人狼議事


76 ─いつか、薔薇の木の下で。

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視点:


妻 ブレンダは、メモを貼った。

2013/03/24(Sun) 00時半頃


【人】 妻 ブレンダ

 ん…

[ロシェがしどろもどろになっている間にグラスを空ける。
 ラムの匂いは、隠せるものではないだろう。
 だけど、フルーリーには笑んだ。]

 先輩……なんでもないですよ。

[白い喉がこくり動いた。]

(7) 2013/03/24(Sun) 00時半頃

【人】 妻 ブレンダ

 風の音が止んだのか?

[ノックスにはつぶやきは聞こえなかったらしい。
 反応が薄いので、少し、心配そうになった。

 その肩にそっと手を伸ばそうとして…。]

(12) 2013/03/24(Sun) 00時半頃

【人】 妻 ブレンダ


[自身の手が白いけれど、
 木の枝のようにいびつな影を持つ物体に見えて、
 その醜さに眉を寄せた。]


  

(13) 2013/03/24(Sun) 00時半頃

【人】 妻 ブレンダ

>>15

 あ…いや、
 僕の手は、汚いな、と思ったんだ。

[手を止め、自身に戻し、重ね、隠すように。
 顔を寄せてきたノックスには、眉を寄せたまま、
 枯葉色の眼は彼を見上げた。]

(18) 2013/03/24(Sun) 00時半頃

【赤】 妻 ブレンダ


 ああ、僕は醜い。

[木枯しのようなつぶやき。
 ひゅうと、風の音のように……。]

(*0) 2013/03/24(Sun) 01時頃

【人】 妻 ブレンダ

>>19

[覗き込まれた彼の眸は、明るい空の色をしている。
 それは、春を連想させて、
 冬に向かう枯葉色は、羨望に細まった。]

 ――……そうかな。
 もう、老人の手のようだと思ったんだよ。

[いや、違う、
 老人でさえない。

 あの窓の向こうに見える、薔薇の枝のようだと…。
 花がつかなければ、枝は、びっくりするほど、細く、そして、味気のないもの。]

 僕も君のような暖かさがほしいな。

[そして、また、無理に笑んだ。]

(22) 2013/03/24(Sun) 01時頃

【人】 妻 ブレンダ

>>24

 ああ、同学年だ。
 ――……ゲスルトナー?

[手が伸びて、首をやや傾けると、彼の手が自身の手を包んだ。
 一瞬。目を見開いて、吃驚とその顔を見る。]

 ――……

[その温かさじゃない、という言葉は飲み込んで、
 彼の温度が手に伝わることに、確かに、微か、頬は染まった。

 けれど、その顔から、重なった手に視線を移し、その色の違いには、やはり悲しげになってしまう。
 活き活きとした、春の手の間から、冬の木枯らしの指。]

 ――……ありがとう。

[でも、気持ちよかった。]

(25) 2013/03/24(Sun) 01時半頃

妻 ブレンダは、メモを貼った。

2013/03/24(Sun) 01時半頃


妻 ブレンダは、メモを貼った。

2013/03/24(Sun) 02時頃


【人】 妻 ブレンダ

 ああ、すまない。
 つい、そう思ってしまって……。

 こんなことでは駄目だな。

[老人とか、には苦笑い。まだ、若い、にもうなづく素振りを見せるけれど…。
 春の手を振り払えないほどに、冬の手は思いのほか冷たいだろう。
 雪を溶かす温もりに、そして、明るいひだまりの笑みに、ただ、じいっとそのままだったが……]

 あ…

[その手が離れていけば、それは当然なのに、名残惜しそうに。目を伏せて、自身を制すように俯いたあと、自嘲の笑いをこぼす。]

 ――……体温、高くしないとな。

[だけれども、フルーリーの手前、ラムをまた、とは言えず、立ち上がると厨房のほうへ。]

(27) 2013/03/24(Sun) 02時頃

【人】 妻 ブレンダ


 コーヒーを淹れるよ。
 紅茶のほうがいいか?

[そこにいる面子に空気混じりの声をかけて、さっき沸かした湯を沸かしなおすため、焜炉の火を点けた。**]

(28) 2013/03/24(Sun) 02時頃

【人】 妻 ブレンダ

― 厨房にて ―

[ケトルが軽やかな音を立てる。
 コーヒーフィルターに淹れる豆の匂い。それまでになく香しく、窓から差し込む月明かりに空気は澄んでいるからか。]

 薔薇……。

[ふと、見やった先に、月明かりに影を落とす薔薇の木。枝がしなった。
 なぜかそれに見とれて、窓に近寄り、その鍵を外し、開ける。]

 ――……僕と同じ?

[そんな囁きをなぜ、その薔薇にかけたのか。]

(36) 2013/03/24(Sun) 10時半頃

【人】 妻 ブレンダ

 かちゃん……。



[そして、食堂のほうに、何かが落ちる音が聞こえただろう。それは、離れていたせいか、とても小さく、かわいらしくにしか聴こえなかったかもしれないけれど、

 銀色のスプーンと、シルバーの砂糖ポット、それらが何か押しのけたように床に散らばって……。
 厨房の窓開け放したまま……。]

(37) 2013/03/24(Sun) 10時半頃

【人】 妻 ブレンダ




[そこには、誰もいない。**]



  

(38) 2013/03/24(Sun) 10時半頃

妻 ブレンダは、メモを貼った。

2013/03/24(Sun) 11時頃


【人】 妻 ブレンダ

― 中庭・薔薇の木 ―

[月明かり、誘われたのか。
 か細き手首を持つ者、その木の元に佇んだ。
 伸ばす指先、掠めた刺は、その皮膚を突き破る。

 その中指に紅玉が咲き、そして、潰れ流れる。
 同時に彼はうっとりと微笑んだ。]

(42) 2013/03/24(Sun) 13時頃

【赤】 妻 ブレンダ



 ああ、これが冬のような愛なのか?


[その手から出た赤はなぜか蒼くも見え…。]

(*3) 2013/03/24(Sun) 13時頃

【人】 妻 ブレンダ

[薔薇の枝に指を噛まれ、それにぞくりと微笑んだ。
 その痛みと、冷たさに、枯葉色の眸は和らぎを感じた時、


 その肌が月明かりにぼんやりとさざめいた。]

 ――……そう、栄養が必要なんだね。

[次に踊るように手を揺らして、見つめる指先。
 先程までのささくれが消えている。
 黒みがかかっていた爪も、珊瑚のような滑らかな石に変わっていた。]

(43) 2013/03/24(Sun) 13時頃

ブレンダは、その時、何か影がよぎるのが見えた。

2013/03/24(Sun) 13時頃


【人】 妻 ブレンダ

 ああ、君……。
 サイモン、だよね。

[その影を枯葉色は流しみる。
 そして、いつのまにか薄紅に染まった唇から、そのよぎった影の名を呼んだ。]

 どうしたの?
 こんな薔薇の木の下に……。

 何か御用?

[月明かりは、また柔らかな光を落として…。
 いつのまにか、滑らかな肌を得た彼の姿を薔薇の木の下に映し出す。]

(44) 2013/03/24(Sun) 13時頃

ブレンダは、 まるで、少女のように、サイモンに微笑んだ。*

2013/03/24(Sun) 13時頃


妻 ブレンダは、メモを貼った。

2013/03/24(Sun) 13時頃


【赤】 妻 ブレンダ


[そんな中、
 ぼんやりと、やんわりと、

 微睡みに酔いしれている声を拾う。]

 ――……その声は?

[暖かな暖炉のまえ、眠れるキティに…。]

(*4) 2013/03/24(Sun) 20時頃

【人】 妻 ブレンダ

 へぇ、手紙?
 薔薇の木の下での約束?

[サイモンがぽつり語りだす言葉に、まるで身内のように相槌を打った。
 そして、彼が大切に持った紙切れを手に取ると、端正な字にため息をついたけれど…。]

 そう、誰かの悪戯じゃないの?
 

(45) 2013/03/24(Sun) 20時頃

妻 ブレンダは、メモを貼った。

2013/03/24(Sun) 20時頃


【人】 妻 ブレンダ

[悪戯じゃないか、そう、告げると、
 サイモンは傷ついたような顔になる。
 その陰りを見上げて、でも、また優しく笑んだ。]

 ――……大丈夫。
 その手紙の主は知らないけれど、
 薔薇の下、貴方を待ってもいいよ。

[その言葉は、滑らかな肌をせいか、するりと、吐き出された。
 はっとするようなその顔にまた、目を細め…。]

 あ……。

[けれど、サイモンは、それから走り去ってしまう。
 向けられる背中、
 彼の顔は、さみしげに歪んだ。]

(52) 2013/03/24(Sun) 20時半頃

【人】 妻 ブレンダ

― 薔薇の木の下 ―

[月明かりは、その薔薇の木の下に振り注ぐ。
 彼は、自身の指を見る。
 ぷつりこぼれた紅玉のあとは、薄桃に染まっている。
 それを唇に含むと、なんともいえぬ薔薇の香り、口の中に甘さが広がる。]

 ああ、そうだね。
 栄養、なんだね。これが……。

[サイモンの走り去っていった方向。惜しむように眺めながらも、また薔薇の枝を両手で握る。
 手の隙間ふつりふつりと肌の切れ目から紅色が流れ始め、開くと、両手には赤色が溢れるけれど、

 ふと、薔薇から吹いた風にそれは、砂のようにさらさらと流れ……。

 寮の窓辺に届くだろう。
 それは甘く、抗えぬ欲望の芳香。]

(53) 2013/03/24(Sun) 20時半頃

【赤】 妻 ブレンダ


 君は眠っているんだね。
 キティ……。

[薔薇の香りは、その眠れる子にも届くだろう。
 それはなお、眠りを誘うのか、それとも。]

(*5) 2013/03/24(Sun) 20時半頃

【人】 妻 ブレンダ


[そして、また彼は薔薇の木の下から、立ち上がり、いずこかに。

 次にその姿を見たものは、驚くだろう。
 老人のようと自称していた肌は、驚くほど、潤い満ち……。
 枯葉色の眸は、新緑のフィルタがかかったよう。

 解いた金髪は、くすんだものではなく、
 煌めき流れる長髪にと……。*]

(54) 2013/03/24(Sun) 20時半頃

妻 ブレンダは、メモを貼った。

2013/03/24(Sun) 20時半頃


【赤】 妻 ブレンダ


 ああ、なんだか、
 子猫のようだと思ったんだよ……。

 ごめんね。

 でも、君のことを感じれる。
 何か特別に呼びたいな。

[その眠る彼が誰なのか、
 声が響く方向に意識を向ける。]

(*7) 2013/03/24(Sun) 21時頃

ブレンダは、夜の庭を、室内ばきのまま歩いている。

2013/03/24(Sun) 21時頃


【人】 妻 ブレンダ

― 夜の中庭 ―

[薔薇から離れ、でも、薔薇の香りを纏いながら、
 金髪と潤った白い肌、されど、その細さは変わらず……。
 胸の白いフリルが軽やかな動きにはためく。]

 ああ……なんだかとても、気分がいい……。

[声は掠れたままだけど、どこか華やかさをもって…。]

(58) 2013/03/24(Sun) 21時頃

【赤】 妻 ブレンダ


 僕が誰か?
 それは、君が誰かというところからはじまるよ。

 とにかく、とても月が綺麗で、香りが良いよ。

[弾むような息遣い、掠れた声は、眠りの子の耳をくすぐる。]

(*9) 2013/03/24(Sun) 21時頃

【人】 妻 ブレンダ



 そう、まだ、花を咲かせるためには
 栄養が足りない。

 今はまだ、冬でいいんだ……。

[ふと、呟いたと同時に、月夜の中、
 ふわり、綿雪は舞いはじめた。
 それは、彼の細い手首にも積り、温度では溶けず……。
 身体はひややかに冷えてしまっている。]

(59) 2013/03/24(Sun) 21時半頃

妻 ブレンダは、メモを貼った。

2013/03/24(Sun) 21時半頃


【赤】 妻 ブレンダ



 君の元に、行くよ……。
 どこに来るかい?

[名乗ろうとする言葉を促すのではなく、
 そう、求めるのは香りと、そこにあるという存在。]

 薔薇の木の下でも、
 僕の部屋でも、
 もしくは屋根裏でも…。

 僕の声が聞こえる君はきっと特別だから…。

(*11) 2013/03/24(Sun) 21時半頃

【赤】 妻 ブレンダ


 そう……じゃ、待ってる。

[薔薇の木の下。その言葉に、にこやかな香り。]
]

(*13) 2013/03/24(Sun) 21時半頃

【人】 妻 ブレンダ


[中庭にあった姿は、また月の光の下、溶けるようにいつのまにかいない。

 ただ、薔薇の匂いだけは、もう、庭から、寮内に蔓延し始めるだろう。]

(65) 2013/03/24(Sun) 22時頃

【赤】 妻 ブレンダ


 バーチュー……先輩?
 いや、サイラスでいいかな。

[青い眸に、新緑の眸はうっとりと。
 薔薇の下、腰掛けたまま、手を伸ばした。

 薔薇の刺に血のにじむ、指先。]

(*15) 2013/03/24(Sun) 22時頃

【赤】 妻 ブレンダ

[伸ばされた手、指先、
 サイラスもまた伸ばしてくれて、にこやかに微笑んだ。]

 ああ、君も、感じるだろう?
 薔薇が、欲しているんだ。

[指にサイラスの唇が触れて、
 はぁ、とため息をこぼす。

 もう片方の手も、静かに伸びると、彼の柔らかな金髪に触れた。]

 薔薇は本当にかぐわしいね。
 そして、君もとても……。

[薔薇の酔いに敏感に感じてしまったこと、
 きっと、声の通じる彼もそうで……。

 次には指に口付ける彼の頭を包むように抱こうとする。]

(*17) 2013/03/24(Sun) 22時頃

【赤】 妻 ブレンダ

[頭を抱き寄せると、彼の手は細い体躯を抱いてくれた。
 まるで、我が子をあやすような形になりながら、それでも、感じていることは、そんな美しいものではない。

 感じる熱は、冷たさの中、咲き誇る赤い花のよう。]

 眠れないのか。
 かわいそうに……。

 大丈夫。眠れるよ。
 君を眠らせてあげる。

[髪に触れ、遊ばせながら、
 もう片方の指からは、熱が奪われるのを感じている。]

 薔薇が欲しているもの。
 さぁ、なんだろう。

 けれど、僕や君の欲しがっているものを
 きっと欲しがっているんじゃないかな。

(*19) 2013/03/24(Sun) 22時半頃

【赤】 妻 ブレンダ

[そんな理由づけ。
 包み込んだ頭、耳の当たりにくすぐるように、掠れた声を吹きかけて…。]

 ――……

[彼がこちらを見上げれば、
 薄紅の唇をその額に落とす。]

 ――……きっと、特別なんだよ……。

[青い眸を新緑は見つめて…。]

(*20) 2013/03/24(Sun) 22時半頃

【赤】 妻 ブレンダ


 そう、きっと、欲しいもの、
 あるよね?

[青と新緑、薔薇の芳香。
 それまでにあまり言葉を交わしたことなどないのに、
 薔薇の仕業かそれとも、もともとの気質か。

 年上なのに、子猫のような彼の唇に薄紅の唇を寄せる。
 共犯者を仕立てるように、
 甘やかな、甘やかな、落とし穴のような口づけをしようと…。]

(*23) 2013/03/24(Sun) 23時頃

【赤】 妻 ブレンダ

[そう、先に触れた彼の指先には笑みが返った。]

 触れて…。
 そう、大丈夫。

 君が欲しいよ…。

[ねだられて、拒絶などない。
 むしろ、欲望は、高まるばかり。

 彼の唇に薄紅を重ね、触れる、そして、触れる以上の口づけを。]

(*24) 2013/03/24(Sun) 23時頃

【赤】 妻 ブレンダ

 ああ、可愛いね……。

[口づけは、深く、されど、その仕草はどこかあどけない。
 けれど、欲望はそれでつきることはない。]

――……君が欲しいよ。
 僕をもっと欲しがって……。

[薔薇の力で、蘇った肌の弾力は、彼に触れることを求めて……。
 そう、月明かり、薔薇の木の下。
 彼の望みに答えるよう、その指先を動かしていく。
 そう、彼が抱かれたいのならば、そのように、抱きたいのなら、やはりそのように……と、問うて……。]

(*26) 2013/03/24(Sun) 23時頃

【赤】 妻 ブレンダ




[薔薇の木の下、あえやかな声は幾程続いたか。*]



  

(*27) 2013/03/24(Sun) 23時頃

ブレンダは、そっと自室に戻っていく。

2013/03/24(Sun) 23時頃


【人】 妻 ブレンダ

― 自室 ―

[細い体躯ではあるけれど、
 艶やかな髪と肌、そして、新緑の眸。

 部屋に入ると、泥にまみれた服を脱ぎ捨てた。

 そのまま、上半身は裸のままベッドに腰掛ける。]

(74) 2013/03/24(Sun) 23時頃

【人】 妻 ブレンダ

― 自室 ―

[その裸体、
 鎖骨に一つ、赤く咲いた跡がある。
 あとは白く白く……そう、雪のようにとはいかずとも。]

 ――……は

[そして、自らの身体を一度抱いて、悩ましい声をあげた。]

(77) 2013/03/24(Sun) 23時半頃

【人】 妻 ブレンダ

― 自室 ―

[身を抱きしめているには、
 薔薇にあてられたせい、そして、それによってもたらされる己の欲望。
 月明かりは、いままで埋もれていた細い体躯の中の疼きをあかあかと照らし出していた。]

 あ……

[その時、名を呼ばれ、ぴくり、身をこわばらせる。]

 だ、だれ……?

[問いかける、扉の向こう。
 だけれども、その掠れた声は、何か助けを求めているように、聞こえるだろう。

 確かに求めているのだから。]

(81) 2013/03/25(Mon) 00時頃

【人】 妻 ブレンダ

 リンチ……先輩……。

[薔薇の香りは扉を開ければ、より濃厚だろう。
 上半身、白い肌を晒したまま、金髪の長い髪は顔もやや隠すけれど、新緑の眸は、濡れた眸で、オスカーを見つめる。]

 先輩……

[自分でも驚くような縋るような声。]

 苦しい……んです。

(85) 2013/03/25(Mon) 00時頃

【人】 妻 ブレンダ

>>88

[オスカーが駆け寄ってきてくれ、その背中、
 彼の手の温もりにぴくり反応し、肌が泡立った、]

 先輩……。

[そのまま脱力して、オスカーにもたれかかる。]

 寒いです……。

[声は、薔薇の芳香を吹きかける。
 オスカーの顔に唇を寄せ………。]

(91) 2013/03/25(Mon) 00時半頃

【人】 妻 ブレンダ



 ――……先輩、くるし……。


[そのまま、くちづけてしまいそうになる寸前、止まって、口は半開きのまま、泣き出しそうな顔をした。**]

(94) 2013/03/25(Mon) 00時半頃

妻 ブレンダは、メモを貼った。

2013/03/25(Mon) 00時半頃


ブレンダは、>>95>>96 そのままオスカーを見つめている。

2013/03/25(Mon) 21時半頃


【人】 妻 ブレンダ

― 自室 ―
>>95>>96
[オスカーが熱いと感じても、彼自身は冷たさを、寒さを感じている。
 細い手首は、オスカーが触れてくれた頬の上、重なった。]

 ――……何が欲しいと思いますか?
 してほしいと思いますか?

[その声は掠れたものだけど、よく聞けば二重に響いている。
 彼の意思と、薔薇の意思と……折り重なり、幾重にも入り混じり…いつのまにか、その欲望はどちらのものか…。]

 リンチ先輩……。
 疼いて仕方ないんです。

[眉を寄せ、身体を震わせる。]

(108) 2013/03/25(Mon) 21時半頃

【赤】 妻 ブレンダ



[そう、さきほど、声の通うものと、
 肌を合わせたばかりなのに、

 疼きは収まらず、なお、
 求めてやまない……。]

 ああ、君も苦しいだろうか。

[声の届くものへ。今、その苦しみが、そして、甘やかさを共有するものへ。
 心の中で、細い指を伸ばす。]

(*29) 2013/03/25(Mon) 21時半頃

妻 ブレンダは、メモを貼った。

2013/03/25(Mon) 21時半頃


【人】 妻 ブレンダ

[疼きは収まらず、
 ともすれば、自身を慰めたい衝動に狩られる。
 それをせずに、ただ、震えているのは、そこにリンチがいてくれるからだ。

 憧れのロシェのような長い髪、羨望のゲルストナーのような滑らかな肌。

 望む欲望を今もってなお、身体は足りぬと、甘美な悦びを求め、肩は己の衝動を抑えようと、深い息を繰り返していた。]

 ――……いえ、変なことを言って、すみません。

(110) 2013/03/25(Mon) 21時半頃

【人】 妻 ブレンダ


 ――……大丈夫です。
 すみません。

[開く唇、泣きそうな顔は、眉を垂らしたまま、
 されど、今ある理性を確かにしようと、そんな言葉を吐く。*]

(111) 2013/03/25(Mon) 21時半頃

【赤】 妻 ブレンダ

 この苦しさ、わかってくれるのは、
 君だけだよ……。

[それは、いつのまにか、彼自身の言葉だけではなく、
 薔薇の言葉にもなっている。

 枯れたまま、終わるのは、嫌だ。
 また、あの花を咲かせたい。
 美しく、そして、甘美なあの想いを……。]

 君だけだ……。
 君がいないと……。

[細い指は、もがくように、
 唇は、浅い息を繰り返しているかのように、開ききらない五分咲きの薔薇のように…。]

(*31) 2013/03/25(Mon) 21時半頃

【赤】 妻 ブレンダ

 ああ



 欲しいなら、
 摘み取ってしまうかい?

[薔薇の囁き。
 それは甘美な欲望を否定しはしない。
 その伸ばした指は、きっと彼の身近な人からも伸ばされたような幻影。

 薔薇は、咲き誇るために、
 吐息をこぼす。]

 ――……

(*33) 2013/03/25(Mon) 22時半頃

【赤】 妻 ブレンダ

[助けを求める響きに、
 薔薇ではなく、彼自身が眉を寄せた。]

 ああ、
 壊したくないんだね。

[指先、それは、眠る子を宥めるように…。]

 ――……君を慰めてあげる。
 僕なら、いくら壊されても、
 構わないよ……。

[優しく、語りかける。]

(*35) 2013/03/25(Mon) 23時頃

【赤】 妻 ブレンダ

 君の大事な人は、
 大事にして………?

[その言葉はどう響くだろう。
 だけど、深い意味はない、そのままの意味だ。

 大事な人がいるのならば、
 大事な人は、大事に………。

 欲望だけで、何かを壊してしまいそうならば、
 壊れてもいいものを壊せばいいと……。]

 僕のことは壊してもいいんだよ。
 むしろ、僕は壊れることを………。

[薔薇とは違う、願い。本当は見えない、未来。

 美しくありたい。枯れてしまいたくない。

 そこは同じなのに。]

(*36) 2013/03/25(Mon) 23時頃

【赤】 妻 ブレンダ



 ――……そして、賛美歌を紡ぎ出す……。


  

(*37) 2013/03/25(Mon) 23時頃

ブレンダは、目を伏せ、項垂れた。

2013/03/25(Mon) 23時頃


【人】 妻 ブレンダ

 ――…はい

[何か着たほうが、というオスカーの言葉に頷いて、クローゼットに視線を向ける。]

 大人しく寝てます。

[オスカーが上着をとってくれたならそれを羽織って、寝台に上半身を埋める。]

 というか、悪いこと、かもしれません。
 欲望を持つということ、
 神は、それを美しいとは思わないでしょう。

 リンチ先輩のように、気高く、優しくはなれない…。

[寮で、何かといいながら、みんなの面倒見がよかったオスカーのこと、
 比べるべきではなくても、日陰者には眩しかった。]

(127) 2013/03/25(Mon) 23時頃

【赤】 妻 ブレンダ



 ああ……
 つらいなら、

 薔薇の木の下にまた、おいで。

[苦しげな声に、薔薇は甘やかに…。]

 ――……いくらでも、君を慰めてあげる。
 いいえ、愛してあげる……。


 だから、今は、おやすみ?

[そんな慰めを。]

(*39) 2013/03/25(Mon) 23時頃

【人】 妻 ブレンダ


 そんなことはないです。
 ああ……。

[上着をかけてくれて、
 髪を撫でてくれる。その仕草に、ため息がでる。

 だけど、行ってしまう、その言葉に、自身の見をぎゅっと掻き毟るように寄せた。]

(132) 2013/03/25(Mon) 23時半頃

【人】 妻 ブレンダ




  ……卒業、おめでとうございます。



[華やかな、お別れパーティの日。
 遠くから、行ってしまう彼らを見ていた。
 皺の目立つ肌を晒したくないと、必要以上に着膨れをして……。

 その中でも、とくに、輝いてみえたオスカーの姿。
 そう憧れの中に…。]

(133) 2013/03/25(Mon) 23時半頃

【人】 妻 ブレンダ




 ありがとうございます。



[薔薇の香りは、彼の背を引きとめようと、香るだろう。
 だから必死にそのあとは、息を止め、唇を噛み締めて、布団の中、潜り込む。
 その唇に血が滲み、きれても、

 まだ、そこに理性はあった。]

(134) 2013/03/25(Mon) 23時半頃

【赤】 妻 ブレンダ




 僕も、苦しいから……。



[ひとりじゃないよ、と。
 依存には、依存で答え…。*]

(*40) 2013/03/25(Mon) 23時半頃

ブレンダは、新緑の眸を隠すように、目をぎゅっと閉じた。*

2013/03/25(Mon) 23時半頃


妻 ブレンダは、メモを貼った。

2013/03/25(Mon) 23時半頃


【人】 妻 ブレンダ

[扉が閉まる。
 同時に、心の中のシルヴァの部分が悲しげに窓を閉めたよう。

 美しさを手に入れても、
 薔薇の芳香を香らせても、

 寂しさは消えず……そう、本当は寂しくてたまらないこと、告げられず……。
 閉じこもる心に、薔薇は微笑む。]

 ああ、そう、眠っておいで。
 君は眠っておいで。

[薔薇は笑う。]

(140) 2013/03/26(Tue) 00時頃

ブレンダは、むくり、身体を起こすと、羽織った上着、袖を通して…。

2013/03/26(Tue) 00時頃


妻 ブレンダは、メモを貼った。

2013/03/26(Tue) 00時頃


【人】 妻 ブレンダ

 君は眠っておいで。
 大丈夫、甘い快楽だけは君に届けてあげる。

 そう、君は、それがいいだろう?
 枯れて、誰にも振り向いてもらえないより…。

 枯れる前に、花を咲かせて、
 そして、僕のかわりに散っていくんだよ。

[金色の髪は月明かりにまた輝きを増す。
 そして、白いシャツ、にスラックス、靴は履かずにまた軽やかに。]

(142) 2013/03/26(Tue) 00時頃

【人】 妻 ブレンダ

― 薔薇の木の下 ―

[軽やかに踊るようにたどり着いたのは、
さっき組み敷かれた薔薇の木の下。
 そこで、唇をぺろりと舐めて、薔薇の木に口付ける。]

 ―――……ああ

[そのまま、佇んでいると、影がよぎる。
 それが、誰か、薔薇は知っている。

 端正な文字は誰でもよかった。]

(143) 2013/03/26(Tue) 00時頃

【人】 妻 ブレンダ

 ――……サイモン……。

[そして、その名を読んで、また細い手首、指を伸ばす…。]

(144) 2013/03/26(Tue) 00時頃

【赤】 妻 ブレンダ

[そこに、眠る子の姿はあったか。
 いずれにせよ、シルヴァではない、薔薇は、サイモンにも彼にも微笑む。

 そして、おいでと、手を差し伸べるのだ。]

(*41) 2013/03/26(Tue) 00時半頃

ブレンダは、薔薇の木の下。サイモンの手に指を絡ませて…。

2013/03/26(Tue) 00時半頃


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