184 【RP】Septimo Oves Errantes【R18】
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
4
5
6
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
きみは自らの正体を知った。さあ、村人なら敵である人狼を退治しよう。人狼なら……狡猾に振る舞って人間たちを確実に仕留めていくのだ。
どうやらこの中には、村人が1人、王子様が1人、囁き狂人が7人、人狼が1人いるようだ。
|
皆さまお集まりありがとうございます。えー、ごほん。 この催し物、しっかりと楽しんでくださいませ。
…何があっても、文句は言いませんよう、ご了承くださいませ。
(0) 2016/02/23(Tue) 11時頃
|
皆が扉の向こうへ出れば他の者とも顔を合わせることができただろう。
その部屋は然して広くもなく、丸い部屋の壁をびっしりと扉が埋め尽くしている。
きっと7人も集まってしまえばその狭さを実感できただろう。
扉の数を数えるものはいただろうか?それならば、その扉は合計9つあることが確認できただろう。
やがて、その一つが音もなく開き
「・・・ウ、ぁ・・・・」
ふらりと中から傷だらけの男が出てくる。
40代くらいの白人男性に見えるその人間は、特に首からの出血が酷いが両腕を切断され腹の肉も抉れている。
声にもならない呻きを上げながら君たちに歩み寄るだろう。
瞬間、
ド サ リ
その体がふらついた拍子にその頭がだらりと横に曲がった。
どうやら首はとうに千切れていて、皮一枚でつながっているよう。
その頭、本来なら頚椎が覗くであろう位置には不可解な金の輝き。
近寄り取り出すものがいたのなら、赤く染まったそれが鍵の形を模していることに気付くだろう。
それから、死体の白い衣服の下、背に覗く赤い文字に気付くものもいただろうか?
(#0) 2016/02/23(Tue) 11時頃
superbia, avaritia, luxuria, ira, gula, invidia, acedia.
─────傲慢、強欲、色欲、憤怒、暴食、嫉妬、怠惰。
Expiate your sin.
─────罪を償え。
Atone for your sin.
─────罪を贖え。
Your sin is worthy death.
─────その罪は死に値する。
The sin gnaw your body ...and yield new sin.
─────罪は体を蝕み、そして新たな罪を生む。
Select most ungodly person.
─────最も罪深きものを示せ。
Who undertake everyone's sin to whose life.
────その者は全ての罪を、その命を持って贖罪するだろう。
Expiandum peccatum, "Septimo Oves Errantes."
────『迷える七匹の子羊たち』よ、贖罪せよ。────
(#1) 2016/02/23(Tue) 11時半頃
さて、死体の入ってきた扉からは大量の本棚が覗けるだろう。
天井までびっしりと埋まった本棚には、数多くの罪人の名がローマ字で刻まれたファイルがある。
ファイルは全て綺麗に本棚に入っていたが、順序は乱雑で目当てのものを探すには少々骨が折れるだろう。
それでも、君たちはきっと見つけるのだ。
自身の名だけでなく、その生きた軌跡を事細かに記してあるファイルを。
(#2) 2016/02/23(Tue) 11時半頃
|
[ヨーランダにリボンを恵んでから(>>0:73>>0:74)間も無くか。 流石に皆が集まると息が詰まる程の狭さだ。此れならばこの女を暗闇に閉ざされた部屋へと押し込めておいても良かったかと思いかけた頃、鼻腔を刺すような濃厚な────血の臭い。 その柔らかな頬を強張らせて新たに開いた扉へと視線を向ければ、見るも無惨な男の姿(>>#0) 悲鳴をあげることは無いが、流石にその顔から血の気が引き全身を緊張に強張らせる。────しかし]
…………………あら?
[何かが、キラリと頭の取れた首で光った気がした。 近付いて覗き込めばそこに何かが埋まっているらしい事が判るが、こんな気味の悪い死体に手を突っ込んでそれを取り出したくは無い。 自分の手が汚れるくらいならば周りの男や、この乞食の女がやれば良いのだ。 だから自分では手を伸ばすことは無い]
(1) 2016/02/23(Tue) 12時頃
|
|
何か、埋まっているようですわね……?
[青い顔、震える声で呟けば、誰かがその"何か"に気付き手を伸ばし取り出してはくれないものか。 そして困ったような素振りをして視線を逸らす。 視線の先が男の出てきた扉に向けば、そこには天井高くまで本がしまい込まれた本棚が目に入った。 この首無し男の出てきた部屋は、どうやら自分のいた漆黒の部屋とは違うらしい。 娘は首無し男の背にある文字には気付くことなく一歩引いた。
どうやら、娘にはその鍵に手を伸ばすつもりは今は無いようだ]**
(2) 2016/02/23(Tue) 12時頃
|
|
[ 扉の向こうの気配を数える。 そう多くもなければ、 剣呑さのない会話が聴こえたか。
隣からは唄(>>0:60>>0:61)なども聴こえたか。 何となく苛々して胸糞が悪くなる歌詞だ。 理解の心は持たないらしい。 物悲しげな唄声は、そう嫌いでは無いが。]
(一体どうなっていやがる?)
[ 気を失う直前は一人だった。 任務を終えシャワーを浴び、 ロッカールームで着替えを済ませた。 目立つ問題を起こしてから騒がしい奴らに 囲まれなくなった為に、悠々と過ごせていた。 帰りにバーにでも行くか、と呑気に。
頭を殴られた様な衝撃を受けたのはそんな時。 気が抜けていたのは否めないが。]
(3) 2016/02/23(Tue) 12時半頃
|
|
(警察署内で襲われた……? そんな、馬鹿な……)
[ 流石に衝動に駆られている時の自身だって そんな向こう見ずな事はしない、……筈。]
……………………。
[ 壁の向こう側でされる会話の内容から 犯人側の人間が居ないらしい事を察して 扉を開き。スタスタ出ると、辺りを一瞥した。
自身と同様に腕を拘束された者たち数名と。 扉が8つ。出てきた部屋を含めれば9つか。]
(4) 2016/02/23(Tue) 12時半頃
|
|
[ 視界にある6つの上に書かれた文字は
──《傲慢》《強欲》《色欲》 《暴食》《嫉妬》《怠惰》
半分も読めば、粗方察しがついた。 散々コミックや映画のテーマにされている。 その並びに覚えはある。
視界にない最後の一つの場所の予想は、 あっさりついた。]
(俺様が? 解ってるじゃねぇか)
[ 《憤怒》を背にした男は、小さく嗤った。]
(5) 2016/02/23(Tue) 12時半頃
|
|
[ 然しそんな笑みも一瞬で消し。 今度は扉の文字ではなく周囲の人間を眺める。
どこか古めかしい装いの者が多い。 未来より招かれたのが自身だけとは知らぬ話。
話し掛ける事なくじっと観察するが、 これと言って役立つ情報は拾えなさそうか。]
………………。
[ ただひとつ気になった点を挙げるとすれば。
"お仕事中"の顔(>>0:43 ジェフ)を 男の黒い瞳が捉える事が叶ったなら、 もしや同業者の匂いが感じられただろうか。
目が合えば会釈くらいはした。]
(6) 2016/02/23(Tue) 12時半頃
|
看板娘 櫻子は、メモを貼った。
2016/02/23(Tue) 12時半頃
|
[ ──時が来て、それ(>>#0)が出てきた時は。]
(ありゃ助からねーな)
[ 首の異様な出血と無い腕からそれは明白で。 医療機関に駆け込んでもきっと無理な話だ。
死に際の被害者より、加害者。 男をそんな状態にした者の存在が気になる。 腰元に忍ばせたナイフを服越しに確認し。 男の出てきた扉を観察していた。]
…………?
[ 然し、他に出てくる者は居ないようだ。 扉の奥をそっと覗けばやはり何もなかったか。 ────誠に不可解である。]
(7) 2016/02/23(Tue) 13時頃
|
|
……ふふ、そうですね。
[異国人見放題、などという声>>1:64には思わず拍子抜けして笑ってしまっただろう。そんなこと、この男は全く考えたことがなかったのだから。 いや考えなかったのもまた、大した興味を持っていなかったからだろう。 言語の壁、など気にもせず。…恐らくこの場で母国語が通じぬ人間ばかりだとしても、堂々と母国語で話していたに違いない。…意思疎通が叶わぬと知れば、必要に応じて英語を使ったかもしれないが。
"無駄なく過ごしてるだけだ"なんて知れば、それこそ そうして横になっている時間が無駄では?などと言いたくもなったかもしれないが、口にすることもなく。]
……そうですか。取り敢えず後ろ手で纏められたこの状態は過ごしにくいので…。ああ、見つけたら貴方にもお知らせしますね。
[寝そべった様子からそのまま座り込み……その姿をちらりと見てから、そう言葉を返しただろう。教えない理由もない、ならばそれで充分だろう。
面倒くさがりなこの少年は、その点で当てにしないほうがいいようだ。]
(8) 2016/02/23(Tue) 14時頃
|
許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2016/02/23(Tue) 14時頃
|
[ ──訂正しよう。 傷付いた男が出てきた部屋を覗くと 何もなかった(>>7)のではなく 誰も居なかった様だ。 少なくとも今、気配は感じられず。
大量の資料(>>#2)が目に入ったが それは今はどうでも良く 扉で囲まれた空間に視線を戻した。]
(9) 2016/02/23(Tue) 14時半頃
|
|
[ 遺体を覗き見る女(>>1 櫻子)が視界に入る。 扉から振り返った時、丁度声(>>2)も聴こえた。 何か埋まっているらしい。
出来立てホヤホヤの死体に近付き 傷口を見る事が出来ても触れられはしない様。]
(テメェで取れや……)
[ 誰かの行動を期待する台詞は好ましくないが]
……仕方ねぇな
[ まあ、それでも一応警察官という身分。
映像作品なんかで血など見慣れてるのか、と 大きく外して見当をつければ、 遺体の元へゆっくりと近付いていった。]
(10) 2016/02/23(Tue) 14時半頃
|
|
[面倒くさがりな少年と話して、どれほどの時が経ったろうか? 君が悪いほど扉で覆われた壁は、それぞれ何やら言葉が書いてあるものが幾つか、あとは何も書かれていない扉が2つか。 部屋にいる人数が増えれば、その暑苦しさに辟易して。…ああそれでも、元いたくらい部屋よりはマシだろうか。
そんなことを考えていれば、きっと開いた扉に気づくのは遅れてしまっただろう。
中から出てきた中年男性は、今にも息絶えそうな様子だ。一歩下がろうとして……]
う、埋まっている……?
[女性の声に>>2その動きを止めた。
(嗚呼、男の死体なんて美しくない。なぜそんなものを見せられなければならないのか)
困ったようなそぶりを見せるその女性の姿は、まさしく偽りのように見えたが それよりも生きた屍のようなその死体を見つめ────首の内部に光るものを見つけただろう。]
……い、いったいどうしてこんな…!
[これまた東洋風な少年>>10が動くと言うのなら、こちらは動揺したように声を上げただろう。 内心、あの鍵はもしやこの手枷のものだろうか?と算段をつけたが、自分の手を好んで汚す趣味はない。他のものがやるならば、任せておくのが良いのだ。]
(11) 2016/02/23(Tue) 15時頃
|
|
[異常な死体から一歩退く。 言葉を拾い気付いてくれたのか、粗野な口調の男が死体へと入れ替わりに近付いていったようだ。>>10 それを見送りながら、そっとか細い声で「どうかお気を付けて…」と告げて心配する素振りはしておこう。 実際、そこに埋まっているのが何なのかまでは分かっていなかった。 あの首無し男の命を奪うのに使われた刃物かも知れぬ。信管でも埋まっていて、触れた途端に指先が吹き飛ばされたら? こんな異常な状態に晒されているのだ。最近よく推理小説や恐怖小説を読むからか、そんな馬鹿げた事態まで思い浮かんでしまい首を軽く横に振る。 しかし、事実は小説より奇なりとはよく言ったものだ。 この奇怪な状態が現実であると、何処かで信じたくは無い自分がいる]
(12) 2016/02/23(Tue) 16時半頃
|
|
[次いで聞こえた男の声。>>11 しかしその疑問は、ここに居る全てのものが抱いている事だろう。 その疑問を抱かぬとするならば、ここに自分達を連れてきた犯人か。 いまの自分の姿で青褪めた顔だけは本物だ。 声を上げた相手に視線を向けてはふるふると首を横に振る]
分かりませんわ……。 けれど、私たち、とんでも無い事に巻き込まれてしまったようですわね……?
[睫毛を伏せれば長いそれが目元に僅かに影を作る。 先程は悲鳴をあげ損ねてしまったが、少しはか弱い女を演じ直す事は出来ているだろうか。 そんな事を思い、ふと、ここに集まっている互いの名前も何も知らぬと思い至る。 辺りを見渡し、誰にともなくか細い声で名乗りを上げた]
何方か、火浦の家をご存知の方はいらっしゃいますか? 私は火浦の長女、櫻子と申します。
[その名乗りに誰かの反応はあったか。 壁際に身を寄せ、また暫し様子を伺うのだ]**
(13) 2016/02/23(Tue) 16時半頃
|
|
[ 横たわる死体に近付き、跪いた。 皮一枚で辛うじて繋がる頭部を認めて。]
"殆ど首無し"かよ
[ ぼそりと。百年前に流行った映画の ワンシーンが脳裏に過っていた。 この世には魔法なんて無いと 幾度となく証明されて来たが浪漫は浪漫。
動揺した様な声(>>11 ニコラ)を聞き、 一度顔を上げ身分を明かす事にした。 序でに周囲にも聞かせる様に。]
俺は警察だ
[ 一般人が平気な顔で死体に近付くのは 流石に異様に見えるだろうと思っての事。 周囲は皆同じ拘束を受ける身だ。 警戒心は自然と下がっていた。]
(14) 2016/02/23(Tue) 16時半頃
|
|
[ 再び視線を死体に下ろす。 首の辺りに金属のような輝きが確かにある。 少なくとも刃物の類ではなさそうだ。
手を突っ込みたがる猛者は居なかったか。 避けられるなら自分だって避けたいが。]
(……うげ……)
[ やや顔を顰めながら、 不自由な後手を首元に延ばした。 ぐちゃり、嫌な音が指先から響いた。]
……鍵、か?
[ 力をこめて取り出し手に載せれば、 背中側を振り返って手許を見ようとするが 何とも見辛く。]**
(15) 2016/02/23(Tue) 16時半頃
|
|
―櫻子―>>0:73>>074
[手を差し出せば、黒髪の女はため息をついた。 そしてその髪のリボンを解いてみせろという。 妬む少女は嬉々として、女の髪から桃色の飾りを毟り取るだろう。礼など言わない。 "貸して"と言ったにもかかわらず、リボンが手の中に入ればすでに我が意を得たりと笑みを浮かべていたのだから。]
(これは最初から私のものだったのよ。そうよ! ちょっとあなたの髪にのっかっていたからと言って、いい気にならないでちょうだい。元から私のものになるはずのものだったんだから。
これは私のものよ、私のものよ。 あなたにはふさわしくないんだから!)
[ 妬む少女は鬱々とした笑みを浮かべながら、不格好に髪をに結い上げた。鏡もなければ櫛もない状況では、バラバラの髪をヘンテコに盛りつけただけ。それはまるで雪を被った燕の巣。 粉雪がかかっていないだけ、まだマシ。]
(……嫉妬?)
[ そして外に出て自分が出てきた扉の文字を見れば、不思議そうに呟いた。あの文字は一体なんの意味があるのだろう、とすっとぼけた表情で。*]
(16) 2016/02/23(Tue) 16時半頃
|
許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2016/02/23(Tue) 16時半頃
|
[やがて、時は来たれり。
奥の扉からふらりと現れた男に、少女はぎょっとしたようだ。>>#0 ましてや、その首が『どんぐりころころどんぐりこ』と言わんばかりに転がったのなら]
イヤァァァァァァァアアアアア!!!!
[ 少女は金切り声を上げて腰を抜かした。ペタンと尻餅をついたあとは陸に打ち上げられた魚のように、鎖で繋がれた手足をバタバタともたつかせて、再び部屋に戻ろうとする。 首の断面に鍵のようなナニカがあるなどとは露知らず。]
誰が殺した誰が殺した誰が殺した誰が殺した誰が殺した……ぁぁぁぁぁぁああああ…………
[ なによりも、死体を見ても悲鳴の一つも上げずに冷静にしている隣の女や、周りの男も恐ろしくて。彼らが何をしているかなど視界に入らない。ただただ、恐ろしい。
臆病な少女は、闇の中へ逃げ帰ろうとするだろう。
扉を固く閉ざしたのなら、中でさめざめと泣くつもり。]**
(17) 2016/02/23(Tue) 16時半頃
|
|
[ 死体に埋まる金属を手に取った(>>15)が それも手のひらも血でどろりと汚れている。
身を屈め、倒れた男の白い衣服(>>#0)で 汚れを取ろうとゴシゴシと拭った。
赤が消え金一色にしたこれは矢張り鍵の様だ。 ……何故死体から得られるのか。]
これで都合良く手錠が外せたりして
[ 試しに手伝ってくれる者がいたなら任せて、 居なければ自力で鍵穴に挿し込み回すのみ。]
……本当に外せた
[ 戒めが解ければ呆気にとられる。 先ほど五月蝿い声をあげていた 女(>>17)の拘束も外してやろうかと思案。 まずこの場の人間が優先になるのだろうが。]
(18) 2016/02/23(Tue) 19時頃
|
|
[扉の向こう側の彼女へ向けられた微笑み。 君に向けられたものは異なる色を呈していて。 揺れる肩、戸惑い。>>0:48 眉根が寄せられ、僅かに震えるもの。 正しく愛くるしい女性そのものだ。
艶やかな唇から溢れる音、 空気を響かせる鈴の音、 君の唇も僅かに弧を描く。]
ご機嫌よう、
[異なる音なれど、 同じ意を彼女へ。]
(19) 2016/02/23(Tue) 19時半頃
|
|
[更なる扉から現れる男性。>>0:52 君と同じ風情を纏う者。 彼の口から溢れる言葉もまた、 君の唇から紡がれる言葉と同じもの。 ほんのり浮かべられる柔らかな笑みは、 彼の罪を見せやしない。 ああ、僕も君も、 まだ知らぬことなのだけれど。
続々と集まりゆく面々。 倒れるように現れる青年>>0:51 横臥したまま、行われるやり取り。 遠目に眺めては、状況を得られておらぬ、 そう取れる言葉を耳にする君。>>0:55>>0:62
鎖された臆病者の憾み唄>>0:61は、 閉ざされた壁越しに響いてくる。 彼女の向ける視線に潜む想いにも、 君が気付くこともなかったけれど。]
(20) 2016/02/23(Tue) 19時半頃
|
|
[その戸を叩く音と、気配に、 そしてその後のやり取りに、 君は耳を傾けていた。 君は、決して、慰み者候補として、>>0:66 興味を向けているわけじゃあない。 桃色の髪飾りが、移り渡る様は、 髪がはらりと落ちる艶やかさ、 そして髪が結い上げられ項が露わになる様に、 女性的な魅力を感じない筈はなかったのだが。 今の君は、お仕事モードの君は、大丈夫。
かちゃり、……腕を軽く動かして、 君は腰周りへ腕を伸ばす。 携える拳銃の所在確認。 如何やら失われてはいないらしい。]
(21) 2016/02/23(Tue) 19時半頃
|
|
[再び周囲を観察、
視線をぐるりと回転すれば、 黒髪の青年と、ぱちりと視線がかち合う。>>6 丁寧故か、会釈をする彼に引き続き、 君もまた、軽く頭部を下げて挨拶。 同業者としての瞳の色は、ほんのりと。 しかし、幾らかも未来の世界から来ている なんてことは、君は全く気づけぬか。]
(22) 2016/02/23(Tue) 19時半頃
|
|
[そして、……突如開く一枚の扉。
中から現れるのは、奇妙な動きの男性。>>#0 そして、……─── 嗚呼。 金色の輝きが、曲がる首から覗き見える。
死体を見慣れた君とはいえ、 この只ならぬ光景に、眉を潜めていた。 この男が出てきた先、 大量に並べられるものたち。>>#1 先ほど挨拶を交わした青年が近寄り。>>14]
(23) 2016/02/23(Tue) 19時半頃
|
|
[君は、気軽に素性を明かすつもりは、 微塵も感じさせないようだけれど。 青年の掌に乗せられた、 《 鍵 》と思しきもの。 さあて、君の腕も解放されるだろうか。
一歩、近寄ろうと足を引き上げようとするが、 甲高い叫び声が、その足を引き止める。>>17]
本来ならば、彼女のような反応が、 正常とは思うのだがね。
[ぽつり、落ちる呟き。 そして、君は、黒髪の彼に近付いて まるで外せと言わんばかりに腕を差し出す。]
(24) 2016/02/23(Tue) 19時半頃
|
|
[
《 この事件の犯人が、 この中に紛れ込んではいないか。 》
君は恐らく、そう考えている。 きっと、死体の男の背後に書かれる文字。 並びを見つけるまでは。*]
(25) 2016/02/23(Tue) 20時頃
|
|
[死体に近付いた男は警察なのだと言う。>>14 自分の知る警察とは大分出で立ちが違うが、異人が多く居るこの場である。同じ日本の生まれのように見えてこの男も異人なのかもしれぬ。 そんな事を考えながら観察していれば、血に塗れた其れを男が取り出していた。>>15 首無し男の衣服で其れを拭えば、キラリと光るそれは確かに鍵のようである]
────もし、警察の方。お手伝い致しましょう。
[先ず初めに自分の鍵を、と言いたいところではあるが、ここは鍵を取り出した功労者に譲っておこうか。 此方も後手になるものだから難しいが、鍵を受け取れば先ずは相手の手枷にその鍵を合わせてみる────開いた](>>18ケイイチ)
────この鍵で、一先ずは皆さんの枷を外す事は叶うでしょうか。 警察の方、私のも外しては下さいませんか。
[相手に鍵を託す。そして、自分の背を向けては自分の枷も外すよう頼む。 そんな折、首無し男の方へと顔を向けたならその文字が目に入った]
……何か、書いてありますね。 然し、まずは────
[それを確認するのは厭わぬが、どちらにしろ両手が自由になってからだろう]
(26) 2016/02/23(Tue) 20時頃
|
看板娘 櫻子は、メモを貼った。
2016/02/23(Tue) 20時頃
|
[青年に声をかけるも、重なる声。>>26 君は、一歩引いて、顎で指し示す。]
彼女の方を先に。
[代わりに、何か書かれているという文字列へと。 転がる男の背後。 刻まれる文字たちは。>>#1 屈みこんで、視線で追った君。 一つ拾い上げて、音に乗せた。]
(27) 2016/02/23(Tue) 20時頃
|
|
『 …最も罪深きものを示せ、 』*
(28) 2016/02/23(Tue) 20時頃
|
捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2016/02/23(Tue) 20時頃
|
[ 鍵を外そうとしてくれる者(>>26)がいた。 着物はコスプレだろうかと思ったが、 そんなに安っぽくは見えない。
まさか年代の違う者とまでは気づけない。]
ああ、頼む──ありがとう
[ 拘束が無くなれば手を幾度か開閉した。 勿論、相手のも頼まれずともその気だった。
何か書いてあるとのことだが、 それは同時に来た男(>>27)に任せる事にして。
小柄の為、やや屈んで鍵を挿すと回した。 やはり、解除が出来た。]
(29) 2016/02/23(Tue) 20時頃
|
|
[ 視線を死体の背を覗き込む彼(>>27)へ移すと]
……最も罪深き者を、示せ
[ 物語のように紡がれた音(>>28)を反復して。 思案顔で、彼の後ろにまわる。 特に抵抗などなければ、 着物の女性と同じく拘束を外した。
そうして他に鍵を欲する者があれば 渡すか外すかするだろう。]
(30) 2016/02/23(Tue) 20時頃
|
|
────あの様に取り乱してしまえたら、いっそ楽ですのに。
[異人の呟き(>>24ジェフ)には此方も小さな呟きを。 白髪の女の取り乱し様は、確かに世間の娘御ならば理解出来るし当たり前のものだ。 然し。残念ながら、己の心はそのようにか弱くはない。 火浦の女は苛烈だと、一体誰が言っただろうか。 そんな遠い揶揄を思い出すが口にはせずにただ静かに眼差しを伏せる。 鍵を外そうと動いたのは同時か、然し相手が譲るのは当然とも思うものの]
────感謝致します。異人の方。
[素直に礼を言葉にし労うのは下の者の機嫌を損ねぬ為。 先程、少しばかり想像を巡らせた思考──扉に記された言葉と人物とが合致するのではと──もしそうならば、この相手は警戒せねばならぬのだ。 然し今ばかりは、感謝の言葉とともに軽く頭を下げる]
(31) 2016/02/23(Tue) 20時半頃
|
|
[そして自分の枷も外して貰い(>>29ケイイチ)、軽く手首を摩りながら其方にも一言礼を述べようとする。 だが、耳に届いた言葉に思わず眉を顰め異人の男へと視線を向けてしまっていた(>>28ジェフ) そして、首無し男の背へと周りその文面を確認したならば(>>#1)その柳眉をキリときつく吊り上げた]
罪、ですって? ────あなた方は皆、罪人なのですか?
[まるで、自分は違うと言いたげに一歩退いた。 ────そう、自分は違う。自分は悪くない。悪いのは病で、その特効薬を出さぬ医者で、病に罹った兄で、子供を捨てた誰かで、子供を愚かに育てた親たちで。
その言葉に返事が返ったか、どうか]
(32) 2016/02/23(Tue) 20時半頃
|
|
──扉の間から、記録の間へ──
────失礼。
[青褪めた顔で、娘は首無し男の出てきた部屋へと退避する(>>#2) 其処に並べられた様々なファイルが何を示すか、それも気になったからだ。 そして、罪人どもと共にその場に残る気にもなれなかったからだ。
日本語で書かれた物は無さそうだ、目に入るのはアルファベットばかり。 適当に一冊取り出してそのファイルを開いた。
そして、その内容に]
(33) 2016/02/23(Tue) 20時半頃
|
|
────…………ッ
[言葉を失くし、紙面を睨みつける。 わなわなと手が震えていた。
これは────記録だ。 誰かの、生きてきた記録。 ────そして罪の記録。
娘は取り出したファイルを元に戻し、順序だてて並んでいない其れらに視線を走らせる。 そこに記されているのが人名だと気づけば、尚のこと。
己の名は何処にあるのか、そして何処まで記されてしまっているのか。
部屋に入れば、何かを探す風の娘の姿があっただろう]
(34) 2016/02/23(Tue) 20時半頃
|
看板娘 櫻子は、メモを貼った。
2016/02/23(Tue) 21時頃
|
[異国人見放題なんて言ったら笑われてしまった>>8 そんなにおかしな事を言っただろうか? まぁ言っていたとしても関係ない、俺は思った通りに言っただけだし
自分の信念が心の中でツッコミを入れられているなんてそんなそんな それを知ったとしても『この男には分からないんだな』って考えるだけだけど]
確かに過ごしやすいとは言えないな、これ ……あ、教えてくれるのか どうもね、お兄さん
[鍵を見付けたら知らせてくれるという 見返りを求めるでもなくあっさり了承するとは、割と使えそうな男かもしれない 名前も知らないし初対面だが覚えておこう]
(35) 2016/02/23(Tue) 21時頃
|
|
[男の背後を眺め見ていれば、 黒髪の青年が、君の鍵を外していた。 自由になる腕、落ちる錠。 そして耳に届く、罪人という言葉。>>32]
感謝する。 ………罪人、か。
[女性の呟きは、耳に届いていた。>>31 しかし、弱い心も強かな心があれど、 平静さを見せる姿は実に奇妙でしかない。 だからこそ、彼女が奇異に見えるのだ。
先程の礼の言葉の裏に隠された真意など 知る由もなかったのだから。 君の罪が警戒されているなどということも、 君の罪がなんなのかさえも、 君はまだ気づいていないのだろう。]
(36) 2016/02/23(Tue) 21時頃
|
|
[と言った感じで使えそうな男と話していた訳だが、何かが倒れる音が聞こえてきた>>#0 俺以外にも倒れた間抜けが居るのかと座ったままで音がした方に体を向け直す]
(面倒な殺し方してるなぁ……)
[首が切れて頭が転がり両腕もないように見えるその有様を見ても表情が変わる事はなく、わざわざ首を切って殺すなんて無駄だなぁと 切りつけるだけならまだしも切断となるとそれなりの刃物がなければ時間がかかるだろうし…
金切り声を上げて誰が殺したとか騒ぐ声も聞こえてはいたが視線は向けず>>17 関わると面倒な事になりそうだったから…というのもあるが 視線を向けなかった理由は別、警察だと名乗った男と(>>18)先程チラッと見えた着物の女(>>26)と金髪の中年男(>>27)のやり取りを見ていたから]
(鍵……外してるよな?)
[間違いなく外している どこで手に入れたというのか、死体が持っていたのか? いや、それよりも鍵だ、手枷を外したい 首ポロリ男の後方にある部屋も気になるが(>>#2)、手が不自由なままでは行動が制限されてしまうから]
(37) 2016/02/23(Tue) 21時頃
|
|
[そうと決まればやる事は1つ のっそりと立ち上がっては本当なら近寄りたくない警察だと名乗った男の側に歩いて行く>>30 その時には着物の女は奥の部屋に行ってそこにはいなかった…と思う>>33]
ねぇ警察のお兄さん、俺の枷外してくれない? それかその鍵貸してほしい
[至って無表情のままでお願いする 外してくれなくとも鍵さえ貸してもらえれば自分でどうにか外せるだろうと考えたからそんな言葉に 貸してもくれないなら隙を見て”拝借”するまでだが]
(38) 2016/02/23(Tue) 21時頃
|
|
……扉に書かれた言葉。 七つの大罪、…… 私たちは、何らかの罪を、 犯してきたというのかい?
[眉は顰められ、君の声はトーンが落ちる。 赤く染まる刃も、君の欲を満たす為の行為も、 すべて、すべて、罪などではない。
ただ、《 愛している 》だけで。
だからこそ、罪と聞いても、 君の中でこの行為が罪だと繋がることは、 脳裏に浮かぶことは、 決してないのだろう。*]
(39) 2016/02/23(Tue) 21時頃
|
|
── 現在に至る ──
[扉を開ければやっぱり知らない顔ばかりだ。 僕が扉を開けた頃には既に何人かは交わり、話をしていたようで、 丁度女性2人が物を分け与えている(>>0:74 櫻子、>>16 ヨーランダ)のが見えた。 何でそんな事をしているのかは分からなかったけれど、何か理由があるんだろう。
ぼんやりと辺りを見渡せば随分窮屈な部屋に閉じ込められたんだなぁ、と溜息を吐いた。 そして少し前に見た(>>0:16 オスカー)"暴食"の文字を思い出してまた溜息。 やっぱりいつか見つかってしまうんだ、仕方ない。]
(僕 が 盗 み を 働 い た 、 っ て 。)
[という事はここに集められた人達は皆罪人だったりするんだろうか。 よく見れば彼らの近クにある扉にもそれぞれ文字が書かれていた。 日本の警察や裁判がこんな風に行われるなんて聞いた事がないけど…知らない事もあるのかもしれない。 にしては国籍や身分が様々だろうと思いつつ、ここはどういう場所なんだろうかと考えていた。]
(40) 2016/02/23(Tue) 21時半頃
|
|
[────そして。 彼らのいた7つの扉以外にもう2つ扉があった。 あそこにもまだ誰かいるんだろうか。 そんな事を思いながらその扉の先を見た途端、 現れた男に僕は目を離せなくなってしまったんだ。]
っあ……!!ヒッ……!!!!
[驚きと恐怖に顔を青くして目を見開きながら僕はその場で腰が抜けてしまった。 どこもかしこも血だらけで、首からは特に赤黒く染まっていて、両腕は無かった。 …けれど僕が1番目が離せなくなってしまったのは抉られた腹の肉だった。 それは夢の中の彼女を思い出させる物に他ならなかった。]
ぁ、ぅ、ぁあああああああああッ!!!!
[特に出血の酷かった首。 彼がふラついた途端、横にドサリと曲がった。
けれどこんな状況で叫び声を上げたのは僕と白髪の女性(>>17 ヨーランダ)…他にも何人かいただろうか。 ともかく大体半分位の人はさして叫びもせずこの死体に何が埋まっているとか、それが鍵だとか、自分の枷を外せとか言っているんだ。]
(41) 2016/02/23(Tue) 21時半頃
|
|
[信じられない。 金髪の男性が読み上げた文字、 "最も罪深き者を示せ"──。 なら僕はそれに当てはまらない。 少なくともこの異常事態に普通の人ならするであろう反応をする位には、 僕は普通の感覚の持ち主だと、 普通の人生を送ッてきたのだと、 そういう自信があったから。
言う事の効かない身体をそのままに、 へたり込んでただその抉られた腹を虚ろな目で見つめていたんだ。]**
(42) 2016/02/23(Tue) 21時半頃
|
|
[白髪の女と同じように、 《 普通の人並みの感覚 》を持つ少年>>41 彼の叫び声もまた、君の耳へ届く。
床に横臥していた少年もまた、 黒髪警察の彼へと枷を外すように求む。>>38
場は、実に奇妙で、僕は、 ちらちらと光を反射しながら、 状況を飲み込もうとする君を見ていたんだ。]
この、言葉は、 何を、求めている、……?
[死体の背に、指を沿わせ。 きょろり、眼を動かして。]
(43) 2016/02/23(Tue) 22時頃
|
|
[転がる死体の飛び出してきた扉。 その先へ、臆することなく進む女>>33 彼女は、実に……───可笑しい。
幾ら肝が据わっていようとも、 唯の若い女子の立ち振る舞いとしては、 よもや思えぬものだ。]
ん、……私たちは一度、 何をすべきか整理すべきか。
[異国の者たちが集まるのは、 万博が近く開催される故か。 きっと君はまだそう思っている。 この空間な不思議な不思議な出来事を、 十分に理解するにはまだ、状況が足りない。*]
(44) 2016/02/23(Tue) 22時頃
|
|
──記録の間にて──
[────天刑病。 祖先が犯した罪を、天の刑罰として受ける病だと言われている。 それは遺伝し、その病を断つ為に子を成す事を禁じた家も少なくない。 その特効薬が人肉であるとの噂はいつの頃のものか。少なくとも、娘の生きる時代にはそう嘯かれていた。
現代ではその病は癩病、またはハンセン病と呼ばれ、遺伝性は無く治療も確立されている。 ましてやその特効薬は人肉などではない。祖先の罪も天の刑罰も一切の関わりがない。
だが、それらは娘の知らぬ未来で明かされた事実。 だから娘は今、その名を探していた。
火浦。 ────自分たちを苛む"罪"とやらを行った祖先の名を、それは誰なのかを]
(45) 2016/02/23(Tue) 22時頃
|
|
────あ。
[然し、見つけたのは火浦でも。
Sakurako Hiura
そう、其れは自分の名が示されたもの。 必要なのはこれでは無い。 だが、自分の名が示されたそれが、本当に己のものであるのか。 ひうらも、火浦も日浦もある。 さくらこも、櫻子ではなく桜子かも知れぬ。 果たしてこれは、同じ音を持つ他人の記録なのか、其れとも本当に己のものなのか。
娘はその名のファイルを手に取る。 そして、ぱらりと頁を手繰りその内容に目を通し始めていた]
(46) 2016/02/23(Tue) 22時頃
|
|
[ 手枷を外しあった女は先ほど 火浦櫻子と名乗っていた(>>13)か。
死体を覗き込むが触れたがりはしない。 けれど必要な物が見えれば寄ってくる。 そんな事象とともに名を記憶した。
彼女とほぼ同時に背中の文字(>>#1)を確認し 咎めるような声(>>32)を聞けば。]
え、本気にすんの?
[ と独り言のように漏らして。 扉の奥へ逃げる様に消える体を見送った。]
(47) 2016/02/23(Tue) 22時頃
|
|
[ 文字は酷い悪巫山戯にしか見えておらず。
大罪の名を付けられた扉を潜り、 自身に宛てられたそれに嗤いはしたけれど。
それは、コミックや映画の様に、 自身の性質と合致したからに過ぎない。
そう、性質としては認めているのだ。]
(48) 2016/02/23(Tue) 22時頃
|
|
( 俺様を怒らせる奴が悪ィんだよ )
(*0) 2016/02/23(Tue) 22時頃
|
|
[ 本気でそう思う。
同業者風の男の問い掛け(>>39 ジェフ)も また独り言の様だったろうか。 そうであってもなくても。]
( いいや、違うね。少なくとも俺は )
[ 頭の中でだけ、返事をした。]
(49) 2016/02/23(Tue) 22時頃
|
|
[ 彼らへ意識がいっていたから、 無表情なお願い(>>38リツ)への反応は遅れた。
もう一度声を掛けられたなら叶えるだろうが、 そうでなければ"拝借"された事だろう。
既に鍵への意識は失われており。 消えた女の拘束(>>18)の事も意識の外。]
(50) 2016/02/23(Tue) 22時頃
|
|
[ 無表情なお願いはもう一度されたか それとも"拝借"されていったか。 気付けば何かしら会話をしただろうが 無駄で面倒な事だったなら省かれたやも。
ともあれ鍵を手放してから。]
ああ、そーだな
[ "何をすべきか整理すべき"(>>44 ジェフ)との 至極真っ当な意見が聞こえれば頷いた。]
現状を正確に把握することと 外部への連絡だろうか
[ 自身の組織での手順はそう。 普段なら断言の形で発する所だが、 相手の冷静な様子から伝わる熟練の雰囲気に 気づかぬうちに敬意を払っていたか。 口調は馴れ馴れしいけれど。]
(51) 2016/02/23(Tue) 23時頃
|
|
…警察!…それはよかった、あの、早く、彼をなんとかしないと…!
[警察だと名乗る彼(>>14)には その死体をどうにかしてくれとばかりに告げた。
青ざめた顔で、それでも作ったような怯えた表情を浮かべる姿に(>>12>>13) その似合わなさに内心首をかしげる。 …彼女は、一癖も二癖もありそうだ。 いや、それよりも…。 そんな表情を浮かべるよりも、その頬がさらに青白く透き通り、何も浮かべなくなった姿の方がよほど素敵だろう。
ふるふると首を振る姿、それから紡がれた言葉には]
…そのようですね…。こんな、酷いことをするなんて…!
[言葉に偽りはない。 人の命をなんだと思っているのだろうか。この男だって、安易に殺されるような理由があったのだろうか?…いや、ないだろう。 首に謎のものまで埋められて……]
(52) 2016/02/23(Tue) 23時半頃
|
|
ヒウラ…?
[知らぬ名だ。元より東洋人の名など、今まで気にしたことがなかった。しかし言葉を繰り返して首をかしげ、その意図を伝えようと試みただろう。
それからあの金の正体が鍵だと分かれば、黒髪の東洋人の(>>29 ケイイチ)の元へ歩み寄り、]
…私のも外していただけますか?
[と後ろ手を回して頼んでみただろう。それから読み上げられた言葉(>>28 ジェフ)に────、]
罪、だって?
[心底不思議そうに首を傾げて見せただろう。
好きなものを集め、愛でることが罪だと言われるのなら────それはそうかもしれない。
……そんなこと、今はまた冗談交じりに思うのみ。]
(53) 2016/02/23(Tue) 23時半頃
|
|
[他の者たちの動きは如何だったか。 愛することを罪とは感じない>>53 君と同じ思いを持つ者もいた。
ぐるりと、辺りを見渡して、 彼らの《 大罪 》を確認する君。
意味のない言葉では、ないだろう。 犯人からの、何らかのメッセージと そう捉えることが正解だろうと。 ……───逡巡。
不意に掛けられる声は、 警察を名乗る男。>>51 主へとちらと視線を向けて。 それが真実か如何かさえ、 判断しきれぬものはあるが、然し。]
(54) 2016/02/23(Tue) 23時半頃
|
|
外部への、……如何やって? ここは9つの扉のみ。 外へと繋がる扉のみ存在、 もしくは、外へ繋がるベル。 そのものがあるのならばいいが、…
[手放された鍵を持っていた男の、 落ち着きように、感嘆を。 黒髪の女の進んだ先の扉。 君たちが閉じ込められていた扉の奥。 それぞれの先を、君たちはまだ知らない。 一度探索する必要があるか。
連絡手段として、 浮かぶものは少ない。 君と彼の住む時代が異なるせいか、 きっと、認識も違うだろう。*]**
(55) 2016/02/23(Tue) 23時半頃
|
|
────少し前────
……いえ、礼には及びませんよ。
[この面倒くさがりな少年は>>35、自分の障害とはなり得ないだろう。ならば敵対する理由も、わざわざ敵意を抱く必要もない。
そんな考えで、少年との時を過ごしていた。
……尤も、少年が自分の障害たり得ると考えればすぐにでも排除したのだろうが。]*
(56) 2016/02/23(Tue) 23時半頃
|
捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2016/02/23(Tue) 23時半頃
一つ開いた扉の向こうを散策するのなら、きっと君達はその奥にある扉を目にすることができただろう。
本棚で囲まれたその部屋では、すぐに気づくことなど叶わなかったかもしれないが。
その扉の奥には、地階へ続く階段がある。
…尤も、その鍵は……さて、どの罪の元に置いてきてしまったか。すっかり忘れてしまったのだがね。
その階段を降りれば、血の付いたベッドが一つ、真新しいものが2つ、それから血の付いたソファが一つあっただろう。
(#3) 2016/02/23(Tue) 23時半頃
|
年寄りは、忘れっぽくてね。 君たちのうち、誰かの部屋に置いてきてしまったようだ。
……元は暗闇だったその部屋は、その罪のものならば自由に行き来ができる。他のものが入れるか?……ふふ、他のものが入ったところで、似て非なるものにしかならぬよ。
(57) 2016/02/24(Wed) 00時頃
|
許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2016/02/24(Wed) 00時頃
|
ひぃぃ……ヒィィィ………
[ 部屋の片隅でガタガタと震え、無様にも元いた部屋へと逃げ帰ろうとする少女を止めるものなど居なかった>>18。少女は手錠の鍵を外すことも忘れて部屋に戻ると、固く扉を閉ざした。]
Humpty Dumpty sat on a wall, (ハンプティ・ダンプティ 塀の上) Humpty Dumpty had a great fall. (ハンプティ・ダンプティ 落っこちた) All the King's horses, And all the King's men (みんながどれだけ騒いでも) Couldn't put Humpty together again! (ハンプティ・ダンプティは 戻らない!
[ ガタガタと震えながらも、少女は暗い部屋の中でブツブツと唄を歌う。きっとそういうことなのだと自分に言い聞かせるかのように。つまり、そこの男が死んでいることはもうどうしようもないので、騒いでも仕方ない。それより今できることは何かを考えよ、ということなのだと理解したようだ。
……けれど、その事を教えられるまでもなくさっさと実行できていた先ほどの者達のことを、また妬んだようだが。]
(58) 2016/02/24(Wed) 00時頃
|
|
――しかし、その時。暗闇に誰かの声が響いた。
(59) 2016/02/24(Wed) 00時頃
|
|
――鍵?
[ 一人ぼっちの少女のもとに。どこからともなく、年寄りじみた言葉遣いの声が響いた。 曰く。
『ヨーランダ、嫉妬の罪の者よ。君の部屋に置いてきたんだ』
と。]
(鍵? 鍵とは一体なんのこと?)
[ 死体に驚いてすぐに自分の部屋に引っ込んでしまった少女には、なんのことやらわからない。しかし声に言われるままに部屋の中を探してみれば、確かに、一本の鍵が落ちていた。
少女は知らないが、どうやらこの鍵は新たな部屋へと続く鍵のようだ。>>#3
更に、少女は一人の人間が2日ほど過ごせるほどの食料も見つけたようだ。暗い部屋の中で、少女は見つけた鍵をじっと見つめる。……そして、にたぁりと笑ったのだった。]
(60) 2016/02/24(Wed) 00時半頃
|
|
──記録の間にて──
[如何やら。この、自分の名を記された書類は本当に自分のものらしい。 眉を顰めぱらりぱらりと捲れば、現れる兄の名、両親の名、継母の名、そして────]
…………六人、でしたの。
[ぽつりとそんな事を呟いたのは、数など数えてはいなかったからだ。 況してや、薬にした肉たちの年齢など確認してはいない。 自分が手を下し易かったから子供を選んだまで。 子供達を放任している親はごろごろといた。ほぼ捨てられたのと同義な子供も、実際捨てられていた赤子すら。
それを、天刑病の薬としてなにが悪いのだろう? そんなに大事なものならば、きちんと教えを説きそばで見守れば良いのに。 しかし、拉致やら殺人やらと物騒な言葉で纏められてしまえば些か気分が悪い。都合も悪いだろう]
(61) 2016/02/24(Wed) 00時半頃
|
|
[先程の"最も罪深き者を示せ" 人殺し、そう括られてしまえば確かに罪深き者だろう。 他の者の罪も知りたいところだが、名乗りを上げても名を名乗り返す者は無かった。
己だけが名を知られ、この資料を探られる可能性があるのは────不味い]
私は、火浦櫻子………。
[然し、皆の反応を見れば火浦の家は誰にも知られていない筈。 漢字が違う、同姓同名の別人だと言っても通じるだろうか。 とにかく、自身の資料は他の資料の中に挟み込み、一番下で足下の取りにくい場所へと隠しこむ。 これで、少しは見つからなくなれば良いのだが]
(62) 2016/02/24(Wed) 00時半頃
|
|
[辺りを見渡す。 何者か分からぬ声(>>57カリュクス)は届いたのだろうか。 どちらにしろ、何かを探す風に本棚を睨みながらブーツの踵を鳴らして歩く。 しかし如何して自分なのか。 そして彼らは誰なのか]
………それにしても。 ここから来たと言いますのに、他には誰も……?
[緩く首を傾げるが、まだ娘はその扉(>>#3)を見つける事は叶わぬようだ。
もし、謎の声が聞こえていたならば(>>57カリュクス)一度この部屋から出るが、聞こえていなければ暫しこの部屋を調べている事だろう]**
(63) 2016/02/24(Wed) 00時半頃
|
看板娘 櫻子は、メモを貼った。
2016/02/24(Wed) 00時半頃
|
ifs” and “ands” ("もしも"と"そして"が) Were pots and pans (鍋とフライパンだったなら) There would be no need for tinker (鋳掛け屋さんはお役ごめん)
[ にたりにたりと笑いながら>>60、妬む少女はたしかにそうだ、と頷く。
「"もしも"この鍵が大切なものならば」 「"そして"この鍵を皆が必要とするのならば」
さてさて、どうやって利用してやろうか。 『お役御免』にならないように、うまく立ち回れるだろうか?
少女は鍵を服のポケットに入れれば、またにたりと笑ったのだった。それからそっとドアに近づいて、広場の様子をうかがってみようか。 暗闇から覗く虚ろな目は、さぞかし明るい方から見れば気持ち悪かっただろうけれど。]
(64) 2016/02/24(Wed) 00時半頃
|
|
──記録の間にて──
[娘は、探索を続ける。 ────男たちの中に1人居るよりは、気が紛れる。 そう言えば部屋に閉じこもってしまった白髪の女はどうしたのだろうとは思ったが
怯えてしまっているなるば使えぬだろう。 一度床に座り込み、適当なファイルを手にすればそれを開き目を通し始めた。
そのファイルに記された名は ──Jeff Richard──]**
(65) 2016/02/24(Wed) 01時頃
|
看板娘 櫻子は、メモを貼った。
2016/02/24(Wed) 01時頃
|
[俺が珍しく嫌なのを抑えてお願いをしてみたというのに警察の男から反応がない>>50 無視された…訳ではなさそうか、他に意識が向いているらしい しかし、もう一度話しかけるのも面倒だ]
(拝借するか…)
[軽めに決断したが、今まで”拝借”やら”調達”をしてもバレた事はないのだから無理はない 枷を外した後に”お返し”しようかとも思ったが、枷が外れた両手を見られればどの道バレそうだしその必要はなさそうだ 責められでもしたら『返事がなかったから仕方なく』なんて言って誤魔化そうか
そうとなればさっさと行動、時間をかける理由もないし 鍵は男の手にあったか、それともポケットの中にあったか どちらにしろ鍵の位置を記憶してから後ろ手を回し、枷が嵌められていようが関係なく器用に鍵を”拝借”しては数秒もかからずに鍵穴へ差し込んで無事解除 手先の器用さだけは自慢出来る点なんだ
その後元通りに鍵を”お返し”する……つもりだったけど]
(66) 2016/02/24(Wed) 01時頃
|
|
(あ、さっきの人…)
[鍵を見付けたら知らせると言った男が枷を外してもらおうと警察の男の元に来て後ろ手を回していた>>53 いつもなら別になんとも思わないし無視するのだが、ちょうど鍵を持ってるのは俺な訳で 俺が頼まれた訳じゃないけど、ついでにその男の手枷もカチャリと解除してあげた 放置して後々因縁を付けられる可能性は……低いとしてもないとは言い切れないし]
外れたよ、金髪さん
[それだけ言っては首ポロリ男に視線を向けた後でその場から離れる まだ枷を外してない人物が居たと記憶しているから鍵をどうしようかと このまま持っていて寄越せだなんだと詰め寄られては面倒だし、わざわざ外してやる義理も正直ないのだけど]
(67) 2016/02/24(Wed) 01時頃
|
|
(罪、ねぇ……)
[背中に書いてあった文字(>>#1)を見ての感想は大してないし驚く事はない ここに居る人物が皆犯罪者だろうと俺には関係ないし俺に罪などないのだ 弟も両親も他の奴も、”退いてもらう”必要があったからそうしたまで それより…]
……なんか見てる
[様子見をしているのか、上方に”invidia 嫉妬”と書かれた扉の1つから広場を覗く目を発見>>64 先程金切り声を上げて騒いでいた人物か? 暗闇から覗くなど気持ち悪く思うが、数メートル手前までその扉に近付いてみる そして持ってる鍵を摘み、ぷらんぷらんと暗闇に居る人物に見えるように揺らしてみせた 部屋まで歩くのは面倒だから自分で取りに来てくれ、と伝えてるつもりだけど伝わるかどうか]
(68) 2016/02/24(Wed) 01時頃
|
|
[さてさて鍵を外してくれと、黒髪の男性(>>50 ケイイチ)に請うより先に もしかしたら先程の面倒くさがりな少年の手に吸い込まれていたのかもしれない。 尤もそうとも知らず、外してくれとねだったのだが。
……それまでに、どんなやりとりがあったのか。 何にせよ、警察の少年が鍵がなくなったと言い出したのなら焦ったような声を出したかもしれない。尤も、それより先に面倒くさがりな少年>>67が鍵を外してくれたのなら歓喜の声をあげて。]
……!…ありがとうございます。
[カチャリと手枷の外れた手を見つめつつ、面倒くさがりな少年に礼を。 それから"金髪さん"という言い方には少し悲しそうに眉を下げただろう。 母に似たこの髪を、まるで愛称のように呼ばれるのは────────あまり、良い気は、しない。
(69) 2016/02/24(Wed) 02時頃
|
|
母を欲し、母が髪を撫でるその座を欲し、漸く奪ったところで、その座に座ることを逃した、過去の情けない自分を思い返してしまうのだから。]
……ニック、とお呼びください。"金髪さん"なんて呼び方、少し寂しいですから。
[また情けなく眉を下げて笑っただろう。彼が離れるのなら、それを引き止めたりはせず。
辺りをきょろりと見回せば、先程から扉の向こうに消えたままの"嫉妬"と、そちらに向かう面倒くさがりな少年。それから恐らく故郷を共にする男性と、警察を名乗る少年。幼げな少年に、…それから……
────先程の、美しい女性。
女性の消えた扉>>33の向こう側へ、その本棚の並ぶ方向へと足を踏み出した────……]
(70) 2016/02/24(Wed) 02時頃
|
|
[ 妬む少女はしっかりちゃーんと、見ていた。
手錠の鍵は、気の強そうな男の手から>>50とぼけた顔の男へと渡った>>66。金色の鍵はキラキラとしていて大変美しい。アレは是非とも最後にはいただきたいものだ。
さて、しかし。
とぼけた顔の男が金髪の男の手錠も外すのを見れば>>67、男は次に妬む少女を見た。少女が潜む部屋の数メートル手前で止まり、これみよがしに鍵を振ってみたのだ。
まるで餌をぶら下げて物陰に隠れている猫を誘き出すかのように。]
(71) 2016/02/24(Wed) 03時頃
|
|
[ ――妬む少女は憤慨した。]
(なによ、なによなによ! 他の者達には無条件で鍵を外してあげたというのに、私に対しては「自分でここまで来たら外してやる」とでもいうつもり?
まあ、なんて 差 別 的 なのかしら!
ずるいわ、卑怯だわ、悔しくてたまらないわ!私をここから引きずり出して一体何をしようというのかしら? 無条件に外して貰えた他の人達だってずるいわ! 不公平よ!妬ましくてたまらないわ!!)
[ 扉から覗く幽鬼のような菫色の瞳に、じわりじわりと潤む雫。しかしそれは怯えて見せた涙ではなく、悔しくて怒りをこらえた涙だと相手が気づくかはわからない。青紫色の唇も、ブルブルと震えていた。
……しかし、少女は妬むだけ。
憤怒して攻撃することもなければ、強欲に奪いに行くこともない。ましてや傲慢な態度で「私は『外してください』なんて頼んだ覚えはなくってよ。けれど、そうね、あなたが外したいって言うなら、外させてあげてもいいわ」などと、思ったとしても実際に言葉にする事もできない。]
(72) 2016/02/24(Wed) 03時頃
|
|
[妬む少女は、ただただ、臆病。]
あの……もし、よろしければ。 こちらまで来て、外して頂けませんか? だって、見たでしょう? あなたも見たでしょう? 私はこの中で一番か弱い存在なのです。部屋の外はとてもとても恐ろしくてたまりません。
どうしてももう一度私に出て来いと仰るのなら、せめてあの恐ろしい死体を何かで隠すか、どこか目につかない場所へ片付けて下さいな。
今の私には、1セント分だってそちらへ足を踏み入れる勇気などわかないのですから……。
[ 相手が怠惰な男だとは知らずに、怯えたような口調でそんなことを願い出ただろう。 少女は「女がこれほど怖がってみせれば、男ならなんとかしてくれるに違いない」と高をくくっていたようだ。]
(73) 2016/02/24(Wed) 03時頃
|
|
ー少し前ー
[親切心で手枷を外した訳ではなかったのだが金髪の男は普通に礼を言ってきた、それも嬉しそうに>>69]
(ついでに外しただけなんだけどなぁ…)
[そんなつもりがなかったのに礼を言われると姉の姿と重なって少々複雑な気分になる 気まぐれでやった事に対して姉も嬉しそうに礼を言って来たりするから 害はないから別にいいけど、姉もこの金髪の男もやりづらい
時間にしてほんの数秒だけそんな事を考えていたのだけど、男に意識を戻すと何やら悲しげな表情になっていた 理由が分からず黙っていれば、どうやら”金髪さん”という呼び名がお気に召さなかったようで>>70]
(74) 2016/02/24(Wed) 04時頃
|
|
はぁ……まぁ分かった ニックさんね、忘れないようにはしとく
[《ニック》というのが本名か愛称か、はたまた偽名かは分からないけど お願いを断って無駄に敵を作るような事をする必要はないだろうと一応了承はしておいた ちゃんと覚えていられるかは別だけど
そうしてお願いを聞き入れた後 首ポロリ男を一瞥してから”嫉妬”の扉の方へ向かうのだった>>68*]
(75) 2016/02/24(Wed) 04時頃
|
|
[さて、相手の方から鍵を取りに来てくれないかと振って見せたが出てくる様子はなく 変わらず暗闇から覗くその目はなんだか潤んできているような>>72、外に出るのが怖いからなのか他の理由があるのか とりあえず出て来て鍵を取ってくれればそれでいいのだけど……暗闇の住人から発せられた言葉を聞いては]
うわぁ……面倒くさっ
[と、無表情のままボソッと思ったままの本音が 俺が部屋まで行くか死体を隠すか移動させろと言うのだ そんな2択を出されては明らかに手間の少ない前者を選ぶしかないじゃないか その気になれば鍵だけ適当に投げ渡してサッサと退散したいところだが恩を売っておくのも悪くはないかなと 先程見た首ポロリ男の背中にあった文字を思い出してはそんな事を考えてみて、渋々暗闇の住人の側まで近寄る]
(76) 2016/02/24(Wed) 04時頃
|
|
ほら、来たぞ ……手、こっちに回してよ
[暗闇の住人の目の前に屈んでは枷の付いた手を差し出すように告げる ここで漸く暗闇の住人が女だと気付いた 暗くてはっきりとは見えないが、少なくとも”綺麗”とは言えない身なりだし…多分異国人だ
自分で背後に回って枷を外せなんて思われるかもしれないがここまでわざわざ来ただけでもかなり善処したのだ、これ以上無駄に動きたくない ちなみに、怯えてるような声だったのは気付いているがそんな事関係ない、少なくとも俺はそれで無駄にならない何かが得られるという事もないから]
(77) 2016/02/24(Wed) 04時頃
|
|
[たくさんの本棚、その中に覗くは大量のファイル。 …いや、この男はファイルというものを知らない。スクラップブックならば、別かもしれないが。 なんにせよ、本らしきものが大量に並んでいるのだ。当然、そちらに目を奪われるというのが普通の反応なのかもしれない。
…しかし、目的は別にあった。
男は本棚の部屋に足を踏み入れると、何かを探すように、それでいて迷わぬ足取りで通路を歩く。]
……。
[居ない、居ない、居ない。 すぐ横に自分の名前のファイルがあったことにも気づかぬまま、もしかしたら扉もあったかもしれないが…そのまま進んでいけば────目当ての青衣を漸く見つけることは叶ったか。]
…マドモアゼル。何かめぼしいものでもありましたか?
[その頃彼女(>>65)はちょうどファイルに目を通そうとでもしていただろうか?それとも、目を通した後だったか。 先にこの部屋に踏み入れたのだから、きっと何か見つけたのではないか、なんて。 漸く自由の効くようになった手を、ひらりと下げて礼をした。]
(78) 2016/02/24(Wed) 05時頃
|
許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2016/02/24(Wed) 05時頃
|
―嫉妬の部屋の扉前・リツ―
(面倒くさい……面倒くさい、ですって!?)
[ 妬む少女の胸の内は、再びざわめいた。 言うに事欠いて、この男は女性からの頼みに対して『面倒くさ』と漏らしたのだ>>76。実に由々しき事態だと再び憤慨した少女だったが、どう客観的に見ても面倒くさい。 すぐに僻んで、すぐに恨みを募らせるのだから。 ……しかし、単純なところもあるようで。
とぼけた顔の男(その言い方が失礼だとは全く思っていない)が、面倒くさそうにしながらそれでもこちらに寄ってきて鍵を外そうとしてくれるのなら>>77、少女は僅かに機嫌を取り戻したようだ。]
(79) 2016/02/24(Wed) 07時頃
|
|
まあ…外してくださるんですの? そう、そうなのね。私のような不格好で汚らしい女にも気にかけて下さるのね。 なんて奇特な人なんでしょう。 まるで駒鳥にでもなったような気分ですわ。
[ 最も、この妬む少女は"Come hither, sweet robin(おいで、かわいい駒鳥ちゃん)"と呼ばれても、唄のように素直には出てこなかっただろうが。]
(80) 2016/02/24(Wed) 07時頃
|
|
[ 枷を外してもらったのなら、ついでに足枷と首輪も外してもらおうとしたようだ。しかしどうやらこちらは元々のものなので鍵が合わないようだ。少女は僅かに落胆する。]
(けれど、これで良いんだわ。もしお父さんに見つかったなら、私はまたひどく怒られるもの。)
[ だからこの足枷と首輪は仕方ないと、諦めたようだった。少女は気を取り直して顔を上げる。]
ところで、あそこの人たちは何をしていますの?何かを探しているようですけれど。
[ あの人たち、と少女がひとまとめにしたのはどうやら図書室の方へと消えていった人たちと、広場で今後どうするかを相談している男たちの事のようだ。
死体を見て、驚いて逃げ帰った少女にはまだ事情が飲み込めていないようだ。もちろん、あの死体の背中に書いてあったこと>>#1もまだ知らない。]
(81) 2016/02/24(Wed) 07時頃
|
|
──記録の間にて──
["Jeff Richard"の資料を開き目を通し始め、娘は思わずその内容に口元を片手で抑えてしまっていた。 何だろうこれは。 実の母親と淫らな関係に? 生殖器を取り出して保存? 女性に乱暴を働き卵巣と子宮を────]
ゔ………っ
[気持ち悪い、信じられない、何故その様な事を? 適当に取り出し目を通したその内容は娘には先の死体より余程衝撃的であった。 罪状──色欲── そう書かれているという事は、まさか先ほど言葉を交わしたあの異人がそうなのだろうか? それとも数多くの資料の中で、あの扉の言葉がそれぞれ当てはめられているだけで、【色欲】と大別される中の一つの資料に目を通しただけ──あの男とは関係ない? しかし、あの男は【色欲】の扉から]
(82) 2016/02/24(Wed) 07時半頃
|
|
(私は薬を得ようとしただけではありませんか、この様な、欲に駆られた下賤な者たちと一緒になさらないで!)
[全く馬鹿げている。 如何して自分の資料までもが、こんな資料と同じ部屋に保存されているのか。 【傲慢】などとされねばならないのか。
────その考え方自体が傲慢であると、娘は気付く事はない]
[そんな風に膝の上に資料を乗せて青い顔をしている所に声を掛けられ、流石にビクリと肩を跳ねさせてしまった。(>>78ニコラ) 目を見開き彼へと顔を向けて、異人────然し"色欲"の男ではないと知るや、ホッと体の力が抜けた。 この資料とあの男が同一であるとは限らないが、矢張り、どうしても警戒してしまう程度には娘は娘らしさを残していた。 座ったままでは礼に欠けるかと、膝に乗せていた資料を手にして立ち上がる。 そして膝を曲げ会釈した]
(83) 2016/02/24(Wed) 07時半頃
|
|
御機嫌よう、────そうですわね。 この、不愉快な資料くらいですわ。 世には残酷な事を為さる方がいらっしゃるものですわね。
[そう言って、手にしていた資料を相手に差し出してみせる。 出来れば、そのまま相手に渡してしまうつもりだった。 ここは扉からどれくらい離れていたのだろう。 知らぬうちにかなり奥に入っていたか]
……あの、恐れ入りますが、宜しければお名前を教えていただけませんこと? 私は────先ほど、申し上げました。 火浦櫻子と申します。 お名前を存じておきませんと、お呼びするのに不便ですから。
[そして小首を傾げながら異人の男を見上げて問いを向ける。 青い顔。然しそれでも尚強気な光はその瞳からは喪われてはいない。 ──しかし、か弱い弱者の仮面を忘れる程度には、矢張り資料に衝撃を受けたままではあった]
(84) 2016/02/24(Wed) 07時半頃
|
看板娘 櫻子は、メモを貼った。
2016/02/24(Wed) 08時頃
看板娘 櫻子は、メモを貼った。
2016/02/24(Wed) 08時半頃
|
──記録の間にてニコラとの対話の中で──>>84
[ニコラに資料を渡す直前。 パラパラと悪戯に頁を手繰って見せて、ギクリとその頬を強張らせていた。
その中にあった顔写真。 思わず頁を手繰る手を止め資料のその頁を開き直す。
あの男だ。 しかし、この様な鮮明な顔写真は見たことが無い。 先ほどは文字列ばかりを追っていたが、奥へと隠した(>>62)己の資料もこれで自分と分かってしまうだろう。
…………然し。 この"色欲"の男に比べれば。 そう思うからこそ、矢張りそのまま相手に資料を渡そうと差し出していた]*
(85) 2016/02/24(Wed) 09時頃
|
看板娘 櫻子は、メモを貼った。
2016/02/24(Wed) 09時頃
|
[ 丁寧な口調で開錠を求められ(>>53 ニコラ) 美しい金髪を認めながら頷いて、気付く。]
あ? 鍵がねぇ……
[ 手の中から消え去っていた(>>66 リツ)。 焦ったような金髪の声(>>69)を聴き。]
( 可哀想に )
[ 突然の紛失、顔色に動揺を浮かべるものの つられて焦ることなく内心で哀れみを抱いた。 自分はもう拘束から解放されたものだから。
最悪、自分さえ助かれば良いのだ。]
(86) 2016/02/24(Wed) 09時頃
|
|
[ ──だって、俺様は特別な人間だから。]
(87) 2016/02/24(Wed) 09時頃
|
|
[ 彼は警察ではない事は先の発言(>>52)で明白。
民間人だろうか。 ならば尚更、手枷の行方はどうでも良かった。 糧もしくは優越感を与えてくれるだけの存在に 手持ちの鍵を使う程度ならば造作無いけれど 失くした物を探してやるまでの労は不要。
流石に組織のお仲間を見捨てたとあれば、 後で上からの追求が煩わしい、配慮もするが。 ──それもいざとなれば切り捨てる気で。]
( 嗚呼、可哀想、可哀想、可哀想! )
[ 寧ろ、その慌て様が愛らしくて堪らない。 美しい金髪の下の、焦った様相が。]
(88) 2016/02/24(Wed) 09時頃
|
|
[ ──その一方では。 金髪の前にも話しかけられていた(>>38)が 反応するのを忘れていたことを思い出す。
そして次に目にしたのは、 知らない男が金髪の手枷を外す動作(>>67)。]
…………。
[ 知らぬ男に鍵を"拝借"された(>>66)、 その決定的な瞬間を見ていない。
もしや気付かぬ内に落としたのを拾われたか、 そんな可能性だって思い浮かびはするも。]
(89) 2016/02/24(Wed) 09時頃
|
|
( なに勝手に使ってやがるんだ )
[ 所有物でも無いのに子供じみた苛立ちを覚え。 光の消えた瞳でそちらを見ていたのだが、 "ニック"(>>70)の影で気付かれなかったか。
そのまま彼が何処かへ向かった(>>68)のなら、 更に苛立ちを募らせたことだろう。 ────俺様に何も言わないのか、と。]
(*1) 2016/02/24(Wed) 09時頃
|
|
[ ────そうであれ、 息を深く吐き出し。深く吸い込み。 また、深く吐き出しては。 この場で何か大事をする訳でもなく。
冷静な判断力が期待できそうな男へ 話し掛けた(>>51)のだろう。*]
(90) 2016/02/24(Wed) 09時頃
|
|
── 鍵を乞う ──
[自分が腰を抜かしている間に"待って"と言うまでもなく話が進んでいってしまう。 何をすべきかって話をしている人達(>>44 ジェフ、51 ケイイチ)、開かれた扉へと向かう人達(>>33 櫻子、>>70 ニコラ)僕と同じ様に怯えていタ白髪の女性も気付けばその枷を外してもらっていて(>>81 ヨーランダ)、 1人取り残されている気になった。 そしてきっと実際そうだ。
怖い、そして困る。 自分だけが何も把握してないなんて事あってはいけない。 だってそうだろう、この中の誰ひとり信用出来ないんだから。]
(91) 2016/02/24(Wed) 11時半頃
|
|
すみません……あの、僕のも外して頂けませんか?
[何とか立ち上がってふらふらとした足取りのまま"嫉妬"の扉の方へと歩いて行ってソう頼んだんだ。 鍵を貰うなり外すなりしてもらえたら"ありがとうございます"とお礼を言っただろう。 もしも自分だけ鍵を外してもらえないなんて事態に陥りそうだったら仕方ないけど乱暴を働いてでも鍵を得ようとしたと思う。
無抵抗な姿なんて、こんな時に見せても何にもならないだろうから。]**
(92) 2016/02/24(Wed) 11時半頃
|
|
[彼女>>83が蹲っていれば、心配そうな表情を浮かべ その姿に歩み寄っただろう。こういう場合駆け寄るのが相応しいのかもしれないが、生憎そのような真似はしない。 声を掛けると彼女はビクリと身を震わせ、先程より青い顔をこちらに向けたのだろう。その後力が抜けたのは理由が分からぬまま。
彼女が立ち上がるようなら、自らの手を彼女の前に差し出してその力添えをしようと。]
資料……ああ、先程からあるこの本のようなものは資料なのですね。残酷…?ああ、ありがとうございます。
[彼女がファイルを渡すのなら、それを受け取っただろう。そのファイルが開いていたのなら少しばかり内容が見えたかもしれないし、開いていないならばそのまま。
名を尋ねられれば、柔和な笑みを浮かべて応じただろう。]
失礼致しました。ニック、とお呼びいただければ幸いです。私は…貴方の名をなんとお呼びすれば?
(93) 2016/02/24(Wed) 12時半頃
|
|
[ヒウラサクラコ、なんてどこが名前で何処が家名なのか。…東洋に疎いこの男にはわからなかったようだ。 小首を傾げ、青い顔をこちらに向けながらも────────その強い眼光には、悪戯心で満たされる。
────ああ、その黒い瞳も 存外悪くない。
その黒い瞳には赤い髪飾りがよく映えるだろう。]
……それにしても、たくさんの本がありますね。この本を全て調べていたのですか?
[言葉をかけつつ、先程受け取ったファイルを開いてみようか。その内容を目にすれば、きっと
────ああ、勿体無い。
なんて思ってしまうのだろうが。]
(94) 2016/02/24(Wed) 12時半頃
|
|
[差し出される手を遠慮なく手にして立ち上がる(>>93ニコラ) 如何やら先程の挨拶と言い、この異人は紳士的な様だ。その点では悪く無い。 然し確かあの扉に刻まれていた言葉は────。
("強欲"──紳士的に見えても金の亡者なのかしらね?)
洋装は詳しく無いが、着ているものは悪くは無さそうだ。然し柔和な笑みの奥底に、見えぬ棘が隠されているかも知れぬ。 欲の欲するものならば単純に金、そしてその為の人殺しが思い浮かんだが今はそんな想像を巡らせるだけで探りはしなかった。 藪を突いて蛇を出す訳には行かぬ。 余計な詮索は今は止めよう。それより──]
ニック様。 ──私の事は櫻子とお呼びくださいませ。
[こんな場で有りながら、資料を手渡して微笑みを向けた。挨拶の場では自然とこうしてしまうのは、本来ならば社交界に出ておかしくない年頃だからだろう。 ──そう、天刑病が無ければ。 胸中に一抹の影が過るが、それは資料に視線を落として隠してしまおう。 緩く握った片方の拳を口元に宛てがう。 気遣わしげに資料を見つめる。閉じたまま渡したが、やがてその頁が開かれれば目を背けて、見せた]
(95) 2016/02/24(Wed) 13時頃
|
|
この資料────。 先ほどの異人の方のお写真がありましたの。 如何やら、ここにある資料は様々な人の生き様や──罪悪が書き連ねてあるようですわ。 すべての資料を見るなんて、そんな。
偶々手にした一つが、これでしたの……。
[口元に添えていた拳をもう片方の手で握る。 しかし体を震わせるまでは出来ない。 その代わりに小さく溜息を吐き]
──もし。 この資料に書かれている事が全て真だと致しましたら………。
私………。
[それ以上は言葉に出来ない、とばかりに言葉を切る。 相手が己の姿を値踏みし、資料の内容に"勿体無い"などと考えているなどとは想像もしていなかった。
眉根を寄せて目頭に神経を集中すれば、漸くじわりと目の縁に雫が集まり始めていた]
(96) 2016/02/24(Wed) 13時頃
|
|
( ……この男は、 最新の通信技術を知らないのか? ) [ それが相手の反応(>>55 ジェフ)への感想。
同じ囚われという境遇の中から 一番冷静そうだと判断した相手も 選ばれた者では無いのだと知った瞬間だった。
そもそも生まれた時代という 大前提が異なる事には未だ気付かず。]
(97) 2016/02/24(Wed) 13時半頃
|
|
[ 耳小骨に埋め込んだ通信用ナノマシン。 外部への連絡はそれで行えるつもりでいた。
常時接続ではプライバシーが筒抜けになる為 任務が完了した時点でオフにしてあった。 手が自由になったと同時に使用可能、の認識。
然しこれ見よがしに使用するのもどうだろう。 この男は、他よりは使えそうだ。 気分を害すには早い、報告は後で行うとして。
──それにしたってベルとは何だ? 何かの製品名なのだろうか。 まさか本当にあのベルだとは思わず。]
(98) 2016/02/24(Wed) 13時半頃
|
|
……そうだな。外に繋がる扉や 人の通り抜けられる通気口なんかを 犯人に気付かれないように探そうか
[ 相手の意見(>>55)は間違ってない。 連絡に関する部分だけさらりと流して肯定し。
方針が決まれば、後は行動だろうか。 他にも何かあれば聞いただろう。]
(99) 2016/02/24(Wed) 13時半頃
|
|
俺はあっちが気になる
[ ざっと確認した(>>7>>9)ものの、 矢張り気になるのは、 死体と化した男が現れた方向(>>#2)。 今は何名かが資料を見ているか。]
犯人が潜んでいるか 或いは何処かへ通じているんじゃないかと
[ 独りでにここまで傷付ける訳がない。 尤も、この首で歩いてきたこと自体が奇跡か。 それには気付いていなかった。]
俺は出利葉 圭壱。あんたは?
[ ざっと名乗り、相手の名を訊ねて。 例え濁されようとも気にはしまい。]
(100) 2016/02/24(Wed) 13時半頃
|
|
[ 他と同じく手枷の取れた男(>>92 オスカー)へ 視線をやり。] ……お前はどうする?
[ 先ほど彼も悲鳴を上げていた(>>41)か。 余り期待はしていなかったが 探索の目は多いに越したことはない。
返事があってもなくても。 同じ方向に行く者があってもなくても。 男はこの後、資料の部屋に向かう。]
(101) 2016/02/24(Wed) 13時半頃
|
|
[彼女の考えていること>>が口に出されていたのなら、何か述べたかもしれない。だが確かにそれは"余計な詮索"だと言えるだろう。 この男は詮索されたところで何も気にやしないが。
元より、この"強欲"というのはフォンブリューヌ家のことを指しているのかもしれないと考えているのだ。 美術品蒐集に明け暮れ戦争に見向きもしなかった祖父、それを反面教師にし時代遅れの王に媚びることに明け暮れた父。 …どちらもその欲が罪であるといえるだろう。 ならば自分は?
(……私は、勿論戦争とあれば指揮を執る。皇帝の言葉も聞き入れる。趣味に明け暮れて家庭を顧みない、なんてこともしない。
────ほら、私は無罪だ。)
誰に言うでもなく、心の中で呟いた。]
サクラコ…。では、そうさせていただきますね。
[浮かべられた笑みと所作に、もしやこの女性は東洋でそれなりの地位のある方ではないか、と仮説が立てられただろう。 …それならば、家名を知っている者がいないか確かめた先程の行為も頷ける。尤も、東洋人のそれは普段目にする者とは大きく違うのだが。
(102) 2016/02/24(Wed) 14時頃
|
|
閉じたまま渡されたその資料を開けば、彼女がさっと目を背けたのを確認した。…そうすれば少しその本を立てて彼女に見えないように気遣ったろう。]
(Jeff Richard......Paris....1857……)
[その中身を見つめながら、この男は故郷を共にする者、それから───ほんの少し先の人生を生きている、ということを知った。 それから、そこに書き連ねられた罪も。
(……嗚呼、本当に勿体無い。女性はその外側が美しいのに。)
彼女の言葉を聞きながら頁を捲れば……なるほど、それが先程あの部屋にいた金髪の男────そう、自分が故国が同じだろうと推測したあの男だ───こそが、この資料の人物だと知るだろう。]
……どうか、ご心配なさらず。この男が貴方に何かをしようとすれば、私がそれを食い止めてみせますから。…美しい女性をお守りする────それは、男性の務めですからね。
[見上げた時に彼女の瞳に雫が浮かんでいたのなら、安心させるように にこりと微笑んでみせただろう。 それから彼女の手を取って、その甲に軽く口付けようとしたか。]
(103) 2016/02/24(Wed) 14時頃
|
許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2016/02/24(Wed) 14時頃
|
[余談ではあるが、女も資料を目にした時に自分のものも、今ニコラの手にあるジェフのものも、生年月日を目にしてはいた。 其処に書かれていた物が和暦であったならば、確りとその状況の可笑しさを認識できたかもしれない。 しかし西暦で書かれていた事と、まさか"時代の違う人物が存在している"とは想像もしていなかったからこそ、見過ごしてしまっていたようだ。 もっとも、その生年月日の記載を確り認識していたならば、逆に"この資料は嘘偽りが並べ立てられているのではないか"と邪推もしたかもしれないが。 だって余りに突飛では無いか、時代の違う人物らが一同に会しているなど。 しかし、余りにも鮮明な写真や自分についての詳細、そしてそもそもの異常な出来事に納得せざるを得なかったかもしれないが]
お上手ですわね、────頼りにさせて頂いても?
(104) 2016/02/24(Wed) 16時半頃
|
|
(当然ですわよね) [そのような言葉は口に出すことは無い。ただ相手の微笑みに柔らかな笑みを返し、縁に溜めた雫をそっと指先で拭う。 ただ、手の甲への口付けには乙女らしく頬を仄かに染め上げた。自分の意思とは無関係に。 腐っても────などとは自分では意地でも表現すまいが、これでも伯爵家の娘なのだ。 良家の娘には特に性に関して無知である事、貞淑である事に価値を見出されていた時代。 その時代に生き、そしてそのまま異性との関わりを断たれてしまったこの娘には仕方の無い反応だったのだろう。 その反動でエス────女学生同士の秘めやかな遊びは楽しんだことはあるものの、あの資料に書かれている事を振り返れば本当にほんの遊び。 相手がどうだったかは知らぬが、自分にとってはその絆である桃色のリボンを呆気なく明渡す程度の関係だ。 さておき、わずかに熱を帯びる頬に片手を添えながら、スルリと相手から手を引こうとする。
────そして視線は、本棚へと]
(105) 2016/02/24(Wed) 16時半頃
|
|
──最も罪深きものを示せ。 その者は全ての罪を、その命を持って贖罪するだろう。 先ほどの、あの死体に書かれた言葉は……ご覧になりまして? 私、この資料の通りならば、これ程に罪深い方は存じませんわ?
[あの言葉の通りにせねば成らぬと言うのならば。 最も罪深き者を示さなければならぬのなら。 この資料の男、色欲の異人に相違無いのでは無いか。
そんな同意を求めるよう。 然し内心の動揺を悟られぬよう、視線は本棚に向けられたまま囁くような声で言葉を紡ぎ出していた]**
(*2) 2016/02/24(Wed) 16時半頃
|
許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2016/02/24(Wed) 17時頃
|
[揺れる、かつんと揺れる。 僕は君たちの動向を見守るのだ。 天より注ぐ声に動揺し、揺れる君の瞳。>>57 不可解な、悪魔の声か? 過ぎゆく未来の新技術とは思わない。 置いてきたものが“ なに ”か、 それが鍵で、ひとを妬み続ける誰かの扉。 その奥に隠されていようとも気付けぬが。 少女の隠れる扉の隙間、覗く瞳。>>64 光を持たぬのは、些か気味悪く…… 然し、君は優しいから、その手を。 伸ばそうとしていた……
しかしながら、君の手には鍵はない。 鍵を手にする怠惰の少年がゆく様を、 かわりに横目で見ていた。]
(106) 2016/02/24(Wed) 19時頃
|
|
[問われる名に意識が浮上。>>100 職業だけではなく、名すらも、 簡単に素性を明かせるとは、 目の前のこの男の気がしれないが。 本名とはまだ決まった訳ではないのだろう。]
私は、ジョセフ。 よろしく頼むよ、ケイイチ。
[彼の耳の中に埋め込まれるチップも、 遥か未来の最新技術も、 君は何も知らないし、僕もそう。 だから、腹の底で抱える企みも、 なあんにも気付かないんだろうけど。]
(107) 2016/02/24(Wed) 19時頃
|
|
抜けられる場所、 そう、だな。コレが来た先。 向こう側が怪しいのは、重々承知だ。 ………仕方ない。
[手枷は外されたか?>>92 少年もまた、此方へついてくるだろうか。 視線だけ合わせ会釈でも。
残るものは、嫉妬と怠惰。 彼らもまた、あの部屋の向こう側へと、 来るだろうかと君は盗み見て。 あの少女のポケットの内に潜ませられた鍵。 差し込むことのできる鍵穴は、 きっとあの奥にあるのかもしれないけれど。]
(108) 2016/02/24(Wed) 19時頃
|
|
自分の身は、自分で守れ。
[弱いものは、守ることが君の口癖だ。 本当に弱いものが、此処にいるとは限らない。 強いて挙げるならば、 悲鳴を上げた二名くらいかな。]
(109) 2016/02/24(Wed) 19時頃
|
|
[資料の重なる書庫の奥を一瞥。
君の素性が明かされて、>>82 君の悪魔の所業が晒されて、>>94 君の罪が重いと罪を擦りつけられて、>*2 君の《 愛 》が否定されているとは、>>103 欠片も思っていないのだ。
その奥へ消えた二つの影を思い。 ───君は双眸を、僅かに伏せた。]
(110) 2016/02/24(Wed) 19時頃
|
|
[腰に下げていた銃に手をかけて、 資料の並ぶ奥の部屋。 君の悪魔の罪が既に、 晒されたその向こう側へ。
一歩、踏み出した……────*]
(111) 2016/02/24(Wed) 19時頃
|
|
ー”嫉妬”の部屋>>79>>80>>81ヨーランダー
[鍵を拝借して使用した事に警察の男が苛立っていたなど露知らず、視線を向けられていた事すら気付いてはいない>*1 もし気付いたなら謝る事はなくてもなんとなくの会釈ぐらいはしたかもしれないけど
そして現在 ”嫉妬”の部屋にて仕方なく金切り女の枷を外しに側まで来た訳だが、枷を外してもらえると喜んでいるのか? 不恰好で汚らしいというのは否定しないけど、やれ奇特な人だの駒鳥にでもなったような気分だのと言い出した]
(やっぱり鍵だけ置いて放っておけば良かったなぁ……)
[自分から部屋まで来てくれと言っておきながら俺の方から自主的に枷を外しに来てあげたかのような言い方をする金切り女こと駒鳥女、なんとも面倒くさい 枷に鍵を差し込みながら頭では軽く後悔する あんな2択を出されて死体を隠すか移動させるなんてどう考えても面倒くさい方を選ぶ訳がないだろう]
(112) 2016/02/24(Wed) 20時半頃
|
|
[そうして無事に駒鳥女の枷を外した後でなんと首輪と足枷の解除まで頼んできたなら、また渋々やってあげようとはする ……まぁ、解除は出来なかった訳だが
『なんでこの人だけ首輪と足枷も?』 なんて考えはするけど、その理由までは別に興味はなく]
あそこの人達? はぁ……なんか本みたいなのいっぱいある部屋見に行ったりとかなんか相談してたりとか 多分あの死体の背中にあった文字気にしてんじゃない?知らないけど
[そう適当めに言っては首ポロリ男の背中にあった文字をかくかくしかじかで簡単に伝えた>>#1 奥の部屋はまだ見ていないから俺にも分からない 首ポロリ男の背中にあった文字の事もあるし早く確認したいのだが……そんな時にもう1人、鍵開けを頼んでくる黒尽くめの人物が>>92]
(113) 2016/02/24(Wed) 20時半頃
|
|
あぁ、あんたも……面倒くさいなぁ……
[と、口から本音をだだ漏れにしつつその男の枷も外してあげた 駒鳥女の枷を外しておいてこっちは外さないとなれば無駄に敵を作る事になりそうで、面倒ではあるが仕方なく解除してあげたのだ そうしたところでのっそりと立ち上がっては駒鳥女と黒尽くめ男に向けて]
じゃあ枷外したし あんた達が他に何もないなら俺は奥の部屋行くぞ
[それだけ言ってのそのそと首ポロリ男が出て来た部屋へ向かおうとする 引き止められれば一応は止まるつもり]
(114) 2016/02/24(Wed) 20時半頃
|
|
―嫉妬の部屋の扉付近―>>112>>113>>114リツ
ふうん、そう、そうなのね。
[ とぼけた顔の男から、あの死体の背中に書いてあったことや、あの部屋の先にあるものを聞けば、少女はしたり顔で頷いた。
『―― 一番罪深いものを探す』
なんとここには恐ろしい者が沢山いるのかと――自らの罪を自覚することなどあるはずもなく――呆れたのだった。
未だ自分が持つ鍵の正体はわからないままだが、それでも今は十分だろう。]
……私の名前はヨーランダよ。 ヨーランダはスミレ。覚えておくといいわ。
[ 新しくやってきた男の手錠を外し、その場を立ち去ろうとするとぼけた顔の男にはそんな自己紹介をしておいたようだ。ちなみに、覚えていたからと言って特に良いことは何もない。*]
(115) 2016/02/24(Wed) 21時半頃
|
|
[ 本名に他ならないが、 名乗ることには何の抵抗もない。
男が生まれたのは、 世界中で核が放たれた後の時代。
全世界が貧困を経た。日本も例には漏れず。
結果として格差の際立つことになった世では 嘗て普及した情報伝達手段も ごく限られた層のみの権利となっており。
下層は、知る権利すら持たされていない。
そんな者たちに対して 選ばれた存在たる己が僅かな情報を与えた所で 何も出来やしないだろうと。
──馬鹿にしているのだ。]
(116) 2016/02/24(Wed) 22時頃
|
|
ああ、こちらこそよろしくジョセフ
[ 名乗り返されれば(>>107)、 ほんの少しだけ微笑んで返事を。 こんな状況でも普段のような コミュニケーションを取れるのは有難い。
偽名の可能性もあるだろうが、名前は記号。 その真偽はいま男にとって問題ではなく、 この場で呼び合う記号が知れれば充分だ。
名乗られなければ頭の中で アンタレスとでも記号をつけただろうか。 かつんと揺れる輝きが視界の隅にあった。]
(117) 2016/02/24(Wed) 22時頃
|
|
[ 本棚の部屋に向かいながら、 人差し指で耳の後ろをトントンと叩いた。
リズムをモールス符号で表すと ・−・・・ ・−・−・ である。
前半が「O」後半が「N」。 体内に埋め込んだ通信機の起動合図だ。
周囲の音は全て拾われ本部へと届けられ 司令室からの支援が受けられる、筈だった。]
……エリス……?
[ いつもの甲高い片言が聴こえない。 小声での呟きにも反応が無い。 未だ此方の異常は察知されていなかったか。]
(118) 2016/02/24(Wed) 22時頃
|
|
( チッ…早く出勤しやがれ 愚図女…! )
[ 内心で毒づきつつ、 今は情報収集が先だと足を進めた。
ドリルでも使って耳穴を増やされなければ 体内通信機が奪われる事は無いのだ、通常は。
そも超常的な力によって集められており 剰え高周波ブレードと共に奪われたなどとは 思いもよらないことだ。]
(119) 2016/02/24(Wed) 22時頃
|
|
[ 探索先の話はどうやら 言うまでもなかったようだ(>>108)。 話が早いのもまた有難い。
その後の助言めいた台詞(>>109)には 苦笑気味に頷いた。
憤怒は守られるお姫様には程遠い。
彼は彼で自分の身を守る術があるのだろう。 腰元の硬質(>>111)は見える位置にあったか。 認めたとて特に驚いたりはしない。
中へ入れば全体に目を配りながら足を進める。 ファイルの詰め込まれた本棚ばかり。 うっと息が詰まるのは、脳筋族ゆえ。]
(120) 2016/02/24(Wed) 22時頃
|
|
[返された柔らかな笑み>>104と、縁に溜まった雫を指先で拭う仕草は …… ほんの少し前に見た笑みと同じような違和感を感じた。 だとしてもそれを指摘するような無粋な真似などするまい。]
……ええ、是非に。こんな美しい女性に頼りにされるなんて、私は幸運ですね。
[甲に口付ければ、顔を上げつつそう微笑んでみせただろう。女性へのこういった挨拶は爵位を譲られる前も、譲られた今も何度もしてきた。…随分と手馴れたものに見えたかもしれない。 彼女といえば────その恥じらうように染め上げられた頬に、その初心さに。
───ますます、欲しくなる。
分解して組み直すつもりだったが、そのまま人形にしても美しいかもしれないなんて思うほどに。 彼女の手が離れると言うのなら、名残惜しさを感じつつもその手を取る力を緩め、引き止めることなどしなかった。]
(121) 2016/02/24(Wed) 23時半頃
|
|
[それから紡がれる言葉は、
ああ、嗚呼。
黙っていればきっと、こんなに美しいというのに。 女性というものは何故こうも愚かで醜くて、
……騒がしい。]
……女性は、静かな方がお美しい。
[同意を求めるように動く目、 他者を貶めるような言葉を紡ぐ声。
(*3) 2016/02/24(Wed) 23時半頃
|
|
囁きは、静かなものではあったが────、
男が求める静寂はこんなものではない。
自分以外の人間の声など、無くて良いのだ。
彼女の唇に人差し指を立て当て、Shh...と示してみせた。その表情は波風一つ立たぬ湖のように、暗く、静か。
(*4) 2016/02/24(Wed) 23時半頃
|
|
それからその指を退けて、]
……まだ推測の域を出ないでしょう?それに、一人しか分かっていない。…もう少し調べてみましょうか。
[そう、先ほどの笑顔で告げた。]
(122) 2016/02/24(Wed) 23時半頃
|
許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2016/02/24(Wed) 23時半頃
|
[そう騒ぎ立てたつもりはなかったのだが、花盛りの娘である。 殿方との触れ合いは慣れぬもの、関わる異性は兄と父親と教師らが精々で、他者との関わりは毅然を装うも加減が判らぬのも事実だった。 女三人寄れば姦しいとは言うが、いつの間にかお喋りが過ぎたのかも知れぬ。 ────其れとも、西洋の娘達はもっと口数が少ないのだろうか。 然し言葉を返そうとして、唇に男の指先を感じれば流石にその言葉を呑み込んでしまった。 頬が、熱い。
(異人の男達はこうも、乙女の柔肌に簡単に触れるものなのかしら? ────馴れ馴れしい。 私の肌に触れて良いのは将来の伴侶だけですわよ?)
それとも西洋の乙女達は、こうして触れられても黙っているのだろうか。 それとも、触れられるのを喜んでいる? だとしたら、そのような尻軽な娘たちの美しさなど要らぬし、同一に見られたくも無いが。 一層頬を染めて眉を吊り上げると、プイと顔を背けた。 ただ、どうしても一言余計に言葉を発してしまう]
(123) 2016/02/24(Wed) 23時半頃
|
|
────殿方に触れられるのは慣れておりませんの。
[どうにか軽々しく触れてくれるなと、言外に告げてみたがそれを察してくれるかどうか。 チラと相手を見れば、柔和な笑み。 先程の暗く静かな湖のような眼差しは、気の所為であったのか]
ええ、早計に事に至っては申し訳ない事になるかもしれませんものね。 ────別々に調べていきましょうか?
[本当は、共に居た方が身を守る点では良いのかもしれない。 自分の資料に目を通した事で半ば把握している。ここに書かれている事は恐らく真実。そうであればあの男と2人きりで鉢合わさるのは避けたい。 しかし、まさかこんな閉ざされた場で妙な真似はすまいかとの思い。 この膨大な資料の中、二手に分かれた方がより資料を得られるかもしれぬとの思い。 その思考から、別々に調べても良いかと思い至る。
相手がそのまま、別行動をと言うのならば別々に。 共に行動してくれるのならばその意思を汲むだろう。 ────その傲慢さゆえ、静かにさえしていれば相手は使えると信じ込んで]
(124) 2016/02/24(Wed) 23時半頃
|
看板娘 櫻子は、メモを貼った。
2016/02/25(Thu) 00時頃
|
[男が望むのは徹底した沈黙、静寂。 特に女性は姿は美しいのだから、醜い声などなくて良い。……この考えは、きっと賛同は得られぬものなのだろう。
────尤も、男の周りの女性達は皆、美しく静かだ。
妻も、愛娘も、女中もすべて。
必要な女中は喉を潰し口元を縫い合わせているのだから、醜い声を発することもない。 ……自ら望んだ平穏な屋敷。
嗚呼、彼処が懐かしい。]
おや、それは……失礼致しました。いつもの癖で、つい。
(125) 2016/02/25(Thu) 00時頃
|
|
[ぷいと背けられた顔と、一層朱の増した頬>>124。怒ったような眉とそれから続いた言葉に────そこまでされて、気付かぬものなどいるまい。
尤もそれがこの男をより一層喜ばせたなど、彼女は考えもしなかったのかもしれないが。]
…そうですね。それが良いかと。……ああ、何かを見つけたり また他の人に会った時は互いに知らせ合いましょうか。
[共に探すのも良いが、それより先に。
この男の本があるのなら、自分のも若しやあるかもしれない。 ……なら、写真だけでもせめて外しておくのが良いだろう。
そのあと、のんびりと彼女に合流するのもいいかもしれない。…そう思えば、二手に分かれることを提案したかもしれない。…尤も、女性はどこかで休んでいても、と言い出しただろうが。]
(126) 2016/02/25(Thu) 00時頃
|
|
[ニックの言葉に静かに頷いてみせる。 何か解れば、報せあおうと。 相手の言葉に異論はない。そして、自分もまた先程見つけた"自分の資料"の所に戻るべきだろう。 先程は見落とした写真があるならば、矢張り────。
如何やら情報交換も出来そうだ。 この男、機嫌を損ねなければ矢張り使えそうである。 そう信じ込み、相手に笑みを向けては会釈して見せた]
では、────御機嫌よう。 ……少し調べましたら、元の部屋も調べながら休むかもしれませんわね。
[相手の手に渡った"色欲"の資料はどうなったか。 然し今は一度別れの挨拶をし、なるべく口数を少なくしてやって相手に背を向けてしまう。 休んでいても、などと言われれば(>>126)それでもやる事をやってから、とばかりに。
そして足先は己の資料を隠した方向へ。 中途の資料を手当たり次第に開かぬ姿は、疑問を抱かせてしまうか。 それでも、資料の並ぶ本棚へと視線を注ぎながら一度その場を離れ行く]*
(127) 2016/02/25(Thu) 00時半頃
|
|
── 手の自由を得る ──
[面倒だと言いながらも鎖を解いて貰えば(>>114 リツ)手をふらふらと動かしながら"ありがとう"と言った。 これで一先ず身体の自由は手に入れた。
おレいだけ言って無理に引き止めることはせず皆同じ様に入っていく資料室へ消えていくのを見送った。
その少し後だったんだろうか。 "どうする?"とケイイチと名乗る男性から聞かれる(>>101 ケイイチ)。]
あ、僕もあの部屋を覗いてみるつもりです。
[そう答えて歩き出そうとする、けど。 気になって白髪の女性…ヨーランダと名乗る人の方を振り返って声を掛けたんだ。]
あなたは見に行かないんですか?
[って。 彼女がその場を立ち去ろうとしていたのを見たから。]
(128) 2016/02/25(Thu) 00時半頃
|
|
[……さて、並べられるものたち。 近くにある其れを一つ手に。 中に刻まれるのは、犯罪プロファイル。 文字列を追いかけ、咀嚼する君。
──── これこそが、罪だ。
顔写真つきの冊子。 君の顔は、見つからない。 だって、君は犯罪者じゃないんだもの! 君はそう言わんばかり。 しかし、ふ、と。気づく。 手にした冊子に刻まれる年号が、 遥か未来のものであるということを。]
未来、……犯人の趣味か? 物語を描くとは、……
(129) 2016/02/25(Thu) 00時半頃
|
|
──ニックと別れた、その後──
[ニックと別れ、最初のうちは資料に目を向けながらゆるりとした歩調を保っていた。 しかし、次第にその歩調が早まっていく。
あの自分の資料を先に誰かに見られてしまったら? 然し、写真が載っていたとして、それを外したり破いたりしたならば────誰かに疑われはしないか。 "同じ名前、しかし写真が無いのは誤魔化そうとした証ではないか" 文章を塗りつぶしたり破いたりしたならば? "そこに余程読まれたくない事が書いてあったのか" そんな風に余計に疑われては、困る。
そう、困るのだ]
(130) 2016/02/25(Thu) 00時半頃
|
|
[────冗談では無い。 確かに人を殺めた、それは認めよう。 然し、自分は先の資料の男程の相手に手をかけては居ない。 何より、欲のままに人体を保存などはして居ない。特効薬と聞かねば誰が人肉など喰らうものか。 それも、親に蔑ろにされていた子供たちばかりだ。
そんな庶民の子供たちよりも余程自分の人生の方が、火浦の家の方が大事に決まっているのだ。
だから、自分の資料が見られた所で────。 寧ろ、改竄して疑心暗鬼に陥られた方が大事になってしまうだろう。 そう思い至れば、女は早められていた歩みを止めて本棚に向き合う。 そして、一冊一冊、ぱらりぱらりと頁を手繰りその中の顔写真を確認しては本棚に戻し、新たな資料を手にしていく。
あの場に集まった、他の者の資料に目を通す方が先だろう。 暫しそうして、資料を順に確認していく姿がその場にあった。 未だ、新たな来訪者に気付くことが無いままに*]**
(131) 2016/02/25(Thu) 00時半頃
|
|
[窃盗、放火、……弟の殺害。 【怠惰】の罪状に、眉根を寄せ。 陳腐なものだ、さも嘲笑うかのような君。 貧困層の、ストリートに蔓延る者たちの、 物乞いを重なって見えているのだろう。 しかし、……ともに並ぶ絵に見覚えが。 先程の広間にいた、少年に酷似している。
疑念は疑念を巻き起こし続ける。
この舞台を用意した犯人の意図、 この膨大な資料の中から、 一番の罪を選び出せということなのか。 その罪を持つ者を、探し出せということか。 君は、はらり、はらりと冊子を眺め続け。]
(132) 2016/02/25(Thu) 01時頃
|
|
[君のことを馬鹿にしていた>>116 息を詰まらせる脳筋は、>>120 資料に埋もれているのだろうか。 微かに溢れる《 エリス 》と誰かを呼ぶ声。 まるで、何かと交信しているよう。 彼は、悪魔信仰でもしているのか、 彼も悪魔なのか…? 僕はゆらり君と見比べていた。*]
(133) 2016/02/25(Thu) 01時頃
|
看板娘 櫻子は、メモを貼った。
2016/02/25(Thu) 01時頃
捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2016/02/25(Thu) 01時頃
|
ー ”嫉妬”の部屋の扉近く >>115ヨーランダ、>>128オスカー ー
[かくかくしかじかで簡単めに説明したが無事伝わったようだ なぜかドヤ顔をしているように見えるのは敢えて触れないでおこう
その後は黒尽くめの男の枷を外して、何も無ければ立ち去る事を告げると何故か駒鳥女が名乗ってきた 駒鳥女はヨーランダという名前だったらしい]
はぁ……まぁ、一応覚えとく ………したっけ、お二人さん
[駒鳥女ことヨーランダと黒尽くめの男に”さよなら”を告げ、奥の部屋へとすたすた向かう ニックと話した時もそうだったが、俺の名前を名乗る事を忘れていたり 気付くとしてもはっきりと聞かれるか後々勝手に思い出すかのいずれかでの事 今は一先ず奥の部屋を見る為にそちらへ向かった
その部屋にあるのが罪人達について記された資料の数々である事も その中にあった”樫木利都”の資料が既に読まれてしまっている事も 俺はまだ知らないのである*]
(134) 2016/02/25(Thu) 02時頃
|
|
―嫉妬の部屋入口付近―>>128 オスカー
[ さて、とぼけた顔の男がいなくなれば、あとに残ったのは秀麗な顔立ちの黒髪の男だけ。手錠を外して貰ってすぐに立ち去るのかと思えば、気の強そうな男と何やら話をしていたようだ>>128。]
…………私はここから動くことができません。 何故って?あの恐ろしい死体をもう二度と見たくないんですもの。あなただって先程は驚いていらっしゃったでしょう?
広場に死体が放置されている限り、私はこの部屋から一歩も動きませんわ。動けないのです。
[ 行かないのかと尋ねられたが少女はやはり首を横に振る。そして男たちか立ち去るのなら、そっと扉を閉じてまた、隙間から外の様子を伺うだろう。
臆病な少女は、やはり、臆病なまま。]
(135) 2016/02/25(Thu) 03時頃
|
|
……ええ、では。お気をつけてくださいね。
[黒髪の彼女───サクラコに、別れを告げて>>127まっすぐと迷わず進んでいく彼女を笑顔で見送る。 全く迷う所のない姿を見れば……ああ、もしかすると彼女も同様の目的があるのかもしれない。
(……さて。この資料……どうしましょうか。生年月日は覚えましたし……、後で本人に確認してみるのも手ですね。)
どうするにせよ、この資料は棚に戻しておいたほうが良いだろう。然も、誰も見ていないかのように。 先程の金髪の彼がこの資料の人物その人ならば、……いや、それを確認してどうするというのだ。 "最も罪深い者を探す"という言葉に従う義理もない。元より贖う必要のある罪自体、存在しないのだから。
暫くその本棚を眺めながら歩けば、自分のものを見つけることが叶っただろうか。 見つけたその資料を読めば────]
(136) 2016/02/25(Thu) 03時半頃
|
|
リゼット、ララ────……
.
(*5) 2016/02/25(Thu) 03時半頃
|
|
[二人の愛する女性の名を愛おしげに触れただろう。その頬は少しばかり紅潮していて、家に残してきた妻子の姿を思い出しては、恍惚の溜息を漏らした。
……男は妻娘を愛していなかったわけではない。寧ろ、愛して過ぎていた。
彼女たちのためと思えば、何でもしてきた。 そう、何でも。 美しいドレスでも、宝石の付いた装飾品でも、望むものならなんでも与えた。美しく着飾る妻を見るのは男の楽しみでもあり、妻が嬉しそうに笑う姿は男にとって癒しでもあった。
(137) 2016/02/25(Thu) 03時半頃
|
|
だから、殺した。
彼女の父が亡くなった時、彼女はひどく狼狽し騒ぎ立てたのだ。
『美しくない』
妻に失望などしたくない、美しくない妻など見たくない。…きっと彼女も、永遠に美しくありたいはずだ。
(…私は間違ってないだろう?リゼット。)
人形になった妻は今まで以上に美しく、それでいてもう二度と声を発することのない唇は酷く愛おしく思えた。…嗚呼、これこそが己の望んだものだと。嬉しそうに笑う姿なんかより、何も移さないこの表情こそ至高の美だと。
ならば、愛しい娘にもこの美を与えてあげなくては。至高の美を身につけた娘が、観たい。]
(*6) 2016/02/25(Thu) 03時半頃
|
|
……嗚呼、きっと寂しい思いをさせているね。リゼット、ララ。…帰ったらたくさん抱き締めてあげよう。
[その名前をじっと見つめて。それから名残惜しく感じながらもその頁をめくる。
…嗚呼、やはりこちらにも写真はあったようだ。こんな肖像、撮った覚えなど男には全くなかったが────まあいい。 その写真を剥がすと、綺麗に四つ折りにして胸ポケットへとしまう。それから、適当に他の本を取り出し……その写真を剥がし、自らの資料に付けた。
…張りぼてではあるが、少しの猫騙しにはなるだろう。
先程、資料を見て『この罪人が一番重い罪なのでは!』と言い出すサクラコを思えば──────他人から見て、どの行いが罪に見えるかなど、わからぬ。それならば隠せばいいだけのこと。
さて目的を終えて仕舞えば、最後にもう一度妻子の名前を見つめてから本を棚へと戻しただろう。
…あと手に残るのは、ジェフという男のファイルのみ。それを手にしたまま、ふらりとその部屋を探索してみようか。]**
(138) 2016/02/25(Thu) 03時半頃
|
許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2016/02/25(Thu) 03時半頃
|
Padicabo Amadeus! Padicabo!!!!AHAHAHAHAHAHAHA!!!!!!
(139) 2016/02/25(Thu) 04時頃
|
1
2
3
4
5
6
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る