174 くのんさんと(ケッコンカッコカリ)する村
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仕上げしますね!
[ケチャップを手に、腕まくり。 なんだかメイドっぽくないけど、いつもの事。 だって気合いれないと、ウサギちゃんにならないもん!]
……、……、ぐぬ。
[……なんだろう、これは。 オムライスの上にケチャップで描かれたそれを見て、 あたしは自分でそんな事を考える。
耳の長さも左右違うし、目の大きさも違う。 しかも顔の丸も上手く描けなくて、歪な形。 これは…生物なのか……? 百歩譲っても、よれたぬいぐるみの絵が関の山だろう…。
――無残だ。無残すぎる。 そういう事にしておいて欲しい]
(36) 2015/10/30(Fri) 12時頃
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……えっと。 め 召し上がれ♡
[オムライスを彼の前に置いて、にっこり。 でもちょっと吃ったのは、仕方ないじゃんね。
本当なら此処で失敗しちゃった☆とか 言えれば良いんだろうけど、あたしのキャラじゃない。 っていうかこれが全身全霊だ。マジでマジで。
そんなこんな、彼が食事を終えるまで、 隣で邪魔にならない様に、話し相手を努めようかな]
(37) 2015/10/30(Fri) 12時頃
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[にこにこ。 時々ケータイを弄る彼>>47を、ただ笑顔で見守る。 内心ちょっとだけ、苦笑いになってたけど。
この人って、生身の女の子と話してる時もこうなのかな。 お節介ながら、ちょっと心配になっちゃう。 そんなんじゃ、女の子にきらわれちゃうよ。 あたしは、そういうの気にしないけどさ]
(56) 2015/10/30(Fri) 16時半頃
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[テンション高く立ち上がる姿>>48には、 流石にちょっと照れて頬が赤くなった。
やめ、やめて…! 人の恥を全国ネットに晒さないで…!! ぼんやり見えたつぶやいたーの画面に、 あたしは縋って止めたくなるのを必死に堪える。
でも駄目だ、相手はご主人様なんだもの。 一介のメイドであるあたしには、 逆らう事なんて出来ないんだ…!]
よ…喜んでいただけたみたいで、 あたしも嬉しいです…!
[どうにか笑顔を取り繕いつつ、震える声で言って。
なんとなく、長く垂れた彼の髪が、 食事の邪魔にならないようにってそっと掬ってあげたり]
(57) 2015/10/30(Fri) 16時半頃
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本当ですか?嬉しいです。 ――……ご主人様は、ほんとにオムライスが好きですね。
[お世辞かもしれないけど、褒められたら素直にお礼を。 それと、前来た時に注文したものも覚えてますよ、って。 そんなアピールも込めた言葉を続けてみる。
彼のいつもの無茶振りオムライス注文を、 あたしは結構面白いなって思ってたりする。
期待に応えれてるかってちょっと不安にもなるけど。 メイド喫茶って空間を楽しんでくれてるのが分かるから、 そういう意味でもちょっと嬉しかったり]
(58) 2015/10/30(Fri) 16時半頃
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ゆっくり召し上がってくださいね。 ナオもオムライスも、逃げたりしませんから。
["ナオ"っていうのは、お店でのあたしの名前。 那々緒だから、ナオ。とっても安直。
ちなみにHNがメェなのは、メイドだから。 メイドのメェさん。やっぱり安直。
そしたら大人しく、 彼がオムライスを食べ終わるのを見守ろうかな*]
(59) 2015/10/30(Fri) 16時半頃
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― 少し先の事/休憩時間 ―
[接客が終わって一段落したら、 スタッフルームでぐだーと伸びる。
…………。 ……。 …。
――――と、思ったら、いつの間にか意識を失っていた! 肩を叩かれて起きれば、店長が心配そうにしてる。 ちょっとの間、状況が理解出来なかった。 だって、こんな所で寝るって有り得ないっしょ。
思わず乾いた笑いを落としつつ。 心配無いですからって、やっぱり曖昧に笑った。
いやほんと、スタッフルームで寝るって何事。 あんま長く寝てたわけでもないけど、 お陰で頭めっちゃすっきりしてるよ]
(75) 2015/10/30(Fri) 20時半頃
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嘘だろ承太郎……。
[未だ信じられない思いで崩れた髪型に手櫛を通す。 鏡で見たら、ほっぺが片っぽ赤くなってた。勘弁してくれ。
帰ったら、っていう店長の言葉に首を振って、 もう暫くだけ、此処に居る事にする。 今は人が足りてるらしいから、暫く休憩させてもらうけど。
やる事も無くって、鞄から本を取り出した。
青空と大樹の表紙。 あの人たちの好きな本。
なんだかむず痒い気分で、そっと本を開く。 ちらって思い浮かぶのは、 本の名前を告げた時の店員さんの顔。 ぱぁって輝いた瞳は、とっても綺麗だった]
(76) 2015/10/30(Fri) 20時半頃
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[ネタバレ防止に目次のページを飛ばす。 折角何も知らないんだから、それを楽しみたいもん。
そこから、時間が経つのはすぐだった。
憧れるほどきれいな不思議な世界と、 対比する様に、少しの薄暗さを孕む現実世界。 それらはぞっとするほどうつくしく、 あたしの心を惹きつけて離さない。
目を閉じる度、その情景が浮かぶようで。 震える指先が、どんどんとページをめくっていく]
――……はっ、
[いけないいけない。 こんな素敵な本を、こんな場所で読んじゃうなんて。 もっと落ち着いた場所で、大事に読みたかった…! 今からでも遅くない、これは後にとっておこう]
(77) 2015/10/30(Fri) 20時半頃
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[あたしは断腸の思いで栞を挟み、ぐっと拳を握る。 続き、めっちゃ気になるよぉ……。
未練を断ち切る為にもって、ケータイに手を伸ばす。 この感動をつぶやいたーに投稿するか否か。 少し迷ったけど、やっぱり止めておいた。 どうせなら、読みきってからちゃんとつぶやきたい。
リプ欄を見てたら、なんだかうろたえたようなリプ>>10。 なんか、この人が!マーク使ってるのって意外。 でもあたし、何言ったんだっけ?
……って思ったら、メイド服の画像か。 嫌がらせめいてると思ったら、 予想外の方向に効果があったらしい。 ふぁぼも貰ってる>>15みたいで、意外な一面を見た気分。 これはちょっと、素直に嬉しいゾ]
(78) 2015/10/30(Fri) 20時半頃
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― つぶやいたー ― --------------------------- @Sonnet9981 でも気に入ってもらえたみたいで嬉しいです♡
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[ふぁぼをからかうみたいに返して、満足。 そねさんは、控えめじゃないのがお好き。メェ覚えた。
続いて目に入ったスイーツの山>>21。 あっだめ…また食べたくなっちゃうの……。 いやいやそうじゃなくって、 凹んでたみたいだけど、元気になれたのかな。
それにしても、綺麗な指先だ。 あたしの手もやってもらいたい。 こんなに綺麗にはならないだろうけどさ。 ほら、馬子にも衣装ってよく言うじゃんね]
(79) 2015/10/30(Fri) 20時半頃
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― つぶやいたー ― --------------------------- @eary 姐さん、あたしにもください。 そして一緒に出荷されましょう。
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[追従豚リプ。みんなで豚れば怖くない。 そんなこんなでTLを上下してたら、 目に入る当メイド喫茶の看板の写真>>8 。
もしかして今日来た人の中にフォロワーさんが居たのかな? あーーーーー誰が接客したんだろう。 時間的に、会っててもおかしくないはずなんだけど。
幸か不幸か、その後に続いた不思議な生物?の描かれた オムライス>>48には、気付かないまま]
(80) 2015/10/30(Fri) 20時半頃
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― つぶやいたー ―
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メェさん@nana/on002 アイスと本と色んな出会い 今日はなんだか、幸せな一日です(灬╹ω╹灬)
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[まだ一日は終わってないから、フライングだけど。 今日はなんだか楽しい事ばっかりだったから、ついつい。
ブルーな気分で始まったはずなのに、 しあわせだったって思えるって、とっても素敵。
……なんて噛み締めてたら、またお仕事の時間。 もうちょっと頑張ったら、家に帰ろっかな]
(81) 2015/10/30(Fri) 20時半頃
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― 一週間後 ―
[ふと思い立って、ふぁぼ欄チェック。 肉々しいリプ>>82は、戒めの為にふぁぼったもの。 太ったら食われる(物理的に)。気を付けよう。
あと、可愛いくらい素直なリプ>>100。 淡々としてたから堅いイメージがあったけど、 空リプの感じといい、思ったより可愛い人なのかも。
続くウサギちゃんとか食べ物とか。 可愛いし和むしちょっとお腹が空く]
……自粛自粛。
[戒るっつったろ。 暫く甘いものは控えよう。 服がぴっちぴちのメイドさんとか嫌でしょ]
(103) 2015/10/31(Sat) 03時頃
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[目下大切なのは、例の本が読み終わったって事。 昨日の夜読み終わったのに、まだ興奮冷めやらない感じ。 まだ、心の中にあの世界が広がってるみたい]
……えへへ。
[ベッドの上で本をぎゅって抱き締めて。 勝手に緩んじゃう頬は、 きっと本の余韻に浸ってるからだけじゃあない。
だって、輝く瞳のあの人に、また会えるもん。
――この本の感想を言ったら ――おすすめの本を教えてもらったら
きっとあの人は、またあの表情をしてくれる]
(104) 2015/10/31(Sat) 03時頃
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― つぶやいたー ―
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メェさん@nana/on002 読破!✌('ω') とっっっっても素敵な本でした〜! 伏線回収からの解決シーンは必見><
(添付:不思議の都とピースした手の映った画像)
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メェさん@nana/on002 この作者さん、他にも本出してるのかな ちょっと探してみよっと!
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(105) 2015/10/31(Sat) 03時頃
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[ぽちぽち。 感想を幾つか落として、大きく伸びをする。 ベッドから飛び降りて、さて 出かける準備しなきゃ。 きちんと透明カバーをかけた本は、鞄の中へ。
お化粧は、いつもよりちょっと気合を入れる。 ああ、もっと勉強しておけば良かった。 教えてくれそうな人も居たのに、クソ……。
ファンデのノリが悪いのは、夜更かしのせいかな。 でも、もうちょいで終わるって思ったら、 読む手が止められなかったんだもん]
ん〜〜、仕方なし。
[あんまり濃くしてもなんだし、早々に諦める。 後で"姐さん"にお化粧の仕方教えてもらお。 それとも、お店でアドバイスもらおっかな。 なんか>>87やってるみたいだったし…まだやってるかな]
(106) 2015/10/31(Sat) 03時頃
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― 電車 ―
[一週間前と同じくらいの時間。 あたしはまた、いつもの電車に乗り込む。 空いてる駅から乗るから、座ろうと思えば座れるけど 今日ばっかりは、あたしは座らなかった。
電車の扉の所に陣取って、座席に背中を預ける。 あの日と同じ車両に乗ったけど、見付けられるかな。 見付けられかったら、本屋に行くだけだけど! 会えなかったら、先にデパート行くのも良いかも。
ふと電車の窓に、自分の姿が映って。 揺れる赤い髪を見たら、手がケータイに伸びちゃった]
(107) 2015/10/31(Sat) 03時頃
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― つぶやいたー ―
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メェさん@nana/on002 赤い髪の女の子って、いやかなぁ
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(108) 2015/10/31(Sat) 03時頃
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[流れる風景を見ながら、ふと気付いた通知に眉が下がる。 此処まで、好意的な言葉ばっかりだ。
あたしの周りでは、赤毛は結構不評で それに反抗するみたいに続けてきたこの色だけど、 場所が違うとこうも反応が変わってくるものだろうか。
不思議なものだと思いつつ、ちょっと苦笑。 こんなん呟いたりして、あたしどんだけ必死なの。
くしゃって髪に指を通して。 ちょっとだけ浮かない顔で、ケータイをタップタップ]
(152) 2015/10/31(Sat) 11時半頃
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― つぶやいたー ― ---------------------------
@eary ほんと?お化粧映えするかなーーー あたし、もっとちゃんとお化粧勉強しとくんだった! うぅ、姐さんに色々教えてもらいたい( *ω*)
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@___ian その似合ってればってハードルが高いんですよ! そのこどんな風にしてんだろ。。参考にしたい。。。
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@OR_solfege いや色素薄いのって可愛くないですか?? あたしそっちのが憧れですよぉ(˚ ˃̣̣̥ω˂̣̣̥ )
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(153) 2015/10/31(Sat) 11時半頃
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[みっつのリプ>>111>>117>>135に返しつつ。 その後続く二人のやり取りに、微笑ましくなったり。 確かに、一週間じゃ忘れなさそうだ。
でも、七十九日って忌中とごっちゃになってない? 面白いから訂正しないけど。 誰かこの二人の勘違いを正してあげて。
それにしても、キスプリbotはほんとにすごい>>120。 こういうのって、現実で言われて喜ぶ子って居るのかな。
面白みの無いあたしは、即答で飴って答えそう。 このリプ>>121みたいなエンターテイナー性を持ちたい。 ……いや、そもそもリアルで言われたらドン引きするわ。 ごめんなさい、王子様。あたしはお姫様にはなれないよ]
(154) 2015/10/31(Sat) 11時半頃
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[実はこっそりフォローしてた、 あの人の居る本屋さんの宣伝垢>>126。 これ、一体誰が書いてるんだろ。 まさか、あの人じゃないだろうけど。
うさぎフェアって言っても、ちょっと手が出せないな。 写真集なんかは欲しいけど、そっち買ってたら おすすめしてもらう本を買えなくなりそうで。 ――もうちょっと、バイト頑張らなきゃ。
一日に大勢の接客をしてるんだろうから、 あっちはきっとあたしの事なんて覚えてないんだろうな。 ちょっと切ないけど、仕方ない。 これから沢山通って、覚えてもらわなきゃ]
(155) 2015/10/31(Sat) 11時半頃
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[読み流しそうになった空リプ>>131。 多分これ、あたしへだよね?って、こっそりふぁぼ。
印象的で、個性的。 だったら、赤毛のお陰で覚えてもらってたりしないかな。 それなら、これで貫き通した甲斐があるんだけど。
ああでも、こっちの>>151は褒め殺し過ぎてつらい。 あとウサギちゃん的な意味でもとてもつらい。 こんなのふぁぼるしかないじゃない!
……元気で勇気あるって言われると、 ちょっとだけ、ほんとうに勇気が出てきたみたいで。 ウザがられるだけかもだけど、 頑張ってみようかって気持ちになってくる。 ちょっとずつでも、距離を縮めていこう。うん]
(156) 2015/10/31(Sat) 11時半頃
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[なんて悶えたり決意したりしてたら、 目の前で繰り広げられるドラマチックな光景>>128>>136。 リアル壁ドン、初めて見たぞ。性別逆だけど。
あたしも降りる駅だったから、 逃げるように走る女の人>>130に慌てて続く。 落ちた荷物、拾ってあげられれば良かったんだけど 男の人が拾ってた>>138から、一安心。
ラブストーリーは突然に……みたいな]
(157) 2015/10/31(Sat) 11時半頃
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[壁ドンは女性の憧れだっていうけど する側の場合は、どうなんだろう?
駅を歩きながら、哀れな女性に黙祷を捧げる。 朝から面白いものが見れた、なんて思ってませんよ。 ちゃんと可哀想だなって思ってますよ]
――ん。
[落とした視線 見えた呟き>>140に、首をこてり。 ファンタジーな体験 とは。
リプしようと手を動かしたら、 見えたウサギちゃん>>143に手が止まる。 光速ふぁぼ。朝から良いモン見たぜ]
(158) 2015/10/31(Sat) 11時半頃
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―→ 月浦書店 ―
[てくてく、駅から商店街の方へ。 ガッコは、当然の如くサボる姿勢。 これでも成績は悪くないから、 ちょっとの素行の悪さは許されるのです。
見えてきた本屋の看板に、深呼吸。 手櫛で髪をささっと整えて、服もついでに整えて。
本屋に入って行けば、彼の姿は見付かったかな。 もし見付からないなら、ちょっと店内を物色しよっと]
(159) 2015/10/31(Sat) 11時半頃
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[店内を探すまでもなく、彼>>199を見付けて。 そのやわらかい微笑みに、つい視線が逸れる。
もしかして、覚えてくれてたのかな。 つい自惚れそうになる心を律して、 しずしずと彼の方へと近づいていく。
弾む声>>201に、頬が染まる。 それを誤魔化すように、わたわた鞄を漁った。
取り出したのは、"不思議の都"。 透明のカバーに入れて大切に扱ったから、 当然ながら汚れひとつない品。 それで、顔を隠す様にながら彼を見上げてみて]
す、すっごい良かったです! ……教えてくれた友達に、感謝しなきゃ。
[眉を下げて、へらって笑う。 感謝は、本を紹介してくれた事にだけじゃないけど]
(208) 2015/10/31(Sat) 22時半頃
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[だってきっと、 この本じゃなきゃこの人のこんな表情は見れない。 この人に会わせてくれた事とかひっくるめて、 全部お礼を言いたい気分。 ……いや、流石に言えないけどね。
それに、こんな事考えてるのは、知られたくない。 だってなんだか、本を利用してるみたいだもん。 この人もあの人も、純粋に勧めてくれてるのに]
文章がとっても綺麗で、 ほんとに、その場所に居るみたいに思えてきて……、
って、あの、すみません。お、お仕事中なのに。
[ついつい感想を語りはじめそうになるのを我慢我慢。 変な失敗をしたせいで、余計顔が赤くなるみたい。 反省顔で本を鞄にしまって、肩を落としたり]
(209) 2015/10/31(Sat) 22時半頃
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今お忙しくなければ、あたしが友達に おすすめする本を選ぶの、手伝ってもらえますか?
多分、岸辺さんのおすすめなら間違いないから。
[間違いないから、なんて。 そんな保証は何処にも無いけど、良いよね。 こっそり心の中で言い訳をしながら、微笑んでみせつつ。
断られたら大人しく引き下がるつもりで。 どうですかって、彼の様子を窺ってみよっかな]
(210) 2015/10/31(Sat) 22時半頃
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