193 ―星崩祭の手紙―
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ねぇー、わたしって、 なんのために歌ってるんだろう。 [星空の下、ただっぴろいバルコニーに瞬く影がふたつ。 ひとつはわたしのもので、ひとつはあなたのもの。
彼の背中にわたしは凭れ掛かる。 ぼんやりと空を眺めながら、手を伸ばした]
お星さま、掴めない。
[当たり前だろ、とでも言いたげに笑い声が聞こえて、 背中が僅かに揺れる。 笑いすぎだわ。わたしは僅かに頬を膨らませた]
(10) 2016/07/18(Mon) 21時頃
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あ、流れ星、 じゃなっ、い!
[流れてきたそれをわたしの頭に当たる前に素早く捕まえる。 それはわたしの星でも高価な、じゃなくて、 わたしが一昨日送ったものによく似ていた]
……お返事、かしら、 お返事!ねえ、ねえ、 読んでほしいな?
[せがむこと65(0..100)x1秒。 折れてくれたあなたにわたしは手紙を渡した。 彼のコエで紡がれる彼女の言葉。
きっと可愛らしい女の子。 好奇心いっぱいなおしゃべりで可愛い子]
(11) 2016/07/18(Mon) 21時頃
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えへへ、綺麗だって! 嬉しい、詩の感想言ってもらえるなんて、 凄く久しぶりな気がする。
またいつかね、こちらこそありがとう。
[彼女には届かないコエを紡いで、 遠い星に想いを馳せる。
その時、不意にあなたが立ち上がった。 背中に持たれていたわたしは当然、 バランスを崩して仰向けに寝転がる体勢になった]
(12) 2016/07/18(Mon) 21時頃
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いっ、 立ち上がるのなら一言いってから、
……お手紙?
[文句を並べようとしたところ、 戻ってきた彼が抱えてきたふたつの見覚えのない宇宙カプセルを見上げる。 否、ひとつは、 昨日彼が拾ったものと形状が同じだった]
隅に落ちてた? ありがとう、気付いてくれて。
[上半身を起こすと、そのうちのひとつ。 見覚えのない透明な水草で編まれた籠を受け取った。 水草を解くと、途端に溢れ出す水。 それと同時に小さな星を模したなにかが転がった。 手に取って空にかざしてみるも、それは光を浴びて瞬くことは無かった。 中には真黒い紙に、白いインクで綴られた文字。 先程と同じように読んで、とせがめば耳を傾ける]
(13) 2016/07/18(Mon) 21時頃
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カプセルと書くもの、取ってきてくれたら嬉しいな。
[わたしも彼も、それが空気で劣化するものだとは気付くことは出来なかった。
室内に入っていった彼が置いていった、 見覚えのあるカプセルを手に取った。 透明なカプセルに金の装飾が施されたもの。 見れば見る程昨日受け取ったものによく似ている。 蓋を開けると、同じ半透明の便箋。
ひとつ違うのは、差出人の名が無いこと]
(14) 2016/07/18(Mon) 21時頃
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一度目は偶然、二度目は奇跡。
[同じ星のものだとは分かるけれど、 同じヒトかどうか、確信がもてない。 字体は似ている気はするれけど、 今日のは幾分か乱雑だ]
わかんない、なあ。
[ぽす、と手紙を抱えたまま仰向けに寝転がると、 バルコニーの扉が開く音が耳に届いた。
礼を言って宇宙カプセルを受け取ると、 その体勢のまま身体を半回転させ筆を執った]
(15) 2016/07/18(Mon) 21時頃
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[頬杖をついて詩を口遊んだり、 入っていた小さな星(お菓子らしい)をもう一度 空にかざしたりしながら、 やっと書き終わった手紙を宇宙カプセルに仕舞った]
お星さまに、届くかな。
[昨日と同じように、 今日も同じようにみっつのカプセルを見送った]
Will dich im Traum nicht stören, War' schad' um deine Ruh', Sollst meinem Tritt nicht hören, Sacht, sacht die Türe zu.
[おやすみなさい、お星さま。 わたしたちの星も、他の星から見たら きらきら瞬いてるのかな]
(20) 2016/07/18(Mon) 23時頃
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