35 星降る海岸に纏わるエトセトラ
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落胤 明之進は、メモを貼った。
tasuku 2011/08/20(Sat) 21時半頃
明之進は、と、そこだけ返してまたぱたり。**
tasuku 2011/08/21(Sun) 01時半頃
明之進は、……はて、なんでこんなに長くなったのか……[書き終わった文量にとおいめ]
tasuku 2011/08/21(Sun) 22時半頃
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─ 祭り前日・神社 ─
……変わって、ほしかった?
[軽く瞬き、向けられた言葉を反芻する。>>43 直後に感じた安堵は、続けられた言葉へのものか、それとも寄せられた温かさによるものか。>>44 >>45 何れとも言い難い、けれど、張り詰めていたものが少し、緩んだ]
……今からでも……ですか。 そう、ですね。 ……時間に限りがあるのは、自分が一番よくわかっているのですし。
[そう、小さな声で呟いて。 それからゆっくりと、言葉を紡ぎ始める]
……私は、元々。 『向こう』……未来で、政の中心に関わる方が、気紛れに市井に残した子供で。 でも、最初はそんな事は知らずに、普通に暮らしていたんですよ。 その頃はまだ、病も見つかっていませんでしたから……本当に、当たり前の暮らしをしていました。
(71) tasuku 2011/08/21(Sun) 22時半頃
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けれど、母が亡くなって……『後見人に選ばれた』という方に、引き取られて。 ……それからの数年は……『人』ではなく『人形』、或いは『籠の鳥』。 そんな暮らしを続けていました。
[不自由はなかったんですけどね、と。 口調だけは、軽く、笑う]
その内、今も抱えている病が見つかって。 静養の名目で、過去に……この村に、送られました。 それが、十年前の事。
ここに来て……最初は、病を理由に引きこもっていたんですけれど。 色々な人に触れて、それまでは見た事もなかった、自然に触れて。 ここで生きたい、と、そう思ったから。 ……九年前に、帰る期限が来た時に、戻る事を拒絶しました。
[言いながら、視線はつ、と肩の小鳥へ向かう。 袂別った友と、同じ名をつけた小鳥は、ぴぃ、と鳴いた]
(72) tasuku 2011/08/21(Sun) 22時半頃
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わかっては、いたんですけれどね。 戻って、正式な治療を受けなければ、長く生きる事はできない、って。 それでも……例え、病から逃れられても、また『籠の鳥』に戻るなら。
……『自分』すらない、空虚な存在に戻るくらいなら、このままここで残りの時間を生きたい、と。
そう、思ったから、ここに残りました。
[ここまで話して、それから、小さく息を吐く]
……私が望んでいるのは、一つだけなんです。 ただ、『自分』として、生き続けたい。 それに必要なものは、両手に余るくらい、もらえているんです。
だから……結局は。
足りていないのは、私自身の気持ち……なのでしょうね。
[そう、話を結んで、言葉を切る。 まだまだ、言葉が足りていないような気はするけれど、今の状態で話し続けるのは辛いな、とも思えたから]
(73) tasuku 2011/08/21(Sun) 22時半頃
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……とりあえず、一度邸に戻らないとならなそうです。 行きたい所は、あるんですが……途中で倒れたら、目も当てられない。
[口調だけは軽く、こう言うけれど。 顔色が良くないのが、木々の作る影だけではないのは、恐らく見て取れる。 それでも、浮かんでいるのは、穏やかな笑み]
……色々と、騒がせてしまって、すみません。 ……私には、帰る場所がない……自分から、切り捨てたのだから、当然なのですけれど。 けれど……彼は、帰りたいと、帰れる場所があるから、と。 そう言っていたから。 何事もなく、帰れるように、待っている人に、いらぬ負担がかからぬように。
(74) tasuku 2011/08/21(Sun) 22時半頃
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そう、思ったら、気持ちが先走ってしまって。 伊綱さんにも、後でちゃんと、謝らないとなりませんね……。
[行ってしまった人を思い、ふう、と息を一つ吐く。 昂っていた感情が鎮まったからか、体調も大分落ち着いていて]
もう、大丈夫ですから。 ……ありがとう。
[そう、告げる時には、ごく自然に笑えていた。**]
(75) tasuku 2011/08/21(Sun) 22時半頃
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明之進は、 ひそそ(・|柱|
tasuku 2011/08/22(Mon) 21時半頃
明之進は、 ヾ(・|柱|[なんか裏で書き書きしながら手を振った]
tasuku 2011/08/22(Mon) 21時半頃
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─ 祭り前日・神社 ─
[歩みを支えてくれる少女の内に巡る想いは知らず。 否、手紙のやり取りから気づけている部分もあったが。 それには触れず、向けられる言葉を、静かに聞いて]
……ええ。 今願うのは、それだけです……。
[最後に紡がれた願いに、微かに笑んで。 邸に戻った後は早々に休息を取らされ──翌朝]
(138) tasuku 2011/08/22(Mon) 22時半頃
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─ 祭り当日・神楽邸縁側 ─
[風が、祭りの賑わいを運ぶ。 邸の中が静かなのは、双子がどちらも祭りの手伝いに出向いているからか、とふと考え、それから]
……道は……決まったのかな?
[断片的ではあるものの、二人、それぞれの想いは聞いたから。 二人が、どんな道を選び取るのか、それが気になってはいる、けれど]
どんな道を選ぶにしても……悔いがなければ、それで。
[悔い、と口にして、ふと物思う。 自分は、悔いているのだろうか、と]
……確かに……何もない、という事はなかったのかも知れないね。 少なくとも、『紫苑』はいたのだから。
[昨日、日向に言われた言葉に、今更のような答えを呟いて。 傍らに置いた笛をゆっくりと手に取る]
(139) tasuku 2011/08/22(Mon) 22時半頃
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ふふ……今だから言えること……かな、これは。 けれど……私は、選ばなかった事を悔いてはいないよ、『紫苑』。
……記憶を残していった事を、恨まなかった、とは、言わないけれど……。
[一時期は、自分だけが友の事を覚えている状況が苦しかった。 想い出を、他者と共有して語れない事がもどかしかった。
自分は孤独なのだと、その時は酷く気落ちして、病状も思わしくなかったのを覚えている]
けれど、それで、気づけたものもあったから。
[そんな中、伏せり続ける自分を案じてくれる人たちがいた。 気遣って、労ってくれる人たちがいて。 その時に、改めて思った事は、今も確りと胸に刻んでいる]
(140) tasuku 2011/08/22(Mon) 22時半頃
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……だから、今は、恨んではいない。
[呟いて、空を見上げる。青い空。 どちらにせよ、日中は外に出る事はできないだろう。 昨日の今日、暑さに倒れるのは想像に難くないから。
夜になってからどうするか、それはまだ考えていない、けれど。 今はただ、風の運ぶ音を楽しみつつ、笛を唇にあてて。 音色という名の彩りを一つ、風に添えた。**]
(141) tasuku 2011/08/22(Mon) 22時半頃
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─ 神楽邸・縁側 ─
[塀からの来訪者の訪れは、曲が一つ、区切りを迎えた頃。>>155 軽い感じで向けられた言葉に、一つ、瞬いた]
……そう、ですか。 まあ……君の事ですから、きっと、元気でやり通してゆくのでしょうけれど、ね。
[こちらも、返す口調は軽いもの。 その後に投げ渡された冷たい巾着には、きょとり、とするが]
あれ……これ、もしかして……。
[何となく、中身は察しがついたから、浮かぶのは苦笑い]
ありがとう……触らないように、気をつけますよ。
[時を隔てれば、風に溶けて何も残らないもの。 思わぬ一時の涼に、知らず、笑みが零れた]
(158) tasuku 2011/08/23(Tue) 00時頃
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ほんのちょっとなら、か。 ……そうですね、形の残らないものであれば、いいのかも知れません。
[冗談めかした口調で言って、笑い。>>159 向けられた二つの言葉に目を細めた]
……ええ。 私は、私の選んだ道を、思うままに。
……元気で。
[返す言葉は、短く。 けれど、想いをこめたもの。
本来ならば、会う事のなかった友へ向けるのは、穏やかな笑みだった]
(161) tasuku 2011/08/23(Tue) 00時頃
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─ 祭りの夜・神楽邸縁側 ─
[夜の風が、心地良い。 女中が、身体を冷やしますよ、と案ずる声をかけてくるが]
ふふ、大丈夫ですよ。 部屋の中では、空が見えませんから……でも、辛いと思ったら、すぐに戻ります。 ですから、私は気にせず、ゆっくりしてください。
[そんな言葉を投げて、下がらせて。 いつもの柱に寄りかかり、空を見上げる]
(228) tasuku 2011/08/23(Tue) 22時頃
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…………。
[傍らには、愛用の笛。 ここに来て学び、身につけたもの]
……ここからでは、届かぬかも知れませんが……せめて。
[先の時へ帰る者へ。 幸い願う思いを込め、音色を奏でる。 風が浚う音はどこまで届くか。 夜の空は、どこまでも澄んで、とおい。**]
(229) tasuku 2011/08/23(Tue) 22時頃
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明之進は、賑やかですねぇ、とお茶飲みながら見守りもーど。
tasuku 2011/08/24(Wed) 00時頃
明之進は、壁|・)ひそっ
tasuku 2011/08/24(Wed) 01時頃
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─ 神楽邸・縁側 ─
……静かですねぇ……紫苑。
[縁側の柱に寄りかかり、小さく呟く。 あれから幾らか、時は過ぎて。 変わるものは変わり、変わらぬものは変わらない。
自分はと言えば──それまでと変わる事はなく。
ただ、ほんの少しだけ、関わる人を増やしたりはしたけれど。
病の方は変わらず──否、確実に、身を蝕んでいた。 治療の術は残されていたけれど、それが残された想いも感じなかったわけではないけれど。
かつての誓い──先の技術には、決して頼るまい、という決意が、それに頼る事を是としなかった]
(281) tasuku 2011/08/24(Wed) 01時頃
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まあ……馬鹿なんでしょうね、私は。 けれど、これだけは、譲れない、ですから。
[小さく笑んで、塀の方へ目をやる。 今は通る者もほとんどいない、小さな抜け道。 かつて、文の括られていた枝には、今は組み紐だけが括られている。 その意を知る者が、それを再び見る事はないとしても。 それは、そこ以外の置き場所を思いつかなかった]
……そう言えば、結局言わずじまいでしたねぇ、ひぃちゃんには。 私は、こんなですけれど。 『生きる』のを、諦めてはいなかった……って。
それを投げ出しそうになっていた時に、すっかり有耶無耶にして。 結果的に止めてくれたのは……塀から飛び出してきた誰かさんなんですよ……ってね。
(282) tasuku 2011/08/24(Wed) 01時頃
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[楽しげに笑って、呟いて。 当人のいない所で、構い始めた理由の種明かし。 聞いているのは、ただ、肩の上の小鳥と風だけ]
……そちらの、空も。 同じように、青いんですか……ね。
[ゆっくりと、視線を空に向けながら、誰にともなく呟いて。 傍らに置いた笛を手に取る。 奏でられる調べは風に乗って舞い散ってゆく]
(283) tasuku 2011/08/24(Wed) 01時頃
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[その音色が響かなくなるのは、それから四つ、夏が巡った冬の事。**]
(284) tasuku 2011/08/24(Wed) 01時頃
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