人狼議事


131 SACRED JUSTICE ―闇の正義と光の祝福―

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視点:


【人】 座敷守 亀吉

『王の剣』は所有者を自ら選定する――。

数少ない、ローレルレガリヤの確かな伝承のひとつだよ。
つまり、それに選ばれて、それを手にしている。
その時点で、ヘクターさんはレガリヤから『王』にされてる事になるし。

……後。まぁ、幾つか理由もあるんだよ。

[国も無く、カレリアの霊峰が残るのみ。そこには光も闇も無い、奇跡の去り行く鉄の時代>>516
それを聴きながら、アマトは、ヘクターの胸元にその瞳を向けながら、曖昧に笑みを浮かべる]

(0) 2014/08/18(Mon) 01時頃

【人】 座敷守 亀吉

ともかく、僕達は今。
教団の警備をかいくぐりながら、何処にあるかも知れない、ローレルレガリヤを何とか見つけ。
…あ、ローレルレガリヤて云うのは、『レガリヤ』のカーライル王国での呼び方ね。

…その剣で、同じレガリヤの在り処を感知したり。

そんな凄い機能があれば誰も苦労しないよね…。

[兎も角、魔力的な対処は自分しか出来ない。盗掘者(違うらしいが)としての腕ぷしや勘、経験は彼に任せて、手掛かりを求める様にアマトは聖堂の周囲を見回していた。
誰か教団の人が自分たちを見つけたらどうしよう。とりあえず眠らせてしまおうか。物騒な事を真剣に考えている]

(1) 2014/08/18(Mon) 01時頃

座敷守 亀吉は、メモを貼った。

2014/08/18(Mon) 01時頃


【人】 座敷守 亀吉

[きょと。思わず口にしたそれに、豪快な考えを返したヘクターの言葉に、瞳を丸くしていた>>10]

……あ、はは。
うん。居たら居たで大変だけど。それでも僕は兄さまがいて嬉しいかな。

そうだね、僕は僕の出来る事をやるだけ。

ありがとう、ヘクター。

[励ます、慰める、では無い。唯、そう。行ってこい、と肩を押さる。背中でどっしりと構えている人がいる。そんな安心感がヘクターにはあり。
思わず綻んだアマトの周囲では、聖霊の力が静かに凪いで居た]

(13) 2014/08/18(Mon) 01時半頃

【人】 座敷守 亀吉

[細部の説明をあげると文字通り三日三晩は掛かろう、然し感覚が麻痺してる感あれど、飲み込む物を飲み込みはした様子なのを確認してから。アマトは逆にヘクターから尋ねられた、剣から見せられたという、知らぬ記憶を問われる>>16]

…………それは……。

…………『王の剣』が、『見せた』と云う事については。
僕も、恐らく兄さまも、嘗て一度も聞いた事の無い類だと思うから何とも。

『亀吉』と言うのは、僕の血筋が代々受け継ぐ、襲名です。
『剣の主』に従う、錫持つ騎士。
まぁ、つまりは。君は僕のご主人様。候補。と云う訳で。

…………父、なのかな。年齢的に考えて。

[候補。と付け足した言葉に、人物自体は既に好めど、その器自体はまだ保留中。
然し奇怪な現象だ。残念なのは、手掛かりとして活かすにはまだ少し足りないだろうか]

(23) 2014/08/18(Mon) 02時頃

【人】 座敷守 亀吉

…ううん。でも僕が立てたあの仮説なら。
流石に兄さまも検証材料が無さすぎるから、手を上げたけど。
もしヘクターの話が本当なら、ローレルレガリヤは…

(24) 2014/08/18(Mon) 02時頃

【人】 座敷守 亀吉

――――  え  ?  どうして? おかしい。


[ハタ、と呟きから弾かれた様にアマトは顔を上げる。愕然とした表情だ]


此処は聖都レグレシアの光の大聖堂。
世界中の何処を探しても。
光の聖霊はこの場所より心地良い場所はないはずなのに……

……なんで、光の聖霊を、大聖堂に入ってから身近に感じないんだ?


[アマトの表情が青く、聖霊術師として不可解な状況に動揺を覚えているのが見て取れる。
知らない。クロス・オブ・メサイア教団には特別なプラントが存在する。聖霊術師と聖霊に対する冒涜に近い。そんな物がこの場所に存在している事をアマトは>>1:177]

(25) 2014/08/18(Mon) 02時頃

【人】 座敷守 亀吉

[殉職したのだろう。子供の頃のアマトは唯、父の顔を知らずにいたし、兄のアマネも父に触れようとしなかった。だがもうそれを察せない程子供ではないのだ>>30
光の聖霊がない、その動揺を収めながらも、アマトは真剣な顔を再び作る]


……洗脳とか侵略戦争とか嫌な事は色々見て、聞いてきた。
だけど、クロス・オブ・メサイア教団にはもしかしたら。

まだ僕らが想像もしていない様な秘密が隠れてるかも知れない。


[早く行こう。そうヘクターを促し、光溢れる聖堂を歩くアマトの足は、心成しかそれまでよりも速い物であった**]

(38) 2014/08/18(Mon) 02時半頃

座敷守 亀吉は、メモを貼った。

2014/08/18(Mon) 02時半頃


【人】 座敷守 亀吉

― 『錫』の記録/聖霊術師の庵 ―

[…じゃあ。研究表題は、ローレルレガリヤの意志について。
王の剣は、持ち主を自ら選ぶという伝承から。王の剣が自分の意志を持って、主を定めている?て思ったんだ。
---血脈や紋章に呼応する条件作動パターンの考えや、そもそも伝承がデタラメな可能性は十分あるよ?
う…。だけど他のローレルレガリヤには、そういう話は無いよね。王の剣だけの特別だから…これは、錫とか冠とかじゃなくて何で剣?て不思議だから。僕は、他のレガリヤの意志は眠ってるだけ?とも考えたんだ。教団にある物は安置されてるだけだし、僕達の錫杖は反応ないけど、兄さまはどう思う?
---通説は剣だけの特権事項だね。但し、王の衣もまた特別な伝承があるからそこは否定できないね
うぅん…まず何でレガリヤには意志があるかなんだ。何か特別な古代魔術でつくられた?でも、魔力は無機質な物で魂や意志は篭められないから考え難いよね。どちらかと云うなら聖霊術の方がありえる?
---聖霊術でも不可能だと思うよ。有機生命的なのは飽くまで聖霊であり、聖霊術じゃない]

(47) 2014/08/18(Mon) 14時半頃

【人】 座敷守 亀吉

[…そ、それじゃあ聖霊や神様みたいな物の魂が篭められてるとか
---それは高次生命を道具に封じ込める理論が皆無じゃないかな?仮に出来たとしても聖霊の生命力が持たないよ
それはほら!古代の聖霊王とか、それ位高次の精神体ならどう?
---……。まず聖霊王なんて高次存在、現代では死滅してる。並の聖霊よりは強いだろうけど、どれ程かのサンプルすら無しにそんな事は語れないよ。
うぅ…悔しいなぁ。レガリヤには、神様とか凄い聖霊の魂が断片化して篭められているとか、レガリヤが持つ意志の『核』がきっとあるとは思うんだけど。

---云いたい事はわかるけど、流石に、【王の剣】の選定伝承ひとつだけでその理論は幾らなんでも飛躍しすぎかな?アマト。
研究サンプルも何も無い状態で、それはどう足掻いても検証も立証も出来ない。論文としては評価にすら値できないよ。残念だけどね…。

ちぇ…。どうせ僕は兄さまみたいな考察は出来ませんよだ…]

(48) 2014/08/18(Mon) 14時半頃

【人】 座敷守 亀吉

― 現在/レグレシア大聖堂/ ??? ―

[………………待っていた。あの子が来るこの時を。

1000日を越える長い時間を変わらない場所で過ごす羽目になった。
友を奪われ力を奪われ、気が狂いそうな日々の中で僕は待ち続けていた。
彼がこの場所に乗り込んでくる、その瞬間だけをただ待ち続けていた。
最期に彼の助けとなるために]

(49) 2014/08/18(Mon) 14時半頃

【人】 座敷守 亀吉

[生かされた。だから最大限にそれを活かした。何年も息を潜めて]

ラディスラヴァ・セラフィールド。
あなたが例えどれ程の恐ろしい存在であろうとも。
僕は確かにあの日、こう告げたはずだよ……。

[漏れだす命に栓をして、最後のひと雫を、大事に、大事に残し続けてきた
全てこの為に]

(50) 2014/08/18(Mon) 14時半頃

【人】 座敷守 亀吉

どうせ全部 僕の勝ちだ て


[最期の命を力と成して、聖堂のとあるひと部屋で、神秘の光が微かに躍っていた*]

(51) 2014/08/18(Mon) 14時半頃

【人】 座敷守 亀吉

― レグレシア大聖堂 ―

[周囲の捜索が無意識に拙速を求めた。アマトはそんな時掛けられたヘクターの言葉に振り向く>>43]

この聖堂が崩落しても無事な場所。
うぅん。寧ろこの聖堂が崩落するものなら、見せて欲しい限りだけど。

地下へ続く隠し通路の仕掛け、かぁ。
いやだなぁ。この教団、そういうの絶対沢山あるでしょう。

[寧ろそれを聞いていて思う。随分慣れてる。やはり盗掘者じゃないかこの人。
だが2発目のゲンコツを頭に貰う趣味はアマトにも無いため、あえて生暖かい瞳を送るだけに留めたのだが]

(52) 2014/08/18(Mon) 14時半頃

【人】 座敷守 亀吉

…それに。まず全体どうして仕掛けのありそうな場所を……。

[アマトも共に悩み頭を抱えようとした時。
見張りの兵二人に気づいたのは、ヘクターより少し後だ]

 ! ゲエ、せ、聖霊術!

[物陰に隠れるだけでなく、聖霊術を行使し、更に姿を潜める。
その後の動きは、ヘクターの後をなぞる様に、兵たちの背後を見ようとしたが]

(53) 2014/08/18(Mon) 14時半頃

【人】 座敷守 亀吉

え、どこに消えたの?

[袋小路じゃないか。逆に兵が身を隠す場所なんて無い。
変だ、どこへ消えた?まるで壁の中に呑み込まれた様に]

壁の。中?隙間風。
……ああ!そういう!

[数秒遅れてアマトも同じ結論に達した。だから風聖霊を頼りに隙間風を探そうとしたその時だ]

(54) 2014/08/18(Mon) 14時半頃

【人】 座敷守 亀吉

! ヘクター、構えて!!


[その警戒を口にした時、既に二人の周囲には魔法陣>>41
侵入者を逃がさぬ、神聖十字軍の中でも際立つ、馬鹿げた魔力量は、クラウディアその人。
駄目だ。完全に囲まれた。いや、元々囲まれていたのだろうか]

(55) 2014/08/18(Mon) 14時半頃

【人】 座敷守 亀吉

いやいや。天下のクラウディア様のお手を煩わせる訳にも。
僕達もすぐにお暇いたしますので。
どうぞ枢機卿閣下に当たってはお構いなく。

[芝居がかりな調子で、要するに『帰るから僕に構うな』と言ってのけるが>>42
お陰で隙間風を探すなんて云う馬鹿な隙を見せる事が出来ない。
このまま逃げ帰る事も非常に難しいし、先に進むにも仕掛けの場所がわからない。進退窮まるか**]

(56) 2014/08/18(Mon) 14時半頃

【人】 座敷守 亀吉

枢機卿閣下におかれましては随分彼にお熱なご様子で。

でもだめだよ?彼は友達なんだ。
恋情の熱いプロポーズはまず僕を通してからにしてほしい な!


[両掌にナックルを構える。聖霊の黒雷が迸る。
護る様にアマトが前へ出る。その背後には闇の魔力が色濃い。気取られたか]

(61) 2014/08/18(Mon) 20時頃

【人】 座敷守 亀吉

あはは。慈悲深い神様の使徒が、人様の物を無理矢理強奪するの?

君たちの神様もきっと天で嘆いてるんじゃないかな。
嗚呼、強欲は大罪なのだ。て。

メサイア教の教典にはこんな教えはないのかな?
『汝、見返り求める無かれ』 てさ。

[にこりと爽やかな笑みで挑発して見せる。クロス・オブ・メサイアが奉じる天の主神を揶揄る、神をも恐れぬ愚か者。
神聖十字軍から向けられる殺気が密度を増した気がする]

(62) 2014/08/18(Mon) 20時半頃

【人】 座敷守 亀吉

――つまりは   交渉決裂だよ、お姉さま!!


トロン! フォルミナフィスト。付与式展開。
サンダーラッシュ!

[ビリィ…ッ!聖霊の力に満ち溢れた、雷の拳がクラウディアへ飛ぶ。
敵は格上だ。先手必勝、肉薄一寸、今度はアマトが得意で魔術師には苦手だろう密着戦で戦闘開始だ]

(63) 2014/08/18(Mon) 20時半頃

【人】 座敷守 亀吉

ヘクターさん! 3分までは僕が何とか抑える!!

道を作って!


[残りの神聖十字軍を蹴散らす、最低でも突破口を開けるか。
あの隠し扉を抉じ開けても良いし、来た道を逃げるもよし。3分まではクラウディアの相手は自分がする。だがアマト単体の実力ではクラウディアには適わない。
故に制限時間3分。それ以降はアマト自身も命が保障できない]

(64) 2014/08/18(Mon) 20時半頃

座敷守 亀吉は、メモを貼った。

2014/08/18(Mon) 20時半頃


座敷守 亀吉は、メモを貼った。

2014/08/18(Mon) 20時半頃


【人】 座敷守 亀吉

[パリン! 破璃の割れる涼やかな音色が聖堂に響く。
四肢に纏う黒い電撃は、ガラス片を焼いてしまうが。防がれた時間は面倒な事に>>73]


…風!  で、えぇぇえいっ!!


[風が満ちる>>74。聖霊術師の第六感が危機を警告する。反射的に雷の聖霊術を右腕から発散させ、大きく腕を振り払う様にして。本来腕を捻じ切る風の刃を、雷で叩き往なすことで、鋭く切り裂かれる痛みを伝える程度に収めた
すかさず反撃。聖霊の力が聖堂に満ち、クラウディアを中心に雷撃が円陣を組んで発生した。黒い稲妻は大聖堂の天井と床を貫き、円柱の雷にクラウディアを閉じ込め様とする]

(84) 2014/08/18(Mon) 21時半頃

【人】 座敷守 亀吉

―― ライトニングプリズンッ!!


[それは雷鳴の監獄。アマトの拳が、雷電の檻ごとクラウディアを砕かんと放たれるが。
まあ、雷撃に対処されたら仕方ない、直撃して手傷を負わせれたら上々]

ほんとう、デタラメな強さで困っちゃうな…

[残された余裕は後1分半。更々死ぬ気は無いが、後1,2回の攻撃で防御が綻ぶ。アマトを冷や汗が伝う]

(85) 2014/08/18(Mon) 21時半頃

【人】 座敷守 亀吉

― 地下牢 ―

[そこは薄暗い最奥の牢獄。通常、凶悪や重要な罪人を閉じ込める為の専用区画。
対魔力の結界は、並の魔術は封殺するし、聖霊術も骨子は魔力だから、軽減される。

実際、異常な膂力を持つ訳でもない少女を閉じ込めるには十分な措置といえた。薄暗い牢、静寂の恐怖。
警備が薄かろうと脱出が困難な中で、周囲を見回す少女に…]

(90) 2014/08/18(Mon) 21時半頃

【人】 座敷守 亀吉

[薄い光が現れた。薄暗い牢の中では、瞳の錯覚かと思うほど、薄白くぼんやりした靄みたいな何かだ。
もしかしたら人型に見えなくも無いかもしれない。不完全な何かの力だ]


《……だいじょうぶ……こわせる……》


[誰かが靄の中で呟いた気がした。それと同時に。
少女を捕らえる牢の鉄格子が、ゆったりと、何も無い、何も触れてないのに、少しずつ撓み始めている。何の力だろう。
魔術では無い、聖霊術の気配は微弱にするが、聖霊がこの聖堂にはいない、不可思議な力。だけどぎりぎりの所で鉄格子が壊れてくれない。後少し、力を篭めたら壊れそうだ]

(91) 2014/08/18(Mon) 21時半頃

【人】 座敷守 亀吉

《……抜け出せたら……光の通り道をたどるんだよ……
 ……君が必要とされる場所に……みちびいて……》


[白い靄はそこで力を使い果たした様に、薄れていき、消える。だが鉄格子の何故か激しい損傷は変わらない。

少女が、後は何とか自分の力で鉄格子を抜け出す事が出来たら、地下牢から始まり聖堂の中には、彼女にしか見えない、薄ぼんやりした光の目印がある。
きっとそれは、少女を必要とする場所へと案内する道しるべだ。

…………声はもう聞こえない]

(92) 2014/08/18(Mon) 21時半頃

座敷守 亀吉は、メモを貼った。

2014/08/18(Mon) 21時半頃


【人】 座敷守 亀吉

― 大聖堂袋小路 ―

[雷の監獄を破砕し、再び破砕の音色が響いた。手ごたえがある。
だが直撃のダメージも随分弱い。魔術師が物理攻撃を受けて骨折どころか痣しか出来てない。どうやら彼女はこちら方面でも規格外な様だ>>89]

いいんじゃないかな?
あの子には全然負けるけど、少しは可愛くなったよ。

たまには泥臭い服で、聖都の人と触れ合うのもいいんじゃないかな!

[然し端が焦げた程度で済むとは、その衣服も対魔力性の繊維で編みこまれているらしい。当然といえば当然か]

(101) 2014/08/18(Mon) 22時頃

【人】 座敷守 亀吉

[そのとき援軍が現れた。どうやら敵ではない。味方だ。まさか]

……君。もしかしてティソ……。

本当、いいタイミングで来てくれる、な…!

[初対面の相手だ。姿や顔を見るのは少なくとも。だが知る声である>>87
詠唱を紡ぐ、黒灰の軽装を纏う魔術師を幇助する為に、再びアマトはクラウディアへ拳を奮う。詠唱の邪魔はさせないとばかり]

(102) 2014/08/18(Mon) 22時頃

【人】 座敷守 亀吉

大丈夫ヘクターさん、ティソは多分味方!

[多分、と言う所が実に曖昧だが、此方への害意が無いのは確かなだろう。然し此処まで、正規の訓練を受けた神聖騎士団相手に、よく戦えている。クラウディアの賞賛も皮肉の色がない>>112
心臓を貫かんとした焔の刃を、ひらりと大きな体開きで避け、牽制の雷電を仕返す>>108

僕とティソがフォローする!
ヘクターさん、此処まで来たからには仕掛けを見つ……

(128) 2014/08/18(Mon) 22時半頃

【人】 座敷守 亀吉

! やば、逃げられ、!?


[その時、遂にアマトの防御が綻んだ。焔の剣が放たれる。避け様にも避けきれない体勢。直撃コース。せめて致命傷にならない様子にまた自爆覚悟で雷嵐を…。
そう覚悟して反射で雷撃を爆発させようとした時だ。

漆黒の茨が、突然展開した。まるで意志持つ盾の様に。焔の剣からアマトを護った]

(129) 2014/08/18(Mon) 22時半頃

【人】 座敷守 亀吉

っ―――― サンダーブレイク!!


[雷撃爆発を放とうとしていた聖霊の力を丸ごと足に転化して、半ば無意識に接近した。
そして右の軸足に力を篭め、左半身が重力のくびきから開放され。高威力の回転蹴りが、クラウディアの周囲を護る焔の剣を貫く。

然し回転蹴りと同時、距離を離したアマトの瞳は、クラウディアよりも、ヘクターが持つ『王の剣』。その刀身を護る茨に、ふんだんの驚愕をこめて注がれていた]

(130) 2014/08/18(Mon) 22時半頃

【人】 座敷守 亀吉

僕に聞かれてもわからないよ!
というか、ヘクター君何したの!?

今の君の防御術、魔術でも聖霊術でもない気がするんだよ!?

[逆に説明を求めたい。今、彼が発動させた「呪文」は魔術でも聖霊術でもない>>132
云わば原理不明、正体不明の、固有術式の様なものなのだから、アマトとしても叫ぶほか無かった]

(150) 2014/08/18(Mon) 23時頃

【人】 座敷守 亀吉

[然しそれに驚き続ける時間はあまり赦されていない様だ。
クラウディアが、あの翼を展開した。然し今回は焔だけじゃない>>139]


……これ以上真正面から戦い続けるのは。
確かに無謀かも。ね。


[闇の衣の多重展開を行うティソ。そこにアマトも雷撃の障壁を重ねるが
アマトの方は既に消耗しており、暫くの間、防戦に徹することとなるだろう**]

(151) 2014/08/18(Mon) 23時頃

座敷守 亀吉は、メモを貼った。

2014/08/18(Mon) 23時頃


座敷守 亀吉は、メモを貼った。

2014/08/19(Tue) 02時頃


【人】 座敷守 亀吉

― メサイア教団大聖堂 ―

[戦局は防戦と化していた。ヘクターの荊の盾は重く、闇の衣もぎりぎり>>162
焔と氷の翼を煌かせるクラウディアが光の輝槍を構築した>>164]

あはは、冗談でしょ、何その槍。
エレメンタルフィールド展開!
ティソ、出来る限り、障壁張らないと!

ヘクターさん、何か考えでもあるなら。がんばって持たせるよ…!

[何とか槍を掴んで、反撃に転じている>>175。今度は闇の魔槍らしい。
どうやら彼の戦いを見るに、闇属性に特化した力を持つからこそ、教団や賢者の塔は彼を排斥したのだろうとアマトにも理解できた。然しそんな彼と自分が防御を重ね合わせてるだけでも、今はジリ貧だ。そして魔力がぶつかり合う狭間に]

(265) 2014/08/19(Tue) 05時半頃

【人】 座敷守 亀吉

[漆黒の荊が、巨大な黒き槌を成してクラウディアへと振り抜かれた!>>179
反撃を与えた翼を砕かれ、その頭から血を流している。神聖十字軍の驚愕の表情、場違いな笑みと賞賛>>193]

これが……レガリヤ……。

己が意志で、定めた主の想いに応える。すごい…

[これはレガリヤの性能とは違う。ヘクターの。彼自身の器が確かに『王』として剣に認められているのだろう。
何故ならこんな『王の剣』の力を、アマトは勿論、過去嘗て、誰も見聞きした事がないのだから。あのクラウディアが、危険と断定する。それだけの器と力が、確かに彼には。ヘクター・ローガンという『王』には存在していた]

(266) 2014/08/19(Tue) 05時半頃

【人】 座敷守 亀吉

[その『王』は、どうやら未知なる道を己が手で抉じ開ける事がお好きらしい>>207]
                  [ ズ ガ ア ァ ァ ァ ン ッ ! ]


……こんな状況で、云うなんて贅沢なのはわかってるけど。

ヘクター。君、それは盗掘者としての反則行為じゃないかな。


[反則もロマンも関係ないだろうが、最高の型破りを披露してみせた。
反則歓迎、赤いカードを出されても安全な場所へと退場できるなら幾らでも反則をすれば良いさ。その向こうには、地下へ続く細長い階段が確かに続いていた>>210]

(267) 2014/08/19(Tue) 05時半頃

【人】 座敷守 亀吉

了解ヘクター! ティソも早くこっち!!


[声は確かに掛けた。然しティソが言葉に従い共に来るかは知れないが
細長い階段へとアマトも逃げ込むと。そこにアマトは雷電の障壁を張る。
クラウディアの手によれば、然程雑作も無く剥がせる障壁だろうから。それを幾重にも重ね、多少なりとも追撃の時間を稼いでから、アマトも逃げる様に階段を降りた]

……あの姿は……?

[撤退直前、聖堂の窓から臨む空に浮かぶ映像をアマトは目にした>>213
六枚の純白の羽、白銀に彩られた天使の姿を…]

(268) 2014/08/19(Tue) 05時半頃

【人】 座敷守 亀吉

― 秘密階段 ―

[地下へ続く階段を降りる最中にも声は良く届いた。
天使という、過去人々が愛した正義の代弁者の姿をとる、あのラディスラヴァという女が世界中へ届ける声。それは光ある者には歓喜の祝福を与え、闇抱く者には畏怖の脅威を振りまく]


……………まだクラウディアが教皇の方がよかった。


[慈悲深き天使の宣誓を聞き終えたアマトは>>225一言。唯ひとこと、そうとだけ吐き捨てた。
その表情には隠しきれない嫌悪。憎悪とかそういう類ではない。アマトには唯純粋に、理論も是非も無く、あの天使に生理的な拒絶を覚えたらしい。
それは泰然と全てを受け止める大いなる者の姿をして。従わぬ者は慈悲の微笑で皆殺す。まるでクラウディアを更に過激にした様な思想を、高次存在の天使を語るソレが堂々と世界へ向けて語るのだから]

(269) 2014/08/19(Tue) 05時半頃

【人】 座敷守 亀吉

……このまま引き下がる?そんな事できるわけがない。

ルーベリオンは沢山の血と涙を流し尽くして、枯れた。
もう、ひとつの国が、笑う事も泣く事も、生きる事も出来なくなった。
何も抗うことすら出来ないで。

あいつの顔、残された重圧に生き急ぐあれを見たら。
そんなの、絶対に……。


……行こう、二人とも。この先に何が待ち構えているのか確かめよう。

(270) 2014/08/19(Tue) 05時半頃

【人】 座敷守 亀吉

― 大聖堂地下 秘密聖具室 ―

[隠し階段の先で待つその部屋に待つ物は、レガリヤだ。
月桂葉を模した純白の飾りをつけた慎ましやかながらも気品に溢れる首飾り。
無駄な豪奢さは無く、清廉なる雰囲気を見せるその首飾りこそ、白色に染められてはいるものの、『王の声』ナハティガル。

高純度の聖霊の力と魔力を含み純白に輝く、材質も解らぬ鉱素材で作られた錫杖。
杖頭の十字架には柔らかな植物の弦が巻きついている。然し決して壊れない弦。
ひと振り打ち鳴らせば、聖霊が好む清浄なる旋律をその十字架の両端に通された遊環が奏でる錫杖。随分白く化したが、間違いない。『王の錫』サンクティス。

…『王の目』は無い。持ち去られたか何者かが使用しているか。
然しどちらも白く染められているものの、過去アマトが見たスケッチ画の通り。王の聖遺物、レガリヤそのもので、台座に安置されていた。

…他のレガリヤは何かあるだろうか?流石にひとところに全部のレガリヤが安置されている訳でないのは確かだが]

(271) 2014/08/19(Tue) 05時半頃

【人】 座敷守 亀吉

[然し、アマトはそれら求め続けたレガリヤに触れるよりも前に。
この聖具室中央奥にあり、最も高い台座。つまり最も重要な物を収める台座に、術的封印まで施されていた、ある2,3枚のみの資料を見ていた]


……………… これは ………… 解説図 だ …………。


[その時地上では、ひとつの滅びの極光が輝いていた>>235
ひとつの大地、ひとつの国、無数の生命と大地と風を消し去る閃光。
聖霊術師の第六感が、警鐘を鳴らしていた。今すぐそれを読めと。だからアマトは封印を剥がしてまでして、まずその資料に視線を走らせた]

(272) 2014/08/19(Tue) 05時半頃

【人】 座敷守 亀吉

[それは途轍もなく巨大な兵器だ。より厳密には純白に光輝する槍の様な姿を模した砲台の様だ。
見上げる程巨大な寸法に、中空設置も可能、動力など詳細は記されていない。充填に途轍もない時間と補充を要する物の、その威力は国ひとつを消し飛ばす事もできる、悪夢の様な殺戮兵器。新教皇ラディスラヴァ。いや、天使ラディエルはそれを『王の涙』と形容したが、そこに記された実態は>>235



 ―― 『王の怒り』 メギドレガリア 



世界の人々を天空から見渡す、隙間無き王の眼差し『王の目』は勿論、王の錫、王の衣。
王の剣ですらも、その力は飽くまで人の領域、何もかもを壊す力は無い。
だがこの兵器は違う。人も聖霊も神も、分け隔て無く消し飛ばす。その悪夢は。
人の世には伝えられず、深奥に秘され続けてきた、第九…否]

(273) 2014/08/19(Tue) 05時半頃

【人】 座敷守 亀吉

こんな物が。あっていい訳……


[…………第十のレガリヤ……**]

(274) 2014/08/19(Tue) 05時半頃

座敷守 亀吉は、メモを貼った。

2014/08/19(Tue) 06時頃


座敷守 亀吉は、メモを貼った。

2014/08/19(Tue) 21時頃


【人】 座敷守 亀吉

― 大聖堂地下 秘密聖具室 ―

[第十王遺物、『王の怒り』メギドレガリヤ。
此れは壊さなければ為らない。アマトはその決意と共に解説資料をティソやヘクターに渡した]


……5000年後の未来は。
神も聖霊も、魔力も奇跡も無い、天から見放された鉄の時代だ。
そう、君はいってたよね。

唯、君の話を聴いただけじゃ僕には理解できなかった。
それがどれだけ悲しく凄惨な時代を経た結果だということが。


[台座に奉納された錫杖、王の錫をアマトは手にする。
持ち難い。杖なんて使った事も無いから戦闘の邪魔でもある。だけどそこから感じる力。聖霊と感応する何かの秘められた力。それはこれからに決して必要だし、よしんばアマトが使わないにしても他の誰かがこれを扱えるだろう。

しゃんしゃんと十二の遊環が清廉な音を奏でると同時に、アマトの雷聖霊が喜ぶ]

(327) 2014/08/19(Tue) 22時半頃

【人】 座敷守 亀吉

……時間が無い。十字騎士団の追跡も来てる。

ヘクターさん!その首飾り。
『王の声』を絶対に手放さないで。どうせなら君が付けて!

王の声、という名前の通り、そのレガリヤが君に力を貸すなら。

きっと、『君の声』は闇を愛する人達に届けられる。希望を!
光に強く照らされて、消えそうな希望に、火が灯る時。
闇を信じて戦う人達は、きっと立ち上がる!

(328) 2014/08/19(Tue) 22時半頃

【人】 座敷守 亀吉

僕達の。君の戦いはこれから始まるんだ!


光に屈する、闇の勢力を『王』の名の下ひとつに纏める。
最低でもあの鳥教皇を、力を合わせて倒す。

そして殺戮兵器のレガリヤを―――― ぶち壊す!!


二人とも、僕が先行する! これ以上聖堂が活気付く前にずらかろう!

(329) 2014/08/19(Tue) 22時半頃

【人】 座敷守 亀吉

…………………………いや……。


[錫を構え、先頭で走り出したアマトが、逡巡の声を足も止めず漏らした。
遂に追い付いたか。隠し階段で鉢合わせる、十字軍を錫で直接ぶち殴る。先端の飾りは頑丈且つ強靭らしい。先端に雷聖霊の力を通すと、面白い位に鋭い電撃で、十字軍の兵士を殺しもせず昏倒させる事ができた]


………………ヘクター、ティソ。すぐに追い付く。
だから、この隠し階段を出たら、真直ぐ聖堂から抜け出す事を考えて欲しい。

僕は、ひとつだけ大切な用事がある。それを終わらせたらすぐにいくよ。

(330) 2014/08/19(Tue) 22時半頃

【人】 座敷守 亀吉

…………あの鳥教皇に。きっと……。


[俯き呟くアマトの声は隠し階段で、いやに響いた。その手が強く錫杖を握り締めて、しゃらん、と遊環がゆれる音も、やけに響いていた]

(331) 2014/08/19(Tue) 22時半頃

【人】 座敷守 亀吉

― 大聖堂地上 聖具室の袋小路 ―

[隠し階段を出た場所には、神聖十字軍が待ち構えていた。若干数が増えているのは応援を呼んだからだろうか。
手にはした物の、兄のアマト程様にならない。また、微妙に馴染まない『王の錫』を振りかざして、錫の先端から充填した雷撃を放つ]


ライトニングウェイブッ…うわ!?

あぶないなっ、出力が随分あがってる。自爆はもういいのに!


[地を這い敵を貫く雷撃の波が、聖堂の回廊を満たした。そう、満たしたのだ。地面には逃げ場も無いほど大きな、電気の渦が。
やはり神器とも云える王の聖遺物は強力な品らしいが、それでも王の剣の様なびっくり能力は今の所見られない。恐らく、アマトの手に馴染んでないからだろう。この白銀に輝く聖なる色彩もだが、ヘクターの様に、しっくりと力を使いこなせている感がしない。使い方を間違えている気がする]

(340) 2014/08/19(Tue) 22時半頃

【人】 座敷守 亀吉

[然し、今の雷撃で十字軍が随分と倒れ付した様だ。全身が痺れている兵の多い事]


……よし。これなら突破できる。

二人とも! 来た道ちゃんと覚えてるよね!
すぐに追い付くから、無事に聖堂から逃げてね!


[何をしに行くのか。それを告げたら止められるし、最悪ついてこられる。
既に、教団と戦う為に最低限必要なレガリヤと言う力は新たに手に入れたのだ。まだ半分以上のレガリヤは向こうの手の内にあるが、それでも。この聖堂侵入は、これから先の為に絶対の必須事項だ。だから『王』と云う大将首を伴い光の本拠地に侵入した。
…だけどこれは完全にアマトの私用だ。これ以上無駄にヘクターを危険に遭わせる訳にはいかない。

神聖十字軍の兵たちを乗り越え、アマトは背中から静止が届こうとも振り向くこと無く、聖堂の角へと消えていった。
聖堂の更に深奥。新教皇控える、鐘楼を目指す様に*]

(342) 2014/08/19(Tue) 22時半頃

座敷守 亀吉は、メモを貼った。

2014/08/19(Tue) 22時半頃


座敷守 亀吉は、メモを貼った。

2014/08/19(Tue) 22時半頃


【人】 座敷守 亀吉

― 聖堂奥 大鐘楼地階の広間 ―

[上で。鐘楼の場所で戦闘が行われている。気配に鈍いアマトがそれを知ったのは、魔力。否。強力な聖霊力が奮われるのを肌で感じていたからだ。
アマトも今すぐ上へと駆け上りたい、そしてあの教皇の姿を直に拝んでやりたいが、然しそれを赦されない頑丈な警備]


――建物の中じゃ、風聖霊とも交感できない。
契約聖霊(トロン)ひとりだけで、この数は結構骨が!

トロン雷術式! 爆ぜろ天雷、ケライノスの分け身!

サンダーゲイル!!


[錫杖が強い雷聖霊の力に輝き、そこから周囲へと強力な電撃が放たれる。
倒れふす神聖十字軍、然しまだまだ敵が多く、包囲の第二、既に第四陣がアマトを取り囲む。
例え聖霊の強力な伝動力をもつレガリヤと云え、前にも説明した通り。特別魔力が多くは無いアマトは、発散系の術式が得意ではない。このままだと耐久勝負になりかねない]

(351) 2014/08/19(Tue) 23時頃

【人】 座敷守 亀吉

[丁度、聖堂で教皇たる天使を守護せんと駆けつけた少女は、前方でも激しい戦闘が行われている事を知るだろう>>350]


―― あぁぁあああもう、魔力強いだけで使いづらいなこの杖!!

出力は強くても、発散術式は使い続けられないし!
聖霊は喜ぶけど、ぶんなぐったら煩いし!
しゃらしゃら、音鳴らさないでよ気が散るんだから!


[その叫びと同時に、剣構える十字兵の頭に、アマトは錫杖を叩き込み昏倒させる。すかさず雷で気絶した兵を吹き飛ばす。それと同時に遊環が清廉な音色を奏でた。
杖を勘が命じるままに振り回し、十字兵を叩き伏せる。また遊環が聖なる響き。

避ける、殴る、鳴らす。
舞う、翳す、響かせる。

それは聖霊術師の乱舞で、遊環の響きはどこか神楽舞の様な踊りにもなる]

(353) 2014/08/19(Tue) 23時頃

座敷守 亀吉は、メモを貼った。

2014/08/19(Tue) 23時頃


座敷守 亀吉は、メモを貼った。

2014/08/19(Tue) 23時頃


【人】 座敷守 亀吉

[暫くの激しい戦闘を経て、敵に根を上げたのは。神聖十字軍の方だ。
恐ろしい聖霊の力湛える錫杖構えた、唯ひとりの、聖霊術師を相手に、十字軍はこれ以上の被害を出す事を恐れ、包囲を攻勢を緩めた]

…………僕は……この国の事は大好きだ……。

大事な人は皆、光の敵だけど。
それでもこの国のあの活気と平穏は、僕も大好きになれた。
だけど。

世界や平和よりも大切な、身近な光を、僕は…。

[それ以上、十字軍の兵を倒す事はしなかった。緩みを潜り、鐘楼へ続く螺旋階段を登る。唯少し、雷の壁を張り巡らせる事で、兵の追撃を止めて。
魔力と聖霊力の気配、激しい闇と光の応酬を頭の上で感じながら、螺旋階段を唯はしる]

(368) 2014/08/19(Tue) 23時半頃

【人】 座敷守 亀吉

― 聖堂大鐘楼 ―

[螺旋階段を到達したアマトは、そこの光景に瞳を瞠る。
ボロボロで闇の硝子片を放つ友達の姿が、アマトの視界に映る>>360

対するは、あの輝く純白の六枚翼を惜しげもなく広げる天使>>349

元々鐘楼の面積自体が狭いから、両者共に、この場へ乱入した者の存在は認められただろう。
アマトの表情は鋭く、そして冷たく据わっていた]

(375) 2014/08/19(Tue) 23時半頃

【人】 座敷守 亀吉

―――――――― 「 ………… 」 ………… 。


[無言で。唯無言でアマトは舞い散る白羽の中>>373。天使と瞳をあわせて。
強く掴む『王の錫』をス、と前へ押し出した。まるで白く染められたそれを彼女へ見せ付ける様に。
それはレガリヤを奪ったという意思表示でも、ましてや返すなどという意思表示でもなく。
心当たるだろう。他でもない彼女こそが張本人なのだから]

(376) 2014/08/19(Tue) 23時半頃

【人】 座敷守 亀吉

………… っ ……


[その時、地上に太陽が弾けた様な光が、間近で荒れ狂う>>380
咄嗟に防御をとった。重い、いいや、耐え切れず光が身を灼く感覚すらある。『王の錫』を期せずして前へと既に構えていたのが幸いしていた。
然しアマトは何とか耐え切れる。ほぼ突然の攻撃だが、何とか]

(382) 2014/08/19(Tue) 23時半頃

【人】 座敷守 亀吉

[『王の錫』を手に、天使の極光を防いだアマトは何とか耐え切れた。
そう、アマト「は」。
消えた兄が手にしていた、白く染まり果てたレガリヤをその手にしながらアマトはその視界に姿を映した。

彼は、自分を闇喰みだと。闇の力を全て取り込む特異体質をアマトは見ていた>>1:115
昔より、夜よりも深い色に濡れていた友達の髪。そんな体質の彼は。
強い光の力には耐えられないだろうと知っていたのに>>1:137]

(401) 2014/08/20(Wed) 00時頃

【人】 座敷守 亀吉

                      オス ……  。


[友達の名前を叫ぶ、そんな暇も無く、ただ瞼を灼いて尚過ぎる光に。
友達だと自分が呼んだ、少年の姿が飲み込まれるのを視界に映していた]

(403) 2014/08/20(Wed) 00時頃

【人】 座敷守 亀吉

[…ぞわりと感じた 恐怖と云う 昏い鳥肌に覆い尽くされた]

(404) 2014/08/20(Wed) 00時頃

【人】 座敷守 亀吉

―――――― …………     …………。


[極光が収まりアマトの瞳という認識器官の範囲には、赤い血に濡れて、硬く冷たい床に倒れふす黒髪の少年が納められていた。
内側から肉体を灼き尽くされて、致命傷に等しい傷を負う。
アマトのふたつの眼球は、既に少年の姿も。王の錫を返せという天使の姿も認識していなかい]

(406) 2014/08/20(Wed) 00時頃

【人】 座敷守 亀吉

[…………嘗て数年前。アマトの前からは兄が消えた。
人里はなれた雪国にある、聖霊術師の庵。そこから外の世界に出る事もなく送り続けた日々は、小さな世界、それでも大切な兄がいつもいてくれたささやかながら人並みに幸せな平和を送っていた。

それが突然破られた日、知る。身近にいる人を失くした時の恐怖と喪失感。

だから護る。光や闇や、世界や平和や、そんな規模でなくてもいい。
唯自分の手が届く場所にいる人を失いたくないから、そんなささやかな「希望」を護る為に。
自分が、第八代目「亀吉」、月桂の『王』を護るローレルの騎士として生きるなら。
そう、大切な人を護れる様に、その道は必ず違えない様にしたい。そうアマトは思っている。いた]

(422) 2014/08/20(Wed) 00時半頃

【人】 座敷守 亀吉

[なのに。なのにこの網膜に焼き付く「光」はなんだ。
大切な友達だから。護りたい。まだ見ぬ、器も未知な、未だ大切な存在とも云えない、そんな『王』も悪くはないけど。
いっそ彼が『王』になれば良いのに。そんな事も、彼に会うまで考えていた。

なのに。なのになのに。なのになのに。
友達がすぐ手の届く傍にいた。護る事ができた。

なのに。それなのにまた「僕」は。それなのに。それなのに……!!]

(424) 2014/08/20(Wed) 00時半頃

【人】 座敷守 亀吉

―――――  −−−−−−−−!!!!


                   [ ゴ ガ ァ ァ ァ ア ア ン ! ! ]


[鐘楼が爆ぜた。光を浴びて尚、昏い闇。禍々しく澱んだ濃紫の雷鳴が迸る。
そう、聖堂で最も高い、祝福の鐘を打ち鳴らす場所。鐘楼の天井が、聖なる鐘と共に崩落を始めた。脅威に過ぎる、闇の雷霆に撃ち砕かれて。
アマトが苦手な発散系術。アマトの感情に引き摺られる様に、狂い叫ぶ黒雷聖霊の声が、辺りの全てを、天使をも消し去らんと無秩序に走る。それを『王の錫』が増幅、いや倍増させて更に混沌は聖堂の空で奔る。
それは感情が全ての聖霊力を引き摺りだして放つ、暴走だった]

(426) 2014/08/20(Wed) 00時半頃

【人】 座敷守 亀吉

[澱む闇黒の雷霆の中、凝集された聖霊力の塊。術式に転化もされない、純粋な力が散弾の様にアマトにも降り注いだが>>429

呑んだ。 アマトの禍々しい濃紫の雷霆の中に、聖霊力の散弾はあっさりと吸収された。

それは聖霊に近しい力を秘めた『王の錫』と云う聖遺物の力なのか。
聖霊術師というアマトに、純粋な聖霊の力を投げつけた相性の問題なのか。

それとも。瞳が映している光景も。耳に聞こえる音も。何もかもを昏く暗い闇の無意識に閉ざしたアマトの、濁り澱んだ「闇」の様な感情の暴走が。よもや天使という上位存在の「光」を例え一時にせよ、凌駕したからなのか。
或いはその全部の結果なのかも知れないが…]

(438) 2014/08/20(Wed) 00時半頃

【人】 座敷守 亀吉

[………… 闇の雷鳴が唐突に止んだ ……。

魔力の枯渇。いや、寧ろ精神の限界を迎えて肉体が停止した。
その場で膝から落ちる様に倒れる身体。気を失う事もできず、床に倒れふしながら、唯機械的に、瞳の前に移る、角度の変貌した世界を無機質に眺めていた]

(448) 2014/08/20(Wed) 01時頃

【人】 座敷守 亀吉

…………オスカー…………?


[そして友達の声を呼ぶ。どちらが死に行くか解らない程掠れた声で。
名前を呼んで。どうかしましたか。とあの自信の無い様な声で答えが返るのを確認する様に]

(449) 2014/08/20(Wed) 01時頃

【人】 座敷守 亀吉

…………オスカー…………。


[また名前を呼んだ。応えが何処からも返らないから。
友達の物憂げな表情。身体じゃなくて、心を護りたいと思うのは難しい。
だけどそこに。この手が届く場所にいてくれたら、きっと]

(455) 2014/08/20(Wed) 01時頃

【人】 座敷守 亀吉

[だけどその声に応えは返らない。
囁く様な声で聴かせるその名前に、誰も応えを返す者はいない。

その瞳を開いて、すぐ傍を振り向けばそこにいる友達は]

(456) 2014/08/20(Wed) 01時頃

【人】 座敷守 亀吉

…………オスカー…………。


[もう眠りと云う闇に閉ざされて声を返す事もないから**]

(458) 2014/08/20(Wed) 01時頃

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