24 ロスト・バタフライ
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[悲しみのあまり、何時の間にか気を失っていたようでした。 誰かの腕に抱き抱えられて運ばれているのを、どこかぼんやりと覚えています。
指先がシーツの上で縺れて。 再びロバートを失ってしまった悲しみに沈む心。
もうこのまま、死んでしまいたい。
大きな悲しみに疲れ切ってしまったわたくしは、 そんな事さえ、考えていました]
(7) 2011/01/29(Sat) 10時頃
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…………ぇ?
[そんなわたくしの心を引き戻したのは。
わたくしを置いて、眠りに付いたはずのあの人の聲]
――――…ろ、ばーと?
[涙で滲む世界の向こうに居たのは、 わたくしを置いて行ってしまったロバートの姿で]
(8) 2011/01/29(Sat) 10時頃
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ロバート…っ、ロバートっ!!
[頭が痛いと、すこしいらついた様に謂うその人へ。 しがみ付く様に、わたくしは腕を伸ばすのでした]
(9) 2011/01/29(Sat) 10時頃
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[抱きしめてくれる腕が、嬉しい。 その温もりが、愛しい]
だって、だって……。
[泣きじゃくりながら、その胸へと頬を埋めます。 彼が静寂を好む事を知っていながらも、感情はとめどなく溢れて。 わたくしはロバートの腕の中で、再び身を包む優しい温もりに、嬉しさを隠す事が出来ず泣いてしまうのでした]
(14) 2011/01/29(Sat) 11時頃
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ひゃ…っ。
[頬を温かい何かが触れるのを感じて、 思わずもれてしまう、声。
枯れることはないだろうと思っていた涙は一瞬で止まり、 わたくしの頬はそれが何であったのかを知り、赤く林檎のように熟れるでしょうか]
(16) 2011/01/29(Sat) 12時頃
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…………。
[恥ずかしさに、言葉を失ってしまったかのように。 わたくしはロバートの言葉に頷きます]
でも……。 あなたが生きていて、良かった。 本当に、良かった。
[仮令亡者であったとしても。 彼の魂が今傍にある。それだけでわたくしの心は、歓喜に震えるのです。 実際に神という存在がいるのならば。 わたくしはその足に口接けても構わないと思えるほどに、 この奇跡に魂を震わせるのでした]
(17) 2011/01/29(Sat) 12時頃
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[問う、聲。 わたくしはふるりと首を振ります。
ロバートから齎されるもので、わたくしが厭う物等何一つとしてないのですから]
ロバート……。 愛しています。あなたの記憶が戻らなくとも、ずっと、ずっと。 この想いは変わることなく、永久に。
[淡く微笑み、誓いの言葉を捧げて。 わたくしは、彼の手に頬寄せながら、ゆっくりと瞳を閉じるのでした]
(19) 2011/01/29(Sat) 12時半頃
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[雨のように口接けは優しく降ってきました。 その一つ一つを、わたくしはうっとりと受け止めて、 最後に長い長い、口接けを交します。
それは触れるだけのもの。 だけど、今までで一番優しく愛しいもの]
あなたはロバートです。 あなたが判らなくとも、わたくしには判ります。
記憶を失おうとも、魂を偽ることはできません。
[良いかと問う言葉に、これが答えになるのか判りません。
だけど、わたくしの欠けた魂が震えるほどに惹かれるのは彼しかありえず。その事が、彼が彼である証なのだと、わたくしは十分に理解していました]
(21) 2011/01/29(Sat) 13時頃
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それこそがわたくしの望み。 あなたの焔に焼かれるのであれば、それはどんなに幸せな事でしょう。
[最上の幸福のさなかに、彼の手によって齎される死。 それはどんな極上のアペリティフも敵わない甘美を、わたくしにくれるのでしょう。
ふわり、と。 わたくしは微笑みます。少女のように、淡雪の如き笑みを]
わたくしはなんて幸せ者なのでしょうね。 あなたに再びこうして逢えただけでも、奇跡だと言うのに。 あなたの手で、果てる事が出来るのですから。
(23) 2011/01/29(Sat) 13時頃
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女とはきっと業が深い生き物なのでしょう。
[緩く笑むその顔は、偽りなく幸福に満ちていることでしょう どれだけの罪を犯そうと、ただ一人愛する人のためならば。 そしてその願いのためならば、誰を傷つけても。そして殺めても厭わぬと、思えてしまうのだから]
では……新たな魂を、あなたに捧げましょう。 燃え盛る炎を消さぬために、新たな魂をあなたと謂う炉へくべましょう。
(25) 2011/01/29(Sat) 13時半頃
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此処に残った魂も、もう大分数が減ってしまいました。 どのような魂をお好みですか?
[薄紅の眸がちらりと、反らされて。 脳裏には、此処に居る皆様の顔が浮かびます]
どんな魂も、あなたが望む侭に――
(27) 2011/01/29(Sat) 14時頃
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――…はい。
[こくり、と頷けば。 さらりと銀の髪が揺れて落ちます。
ロバートを見上げ、うっとりと浮かべる微笑み。 それが彼の言葉を肯定する事でしょう。
そしてわたくしの想いの全てを彼へと*託すのでした*]
(29) 2011/01/29(Sat) 14時頃
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[わたくしは皆様のお話を、ただじっと聞いていました。
ロバートを悪霊だと断罪する少女を。 ロバートと戦うと宣言する、青年を。
ただ、ただ……じっと]
…………。
[ああ、だけど。 彼はわたくしの片羽。その彼をみすみす死なせるようなこと等、出来るはずもないのです。
わたくしは後ろ手に、まだ鞘が付いたままのナイフをそっと握りしめました。
もし、フィリップが。 ロバートに害為そうとするならば、このナイフを彼へと翳す心算で]
(127) 2011/01/30(Sun) 02時頃
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でも……。
[フィリップの手に持つナイフの煌めきから眼を離さない侭、 わたくしは一歩前へと出ます。
一太刀叶わなくても、彼の盾になれるように]
……させないわ。 この人には触れさせません。あなたが生きようと死のうと構いません。 だけれど、この人を害する事だけは、許しません。
[薄紅は青年を見詰めます。まるで射抜く様に]
(131) 2011/01/30(Sun) 02時頃
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