149 Hogwarts School ~ 2nd season ~
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[ だらりと伸ばした両脚。 その左の方に杖を向けて、回復の呪文を唱える。
完璧には治せなかったが、なんとか歩ける程にはなった。 教室はすぐそこ、目と鼻の先。 トニーを待たせてるかもしれないし、行ってからちゃんと治せば良いことだ。
壁に手をついて、時折躓きながら 進む。 顔はただ、前だけを向いて。]
(110) 2015/02/09(Mon) 12時半頃
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── 呪文学の教室 ──
── とにー…、?
[扉を開けて中を覗くも、真っ暗で 確かめるようにその名を呼ぶが、返事は無かった。
( まだ、来てないのか… )
端の方へと行って、小さな明かりを点す。
( ……何もなければ 良いんだけど )
膝を抱えるようにして地べたに座り 腕の中に隠すようにして、顔を伏せた。]
はやく、顔がみたいな…
[無事な姿をこの目で確かめなくちゃ、いつまで経っても この不安は消えやしないから… **]
(111) 2015/02/09(Mon) 12時半頃
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/* デメテル、お も て で ろ ?
テオドール様、 そんなもん供えたら化けてでますよ? クマと共に
(*31) 2015/02/09(Mon) 13時頃
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/* テオドール様…っ!(とぅんく
(*33) 2015/02/09(Mon) 14時半頃
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[この教室に来てから、どのくらい経っただろうか。 いくらなんでも 遅すぎる。]
トニー……
[( どこに いるの...? )
僕が遅かったから、探しに行ってしまったのだろうか。 …それなら まだ良い。
嫌な想像ばかりが浮かんで、その度に そんなわけがないと打ち消していく。
( 探しに、行ってみようか )
俯けていた顔を 緩慢な動きで持ち上げ、 立ち上がるために 右手をつけば ふらり、教室を後にした。]
(123) 2015/02/09(Mon) 15時頃
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[ ── … いない
厨房も、教室にも、空き部屋にも。
…… ここにも、いない
図書館にも、研究室にも。
……… どうして、
階段に、廊下に、校長室にだって。
どこに、いるんだよ...っ
どこにも、彼の姿が見つからない。]
(131) 2015/02/09(Mon) 17時半頃
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[どくり どくり 喚き立てる心臓を抑えて、駆ける。 それでも… どこにも、トニーは見つからない。
『 ── あのガキ、死んだらしいぜ。 』
角を曲がろうと向かっている時に聞こえた声に、足が止まる。 今の僕は、“ 死 ” という単語に過敏な反応を示し。すぐにこの場を離れるべきなのに、頭では分かっているのに、足は石になったかのように その場から動かない。
耳は、僕の意思とは関係なく、 その音を 拾い ── ]
(132) 2015/02/09(Mon) 17時半頃
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──… うそ 、だ 。
(133) 2015/02/09(Mon) 17時半頃
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[口から洩れ出た声は、掠れて 消える。*]
(134) 2015/02/09(Mon) 17時半頃
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[ふらり、その場を立ち去り 人の気配の無い教室に身を滑り込ませる。
足元が抜け落ちるような感覚と、頭をガンガンと揺らされるような痛みに、くしゃり 髪を掴む。
ぽたり ぽたり 頬を伝い 地面へと落ちていく涙を、 ぼやけて溶ける視界を、ただ 無感動に眺め。 壊れたみたいに、透明な液体を流し続ける。
“ トニーが死んだ ”
信じたくは無いけれど、これが事実で 覆らない事だと、脳は理解している。 なのに 僕は 泣き叫ぶことも、当たり散らすこともせずに、ただただ 喪失感に泣くだけで...
( 僕はどこか、おかしいのかもしれないな )]
(150) 2015/02/09(Mon) 20時頃
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[頭では理解していても、 心が分かりたくないって喚くんだ。 まだ、信じたくないんだって…
目を瞑れば、今も鮮やかに思い浮かべられる。 交わした言葉を 二人で結んだ約束を 繋いだ手のぬくもりを ── 彼の、お日様みたいな笑顔を。
なのに、もう二度と 彼に会うことはできない なんて。]
信じ、たく なんて... ないよ…っ
[ただトニーといられれば… 子供らしく遊んで、笑って、過ごしてたいって たったそれだけの願いすら、もう、叶わない。*]
(151) 2015/02/09(Mon) 20時半頃
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/* うわあああああああああ
(*36) 2015/02/09(Mon) 21時頃
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/* デメテルに秘話送ってからどういうわけか ツール?のデメテルのとこ消してたらしくって、 デメテルいないなー忙しいのかなー?って思ってたよ! おかしいなーとは思ってたんだ!よかった気づいて!!!
(*37) 2015/02/09(Mon) 21時半頃
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/* 画面にデメテルがいるこの安心感プライスレス(?)
(*38) 2015/02/09(Mon) 21時半頃
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/* うおおおおデメテルひさしぶりーーー!!!!
(*39) 2015/02/09(Mon) 21時半頃
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/* 意識とは別に身体が拒絶したらしい…
(*41) 2015/02/09(Mon) 21時半頃
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/* めっちゃ物理攻撃…! ごめんてww
(*43) 2015/02/09(Mon) 21時半頃
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/* ええええ!? なんてこった敵しかいない…
2人にはとうもろこしもっていかないからな! ねこばす見つけても教えてやんないんだからな!!
(*46) 2015/02/09(Mon) 23時頃
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[ 涙は 枯れ果て、底をつくことなど無いように 頬を濡らし続けた。
悲しみ、恨み、自分を責め… 何よりも彼から与えられた庇護の大きさを他から知らされ、嘆いた。愛しさや大切さを再認識しても、今更 遅い。
そして、ひとり 想いを馳せる中で決めた 一つの覚悟。
( ごめん、トニー… )
ポケットの中にしまわれた手紙を、服の上から握る。
( 守れそうにないや… )
なにひとつ、 そう 自嘲の笑みを浮かべ、部屋を後にする。]
(165) 2015/02/10(Tue) 00時半頃
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[トニーは、僕を庇い、守ったことで、どちら側からも狙われることになった。 一歳年上の彼は 友達だったけれど、時に大人ぶってかっこつけたりなんかして… 今になって思えば、兄みたいな存在でもあったのだと思う。 『守る』なんて大口を叩いておいて、結局、彼を危険な立場に追い込んだだけだった。
こんな僕を見たら 怒るだろうことが簡単に想像できてしまう 。 彼は、きっと最期の瞬間まで、僕に関わったことを後悔したりはしなかっただろう。 …そんな彼に報いるのなら、生き延びることを第一に考えるべきなのだろう。 そうできない自分に募る 罪悪感。
彼は、まだそこに居るだろうか。 無音の足音と周囲に溶け込む身体は、盗み聞きの際に知った天文台へと ──… ]
(184) 2015/02/10(Tue) 07時頃
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── 天文台 ──
[床に倒れる彼を見つけ、一瞬、目を見開く。 最後にちゃんと、彼に会わなければと思う一心で来たが、実際に目にすれば 心が抉られるかのようで。
他にだれも居ないことを確認すれば、部屋に人除けの魔法を掛けて、目くらましの術は解く。
ゆっくりと、一歩、また一歩 彼の元へと近づき、側に蹲む。 大きな目は開いているが、生気はすでに失われていて、僕を見ては くれない。]
……最後まで、キミは 屈しなかったんだね。
[死という恐怖にすら。]
(190) 2015/02/10(Tue) 08時頃
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[そっと右手を彼の目元に伸ばし、その目蓋を下ろす。 同時に、額の傷へと指先を滑らせて ]
僕ね、考えたんだ。 キミが居なくなったと知ってからの時間 凄く凄く短い時間だったけど、 一生懸命 考えたんだ。
[キミのこと、僕自身のこと、 ……キミを殺した人のこと。]
仇討ちなんて、君は望んでいないかもしれない。 …けどね、やっぱり憎いって思ったんだ。
[もう、“彼自身”には聞こえないのを分かっていて、話しかける。] そんなことは僕の勝手で やるせない感情の捌け口を求めての行為だってことも分かってる。
(191) 2015/02/10(Tue) 08時頃
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でも、想像してみて 気づいてしまった。 ……僕は、テオドール様を殺せない。
[それは、揺るぎようのない ひとつの事実。]
力の差もあるけど、そうじゃなくて。 万が一とどめを刺せる状況でも、 命を奪うことまでは 出来ないんだ…。
[忠誠を誓ったきっかけこそ、自分の意思ではなかったけれど。テオドール様からはたくさんのものをもらった。]
どんなに憎くても、恨んでても、 ──…それでも、きっと 殺せないんだ... [ごめんね、 こんなに自分が弱くて、情けない奴だったなんて 知らなかった。 ごめんね、 こんな奴の為に その命まで賭けてくれたのに。
いくら謝っても、足りないくらい。]
(192) 2015/02/10(Tue) 08時頃
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/* たくさんの、 おでんとかあいすとか ね (デメテルからは熊とみかんとピーマンとピーマンとピーマン)
(*48) 2015/02/10(Tue) 08時頃
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キミの願い通り、この先生き延びても もう僕は 二度と…キミに会えない。
生きていれば もしかしたらまた 大切に思える相手ができたり、 心から笑い合える人と 巡り会えるのかもしれない
けど…、
[ 声が、辺りに溶け込んでいくかのように 広がる。]
…そんなの、嫌だ。
( 僕だけ、ひとり この世界で なんて。)
[杖を抜き、 その先端は 自分の心臓へと… ]
(193) 2015/02/10(Tue) 08時頃
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[唇は この世に残す最後の言葉を形作り、 ふわりとした笑みと共に、トニーへ向け…
そして、小さく息を吸い 生涯一度も 他人へは使わなかった呪文を ── ]
(194) 2015/02/10(Tue) 08時半頃
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[最期に視界を覆うは、 禍々しいほどの鮮やかな緑色── * ]
(195) 2015/02/10(Tue) 08時半頃
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/* このあと静かにしてようと思ったけど無理www くっそwww
このあと二人に会えないと思ったら寂しい… 墓下って赤窓見れない…よね?
(*52) 2015/02/10(Tue) 08時半頃
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/* むしろ今までの見られたくないから見えないほうが良い気も… うわーいテオ様にもふられ! デメテルにはもろこし全力で投げる。(愛情表現)
(*56) 2015/02/10(Tue) 08時半頃
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/* 食うのはちょっと予想外www
テオ様もdestinyじゃねぇのかよww
もうやだこいつらwww
(*60) 2015/02/10(Tue) 09時頃
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