207 愛しの貴方を逃がさない。
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[朝。目覚めは悪くない。
やはり空気は冷たく肌に刺さる。 暖房を入れたところで布団の中には敵わないのだし。
身支度に時間はそう取られない。 品物と同等に店員すら賑やかな外見のあの店で、 一際目立たない装いなど気にした事はない。
片手間に入れた紅茶はどことなく味気ない。 半分も飲み干さない内にシンクの中へ置き去りにして、 几帳面にまいたマフラーを尚正し、家を出た。
道すがら考える。今日のこれからの事。*]
(4) 2017/01/19(Thu) 01時半頃
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[考えて。心配して。安心して。
こんな時間は好きだった。
今はもう、繋がらない連絡先を冷えた指で辿る。
何かが間違っていたのかもしれない。 何を間違っていたのかは分からない。]
(*2) 2017/01/19(Thu) 01時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2017/01/19(Thu) 01時半頃
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─雑貨屋─
[次の休みはいつだったろう。 代休も溜まる一方で有給消化など兆しすら見えないが別段気にした事などない。
けれど今日は少しだけ、休憩時間が待ち遠しかった。
出勤前に通りかかったカフェでは 先日の彼女の姿を見掛ける事は叶わなかった。 時間帯の所為かそれとも今日は休日か。
確かめる術はない。──今は。
商品棚の整理をする合間にたしかめた時計の針は、 こてこてとしたデザインのお陰で少し、見辛い。
そうして目を細めて狭めた視界に映り込んだ色彩に、 不意をつかれて眇めた双眸は呆気なく開いた。]
(15) 2017/01/19(Thu) 22時半頃
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[ちょこんと揺れた頭>>5に覚えのあるリボンが飾られている、───気がした。
気のせいかもしれない。いや、でも。
所狭しと並んだ品々に囲まれて道幅の狭い店内で 軽鴨のように付いて回ってはきっと邪魔になるだろう。 それならばレジカウンターで待っていた方がいい。
正面からの方が、きっとよく、見える筈。]
うん。かわいいね。
[───思った通りだ。 呟きにも似た小さな感想は、レジに現れた彼女>>6には殆ど届きはしなかったろう。
浮かべたのはいつも通りの笑みで、 浮かんだのはいつも通りの充足感。
この仕事は好きだ。 気に入った加湿器を見つけたと教えてくれた彼にも、納得のいく兄弟へのプレゼントと出会えたとお礼を言ってくれたあの子にも、等しく悦びを感じられるのだから。]
(16) 2017/01/19(Thu) 22時半頃
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[仕事でなくたって。
あの人にプレゼントを贈った時、あの娘に料理を作った時、あれも、これも。]
(*3) 2017/01/19(Thu) 22時半頃
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あそこの時計って、あれ? もちろん。大丈夫ですよ。
[他の商品よりは幾らか目立つ様に置いてあるけど 実際の購入者はまだ現れていない時計を指し示す。
懸命な“お願い”を断る理由もない。 もちろん大丈夫、だけれども。──きっとそれより。]
寒かったし、いつもよりおいしい気がしました。 ありがとう。
──今日は、おやすみ?
[営業スマイル、でもなく此方の笑顔は常の物。
首を傾げて問いかけたのは今日の予定。 聞いた理由に他意はない。 知る必要が、あっただけなのだから。]
(17) 2017/01/19(Thu) 22時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2017/01/19(Thu) 22時半頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2017/01/19(Thu) 22時半頃
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実はお店にあるとお腹がすくんです。あれ。
[取り置き用の用紙をカウンター下から取り出し、 名前と連絡先の記入を頼んだ。 書き込む為の珍デザインのペンも傍らに。]
そっか。明日はいるんだね。
[記名の終わった頃合いに用紙を受け取り、 内容を確かめるようにその紙面を見つめる。
数秒間、そうしてから、エプロンのポケットへ折れないように仕舞い込んだ。
それで互いの用は済んだものかと思ったが。 一度レジを離れた彼女が戻ったのと、 カウンターへ置かれた何か>>23に、瞬いた。]
(31) 2017/01/20(Fri) 05時頃
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……、ありがとう、ございます。
[視界に入ったのは小さなキーホルダー。 ぶたさん。にしては少々奇妙な色の。
先日の出来事を理由に代金を断ってしまっても良かったのだけれど。 この場に立つ限り、店員の風体は保つべきだ。
心ばかりに丁寧に袋に詰め込み、彼女へ渡したろう。*]
(32) 2017/01/20(Fri) 05時頃
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[これではまた、お礼をしなくてはいけないな。**]
(*5) 2017/01/20(Fri) 05時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2017/01/20(Fri) 05時頃
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[ペンの先が用紙の上を滑るのを眺める間。
彼女にしては何気ない一言であろう褒め言葉に、 ゆっくりと顔をあげた。]
──…ああ、えーと、 あれはぼくが書いてるんです。
はずかしいので内緒にして下さい。
[そう言って少しだけ、照れたように笑う。 そもそもは以前担当していたスタッフの描いていた物を真似ただけではあったのだけど、今ではすっかり描き慣れてしまっている。
内緒、と、言うほどの事ではないのかもしれないけど。 彼女の丸文字に負けじと女性じみたデザインのカードはさすがに堂々と誇れるものでもないのだ。]
(38) 2017/01/20(Fri) 20時半頃
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はい。これで大丈夫です。
ありがとうございました。
[ 珍しい響きだな、とは思った。 ただそれ以上に、彼女に似合っていると思った。
店を後にする背を見送り、 記入された名を、頭の中で反芻する。
つい渡してしまったが、放置する度に店員にストラップを付けられたペンは些か使いづらかったのではないだろうか。 使い終えたペンを握り、しまい込んだポケットの中でそれを一撫でした。*]
(39) 2017/01/20(Fri) 20時半頃
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[休憩時間にと思い描いていた予定はなくなった。 だからといって落胆することはない。
尚の事、仕事終わりの時間が待ち遠しくなっただけ。
朝からの出勤で上がりは夜とも夕方とも言える時間。 幸いにも珍しく残業はない。
業務用のエプロンのポケットから コートのポケットへ移したのは小さな紙切れ。*]
(64) 2017/01/20(Fri) 23時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2017/01/20(Fri) 23時頃
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