人狼議事


241 The wonderful world -7days of KYRIE-

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【人】 許婚 ニコラス


 ……びっっくりしたあ

[ 本当は目玉かエラでも狙ってやりたかったが、
 自分に向かって飛びかかってくるんだから困る。

 ……鮫映画を見た際に、
 念の為、弱点を調べておいてよかった。

 さすがに、使うことはない知識と思っていたが、
 まさかこんな形で役に立つとは。
 
 ( なんせ、鮫映画の鮫というのは
   スーパーマーケットの中までやって来るのだ!
   ”万が一”を考えるにこしたことはない。 )

 とにかく、一旦ノイズを退けてようやく、
 ニーナはふと、自分が立っている場所について
 冷静に考えることになる。]
 

(295) 2018/05/20(Sun) 19時頃

【人】 許婚 ニコラス


[ ベンチの上に突っ立ったまま、
 ニーナはそのとき、じいっと男を見下ろした。

 『 お行儀が悪い! 』と、
 シスターの叱責を思い出したけれど、
 ……動かない、というより動けなかったのかも。

 同様に、目も逸らせないまんま、
 ニーナはその男の傍らのお菓子>>265に気付いた。

 ──ヒントのつもりですか。
 と、問おうとして、やはり口を噤んだ。

 剣をその手に握りしめ、
 硬い表情のまま、ニーナは
 ”どうしても聞きたいこと”を
 ひとつに絞って、声を発した。]
 

(296) 2018/05/20(Sun) 19時頃

【人】 許婚 ニコラス


 ……何処にあるんですか、貴方の身体 *
 

(298) 2018/05/20(Sun) 19時頃

許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2018/05/20(Sun) 19時頃


【人】 許婚 ニコラス


[ 男が少しの間の後に顔を上げた>>306
 どことなく、億劫そうにさえ見える振る舞いに、
 ニーナはひくりと眉を顰めた。
 剣を握る手に、いっそう力がこもる。

 じいっと答えを待ってみれば、
 返ってきたのはてんで繋がりのない言葉>>306で。]

 …………?

[ 怪訝そうな顔をしていたのだろう。
 差し出されたメモとペン>>307を、
 ニーナは恐る恐る、空いている左手で受け取った。

 ……指名手配犯の黒牧は
 耳が聞こえない、なんて。
 ニーナは一度も聞いたことがなかった。]
 

(315) 2018/05/20(Sun) 20時半頃

【人】 許婚 ニコラス


[ 疑問はあるけれど、
 聞きたいことは、確かにあったから。

 視線を長時間男から離さない。
 そんな警戒心を持ちながらも
 ニーナはさらさらと紙切れに文字を書きつける。

 細長くなりがちな文字が、
 小さく、メモの半分に満たないスペースに並ぶ。

 それを差し出せば、またじいっと答えを待って。]
 

(316) 2018/05/20(Sun) 20時半頃

【人】 許婚 ニコラス


 『 貴方の死体は何処にありますか 』 *
 

(317) 2018/05/20(Sun) 20時半頃

【人】 許婚 ニコラス


[ 流暢に”答える”男を見て>>331
 ニーナの違和感はさらに増した。
 ふつうの、聞き取りやすい声だった。

 返ってきた答えは、
 ニーナを落胆させるものであったけれど
 ”知らない”というなら仕方がない。
 ただ、ひとつだけ気に食わないことがあって、

 ……あったから、
 ニーナは手を伸ばして、
 男の手を掴んで、再度メモをもぎ取った。

 ……ポケットに手帳のひとつでもあれば
 こんなことをせずに済んだのだけれど。]
 

(354) 2018/05/20(Sun) 21時半頃

【人】 許婚 ニコラス


[ 先程のメモの裏に文字を書きつける。

 書き上がっていく文字は、
 先のものよりも少し斜めに走り、
 形が崩れはしたけれど、読めない程ではない。

 今度は顔も上げずに書き上げた文章を
 ニーナは男の顔にびしりと突きつけ、

 また暫し、じいっと男の顔を見ていた。

 ……返事がないようなら、
 足元のスナック菓子を拾い上げ、
 ベンチから飛び降りて、
 元来た道を走っただろうけど。]
 

(356) 2018/05/20(Sun) 21時半頃

【人】 許婚 ニコラス


[ 突きつけた紙切れに、
 思いをすべて記すことなどできなかったが、
 そこには、こう書き記してある。]
 

(357) 2018/05/20(Sun) 21時半頃

【人】 許婚 ニコラス


 『 ”どうして”なんてどうでもいい

   生きてれば、辛いことはたくさんあって
   だからこそ、それでも生きてたら
   辛い日があればあるほど
   すごく辛かった日のことも
   どうでもよくなる日がくるはずなのに

   あなたがどこにもいないせいで
   残されたひとたちはきっと
   まだ、その日から動けてないから

   本当の世界で、あなたが死んだ事実がほしい 』
 

(358) 2018/05/20(Sun) 21時半頃

【人】 許婚 ニコラス

──回想として、最期の記憶──

[ 硬い何かで頭を打ったせいか、
 意識が遠のき、朦朧としていた。

 目は悪くないはずなのに、
 視界にピントを合わせることが困難で、
 すぐ近くにある男の顔がボケていた。

 浅い呼吸を繰り返しながら、
 代わりに、青い空に一本線を引くように
 黒々とした鴉が飛んでゆくのがよく見えた。

 吐きそう、と仁衣奈は思って、
 それが頭を打ち付けたせいなのか、
 或いは男の手が這う感触のせいなのか
 もうとんと判断がつかなくなっていた。]
 

(359) 2018/05/20(Sun) 21時半頃

【人】 許婚 ニコラス


[ その時、何かを考えていたと思うのだけれど
 それさえも、ニーナには思いなせないまんま
 ただ、不愉快な記憶だけがずっと渦巻いている。]
 

(360) 2018/05/20(Sun) 21時半頃

【人】 許婚 ニコラス


[ ──ニーナは思った。

 きっと、家族のことを考えていたのだ。
 助けてほしいとか、今までありがとうとか、
 最期に浮かぶのは、家族のことだったんだろう。

 盗られてしまうくらい、
 ニーナにとって大切なものだったんだもの。
 きっと、ニーナもまた、
 家族に愛されていたんだろう。幸せだったんだろう。

 そう、信じている。]
 

(361) 2018/05/20(Sun) 21時半頃

【人】 許婚 ニコラス


[ ……だからこそ、心配で仕方がない。
 この男の顔を見るとそればかり思う。

 未だ本当の世界じゃ探され続けている男のように
 仁衣奈を殺した犯人がもし、捕まらなかったら。
 死んだとして、その事実がどこかに沈んだままなら。

 残してきた家族は、きっと先に進めない。
 荒み、無謀なことをしでかさないだろうか。

 そんなことを想像しては、堪らなくなる。
 ニーナの、顔も見えない大切なひとたち。]
 

(362) 2018/05/20(Sun) 21時半頃

【人】 許婚 ニコラス


[ ……きっとそれは、
 この男が殺した子の家族にもおんなじことだ。

 ── と、鈴池仁衣奈は考えた。だから、]

 ……こちらの世界で貴方が死ねば
 あばら骨のひとつでも残らないかなあ

[ それは、伝わらなくていい、ほんの小さな囁き。*]
 

(363) 2018/05/20(Sun) 21時半頃

【人】 許婚 ニコラス


[ その時>>397、義憤かと問われたとて、
 ニーナには答えられなかったんだろう。

 問われなかったから、
 どこから来たる思いなのかも、
 被害者に直接の知り合いなどいないというのも
 説明する必要がなかっただけだ。

 ポスターとだって目を合わせなかったくせ、
 ニーナは淡々と告げる男>>397
 聞こえもしないんだろう、声を紡いだ。]
 

(401) 2018/05/20(Sun) 23時頃

【人】 許婚 ニコラス


 ……それでも、
 馬鹿らしいくらい辛いことばっかりでも
 この先、辛いことのほうがずっと多くっても、
 たまにしかない”いいこと”を楽しみにして、
 ……生きたいから、勝ち抜くよ、七日間 *
 

(403) 2018/05/20(Sun) 23時頃

【人】 許婚 ニコラス


[ 小さな呟きを残して、
 ニーナはまた駆け出した。

 掌の時間を確認しながら、
 どこかにいるはずのパートナーに
 「 どこにいる? 」と
 とっても便利なテレパシーで問いかけて。

 片手にはスナック菓子。
 じきに、”兄間薬品の屋上”と
 些か不思議な答えを聞いて、

 方向転換をしたり──と、
 そんな些細な経緯を経て、

 便利な翼もなにもないニーナは、
 たたたっと軽やかに階段を駆け上った。]
 

(405) 2018/05/20(Sun) 23時頃

【人】 許婚 ニコラス

──中央エリア/兄間薬品 屋上──

[ それはきっと、
 ”お姉様”とパートナーとが
 少しばかりやり取りを終えた頃。

 片手にスナック菓子、
 片手に剣と奇妙な格好をして、
 ニーナは屋上に続く扉を開いた。

 その直前、何か小さいものを蹴飛ばして、
 ……なにかと思ったら、小さな錠>>330だ。

 なんとなく、中学生の頃
 リュックサックに南京錠をぶら下げていた
 クラスメートの男の子を思い出した。

 落とし物? と、疑問に思いながら、
 ニーナはゆっくりと、肩で扉を押し開いた。]
 

(415) 2018/05/20(Sun) 23時頃

【人】 許婚 ニコラス


[ ──空が、近い。

 と、ニーナは緊張感のないことを思った。

 青い空が、ニーナは好きで、
 中でも穏やかな気候の季節、
 よく晴れた日のやわらかい青空が一際。

 ……例えば、”花屋の王子様”と
 おんなじ色と言われたって、ニーナには、]
 

(416) 2018/05/20(Sun) 23時頃

【人】 許婚 ニコラス


[ ジリヤの瞳の色が溶けて滲んだ。みたいな空だ。]
 

(417) 2018/05/20(Sun) 23時頃

【人】 許婚 ニコラス


[ ──と、ニーナは思って、
 屋上の端にいたジリヤのもとに駆け寄る。

 ……何故か、同じ制服がふたり並んでいるもんで、
 なんだか、休み時間に学校の屋上を訪れたみたいだ。]

 ──ジリヤ! ……お姉様も
 こんなところで、どうかした?

[ ちょうどその頃、掌のタイマーが消えて。
 ニーナは小さく「 あっ 」と呟いた。

 ほっとしていいのか、どうなのか。
 曖昧な面持ちで、ニーナは笑う。]
 

(418) 2018/05/20(Sun) 23時頃

【人】 許婚 ニコラス


 ミッション、無事終わったみたいだ
 ……なら、これはもう必要ないね
 食べてしまおうか、三人で

[ 片手に握ったままだったスナック菓子を、
 シャカシャカと軽く振るようにして、二人に示す。*]
 

(419) 2018/05/20(Sun) 23時頃

【人】 許婚 ニコラス


 いえ、邪魔だなんてとんでもない

[ ニーナは笑みをセノオ先輩>>@117に向け、
 指摘>>@118にもさして動じず、
 相変わらず、手元の菓子を掲げていた。]

 ──ええ、困りました
 今日、私達は何も貢献していません
 バッジのひとつも獲得していません

 手に入れたものといえば、
 この変わり種のお菓子だけ

[ すこぅし、眉を下げたのは
 今度こそ意図的なものだった。]
 

(490) 2018/05/21(Mon) 00時半頃

【人】 許婚 ニコラス


 けれど、せっかくなので
 食べずにおくのは勿体無いし

 ──お姉様には、
 お世話になっていますから

 よければ一緒に
 ……と思ったんですが、残念です

[ 去るというのなら>>@120
 強く引き留めることもせず。
 ニーナはその背を見送った。]
 

(491) 2018/05/21(Mon) 00時半頃

【人】 許婚 ニコラス


[ ──見送って、

 ニーナの気を引いたのは、
 地上の喧騒ではなく、視界の隅で
 するりと動く何かの影であった。]

 ──サソリ、だよね
 スナック菓子はお気に召さなかったみたいだ

[ と、ニーナは呟いた。

 毒を持っている生き物ならば
 ジリヤの力のほうが適しているか、
 或いは思ったよりも動きが素早いから
 ニーナが斬るほうが易いか。
 そんなことも考えた。]
 

(493) 2018/05/21(Mon) 00時半頃

【人】 許婚 ニコラス


[ とにかく、気づきさえしたなら
 大きな問題にはなるまい。その時は。

 気づけた理由というのが、
 警戒心というより、目がいいって
 たったそれだけの理由だったとしても。

 ショックや怒りがあるわけでもない。
 仕方がないと、ニーナは思った。]

 ……残念だけど、
 あのひとも死神、だからなあ

[ 緊張感がない、という言葉を反芻して、
 ニーナはまた、少し眉を下げて笑っていた。]
 

(495) 2018/05/21(Mon) 00時半頃

【人】 許婚 ニコラス


[ ──このゲームはパイの奪い合い。

 そのくらい、ニーナははじめから知っている。
 死神は当然として、他の参加者もまた敵になり得る。
 奇しくも、与えられた力は端的に言って武力で、
 きっと、きっとだけれど、
 この力は、”UGの存在”にならば、届く。

 ……例えば、
 私たちの制服なんて、
 どんなによく刃の通ることだろう。

 それはいつかの自分が紡いだ言葉>>1:106だが、
 ”理解できる”と”実行する”は別物である。

 ……本当に、厭なことばかり
 死神は思い出させてくれるもんだ! と、
 ニーナはスナック菓子をひとつ口に放り込む。]
 

(496) 2018/05/21(Mon) 00時半頃

【人】 許婚 ニコラス


 ──ところで、ジリヤ
 こんなところで一体何を?

[ のんびりとした口ぶり>>481で、
 菓子に手を伸ばすジリヤに再度問いかけたが、
 ( 余談、庶民の味にも臆せず挑むところが、
   彼女のよいところのひとつでもあるのだ! )

 さて、遠のく意識のその中で、
 答えがもらえたかは、明日に持ち越そう。

 ──中盤の今頃が一番恐ろしい と、
 ジリヤの言葉を甘酢っぱい味と一緒に噛みしめる。

 気を抜かず、けれども
 協力できる相手ならばうまくやろうと、
 ニーナは胸の裡で固く誓った。]
 

(497) 2018/05/21(Mon) 00時半頃

【人】 許婚 ニコラス


[ ──だって、ひとを殺すのは悪いことである。**]
 

(499) 2018/05/21(Mon) 00時半頃

許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2018/05/21(Mon) 00時半頃


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