人狼議事


88 めざせリア充村3

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視点:


【人】 琴弾き 志乃

― 戦場にて ―
[白い水干に、紅い袴。
赤い椿は、今は、国への忠誠の証。

手にした鉄扇の鈴を一振り、二振り。
甲高い悲鳴のような高い音を鳴り響かせた。

耳を、頭を、脳髄を、揺らして揺らして、
前後不覚にさせる音。

人形の様に、無表情に戦場を舞う。
しゃらん、しゃらんと高く結った髪が共に舞う。]

(3) 2013/06/27(Thu) 00時頃

琴弾き 志乃は、メモを貼った。

2013/06/27(Thu) 00時半頃


琴弾き 志乃は、メモを貼った。

2013/06/27(Thu) 00時半頃


【人】 琴弾き 志乃

[青い兵士を幾人か。
足止めさせれば、後方に控えた赤い兵が止めを刺していく。

赤い花が咲き乱れる。
ひらり、ひらりと、散り逝く花を眺めながら、

研究所で教えられていた事とは逆に、
その一瞬は、痛まないように、苦しまないようにと願って歌う。

心を殺して、人を殺しているけれど。
どうしても変われない部分があった。

自分には、まだ、守りたい人たちがいるから。
虚ろな目で優しい歌を歌う。

それは、戦場で戦う仲間の為にもなるから、
咎められることはなかったので、今ではいつでも歌っていた。]

(11) 2013/06/27(Thu) 00時半頃

琴弾き 志乃は、メモを貼った。

2013/06/27(Thu) 01時頃


【人】 琴弾き 志乃

[仲間には、痛みと恐怖を忘れる唄。
使い捨ての兵士。役に立つ駒を役に奴様にする為に。

大事な人以外には、冷徹に。
だけど、その死の間際にだけは、優しさを。

アメとムチのような振る舞いをするのは、
きっとまだ、人の心を忘れられないから。

自分の役割は、戦場よりも拠点ですることの方が多いが。
ひと段落つけば、拠点に替える。

捕虜から情報を引き出さなければ、と
ため息ひとつ。]

(17) 2013/06/27(Thu) 01時頃

【人】 琴弾き 志乃

― 拠点 ―
[拠点に帰ると、すぐに地下へと降りていく。
牢獄に入れられた哀れな捕虜の男一人。

何も知らない無垢な少女のように微笑みかけて]

 さぁ、遊びましょう?
 痛いのと、苦しいの、どっちが好きかしら?

[響く声色は、怪しく艶めかしく。]

 "貴方は、もう動けない"

[言霊を放って、錯覚を起こす。
さて、お仕事の時間と笑みを浮かべた。**]

(23) 2013/06/27(Thu) 01時頃

琴弾き 志乃は、メモを貼った。

2013/06/27(Thu) 01時頃


【人】 琴弾き 志乃

― 拠点地下 ―

 "お腹がパックリ開いているわ"――大丈夫?

[言葉を発した瞬間。
喚いて呻いて、のた打ち回る男。
その姿を微笑みながら見つめていると、
近付く音に気付いて振り返る。モニカだ。>>39

手を振り返せば、また男を見つめる。]

 お話しする気になったかしら?……っ、

[じっと覗き込むように首を傾げると、
蹴りが飛んできて、咄嗟に腕で衝撃を受け止めた。

まだまだ、話してくれそうにない。
やれやれと肩を竦めた。]

(58) 2013/06/27(Thu) 09時頃

【人】 琴弾き 志乃

[今度は違う言葉を放ち。死ぬほどの痛みと苦しみを与える。
そして、問う。その繰り返し。
何度も、死ぬという地獄を味あわせる。

情報を得るのに、拷問で殺してはいけない。
だから、自分の力はとても効率的だ。]

 はぁ……随分と頑張ってしまうのね

[今日の相手は、口が堅い。随分と忠誠心の高い人のようだ。ため息を吐いていると、モニカが手を貸そうとしてくれる。]

 そうね、本物の痛みも必要かしら?
 頭と口さえあれば、問題ないもの、ね?

[もう以前の様に、感情が漏れ出すことは殆どなかった。
わざと感情を混ぜるくらいのコントロールができる。

零した言葉に、楽しそうな響きを混ぜた。
男にとっては、狂気以外の何物でもないだろう。
だけど、恐怖に慄くのに、震えるのに、まだ話さない。]

(59) 2013/06/27(Thu) 09時頃

【人】 琴弾き 志乃

 手足だけ、焼いてもらって良い?

[料理の手伝いをお願いするくらいの軽い頼み。

そしてまた、男を何度も殺す。
気が狂いそうな程の痛みと苦しみの果て
ようやく男が口を割った。

得た情報は、今戦況を左右している人物たちが
次にどこに出撃するのか。そんな情報。

幾人か、知った名前が聞こえてくれば、少しだけ眉を寄せた。
だけど、微笑みは崩さない。]

(60) 2013/06/27(Thu) 09時頃

【人】 琴弾き 志乃

 ありがとう、それじゃ――"おやすみなさい"

[痛みと苦しみから解放する。
何も感じない深い眠りへ。

男をそのままに、踵を返した。
あとは、他の日地たちに処理は任せる。
恐らく殺されるのだろうけど、どうでもいい。]

 帰ろう、モニカ

[この国で再会して、共に戦う様になって変わったことのもう一つ。
以前よりもずっと、大切そうにモニカの名を呼ぶようになった。
ついでに敬称まで消えて。

音もなく進めば、地下を出て行った。]

(61) 2013/06/27(Thu) 09時頃

琴弾き 志乃は、メモを貼った。

2013/06/27(Thu) 09時頃


志乃は、>>61他の人たちに任せようと、モニカを誘って地上へ戻った。

2013/06/27(Thu) 09時半頃


【人】 琴弾き 志乃

― 拠点内 ―
[モニカと地上に戻れば、
部屋の壁際に座るライジを見つけた。>>47

顔を覆っている。
何を思っているのか、誰を想っているのか。
なんとなく察しがつくけれど。

ライジを見る度に、過ってしまう。
"父様を殺した人"というのが。

あの日も、違う実験を行っていた。
だから、鐘が鳴ってもすぐには出て行かなかった。

中庭での光景を、見なくて良かったと思う。
見てしまったら、ライジに何をしたか分からない。]

(62) 2013/06/27(Thu) 09時半頃

【人】 琴弾き 志乃

[実験のせいだと聞いた。
それでも、どうしようもなく許せなかった。
2年半前から、離別するまでの間。

ライジとは言葉を交わさなかった。
会わないようにしていた。

また、再会するとは思わなかったけれど。
ここでは、会わないようにするなんて難しい。
だから、代わりに戦場の時のような無表情を浮かべていた。
嘘の笑顔を向けることもしない。

報告することがあったので、傍に近寄る。]

 ……報告が、
 不死身の男と英雄殺し殿が次に現れる場所がわかりました。

[懐から地図を使って、その場所を淡々と**]

(63) 2013/06/27(Thu) 09時半頃

琴弾き 志乃は、メモを貼った。

2013/06/27(Thu) 09時半頃


琴弾き 志乃は、メモを貼った。

2013/06/27(Thu) 10時半頃


【人】 琴弾き 志乃

[ライジに情報を伝える。それが自分の役目だから。
そうしていると、ケイトとナユタが帰ってきたようだ。]

 おかりなさい、お疲れ様

[硬い表情を緩めて、微笑めば手を振った。
ケイトの噂は聞いていた。だから、何度も会おうともした。

だけど、自分の立場がそれを難しくさせていた。
諜報と拷問。それが主な仕事。
戦場へ行くよりも、内側での仕事の方が多い。

ずっと会えずにいたから、ライジが彼女を連れてきた時は
素直に嬉しいと思った覚えがある。

モニカとケイトが"不死身殺し"の作戦に行くことになった。
それを静かに聞きながら、僅かに瞳を伏せる。

心の奥底の方で、壊れてしまった。
何か揺らいだ気がするが、気のせいだと無理やり消した。]

(97) 2013/06/27(Thu) 17時頃

【人】 琴弾き 志乃

 私はどうしましょうか?

[無表情で無機質な音を響かせて、次の仕事を内容を確認した。
できれば、ケイトもモニカも守ってあげたい。
だけど、自分にできるのは援護と妨害だけだ。
積極的に一緒に生きたいとは、言い出せない。]

(98) 2013/06/27(Thu) 17時頃

琴弾き 志乃は、メモを貼った。

2013/06/27(Thu) 17時頃


【人】 琴弾き 志乃

[指示を聞きながら、思考を巡らせる。

不死身の男と英雄殺し。
"黒衣の死神"やらと、一部で恐れられている二人。

風使いもまた、覚えがありすぎて。
次の作戦は、いつも以上に辛いものになりそうだな。
どこか冷めた部分が、そう呟いていた。

効率的に、殺していかなければ。
戦況は5分5分のまま、終わりやしない。

早く、終わらせて――楽になりたかった。]

(106) 2013/06/27(Thu) 17時頃

【人】 琴弾き 志乃

 ……?

[>>105戦場に似つかわしくない音。
首を傾げて、音の方向を見つめた。]

 ……報告を
 あちらの方から、何か物音がします
 確認してきましょうか?

[一応、上官であるライジに報告をした。]

(108) 2013/06/27(Thu) 17時半頃

【人】 琴弾き 志乃

 分かりました

[ライジの判断は正しい。
危険を察知していたら、こっそりと告げて
違う方法をとっていただろうから。

こくりと頷けば、音のする方へ。
角を曲がり、その音を頼りに進んでいけば、
可愛らしい白い兎が鼻をひくひくさせて、周囲を見渡していた。]

 あら、貴方、迷い込んでしまったの?

[音の正体が兎だと分かれば、小さく笑みを浮かべて
そっと手を伸ばしてみる。握られやしないかと恐る恐る。

白い兎。
部屋に今も飾られている。ぬいぐるみがちらりと過って
懐かしさと寂しさから、小さくため息を吐いた。]

(112) 2013/06/27(Thu) 17時半頃

志乃は、逃げられないかな。と思いながら、兎に手を伸ばす。

2013/06/27(Thu) 17時半頃


【人】 琴弾き 志乃

 ――っ!

[手を伸ばした瞬間。
立ち上がり、喋り出すうさぎに、瞳を瞬かせて。]

 ここには、アリスなんて可愛らしいものはいないわ

[懐かしいと見つめながら、これが彼のものなら
壊さなければと兎を捕まえた。]

(114) 2013/06/27(Thu) 18時頃

琴弾き 志乃は、メモを貼った。

2013/06/27(Thu) 18時頃


【人】 琴弾き 志乃

[捕まえた兎の柔らかさは、心地良い。
ふわふわもふもふ。

だけど、何か不穏なものを感じる。
彼が作ったものは、どれくらい持つのだったか。
元が何だったか分からないので、下手な事をしたら危険だ。

危険を感じたら、退いてくれ。
その指示を思い出していたが、これを放置するのも
皆の所に持って行くのも躊躇われた。

だから、一人で誰もいない演習場へ。]

(119) 2013/06/27(Thu) 18時頃

【人】 琴弾き 志乃

― 拠点内・演習場 ―
[誰もいない演習場に兎を放ち。
すぐさま、離れて

             ――しゃらん、]

 機械に私の音は聞かない。
 だけど、これなら……

[強い振動を兎に放つ。81(0..100)x1

偶数:爆発
奇数:壊れて動かなくなっただけ]

(120) 2013/06/27(Thu) 18時頃

【人】 琴弾き 志乃

[動かなくなった兎を見つめて、数瞬。
兎がまた動き出しても平気なように、箱に詰めると
演習場の真ん中にいれて、開かないようにしておいた。

近くにいる兵士に見張っておくように告げてから、
みんなのもとへ戻った。]

 ……報告を、

[ライジの傍に寄れば、耳打ちひとつ。]

(121) 2013/06/27(Thu) 18時半頃

【人】 琴弾き 志乃

[ライジが、うさぎの場所へ案内しろと言うのなら、
言われた通りに演習場へと導いただろう。

動かなくなった兎。
盗聴器と手榴弾も壊れたかどうかは、――分からない**]

(122) 2013/06/27(Thu) 18時半頃

琴弾き 志乃は、メモを貼った。

2013/06/27(Thu) 18時半頃


【人】 琴弾き 志乃

― 音を聞く前の事 ―
[>>107不死身の男を生かして、捕える。
それは、なかなか難しいかもしれないが。

出来る限りの事はしようと思っていた。
自分の力は、精神に及ぼすもの。

傷の回復が早いとかは関係ない。
ただ、攻撃に脆いのと距離が離れていると、効果が弱くなる。

適切な距離で足手まといにならない位置。
頭の中の地図を思い浮かべながら、こくりと頷いていた。*]

(139) 2013/06/27(Thu) 19時半頃

【人】 琴弾き 志乃

 二人とも、いってらっしゃい
 ご武運を、祈っています

[作戦の準備へ向かう二人に明るい声を掛ける。

背中を見送れば、小さな頃の様に両手を組んで祈る。
主は、いつも傍おられます。

胸の内で呟く。
こうして祈るのは、幾度目だろうか。]

(149) 2013/06/27(Thu) 20時頃

琴弾き 志乃は、メモを貼った。

2013/06/27(Thu) 21時頃


【人】 琴弾き 志乃

[おかしな時計うさぎの話をすれば
ライジが頷くのが見えて、それに頷き返す。

ケイトとモニカの背が消えるまで、
二人の無事を祈っていた。

それから、兎の件が片付けば、
自分も次の準備をしなければと思考を巡らせていた。**]

(157) 2013/06/27(Thu) 21時頃

【人】 琴弾き 志乃

― 演習場 ―
[可愛らしい白兎。
ふわふわもこもこ。

ライジと用心深く距離を取った場所で言葉を交わす。]

 えぇ……あれが、本当にそうなら……

[気を付けなければ、と頷いた。
兎を見つめる視線は険しい。]

(159) 2013/06/27(Thu) 21時頃

【人】 琴弾き 志乃

[ライジが出す指示を傍らで聞きながら]

 もし、そうなら……
 あちらに私の存在は、伝わってしまったかもしれませんね

[チアキの名前は、なかなか口には出せない。
相変わらずの、淡々とした口調だけど眉を寄せてしまう。

自分の存在が伝わったとて、
戦況が、然程変わるわけでもないだろうけど。]

(165) 2013/06/27(Thu) 21時半頃

【人】 琴弾き 志乃

[もし、これで音への対策をするようになったら。
向こうにチアキがいるのは、ほぼ確実になる。

そうならないで欲しいと、

そう願いながら、運ばれていくうさぎを見つめていた。]

(166) 2013/06/27(Thu) 21時半頃

【人】 琴弾き 志乃

 それは……過分なお言葉です、よ

[今じゃ唄も、舞も、演奏も、この身体さえも、
すべて戦争の為、出世の為、汚い大人の為のもの。

それを評価されても嬉しくなかったから。
冗談と受け取って、曖昧な表情を浮かべて、ぽつり。

だけど、すぐにいつも無表情に変わる。
ライジと共に演習場を離れて、途中で別れて、

次の任務の準備へ向かった。]

(173) 2013/06/27(Thu) 22時半頃

琴弾き 志乃は、メモを貼った。

2013/06/27(Thu) 22時半頃


琴弾き 志乃は、メモを貼った。

2013/06/27(Thu) 22時半頃


【人】 琴弾き 志乃

― 戦場近く ―
[モニカたちが向かうはずの場所から、少し離れた高台。
周囲を見渡して、誰もいないのを確認して、
手にした胡弓を構えた。

予定位置に二人の姿を見つけて>>172、二人に集中する。

そして、弓で弦を撫でた。

細く高い柔らかな音色。
風に乗せて、二人に届ける。

                   その心の安寧を願う音。]

(181) 2013/06/27(Thu) 23時頃

琴弾き 志乃は、メモを貼った。

2013/06/27(Thu) 23時頃


【人】 琴弾き 志乃

[効果の程は、離れているせいで薄いだろうけど。
二人が苦戦するようなら、妨害を行うつもり。

戦場で自分ができることは、この程度だから。

しかし、能力行使の限定化は上手く出来るようになったが、
その際、、それ以外ががら空きになるのは致命的だ。

安全な場所でないと、使用できない。
まだまだ、訓練が必要そうだ。]

(182) 2013/06/27(Thu) 23時頃

琴弾き 志乃は、メモを貼った。

2013/06/27(Thu) 23時頃


【人】 琴弾き 志乃

[やがて、二人と標的が邂逅するのを確認した。
動きからして、あまり動揺しているようでもない。

これなら、自分が手を出さなくても平気かと。
弓を下げようか、そう考えた瞬間。
ふいに肩に触れるもの>>212]

 ――っ!! 

[想定外の出来事に息をのみ、すぐに振り返り後ずさる。
見えたのは、黒く大きいな……口では言えないような
カタチのもの。]

 うっ……

[さすがに、これには怯んだ。
驚きと恐怖を顔に浮かべると、少しずつ後ずさる。]

(217) 2013/06/27(Thu) 23時半頃

琴弾き 志乃は、メモを貼った。

2013/06/28(Fri) 00時頃


【人】 琴弾き 志乃

[後ずされば、崖っぷち。
大きな音を聞いて、兵士が数名駆け寄ってくる。
さすがに無防備になるので、護衛位はつけていたのだが

まさか、地中から敵が現れるとは思わなかった。
警戒し、鉄扇を構えながら見つめていると、懐かしい声。]

 ……オスカー、さん?

[噂と実物ではやはり違う。記憶の彼との違いに驚きの声。
そして、情報で得ていた巨躯の男は、やはり彼なのだろう。]

 やっぱり、あれは……ソフィとヤニクさんなのね

[遠目で見ていたから分かっていたけど。
突きつけられると、やはり辛い。

それでも、戦わなければいけない。]

(230) 2013/06/28(Fri) 00時頃

【人】 琴弾き 志乃

  "触るな"

[伸びて来た手を素手で弾く。同時に言葉を放つ。
耳栓と鉄で覆われているせいで、効力は弱いだろうけど]

(231) 2013/06/28(Fri) 00時頃

琴弾き 志乃は、メモを貼った。

2013/06/28(Fri) 00時頃


琴弾き 志乃は、メモを貼った。

2013/06/28(Fri) 00時頃


【人】 琴弾き 志乃

[やはり役に立たないか。
護衛の兵士たちの様子を見て、ため息ひとつ。

オスカーの言葉の意味は分かる。
鉄扇を飲み込まれてしまっては困るのは確か。

そして、音の力も上手く効いていない様子。
一瞬鈍った腕が、さらに伸びてくる。]

 っ、……"お願いよ、私に触らないで"

[どうしたらいいのか。
一瞬でも、隙ができればいい。

そう思い、かつてのような優しい声を出してみる。
懐柔できるかどうかの、一種の賭け]

(239) 2013/06/28(Fri) 00時半頃

【人】 琴弾き 志乃

[優しく囁きながら、微笑む。

優しい音と笑顔。

どれ程効果が分からないが、
オスカーの様子を伺いながら、隙を伺っていた。**]

(245) 2013/06/28(Fri) 00時半頃

【人】 琴弾き 志乃

 ……キィ? ……っ、

[悲しんでいると言われれば、僅かに胸の奥が揺らめく。
逆にその隙を突かれてしまった。

伸びてくる手が顔を覆う。
口を押さえられれば、息ができない。

嫌な記憶を思い出す。
思い出しながら――しゃらん、と一振り。

鳴り響いた音色は、助けを求めるもの。
どこまで届くかは分からないけれど。

そして、そのまま意識を失った**]

(249) 2013/06/28(Fri) 00時半頃

琴弾き 志乃は、メモを貼った。

2013/06/28(Fri) 00時半頃


【人】 琴弾き 志乃

[>>280懐かしい気持ちと、嫌な記憶の狭間。
深い闇を揺蕩っていると、自分を呼ぶ声が聞こえた。

その声に導かれる様に、意識が浮上する。
頬に温もりを感じて、薄く目を開けると、
自分を見つめるナユタが見えた。

最初に見えたのが、仲間の顔でほっとする。]

 ……だい、じょうぶ

[まだ息苦しさが残っているけれど、声を出せだ。
安心させるように微笑んで、触れる温もりに手を重ねた。]

(337) 2013/06/28(Fri) 08時半頃

【人】 琴弾き 志乃

[体を起こせば、近くにいた兵士たちも傍に駆け寄ってきて
黒い巨躯の男と槍を飲み込んだ話を報告してきただろう。

それを聞きながら、傍らに落ちた鉄扇を見つめる。
つけていた鈴が一つなくなっていた。

オスカーが持って行ったのだろうか。

オスカーに会った事等をナユタに告げながら、
体を起こそうとしていた。**]

(338) 2013/06/28(Fri) 08時半頃

琴弾き 志乃は、メモを貼った。

2013/06/28(Fri) 08時半頃


【人】 琴弾き 志乃

[起き上り、ナユタと同じように
先程まで見ていた場所に視線を向けて、耳を澄ませた。

叫び声、焼ける音。
悲痛な音が耳に届いて、痛い。

目で見るだけでは、何が起きているかは
はっきりわからない。不安が押し寄せてきて、
でもやらなければいけない。

ふいに、さらに離れた位置から、懐かしいねじ巻きの音。
聞えてしまったそれに、さらに表情を歪めた。]

(348) 2013/06/28(Fri) 12時半頃

【人】 琴弾き 志乃

 ナユタ、さん……あっちから……

[言いかけて、迷う。
モニカたちがいる場所とは、また別の場所を指差して
その腕は、力なく落ちた。]

 …………ケイトさんたちを、援護しないと

[ぽつり呟いて、ナユタが向かうと言うのなら
ライジが撤退する援助をしに共に向かうだろう。**]

(349) 2013/06/28(Fri) 12時半頃

琴弾き 志乃は、メモを貼った。

2013/06/28(Fri) 12時半頃


【人】 琴弾き 志乃

[>>356肯定が返ってくれば、共に行くと告げようとして
微かに聞こえた言葉に驚き、目をぱちくりさせる。

少しの躊躇い。聞えた音からして、戦況は不利。
あそこに自分が行って何ができるか。

だけど、――確かめたい、でも会いたくない。

二つの想いがせめぎ合って……]

 新しい情報が、入ってきそうなの
 だから……調べてくるわ

[気になるという思いの方が勝った。]

 助けに来てくれて、ありがとう

[ナユタの瞳を覗き込んで、微笑えむ。
それは、ここで別れましょうと言う意味。]

(365) 2013/06/28(Fri) 18時頃

【人】 琴弾き 志乃

 ……皆を、宜しくね

[あちらの戦場は、既にすべてが終わった。
そんなことは、知らずに告げて。

軽く飛ぶようにしてナユタから離れる。

そして、幾人かの兵士と共に
先ほどの音の元へと走り出した。

ナユタが共に来ると言うのなら、複雑そうにしながらも
一緒に向かうことにしただろう。**]

(366) 2013/06/28(Fri) 18時頃

琴弾き 志乃は、メモを貼った。

2013/06/28(Fri) 18時頃


【人】 琴弾き 志乃

[ナユタの声に、否定も肯定もしない。
ただ複雑そうに、瞳を伏せれば、そのまま駆け出した。

守らせて。

その言葉が、胸に刺さる。
心露の奥底が、揺らめていたが、覚悟を決めれば
駆けてゆく先は、今にも落とされそうな赤の陣地。]

(375) 2013/06/28(Fri) 20時頃

【人】 琴弾き 志乃

― 悪夢が拡がる場所 ―
[悲鳴混じりに勇敢に、
首無しトランプ兵たちと戦う兵士たちの声。

近付いてきたその音に眉を寄せた。
拡がる悪夢。

これが、チアキに能力なのは一目瞭然。
だが、昔の様に可愛らしいとは思えない。

戦場へ躍り出る前に、近くの兵士たちの耳元で、
いくつか言葉を囁く。

死を恐れないように、痛みを感じないように、
暗示をかけた。]

 ナユタさんも、こちらに……

[ナユタの耳元にも唇を寄せれば、
      兵士とは、違う言葉を囁いて]

(376) 2013/06/28(Fri) 20時頃

【人】 琴弾き 志乃

 これは気休めです
 加減はしないので、自衛して下さい……

[申し訳なさそう告げれば、ゆっくりと瞳を閉じて深呼吸。
次に開いた時は、仕事の顔をしていた。]

 "お前たちは、不死身。痛みも苦しみも感じない

                  だから、私を守りなさい"

[鉄扇を振るい、鈴を鳴らす。
言霊と音色。二つで、生者の心を奪う。

心を奪って操る。
そして、盾にする、武器にする。

それが、自分の戦い方。
付き従う兵士を連れて、トランプ兵に溢れた戦場に駆けていく。

そして、風使いともう一人――予想通りの人物を見つけた。]

(377) 2013/06/28(Fri) 20時頃

【人】 琴弾き 志乃

 お久しぶりですね、リッキィさん
 それに――…アキ兄様?

[こてりと首を傾げて、声を響かせる。
騒がしい戦場であっても、この声はまっすぐに届けたい人へ。

攻撃を加えられたならば、トランプ兵と戦うものよりも
迷いのない動きをする兵士がその攻撃を退けたか、受けたか。
肉壁となって、この身を守るだろう。]

(378) 2013/06/28(Fri) 20時頃

琴弾き 志乃は、メモを貼った。

2013/06/28(Fri) 20時半頃


琴弾き 志乃は、メモを貼った。

2013/06/28(Fri) 21時頃


【人】 琴弾き 志乃

[――しゃらん]

                   [――しゃらん]

[トランプ兵の海をゆく。
舞うように扇を翳し、鈴の音が響き渡る。

死者を操る言葉はない。
だから、代わりに大気を震わせ、僅かでも動きを
鈍らせようとした。]

 死者を操る兄に、生者を操る妹……素敵じゃない?

[くすりと笑んで、足を進めた。
ナユタの様子をちらりと見ながら、それでも足は止めず。
今の姿を、彼はどう見ているだろう。

兄は、リッキィは、どう思うだろう。
過る想いはあるけれど、今はここを退けなければ、
拠点が危なくなる。それだけは、避けなければいけない。]

(385) 2013/06/28(Fri) 22時半頃

琴弾き 志乃は、メモを貼った。

2013/06/28(Fri) 22時半頃


【人】 琴弾き 志乃

[銃撃音。
鉛玉は、傍らの兵士の肩を貫く。

だけど、倒れない止まらない。
彼らは痛みを感じない。怯まない。恐れない。]

 "戦う必要はないわ"

            "貴方たちは。これ以上進めない"

[ふわりと笑う。
常人ならいざ知らず、自分の音をよく聞いていた彼らに
どれ程聞くかはわからないが、言い聞かせるように言葉を放つ。]

(396) 2013/06/28(Fri) 23時頃

【人】 琴弾き 志乃

 "大丈夫よ?"

[チアキに強い心理的負担がかかっている様子に
あやすような言葉を掛ける。]

 私たちは、元気よ……兄様は……どうかしら?

[しゃらん。
昔の様に、柔らかな笑みを浮かべながら、なお進む。
ナユタの水が、すぐ近くまで来ていたトランプ兵を
倒す気配を感じても、まっすぐにチアキを見つめて、進む。]

(397) 2013/06/28(Fri) 23時頃

【人】 琴弾き 志乃

[銃を握る彼女をちらり。

3年前、借りると約束して読めなかった本がある。
実験が苛烈を極めて、本を読むと言う気力すらなかったから

あぁ、あの本の内容は何だったかしら。
水晶を探す。少年と少女の……。
あの二人は、願いを叶えられたのだっけ――思い出せない。

懐かしい記憶に、寂しさを覚えながらも、笑う。]

(403) 2013/06/28(Fri) 23時半頃

【人】 琴弾き 志乃

[放たれた風の鎌。
それは、ナユタの水壁で阻まれた。
こちらを気遣う声に、こくりと頷いた無事を伝えれば、
昔のようなチアキの声が聞こえる。

寂しかったと言う声に、優しい笑みを
動揺はしない。覚悟は決めていたから、

だけど、握られた銃がこちらに向けられて、]

(418) 2013/06/28(Fri) 23時半頃

【人】 琴弾き 志乃

 ――っ!

[兵の隙間を縫った弾丸が、頬を掠った。
痛みと熱さが走り、眉を寄せる。]

 "……寂しかったのでしょう?"

[それでも、足は止めなかった。
代わりに腕を拡げて、しゃらん。とまた鈴を鳴らす。]

(419) 2013/06/28(Fri) 23時半頃

【人】 琴弾き 志乃

[増えた赤の増援。>>394
後方で交戦しているトランプ兵の海で、爆発が起きていた。

その音に混じる、悲痛な叫びに僅かに眉を寄せて。

しゃらん。

恐れも、痛みも、苦しみも感じないようする音色を響かせた。
後方にだけ響く音色。

だけど、一瞬、チアキから意識を逸らしてしまった。]

(425) 2013/06/29(Sat) 00時頃

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