159 戦国 BATTLE ROYAL
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―関ノ原―
[どこの軍の貝役が吹くのか、法螺の音が聞こえる。]
各軍の頭は、オマエらの手には負えねえ。 手出してむざむざ屍肉と果てる事無きよう。 心して駆けよ。
[雑兵たちへの伝令はこれだけだ。 別の途から出陣するという露蝶への伝令は、別。 左腕で遊ばせていた鷹に託した文に綴った。]
(20) 2015/05/18(Mon) 01時頃
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[高い空へと舞い上がった鷹が落とした羽根を摘み、 兜に刻んだ鷹羽紋の傍に挿す。
鷹羽と波紋を描いた大身槍の切っ先を掲げれば、 背後に控えていた鷹船の槍騎兵隊も続いて旗を掲げ 士気を鼓舞して唸るように大声を轟かせた。]
さあ、行こう。我が狩場へ。
[爪を剥いた鷹の表情には、先までの緩みはもう無く。 野心に満ち満ちた眼で睨める戦場に吹く風を切り、 関ノ原へと、*駆け出した*。]
(23) 2015/05/18(Mon) 01時頃
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―進軍―
[東から南西へと向かう魚鱗の陣。 底辺中央に在るべき将は当然のように先端に構え、 進むべき途の先へ槍先を向けて駆けていた。
徒広い野、遠くに犇めく 西に名を連ねる家々の旗が見える。 雑兵の束は各軍の将が作る風に踊らされる小鳥。 ひしひし肌で感じる緊張の中心に居る頭を喰らわねば、 腹の底で燻る欲は充たされないだろう。
先手必勝、蹴散らしてやろうじゃないか。 戦の華は大将狩りよ、とはしゃいで速度を上げよう――
――……と、したところ山芭の使いの馬が並走した。]
(49) 2015/05/18(Mon) 21時頃
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……こりゃイイ。番瓦衛門殿には会いたくねえ まともに当たれば踏み潰されよう。
八重姫に伝えてくんな。 《鷹船は、祭文の腹に突っ込む。森は任せた》と。
[伝言を持ち戻る使いを見送る間も無く、 鷹船からも言付けを預けた使いを放つ。東の各位に。]
(50) 2015/05/18(Mon) 21時頃
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[――使いが届けた文は、 呆れ顔に汗を滲ませた近侍が馬上で書いたもの。 墨を常備していた功績を讃えあとで金を包んでやろう。]
ああ――露蝶にも、 逐一我が隊の様子を伝えるよう。
[馬上での筆記という特技が発覚した近侍には この先、鷹を介してか他の術を使ってか、 露蝶への状況報告を第一の仕事にするよう言い放つ。]
(51) 2015/05/18(Mon) 21時頃
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―西へ―
[祭文の本陣の護りはどれ程のものか。 雑兵の壁なら数千重なろうとも恐れるに足りないが、 各軍の将が居てはそう容易には行くまい。
森は、山芭の傍に在る。 李や花柳藤はどうだ。風間は潜んでいるのか。
……考えても仕方がねえや。
東の勝機をより強固にするには 祭文の首を落とすのが手っ取り早い。 もとより、策で圧せる相手でも無かろう。]
派手に、腹を喰い破ってやろうじゃねえの。
[将の声を合図に馬の足は速度を上げ、上げ、 祭文の旗掲げる隊の横っ腹目掛けて――。]
(70) 2015/05/18(Mon) 22時半頃
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[あまりに無鉄砲な奇襲にどよめく祭文隊の上空から 逆光が作る濃い影がひとつ、降る。
同時に降り注ぐ銀線は槍刃の軌跡。
銀の雨は、血の雨を呼ぶ。]
祭文延征の首、狩らせてもらおうか。 嫌とは、言わせねえよ?
[鎧の隙を天から刺された足軽兵の身から噴く血で たちまち泥濘む地に悠々降り立った影 ――鷹船悠仁が笑うと。
主の跳躍を助ける足場という 最大の役目を終えた馬が、どよめきの外で、嘶いた。]
(71) 2015/05/18(Mon) 22時半頃
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[早駆けの最中に見た旗の紋は、藤柳と李。 傍に「臨機応変」を謳った黒根の旗も在った。 両軍に追いつかれ反撃に加勢されるのは御免被りたい。
考える間にも、 大身槍は名も無き兵の命を次々に奪い、 地面に血の波を生まんばかりに大胆に振るわれた。
人より馬の方が敏いらしく、 嘶き暴れる馬に振り落とされる雑兵も多く居た。 彼らは、周囲に控えた鷹船の騎兵が下ろす槍で死ぬ。
祭文の兵の中には、不意に崩れる馬も在った。]
はは……ぁ ? ああ――そうかい
[麻痺した足を折る馬を横目に、にんまり唇を曲げる。 こういった不意の好機は、“彼”が近くに在る時、起こる。]
(82) 2015/05/18(Mon) 23時頃
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[祭文を囲っていた、鷹船騎兵の壁が揺らいだ。 何事かと視線滑らせ見つけたのは みるみる近付く藤と柳の旗章。
ち、と舌を鳴らした一瞬の間に―― 視界の中央に、優美な白花が咲いていた。]
姫さん直々の誘い……光栄すぎて、断れねえな。 ……しかし、だ。 いま狙うは大将・祭文の首、唯一つ。
手段は選らん。殺せば勝ちだ……!
[語尾にゆくにつれ大きくなる声は、 目の前の花柳藤に向けて放たれた体を成してはいるが 遊ぶ気満々に彼を睨める槍先が、 言葉に反した真意を物語っている。
鷹船の武器は此処にあるだけではない。 最も強い懐刀が……狗神の露蝶が近く在ると信じて。]
(85) 2015/05/18(Mon) 23時半頃
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[露蝶が先の声を聞き 祭文の暗殺に動いてくれればと願って、花柳藤を見る。 ついでに首を持ち帰ってくれれば万々歳。
他所事にうつつを抜かしている場合ではないと、 眼前の姫夜叉の動きにのみ集中すれば 自ずと槍を握る右手に力が篭った。 二尺を超える穂と一尺七分の茎から成るまさしく大身槍。
手の内を知られているのは、こちらも同じ。]
オマエの首を持ち帰れるなら、 床の間に花と共に飾って愛でてやろう。
[――ふわ、と軽やかに舞った袖に見惚れる事なく 素早く振り下ろされるしなやかな曲線に口端歪め。
右肩を軸に回転させる槍の圧でそれを弾く。 こちらも、易々落ちるつもりはない。]
(100) 2015/05/19(Tue) 00時頃
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――……オマエは、
[嫋やかにしなる刃を完全に防げはせず、頬を掠めた。 太刀筋を逸らせただけで良しとはするが 挨拶をきっちり頂戴する形となった。]
本当に楽しそうに遊ぶね。
[ははっ と笑う悠仁も負けじと楽しげに肩を揺らし、 もらった挨拶の礼だとばかりに、得物を振るった。
肩を中心にした回転からの流れで トンと軽く地面に突き立てた茎を支えに跳ねると、 得意の上空からの銀の雨を花柳藤の頭上に。*]
(101) 2015/05/19(Tue) 00時頃
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髑髏盃よりは似合うだろうよ。 花の扱いは、これから覚えるから安心しな、
[天下の眺めを笑いながらの趣味はこれで決まりだ。 姫夜叉に相応しき真っ白な髑髏には赤い花が似合うだろう。 花柳藤を打ち漏らした槍の先が貫いた 雑兵の血飛沫のような。
鷹を象った刃の浮彫を辿って 夥しい血が噴き、辺りを染める。]
楽しくもあり、 この戦で終いだと思えば、悲しくもあり……だな。
[姫夜叉の舞で負った掠り傷が乗る頬を歪め笑って。 休む暇無く、詰まる間合いに得物を引き寄せた。
槍の茎で、花柳藤の足を払い崩そうと。*]
(117) 2015/05/19(Tue) 01時頃
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