人狼議事


266 冷たい校舎村7

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【人】 珊瑚宮連邦 ルリ

 

  愛じゃなくても、良かったよ。*

 

(392) 2019/06/13(Thu) 22時頃

珊瑚宮連邦 ルリは、メモを貼った。

2019/06/13(Thu) 22時頃


【人】 珊瑚宮連邦 ルリ

 

  ね、

  自殺されたら傷つくのだと>>0:716
  今は知ってるから、頷けるよ。よう君。

 

(434) 2019/06/14(Fri) 00時頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ

 
[ 小学生の頃の話。仲の良い友達がいて、
  彼女はいっつも私と一緒が良いと言った。

  言葉の通り、何処にでも着いてきて、
  離れると悲しくて張り裂けそうな顔をした。

  はじめはすこし、鬱陶しかったわ。
  でも慣れれば、可愛く思えても、きた。

  遊ぶ約束を私が忘れても、何も言わなかった。
  彼女の物をうっかり壊しても、怒らなかった。

  ね、どこまで許してくれるかしら。
  どこまでも?私、楽しくなっちゃった。

  きっとそれが、はじまり。 ]
 

(435) 2019/06/14(Fri) 00時頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ

 
[ 怒ったり、嫌だって言うのなら、すぐやめた。
  でもそんなこと、全く言わないから。

  そうしたら、いじめだと思ったのでしょう。
  担任の先生は私を呼び出して話したの。
  でも、話した内容は覚えてなくって、

  この人も、なんだか寂しそう。
  私が居ないと、ダメにならないかな。

  って、興味が湧いちゃった。仕方ないわ。 ]
 

(436) 2019/06/14(Fri) 00時頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ

 
[ 仲が良かった友達に構うのが、
  なんだか急につまらなくなって。

  捨てたわ。

  一緒に居たいと着いて来ても「なんで?」って。
  離れて悲しそうな顔をしても、知らんぷり。

  だって、もうどうでもよかった。
  一緒に買ったキーホルダーも、すぐ捨てた。
  可愛く無かったんだもん。嬉しかっただけ。

  その嬉しさが、喜びが、失せてしまえば
  一切何の価値も無くなってしまって。

  ああ、案外。非情に振舞っても平気だわ。
  って、その時気付いたの。 ]
 

(437) 2019/06/14(Fri) 00時頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ

 

  悪魔、だとか。天使、だとか。
  言われたわ。すこし、可笑しい。

 

(438) 2019/06/14(Fri) 00時頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ

 
 
  だって私、人間でしかない。

 

(439) 2019/06/14(Fri) 00時頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ

 
[ 肌を切ったら、赤い血が流れているの。

  背の高くない、女ですから、
  複数の人間に暴力を奮われたら為す術無いし、

  お腹が減ったら、きゅるきゅる 鳴るの。
  寝ぼけたら、変なことも言っちゃう。
  トイレにも行きたくなる。

  春になれば、花粉症の薬が手放せなくって、

  手が冷たいのも、私が冷酷な人間だから。
  ではなくて、単に冷え性だからです。 ]
 

(440) 2019/06/14(Fri) 00時頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ

 
[ 私は、人でしかありません。
  人でしか、ないのだけれど、

  私がもう一人いれば、手玉に取られるような
  か弱い人間でしか、ないのだけれど、

  多分、世間的に見て、私は悪い人で。

  事実、ペットが死んでしまって悲しんでも、
  過去の自殺した元ペット達は、
  今も、どう考えても、どうでもよくて。

  私の行う行為は、不健康でしょうし。
  私と共にいれば、ハッピーエンドには
  きっと、なれはしないんでしょう。 ]
 

(441) 2019/06/14(Fri) 00時頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ

 

  いいのよ。

 

(442) 2019/06/14(Fri) 00時頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ

 
[ 一般的な家族の中では、ただの娘で。
  クラスの中では、当たり障りなくて。

  ペット達の中では、主人でしかなくて。

  結局、私の心配を出来るのなんて、
  私しか居なくて。 ]
 

(443) 2019/06/14(Fri) 00時頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ

 

  いいの。

 

(444) 2019/06/14(Fri) 00時頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ

 

  本当は、ずっと前から知ってたの。



  私、死んだ方が良い人間なのよ。

 

(445) 2019/06/14(Fri) 00時頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ

 
[ 可愛い可愛いペットたちを、
  世の中の苦しみだとか、悩みだとか、
  そういったものから切り離して、

  あげていたけれど、それを作っているのは
  きっと、私みたいな悪い人、でしょう。

  私、こう生まれてきたのですから。
  こう生きていくしかないのです。
  だって、他に振る舞いようが無いもの。

  って、言って。自分で、頷いて。
  可哀相な子たちが、縋ってくれるのなら、
  この、ひとつの命を掌握しているのなら、

  救っているのかもしれないのなら、
  良いでしょう?って、ね。 ]
 

(446) 2019/06/14(Fri) 00時頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ

 
[ 別に、どうだっていいのだけれど、でも
  それなりに理論づけてやってきたのだけれど、

  ペットは死んでしまったし。
  彼の家族は泣いてばかりだし。
  奥さんを慰めていても、つまらないし。

  不幸にばっかり突き落として、
  どうしようもなく悪者でしかなく、

  可愛いペット候補のことを考えたのなら
  きっと、死んだ方が良いのでしょう。
  あの子も、死んでしまったし。と。

  そう、理論で納得したい気持ちはあるの、でも。

  ……私、別に死にたくないんだもの! ]
 

(447) 2019/06/14(Fri) 00時頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ

 

  ああ、もう、壊れちゃいそう!

 

(448) 2019/06/14(Fri) 00時頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ

 
[ なんて。思っていたのだけれど。

  誰かさんの精神世界に閉じ込められてしまう、
  なんて、不思議な現象にあったのですから。

  中世であれば、魔術だ、魔女だ、と
  火炙りにされるような事が起きたのですから。

  私の知らない、絵本のような不思議なことは
  もしかしたら、もっと沢山あるかもしれない。

  私もいつか、ひとでなくなるかもしれない。

  悪魔にでもなれば、悪魔の世界で、
  人間でいるよりはそれなりにまともに、
  生きていけるかもしれないでしょう? ]
 

(449) 2019/06/14(Fri) 00時頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ

 

  ── ね、皆

 

(450) 2019/06/14(Fri) 00時頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ

 
[ 私は休憩室として利用されてた教室で、
  背後に立ち並ぶマネキンたちに声を掛けます。

  ほら見て。また不思議なことが起こってるの。
  過去に私の飼ったペットたちが、
  まるで生き物みたいに精巧に再現されている。

  誰もが無表情で、誰もが一言も発さないのは、
  顔は覚えていても、性格や声を覚えてないから。
  なのかしら。わからないけれど。

  あのね。薄暗い校舎を歩いていたのだけれど、
  何だかふと、気になって入った此処で、
  気が付いたら、周りに皆が居て。 ]
 

(451) 2019/06/14(Fri) 00時頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ

 
[ 何よりも嬉しいのは、
  私の可愛い可愛いペットが、

  今にも事切れそうな様子で
  目の前で這い蹲っていること。 ]
 

(452) 2019/06/14(Fri) 00時頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ

 
[ 私は、一歩彼に近づきます。
  電気もつけていないので、段々と暗くなって。

  彼はか細い息を鳴らしながら、顔を上げて、
  その潤んだ瞳が私を見上げて、
  首を切った所為で、声にならない声で呼ぶ。 ]


  どうしたの?


[ 暗くって、見えないけれど、赤いなあって思う。
  更に一歩近づくと、靴が濡れる感覚がある。

  手を伸ばせば触れられそうで、触れられない。
  そんな距離で、私はしゃがみこむ。
  ああ、スカートも濡れちゃった。 ]
 

(453) 2019/06/14(Fri) 00時頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ

 

  死ぬの?


[ 呻きながら、震えながら、手を伸ばされる。
  私はそれを取ってあげない。
  ただじっと見て、笑ってる。

  そして、いつもみたいに、小首を傾げて
  一言だけ、あげる。 ]


  おいで

 

(454) 2019/06/14(Fri) 00時頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ

 
[ 彼は、血の中を這ってくる。ゾンビみたい。
  もうぐちゃぐちゃで、初めて見た顔で。

  でも、声も表情も、覚えているままで。

  頑張れ。頑張れ。心の中で応援してあげる。
  痙攣しながらも近づく彼を、私は待って。
  もう少しの所で手を伸ばして、抱き締めた。 ]


  よく出来ました、いい子

 

(455) 2019/06/14(Fri) 00時頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ

 
[ 教室は、更に暗くなっていく。
  そこに月や星の明るさは、微塵もありませんから、
  ようやくこの教室が可笑しいだけなのだと気づく。

  でも今更、出て行く気にもなりません。 ]


  お馬鹿さん
  捨ててなんか、ないわ


[ 固まった血で指の通らない髪の毛を、
  仕方が無いので、私は撫でつける。

  浅い呼吸。震える身体。不鮮明な声。
  燃えているみたいに熱いのに、寒がってる。
  私、体温が低いけど、抱き締めて温かい? ]
 

(456) 2019/06/14(Fri) 00時頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ

 

  大丈夫よ


[ 教室は、もっと、もっと、暗くなっていく。
  彼の顔も、ほとんど見えないけれど、
  触ればわかる。貴方もそうでしょう。

  彼の身体の震えが止まってきた。
  奏でる音が、少なく、弱くなってきた。
  私は微笑みながら、震える声で囁く。 ]


  ここに居るわ

 

(457) 2019/06/14(Fri) 00時頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ

 
[ そして、それは、やがて止まる。 ]
 

(458) 2019/06/14(Fri) 00時頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ

 

  ……愛してる。

 

(459) 2019/06/14(Fri) 00時頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ

 



               ─…暗転…─ 
 

(460) 2019/06/14(Fri) 00時頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ

 
[ 二階の、学校祭の間は休憩室として使われていた
  その教室に、私のマネキンはあると思うの。

  まんまるな血だまりの中に、転がってる。

  首は、半分、ざっくりと切れちゃって。
  お腹は何かに轢かれたみたいにぺちゃんこ。
  足は飛び降りたみたいに折れ曲がってて。

  手には、大事そうに皮の首輪を握ってる。

  多分、私の所為で死んじゃった子たちの死に方の
  まとめ、だとは思うのだけれど。

  私、そんなに、あの子たちに恨まれたかしら?
  それとも、私自身がそう望んだとか?
  或いは、別の誰かが、なんて……えへへ。 ]
 

(461) 2019/06/14(Fri) 00時頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ

 

  いいのよ。私、気にしないから!**

 

(462) 2019/06/14(Fri) 00時頃

珊瑚宮連邦 ルリは、メモを貼った。

2019/06/14(Fri) 00時頃


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