14 学校であった怖い話 1夜目
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人
狼
墓
少
霊
全
きみは自らの正体を知った。さあ、村人なら敵である人狼を退治しよう。人狼なら……狡猾に振る舞って人間たちを確実に仕留めていくのだ。
どうやらこの中には、村人が3人、聖痕者が1人、占い師が1人、守護者が1人、霊能者が1人、人狼が2人、智狼が1人いるようだ。
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逃げろ。逃げろ!おまえらだけでも逃げろ。
(0) 2010/07/18(Sun) 01時頃
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――放課後のチャイムの鳴る頃に、各々自由に活動していたメンバーも自然とミステリー同好会と手書きの札の下げられた室内に集まっていただろう。
室内には暗幕が貼られており、サイモンが手製したらしい100個の豆電球を点灯させる事ができる機械が準備されており、話を一つするごとにこの電気を切ってゆくという形で百物語は進められた。
(#0) 2010/07/18(Sun) 01時頃
そして――
サイモンの語る100個目の話。
よくある復讐もののストーリー。
亡霊となった者に追われる男は最後に叫ぶ。
「逃げろ。逃げろ!おまえらだけでも逃げろ。」
そう締めくくり、サイモンは最後のスイッチを切った。
(#1) 2010/07/18(Sun) 01時頃
すると、閉め切られていたはずの部屋に生温い風が吹いた気がした。
外からではない、内から、外へ向かって。
何かが抜け出そうとするかのように、ぬめっと風が吹いたのだ。
(#2) 2010/07/18(Sun) 01時頃
「――さァて、鬼が出るか蛇が出るか……
わざわざ15年前の出来事まで遡って七不思議を研究しなければならないなんて、
思いもよりませんでしたよ、ネェ?
マリアンヌさん?」
サイモンは嗤う、全てを知っているのだと言わんばかりの勝ち誇った顔で。
「さッて、このままここでじっとしててもつまらないぜ。
ここからは肝試しタイムだ、俺は一人で構わない。
お前ら好きにペアでもトリオでも組めよ。
何が起こるかはわからないから、本当に必死になれよな。」
ククク、とくぐもった嗤いを響かせサイモンは扉に手をかけ、教室を出て行こうとするだろう。
その際にガラリと開かれた扉から見えるのは放課後、まだ柔らかな橙の光が見える時間ではありえないほどの漆黒の外が覗いた。
(#3) 2010/07/18(Sun) 01時頃
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おお、そうだそうだ、逃げろ逃げろッ
[カッカ、と"仲間"にしか聞こえない笑い声が部屋中に響き渡る。]
――ま。逃げられればの話だけど、な。
[にたり。密かに口元は歪む。]
(*0) 2010/07/18(Sun) 01時頃
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窓から見える闇はどこか生き物じみていて、ただ闇があるだけではない、闇と闇が絡み合い蠢いているように見える不気味さがあった。
そんな光景を目にしたサイモンは口笛を吹いて室内の面々を見てニタリと嗤う。
「面白そうなアトラクションだろ。
俺が作った、わけじゃないぜ。
これが本当の『七不思議』さ。
本物に触れるとこうなる、俺達は生きてるけど死んでるんだ。
ここは亡霊たちの住みか、俺達とは微妙に次元のずれてる世界。
そんなところに来られたんだ、愉しいと思わないか?
ナァ、アハハハハ。」
(#4) 2010/07/18(Sun) 01時頃
狂ったように嗤うサイモンに、アナタは何を思うだろうか――**
(#5) 2010/07/18(Sun) 01時頃
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……。
[どこか勝ち誇ったような声を張り上げる男に対して、ち、と舌打ちを打つ。]
オレらの住処にづかづかと土足で入り込みやがってよぉ…… なぁにが愉しいだぁ?ふざけてんじゃねーぞ、おい。
[苛立。低く響く声に宿る感情。]
15年前みたいに、あのムカツク奴を殺っちまうかぁ? なぁ、大将!
[居るんだろう!と、部屋内に声が響いた。]
(*1) 2010/07/18(Sun) 01時半頃
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―回想:食堂―
[食堂のおばさん―お姉さんの話を、真剣な面持ちで聞こうとする。 しかし何でもないと言われ、少しだけ肩透かしを食らってしまった。 ただどうも様子がおかしく、何かありそうだとは感じ取っただろうか]
勉強が出来なくなる……!?
[自分の理系科目の点数があれより落ちたら。 感じていた薄ら寒さも一瞬忘れ、顔を青褪めさせて]
やっぱり、止めた方がいいかな。
[パティの繰り返す呟きのあとに、そう続ける。 マリアンヌが去っていくのを、挨拶も出来ずに見送っただろう]
もうすぐ昼休みも終わりですね。 ……屋上? 僕も行ってみよう、かな……え?
(1) 2010/07/18(Sun) 01時半頃
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ははっ、意外とたくさん来たな。 抵抗力ってもんを知らねぇ無防備な体も、ちゃぁんと… あは、ははは!
[仲間につられる様に笑みがこぼれた。 久々の手足の感覚がよほど気に入ったらしく、 拳を握っては開く動作を繰り返す]
(*2) 2010/07/18(Sun) 01時半頃
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―回想・放課後―
なんで俺がこんな集まりに行かなきゃいけないんだよ… 絶対会長のいやがらせだろ…
[昼間と同じように小声でぶつぶつと文句を言いながら廊下を進む。 相変わらず周囲の視線には気づいていないようで、つかつかと足音だけは軽快な調子だった]
ふん…まあ良い。こうなったら徹底的にやってやる。
[そう意地悪く笑うと、薄汚れた部室に向かって歩き出す。 まさか自分の身内がその会に参加しているだなんて、 まさか本当に何か起こるだなんて露とも思わず。]
(2) 2010/07/18(Sun) 01時半頃
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[ふふ] [くすくす]
いるよぉ。
[苛立つ“仲間”に、返るは幼子のようなこえ]
――よんだの、あのこ?
(*3) 2010/07/18(Sun) 01時半頃
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[パティの提案に思わず心惹かれたように。 しかし二言目、耳元に囁かれた言葉に、目を丸くして]
……っその、からかわないで、ください!
[顔を真っ赤に染め、椅子から立ち上がり彼女を睨む。 きっと大して迫力もなにもないだろうが、瞳は真剣だ]
僕は授業に出ますっ。小テストやばいんです。
[ゴミ箱にパック等を普段より乱暴に入れ、先に立って歩き出す。 その時ふと見かけた青年の姿に、足を止めたかもしれない]
副会長、だ。忙しいのかな。
[トレイ片手で、まだ昼食を取っていないのだろう。 会長を支える敏腕副会長のイメージはあるが、 講堂の壇上で見るくらいで、話したことはない。 後ろに居るであろうパティの反応はどうだったろうか]
(3) 2010/07/18(Sun) 01時半頃
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また、放課後に。
[廊下で振り向き、パティを見上げて。 先程睨んだことを悪く思っているのか、少し目を逸らし気味に]
さっきは大きな声で……すみませんでした。
[小さく頭を下げると、予鈴に押されるように廊下を走っていく]
(4) 2010/07/18(Sun) 01時半頃
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/*
1日目の始まりです。
不気味な雰囲気とどこか嫌な空気、誰かに常に見られているような感覚を味わう空間です。
ここからは外に出ることはかないません、食堂にあったものはすべて無くなっています。
また時間というものの流れそのものもあやふやとなり、朝なのか夜なのかも分からない空間です。
皆様のPCが腕時計をつけていればデジタル時計であれば44:44を示し、アナログ時計ならば2時20分を指示している事でしょう、学校の時計も全てそうなっています。
サイモンは話しかけられる事などがなければ24時間後には単独行動に出てそれ以降彼と合流する事は叶いませんので、彼に聞きたい事などがある場合はそれまでに聞くとよいでしょう。
*/
(#6) 2010/07/18(Sun) 01時半頃
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―3−D教室―
…あれ?なにこれ [空気が変わった。としか言いようがない 初夏の放課後につきものである廊下の雑踏や 運動場の声、生活音がふいに消えた]
いやだ、耳が痛い
[静寂が耳をふさぐ。両耳を押えてリノリウムの床に 座りこむと、オレンジのにおいがする頭上の空気が カーテンリールを激しく揺らして外に出て行く気配がした 塞いだ両手ごしに、どこかで男の高笑いが聞こえる]
……! [目の前に斜めに差し込み、作られた影は消える。 代わりに密度の高い闇が校舎を包み]
(5) 2010/07/18(Sun) 01時半頃
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ああ――確かにムカつくな、あいつ。
[苛立っている様子の仲間に同意の言葉を返しながらも、あくまでその目は愉快そうで]
でも、まぁ落ち着けよ。そうさ、あいつが俺らを呼んだんだろぉ? あいつぁ身の程を知らない、救いようのない馬鹿だが。 おかげで面白いおもちゃが、いーっぱい来たじゃねーか?
丁重にオモテナシしてやろうぜ…?
(*4) 2010/07/18(Sun) 01時半頃
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―回想―
[昼休み終了時にクラスメートと「いや実は部室がわからん」「ばっかじゃねーの」「んじゃお前知ってんのかよ」なんてやり取りはしていた。結果として迷いつつも、始まる前にたどり着いたのだから良しとしよう。]
ちわっす、サイモン先輩。何か面白そうだし来たんですけど。 何か手伝います?
[サイモンが必要だというのなら手伝いはしただろう。見ているうちにそう心配でもなくなったのは、生来の楽観的なところがあるせいか。 何はともあれ、百物語は恐らくサイモンの予定通りに始まり――]
(6) 2010/07/18(Sun) 01時半頃
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― 回想・食堂 ―
[オスカーに怒鳴られて驚いたように目を瞬かせ、少し残念そうな顔をする、乱暴にゴミを片づけるオスカーには聞こえない声で]
別に、冗談だけど、からかってるわけじゃないんだけど、ね。
[とだけ囁き、咥えていたストローを離してバスケットのシュートを決めるようにゴミ箱へ綺麗に投げ入れた、その時にいけすかない副会長が目に入ろうともその相手には目もくれず、頭を下げるオスカーに笑顔で手を振って屋上へと向かうのだった**]
(7) 2010/07/18(Sun) 01時半頃
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―ミステリー同好会・部室―
[そして時は放課後へ。 集まった面々の幾人かは、オスカーにとって予想外だったか。 特に妹の姿を見つけた時には、目を大きく見開いた。 しかし止めようとする間もなくサイモンは百物語を開始する。 静かに語られていく怪談、ひとつずつ消えてゆく豆電球。 暗闇に浮かび上がるお互いの顔には、どのような感情が浮かんでいただろうか]
……っ、ぁ。
[寒い。夏だというのに、オスカーは身体を震わせた。 つぅ、と、背を冷たい汗が流れ落ちていくのを感じる。 サイモンの逃げろという台詞。 開けられたドアの先、蠢く闇。ぬめりを帯びた風。 突如襲ってきた眩暈と耳鳴りに頭を抱え、床に倒れ込んだだろう]
――来てしまった、んだ
[その小さな呟きは、サイモンの哂いに掻き消された]
(8) 2010/07/18(Sun) 01時半頃
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[――――放課後。少女は、ミステリー同好会の部室へと恐る恐る足を運んだ。参加する、と、あのとき頷いてしまったから。それに、もしかしたら「何か」起こるかもしれない。この辛い現実を忘れさせてくれるような「何か」が。 弱い少女の心は、何処までも逃避を続ける]
……お兄、ちゃん!?
[けれど、まず其処で出会ったのは思いもよらない人物で。兄はミステリー同好会のことを快く思っていなかった筈だ。 怒られる、と反射的に及んだ思考の結果、委縮したように身を竦めた]
(9) 2010/07/18(Sun) 01時半頃
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― 回想・屋上 ―
[すやすやと寝息を立てて屋上の出入り口の上に陣取って手製のダンボールの毛布と布団に包まり幸せそうに眠っていれば、6限目の終了を報せるチャイムの音に飛び起きる]
やっば、このままじゃ放課後の約束遅れるじゃん。
[ダンボールをまとめてビニールシートで包み、颯爽と屋上出入り口屋根から飛び降りるとミステリー同好会の部室へと駆けて行くのだった**]
(10) 2010/07/18(Sun) 01時半頃
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…気持ち悪い
[誰かに見られているような、異質な気配が肌を舐めるので アイリスは自分を抱くようにして腕をこすった。 時計は灯りのない教室の壁に下がったまま、 月に照らされて2時20分を指したまま動かない ポケットの中の携帯は圏外表示をしている]
何?どうなってるの? ……う、ぁ、…ほ、ごほ、こほ
[咽の奥でぷつぷつと気泡がはじける感触がある 喘息の予兆に咽をかいて、目を強くつぶる]
とにかく誰か、早く会わないと…
[強く口を結んで、廊下を進み始めた]
(11) 2010/07/18(Sun) 01時半頃
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っと、すまねぇ。ついつい声を荒らげちまった。
[色白の"影"が伸びる。もっとも、辺りは暗い。気付く者は居ないだろう。]
確かに、アイツが連れてきたのは無礼者だけじゃねぇなぁ。 こんな風に、思った以上にコイツの身体は馴染みやがる。 流石に一年と半分、オレを呼びつづけてればそうなるかぁ?
[かっか、と笑い。影に尻尾と耳がにゅるりと生えた。]
あぁ、絶好のカモだなぁ。楽しませてくれるといいなぁ。 なぁ、大将とお嬢?オレらの流儀のオモテナシ、泣いて喜んでくれるといいなぁ?
[へっへっへ……邪悪を纏う笑い声がこだまする。]
(*5) 2010/07/18(Sun) 01時半頃
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―放課後―
……やっぱりいた。
[教室に双子の兄の姿を見つければ、そう言って溜息を吐いたか。 100の豆電球に眉を顰めながらも、ちゃち、等という言葉は呑み込んだ。 ともあれ、百物語は幕を開ける。 期待に反して話されるのはどれも何処かで聞いた話で、豆電球が消えるにつれてだんだんと退屈さを滲ませていたが]
……え? 何今の。
[ぬめるような風に、びく、と身を震わせた]
(12) 2010/07/18(Sun) 01時半頃
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―現在:ミステリー同好会部室―
――!?
[巻き起こる風に、思わず目を強く瞑る。サイモンの言葉が聞こえるが、何を言っているやら、内容の理解は追いついていないようだった。風が止んだことを認識すれば、目を開けてサイモンの姿を探す。]
十五年前? 何、サイモン先輩。わけわかんねーこと言ってないで、この説明してくださ、……
[サイモンの開いたドアの向こう側、風景に目を見張る。何、と小さく呟いて。それから室内へと一度目をやった後で、口笛の音に再度扉の傍へと目をやった。]
仕掛けじゃぁ、ないと? ちょっと、サイモン先輩、悪趣味ですよ色々……。もし本当にそんな場所なんだとしたら、俺らはどうすりゃいいんですか。明日小テストあんのに。
(13) 2010/07/18(Sun) 01時半頃
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― 現在・ミステリー同好会部室 ―
[最早普段の彼女の威厳はどこにもなく、目をぎゅっと瞑り耳を塞いで小さくなっていた、小さい小さいとラルフをからかっていたがそれ以上に小さく見える事だろう]
……は、話、終わった?
[うっすらと目を開ければそこは暗闇、その中に数人の息吹と衣擦れの音、何となく人が居るのだな、という雰囲気を感じてまだ異変に気付いた様子もなくキョロキョロと辺りを見回している]
えっと、とりあえずさ、明かりつけない? 暗いのって、やっぱヤじゃん?
[そう言ってサイモンお手製の豆電球を全てつけようとする――が、スイッチをいくら押しても明かりはつかない]
(14) 2010/07/18(Sun) 01時半頃
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…何でお前がここに居るんだ、メアリー。
[やがて足を踏み入れた部屋の中でメアリーの姿を見かければ、驚いた様子を見せた。 自分が何か言うよりも先に、体を小さくする妹の姿を見れば、短くため息をついて]
誰かに連れてこられたのか?それならまぁ、付き合いもあるだろうから何も言わないが。 そうじゃないなら帰れ。どうせくだらない会だ。
[それからは誰かが止めるまで小言を言っただろうが、 しかし、会が始まってしまえばもはや何も言えない。 誰かに促されれば物語の一つも語っただろうが、 何度語り手をやらされてもその話は全て「一番怖いのは生きた人間」というオチであった]
―回想終了―
(15) 2010/07/18(Sun) 01時半頃
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―回想:15年前の食堂―
[若いころのマリアンヌが働く食堂。活気や生徒たちの会話で満ちあふれている。]
「おばちゃん!ホットドッグまだある?」
[女生徒のセシルだ。いつも通りの底抜けの明るい表情で話しかけてくる。]
ごめんなさいね。もう売り切れちゃった。
[そういうと、彼女は頬をぷくっと膨らませ、恨めし気な表情で残っているパンを選ぶ。その表情を見ていると、ホットドッグ一つくらい取り置いてあげてもよかったかなぁとつい思ってしまう。]
「じゃぁ、明日!明日はホットドッグ残しておいてね!!」
はいはい。分かった分かった。
[こんな他愛のない会話をする日々が続いていた。そんななんでもない日が続いていた。]
(16) 2010/07/18(Sun) 01時半頃
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―ミステリー同好会部室― んごっ
[電球を消していくということもあり、長ったらしい話は子守唄となり果てて。すっかり眠ってしまっていたらしい。]
……ぁ、えーと。本番?
[と、サイモンの様子が変だということに、暫し気がつかなかっただろう。これも演技か、と。 しかし、どうも辺りの様子がおかしい。]
……へぇ、夢じゃァ無いんですね?
[サイモンの言葉に、徐々に目が輝いていく。 初めての怪奇現象!それに今、オレは立ち会っている!]
(17) 2010/07/18(Sun) 01時半頃
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はぁ? ちょっと、何言ってるんですか!?
[サイモンの高笑い。 正気とは思えない話の内容に、ばっと立ち上がって]
意味が分からな……い……?
[尚も文句を叩き付けようとしたが、開いた扉の先には不気味な漆黒。 あまりにも非現実な光景を前に、流石のホリーも言葉を失った]
(18) 2010/07/18(Sun) 02時頃
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場所はミステリー同好会、だったよね …えっと、確かこっち、かな…
[「今日の放課後、百物語を行います」 と張り紙に書いてあった。行きます、と頷いたホリー >>0:102と、2人ともおいでよと言ってくれた テッドの声>>0:100、そして頭の中の拙い 校舎の見取り図を頼りに、校舎を彷徨う
途中、目端に映りこむものが悉く異質だった 色んなものを、こちらを凝視する目を見た気がした]
あの、すみません、ここ、 ミステリー同好会、ですよね…
[目的の扉の向こうに人の気配がある。 恐る恐るノックして、中に声をかけた]
(19) 2010/07/18(Sun) 02時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2010/07/18(Sun) 02時頃
「クックク……説明、説明ねェ……
俺にもよくわからないんだよ、いや、本当にさ。
単に、15年前、同じように『禁じられた遊び』をやっちまった連中が居たが、
その中で戻ってきた奴は居なかったそうだ、ただ一つ少女の遺体を除いて、な。」
[大仰に手を振りニタニタと厭らしい笑みを浮かべたその顔は闇の中でもよく見えたはずだ、廊下の非常灯の明かり、それだけは唯一まだ生きていた]
「小テストだァ?
そんなもの気にするなよテッド。
明日がまともに来るのかどうかさえここじゃあよくわからない。
俺たちがここで1カ月、1年過ごしても、
現実世界じゃ1時間程度の事かもしれないぜ?」
[パティが弄っている機械を顎で指しつまらなさそうに鼻を鳴らす]
「ふん、まともな空間じゃないと思ってたが、
明かりつけられるもんは全部ダメっぽいか?
……お前らも携帯ぐらい持ってるだろ?
それは生きてるっぽいぜ、あと懐中電灯が人数分棚のとこにある。
それでこの中をお散歩するんだな。」
(#7) 2010/07/18(Sun) 02時頃
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―現在・ミステリ研部室―
[100の物語が終わり、主催者の最後の叫びがこだました。 ラルフは結局終始つまらなさそうに他人の話を聞いていて、 その叫びを聞いたときも「やっと終わりか」としか思わなかった。
部屋を流れる生ぬるい風も、部員による演出と思って疑わない。 余裕の表情でさっさと動き出したサイモンの背中に嫌味を投げかける]
ふん…一応、活動らしくはあったな。 けどこれなら会を開く時だけ場所を借りれば良いだろう。 貴重な部室をわざわざ使う程でも――
[そこまで口にして初めて、サイモンの居る方向を直視した。 扉の向こうに広がる、ありえない暗闇…。 続く言葉が、出てこなかった]
(20) 2010/07/18(Sun) 02時頃
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よかったね、ふたりとも。
“いいこ”、みつかって。
[こえは無邪気で、けれど悪意を含むような、矛盾を孕んで]
たのしみ、たのしみ。
――たくさん、あそんでもらお。
[ホリーの形をした“それ”は、 ほんの僅かだけ、口許を歪ませた]
(*6) 2010/07/18(Sun) 02時頃
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―――――……え、えっと、その。
[兄の問い>>15に上手な答えが見つからない。あわあわとした少女の様子は、彼の小言を促すばかりか。 やがて会が始まれば、無理やり追い出されなかったことにほっと息をつきつつ、兄の隣で百物語を聞いていた]
………すうすう。
[結果、熟睡である。泣き疲れたということもあったのだろうが、気持ち良さそうに寝息を立てていたのだが]
ひぅ!?
[突然の風にびくりと肩を震わせた。寝ぼけ眼であたりを見渡しつつ、ぐしぐしと目をこする]
夢……? これは、ゆめ?
[ぼんやりとした声で呟いた直後、背筋にぞくりと悪寒が走った]
(21) 2010/07/18(Sun) 02時頃
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先輩 パティは、メモを貼った。
2010/07/18(Sun) 02時頃
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へぇ、今夕方ですよね。 それなのにこの暗闇……本当に異世界なんですね!
[活き活きとしながら、棚にある懐中電灯を手に取り。 電源スイッチをカチカチといじって。]
うんうん、懐中電灯ってところが雰囲気出ますよねぇ。 ……っと、携帯か。使えるなら、一応メアド交換とか。 しといた方がいいんですかね?
[オレ、こん中の面子の誰とも携帯番号知りませんよ? と、周りの面子の目を見渡すように見ていく。]
(22) 2010/07/18(Sun) 02時頃
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―ミステリー同好会・部室―
[サイモンの口から語られる言葉、15年前の話。 呆然とした顔のホリーの耳に、それらはきちんと届いていたのかどうか。 不気味な闇から視線を外して、ふるりと首を振って]
え、 って、オスカー?
[倒れ込んだ兄の姿>>8に、今更のように気がついた。 思わずそちらに駆け寄る]
(23) 2010/07/18(Sun) 02時頃
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[涙目でビクつきながら携帯をポケットから取り出し慌てて取り落としそうになるも見事にキャッチしてみせる、耳の痛くなるほどの静寂の中、カチリと音を立てて携帯を開くと明かりが目に入り少しほっとした]
……つーか圏外じゃん、なのに使えんのこれ?
[試しに友人に電話をしてみたが通じなかった]
おいおい、通じないぞ! どこが使えるんだよ!
っていうか、学校内なのに圏外ってのがまずありえないだろ……!
(24) 2010/07/18(Sun) 02時頃
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―部室―
ちょっと先輩、そういう怪談こそ百物語でやるべきなんじゃないの。 っていうか、この状況で言うとか、女の子に嫌われますよ。
[さすがに表情も軽く引きつってしまう。 ほら、と部室内の少女達を見てから、サイモンを見て。]
って、気にしますから! さすがに俺、一応進学希望ですよ。 つーかそれどこの昔話って感じなんですけど。色々混ざりすぎてませんか……。
[サイモンを見ていれば、視界には外の闇が入り込んでしまう。ぞわり、と背に冷たいものが伝うような感覚を覚えたようで、思い切り目をそらした。]
探検したら元に戻してくれるんですか先輩…… 携帯……ってねぇ。そりゃあるけど。先輩のアドレスは? あ。俺のはこれ。勝手に登録しといて。
[同学年。クラスも近ければ顔も知ってはいる。なんだか妙に楽しそうなノックスに向けて、携帯を放り投げた。]
(25) 2010/07/18(Sun) 02時頃
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[ノックスの提案に顎に手を当て大仰に頷いて見せる]
「そうだねぇ、ここの連中とは電話番号の交換ぐらいはしておいて損はないんじゃない?
何か合った時に助けてもらえるかもしれないし、ね?」
[続けてパティの喚く声にうるさそうに眉を顰めて携帯を弄る]
「まったく、こういう事に興味がないのかと思えば感情的になる。
何をしに来たんです、貴女は。」
[パティの声を無視してかける先はテッドの携帯、彼の携帯は高らかに鳴り響くだろう]
(#8) 2010/07/18(Sun) 02時頃
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夢、じゃ、ない………。
[タイミング良く耳に届いたノックスの言葉>>17。 その意味を頭に染み込ませるように、ゆっくりと呟く。丸い眼は大きく見開かれ、ただ、闇を見つめている]
――――夢じゃ、ないんだ。
夢じゃないんだ。 あは。 あはは。
[その瞳に怯えの色は無い。普段の彼女からは、想像もできないような―――楽しそうな、瞳]
探検に行くわ。私、探検に行くの。
[何処かふわふわとした口調でそういうと、立ち上がる。暗闇の中、懐中電灯も持たずに、半ば壁伝いに歩き出した**]
(26) 2010/07/18(Sun) 02時頃
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あぁ、とても良い。お嬢も似合ってますよ?
[ふふ、と笑い声を漏らせば。暫し沈黙。]
ただ、コイツ……頭はいいけれど、すごく馬鹿なのが難点だねぇ。 あの黒髪の馬鹿並だ…… コイツと代わってなけりゃァ、Wでむかついてたかもなぁ。 少し無意識に動こうとすると変態だぜェ、こいつ。 タイヘンナヘンタイだぜぇ。畜生、もう少しましな…… 大将のが一番良かったな。他のはダメだぁ、ダメダメだァ。 さすが大将、目が肥えてるぜぇ。
[溜息をついた。]
(*7) 2010/07/18(Sun) 02時頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2010/07/18(Sun) 02時頃
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[懐中電灯を手に震える手を抑えてサイモンのやり取りを見る、テッドの携帯が鳴れば不思議そうに眉を顰めて]
……つまり、携帯電話として、じゃなくてトランシーバーみたいなもんとして使えるって事かよ。 こういうときって外部と連絡取れなきゃ意味ないんじゃないのか?
[ぎゅっと懐中電灯を握る手は力を込めすぎて白くなり、はっとしたように笑いながら歩き出す少女に目をやった]
ちょ、ちょっと、こんな真っ暗な中大丈夫なの? あの子一人でどっか行こうとしてるけど!
(27) 2010/07/18(Sun) 02時頃
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テッドは、投げるときに鳴り出して、おわっと思わずそんな声。
2010/07/18(Sun) 02時頃
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[慌てる生徒たち。明らかにおかしい景色。 今まで「得体の知れないもの」の存在を全否定していた脳は、しばらく思考を停止した。
しかし、怯えている様子の妹の姿を見ると意を決して立ち上がり、 未だ扉付近に居るサイモンに掴みかかった]
おい!お前のくだらない口上はどうでも良い! この際今何が起こってるかなんかどうでも良いんだ! すぐに元に戻せ!貴様の下らん遊びに俺を、メアリーを巻き込むな!
[怒声は部屋中に響き渡り、やがて扉から暗闇に吸い込まれていく。 まともに考えたら頭がおかしくなりそうで、ただ怒鳴り散らすしかできなかった]
(28) 2010/07/18(Sun) 02時半頃
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おっと、オスカー大丈夫か? ……なんだろなぁ、こういう時に具合が悪くなるのって霊感強いやつだろ、普通。オレはお前が羨ましいぞ、っと。
[いいなぁ。と小さく声を漏らし。 テッドの方から投げられた携帯をキャッチする。]
おっと。そういや、テッドとは時々話すけど、こうして携帯番号交換するのはなんだかんだ言って初めてか。 お近づきの印だーぜ、っと。
[赤外線通信でぱぱっと終わらせると、テッドの方に携帯を軽く投げ返す。 サイモンの言葉には顎に手を当て頷いてみせる。]
そうですねぇ。オスカーのように、体調崩す奴もいるかも知れませんね。折角、未体験ゾーンに居るわけだし、本当は体調を崩さないのが一番だけど。
[霊感ばかりは生まれつき、か。と少し寂しそうに。 周りの面子全員と、番号の交換をしたがるだろう**]
(29) 2010/07/18(Sun) 02時半頃
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いきなり鳴らさないでくださいよ…!
[取り落としかけた。ちゃんとサイモン先輩で登録をしなおしたりしてから、ノックスへと放り投げる。 登録を忘れて放置していたなんてことは言わなかった。]
(30) 2010/07/18(Sun) 02時半頃
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「なんだよ、俺の番号教えてなかったっけ?
まあいいや、掛けといたからそれが俺の番号な。
アドレスとかはいらねーだろ、のんきにメールなんて状況じゃないって分かるだろ?」
[テッドの携帯が鳴り響いた事を確認すると自らの携帯を切り、ポケットへ仕舞う]
「探検すれば元に戻る方法が見つかるかもなぁ!
俺は戻す方法なんて知らないぜ?
ここに来る事しか考えてなかったんだからな。
怖けりゃずーっとここに居てもいいんじゃねーの?」
(#9) 2010/07/18(Sun) 02時半頃
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―部室―
おー、なんつーかお近づきのしるしとか言うのもおかしーけどな。 サイモン先輩のも入れたか?
[ないというのなら今度はこちらから赤外線を申し出て、回りとの交換に自分も乗り気になるのだった。]
(31) 2010/07/18(Sun) 02時半頃
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―部室前―
[部屋の中から、慌しい人の動きと咎めるような 響きの声が、くぐもって聞こえる]
よかった、百物語の子たちはいるんだ
[小さくつぶやき、扉に手をかける。 が、夢見るような声がふいに扉のすぐ向こうで 聞こえて、思わず一歩後退した。 中から出てきたのは小柄な女の子だ]
あの、あなたはこれ… [言葉は届かなかったのだろうか。 少女のは姿はフラフラと、廊下の奥に消えた 非常灯の灯りしかない廊下は、奥に従って 暗くなり、光だけでなく人も吸い込むかのようだ]
(32) 2010/07/18(Sun) 02時半頃
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―部室―
いやいや、登録し忘れてたなんて事は言いませんよ。 まあいいかで済ませてたなんてことはないですから。
[悪びれなく言った。メールじゃないというのには、まぁそりゃそうかもと納得しかけて。]
ってまぁ外はすんげーおかしいけどさ。そんなこと言ったら電話って場合でもなくね。 いやいいんですけど。
……後先くらい考えて下さいよ。
[最終的にはがっくりするのだった。ラルフが詰め寄るのも止めるなんてことは考えちゃいないくらいにがっくりしたのだった。]
(33) 2010/07/18(Sun) 02時半頃
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あ、あの、これ、アタシの……
[ノックスとテッドが番号を交換しているのを見ると二人に近づいて携帯を差し出す、視線ではメアリーを追っていたが、とにかく色々な事が一気に起こって混乱してしまっていた**]
(34) 2010/07/18(Sun) 02時半頃
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ちょっと、どうしたの? 大丈夫?
[オスカーから反応がなければ、その背に手を置いて強く揺すろうとする。 楽しそうに出て行こうとする少女の姿>>26には気付かなかった]
…… あ。 えっと、携帯……
[遅れて携帯電話の話に気がついたなら、ポケットから薄い青色の端末を取り出した。 状況が状況だからか、誰に訊かれたとしても、番号交換を厭うことはない]
(35) 2010/07/18(Sun) 02時半頃
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[必死の形相でサイモンに掴みかかっている自分の横を、メアリーが通りすぎていく。 慌ててその手を掴もうと伸ばした右手は空を切って]
待て…待て、行くな!!
[何がなんだかわからなった。 それでも理性は「止めろ」と叫んでいて、無我夢中でメアリーを呼ぶ。 まるで自分の言葉など聞こえていないかのような様子の彼女の背を見て、背筋に悪寒が走るのを感じた。
しばらくして>>27パティの声が聞こえると、我に返ったようにサイモンを突き飛ばした。 棚に並んだ懐中電灯を一つ引っつかみ、妹の後を追って暗い廊下に*消えていく*]
(36) 2010/07/18(Sun) 02時半頃
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[掴みかかるラルフに冷めた視線を送り両手をだらりと垂らしている]
「だぁかぁらぁ、戻す方法なんて知らねーんだよ。
皆死ねば戻れるんじゃねーの、15年前みたいに。
なァ、マリアンヌちゃん?
アッハハハハハハハ!
ところでそのメアリーさんが一人で出て行っちゃった事に関しては
お兄ちゃんとしては何かないわけ?
アハハハハ、ウケる。
アハハハハハハハ!」
(#10) 2010/07/18(Sun) 02時半頃
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あははっ、そう言うなよ。こっちもこっちで面倒くさいんだぜ?
[「入れ物」を変態変態と罵っている仲間の声が面白いのか、 くすくす笑いながら声を返す。]
何があっても妹第一で動かなきゃいけねーんだ。 コイツだってある意味ヘンタイだろぉ?
ま、だけどある意味楽しみでもあるかな。 「お兄ちゃん」にいたぶられて殺される妹の悲鳴… 考えるだけでゾクゾクするじゃないか…!
(*8) 2010/07/18(Sun) 02時半頃
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ふふふ。 はじめにみたときから、おきにいりだったの。
[似合っているとの褒め言葉に対して、嬉しそうな笑いごえ]
あたまいいけど、ばかなの?
[愚痴めいたこえを聞いたなら、不思議そうに繰り返した]
(*9) 2010/07/18(Sun) 02時半頃
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へぇ。15年前はこんなもん見なかったよなぁ。
[知識だけでは、この体の持っている知識を持っているが。 実際取り出してみて、携帯をいじる人間を興味深そうに見ていただろう。]
ふぅむ。これで、連絡取れるなんて……画期的だねぇ。 つまりは……こいつを使っておびき寄せることも出来る、か。
[なんてやりやすい。 確かに怪奇現象を起こして人を殺めるのはいともたやすい。 が、恐怖に怯え、死の絶望感を帯びた表情。ソレを間近で見るがためには、やはり自ら赴くしか無いと思っていたのだが。]
(*10) 2010/07/18(Sun) 02時半頃
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―部室内―
こういうときだからまとまってたほうが安全だと思うんだけどねぇ。 サイモン先輩が言ってることはどうかわかんねーけど。
[そんなことをぶつぶつと呟いて。]
おー、携帯。赤外線で平気ですか?
[パティとホリーの携帯番号もしっかりと交換する。もちろんサイモンの電話番号も添えた。登録名義が「サイモン先輩」ではあるのだが。]
つか、大丈夫?その子。 先輩、なんか倒れてる子がいるんだけど、保健室開いてる?つーか保険医居る? 呼んでくるかつれてくかしたほうが良いんじゃないかと思うけど。
(37) 2010/07/18(Sun) 02時半頃
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……ちょっと、煩いんですけど。
[けたたましい笑い声>>#10。 思いきり眉を顰める。 苛立ちを隠そうともせず、き、とサイモンを睨み付けた]
(38) 2010/07/18(Sun) 02時半頃
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あぁ、大将のは、あの娘の兄貴かぁ。そりゃぁ、めんどくせぇ。
[これで良かったかもなぁ、と小さくぼやいた。 めんどくさいことは総じて大嫌い。快楽だけを追いたいのだが。 しかし、続く話を聞けば、目を見開いて。]
あー!確かにそうじゃねぇか、畜生!そのシチュ、燃じゃんよ! 大将!あの娘殺るときは、ちゃんと呼んでくれよなッ!?
[ギャーギャー喚く悪霊。狐狗狸と呼ばれるその正体。 気まぐれに人間の儀式に声を傾ける時もある。 が、飽くまで気まぐれで……実際はこんなものである。]
そうそう、馬鹿なんだ。さっき無意識に話してただろう。 全然怖がりもしねぇ。……つまらねぇよなぁ。
(*11) 2010/07/18(Sun) 02時半頃
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「保健室!いーねェ、それ。
今なら漏れなくベッドがいっぱいになってるんじゃないか?
クク、ここはまともなところじゃない、そう覚えておけよ。
ちなみに、15年前の文献によればー、
ここに来る事が出来るのは百物語に参加してる奴だけ、
だそうだ、保健医は諦めろ。
アハハハハハ!」
[ラルフに突き飛ばされ服の埃を払って立ち上がりテッドを見てまたも狂った嗤いを上げる、睨みつけるホリーにピタっと嗤いを止めて]
「じゃあ、ここから出ていけばぁ?
ここはもともと俺の部室、俺の企画したもんに勝手に乗ってきたのはお前ら。
文句言われる筋合いないと思うけどぉー?
俺は自分のやりたい事をやって愉しい思いをしてるんだから
好きに騒がせろよチビッ子」
[ニタニタ嗤いを浮かべたままホリーに*毒づいた*]
(#11) 2010/07/18(Sun) 02時半頃
テッドは、サイモンをさすがに心配そうな顔で見た。
2010/07/18(Sun) 02時半頃
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……うるさいなぁ。
[サイモンに向けた感情はそのまま、『こちら』にも零れる]
ふふ、 たのしく、なりそうだね。
[“仲間”それぞれの言葉には一転、楽しげなこえを響かせた。 変態云々の話を理解していたかは定かではない]
よかったじゃない。 こわがらないなら、のっとってせいかい。
(*12) 2010/07/18(Sun) 02時半頃
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―部室前―
あの、…ひゃっ!
[開いた扉から中を覗こうとした途端、 中から出てきた人影>>36に気おされて身を引いた]
ま、マクベイン、君
[生徒会活動に熱心な副会長は2年の頃から有名だった。 少しでも見知った人物の存在がこの異常事態に有難く、 顔がほころんだ。扉に肩を軽くもたせかけたまま、 先ほどの少女を追う懐中電灯の光を見送った]
…うん
[中では何が行われているのだろうか。 自分を鼓舞して、決意に満ちた顔で部室を訪った**]
(39) 2010/07/18(Sun) 02時半頃
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――あ、れ……?
[少しの間、気を失っていたのか。 頭を押さえどうにか起き上がるが、まだ身体はふらついている。 現状把握をしようとするように、一度強く目を閉じ、開ける。 視線の先にあるのは、自らの妹の、闇に浮かぶ同じ色の瞳。]
……って、ホリー! 大丈夫、何ともない?
[やっと完全に目が覚めたらしい。 顔色は蒼白なまま、暗闇に浮かぶホリーの肩に触れようと]
(40) 2010/07/18(Sun) 03時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2010/07/18(Sun) 03時頃
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あひゃひゃ!! やっぱ良いよなぁ、カゾクとか、コイビトとかを殺すってシチュはいつの時代でも最高だ。最高に最高だ…! お前らは、こん中にそういうのいねーの?
[仲間が悔しがる様子すら心底楽しそうで、煽るように笑ってみせる。]
ああ、心配しなくても殺す時は呼んでやるよ。 その代わりトドメは俺のもんだからな。 可愛い妹は誰にもやらねー…ってか?あははは!
(*13) 2010/07/18(Sun) 03時頃
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―部室―
副会長ももうちょい周り見りゃいいのに。いや先輩にむかつくのはわかるけどさぁ。 …で、だいじょーぶそうで何よりですよ。
もれなくいっぱいって何でまた。 いきなり暗くなったから足元不注意で階段から落ちたりする人でもいたかもしれないってことですか。 保険医くらい手配しといてくださいよ…。そりゃ幽霊部員の俺には言う権利はありませんけどね! あと、神経逆撫でするのもほどほどに。先輩、そのうち刺されますよ。
[呆れた顔になった。それからホリーを見て、]
変な人なだけで一応害はなかった筈なんだよ先輩。気にしないでおくとそのうち収まるんじゃないかと思うけどなぁ…。
[こそこそと本人の目の前で、ホリーの耳に口を寄せてそんな事を伝えておいた。]
(41) 2010/07/18(Sun) 03時頃
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―部室―
[オスカーが動くのにはほっとしたよう。 それから、部室に入ってきたアイリスを見て、先輩大丈夫?なんて尋ねてみたり。 なんだかんだで誰かが誘うなら外に出ることにはなるだろうが、今のところは携帯番号交換にいそしむのだった**]
(42) 2010/07/18(Sun) 03時頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2010/07/18(Sun) 03時頃
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あぁ、ちょーっとなぁ。 人間の声っていうのは耳障りでいけねぇなぁ。
[自分のことは棚にあげて。]
確かに、怖がってくれねぇとこっちもしらける。 つまりは……へへへ。大将やお嬢なら分かってくれるよなぁ、オレの言いたいこと。
くっそー……お嬢もその坊主の妹、ってかぁ。 なんだよぉ、オレだけ美味しいシチュがないのか……!
[ぐぐぐ、とかなり悔しそうに声をあげた。 が、殺す時には呼ぶと言われれば、影がぱぁっと明るくなった。ような気がした。]
さっすが、大将!それでこそオレの大将だ!
[よっ、世界一ィ!と心から喜ぶ悪霊はまるで子供で**]
(*14) 2010/07/18(Sun) 03時頃
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な――っ!
[ニタニタと毒吐くその顔に、かちんと来たらしい。 握り締められた拳が震える]
えーえ、そうね。 あんたみたいなイっちゃった奴の話、ちょっとでも聞こうと思ったあたしがバカだったわよ。 どれもこれもつまらなかったし、ほんっと最悪。
[相手が先輩だということなどすっかり忘れて苛々と盾突く]
はぁ? コレの何処が害がないって言うんですか。
[テッド>>41の耳打ちにもサイモンを指差して、不機嫌な色を隠そうとしない]
(43) 2010/07/18(Sun) 03時頃
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[それでもオスカーの声>>40が届き、漸くストップが掛かった]
……大丈夫って、こっちの台詞よ。 何ともないの?
[蒼白な顔を見つめ、眉根を寄せる。 手を避けようとはしない]
(44) 2010/07/18(Sun) 03時頃
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かぞく。
[目の前にあるオスカーの顔を、じぃっと見つめながら]
いいよぉ。 そのかわり、このこはわたしの、だからね?
[“妹”を殺すという“仲間”への承諾と共に、舌ったらずなこえを紡いだ]
(*15) 2010/07/18(Sun) 03時頃
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なんだ、兄妹での殺しは俺だけの特権かと思ったのに。むぅ。
[いかにも不満げな声音を作ってそう言うと、 その声が自分でもおかしかったのか勝手に笑い出す。 無邪気に自分を持ち上げる仲間の声を聞けばますます笑い声は大きくなって]
あひゃひゃ!!俺、お前のそう言うとこ大好きだぜぇ?
(*16) 2010/07/18(Sun) 03時半頃
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僕は平気。……いつもの事だし、ね。
[ホリーはオスカーのこの状態を、よく見知っているだろうか。 もしかしたら霊感云々については分かっていないかもしれない]
ホリー、気分悪かったら、すぐに言って?
[肩をそっと、安心させるよう数度叩く。 そしてよろめきながらも立ち上がり、この状況の説明を受けたか。 ポケットから携帯を取り出す。表示された時間は、44:44]
え、なにこれ。……嫌な数字。
[そしてホリーの傍らを離れることなく、周りを見回す。 携帯番号交換に気付けば、その場に居たであろう、 メアリーとラルフ以外の人々に教えてくれるよう頼む心算だ]
(45) 2010/07/18(Sun) 03時半頃
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あひゃ。そりゃもちろん。妹は「お兄ちゃん」のモノ。 お兄ちゃんは「妹」のモノ。
こんなゾクゾクするシチュエーション、見れるだけでも楽しーし。 それに俺、男の悲鳴より女の悲鳴のが好きだからぁ。
[恍惚としたため息をつきながら、あれやこれと妄想を膨らませる。 あの娘の悲鳴を聞く時のことを思うと、また小さな笑い声が漏れた**]
(*17) 2010/07/18(Sun) 03時半頃
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いつもって、……まあそうだけど。
[軽く肩を叩かれて、溜息を吐いた。 霊感は一切信じていなかった為、時々調子を崩す程度にしか認識してはいないのだが]
大丈夫。 ある意味じゃ、最悪な気分だけど、ね。
[ちらとサイモンを見る目はやはり険しくて]
あんな奴と付き合うの、もう止めなさいよ。
[実際には妹でありながら、姉か母親のような台詞をオスカーに向けるのだった**]
(46) 2010/07/18(Sun) 03時半頃
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双生児 ホリーは、メモを貼った。
2010/07/18(Sun) 03時半頃
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ごめんね?
[不満げなこえ>>*16には謝罪を返す。 声色はちっとも済まなそうではなかったが]
やったぁ。
[響く笑い声の合間、弾むこえが空間を揺らす]
じゃあ、いっぱい、いっぱい、 こわがってもらお。 このこも、ほかのこたちも、
(*18) 2010/07/18(Sun) 03時半頃
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みぃんな、にがさないの。
[幼いこえに混じるのは、外で蠢く闇よりも深い――**]
(*19) 2010/07/18(Sun) 04時頃
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……うう。
[兄としての威厳などなく、後悔するように項垂れる。 それでも数分後には立ち直ったらしく、じっと考え込んでいた]
本当に、ここから出られないのかな。
[サイモンの言葉はほとんど絶望的なもの。 それでもどうにか希望を探ろうとするように、真剣な声音で]
昇降口と、確かどの階にも、非常口と地上への階段があるはず。
……その、提案なんですけど。 携帯で連絡を取り合いながら、何人かずつに分かれて、 手分けして確認しに行くのは……どうでしょう。
[続く言葉は部室に残る人々へと、少し躊躇いながら。 それぞれはどう反応するだろうか。自身は懐中電灯を持った。 そして嫌がられようとも、ホリーの手を一度強く握る]
(47) 2010/07/18(Sun) 04時頃
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ここには、何かがいる気が、するんです。 僕たちはきっと、それに捕まる前に戻らないと……――。
[そう呟くように告げて、ひとりひとりの意見を待つだろう**]
(48) 2010/07/18(Sun) 04時頃
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―部室―
ほら、サイモン先輩ー、態度悪いから女の子に嫌われてますよ。
[ホリーの反応には困ったなぁ、という顔をして、サイモンに文句を言い。それから、悪い、なんてホリーに、すまなそうな顔をして謝罪する。オスカーとの会話の邪魔はせず、携帯をいじったりしていた。どうも外にメールを送ろうとしているようだが――暫くして諦めたようだった。 オスカーの提案には、まぁいいんじゃね、と軽く言って。]
昇降口行きゃ出れると思うけど、サイモン先輩の言い分だとどうも違うようだし、出口わかったらそこから皆で出ようぜ。 えーと、副会長とあの子には、会ったら言うってことで。
[そんなことを問いかけつつ、自分も懐中電灯を用意する。下から顔を照らしてみたりもした。]
何かって何だろうな。そーゆーのはさっぱわからんけど…
[サイモン先輩が喜びそうだよなぁ、なんて溜息混じりに小さく*呟いた*]
(49) 2010/07/18(Sun) 10時半頃
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ホリー、ちょっと落ち着いて。
[サイモンへのホリーの態度に、小さく息を吐く。 テッドに同意するように、悪い人ではないはずなんだけどと宥めるものの、こんな状況になってから彼の雰囲気が変わったのは確かで、あまり説得力はなかった]
サイモン先輩は……戻れなくても良いんですか。
[にたにたと笑みを浮かべるサイモンに、非難の色を込めて。 そして...の目がアイリスを捉えた時、あ、と小さく声が漏れた]
エメリッヒ先輩、いつの間に……?
[百物語のとき、姿はなかったはずなのにと首を傾げる。 ...と彼女とは一度だけ接点があった。 入学して間もない頃、廊下で具合が悪そうにしていたところを 保健室まで付き添って送ったことがあったのだ。 それ以来学校内で見かけるたびに、ふっと目で追ってしまう]
え、えっと、体調大丈夫……ですか?
(50) 2010/07/18(Sun) 14時半頃
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ごきげんよう。
[扉口でアイリスとすれ違えば、場違いににこやかな笑みを見せた。 けれど、相手の声>>32はまるで聞こえていないみたいに。ゆらりゆらりと廊下の奥へ消えて行く]
(51) 2010/07/18(Sun) 14時半頃
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[真っ暗闇の中延々と伸びて行くような廊下。歩くたびに、ひらりスカートが翻る。 しんと静まり返った空気の中、背後より追って来る足音>>36があった]
………おにいちゃん?
[振り返れば、闇を裂くような淡い光。その中心に、駆け寄って来る兄の姿。 少女は足を止めて振り返ると、不思議そうに瞬いた]
さっきから、どうしてそんなに、あわてているの?
[幼いころ、暗闇が怖かった。夏祭りの帰り道、夜道に怯え、泣き出しそうな顔で兄にしがみついていたことを、果たして相手は覚えているか]
おにいちゃんも、いっしょに、たんけんする?
[暗闇が怖くなくなったのは、いつからだったか。 少女の口元は無邪気に弧を描いて、細い腕を兄へと差し出した]
(52) 2010/07/18(Sun) 14時半頃
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[僅かに緊張した面持ちで、そう声をかける。 テッドが自分の顔を懐中電灯で照らせば、思わず驚いてしまい、 こんな時なのにと戸惑いの色を瞳に浮かべた。 焦るオスカーは、周りからは空回りして見えるのだろうか]
あ、僕は1-A組のオスカーといいます。オスカー=エディソン。 迷惑かけないよう頑張るので……宜しゃ、くお願いします。
[今頃思い出したように自己紹介をしたが、何が宜しくなのか よく分からない感じになった挙句、舌を噛んで残念なことに**]
(53) 2010/07/18(Sun) 15時頃
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―――…ダンッ!
[弾けるような音がして、廊下に軽い振動が伝わる]
ダン、ダン、ダン、ダンッ…
[やがて音は幾重にも重なり、二人の方へと近づいてきているようだった。
もしもラルフが音のする方へ懐中電灯を向けたならば見えるだろう。 ―――音がすると同時に、壁に、廊下に、天上に、べたりと付いた真っ赤な手形。大きく小さく重なり合って、無数の手は此方に襲いかかってきているよう]
あはは。 まるで、おばけやしき、みたいだね。
たのしいね、おにいちゃん!
[怯えのない少女の瞳は嬉しそうに、揺れる。 迎え入れるかのように、兄に伸ばしたのとは反対側の手を、音のする方へ差し出した**]
(54) 2010/07/18(Sun) 15時頃
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……なかなか。アクティブだな、あの子。
[メアリーが部屋から出ていけば、そんな事をポツリと呟いて。少なくとも昼の彼女とはだいぶ印象が変わって見えた。後を追うラルフの姿も見送った。へぇ、ああいう仲なのか、と興味深そうに見ていたかもしれない。 続いて、部屋に入ってくるアイリスには、どうも、と頭を下げた。]
……あれ、先輩は百物語聞いてましたっけ。
[百物語を聞かなくても、この場に居ることが出来るのか。 そんな事を思ったかもしれない。が、百物語ソロをしていたのかもしれない、とも考え直す。 だとすれば、この人……只者ではない。と、感心していただろう。]
ん、サンキュ。 このイベントが終わったらどっか飯に食いに行ってもいいかもな。
[携帯番号の交換をしてくれる人全員とし終われば。 ほら、打ち上げ、って感じでさ。と笑ってみせた。 恐怖は微塵も感じていないのか、かなりの脳天気で。]
(55) 2010/07/18(Sun) 18時頃
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[テッドの言葉には、そうだそうだ、と同調して。]
保健医もそうですけど、なんで新聞部を呼ばないんですか! 折角、写真を撮ると面白そうなスポットが沢山あるのに! オレの携帯、画素荒いんですよねぇ……
[はぁ、とため息をついてみせた。一人だけ起こる所がずれてるような気もするが、本人はいたって真面目である。 ふと、自分の腕時計を見れば変な時刻を示しており。]
ありゃ、こんな時に壊れちゃったか。 携帯の時刻も全員分狂ってるし、時間はわからない、か。 日記書くときどうすりゃいいんだろうなぁ。
[再度ため息をついた。折角の怪奇現象に立ち会えた日だというのに、日記をうまく書けそうにないとは……]
(56) 2010/07/18(Sun) 18時半頃
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んー。脱出ゲーム、って感じだな。 確かに、出口ぐらいは確認しといたほうがいいだろう。 オスカーの言ってる何か、って言うのが危険なものかもしれないし。これ以上何も起こらないんだとしたら、とっとと帰りたいしな。
[ま、猛獣が出てくるわけじゃないんだろう?と冗談交じりに笑った。そして、今居る面子の顔を見渡して。]
おっと、オレは2−Bのノックス=マイヤーだ。よろしく。 もし分かれて探すんだったら、男はバラけた方がよさ気か? サイモン先輩は一人で動きそうだし、テッドもオスカーもそこまでビビってないみたいだし。
[へへ、クールだ。と親指を立ててみせた。 そして、皆がどう動くか。まずは話を聞くだろう**]
(57) 2010/07/18(Sun) 18時半頃
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まぁ、なんだ。やりやすい、っちゃぁ、やりやすいんだが…… ぜーんぜん、怖がる思考がないな、コイツ!
[ボロが出なくていいかもしれねぇけどよぉ、と口を尖らせ。]
で、大将の方は娘さんを見つけたっかい? 暫くは観察だろぅなぁ。娘さんがどんな感じかの実況もよろしくぅ!
[どこに誰が居る、という気配までは分かるのだが、 どういう表情をしているだとかそういう事までは分からない。 もしかすると自分ができないだけかもしれないが……
きっと、娘さんビビってんだろぅなぁ、と笑いながら**]
(*20) 2010/07/18(Sun) 18時半頃
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「女に好かれるとか嫌われるとか、そんなどうでもいい事よりさぁ。
ここから逃げよう、逃げたいって思う奴っていないのかね。
この辺は思ったよりも反応が薄くてつまらないな……。
まあいい、俺は俺で勝手にこの現象を愉しませてもらうよ。
それじゃ、お互い生きてたらまた会おう。
……いや、もしかして再会する相手は死者かな。
ククク……」
[サイモンはそう言い残すと懐中電灯を片手に部室を出ていずこかへと姿を消した、まるで空間に飲み込まれるように彼の姿は消えたのだった]
(#12) 2010/07/18(Sun) 19時頃
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―部室―
打ち上げならサイモン先輩のおごりでひとつ。
[ノックスの提案にもちろん乗った。もちろんやりますよね、とでも言いたげな視線である。が、何にせよ。反応が薄いのは間違いない。]
メールにでも打っといて保存しときゃいいんじゃねーの、日記みたいにして。 びびるも何も、正直何が起きてんかもさっぱりわかんねーしな。
……期待に添えずにすみませんでしたね。最後まで脅していかないでくださいよ。 まだ俺ら高校生っしょ。彼女とか欲しいとか思わないとか先輩ちょっと老成しすぎですよー。 まぁ、出口見つかったらみんな連絡取りますし、危ないことしないでくださいね。
[一人で去ってゆくサイモンは、追いかけるわけもなく見送るのだった。溜息吐いて、それから室内を見回して。ノックスの提案の通りとしても良いし、違うのならそれでも良いと、あまり主体性のない意見を述べる。]
見る場所って、玄関と屋上と、あとは各階の非常口…くらいか? 屋上とか出られても困るっちゃー困るけどな。
(58) 2010/07/18(Sun) 21時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2010/07/18(Sun) 21時半頃
双生児 ホリーは、メモを貼った。
2010/07/18(Sun) 21時半頃
|
―部室―
セ…セシル…。
[寝言で名前を呼ぶ相手は、すでにこの世にはいない。15年前、この私が彼女の…無残な姿を見つけたのだから。]
…あら、もうこんなに人が集まって…。何にせよ、人が死ななければいいんだけれど…。
後、サイモン、一つだけあなたに忠告させてもらうわね。聞いているのだとしたらだけど。
[暗い表情にかわる。そして、低い声で語りだす。]
15年前の百物語を企画した人が誰―つまり、オカルト同好会の部長―は誰だったか知ってるかしら。
調べてるわよね。そのくらい。なら、あなたはそれを知った上でこんな狂ったことを始めたのよね。
15年前、百物語をしようと人を集めたのは……。他でもないわ。
…セシル。自らの首を貫いた…哀れな女生徒よ。
(59) 2010/07/18(Sun) 21時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2010/07/18(Sun) 22時頃
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―ミステリー同好会・部室―
[オスカーに握られた手に視線を落として、けれどこちらから振り解こうとはしなかった]
だったら本性を隠してた、ってことじゃないの。
[周囲のサイモンに対するフォローには、不満気に鼻を鳴らすのみで]
どうでもいい? あー、色恋沙汰に縁なんてなさそうですものねー。 今回のことだって、いかにもモテないネクラ男が考えそうなことじゃない。
[尚も続く悪口を、闇に消えていくサイモン当人が聞いていたかは分からないが。 いずれにせよ、その背が見えなくなるまで睨みつけていた]
(60) 2010/07/18(Sun) 22時頃
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[>>39扉を出たところで遭遇した人影に驚き一瞬足を止めたが、 顔見知りと見れば「すみません」とだけ言って再び廊下を駆け出す。 人気のない暗闇を照らし進むと、ほどなく妹の背中に追いついた。
走った距離はそう長くないはずなのに息が切れる。 そんな自分とは対照的に、目の前にいる妹は随分と冷静な様子で]
っは…。メアリー、お前……
[差し出された手を目の前に、しばし立ち尽くす。 彼女の場違いな程の落ち着きが理解できなくて、手を取ることを躊躇した]
(61) 2010/07/18(Sun) 22時半頃
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……アイリス先輩? え、知り合い?
[昼休みに会話を交わした先輩が姿を見せたのは、それより先だったか後だったか。 オスカーが彼女に声を掛けるのを見て、その顔を交互に見比べる]
1年C組、ホリー=エディソン。 オスカーの妹です。
[兄が自己紹介の言葉を噛んだ時には呆れ顔を向けながらも、まだ残っている知らない相手に向けて、自分も名乗っておいた]
(62) 2010/07/18(Sun) 22時半頃
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っ!?
[長い廊下を音が駆け抜ける。 次から次へ絶え間なく響く音、音、音…。
それらがだんだん近づいてくるのを確認すると、 一度は取るのをためらった手を引いてメアリーの体をかばうように立つ]
なっ、なんだあれは…!?
[懐中電灯で照らした先の内壁が、暗い色に塗り替えられていく。 頼りない明かりだけではそれの形が分かるまでしばしかかったが、とにかく「あり得ない」現象なのは理解できた。
しかし――それよりも。 得体の知れない現象それ自体より、こんな状況下で無邪気に笑うメアリーが、酷く恐ろしく見えた]
…も…戻るぞ!はやく!!
[たのしいね、なんて言われても同意なんて到底できない。 ただ彼女の腕を引いて、元来た道を引き返そうと促す]
(63) 2010/07/18(Sun) 22時半頃
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あー、なるほど。試しに保存してみるか……って、やっぱ保存日時はおかしいよなぁ。
[溜息をつく。テッドの案は良い案だと思ったのだが。 周りの反応が薄いと感じられるのは、この色白が怖がらないせいでもあるだろう。]
そうだな、まだ何も起こっちゃいないんだ。 確かに変なところには来たけどさ…… 死者、か。ソレも脅しですよね?怪談話には良くある手の。
[その割にはサイモンは怖がっていない。きっと何も無い。 そう思っていたのだが、マリアンヌの話を聞けば、眉根を寄せて目を細めた。]
……どうも、こいつはヤバいようで。 それって、おばちゃんが昼に話を濁して言わなかった事、ですね。 そんなに危ないと知っておきながら、なんでこの企画を先生方は止めようとしなかったんですか。
[思った以上に危険なモノに足を突っ込んでしまったらしい。 自分が求めていたのは、こう、リアルお化け屋敷みたいな。 そんなものだったのかもしれない。]
(64) 2010/07/18(Sun) 22時半頃
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…いやあ、なんつーか… 俺やっぱ憑くやつ間違えたかもしんねーや…
[仲間に実況を依頼されたは良いものの、 正直想定外の状況に今までのような軽い口調は出てこなかった]
妹ちゃん超楽しそう。むしろ「お兄ちゃん」の脳みそのがびびってらぁ… 妹の体のほーを頂いた方が良かったかもしんね。
(*21) 2010/07/18(Sun) 22時半頃
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……あいつが来るんなら行きませんよ。
[打ち上げの話が出れば片眉を上げ、そんな言葉を。 「あいつ」とは勿論サイモンのことである。 番号交換を終えて、薄青の端末を元通り仕舞って]
ともかく、ここでこうしてても始まらなさそうですし。 出口を探しに行くの、あたしは賛成です。 あいつはあー言ってましたけど、つまらないドッキリかも知れませんし。どうやってるのかは知りませんけどね。
[確かに外の雰囲気はおかしいけれど、それ以外の怪奇現象に遭遇したわけでもない。 故に、ホリーには未だそんな思考も残っているのだった]
(65) 2010/07/18(Sun) 22時半頃
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へ?
[もっとハイなテンションの声を期待していたのだが…… こちらとしても想定外な実況に、んん、と小さく唸った。]
あー、あれか。恐怖が一回転して怖くなくなった!ってやつか。 お兄ちゃんがびびってるのって、妹にびびってるのもあるんじゃ。
[だとしたら面白くないなぁ、と。醒めた口調でぼやく。]
んー。まぁ、まだどうなるかわからねぇ。 それこそ、"犠牲者"が出たらどうなるか……
[しかし、動くにはまだ早い。もどかしそうに影は声を漏らした。]
(*22) 2010/07/18(Sun) 22時半頃
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………???
[戸惑った様子の兄>>61に、理由が分からないといった態でゆっくり首を傾ける。差し出した手は暫し宙に浮き、哀しげに眉を寄せた]
ふ、わわっ!?
[近づいてくる音に気を取られていれば、突然に手を取られて。気づけば兄の大きな背中>>63が、眼前にあった]
さみしいんじゃ、ないのかな。
[焦るラルフと対照的に、何処かのんびりとした声を返す。兄の身体にしがみついたまま、ちょこんと顔をのぞかせて近づいてくる「音」を眺めた]
ほら、こわくないよ、おにいちゃん。 それより、もっと、こわいのは
[それでも、手をひかれれば、抗うことなく走り出す]
(66) 2010/07/18(Sun) 22時半頃
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……どうしたの、たいしょー。
[仲間の呼び名を真似て、伝わる雰囲気に問いを投げて]
たのしそう? へんなの、みんなこわがるのに。
[むぅ、と少し不満げな気配]
でも、それなら、つれてってあげたら、よろこぶかもね。
[もう1人の“犠牲者”の言葉には、うんうん、と同意の相槌]
(*23) 2010/07/18(Sun) 22時半頃
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[そうして立ち上がろうとした矢先、マリアンヌの言葉>>59が耳に届いて]
首を貫いた……って、 自殺、ってことですか?
[思い切り眉根を寄せた]
(67) 2010/07/18(Sun) 23時頃
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一回転なぁ。それならまだ良いけどさ、 なんつーかそういうの特有のヤケクソ感がないっつーか…
[仲間による考察に釈然としない様子でぼやく。 「お兄ちゃん」の記憶からして、この妹ちゃんは小動物タイプだと思っていたのに]
あー、兄貴の方は確実に妹にびびってるな。しかしそれもつまんね。 せっかくイイ演出だってのに、恐怖が妹大なり手形だぜぇ?
[心底つまらなさそうにこぼしつつ、妹の腕を握る手のひらを忌々しげに眺めて]
犠牲者が出たら…か。 そんときゃこの小娘絶対泣かしちゃる。
(*24) 2010/07/18(Sun) 23時頃
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あひゃ。俺ってば大将で定着なのかぁ? 俺なんかより狐のにーちゃんのが強そうなんだが。
[態度はでかいが、こちとらちょっぴり粘着質なだけの元生徒である。]
…寂しい、ねぇ。あひゃひゃ。小娘に分かるってのかよ。 「お嬢」の言う通り、お前もこっちに呼んでやろうか。
[僅かな苛立ちを含んだ笑いが響く。 腕にかけた指の力が僅かに強くなった]
(*25) 2010/07/18(Sun) 23時頃
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[まるで危機感のない妹の様子を見て、ラルフ自身の危機感はますます煽られる。 繋いだ手に僅かに力を込めると、メアリーの言葉を最後まで聞かずに駆け出す]
…怖いさ。 一番怖いのは、怖いってことが分からないことだろ…
[走りながらぽつり呟いた言葉は、メアリーには聞こえただろうか]
(68) 2010/07/18(Sun) 23時頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2010/07/18(Sun) 23時頃
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メアリー…。
[15年前と同じ情景…。突然態度が豹変する人たち。少しずつ、ただ着実に狂っていく人々。]
[そして、メアリーの手を必死で引っ張るラルフを、憐れむような眼で見つめる。]
残念だけど、もう彼女は戻らないよ。この百物語が終わるまでは。昔も、こんなことがあったらしいんだよ。
…15年前も。
みんな、この異様な空気と、この部屋に取りついてる悪い霊にやられちまうんだよ。お前もこの部屋にいる限りいつか…。
[どうしても、続きの言葉を出すことができない。『狂ってしまう』なんて、自分も信じたくない。ただ、これが悪霊の呪い…なのだろう。]
私も…大丈夫かねぇ…。
(69) 2010/07/18(Sun) 23時頃
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[ホリーの言葉に、思わず口調が荒っぽくなる。]
あの子が自殺なんてするわけが無いじゃないの!!
[言ってから、思わずハッと我に帰る。必死で息を整え、出来る限り優しい口調で話す。]
あの日、胸騒ぎがしてね。仕事が終わってから急いで百物語してるって部屋に言ったんだよ。
……思わず目を覆いたくなる光景だったよ。
見たことのない大きな剣で、自分の首を刺し貫いてるセシルの死体があったんだ。
[思わず、涙がこぼれる。セシルがどうして死ななければいけなかったのかを思うと…。]
あらいやだ。歳を取ると涙もろくなって困るねぇ…。
ちょっと、この話は…また今度で良いかい?
(70) 2010/07/18(Sun) 23時半頃
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ま、体内時計でいいんじゃね。なんか腹減ったとかで。 外は変だしなぁ。
[携帯を開いてメールを見ては、確かに日付もおかしい。その感覚が無いのだということを知らないから、軽くそんなことを言って。 ホリーの言葉には、違いないとしっかりと頷いた。]
仕掛けが最初っからされてたんなら俺も見てないからなぁ。サイモン先輩、こういうことに無駄に凝りそうっつか……
[しかし、マリアンヌの話す言葉には耳を傾ける。内容なんて勿論知る由も無かった。そもそも七不思議自体が隠されていたわけで、たいして興味もなかったテッドにとって調べたいものでもなかったので。]
先生達知らなかったりしてなぁ。もしくは知ったの今日で、今日までこういうことやるってはっきり言ってなかった上に、サイモン先輩をつかまえられなかったとか。 まぁさ、やっちまったもんは仕方ねえっしょ。きっと。
んじゃ、外行くかー。行く人ー?
(71) 2010/07/18(Sun) 23時半頃
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テッドは、マリアンヌに、大丈夫かと視線は向けて。・
2010/07/18(Sun) 23時半頃
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おねーさんはあんまり無理しないで良いと思うよ。 なんたって今まわりもおかしいし、気分悪くなったら治療できる人もいないらしいんだからさ。
[普段より食堂・購買を利用する身。おまけを求めてかおねーさん呼びは慣れたもの。]
(72) 2010/07/18(Sun) 23時半頃
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[兄に手を引かれるままに駆ける。 背後から迫りくる音を感じつつも、繋いだ手に込められた温もりに、一度嬉しそうに笑った]
こわいってことが、わからないこと……?
[呟き>>68は、妙にはっきりと耳に届いた]
………………。
[兄の横顔を見詰めつつ、瞳が不安げに揺れた]
おにいちゃんは、わたしが、こわいの?
[何処か泣きそうな声で、呟きを返す]
(73) 2010/07/18(Sun) 23時半頃
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[この場に居る全員分の番号を交換した携帯を弄びながら周囲の喧騒をおずおずと見ている]
く、首、刺し貫いて自殺って…… 演劇部だってそんな大道具ないだろ……?
[マリアンヌの話に怯えた様子だったがテッドの提案におずおずと手を上げる]
あ、あのさ、アタシ、出口探ししたい方に一票。 なんかさっきまで気付かなかったんだけどすっげーやな感じなんだよ。 アタシ、小さい頃から霊が体に入りやすい体質らしくて、それでこういうのって避けてたんだけど……
すぐに追い出せるお守りがあるからいいけど、とりあえず良い霊か悪い霊か、そういうのは死者の霊なら見える……。
っだー、なんでこんな事に参加しちゃったんだろうなぁ、もう! サイモンのやる事なんて嫌な予感しかしないってのに!
(74) 2010/07/18(Sun) 23時半頃
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[マリアンヌの剣幕に目を瞠る。 すぐに優しげな口調で語り出した彼女に、決して怯えてはいなかったけれど]
……違うんですか。 でも、それじゃあ何でそんなことに。 剣だなんて、学校にはないですよね。
[ほんの少しだけ不満そうな雰囲気を漂わせながらも、セシルの顛末を聞けば益々眉を寄せる。 仔細を聞こうと更に尋ねはしたが]
……まぁ、いいですけど。
[涙まで零されてしまえば、流石にそれ以上を無理に聞き出そうとはしない。 「今度」は果たして来るのか、なんて疑問は、今のホリーにはない]
(75) 2010/07/18(Sun) 23時半頃
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[自分より足の遅いメアリーを急かしながら長い廊下を駆ける。 途中彼女が漏らした言葉は確かに耳に届いたが、何も言えず聞こえないふりをしてしまった。
行きよりも長く感じる道のりを越えようやく元の部室にたどり着くと、 半ば倒れこむようにしながらメアリーを室内に引っ張り込もうとする。 彼女が大人しく部屋の中に入れば扉をぴしゃりと閉め切るだろう]
(76) 2010/07/18(Sun) 23時半頃
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[――――やがて、元いたミステリー同好会の部室まで戻って来る。 勢いよく締められた扉の窓に、最後にべたりと赤い手形が一つ残った。その様子を見て、マリアンヌから声>>69がかかるか]
私…? 私は、ここにいるよ、マリアンヌさん…。
[おろおろと、不安げな様子で視線をさまよわせる。助けを求めるように、兄を見つめた]
ひぅっ…!?
[そして、漸く気づく。音のする方に差しだしていた少女の手首に、べっとりと赤い手形がついていた。まるでその腕を掴まれていたように]
(77) 2010/07/18(Sun) 23時半頃
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たいしょーじゃだめ? だったら、なんてよんだらいいかな。
[今更のように、“大将”にはそんな言葉を]
……さみしくは、ないよ。 なかまがふえたら、うれしいけど。
[独り言のように、無邪気な声は呟いた]
(*26) 2010/07/18(Sun) 23時半頃
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テッドは、駆け込んできた二人に目を丸くした。
2010/07/18(Sun) 23時半頃
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え、何先輩。それマジ?
[パティの言葉は、へーそーなんだーと軽い調子で聞いていたくせに、少し考える沈黙の後で思わず呆けた顔を晒した。]
そういうのあるんだ。先輩大変じゃん。 まぁ、早いこと出口探すってのには俺も一票だし。 でもなんつーか……とりあえず二人ともだいじょーぶですか?
(78) 2010/07/18(Sun) 23時半頃
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っは、はーっ、はあぁっ……
[たどり着いたその場所に、変わらず見知った顔があるのを見れば安心したようにその場に座り込む。 息が異様に上がる。鼓動もやけに早かった。
消耗した体に妹の短い悲鳴が響くと、勢い良くそちらを振り向く。 細い腕についた真っ赤な手形が、目に飛び込む]
っ、見せろ!
[有無を言わさずその腕を掴もうと手を伸ばす。 しかし、慌てた余り加減ができないのかその手にはやたら力がこもっていて]
(79) 2010/07/18(Sun) 23時半頃
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……。
[なんだなんだ、ここに居るのは霊感ある人間ばかりなのか。 と、パティの声を聞いて少しばかり疎外感を感じたのは秘密だ。]
まぁ、とりあえず落ち着きましょうよ。 先輩がここで泣き叫んだって、事態は好転しませんよ、きっと。
とりあえず、出口を探すのには異論はない。 っと、お帰り。大丈夫だったか……って、おい、大丈夫なのか!
[メアリーの手首を見て、目を見開いた。 赤い液体で連想させるは、この状況ではただ一つ。]
(80) 2010/07/18(Sun) 23時半頃
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あー、まあ別に二人がいーなら大将でいいーけど。 なんかこう、くすぐったいじゃん?あひゃひゃ。
[やや棒読みのセリフの後に、少し照れたような笑いがついてくる。 なんだかんだ言いつつまんざらでもないらしい]
…そうさなぁ。俺も、今は寂しかねーけど。 何だろうな。分かったようなことを言われるのは…
すっげえ、ムカつく。
(*27) 2010/07/19(Mon) 00時頃
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―部室―
霊が?
[パティの言葉>>74に対して、未だその存在を信じ切れない現実主義者は訝しげな顔をする。 程無く廊下から足音が近づいてきて、駆けこんできた2人の姿に目を瞬かせた]
何があったんですか?
[とりあえずまずは問うてから、二人が誰かを確認するかのように目を細め]
副会長、と……あら、あなた確か、
[少女の方に目を止める。 確か兄のクラスメイトではなかったかと、彼女に問おうと開いた口は]
……え、何よあれ?
[けれど扉の窓につけられた手形によって、別の言葉を発することとなった]
(81) 2010/07/19(Mon) 00時頃
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こ、怖いけど、早く帰りたいから、頑張る。
[テッドを見る目はちょっと涙目で、いつもの嬉々として喧嘩をする風貌は面影もなかった]
こういうのって、ふざけ半分でやっちゃダメなんだって、死んだばーちゃんだって言ってたんだからな!
(82) 2010/07/19(Mon) 00時頃
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へっへ、まさか。 オレはァ、確かに殺る事に関しちゃぁ自信はあるが。 ただそれだけですぜ。 ……そいつが何者かなんて知ったこっちゃァない。
[死んじまえば誰だった同じよぉ、と軽く笑う。]
だけど。大将は聞いたか知らねぇが、お嬢は聞いたろう。 そこの勝気な姐さんが妙な事が出来るみたいだ。 そんな事、態態言うたぁ。それほど自分が殺られない自信があるのかねぇ。
[まさかとは思うが、退魔師とやら。居ねぇだろぅなぁ? と、苦虫を噛み潰したような表情……が色白から見えたかもしれない。苦い思い出がある。ありすぎる。]
(*28) 2010/07/19(Mon) 00時頃
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[まったく霊感なんてものもないわけで。 とりあえず、薄い明かりとはいえ、懐中電灯の光をラルフとメアリーの方へと向ける。 しっかりと扉の窓に浮かぶてのひらの痕。 手元で動かし、メアリーの腕へと照準を当てる。先ほどより少しは見やすくなるだろうかと。]
何だろうなアレ。 サイモン先輩なんかしかけてたんじゃね?
(83) 2010/07/19(Mon) 00時頃
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[駆けこんでくるメアリーとラルフの姿を呆けた様子で見つめ、ピシャリと強い音を響かせて閉まる扉のすりガラスにべっとりと赤い手の痕がついたのを見て小さく悲鳴を上げる]
ひぃ…… て、って、いうか……サイモ……サイモン! アイツ、大丈夫、なのか?
[何かが部室の外をうろついている気配を感じて側にいたテッドにしがみつく]
(84) 2010/07/19(Mon) 00時頃
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………………うぅ。
[慌ただしく戻って来た兄妹に、室内の注目は集まるか。 委縮したように座ったまま後ずさるが、背中は扉にぺたんと付いてしまった。テッド>>78からの問いかけには、困ったような顔でこくこくと頷いて見せるのがやっとで]
お、おにいちゃん、痛ッ
[兄に腕を掴まれれば、その力に驚いて身を竦めた。 少女の手首には、はっきりと赤い――血塗られた、手の跡が]
(85) 2010/07/19(Mon) 00時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2010/07/19(Mon) 00時頃
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[廊下からひた、ひた、と微かな足音が聞こえた。気がした]
……外、誰かいるの?
[そちらに気を取られて、その前に佇む少女の腕の赤には気がつかなかったらしい。 立ち上がって、閉まった扉に恐る恐る近づく]
(86) 2010/07/19(Mon) 00時頃
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ふざけ半分でやってるサイモン先輩に言ってやってくださいよ。 まあ真剣だとか言うんでしょうけど…。
[パティの様子に、ほんの少し口許が緩んだ。暗くても見えていたら怒られるにちがいない。 が、しがみついてくるのには僅か驚いたようにパティを見て。懐中電灯を持つ方向は変わってはいなかったが、とりあえず自分には何もわからない扉の外へと視線を向ける。]
サイモン先輩は、大丈夫なんじゃないですか。言いだしっぺだし。 先輩、大丈夫ですよ。すぐ出られますって。
(87) 2010/07/19(Mon) 00時頃
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………だ、だっ、だいじょぶ、です。
[ノックスの声>>80にはっと我に返ると、視線は自分の手首へまず向けられ、それから扉に付いた赤い手形へと移り]
たぶん。
[消え入りそうな声で付け足しながら、涙目で相手を見つめた]
(88) 2010/07/19(Mon) 00時頃
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相手が何者か、ねぇ。 俺もわかんねーな。聞き出す前に殺しちまうし。あひゃ。
[仲間に同意するように笑い声を重ねて]
…勝ち気なねーさん?あー、あのデケェ女か。パティだっけ。
[ちら、と視線だけを彼女に向ける。 外から見て違いが分かる訳ではないが…自分体の記憶では、そんなことで嘘を言える人間ではなさそうだと思った]
(*29) 2010/07/19(Mon) 00時頃
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キ――――ン
コ――――ン
カ――――ン
コ――――ン
(#13) 2010/07/19(Mon) 00時頃
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[懐中電灯によって照らされた、扉の窓につけられた手形を目にすれば。おおっと、と目を丸くする。]
うーん、サイモン先輩の仕業だとしたら…… なかなかに演出が美味い、ってホメるんだがなぁ。
[どうにも、そのような感じがしない。 なぜなら、あの先輩のことだ。皆が驚けばきっと笑い声をあげるだろう。]
どうも、手放しに喜んでる事態じゃなくなってきたようだなぁ。 やれやれ、さっさと出口を探せるなら探したほうがいいのかもな。もし、おばちゃんがこういう状況の有効策を知ってるんならご教授願いたいが……
[ちら、とマリアンヌの方を見やるが、昔話だなんて出来る心理状態ではなさそうだ。無理に思い出させることもできない、と考えたか。これ以上は何も言わない。]
ええと、そちらの御二人さん。ソレどころじゃないのは分かるんだが、携帯の番号を教えてくれないか?
(89) 2010/07/19(Mon) 00時頃
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部室内のチャイムが間延びした間抜けな音を響かせる。
どこか錆びついたようなザラつく嫌なチャイムの音は普段聞いている学校のチャイムとはまったく異質の音で、聞くだけでも肌に粟立つ気分になるだろう。
「――あーあー、テステス。
御機嫌よう、皆さん。
これからみなさんには鬼ごっこをしてもらおうと思います。」
チャイムの後から聞こえてくる女性徒の声。
15年前に死んだはずのセシルの声。
「鬼はね、今いる皆の中に居るの。
知り合いの格好をしているけれど、決して本人ではないのよ。
その鬼が3人、あなたたちの中に紛れ込んでいます。」
(#14) 2010/07/19(Mon) 00時頃
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[痛みを訴えられて、はっと我に帰る。 隣に座り込み、壁にへばりつくメアリーの姿は「いつもの」妹のもの。
指の力を緩めて、周囲の人間にも見えやすいよう自分の手をずらす]
……認めたくはない、が…… とりあえず、確かにおかしなことは起こってるらしいな。
[部屋の中の面々に順番に視線を投げていく。 それは普段のラルフならまず見せない、青ざめた表情]
(90) 2010/07/19(Mon) 00時頃
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ん、あ、あぁ。悪い。 でも、なんとも無いようでなによりだ。 怪我したわけじゃないんだろう?
[涙目の彼女に、申し訳なさそうに目を伏せて。]
あんまり気にするなよ。霊の仕業だとしたらただ反応を楽しんでるだけ、だと思うしな。
[と、メアリーに声をかけたところで。 いきなり響く学校のチャイム。聞き慣れた……ものだとは思うのだが、状況が状況なだけに。その慣れ親しんだ無機質な音は異質なものに聞こえた。]
(91) 2010/07/19(Mon) 00時頃
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愉しげに語る少女の声はところどころゴポゴポと水音も聞こえてきている。
「それでね、具体的に何をしてもらいたいかっていうと……
――皆でその鬼を殺して欲しいの――
武器になりそうなものは学校内に散りばめられてるわ、
強そうな武器の側にそれだけ『障害』もつきものだけど、ね。
それでね、それでね、なんで鬼を殺す必要があるかっていうと。
鬼は私で、私が鬼なの、ううん、違うわね。
鬼はこの学校という空間であり、私であり、貴方達の偽物。
つまり見た目は全く同じ、記憶も同じ、だけど私の一種。
この世界の歯車の一つに過ぎないの。
だから殺しても大丈夫よ。」
(#15) 2010/07/19(Mon) 00時頃
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きいたよ。 “むこうがわかるこ”、なのかな。
[パティに関しての肯定はうたうよう]
“いじわるするこ”、いないといいね。
[仲間の表情は見なかったけれど、そう呟いた]
(*30) 2010/07/19(Mon) 00時頃
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ラルフは、チャイムの音にあからさまに体が震えた。
2010/07/19(Mon) 00時頃
「だけど……間違えて本物のお友達を殺さないように気をつけて。
ちなみに、貴方達の意志とは関係なく、鬼は貴方達を殺すわ。
だって、せっかく15年ぶりに新しく遊びにきてくれたんだもの。
私たちの仲間にもふさわしいわ。
私はどっちでも構わないのよ。
鬼を殺さないで私たちの一部になってもらうのも。
鬼をみんなやっつけて貴方達が帰るのも。
とにかく、幸運は祈らないであげるわ。
それと部室の外の邪魔者は消しておいたからもう大丈夫よ。」
それだけ告げるとブツリと音を立て放送は聞こえなくなる。
(#16) 2010/07/19(Mon) 00時頃
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へへ、大将もそうなのか。 やっぱり、聞き出すとかそういう事しちまうとテンポが悪いよなぁ。
[結果を急いでしまう悪い癖。 まぁ、悪い癖とは本人は思ってないのだが。]
そうそう、パティって子が言ってたぜェ? 思ったより楽にはいかねぇかもなぁ。燃えてくるねぇ。
[へへッ、と無邪気に笑うと、突如鳴った放送に目を丸くする。]
……この演出、なかなかイカしてんじゃん。
(*31) 2010/07/19(Mon) 00時頃
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[メアリーの頷くのに、それは良かったというように笑って。しかし常ならぬ様子の副会長には、どうも眉を寄せる以外のことは出来そうにない。ノックスが携帯について言うのに、漸く自分もポケットから携帯を取り出して。]
俺も。つーか全員交換しよう。サイモン先輩のも一応全員に入ってる――
[言いかけた言葉はチャイムの音に途切れる。音の聞こえたスピーカーの方へと視線をやって、不快そうな顔になった。振り払うように首を振るも、いやな感覚は消えない。そして聞こえる、知らない少女の声。]
(92) 2010/07/19(Mon) 00時頃
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そうさなぁ、意地悪してくる輩は居ないといいが。 除霊師、だったかぁ?奴らは露骨に妨害してくっからなぁ。
[アイツらはマジむかつくんだよなぁ。と、小さく唸る。 燃えてくると言ったり、むかつくと言ったり。忙しない狐である。]
だな。やっぱり、スッキリサッパリもてなしたいしよぉ。 大将は大丈夫だとは思うが、お嬢は気をつけてくだせぇよ?
(*32) 2010/07/19(Mon) 00時頃
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[扉の前まで歩み、まさに今手を掛けようとした、ところで。 鳴り響くチャイムの音]
…え?
[思わず手を引いて、部屋を振り返った。 聞こえてきた声は、聞き覚えのないもの]
誰の声?
[部屋に欠けている人がいないか見渡してみるけれど、サイモン以外の参加者はそこに揃っている]
(93) 2010/07/19(Mon) 00時半頃
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………あ、え、ええと、その、…。 赤い手が、だんだんって、おいかけて、えっと、えっと。
[ホリーの問い>>81に答えようとするが、言葉が纏まっていない。 あわあわとしているとチャイムの音に声が中断され、びくりと肩を揺らした]
おにごっこ…?
[放送の言葉に、何となく今部屋に居る面々に視線を滑らせるが]
『殺してほしいの』
[という声が響けば、小さく息をのんだ]
(94) 2010/07/19(Mon) 00時半頃
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[ノックスやテッドの言葉に同意したのか、自分の衣服を探り出す。 しかし、その動作はポケットに手を突っ込んだまま硬直した]
………。
[あまりにも一方的な、「鬼ごっこ」への誘い。 殺せという指令も衝撃的だったが――ラルフが一番動揺したのは、その部分ではなかった]
(95) 2010/07/19(Mon) 00時半頃
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……おいおいおいおい。 オレ達は怪奇現象を体験しに来たんじゃなくて、 殺し合いにきちまったのかよ。冗談じゃねぇぞ!
[頭を抱えた。周りの見知った顔と殺し合いをしろと? 気が狂ってやがる!もし、本物を殺してしまったら……]
………取り返しがつかねぇぞ。
[恐らく、この様子だと……出口は探してもないのだろう。 出る方法は1つだけ。生き残って鬼を殺すだけ。 シンプルながらも、それはいきなりやれと言われたら難しい選択。]
な、なぁ。これも、サイモン先輩の悪巫山戯だろ? そうだろう、テッド!
(96) 2010/07/19(Mon) 00時半頃
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パティは、テッドにしがみついたまま小さく震える。
2010/07/19(Mon) 00時半頃
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――んだよこれ。演劇部でも居るわけか?
[さすがに気持ち悪そうにスピーカーを睨んで。水の音やら少女の言葉やらが途絶えた後、ぽつりと呟いた。それから周りを見回して、大丈夫だろうかと確認する。]
殺せだの武器だの、物騒っつーか…何そのゲーム。 てか。 外の邪魔者…?
[何の話かはさっぱりわからず、扉の方へと視線を向ける。外といえば、先ほど出て行った先輩を思い浮かべて、大丈夫だろうかと漸く気になったらしい。携帯をかけようかと思ったが、――やめた。]
探した方が良い気がするけどなぁ…大丈夫なんかね、サイモン先輩。
(97) 2010/07/19(Mon) 00時半頃
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あひゃひゃっ…! 確かに、こりゃあイイ演出だ。
[先ほど単独で暗闇の中に突入した「妹」の奇行は、皆が目撃している。 あの調子でまたふらふらしてくれれば――]
おかしくなっちまった妹を泣く泣く殺すおにーちゃん、なんてな。 あひゃひゃひゃひゃっ!最高じゃん!!
(*33) 2010/07/19(Mon) 00時半頃
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[パティの体温でか、そこまで我を失うことはない。言っている内容もどこか遠いもののように感じているようで、溜息を吐いて。ノックスの言葉に、しらねーよと声を上げた。]
元々これサイモン先輩の悪ふざけだと思ってたくらいだしさ。 俺幽霊部員だし、同好会存続のための名前貸しだし、あの人が何考えてんのかわかんね。 でも、悪ふざけ以外の何があるってんだ…。
(98) 2010/07/19(Mon) 00時半頃
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いやぁ、しかしまぁ。 これは誰がセッティングしたんで?大将?それとも、お嬢かぁ?
[いきなり殺し合いだなんて、穏便じゃねぇなぁ! 場の状況に嬉しそうに声をあげた。]
いいねぇいいねぇ、疑心暗鬼を生み出すシチュってぇのはッ ……って、あれ。でも、この声。どっかで……
[聞いたような?はて、と影は小首を傾げてみせた。]
(*34) 2010/07/19(Mon) 00時半頃
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赤い手?
[要領を得ない説明>>94には、眉根を寄せたか。 それ以上を問う前に放送に遮られて]
……何の冗談よ、これ。 悪趣味にも程があるわ。 どうせあれも仕掛けでしょ?
[少女の声が途絶えれば苛立つように言い、けれど廊下からは確かに音が絶えている]
開けるわよ。
[メアリーが未だ扉に背をつけていたなら、そう断って。 扉に手を掛けて、一気に開け放ち――絶句した]
(99) 2010/07/19(Mon) 00時半頃
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[テッドに抱きついたまま恐る恐る口を開く]
あ、あのさ、鬼はアタシ達の意志とは関係なく殺す、って言ってたじゃん、今の女。
だったら、アタシらを殺そうとしてくる奴を返り討ちにすれば手っ取り早いんじゃないの? こっちから無理に鬼を探す必要なんて、ないんじゃない?
それに、これがサイモンのアトラクションとやらの一つだったらそれこそ悪ふざけでもやりすぎだろ。 殺し合いまでさせられるなんて冗談じゃないよ。
[ぎゅっとテッドを抱き締め、そこまで言葉を吐き出してからはっとしたようにテッドを解放した]
ご、ごめんな、なんか抱き心地がよかったからつい……
(100) 2010/07/19(Mon) 00時半頃
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……………っっ。
[放送により、再度部室内の雰囲気は変化していく。―――勿論、悪い方向へ。 耐え切れなくなったように、隅へ、隅へと逃げるように移動して蹲る]
こ わ い …。
[小さな声で呟いて、腕に付いた痕を消そうとポケットのハンカチを探る]
…あぅぅ。
[ハンカチを無くしていたことを思い出し、ことさらに小さくなりながら、仕方なく反対側の手でごしごし手首をこすった]
(101) 2010/07/19(Mon) 00時半頃
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―回想・部室―
[闇に慣れた目には部室から漏れる懐中電灯の光が眩しく、 やわく手で光を翳しながら部屋へと入る。 おずおずと、自分の名前を呼ぶ声と影>>50に 見覚えがあるので...の顔がほころんだ]
ああっ!よかった…エディソン君もいたんだね 君は、あの…百物語に参加してたの? 私は、また教室で寝ちゃってたのかな…あはは
[どうしても学校に来たかった春の日、 具合を崩した自分を保健室まで運んでくれた男の子だ 新しい靴を履いて、胸に花を飾っていた。1年生だ]
大丈夫だよ、ありがとね
(102) 2010/07/19(Mon) 00時半頃
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いや、少なくとも俺じゃねーな。 お嬢じゃね?イイ趣味してるぜ、あひゃ。
[こちらは放送の主についてそこまで深く考えていない様子で、ただただ笑うばかり。 まるでセシルのことなど覚えていないかのよう]
(*35) 2010/07/19(Mon) 00時半頃
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うん、きをつける。
[仲間の忠告には素直な反応を返した]
……ともだち、いなくなっちゃった。
[消えてしまった外の気配に、残念そうにつぶやいて]
(*36) 2010/07/19(Mon) 00時半頃
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[片手でゆるいピースを作って、微笑んで見せた 傍らの、昼休みの少女にも同様にする]
エディソンさん、双子なんだね じゃ、あなたも一年生?よかったよー で、百物語はもう終わった?
[これも演出だったりするんでしょ?とエイムズや 他の面々の動向をうかがった]
(103) 2010/07/19(Mon) 00時半頃
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……ころしあい? なかま、ふえるの?
[一転、嬉しそうなこえに変わり、けれど]
わたしは、しらないよ?
[セッティングの言葉には否定を返した]
(*37) 2010/07/19(Mon) 00時半頃
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[部室では、足の先も覚束ない闇の中で 携帯番号の交換が行われていた。 知らない顔の中に、少しは知った顔もいるのだろうか]
…あ、じゃあ私も、お願いしようかな
[許されれば、頑として圏外表示を守り続ける携帯電話を開く。 液晶が目に眩しく、目を細めた。見ると面々の顔も 淡い液晶の光に下から照らされ、恐ろしい形相に見えた]
私の番号は…@@@ー@@@@@@で…
[知らない人とこんなにたくさん、携帯番号を 交換し合うのが、この異様な空気の中ではあるが 思い描く「高校生らしさ」に近いのでうれしくて、 俯いたまま微笑んでしまうのを俯いて隠した。 なぜこの流れか理解できないまま、静観に入った]
(104) 2010/07/19(Mon) 01時頃
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んぉ。あれぇ、てっきりオレは大将かお嬢がしたもんだと。
[オレはしてませんぜ?と、首を傾げる。]
んー、お仲間さんかぁ?お嬢のお友達かぁ……?
[どこか納得できなさそうに唸った。 知らない誰かの意志に導かれているようで、心底気持ちが悪い。]
(*38) 2010/07/19(Mon) 01時頃
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んー、そっか。 まぁ、悪ふざけだったら、それはそれでいいんだけどな。
[鬼が本当にいるのだろうか。この中に。]
確かにそうだけど。返り討ちに出来るもんなのかなぁ。 "鬼"って言うくらいだし、なんか常識が効かない相手かもしれませんよ?本来は怪奇現象云々で此処に来たわけですし。
[少なくとも……鬼が殺しにかかるのであれば、武器か何か持っていたい。そう思う。今の自分は無手。懐中電灯は武器と言えるのだろうか。]
(105) 2010/07/19(Mon) 01時頃
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[廊下にはびっしりと赤い手形が付いていた。 床も、壁も、天井も、普通なら届かない高さのところまで。 ここに来る前に見た廊下は、勿論こんな色はしていなかった]
……な、何よ……。 こ、んな演出、今時、流行らないって……。
[引き攣った笑みで、言い放ったつもりの声は掠れてしまった]
(106) 2010/07/19(Mon) 01時頃
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[ちょっと役得とかドキマギしてしまうのは思春期の少年としては仕方のない話でもあった。触れあっている場所は見ないが。]
そもそも殺すとか流石に犯罪っつーか。学校で奨めるなよっつーか。 ええと、その、アディソン先輩…。 本当に冗談じゃぁないっつーか…その。
[ぎゅっとだきしめられて思わず言葉も止まった。が、離れていったのにちょっと安心したような息を吐いて。]
いやその、先輩がよければいいっつーか…いやそーじゃなくて。えーと。 役得ありがとーございましたっ!
[悩んだ挙句に礼を言う。怪奇現象に関してが頭から抜けてしまったらしい]
(107) 2010/07/19(Mon) 01時頃
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おともだち? あんなこ、いたかな。
[不思議そうな気配]
……でも、しってるきはする。 なんでかな。
(*39) 2010/07/19(Mon) 01時頃
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ノックスは、テッドの素直な告白と真面目な感謝の言葉を聞いて、思い切り噴きだした。
2010/07/19(Mon) 01時頃
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じょ、常識が効かない相手じゃそもそも殺すことだってできなくね?
っていうか目的がよくわからないよね。 アタシらをどうしたいんだ? 殺し合いさせたいのか、それともこうやって疑心暗鬼になって困ってるところを高みの見物してたいのか。 何がなんだか、一気に色んな事が起こりすぎて頭パンクしそうだよ。
[テッドに礼を言われてこちらが良ければいいという言葉に改めてテッドの腕に抱きつく]
怖いからくっついてたい。 あとアタシのことはパティって呼べ、名字で呼ばれると紛らわしいのも居るから。
(108) 2010/07/19(Mon) 01時頃
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……………………。
[困ったように眉を下げたまま、暫し周りの様子をうかがうように息を潜める。 やがて意を決したように立ち上がると、ノックスの傍までやってきて彼の服の裾を数度軽く引っ張った]
……あ、あの。
[躊躇いがちに差しだしたのは、桃色の携帯電話。番号を、との言葉を思い出してのことだったが]
はぅっ!?
[突然噴き出したノックスに、驚いて髪が跳ねた。原因がテッドの言葉だと察すれば、テッドとパティの方へ眼をやって数度瞬いた]
(109) 2010/07/19(Mon) 01時頃
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ノックス、先輩。
先輩、は、もし…………。
[ぼそぼそと、小さな声で、言いかけた言葉は最後まで続かなかった**]
(110) 2010/07/19(Mon) 01時頃
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―回想・部室―
[黙って、マリアンヌの話に耳を傾ける。 15年前、大きな剣で首を突き刺した女の子。 オカルト同好会部長のセシルのお話だ。 途中、壁際に寄ってパイプ椅子にそっと腰掛ける。 マリアンヌの目から涙が筋になって流れ出した時、 大人の女性の涙を見るのはいけない気がして 目線を落とした。しばらく逡巡した後、]
…あの、おばさんを疑うようですけど、 それって本当にあったお話、ですか。
「百物語用の怖い話」じゃなくて、 おばさんが実際に体験した話、ですか? あの、型どおりの前置きじゃなくて
それは今は、本当に大事なことだから…
(111) 2010/07/19(Mon) 01時頃
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[大きな音を立てて、先ほど入ってきた扉に べったりとした赤い手形が押し付けられている。 ごきげんよう、と言葉を残して去った少女の表情には 不穏なものが感じられて、小さく眉が寄った]
そして耳障りなチャイムの(ような)音が、 どこかから聞こえてきた]
―回想・了―
(112) 2010/07/19(Mon) 01時頃
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テッドは、ノックスにしゃーないじゃねーか!と言いたげな目を向けた。
2010/07/19(Mon) 01時頃
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[部屋の隅で怯えている妹の背をさすってやろうかと腰をあげるが、 伸ばした手は結局彼女に触れることなく体の脇にしまわれて。
なにやら後ろから聞こえてきたテッドの声を耳にして、 こんな状況下でよくそんな元気があるなぁと少しうらやましくなった]
あんまり誰それ構わず後輩をたぶらかすなよ、アディソン。
[少しでもいつもの調子を取り戻そうとそんな軽口を叩いてみたものの、 声音には隠しきれない疲れがにじみ出ていた]
(113) 2010/07/19(Mon) 01時頃
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本当、悪ふざけだったらいいんだけどな。 まぁ、…武器だのなんだのは置いといて、鬼だのなんだのがあるんだったら、ここに居るよりは先に出口を探した方がいいだろ……
[言いつつもしっかりパティと引っ付いているので、気にしている様子だ…]
(114) 2010/07/19(Mon) 01時半頃
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なぁんか、お前らしいよなぁ。そこは黙っとけばいいんだよ。
[テッドの行為に笑いつつ。とはいえ、パティが改めてテッドの腕に抱きつくのを見て、暫し沈黙。 頬を掻いて、もしかしてお邪魔かい?と少し戸惑いつつ尋ねる。]
確かにそうですけど。態々言うってことは、人間と同じように殺せる、ってことなんでしょうね。 恐らく、希望を持たせて疑心暗鬼に陥りつつパニクるさまを見ていたいんでしょうよ。鬼が容赦なく殺す、とか言っておきながら、今すぐにでも攻撃できそうなオレらを攻撃しないんですし。
[と。言ったところでため息をついた。 ということは、動かなければ事態は進展しない、ということでもある。 ふと、服の裾を引っ張られたことに気がついたのか。そちらの方を見やればメアリーが携帯を出していて。]
(115) 2010/07/19(Mon) 01時半頃
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ええと、あ、パティ先輩…?
[でいいっけ。というように。うかがうように見ては視線をそらした。いや元気というかもにょもにょ、と、思っていることが分かったのならば真剣に言い訳することだろう。ラルフの声を聞きつつ、パティへと視線を少しやって、また扉の方へと逸らした。]
えーと、俺いきますね外。出口探そうかと思うんで。 ええと……
[照れ隠しか、首の後ろを自由な手で掻いて、]
その、一緒に行きます? いやみんな一緒の方が心強いですが。
(116) 2010/07/19(Mon) 01時半頃
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……! …!!
[「絹を裂くような叫び」って、うまい言葉だな、と思った。 振り絞るように叫びながら、どこか 他人事のように感じていた。 勢いよく開け放たれた部室の扉の向こう、 背も高めのホリーの背中越しに見えるのは、 無数の手、手、手、いま濡れたばかりの血の手形たちだ]
さっきは…なかったよ、 私が来たときには、なかったのに…!
[喘息の気配がして、喉を抑えた。 「殺して」とつぶやいた放送の声が耳に蘇った]
(117) 2010/07/19(Mon) 01時半頃
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あ、番号交換かい?
[と、番号の交換に快く応じるだろう。 自分の携帯を取り出し、赤外線通信でぱぱっと終わらせる。]
完了、っと。 ……ん、どうしたの?
[もし?と首を傾げてみせる。 消え入る声は残念ながら聞き取れない。参ったな、と思いつつ後ろ頭を掻く。]
……その、ごめん。もう一回言ってくれる、かな。
[聞こえなかった、と素直に言うと。彼女の言葉を待つだろう。]
(118) 2010/07/19(Mon) 01時半頃
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う、うっせーななれてねーんだよ!
[ノックスには、思いっきり言い返す。邪魔じゃあないと思いっきり首を横に振った。寧ろすごくいたたまれなさそうである。頬が熱い気がしてならない。生理現象だ仕方ないと言い訳をぶつぶつと呟いて。]
(119) 2010/07/19(Mon) 01時半頃
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[常にはない様子の妹を兄は心配しただろうか。 気遣われたとしても、血の気の引いた顔で尚大丈夫だと言い張るけれど。 無理やり廊下から背けた視界に、抱き合う男女――というより抱きつかれる男子――が入っても笑えなかった]
……とにかく、 出口、探しに行かなきゃ。 その、放送室も、気になるけど。
[何とか呼吸を落ちつけてから、オスカーに言う。 ホリーの中で2人で行動するのは既に決定しているような、そんな口振りだった]
(120) 2010/07/19(Mon) 01時半頃
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あ、 ……アイリス先輩も、行きます?
[絶句している間に聞こえた、つんざくような悲鳴>>117を思い出しながら、オスカーとも知り合いらしい先輩にそう聞いてみる。 平静を取り戻したように振舞ってはいるけれど、足は少し震えていた**]
(121) 2010/07/19(Mon) 01時半頃
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…………!
[こんなときではありながらも。ノックスと番号交換が出来れば、自然と少し表情は明るくなるか。 携帯電話を大事そうに両手で握りしめる]
ひぅ……。あ、あの、その、…。
[言葉の続きを促されれば、あわあわと顔をあげて。困ったように一度眉を寄せてから、小さな声で呟き直した]
もし、良かったら、…傍に、いても、良いですか?
[最初思っていたのと、違う言葉が口から零れた。 言った後で自分は何を言っているのかと我に返り、場違いに真っ赤になって俯いた**]
(122) 2010/07/19(Mon) 01時半頃
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双生児 ホリーは、メモを貼った。
2010/07/19(Mon) 01時半頃
ラルフは、凄い勢いでメアリーとノックスの居る方向を向いた。
2010/07/19(Mon) 01時半頃
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[扉の向こうも気になるが、今はここで出来ることを今のうちに済ましておきたい。]
先輩、番号交換しときましょう。
[ラルフにそう促し、彼から同意を貰えれば手早く交換するだろう。そして、メアリーの言葉に目を丸くして。ちら、とラルフの方を見やるだろう。]
ええと……勿論。構わないよ。
[ここでラルフではなく、何故自分なのか。顔を真赤にする彼女を見つめ、大丈夫だ、と声をかける。色白は恐らく怖がっていると思っているのだろう。]
ここにいても埒があかない。探索してみるぞ、っと。 俺は……放送室が凄く気になる。もし悪戯だと分かれば、安心だろう?だから、出口ついでに放送室に向かうよ、オレ。
[他に誰かがついてくるなら拒まないし、誰もついてこないと分かっても。鬼かもしれない人と居ないだけましか、とポジティブに考えるつもりで**]
(123) 2010/07/19(Mon) 01時半頃
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テッドは、今は自分のことで手一杯である。
2010/07/19(Mon) 01時半頃
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…。ああ、そうだな。願ってもない。
[番号交換を申し出るノックスに一も二もなく赤外線準備済みの携帯を突き出し、通信を済ませる。]
ノックス=マイヤー…うん、覚えた。絶対忘れないよ、絶対。
[画面を見ながらそう呟く表情は一見輝くばかりの笑顔だったが、目は笑っていなかった。]
(124) 2010/07/19(Mon) 02時頃
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[不安げに俯いたまま、パイプ椅子の背に寄りかかる。 まるで寒く凍えた手を暖めるように、両手の合わせ目を 口にあてて、震えていた]
返り討ち…?鬼を殺してって… みんな、ここの誰かがやるってことでしょ? 鬼も、鬼を殺すのも…
あの話が、本当なら…そういうことでしょ
[抱きつく男女、微笑む少女、怯える双子、 エトセトラ、どういった感情に現実を捉えたらいいか 困惑した。焦って、立ち上がった]
待って、みんな一緒にいた方がいいんじゃないかな
(125) 2010/07/19(Mon) 02時頃
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[立ちあがり、去りつつある背中に声をかけた]
待って、ホリー、オスカー みんなどんな話をしたの?百物語では…
ね、マクベイン君。副会長、でしょ? …どうなってるの?外であなた、あの子と何を見たの?
[日常の道具、携帯を大事そうに握り締めたメアリーの腕には 幾分擦られてはいるが、まだ赤く血の痕がついている。 何か救いのある答えを乞い願うようにうかがった]
(126) 2010/07/19(Mon) 02時頃
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[いろんな意味でいっぱいいっぱいとなって、一緒に来るなら止めはしないが部屋の外へと向かうことにする。こんなときばかりはラルフが止めてくれているのもありがたいのだが、どうやらその声も元気のない声の様子だったことに漸く思い至り、そんな彼を見てみる。が、どうも様子がおかしいような気がした。 視線を追うと漸く理解したメアリーとノックスの様子に、このやろうと内心毒づいた。しかしラルフの様子を見れば、ほんの僅かざまあみろとか思ったかもしれないが、口に出しはしないのだった。]
んじゃ先行くわ。そっち、放送室の方行くんなら、俺はまず下駄箱かな。保健室とかも行ってみっかも。 何か問題起きたら連絡するわ。
[そんなことを言いつつ、部屋を出る。外の様子を見て立ちすくみはしたものの、まぁ大丈夫っしょとだいぶ普段の調子を取り戻したようで、軽く言った。]
(127) 2010/07/19(Mon) 02時頃
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あんや?おー、怖い怖い。お兄様ァ、許してぇー。
[ケラケラ笑う声。]
……今は怖がってるようだし、掴めない妹さんだなぁ? この体の記憶も、こういう関係とは全然知らなかったみたいだぜ、っと。
[ふぅむ、と。少し考える素振りを見せる。]
あ、でも、大将の獲物だし。 "こっち"の意味では、オレはぁ、手ぇ出さないぜぇ?
(*40) 2010/07/19(Mon) 02時頃
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…放送室、か。
[確かに何か手がかりが残っている可能性は高そうだ。 しかし、万が一放送した者がまだ残っていたりしたら――
ついて行くか行くまいか、悩みつつも結局自分はメアリーのそばに残ることにしたようで]
気をつけるように。言葉通り、何が出るか分からん。
[ノックスにそう言うと、さりげなくメアリーの両肩に手をのせる。 もしメアリーが彼について行くと言い出せば、きっと無理やり着いていくのだろう]
(128) 2010/07/19(Mon) 02時頃
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―廊下―
[一人にせよ、数人にせよ。向かう場所は下駄箱である。懐中電灯で道を照らし歩いてゆく。 無意識に片手は首の後ろに触れる。短い髪の尻尾の下、隠れてはいない首筋に、十字の痣があることを、本人はまだ知らなかったし、間接的な光ではそう気付くものではないだろう。]
なんかへんな感じするんだよな…
[そんなことをぽつりと呟いた。外はやはりただ闇である**]
(129) 2010/07/19(Mon) 02時頃
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でもまぁ……本当に誰なんだァ?ありゃぁ。 そのために放送室に向かう、っても過言じゃないぜェ。
[んぎぎ。イラつくように唸り声を上げた。]
お嬢のお友達でもないんなら…… アレか?ここに迷い込んだ人間の魂が悪霊になったってことか?
[例えば15年前……と、言いかけたところで。 あっ、と声を漏らしただろうか**]
(*41) 2010/07/19(Mon) 02時頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2010/07/19(Mon) 02時頃
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[メアリーの腕に残る血痕を見ながら自分に問いかけるアイリスの表情をじっと見る。 自分とて何が起こってるかなど分かっていないが、最初から百物語に参加していた訳ではない彼女はそれ以上に混乱しているようで]
――俺にも、よくわかりません。 が…追いかけられた、のかな。「あれ」に。
[あれ、と言いながら見る先は、 先ほど手形が刻まれた扉と、妹の腕。 それ以上何か問われても、よく分からないとしか答えられなくて**]
(130) 2010/07/19(Mon) 02時半頃
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―回想―
[マリアンヌの語る内容>>59に、眉根を寄せる]
自分の、首を……。
[鸚鵡返しに呟いて、サイモンを見る。 しかし彼はすでに外に向かおうとしていただろうか。 止める事も出来ぬまま、暗闇に消えてゆく背中]
…………。
[周りで飛び交う日記や打ち上げ等の会話。 それを止めないまでも、どこか焦りの表情で聞いていた。 オスカーの顔色は先程よりは良くなったが、未だ白い。
マリアンヌの必死な声に、オスカーは信じただろうか。 ポケットに手を入れれば、メアリーの花柄のハンカチがあり、 それを皺にならないようもう一度仕舞った。 マリアンヌに躊躇いがちに差し出したのは、自分のものだ]
(131) 2010/07/19(Mon) 02時半頃
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……まぁ、いっかぁ。
[長考の末、思い出すのは諦めたよう]
あのこ、こわがったの? よかったね、たいしょー。
[そんな風に、すっかり思考を放棄していたから]
どうしたの?
[何かに気付いたような“狐”に、不思議そうに問いかけた**]
(*42) 2010/07/19(Mon) 02時半頃
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パティさん、そうだったんですか……?
[>>74自分と似た境遇に、目を瞬かせて彼女を見る。 その瞳に疑いの色はなく、自分のせいで百物語に参加させて しまったのではという罪悪感と心配が浮かんでいただろうか。 メアリーとラルフが戻ってくれば、安堵した表情を見せ。 その手首の赤い跡に気付けば、口を押さえ足を踏ん張らせた]
ホリー、今開けちゃ駄目だッ!
[扉に近付くホリー>>86に叫ぶ。 そしてそれに被さるようにチャイムが不気味に鳴り響いたか。 鼓膜を震わす聞き覚えのない少女の声に、頭を押さえた]
(132) 2010/07/19(Mon) 02時半頃
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なに……。頭、いたい。
[その間にホリーは扉を開けてしまっただろう。 背中越しに見える廊下の、その惨状に、小さく息を飲んで。 掠れた声を漏らすホリーの傍に寄り添って、目を伏せた。 テッドとノックスのやり取りには、ほんの僅かに表情を緩め、 でもパティがテッドから離れない様子を思わずじっと見つめた]
うん、出口探しに行こうか。懐中電灯は持った?
[怯えを隠しきれていない妹>>120に、柔らかな声をかける。 心配しても大丈夫だと返ってくると分かっているからだろう、 そう質問する事はしなかった]
(133) 2010/07/19(Mon) 02時半頃
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うるせー、体が勝手に動くんだよ。 ったくさっきまで妹に怯えてたくせに、どんなトリ頭だよコイツ…
[楽しそうに笑う狐の声に面白くなさそうにそう吐き捨てると、続くことばに何か考えるような声を上げて]
ある意味似てんな、この兄妹。頭の切り替わりがわけわかんねートコとか。
[手はださない――その言葉を聞いてふむ、と考えこむ。]
この小娘も悲惨だねぇ。お兄ちゃんもニセモノ、憧れの先輩もニセモノ。 あひゃひゃ!!あれだな、場合によっては二人でやる方が愉快になるかもだぜぇ?
(*43) 2010/07/19(Mon) 02時半頃
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人間の魂…ねぇ。 俺達に気づかれずにか? そのくせ向こうは俺達のコト知ってると。あひゃ、気持ち悪ぃなそりゃー。
[そんなことを言いつつも実際対して気にしてもいないのか、その口調はどこか棒読みだった**]
(*44) 2010/07/19(Mon) 02時半頃
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[アイリスを誘うのを聞けば、彼女のほう>>126を向く]
百物語では……どこでも聞くような怪談ばかりだったと。 エメリッヒ先輩はどうしますか? ひとりにはならないほうが、いいと思いますけど。
[出て行くテッドやノックスに、気をつけてと声をかける。 彼らが1人ならば着いて行こうとしたかもしれないが、どうだろうか]
じゃあ僕たちは、非常階段を見に行く?
[先程の放送に出てきた、鬼、殺す、友達、武器。 それらを敢えてか口に出すことなく、ホリーに問うた]
まずはこの階の端からだね。
[アイリスや、その他の誰かが着いて来るなら一緒に。 ひとつ息を飲んで自分が先頭に立ちドアを開け、 部室内に残っている人がいれば、行って来ますと言って]
(134) 2010/07/19(Mon) 02時半頃
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「あれ」に。
[すがるような問いかけに対して返った答えは、 言葉以上にラルフの表情が語っていた。 頼りりの生徒会という旗は平穏な日常のステージにこそ 立錐する。改めて思い知り、愕然とした]
学校のイベント、とか、じゃないんだね これはもう…
(135) 2010/07/19(Mon) 02時半頃
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[軽い足取りのノックスや、赤い痕をつけたまま どこか嬉しそうなメアリー、その後を追うラルフまでが 部屋からいなくなる。背中を寒そうに見送った。 家族同士の親密なやりとりで呼応しあう オスカーとホリーの後ろで、...は焦った。 ホリーの申し出>>121が有難かった]
わ、私も…私もついていくよ いいかな 足手まといにならないよに、頑張るから
[言って机の上を探り、ボールペンに触ると 特に考えもなく一本ポケットに入れた]
どこでも聞くような怪談、じゃああの子の話は 出なかったんだね…
(136) 2010/07/19(Mon) 02時半頃
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[意識してかせずか、マリアンヌの方を伺う 気も落ち着けただろうか、声をかけた]
あの、おばさんも行きませんか? 一人に…なっちゃったら、危ないと思うんです
[答えを聞くと、共に行けるなら安堵した表情で 行けないようなら多くの感情を同居した表情で マリアンヌに頷き、エディソン姉弟たちの後についた]
(137) 2010/07/19(Mon) 03時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2010/07/19(Mon) 03時頃
アイリスは、懐中電灯を一本手にとって、赤い手形の残る廊下を歩みだした**
2010/07/19(Mon) 03時頃
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―4階廊下―
[アイリスにこくりと頷く。マリアンヌはどうしただろうか。 廊下へと足を踏み出せば、非常灯の明りのみが足元を照らす。 赤い手形を踏んでしまい立ち止まりかけるが、それでも先へ]
そういえば、懐中電灯とか携帯の電池、大丈夫なのかな。
[敢えてだろう、平静な声で周りに話しかける。 この校舎は2棟になっていて、途中渡り廊下があるかもしれない。 ひやりとした空気の中、自分達の足音が反響して消える]
……いる。
[周りに聞こえないだろう声で、呟く。 そして後ろを振り返りそうになって、やはり止めた]
(138) 2010/07/19(Mon) 03時頃
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[しん、とした廊下は、どこまでも続く幻想に囚われそうになるほど長い。非常灯が連なり、床の赤い手形を所々浮かび上がらせる。そして明りの届かない闇から滲み出すような、静寂。だが。
――ひた、 ひた
――――ひた、 ひた
オスカー以外は、気付いているだろうか。 自分達に着いて来る、まるで裸足で歩いているような足音に。 それは鬼ではなく、きっとこの世界にいる、"何か"**]
(139) 2010/07/19(Mon) 05時頃
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― 回想・部室 ―
[震えながらテッドの腕に抱きついて、ラルフにからかいの言葉を投げられてもいつもの元気は出ない]
う、うるせー、誑かしじゃなくて怖いんだよアタシは! 怖いのが嫌いなんだ、お前だって妹ぐらいちゃんと守れよチビすけ!
[悪口を言い合いながらもメアリーとラルフが携帯の番号交換を提案すれば二人とも番号は交換して、メアリーの手の痕を見る]
なんか、痣みたいになってんな、赤い痣なんてシャレにならないけど……痛くは、ないんだろ?
[心配そうにメアリーに声を掛けて、彼女の顔を見てから離れる]
(140) 2010/07/19(Mon) 12時半頃
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― 回想・部室 ―
[ノックスが邪魔かと尋ねれば首を左右に振って]
なんだったらお前でもいいんだぞ、抱きつかせてもらう役、とにかく怖いから一人で歩くのは嫌なんだ!
……そういや、確かに殺し合いはすぐには始まらないよね。 というか、この中に鬼が居て、殺すとしたら皆固まって動いてれば鬼も手出しはしづらいんじゃないのかな。 誰が鬼か分からない、なら行動するにしても5:5で分かれて動くなりすれば絶対安全だよな……ってサイモンのバカが居ないのか…… 鬼は3人、って言ってたから、4人で動くと下手すると鬼に囲まれる事になりかねないから5人で動くのが一番だと思ったのに……
[抱きついているテッドが出口を探しに行くと言えばそのまま共に歩きだし]
出口、あんのかなぁ……
(141) 2010/07/19(Mon) 12時半頃
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― 現在・廊下 ―
[部室から出る時に部室の前が真っ赤に染まっていた事には気絶仕掛けるがなんとかこらえて、すでに乾いたペンキのようになったそれを乗り越えて真っ暗な中懐中電灯が照らす明かりのみがリノリウムの廊下を照らし出す、時折風もないのに通り過ぎる教室の扉がガタついているのは自分たちが動く風で動くのだろうか]
テッドー怖いよー……帰りたいよー……
[もはや半べそ状態でぎゅっと抱きついて玄関へ向かう、他についてきているメンバーは誰か確認する余裕すらないそこでふとテッドの横顔を見ながら思う]
……アンタ、鬼じゃないよね。 アタシの事、殺そうとしたりしないよね?
[命のやり取りは直接的にした事はない、が喧嘩はしょっちゅうなのでいざとなれば殴り倒そうと思って聞いてみた**]
(142) 2010/07/19(Mon) 12時半頃
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[放送を聞き、思わず目を見開く。]
セ…セシルかい?一体どうしてこんなことをするんだい?昔の明るかったお前はどこに行ったんだい!!
鬼を混ぜたから殺しあえだって?何のためにこんなことがしたいんだい!!
[怖さよりも、怒りの方が勝る。身震いが収まらない。感情を落ちつけようとしても出来ない。]
アイリス…ごめんなさいね。私はここから離れるわけにはいかないんだ。
[周りを覆う深い暗闇に消え入りそうな。必死で声を絞り出す。]
どうしても…セシルと話がしたいんだ。
私が…ここから離れちゃいけないんだよ。
(143) 2010/07/19(Mon) 15時頃
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[窓についた血の手形に、思わず話しかける。そのやや小さい手形は、セシルの手の大きさとほとんど同じだったから。]
一体…何がしたいんだい。こんなに多くの生徒たちを困らせて。
あんた、私に言ったじゃないか。『子供たちに夢を与えるような先生になるんだ!』ってさ。
[堪えていた悲しみがあふれ出す。もはや、その感情を抑えようとも思わない。周りに誰が居るかも分からない。感じることが出来るのは、セシルの姿と自分だけだ…。]
それが、今じゃぁ子供たちを怖がらせて。何が夢だい。
殺し合いだって?そんなことをして何になるんだい。鬼だか何だか知らないけどね。
お前さんが何を感じて何がしたいのか、私には分からない。でもね、15年前のセシルだったら…こんなこと考えるわけがないよ…。
(144) 2010/07/19(Mon) 15時半頃
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……………ほっ。
[傍に居ることをノックスに断られなければ>>123、安堵したように息をついた]
放送室、に。 本当に「セシルさん」が、いたら、………。
[放送室へ向かうという彼へ、不安げな視線を向ける]
ふわっ!? …おにいちゃん。
[そうしていると、両肩に乗せられる体温>>128。そっと顔を上げれば、兄の姿がそこにはあった]
………………。
[困ったような表情を浮かべると、少しだけ逃げるように、ててて、とノックスの方へ駆けて]
………。 い、行こう?
[兄を振り返ると、躊躇いがちに、自分たちも彼に付いて行こうと告げる]
(145) 2010/07/19(Mon) 16時頃
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―――――……痛く、ない、です。
[パティからかけられた声>>140には、小さくなりながらそう答える]
かわいそう。
[手に付いた痕を緩くこすりながら、ぼそりと呟いた言葉は多分相手にしか聞こえていない]
あのこは、ひとりぼっちで、かわいそう。
[闇を見つめる空虚な瞳。それだけ言って、顔を伏せた]
………む、むう。
[抱きつかれる役はノックスでも良い、との言葉>>141には、ちょっとだけむくれた声を零したとか]
(146) 2010/07/19(Mon) 16時頃
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何で…こんなことを…。
[幾度同じ言葉を言い続けただろう。消え入るような声で呟き続ける。そんな彼女の耳に、メアリーのこれまた消え入りそうな声が響く。]
メアリー…セシルのことを怒らないのかい?
こんな大変なことに巻き込んだのに…。
ありがとう…。メアリー。
[そう言ったきり、うつむいて何も言わなくなる。動かなくなる。そして、セシルを救う方法を考える。]
あの子に取り憑いている鬼さえいなくなれば…。
(147) 2010/07/19(Mon) 19時半頃
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―現在・廊下―
大丈夫ですって、パティ先輩。 とりあえず下行きましょ。階段の数とか数えてればすぐ着きますって。
[楽しんでいるわけでも怖がっているわけでもない声で、懐中電灯を階段へと向けてテッドは言う。何かが出てくるような様子もなくて、大丈夫っしょ。なんて笑いを少し含めた。]
殺すとかそんな物騒なん、ないですって。 鬼とかだって一体何言ってんのか――食堂のねーさんがセシルとか言ってたけど、死んだとかそういう話だったと思うし、タチの悪い悪戯っしょ。 フツーに生きてきた高校生が殺すだなんだのって無理があると思うんですよ。小説でもあるまいし。 副会長も話してたけど、人間の方が怖いですって。 まあ、殺すとか出来ません。喧嘩とかも…………そんなにしてねーし。
[大丈夫大丈夫、と軽い口調。 階段へ差し掛かると、首の裏が少し熱い気がしたようで、一旦立ち止まり後ろを見る。も、勿論首の裏側なぞ見えるわけもなく。]
パティ先輩、ちょい首んとこ、打ったりしてるか確かめてほしいんですけど。 なんかさっきから変なんですよね。いや面倒だったら別に害はないし良いんですけど。
[気分の問題なんで、とか言った**]
(148) 2010/07/19(Mon) 21時頃
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―部室―
……そう、ね。そうだった。
[オスカーに言われて初めて気がついたように、何も握られていない手を見る。 竦みそうな足を何とか棚の傍まで動かして、中にある懐中電灯を一つ掴んだ]
あ、じゃあ何かあったら連絡ください。 そっちも。
[放送室に行くというノックスのグループや、テッド達にもそう声を掛けておく。 合流の申し出を断ったマリアンヌがセシルの名を発した時には、訝しげに眉根を寄せはすれど、それだけ]
(149) 2010/07/19(Mon) 22時半頃
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[>>145ノックスと共に放送室へ行こう、と誘う妹の顔をじっと見る。 そんなに奴についていきたいのかと思うと複雑な気分ではあったが、「悪い虫」と二人きりにさせる訳にもいかない。 …ましてや、万が一相手が鬼であったなら? パティに言われた「妹ぐらい守れ」という言葉が胸に刺さる。
そのまま眉間に皺を寄せてしばし黙り込んでいたが、 先ほど彼女が見せた一面への恐怖は一時押し込めて、「兄」として彼女の側に居ることを選んだ]
わかった。…ただし、危ないと思ったらすぐ戻るぞ。
[語気を強めてそう言うと、ノックスに自分達もついていく旨を告げる。 部屋に居る面々に遅ればせながら番号交換を申し込むと、 可能な限りの人数の連絡先を手に入れてから教室の外へ踏み出した]
(150) 2010/07/19(Mon) 22時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2010/07/19(Mon) 22時半頃
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―回想・部室― セシル、か。何度か聞いた名前だな。
[放送室に向かって何か手がかりがあればいいのだが。 恐らく、セシルとやらは自分はゲームには参加せず、見ているだけに違いない。]
わかりました。おばちゃん、気をつけてね。
[残るというマリアンヌに、そう声をかけて。 むくれた声を零すメアリーの心の中はよく分からず。 パティには少し惑うように返事を返しただろう。]
あ、あぁ……まぁ、なんとなく。気持分かりますけどね。
おう、気をつけろよ。もし、なんかあったら連絡する。 まぁ、なくても連絡するかもな。驚かないでくれよ?
[そう言ってテッド達が部室を後にするのを見送る。 自分もそろそろ出るか、と懐中電灯の電源を入れて、メアリー達に目配せをした。] ―回想終了―
(151) 2010/07/19(Mon) 22時半頃
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―部室―
……あの子? ああ、セシルって人のことですか? 多分なかった、……と思いますけど。
[アイリスの言葉>>136には、同じようにマリアンヌのほうを伺ったか。 言葉が何処か自信なさげなのは、退屈のあまり後半部分は聞き流していた為]
そうしましょ。
[非常階段を、というオスカーの提案には特に異論もなく、首肯した。 彼らに続いて廊下に出る時、一瞬だけ躊躇ったのに他は気がついたか]
(152) 2010/07/19(Mon) 23時頃
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― →廊下― ……良くも悪くもリアル、だな。
[廊下の一面に広がるおびただしい量の手痕を見れば、さすがの色白も眉間にシワを寄せた。]
えーと、放送室、なら。確か2階でしたっけ。 教官室の隣、だから……少し歩きますねぇ。 玄関に向かうテッド達よりかは近いんでしょうけれど。
[そんな事を、確かめるように言いつつ。懐中電灯の明かりを頼りに辺りを注意深く探りつつ進む。 いつもなら、そんなに時間のかからな行き先。 それなのに、こんな風に注意深く進まなければいけない事はすごく焦れったかった。]
(153) 2010/07/19(Mon) 23時頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2010/07/19(Mon) 23時頃
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あぁ。気を付けて言ってくるんだよ。
[いつもみたいな覇気がない声。『だれがおばちゃんだい、おねいさんってお呼びよ!!』という、定番の文句すら出てこない。
自分がどうなってしまうのか…それは恐ろしくもなんともない。別に守るべきものは無いのだから。
ただ、鬼という存在がどういうことをするのか。目的がなんなのか。それがいくら考えても分からない。]
放送室…か。
[何人かの生徒たちは、放送室へと向かった。が、セシルがそこにいるような気がしない。
セシルが…セシルが現れるとしたら…。]
やっぱり、ここだと思うんだけどねぇ…。
[そして、ゆったりと椅子に座り、暗い部屋の中で、彼女の声を聞くために耳を澄ます。]
(154) 2010/07/19(Mon) 23時頃
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そうだ、思い出した。 セシル。ここで命を絶った……15年前の、あの娘だな。
[ふん、とつまらなさそうに鼻を鳴らす。]
何が目的だァ?ただ純粋に悪霊として楽しんでるのかァ? そうだとしても……オレらを駒として扱うたぁ、いい度胸してんじゃねぇか。
……学校に配置した武器とやら。オレらにとってヤバいモンじゃなければいいけれどなぁ。別にただの刃物だとかなら問題はねぇけど、よ。
[もし、清められた銀製だとか、そういうものだったら話は別だ、と。どこか焦りを感じているかもしれない。]
(*45) 2010/07/19(Mon) 23時頃
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―階段―
[理解するにせよしないにせよ、首の痣はなんら悪影響を与えるわけでもない。階段を下りてゆくとき、ふと数えてみる。ひの、ふの、みの…]
多い? まぁ気のせいですかね…そんな毎日ちゃんと数えてるわけじゃあないし。
[一つの階を降りるのもいつもより慎重ではあった。明かりがもう少しあればなぁ、なんて呟いて。階段の窓が鳴るのも、風ですってと何も気にしていなさそうな態。 向かう先はずっと下だ。その目的の方向から、小さな何かが落ち、転がる音がした。二度、三度。同じように繰り返すような。 さすがに何かは分からず、眉を寄せるのだった。そうしてパティの様子を伺い、しかし玄関に行くのは変わらないのだと、無責任な大丈夫を繰り返した。]
(155) 2010/07/19(Mon) 23時頃
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はっはァ!信じたい二人が偽物だったとかよぉ。 とんだ道化の物語だなぁ、切ねぇぜェ、すごく切ねぇ!
[くっくと笑い。]
あー、すごく楽しみだァ。 その絶望に歪む表情!今はまだ預けとくぜェ。
[お楽しみはとっとかねぇとなぁ。どこか嬉しそうに影は揺れる。]
(*46) 2010/07/19(Mon) 23時頃
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―4階廊下―
[赤い色をできるだけ踏まないように注意しながら、それでも踏んでしまえば引き攣った顔になる。 いつもより長く感じる廊下を進むにつれ、手形はその数を減らし疎らになって、小さく息を吐く]
そうね。 万一のことがあるから、交代で使ったほうがいいかも。
[平静に聞こえるオスカーの言葉には、ホリーも比較的落ち着いた声を返せた、はず。 2人の承諾を得られたなら、自分の持つ懐中電灯を消して、オスカーに寄り添うように近づいた]
(156) 2010/07/19(Mon) 23時頃
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―廊下―
[先ほど必死で逃げた手の痕が残る中を、今度は逆に突き進む。 歩きながら手近な壁を照らすと、逃走中には見えなかった細部も良く見えた。 大小入り混じったそれは確かに壁に刻まれており、壁自体に細工があるようにも見えない]
…信じられんが、確かにさっきはこれに追いかけられたんだ。 ずっと先の方から部室に向かって…
[自分の懐中電灯で少し先の天井を照らしながら、その場に居なかったノックスに説明する。 廊下に反響する三人分の足音がやけに耳についた]
(157) 2010/07/19(Mon) 23時頃
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はぁ……本来なら双方のためにも笑い飛ばすところなんでしょうけど。信じざるをえないですねぇ。
[こんな状況下で見ちゃうとなぁ、とラルフの言葉に苦笑しながら。足元に光を当てつつ、辺りを見回す。]
っと、階段ですよ。足元暗いんで気をつけてくださいね。 ゆっくり行きましょう。転んで怪我したら大変ですし。
[そう言って、階段を一段一段降りていく。 ふと、光を照らしたところに丁度消化器が視界に入る。]
流石に、アレを持ち歩いたり、振り回したりするのは……
[無いですよねぇ。と苦笑しながら。 あんな重いもの、持ち歩いたらそれだけで消耗しそうだ。]
(158) 2010/07/19(Mon) 23時頃
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―4階廊下―
[オスカーの呟き>>139は、耳に届くことはなく]
マリアンヌさん、大丈夫かしら。 なんだか、いつもと様子が違ったけれど……。
[こんな状況なら仕方ないのかもしれないけど、とぽつり零す。 霊感のないホリーに背後からの足音は聞こえないのか、振り返ることもしない]
鬼……、まさか、ね。
[続く言葉は独り言めいて小さいけれど、近くにいれば十分に聞こえる音量だった]
大体あんなの、悪戯に決まってるし。
(159) 2010/07/19(Mon) 23時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2010/07/19(Mon) 23時頃
双生児 ホリーは、メモを貼った。
2010/07/19(Mon) 23時頃
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武器…武器なぁ。 本当にヤバいもんがあるとしたら、もしかしてそいつ…えーと、セシル? 俺達をコイツらに潰させるために色々しくんでやがるのかもしんねーな。
[ぽつ、とそんなことを呟く。 その口調は大して真剣みもなく、むしろどうでもよさそうですらあった]
まぁ、俺はそれならそれで楽しーけどよ。
(*47) 2010/07/19(Mon) 23時半頃
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べ、べべ、別にビビってるってわけじゃねぇ!
[言われたわけじゃないのだが、ついつい口にしてしまう。]
……オレらは切り刻まれようが、身体がぐちゃぐちゃになろうが。 少し痛手は負うけど、魂の檻に入ってりゃァ、いずれ回復する。 だけどよぉ、魂自体を浄化っていうの?そういうシロモノがあったりすると嫌だなぁ、ってことよぉ、大将。
[だから、別にオレはビビってるわけじゃねぇ。 と、大事なことなので二回言いました。]
(*48) 2010/07/19(Mon) 23時半頃
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あひゃひゃ。まるで悲劇のヒロインだな、この小娘。 残念ながらお前のヒーローはどこにも居ないんだぜ、なーんてな?
[ゆらり揺れる二つの影が、メアリーの影に交差する。]
あぁ、楽しみだなぁ…。早く殺っちまいてぇ…!!
(*49) 2010/07/19(Mon) 23時半頃
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―回想・部室>>143―
…あの声は、おばさんが話してたセシルって子? じゃあ、おばさんの話は、本当に…あったこと ……
[耳障りな音の混じった声で、放送は頭上から降ってくる。 スピーカーのすぐ向こうに「セシル」がいるみたいに 食って掛かるおばさんの体が震えていた。 それは怖さや悲しさからくるものというより、今は わなわなと溢れだす怒りを感じさせた]
……わかりました。 おばさん、できるだけここにいてください、ね 変なことがあったら、いつでも大きい声で呼んでね? しっかりドアを閉めて、誰も入ってこないようにすれば ………
[大丈夫だと思う、と請合うには自信が足りず 冴えない表情でおばさんを一瞥すると、兄妹に続いた]
(160) 2010/07/19(Mon) 23時半頃
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おいで、 おいで。
[背後の足音に気づいていない筈もない。 懐中電灯を消したなら、一瞬だけにまりと笑んだ]
(*50) 2010/07/19(Mon) 23時半頃
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せしる? ……ああ、いたね、そんなこ。
[興味は薄そうで、淡白なこえを零す]
だいじょうぶだよ。 ころされたって、むこうにかえるだけ。 なかまは、つれてこれなくなるけど。
[仲間の焦りに幼子は言う。 “浄化”の知識はないのか、それ自体ないと思っているのか]
(*51) 2010/07/19(Mon) 23時半頃
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まぁ、俺も自分が追いかけられてなければ信じられなかった。 …もしも逃げ切れなかったら…
[ぽつり、呟いて見るのは妹の腕に生々しくのこる痕。 頭に浮かんだ嫌な想像は胸にしまって、口をつぐんだ]
…。確かに定番ではあるが、流石に持ち歩くモノじゃないな。 うっかりこの場所で何か起これば使えるかもしれないけど。
[一応、照らされた消火器を確認してみる。 別段変わったところは見られない、普通の消火器だった]
武器…か。放送では、その…武器の側には、必ず何かあるような口ぶりだったな。
(161) 2010/07/19(Mon) 23時半頃
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こっちは下手に呼べねぇなぁ。 妹さんがまた狂ってどっか行っちゃうと嫌だしよぉ。
[大将と二人きりでいても、それは親しい同士だし。 二人きりで居る意味ねぇしなぁ、と。つまらなさそうに息をつく。]
ま、放送室に行くまでは、だぁれも。 こっちの住人は連れてかねぇー。あーあ、お嬢は楽しそうでいいなぁ。こっちはお守りだ、畜生め。
[そう言いつつも、ホリーが楽しそうであるせいか、声はどことなく嬉しそうだ。]
……そうさなぁ。 ま、こっち圧倒的有利だし? 楽しまねぇと損だよなぁ、うん。
(*52) 2010/07/19(Mon) 23時半頃
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あひゃひゃひゃひゃ!狐のにーちゃん、キョドりすぎぃっ♪
[びびってない、と何度も主張する仲間が面白かったのか、遠慮なく笑い飛ばす。 笑い声はしばらく止まなかった]
ひゃっ、ひゃひゃ。浄化、浄化ねぇ。 俺は別にかまわねーぜ。むしろちょっとぐらいスリルがあったほうがイイ。 魂が擦り切れるみてーなギリギリのバトルってのも、たまには味わいたくなるもんさ…
(*53) 2010/07/19(Mon) 23時半頃
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[セシルのことを怒らないのか、とのマリアンヌの問いかけ>>147に、ぶんぶんと首を横に振ってこたえる。 ありがとうと言われれば、困ったような顔で俯く彼女を見つめた]
いってきます。
[部屋へ残る相手へ、頭を下げる]
『鬼さえいなくなれば』
[閉められる扉越しに聞いた言葉が、妙に耳に残った]
(162) 2010/07/19(Mon) 23時半頃
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[ノックスの目配せ>>151に頷くと、暗い廊下を進んでいく。 二人の後に続くように、おずおずと。赤く塗られた壁や天井へ時折視線をやる姿は、何かを探している風でもあったけれど]
もう、いない。
[寂しそうに、残念そうに。呟いた言葉は、聞き間違えかと思うほど小さな声]
…………………。
[自分の腕の痕を見つめる兄>>161に気づき、何か言おうとしたけれど。上手く言葉が見つからなくて、俯いた]
(163) 2010/07/19(Mon) 23時半頃
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はは、大丈夫ですって。 もし、捕まったとしても死ぬことはありませんって、きっと。
[……これは憶測でしか無いのだが。 恐らく、こういう現象を起こすのは殺すためではなく、怖がらせて反応を見るため、と思う。 本気で殺しに来るのなら、捕まったメアリーはもう……
とは。流石に彼と彼女の前では言えるはずもない。]
……確かにそんな事言ってましたね。武器の周りでは何かが起きる、っていう意味なんですかね、それ。 でも、武器を取らなかったらノーカン、だと思いますけどねぇ。
[そう言って、再度消化器に視線を移し。 ふと気になり、消化器の上方を懐中電灯で照らしてみた。]
……一応、これも武器なんですかねぇ?
[消化器のある、丁度真上。天井に穴が小さいながらも空いていた。光を当てても、絵の具で塗りつぶされたように黒い。 ……触らぬ神に祟りなしっすよね。うん。と、色白は消化器に触れることはやめたようで、先に進もうとする。]
(164) 2010/07/20(Tue) 00時頃
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めんどうなこ?
[“狐”の息に、そんな問い。 嬉しそうな気配は伝わるから、あまり心配はしていないけれど]
てまをかけてそだてたら、そのぶんおいしくなるんだよ。 にんげんだって、きっといっしょ。
[励ますように、そうも紡いだ]
(*54) 2010/07/20(Tue) 00時頃
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―回想・4階廊下>>138―
これ、演出でやろうと思ったら かなり大変だよ、ね
[無数の血手形が押されたままの廊下が続く。 懐中電灯も手伝って慎重に踏み越えながら 始まった冒険に、...は何とも言えず嘆息した。 ホリーの電灯が消えたとき、驚いて「ひゃっ」と 上げた声が恥ずかしくて、明るい態度を作る]
1つじゃちょっと怖いから、私はつけてるね
[電灯を振って見せた。親密な姉弟のオスカーに 寄り添えるホリーが羨ましくはあったが、 ホリーのいた分、開いた空間は縮められなかった]
―回想・了―
(165) 2010/07/20(Tue) 00時頃
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[そのとき>>139、裸足の足をこするように、 ひたひたと迫る足音が聞こえた気がして、振り向いた]
……あ、ホリー…エディソン君、も…見て、
[握り締めた懐中電灯がまっすぐに暗闇の奥を照らす。 独り言を漏らすホリーの袖を、つまもうとするかのように 指を差し伸べた。目は「それ」から離せない]
あれ、何
[懐中電灯をゆるく掲げる。 今まで歩いてきた道の扉という扉、ロッカー、教室、 靴箱の扉が、こちらに向かって1枚1枚、するすると 開いている。足音と一緒に、それは近づいてきていた]
(166) 2010/07/20(Tue) 00時頃
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この状況で逃げられたら相当シュールな絵になるな。
[狐が言う状況を想像して、微妙にテンションが下がった。 鬼役が二人雁首そろえて妹を守りに行くなんて、微妙すぎる]
こっちから呼ぶなら、簡単には逃げられなくしてからだな。
(*55) 2010/07/20(Tue) 00時頃
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―階段(一階)―
[下までたどり着く頃には、繰り返されていた音は止まっていた。 カラララン、コツン。ぱたぱた。小さな足音が遠ざかっていったようなのもわかってはいた。階段で聞いた時の反応はどうにせよ、手摺があるのと男の沽券をかけて、落ちたりはしなかっただろう。]
何もいませんね。玄関いきま――
[最後まで降りて、とりあえず周りを懐中電灯で照らしてゆく。それがぴたりと止まったのは、ちょうど自分の足元を照らした時。 薄い光を反射する小さなものは何だ。と、身を屈めて拾い上げ――ぽとりと落とすと思いっきりあかりを前方にずらした。パティを伺い、見てなきゃいいんだけど、という顔をする。 今はもう照らさないそれは、ビー玉大の――人間の目に良く似た玉だった。感触や音は硬いものであるからか、顔を顰めて息を吐く程度で。]
ドア、開けにいきましょうか。
[落とされ、動きを止めたその球体が、まるでじっと後姿を見るように止まったことを知るよしもなかった。 勿論、自分に印を浮かばせるに至った"何か"の存在に気付くこともない**]
(167) 2010/07/20(Tue) 00時頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2010/07/20(Tue) 00時頃
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だ、だぁかぁらぁ、ビビッてねぇッスってば!
[仲間に笑い飛ばされ、むむぅと困り果て、口を尖らした。]
……あー、確かに。ここは退屈だァ。 ソレっくらいのスリルはあっても良いかもなァ……
でも、スリルはスリルで抑えてくだせぇよ。 オレは大将と会えなくなるのも、お嬢と会えなくなるのも嫌なんすからね!
[柄にもないことを言ってしまったようで、ボン!となにか小さく破裂する音が聞こえた。言ってしまってから恥ずかしくなったらしい。]
(*56) 2010/07/20(Tue) 00時頃
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―4階廊下―
え、 何ですか、アイリス先ぱ……。
[不意に袖を引かれて>>166、肩が跳ねた。 後ろを歩いていたアイリスを、その微妙な距離には気付かずに振り返り、けれど視線が捉えたのはその奥の]
……え、え。 何、誰かいるの?
[次々と開いて行く扉は、霊感がなくても見える。 目はそちらに釘づけのまま、無意識にオスカーの腕を求め、手を伸ばした]
(168) 2010/07/20(Tue) 00時頃
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[赤い痕を眺める妹の声ははっきりとは聞き取れなかったが、 その口調はあの時、得体の知れない相手に手を伸ばした彼女の雰囲気を髣髴とさせて]
――そうだな。殺されることまでは…ない、か。
[自分達に気を使ってか、軽く笑ってみせるノックスの言葉に一応は同意して。 それでも未だ付きまとう不安感をかみ殺そうと、ぐっと拳を握る]
しかし、このルールだと最初の武器を手に入れるときは丸腰で対応することになるよな。 ゲームじゃあるまいし、序盤は必ず難易度が低いって訳にもいかないだろうし…
[こいつの難易度はどうなんだろうな、 なんてことをどこかで思いながら消火器の前を通りすぎ、 周囲を警戒しつつも先に進むノックスに続く]
(169) 2010/07/20(Tue) 00時頃
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んー。そうだ、確かにそうだ。 お嬢の言うとおりだァ。だから、絶対に。
[逃がしゃしねぇ。と、くっくと笑う。]
あぁ、その状況はさすがに避けたい。 笑い話にはなるだろうが、話すのはオレらじゃァ無くて良い。
[んー、メンドくせぇなァ。と。ため息をついた。]
(*57) 2010/07/20(Tue) 00時頃
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手間をかければ――あひゃ、そいつぁ一理あるな。
[「お嬢」の励ましにうんうんと頷いて、自分も言葉を重ねる。]
もっともっと信頼させて、もっともっと追い詰めて、 ギリギリのところで蹴落とせば…
きっと、その時の悲鳴が一番美味い。
(*58) 2010/07/20(Tue) 00時頃
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[時折、メアリーの方を気にするも、おとなしすぎるというかなんというか。ラルフが後ろからメアリーを見てくれるだろうし大丈夫だろう、と前に集中する。]
きっと、セシルが"良い"武器だと思ってるモノの周りは危なそうですよねぇ。もろ刃物とか?
[言っててぞっとするモノはあるのだが。 ……もし、拳銃とかがあったら弾がないか罠だろうな、とも思ってしまう。そんな、圧倒的有利な武器を持たせるのだろうか。]
と、ここで2階、でしたっけ。あと少しですよ。
[ここまで来て何も無いよなぁ、と少々拍子抜けしつつも。 放送室に入って調べ終わるまでは気を抜けない、と。 一度、深呼吸をして前に進む。しばらくすれば放送室の扉が見えてくるだろう。]
(170) 2010/07/20(Tue) 00時頃
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[こちらに飛んできた強い口調と、直後に響いた小さな破裂音。 それを聞いてしばらくはぽかーんとしていたが、やがて堰を切ったように笑い出して]
あひゃ、あひゃひゃっ!狐のにーちゃんってばかっわいー! あひゃひゃひゃひゃひゃっ!
[そりゃもう爆笑である。 この男も「入れ物」にひけをとらないぐらい、空気が読めないようだ。 いや、むしろ読む気がないのかもしれない]
あひゃ、あひゃひゃっ……おっけーおっけー、約束するぜ。 俺も狐のにーちゃんとも、お嬢とも離れたくねー。 三人揃って、あいつら全員ぶちのめすぞ。
[しかし、ひとしきり笑った後にそう告げる口調はまんざらでもなさそうで。 階段で揺れる影はどこか嬉しそうだった]
(*59) 2010/07/20(Tue) 00時頃
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―4階廊下― [振り向いたホリーの視線は、後ろのあれを捉えただろうか。 自分の肩の向こうを釘付けにしたホリーの表情と オスカーへと伸ばされた腕を見て、...は 恐怖を振り払うべく頭を軽く振った]
…「何か」が、いるよ
[重く固まる頭を、思い切って振り向けた。 1年生2人を守るように背にして、 来る気配に一歩を踏み出した]
武器は…これがあるじゃない [それしかなかった。 自分にひとりごち、懐中電灯を痛いほど握り締めた]
2人とも、前を見て ……逃げよ! [発破をかけて、...は2人の殿を勤めるべく その場に留まる構えを見せた]
(171) 2010/07/20(Tue) 00時頃
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うん、そうでしょ。
[「手間をかける」ことへの同意が2人から返れば、嬉しそうに頷く気配]
わたしも、はなれるのいやだよ。 たいしょーとも、きーちゃんとも。
[破裂音と笑い声には不思議そうに、当たり前の事のようにいった。 「きーちゃん」は“狐”の呼称らしい]
だいじょうぶだよ、きーちゃん。 みつけられっこ、ないもの。 きっとすぐに、みんなつれていける。
[“大将”の約束に言葉を添えた]
(*60) 2010/07/20(Tue) 00時半頃
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あーッ、もう!今のノーカンだドチクショー!!!!
[可愛い言うな!言うんならお嬢に言ってろ! と、影は小さくなりつつ暴れている。ぅぅ、と唸り。落ち着きを取り戻せば、影もさっきの大きさまで戻っているだろう。]
応ッ!ぶちのめす!
[と、同調して声を張り上げる。 ……暫し沈黙した後、何かを思い出したように口を開いた。]
そうだ。ねぇー、お嬢。そういえば、だけど。 あの黒髪の男。見つけましたかい?
アイツ、全然怖がるどころか楽しんでるみたいだし。 ……見せしめにしたいんだけどよぉ。
[そろそろ、動いてもいいよなぁ。とウズウズしているようだった。]
(*61) 2010/07/20(Tue) 00時半頃
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なるほど。その説は説得力があるな。 そもそも武器の定義なんて曖昧なものだし…。
[その気になれば砂と靴下でも凶器は作れる。もちろん相手が人間なら、だが。 そう考えていたところでふ、と何かに気づいたように言葉を切る]
そうだ、窓ガラス。…割れれば武器になるし、それ以前に脱出経路に――
[ちらり、と廊下の窓を見る。見たことも無いような、暗い暗い空間。 …実際この中に飛び込むのか、と思うと割と根性は要りそうだが。]
……。とりあえずは、先に放送室か。
[明かりの先に"放送室"のプレートを見つけて、ひとまずはそちらに足をむける。 年季の入ったドアが、普段以上に不気味に見える。 ノックスやメアリーに目配せをすると、深呼吸してそのドアをゆっくり開いた]
(172) 2010/07/20(Tue) 00時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2010/07/20(Tue) 00時半頃
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―4階廊下―
[「何か」がいる。 その言葉を聞きながら、オスカーの腕に抱きつくことは叶うだろうか。 のろのろと引き剥がした目が捉えたのは、握りしめられた懐中電灯]
待って、そんな、 アイリス先輩も一緒に、
[発破をかけておきながらその場に留まりそうなアイリスに、すぐに駆け出すことを躊躇う。 その耳に]
[けたけたけた][げたげた]
[子供とも、老人とも、男とも女ともつかない、 けたたましい笑い声が届いた、気がした]
(173) 2010/07/20(Tue) 00時半頃
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……あぁ、確かに。今思うと窓ガラスの鍵を外せば。
[そう言って窓ガラスの鍵を開けようとするもびくともしなかった。腹いせに窓ガラスを殴ってみると、がくんと腕が後ろに跳ね返るように飛び退いて。]
……やっぱ、上手くは行きません、か。
[後ろ頭を掻けば、放送室のプレートが目に入る。 ラルフの目を見れば頷き、懐中電灯を構え直す。放送室の中を照らすという役割が主だが、いざとなったら振り回せるこれが唯一の武器なのだから。]
(174) 2010/07/20(Tue) 00時半頃
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あひゃひゃっ!「きーちゃん」だってよ、ますますかわいーじゃん! いやー、お嬢はネーミングセンスあるなー。
[恥ずかしそうな狐を目の前に、こちらはますます楽しそうに笑う。 嫌がられてもなお「可愛い」という表現を重ね、 その上「お嬢もきーちゃん可愛いって思うよなー?」なんて言っている]
そーさなぁ。たしかに、あいつぁ一番にぶちのめしてやりてーわ。 未だにイタズラ説に縋ってる奴らの心も、折れるしなぁ。あひゃひゃ!
[どこかに消えてしまった黒髪の男の顔を思い出しつつ、 「きーちゃん」に同調してうんうんと頷く]
(*62) 2010/07/20(Tue) 00時半頃
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うん、きーちゃんかわいい。
[“大将”には、何の意図もなく同意を返した。 ネーミングセンスを褒められて、嬉しそうですらある。 声を張り上げる“狐”に、くすくすと楽しそうに笑って]
ううん、まだみてないよ。
[サイモンの居場所については否定を返す]
そうだね、 さがして、つかまえておこうか?
[“ホリー”の背後、広がる暗闇に、小さな気配が蠢く。 目の前の現象のほうが大きくて、オスカーとアイリスはきっと気付くまい]
(*63) 2010/07/20(Tue) 01時頃
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[自分の意見を聞くやすぐさま窓ガラスに挑戦するノックスを見て、 「なかなかイイ根性してやがる」なんて負け惜しみ風味のことを思いつつ。 開かない窓に冷や汗が出てきたのを感じた]
……。
[意を決して開けた扉の向こう。 ノックスの懐中電灯に照らされた部屋は―――無人。 中に見える機械類も、以前生徒会の仕事で入室したときと変わらない様子。
しかし、自分は先ほど妹と共に「目に見えない相手」の存在を確認している。油断はできない。 不本意ながらもメアリーをノックスの後ろに立たせると、恐る恐る一人部屋の中に足を踏み入れた]
―――っ!
[ぶつっ――。 マイクの電源が入る時の、あの独特の音がスピーカーから響いた]
(175) 2010/07/20(Tue) 01時頃
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〜〜〜〜!!!!!
[狐の嘶きのような、叫びというか恥ずかしいのを紛らわすというか。そんな言葉に表せない声をあげるのだった。]
か、可愛いいうな、う、ぉまぇええらぁあ!!! べ、別にネーミングセンスとかそういう問題じゃないけど!
[二度目になる破裂音が響いた。恥ずかしがるサマは正しく子供。 因みにネーミングセンス云々はお嬢に対してのフォローである。]
く、くぅ。……む、むずがゆいあだ名になっちまったもんだなぁ。 ともあれ、最初にやるのはァ、奴だ。
くくっ、そうだ。なんだったら景気付けにゲームでもすっかい? 一番最初にヤツを殺れば勝ちぃ、ってね。今日の"区切り"がスタートの合図、でどうだいィ?大将にお嬢?
[やる気になれば、皆どこにいようが怪奇現象で人を殺せるのだ。 区切りを境にスタートすれば、きっと皆平等だろうと。 ゲームを提案する影は無邪気そうに笑った。]
(*64) 2010/07/20(Tue) 01時頃
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―4階廊下―
[ホリーやオスカーはどう動くだろうか。 どう動こうと構わない]
うん…一緒にいくよ! だから逃げて!私もすぐ、後から行くから
[1年分も余計に齢を重ねた3年生の先輩として、 二人の背中を守り、共に逃げ延びるつもりだった。 できうる最上の動きが「あれ」に許された場合の話だ]
さあ、一緒に退がろ? ね、私も一緒だよ…
[心配をして動けなくなるかもしれない双子に、 安心してもらえるよう、自分も後退を始めた。 何もない空間にひしめく気配が笑い声となって ...の身をすくませる。電灯を持つ手が震える 笑い声と早くなる足音の中に、あの女の子の笑い声が 混じって聞こえた気がした]
(176) 2010/07/20(Tue) 01時頃
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あひゃひゃ。良いねぇ、やっぱ俺お前ら大好きだわ。
[お嬢の返事と狐の反応を受け、満足げに笑う。 特に嫌がりながらもお嬢に気を使う狐の様子が、妙にほほえましくておかしかった]
あひゃ、あひゃひゃ…へへ、きーちゃんイイこと言うじゃん。 よっしゃ、俺ぁそのゲーム乗るぜ?
[笑いながら聞いた狐の提案を把握すると、未だ残る笑いを押し込めてうんうんと頷く。]
あのヤローも、「俺と同じ」にしてやるか…!
(*65) 2010/07/20(Tue) 01時頃
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……!
[スピーカーの音が聞こえれば、反射的にメアリーを庇うような姿勢になっていただろう。 中には誰もいない。何故、スピーカーが鳴る!?]
……誰も居ません、よね。
[もしかすると自分が霊感がないだけで、他の二人には見えているかもしれない、との質問だろう。 眉根を寄せて、放送室内を懐中電灯の明かりで探りを入れる。]
……アレは。
[一点で光が止まる。 光が照らすは演劇部が使うような、鞘に収められた細身の剣。]
先輩、気をつけて。アレのせいで、ここは危険かもしれません。
(177) 2010/07/20(Tue) 01時頃
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―4階廊下―
[アイリスの言葉を聞いても尚、置き去ることを躊躇うけれど。 開く扉はすぐそこまで迫っていて、声もだんだんと大きくなり。 霊感のない者ですら異常に気がつく程に、「何か」の気配は濃くなっていた]
……本当、ですね? 絶対に、後から来てくださいね。
[念を押すようにアイリスに言って、一歩後ずさり]
逃げきれたら、連絡ください。 場所教えますから。
[携帯の番号は彼女にも教えてあるはずだ。 後でまた合流しましょうとアイリスに伝えてから、踵を返し、この先にある筈の非常口に向けて走り出す。 手を引くのはホリーの方だったか、オスカーだったか]
(178) 2010/07/20(Tue) 01時頃
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[遠くから、ガラスを叩いている音。小さく聞こえる生徒達の悲鳴。
部屋で耳を澄ませるだけでは状況が分からない。放送室へ向かった生徒達はどうしているのだろうか。]
セシル……セシル……。 [何度この名前を呼んだだろうか。何故名前を呼んでいるかすら思い出せない。
涙を浮かべ名前を呼んでいる姿はまるで。]
取り憑かれたみたいだねぇ。セシルにさ…。
(179) 2010/07/20(Tue) 01時半頃
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だって、かわいいもん、ねぇ。 ……ふふ、わたしもたいしょーすきだよ。
[ダメ押しのように、“大将”に同意を求めて。 大好きという言葉は単純に捉えて喜んだ]
んぅ? わたしは、ふたりがやりやすいように、つかまえるだけでもいいけど。
[振り返る直前、闇の中の気配はす、と溶ける]
でも、きょうそうするの、たのしそう。
[“狐”から提案されたゲームには乗り気なようで、弾んだこえを上げた]
(*66) 2010/07/20(Tue) 01時半頃
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居ない…はず、だ。少なくとも、俺には見えない。 しかし、これは……
[ぶつっ、ぶつ、ぶつっ―――
同じ音が何度も響くと同時に、「放送中」のランプがゆっくり点滅する。 「何か」が設備を操作しているというより、「何か」の存在のために設備自体が狂ってしまったかのような……。
暗闇を割く明かりの先に照らされた"武器"と、ノックスの言葉がラルフの鼓動を早めていく]
"良い"武器、という意味では…分かりやすく危なそうだな。
[じり、じりと精神が焼けるような緊張感。 片足だけを室内に入れたまま、次の一歩がなかなか踏み出せない]
(180) 2010/07/20(Tue) 01時半頃
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―4階廊下―
うん 絶対、だよ [...は2人の方に振り向いて、にっこりと微笑む。 遅れてやってきた栗色の髪の毛が、 ふわっと笑顔を柔らかく包み込んだ。 表情は自然であたたかく、この状況にふさわしくは なかった。だが...としては、2人を安心させるだけの 力強さは作ったつもりだった]
わかった。連絡しないですむくらい、 すぐ追いつくんだからね?
[携帯電話の入った制服のポケットを、開いた手で ぽんぽんと叩いて見せた。 走り出した二人の足音を背中で聞いて、 迫る気配に対峙した]
うう、怖くない…こわくない! [唇を強く巻き込んで噛みしめ、電灯を両手で*握った*]
(181) 2010/07/20(Tue) 01時半頃
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― 回想・階段 ―
[テッドに大丈夫と言われるとこくこくと頷くも、階段の数という言葉にはびくりと震える]
や、やだよそんなん。 定番の怪談じゃん、階段の数が増えるとか減るとか!
……セシルって、確か自殺した人だよね。 なんでそんな人が放送してんだろ…… サイモンの野郎の悪趣味な遊びだったとしてもさ、15年前に死んだ人の声をどうやって入手したんだ……?
[その事を考えた瞬間ぞくりと背筋が冷えた、更に強くテッドに抱きついて体の震えは彼にも伝わるかもしれない]
け、喧嘩なら慣れてるけど。 今、この状況下で、まともに力が出せる気がしない…… え?首?
[カチリと懐中電灯のスイッチを入れてテッドの首の後ろを照らす]
なんか、十字架みたいな……変な痣が出来てるけどどうしたんだこれ?
(182) 2010/07/20(Tue) 01時半頃
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〜〜! くぅ、やっぱ大将とお嬢にはかなわねぇや。
[へへ、と困ったように、しかしまんざらでもないように笑う。]
そうそう、愉しい、って事は過程において重要ですぜェ。 パーティの幕開けぇ、手始めにヤツを殺っちまいましょう!!
[ヒャッハァ!!! 高らかに声を張り上げれば、影は暗闇に消えた**]
(*67) 2010/07/20(Tue) 01時半頃
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― 回想・階段 ―
[痣の事を指摘しても特に気にしたようすのないテッドに首を傾げて腕には体を密着させたまま階段を下りて行く]
風って……外、風吹いてるのかな……
[窓に視線を向ける、相変わらず真っ黒に塗りたくられたような、しかし確かに蠢いている闇、例えるならば大きな黒いミミズがひしめき合っているようなそんな光景が窓の外には広がっている]
うう、気持ち悪い……
[見ているだけで気分が悪くなりそうな蠢く闇から目をそらし、すぐに階段に視線を戻す、コツンコツンと小さな何かが階段を転がり落ちる音が聞こえて体を竦ませる]
(183) 2010/07/20(Tue) 01時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2010/07/20(Tue) 01時半頃
|
[ラルフとノックスの会話に挟まれつつ、静々と歩いて行く。 武器が云々という話には、怯えたように身を竦めつつ。自分が会話に混ざっても、きっと建設的なことは何も言えないし。先ほど兄が見せた自分を怖がっているような様子を思い出せば、余計に委縮して何も出来なくなった。 無力な自分が、恨めしい]
(…やっぱり、部室に残れば良かったかな)
[足手まといに、なるくらいなら]
(いいえ、それより、あのとき――――)
[そっと自分の手首を見下ろす]
(つれていってくれれば、よかったのに)
[死ぬのは、怖くなかった。少なくともあのときは。 迷惑ばかりかける自分なんて、いなくなっちゃえば良いのにって思った。そんなこと兄に言えば怒られる気がしたから、何も言わなかったけれど]
(184) 2010/07/20(Tue) 01時半頃
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…きゃあ!?
[そんな考え事をしていたのだが、窓ガラスを叩く音>>174で我に返って小さく悲鳴を上げた]
手は、いけません。怪我、します。
[おろおろとノックスへかける声は、どこかずれた労わりの言葉]
(185) 2010/07/20(Tue) 01時半頃
|
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―放送室―
[放送室の前までやってくれば、兄の目配せにぎこちなく頷いた。 不安そうな瞳でその背を見守りつつ、やがて扉が開かれる音が響く]
おにいちゃん、……気を、つけて。
[兄の手にそっと触れてから、その場にたたずんで―――]
―――…ひゃっ!?
[突然のスピーカー音に驚いて、ノックスの背中にしがみついた。 ひょっとして、セシルが此処に居るのだろうか?怖々と視線を動かすものの、目に留まったのは一本の剣で]
確か、セシルさんは、……剣で、首を、………。
[マリアンヌの話が思い出され、零れた声に自ら青ざめた]
(186) 2010/07/20(Tue) 01時半頃
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― 現在・1F廊下 ―
[何かが走り去る音、そして聞こえてくるうめき声のような低い音]
うー、やっぱなんか変だよ、だって時間的にはまだ17時ちょっとだろ、こんな真っ暗なのも変だし。 なんかうめき声みたいなのも聞こえるし……。
[テッドから手を離して己の身を抱く、震えを抑えるようにしながら彼がしゃがんで何かを見ている事には気づかずに]
ね、ねえ、早く玄関行こうよ。 この廊下に居るだけでもなんかヤな感じがするし……
[ドアを開けに行こうと提案するテッドに首を縦に振り改めて彼の腕に自分の腕を絡ませて歩き出す]
テッドって、結構根性あるんだね。 ちょっとカッコイイよ、なんだったら惚れてあげてもいいよ?
[少しは軽口が叩けるぐらいまでは元気を取り戻して玄関まで向かう]
(187) 2010/07/20(Tue) 01時半頃
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なー。あ、もちろんお嬢もかわいいぜぇ? 可愛い仲間に囲まれて俺ってば幸せ者っ!
[そんな軽口を叩きつつ、にまにまと狐の影を見やる]
よっしゃ、お嬢も乗ったことだしいっちょやるか! 久々の殺しだァっ……!
(*68) 2010/07/20(Tue) 01時半頃
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|
―回想>>185― ん。あ、あぁ。ごめん。 確かに、手は今思うと危なかったな……
[メアリーの言葉に、自分が冷静さを欠いていることに気付く。 手が無事なことに、少しだけ喜びを感じつつ。]
まぁ、これで窓ガラスに触っても意味が無い、ってことが分かったし。よしとしようか。
[犠牲はなくて済んだ。この状況で言うと凄く喜んでいいことなのだろうと思う。一つ、大きく息を吐いた。]
―回想終了―
(188) 2010/07/20(Tue) 02時頃
|
|
…っ。
[背後から僅かに聞こえる妹の言葉で、さらに背筋が寒くなる。 死んだはずの女生徒の声が放送された場所に、この武器。]
悪趣味な演出だな、全く…
[しかしいつまでもここに突っ立っているわけにもいかない。 数回深呼吸を繰り返すと、一度二人を振り返って]
マイヤー、いざとなったらメアリーを連れて部室に戻ってくれ。 それから他の連中に連絡を取ってなるだけ一緒に居ろ。 …なんとかなったら、後から連絡する。
[兄として、妹の前で精一杯かっこつけた台詞と表情。 しかし、顔色だけは隠しようも無く悪かった]
(189) 2010/07/20(Tue) 02時頃
|
|
……演劇部の小道具、かな。それとも、本物?
[ソレによって危険度はだいぶ変わってきそうだ。 額に流れる汗を拭う。]
あの放送機、壊れてる、だけか? それとも、誰かが操ってる?……だとすれば……
[ちら、とラルフの方を見た。怖いのは同じ。 恐らく後ろにいるメアリーも同じ。少しだけほっとした。]
多分、ですが。これで殺されることはない、です。 恐らくあの手形と同じ……アレさえ取らなければ、大丈夫。
……って、先輩が行くんですか?
[自分が行こうとしてただけに、少し肩の荷が降りたのと同時に。]
……わかりました。アレの方はオレが見張ってます。
(190) 2010/07/20(Tue) 02時頃
|
|
ころしちゃ、だめだよ。 そっちのこは、あとまわし。
[アイリスに対峙する気配にはそんな風に囁いてから、駆け出した。 それから仲間のほうに意識は向いて]
ありがと、たいしょー。
[可愛い、という言葉に対する反応はやはり素直で]
はぁい。 じゃあ、“くぎり”まで、まってるね。
[くすくすくす、と笑いごえを残して、それきり沈黙した]
(*69) 2010/07/20(Tue) 02時頃
|
|
―4階廊下→渡り廊下入口―
その言葉、信じてます。
[間際に見えたアイリスの笑みに、一つ頷き、口を引き結んだ。 それからは一度も振り返らず、あまり周りを見ないように、懐中電灯の灯す先だけを見つめて駆け抜ける。 常より長い距離と思ったのは気のせいか否か、息が切れた頃に見えてきたのは、渡り廊下に続くスライド式の扉]
……っは、 しまって、る?
[非常口は渡り廊下を越えた先にあるとホリーは記憶しているのだが、外と接するその場所は、闇が広がっていてよく見えない。 息を整えながら、固く締め切られた扉に手を添えて、動かそうとする。 びくともしなかった]
(191) 2010/07/20(Tue) 02時頃
|
|
来い、来い、こっちに来い…そう、良い子だ。
[懐中電灯に照らされて室内に伸びる影は、姿無き「それ」に語りかける。]
さて、せっかくのイカした演出だ。たいしょー頑張っちゃうぜー? 強くてかっくいーおにーちゃんが無駄に頑張っちゃうトコ、ちゃんと見ててくれよ… なぁ、メアリー?
(*70) 2010/07/20(Tue) 02時頃
|
|
―4階廊下―
[後ろからの足音。 それに気付いたらしいアイリスの声に、振り返る]
っやっぱり、追って来てる。
[じわじわと距離を縮め、靴箱のドアは開いていく。 ここはどうすべきかと必死な様子で悩みつつ、 ホリーから手を伸ばされれば拒否する事などあるはずない。 ぎゅっと彼女を支えるよう力を込め、アイリスを見る]
せ、先輩……!!
[残ろうとしているのかと、緊迫した声が出る。 しかし後から追うという台詞に、顔を歪め悩むようにし、 ぱっと一度暗闇に浮かぶホリーの姿を確認し小さく頷く]
(192) 2010/07/20(Tue) 02時頃
|
|
ホリーを外に出せたら、こちらに戻ってきます。 アイリス先輩が向かってくるなら絶対に会えますから……!
[彼女の瞳に視線を合わせる。 そして携帯で連絡しようという提案には目だけで頷き、 離れないようホリーの手を握ると、非常口へと走り出した]
(193) 2010/07/20(Tue) 02時頃
|
双生児 ホリーは、メモを貼った。
2010/07/20(Tue) 02時頃
ノックスは、息を飲んで。何も起こらないことを祈りつつ、構えているだろう*
2010/07/20(Tue) 02時頃
キ――――ン
コ――――ン
カ―――― ン
コ――――ン
(#17) 2010/07/20(Tue) 02時頃
|
お、おにいちゃん、……。 いやだよ、いやだよ。あぶないことしちゃ、だめ!
[兄は、まるで死地へ赴くような様子>>189に見えた。暗闇の中、優れないだろう顔色までは見えないけれど。 子供みたいに言いながら、ノックスの後ろから出てきて兄の手を取る]
……ほ、本当?
[殺されることは無い、とのノックスの言葉>>190に、敬語も忘れて半泣きの視線を向けた]
(194) 2010/07/20(Tue) 02時半頃
|
再度錆びついたチャイムのざらつきを伴った嫌な音が校内に響き渡る。
放送室に人の姿はないままに。
「はぁい、皆出口を探しに行っちゃったの?
そんなものここには存在しないのよ?
鬼退治が終わるまで物語に終わりは来ないの。
ウフフ、皆は桃太郎さんってワケね。」
愉しげな女生徒の声はどの場所に居ても響くように聞こえてくる。
「ああ、それから私を探そうとしても無駄よ?
私はすでにこの学校の一部だもの。
通常の方法で貴方達に接触してるわけじゃないの。
それとマリアンヌ……?
ずっとそこにいても何も進展はしないわよ?
私は死んだ、それは貴女だってよく知ってるでしょう。
あの頃の私なんてもうどこにも居ないの。
今の私はこの世界の一部であり、ただの水先案内人。」
(#18) 2010/07/20(Tue) 02時半頃
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ここからじゃ、どっちかはわからんな。 …本物ならヤバいだろうが、小道具なら…。 威力はともかく、最悪立てこもる時のつっかえ棒ぐらいにはなるか?
[ノックスが自分の案に同意したのを確認すると、一度だけ頷いて再び室内に視線を戻す。 制止するメアリーの声には振り向かないまま、彼女に取られた手を優しく握り返した]
大丈夫…何もいない。それを、確かめるだけだ。
[そして―――
繋いだ手をやや無理やり振り払って、足を踏み出し飛び込むように室内に入る]
(195) 2010/07/20(Tue) 02時半頃
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「子供たちに夢を与える教師になんて死者がなる事は叶わないわ。
けれど子供たちに死を与える存在にならなれる。
皆一緒になってしまえばこの世界について教えてあげられるの。
ある意味では教師ではなくても教えるという事に専心出来るわね、アハハ。」
嗤う、嗤う。
女生徒は本当に愉しげに嗤い声を響かせて。
「それでね、今回のお知らせでは鬼の容赦のなさを
皆にも教えてあげようかなって思って。
特別に皆に見えるようにしてあげまーす。
近くの窓を見てごらんなさい?」
窓の側に居る者がその蠢く闇の先を見つめればどの階に居ようとも同じ光景が映りだす。
「サイモン=ジョン君、かな?
こんな危ないところを一人でウロウロしてたから保護しちゃいました。
これから私たちの仲間になるために、鬼の皆さんに殺してもらいまーす。」
(#19) 2010/07/20(Tue) 02時半頃
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うっ、うわぁっ!?
[瞬間、響くチャイム音。 同時に今までついていなかったモニターが、ミキサーが、狂ったように点いたり消えたりを繰り返す。]
ほ、放送…なん、で
[悪寒が足元から這い上がってくるような感覚―― 両足が、全身が、傍から見ても分かるほど震えている。
それでもふらふらと危なっかしい足取りで奥に進み、部屋の奥にあるスタジオの扉に手をかけた。 防音ガラスの向こうに人影は見えない。見えない、が――]
(196) 2010/07/20(Tue) 02時半頃
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蠢く闇に捕らえられたサイモンはまるで自分がこんな目に逢うわけがないといった表情で何かを喚いている、けれど誰にもその声は届かない。
手足を闇に捕らえられ、大の字になっているサイモンの左腕が強引に引きちぎられる。
声が届けばサイモンの絶叫が聞こえてきた事だろう。
次に右腕、左脚、右脚と引きちぎられ、ダルマのような姿になったサイモンは涙を流し、芋虫のように這いながら――嗤っている――
(#20) 2010/07/20(Tue) 02時半頃
「こんな感じかしら、ここは便宜上鬼――
というよりも私たちと言うべきね。
これが私たちのやり方よ。
直接的に鬼の皆が襲いかかるなんて古典的な方法は一切とりません。
みーんなこうやってわけのわからないままに死ぬの。
これが鬼のやり方。
どう?素敵でしょ?」
芋虫のように這いずるサイモンの頭が何か大きな闇に潰されピクピクと痙攣をおこしている。
その様子をまるでファッションショーかなにかのように自慢げに語るセシルの声。
(#21) 2010/07/20(Tue) 02時半頃
「あは、きったない。
サイモン君はそっちにお返しするわね。
そうね、さっき君たちが居た部室に返してあげるから、
マリアンヌがそこに居たいならサイモン君と仲良くね。」
パチリと指を鳴らす音が響き、マリアンヌの残るミステリー同好会の部室にサイモンの無残な死体と腕や脚が降ってくる。
「で、皆はそれじゃあどうやって鬼を探せばいいんだ!
って思ってるんじゃないかしら。
私の見立てだと、君たちの中には人と鬼を見分ける事が出来る霊能者が
混じっちゃってる感じなのよね。
ちょっとつまんないけどその子の話を聞けば鬼が見つかるかも。
けど一人じゃないかもね、見分けられるって言い出すのは。
それに、見分けられる子はすぐに死んじゃうかもしれないから
下手にその事も口にしない方がいいのかも。
アハハ、どうしたらいいかわからないわね。
皆で一生懸命考えなさぁい、それじゃあバァイ。」
それだけ一方的に告げるとブツリと音を立て、再びの静寂が訪れる**
(#22) 2010/07/20(Tue) 02時半頃
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―渡り廊下入口―
……どうしよ。 他の階に回ったほうが……。
[何度かがたがたと扉を揺らして、オスカーの方を見たその時。 例のチャイムが鳴り響いて、びくりと肩を揺らした]
また、悪戯……?
[不快そうに眉を顰めた、けれど]
――っ!?
[手を掛けたままだった扉から、不意に違和感を感じ、飛び退く。 そうして映し出される映像に、はたり、目は瞬いて――ゆっくりと、見開かれた]
(197) 2010/07/20(Tue) 02時半頃
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セシル…。お前は何に取り憑かれた!何を求めこんなことをする!
[分かった唯一のこと。『セシルは変わってしまった。』信じたくない。それだけで、名前を呼んだ。
ただ、セシルはもういない。いるのは……鬼だ。]
こんな酷いこと…。
[惨状に目を向けられず、うずくまる。
もう、セシルは…救えない。サイモンの悲鳴はそう彼女に訴える。]
(198) 2010/07/20(Tue) 03時頃
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―渡り廊下入口―
くそっ、開かないか。
[普段しない口調で、ドアノブを乱暴に回す。 鍵は内側から開ける事が出来た。 なのに、外から押されているかのようにドアは動かない]
チャイムだ。
[ホリーと目をあわせた瞬間、再び鳴り響くチャイム。 警戒するように辺りを見回しながら聞いていたが、 その内容を理解し、窓ガラスに映る映像を認識して――]
……サイモ、ン、先輩……?
[声は掠れ、ひゅうと喉を息が通っていく。 ホリーの目を塞ごうというように手を動かすが、無理だった]
(199) 2010/07/20(Tue) 03時頃
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[それを成したのは、三人のうち誰だったろう。 いずれにせよチャイムが鳴り響いた時、ゲームは始まった。 サイモンを探すべく、それの足許から闇を渡るのは“忘れられた子供たち”。 目的を果たせたにせよ、先を越されたにせよ、彼らを統べる幼子は楽しそうな笑い声をたてた]
……ばいばい、“なんにもないこ”。
[サイモンが事切れる間際に、そんな言葉を囁いて]
(*71) 2010/07/20(Tue) 03時頃
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[思わず、悲鳴を上げる。悲劇としか言えない…サイモンの姿。]
何で……。
[サイモンの恐怖に大きく見開いた目を閉ざす。それだけが、私にできる弔い。]
可哀想に。鬼に取り憑かれ、裏切られたサイモン…。
[彼女の中で思わず、セシルとサイモンが重なった。]
(200) 2010/07/20(Tue) 03時頃
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オスカーは、セシルの"霊能者"という言葉に息をのんだ。
2010/07/20(Tue) 03時頃
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[スタジオの扉を開くと、中から生暖かい風が噴出してきた。 まるで、中から何かが這い出てきたかのようなその感覚に、 ラルフは思わずその場で尻餅をついた]
っは、うぁ…… …見るな…メアリー、見るな!
[床に座り込んだまま、自分の肩を抱えその場でガタガタと震える。 その間もどこから放送されているのか分からない言葉が耳から流れ込んできていたが、振り向くこともできない。 ただ、「サイモンを殺す」と告げた放送で見えない窓の状況を察して、そう叫ぶのが精一杯だった]
(201) 2010/07/20(Tue) 03時頃
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