204 銀花の咲く路、灰白の世界で君を想う
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[ 抵抗も虚しい。>>2:230 遺伝を恨め。そして、少食なことを悔やめ。 オレとしては成長期に食べなかったりっちゃんを撫でたい。ナイスだ、りつ。]
あははは。
[ 気が済めば、解放してやろう。 ほら、やめてやったぞ!よかったな! 怨めしげな目つきは見なかったことにしておいた。 仕上げに、整えた髪にぽすんと掌を乗っけておいた。]
(13) 宵 2016/12/20(Tue) 20時頃
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[ まあ、いいよ。実行するなら、全部律にやられたって申告するから。>>2:231 律がオレを女にしようと……なんて新本センパイの前で泣き真似でもしてみようか。全くそんな事実はないけれど。]
青のリボンでよろしくー。 律は赤な。
[ なんて、笑ってみせるのだ。 そんな意味も為さない遣り取りを続けつつも、実は一応手を動かしてはいた。律のが働いてたろうけど。 斎藤センパイがようやくサークル室に帰ってきた頃には、すっかりクリスマス一色になっていた。
そうして、自宅へと、帰る。]**
(14) 宵 2016/12/20(Tue) 20時頃
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─12月24日─
[ 即ち、クリスマスパーティーの日。 パーティーといえば、豪華な部屋に豪勢な食事……そして、たくさんの粧し込んだ人! サークル関係の非リアによる集いは、それからはかけ離れている。や、でもたぶん料理は美味しいと思うよ。
普段より多少気合を入れた格好をする。といっても、新しい靴を卸しただけ、髪をセットする時間が長かっただけ、とも言う。]
こんばんはー。
[ 19時より前にちゃんと着くのだった。 煙草の匂いがほんの微かに残るサークル室へ、と足を踏み入れるオレ。 その髪に結わい付けられるリボンは存在すらしない。]
(58) 宵 2016/12/21(Wed) 20時頃
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[ 19時になれば、皆一同揃うだろう。 一際目を惹くのは、新本センパイ。 昨日浮き上がった、髪のアレンジはしないだろうという推測は押し潰して正解だった。ほら、センパイちゃんと髪綺麗にしてるじゃん。 洋服も、それによく似合っている。]
新本センパイ、可愛いです!
[ 近くに寄る場面があれば、そう声を掛けただろう。 リッチー似などや顔は結局、その日に見せることはなかった。 また今度機会があれば、また星の話教えてください。年が明けて仕舞えば、就活や勉強に忙しくなってしまうかもしれないけれど、藤センパイも、新本センパイも、また一緒に星を見たいです。]
(59) 宵 2016/12/21(Wed) 20時頃
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[ 赤い目をしたセンパイは、どうだったろう。 たまに、話す仲のセンパイに、小声で言葉を投げてしまったのは、クリスマスに浮かれていたせいかもしれない。わからないし、わかりたくないけど。 周囲のざわめきに、呑まれてしまいそうな、小さな声。]
センパイ、センパイは、 誰に見つけられたいんですか?
[ 天の川の辺りにある赤い星。 あの時には、上手く言葉にならなくて、髪を撫で回すことしかできなかった。 始田センパイと話す時は、眉毛の辺りをぼんやりと見ていたけれど、今日は赤の瞳を覗き込めた、とおもう。 唐突な話に、センパイは驚いたかな。それとも、周りの音に呑み込まれて耳に入らなかったのかもね。]
(60) 宵 2016/12/21(Wed) 20時頃
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[ 手にしたプレゼントは、小椋センパイが持ち寄ったもの。>>2:228>>2:229>>-94 金のリボンは解いて仕舞いたくなるけれど、家に帰ってからのお楽しみ。 正方形で、なんとか片手で持てて、そう重たくない。 この中には、何が入っているんだろうか。 願い事を書いて届く式の贈り物ではないなりの楽しみに、胸を膨らませて、それはそれは楽しげな気持ちがオーラで飛び出してたろう。
オレが持ってきた、星の写真集は、始田センパイの手に収まる。 アンタレスは載っていたっけ? そんなことを考えるけど、細部までは覚えてなくて、結局わからなかった。]
(61) 宵 2016/12/21(Wed) 20時頃
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[ そんなこんなで、クリスマスパーティーが終わる。 ピザもケーキも美味かった。
あんなにサークルへ誘ったのに、終ぞサークル員にならなかった律。 天体サークルによるクリスマスパーティーは楽しめたのだろうか。 このパーティーに参加した理由は、話されなければわからない。多少は推測できるけど。 わかりやすいもんな、おまえ。 そういう桃色の話は避けてきたから、切り出すこともない。]
(62) 宵 2016/12/21(Wed) 20時頃
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[ 冬休みはもうすぐ始まる。 そして本格的な冬が訪れる。冬が来て、春が来れば、一学年繰り上がる、だろう。うん、留年はしないよ。律もそうだろう、たぶん。]
(春休み、どっかいこ。 遠くにさ、バイクでもいいし、電車でも。)
[ 誘いは年が明ける前にできたらいい。 雪が積もってしまうような、日よりも前に。]
(63) 宵 2016/12/21(Wed) 20時頃
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[ なあ、律。 思わせ振りな態度は、そのまんまの意味だよ。 少しでも、オレの言動で律の気持ちが動かせればいい、なんて考えてる。 雪は触れると溶けてなくなってしまうけれど、オレの気持ちはどうやらそうではないらしい。
おちゃらけた声色で、これからも君に好意を示そう。 でも、気持ちは伝わらなくても、いい。]**
(64) 宵 2016/12/21(Wed) 20時頃
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[ 壁際の新本センパイ。 服装に髪型に、化粧に、似合った表情では、なんとなぁく、ない気がして。 薄く紅色ののった頬が、自然に上がってくれることを期待して、声を掛けた。]
新本センパイみたいな綺麗な人に褒められたら、 ちょーし、のっちゃいます。
[ いつものわんこな表情の後には、くすくす笑ってみせた。センパイもお世辞が上手ですね。]
(85) 宵 2016/12/21(Wed) 23時頃
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[ 沈黙を埋めるように切り出されたことは、サークル室のこと。 視線の先のリースは律が作ったんだよなあ、と一緒に首を傾げた。 何かを創作することを、どうやらコンプレックスに感じてるらしいから、憧れのねーちゃんとはいえ、一応言わないでおこう。]
……律がもっと飾り付け増やしたらいいって。 あいつが、飾り付け班で正解でした!
[ 斎藤センパイの悪行も黙っておこう。 二人きりのサークル室で過ごす時間をくれたから。]
(86) 宵 2016/12/21(Wed) 23時頃
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しーんぱいしないでください。 どんなに素直じゃない律でも、 オレがずっと可愛がりますから。
センパイこそ、律と、仲良く───…… 。
[ してくださいね。 言い切れなかったのは、なんでだろうなあ。 歯切れがとてもいいとは言えないそれは、笑って誤魔化そう。
話をした後には、センパイの表情は明るかっただろうか。 それならば、いってらっしゃいお姫様、とその背中を押して送り出すのだった。]
(87) 宵 2016/12/21(Wed) 23時頃
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[ 律と旅行に行くことができたのなら、一緒に空を見上げよう。 冬と春の間だから、天の川は見えないかもしれない。 でも、北極星──ポラリスならいつだって見えるのだ。
北斗七星もまた。 オレのためだけの、初めての解説付き天体観測で教えてもらったこと。 それを律に教えてやれるといいな。]**
(88) 宵 2016/12/21(Wed) 23時頃
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[ しゅわしゅわ弾ける炭酸飲料。 口に含みながら、名を呼んだ律のもとへ。 口が開かれる前に、飲み込んでいて正解だった。 あの、りっちゃんが。 可愛くなくて、可愛いりっちゃんがですよ?]
間違えて、酒飲んだ?
[ えぇ。未成年にアルコールを勧めてくるような先輩は、天体観測サークルには所属していないので。
きっと問いかけの答えは否定だろう。 顔をそっぽに向けていても、耳は見えるのだ。 紅く色付く耳朶を見て、オレは律の想像通り、にまりにまりとした表情になる。 こっち向いてよ、りつ。]
(171) 宵 2016/12/23(Fri) 00時半頃
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[ 手を伸ばしてこちらを向かせたくなるけれど、言葉が続くから、それが終わってからにしようと。 低い声で、ぽそりぽそりと落とされる音に、オレは、]
(あ、ちょっと痛い。)
[ 心の一部が痛くなる。 でも、"友人として傍にいていい"とも聞こえた。 それなら、それでもいいかなあって思うオレはきっとお前がいうとおりばかに違いない。]
(172) 宵 2016/12/23(Fri) 00時半頃
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[ 手を伸ばすこともできないような俊敏な動きで、サークル室を出て行こうとする律の背中に、なんとか浴びせた言葉は、ガキの応酬。]
ばーーーか。
[ 馬鹿度は、オレの方が上だろう。知ってた。 しょーもな、って、口端を引きあげて、一人で笑ってた。*]
(173) 宵 2016/12/23(Fri) 00時半頃
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─帰宅─
[ 藍色の包装紙に、金のリボン。 綺麗な形に整えられた蝶々結びは、解かれる。 中身は、ホームプラネタリウムだった。 赤に白、サンタクロースの格好をした小椋センパイからの、藍に隠されたプレゼント。 3度美味しかった。 渡されたときは、何故か幼い頃を思い出す。 中身は何かと考察し、楽しかった。 説明書も開かずに、かちりかちりと思うがままに操作すれば、居間に星が瞬く。]
あ、アンタレス。
[ 大好きな人に見つけられたかったセンパイ。 泣きそうな笑顔は、どうやら忘れられそうにない。
ちらり、赤の目が向いた先である藤センパイに関しての報告は聞けるんだろうか。 それを聞くことがあれば、おめでとうって心から言うと思う。]
(187) 宵 2016/12/23(Fri) 01時頃
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[ センパイも、オレも、律も、みんな。 大好きな人に見つけられる時が、 もしくは、見つけて離さない時が、来るといい。]**
(188) 宵 2016/12/23(Fri) 01時頃
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