人狼議事


184 【RP】Septimo Oves Errantes【R18】

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【赤】 墓守 ヨーランダ

(おかしい。

     おかしい やはり  変だ

   この男は変だ     いや 狂 っ て い る

 痛い 痛い痛い!!!
       ああ、なんて酷い痛みなのだろう!!

 刺されたところが 痛くて 苦しくて 

  ああ 私の瞳が奪われてしまったら もう二度とあの人を見ることはできないのね
 可愛いと愛おしげに見つめてくれるあの瞳をもう見つめ返すことはできないのね
 
 きっと目を失った醜い私は彼に捨てられるんだわ。きっとそうなのよ。そしたら私はもう二度と もう二度と 愛されることはないんだわ……――

ああ、憎い。憎い、妬ましい。
どうして私ばかりが こんな目に遭うの?

 どうして 私ばかりが こんなに 不幸なの――……?)

(*15) 2016/03/03(Thu) 02時頃

【赤】 墓守 ヨーランダ

[嘆く少女の不幸は、全て、自業自得。

愛おしい人に何度も刺され、殺され、遊ばれた時には嬉しく思った痛みでも、相手が違えば吐き気がするほどの恐怖と痛みを伴うということを少女は身を持って知ったのだった。

けれど、それは当たり前のことなのだろう。

なぜなら、あれほど義父に抱かれることが嫌だったというのに、相手がケイイチだったのなら喜んで体を開いて抱かれたのだから。

そのうち少女は血の涙を空虚な穴から流すのだ。眼球がなくなっても、人の体は涙を流せるものだから。

男の言葉も>>*11>>*12、少女には死刑の宣告のように聞こえた。まるで身に覚えのない罪状を挙げ連ねられて、執行を待つだけの罪人のような気分。
いずれこの男にそんな思いを味あわせてやることはできるだろうか]

(*16) 2016/03/03(Thu) 02時頃

【赤】 墓守 ヨーランダ


ひっ、ぎ……!!

[男の見せた子供のような無邪気な笑みなど見えるはずもない>>*13。少女は必死にナイフの侵入を拒むために目を閉じていたのだから。

しかしその努力も虚しく、こめかみと眼球の間に入ったナイフの刃先は、まぶたを突き破ってまず涙液に浸った。その薄い膜を超えたあとは角膜へと到達する。
しかし眼球を傷つけることなく手に入れようとする男は、前眼房までは傷つけずに、角膜の被害ですら最小限だったに違いない。
シュレム氏管を経た後に眼孔に沿って刃を滑らせ、上直筋と下斜筋を切り落としたのだろう。
外側の筋肉が切れたことによって、少女の目玉は内側の眼筋に引っ張られてぐるんと裏返る。
そうしたなら眼球の裏側が丸見えだ。
きっとすぐに上下と内側に残るの筋肉と神経も切断できたことだろう。
尤も、その作業をするにあたっては少女の上瞼と下瞼が非常に作業の邪魔をしたようだから、まずはその邪魔な皮膚を切り落としてしまったほうが早かったかもしれない。]

う"ぁ……あ……ぁぁ……

[そして片目の作業を終えた頃には、少女は大人しくなっていたはず。
あまりの恐怖と絶望と痛みに耐えかねて、気絶をしてしまったようだから。]

(*17) 2016/03/03(Thu) 02時半頃

【赤】 墓守 ヨーランダ

[そう、まだ気絶である。死んではいない。

故に、男にとっては幸運なことに(少女にとって実に不幸なことに)、処理を終えた片目を放置したままもう片方の目へと作業を進めても問題はなかったようだ。再生はまだしていない。

筋肉と神経を切断した目玉を繰り抜くのに、手慣れた男であればさほどの時間は要さなかったはず。
慣れぬナイフ一本だけでは、いつもと勝手が違ったかもしれないが。]

(*18) 2016/03/03(Thu) 02時半頃

墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2016/03/03(Thu) 02時半頃


【赤】 墓守 ヨーランダ

[もし男の考えが聞こえたのなら、少女もまた、こう思っただろう。>>*19

『金髪の男は願い下げ』と。

たとえ瞳の代わりにキレイなガラス球をはめ込んだとしても、すでにその水晶は少女に光を与えないのだ。だが、まぶたを縫い合わせでもしたらますます醜い顔となってしまうだろう。

少なくとも少女の美的感覚からすれば、"目玉を失った自分は醜い"のだ。この両者の思考はやはり交わることはないのだろう。
"受け入れている"だなんてとんでもない勘違いも>>*20、気絶している今では訂正することもままならない。]

あが……っ、が……うぅ……

[気絶しながらも、突き刺す痛みには時折生理的な痙攣が見られた。それでもまだ少女がショック死をしないのは、皮肉にも日頃から痛みに慣らされてしまっているせい。]

(*21) 2016/03/03(Thu) 04時頃

【赤】 墓守 ヨーランダ


ケイ……イ――……ぁ……

[意識を失いながらも、彼の人の名を呼ぶ。
男がペラペラとなにかしゃべり続けている声など少女の耳に届くはずもない。]

ふ……ぁ……ぁ……、あつ……ぅ……ぃ、あつ、……

[痛いというよりも、熱くて仕方ない。
もはや過ぎた痛覚は神経が切断されてしまっているようで、痛みは熱に変わって伝えられていた。
燃えるような熱とそれに反比例していくかのような体温の低さと寒さに襲われた少女は、だらしなく舌を垂らし、唾液で自らの頬を濡らす。
もはや暴れることもままならないならば、その体は地面へと押し倒されて男に体の前をすべて晒すだろう。
少女の薄汚れていたワンピースは、元から真っ赤であったかのように血で染まっている。]

(*22) 2016/03/03(Thu) 04時頃

【赤】 墓守 ヨーランダ

[片目を失った少女の眼光は血で満たされ濡れに濡れる。
そしてくり抜かれた目玉の部分はポッカリとした穴が空いていた。
まるで眼球を失った寂しさを埋めて欲しいといわんばかりに、物欲しげにねだっているかのようだ。]

は……ぁ……あ"あ"……ぁ"……あつ、ぃ……あつ……

[むろん、今の少女に意識はない。

それでもまだ先ほどまでの恐怖と痛みに体がヒクヒクと痙攣し、吐息も荒く、更にはナイフを持つ手に自ら手を伸ばしていた。それは少女からしてみれば男を拒もうと伸ばされた手だったのかもしれないが、意識もない状態では『もっとして』とでも言うかのようだ。
やがてもう一つの目玉も男の手中に収まってしまえば、そこには空虚な穴が二つ、並んでいただろう。]

(*23) 2016/03/03(Thu) 04時頃

墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2016/03/03(Thu) 04時頃


【人】 墓守 ヨーランダ

[ 沈む意識の中、遠くから愛おしい人の呼ぶ声が聞こえた気がした。>>45
目の前の男の言葉はこれっぽっちも耳に届かないというのに、彼の嘆きの声だけは少女に届くのだ>>46

彼の声が、あまりにも悲しそうだから]

……ケ、イ……――

[それでも、少女の意識は既に深淵へと堕ちて、いまだ返らず]**
 

(51) 2016/03/03(Thu) 10時頃

墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2016/03/03(Thu) 10時半頃


【赤】 墓守 ヨーランダ

[ 少女は、死へと向かってゆく。

あれほど痛くて苦しくて泣き叫んでいたというのに、今では痛みもわからない。
血が流れすぎてしまってもはや少女の体温は人のそれではない程だが、これもまた再生すれば『治る』のだろう。]

…ひ…し……

[押しのけようとしていた手も力なく崩れ落ち、荒々しかった呼吸も徐々に弱まっていく。そして少女は男の安否を尋ねる声には>>*24]

……101回……死ね……

[呪いの言葉を吐きながら、少女は絶命した。

結果として少女は、死を持って完成だと考える男に二回も死を与えてしまったのだった>>*25

目玉を持ち去られた後のことは、少女の与り知らぬところ。宝物を手に入れた男が本体には興味なしと部屋を出て行くなら、強欲の部屋には血まみれの娘が一人、ただの屍としてそこにあるのみ。*]**

(*26) 2016/03/03(Thu) 11時半頃

【赤】 墓守 ヨーランダ

[ もし少女が生きていたなら、また悲鳴をあげていたことだろう。

まさか憎い仇に抱き上げられてしまうとは!>>*28

ぽっかりと空いた両目の穴からは夥しい量の血が流れて、もはや少女の顔もわからぬほど。白かった髪は頭頂部の一部を残して真っ赤に染まり、服に至っては血が滴り落ちている。
憤怒の部屋から広場までは、血痕の道標が続いたことだろう。


絶命した少女は、未だ意識を取り戻さず。]
 

(*29) 2016/03/03(Thu) 18時頃

墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2016/03/03(Thu) 18時半頃


ヨーランダは、>*29 (誤)憤怒の部屋→(正)強欲の部屋

2016/03/03(Thu) 18時半頃


墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2016/03/03(Thu) 19時頃


【人】 墓守 ヨーランダ

[少女は絶命したまま、未だ蘇らず。

しかしよく観察すれば、眼窩から吹き出していた血が止まっていたので、再生はしているようだ。
少女が目覚めるまで、まだもう少し時間がかかるだろう。少女の体はしばし他人の手に委ねられることになる。
その間に醜い顔を愛おしい人に見られてしまったと知ったら、少女は深く悲しむに違いない>>65>>66

けれど少女にはもう、彼の姿を見ることは叶わず、声しか聞くことはできない。それも左耳は根本から切り落とされてしまったので、右側からしか聞こえないのだ。]

(67) 2016/03/03(Thu) 20時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ

[ 暗闇の向こうから、誰かの嘆く声が聞こえた。

それは自分の名を呼んでいて、ひどく悲しそうだということがわかる。]

(ああ、あれはきっと、ケイイチ様だわ)

[深淵へと沈んだ少女が幾度も聞いた声が、今はやけに近くに感じた。そして頬に、唇に触れる温かいぬくもりに、少女はやっと目を覚ます。]

ケイイチ様……。泣かないで、ください。
私はここにいます。あなたのおそばに…

[そして目を開こうとした。……しかし、目が開かない。何故開けようとしているのに、まぶたが動かないのだろう。
いや、そもそも――開けるはずの、まぶたが、ない。]

あ……あ……

[そして少女は自らが受けた痛みと恐怖を思い出す。それは走馬灯のように蘇って、とっさに自分の顔に手を当てて、そこにあるべきはずのものがないことを改めて確認してしまった。]

(74) 2016/03/03(Thu) 23時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

いや……ぁぁぁぁああああ!!
みないで、みないで!!こんな、醜い、酷い、顔を、見ないで……。ちがう、これは、違うんです……!!

[急に暴れだした少女は愛おしい人の腕から逃れようとする。それに成功したのなら、彼が向かっていた方向とは別へと走りだす。しかし前が見えないものだから、すぐに壁にぶつかって倒れこむだろう]

いや、見ないで……見ないで……うっ……ヒ、ック……

[あとから男が追いかけてきたのなら、今自分が置かれている状況がわからない少女は『戻らなきゃ…お部屋に戻らなきゃ…』と譫言のように呟く。]

(75) 2016/03/03(Thu) 23時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

[それからしばらくして。>>75
顔を水で洗ってハチマキのように目に布を当てて身なりを整えたなら、再び少女は広間の先にある扉の向こうへと行くはずだ。
先程よりは随分と落ち着いているのはきっと、その隣に愛おしい人がいたからだろう。*]

(77) 2016/03/03(Thu) 23時頃

墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2016/03/03(Thu) 23時頃


墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2016/03/03(Thu) 23時半頃


【人】 墓守 ヨーランダ

―裁きの間―


[少女は目を覆い隠したまま、ケイイチに手を引かれてここまでやってきた。
そして全員が揃ったタイミングで扉が閉まる音と、どこからか不気味な声が聞こえてくる>>78>>79。]

……っ、なに……な、に……?

[怯える少女は、彼と繋ぐ手をぎゅうと握りしめて、不安そうにあたりをキョロキョロと見回す。当たり前だが、見えはしないのだが。
――そして、一番罪深い者を示せ、と言われれば]

そんなの、決まってるわ……!
あの男よ、あの、男!私の目を奪った酷い男……!許さない、絶対に、許さないんだから!

皆さんもあの男がどんな酷いことを私にしたかを知れば、きっとわかるでしょう!あの男の残酷さを!
 

(92) 2016/03/04(Fri) 04時半頃

【赤】 墓守 ヨーランダ

[少女は糾弾する。【強欲な男 ニコラス】を。

名前がわからないので「あの男」としか言えず、目が見えないので指を指すこともできないのだが。】

(*31) 2016/03/04(Fri) 04時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ


私の服を見てください。
酷く血に汚れているでしょう?
これはあの男に首を刺されたからです!
無抵抗の、何もしていない私に、いきなり襲いかかってきたのです!

私の耳を見てください。
片耳がないでしょう?
あの男に切り落とされたからです!
抵抗する私を壁に押し付けて自由を奪い、無慈悲にも犯行に及んだのです!

そして、私の目を見てください!
何もないでしょう?
あの男に奪われてしまったからです!
生きたまま目玉をナイフで繰り抜かれた私の痛みと恐怖が、あなた達にわかりますか!ナイフが眼窩を擦り脳髄に響く音を聞いたことがありますか!

[目を隠していた布を引き下ろして、人前に虚ろな窪みを晒す。それは直ぐに隠したが、そこにあるべきはずのものがないことはわかったはず]

(93) 2016/03/04(Fri) 05時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

[そこまで喚き立てたが、誰が自分の話に耳を傾けていたかなど、目の見えない少女には知る由もない。
それでも、最後にはひと呼吸おいて、ボソボソと呟いた。]

私が言いたいのはそれだけよ…。
私のことを貶めたあの女も憎いけど、目を奪った男だけは許せないわ……。

ひどい……こんな、目を奪われて、私はこれからどうやって生きていけばいいのよ……?私、まだ19歳なのに

なんで私ばかり、こんな、酷い目に遭うのよ……酷いわ…こんなのってないわよ…

[虚ろなくぼみから涙を流しながら、少女はそれっきり、黙するだろう。ケイイチに縋りながら喚き散らし、慰めてもらいながら涙を流す様はまるで悲劇のヒロインのよう。
強欲な男からの反論や、誰かから質問があったのなら応じただろうが、それ以外はメソメソ泣いていただろう。]

(94) 2016/03/04(Fri) 05時頃

墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2016/03/04(Fri) 05時頃


【人】 墓守 ヨーランダ

―回想―

 He loves me, ―He don’t!
(彼が私を愛してるって)―(まさかね!)

 He’ll have me,―He don’t!
(彼が私を欲しがってるって)―(ありえない!)

 He would if he could,But he can’t,
(出来るものならやってみたらいいわ、きっと出来ないから)

 So he don’t!
(ぜったいにね!)

(だって、私のこの顔を見てもそんなことを言える男がいるだなんて思えないもの。「酷くねー」だなんて嘘なのよ。「可愛いから」だなんて……ああ、きっと幻聴なんだわ!

でも、私のことを離してくれないこの手は何?私があまりにも暴れるものだから、仕方ないなって降ろしてくれた優しい人は誰?
そして前が見えずに転んだ私の手を取って「お嬢様」だなんて導いてくれるこの声は……?

ああ、なんてことかしら…!私はまだ目覚めていなかったのかしら?)

(95) 2016/03/04(Fri) 07時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

―裁きの間に行く前。憤怒の部屋で―

[少女は手を引かれるままについて行った。>>80
この手は大丈夫、この人のそばにいればもう怖くない、と言い聞かせて。
まさか今繋いでいる手が、いつの間にかあのおぞましい殺人鬼に変わっていたらという妄想にガクガクと足の震えが止まらなかったが。

カチャリ、扉の開く音がして。
バタン、扉の閉まる音がしたら。

少女は足に力が入らなくなって、その場に崩れ落ちそうになった。]

ケイイチ様……ケイイチ様…なのですか?
ああ……ああ、どうしましょう。何も見えないのです。ケイイチ様のお顔が見えないのです……。なんて悲しいことでしょう!
でもまた部屋の中に入ったのなら、きっとケイイチ様も暗くて私の姿が見えないでしょう?

良かった……こんな酷い顔見られたくないから…。それはなんて、幸いなことでしょう……。

[少女は床に座り込み、近くに彼が居たのなら抱きしめて欲しくて手を伸ばした。既に抱きしめられていたなら、彼の背中に腕を回したことだろう。
小さな体は、カタカタと震える。]

(96) 2016/03/04(Fri) 07時頃

【人】 墓守 ヨーランダ


お部屋から出てごめんなさい…目が覚めたら、一人だったから……。私…外に出て…あ…ああああ、あの男、に……耳を…目を……奪われ、て……怖かった……痛かった……すごく、すごく……、

[ぐすぐすと泣きながらも、はたとある事に気がついて愕然とする。それからはさらに体の震えが大きくなって]

あ……あ……!? わたし……目をくり抜かれた後の記憶が、な、ない……。きっとあの時に死んでしまったんだわ……
私、どうしてあの男に抱きかかえられていたの……まさか、まさか、死んだ後に……あの男に弄ばれでもしたの……?
いや……いや、いやぁぁぁぁぁ…………!

[実際には死んでから再び目覚めるまではさほど時間は経っていなかったはずだが、それを少女が知る術はない。目玉をくりぬいて綺麗だと喜ぶ男だったから、死姦の性癖があったらどうしようと、少女はまた怯えて泣くのだった。

今更何をどうしたって、もう手遅れだというのに。]

(97) 2016/03/04(Fri) 07時頃

墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2016/03/04(Fri) 09時半頃


【人】 墓守 ヨーランダ

[少女怯えて泣くばかり。

言いたいことを言いたいだけ喚き散らしたあとは大人しいものだった。

黒髪の女の蔑む視線も>>99
忌まわしき男からの貶す言葉も>>101
傍観者からの悼む視線も>>105

全て、彼女の弱った耳には届かないし、眼は光を映さない。
ただわかるのは、繋いだ手のぬくもりだけ]

ヒック…だいじょうぶ、で、す……ヒック……取り乱して、ごめんな、さい……

[『大丈夫か?』と慰められれば、彼の腕に縋って泣いた>>103。メソメソと布を涙で濡らしながら、それでも考え事をしているらしい彼の為に少しは静かにしようとしているらしい。こみ上げる嗚咽はなかなか抑えられそうにないが。]

……ヒック……ぅ……ふ、ぅ……。ふふ…

[すすり泣きながらも、時折繋いだ手を撫でられる彼の指先の悪戯には小さく微笑んで>>104、段々と落ち着きを取り戻していったようだ。泣き止めば、大人しく黙って彼の隣で俯いていたことだろう。]**

(108) 2016/03/04(Fri) 19時半頃

墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2016/03/04(Fri) 22時半頃


【人】 墓守 ヨーランダ

[少女の隣で、彼が動いた。>*35
突然"バン!"と大きな音が聞こえれば少女は驚いて小さく悲鳴を上げた。]

ケ、イイチ、様……?
どうしたのですか……?

[肩にもたれかかってくる男の頭を抱きしめながら、思わず目の前の机と思われる台に手を伸ばした。……すると、それは机ではなく何かの台座であることがわかった。
盲目の少女には今まで台座の存在も気づいておらず、そこに書かれた文面も未だ知らないのだ。]

これは……?ボタン……?
もしかして、さっきの不気味な声が言っていた「選べ」と言うのはこれを押して投票しろという事ですか?
いまケイイチ様は投票したのですか?

[察しの良い少女はにこりと微笑んだ。そして信じて疑わないのだ、『彼は自分と同じようにあの憎き男に投票したのだろう』と。]

ケイイチ様、ケイイチ様、どうか私の代わりにボタンを押していただけませんか?私は目が見えませんから…

[少女は男の袖を引く。彼が誰かと話しているのは聞こえているが、目が見えないのでそれが誰かはわからない。
そして嫉妬の台に移動したのならボタンを押して欲しいとねだるだろう。]

(127) 2016/03/04(Fri) 23時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ

[だがもしケイイチが少女の望み通りの『強欲』に投票する前に、さっき彼が投票したのがあの強欲な男ではなく高慢な女のほうだと聞かされたら?

そうなれば、さて…嫉妬深い少女の空模様は変わるかもしれない。

そう、この少女は実に嫉妬深いから。
彼の口から他の女の存在が飛び出せばそれだけでも妬み、恨む理由に足りる。

何故なら、あの女に投票したということは、自分の目をくりぬいたあの憎い男よりも更に印象に残るほどに、彼の中であの女の存在が大きいということに他ならないのだから。

その時には、少女はボタンの場所を聞いて、自らの意志で投票するだろう。]

(128) 2016/03/04(Fri) 23時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ

そうですか、それは良かったです。

[何も聞かされていない少女は、にっこりと微笑んだまま頷いた>>130。もし目が見えていたのなら彼の嘘は見抜けただろう。いや、そもそも傲慢のボタンを押したことも見えたはずだ。

しかし、妬む少女は、盲目だ。そして、盲目的でもある。
それは物理的に目が見えないというだけでなく、相手への依存が強いという意味でも。

彼が「投票した」と言うのなら、少女はその言葉を疑うことはない。]

(132) 2016/03/05(Sat) 00時半頃

【赤】 墓守 ヨーランダ


(あの男のボタンはどれですか?
……これですか?わかりました。ありがとうございます)

[嫉妬の台に移動したのなら、コソコソと彼と言葉を交わしながらボタンの場所を聞いて【強欲な男 ニコラ】にしっかりちゃーんと、自分の指で押して投票をしたのだった。]

(*37) 2016/03/05(Sat) 00時半頃

墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2016/03/05(Sat) 00時半頃


墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2016/03/05(Sat) 03時頃


【人】 墓守 ヨーランダ

[再び聞こえた不気味な声に盲目の少女は怯える。

そして裁きの結果を聞けば、当然だとばかりに頷いた。目が見えない故に自分に票が入っていた事はわからなかったが、もし知ることがあったのなら、それすらもあの女が入れたに違いないと憤慨した事だろう]

(もちろんよ。あの男が一番罪深いに決まってるじゃない!ああ、これであの男も裁かれるのね!これから一生治療費を払い続けさせてやるんだから!慰謝料だってふんだくってやるのよ!!私にはその権利があるわ、そうよ!)

[憤慨しながら部屋に響き渡る声に耳を傾けていた少女は『帰る道』と聞けば、ハッと我に返った。……帰る。帰る、という事はつまり。

彼との別れの時が近づいているということ。]

あ………

[少女は言葉を失って、俯いた。
少女は彼に聞かなければならないことがあった。
確認して、記憶しておかなければならない事が……。たが、果たしてそれは憤怒の部屋に戻った時に彼から聞くことができたのだろうか。もし出来ていなかったのなら、少女の不安はこの時点てすでに膨らんでいたことだろう。
自然と彼と繋ぐ手に力がこもる。]

(141) 2016/03/05(Sat) 12時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ


[更にはその後に続いた鍵の行方についても、何故か嫌な予感がよぎった。]

(……ここでは、殺してもまた生き返るのよね?そうよね?今あの男を殺して鍵を手に入れたあと、あの男はちゃんと生き返るわよね?)

[『帰り道』と聞いた途端に、やけに現実感が蘇ってきた。そして誰かを殺すというそのアンモラルな行為に、たじろぐ。そう、この少女は臆病なのだ。人殺しなどできる器ではなく、実際に殺したこともないのだから。]

う……は、はい。そうですわ、腕は切り落としてやらないと…

[それでも、盲目な少女は彼から促されれば『怖いから嫌』とは言えなかった>>138。ただ彼と繋いだ手をぎゅうと強く握りしめて、頷き、従う。]

!?……え、なに……??

[その時、走る足音が聞こえ>>139、その後うめき声でも聞こえようものだったならまた驚くだろう。目が見えないので、何が起こったかわからない。そして彼から脈絡もなく『ヨーランダはおとなしくて可愛い』と言われれば少女は混乱したようだ。>>140
それでも、愛おしい人から可愛いといってもらえればまた頬を染めて。]

もう、ケイイチ様ったら…恥ずかしいです。

[ぷぅ、と唇を尖らせたのだった。]**

(143) 2016/03/05(Sat) 12時半頃

墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2016/03/05(Sat) 12時半頃


【人】 墓守 ヨーランダ

[少女はその場に立ち尽くしていた。

そばにいた彼にちょっと待ってろ』と言われればそれを忠実に守る>>159。目が見えない状態で歩きまわるのは怖ったようだ。しかし、傲慢の女が刃物を持ってきてあの男に斬りかかっているらしいところに、彼が飛び込んで大丈夫なのかと僅かに不安を抱く。]

あ………ぁ………

[盲目であるが故に、他の感覚が研ぎ澄まされている気がする。特に聴覚はこの場に満ちるあらゆる音を拾う。
先ほどの男が持っていたカッターの刃を出すような音もさることながら>>151
別のところで何かを受け渡ししている会話も聞こえる>>157>>164>>165
しかし、それら以上に少女の耳を蝕むのは、恐ろしくおぞましい、あの男の所業だ>>#6]

(あの男……『ララ』とか『リゼット』が妻子だと言っていたけれど、真っ先に犠牲者の名前に挙がっているじゃない!女を殺してコレクションにするだなんて……ああ、ああ、なんておぞましい!)

[臆病な少女は恐怖する。全く他人事ではなく、事実、二回もあの男に殺されているのだから。あまりの恐ろしさに卒倒しそうになる、が。
『こっちに来い』という彼の呼び声に、ハッと我に返った>>169]

(171) 2016/03/05(Sat) 23時頃

【人】 墓守 ヨーランダ


(そうよ……そうよ!やり返さなきゃ…やり返してやるんだから!)

[少女は声を頼りに彼の元へと駆け寄る。ぺたぺたと彼の体を触って確認して、二人がどういう体勢になっているのかを把握しようとした。万が一彼の体を間違えて切り裂いてしまってはいけないから。]

きゃあ!

[だが、目が見えないというのはかなり不利だ。ケイイチに抑えこまれている強欲な男は隙を見て、屈みこんだ少女の左肩を蹴り飛ばしたようだ>>170。たまらず後ろに尻餅をついて倒れる。
倒れこんだ少女に気を取られたケイイチが強欲な男にこめかみを殴られでもしたら、少女は悲鳴を上げて、今度こそ本気で怒りを爆発させるだろう。ケイイチの腰からナイフを借り、狙いなどつけずに確実に声がする方――強欲な男の顔面に向けて、力いっぱいナイフを振り下ろすのだ。もちろん狙いが外れればナイフの刃先は地面を突いただろう。]**

(172) 2016/03/05(Sat) 23時頃

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