191 The wonderful world -7 days of MORI-
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
7日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
4
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
|
── ロイヤルホテル九曜 前 ──
[ 壁は、消えただろうか。
壁のこちら側で、あちら側で、 殲滅されていくノイズたち>>480>>482>>496に、 どこか、ほっとしたような気もする。
あっさりと、獣を斬り伏せてしまう彼らに、 やっぱり刃物が欲しいな、とか、思う。 あとできみに聞いてみよう。
このミッションを、クリアしたあとで。]
(525) 2016/06/06(Mon) 20時頃
|
|
[ 壁がなくなったなら、おれは、 きみに怪我がないか、確認しなきゃいけないし、 さきほどは手助けしてくれた人びとがどう動くのか、 よく見極めなきゃあいけない。なかなかに忙しい。]
── ネル! 怪我はないか?
[ 大きい声を出し慣れていないせいか、声が掠れる。 紋様の浮き上がった腕を振り上げ、 ぶんぶんと手を振ってきみに呼びかける。
ほんとうはおれが駆け寄りたいところなんだけど、 今はおれの方がゴールに近い場所にいるものだから。]
(527) 2016/06/06(Mon) 20時頃
|
|
[ 早く終わらせてしまおう。なんたって今日は初日だ。
彼らが我先にと駆け出すようならば、 翅を出してしまうのもひとつの手だろうか、とか、 それで敵認定されると面倒かもな、とか、 いやいや、それは手遅れじゃないか?とか。
考えていたら、生ぬるい何かが、 ── ぴちゃん。 と、首筋を濡らす感覚。>>@50
おれは空を見上げる。 中学の国語で習った、デジャヴとかいう言葉を、 なーんとなく、連想する。]
(528) 2016/06/06(Mon) 20時頃
|
|
……あ。
[ そこには、見覚えのある影。
そういえば、女だったな。 と、前回きみに言うことを忘れていた。 ってことも、ついでに思いだす。 最近暖かくなってきたとはいえ、足が寒そうだ。]
── メリー・ポピンズ。
[ 同時に、おれの頭の中では、 あの早口言葉みたいな音楽が流れ出した。
懐かしいな。 いつか、ビデオの前、きみと競うように口ずさんだ。 優しい思い出に、少しばかり頬がゆるむ。]
(529) 2016/06/06(Mon) 20時頃
|
|
[ とはいっても、あの真っ赤なメリー・ポピンズの危なさを、 身を持って実感したことがあるおれとしては、
なにかがはじまるよりも先に、きみと合流してしまいたい。 きみの隣にいたい。きみをひとりにしたくない。 ひとりになりたくない。
なので、静かに、ト、ト、トときみのほうに歩きながら、 見事な戦いっぷりの見せた過去の同級生や、 きみの援護をしていてくれていたらしい、 男ふたりに向かって、]
(530) 2016/06/06(Mon) 20時頃
|
|
……なんか、傘使う。傘、なんか固いし、飛ぶ。
[ 人を指さしちゃだめだと幼いころ教わったので、 指先を揃え、手の平を上にして、赤いひとを示す。
口下手なりに情報共有は試みた。 ぼそぼそ〜〜〜〜っとした声が、どこまで届いたか。 各人の耳の良さにぜひとも期待したい。
……そもそも、あまり役に立つことは言っていないけど。*]
(531) 2016/06/06(Mon) 20時頃
|
|
譲ってくれるならもらう。
[ 桐原 率は意外と優しい。>>545 もちろん即答する。 となれば、意気揚々ときみの元へ駆け寄り、 手を取らんまでも、 まずはひとつめのゴールを切りたいところではあるが、
無事か、という同年代のイケメン>>551は、 「大丈夫です」と言いながらも、 ひょこひょこ歩いているのを見て察してほしい。
痛いといえば痛いが、立ち止まっている場合じゃないし。]
(559) 2016/06/06(Mon) 21時半頃
|
|
[ 痛みに躊躇して走らないなんて、なんて軟弱な精神か、 と、おれは自分を叱責する。
けれど、そもそも、今走りだして、 メリー・ポピンズのターゲットになりたくもない。
これ以上壁が出てくるようなら>>546、 おれは若干無理してでも飛んで迂回したいし、 きみ以外のたくさんの参加者がここにいること自体、 面倒事以外の何者でもないのだけれど、]
……攻撃してこないかな?
[ アレ、と相変わらず片手は死神>>@58を指し、 きみに向かって、首を傾げてみる。]
(562) 2016/06/06(Mon) 21時半頃
|
|
早く本屋に行きたいよな、ネル。
[ こちらもまた、いささか緊張感には欠ける問いかけ。
きみに尋ねたあと、 他ニペアの様子>>557>>547をちらり見て、 なんか元同級生に至っては、死神に交渉しているし、 空気は妙に緩んでいるし、 赤いひと>>@59も、どうでも良さそうだし。]
── じゃあ、いこっか。
[ きみに微笑み、ホテルの入り口を指し示し、 さあ、どうぞ。と言わんばかりに、先を促してみる。*]
(563) 2016/06/06(Mon) 21時半頃
|
|
[ きみの答え>>580を受けて、おれは歩き出し、 おれを心配してくれるきみの優しさに、 気分は上々、といった具合に、 ホテルに向かって、足を進める。
その間、どうやら競う気のない>>571桐原 率に、 もしかすると彼は生き残る気がないのかな、 と、なんとも楽観的なことを考えたりもする。
或いは、必死になってまで、 生き残ろうとは、考えていないのか。
だとすれば、いつか、 後ろから殴りかかってもいいってことじゃないかな?
とか、思う。]
(589) 2016/06/06(Mon) 22時半頃
|
|
[ ── ほんとうは、
ここから、かけっこみたいに、 他のペアが我先にと走りだすようなら、
きみに、少しの間息を止めていてもらって、 もう一度、羽ばたいてもいいとか、
あるいは、先を往くヤツの背後からそっと、 首筋に触れてやればいいかもな、
とか、思っていたんだけれど、 その必要はないみたいで、おれは嬉しい。
なんとなくだけど、 そうしてしまったら、きみは、 ひどく悲しむような気がするし。]
(590) 2016/06/06(Mon) 22時半頃
|
|
[ ふつうに歩いて、おれたちはドアをくぐるだろう。
”ふつう”と言ったって、 きみの歩みは元々速いほうではなくて、 おれだって、あまり急げるわけではなさそうだから、
とても賑やかな男性ふたり組>>588>>579が、 死神とのやり取りを交わしたりなんかして、 時間をつぶしてくれて、 その上で、やっと同着くらいかもしれない。
おれには縁のない、高級そうなホテルに、 やっぱり、落ち着かず、キョロキョロしながら。*]
(593) 2016/06/06(Mon) 22時半頃
|
|
[ 扉をくぐると、掌に浮かび上がっていたタイマーが消えた。
少しの安堵とともに、 きみに心配をさせたこととか、 きみに無理をさせたんじゃないかとか、 それよりも大きな反省の波が押し寄せてくる。
大丈夫だったか、とか、 オロオロときみの様子を伺うおれは、 見ようによっては滑稽だったかもしれないし、 少なくとも、この場所に場違いではあっただろうが、]
── 本屋のほうはどうなったんだろう。
行ってみるか?
[ ふと、気づく。首を傾げて、やっぱりきみを見る。 わからないことがあると、こうしてしまうのは、 ずいぶんと久しぶりだけど、根深く染み付いた、 おれのクセのようなものなのだと思う。*]
(621) 2016/06/06(Mon) 23時頃
|
|
── 記憶:とおくの背中 ──
[ 彼の真後ろの席は、シンプルに表現するならば、 ”ハズレ”であったとしか言いようが無い。
”きりはら”と”きろく”。
同じクラスになってしまえば、 名簿順で前後になるのはしかり、 となれば、席の前後になるのもまた、 当然ともいえることではあるのだけれど。
なんてったって、彼の周りは、うるさい。]
(650) 2016/06/06(Mon) 23時半頃
|
|
[ 桐原 率は、狭い教室の中、前後の席で、 同じ教科書を開き、同じ方向を向いていても、 なんとも遠く遠くの存在である。
と、休み時間、彼が動くまでもなく、 お話にやってきて、ゴマすりするような、 級友たちを見て、思ったものだ。
なんせ、紀陸 類は、空気になりたかった。
目立つこともなく、ただただ、静かに、 バカすぎて目立つことも、運動音痴すぎて目立つことも、 協調性がなさすぎて、目立つこともなく。 親しい友人を作らなければ、 誰に迷惑をかけるでもないし、 ”ぼっち”でおとなしいだけの中学生でしかない、 そういう自分でいるつもりであった。]
(652) 2016/06/06(Mon) 23時半頃
|
|
[ 『桐原は、なんでもデキて、なんでも持ってて、 ── もはや存在が嫌味』
というのは、体育の時間、 50mを駆け抜けた彼を見て、誰かの漏らした言葉である。
何をするにも彼のあとというだけで、 その一年間は運の悪いヤツ呼ばわりされたもので、 「名前の順だし」としか言いようがないじゃないし、
至って平均的なタイムを叩き出すおれのことなど、 正直、そっとしておいて欲しかったのだけれど。
とにかく、おれの最後の集団生活たる、 中学時代のうちの一年は、こんな調子で過ぎた。]
(655) 2016/06/06(Mon) 23時半頃
|
|
[ そんな中、稀におれから声をかけるのは、こんな時である。]
.
(656) 2016/06/06(Mon) 23時半頃
|
|
ex)”── 桐原の机、画鋲入ってるけど。”
[ 紀陸の家の朝は早い。とっても早い。 その分、夜も早い。日が沈めば眠り、昇れば起きる。 さらに、我が家には恐ろしいほどなにもないので、 おれの登校時間もまた、とても早い。
校門が開くと同時にくぐり、自分の席に陣取り、 図書室の本を読んだり、教科書を読んだり、 窓の外をなにをするでもなく眺めたり。]
(657) 2016/06/06(Mon) 23時半頃
|
|
[ すると、おれが空気じみた存在だからか、 寡黙だからか、友だちがいないからか、 どうせ誰にも言わねーだろと思われているのか、 付和雷同の唯々諾々、イエスマンの極みだからか、
ごく稀に、”そういう”場面を目撃したりする。
トイレに立って戻ったら偶然、なんてときは、 不幸な事故とも言えようが、 おれが席に座っていても敢行するというのは、
── なんだか、透明人間にでもなった気分だ。
まあ、そんなものかな、と思いながら、 おれは、登校してきた彼に、 朝の挨拶もなく、うしろの席からそう告げる。]
(658) 2016/06/06(Mon) 23時半頃
|
|
── 桐原の机、画鋲入ってるけど。
[ 誰が、とも、細かいことも言わない。 なんか割とたくさんジャラっと入れられてたとか、 実はおれその時もここにいたんだけどさ、とか、 まあ、言わない。
目もあまり見ない。人の目を見て話すって苦手だ。
存在自体が嫌味なやつもまた、大変だなあ。 おれには関係のない話だけれど。
── というくらいの温度で、 おれが誰かの”嫌がらせ”に水を差したのは、
存在自体が嫌味な彼よりも、 みみっちい悪戯で遠くの背中に一矢報いた気になっている、 そいつらの中途半端な執着心が、 ただひたすらに醜く見えたから、なのかもしれない。*]
(659) 2016/06/06(Mon) 23時半頃
|
|
── ロイヤルホテル九曜 ──
[ きらびやかな空間に歓声をあげるきみ>>636は、 とても無邪気で、おれまでなんだか嬉しくなる。
それなのに、おれへの心配で、 きみの表情が曇ってしまうのは、 ほんとうに、申し訳ないなと思う。
きみのやりたいこと全部、叶えてあげたかった。 けれど、きみがそうしようと言うなら、 それが正しいんだと思う。]
── わかった。
明日からさ、もっとうまくやるから、 そしたら、本屋にも寄ろうな。ごめん。
[ だって、きみは、]
(660) 2016/06/07(Tue) 00時頃
|
|
[ 両親の敬愛する神は、終ぞ姿を現すことはなかったが、
たとえば、おれの世界に神さまがいるとすれば、
── それは、きみ以外あり得ないのだと思う。] .
(661) 2016/06/07(Tue) 00時頃
|
|
[ きみに促されるままに、おれはあたりを見回す。
視界にキラキラするものが見えると思ったら、 それは、天井に吊るされたシャンデリアで、 物語の外、現実の世界ではじめて目にするソレに、 おれは、いちいち立ち止まっては、目を細めた。
元・同級生たちが、入り口付近のソファ>>653に、 仲良く腰掛けているのが見えて、
そういえば、まだお礼を言っていなかった、 と思い出したおれは、きみに一声かけてから、 ふらふらとそちらに歩み寄っていく。]
(663) 2016/06/07(Tue) 00時頃
|
|
[ なにか、会話を交わしていたようだけれど、 その切れ目に、ちょうどいいから、 ひとりになった桐原の前に立って、]
── さっきはありがとう。
[ ございました、まで必要だったろうか。 と、一瞬思案したけれど、気にしないことにする。
正直なところ、伝えたいことといえばそれだけで、 けれど、もしかするときみは、 中学時代の楽しい思い出なんかを、 懐かしいなあと振り返っているのかもしれなくて、
おれはやっぱり、一度きみの顔を見た。*]
(674) 2016/06/07(Tue) 00時頃
|
|
[ ── なんだ、生き残る気はあるのか。
というのが、まずはじめに浮かんだ感想であった。
”すごい”の権化みたいな元・同級生が、 椅子取りゲームを想定していたこと>>680は、 まあ、至極当然のこととして。
停戦協定のようななにか (或いは、まだ開戦していなかったのかもしれない) に、敵対する意志のない声>>684に、
おれは、またひとつ首を傾げて、きみの肩を叩く。]
(693) 2016/06/07(Tue) 01時頃
|
|
── ネル、悪いんだけど、
ちょっと、そこのトイレでさ、 このハンカチ濡らしてきてくれないか。 さっき、血が飛んできて、気持ち悪い。
[ おれは、取り出した自分のハンカチをきみに差し出し、 申し訳無さそうにそう頼む。
言外に、席を外してくれないか、と。]
(694) 2016/06/07(Tue) 01時頃
|
|
[ ── で、話を戻そう。きみが戻ってくる前に。
”お互いの邪魔をしない”と目の前に彼は言って、 それで、おれがただ、不思議に思って、彼に聞く。]
── 他をみんな、殺せばよくないか。
[ 最後の最後なんかが来るまえに。]
(695) 2016/06/07(Tue) 01時頃
|
|
[ ルールを見たときに、考えた。
他の参加者で、強そうなペアを探す。 そいつらと組む。他は少しずつ減らしていく。 死神に頼るまもなく、自分たちの手で。
たぶんそれは、間違いなんかじゃない。
だって、どうせ、4人以外は死ぬのだ。 どうせ7日後に死ぬことが決まっているなら、 多少それが早まったって、そんなに変わりはないし、
そもそも、そこまでする気もないっていうなら、 殺されても構わないってことなんじゃないかな?
本当に生き返りたいひとは、どんな手だって使うよな。 それをしないやつなんて、本当は、生き返る気もないんだ。]
(696) 2016/06/07(Tue) 01時頃
|
|
[ 或いはそれは、手を組むほどには信用していない、 という意思表示だったのかもしれない。
おれは、疑問を口にしてしまってから気づく。
まあいいかな、とも、思う。 だって、ほんとうのことだ。 たぶんこれは、そういうゲームなんじゃないかな。
本気でチャンスを掴もうとするひとと、 そうでないひとを選別するための7日間。]
── 桐原は、生き返りたいの。
[ 質問はもうひとつ。さっきのミッションについて。]
(697) 2016/06/07(Tue) 01時頃
|
|
生き返りたいなら、なんでさっき、 手柄を譲るような真似したんだよ。
死んでもいい。 殺されてもいい。 ってことかと思った。
[ 目を見るのは苦手だけど、まっすぐ視線をぶつける。]
生き返ることができる枠以上に、参加者がいる限り、 おれは、ポイントは取りに行くし、 それに関して、邪魔しないとは、言わない。
[ 決して大きくはないけれど、揺るぎない声で。**]
(698) 2016/06/07(Tue) 01時半頃
|
1
2
3
4
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
7日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る