255 【ヤンストP村】private eye+Violine
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[手伝いに来てくれた手前、 朝食を用意してもらうなんて。
申し訳なさで埋まってしまいそうだけど、 掃除しようとしたり手伝おうとしたなら、 そーさんに止められてしまうし>>62
それに、美味しそうな匂いの前に、 空腹を押さえることなんて出来なかった]
美味しそう……、頂きます。 あ、うさぎさんリンゴだ。
[あたしは面倒くさがって ぜんぶ皮を剥いてしまうのに>>2:248 そーさんは可愛いうさぎさんリンゴ。
なんだか負けた気がする。くやしい]
(78) 2018/12/04(Tue) 23時頃
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[>>62頂いた朝食を食べている間も、 そーさんは部屋を片付けてくれる。
ワカナさんから頂いた本と、 押し花を挟んである本は避けてもらったり。
段ボールの中のものは、 捨てるものと寄付するもので 置き場を分けてもらったり。
ぺろりとトーストを食べ終えて、 リンゴをしゃくしゃくと食べてたあたしは。 そーさんの手がゴミ箱へ伸びたことに、 気付くのが遅れてしまった]
ぁ………… 待って、
[って、止めようとしたけれど。 きっと、遅かった*]
(80) 2018/12/04(Tue) 23時頃
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本当、ロイエさんのお店は色々ありますよね。 あ、昨日は香水も頂いたんですよ。
試作品の宣伝のために、 写真の……って言っても手だけですけど、 モデルのお手伝いさせてもらって。
[>>114そのお礼に貰ったんです、って、 サイドテーブルの引き出しから、 香水の小瓶を取り出してみせる。
どんな宣伝写真>>81になるのだろう。 あたしが街に居る間に、 見ることが出来れば良いけれど]
………… はい、良い家族でした。
[今でも、大好きな。 あたしの言葉は短いものだったけど、 そこにはたくさんの想いを込めて]
(126) 2018/12/05(Wed) 00時半頃
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[―――― 何事も無く、終われば。
そう思ってた。 あたし、どうしてゴミ箱なんかに、 あの写真を捨てちゃったんだろう。
写真を拾い上げる姿>>115に、 あたしの顔が、真っ青になる]
ちが、 違う、違うんです、 それは……………、
[震える声。 見られてしまった。気付かれてしまった。 どう、説明をすればいいのだろう?]
(127) 2018/12/05(Wed) 00時半頃
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[隠せない、隠しきれない。 これ以上、気を遣わせたくないって。 心配させたくないって、思ってたのに。
震える手で、泣きそうな顔で、 そーさんが持っている写真に手を伸ばす。
見てほしくなんて、なかった]
朝、おきたら、 ………… 部屋に、あって、
[そんな写真を自分で撮るような女なんだって、 思われたくもなくって。 必死に必死に、言葉を探す]
(129) 2018/12/05(Wed) 00時半頃
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[それを仕掛けた張本人が目の前に居て。
あたしが隠そうとした『それら』を、 逆に見つけようとしているなんて。
あたしは、わかんなかったから]
いつ、置かれたのかもわかんなくて、 鍵、ちゃんとしめてたのに……。
[『優しいおにーさん』の前で。 あたしの瞳から、涙がひとつぽろりとおちた**]
(130) 2018/12/05(Wed) 00時半頃
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[>>137震える身体は、そーさんに抱きしめられた。
昔を、思い出す。 姉さんまでも召集されてしまった後、 ひとりで眠るのが寂しいって、 母さんに泣きついたとき。
母さんは、あたしを抱きしめてくれた]
昨日も、帰ってきたときに、 部屋がおかしくて、 …………。
[少しだけ落ち着いてきたあたしは、 身の回りの異変を、ぽつぽつと話していく]
(147) 2018/12/05(Wed) 09時頃
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[けれど――、 続くそーさんの言葉>>138に、顔を上げた。
それだけは、駄目。 それだけは、イヤ。
それらは、あたしの心の支え。 手放したくない、ものたち。 いやだ、って言うように、首を横に振る]
それは、困ります……。 あたしの支え、だから。
[街を出るその日まで、傍にあってほしい。 眉を下げたあたしへ向けられた提案は、 それこそ、有難いものだった、けど]
(148) 2018/12/05(Wed) 09時頃
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でも、それは。 そーさんに迷惑、じゃ………… ?
[流石にそれは、申し訳ない。 そこまでしてもらう事なんて出来ない、 って、言おうとしたその時に。
あたしの端末が、何度も何度も、 メールの受信を告げる。
何だろう。 こんなにメールが来るなんて。 手を伸ばして、メールの確認をして、]
(149) 2018/12/05(Wed) 09時頃
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いやぁ!いや、なんで!? なんでこんなメールがくるの!?
[そーさんが居ることも忘れて、 あたしは端末を投げ捨てる。
下卑た内容。 あたしに向けられた、その劣情は。 その、悪意は。
ひとりぼっちのあたしを、 いとも簡単に飲み込んでしまいそうで]
(150) 2018/12/05(Wed) 09時頃
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……―――― たすけて、
(151) 2018/12/05(Wed) 09時頃
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[そーさんに縋りついた、あたしは。
一番間近にいるひとの顔を。 一番、頼れると思っているそのひとの表情を。 その、胸の内を。
知ることも、出来やしない**]
(152) 2018/12/05(Wed) 09時頃
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[端末を投げ捨てたとて、 メールの受信を告げる振動は止まらない。
いつまで、届き続けるのだろう。 画面を見なくたってわかる。 たくさんの、きもちわるいメールだって。
縋りつく手に力が入る。 そーさんの服に、皴が出来てしまうくらいに]
なんで、あたしなんかが……。
[>>157そーさんが言うなら、そういう事なんだろう。 思い当たるようなお客さんは居なかったけど、 それは、あたしが知らないだけで]
(180) 2018/12/05(Wed) 21時半頃
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ん……はい。 その、色々とありがとう、ございます。
[>>158そーさんが居てくれたおかげで、 怖いって気持ちも、多少は薄れてくれる。
未だ振動の止まらない端末はこわいけど、 でも、そーさんが居る間は、 侵入者もこないだろうから]
………… そう、します。 顔もぐしゃぐしゃで、恥ずかしいので。
[そーさんの提案に、少しだけ考える。
男の人がいるのにお風呂ってのは ちょっと恥ずかしいけど、 涙で顔はぐしゃぐしゃになったし、
あとは―― 夢を見た、後だったから]
(181) 2018/12/05(Wed) 21時半頃
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[>>159手際よく、隠しカメラを見つけてく。 自警団だから、 そういう事も慣れてるんだなって感心する。
トイレのカメラも取って貰えたら、 お風呂の前に、お手洗いに行かせてもらう。
朝起きてからずっと我慢してたのを、 やっと思い出した]
………… い、いいです。
[あたしが思っていたよりも、 カメラの数はとても多かった。
箱の中に積まれたカメラに青ざめながら、 ふるふると首を横に振る。 触れることすら、こわくて]
(182) 2018/12/05(Wed) 21時半頃
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おふろ、はいってきます。 すぐ出るので……。
[クローゼットから私服と、 下着(ちゃんと見えないように隠した、つもり)を 手に持って。
あたしは、お風呂へと向かう。 クローゼットに隠した段ボール。 あの服と下着は、視界にいれないように]
……………… っ、
[急いで、パジャマと下着を脱いで。 洗濯機に入れようとしたその時に、 あたしはようやく気付く。
洗濯機に入れてあったはずの下着が、 なくなってるって]
(184) 2018/12/05(Wed) 21時半頃
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[声をあげそうになったけれど、我慢した。 だって、服を脱いでしまったから。
カメラはもう残っていないんだから、大丈夫。 自分に言い聞かせて、 あたしは急いでお風呂に入る。
そこに『仕掛け』があるなんて、 気付くこともなく]
(187) 2018/12/05(Wed) 21時半頃
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[髪の毛は乾かすのに時間がかかるから、 洗うのは身体と顔だけ。
ボディソープでしっかりと身体を洗う。 朝起きて濡れてしまっていたそこは、入念に。 だって、朝起きて下着が濡れてたなんて、 恥ずかしくって]
………… よし。
[急いで洗顔も終えて、泡もしっかり流して。 着替えも素早く終えたら、脱衣所から出る。
そーさんを待たせられないって急いでたから、 お風呂場からバタバタ音が聞こえてたと思う。 ……それはそれで、はずかしいかも]
(188) 2018/12/05(Wed) 21時半頃
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[なんだか、身体があったかいなって。 今は、そう疑問に思うだけ。
―― その効果が表れるまで、あとすこし*]
(189) 2018/12/05(Wed) 21時半頃
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[目の前で壊されたカメラ>>201>>202 ほう、と息を吐く。
もう、あんな写真が撮られることは、 無いんだって。 安心して、シャワーを浴びることが出来た。
たとえ、洗濯機から、 昨日の下着が消えていたとしても。 もう、大丈夫だって]
すみません、お待たせしました。 その、お片付けもしてもらっちゃって、 ありがとうございます。
[>>204壊れたカメラは、粗大ゴミの袋の中に。 本来ならあたしがすべきことなのに、 そーさんにたくさんやって貰ってばかりだ]
(214) 2018/12/05(Wed) 22時半頃
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わ、あ。 [ふわりと香る、レモンの匂い。 わざわざ作っていてくれていたんだろうか。 女の人にモテるんだろうなあ、なんて、 考えたりもして]
…… 飲んでも、いいんですか?
[おずおずと問いかける。 これでそーさん用だって言われちゃったら 恥ずかしい気もするし。
―― 身体がぽかぽか、あたたかい。 布が触れている部分が、何かおかしい気がする。 身体が敏感になっているような、そんな感覚が。
シャワー浴びただけなのに、なんでだろう*]
(220) 2018/12/05(Wed) 22時半頃
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えへへ……。
[>>223手渡されたカップはあったかくて、 つい、笑みが漏れてしまう。
端末は電源が落としてあったおかげで、 メールが送られてきていたとしても、 震えることは無く>>224
ほっとしながら、 ソファにそっと腰掛ける]
これ、 ……おいしいです。
[蜂蜜の甘みと、レモンの酸味。 あたしの好きな味だ、って呟いた]
(228) 2018/12/05(Wed) 22時半頃
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[けれど。 ……やっぱり、身体の調子がおかしい。
夢を見たあの時みたいに。 振れられることを、求めてるみたいに。 お腹の奥が、ずくりと疼く。
―― 気付かれちゃ、だめ。
ホットはちみつレモンを飲んで、 身体の異変を誤魔化そうとする。
無意識に両足を擦り合わせてることを、 あたしは、気付かない*]
(230) 2018/12/05(Wed) 23時頃
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絵本と絵と、あと写真と、本と……。
[身体の異変を誤魔化すために、 持って行きたいものを言葉に出す。
絵本と写真は、ベッド脇。 絵は部屋に飾ってあるし、 頂いた本もわかりやすく置いてある]
花は……持ってくの、難しいですかね?
[折角そーさんに貰ったものだから、 持って行きたいと思ったけれど。 押し花だけにした方が良いかもしれない。
どうしようかな、って眉を下げて]
(250) 2018/12/05(Wed) 23時半頃
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そうなんですね。 確かに、疲労回復にはよく効きそうです。
[>>243そーさんの言葉に、頷く。 いつも作ってるから、こんなに美味しいんだ。 納得したあたしは、えへへ、って笑う。
そーさんが隣に座った時は、 身体が、びくって跳ねちゃったけど]
いえ、その ……。
[怖いのは、確かにある。 でも今はそんなことよりも――]
(251) 2018/12/05(Wed) 23時半頃
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っ…………!!
[零れそうになった声を、咄嗟に抑える。
振れられた場所がじんわりと熱くなって、 もっと、もっと、って。 そんなこと思ってもいないはずなのに、 身体が言う事を聞いてくれない。
替えたばかりの下着が、濡れていく感覚。 こんな痴態を知られてしまったら、 何て思われるか分からないから。 なんでも無いって、あたしは首を横に振る。
―――― ふわ、って。小さなあくびが漏れた*]
(252) 2018/12/05(Wed) 23時半頃
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ん、 …………
[>>256優しい手つきも。 あたしの身体は、反応してしまう。
けれど…… 何故だろう。 とっても、眠たくなってきて。 そーさんの言葉に応えることすら、 億劫になってくる。
そーさんにもたれ掛かって、目を閉じる。 昔、母さんもこうして―― ]
(266) 2018/12/05(Wed) 23時半頃
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[太腿に、何かが触れた。 ―― 気がする、けれど。
もう、あたしの瞼は開かない。 耳元に聞こえる笑い声すらも、心地が良いくらい]
………… そ……、さん、
[ひとりにしないで、って、言いたかったけれど。 言葉のひとつも紡げずに、 あたしは夢の世界へとおちて行く]
(268) 2018/12/05(Wed) 23時半頃
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[張り巡らされた蜘蛛の糸。
捕らえられるまで気付かないほど、 巧妙に張り巡らされていた、その糸に。 あたしは、まんまと引っかかってしまったんだ。
―― どれだけ、もがいても。
逃げることなんて、できない*]
(270) 2018/12/06(Thu) 00時頃
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[あたしは、深い眠りの中。
たとえ、キャリーバッグに入れられても。 荷台に揺られても。 あたしは、目覚めることは無い。
―― もう、大丈夫。
街を出る、その日まで。 怖い思いをすることは、無いんだ**]
(285) 2018/12/06(Thu) 00時頃
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