人狼議事


244 【R18】ミゼリコルディアの宴【魔女村】

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【人】 酸味探し ドリベル

[どれくらいの時間が経ったのでしょう
やがて、最後に残った夕焼けの一片が消えて
辺りは闇に包まれていきました。

ぼんやりとした月明かりでは
ガストンの手紙はもう、読めません。
読めなくなった手紙と、籠をつかむと
子熊は、のろのろと腰をあげました]

 ガストンの、バカッ……!!

[妹のことを想うのなんて当たり前です
それでも、一緒にいると決めたんです。

よく考えなくちゃいけないことでも
考えたあとも答えが変わらないことだって
きちんと存在しているのです。

それに、なにより]

(192) 2018/06/17(Sun) 03時頃

【人】 酸味探し ドリベル


 いくらおっきな街だって
 そんなところになんか、行きたくないやいっ!!!

[あの日、助けてもらえなければ
少年は今、こ子には存在出来ませんでした。
今、こうしている時間も全て
ガストンがくれたものなのです。

それなのに、彼を憎む人間がいる場所へなんて
どうして行けると言うのでしょう?

たとえ、妹たちの行き先がわかるとしても
そんな場所に、一歩だって近寄りたくありません。

手紙と籠を口に咥えると
子熊は四つの足で、山道を駆け出しました]

(193) 2018/06/17(Sun) 03時頃

【人】 酸味探し ドリベル

[どこへ向かうのか。
行き先は、一つしかありません。

暮らして着た場所ですから
当然、鍵がないことは知っていました
でもバリケードがこさえてあったら?
ガストンがどこかへいってしまっていたら?

走っている間も、不安はどんどん湧いてでます
嫌な考えを振り払うように、一目散
山道を走って、走って]

 よかった……かえれた

[途中、幾度か転びました。

それでもようやく、小屋へと帰り着くと
人の気配にほっと胸をなでおろします
床が泥で汚れるのも御構い無し
四つ足のまま、なかへと入れば]

(194) 2018/06/17(Sun) 03時頃

【人】 酸味探し ドリベル


 ただいま

[眠っている大熊に、帰宅の言葉を
起こさないように小さく伝えたあと
空っぽの籠と破れた手紙を枕元へ

なんだか急に眠くなってきたのは
たくさん走って疲れたからでしょうか]

 おや、す―――

[そのまま、倒れこむように
ガストンに体をぴたりとつけて
子熊は眠りに落ちたのでした**]

(195) 2018/06/17(Sun) 03時頃

酸味探し ドリベルは、メモを貼った。

2018/06/17(Sun) 14時頃


【人】 酸味探し ドリベル

[分厚い藁の寝床の中、胎児のように体を丸め
小さな子熊は冬の間中、夢を見ます。

窓を叩く風の音はゴオウ、ゴオウと
滝壺へと落ちる水の音へ
積もった雪の重さに、屋根が軋む音は
荷馬車の上で、積荷が擦れる音へ

風の荒さと、雪の重さからなる夢は
寂寥感に満ち満ちて、良い夢とは言えないもの

人間ならば、飛び起きることもあるでしょう
もし起きられなくとも、せいぜい一晩限り
朝になれば、自然と目が覚めて
どんな悪夢も次第に薄れていく。そんなもの

けれど子熊にとって、冬の眠りは深いもの
見る夢がどんな悪夢だとしても
そうそう目覚めることは叶いません]

(232) 2018/06/17(Sun) 17時半頃

【人】 酸味探し ドリベル

[大熊へ隙間がないほど寄せていた体は
幾度もの寝返りで、ころりころり

夢の怪物を振り払おうとするあまり
いつしか、体は寝床から床板へ

冷たいそこへ転がりかけた時
暖かいものが前足の先に触れて]

 ――――……。

[温もりに先導されるようにして
寝返りの向きは、寝床の方へ

一番大きく、暖かい存在に触れたなら
眠り始めた時と同じようにぴたりと体を寄せ
悪夢のない、深い眠りへと落ちていくのでした]

(233) 2018/06/17(Sun) 17時半頃

【人】 酸味探し ドリベル

―― そして、雪解け水の頃 ――

[あれほど激しかった風の音も
今では時折わずかに、窓枠を揺するだけ。

窓の隙間から室内へと流れる空気にも
切り裂くような鋭さはもうありません。

どこからか飛んできたのか
羽虫が一匹、寝床の中の子熊の耳にとまれば]

 ―――ふ、ぁ

[くぁぁ。と顎が外れるほどの大欠伸
抱きしめる腕の下からもぞもぞと這い出して
ふかふかの毛に覆われた前足で顔を擦ります。

泥だらけだった前足
もっともその泥は、今ではもうすっかり乾いて
ぽろぽろこぼれてしまうほどでしたが]

(234) 2018/06/17(Sun) 17時半頃

【人】 酸味探し ドリベル

[一頻り目をこすったなら
眠気を払うように、ふるりと身震い一つ

眠る前、何かに怒っていた記憶があるのです
それに何か悲しいことがあったようにも

なんだったっけ?と首を傾げ
寝ぼけ眼の子熊は、もう一度寝床へころり]

 おはよ

[ふわぁと、もう一度あくびを繰り返しました*]

(235) 2018/06/17(Sun) 17時半頃

【人】 酸味探し ドリベル

[目覚めの挨拶をしたものの
頭の中は、まだ殆ど夢の中
悲しい出来事も、怒っていた理由も
泥汚れの原因さえ思い出せそうにありません。

思い出すのも面倒くさいから
この際、二度寝してしまおうかなんて
頭から藁の中へ潜りかけた時です。

すぐ隣で大熊が起き出してくる気配がしました]

(242) 2018/06/17(Sun) 19時頃

【人】 酸味探し ドリベル


 ………?

[子熊よりずっと、熊歴の長いガストンですから
きっと、冬眠なんてお手の物。

目覚めたらしゃきしゃき朝の準備を始めて
身繕いを整えるはずなんて
そんな推測はどうやら、大間違いだった様子。

ごそごそしたり、欠伸を漏らす姿が面白くて
見つめているうちにまた、とろりと夢の中
穏やかな寝息が漏れ始めたのです、が]

(243) 2018/06/17(Sun) 19時頃

【人】 酸味探し ドリベル

[ごそごそしていたガストンが
なぜだか、勢いよく起き上がりました。

『おかしい』という言葉は
何を意味しているのでしょう?

寝ぼけ眼の子熊は、考えて考えて……
思い出した瞬間、眠気が飛びました]

(244) 2018/06/17(Sun) 19時頃

【人】 酸味探し ドリベル


 どういうことって?

[とぼけているわけではありません
唸り声混じりの相手に、こちらも唸り声。

怒っていた理由も思い出しましたから
瞳に力を込めて、ここにいる理由を]

 ……一緒がいいって、いったじゃん
 言ったのに、なんで
 出て行かないといけないのさっ!

[小さな熊が威嚇したとして
大きな熊にどれほどの効果があるのでしょう?

それでも、怒っているのだと
鼻筋に皺を寄せ、叩きつけるようにいいました*]

(245) 2018/06/17(Sun) 19時頃

【人】 酸味探し ドリベル

[礫のように投げられる言葉の数々を
揺るがないようお臍にグッと力を入れて
身じろぎひとつせず、子熊は聞いておりました。

言ったはず?説明したはず?
確かにそれはそうでしょう

託された手紙にも、確かに書いてはありました
でもそれは、受け入れるにはあまりにも]

 返事がかけない手紙なら
 そんなの、いらないやいっ!!!

[駄々だと思われたとしても
それでいいのです。

大人には大人の
子供には子供の言い分がある
そのどちらが正しいかなんて
簡単にはわからないと思うのですから]

(275) 2018/06/17(Sun) 21時半頃

【人】 酸味探し ドリベル


 そうやって勝手に決めるなら
 アンタも、ボクの親と一緒だよ!!!

[このままだと生きていけないからと
自分と妹を売った両親の姿と
目の前の彼の姿が、重なります。

子供3人分の食い扶持が減った分
家族の暮らしは楽になったのかもしれません
妹たちも、どこかで幸せになれたかもしれません

でも、いくら幸せの可能性を積み上げても
手放されたという事実は消せはしないのです]

(276) 2018/06/17(Sun) 21時半頃

【人】 酸味探し ドリベル


 殺されるからなに?
 あぶないからなに?

 そうやって、山からボクがおりたとしても
 幸せになれるかなんてわからないんだよ!?

 それなら、うまく行かなくたって
 一緒にいられる方法を考えた方がずっといい

[前にガストンが言っていたこと
"欠けたものは、戻せない"
その言葉の意味を少年は知っていました。

一度、バラバラになってしまったら
いくら寄せ集めてくっつけたって
元どおりにはなれないのです]

(277) 2018/06/17(Sun) 21時半頃

【人】 酸味探し ドリベル

 家族だから、一緒にいたいんだよ!
 ガストンのバカ!!!!

[必死で言葉を並べ立てて
思っていることを伝えようとしても
結局最後に出るのは、子供の喧嘩のような言葉
息を切らし、前足でぐしぐしと涙を拭ったのでした*]

(278) 2018/06/17(Sun) 21時半頃

【人】 酸味探し ドリベル

[自分の問題に、巻き込みたくないという言葉
その言葉に子熊は、一瞬目を見開くと
ため息とともに、静かに瞳を伏せました。

自分の問題。確かにそれはそうでしょう
けれど、それを理由にして
子熊の行く末を決めてしまうというのなら
それは、もう彼だけの問題とは言えない
そう思うのです。

違うと言った人間の
少年の両親と全く同じことをしているのだと
なぜ、わかってもらえないのか
家族と言いながらも
なぜ外のものとして扱うのか

羊皮紙の手紙を読んだ時のように
なんだかとても悲しくなった子熊は
しょんぼりと、肩を落として]

(298) 2018/06/17(Sun) 23時頃

【人】 酸味探し ドリベル

[わかってくれないならもういいと
言葉を切ろうとした時でした。

不意に唸り声ごえが止んだかと思うと
その代わり、なにやら呆けたような短い声
探し物を見つけたような声
そんな声を聞いてしまったのですから

先ほどまで唸り声をあげていた子熊の方も
緊張の糸が緩むというもの
きょとんと目を見開いて
怖い顔を作るのも忘れ、口も半開き

だって、それというのも]

(299) 2018/06/17(Sun) 23時頃

【人】 酸味探し ドリベル

 へ?いえで?
 
[子熊がここに残るなら
ガストンは出て行くという意味でしょうか。

そう解釈するのが妥当な気もするけれど
それにしては、なんだか様子が違うな。と
こちらも床にぺたりとお尻をつけました*]

(300) 2018/06/17(Sun) 23時頃

【人】 酸味探し ドリベル


 し、知ってらぁ……!
 意味ぐらい!!

[家出は家を出ていくということ
至極真面目な様子の大熊に
子熊はえへんと、大見得を切ります

もっともっと幼い頃
子熊だって家出したことがあります
何で叱られたのか、今では覚えていませんが
お気に入りのオモチャと、オヤツを持って
三時間ばかり、納屋に立てこもった時のこと

あとで見つかって、大目玉をくらいましたが
見つかるまでのワクワク感……!
今でもしっかり覚えています]

(321) 2018/06/18(Mon) 08時半頃

【人】 酸味探し ドリベル

[でも、ガストンの言う家出は
子熊の記憶の中の家出とは、だいぶ違うよう。

子熊は首を傾げ、うーん
腕組みのおまけまで付けて思案顔]

 それって、お引越しとか
 旅に出るって言うんじゃ……

[一応、言ってはみたものの
どちらにしても、家を出るのは一緒
ただそれが、どちらか片方だけか
それとも二人だけかの違いだけ。

そこまで考えたところで
今度は子熊がぱっくり口を開く番

話を飲み込むまでここまでかかるのは
きっと心底、怒っていたせい
そう言うことにしておきましょう]

(322) 2018/06/18(Mon) 08時半頃

【人】 酸味探し ドリベル

 うん!一緒に行こう!!!

 ガストンのこと嫌いな人間がいる街は
 遠回りになっても、寄らないようにして
 二人だもん、きっと大丈夫

[目的地のない旅です。
いいえ、目的地を探す旅かもしれません。
どこまでも歩けるだけ歩いて
そうして、足を止めたところが目的地
それでいいように思えます。

妹が見つかったとして
『ついていかない』なんて言われても大丈夫
それでも子熊には、もう家族がいるのですから]

 ね、とーさん

[差し伸べられた腕に、両手で抱きつき
大きな大きな熊に満面の笑顔を返したのでした*]

(323) 2018/06/18(Mon) 08時半頃

酸味探し ドリベルは、メモを貼った。

2018/06/18(Mon) 08時半頃


【人】 酸味探し ドリベル

[どこまでも一緒
それ以上に素敵な言葉は、きっとないでしょう。
 
どこまでだって一緒なら
なんでもできるような気がするのです]

 うん!起きなきゃ!!

[子熊もよいしょ
弾みをつけて立ち上がろうとしましたが。

少しばかり勢いが良すぎたのか
あべこべに、後ろへころり
尻餅ゆつくように転げてしまいます。

むぅ、と小さく唸ってから
今度はちゃんと手を使ってのそのそ
先ほどの失敗がだいぶ恥ずかしかったので
慎重に立ち上がることにして]

(342) 2018/06/18(Mon) 13時頃

【人】 酸味探し ドリベル


 じゃあ、ポスト見に行かなきゃ

 荷物はね、えーっと
 食べ物とお気に入りのもの!
 
[図鑑に家出の仕方があるならばいいけれど
どこを見てもきっと、書いてないでしょう。

まず、食べ物はないと始まらない
その次に、羊皮紙とペンも
お手紙を書くのにきっと必要。
地図は?もしあったなら持っていた方が楽

そんなふうにあれやこれや
頭の中で考えていくのも楽しいのです*]

(343) 2018/06/18(Mon) 13時頃

【人】 酸味探し ドリベル

[瞬く間に大熊が人間の姿に変わったなら
子熊もそれを真似して、見よう見真似。

えいや!と、気合いを入れてはみたけれど
なかなかうまくはいかないものなのです
体を震わせてみたり、ジャンプをしてみたり
しばらくの間、あれこれ試行錯誤して]

 ほら!変身できた!

[ようやく人の姿になれたのは
お腹がぐぅぅとなるほど、後のこと。

それでも、一人前に変身できたと
得意気に鼻を鳴らしたのでした]

(368) 2018/06/18(Mon) 21時半頃

【人】 酸味探し ドリベル

[変身も、もう自由にできる
木登りなんて、どちらの姿でもお手の物
なんだか大人に近づいたような気がして
人間の姿の子熊は、しゃんと胸を張りました。

では、父親熊の方は?というと
唇の端がひくひくしているのが
子熊の目にだって、みて取れます]

 だーーーめ!!!
 とーさんなんだから、とーさん!

 これから、人がいるところにも行くんでしょ?
 そのときに、とーさんって呼んでなかったら
 とーさんのこと怪しまれるかもしれないじゃん
 だから、とーさんだよっ!!!

[ここぞとばかり連呼したのはもちろん
たくさんいえば慣れるかもしれないと
半分以上は、わざとです]

(369) 2018/06/18(Mon) 22時頃

【人】 酸味探し ドリベル

[怒ってみたり、泣いてみたり
冬眠中に動かなかった分を取り返すように
起きてからというもの
子熊はひと時だって、じっとしていません
だから、お腹が空くのも当たり前というわけで

ポストの中から取り出された籠の中
それはもう、美味しそうな食料を見つけたなら
いそいそと手早くお皿の準備]

 かへ? かへふぁー
 いっふぁこほぉ、ふぁい

[行ったことない。そう言いたかったのですが
生憎、酢漬けのキャベツで口が埋まっていました。

酢漬けのキャベツを水で飲み込んだなら
その次は、ウインナーという具合に
次々とお皿へ手を伸ばしていき]

(370) 2018/06/18(Mon) 22時頃

【人】 酸味探し ドリベル

[そうして、お腹がいっぱいになったなら
食べ物と大切なものだけ持って出発
……と、いうつもりだったのですが]

 んーとね、大っきい二匹は留守番
 あとはみんな、つれてく

[テントウムシを連れて行こうというガストンに
ちょっと考えてからそんな提案を

空っぽの家が寂しくないように
テントウムシに住んでいてもらいましょう]

(371) 2018/06/18(Mon) 22時頃

【人】 酸味探し ドリベル

[もし、故郷の村を救えたなら
そんな思いも、ないわけではありません。

けれど、もし故郷の村に辿り着いたとして
人々がガストンを受け入れてくれないのなら
そこで暮らしたいとは思わないでしょう。

ぎゅっと繋いだ手を握り返し
すぅっと、一度深呼吸。
旅立ちの準備は整いました]

 好きかどうか、じゃなくって
 好きになってくれるか、どうか!だよ!

 ボクだって最初は
 食べられちゃうって思ったもん

(372) 2018/06/18(Mon) 22時頃

【人】 酸味探し ドリベル

[最初は好きじゃなかったとしても
少しずつ、近づいていけたならいい、と
力を込めて主張したその言葉は
半分は自分自身に向けたもの。

旅立ちにはもちろん不安もあるけれど
不安だけをみていたら、脚が竦みそうでしたから]

 いこう、とーさん

[まずは慣れ親しんだ山道を
ずっとずっと先へと進んでいきましょうか*]

(373) 2018/06/18(Mon) 22時頃

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