人狼議事


191 The wonderful world -7 days of MORI-

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【人】 営利政府 トレイル

[あのとき聞いた、
彼女が“名前”を無くした理由>>7:253>>7:254]

『僕はくだらないとは思わなかったというか。
 不謹慎かもしれないけど、嬉しかったよ。…すごく』

[どこかはにかむような、そんな笑み。

あのとき、彼女にああ言われたときは本当に嬉しかったし、
その夢を、夢のままに終わらせたくはなかった。

僕にとっては、生き返ることと同じくらい、
叶えたいものだったから。
たとえそれが、我侭とか自分勝手とか、
そんなふうに呼ばれたとしても。]

(255) yuno 2016/06/21(Tue) 20時半頃

【人】 営利政府 トレイル

[コンポーザーの彼の言葉>>245にこく、と頷く。
それを彼が見届けた、そのときだったか。]

 …。

[そのときの感覚は、どう、形容すればいいんだろう。

例えるなら、ずっと見当たらなかったパズルの
1ピースを見つけたときのような
何かがストン、と在るべきところに嵌ったような、
そんな不思議な感覚。]

(256) yuno 2016/06/21(Tue) 20時半頃

【人】 営利政府 トレイル

 
 
 ―――…。 …ミーム、ちゃん。
 
 

(257) yuno 2016/06/21(Tue) 20時半頃

【人】 営利政府 トレイル


 あ、ええと…。
 あらためて話すのも、なんだか不思議な感じがするね。

[思えば一週間ずっと一緒にいたのに、
こうして直に言葉を交わすのははじめてなのだなぁと
そう思うとこそばゆいような、なんとも形容しがたい気持ちになる。]

 ……どうしようか。
 何から、話したらいいのかわからないくらい、
 話したいことは、たくさんあるんだけど。

 あ、でもひとつだけどうか先に言わせてね。

[そういうと、彼女と向かい合う形になって、その手をとる]

(258) yuno 2016/06/21(Tue) 20時半頃

【人】 営利政府 トレイル


 ――…ありがとう。
 ずっと、僕のことを支えてくれて。

[伝えたいことは、本当にたくさんあるけれど。
最初に、そして彼女に一番伝えたいのはきっと感謝の言葉**]

(259) yuno 2016/06/21(Tue) 20時半頃

【人】 営利政府 トレイル


 …あいなちゃん?

[告げられた、彼女の名前に微かに瞠目する>>270]

 そう、なんだ。

[初めて聞くその名前は
不思議なくらい自分の中にすとん、と落ちた。

“Meme”という彼女のハンドルネームは、
自分の中で確かに特別だったけれど。

――…でも、それ以上に]

 あいなちゃんって名前、そんなに地味、なのかな…。
 僕は可愛いと思うよ?

[彼女の名前を、知れたことは素直に嬉しい。]

(310) yuno 2016/06/21(Tue) 23時半頃

【人】 営利政府 トレイル

[彼女の両手に手を握られながら>>272少し、言葉を選ぶ。

あのとき>>7:48>>7:51
自分がトレイルだと伝えたときは気恥ずかしさと、
何より自分を信じてもらえないんじゃないかという迷いがあった。

でも、それではきっとダメなんだろう。
本当に伝えたいことは、きちんと相手を顔を見て伝えなければならない。]

(313) yuno 2016/06/21(Tue) 23時半頃

【人】 営利政府 トレイル


 うまく言えないけど。
 ……こうして、実際に会って話ができて。
 君が普通の人として、存在してくれてるっていうのが
 僕はすごく嬉しいんだ。

[彼女の手のひらの、その温かさを確かめるように。
ぽつりぽつり、言葉を紡ぐ。

顔の見えない、だけど自分の心を救ってくれた誰かが、
自分と同じ世界に確かに存在していて。

そうして同じ“現実”に生きている、
そんなありふれた誰かの心に、
自分の歌が確かに響いていたのだと。

――そう気づけたことが、とても、嬉しい。]

(315) yuno 2016/06/21(Tue) 23時半頃

【人】 営利政府 トレイル


 それに。
 ハンドルネームのことを言ったら、
 僕だって人のことは言えないんだから。

[両手を握られたまま、くすくすと楽しげに笑う。
いや、実際になんだか擽ったいような、
楽しい気持ちだったのは紛れもない事実だけど]

 トレイルは“彗星の尾”って意味もあるけど、
 他にもいろんな意味があって。

 その中のひとつが“船の航跡”。
 …僕の航(わたる)って名前と、同じ字を書くんだ。

[一度ほどいてもらった彼女の手のひらに
指先で“航”の一文字を書く。

英和辞典を引いて、自分でつけたんだよ、なんて。
今まで他の誰にも話したことのないことまでつい口にしてしまう。]

(318) yuno 2016/06/21(Tue) 23時半頃

【人】 営利政府 トレイル

[そして、ここにいられる時間も、もう長くはないのだろう]

 …こちらこそ。

[彼女の言葉>>272に、あらためて返す。]

 僕も、愛那ちゃんに会えて嬉しかったよ。
 君にマブスラ教えてもらったのも、楽しかったし。

 うん、僕も頑張っていくので
 これからも応援よろしくお願いします。

[ああ、そうだ。これもひとつ]

(319) yuno 2016/06/21(Tue) 23時半頃

【人】 営利政府 トレイル

[生きていればきっと、
どこかでまた出会うこともあるだろうから。

そして、それはきっと遠い日ではないはず。**]

(320) yuno 2016/06/21(Tue) 23時半頃

【人】 営利政府 トレイル

― After day/モリ区警察署 ―

 えっと、ここが警察署、か。

[端末で住所を確かめながら、ぽつり呟く。
あの七日間のあいだも、ここのあたりは縁がなかったので
いまいち確信が持てずにいる。]

 …景山さんたち、いるかな?

[あのとき、はっきりと身元がわかるような格好をしていたのは彼だけだった。
彼がコスプレイヤーとかそういった類の人でなければ、ここに行けば何かしらの手がかりを得られるのではないか。
そんなことを考えてここにやってきたけれど…我ながら少し安易すぎたかもしれない。]

(370) yuno 2016/06/22(Wed) 01時半頃

【人】 営利政府 トレイル


 お礼、いえるといいんだけど。

[あのゲームでは、彼と彼のパートナーには何度もお世話になったから。
せめて一言でもいいからお礼が言いたい。
あのコンポーザーが嘘を言っていたのではない限り、彼らも僕らと同じように生き返ることが出来たはず。
……嘘をつく利点は思いつかないし、たぶん死んだままということはないはず、だけど。]

 ……悩んでてもしょうがないかな。

[手土産の「モリのバナナ」と三浦堂の「うさぎ饅頭」の入った紙袋を手に署内に入っていく。
――その署内で何やらひと悶着あったことに気づくのはそれから少し後のこと。*]

(371) yuno 2016/06/22(Wed) 01時半頃

【人】 営利政府 トレイル

― After day/カフェぱせり ―

[あれから、目まぐるしく時間は過ぎて。
あの死神のゲームから2ヶ月ほど経った頃、
カフェぱせりの一席で彼が来るのを待っていた。]

 お久しぶりです、北見さん。
 すみません、お忙しいのにわざわざお時間頂いて。

[以前打ち合わせをした時と同じ、一番奥のボックス席。
待ち合わせ相手の彼がやってくれば、席を立って頭を下げる。]

(374) yuno 2016/06/22(Wed) 02時頃

【人】 営利政府 トレイル


 それで、このあいだお話があった
 モリ区での次のイベントの話なんですが…。

[そこで少し言葉を選ぶようにして区切る。
テーブルの前に置いた、猫を模した覆面にそっと触れてから、顔をあげて、目の前の北見をまっすぐに見つめる。]

 …次のイベント、覆面なしで行こうと思っているんです。
 それでそのことで少し相談できたらと思って、北見さんにお時間いただきました。

[ご迷惑おかけしてすみませんと再度頭を下げる。

彼も確かここ最近身辺がバタバタしていると他の社員さんに話を聞いたことがある。
そんな時期に我儘をいって申し訳ないとは思ったけれど。

…あれから少し時間が過ぎて、漸く自分のやりたいことの目処が立ってきたように思えたから*]

(375) yuno 2016/06/22(Wed) 02時半頃

【人】 営利政府 トレイル

― After day/カフェぱせり ―

 はい。

[彼の言葉に頷く。>>376
ひさしぶりに会った彼は、あのゲームに参加する以前と変わらない爽やかな印象のビジネスマンだったけれど。

…不思議と、その姿にあのときコロシアムや白い部屋で見かけた、少年の姿が重なって見えた。
最初に見かけたときは、弟さんか親戚の人かなと思ったものだったけれど。]

(407) yuno 2016/06/22(Wed) 21時頃

【人】 営利政府 トレイル


 いえ、こちらは無事終わらせることができましたから。
 それよりもモリ駅で怪我をされたって
 他の社員さんにお聞きしたので、そちらのほうが心配でした。

[ゆるゆると首を横に振りながら。

結局、あの日起こった事故そのものがなかったことになり、イベントそのものも無事に終了することができた。
そもそも僕の不注意で起こったものだったので防ぐこと自体は割と容易だった。

本当に、些細なことで僕は死ぬことになったんだなぁと思い返すと笑うしかない。
同時に、無事に終わらせることができて本当によかった、とも。]

(408) yuno 2016/06/22(Wed) 21時頃

【人】 営利政府 トレイル

「―――覆面、無しで?
素顔で、参加されるつもりなのですか?」

 ええ。少し、思うところがあって。

[彼の驚いたような顔と声と>>377
彼の視線とが僕と手に持った猫の覆面とを交互に向けられる。
それから…]

 …ありがとうございます。

[良いアイデアだと言ってもらえれば、
少しほっとしたような、照れたような表情を浮かべる。
そうして、猫の覆面に手を伸ばすとその表面を撫でながら]

(409) yuno 2016/06/22(Wed) 21時頃

【人】 営利政府 トレイル

 もともと、顔や外見だけで判断されたくないとか、 
 家族や親戚に迷惑をかけたくないとか、
 顔を隠してきた理由は、色々あるんですが。
 
[そこまで言うと、猫の覆面を撫でる手を止めて顔をあげる。]

 ……少し前に、とある女の子と知り合ったんです。
 その子は僕の歌が好きだと言ってくれて。
 不甲斐ない僕を色々と助けてくれました。

[きっと、今ここにいられるのはその子のおかげなんです、と、少しばかり冗談めいてそう口にする。
それが決して冗談ばかりでないことは、目の前の彼にはなんとなく伝わっただろうか]

(410) yuno 2016/06/22(Wed) 21時半頃

【人】 営利政府 トレイル


 その子に、最後に言われたんです。
 歌ってほしい、これからも素敵な曲を作ってくださいって。

[きっと、その言葉自体はありふれたものなのだろう。
どこにでもあるような、ありふれた応援の言葉。

 ――…だけど、僕にとって彼女の言葉は何よりも、
     前に進む勇気を貰える“魔法の言葉”だった]

(411) yuno 2016/06/22(Wed) 21時半頃

【人】 営利政府 トレイル

 何より、もっとちゃんと
 いろんな人たちと向き合いたいなって思ったんです。
 家族とも、ファンの人たちとも。…この世界とも。

[それに、と付け加えて]

 こうして歌っていれば、いつかまた会えるかもしれない。
 あの子や、あのとき出会った人たちとも。
 いつか、その人たちにも僕の歌が届いてくれたら嬉しいなって、
 そう、思うんです。

[夢なんですけどね、とはにかむように頬を掻いて。
それから、彼から出されるアイデアに頷いて案をまとめていくことになっただろうか。*]

(412) yuno 2016/06/22(Wed) 21時半頃

【人】 営利政府 トレイル

― After day/モリ警察署 ―

[ひとまず署内の受付に向かおうとすれば、
そこに聞き覚えのある声が掛かる。
振り向けば、見覚えのある黒髪と制服姿の彼>>371]

 あ。景山さんこんにちは。

[まさかこんなにあっさり会えるなんて思わなかった。
ひとまず彼のところに駆け寄って]

 あのときは本当にお世話になりました。
 此方で景山さんについて尋ねたら、もしかしたら
 何かわかるかと思いまして。
 お会いできて、本当によかった。

(454) yuno 2016/06/22(Wed) 22時半頃

【人】 営利政府 トレイル

[ほっとした、という気持ちを隠すことなく
笑顔のまま、そう言葉を紡ぐ。]

 あ、これお礼とお土産です。
 よかったら朝比奈さんや皆さんで召し上がってください。

[そう言って、持参してきたきたモリのバナナとうさぎ饅頭を差し出そうとする。それから深々と頭を下げて]

 景山さんと、それから朝比奈さんにも
 ちゃんとお礼を言いたいなと思っていて。
 ――あらためて、ありがとうございました。

 あ、いえ。
 お礼を言いたいのはあの男の子と女の子にもなんですが…。

[そちらについては、手がかりらしいものもなかったから。
せめて、いつかどこかで会えればいいと思う。
今は、景山が元気そうな姿を確認できたことを喜ぶことにしよう*]

(455) yuno 2016/06/22(Wed) 22時半頃

【人】 営利政府 トレイル

― After day/ヴァニタス・コロシアム ―

[北見さんとカフェぱせりで会ってから暫く後。

そのあいだに景山さんにお礼を言いに行ったり>>473
彼からもう一組――桐原率くんと森里佳さんについて話を聞いたり>>474
もしかしたら、檸檬の香りのするタクシーに乗ることもあったかもしれない。

彼らにもお礼を言いたいと思っていたものの、
思っていた以上に忙しくなってしまい、気がつけば季節は変わっていた。]

(561) yuno 2016/06/23(Thu) 05時頃

【人】 営利政府 トレイル

[僕の周りで変わったことと言えば、あのあと家を出たくらい、だろうか。
今はモリ区からそれほど離れていないアパートで一人暮らしをしている。
最初の頃は慣れないことに戸惑うことのほうが多かったけど、でも、あの七日間を思えばどうということはない。

家族のことは、今でも決して嫌いではない。
向こうが僕のことをどう思っているかは、正直なところよくわかっていないけど。

……いや、それは嘘になるかな。
それでも、僕は自分の選択を後悔はしていない]

(562) yuno 2016/06/23(Thu) 05時頃

【人】 営利政府 トレイル

[家を出る前、弟と少し話をすることができた。

「本当にやりたいことがあるのなら、それをやればいい。
 父さんたちに反対されても、それでもやりたいと思うことがあるなら」

今の僕は、あの頃のように、
彼の望みに素直に頷くことはできない。
僕は、僕自身“やりたいこと”を見つけたから。

それは決して楽しいことばかりではなかったし、
しんどいなと思うことのほうが多かった。

――…それでも、あのとき彼女に貰った“魔法”>>0:270>>0:275は、
僕が自分自身の望みを叶えようとしなければ、
もしも諦めてしまっていたら、決して与えられることはなかった。

いつか、彼と話をするときに、
彼にもそういうものが、見つかればいいなと思う。]

(563) yuno 2016/06/23(Thu) 05時頃

【人】 営利政府 トレイル

[そして季節は夏。
――"フォレスト・サマー・フェス"
ヴァニタスコロシアムで開催される、アーティスト達の音楽の祭典。
そこに、僕は参加していた。]

 …。

[日没とともに訪れる出番を待つ。
覆面なしでのイベントは初めてで、いつも以上に緊張するけれど]

(564) yuno 2016/06/23(Thu) 05時頃

【人】 営利政府 トレイル

[また、会えたら話したいことはたくさんある。
あれからちゃんと、家族や友人には会えたのか、とか。
学校はどうだろう、とか。
でも、今はそれよりも、彼女の“お願いごと”を叶えよう。

――彼女が取り戻してくれたこの“声”が、
彼女に、そして“世界”に届くように。

雑音に埋もれ行く街と、
かつてコンポーザーの彼はそう言っていた。

この世界は決して、美しいものばかりではない。

それでも、この世界にはきっとまだ、僕らの知らない音も、
人も願いもあるはずだから。
――僕はそういうものを見つけたいし、信じたい。]

(565) yuno 2016/06/23(Thu) 05時頃

【人】 営利政府 トレイル

[そうして、出番がやってきて僕はステージに上がった。
ここから見る観客席は、まるでサイリウムの星の海のよう。]

 こんばんはー!! どうか楽しんでいってください!!

[そうしてアリーナから聞こえてきた声>>469に笑顔で手を振って]

(566) yuno 2016/06/23(Thu) 05時頃

【人】 営利政府 トレイル

 ありがとうーー!!!

 僕も大好きだよー!!

[この暗闇にも、サイリウムの輝きにも負けないくらい、
強く、強く声を響かせる。

感謝も喜びも願いも、あらゆる想いを全て包み込んで。
この声がどうか、届いて欲しい人たちに届きますようにと。
僕は歌う。歌い続ける。**]

(567) yuno 2016/06/23(Thu) 05時頃

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