人狼議事


244 【R18】ミゼリコルディアの宴【魔女村】

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【人】 ビール配り フローラ

 
[どれぐらいの時間が経っただろう。
 服を物色しているうちに、
 次第に怒りも収まってきて 買ったのは一着だけ。

 " 後で従者に持たせますので " と
 ひとまず店に保管してもらって キミを探す。

 茶店を見つければ、窓の外から店内を窺うけれど
 キミの姿はなく──── 次の店へと。 ]*
 

(109) 2018/06/16(Sat) 18時頃

【人】 ビール配り フローラ

 
[ ふと、キミの声が聞こえた気がした。
  それも普段の声ではなくて、
          悲鳴のような甲高い声。 ]
 
 
  ラルフ……! いるの!?
 
 
[───── 声はどちらの方角からだったか。
 悠長に歩いていた足は 地を蹴り、走り出す。

 その先に キミの姿はあっただろうか。

 キミにもし何かあったら────
 瞳の色は うっすらと紫へ帯びていった。 ]*
 

(110) 2018/06/16(Sat) 18時頃

【人】 ビール配り フローラ

 
[どんなに 普段とかけ離れた甲高い声であっても
 アタシがキミの声を間違えるはず、ない。

 聞こえた声を頼りに駆けだせば 街中から外れて。
 ここは祈りの場だろうか ?
 この国に蔓延るナルチーゾの教え。
 思い返せば、旅先でいつも悶着あったのは
 神官か暴漢だったから アタシの印象はよくない。

 そこで見た光景は──────
 胸に布を巻いているとは言え 肌を晒され
 後ろ手に縄をかけられ。
 数人の男達によって
 祈りの場の更に奥へ連れていかれるキミの姿。 ]
 

(158) 2018/06/16(Sat) 22時頃

【人】 ビール配り フローラ

 
 
  ラルフ……?
  ラルフなの!?!? 
 
 
[人違い──── であったなら、どんなにいいか。
 大声で叫んでも キミの顔は此方を向かない。

 刹那、アタシの胸の其の奥で 紫が溢れる。
 身体を縛っていた鎖が解き放たれたような感覚。

 ─────そして悟る。
 此れは、キミに施した刻印が消えた感覚 だと。
 アタシとキミが結んだ 主従の契約
 今となっては キミと歩んできた印。 ]
 

(159) 2018/06/16(Sat) 22時頃

【人】 ビール配り フローラ

 
[周りの男達は
 アタシの声に反応して此方を見てるから
 キミにも届いている筈、なのに。

 アタシを巻き込まないように────?
 違う。きっとアタシがキミを巻き込んだんだ。
 
 
      ───────── ゆるさない。 ]
 

(160) 2018/06/16(Sat) 22時頃

【人】 ビール配り フローラ

 
[駆けていた足を一度止め、
 ゆっくり キミと男達のいる場所へ歩み寄る。
 そのまま 男のひとりに手のひらを向けた。

 『 ガッ……!? グァァあつィ……!! 』

 紫色をした炎に包まれた男は
 断末魔の叫びをあげながら、床に転がった。


 沸き上がる熱風で 揺れ靡くアタシの髪。
 ──────アタシ自身、知らなかった。
 飴色をした 自慢の髪。

 怒りに身を任せると 
 その髪の先までが紫になるなんてコト。 ]
 

(161) 2018/06/16(Sat) 22時頃

【人】 ビール配り フローラ

 
 
     その手を 離せ
     其れは アタシだけのオモチャだ

    

(162) 2018/06/16(Sat) 22時頃

【人】 ビール配り フローラ

 
[燃える紫炎とは うらはらに
 男達に冷たい視線を浴びせながら 歩み寄る。

 罪だと自覚しながら 殺める
 もしかしたら もうキミにすら────
 いつもの笑顔を向けられないかもしれない。

 男達が逃げ出そうとも
 紫の炎は 地の果てまで追うだろう ]*
 

(163) 2018/06/16(Sat) 22時頃

【人】 ビール配り フローラ

 
[逃げ出した男達を、紫炎が追いかける。
 奥の方で悲鳴があがれば 建物に木霊して。
 静寂の後で部屋に残されたのは 焦げた臭いだけ。

 瞳と髪色は紫のままに
 つかつか、と地面に伏したままのキミの傍へ。 ]
 
 
  ………………。
 
 
[こんな酷い目にあって尚、
 キミはアタシのオモチャでありたいのだろうか。
 冷たい視線のまま 笑顔の君>>184を見る。

 続くキミの言葉>>185
 すぅ、と身体から紫は引いていき────
 ぽろぽろ、涙を零すキミから目を伏せた。 ]
 

(189) 2018/06/17(Sun) 01時頃

【人】 ビール配り フローラ

 
 
  キミは……アタシが怖くないの?
  今のアタシが 本当の姿
  平気で人を殺してしまうような魔女よ、アタシは

  これからだって…
  今回みたいにキミへ危害が及ぶかもしれない

     ───────………それで、も ?
 
 
[ 声を震わせ紡ぎながら
  思い出すのは キミと過ごした日々。
  朝は 優しく起こされて
  昼は 揶揄いながらも色んなことを教えて
  夜は キミの体温を感じながら眠りにつく

  ───── キミといないと駄目なのは
  とっくの昔に アタシの方だっていうのにね ]

(190) 2018/06/17(Sun) 01時頃

【人】 ビール配り フローラ

 
[つつ──── と
 アタシの頬を流れる雫を袖で拭ってから、
 君の方を向いて笑ってみせたけど。
 次々に溢れてくる涙が 笑顔の邪魔をするの。 ]
 
 
  じゃあ……引っ越し、しないと駄目ね
  刻印は一度しかつけられないの
  ………だから今度は 結界も無いトコに


[動けない君を抱きかかえて背中に背負う。
 知ってた?実は キミよりチカラ持ちなの。

 ひとまずは、今の家に帰って
   ───── ゆっくり眠りましょうか。 ]**
 

(191) 2018/06/17(Sun) 01時頃

【人】 ビール配り フローラ

─ 回想:一番目の記憶 〜 Der erste Speicher ─

[一番古い記憶────

 森の奥深くにある泉のそばで
 母に魔術を教わる 幼い " 少年 "
 
 実母であるかなんて 分からない
 父親、という言葉すら 知らなければ
 ふたりで暮らしている事に 疑念の欠片もなく
 
 買い出しは 母が
 故に 少年が森から出ることは 皆無で
 母もまた 外の世界をなにも語らない
 だからこそ 見識の狭さは日々の幸せを約束する

 ───── " 魔法 "
 其れが 世界に於いて異質なモノであると
 知らなかったのだから ]
 

(246) 2018/06/17(Sun) 19時半頃

【人】 ビール配り フローラ

 
[或る日の事 ─────
 泉のそばでひとり 果物をもぎ取っていると
 草むらから現れたのは 同じ歳ぐらいの少年
 母以外 誰とも話した事なんてなかったから
 大きな幹に隠れながら 恐る恐る果物を差し出した

 打ち解けたのは直ぐだった
 彼は貴族の子供で 
 狩猟中に小鹿を追って 付き人とはぐれたらしい
 貴族、というのにも理解は叶わなかったが
 はじめて聞く外の世界に 心は踊った
 
 彼の方は、と云えば
 森の中に住んでいる少年に興味が沸いたようで
 ランプに魔法で 紫の炎を灯せば
 とても驚いて すごいと褒めてくれた ]
 

(247) 2018/06/17(Sun) 19時半頃

【人】 ビール配り フローラ

 
[また遊びに来てもいいかと聞かれたので
 子供が かろうじて通れる抜け道を教えた
 " 森からは出てはいけない " と言われていたから
 少年が抜け道を使って出る事は無かったけれど
 彼は その抜け道を使って遊びに来るようになった
 
 彼と会っている事は すべて母には内緒
 怒られるに決まっているから
 内緒にしていてね、と彼にも口外しない事を頼んだ
 
 初めて出来た 友達
 彼と過ごす時間は楽しかった

 けれど日々は過ぎ─────
 彼が成長して抜け道を通れなくなれば
 会いに来る事は なくなった ]
 

(248) 2018/06/17(Sun) 19時半頃

【人】 ビール配り フローラ

 
[少年が青年となった頃─────
 ひとりで買い出しも許されるようになれば
 街で 懐かしい面影を持った男に出会う
 矢張り あの日の" 彼 " だった
 彼は懐かしそうに言った

 " 今日はすぐ屋敷に戻らないといけないが
  明日また この街で会えないか "

 " ランプに灯された あの綺麗な紫の炎を
  また見たいんだ "
 
 唯一の友達に もう一度会えた喜びに
 コクリコクリ、何度も頷いて
 馬に跨り 足早に去る彼の姿に手を振った ]
 

(249) 2018/06/17(Sun) 19時半頃

【人】 ビール配り フローラ

 
[翌日─────
 約束した小さな広場には 椅子に腰掛ける彼の姿
 他には誰の姿も見当たらない 静かすぎるぐらいに

 彼は昨日の軽装とは違い 今日は甲冑姿
 今は教会付の騎士団にいるらしくて
 脱ぐ暇も惜しんで会いに来たと言われれば
 嬉しすぎて 口元が緩んだ

 思い出話で盛り上がった頃
 彼が椅子の後ろから取り出してきたのはランプ
 " 誰も見てないから ここで見せて欲しい "
 外で魔法を使う事の不安はあったけれど
 確かに 広場には誰もいないし
 断って 楽しい時間を台無しにしたくなかった ]
 

(250) 2018/06/17(Sun) 19時半頃

【人】 ビール配り フローラ

 
[───── ぽぅ、と
 ランプに 紫の炎が灯された瞬間
 彼が立ち上がり ランプを掲げたまま大声で叫ぶ

 " ご覧になりましたか司祭様!
  これぞ、魔法使いである証!! "、と

 それと同時に 建物や草陰から現れたのは
 彼と同じ甲冑姿をした 多数の兵士
 その後ろにはローブを纏った中年の男
 ローブの男が号令を掛ければ
 甲冑兵達は剣を抜き 近づいてくる

 どういうことなのだろうか、と
 慌てて彼を見上げれば 胸に鈍い痛みが走った ]
 

(251) 2018/06/17(Sun) 19時半頃

【人】 ビール配り フローラ

 
[ランプを持っていた筈の 彼の手には剣が握られ
 其の剣は 青年の胸に突き刺さっていた

 朦朧とする意識
 そこから先は よく覚えていない

       " 約束通り 黙っててよかったよ "
          " これで 俺も出世できる "

 そんな彼の言葉だけが 
 暗い意識の中で 鮮明にきこえた ]
 

(252) 2018/06/17(Sun) 19時半頃

【人】 ビール配り フローラ

 
[目を覚ますと──── いつもの光景だった
 森の奥 母と住まう小屋の中
 いつものベッドで目が覚めた
 夢だったのだろうか───── ?
 そんな疑念はすぐに消える

 横にはベッドに覆いかぶさる 母の姿
 眠っているのではなく─── 死んでいた

 母が使う魔法は " 癒し "
 全ての魔力を青年に使ったのだろう
 身体は老婆のように しわしわになっていた

 込み上げてきたのは 深い怒り 悲しみ
 母の亡骸を抱きしめ 誓ったのは復讐 ]
 

(253) 2018/06/17(Sun) 19時半頃

【人】 ビール配り フローラ

 
[けれど、枕元に置かれた水晶と 母の手紙

 " この水晶を割って 記憶を捨てなさい
  誰も恨んではいけません
  愛する カルス 貴方に幸せが訪れる事を "

 全てを忘れて──── ?
 忘れたら 此の怒りも 憎しみも
 身体の外に出ていってくれるのでしょうか

 それでも青年は 母の遺言に逆らう事などできない
 ならば──── いっそ
 別の人間《 魔女 》として 生きよう

 母の着ていた服を引き継ぎ
 母の名前を引き継ぐ──── " フローラ " と ]
 

(254) 2018/06/17(Sun) 19時半頃

【人】 ビール配り フローラ

― そして、現在 〜Jetzt gerade ─

[記憶を封じていた水晶の魔力は
 長年の歳月に因って 弱まり

 髪の先まで魔力を巡らせたことで
 完全に効力を失った


      全ての記憶は" フローラ "の中に ]**
 

(255) 2018/06/17(Sun) 19時半頃

【人】 ビール配り フローラ

 
[キミは、紫色の部屋に慣れ過ぎちゃったのかしら。
 紫の瞳、紫の髪にも動じない姿───

 裏切る人間もいれば、
 最期まで信じてくれる人間もいる。
 キミは──────? ]
 
 
  ………そっ、か

  巫女入りの儀……
  出会った頃、そんなコト言ってたわね
  それ、後で詳しく聞かせて?
 
 
[アタシが怖くないんだって。>>271

       ────── なら、アタシは。]

(293) 2018/06/17(Sun) 22時半頃

【人】 ビール配り フローラ

 
  ………当たり前、よ
  あんな刻印が消えたぐらいで
  アタシから逃げられると思ったら

  …………大間違いよ
 
 
[とても大切な事に気付いていなかった。
 アタシが思うキミの幸せと
 キミ自身が思う幸せ>>272は 全然違っていた事に。

 " 魔女 "なんかと一緒に居れば不幸になる
 それがアタシの決めつけであったなら。

 紫色をした炎─────
 このチカラが汚れて見えても
 キミに降りかかる困難を 焼き尽くしてみせよう
 アタシのオモチャは、アタシが守る。 ]
 

(294) 2018/06/17(Sun) 22時半頃

【人】 ビール配り フローラ

 
[もしキミが刻印を消してくれなかったら───
 威嚇で紫炎を生み出すことは出来たけれど
 止めは刺せなかった。

 国中に手配書が回れば、
 事態はもっと深刻だったでしょう。
 旅とか引っ越しなんて冗談めいた言葉で無くてね。

 一緒なら なんでも歓迎、
 そんな笑みを浮かべる君を抱き上げて、背負う。]

 
  ちょっとね………
  久々に魔力を放出したら
  昔の事、色々思い出しちゃった

  男の姿だった時の名前…教えてあげましょうか
  " カルス "っていうの
 

(295) 2018/06/17(Sun) 22時半頃

【人】 ビール配り フローラ

  
 
 
    あんまり背中でジタバタするなよ?
           ─────お姫さま

                  なんてね 
 

(296) 2018/06/17(Sun) 22時半頃

【人】 ビール配り フローラ

 
[少しばかり低く出した声は、
 かろうじて男の声に聞こえるだろうか。

 揶揄うのが楽しいんだから、仕方ない。
 背中から伝わるキミの胸の高鳴りも感触も>>273
 どういった感情がそうさせているのかは
 わからないけれど。

 愛しい子、とは別の感情が
 アタシの中にもあるのは確からしい。 ]*
 

(297) 2018/06/17(Sun) 22時半頃

【人】 ビール配り フローラ

 
[キミが、アタシの捨てた名を紡ぐ。>>339
 その名で呼んだのは キミで3人目。

 母と、初めての友達──── だと思ってた男と。
 それも、もう50年近く昔の事だから
 今、知っているのはキミだけかしらね

 ───── キミだけでいい。それで充分。
    いつかまた、語る日も来るでしょう。 ]
 

(387) 2018/06/18(Mon) 23時頃

【人】 ビール配り フローラ

 
 
  ………ふふ、お姫さまは否定しないのね
 
 
[よいしょ、とキミを背負う。
 それは、敵地から姫を救い出した騎士のように。
 男のような低い声で揶揄えば
 ジタバタは しないらしい。>>340

 ああ、本当に揶揄いがいのある────

                 愛しい子 ]
 

(388) 2018/06/18(Mon) 23時頃

【人】 ビール配り フローラ

 
[家路に着く途中で聞いたのは
 " 巫女入りの儀 " について─────。
 
 キミが逃げないと いけなくなったキッカケ。 ]
 
 
  あの教団……昔から無茶苦茶ね
  引っ越し前に 潰しておこうかしら
 
 
[部屋に入れば、迎えるのは 淡く揺らめく紫の光
 キミをベッドに寝かせて。

 ───── おやすみのキスを 軽く唇に。

 唇にだなんて 動けないのを良いことに、って?
 アタシだけのオモチャですもの────
 何が悪いのかしら。 ]
 

(389) 2018/06/18(Mon) 23時頃

【人】 ビール配り フローラ

 
[一応、解毒剤────
 それでも身体がちゃんと動くのは
 明日の朝でしょうけど。

 キミの部屋から離れ、居間の椅子に腰を掛ける。
 声を掛けられれば
 何処にいても聞こえる小さな家ですもの。
 なにかあれば駆けつけるつもり。
 

 おもむろに立ち上がると
 衣装箪笥の中から 取り出したのは────

 持っている衣装の中で 一番古く
 今やボロボロになった、ワンピース

    瞳を滲ませて、ぎゅっと抱きしめた。 ]**
 

(390) 2018/06/18(Mon) 23時頃

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