282 【突発R18】魔女達のハロウィン
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こんな感じでいかがかしら?
[お姫様、と付け加えたくなる声音で。 沙羅を可愛がるのを楽しみ始めている自分がいる。 魔法のせいか、そうでなくてもか。]
沙羅、私に好きなように触れて良いのよ。 貴女になら何をされてもいいわ。
[十字架で心臓を刺されるのは嫌だけれど。 冗談めかして囁いた。*]
(*42) 2020/10/19(Mon) 01時頃
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――沙羅と――
[沙羅は抗議してくるけれど。]
ほら、吸血鬼って耽美なものと言われやすいでしょう。 人間の書く小説とかで、ね。
それっぽくしてみようかしらって。
[と言いつつ殆ど素の部分も大きい。 肩に寄せられた頭、彼女の髪を梳くように撫でる。 ちなみに沙羅の本当の年齢は知らないが、グロリアより年下なのかしら、と勝手に思ってはいた。]
あらあら、沙羅は何をするつもりなのかしら。
[赤い瞳がふわりと揺れる。 それは期待の色を帯びているように見えるか。
首元に寄せられる顔に察し、首まで隠していたドレスのボタンを外し、彼女へ肌を晒していく。 日に焼けることのない青いほどの白。]
(*44) 2020/10/19(Mon) 02時頃
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……っ、ん、
[口付けかと思えば。 吸い付かれる感覚に思わず声が零れる。 きっとそこに赤い跡が残ったと思えば、]
お揃いね。
[先程の彼女の首筋の跡を脳裏によみがえらせる。]
もうひとつ、跡をつける? それとも……。
[口付けをしましょうか。 これから深く触れ合うのならば。
自らの肌に触れた沙羅の唇を手袋越しの手でつつく。
人間は唇同士のキスを大切にしているようだから、沙羅はどうだろうと、首を傾げるようにして。]
(*45) 2020/10/19(Mon) 02時頃
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あ、でも、血の味がしてしまうかも。
[自らの唇を少し舌で舐めてみる。 口紅より鮮やかな赤は、やはり甘かった。*]
(*46) 2020/10/19(Mon) 02時頃
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姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2020/10/19(Mon) 02時半頃
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――沙羅と――>>*47
沙羅にもこの美味しさが伝わればいいのに。 貴女の血はとても甘いのよ。
[大体の人間は血の味に顔を顰めるものだ。 こちらがそれすら感じられない状態に堕としていない限り。 沙羅はどう反応するかしら。 興味半分、心配半分、ふわりと唇を触れ合わせる。 柔らかな感触は生々しい欲望とは離れて感じられる、女の子同士の秘密のような、甘酸っぱいもの。]
私も、久しぶり。 なんだか気恥ずかしいかも。
[可愛らしいおねだりを断る理由はない。 もう一度重ね、ちゅ、と小さな唇に吸いついて。 離れて彼女の瞳を見つめてから、頭の後ろに手を回して、ここを開けてご覧、と唇の合わせを舌でつついた。
キスなんて本当に暫くぶりで。 長年生きてきたというのにどこかたどたどしく遠慮がちな様子は気取られてしまうかもしれなかった。]
(*48) 2020/10/19(Mon) 21時頃
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血だけじゃなくて。 もっと、沙羅を味わわせてね。
[魔法にかけられたかのように瞳の赤は溶ける。 一点の理性は、密やかに残しながら。
沙羅が受け入れてくれたなら口内に舌を忍び込ませよう。 決して荒々しくなく、どこか擽るように。]
あ、普段は牙を隠しているの。 傷つけないから大丈夫。
[唇を触れ合わせる隙間にそう告げて。
一頻り楽しませてもらったなら、沙羅の番というように、濡れた唇を笑みの形にしてみせた。*]
(*49) 2020/10/19(Mon) 21時半頃
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姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2020/10/19(Mon) 21時半頃
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――沙羅と――>>*50
[黒いドレスははらりと解けていく。 まるでこちらの意思を汲み取ったかのように。 基本的に夜の交わりを得意とする吸血鬼の服なのだから――人間のものと同じ、というわけではなく。
豊満とまではいえなくとも、成熟した大人の女としての身体を沙羅の前で露わにして、彼女の指先を受け入れる。 柔らかな乳房の先端は、敏感な場所のひとつ。 白魚のような指先が肌をなぞり、形をすこしだけ変える。]
んっ、……
[擽ったげに肩を震わせる。 彼女の指先はあたたく感じられた。 それは、自らの体温が低いせいなのだろう。]
沙羅、もっと……。
[吸血鬼の身体が素直に快楽を拾いはじめるのは早い。 ほんのり眉を寄せて彼女を見つめる。]
(*51) 2020/10/19(Mon) 22時頃
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貴女も、脱いで?
[と言っても着物を羽織っただけなのだから。 返事を待たずにするりと肩から落として、履き物も適当に脱ぎ捨てて、広いベッドの上に彼女を誘う。]
ふふ、やわらかそう。
[彼女が自らの胸に触れたように。 こちらも手を伸ばす――まだ手袋は外さぬまま。
下から持ち上げるようにして片方の膨らみを震わせてみせて、その感触を楽しんでいく。*]
(*52) 2020/10/19(Mon) 22時頃
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姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2020/10/19(Mon) 23時頃
姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2020/10/20(Tue) 00時頃
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――沙羅と――>>*56
ん、この手袋は、ね……。
[おねだりの言葉に惑うように目を伏せる。 自分はこう来られると元々弱い。 特に隠し通さなければならないわけではないけれど、多少の迷いに瞳を揺らしていれば、]
んっ、沙羅、上手……ぁぁっ、
[彼女の手によって先端が薄桃色に染まる。 巧みな指先の動きに、くすぐったさより快楽を拾い始め、誰に遠慮することもなく声を上げた。 じわじわと熱が身体に溜まっていく。 それがもどかしくも心地いい。
身を捩らせ、息を細く吐き出す。 手袋越しの手を彼女の首筋に当て、つうと胸元、心臓の上まで滑らせてから、赤い瞳を苦笑するように細めて。]
(*64) 2020/10/20(Tue) 06時頃
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見て楽しいものではないかな、と。 ただそれだけの話よ。
[するりと手袋を外し、シーツに落とす。 そして自らの手の甲を示してみせる。]
ずっと昔に、色々やってしまったの。 反省点として忘れないように……残してる、かな。
[月明かりに浮かび上がる、醜い傷跡。 杭のようなものが手を貫いたと分かるだろうか。
本来吸血鬼の回復力なら傷跡も消すことが可能だが、敢えて手袋の内に残していると告げる。]
あまり、気にしないで?
[自分の過去なんて語りたいとは思わないから。 ほんのりと笑ってみせる。]
(*65) 2020/10/20(Tue) 06時頃
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沙羅に直接触れてあげられないのは惜しいわ。
[先程穿った牙の跡を、何にも隔てられていない指先で撫で、顔を寄せると舌を這わせた。 もう傷は塞がりかけているだろうが――じんわりと吸血鬼の唾液を染み込ませるなんて簡単なこと。
魅了させる力は使わない。 自分がよくやるように眠りに誘うことも勿論しないで、ただ身体が快楽を感じやすいようにしてあげる。]
私、女同士の経験ってそんなにないの。
[体温の低い指先で、紗羅の身体に触れていく。 胸の先端を果実を摘むようにしてみたり。 紗羅の反応を見ながらじっくり熱を高めるために。]
(*66) 2020/10/20(Tue) 06時半頃
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ねぇ、沙羅。 この先はどうしていくのかしら。
[耳元で囁く。 すこしだけ掠れを含んだ声で。]
たくさん、触れてみて?
[彼女の小さな手を取り、重ね、繋いで。 戯れるように、どこか子供のように。
しかし浮かべた表情は艶やかに上気しているか。*]
(*67) 2020/10/20(Tue) 06時半頃
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――これまでの宴にて――
[自分がリリスの付き添いとしてこの宴を訪れ始めて、もう何年になるだろうか。 最初は正直めんどくさがっていたものだ。 その頃はもう、食べることに飲むこと、交わること、それらにあまり深い興味がなかったのだから仕方ない。
グロリアは偉大な魔女とは知っていた。 尊敬の気持ちも興味もあったが、乱痴気騒ぎの中で真面目な魔法トークをするのは流石に遠慮するもので。 リリスの楽しげな姿をやれやれと眺めながら、ホールの端でそれなりにお酒を楽しみつつ、知り合いには挨拶し、誘われたら大体やんわりと断る――それが良くある光景だった。
それにも慣れてきた頃だったか。 会場にフェルゼという従者が姿を現したのは。]
……、
[魔女グロリアがどうやって生み出したのかは分からないが、素直に凄いものだなと思った記憶がある。 普通の人間ではなさそうだったから。]
(69) 2020/10/20(Tue) 07時半頃
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[人間でも魔女でもない存在。 まあ、それは自分も同じと言えばそうだ。 なので正体について深く考えたりはしない。
ただ、時々、彼自身の思考――どんな風に物事を見ているのだろうと想像することはあった。]
フェルゼ、居る?
[とある年の宴。 しつこい魔物の誘いから逃れ、人気の少ない中庭のベンチで休んでいるときに彼を呼ぶ。
そうして、こんなことを頼んでみたのだ。]
貴方は私みたいな客のお相手もしてくれるのかしら。
[ああ、これでは違う意味に聞こえるかと。]
(70) 2020/10/20(Tue) 07時半頃
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ええと……。
この宴は、好きなように過ごして良いのでしょう? それで、私は今、誰かとお話がしたいの。
[まわりくどい。]
しばらく話し相手になってくれない? 貴方が忙しくなければで良いけれど。
[さて、フェルゼはどう答えたのだったか。
折角誰かと接する場に出てきたのだ。 引きこもりの自分には溜め込んだ話題があって。 ――そういったものにフェルゼという存在がどんな反応をし、考えを持つのか興味もあって。
ちなみに頷いてもらえたなら。 最近ハマっている人間の小説について粗筋を語ったり、どんなに面白いかをのんびり解説したり、話題は平和なものになるだろう。*]
(71) 2020/10/20(Tue) 07時半頃
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姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2020/10/20(Tue) 07時半頃
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――かつての宴にて――
[こちらは、頼む前に用意されたティーカップに、表情に出してキョトンとしてしまった。 一瞬彼には心を読む能力でもあるのかと思った。 恐らく会場内のことは当然把握している、ということだろうが、どことなく気恥ずかしい心地もする。]
ありがとう。 温かいものが欲しかったの。
[ハーブティーの香りに肩の力が抜ける。 一口飲んで、美味しいと呟いた。
吸血鬼にとって血液以外は口にせずとも生きていけるが、様々な種類があるお茶というものは好きだ。]
それなら良かった。 では、こちらにどうぞ。
[ベンチの隣を示し、誘った。
のんびり、月夜を見上げながらハーブティーを楽しみつつ、照らされるフェルゼの横顔をちらりと見つめる。]
(77) 2020/10/20(Tue) 17時頃
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今、珍しいタイプの吸血鬼だな、って。 思ったりしなかったかしら。
[くすくすと、少し悪戯っぽく笑う。]
ああ、それが嫌とか、責めているとかではないわ。 実際その通りだとは自覚しているし。
まあ似たような吸血鬼のお仲間さんがいたとして、なかなかこの宴に来る機会がないというかだけかもしれないか。
[口ずさむように話す。]
心配はしないでね。 決して、この宴を嫌がってるわけじゃないから。
今はあまり……交わることなどに興味は持てないけれど、こうして誰かとお話しするのは、好きなの。 普段引きこもっているから新鮮な気分。
[カップを一度置いて。]
(78) 2020/10/20(Tue) 17時頃
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話し相手にと言ったけれど……。 そうね、ううん。
[ほんの少し考える。]
フェルゼは、本を読んだりはする? ここのご主人様なら沢山の蔵書をお持ちでしょうけれど。
私はね、最近、人間の書いた小説を読んでみているの。 魔女や吸血鬼も結構出てくるのよ。
[なんてことはない話題だ。 自分の好きなこと故に、常より饒舌に語り、フェルゼが多少なりとも興味を持つのだろうかと様子を窺った。*]
(79) 2020/10/20(Tue) 17時頃
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――かつての宴にて――>>80>>81
引きこもり仲間。 どおりで色白なのね。
[冗談と受け取り、そう返す。 彼の方が庭の手入れなどもしている分、自分より陽の光を浴びる機会はあるのかもしれないが。]
……、
[こんな風に、話している途中で言葉を途切れさせるフェルゼは珍しい気がする。 そこには彼の意思があるのだろうか。 急かすことはなく、ゆるりとカップを口に運ぶ。
引きこもり。小さな世界。 彼が主人たるグロリアのことを口にする時の様子を思い返したりしながら。]
(82) 2020/10/20(Tue) 19時頃
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フェルゼは……、
このお屋敷の世界を、とても大切に思っているのね。
[ぽつりと。 少し脈絡のない呟き。]
私はそんな大層なことを考えながら、本を読んではいないけれど……フェルゼらしいというのかしら。
[本が好き、なのは真実か。 言葉少なに彼の声を引き出そうと。]
(83) 2020/10/20(Tue) 19時頃
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姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2020/10/20(Tue) 19時頃
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――過去・フェルゼと――>>84>>85
そう。
[彼にとっては唯一グロリアが重要なのか。 従者として作られたなら当然とも言えるかもしれないが――単なる人形のようにも感じられず、不思議なものだ。]
貴方は成長することができるのね。 生まれてから、更に知識を増やしていける。
[さすがはグロリアの魔法によるものか。]
そうそう、我が家にハーブティーの本があったわ。 どんな効果があるかだとか、歴史だとか……貴方にとって直接役立つかは分からないけれど、今度貸しましょうか。
[ハーブの育て方、とかはもう読んでいそうだし。 彼自身がハーブティーの効果を受けられるのかは分からないが、何となく、知るのも良いかと思ったのだ。]
(86) 2020/10/20(Tue) 21時頃
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私は、とりあえず気になったら何でも読むわ。
一時期は、写真集ばかり眺めていたかしら。 色んな美しい景色が載っているの。 私は昼間に出歩くのが苦手だから面白かった。
最近は、人間の書く様々な小説……、 ミステリーとか、結構色々な発見があって面白いのよ。 私たちや魔女には当たり前のように出来ることでも、人間はこんな工夫をして成し遂げるのか、とかね。
[ミステリーがどんなものか簡単に説明する。 有名小説のトリックをひとつ例に挙げてみたりして。]
あと……人間は寿命が短いでしょう。 だからこそ、なのか。 物語の中でさえ、あんなに焦らなくても良いのにと思うほど、喜んで悲しんで、誰かを愛そうとして。
[滑稽なほどに、ひたすらに。]
(87) 2020/10/20(Tue) 21時頃
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……人間の勉強にはなるかも。 なんてね。
[本を読みながら感じるもの。 羨ましさか――どうしようもない相入れなさなのか。 それが不思議と好きでもあった。]
気が向いたら、読んでみる?
[ゆったりと微笑んだ。]
(88) 2020/10/20(Tue) 21時頃
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――沙羅と――>>*68>>*69
ふふ。 それくらいって、言われてしまったわ。
[黒い手袋はベッドの端に。 くすりと微笑む顔には、怒った色などはない。 むしろほっとしたかのような明るさが浮かんでいた。]
別に不特定多数にモテても嬉しくはないのだけれど。 沙羅は何故私を誘惑してくれたのかしら?
[西洋の鬼が珍しかったのか。 どうあれ、嬉しいことには違いない。]
狡いなんて。 吸血鬼なのよ、私は。
[本来は人を快楽に落とす術なら沢山持っているのだと、たのしげに笑みを零して、戯れ合うように。]
(*70) 2020/10/20(Tue) 21時頃
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[これまでの触れ合いで、体温は上がり始めて。 すでにしっとりと湿り気を帯びた場所に沙羅の細い指が触れれば、きっと水音が響いてしまう。 くちゅりと抵抗なく指は埋まっていくだろう。
薄らと赤くなった目元、唇を震わせて。]
あ、ん、……沙羅も、
[導かれた指先を彼女の秘所へと。 花弁を擽るように指を行き来させて、辿り着いた少し膨らんだ花芽を指先で軽く押してみる。
女性の身体の気持ち良いところは分かりやすい。 それ故に遠慮はなく――溺れさせようと。*]
(*71) 2020/10/20(Tue) 21時半頃
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姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2020/10/20(Tue) 21時半頃
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――過去・フェルゼと――>>90->>92
では次回、その本を持ってくるわね。
[引きこもり故、それが1年後かもしれない。 でも寿命が限りなく長いからこそ、毎年彼に貸すことができれば、何十冊にも重ねていけるのだ。 ――フェルゼの寿命は、知らないけれど。]
そう、そう。 引きこもりも悪いことではないわ。 写真だからこそより美しいものだってあるでしょうし。
[珍しい冗談を聞くのは楽しい。 グロリアならミステリーがミステリーにならず、人間相手なら怪奇小説ね、などと会話を弾ませて。
フェルゼからの問いに、ふと唇をつぐむ。 思案するように視線を彷徨わせてから。]
(96) 2020/10/21(Wed) 00時頃
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憧れている……ううん。 決して自分は人間にはなれないし、そうなりたいと願っているわけでは、ないのだと思う。
羨ましいのか、妬ましいのか。 ……眩しいなと感じる、が近いかしらね。
[それは“愛している“とも言えるのかもしれない。 いや、正確には、かつて“愛していた“か。 今は物語をなぞりながら懐古しているだけのこと。]
貴方は努力家のようだから、限りなく人間にちかく振る舞えるようにはなれるでしょうね。 でも、それは逆に――本当は人間ではない貴方の個性をなくしてしまうことでもある。
グロリア様がそう望んでいる訳でないなら。 貴方は貴方の特技を生かしていけば……グロリア様は喜ぶのではないかしら。
[同時に色々なところに現れる、とか。 吸血鬼にだって出来ることではないのだから。]
(97) 2020/10/21(Wed) 00時半頃
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では、小説も何か見繕っておくわね。
[さて、何がいいだろう。
フェルゼへ与える本を選ぶのは、長い長い時の中の、楽しい暇つぶしになるに違いなかった。*]
(98) 2020/10/21(Wed) 00時半頃
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――沙羅と――
綺麗……私が?
[言われ慣れていないわけではない。 どうでも良い相手なら、特に感情は動かないのだ。 でも沙羅の言葉は心を熱くした。 彼女に好ましいと思って貰えるのは、嬉しい。]
沙羅、声も可愛らしい。 もっと聞かせて?
気持ちいいと思ってくれてるの、分かるわ。
[彼女の花弁からは蜜が溢れ始めているだろうか。 それを指先で掬い、ほらこんなに、なんて月明かりに照らして見せれば、どんな反応が返るか。 意地悪でもなく、純粋にこちらは嬉しそうに。 それから花芽に塗り込めて、くりくりと弄っていく。]
(*73) 2020/10/21(Wed) 00時半頃
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んぁ、……っ、ぁ、
[沙羅の指先が的確に中を擦る。 とん、と壁を押されて、下腹部が震えるのが分かって。 控えめな喘ぎを零し、沙羅にもう少し身体を寄せていく。]
キス、しましょう?
[柔らかな唇に唇を重ねる。 吐息を交わし合う。 沙羅の唾液は他の同じように甘く感じられて、こくりと飲み込んでしまうと、満足そうに唇は弧を描いた。
気持ち良くて、心地いい。]
沙羅は、こちらと中、どちらが好きかしら。
[花芽を最後にきゅ、と摘んでみる。*]
(*74) 2020/10/21(Wed) 01時頃
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姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2020/10/21(Wed) 01時頃
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