢いる。全員の名前を憶えているわけはない。 ただ以前、レポートの中にスーパーのチラシが混ざっていたと、教授直々にご指摘を受けた学生がいたんだ。 確かそれが目の前のこいつだった気がする。 勿論、この辺りは俺の記憶違いかもしれない。]
(53) 2016/12/16(Fri) 18時半頃
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[――というわけだから、 俺は蒼井の名前を知っているけど、蒼井は違うかもしれないな。 俺は地味に生きてるから。 と、そういえば。]
次、教室変更だったよな。 3号館はここから歩くからめんどい。
[次の講義は例の教養科目。 飲み終わるまでの話題繋ぎにと。
俺はスマホで講義情報が手に入るようにしてるけど。 蒼井はどうだったか。
飲み終わったら缶をゴミ箱に入れて、 移動するために、ゆっくりと足を踏み出した。]**
(54) 2016/12/16(Fri) 18時半頃
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─ 回想/サークル室にて ─
[ 煙を漂わせる彼のくちびるに、 しなやかで、其れでいて、 確りとした指が添えられる様には、>>47 もう、何も言えなかったことでしょうけれど。
共犯じみた二人の背中をわたしは見ますが、 彼らは決して、煙草を辞めようとは、 してくれなかったのでしょうね。]
だ、大丈夫です …… ちょっと、びっくりしただけ。 名前を呼んだら、先輩が来るんだもの
[ 背を叩く掌の温度もリズムも心地よい。 咳込むのも治れば、ぬるい缶を差し出して。 受け取られるのを見れば満足そうに笑う。]
(55) 2016/12/16(Fri) 19時頃
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[ 舌の上で転がされるのは、 物理法則に則ったものだけにして欲しい。]
へ ? 過去問 ? ああ …… わたしが欲しいのは、 ふじせんぱいの隈のない元気そうな顔です …… ちゃんと、寝てくださいね。
[ 口寂しさを紛らわす一手となり得たのなら上々。 和菓子と同じだけ好まれていたのなら、 其れもまた、購入してよかったと思えるもの。 先日、海の差し入れ>>0:72の餡子談義のこと。 つぶ餡でも、こし餡でも、白餡でもなく。]
(56) 2016/12/16(Fri) 19時頃
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[ …… “ おぐら ”餡はどうですか?
とは、口が裂けても言えなかったけれど。 どら焼きを頬張るそのくちびると、 珈琲が流し込まれるくちびるとが、 重なって、見えた。*]
(57) 2016/12/16(Fri) 19時頃
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[嗚呼、そうだ、同じ講義の樹村くん!>>53 チラシの件は恥ずかしかった。でも、チラシで特売を調べたり、折り紙やお絵かきの練習をしたりと大いに活用しているのだから仕方がない。レポート用紙に一枚や二枚。 そんな件で知られてしまったとは知らなかったが、一応講義の時に出欠を取っているので名前と顔が一致していた。 ただ、どちらかと言えば手芸コーナーに珍しく男の人がいる…からの、あ、同じ講義に居た、の順番だったかもしれない。]
あ、いいよいいよー。 私、拾っただけだもん。
[彼の意図を拾ってはやんわりと辞退して、自分で購入したのはホットレモンティー。 あち、と小さく零しながら拾い上げて、先ずはコートのポケットに。 ジンワリとポケットが温まって、ちょっとだけしあわせで笑みが零れた。]
(58) 2016/12/16(Fri) 19時半頃
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あ、そうだったんだ? 掲示板確認忘れちゃって。 やっぱ携帯で確認できるようにした方が良いかなー?
[一応、その確認方法を知っている。 知っているがつい後回しにしてこの有様だ。 教えてくれる友達はきっと、寝坊しているか、もう少し後に教えてくれるのだろう。 まいっか、と、笑ってまた後回しにしてしまうのだが。 同じ講義ならと相手と共に教室に向かうつもりで歩き始める。]
あ、そう言えばおはよう、樹村くん。 挨拶まだだったねー。
樹村くんも、うちのサークルのパーティ出るんでしょ? プレゼント何にするか、決めた?
[ポケットの温もりを感じながら、そう言えば名前があったなと呟いて。]
(59) 2016/12/16(Fri) 19時半頃
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私はね、何か作るか買うか迷ってるんだ。 樹村くんなら、何作る?
[手芸コーナーにいるところを見ているものだから、何かしら作れる人なのかと思って居た。 だからこその問いかけは、常の気の抜けた笑顔のまま。]
(60) 2016/12/16(Fri) 19時半頃
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― りーちゃんと、 −
[ >>43傾げられた首に微笑みました。 良かった、誤解されてはいないようですね。 わたしの表現の拙さって文系にあるまじきだと思うのですけれど、どうでしょう。 ]
…………… えっ、
[ >>44数拍の間を空けたあと、間抜けな声が飛び出ました。 こい。鯉? いいえ、そっちではなく、恋ですね。 ちょっと大きな声を出してしまったのは、完全に不注意です。
館内では お静かに。うん、落ち着きましょう、わたし。 ]
(61) 2016/12/16(Fri) 19時半頃
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わ、わたしは 別に……。
[ 否定しかけたところで声を止めました。 それからこっそり密やかにボリュームを落としまして、 内緒ね と人差し指を唇に宛がいます。 ]
したいんじゃなくて ……… してるのかも。
[ じ と瞳を見つめられていたなら、見つめ返しまして。 後はもう突っ込まれないように視線を本に戻したのでした。* ]
(62) 2016/12/16(Fri) 19時半頃
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── 12月22日 ──
何してるの、チャラ男くん
[ じっ。 私はいま、とある男子学生を観察している。>>26 よくうちのサークルに顔を出す、マツモトテルヒコ。 彼は目を閉じ、すやすやと…… ]
寝てるの?
[ 規則正しい寝息。 声かけに反応がないことから やや声を落として更に問いかける。 ]
(63) 2016/12/16(Fri) 19時半頃
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えぇ…なんでこんなとこで ちょっと、風邪引くよ
[ いくら屋内と言えど、講義室なんかに比べたら やっぱり廊下も暖かいとは言えない。 見知った顔だからこそ、 このまま見過ごすこともできなくて ねえ、と肩をちょんとつついてみたり。 ]
( ………寝てるとちょっと幼いな… )
[ 起こすのは早速諦めました。 しゃがみこんで、彼の顔と同じくらいの高さ 反応がないのをいいことに、 私はじーっと、男子学生の観察を続行。 かけてあげる毛布など手元にはないのです。
さて、眠り王子の目覚めはいつでしょうか。 **]
(64) 2016/12/16(Fri) 19時半頃
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好きにすればいいと思うけど。 掲示板前混雑してるときとか スマホで見れたら便利なんじゃないか。 蒼井ちっこいし。
[身長に関しては失言だったかなと思ったけど。 例え気にしていたとしても、上手く取り繕う言葉も浮かばない。]
はよ。
[今更挨拶とか。 律儀なやつ。>>59
なんて暢気に思っていたのに。]
(65) 2016/12/16(Fri) 20時半頃
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……プレゼン、ト?
[初耳とばかりに目を見開く。]
栄介のやつ、そんなこと… くそ。あいつ、でこぴんじゃ済まさない。
[呪詛を吐く。 本当はきちんと説明があったのかもしれない。 ただ“アイツ”が来るって聞くまでは、行くつもりなんてなかったから、俺が聞き流していただけで。]
人に寄るんじゃないか。 蒼井のことを好きなやつなら、手作り貰った方が嬉しいし。 どうでもいいって思ってるなら、既製品の方が安心できる。
(66) 2016/12/16(Fri) 20時半頃
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[どうしたものかと思案しつつ、 全くアドバイスになっていないアドバイス。 続く言葉に、二回目の衝撃を受ける。]
……俺、は… 手作りとか、無理だし。
[動揺を押し隠し。 途切れ途切れになりつつも、何とか言葉を紡いだ。
言葉とは裏腹に。 脳裏に閃くのは、
自室の机の奥底に仕舞われた。 完成間近の、うさぎのぬいぐるみ。]**
(67) 2016/12/16(Fri) 20時半頃
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─ 現在 ─
[ 1コマ目は、気付けば終わり。 クリスマスパーティー計画書は、白紙のまま。 2コマ目は、確か空きコマだったかな。 椅子の背凭れに置いたコートを羽織り、 わたしが向かうのはサークル室だった。
部屋の前に辿り着けば、 錠が外れていることに気付く。 そろり、覗き込むように扉を開ける。 中に居たのは、…… ─── 。]
…… 栄介、くん ?
[ 小さな音で、名を綴る。 横たわる姿を見つければ、>>37 わたしは、そおっと音を立てないように近付いた。]
(68) 2016/12/16(Fri) 20時半頃
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[ 夜に観測を行うサークルだから、 毛布もちゃんと、常備されていた。 棚から引っ張り出しては、 彼の身体にそっとかけようか。]
気持ち良さそうに、ねてるなあ
[ 起こさないように、起こさないように。 前髪をさらりと掻きわけるように撫でて、 こっそりと寝顔を見納める。 整った顔立ちの彼、彼女がいないなんて嘘みたい。 椅子を傍に引いてきて、ちょこんと座れば、 じいっと顔を覗き込んだ。]
(69) 2016/12/16(Fri) 20時半頃
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[ …… ひらひらと、
棚から、毛布を取り出すときに、 上の方から振ってくるのは、一枚の写真。>>0:136 其れに、わたしは未だ気付いてはない。]*
(70) 2016/12/16(Fri) 20時半頃
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ちっ………! ちっこいのはしょうがないの! 空と陸が……三つ子の残り二人が無駄にデッカいから目立つだけ!
[眉が吊り上り、大声をあげかけたが思いとどまった。 客観的にみて自分が平均より、少し、ほんの少し小さいのは本当だから。 空と陸と面識があるか分からないため、こんな説明めいた文句を言いつつむすり、眉を寄せたまま。
プレゼントについては知らなかったようで、あれ、と小さく疑問符がつく。]
知らなかったんだー…。 ま、私もどうするのかなって思ってたらセンパイにやるらしいって教えて貰ったから。 三辻君も知らなかったのかもしれない?
[栄介、こと、同じサークルの三辻に恨み言めいた言葉を吐く姿>>66に少しだけフォローを入れておいた。 自分も、やるのかやらないのかと曖昧な情報しか無かったのだ。昨日まで。]
(71) 2016/12/16(Fri) 21時頃
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ん、やっぱりそうかなあ……。 エコたわし三点セット辺りなら、作ってもそんなに重くないし役立つかなって思ったけど。 それならあと2日、どころか1日で間に合うし……。 プレゼント交換の形式にもよるけど、誰に当たっても、男子でも女子でもって思うと難しくて。
[あははと軽く笑って、けれど相手の様子に目をまん丸にしてしまった。 じっと相手の横顔を見つめてしまう。 そして考えついた思考の先は。]
……樹村君って、もしかして、作りたい人? でも道具ないからって諦めてたり? 大丈夫だよー、ミシン無くても意外と色々作れるよー?
[道具がないか、それとも不器用で作れないと断念している人か。 相手の動揺などには気づきもせず、素っ頓狂なアドバイスをしてみせるのだった。 その顔は大真面目だ。]
(72) 2016/12/16(Fri) 21時頃
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逆にミシンって怖いもんね。 縫い直しも面倒そうだし……。
[自分は機械音痴なのかもしれない。 何てことは見ないフリをして、そうしみじみと付け足した。]
(73) 2016/12/16(Fri) 21時頃
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[ ふわりといい匂いがした。>>69 すん、と空気を吸い込むと、微かに煙草の匂い。 うちに喫煙者はいない。 身近な喫煙者は ──… 。>>0:144 なんで斉藤センパイと藤センパイがいるんだろう。 うちに呼ぶような仲では……そうして意識を手放した場所を思い出した。サークル室だ。]
いま、なんじ、
[ 出席は死守したい。 勢いよく、上半身を起こせば、傍に誰がいるか知れる。]
(74) 2016/12/16(Fri) 21時半頃
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お、おぐらせんぱい…… おはよう、ございます?
[ 寝起きのためか、声が掠れてしまう。 寝顔を見られるのは、想定外で、頬に赤みが差す。 手が触れるものを、握りしめた。]
(75) 2016/12/16(Fri) 21時半頃
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[ ぼんやりと彼の姿を眺めて、 白紙の計画書を取り出しては、 どうしようかなあとぼやいているとき。 衣摺れの音が、風を切る音が耳に届く。>>74]
… おはよう、 いまは1コマ目が終わったくらいかな。
起こした方が、よかった … ?
[ 赤らむ頬に、ちいさく笑みを零す。 同じ学部だからこそ、出席の重要性は分かる。]
(76) 2016/12/16(Fri) 21時半頃
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でも、きもちよさそーにしてたから、 起こすのは忍びないなあと思って。 …… あ、 そうだ。
[ 肩を竦め、寝起き顔をじっと見詰める。 生憎、寝起きの珈琲は持っていない。 鞄のポケットをごそりと探り、 取り出した包みを差し出して。]
チョコレート、すきでしょ? あげる。
[ と、笑いかけるのだ。]*
(77) 2016/12/16(Fri) 21時半頃
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[ サークル室で、まったり意識を失っていた男。 同期がフォローを入れてくれたように、贈り物については失念していた。さんきゅう、蒼井。>>71
クリスマスパーティー!あの人と過ごせる!告白する! そんな雑念が頭の中を文字通り、パーティーしていたために、プレゼント交換の話は右から左に素通りしていた。 そんなわけで、まあ、許してくれ。律よ。]
(78) 2016/12/16(Fri) 21時半頃
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空?陸? あいつら、蒼井の兄弟なのか。
[そういえば苗字が同じ気がする。 たまに講義で会う同期生。 最近彼女がどうの煩いから、厚紙で作った即席ハリセンで叩いた心温まる記憶。
蒼井のフォローに免じて。>>71 栄介の処刑は半分くらいにしておこうか。 しかしその後の言葉は見過ごせない。]
(79) 2016/12/16(Fri) 22時頃
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ないわ。 イベントごとに疎い俺でもわかる。
蒼井、クリスマスにたわしは、ない。
[きっぱり、はっきり。 大事なことだから二回言った。 俺は関係ないことだったら放っておいたかもしれないけど。 残念ながらプレゼントの抽選方法がわからない時点で、可能性は皆等しく平等に。 確かに実用的かもしれないが。 俺みたいな実家住みは母親が喜ぶだけだし。 一人暮らしのやつらだって、クリスマスにたわしなんて貰った日には、心境は察するに余りある。]
(80) 2016/12/16(Fri) 22時頃
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作りたいなら、菓子とかは駄目なのか。
[たわしやスーパーのチラシが身近なら。 普段台所に立つ機会が多いんじゃないかという推測。 まあ目分量でOKな家庭料理と正確さが求められる菓子作りは、正確には違うらしいかもしれないが。]
いや、蒼井。それは違う。 使い方にさえ気をつければ、ミシンは決して怖くない。
[ミシンの話題になれば、思わず反論。 こちらも大真面目で、口を開いて。]
(81) 2016/12/16(Fri) 22時頃
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キレイに縫えるのは言わずもがな。 作業効率のアップで肩こり激減。 固いボタンやファスナーもつけられるし。 距離があるから手縫いだと手間がかかる フリルやギャザーにも比較的容易にチャレンジできる。
思いを形にするという点では、 ミシン程頼りになる相棒はいない。
[ここまで一息で言い切った後。]
(82) 2016/12/16(Fri) 22時頃
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……けれど、確かに俺は手縫いの方が好きかもしれない。 機械に負けないくらい細やかに縫えると気持ちいいし。 糸の一本一本に愛着が出る。
完成作品を見返すたびに、ここはこうだったなと、 制作過程を思い出して何とも感慨深い。
まあ、そう言っていられるのも 今は学生で比較的に時間が取れるからだし、
今後より高いクオリティを求めるなら やっぱりミシンも――――
(83) 2016/12/16(Fri) 22時頃
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………それじゃあな、蒼井。 プレゼント選び頑張れよ。
[当たり前だけど、語りすぎた。 気付いた途端。 急上昇していたテンションを、唐突に下げる。
言い訳しようとも思ったが、取り繕うのは苦手だから、 教室についたのをいいことに、一方的に別れを告げ、
そのまま何事も無かったかのように、 無言で前方の座席に着席した。]*
(84) 2016/12/16(Fri) 22時頃
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[ 時間を聞けば、そっと胸をなでおろす。>>76 まだ時間はある。なあんにも問題なかった。]
や、大丈夫です。 次は3コマ目なんで。
[ 息をする合間もないままに、返事をする。 ふる、と首を横に振る。 柔らかく笑まれた口許に、また赤みが増す結果となった。]
(85) 2016/12/16(Fri) 22時頃
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このソファ、ちょっと煙草の匂いがついてるけど、 寝心地いーんですもん。
[ 昨日小椋センパイがまさにそのソファに横たわっていたことも知らずに、感想を答える。>>77 見詰められれば、やっぱりセンパイは美人だな、顔整っているな、と思うのだ。 にこりといつものように笑みを作り、首を少し傾げ、何かを探す様子を眺めていた。]
(86) 2016/12/16(Fri) 22時頃
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[ 差し出されれば、握っていた毛布から手を離し、包みを受け取る。]
わ、うれしいですっ! チョコだー。
[ サークルのメイン活動である天体観測にも、チョコレートを持参しながら参加していたためか、チョコレートが好きなのは周知の事実だった。]
(87) 2016/12/16(Fri) 22時頃
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ちょっと早いですけど、 なんだかクリスマスプレゼントもらったみたいで、 嬉しいです!
[ それから毛布もありがとうございます。 と、慌てて付け足す。 そんな言葉がでたのも、センパイが持つ紙に書かれた“クリスマスパーティ案について”の題名がちらりと目に入ったせい。]
(88) 2016/12/16(Fri) 22時頃
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─ 回想/サークル室にて ─
[ 欲しいもの>>56、を言われたのならば ]
それは難しいかもね。 どうも不眠症がちなんだ。
[ 藤はまるで雲の様な軽さで、自らの抱えた病を暴露したのです。 それもそのはず、特に隠す事もしていませんでしたし、隠すような事でもないと思っていたが為。
さて、先輩の持病に後輩は反応を示したでしょうか。 藤は、そんなことより、と言わんばかりに話をつづけたのですが。 ]
(89) 2016/12/16(Fri) 22時半頃
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……というか、 そんなに元気無さそうな顔してるかな、俺。
[ 缶を顎に当て、考え込むのはその疑問。 すっかり肌に馴染んでしまった隈を、缶を持たぬもう一つの指先でなぞりました。
今や管理はしっかりと行えていますし、他人に迷惑をかけることもありませんが、後輩に心配させるほど顔色が悪いのかもしれない、と思うと少々気に掛かるものではあります。 自分の隈などよく見ていなかったが、他人から見れば幾らか不快な面をしているのかもしれない。 新事実発見だ、と考えては、また一口珈琲を飲むのでした。 ]*
(90) 2016/12/16(Fri) 22時半頃
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── ニモのおうち ──
[ 新本家は6人家族である。 優しい父と明るい母、 ちゃらんぽらんな兄とやんちゃな弟妹 ……そして、私。
決して裕福ではないけれど 毎日賑やかで楽しい我が家。 クリスマスは毎年家族全員揃って ご馳走を食べるのがお約束だった。
大きなチキンにかわいいケーキ シュワシュワのシャンメリー 私の背よりも大きなツリーには 大好きなおほしさまがたくさん。
目に映るすべてが、きらきらして見えた。 ]
(91) 2016/12/16(Fri) 22時半頃
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── 三年前のクリスマス ── [ 高校三年生、 あの頃の私は今よりうんと髪が長かった。 そうだなあ、藤よりも長かったかな。
垂れ落ちる黒髪を耳にかけ、向かう先は図書館。
二つ上の兄は「世界を見てくる」と残して 家どころか国を飛び出し、今はどこかの国を放浪中。 弟と妹も進学を控えている。 ……とても、塾に通わせて なんて言えないから ]
( 私がしっかりしなきゃ )
[ そうしていつも、ひとりで参考書に向き合っていた。 ……けれど、 ]
(92) 2016/12/16(Fri) 22時半頃
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里咲、
[ 名を呼ばれ顔をあげれば>>0:157 いつからか勉強仲間になっていた女の子が。
初めて声をかけたのは、私からだった気がする。 ]
(93) 2016/12/16(Fri) 22時半頃
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「 その教科書……二年生? 」
[ たしか、こんな感じ。 話題はなんでも良かった。 ただなんとなく、ちらりと盗み見た表情が 時折寂しそうに見えてしまって 思わず声をかけてしまったんだ。 ]
(94) 2016/12/16(Fri) 22時半頃
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[ ───それから、帰り際なんかに 自分たちのことも話すようになって
うちの家族のこと 本当は就職をするつもりだったこと 大学に行かせてもらえて嬉しいこと 星や月が好きなこと
いろんなことを、里咲に話した。
恋人のことを聞かれたら そんな人いない、とゆるゆる首を振って 眉を下げ笑っただろう。 ]
(95) 2016/12/16(Fri) 22時半頃
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……あ、私 帰らなきゃ 家でクリスマスパーティーなんだ 遅れたら弟に怒られちゃう
[ クリスマスの日も、例に漏れず勉強していたけれど 家族のイベントは外せない。 荷物をまとめると立ち上がって そうだこれ、と鞄の中をガサゴソ。 ]
(96) 2016/12/16(Fri) 22時半頃
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あ、うん、知ってた? 最近彼女が出来たからって受かれてるよー。
[それも、揃いも揃って二人とも。 うんうんと空と陸の名前に頷いて見せたが、たわしはない、と大切なことなのでにも言われてしまったなら。]
え、でもエコたわしだよ? ちょっと毛糸の色変えて、ツリー柄とか星柄とか、形もお星様にしたら……だめ、かなあ。 私は貰ったら嬉しいんだけど。
[えー、と不服を漏らすのだ。 悲しいかな、感性がやはり主婦寄りなのかもしれない。 キラキラしたものだって好きだけれど、何より目の前の生活が大事。そんな感じ。 ただ、それならお菓子ならと言われれば成る程と頷いた。]
(97) 2016/12/16(Fri) 22時半頃
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そうだねー、サークルによく持って行ってるけど、それが一番外れないのかな。 痛まないように焼き菓子にして……あー、少しだけプレゼントらしくアザランでキラキラさせても良いかも?
[クッキーとか、マカロンとか、可愛い入れ物に詰めて包めばそれらしくなるかもしれない。 普段は使わないトッピングくらいなら買っても良さそう、なんて思えたのだ。 成る程たわしよりは、と納得したところで。
ミシンの話題により、普段はクールに見える彼が一変した。 思わず相手を見つめながら、言葉を失ったのは驚きだけじゃ無くて。]
(98) 2016/12/16(Fri) 22時半頃
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そ、そうなんだ……? 確かにフリルやギャザーは楽チンって聞くね…だけどフリルやギャザーはあんまり作らないかな…? でも分かる。シュシュ作る時、一直線にダーっと縫う時ミシンがあればなあって思ったもん。 でもねえ、糸車?だっけ。 あれに糸が絡まると大変なんだよね……って。
[相手の言葉が終わる手前頃。 ほんの少し驚きながらも、思い返してはしみじみと実感を込めながらコメントしていたのだった。 しかし、教室にたどり着いたことで「じゃあな」>>84と切り上げられてしまい我に帰る。 あ、と声を出して追いかけようとして、前の方の席に座られてしまったが。 追いかけよう呼び止めようとして、思いとどまった。 うろうろ、視線は彷徨って。 それでも、よしと拳を握って彼の前まで一度歩いていく。]
(99) 2016/12/16(Fri) 22時半頃
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ありがとね、樹村君! 樹村君もどんなプレゼント選び頑張ってね!
[それだけ笑顔で言って、小走りに少し離れた後ろの方の席へと移動した。 荷物を置いて、さっき折ったピンクのカエルも並べて。
もしまた今度があれば、ミシンの事について聞きたいつもりもあったけれども。 それでも、これからは授業が始まるものだから、頭を切り替えて集中するつもりだ。 脱いだコートの中、先ほど買ったレモンティーがまだ温かくて。
少しだけ、それが救いだった。]*
(100) 2016/12/16(Fri) 22時半頃
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……はい、 いつも頑張ってるいい子にプレゼント
メリークリスマス、里咲
[ ちょん、と机に置いたのは、小さな赤いサンタブーツ 中にはお菓子とくまさんのマスコット。 手渡したなら、ふわりと笑いかけて。
里咲は、このときのこと 覚えてるかな **]
(101) 2016/12/16(Fri) 22時半頃
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─回想:ニモセンパイ─
[ 初めて会った時、センパイは勧誘のビラを愛想よく配っていた。覚えてないのかもしれないけど。>>0:115
華美ではないけれど、素のままが活かされていると思って好感を抱いたことをオレは覚えてる。 センパイは何人の新入生にビラを配ったのか知らない。 オレは洗礼のように押し付けられたビラを受け取ったか数えてない。]
(に、もとセンパイ。)
[ ちの要素は何処にも見当たらないのに、名付けられたあだ名には、笑顔で応える。 いつだか、その由来について聞いたこともあった。
同じように、ニモセンパイと呼ぶタイミングは逃しに逃して、未だに新本センパイと呼んでいた。]
(102) 2016/12/16(Fri) 22時半頃
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[ 律の憧れのねーちゃん、もとい近所のねーちゃんと知れたのは、サークルメンバーに名を連ねて暫くした後の事。>>0:96
一層親近感がわいて、すれちがうことがあれば、みえないしっぽをぶんぶん振って笑顔で近寄ることが常だった。*]
(103) 2016/12/16(Fri) 22時半頃
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そ? ならよかった。 …… わたしもね、昨日はここで ごろごろしちゃってたんだよねえ。
[ 煙草の臭いは、嫌いではなかった。 指差すソファは、栄介の重みで沈んでいる。 渡したチョコレートは、いつのものかは知らない。 彼がチョコ好きなのは周知の事実だったから、>>86 餌付けと称して、よく手渡してたと思う。]
(104) 2016/12/16(Fri) 23時頃
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[ 満足げな笑みを見れば、わたしも笑う。 こんな小さな粒がクリスマスプレゼントだなんて、 大袈裟だなあとつぶやいた。
けれど、ちいさなものでも、 嬉しく想うことは、わたしも在るのだから、 ひとのことは言えないなとも、思った。]
3コマ目からてことは、 …… まだ、時間あるよね? ねえ、どうしたらいいと思う? クリスマスパーティーの、こと
[ 直史おにいちゃんでは頼りにならない。 暗に伝えるように、用紙をペン先で叩く。 一緒に考えて、と言わんばかり。]
(105) 2016/12/16(Fri) 23時頃
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当日は、プレゼント交換でしょ。 あと、ケーキたべるでしょ? ケーキは何処からもってくるの?かうの? あとは、 ……… ───
[ つらつらと提案を立て並べ、 栄介の意見を求めた。]*
(106) 2016/12/16(Fri) 23時頃
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― 回想 / 同級生 −
[ あれは、わたし達が入学した年のことでした。 桜は青い葉を残すばかりで花弁を散らし、少しずつぽかぽかした気温が変化を見せ始める時期。 新入生たちが、やっと新生活に慣れる頃だったはずです。
わたしも友人が出来始め、専攻は違っても教養科目で隣に座った子とも仲良くなって。 その日もちょうど講義室で他愛もない話をしていた時、 ころん と足元になにかが当たりました。 ]
…… 消しゴム?
[ 誰かの落とし物でしょうか。 拾い上げて友人に顔を向けると、「あ、それアイツのじゃない?」という返事が返ってきました。 視線を指さす先に向けますと、そこにいたのは常に誰にでもフレンドリーな印象が強い、松本くん。
……どうしましょう。だれかと喋ってるみたいです。 割り込む勇気まではないのですが、落し物は返さないといけません。もう一回視線を戻します。 ]
(107) 2016/12/16(Fri) 23時頃
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[ 見かねた友人が呆れ顔で立ち上がり、彼に声をかけてくれます。 ついでに消しゴム返却してくださいよ!
―――― なんて 言えません。 ]
話してる最中にごめんね。 これ 貴方の? さっき落としたよ。
[ 友人はどうやら彼とも喋る仲のようですから、平然とした顔ですけれど。 赤い瞳をぱちりと瞬いてわたしは彼に手を差し出しました。 彼が受け取ってくれるなら、ささっと消しゴムを返します。
初対面はどこにでもある一幕で、そこからどう友達になったのでしたっけ? 共通の友人がいる分わたしもだんだん話す機会が増えて、 気付けば今の関係になっていたような。* ]
(108) 2016/12/16(Fri) 23時頃
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[唐突に話を打ち切ったのに。>>100 わざわざ頑張って、なんて応援しに来る姿に、ますます律儀なやつという印象を深くする。]
……キラキラした焼き菓子は、 俺だったら嬉しい。
[笑顔で去って行く背中。すれ違いざまに、ぽつりと零す。 勿論あくまで個人の感想だから。 蒼井が送りたい相手がどう思うかは、わからないけど。]
ま。 頑張って。
[クリスマスパーティーまでもう少し時間がある。 焦って決める必要もないんだ。]*
(109) 2016/12/16(Fri) 23時頃
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うぅん……んあ…?
[さて、一体どんくらい寝てたのか。 意識が浮上してきたばかりの俺がそんな事すぐに分かる訳ない。 でもなんかこう……ぼんやり意識ながら気配を感じるんだ、それも割と近くに。 だから寝ぼけ眼で気配のする方に顔向けてジーッとガン見してたんだ。
あれ……なんか、見覚えのある顔が……>>64]
えっ、せんぱ……?! ちょっまっ、なん……い''った!?
[意識がはっきりしかけて漸く気配の正体に気付いて一気に目が覚めた。 驚いて頭動かした拍子にベンチにガンッ!って強打したけど、大丈夫頭は割れてない。
気配の正体は俺がよく知る加奈先輩、海ちゃん同様例のサークルに所属してる。 えっ、名前が違う?先輩が新本加奈子って名前なのはちゃんと知ってるよ。 俺が勝手に加奈先輩って呼ばせてもらってるだけだし。]
(110) 2016/12/16(Fri) 23時頃
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─ ちょっとした頭の中のこと ─
[ くちびるを噤む卯月に、 それ以上のこもは何も問えぬままの。 恋してるかもとつぶやいた彼女の頬は、>>62 桃色を滲ませていたのかもしれません。
同じく桜色、宙に舞うあの日、>>42 きゅうちゃんの頭にひとひらの花びらが乗っていて、 ちゃんと名を尋ねておけばよかったと、 わたしは悔いることもあったっけ。]
( 答えはいつも、見つけらんないなあ )
[ …… ─── あのときも、あのときも。 ぜんぶ、わたしはいつも、何も言えぬまま。 パパとママにも、我儘も言えぬまま。]
(111) 2016/12/16(Fri) 23時半頃
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[それはそうと、とりあえず落ち着け俺。 女子に寝落ちてる所見られたからって慌てるな。 ……とは言っても、寝てるとこ見られんのなんとなく恥ずかしいとか思ってる時点で無理だろうけど。]
はぁ……勘弁して下さいよ先輩、寝てるとこに来るのはズルいっすよ どうしたんすか、俺に用でもありました?
あっ、それとも加奈先輩から遊びのお誘いっすか!!
[寝起きで醜態を晒した挙句、頭の強打した所を摩ったままなのに意識さえ復活すればすぐにこの通り。 俺の無駄に強いメンタルを舐めちゃいけない、強くなきゃ毎日のように遊びに誘い回ったりしてないし。 それはともかく、こんな調子いいというか復帰の早い俺を見てどう思うやら…。*]
(112) 2016/12/16(Fri) 23時半頃
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[ だから、でも、…… なんだかんだいって。 クリスマスパーティーができるのは、うれしい。
非リアだってバレたとしても、 めんどくさいなって言葉にしてたとしても、 あのひととだけじゃなくって、 みんなでワイワイ騒げるってことが、 わたしは、…… たのしい。
こうして、ペンを持って計画してるのは、 張り切ってるからなんだって、バレなきゃいいな。]*
(113) 2016/12/16(Fri) 23時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2016/12/16(Fri) 23時半頃
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空きコマの時に、 サークル室のありがたみは、よおくわかります。 ソファを置いたセンパイ、誰か知らないですけど、 天才ですね。
[ うん、と神妙な顔をして見せる。>>104 受け取ったチョコレートの包みは、ちょっぴり折れていたけど、チョコに罪はない。そのまま口に放り込む。 甘い、味が広がった。]
(114) 2016/12/16(Fri) 23時半頃
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[ ははは、と笑う。 よくセンパイにチョコを貰っていたから、チョコがプレゼントなら、毎日がクリスマス……もしくは記念日になってしまう。 確かに大袈裟だなあ、と心の内で思う。]
あります、よ! ええ、っと。 ──… え?
[ 佇まいを直して、背筋を伸ばして座り直す。 クリスマスプレゼントとは、初耳のように思う。 そうか、まじか。何も用意してない。なにも。]
(115) 2016/12/16(Fri) 23時半頃
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[ ちょっぴり引き攣った表情をなんとか押さえて、んーなどと口に出しつつ、なんとか考えを絞り出す。]
センパイ、パーティーって何人参加するんでしたっけ? 9人であってます? 7時くらいから開始する、として、夕飯も必要ですよね。 ピザなら、取りに行けば2枚で1枚無料だし、 いいかもしれないです。 あー、あと、飲み物も。 紙コップとか、紙皿は使ってるの見た気がするんで、 枚数確認して、足りるようならそれ使いましょう。
[ 思いつくことをつらつら告げる。 ペン先が叩かれていた紙には、どのような言葉がつづられるのやら。]
(116) 2016/12/16(Fri) 23時半頃
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ケーキは、たべたい、です! クリスマスといったら、ケーキは付き物でしょ! 手作りはロマンですけど、たぶん負担になるんで、 参加費?がちょっと高くなるかもしれないですけど、 買った方がいい、とおもい、ます。 駅前の裏のとこが美味しいって聞きました。
[ 緩んだ口許で、ケーキについてはそう告げる。]
(117) 2016/12/16(Fri) 23時半頃
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─ 回想/二つ下と一つ下 ─
[ 藤は案外、出かけたがりの人間です。 来たる十二月二十一日のように登校がてら店へ吸い込まれることや、眠らぬ夜は街へ繰り出すこともしばしば。
ですから、サークルの後輩である三辻栄介のアルバイト先にも、足を運ぶことがあります。 その日も気の向くままに、本屋へと入ったのでした。 ]
や、ハチ。 今日も頑張ってるね。
[ ひらりと手を上げて、挨拶。 ハチ、とはすなわち三辻のことです。 わんわんと今にも吠え出しそうな懐きようを見せる後輩を、藤はそう呼ぶことにしていました。
「犬みたいだね、ハチって呼ぼうか」と。 もし困惑した様子を見せたのなら「ポチの方が良かった?」と。 言ったのは歓迎会>>0:86でのことでしたでしょうか。 ]
(118) 2016/12/16(Fri) 23時半頃
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[ その日も幾つか本を選んで──藤はこれでも文学部ですから、読書は嫌いではないのです──彼の打つレジにて買いました。 普段ならばそこでお別れですが、後輩の顔を見ては思い出したように一言。 ]
うづはね、悪い子じゃ無いんだよ。 見た目は真っ白だから、って 奇抜で驚いたかもしれないけれど。
[ 声に乗せるのは、一つ下の後輩の事。 変わった風貌の彼女の事を、彼はどこか避けているようであることを、藤は感じ取っていました。 お節介なのは承知の上、二つ下の後輩にそんな世話を掛けるのは、かわゆいものとかわゆいものが仲良くしていれば心の癒されるだろうから、という至極私的な理由からです。 ]
(119) 2016/12/16(Fri) 23時半頃
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良い子なんだ。
[ 思い浮かぶのは、白に染められた彼女の姿。 見目は変われど、中身の変わらないあの子。 どんな格好をしても藤が構わないのは事実ですが、世間の目が必ずしも同じであるとは言えません。
例えば、目前の後輩のように、見た目から距離を置こうとする人もいるでしょう。 ですが藤にとって、それは寂しい事ですから。 と、じいっと彼を見つめたのならば ]
──君みたいにね。
[ 悪戯っぽい笑みを浮かべ、わしゃわしゃと犬の様に撫でてやろうと、手を伸ばしたのでした。 ]*
(120) 2016/12/16(Fri) 23時半頃
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[ 考えることは、皆おなじ?>>114 時間を潰せるこの場は、休憩場所として最適だ。 古びたソファを置いた先輩たちには、 深々と感謝をするばかりだった。
背筋を正した彼から与えられる返答に、 わたしはペンの頭を顎に添えて、 ひとつひとつ纏めるように記していく。]
ふむ、 … 確かにそうね。 9にんくらいなのは、確定だから、 紙皿とかはあとで確認しよっか。
[ 19時頃から開始。 ピザをたべる、誰かが取りに行く。 駅前裏のケーキ屋さんが、おいしい。]
(121) 2016/12/17(Sat) 00時頃
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[ こんなもの、だろうか。 手作りケーキがロマンなのはわたしもおなじ。 一度くらい、作ってみたい気もするけれど、 負担という言葉に、効率を優先した。]
あ … わたし、チキン食べたいかも。
[ ペンを置こうとして、ふと気付く。 クリスマスといえば、大きな七面鳥だ。 CMでよく見かけるアレに、心惹かれるばかり。 なんて、欲張りだったかもしれない。
わたしは、やっぱりペンを手放した。]
(122) 2016/12/17(Sat) 00時頃
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ありがと、栄介くん。 お陰で、ちょっと纏まったかも。 …… あとは、プレゼントのことくらいかな
[ 時計をちらと見上げれば、 割と時間は経っているような気がする。 すくと立ち上がり、荷物を纏めよう。 次の講義に、遅れないように。]
栄介くん、そろそろ行こっか。
[ なんて、声を掛けて。 サークル室から出ようと足を伸ばした。]*
(123) 2016/12/17(Sat) 00時頃
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あ、 ………おはよ テルくん
[ 目が覚めたようで、こちらをガン見する彼>>110。 ちょっといつもと違う表情にぱちりとまたたき、 ワンテンポ遅れて挨拶を返した。
瞬間、かなり驚いた様子で頭を打ち付けるのを見て こちらもびくりと肩を揺らし、 「 頭、大丈夫? 」と思わず声をかける。 馬鹿にしてるんじゃないよ、心配してるの。 ]
(124) 2016/12/17(Sat) 00時頃
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[ 眠り王子…もとい、テルくんは 私がいることに動揺してるみたい。 しゃがみこんだまま、彼が起き上がるのを見あげて 口にされた言葉>>112に首を傾げた。 あ、スカートじゃないからパンツは見えないよ 安心してください。 ]
ズルい……? いや、用事はなんにもないけど あ、ううん それも全然違う
しいて言うなら、キミを起こそうとしてたね
[ 遊びのお誘いかと聞かれれば へらりと笑みを浮かべてばっさり切り捨てる。 彼の軽口にはだいぶ慣れた。 もう挨拶程度に捉えることにする。 ……でも、良かった。もういつもの彼だ。 ぶつけた頭も、この調子なら大丈夫そうかな。 ]
(125) 2016/12/17(Sat) 00時頃
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またサボり? こんなとこで寝て、風邪引いちゃうよ クリスマス、来るんでしょ?
[ よいしょ、と立ち上がりながら 今度は彼を見下ろす形。 ちょっと屈むように、耳元に顔を寄せて 小さな声で、ヒソヒソ話。 ]
(126) 2016/12/17(Sat) 00時頃
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[ ─── 顔を離し、あたしは得意顔。 はてさて、テルくんはどんな表情になったかな? **]
(127) 2016/12/17(Sat) 00時頃
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ーお昼時ー
[午前の講義が終わり、クリスマス前だからと浮かれるなとばかりに出された課題の山にウンザリしながら、お昼ご飯。 出された課題は保育学科のもの。 クリスマスだからこそ、それにちなんだ制作物や絵を、との事だ。 保育の実技が実のところ一番嫌かもしれない。 何より、嵩張るのだ。使ったものを持ってくるのが。
それでも期日は少し余裕があるから、頭を悩ませながらも食堂でお昼にする。 パンは持参したから、席を確保してお茶を貰って、がいつものパターン。 しかし今日は遠目に弟・陸の姿が見えて思わず顰め面。何故なら。]
(128) 2016/12/17(Sat) 00時半頃
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(………はい、アーン、だと………?)
[それを公衆の面前でやってしまうか、弟よ。 こんな学食の場で。 姉さんは取り敢えず爆発しやがれと思っています。 ……なんて、言葉には出せないけれど。 くるりと回れ右。 トレイを返して、お茶は勿体無いから水でうめてぬるくして飲んだ。 そうしてマフラーを巻き直して、適当なベンチでパンを齧る。]
寒………。 あー、うん、………。
[やなもの見た、と口に仕掛けてやめた。 心のどこかで羨ましいって思っている。 それに気付いてしまっているから、そんなことは絶対に口に出せなくて。
いつもは美味しいクルミパンが、今日は全然*味がしない。*]
(129) 2016/12/17(Sat) 00時半頃
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─ クリスマスの想い出 ─
「 … はい。二年、です。 」
[ 塾の前後で寄るのは、図書館。 家に帰っても、いつもひとりきり。 さみしい夜を過ごすくらいなら、 人の気配のある場所に居たいと思うから。
何時もと同じく勉強をしていた、そんなある日。 声を掛けてきたのは、ひとりの女の子。>>94]
(130) 2016/12/17(Sat) 00時半頃
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[ …… ── ひとつ上の、かなこちゃん。
いろいろなことを、教えてもらった。 だから、わたしもいろいろと話した。
わたしのお家のこと。 将来のことはまだ考えられてないこと。 お星さまやお月さまが好きなこと。 ── … いつもひとりで、さみしいこと。
かなこちゃんとわたしの共通点は、 夜空が好きなことと、 髪が長いことくらいだったかも。]
(131) 2016/12/17(Sat) 00時半頃
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[ クリスマスのあの日、 お家でパーティーがあると聞けば、 耳にかかっていた髪は、教科書の上に落ちる。 睫毛も下を向くけれど、しっかり者で、 大切な家族の元へ帰ることを、 引き留めることは、─── できない。]
うん、 …… また、ね 。 ……… へ、?え、うそ。
[ 視界に映るあかいいろは、サンタのブーツ。 クリスマスに贈り物をし合う習慣のなかったわたしは、 彼女に向けて何も、用意できてなかった。 いまでもまだ、この時のお返しができていない。]
(132) 2016/12/17(Sat) 00時半頃
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かなこちゃん、ありがとう。
ええと、 メリークリスマス …… ─── 素敵な、夜にしてね。
[ 大切に包み込んで、ふわりと笑い返した。 帰り道、見上げた空も、とても澄んでいて、 瞬く星も、何時もより綺麗に輝いて見えた。
くまさんのマスコットは、ニモって呼んでる。 いまでも自宅の机の上に飾ってあるんだよ? せんぱいは、 知らないでしょう?*]
(133) 2016/12/17(Sat) 00時半頃
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[ ふんふん。>>121 頷き、意味を成していく文字列に視線を落とす。 ケーキを作るのに、9人は多すぎる。 負担というのはそういう意味。持ち寄るのであれば、負担は誰かに偏ってしまうこともないだろうけれど。]
チキンもいっすね! 食べたいです。かぶりつくやつ。
[ でもかぶりつくと化粧が落ちるのかもしれないと、はたと気が付く。ペンが小椋センパイの手から離れれば、曖昧な笑みを浮かべた。]
(134) 2016/12/17(Sat) 00時半頃
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[ 礼を述べられれば、 助けになったようで、よかったです、と朗らかに告げる。 えあーな尻尾もぶんぶんである。]
プレゼント……。 サークルの、メーリスで意見を募集するのも、 いいかもしれないっすねー。
[ 三人寄れば文殊の知恵という。 少しずつ意見を出し合えば、いいパーティーというものが完成するのではないか。 そう思う。]
(135) 2016/12/17(Sat) 00時半頃
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毛布、片付けてからいくんで、 センパイ、行ってて大丈夫ですよー。 次コマもがんばってください!
[ サークル室からでていく背に手を振って見送った。
小椋センパイの白衣姿をよく見かけていた。 防寒着替わりなどとは知れぬから、2年になると実験が多くなるのではないかと、微妙に怯える日々だった。]
(136) 2016/12/17(Sat) 00時半頃
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[ 膝に掛かっていた毛布の端を合わせて、畳む。 仕舞われている場所は、知っている。 棚に近づき、手を伸ばし、仕事は完了。 綺麗に仕舞えたことに満足し、一人で頷く。]
なんだこれ。
[ 床に落ちていた、紙。>>71 拾い上げて、裏を見れば、そこには、センパイの姿。 今よりも少し若く見えるのは、気のせいだろうか。]
(137) 2016/12/17(Sat) 00時半頃
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和服、めっちゃ似合ってるなー。
[ 独り言ちて、見入る。 写真の持ち主は誰だろうか。本人? サークル室を出入りする人は限られてくるから、机の上に置いておく。 和装な藤センパイが、写真越しに時を超えて柔和に微笑んでいた。]**
(138) 2016/12/17(Sat) 00時半頃
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[ 机に写真を安置して、思い出したこと。 律にプレゼントのことを伝えてない。これはまずい。 二人して持ってくるの忘れた、とか、笑えない。
ソファに座り直す。毛布がない分、ちょっと寒かった。 無造作に置かれた鞄から携帯を取り出して、メールアプリを起動させる。]
(139) 2016/12/17(Sat) 00時半頃
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「りっちゃん、おはよ♡ 昨日は雪やんじゃって残念だったネ。 次降った時は帰り道いれてほしいな。 ここから本題。 クリスマスパーティーには、 どうやらプレゼントを持っていくらしい。 ……今日初めて聞いた!ごめんな!」
(140) 2016/12/17(Sat) 00時半頃
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[ フリックを繰り返し、メール文を完成させ、送信。 もうすでに別ルートから、情報を仕入れているとは、思っていなかった。]**
(141) 2016/12/17(Sat) 00時半頃
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― 昼頃:サークル部室付近 ―
………やっぱり、帰ろう。
[今日はもともと受講している講義が少なかった。 さらに教授の出張とかで午後の講義が一コマ潰れれば、 もはや大学に残っている必要はない。
つまり暇だった。 さっさと帰って手芸ショップに寄るか、ぬいぐるみ制作に着手してもよかったが。 むしろそのつもりだったのに。]
(手伝いとか…した方が、いいのか)
[ふとそんなことを思ってしまったものだから。]
(142) 2016/12/17(Sat) 00時半頃
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[二日後に迫ったクリスマスパーティー。 サークル部員ではないと言っても。 同じ学生には変わりない。お客様気分というのも躊躇われる。
しかしサークル関係者と面識がない俺がのこのこ顔を出した所で、場違い感は否めない。]
(こんな時にあいつがいれば。)
[気付けば傍にいる栄介も、今日に限って見当たらない。 わざわざ携帯で呼びつけるのも気が引ける。 諦めたように、ため息一つついて。 くるりと、踵を返そうと。]
(143) 2016/12/17(Sat) 00時半頃
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[ メールを送り終えれば、ようやくサークル室を出る。 ダイヤル式の鍵をかけておえて、昼食を探しにいこうと歩く。]
今日は何にしよ。 食堂もいいし、購買でもいいし、 まだ時間あるし、駅前の方にいくのもいい。
[ 悩ましげに、爪先の向くままに。]
(144) 2016/12/17(Sat) 00時半頃
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………。
[等と思っていたら、メールを受信。>>139 元々交友関係は広くないから、送信者は想像通り。 その場で立ち止まって、返信を打つ。]
(145) 2016/12/17(Sat) 01時頃
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「もっといい解決法を教えてやる。 次に雪が降った時は
傘 を 持 っ て こ い
プレゼントの件は、蒼井に聞いた。 知らなかったなら仕方ないな。
……何て言うと思うな、覚えてろよ。」
(146) 2016/12/17(Sat) 01時頃
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[送信完了の文字を確認して、スマホをしまう。
最後に脅し文句を添えたけど。 このようなやり取りは割といつものことだから、栄介は気にしないかもしれない。]**
(147) 2016/12/17(Sat) 01時頃
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[ かぶりつくチキンも、手作りケーキも諦めた。 手がベタベタに汚れるし、 化粧も確かに落ちちゃいそう。 栄介には尻尾と耳が見えるようで、 思わず頭をくしゃりと撫でそうになるけど、 伸ばしかけた腕を下ろして、我慢我慢。 そして、からりとした笑みを浮かべる。]
メーリスか、ないすあいでぃあ。 みんなに、聞いてみよっかな。
[ … ぽんと手を叩いて、思い出す。 にしても、リア充組に向けても送られるんじゃ? 新たなグループでも作ればいいかなあと。 荷物を纏めながら、想う。]
(148) 2016/12/17(Sat) 01時半頃
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それじゃ、お先に。
[ 次の講義は、演習だった。 実験も兼ねたものだから、 また防寒を兼任する白衣の出番かな。 サークル室の扉を抜けて、 ぽちぽちと指をスライドさせて文字を打つ。 それは、クリスマスパーティー案(仮)について。 みんなにそーれと、一斉送信。]*
(149) 2016/12/17(Sat) 01時半頃
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─ 3コマ目 ─
[ 3コマ目は、難なく熟しつつ。 隣に在る、同じ専攻の友人に声をかける。]
ねえ、クリスマスプレゼントって、 何もらったら嬉しいの、かな
[ 恋人でも出来たの?なんて、 にやける顔で問われるけれど、 わたしは表情を変えぬままに首を振る。
高校生のとき、付き合ったひとはいた。 付き合ってほしいって言われたから、おっけーした。 けれど、“ なんか違う ”って、振られた。 身勝手なひとだと、わたしは思った。]
(150) 2016/12/17(Sat) 01時半頃
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[ …… あのときは、思ってたけど、 わたしは彼を好きではなかったんだと思う。 きっと、それが伝わってたに違いない。 だから、なんか違ったんだと思う。
でも、いまのわたしは違う。 なんか違うことは、ない筈。 胸に燻る感情は、恋だと思うから。]
恋人は、できてないけど、 …… ─── すきなひと、に、あげるの
[ 違うのなら、なんて名前をつけたらいいの? 試験管の中で起きる化学反応みたいに、 わたしのこの想いは、変化をするのかな。]
(151) 2016/12/17(Sat) 01時半頃
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[ プレゼントのセンスも大してわたしにはないから、 誰かについて来てもらいたいとさえ、思う。]
わたしだったら、なんでもうれしいんだけど
[ サークルでの交換のものはもちろんだけど。 相談に乗ってくれる彼女の答えは、こうだった。
「 里咲が何をあげたいかでいいんじゃない? 」
だって。 そんなの、考えてもみなかった。]
(152) 2016/12/17(Sat) 01時半頃
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[ 今日の帰りは、お店をいろいろ回らなくっちゃ。]**
(153) 2016/12/17(Sat) 01時半頃
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[「頭、大丈夫?」って声かけてもらったら俺は間を置いてから”大丈夫っす!”って軽く言ったはず、いつまでも痛がってたら男じゃないだろってな。
とりあえず落ち着いてきたところで体起こして、スカートじゃなかった事に残念……とかはしてないけど! 何か用があったか遊びの誘いに来てくれたのか確認してみたんだ、バッサリ否定されたけどな!]
うぐ、そりゃ残念 けど起こそうとしてくれたのはありがとでした あのまま寝てたらそのうちベンチから落ちてたかもしんないっすからね
[切り捨ても愛だと解釈して、俺もニッカリ笑ってお礼をしておいた。 一年の頃にサークルへ顔を出すようになってからのそれなりに長い付き合い、こんな風に扱われるのも慣れた……つもり。 色々心配されてるって分かれば勿論喜ぶけどな。]
まぁそんなとこっす これでも丈夫なんで風邪は大丈夫っすよ クリスマスは……い、今はパーティについての方を考えてればいいんす……よ?
[クリスマス、それはちょっと禁句っすよ先輩。 けど加奈先輩が立ち上がって俺を見下ろすから、なんだろうなって不思議に思いながら先輩の顔を見てたんだ。 そのままでいたら先輩の顔が俺の耳元に来て……>>126]
(154) 2016/12/17(Sat) 02時半頃
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[ヒソヒソ言われた言葉に対する俺の反応は、隠してた物をズバリ言い当てられたみたいな表情を浮かべてしまうって具合だった。 ……どういう顔だよってツッコミは勘弁してくれ。
二度も先輩にしてやられて、しかも得意顔な顔までされてるときた。 悔しい、これは悔しい。 俺だって、やられっぱなしは癪じゃない。]
その言葉は有難いけど そうならないよう心掛けるんでご心配なく 心も体も俺は丈夫っすから
(155) 2016/12/17(Sat) 02時半頃
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[得意顔の加奈先輩に向けて、先輩みたいに耳元に顔を寄せたりはしなかったけど俺からもヒソヒソ返し。
仕返しのつもりだったけど、さっきの言葉をバッサリ否定してしまう加奈先輩には通用しないかもしれない。 それはそれで別にいいんだ、どんな反応が来るかの方が大事だし。
それでも効果があったようなら俺も満足そうな顔してやるつもりだし……いい反応、見れるといいけどな。*]
(156) 2016/12/17(Sat) 02時半頃
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─ 回想/少し前のこと ─
[ 今でこそ、体調をコントロール出来ている藤ですが、二年ほど前はそうではありませんでした。
いつか、そう、丁度今のような時期。 当時一回生であった藤は、同じく一回生であった新本と雪道を歩いていました。 さくさくと霜を踏み鳴らしながら、話すのは来年の新入生歓迎会について。 大学に入って初めて後輩が出来るものですから、心躍らせるのも仕方がないことだったでしょう。 もしかすればその時に、古くからの知り合いである少女がサークルに入るかもしれないと、話したかもしれませんね。
さて、そんな話も程々に、ふたり歩く藤の頭の中は酷くぼんやりとしたものでした。 恐らくは、昨夜飲んだお薬の所為。 抗い難い眠気が、太陽が昇った今も襲っています。 ]
(157) 2016/12/17(Sat) 04時頃
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[ 足取りはどんどんと重くなっていきます。 けれど彼女と歩くときは、一人で歩くときより歩幅は狭いものでしたから、限界までスピードは落ちる事は無かったのですが。
遂にそのラインを越えてしまった時 ああ、もうだめだな。 と、糸が切れる様な心地で、掴んだのは彼女の袖。 ]
ニモ、ごめ……、
[ 言葉を吐いた代償として空気を吸えば、冷えた酸素が肺を満たしました。 身体は、力を失ったようにしゃがみ込んでしまいます。
億劫な動作で頭を上げれば、いつも見下す事しかできない彼女を見上げる事は出来たでしょうか。 ゆらゆらと焦点の合わない瞳で、その顔を見つめようとしたものです。 ]
(158) 2016/12/17(Sat) 04時頃
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[ ですが頑張って顔を上げても、うまく見えもしなものですからすぐ俯いてしまって、藤は地面を見ました。 視界の端に、薄く積もった雪が見える様な気がしましたが、あれは半ば夢の世界に入り込んだが為の、幻覚だったのかもしれませんね。 重力に従って項垂れるのは、幾らか楽でした。 と同時に眠気も一層強くなるものです。 ]
ねむ、……
[ その言葉を溢したきり、緩やかな軌道を持って倒れ込んで──眠り込んでしまいました。 ですから、藤が覚えているのはそれきりです。
その後の彼女がどんな対応をとったのでしょうか。 どんなものであれど唯一つ言えるのは、多大な迷惑をかけてしまったでしょう、ということです。 ]**
(159) 2016/12/17(Sat) 04時頃
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ー小椋センパイのメール>>149ー
[むす、と少しばかり不愉快になりながら(身内の所為である。)外のベンチでパンをかじっていると携帯が震えた。 内容は、小椋センパイからみんなに届けられたメール。 プレゼントや、ケーキに関して、書いてあったはず。 ふむふむと内容を確認して。 自分も、サークルのメーリングリストに返信する。]
(160) 2016/12/17(Sat) 07時半頃
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…………………………………………………… To:サークル仲間
お疲れ様です、蒼井です。 ケーキは買うのも良いと思います! だけど、当日凄く混むんですよね。受け取るの。 だから、当日は ・お部屋の準備をする人 ・ケーキ受け取る人 ・お料理準備する人 で別れると良いかなと思います。 お料理も、出来合いのオードブルやお菓子の方が楽かな、と思います。 誰か他をやってくれるなら、私はお料理なら良いお店知ってますし、何品か作って持ってくるのも出来ると思います。
プレゼント交換は、くじ引き…なんて思いましたけど、自分のが当たる確率があって良くないかもです。 くじ引いて、大きい数の人から選べる…とか。 プレゼントを置いた順に、もらえるのは2つずれた順の人の、とかの方が良いかもしれないです。 良ければ、今日の帰りにお料理も準備始めますけど、どうしますか? ……………………………………………………
(161) 2016/12/17(Sat) 07時半頃
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[ピ、と送信してから頭に浮かぶのは本日のチラシ。 確かオードブルなら届けてくれるお店もあった、なんて、今までの我が家のクリスマスを振り返って。]
………今年は誰も、うちにいないんだー。
[*苦笑いが、浮かんだ。*]
(162) 2016/12/17(Sat) 07時半頃
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── ミッチーのこと ──
「 初めまして、三辻 栄介です。 これから末永くよろしくおねがいします! 」
[ 初めて会ったのは、新歓だった気がする。>>0:86 ……けど、勧誘のビラ配りの時に 藤と同じくらいおっきい子がいたのは覚えてて>>102 あぁ、ここに入ってくれたんだって嬉しくて 「末永く」ってなに、とくすくす笑った。 ]
(163) 2016/12/17(Sat) 09時半頃
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北斗七星、見つけられる?
[ 新歓の後の天体観測会、隣に立って声をかけてみた。 春の夜空は星の瞬きが少ない分、星座は見つけやすいから 小学生の時の知識でも>>0:26十分空を楽しめるはず。 彼が星を見つけたなら、そこから指で夜空をなぞって ]
あれがおおぐま座、 うしかい座、おとめ座……からす座 これで、春の大曲線っていうの
[ 入った理由がなんであれ、 せっかくだから空のことを知ってほしい そんな思いで話していれば 観測会が終わる頃には打ち解けられたはず。 ]
(164) 2016/12/17(Sat) 09時半頃
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[ わんこみたいに懐っこい彼は 祖母の家のリッチーに似ていたから 勝手に『 ミッチー 』と名付けて可愛がった。 名付けの由来がペットと知ったら呆れられるかな。
彼の方は未だに「 新本センパイ 」って呼ぶから ちょっとだけ距離を感じることもあったけど 会うたびに尻尾のように手を振ってくれるから それももう、気にしなくなった。
──── あの日みた星の名前、 君はもう、覚えたかな。 **]
(165) 2016/12/17(Sat) 09時半頃
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── 現在、テルくんと ──
お、いい反応
[ 図星らしいその表情に>>155 ちょっとカマかけたんだけど、とによによ笑う。 彼はサークルのメンバーではないけれど もう二年目の仲だもの、彼の扱い方は心得ている。
どこか悔しげな色を滲ませた言葉には>>155 そう?と笑みを浮かべながら小さく肩を竦めた。 コロコロと表情を変える彼は見ていて飽きない。 面白がってからかうのはいつものこと。
……けど、続く言葉に表情を変えたのは 今度は私の方だった。 ]
(166) 2016/12/17(Sat) 10時半頃
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………ご心配ありがとう でも大丈夫ですー
[ ぐ、と一瞬言葉に詰まって、視線を宙に泳がせる。 何が “ 大丈夫 ” なのかは口にせず 肯定も否定もしないまま言葉を濁した。 その曖昧で微妙な反応は、 彼の期待したものであるかはわからないけれど 何かを言われる前に、私はにこりと笑みを作る。 ]
(167) 2016/12/17(Sat) 10時半頃
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私のことはいーの
……じゃあもう行くから、 変なとこで寝てないでちゃんと講義出なさいね
[ お説教くさいことを言いながら 耳の後ろの方、ぴょんと跳ねた彼の髪を指先で弾いて 寝癖ついてるよ、とくすりと笑んだ。
そうしてふるりと手を振れば 彼に背を向け、その場を離れただろう。 **]
(168) 2016/12/17(Sat) 10時半頃
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ー昨日の回想、海ちゃんとの戯れー
えっ、マジで?くれんの? よっしゃ、プチでも嬉しいぜ! 楽しみにしてるな!
[俺が皆からプレゼント欲しいとか言ったからかプチプレゼントを用意しようか?って聞かれた、なんとプレゼントをくれるらしい。>>7 プチでもなんでも、個人から渡されるプレゼント無しでクリスマス期間を過ごす心配は無くなった。やったぜ!
その後に海ちゃんがちょっと軽率に距離が近くなる事やっちゃうもんだから、忠告も兼ねてガバッ!っと、あくまで未遂でやってみせたんだ。 やってみせたまでは良かったけど、ちょっとやり過ぎたのかもな。 海ちゃん、顔を真っ赤にしながらべしべし俺の肩叩いてくんの。>>9]
(169) 2016/12/17(Sat) 11時頃
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いてっ、ごめんごめん でも海ちゃんが心配だったんだ もうしないから落ち着こうぜ、な?
[完全に俺が悪いんだけど、落ち着いてもらう為に暫くの間わしゃわしゃ頭撫でてたさ。 その効果……は、大してなかったかもしれないけど 別れる時には明後日の約束の事言いながら手振って走っていったからとりあえず安心かな。 「おう、楽しみにしてるぞ!」って、俺も手を振り返してこの日は海ちゃんと別れたんだ。
遊ぶんじゃなくてただのプレゼント選びだけど、それでも珍しく女子と出掛ける約束が出来たんだ。 今回驚かせちゃった分、こっちはちゃんと頑張る……つもり。*]
(170) 2016/12/17(Sat) 11時頃
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― 回想:近所のねーちゃん ―
[俺はかくれんぼが得意な子供だった。
昔から地味で目立たなかったから、存在感を消すのに長けていたし。 必勝法もいくつか心得ていた。 移動有りの時は、近場で鬼の動向を気を付けながら、目まぐるしく位置を変え。 移動無しの時は盲点を探した。 ある時は別の遊びをしている子供たちの群れの中。ある時は鬼が虫刺されなどで敬遠しがちな植林の中。 一度クラスメイトと遊んだ時なんか。 あまりにも見つからないものだから、俺を置いて帰られてしまったこともある。
………でも。 ずっと俺が発見されないままだと、何かあったんじゃないかって不安そうな顔をする奴がいた。 そのくせ、最後まで諦めないから。 降参しろよとぶつぶつ言いながら。 仕方ないから、頃合いを見計らって姿を現したことが何度かある。
―――知らなかっただろ、ニモ。>>0:114]*
(171) 2016/12/17(Sat) 11時頃
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[ コートの中で、携帯が震える。 送信者は誰だろうか。>>147 携帯を取り出して見れば、律で。 左手をコートに突っ込んだまま、道の端へ寄る。
ぴゅー、と風が吹き、身を震わせる。さむい。 送信者の名前のみしか表示されていない画面。 内容を予感してのことだったのやもしれない。]
(172) 2016/12/17(Sat) 11時半頃
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「くすぐりの刑は勘弁してネ。」
(173) 2016/12/17(Sat) 11時半頃
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[ 素晴らしい解決法は、耳でも目でも拒否しておいた。 全くもって却下である。ぜーろー。>>0:31 これから降るかもしれない雨雪のため、傘を持ち歩くのは嫌だった。持っていても使わないことも多々あるし。
蒼井には今度高めのチョコレートを授けよう。 後2日しかない。何を準備したらいいのやら。]
(174) 2016/12/17(Sat) 11時半頃
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[ 「 ニモ! 」 テルくんから離れたあと、 私は廊下で知り合いに呼び止められた。 文学部の彼は藤とも知り合いらしく 昨日、藤が講義に出ていなかったこと>>0:24を聞かされた。 それほど心配しているわけではないけれど あまり休むことはなかったから気になった、とのこと。 ]
( 藤………体調悪かったのかな )
[ 大学生なのだ、たまには休むこともあるだろう。 それなのに、気にかかって仕方ない私は 文学部の彼といくつか世間話をして別れたあと ポケットからスマホを取り出し メッセージ画面を開くのだ。
宛先に表示されるのは 《 藤 慧吾 》の名前 ]
(175) 2016/12/17(Sat) 12時頃
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『 おはよ 学校きてる? 昨日休んだって聞いたよ 高橋が心配してた 』
(176) 2016/12/17(Sat) 12時頃
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[ ……私はおかあさんか! 御節介な自分にツッコミながらもそのまま送信。 まさか午後からは普通に学校にいたなんて 昨日藤に会ってないから知らないのだ。
私は、藤のことになるとかなり過保護だ。 周りにもよく言われたし、自分でもそう思う。 でも、仕方ないじゃない。 あんなことがあったあったんだもん。 ]
(177) 2016/12/17(Sat) 12時頃
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── 回想 二年前 ──
[ 吐く息さえ凍りそうな冷たい冬の日、 ふんわり霜の乗った白銀の絨毯の上を、 私は藤と並んで歩く。>>157
来年は何人入るかな 勧誘頑張らないとね
そんなことを楽しげに話しながら 藤の知り合いの女の子の話を聞けば 楽しみだね、と小さく笑った。
さくさくと音のなる路を見つめる私は 藤の様子に、すぐに気がつかなくって ]
(178) 2016/12/17(Sat) 12時頃
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…………ふじ ?
[ 耳に届く、私の名を呼ぶ弱い声>>158 急に立ち止まり、私のコートの袖を掴む手 びっくりして目を向けた先、 藤はしゃがみこみ 私を見上げている。 ……でも、視線はどこか虚ろで 彼の瞳に私は映っているのに 彼に私は見えていないようでもあった。 ]
(179) 2016/12/17(Sat) 12時頃
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────っ、藤!!!
[ 意識の糸が切れ、ふっと倒れこむのをみて 私は咄嗟にしゃがみこみ、腕を伸ばす。 私よりも大きい、男の藤を受け止めきれず 冷たい地面に尻餅をついてしまったけれど ぐい、と肩の方に彼の頭を寄せて なんとか地面に打ちつけるのは避けられた。 ]
ちょっと、大丈夫? ふじ……?
[ 表情の見えない彼に不安げに問いかければ 返ってきたのはちいさな寝息。 ]
(180) 2016/12/17(Sat) 12時頃
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え、寝て……え?
[ あまり眠れていないのは知っていたけれど まさかこんなに酷かったなんて。 一緒にいることが多かったのに 気がつけなかったことを悔やみながら 私はスマホを取り出して直史さんに連絡。 さすがにひとりじゃ運べない。 やってきてくれた先輩(当時はまだ先輩だった)と 学校か、藤の家か、先輩の家か とにかく近いところに連れて行って 目を覚ますまで、ずっと待ってた。
藤が起きたらまずは「 おはよう 」を告げた。 へにゃりと眉を下げながら 困ったような笑みを向けて。 ]
(181) 2016/12/17(Sat) 12時頃
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[ ─── それ以来、私は藤に口うるさくなった。
ちゃんと寝てるか、ご飯を食べてるか、 タバコのことは…もう言わなくなったけど まるで母親みたいに世話を焼くのを、 藤はどう思っているだろう。 **]
(182) 2016/12/17(Sat) 12時頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2016/12/17(Sat) 12時半頃
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── 昼頃、サークル室付近 ── [ お昼休みに入ってすぐ、 4講目で使う教科書を忘れてしまった私は サークル室にある先輩方の遺産から 一日だけ拝借しようとサークル室へ向かっていた。]
( 次は空きだしどうしようかなー… )
[ なんて、考え事をしながら歩いていたら ドンっ、と何かにぶつかって ]
ふわっ、すみませ…… ……あ゛!!!!
[ 見上げた人物の顔を認識するなり 私はガシッとその腕を掴んだ。 ]
(183) 2016/12/17(Sat) 12時半頃
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律!
[ そこにいたのは、私の幼馴染。>>142>>143 ]
(184) 2016/12/17(Sat) 12時半頃
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[ 昨日、無視したでしょ そう文句を言ってやろうと口を開くけど あれ、と疑問が浮かび上がって。 ]
こんなとこでなにしてるの?
[ きょとんと首を傾げて問いかけてみる。 *]
(185) 2016/12/17(Sat) 12時半頃
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[ 今日の午後は、講義の予定はない。 お昼は外に食べに出掛けるでも、 このまま帰るを選択するでも、いい。 荷物整理をしてる中、点滅する端末を見つける。 講義前に送ったメーリスへの、返事。>>161
並ぶ文字列を眺めながら、息を吐き出す。 ケーキ屋さんは混む、オードブル、… 知らない情報を得られることに、胸が高鳴った。]
て、ことは。 …… えと、 どうしよう、分担分けた方がいいのかな。
[ メール画面を眺めながら、歩きスマホ。 参加者名簿を脳内で思い出しながら、 どう手分けするかとか、 サークルメンバーじゃない子とかの、 連絡手段とかを、考えていた。]*
(186) 2016/12/17(Sat) 12時半頃
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(……よし。 次会ったら、全力でくすぐろう)
[もはやリクエストだろ、これ。 スマホに映る文字に、一つの決意を固めた時。>>173]
いや、こちらこそ…
[メールと栄介の処刑に気を取られていたものだから 近付いてくる陰に気付かなかった。>>183
軽い衝撃に振り返って、 相手の顔を見た瞬間。 謝罪は別の言葉に上書きされる。]
(187) 2016/12/17(Sat) 14時半頃
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げっ ニモ。
[俺の、――近所のねーちゃん。>>184
ピンとくる。 これは文句を言われる顔だ。 咄嗟に逃げ出そうとしたが、 いつの間にか掴まれていた二の腕がそれを許さない。]
……栄介がクリスマスパーティするっていうから サークル関係ない俺も来ていいっていうけど 何もしないのもあれだから…手伝えることあればって。
[幸い文句は言われなかったけど。 問われた内容に、少々ばつの悪そうな顔で。]*
(188) 2016/12/17(Sat) 14時半頃
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[ そういえば、サークル室に幾つか置いていた気もします。 天体の本を見ている最中ふと思い出しまして、置いていたかどうかは普段気にしませんので確かではありませんけど。
結局借りたのは すこし飽きたはずの恋愛小説です。 ……いえ、べつに、わたし自身が恋しているからではなくて。 いつもなら読まないようなものを、読みたいと思っているうちに読んだ方が良いのです。きっと。
借りた本を鞄に仕舞うと、扉を抜けて講義室に向かいます。 今日は午後の講義は無し。 あ、確かレポートの期限は今日までです。忘れかけてましたね、危ない。 ]
( ……2日後、どうしよう )
[ プレゼントって何を用意すればいいのでしょう? 参加者の顔を思い浮かべても、全く良い案は思いつきません。 講義室に入って、先に座っていた友人に訊いてみても、 「そんなの気持ちだよ、気持ち!」という答えしか返って来ませんでした。 ]
(189) 2016/12/17(Sat) 14時半頃
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そうじゃなくて……。
[ 手作り出来るような器用さは持ち合わせていませんし、 買うとしても一体なにを? こういうのって、松本くんなら得意でしょうか。迷った末、教授が来る前にとメッセージ画面を開きます。 ]
≪ おはよう。ね、クリスマスパーティー来るよね? プレゼントってどうするか決まってる? ≫
[ 送信。松本くんが確認するのがいつになるかは分かりません。 響いた教授の声にぴゃっと素早くスマホを仕舞い、 ぼうっと講義を受けるのでした。* ]
(190) 2016/12/17(Sat) 14時半頃
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― 昼頃 −
[ レポートを提出すれば、今日の学生の務めはおしまいです。 各々自由に行動していく学生たちの背中を見つめた後、 わたしも若干重い腰を上げました。ノートの端っこに書かれたプレゼントの案が、悩みを映し出しているようです。
スマホを起動すれば、まず目についたのはメール通知で>>149。 内容は丁度わたしの悩みとタイムリー。 ふむ。どうしましょう、全然思いつきませんね。 多忙な父と遊ぶのが好きな母。クリスマスプレゼントは欠かさずくれましたけど、パーティーの経験はありません。 ]
あ、りーちゃん。 歩きスマホ 危ないよ?
[ 廊下を歩きながら、どうしましょうとくるくる考えていれば 見知った顔が歩きスマホをしているのが見えました>>186。 たた、と駆け寄って まずはそんな注意をしてみせます。* ]
(191) 2016/12/17(Sat) 14時半頃
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─ 廊下 ─
[ あれも、これも、浮かんでは消えていく。 女の子だけじゃなくって、男子もいる分、 余計に難しく思う部分が、ある。
スマホ画面を見詰めたところで、 妙案が浮かぶ訳はなく、小さく溜息を零した。 そのときだったろう、彼女の声が聞こえたのは。>>191 誰かさんとは違って、>>183 ひとにぶつかることはなかったけれど。]
…… うーちゃん。 んんん、わかってはいるんだけど、 えと、プレゼントどーしよーかなって、
[ 顎に指を添えて、天井を見上げて、 実験中のように、眉間に皺が寄る。]
(192) 2016/12/17(Sat) 15時頃
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[ …… ─── そういえば。
横目て、真白な卯月の赤い瞳を覗き見る。 この瞳に映るのは、 …… 彼女の肩に指を乗せ、 耳許に、くちびるをそっと近付けて。 ちいさく、ちいさく囁いた。]
(193) 2016/12/17(Sat) 15時頃
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[ 問いかけを向ければ、再び距離を取る。 答えが返ってくるのは、 何処か緊張さえ、するけれど。]
…… ─── でも、 わたしは、うーちゃんと一緒に、 クリスマスパーティーできてうれしいよ。
[ わたしは、友だちが多くはない。 過去に、クリスマスパーティーに、 誘われたこともあるけれど、 クラス会のついでとか、そういうのばかり。 仲の良い子はいつも参加しなかったから、 ひとり積極的に参加する気にもなれなくて、 断ってばかりいた。だから、
“ おともだち ”と、ううん。 うーちゃんと一緒が、よかった 。]*
(194) 2016/12/17(Sat) 15時頃
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( 今、「 げっ 」って言った…? )
[ どういう意味かな? 言葉にはせずにっこり笑みを深めるけれど 昔と変わらない「 ニモ 」の響きは>>188 どこか懐かしいものだった。 ]
あぁ…そういうことか 偉いね、わざわざありがと
律のそういうとこ、変わんないよね
[ 昔から、律は素直じゃないところもあるけど 根は優しくていい子なのだ。 ]
(195) 2016/12/17(Sat) 15時半頃
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そういえばさっきメールきてたよ パーティーの準備、役割分担しようって
律もグループにいれちゃおっか
[ 里咲と海からきてたメール>>149>>161 それを律に見せながら、 サークル室の鍵に手をかけた。 ]
(196) 2016/12/17(Sat) 15時半頃
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そうだ、律ってさ、 うちのサークルに知り合いいたっけ? ミッチー以外にさ
……とりあえず、 入る?
[ 立ち話もなんですし、と 振り返って律に視線を投げかける。 顔見知りくらいはいるかもだから 中にあるサークルの集合写真でも見せて 今回のメンバーを教えてあげてもいいかもしれない。*]
(197) 2016/12/17(Sat) 15時半頃
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─回想:クリスマス─
[ 12月は、毎年心が躍っていたように思う。 クリスマスを迎えるにあたって、たくさんの装飾がなされたツリーを目に入れるたびにわくわくしていた。 今年はサンタ──両親に何を頼もうか。 直ぐに決まる年もあったし、なかなか決まらずにサンタをひやひやされた年もあった。
12月25日。 早起きしてクリスマスツリーの下に置かれているプレゼントの包みを開ける瞬間が最高に胸踊っていた。 最後にサンタよりプレゼントを貰ったのは、4年前。 高校に上がり、バイトを始めてからは欲しいものはなるべく自分で買うようになったからだ。
今、欲しいものと言えば、新しいバイク。 バイクはロマンである。 ピカピカな車体に、積まれたエンジン。 一度走らせれば、スピードと風の虜となる。 恋人ができたなら、一緒にツーリングしたい。 今は寒いから、春になってからでも。*]
(198) 2016/12/17(Sat) 15時半頃
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─回想:藤センパイ─
[ 新しいバイクのために、こつこつバイトをしている。 姉からプレゼントと称されて譲られた、今のバイクも悪くない。が、やはり、自分で選んだバイクに乗りたいという願望は簡単には消えてくれないのだ。
そんなわけで、駅から少し離れた本屋で今日も今日とてバイトに励んでいた。 駅前の本屋よりも、立地は良いとは言えないが、より専門性に富んだ蔵書を揃えることで経営を維持している。]
あ、センパイ!お疲れ様です
[ ぱ、と顔が輝く。>>118 ハチと呼ばれた時には、目をぱちくりしていたものだけど、今ではもう慣れたもの。 ハチもポチも拒んでいたなら、三辻とも呼ばれずにタマという渾名を頂戴していそうだなあと、思う。 一筋縄ではいかなさそう、それがハチから見た藤センパイだった。]
(199) 2016/12/17(Sat) 15時半頃
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[ カバーはかけますか? そんな定型句を口にした後には、答えを得て頷き、商品を袋に入れ、見送ろうとするのだけど、センパイの口が動くから。>>119]
始田センパイのことを、 悪い人とは思っていない、です。 ただ、あの、赤のカラコンがこわくて、
[ しゅん、と耳でも垂れているかのように、声のトーンも哀しげに下がる。 そこまで自分は露骨だったか、これでは見た目で全ての判断を下す人たちと変わらないと今になって気がついて、しょんぼり。
みんな違って、みんないい。 世界は色々な外見の、色々な中身をもった人で構成されている。 理屈はわかるし、わかるんだけども、やっぱり赤の瞳は怖いのだった。]
(200) 2016/12/17(Sat) 15時半頃
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[ 男性で長髪というのは、珍しい。ただ長髪だというだけでなく、道行く女性の大半よりも艶をもっている。 藤センパイもまた、好奇の目に晒された経験があるのやもしれない。]
──…… はい。
[ 伸ばされた手は拒むこともなく。 立ったまま撫でられるのは、珍しいなあと思った。 大抵の人の身長は自分より低く、撫でられることがあっても、座っている時ばかりだったから。
セットが崩れた髪と共に、始田センパイに少しずつ話しかける気持ちを得た。]
(201) 2016/12/17(Sat) 15時半頃
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センパイ、これ、キャンペーンで、 お客さんにあげてるんです。
センパイにも、どーぞ。
[ 袋に滑り込ませたのは、小さな小さなビン。 ラベンダーアロマのサンプルだった。
寝る前に、枕に一滴垂らすといいらしいですよ、 と言葉を添えて。* ]
(202) 2016/12/17(Sat) 15時半頃
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[ >>192りーちゃんは顎にしなやかな指を添えて、天井に可愛らしい顔を向けました。 でも、眉間に寄せられた皺が気になってしまって、 わたしは腕を伸ばし、りーちゃんのあたたかな肌に触れるのです。 ]
りーちゃんは 笑ってた方がかわいーよ。 皺寄せるのくせになっちゃうよ?
[ 勿体ないと笑いまして、先ほどのりーちゃんの言葉にすこし遅れた同意を返します。 ]
でも、悩むよね。プレゼント。 わたしも全然決まらなくって…… 後ちょっとなのに。
[ 今度はわたしが悩む番です。といっても、難しい顔は浮かべられないのですけどね。 ]
(203) 2016/12/17(Sat) 16時頃
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[ 不意に肩へ乗せられるのは、りーちゃんの繊細な細い指。 そっと耳許に寄せられた淡いくちびるから、 ちいさく ひそやかに囁く声が零れ落ちました。
まるで小説の一節のように ――内容もまた、きっと。 わたしは慣れない距離感と「 」の単語に 頬を若干桃色に染めて、おかえしとばかりにりーちゃんの耳許で微かな声を紡ぎました。 ]
(204) 2016/12/17(Sat) 16時頃
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[ りーちゃんが距離を取れるのは問いを投げ終えてからではなくて、わたしが返事をした後だったでしょう。 女子同士とはいえ距離が些か近過ぎた気もしますね。 微笑んで わたしもりーちゃんから少し離れました。 ]
―――― ほんとう?
ふふ、ありがとう。 わたしもね、りーちゃんと一緒なのがうれしいよ。 恋人いない同士、折角だし楽しもうね!
[ 非リアの公開処刑なのは皆同じです。死なば諸共です。 ならもう忘れて楽しんじゃえば良いんだと、 赤い瞳を和らげて ぐっと胸の前で掌を握った時。
再度声量を落としまして 問いかけました。 ]
(205) 2016/12/17(Sat) 16時頃
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[ 距離は取ったままのちいさな声。
聴こえなくてもおかしくはありません。 届かなかったなら「やっぱりいいや」と笑って、りーちゃんはこれからどうするのかを尋ねることにしましょう。* ]
(206) 2016/12/17(Sat) 16時頃
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(やべ。まずった)
[向けられた笑顔に嫌な汗が流れるけど。>>195 とりあえず今の時点でのお咎めはないらしい。]
別に偉いとか、そんなんじゃない。 何もしないのも気まずいだけ。
[唇を尖らせながら、ぼそぼそ零す。]
(207) 2016/12/17(Sat) 16時頃
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うわ。 なにこれきめ細やか。
[覗き込んで、メールの内容に戦慄する。 野郎同士の約束なんて、 『暇なやつ遊ぶべ』『いつ』『行けたら行く』で終わりだぞ。]
いいよ俺は… 必要なら栄介に聞くし。
[誘いには首を振る。 元々積極的にメールをする方ではない上に。 文面から伝わるきらびやかな世界に、気後れしてしまったから。]
(208) 2016/12/17(Sat) 16時頃
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えーと 蒼井、知ってる。同期だし。
あー…うん。
[と言っても、まともに話したのなんか今朝が初めて。 だから知り合いなんて言えないかもしれないけど。 曖昧に頷いて、ニモの後について部室に入る。
もしも写真を見せてもらえたら、 知ってる顔は、他にもいたかもしれない。]
(209) 2016/12/17(Sat) 16時頃
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おじさんおばさんは元気? にーちゃんは相変わらず国外? あいつらは進路とか決まったのか。
[世間話がてら、ニモの家族について質問を飛ばし。]
ニモはプレゼント決まった?
[適当なところに腰を下ろすと、 最後に問いは、専らの懸念材料について。]*
(210) 2016/12/17(Sat) 16時頃
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─ 現在/図書館 ─
[ レポート用紙を埋めている藤の思考は、不意な振動で途切れていきました。 音源は机の上に置いていたスマートフォン。 勿論マナーモードにはしてましたが、静かな図書館では振動でさえやけに大きく聞こえるものです。
どうやら幾つかメールが来ているようでした。 その一つ、サークルの後輩たる蒼井のメール>>161に思案します。
グループ分けか。 俺料理得意な訳じゃないから、部屋の準備か受け取りに行くか、かな。 多分出来合いが主になるだろうから、料理の準備役でも良いんだろうけど。
藤はあまり仕切るタイプではありませんから、放っておいたら誰かがグループ分けしてくれるだろうと、一度スマートフォンを置きました。 ]
(211) 2016/12/17(Sat) 16時頃
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[ 伸びを一つ。 時計を見れば丁度昼時。 そういえば、お腹が減ったような気がします。
脳内で食事処を幾つか思い浮かべては、結局近い食堂で良いかという結論に至ります。 ラーメン、唐揚げ、カレー……何食おう。 藤は馬の尾如く結んだ髪を一度解こうとして、食事をするからそのままでいいか、と手を下げました。
本や筆記用具を片付けていれば、再び振動するスマートフォン。 見てみれば、《 ニモ 》の文字が表示されています。 いつものようなメールに、藤は仄かに眉を下げて笑いました。
彼女に随分と心配を掛けさせている自覚はあります。 一度、その前で情けなくも倒れてしまったからでしょう。 ]
(212) 2016/12/17(Sat) 16時頃
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[ あの時、目を覚まして一番初めに見た、どこか苦しそうな笑顔を藤は忘れる事は無いでしょう。 「おはよう……?」と鈍い頭、夢心地で返した後、まさか過保護になられるとは思いませんでしたが。
自他ともに認める世話の焼きぶり>>182に、流石の藤も自分の管理の甘さを反省したものです。 それもあって、今では“ 多少顔色の悪い長髪の先輩 ”で居られるのですが。
変わることのない、メールの文。 藤とて必要以上に心配をかけてしまうのは、大変不本意ではあります。 ]
(213) 2016/12/17(Sat) 16時頃
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『 来てるよ 昨日も午後からは居た
心配かけてごめんね 』
(214) 2016/12/17(Sat) 16時頃
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[ 最後に一つ、イヌの絵文字を付けて。 ……やはり猫派だったかもしれない、と、猫の絵文字もその後ろに付け足しました。
高橋にも、『ご心配おかけしました』とメールを打って。 此方にはひよこの絵文字をつけておきましょうか。
ゆらりと髪を揺らしながら、向かう先は食堂です。 今日のおすすめメニューがあれば、それも良いかもしれない。 そんなことを考えながら、歩くのでした。 ]*
(215) 2016/12/17(Sat) 16時頃
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[ 伸ばされる白いゆびさきが、>>203 わたしの肌に、… 触れました。 触れた箇所が熱くなって、目蓋を一度伏せ。 その場所に、軽く触れた。]
そう、かなあ …… じゃあ、笑ってることにするね
[ かわいいと思われたいのは、 …… 。 伏せていた目蓋を上げて、 へにゃりと、頬を緩めて笑う。 笑っていた方が幸せになれるって、 誰かが言っていたような気もするし。
プレゼントに関しては、卯月も悩んでいるよう。 共に難しい顔を浮かべられなくとも、 考えることは、おんなじなのだろうか。]
(216) 2016/12/17(Sat) 16時半頃
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[ そして、わたしの向ける言葉に、 ちいさく返ってくる、声。 眸をまあるくさせて、うろと泳がせて、 もう一度、上目で卯月を見詰めます。
くちびるを、開いて、そして閉じて。 続けられる言葉は、 ]
…… そう、なんだ。
[ としか、残せなくて。 それから、近く在った距離を離し、
…… ── でも、 >>194 うれしいのは、ほんとう。]
(217) 2016/12/17(Sat) 16時半頃
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そだね、いっぱい楽しもうね。 美味しいごはんもたあんと食べて、 楽しい夜を過ごそうね。
[ 胸の前で拳が握られるのを見て、 わたしもおんなじように拳をきゅっと握る。 きっと、楽しい夜になる筈だよね。 わたしは、そう。今は信じていた。]
(218) 2016/12/17(Sat) 16時半頃
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[ 離れたままで、ほんとうに小さな声は、 微かにわたしの耳に届いたよう。 前を向いたまま、わたしも同じく言葉を そおっと小さく返したんだ。]
(219) 2016/12/17(Sat) 16時半頃
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[ 自分では気付けなかったけど、 ほんのりと耳許は赤く染まるほどあつかった。
この後の予定を聞かれれば、 話題を逸らすように言葉を綴る。]
んとね、ごはんたべたら、 クリスマスプレゼント買いに行こうかなって。 うーちゃんは、どうするの?
[ って、鞄をつい抱き締めた。 鞄につけられたきゅうちゃんの頬も、 ほんのり赤く染まっている気がした。]**
(220) 2016/12/17(Sat) 16時半頃
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( 素直じゃないのも 変わらないね )
[ 唇を尖らせる様子をみてこっそり笑いながら>>207 メールに対する反応にはそうかな?と返して>>208 ]
ちゃんと細かく決めた方が グダグダにならないでしょー?
……ん、わかった ほんと仲良いんだね、キミたち
[ さて、私は何を担当しようか。 うーんと考えること数秒、 とりあえず返信はあとにした。 ]
(221) 2016/12/17(Sat) 16時半頃
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あ、海と知り合いなんだね かわいいよねー、あの子 私の中でお嫁さんにしたい子ナンバーワンだよ
[ お前の嫁かよなんてツッコミは聞いてやらない。 律が頷くの見れば、扉を開けて どうぞ、と中へ促した。 ]
(222) 2016/12/17(Sat) 16時半頃
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──→ サークル室 ──
えーと、ほらこれ この子とー、この子とー…
[ コルクボードに飾られた写真を一枚取って 律に見せながら一人一人指差して紹介する。 その中に彼の知り合いがいたかもしれないけれど 私はその反応を見る前に、教科書を漁りにいく。 ]
(223) 2016/12/17(Sat) 16時半頃
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うん、元気元気ー 昨日 律のこと話したら 今度ご飯食べに来いって言ってたよ
お兄ちゃんは、そうだね どこにいるのか知らないけど この前変な人形送ってきたから生きてはいるはず 一番下がようやく高校決まったところー
……律のとこは?みんな元気?
[ 視線は本の山へと向けたまま 後ろの律に言葉を返して あった!と目当てのものを見つけ立ち上がれば くるりと律に振り返る。 ]
(224) 2016/12/17(Sat) 16時半頃
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プレゼント? んー、まあ決まってはいる、かな そんな大したもんじゃないから これでいいかなーって悩んではいるけど
[ 律から少し離れたところに腰かけて 律は?と視線で問い返す。 その様子じゃ、まだ決まってないのかな…? *]
(225) 2016/12/17(Sat) 16時半頃
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[メールを送り、くるみパンをかじり、すっかり冷めたレモンティーを飲み、屋外のベンチに座って入ればそれは体も冷えると言うもの。 それでも本日、個人的な都合により食堂は使いたくありません。 意地でここに居たものの、午前の講義の合間に仲間の減ったレモンティーは底をつき、流石に温かな飲み物を仕入れようと腰を上げた頃。
視線の先に、どこに向かうつもりかサークル仲間の姿を見つけて>>144>>172声をかけた。]
三辻くん。 おはよー、プレゼントの件、聞いた? って言うか、見た?
[既にメーリングリストが出回っているため、其方から知ったか他の誰かに聞いたか。 荷物を持ち小走りに駆け寄っては首を傾げて問いかける。 手持ちのビニル袋には、空のボトルとチョコの箱。冬季限定なメルティなキッスのアレだ。]
(226) 2016/12/17(Sat) 17時頃
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樹村君も来るんだねー、誘ったの三辻君なの? 誘える友達がいるっていい………。
[はた、とそこで止まったのは。 誘える友達がいるのは良いと言いかけて。 それは、非リアの友達がいるのが良いと言っているようで。 思わず、口元を押さえて目をそらしてしまった。違う、違うのだ。]
ええと。 うん、仲良しさんがいるって良いよね!
[パーティに誘う、の部分を省いた。 因みに自分の友達は悲しいかな、ほぼリア充か、非リアはバイトに勤しんでいるのだった。]*
(227) 2016/12/17(Sat) 17時頃
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[ 寒い中、意識は遠い。 携帯が震えた気もするけど、それについては昼ごはん食べながら確認することとした。 何処かぼんやりとしている中、自らに向けられた言葉に驚いた。]
うぉ、蒼井か。 ……あー、うん。さっき小椋センパイから。 律に言ってくれて、ありがとなー。
[ 律のメールを見ていたから、誤魔化しは聞くまいと素直に認める。 小走りで寄ってきた蒼井に罰悪そうに小さく笑う。]
(228) 2016/12/17(Sat) 17時半頃
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[ 言い淀んだアレは察しもつく。 そこまで、気にしなくていいのになー、 とあからさまな蒼井を見て思った。 律はそこまでリア充非リアに固執しているようにも見えなかったから。]
そー、律を誘ったのはオレ。 いーだろ。 高校から、ずっと仲良いからな!
蒼井のおとーとさまは、 リアルが充実してるようだな。
[ 天体サークル以外にも入ろうと思っていたから、他のサークルの新歓にも参加はしていた。 その中で出会った蒼井陸とは、連絡先を交換している仲。 時々、メールが来る。大抵、自慢な内容だけど。]
(229) 2016/12/17(Sat) 17時半頃
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もう、めし、食ったの?
[なにやら入っているようなビニル袋を指して、一言。]
(230) 2016/12/17(Sat) 17時半頃
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そうだよー。
[ りーちゃんが伏せていた瞼を持ち上げて瞳を覗かせ、 >>216へにゃんと頬を緩めて笑います。わたしは満足げに頷いて 目許をゆるめました。
笑っていた方が良いんだよ って。 小さい頃両親が家を長期間不在にした時、不貞腐れて若干涙目だったわたしに。 誰かが教えてくれたことです。 ほら、諺でも言いますしね。笑う門には福来るって。 ]
うん 、
[ そうしてちいさく返した言葉。 まあるく開かれた双眸がうろ と泳いでから、りーちゃんは上目にわたしを見つめました>>217。 くちびるは開いて、閉じてを繰り返します。短く落ちた言葉へ、わずかに頷くだけでした。 ]
(231) 2016/12/17(Sat) 17時半頃
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ふふ、そうだね。きっと楽しい夜に出来るよ。 先輩も後輩もいるんだし、 そうだ。星、一緒に観よっか!
[ >>218約束をひとつ投げてみます。 聖なる夜に見上げる星空も、きっととてもきれいでしょうから。
少しの間。 わたしがぽつり 紡いで解けた問いかけは、>>219りーちゃんの耳に届いたようでした。 ]
(232) 2016/12/17(Sat) 17時半頃
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―――お前の嫁かよ!
[つっこんだけど、どうやら聞き入れられなかったらしい。>>222
中に入って写真を受け取ると、ニモは用を済ませるために離れていく。 手持無沙汰のまま、写真に注意を向ければ、 驚いたことに、見覚えのある顔が何人か写っていた。 相手が俺のことを覚えているかは、わからないけど。
皆いい顔で笑ってた。]
おばさんの料理は美味いけど さすがにこの年で飯につられてのこのこ行くのは 恥ずいから、やだ。
うちも、うるさいくらい元気。
(233) 2016/12/17(Sat) 17時半頃
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[ >>220ほんのりと赤く染まった耳許に気付きます。 羞恥からなのか照れているのか、わたしには分かりませんけど。 指摘しちゃだめだな とは察しました。 ]
―――― そっかぁ。
[ こういうのって、どう返すのが正解なのでしょうね? 分からないまま勢いで尋ねたわたしは結局、微笑みながら相槌を打ったのですけど。 わたしもこれ以上はこの話をするつもりも無かったので、 りーちゃんの午後の予定にはちょっぴり考えまして ]
わたしもまずはご飯かなー、お腹空いちゃった。 プレゼントは…… 明日買うつもり。
[ 遅いでしょうか。いえ、でも、まだ全然決まっていませんから、 この状態で行っても困るのはわたしです。 ]
(234) 2016/12/17(Sat) 17時半頃
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じゃあ、わたし行くね。 歩きスマホ もうしちゃダメだよー!
[ お昼を食べに外に出るほど活発ではありません。 昨日はたまたま先輩がいたのでまともに食べましたけど、今日は購買でなにか買うつもりでした。 お菓子で済ませても、今日はだれにもバレませんし。
じゃあね とりーちゃんに手を振ります。 抱き締めている鞄で揺れるマスコットが、相変わらずりーちゃんにはとってもよく似合っていました。 去り際の注意は忘れません。人にぶつかって、それが怖い人だったりしたら危ないんですからね!* ]
(235) 2016/12/17(Sat) 17時半頃
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[新本家に変わりはないらしい。 互いの家を行き来してたのも、随分前のこと。 年頃になれば、異性の家に行く理由なんてなくなる。 ニモの兄が家を出てからはなおさらだ。
そう思えば、こうして二人で話すのも久しぶりか。 だったら――…]
せっかくだし、もう一つ質問。 なんで髪切ったんだ?
[振り返れば、ちょうどニモもこちらを向いていたらしく。>>224 漆黒の瞳がこちらを捕らえる。
歩く姿を見かけて、「おや」と思ったのは何年も前のこと。 呼び止めるまではしなかったから、そのままなんとなく、尋ねる機会を逸してしまったまま。 答えが返ってこなければ、それ以上話を続けることはせず。]
(236) 2016/12/17(Sat) 17時半頃
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決まってるならニモに聞かない。 プレゼントのこと、知ったのついさっきだし。
そっか、決まってるのか。 あとでメールで教えて。パクるから。
[視線を下げれば、ニモの手に収まる教科書が目に映る。 ああ、これを取りにきたのかと納得して。]
(237) 2016/12/17(Sat) 17時半頃
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用事、済んだんだろ。 鍵の問題もあるだろうし。俺も出る。 写真どーも。
[使い古された部室は、 案外居心地がよかったけど。 やっぱり俺は部外者だから。
最後にぐるりと部屋を見渡して、 俺が写っていない写真を手渡した。]*
(238) 2016/12/17(Sat) 17時半頃
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[ 美味しいごはんは好きですけど、誰かと一緒に食べない時や気が向かない時は、決まって適当なお菓子で済ませるのが常でした。 不摂生なのは理解しています。 少しずつ改善すればいいでしょう。そう思い続けて経った月日は、考えないようにしていました。 ]
( 今日も混んでるなぁ )
[ ちら、と食堂の方角を見遣ります。 いちゃついてるカップルが食堂へ向かって横を通り過ぎてからは、素早く視線を戻しましたけどね。 人目くらい気にしてくれやがれって感じです、ほんと。
袋からチョコレートのかかったプレッツェル――あの有名なお菓子を取り出して、お行儀悪く口に運びます。 ]
(239) 2016/12/17(Sat) 18時頃
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[ ついでとばかりスマホを起動しまして、 >>161後輩が丁寧に記してくれているパーティー案(仮)に目を通します。
わたしも何か考えて返信をと思いましたが、過るのは全く決まらないプレゼントのことばかり。 ]
後で良いかなぁ……。
[ ビニール袋を揺らし、うーんと首を傾げます。 とりあえず今のわたしに言えそうなことは、お菓子買う係なら任せて、くらいのことだったので。* ]
(240) 2016/12/17(Sat) 18時頃
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えへへ、まあ、話のついでだよ。 朝、同じ講義だったからねー。
[お礼を言われるまでも無いと軽く首を横に振る。 相手とは数歩の距離を置いて立ち止まった。 かさりとビニル袋が微かな音を立てる。 次いで、彼と樹村との付き合いの長さをしれば目を丸くしていた。 成る程、サークルが違って、学科はどうか分からないが仲良しなわけだ。]
良いなあ、高校からの友達が大学でも仲良しなんて。 私は、そのリア充な弟と、同じくリア充な兄しかそう言う子居ないなあ。 って言っても、みんな同い年だけどね。
(241) 2016/12/17(Sat) 18時頃
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[そう、弟は知らぬところで三辻に迷惑をかけているようだ。
やれ彼女が可愛いだの やれ初めてのチューしただの やれペアストラップ良いだろ〜だの 自慢話を誰にでも送りつけるのだから。 とは言っても、送っても怒られないような相手を選んでいるらしい、けれど。
うっかり自分にそれが届いた時には、夕飯のおかずが皆無になったからかそれ以来自分には被害はない。]
うん、陸がゴメンね………。 ご飯、まあパンは食べたよー、本当は食堂に入ってサラダとか欲しかったんだ、けど。
[ブルっと震えて、とっさに自分の体を抱きしめる。 はあ、と予想以上に深くため息が漏れた。 チラリと視線は食堂の方へ。]
(242) 2016/12/17(Sat) 18時頃
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三辻君は、身内がリア充で 「はい、あーん」 を実践してる現場を見たら、どうする人?
私は見なかったことにして撤退しました…。
[そっと胸を押さえて、またため息が出てしまう。 食堂に向けて居た眼差しを彼に戻して、じいと見つめて見た。]
お姉さんはね、こう。 なんとも世知辛い気分なのです……。*
(243) 2016/12/17(Sat) 18時頃
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[あぁ……この顔もしかして、カマかけられたか?>>166 そうだとしたら色々納得だ、だって先輩に言った覚えない事言われたし! 本当にこの先輩は俺で遊ぶのが上手い ……って言うとなんか変だけど、他にらしい言い方が分かんないんだよなぁ。
その戯れも悪い気はしないけど、やっぱりやられっぱなしは悔しいから仕返しにちょっと言ってやったんだ。]
(おっ、手応えありか?)
[期待通りの反応とまでは行かなかったけど、加奈先輩は言葉詰まらせて視線泳がせてるようだった。>>167 俺の仕返しが一応通用したという事らしい、やってみた甲斐があったぜ。 けど、”大丈夫”ってのが何が大丈夫って事なのか分かんなくてさ? それをサラッと聞き出してみようかって企んでみたんだけど、それを実行する前に先輩の言葉で遮られて終わった。]
(244) 2016/12/17(Sat) 18時頃
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うぐぅ……俺ばっか隠してた事掘り出されてなんか納得行かないっすけど、追求はやめてあげます
講義もちゃんと出ますよ 単位落とさない程度には……っすけどね、ひひ おう、またねっす加奈先輩! また誘いに行くっす!
[寝癖ついてたみたいで、寝癖なんて別に気にしないし弄られてちょっとくすぐったいぐらいだ。>>168 けど教えてもらったお礼にどうもって言いながらニカッと笑って、そのまま立ち去る先輩に手を振って見送ったんだ。 この後はまぁ……食堂にでも行くさ、腹ごしらえに。*]
(245) 2016/12/17(Sat) 18時頃
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─回想:リッチー─
[ 他のサークルの新歓にはいくつか参加したけど、結局入ったのは天体サークルだけ。>>163 少しでも楽しい4年間─斎藤センパイはもっと長く在籍しているようだけど─になるように、卒業しても仲良くできたらいいなと思って。 "末永く"よろしくお願いします、と挨拶した。
サークルでの、活動はやはり天体観測。 新歓の後にも、やはりそれはあって。]
(246) 2016/12/17(Sat) 18時頃
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[ 夜に空を見上げることは、そんなになかった。 月を見て、あー、まるい、とかそんな感想を持つくらい。星に注視したことはあまりなかったように思う。 その日、見上げた空には、雲はなく、煌めく星が広がっていた。>>164]
北にあって、お玉の形…… 新本センパイ、まず北極星って、あれ、です?
[ お玉と柄杓間違えて覚えていたけれど、一発で正しくとも見つけられた自信は残念ながらない。 北極星と思わしきものに、指差す。 北斗七星から北極星を見つけ出すのに、逆をしようとするから別のものに指差していた。 そのあと、ちょっぴり、指の角度はセンパイに変えられたか。]
(247) 2016/12/17(Sat) 18時頃
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[ 新本センパイによって、説明はされていく。 ふんふん、と熱心に耳を傾け、相槌をいれた。]
センパイ、 次は北斗七星、一発で見つけるから、 見ていてください。 北極星──… ポラリスも、きっと。
[ 天体観測が終わり、解散の流れ。 ちょうど帰ろうとしていた新本センパイの袖を掴んで、引き留めて、どやがおで宣言した。
その顔は会ったこともないリッチーの、散歩が終わった後の顔に似ていただろう。どや。*]
(248) 2016/12/17(Sat) 18時半頃
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─ 回想/三辻後輩 ─
怖いものは、仕方が無いけれどね。
[ 垂れる耳>>200が見えたような気がして、藤は擽る様な笑い声を溢しました。
この後輩が、見た目で差別するような人間ではないことは疾うに知っています。 何せ藤自体が長髪という、少々変わった見目なのですから。 それでも構わず懐いてくれうる彼は、多少奇抜な恰好でも厭わない人なのでしょう。
ただ、始田の白さは藤以上に目立つものです。 もしかしたら、と思って声を掛けてみましたが、いやはや、あの赤目が怖かったのですね。 ]
(249) 2016/12/17(Sat) 18時半頃
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[ 犬の様な人あれど、犬の様に色が見えぬわけではありません。 何処か単純な理由に、藤は思わず微笑みました。
伸ばした手は、拒まれることは無く。>>201 うねる黒色の髪の毛を、まるで犬の様に撫でてやります。 確か、実家の近くで飼われていた犬は、耳の後ろを掻いてやれば喜んだような気がします。 ようし、よし、と言わんばかりの動作で、その頭のてっぺんから耳の後ろ、顎の下まで、わしゃわしゃと撫でてやります。
撫でていれば、本物の犬に触りたくなってしまいましたね。 実家近くのあの犬は柴犬でしたが、三辻はフラットコーテッドレトリバーみたいです。 それではハチ、という名は似合いませんがね。
最期に乱れた髪を耳にかけてやって、これで良し、と鼻を鳴らしたのですが。 藤は、差し出された小瓶に瞬きました。 ]
(250) 2016/12/17(Sat) 18時半頃
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へえ、本屋にしては変わった キャンペーンを行ってるんだね。
ありがとう、使ってみるよ。
[ 受け取った袋を揺らしては、別れの挨拶と共に手を振りました。
実際、枕に垂らして寝っ転がってみれば、なんだか穏やかな気持ちになる香りがしたものです。 ラベンダーを特に気にしたことはありませんでしたが、以降その香のするものを見かけることがあれば、ふらふらと足を運ぶようになりました。 ]*
(251) 2016/12/17(Sat) 18時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2016/12/17(Sat) 18時半頃
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[ 文系理系で分かれていたとしても、教養科目であれば、同じ講義をとることも可能だったはず。 取っていた教養科目について考えみるも、蒼井の姿はないように思えた。]
そうかー。 オレとは、蒼井と同じ授業ないよね。 ま、サークルで会えるけどさ。
[ 距離を縮めることもせず、そのまま立ち話の姿勢。 変わっていく表情を見ながら、口許はやんわりと。]
(252) 2016/12/17(Sat) 18時半頃
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律がいく、っていうから大学決めたもんだし。 蒼井家こそ、3つ子全員が同じとこってすごいよな。
[ 「陸がごめんね」には、お姉ちゃんしようとしてるな、なんて。 陸から届くメールは、律儀に返信している。 密かにそこから恋人関係を続かせるための極意を学ぼうともしていたり、していなかったり。
パンを食べたという情報、身内のあーんの情報、視線の先にある食堂の情報から、食事に誘うのはやめにして。]
(253) 2016/12/17(Sat) 18時半頃
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現場の状況に、よるな。 公共の場なら、すぐさまやめろとメールする。 家なら、蒼井と同じでそっとしておくかな……。
がんばれ、ねーちゃん。 …あ、ねーちゃんついでに、星と雪、どっちが好き?
[ 震えたり、抱きしめたり、なんとも忙しそうな蒼井にエールを送る。 それから、ちょっぴり考えていた質問を投げた。]
(254) 2016/12/17(Sat) 18時半頃
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えー、来ればいいのに
律の家も変わらないみたいでなにより ……あ、じゃあ私が樹村家にお邪魔しよっかな
なーんて
[ 冗談だけど。 幼馴染とはいえ年頃の男子の家に行くのは 律にとっても迷惑かもしれないしね。 そのくらいわかってますよ、えぇ。 律くん、彼女はいないみたいですけどね。 ]
(255) 2016/12/17(Sat) 19時頃
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[ 本を胸に抱きながら振り返ると 律の切れ長な目と視線が合って>>236 もう一つ、と投げられた問いに 無意識のうち、本を抱く手に きゅっと力が入った。 ]
実は 大失恋しちゃって……
………っていうのは嘘だけど んー、気分転換? 反省の意味も込めて、というか…
[ ありきたりな理由を口にし 冗談だ と笑みを作るけど 最後の方はごにょごにょと言葉を濁らせて 結局はっきりと答えることはしなかった。 ]
(256) 2016/12/17(Sat) 19時頃
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えー、やだよ 被ったら楽しくないじゃん
……まあ、難しいよねー 自分の好きなものが 相手も好きとは限らないし
………けど、誰かのために 一生懸命選んだり作ったものなら 私はなんでも嬉しいな
[ ほら、意外とそれが 相手が好きなものだったってこともあるし。
子どもの頃、律の誕生日にあげた ふわふわなくまのぬいぐるみを思い出しながら 私は律に笑いかけた。 ]
(257) 2016/12/17(Sat) 19時頃
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[ 律から写真を受け取り元の場所に戻すとき 机の上に一枚写真を見つけて>>139 ]
( わあ、懐かしー… 藤、若い… )
[ 少しの間、それをじっと見た後 部屋を出る律に慌ててついて部屋を出る。
鍵をかけながら、視線はそのまま あのさ、と小さく呟いた。 ]
(258) 2016/12/17(Sat) 19時頃
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[ 蚊の鳴くような声で発したそれに なんだかわからないけど少し恥ずかしくなって ]
や、やっぱなんでもない じゃあね律、御機嫌よう(?) プレゼント選び頑張って!
[ じゃ!と片手をあげれば すたこらとその場から逃げるように離れていく。
その後しばらくして 律が「パクる」と言っていたのを思い出して 「プレゼント候補」のタイトルで送ったのは 六法全書の写真だった。 ………もちろん冗談だよ? **]
(259) 2016/12/17(Sat) 19時頃
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そう言えばそうだよねー、それはそれで珍しいかも? でも、うん。 なるべく空と陸と被らないように被らないようにって思って取ったからかもしれない、講義……。
[同じ講義で助かる事も勿論あると思う。 それでも、大学まで同じにしてしまったからこそ、甘えてしまったり甘えられたり、それ以上に比べられたりは嫌だったからこその選択。 ただでさえ三つ子が三人並んで居たら目立つのだから。 それに、昔の少しだけ億劫な事も思い出してしまう。
「陸君にこれ、渡しておいて」 「空君に私のことどう思っているか聞いてきて!」
そんな、メッセンジャーは懲り懲りと言う。]
(260) 2016/12/17(Sat) 19時頃
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へー、樹村君と本当に仲良しなんだね! 私は……いわゆる兄弟割引狙いで。 別に、行きたい学科には不自由しなかったしね。私も空も陸も。 三人いっぺんに生まれてきたからね。 三人いっぺんに大学行けるだけでも、有難いもん。
[両親が、特に母がお金の工面に苦労している姿は記憶に深く根付いている。 それは空と陸も同じで、進路については様々に悩んだものだ。 高卒で諦めるか、空と陸だけ大学に行くか、世の中にはお給料をもらいながら行ける大学もあるらしいが希望の進路とは違うとか。 だから兄弟割引がある所に進学したのである。 特待生になる選択肢が無かったのはお察し下さい。]
あは、……んーでも、やっかみって思われたらやだなあって。 少なからず、羨ましいって気持ちあるんだもん。 お姉さんのプライドはささやかだけど守りたいかなあ……。
(261) 2016/12/17(Sat) 19時頃
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[相手の言うことはごもっとも。 けど、言いたくない伝えたくない気持ちも事実。 頬に片手を当てて物憂げに俯いたところで投げかけられた質問に、ぱちと目を瞬かせた。]
星も、雪も、好きだけど。んー……やっぱり星かな? 空にキラキラ星が光ってるの見ると嬉しくなる! あんまり星座とか詳しくないけど、星座の物語、好きだよ? でも私山羊座だから、おっちょこちょいなエピソードだけどね。
雪も綺麗で楽しくて好き。 真っ白な所踏むの楽しいよね! でも、シモヤケになると厄介だから…。
[星の話をするときは、まだ星々が灯らぬ空を見上げて笑みを浮かべ。 雪の話をするときは彼に視線を戻し、軽く頬をかいてみせた。 知識は無くとも、星を見上げるのは好きなのだ。 今のサークルに入るのを決めたのも、また流星群なんて来たりしたら見るチャンスに恵まれそうだからである。]
三辻くんはどっちが好きなの? やっぱりサークルに参加してるし、星なのかな?
(262) 2016/12/17(Sat) 19時頃
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─回想:め─
[ 赤い目が怖い理由。 理由づけはあるけれど、人に話したいものではないので、秘密にしておく。しーっ。
藤センパイが心配していたように思うから──かわゆいとかわゆいの邂逅が見たいといった理由とは全く思わず──始田センパイにも話しかけるようになった。]
センパイ、なんでカラコンの色は赤なんです? 赤に拘りがあるんですか?
[ 天体観測の時は、明かりを落とすから、目の色まで見えない。 始田センパイのそばに寄り、いくらか穏やかな気持ちで、天の川を見ながら問いかける。*]
(263) 2016/12/17(Sat) 19時半頃
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やめておいた方がいい。 うちの母さん女の子が欲しかったの知ってるだろ。 一歩うちに足を踏み入れてみろ。 4時間は買い物やら菓子作りに付き合わされるぞ。
[俺の暗黙の趣味が認められているのには、そんな背景。 可愛いものは好きだけど。 流石にこの年で母親のショッピングには付き合えない。 ニモが来れば、喜んで連れまわすだろう。]
……ふーん…
[大失恋。>>256 悪いことを聞いたかなと思っても。 上手く謝れないのは俺の悪い癖。]
(264) 2016/12/17(Sat) 19時半頃
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[直ぐに否定されたけど。 嘘かどうか、見抜ける目を俺は持ってはいないから。]
ニモを振るなんて 勿体ないことしたな、そいつ。
[慰めでも何でもない、ただの事実。 だって家が近いってだけで、目つきの悪い生意気なガキの面倒を見てくれるような奴が。 悪い人間のはずないだろ。]
(265) 2016/12/17(Sat) 19時半頃
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……そんなもんかな。
[ニモの高説を聞きながら、相槌を打つ。>>257 いつだったかの誕生日。 プレゼントでもらったふわふわなくまのぬいぐるみは、お気に入りだった。 いまだに自室の戸棚に飾ってあるが。 部家の行き来が失われた時点で、ニモがそれを目にすることは無いだろう。
同じキャンパス内とはいえ、部屋の中と廊下では暖かさが違う。 一歩外に出て、気温の変化に身震いしていると、耳元に囁く声。]
(266) 2016/12/17(Sat) 19時半頃
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[淡々と、同じく囁くように答えて。 立ち去る背中を見送れば、結局何も手伝っていないことに気付いた。]
………っ なんで、昨今の女子は プレゼントに六法全書だのたわしだの…
[まあ、いいか。と部室を離れたその少し後。 受信した画像にふるふるとタップする指を震わせる。>>259
一年に一度のクリスマス。 可愛い物好き男子としては、 もっとふわふわキラキラしたものを所望したい。]**
(267) 2016/12/17(Sat) 19時半頃
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[ ふんふん、頷きながら、聞く。 3つ子なりの大変さがあるのだろう。 三辻家は、姉と年がいくらか離れているのもあって、比べられることはあまりなかったように思う。]
陸が寂し……いや、かわいー彼女がいるから、 おねーちゃんを寂しがることはないか。
[ 過去、メッセンジャーを託されていたとは知らず。 知っていたなら、ちゃっかり告げ口してやろうか、という気持ちになったはず。
「海ちゃんのこと紹介して!」 陸に対してのそんな言葉を聞いたのは、10回くらいってね。]
(268) 2016/12/17(Sat) 19時半頃
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[ 律との仲良しっぷりを強調されれば、今日一番輝いてる笑顔が浮かぶ。 通っている大学に、兄弟割があると知れば、目を丸くした。そんな制度があったなんて知らなかったなあと。]
なーるほどなー。
[ 言いたくない伝えたくない、か。 プライドを想ってか、靴先を眺める蒼井を眺める。 旋毛がよく見えた。]
(269) 2016/12/17(Sat) 19時半頃
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星、かあ。 オレは──、も、星かなあ。
プレゼント、ちょっと考えてみたんだけど、 写真集にしようかと思って。 ただ、星だともってる人もいそうな気がして、 悩んでたんだよね。
星座の逸話が載ってる写真集もあるかなあ。 あるなら、それに、してみよっかなー。
[ さんきゅう、蒼井。参考になった。 そう告げたところで、腹が鳴るか。]
(270) 2016/12/17(Sat) 19時半頃
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めし、食ってくるー。 ありがとなー。
[ 手を振って、またふらふらと歩き行く。 蒼井の側からちょっと離れ、振り向いてから、また手を振った。]**
(271) 2016/12/17(Sat) 19時半頃
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― 回想 / 赤い目の理由 −
[ 後輩がわたしの瞳の色を怖がっているとは、さすがに思っていませんでした。 知っていれば彼がいる時くらいはカラコンを外したりもしたでしょうけど、中々話す機会もありません。 >>119心配してくれた人の存在も、語られない以上は知り得ないのです。
天体観測では当然暗い場所で星を見ます。 白い髪はともかくとして、明かりの無い中では皆の髪や瞳の色は見えなくなるのでした。 わたしが見上げるのは、空に輝くひとつの星。
――普段なら話せない後輩が傍に寄ってきたのに気付けば>>263、自然と視線を戻します。 あれ? もしかして、わたしの方に来てます? 懐かない猫が逃げなかっただけで喜ぶ人の気持ちが、その時のわたしにはとっても良く理解出来ました。 ]
(272) 2016/12/17(Sat) 20時頃
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[ 投げられた問いにはぱちっと瞬いてから、 わたしももう一度空を見上げます。
すい、と人差し指で空を指さしました。 ]
あそこ。 天の川を囲むみたいに 夏の大三角形があるの、見えるかな。 ……見つけられた?
じゃあ、そこから南の方まで辿ってみて。 赤色にきらきら光ってる星があるでしょ?
[ サークルに入った当初の時点で、彼に星の知識があまりないことは知っていました。 誰に聞いたわけではなく、以前の活動の時の様子を見て察しただけなのですけど。 彼が迷子にならないように指先を移動させて、やがて夜空で一等目立つ赤い星をぴしっと示します。 ]
(273) 2016/12/17(Sat) 20時頃
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知ってるかな。あれ、さそり座のアンタレスっていうんだ。
[ 周囲には白く煌く星々。一点だけ異彩を添える赤色。 空を見上げたまま微笑んで 質問への答えを紡ぎます。 ]
赤い星は すぐに見つけて貰えるから。 ……どこにいても、何をしていても 一番に目立つ色だから。
わたしも 星みたいになりたいなあって思って。
[ 尤も それが皆に受け入れて貰えるとは思っていません。 わたしはゆるやかに腕を下ろして、ぽつんと言葉を落としました。 ]
(274) 2016/12/17(Sat) 20時頃
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ごめんね。 苦手な人もいるっていうのは 分かってるんだけど……。
[ だから気遣わなくてもいいんだよ と。 この子が良い子なのだということは 良く分かります。 故に無理をさせたくはありませんでした。
でも、そうですね。わたしは置いてあった袋から、チョコレートを取り出しました。 好物だというのは見ていれば分かる人の方が、たぶん多いのではないでしょうか。 ]
そうだ、これあげる。 わたしはもうお腹いっぱいだから。
[ 何かの拍子に目の色が見えないよう、顔は前を向いたまま差し出しました。 今思い出したというように適当な理由をつけて、精一杯の方法で後輩を可愛がった――つもり です。* ]
(275) 2016/12/17(Sat) 20時頃
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ー食堂への道中ー
腹ごしらえすんのはいいけど ベンチで寝たからか体バッキバキだわ……
[ボソッとそう呟いて、腕を上下左右に伸びをしながら俺は歩いてた。 ベンチで寝落ちたが為の自業自得な事だけど、眠かったんだから仕方ない。 そうして一通り伸びが終わって、起きてから確認してなかった事を思い出してスマホを確認。]
おっ、卯月か アイツの方から連絡なんて珍しいな
[内容はなんて事もない、明後日のパーティのプレゼントをどうするか決まってるのかの確認と思えるものだったさ。>>190 それでも卯月の方から連絡をくれるのはあんまなかったと思うから、ついそんな感想がな?]
(276) 2016/12/17(Sat) 20時半頃
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《おはよう卯月!パーティーなら勿論行くぞ! けどプレゼントはまだ決まってないな 誰がもらっても大丈夫な物買うつもりではいる 卯月は?プレゼント決まってるのか?》
[これで送信っと。 ……えっ、俺にしちゃまともだって? 今回はたまたまだよ、明らかに遊びのお誘い以外の要件で送られてきたメールだしな。 ちゃんと答えないでふざけちゃ卯月に悪いだろ。 なんせ大事なダチだからな!]
しかし、誰に当たっても問題無さげな物か 何がいいんだろうなぁ……
[自分で言っておいてなんだが、そんな物が都合良く見つかるのか全く分からなかった。 そもそもサークル全員の物の好みを知ってる訳じゃないし……地味に面倒な選択してないか?俺。*]
(277) 2016/12/17(Sat) 20時半頃
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[もしもし、そんな事を三辻から聞いて居たなら。>>268 鬼の形相で弟を問い詰めた挙句「だって、海は実は人見知りだろ?」で撃沈するのだろう。 確かに、人と深い接触はそこまで得意ではない。
ついでに、赤いランドセルとミニスカートと黄色い学帽を被った姿の写真オクレ なんて、とある人に頼まれた案件からの兄弟たちの姉もしくは妹への配慮なのかも知れない。 せめて相手がロリコンかどうか見定めてから紹介しなければと。
相手が一番輝く笑顔を見せたなら、仲良しって良いな、と少し羨ましくなるのだ。 そんな風に、彼らが何時迄も仲良しでいられるならそれはとても喜ばしい事だと思う。 学生時代を経て、大人になっても続く関係。 肉親ではないそれが、何故だかとても眩しくて自分もまたつられて笑みが深まるのだ。]
(278) 2016/12/17(Sat) 20時半頃
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あ、良いんじゃないかな、写真集! 持っててもきっと嬉しいよ、星座の物語だけじゃなくて、詩集になってるのとかもあったら素敵だよね! きっとあるよー、良いなあそのアイデア!
[彼の考えている贈り物はとても素敵で、ウンウンと頷きながら顔が綻んだ。 きっとそれを貰える人は嬉しいだろう、例え二冊目でも! ご飯を食べに行くと言う彼にブンブンと手を振って。 きっと振り返った時もそのままブンブンと笑顔で手を振り見送って、その姿が見えなくなるまで振っていただろう。 そして少しだけ元気をもらって、自分は自販機へと向かうのだ。]*
(279) 2016/12/17(Sat) 20時半頃
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── 講義終了後、カフェにて ── [ 4つ目の講義も終えて 私は5号館のカフェにいた。 机の上に広げたのは今日出された課題。 けれど、それはひとつも進むことなく 私はぼーっと、短い髪の毛の先を見つめていた。 ]
( 勿体無くなんて、 )
[ 昼に律が口にした言葉>>265 その言葉こそ、私には勿体無いなあって 小さく小さく ため息を吐いた。
課題は一向に進まないまま テーブルに置いたラテが ゆっくりと冷えていく。 *]
(280) 2016/12/17(Sat) 20時半頃
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ー回想、白いアイツとの初遭遇ー
[それは大学1年の初期、確か入学してからほんの数ヶ月経った頃だったと思う。 俺はその頃既に男女合わせてダチが数人出来てて、顔もまぁまぁ知れてる程度になってた。 人といるのは楽しいからな、入学してからすぐ色んな奴に絡みまくったんだ。
そんな俺がいつものようにダチの1人と話してたら不意に声をかけられてさ。 視線向けたら見知った顔の奴と、その知り合いらしき白い奴がいた。 初めてその姿見た時はちょっとだけ驚いたけど、大事なのは中身だからその後は特に気にする事もなかった。 赤い目についても同じ、寧ろカッコ良くね?ってな。
だから何の用なのかなって普通に待ってたんだけど……白い奴から何かを差し出されてその手を見たんだ。 そこにあったのは消しゴム、どうやら俺がいつの間にか落としたやつを拾ってくれたらしい。>>108]
おっ、拾ってくれたのか?ありがとな!
[ニッコリ笑顔でその消しゴムを受け取って、そのままお礼も告げた。 どんな些細な事でも嬉しいものは嬉しいし、お礼もちゃんとするんだぞって婆ちゃんに言われてきたし。]
(281) 2016/12/17(Sat) 20時半頃
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なぁ、名前なんていうんだ? 良かったら今度どっか遊びに行かないか!
あぁいや、いきなり二人っきりで遊びに行こうとは言わないぞ? 俺みたいなの信用出来ねぇって事なら君の隣の奴とか、他の人と一緒でもいいからさ ちょっと考えてみてくれよ
気が向いたら隣の奴から連絡先聞いて連絡くれればいいから!
[言われなくても分かる、色々強引だなって俺に言いたい奴がいるだろうって。 けど俺はこの頃からずっとこんな感じだぞ?初めて話す相手には、だけど。
だから白い奴……卯月とダチになれたの、俺がこんな感じで遊びに誘う事がそれなりに多かったのも影響あるんじゃないかって 俺は勝手に予想してる。 卯月の場合俺と共通のダチもいたからな。 俺と比べたら……比べなくても卯月は大人しい奴だけど俺は仲良くなれて良かったと思ってるよ。 ほら、みんな違ってみんな良い?とか言うしさ。*]
(282) 2016/12/17(Sat) 20時半頃
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── 回想 卒業式 ── [ 二年と少し前、高校の卒業式。 なんの特徴もなく面白みもない ただの女子高生Kであった私は 結局、一度も恋人ができることなく 青春の一ページを終えようとしていた。
………なのに、 ]
……………ぇ 、 ?
[ 卒業式のあと、呼び出されたのは校舎裏。 とても仲の良かったクラスメイトの男の子に 告げられた言葉は
「 ずっと好きだった 」 ]
(283) 2016/12/17(Sat) 21時頃
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[ 何を言われたのか、わからなかった。 それを感じ取ったのか、 彼はもう一度、好きだと繰り返して 私の頭はさらに混乱する。
ずっと友達だと思っていた そう言葉にしたこともあった それなのに、どうして どうして
告白を受けた経験などなかった私にとって 親友とも呼べる彼から向けられた言葉は
────ひどい 裏切りのように思われた。 ]
(284) 2016/12/17(Sat) 21時頃
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………ごめん
[ 震える唇でようやく絞り出したのは たったの、それだけ。 逃げるように走り去って そのまま、ひとりで家に帰った。
髪を切ったのは、それからすぐ後。
変わりたかった。 逃げてしまった、自分から。 酷いことをした、自分から。 ]
(285) 2016/12/17(Sat) 21時頃
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[ 彼はなにも悪いことをしていない。 今ならそれを、わかってる。 けれども、いざ自分が恋をすると やっぱり伝えるのは怖いんだ。 関係を変えてしまうのが。
姿を変えたところで 中身はなんにも、変わっていないのかもしれない。*]
(286) 2016/12/17(Sat) 21時頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2016/12/17(Sat) 21時頃
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[それから、少し後。 講義を終えて、口の中に1つチョコレートを放り込んで溶かしながら。 どこもかしこもクリスマス色。 それは大学のあちらこちらも同じで、アイデアを貰えるようでもあり、しかし似たようなものは出来ないなと考え込んでしまう原因でもあった。
三辻のアイデアは本当に良いものだと思う。 言い損ねたが、もし彼が写真を嗜むなら今まで撮った星空の写真を綺麗に閉じて…なんて言うのもありなのかも知れない。 世界にひとつだけ、特別の…。
(……もう、みんな大人だから、ズルイって言わないよね?)
ちくり、痛む心は未だ離れない過去の記憶から。 少しだけ胸を押さえてため息をついた、その視線の先に。]
(287) 2016/12/17(Sat) 21時頃
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あ。 新本センパイ……………?>>280
[声をかけながら近付いて、それが疑問符付きになってしまったのは、普段の快活なセンパイの印象と少しだけ違う風に見えたからだ。 何かあったのか、どこかぼんやりしているようで。 カフェに入り込み、こんにちはと相手の前で頭を下げる。]
その、どうかしましたか? なんか、疲れてるみたいですけど。
[気の所為なら良いのだけど、と問いかけた。]*
(288) 2016/12/17(Sat) 21時頃
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── 現在 ──
( まあ、短いのも楽だし ……似合ってる、みたいだし )
[ これはこれでいいか、とほんの少し口元を緩める。 考えるのはやめよう。 今はこの課題と、クリスマスのことを… ]
(289) 2016/12/17(Sat) 21時半頃
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………ん?あぁ、海 こんにちは
んーん、どうもしないよ ちょっと課題に詰まってただけ
[ 心配そうな顔で声をかけてきたのは 例のお嫁さんにしたい子ナンバーワンの海だ。 私は笑顔を作り首を振って、 開いていた真っ白なノートをそっと閉じた。 ]
(290) 2016/12/17(Sat) 21時半頃
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あ、座る?ここどーぞ
[ 二人がけの席、空いている向かい側を手で指して そういえば、とスマホを取り出した。 ]
パーティーの準備のこと、連絡ありがとね しっかり者の後輩がいて 先輩助かっちゃう
海、なにか料理作るの?
[ メールの内容を思い出しながら さすがお嫁さん、なんて心で呟いてみたり。 *]
(291) 2016/12/17(Sat) 21時半頃
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─ 現在/→食堂 ─
[ 結局、藤が選んだのは麻婆豆腐でした。 辛い物は嫌いではありませんし、メニューを見た時にピンときました。 なんだか食べたい気分だったのです。
混みに混んでいる食堂>>239で、先程のメールを思い返します。 そういえば、プレゼント交換もあったな。 ひとつふたつ空いた席に滑り込みながら、脳内浮かぶのはその問題。
どんなものにしようか。 藤は、全員が喜ぶようなものを買う気はありません。 どうせ学生のプレゼント交換、実用性がないものでも良いでしょう。 当たった時、わあと声を出してしまうようなもの。 出来ればちょっぴり、嬉しいもの。 考えては見るものも思い浮かばず、思い浮かばないのなら仕方なしと一度思考を放棄します。 ]
(292) 2016/12/17(Sat) 21時半頃
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[ 今日でも明日でも何処かによって、色々見てみればいいかな。 何か面白いもの、または心躍るものが見つかればそれで良いのです。 見つからなかったのならば何か適当に選んでしまいましょう。 例えば良いワインとか……というのは、酒を飲めない人も居るし、そもそも一回生は未成年ですから、いけませんね。
温かなご飯を口に運びながら、目の端に映るのは楽しげなカップルです。 “ 非リア ”たるもの“ リア充 ”を見れば、例えば同じ文学部の高橋のように「リア充爆発しろっ!」と嘆くものではありますが、藤は幸福そうな雰囲気になんともほのぼのとしてしまいます。 ピリピリとしているよりは、ラブラブとしているほうが、見ているこっちも落ち着かない? と言えば「落ち着かねえよ!」と文句を付けられたことは記憶に新しいですね。
さて、そのように食事をしている最中。 食堂に向かっていた後輩>>245が、座れる席を探して彷徨っていたのならば、藤はおいでおいでと手を招き、「一緒に食べない?」と誘ったものでしょう。 ]*
(293) 2016/12/17(Sat) 21時半頃
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── 少し前 ── [ 昼前くらいに、藤から返信がきていた>>214 “ 高橋が ”心配してるって言ったのに、もう。 心配しすぎな自分が少し恥ずかしい。 藤だって、自己管理できるようになってきたのに。 いつまでもこんなのじゃ 迷惑かな。
………それにしても、 ]
( なんで犬と猫なんだろ…… )
[ 二つ並んだ絵文字をみて思わず笑ってしまった。 あの藤がこの絵文字をチョイスしたと思うだけで なんだか少し、おかしくて。 犬派か猫派かと言われたら、そうだなあ ……どっちも好きだから選べないや。 ]
(294) 2016/12/17(Sat) 21時半頃
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― 回想 / 彼と、 −
ううん。気にしないで。
[ 良かった、気分を害した様子もなさそうです。>>281 奇怪の色を浮かべずにっこり笑って消しゴムを受け取ってくれる様子に、つられてわたしも笑いました。 彼は明るくて人懐こい 人に好かれるタイプでしょう。 対するわたしはそんなタイプではなく、彼みたいな人と関わる機会といえばこの程度だろうな、という感じです。 なのでそそくさと立ち去ろうとしたのですが。 ]
名前? ……えっ。遊びにって ……わたしと? えと、あの ……う、うん…。
[ すごい。対人スキルが高いことを伺わせる遊びのお誘いに、 わたしはまともな返事が出来ませんでした>>282。 ]
(295) 2016/12/17(Sat) 21時半頃
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[ 周りの人は「またか」といった様子で、これが彼の素なのだと十分に伺わせてくれます。 遊びにって、星や本にばかり興味を注いできたわたしなんかと遊んでも、彼は楽しくないでしょう。 ]
……… わたし、始田 卯月。 文学部で、天体観測サークルに所属してる。
もし連絡することがあれば よろしくね。
[ 立たせなくて良い波風というものはあるのです。 雰囲気を悪くしないお返事をして、わたしは再度微笑み、元いた席に戻りました。
―――連絡先を教えて貰い、メッセージを送ったのは気紛れではありましたけど。 その友人と彼とわたしと、三人で遊びに行ったのが始まりだったような気がします。 そこから今のような友人関係に至ったのには、彼の性格と嫌な気分は与えない強引さが大いに影響しているのでしょうね。
彼が自主的に動いてくれるぶん、わたしから連絡を取ることが少ないのは。 ある意味当然とも言えました。* ]
(296) 2016/12/17(Sat) 21時半頃
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― 現在 −
あ。返信。
[ >>277スマホが震動とともに返信を連れてきます。 内容は彼にしてはまともでしたが、気遣ってくれたのだろうというのは理解しまして。 残念ながら彼もまだ決まっていないのを知ると、 アドバイス貰うのは厳しいかな と思考を行き着かせます。 ]
≪ わたしもまだ決まってないんだよねー。 だから誰かに聞いてみたかったの。 ≫
[ 素早くフリック入力で文章を作っていきますが、 折角ですしここでなにか ヒントでも得られないでしょうか。
ちょっとだけ悩みまして、追加の文を入力します。 ]
(297) 2016/12/17(Sat) 21時半頃
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『 それなら良かった 』
[ それだけ返した簡潔なメール。 普段はあまり絵文字も使わないけど なんとなく、藤の真似っこをして 犬と猫の絵文字をつけて返しておいた。 藤はどっちが好きなんだろ。
そういえば、 直史さんが今度飲みに行こうって言ってたな 藤も一緒に、って伝えるのを忘れちゃった。 まあ、それは今度会った時でいいか。 *]
(298) 2016/12/17(Sat) 21時半頃
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≪ プレゼントってどんなものが嬉しいの? 松本くんが嬉しいものでも、他の人に聞いて貰ってもいいから教えてほしいな。
わたしじゃ全然思い付かないから お願い! ≫
[ 送信。ぽちっとな、です。
女子目線では分からないこともあるでしょう。 男の子の目線を借りたからといって、悩みがすぐ消えるわけではありませんけれど。 廊下に上手いこと造られてあるベンチに腰掛けると、溜息をひとつ吐くのです。* ]
(299) 2016/12/17(Sat) 21時半頃
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課題? 何でこう、先生って存在は嫌がらせのように楽しいイベント近辺に面倒なものを出すんでしょうね……。 お疲れ様です、お手伝い何も出来ないですけど。
[あっさり納得して、手伝う宣言も出来ないのはセンパイが自分の中では未知過ぎる法学部だからだ。 弁護士、検事、裁判官。 そんなものを目指す人たちがいる印象で、自分の頭ではとても、とても。 だからしんみりと言葉にして、しかし自分の荷物から一粒、個包装になったチョコレートを差し出した。]
そんな時には甘いもの、ですよね。 そう言えばケーキ、どうするんでしょう? アレなら明日、松本センパイとプレゼント探しする約束してるんで、予約して松本センパイに受け取りお願いしましょうか? 私は、言い出しっぺだからオードブルの予約とか……何か作ってきても。
[メーリングリストでのやり取りは止まっている、筈。 少なくともこの時点では続きに気づいてはいなかったので、首を傾げつつ問いかけた。 ぺこりと頭を下げて遠慮なく、と相手の向かいにストンと座る。]
(300) 2016/12/17(Sat) 21時半頃
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作るとしたら、唐揚げとか、人参を星型に抜いたポテトサラダとかですかねー? クリスマスと言えば骨つきの、って考えますけど、腿肉の照り焼きとか手も口元も汚れるから避けた方が………。 あっ、チューリップならそれらしいですかね?
[手羽元から作るチューリップ。 少し手間だが、骨つきのお肉かつ食べやすく食べ応えがあるそれを思い出してポン、と手を打った。 アレなら汚れも最小限で済む。]
センパイは何か、クリスマスと言ったらコレ!って言うのありますか? クリスマスプディングやシュトーレンなんか、この季節になると食べたくなります!
[とは言え、持ち込むとなると大変だし他のケーキを頼むなら被りそうなので自粛するが。 センパイは課題に煮詰まっていたらしいと言うのに、つい、浮かれた調子で話しかけた。]*
(301) 2016/12/17(Sat) 21時半頃
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ほんとにね… まあ、提出は週明けだし いいのいいの、手伝いなんて ありがとね
[ 法学部に限らず、 三回生ともなれば専門的な講義ばかりで 一回生の彼女にはさっぱりだろう。 気持ちだけ、と言おうとしたところで 渡されたのはチョコレート。>>300 ]
わ、いいの? ちょうど甘いものが欲しかったんだー いただきます
[ もう一度感謝の言葉を伝えて 受け取ったそれを早速ぱくり。 甘さが口にとろりと溶け出して 脳の疲れが癒されていく。 ]
(302) 2016/12/17(Sat) 22時半頃
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ケーキね、 それなら私が行ってきても…… って、え?松本センパイ?って え?二人はそういう……?
[ “ 松本センパイと ”“ 約束 ” この言葉たちが気になって 他の話が頭に入ってこなかった。 間違った方向に勘違いした私は マジ?と目を丸くしてぱちぱちまばたき。 ]
(303) 2016/12/17(Sat) 22時半頃
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[ けど、海は真面目に準備の話をしているのだ これは一度置いておくことにしよう。 ]
ちゅーりっぷ…… あぁ、骨つきの へぇ…あんなのも作れるんだ
[ 次々と挙がる料理名に、ほぇーと口を半開き。 自分も家で料理はするけれど あんまりオシャレなメニューの出ない我が家では 聞かない名前ばかりだ。 センパイは、と振られれば うーんと宙に視線を浮かべ ]
ローストビーフ、とか?
[ 乏しい知識、思いつくのはそんなもの。 ]
(304) 2016/12/17(Sat) 22時半頃
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えーと、買い出し分担するなら私も行くよ なんだっけ、料理とケーキと飾り付け…? お菓子や飲み物も必要だよね 二人ずつとかに分かれる…?
[ 直史さんは放任主義だから、 それ以外のメンバーで、かなあとぽやぽや *]
(305) 2016/12/17(Sat) 22時半頃
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[ …… ── 卯月の赤い眸から、 流れる涙はなにいろだろう?
流れ星みたいに、とっても綺麗なのかもしれない。 卯月は、星を象る>>274って言うけれど、 わたしはうさぎさん見たいだなって思うんだ。 一番に見つけてもらいたいってことは、 誰かが傍にいてくれないと、 泣いちゃうくらい寂しがりやさんなのかも。>>231]
うん、…すっごく楽しみ …… ! 冬の夜空は、お星さまがより綺麗に見えるから。 うーちゃんの眸とおなじいろの、 ベテルギウスが大活躍だね。
[ ともに夜空を見上げる約束を聞けば、>>232 わたしの笑みは更に深まった。]
(306) 2016/12/17(Sat) 22時半頃
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[ 染まる耳には気づかぬままに、 ぽそりとつぶやきを、落とした。]
…… ── すぐに見つけられちゃうよ。
[ なあんて。 話しを逸らすように、次の予定を告げれば、 一緒にごはんでもどう?と、 問いたい気持ちもあったが、 もう行くという彼女を引き留めることはしません。]
(307) 2016/12/17(Sat) 22時半頃
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[ ひらり、手を振って。]
… うん、またね。うーちゃん。 うーちゃんは、ちゃんとごはん食べるのよ。
[ 彼女がいつも、 お菓子で済ませよう。 そうしていることに気付いていないと思ったら、 大間違いであると伝えましょう。 背中に手を振って、見えなくなれば、 わたしは鞄を抱き締めたまま、 行き先を思案するのだった。]*
(308) 2016/12/17(Sat) 22時半頃
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え?
[きょとんと目を丸くしたのは、松本センパイについて問われたからだ。 そういう?>>303と濁されて、パチパチと瞬きしてしまう。 数秒停止して、ある考えが浮かんだ時。]
ち、ちがいますよー? 話の流れでそうなっただけですよ! プレゼント交換があるから、男子目線でのアドバイス貰いつつ、何か良いのないか探しに行こうって!
[あはは、と笑いながらぱたぱた手を軽く横に振るのだ。 もし、これすらも勘違いなら恥ずかしいにもほどがあるけれど。 既に、勘違いされたそれだけで、頬はほんのり熱くなる。 確かに優しくて明るくて、良いセンパイなのだ、彼は。 誤魔化すように笑っては、本題に入ろう。]
(309) 2016/12/17(Sat) 22時半頃
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ローストビーフ、良いですね! チューリップと、ローストビーフとポテサラあたりがあれば良いですかねー? お菓子は、ケーキもスナックも買ってきた方が早いかも。
私は、料理持ってきますから。 ケーキは松本センパイに頼むとして……。 もし誰か食べたいなら、ピザとかもあると良いかも?デリバリーじゃなくて、受け取りに行くと半額だったりしますよね! 飲み物とスナックを買う人と 部屋の飾り付けの準備する人?
ピザ係2名 飲み物とスナック買い出し2名 飾り付け準備3名 それにその他料理の私と、ケーキを松本センパイに受け取ってもらって。 勝手にですけど、そんな割り振りどうでしょう?
(310) 2016/12/17(Sat) 22時半頃
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[きっと、サークルの主は飾り付けだろう。 サークル部屋の勝手がわからない分、そんな割り振りを更に勝手に想像していた。 若しかしたら触ったらダメなものがあったりするかもしれないと。 そこまで口にしてみてから、ふふ、と楽しそうに笑うのだ。]
なんか、こう言うの考えてるの楽しいですね! 誰か、大切な人と二人きりのクリスマスも憧れますけど……。
[染まる頬。思い浮かべるのはさて誰か。 一瞬ぽやんと視線が浮いたが、直ぐに我に帰るとふるふる頭を軽く振る。]
みんなでワイワイも、とても楽しみです。
[そう、自分にも言い聞かせるのだ。]*
(311) 2016/12/17(Sat) 22時半頃
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─ すこし前 ─
[ 送ったメールに返ってくるメール。
メッセージの後ろ、付けられた犬猫に藤は瞬きました。 そうして自分の送ったメールを見かえしては思い出し、真似っ子の様なそれに頬を緩ませるのです。
それと、見返したことで大事な言葉を送るのを忘れていたことに気付けましたね。 もしかすると、蛇足かもしれませんが。 ]
『 ありがとう 』
[ と、今度はうさぎの絵文字を付けて。
因みに、藤は犬派です。 けれどその疑問を声に出して聞いたのならば、「俺は猿派かなあ、賢いし」と適当な事をほざくのでしょうね。 ]*
(312) 2016/12/17(Sat) 23時頃
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[小腹がすいたので、あんパンを買って牛乳で流し込む。 大抵の場合、それで胃は満たされる。 栄介と比べて身長の伸びがいまいちなのは、そんな食生活のせいかもしれない。]
よし、決めた。 ―――帰るか。
[どうしようか考えた末、結論を。 一時の棲み処となっていたベンチとお別れする。 本屋にでも寄るかと考えながら。 普段は駅前の本屋を利用するけど、少し離れたところの本屋が何やら品揃えががいいと耳にした。 そこなら大学のやつらの出入りも少ないだろうし、趣味の本を探すのもいいかもしれない。]
(そろそろ新しい編み方覚えたいしな)
[そんなことを漠然と考えながら、ゆらりとキャンパス内を歩き出す。]*
(313) 2016/12/17(Sat) 23時頃
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─回想:赤のアンタレス─
[ 会話をしなければ、何も始まらない。 互いのことを知ることも出来ず、上っ面しか見ることができないのだ。>>272
空に浮かぶ星を見るためには、闇に目を慣らす必要がある。慣れてくれば、ぼんやりとそこに誰がいるかくらいわかるのだった。身長や体格、はたまた匂いで。 それから、色もはっきりはしないけど、なんとなくわかる。 始田センパイは、ぼんやりと髪が浮かび上がるから、分かり易かった。]
(314) 2016/12/17(Sat) 23時頃
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[ 問いを投げかければ、空へと指差される。>>273 その頃には、自作─プリントして、厚紙に貼り付けただけ─の星早見表も持っていたのだけど、暗闇では目を凝らしても手に持ったそれの文字など見えない。]
……はい。
[ 指示と共に動いて行く指と共に視線も辿って。 夏の大三角は、小学校の時にも習っていた。 わし座と、こと座と、はくちょう座。 天の川に関する逸話も、聞いたことがあった。 彦星と織姫、それから橋を架けた鵲。 天の川の中心に位置する鳥は、なんて不幸なんだろう、と思った。たぶん、とっても良いやつ、なんだろう。]
(315) 2016/12/17(Sat) 23時頃
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[ さそり座。>>274 朝の占いで、よくみるアレ。 それを構成するのが、赤なのは授業では習わなかったこと。]
そうなんですね。 へー、知らなかった。
[ 力が抜ける腕と同時に、視線も床へと落ちる。 隣で聞こえるトーンの音が、なんとなく悲しかった。 好きな格好をしたらいいと思うのだけど、想像して見ても、やっぱり苦手なものは苦手でした。 ただ、見つけて欲しいという気持ちは、わかるのだった。特に、今、恋している相手には。]
(316) 2016/12/17(Sat) 23時頃
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[ かさり、と音がした。>>275 チョコレート、それは好物には間違い無くて。]
ありがとう、ございます。
[ 受け取って、口に放り込む。甘い。 甘さを感じながら、逃げられなければ、その白の髪をわしゃわしゃと触るのだ。 頭のてっぺんから、耳の後ろまで。 知っている、触り方だったかもしれない。>>250*]
(317) 2016/12/17(Sat) 23時頃
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[ クリスマスパーティーのメーリスの返事は、 海以外からは返ってきていない様子。 どうしようかな、と。 スマホを眺めては、より綿密な計画が 練られていることには気付かない。>>310
ただ、ひとつだけ。 取りに行くと一枚半額じゃなくて、 一枚無料になるピザ屋さんがあるらしいよ!>>116]
(318) 2016/12/17(Sat) 23時頃
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[ 歩きスマホはだめだと、卯月に言われたばかり。 わたしは、ポケットの中に忍ばせて、 空腹を満たそうと、する。
…… ── 食堂は、なんとなくやめておいた。 ひとが多そうだから、という理由。 売店に向かって、今日もパンを購入する。 自分でお弁当を作るなんて器用なこと、 わたしは早々しないのだ。
かわいいものはすき、だからと言って、 女子力が高いとは、また違う。
歩きスマホの代わりに歩き食い。 お行儀の悪いわたしは、 このままキャンパスを出て行こうと、した。]*
(319) 2016/12/17(Sat) 23時頃
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[ 食事は、ソロで済ませた。 食堂の麻婆豆腐は捨てがたかったけれど、今日は魚の気持ちだったので、サワラのムニエルにしておいた。
講義も無事終了した。何も問題ない。 問題あるとすれば、クリスマスパーティーについて。 小椋センパイと蒼井のメールを見て、ううん、と唸る。 斎藤センパイはテキパキに仕切ってくれるのか? 頑張って想像しても、そんな斎藤センパイは予想もできない。むりだ。 去年のクリスマスパーティーは、どうだったのだろうか。ソファを置いたような素晴らしいセンパイ達が仕切ってくれたんだろうか……、なんて。]
あー、バイトー……。
[ 今日も今日とて労働である。 のっそり、18時からのバイトに間に合うように、本屋へと向かった。]
(320) 2016/12/17(Sat) 23時頃
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― 回想 / 後輩と −
[ 知らなかったと素直に紡がれる言葉に>>316、これから知っていけばいいよと笑いました。 アンタレスは「火星の敵」とも言うんだよなんて、 そんな話もしたのでしたっけ。
結局わたしはこの格好を止めるつもりはありませんし、どうにか工夫していくしかない気がします。 慣れてくれなんて横暴を言う気はないのです。 どう工夫するかはさておいて。後で考えるべき題ですね。 ]
どういたしまして。
[ 良かった、受け取って貰えました。>>317 後はまた別の先輩のところへ行くのでしょうか。懐っこい彼のことですから、なんら不思議ではありません。
ぼうっと空を見上げようとしたその時、わたしの頭をわしゃわしゃと遠慮なしに触れる掌の感触が伝わります。 驚いたように目を見開きました。思わず視線を流します。 ]
(321) 2016/12/17(Sat) 23時半頃
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[ なんだか身に覚えのある触り方でした。 でも、兄のようなあの人ではありません。手の持ち主は隣の後輩です。
驚きすぎたわたしは、それ以上何も言えません。 すごい。いつもなら懐かずそっぽを向く猫が、今日は逃げずに自分から近付いて来てくれたのと同じ感じがします。 チョコのお礼とかでしょうか。尚更動物っぽいですね?
その後日、わたしはりーちゃんやニモ先輩やら藤先輩に、 「後輩に頭を撫でられる貴重な経験をしました」と、謎の報告をしたわけですが。 それ以来 彼と偶に話す時は、ちょっとはぎこちなさも取れている――と、思いたいものです。* ]
(322) 2016/12/17(Sat) 23時半頃
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あぁ、プレゼントか… たしかに選ぶの難しいよね
[ なるほど? どうやら私の勘違いだったらしい>>309 じーっと海を見つめれば ほんのり染まる頬は気になるけど 海は嘘をつくような子じゃないし ……って、私は何を心配してるんだろ? ]
(323) 2016/12/18(Sun) 00時頃
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[ テキパキと話を進める海に うんうんと相槌を打って ]
いいね、じゃあそうしよっか ピザは2枚目は無料になるところがあったはず 私ピザ係にしようかな?
去年飾ってたツリーは、 サークル室にある、はず…
[ 去年の記憶を辿りながらぽつりと口にすれば 海が楽しそうに笑うのが見えて 私もつられて笑顔になる。 ]
(324) 2016/12/18(Sun) 00時頃
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― どこかの本屋 ―
[駅前をてきとうにぶらぶらと。 何かプレゼントによさげなものはないかと歩いていく。 いつもの本屋を通り過ぎ。 少し奥まった場所へ、新店舗開拓。 「いらっしゃいませ」の声を聞き流し、 人気のない頃合いを見計らい、手芸コーナーへ。]
(パッチワークにも挑戦したいな)
[棚から一冊抜き取ると、ぱらぱらと頁をめくる。 軽く目を通すだけのつもりが、新しい知識に夢中になり。 気付けば3時間くらい経っていたか。]*
(325) 2016/12/18(Sun) 00時頃
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大切な人と……か 海ならすぐにできるよ、ふふ
[ 目を細め、柔らかくそう告げれば 外が暗くなってきたことに気がついて いけない、と荷物をまとめて立ち上がる。 ]
当日、楽しみにしてるね 明日のお買い物も楽しんで?
チョコレート、ごちそうさま
[ 気をつけて帰ってね、と 頭をぽんと撫でたなら 私は手を振りその場を後にした。**]
(326) 2016/12/18(Sun) 00時頃
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[ 時間は17時50分。 バイト先の本屋には、よゆーで間に合った。 裏で荷物を置き、着替える。 といっても、白のワイシャツにエプロンを身につけるだけなのだけど。]
いらっしゃいませ。
[ 来店なされたお客様に、声をかける。]
(327) 2016/12/18(Sun) 00時頃
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[ ひろい、キャンパスだなあと思う。 歩きながら、ぐるりとキャンパス内に目を通す。
眠くて仕方のない講義はあの建物で。 いつも、空を見上げるのは、あの屋上。 もともと決めてたサークルの部屋は、あっち。 今年の春には、校門前で勧誘のビラ配りをして。 夏には、みんなで遠征してお星さまを見上げたっけ。
お星さまは、 わたしをみんなと繋ぐ唯一の鍵。
これに出逢わなければ、 いまのわたしは、たぶんいない。]
(328) 2016/12/18(Sun) 00時頃
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[ ひととの出逢いも、学校の選択も。 ぜんぶぜんぶ、直史おにいちゃんのお陰だなあ。 と、ちいさく感謝している。
彼にも、プレゼントをあげようと、 わたしはこっそりと、決意した。
去年のクリスマスパーティーは、 上の先輩たちが取り仕切ってくれてたし、 めまぐるしくて、それどころじゃなかったし。 踵を返して、プレゼント探しの旅へ出かけた。]*
(329) 2016/12/18(Sun) 00時頃
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─ 卯月のあたま ─
[ いつかの天体観測の日のあとだったかな。 卯月からの報告>>322には、眸をまあるくさせた。 だって、苦手そうに距離を取っていた彼が、 卯月の頭を撫でたなんて聞いて仕舞えば、 びっくりしないわけがない。
他にはなにもされなかった?とか、 だいじょうぶ?とか。
卯月には、捲し立てるように問いかけたと思う。 一方で、栄介の奇行の意図も、 藤せんぱいの向けた言葉も知らぬわたしは、 苦手を克服しよう?とした彼に、 細やかながらに羨む気持ちを抱いていたっけ。*]
(330) 2016/12/18(Sun) 00時頃
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[気付けば日も陰り。 時計の針も短針が不思議な位置にいた。
流石にここまで立ち読みをして 何も購入しないというのは申し訳ない。 選んだのは『幸せを紡ぐパッチワーク』というタイトル。 しばらくはぬいぐるみ作りに専念するつもりだから、 とりあえずは、気分転換に眺める用に。 勿論ぬいぐるみ制作が落ち着けば、実践も視野に入れて。
さてレジ前。 他の客の姿はない。]
会計お願いします。
[商品を手渡し、財布の口を開ける 店員が見知った顔でなければ、 ―――そのまま会計を済ませて立ち去るのだけれど。]*
(331) 2016/12/18(Sun) 00時半頃
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─ 現在/おおきなデパート ─
[ わたしが足を運んだのは、 駅前の大きくておしゃれなデパート。 中にはいれば、色々なお店を見て回る。 クリスマス一色に飾り付けられていて、 中央の広場に飾られたツリーは輝いている。 きれいなかがやきが、まるでお星さまみたいで、 わたしは惚けたように、それを見上げていた。]
きれー ……… 、きゃっ !?
[ そんなわたしにぶつかっていく、 今時のちゃらちゃらした男子たち。 「 ぼけっとしてんなブス 」とかなんとか。 浴びせられる罵倒には、身が縮こまる思い。 と、同時に、そんなに広がって歩くなと、 言いたい気持ちは喉の奥に引っ込んだ。]
(332) 2016/12/18(Sun) 00時半頃
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[ ああいう男の子たちは得意ではない。 たとえば、 …… 松本くん、とか。
彼は、あの子たちとは違うって、 わたしは知ってるはずなのに。 ただ、みんなに囲まれていて、 女の子が好きなだけなんだろうって、 わかってるはずなのに。 クリスマスパーティーに来ると聞いたときは、 きゅうと心臓が、縮んだんだ。]
(333) 2016/12/18(Sun) 00時半頃
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ー食堂へ続く廊下ー
[メールを送ってから少し経った頃、また卯月から返信が来た。>>297]
あぁそういう事か ……って、今度は違うアドバイスをご所望で
[”プレゼントってどんなものが嬉しいの?” と、なんだかデジャブを感じる質問が来て 俺はちょっと悩んだ。>>299
俺が嬉しいものでもいいって言ってくれてるけど、俺は結構なんでも喜ぶからなぁ。 それに、今この事を聞けそうな相手もいないし。]
(334) 2016/12/18(Sun) 00時半頃
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《そう言うなら、俺が嬉しいもので言うけど 俺はプレゼントくれた人の気持ちが篭ってれば食い物でも物体でも、結構なんでも嬉しいって思うぞ 手作りだと尚良しって感じ!
とりあえず高い物とか材料に拘る必要はないと思うぞ! 卯月も好きな人もしいんならそれで頑張ってみ? あっ、食い物作る時は俺に毒味させんのもアリだぞ!》
[よし、送っ信。 最後は流石に冗談のつもりだけど、俺なりに助言するならこんなところだな。 これで卯月が納得する答えになってるか分からないけどダチの為に頑張って考えたつもり。
ダチが悩んでるなら少しでも力になりたいじゃんか。 大して役に立たなかったらそれは……後で土下座しに行こう。*]
(335) 2016/12/18(Sun) 00時半頃
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[ ふるりと、首を左右に振って。 鞄から提げられたきゅうちゃんを見る。 止められていた足を、動かそう。 プレゼント選びのはじまり、かな。
かわいい雑貨屋さんには、心が惹かれる。 小鳥の置物とか、小鳥の靴下とか、 見つけるたびに、欲しいなあと思ってしまう。 けれど、いまはわたしの欲しいものを、 買うときじゃあない。]
あっ、これとか、うーちゃん好きそう。
[ 手に取ったのは、赤星の石のペンダント。 光を反射して、きらきらひかってる。 すごくかわいいし、似合いそうだなあと、 つけた姿を妄想してみたり。]
(336) 2016/12/18(Sun) 00時半頃
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ーそして食堂へー
[卯月にメールを送ってから間も無く、目的地の食堂に着いた。 着いて早々リア充の顔が目に入って若干真顔になりかけたが、そこはグッとこらえたさ。 こらえたけど……昼飯買ってから気付いてしまった。 よく見なくても、食堂すげぇ混んでるじゃん。 昼飯買ったのにこれじゃあ座って食えな……]
……おっ?あれ、慧吾先輩いんじゃん!
[食堂内に視線巡らせてたら見つけたんだ、俺においでおいでしてるように見える慧吾先輩を。>>293 この大学で俺が知らない人も、俺の事を知らない人殆どいない……はずだし。 そうじゃなくても俺がこの先輩の事知ってるんだからおいでおいでに従わない訳ない。 誘われるがままに先輩がいる席まで近寄った。]
(337) 2016/12/18(Sun) 00時半頃
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おはようっす慧吾先輩! おぉ麻婆豆腐っすか、奇遇っすね 俺も頼んだんですよ、カレーも一緒っすけど って、一緒していいんすか?あざっす!!
[迷える仔羊……は大袈裟だけど、それみたいな状態だった俺に一緒に食べないか誘ってくれたんだ。 有難く思わない訳ないだろ、ご厚意に甘えて目の前の席に座らせてもらった。 ちなみに俺は先輩にも言った通りカレーと麻婆豆腐を買ってきた。 混ぜて麻婆カレーにするのさ、結構美味いぞ?]
食堂の混みようが凄いっすよね 俺としては混んでるのは仕方ないと思うけど リア充に堂々とイチャつかれると、こう……モヤッと… 先輩はあぁいうの平気っすか?
[麻婆カレーを口に運びながら、愚痴程ではないけどそれに近いものを零した。 今の俺にとっちゃ考えたくない事に近いものを見せられてるから、慧吾先輩はどうなんだろうなって。 ……あっ、ちゃんと口の中に食い物無い状態にしてから喋ってるからな?断じて汚くないぞ?*]
(338) 2016/12/18(Sun) 00時半頃
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[ 真面目に、お客様を捌く。 常連客も多いから、少しばかり世間話も添えて。
客足が一旦途絶え、レジ下に視線を向け確認作業を行っていれば、お客様。>>331 営業スマイルを貼り付けて、レジに出された本を受け取ろうと。 最初に題名と、手が目に入り、おや珍しいと思った。この手の本は、女性が買うことが多かったから。]
こちら、───え? 律? やっほー。
[ 値段を告げようと、前を向けば、見知った顔。 本屋でバイトをしていることは告げていたけど、書店名までは教えていなかったはず。 驚いた表情が浮かぶけれど、すぐに人懐こい笑顔に変わる。]
(339) 2016/12/18(Sun) 00時半頃
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んんっ、これはふじせんぱいにあげたいかも。
[ 次に手にするのは、 安眠を促すラベンダーのキャンドル。 …… さすがに、女子のものぽすぎるかな。 元気がなさそう、とまでは思わない。>>90 ただ、わたしが心配なだけ。 眠れない理由があるのなら、 わたしでよければ力になりたいとは思う。 思うけれど、わたしじゃ役者不足なのかもしれない。
…… あ。 こっちの、携帯灰皿もおしゃれでかっこいいかも。]
(340) 2016/12/18(Sun) 00時半頃
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あー、これは、 栄介くんの頭に乗せたい ……
[ 犬耳のカチューシャを手にして、 ないはずなのに、あるように見える尻尾と耳。 くすりと笑みが零れては、首を振ってその場に置いた。 いつも、元気な彼と、もしも。 バイクが好きってお話を聞けてたのなら、>>198 グローブとかもいいかもって、眺めてみたり。]
(341) 2016/12/18(Sun) 00時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2016/12/18(Sun) 00時半頃
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…… これ。 海ちゃんの着てる姿みたい
[ お嫁さんにしたい子No,1は正しく彼女。 手にしたのは、ふりふりの真白なエプロン。 新婚さんごっことか、してみたら楽しそう。 ご飯にする?お風呂にする?それとも、 ……… とか、なんとか。 あらぬ妄想をしてしまって、頬が思わず赤くなる。 ぶんぶんと首を左右に振って、 両手で広げて、自分に宛てて鏡の前に立つ。
…… やっぱり、わたしには似合わない。]
(342) 2016/12/18(Sun) 00時半頃
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[次にお前と会うのは、俺がお前を処刑する時だと思っていたのに。>>79 見慣れない営業スマイルを浮かべているが。 講義がある日はほぼ毎日見るその顔を、 高校からのダチの顔を見間違えるはずがなく。]
……そう、か… お前のバイト先って、ここか。
[喉から出てきたのは、呻きにも似た、地を這うような低い声。
客の中に知った顔がいないか そちらに目を配るのに必死で店員の顔はノーチェックだった。 俺の内心を知ってか知らずか、栄介のやつはいつものようににこにこ笑ってる。 やっほーじゃねえよ、馬鹿。]
(343) 2016/12/18(Sun) 00時半頃
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……かーさんに、頼まれた、だけだし。
[僅かに視線を逸らし。 ぽつり、それだけ絞り出す。]*
(344) 2016/12/18(Sun) 00時半頃
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あ。 …… これ、かわいい。
[ もふもふ、黒いにゃんこのぬいぐるみ大。 抱きしめるのにちょうどいいサイズ。 名簿の中に連なる名前、律くん。 栄介くんの友だちだって教えてもらって、 あの桜の木の下での、ほんの僅かな一瞬の、 時が止まったような記憶が想起される顔。 ちょっぴり、似ている気がする。
…… ── この、黒猫と。]
(345) 2016/12/18(Sun) 01時頃
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[ 顔を、すんと埋めて目蓋を閉じる。 すごく恥ずかしいこと言っちゃったなって、 思い出せば思い出すほど、胸がきゅうとなった。
…… は!これは売り物だ。 と、顔を外して、ちらと柱の時間を見る。 時刻は、18時を回っていたように思う。]*
(346) 2016/12/18(Sun) 01時頃
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えっ、本当ですか? ピザ一枚無料…! すごくお得ですね、お願いしても?
[キラン。主婦の目が光る。 もとい、蒼井家の食を担当の自分には耳寄りな情報だ。 もっとも、その時には自分だけでなく、空も陸も使う気満々である。 ツリーもどうやらなんとかなりそうで。 自分が作った、不恰好な折り紙ツリーは出番なしと少しだけホッと胸をなでおろすのだ。]
えと、………はい、有難うございます。
(347) 2016/12/18(Sun) 01時頃
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[ただ、大切な人に関しては。 直ぐできるよ、と頭を撫でてくれたけれど。 自分は曖昧な笑顔しか返すことができなかった。 ひらひら、手を振って先輩を見送って、一人ポツン。 大切な、人は。 出来れば好きな人であって欲しくて。 でも、自分は、そんな好きな人に………。]
いけない、みんなにメールしなきゃ。
[ひとまずスマホを取り出してメール作成。 それを送信してから、今日は*帰路につくのだ。]*
(348) 2016/12/18(Sun) 01時頃
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…………………………………………………… To:サークル仲間
お疲れ様です、蒼井です。 さっき、新本センパイとお話ししました!
ピザ係2名 飲み物とスナック買い出し2名 飾り付け準備3名 それにその他料理の私と、ケーキを松本センパイに受け取ってもらって。 勝手にですけど、そんな割り振りどうでしょう? 松本センパイがケーキ指定なのは、明日のお買い物に付き合ってもらうついでに予約して、松本センパイに取りに行ってもらうつもりです。すごく勝手に決めてます! 新本センパイはピザを注文しに行ってくれる、みたいにチラッと伺ってます。 多分、斎藤センパイは飾り付けかな、って。
ひとまず私は、その他料理担当しますね! ……………………………………………………
(349) 2016/12/18(Sun) 01時頃
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[また、ラインを松本に送信。] …………………………………………………… 明日のお買い物 プレゼント選びもなんですけど ケーキ屋さんにケーキを予約ついでに 当日は松本センパイに受け取りお願いしても 良いですか? もし大変なら、他の人に頼みます。 待ち合わせ場所は 16時にどこかで、どうでしょう? ……………………………………………………
[そんなメールとラインを送り、ふ、と*笑みを深めるのだった。]*
(350) 2016/12/18(Sun) 01時頃
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──→ 駅前のデパート ──
[ 海と別れた後、 私は駅前のデパートに来ていた。 もちろん、クリスマスプレゼントを買うため。 ]
( やっぱりこれ…かな )
[ 手にしたガラスの箱には “Twinkle, twinkle, little star"の文字。 雪の結晶があしらわれたネジを回せば きらきらぼしの素朴なメロディーが流れる。
……そう、私が選んだのはオルゴール。 ]
(351) 2016/12/18(Sun) 01時頃
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[ 手のひらサイズで、デザインもシンプルなそれは 他のオルゴールよりもかなり安価で 予算もオーバーしてない、はず。 ]
( いらないって言われたらどうしよ… )
[ そんな不安もあるけれど おほしさまを見上げるサークルだもん きっと喜んでもらえる…よね。 ]
(352) 2016/12/18(Sun) 01時頃
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[ メール一通いれたから、私刑なんてないと思ってたよ♡>>343 サークル室の前でなされた決心>>187は、夢にも思わない。]
そー。なかなかいいところでしょ。
[ 予想もしていなかった低めの声には、頭にハテナを飛ばすも、直ぐに納得いく。 長い付き合いだ、嘘でしょそれ。>>344
律とパッチワークには、ちょっとした結びつきがあった。 律と共にゲーセンに行った時に取れたパッチワークのわんこ。>>102 クレーンゲームが無性にしたくて、たまたま横にあったゲーム機にコインを投入すれば、すんなりに取れてしまった。]
(353) 2016/12/18(Sun) 01時頃
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[ りっちゃんあげるー、と押し付けたぬいぐるみのことを覚えてる。 抱き心地は納得いったかは知らぬ。>>0:102]
おかーさんは、犬のぬいぐるみ、気に入って、 パッチワークにはまったの?
[ なんて、ちょっと楽しげな声色で問いかけてみようか。]
(354) 2016/12/18(Sun) 01時頃
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[ 綺麗にラッピングされた紙袋を手に 私はデパート内をウロウロ。
綺麗な女の子に暴言を吐く輩を見かけることは、なく もしその場に遭遇していたら>>332
「 ぼけっとしてるのはどっちよ 」
……なんて、噛み付いてたかもしれない。 ]
(355) 2016/12/18(Sun) 01時頃
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─ 食堂 ─
[ おいでおいでと手を招けば、素直に寄ってくる後輩に>>337藤は目を細めました。 あのサークルには、良い後輩ばかり集まっていると思います。 ]
おはよう、テルヒコ。 よく食べるね。
[ 元気そうな姿に、笑みは深まるばかりです。 席を進めれば返ってくる礼に、藤は「どういたしまして」と返しました。
目の前で麻婆豆腐とカレーを混ぜられるのは中々の衝撃を与えましたが、美味しそうに食べられると興味は沸くものです。 「一口食べていい?」と聞けば、返事を待つことも無くスプーンを伸ばしたものでしょう。 ]
(356) 2016/12/18(Sun) 01時頃
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俺は平気だな。 寧ろ微笑ましく思うけれど。 テルヒコは、ああいうのダメなタイプか。 羨ましいの?
[ 咀嚼の間、愚痴もどきを溢す後輩に答えます。 この後輩もクリスマスパーティの名簿に名を連ねていましたね。 つまり、恋人は居ないと言うことを藤は知っています。 ですから、恋人と同じ様な事が出来なくて羨ましがる、というよりは── ]
誰か、好きな人でも居るのかな?
[ ──想いを寄せる人とそういった行為が出来なくて羨ましい。 そうなのではないかと推測しては、声に出しました。 ]*
(357) 2016/12/18(Sun) 01時頃
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― りーちゃんは心配性? ―
[ あれは撫でるっていうかこう、世間一般の撫でるよりは雑だった気もしますけど。 かといって他に表現も思いつきませんでしたし。 軽い気持ちで言っただけなのに、捲し立てるように問われて目を見開いた記憶があります。>>330 ]
え、 だい、じょうぶ! ほんとに。平気。 そういう子じゃないし、 ……仲良くしようとしてくれたのかなー、くらいで。
[ 願望込み? 言っちゃいけません。 取れてしまいそうなくらいまんまるに見開かれた双眸には、慌てて否定するわたしが映っていたことでしょう。
心配性なのでしょうか。良い子なのですよね、りーちゃん。 わたしが心配なのはむしろ彼女の方で、 変な男だけは近寄らせまいと 一緒にいるときはこっそり威嚇しているのは秘密です。* ]
(358) 2016/12/18(Sun) 01時頃
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― 現在 −
[ 彼がデジャヴを感じているとは知りません>>334。 知っていたとしても、「わたしにも答えて!」くらいの返事でアドバイスを求めたに違いありませんけど。 いえ。今はいいのです、それは。
>>335返信が素早く来るあたり、なんだかんだ彼も根っこは真面目なのでしょうか。 食べ物。物体 ……物体? こう、妙に怖い言い回しです。 普通に雑貨とか、そういう意味合いでしょうけどね。 ]
手作りかあ……。
[ でも今回はサークル外の子も来ますし、どうでしょう? 首を傾げスクロールした画面に続く文章には、そんな考えもぽいっと放り投げられて飛ぶように立ち上がります。 ]
(359) 2016/12/18(Sun) 01時頃
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すきな ……って、!
[ 思わず顔が赤くなるのは仕方ないでしょう、きっと。 手作り。ぐるぐる、ぐるぐると頭を反芻することば。 少し時間を置いてから、メッセージ画面を立ち上げました。 ]
≪ ありがとう。 ちょっとだけ、考えてみる。手作り。
……もし作ったら毒見係ほんとに押し付けるからね! ≫
[ 送信。 本当に見た目からしてやばいものは止めておきますが、 もし。もしも勇気を出して決意した時は、 遠慮なく毒見係に任命させて貰いましょう。言質は取りました。 ]
(360) 2016/12/18(Sun) 01時頃
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……帰ろう。
ついでになにか 見ていこっかな…。
[ 手作りに挑戦すると仮定しても、交換用のプレゼントは必要です。 無難で、性別を問わないもの。 この時期なら、たとえば―― ]
……マフラーとか?
[ ぬいぐるみは女子向けでしょうし、アクセサリーの類は好き嫌いが分かれます。 マフラー。我ながらいい案ではないでしょうか。 予定変更です。今日あたり、探しに行ってみることにしましょう。 座り直すことはせずに、わたしはその場を後にしました。** ]
(361) 2016/12/18(Sun) 01時頃
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[楽しげな声には覚えがある。>>354 これは、俺の嘘を見透かしたうえで、なお追求しようとするときの声だ。 誤魔化せない―― と言うかこいつ、何もかも気付いてる。 悟った瞬間。ほんの少し声を荒げ、栄介にぶつける。]
うるせーな! 俺のだよ!パッチワークの本も、犬のぬいぐるみも!!
ばーか、ばーか!ばーか!!
[小学生みたいに幼稚な罵倒を羅列して。
睨みつけながら、 早く会計しろよ、なんて今更ながらにお客様ぶる。 会計が終わったら脱兎のごとく駈け出そうと。
ちなみに犬のぬいぐるみは、惜しかった。以上。]*
(362) 2016/12/18(Sun) 01時頃
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[ ふと、立ち止まったのは 女の子らしい、キラキラしたお店の ショーウィンドウの前。 ボルドーの綺麗なワンピースに思わず目を奪われれば ほぅ、と小さなため息が出る。 ]
( いいなぁ…… )
[ 自分とは無縁の世界だ。 とてもじゃないけど、 あれを着た自分が想像できないし きっと、いや絶対に似合わない。
店員さんが中から出てきて試着を勧めるけど ぺこぺこ頭を下げてお断りした。 ……けど、すぐに離れることはできず ガラス越しの輝く世界を、 私はじっと、見上げていた。 ]
(363) 2016/12/18(Sun) 01時半頃
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松本くんは。 …… えと、これ 、とか?
[ 男性ものの、香水を眺める。 男子の香りを意識したことはないけれど、 きっと、女の子に囲まれてて、 みんなの中心にいる彼は、 …… こういうの好きなのかなって。
仄かに漂う香りは、あまくって。 わたしだったら、 …… ─── ごほん。 女の子たちは、みんな好きそうだなって、思うんだ。]
(364) 2016/12/18(Sun) 01時半頃
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かなこちゃんはぁ …… これ、かなあ。
[ きらきらとひかるお星さまのバレッタ。 昔はお揃いだった、長い髪。 いつの間にか短くなっちゃってて、 理由は未だに聞けてはいない。 いまはおしゃれな雑貨も多いから、 髪が短くたって、お星さまを咲かせられる筈。]
(365) 2016/12/18(Sun) 01時半頃
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あ、でも。こっちも捨てがたいなあ
[ いつでもしっかり者のかなこちゃん。 たまには、頼って欲しいし、甘えても欲しい。 そんな彼女に贈りたいなと思うのは、 ゆるっとした、くまさんのもこもこパジャマ。 パジャマパーティーでもして、リラックスしたら ちょっとは頼ってくれるかなあという魂胆。
… なんて。]
(366) 2016/12/18(Sun) 01時半頃
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[ …… て。結局、交換会に出すもの。 全く決められてないじゃない。
わたしは、またぶんぶんと首を振って歩き出す。 きらきらしてる店内を見上げながら、頭を悩ませる。 そんな中で、ひとつのショーウィンドウに立つ、 髪の短い女の子を見かけた。>>363]
かなこ、ちゃ …… …… んと、ニモせんぱい?
[ ととと、と近づいては、声をかける。 片手には紙バッグ。何かを買ったのかな、と。 硝子の向こう側にある、 きらきらしたワンピースを見上げた。]*
(367) 2016/12/18(Sun) 01時半頃
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[ じぃ、っと律を見ていれば、表情が変わっていくのがよく見えた。 あー、ちょっとやってしまったのか、オレ。 なんとかご機嫌をとらないとなあ、と思うのだけど。]
ん。オレがとった犬、 枕許に飾っておけば、いい夢見れるからな!
お会計は、───… 。
[ ばか!と罵倒されれば、ちょっぴり笑ってしまうのだった。りっちゃん、何故ばかと言うの。 抱き心地の事も知らずに、信憑性もないこともキッと真顔で言い切ってから、急かされ仕事に戻る。
値段を告げ、金銭の受け渡しを行い、客を見送る。 ただ律が走ろうとしたら、 店内は走らないようにお願いしますー、 とその背中にゆったり投げかけたろう。 その頃には店内からいなくなってるやもだけど。*]
(368) 2016/12/18(Sun) 01時半頃
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[ ぼーっと、ショーウィンドウを見つめていれば 聞き覚えのある声に名前を呼ばれて>>367 私は大きく肩を揺らす。 ]
うぇ、あっ……里咲!
[ 咄嗟に振り返れば、そこには後輩の女の子。
できればこのタイミングで 知り合いに会いたくなかった…
そう思いながらも、 彼女が近くへ寄ってきたなら笑みを向けて。 ]
(369) 2016/12/18(Sun) 01時半頃
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お買い物? あ、クリスマスプレゼントでしょ
私もなんだー
[ 手にした紙バッグは背に回して にひひ、と悪戯っぽく笑う。
ショーウィンドウを見つめる横顔には ]
( 里咲ならこういうの、似合うんだろうな… )
[ って、ほんの少し、羨ましさを瞳に滲ませて。 *]
(370) 2016/12/18(Sun) 01時半頃
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[ぴったりの金額をカルトンの上に置いた。 商品をひったくる様に受け取ると、レシートも貰わないまま出口へ向かって走り出す――が。
後ろから飛んでくる声があれば、>>368 苦々しい顔で早歩き。
………枕元に飾っておけばいい夢が見れる? 抱き心地は少々物足りなかったけど。 へにょりとした、どこかの馬鹿を思わせる外観は、 なかなかに可愛いし笑えるから。]
(とっくに枕元には置いてんだよ、馬鹿)
[最後にもう一つ、罵倒を残して店を出る。
最も自作も含めてぬいぐるみが増えすぎた結果。 置き場のなくなった戸棚から、 避難してきた結果でもあるけれど。]**
(371) 2016/12/18(Sun) 01時半頃
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[ 声をかけた主は、思った以上に驚いていた。>>369 わたしは、此処でかなこちゃんに会えて嬉しく思う。 後ろにさっと隠される紙ぶくろを、 むやみに詮索することはしないけど。 おそらく、プレゼントを買ったのだろうと いうことがわかるから、]
ニモせんぱいは、買えたんだ? …… わたしも、だけど、全然決まらなくて。
[ 歯を見せて笑う彼女に、ゆるく微笑みかける。 ちらと、見上げた先のボルドーのワンピースと、 かなこちゃんを交互に見遣る。]
(372) 2016/12/18(Sun) 01時半頃
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これ、かわいいね。 …… 試着、してみないの?
[ と、彼女の腕をゆると掴んで、 お店の中へと入ろうと。]*
(373) 2016/12/18(Sun) 01時半頃
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うん、もう買っちゃった 里咲のプレゼント、楽しみにしてるね
[ 全然決まらないって言葉には>>372 頑張れって笑いかけて。 どうにか話題を続かせて ショーウィンドウへの視線を はがしたいところ……だけど ]
(374) 2016/12/18(Sun) 02時頃
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へ?あ、うん…かわい…… えっ!?ちょっ、まっ、
りさ…!
[ ゆるく掴まれた腕を振り払うことはできず 少し小声で、待ったをかける。 けど、お店の人がまた にこやかにこちらを見るものだから 「み、見るだけ…」と縮こまって おとなしく店内に入るのだった。 ]
(375) 2016/12/18(Sun) 02時頃
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( ………かわいい… )
[ ショーウィンドウにあったのと同じ 綺麗な色のワンピースを見れば やっぱり自分が着るべきではないと ……そう、感じてしまう。 ]
里咲こそ着ないの?こういうの 絶対似合うよ、かわいいもん
[ 一着手にとって彼女に合わせてみては うん、やっぱり と頷いて。 *]
(376) 2016/12/18(Sun) 02時頃
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[ 財布から取り出されたものは、ぴったり。 袋をお渡しすると、ひったくられるようで。 あー、ちょっと、いや、かなり怒ってる?]
ありがとうございました。 (ばかって言う方がばかー。)
[ 店外へ行く前に心中で呟かれた言葉と連動するように、胸の内で小さく呟く。>>371
今夜、律は夢を見るだろう。 柵を一匹、二匹、と黒のわんこが飛び越える。 それを監督するオレも気がつけば増えて、いいぞーとエコーのかかった声でわんこを応援するのだ。*]
(377) 2016/12/18(Sun) 02時頃
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うん、楽しみに、してて。 …… いっぱいかんがえるから !
[ と、笑みを深める。 話題を逸らしたかったのだろうけれど、 わたしは見逃すことはしないよ。 かけられるまったは聞こえないフリ。>>375 店員さんが迎えいれてくれる中へ、 彼女を連れて、入っていった。]
(378) 2016/12/18(Sun) 02時頃
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[ ぽそり、と小さな声で呟いて。 充てられたワンピースを見下ろして、 手にとっては彼女に宛て返す。]
じゃあ、一緒に試着しよ? … わたし、かなこちゃんが着てるとこ 見てみたいなあって、思うの。
[ だめ、かな?とじっと見詰める。]
(379) 2016/12/18(Sun) 02時頃
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[ だって、ぜったいかわいいもの。 さっき見てたお星さまのバレッタつけて、 髪もわたしが整えて、クリスマスパーティーに着たら、 きっと、みんなの視線は、 かなこちゃんに釘付けに違いない。]
( かわいい、かなこちゃん。 )
[ ワンピースの裾を、ぎゅうと握りしめて。 わたしの視線は床に、落ちた。]*
(380) 2016/12/18(Sun) 02時頃
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[ バイト先は、写真集コーナーが大きめだ。 プレゼントを決めたのも、それがあったせい。 今年は写真集が売れる気がする、と店長が言い出して、拡張されたらしい。店長はそういう人だった。
サンプルでアロマを配ると主張したのも、店長。 副店長は、本屋としての方向性を見失っていると主張したが、却下された。>>251 権力には逆らえない。 お客様には好評だったようだ。やるじゃん、店長。]
ね、高橋先輩。 詩集になってる感じのさ、星の写真集ってあります? 星に関する御伽噺みたいな感じでも。 あったら、教えてください。
[ 同じ大学に通う先輩は、写真集コーナーの担当。 餅のことは餅屋にお伺い立てるのが、1番だ。 いくつかピックアップして貰ったなら、最後は自分で決める。]
(381) 2016/12/18(Sun) 02時頃
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会計お願いします。 包装も!してくださいねっ! 綺麗に!
[ レジ担当に、厳しめの御願いをする。 そうして、手にしたクリスマスパーティーのためのプレゼントをにこにこで持ち帰った。]**
(382) 2016/12/18(Sun) 02時頃
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……っな、
[ 小さく呟かれた言葉に 頬に熱が集まっていくのを感じた。 私は髪でそれを隠すように下を向き 消え入りそうな声でつぶやき返す。 ]
(383) 2016/12/18(Sun) 02時半頃
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一緒に!? いやでもほら… 私今日あんまりお金ないし 買わないのに着るのも申し訳ないし……
[ だめかな?と見つめる仕草はズルい。 ぐ、と詰まるけど でも…やっぱりだめだよ。 一緒になんて着たらもっと虚しくなっちゃう。
どこまでも卑屈な私は 眉を下げ笑いながらふるふると首を振ると ワンピースを元に戻して ]
(384) 2016/12/18(Sun) 02時半頃
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行こ、
[ ワンピースの裾を握る里咲の手を取り、店を出た。 そのまま中央広場のツリーの前へ来れば 振り返り、パッと手を離す。 ]
あ、の…ごめん、里咲 勝手に出て来ちゃって…… ま、また今度にしよ?
[ 今度っていつ? そんな言葉を心の中で返しながら、また笑って。 それからひとつの疑問を口にする。 ]
(385) 2016/12/18(Sun) 02時半頃
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ねえ里咲、 なんで“ ニモ先輩 ” なの?
[ ずっと気になってたこと。 “ 加奈子ちゃん ”から いつのまにか変わっていた呼び名。 あの頃から少し距離ができてしまったみたいで 私は少し、寂しかった。 *]
(386) 2016/12/18(Sun) 02時半頃
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[ 真っ赤に染まる頬も、隠れる眸も、 ぜんぶ、ぜんぶ、肯定してるようなもの。 睫毛はふると震えては、彼女の旋風を見詰める。 わたしは、現代文は苦手で 筆者の気持ちはわからないけど、 目の前にいる子の気持ちくらい、 察することはできるんだよ。]
…… そっか 、
[ 自分で問うておきながら、 返事もままならずに試着を促した。 けれども、握りしめていたワンピースは、 棚に戻されて、いまは彼女に手を握っていた。]
(387) 2016/12/18(Sun) 03時頃
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[ ツリーの下まで戻されれば、 離れた掌のぬくもりを、一度見下ろして。 わたしは、首を左右に振る。]
ううん、わたしこそ強引に、ごめんね。 …… えと、その。 ニモせんぱいが、よければ、また。
[ またって、いつだろう? きっと、かなこちゃんはあのワンピースを、 着たくない理由があるんだと思うから。 でも、深くは追求できなくて、同じく笑っただけ。]
(388) 2016/12/18(Sun) 03時頃
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へ …… え、あ。それは。
[ 視線は、うろと宙を泳ぐ。 くちびるは、解を求めてひらきかけ、 そして、閉じるを繰り返し。 “ ニモせんぱい ”と、“ かなこちゃん ” 出されたこたえは、]
(389) 2016/12/18(Sun) 03時頃
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…… みんなが、よんでる、から
[ ……… ─── “ かなこちゃん ”
親しく名を呼んでしまえばしまうほど、 わたしのくちびるがその名を綴るたび、 お揃いがなくなってゆきそうな彼女を、 自覚してしまいそうな気持ちになって、 胸がきゅうと、なるからなんて、言えるわけない。]**
(390) 2016/12/18(Sun) 03時頃
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─ その日の夜 ─
[ 昼食を済ませれば幾つかの講義に出席をして、帰路へと足を進めました。
帰り道、ふらふらとその辺りの店に立ち寄っては見たものの、思考は脱線してばかり。 結局、プレゼントを決めることは無く今に至りました。
今夜は、眠ることも出来ないよう。 そんな日は街を歩くに限ります。 昼、太陽の出ている間には何処に隠れていたのでしょう。 なんて思いたくなるような面白可笑しい人々が、夜の街には蠢いています。
自らの力で睡眠をとれぬようになってからもう随分経ちますが、不便と思えど苦と思ったことはありません。 藤は、星が好きです。 とても、とても好きです。 彼等と寄り添い時を過ごせるのならば、眠れぬ夜も良いものだと考えるのでした。 ]
(391) 2016/12/18(Sun) 03時頃
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[ 満足するまで星々と共に街を練り歩けば、とあるビルの屋上で酌をするのが、藤の習慣となっています。 普通は立ち入れぬこの屋上の鍵をくれたのは、眠れぬ夜に出会った誰かでしょうが、最早顔も覚えていません。
寒いながらも酒を吞んでしまえば、何処かぽかぽかするような気持ちになるものです。 藤は酒に弱い方ですし、酔いが回ってしまえば涙腺が緩むタイプですから、人前での飲酒は避けています。
ただ、こんな時。 隣に想い人が居てくれたら。
恐らくはもっと楽しいだろうな、と思ってしまっては、フェンスに頬杖を突くことは止められませんでした。 ]
(392) 2016/12/18(Sun) 03時頃
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[ 藤は、普段何方かと言えば人を振り回す方でしょう。 逆に、振り回されるのはあまり好きではありません。
それが、自分自身の恋心であっても、です。
酔って涙が勝手に出てしまうのも同じ。 自分の知らぬ自分、何処か乖離した自分を、コントロールできないのは大変腹立たしく、悔しいものでした。 ですから酒の席ではあまり飲みませんし、芽生えた淡い心には知らんぷり。 生憎素知らぬふりをすることは得意でしたから、上手くいってしまうのでした。
だけれど、ふとした時に浮上するこの気持ち。 非情に悩ましく、厄介なものである、と改めて認識させられた今日この夜、なのです。
心の隙間に入り込む様な風が、ひゅうと藤の髪を攫いました。 街の電光を髪艶に映しては、瞳は空の光を見つめます。
皆が楽しみにしているパーティーを、体調不良で欠席してしまってはたまりません。 風邪をひかぬうちにと、その場を後にするのでした。 ]**
(393) 2016/12/18(Sun) 03時頃
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………そっか
[ 悩んだような様子のあと ようやく出された答えに、>>390 私は小さく、それだけ返した。
“ みんなが呼んでる ” それもそうか。 あえて加奈子と呼ぶ必要だってないんだし。 私の問いで、彼女を悩ませてしまっただろうか。 少しだけ申し訳ない気持ちになって ごめんね、と視線を落とした。 ]
(394) 2016/12/18(Sun) 03時半頃
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買い物、邪魔しちゃったかな そろそろ帰る?遅くなっちゃう
[ 彼女が頷くなら 一緒にデパートを出て、 どこか最寄りまで送っただろう まだ残るというのなら 気をつけてね と残して別れよう。
でもその前に もうひとつ ]
(395) 2016/12/18(Sun) 03時半頃
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────……
[ 去り際にかけた言葉は 彼女の耳に届いただろうか。
冬の夜空の下 私はひとり、路を歩く。 *]
(396) 2016/12/18(Sun) 03時半頃
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[ ひとりの帰り路、 煌めく街のイルミネーションのなか 白い妖精が舞い降りてくる。
私にはその光景はまぶしすぎて 目をそらすことしか、できない。
ふわふわ ふわふわ 舞い降りてくる白い妖精に 願い事
]
(397) 2016/12/18(Sun) 03時半頃
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ー食堂にてー
はよっす先輩! 腹減ってちゃ遊びに誘う元気も出ないっすからね 食える時に食っとかないと…!
[運動系の何かをしている訳でもない俺にはそれくらいしか体力付ける理由がないんだ、こんな事言うのも仕方ないだろ? そんな俺は先輩の目も気にしないでカレーに麻婆豆腐をぶち込んで混ぜた麻婆カレーを食べてたんだけど 「一口食べていい?」って先輩から聞かれてさ、いいっすよ!って……答える前に一口頂かれたから>>356 代わりに”お味はどうっすか?”って聞く事にする、俺は美味いと思うけど先輩はどうだろうな?]
そうか、先輩は平気かぁ いやダメっていうか……俺もいつもは平気っす 好きな奴がいるっていい事だろうし、そういう奴らを見てるのも嫌いじゃないんすよ? けど今はまぁ、そんな気分になれない事情が……
[この先輩は愚痴みたいな言葉でもちゃんと聞いて答えてくれるから、ついボロボロと口から余計な言葉が出て来ちまう。 そういう雰囲気がある人だから、尚更色々言っちゃうんだ。 とりあえず気を取り直してまた麻婆カレー食べ直したんだけど…… 先輩が凄く禁句な事言ったもんだから>>357、ビックリした拍子にカレーが喉に入って噎せた。]
(398) 2016/12/18(Sun) 03時半頃
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ゔっ……ゴホッ、ゲホッ…! そ、そんなの……聞かないで下さいよ…!?
[若干の涙目で喉の下の所をバシバシ叩いて、申し訳程度の抗議の言葉を先輩にぶつけてみた。 バシバシ叩く音でちゃんと聞こえたか怪しいけど、そこは問題じゃない。 パーティに参加する時点で非リアなのはバレてるだろうけど、まさかズバリそこを指摘されるとは思ってなかったんだよ……。
少しの間そうして、やっと落ち着いたところで改めて話を再開しようか。]
はぁ死にかけた…… うーんまぁ、いない事もないっすけど
……け、慧吾先輩はどうなんです? 好きな人、いないんすか?
[大して答えも返してないけど、好きな奴が誰かって掘り返されたらパンクしそうな気しかしないからさ。 聞かれたお返しに先輩にも同じような事聞き返してみたんだ。 普段の先輩と変わった様子はないように見えるけど、俺が気付かないだけでもしかしたらそういう人いるかもしれないしな。 まぁ、ちゃんと答えてもらえる保証もないんだけど*]
(399) 2016/12/18(Sun) 03時半頃
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[ どうか秘めたこの想いの上にも 白い雪が降り積もりますように 誰にも見つからないほどに
深く 深く **]
(400) 2016/12/18(Sun) 03時半頃
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