人狼議事


241 The wonderful world -7days of KYRIE-

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視点:


【人】 げぼく ショコラ

― 6th day ―

[俺が碧衣の頭をなでているあいだに
幼馴染が集めてきたパーツを繋げた>>6:#11

…頭がどこからやってきたのか、
どうしてそれを幼馴染が持っているのか、
嫌な予感はしたけれど、
今はそれを深く考えるどころではなくて。

そうして、出来上がったのは
ぼろぼろの赤い服をまとった、小さな男の子の姿。
明らかに人形とわかるようなツギハギだらけのそれは
ゆっくりと目を閉じていった。
まるで、眠りに落ちるかのように。
そうして、気がつけば掌のカウントダウンは停止し、
人形の傍らには4つのホーリーバッジが残されていた。]

(36) 2018/05/25(Fri) 13時半頃

【人】 げぼく ショコラ

[ミッションの達成に、ほっと息を吐く。
そうして、幼馴染が4つのバッジをそれぞれ二つずつ
分けるのを見ていた。>>15
そうしているうちに、空から何かがやってくる気配>>@3>>@4

見上げれば、そこにいたのは金髪の女で。
それをみてふと、思い出した。
ああ、そうだ。
この男は確か三日目に水族館で見かけた奴だ>>3:276]

(37) 2018/05/25(Fri) 13時半頃

【人】 げぼく ショコラ

 
  俊太郎か。よろしく。
  俺は古良翔也、それでもってこっちが
  俺のパートナーの堀井圭。

[さっき手が触れた男>>6:223に名乗られれば
こちらも同じく、そう返す。
もし傍らに彼のパートナーがいれば、
そちらのほうの名前も、聞いたかもしれない。

――そうして、彼らと話しているうちに、
いつしか意識も黒く、暗転していった。]*

(38) 2018/05/25(Fri) 13時半頃

【人】 げぼく ショコラ

― 回想・過去と今とエントリー料と ―

[家族について思い出すのは、机にしがみついて仕事をする父と、
父を支えるために朝から晩まで外で仕事をする母。
小さかった妹の姿。

決して、裕福とはいえなかった。
親にそれほど構ってもらった記憶もないし、
ある程度大きくなってからは妹の世話も見ないといけなかった。

保育園に通うようになった妹を迎えにいく前、
近くにある図書館に寄っていくのが日課だった。
妹に読んでやる絵本と、自分が読むための本。

妹がいなくなっても、父から逃げるため
図書館通いはなんだかんだ変わらなかった。

少し、変わったことがあったとすれば、
あの雨の日から、図書館で一緒に本を読む仲間が一人
増えたというくらいか。>>20]

(39) 2018/05/25(Fri) 13時半頃

【人】 げぼく ショコラ

[父が死んだ"あの日"まで、俺とあいつは
よく、二人して遊んでいた。
本を読むことも、マブスラで戦うことも。
あの頃の思い出の多くは、彼女と共にあったし
それを疑うこともなかった。

それは、今でもかけがえのない思い出で、
だからこそ、失いたくないもの。

守りたくて、傷つけたくなくて、悲しませたくなくて。
だから…彼女を拒絶して、遠ざけた。
それが彼女を守るため、彼女が幸せでいるために
必要だと信じたから。>>1:140
それで彼女を傷つけるなんて、微塵も思わなかった。>>4:441]

(40) 2018/05/25(Fri) 14時頃

【人】 げぼく ショコラ

[――そして、同時にこうも思っていた。

大切なものを守るためには、力がいる。
誰にも負けない、何者にも屈さずにすむ力が
自分の意思を押し通すために、
自分の視界から、煩わしいものを全て消すための力が。

そうして、俺はその手段を暴力に頼った。
施設の職員も教師も街の不良どもも
気に入らない奴を手当たり次第に殴り倒して、
…そうして、気がつけば不良集団のトップなんて
けったいなところに収まっていた。]

(41) 2018/05/25(Fri) 14時頃

【人】 げぼく ショコラ

[力さえあれば、それでいいと思っていた。

自分の意思が通せるならば、
それで大切なものが守れるならば、
それでいいと思っていたんだ。

…何が自分の"大切なもの"だったか、
自分が何を守りたかったのか、
遠ざけたもののことすら、忘れたまま。
気がつけば力とそれに寄ってくるものだけが、
自分の全てになっていて。

……そうして、取られたエントリー料が
生前の俺にとっての"男らしさ"。
俺が、俺として生きていくために身に着けた
姿かたち、知恵やら腕力やら運動神経その他諸々。]

(42) 2018/05/25(Fri) 14時頃

【人】 げぼく ショコラ

[大切だったものを守るために手にしたはずの武器を
いつのまにか大切なものそのものと間違えてしまっていた。
目的と手段が、入れ替わっていた。

そのことに気づかないまま俺はずっと生きてきて。

――だから今、俺はこの少女の姿で、このUGに存在している。]*

(43) 2018/05/25(Fri) 14時頃

【人】 げぼく ショコラ

― 7th day/中央エリア・スクランブル交差点 ―

[気がつけば、そこはスクランブル交差点。
最初の日、ここで目覚めたときと同じような景色が
広がっていた。>>1:13
唯一違うのは、傍らに幼馴染がいるということ>>27

ドシン、と周囲に響く音>>6>>#1
それは昨日御沙霊園でサイノイズと
対峙したときにも似ていて
しかしそれよりもずっと大きなものだった。

メールを確認する幼馴染のほうを覗き込めば>>#0]

  ……こりゃ、あのおっさんの文面だな。

[幼馴染も同じ事を考えていたらしい>>27]

  …いよいよ、最終日か。

(44) 2018/05/25(Fri) 14時頃

【人】 げぼく ショコラ

[どうやら、長い一日になりそうだ。>>#0
なんにせよ、最終ミッションの場所には心当たりがある。
幼馴染と一緒に立ち上がって]

  ――行こうぜ。

[彼女の手をとって、そっと握る。

――迷うことはない。

たとえ、どんな結末になったとしても、
俺たちは今ここでできる最善を、
自分たちが選ぶことのできる選択肢の中で、
最良と信じるものを、掴み取るだけだ。]*

(45) 2018/05/25(Fri) 14時頃

【人】 げぼく ショコラ

― 回想・"あの日"のこと ―

[有り体に言って、父は弱い人だった。

期待の新人作家として華々しいデビューを飾ったのは
俺や妹が生まれる前のこと。
けれどそれからの父はといえば感性の違う編集にスポイルされたり、
友人に騙されて借金を背負ったり、とかく運に恵まれない人だった。

いつから、だったか。
父が、母に暴力を振るうようになったのは>>2:73
最初、母に対してだけだったそれは、
そのうち俺に対しても振るわれるようになった。
いつだったか、錯乱した父が俺の前に
鋏の刃を向けて振りかざしたことがあった。
大人たちは事故ということで処理しようとしていたが
あのときの父は、明らかに故意に俺を狙っていたと思う。]

(52) 2018/05/25(Fri) 18時半頃

【人】 げぼく ショコラ

[元々、寡黙な人だった。
あいつが饒舌なのは文章だけだ、なんて
そんなことを言ってたのは父の友人だったか、
今は疎遠となった親戚の誰かだったか。

寡黙で、不器用で内向的だったけれど
でも、基本的に争い事が嫌いで
暴力を振るうなんて昔は考えられなかった父が
変わってしまったのは。
……街に、妙な奴らが現れるようになった頃。]

(53) 2018/05/25(Fri) 18時半頃

【人】 げぼく ショコラ

[最初は、物音に対して異様に敏感になった。
そればかりではなく、何かにつけ神経質になって、
そのうち、天井を見上げてよくうわ言を呟くようになった。

発作的に本棚の本や洋服を散らかしたり、
母にそれを指摘されて、逆上して数日、
家に帰ってこなかったり。

明らかに、あの頃の父の様子はおかしかった。
だけどそれは、仕事のことで思いつめて
疲れてしまっていたからだと、
子供だった俺はそう思っていた。

自分の父親が、違法薬物に手を出していたと
知ったのは、それからもう少し大きくなってからのこと。

いや、本当は俺だってわかってのだと思う。
それでも、心のどこかでそんなことはないと、
信じたかった。…信じて、いたかった。]

(54) 2018/05/25(Fri) 18時半頃

【人】 げぼく ショコラ

[――あの日も、やっぱり雨が降っていた。

学校から帰ると珍しく父が起きて家の中にいた。
普段は昼間は眠っているか、
そうでなければどこかに出かけていることが多いのに。

珍しいと思っていると、数日前に幼馴染から
貰ったバッジが見当たらないことに気づいた。
どこへやったのかと探していると、
へらりとした顔で、あのバッジはいい金になったと
そんなことを口にしてきた。]

  ――…。

[そのときの俺は、自分でもどんな顔をしていたかわからない。

母と妹がいなくなってからの父は、確かに碌でもなかった。
いつだって飲んだくれて、様子もおかしくて。
今まで学校行事にまともに参加したこともない。
そんな父でも、息子の所有物には一度だって手を出したことなんてなかったのに。]

(55) 2018/05/25(Fri) 18時半頃

【人】 げぼく ショコラ

[父の胸倉を思い切り掴んで、
どうしてそんなことをしたのかと問い詰めた。
父とはそれなりに長い付き合いだが、
こんなことをしたのは生まれて初めてだった。

だから、だろうか。
思ったよりもあっさり、父は白状した。
金が、ほしかったのだと。

どうしてそこまで金が欲しいのか、
そう言って、詰め寄ったとき。
――父が、傍にあった鋏を振りかざしてきた。

咄嗟に避けたものの、鋏を手にしたまま、
此方を睨みつけるような表情のまま、
赤くなったり青くなったりを繰り返す父の顔。

父の様子に身の危険を感じた俺は
咄嗟に財布だけを持って、アパートを飛び出した。]

(56) 2018/05/25(Fri) 18時半頃

【人】 げぼく ショコラ

[幼馴染のところに向かえば、きっと話を大事にされる。
そうすれば、父はまた孤立してしまう。
何より、幼馴染を父の件に巻き込むことが嫌だった。
雨が振りしきる中、そんなことを考えながら
歩いていた気がする。

24時間営業のファミレスで、
珈琲一杯で粘りに粘って、一晩を過ごして。
家に帰ろうと思ったのは、明朝になってから。

雨上がりの夜明けの空は、どこまでも高く澄んでいた。
藍色から青へと変わる、そんなグラデーションを
眺めながら、漸くアパートまで辿り着いて。

そうして、アパートの二階に上がる階段の下、
前日の雨で抜かるんだ泥の中に突っ伏すようにして、
父が、倒れ込んでいた。]

(57) 2018/05/25(Fri) 18時半頃

【人】 げぼく ショコラ

[どうして、父があんなところで倒れていたのか。
未だにはっきりとした理由はわからない。

外に逃げた俺を追いかけようとして
雨で濡れた階段で足を滑らせて転んだのか。
それとも、他に何かあったのか。

俺には、なにもわからなかった。
だけど、そんな父の死を、周囲は面白可笑しく囃し立てた。
父に虐待されてきた俺が、殺したに違いないと
そんな噂話も含めて。]

(58) 2018/05/25(Fri) 18時半頃

【人】 げぼく ショコラ

[当然、俺だって何度も周囲に訴えた。
俺は親父を殺してなんかいない、
そんなこと、できるわけがないって。
だけど…人間、誰もが本当のことなんかよりも
自分にとって都合のよい、面白い話を
信じようとする。
根も葉もないただの噂に過ぎなかったそれは、
次第に俺の周囲で厳然とした"真実"へと
変わっていった。

――…あれは、今考えても恐ろしかった。
あんなものに、子供が太刀打ちできるわけがないんだ。
だから……幼馴染に、責任はない。>>16

結局、警察が父の死を事故死と断定してからは
いったんそんな熱狂も収まったけれど。
互いに対する不信感が払拭することはなくて、
結局、俺自身引き取り手がなかったこともあって
施設に入れられることになった。]

(59) 2018/05/25(Fri) 18時半頃

【人】 げぼく ショコラ


[身の振り方が決まった頃、俺は幼馴染に手紙を出した。>>3:14
そのときに入れたバッジは、
父が所有していた蔵書をとある古書店に
どうにか引き取ってもらった金で買い直したもの。

…時折、考える。
あのときの俺は、どうすればよかったのだろうと。
どうすれば、周囲の大人たちにも、幼馴染にも
自分の想いを伝えられただろうかと。

考えても、考えても、未だにわからない。
ただ、今は前を向くことくらいしか、できない。]*

(60) 2018/05/25(Fri) 18時半頃

【人】 げぼく ショコラ

― 道中 ―

[あん屋の傍を通りかかったとき、
昨日出会った顔が、そこにいた>>@50
彼女に視線を向けた幼馴染が一礼して>>50
通り過ぎようとするが、ふと足を止めて]

  おい、あんた!!

[だって名前がわからないんだ、しょうがないだろう?
ひとまず大声で声をかけてから]

(61) 2018/05/25(Fri) 18時半頃

【人】 げぼく ショコラ

 
 もし、どこかで碧衣に会ったら伝言頼みたい!

 『図書館に、碧衣におすすめしたい本がある』
 『碧衣は俺のこと嫌いかもしれないけど、
  俺は碧衣と友達になりたいと思ってるし、
  圭もきっとそう思ってる』

[勝手に幼馴染を巻き込みつつ。
どうして、急にこんなこと言い出したんだろうな。
自分でも、よくわからないけれど。

昔、あの図書館で、碧衣に似た、
言葉を話せない男の子の話を読んだことが
あったっけ。>>19

今、こうして離れ離れになっていた幼馴染と
再び出会って、そうしてふと昔のことを
いろいろ思い出してしまったからかもしれない。>>25]

(62) 2018/05/25(Fri) 18時半頃

【人】 げぼく ショコラ

 
 『今度会ったら、碧衣の話、
  もっといろいろ聞かせてくれよ』
 『うまく話せなくたっていい。
  それでも俺はお前の話を聞きたい』って。

[目の前の死神の彼女が、
此方の伝言を頼まれてくれるかはわからないけど。
ここはもう、賭けるしかないだろう。]

(63) 2018/05/25(Fri) 18時半頃

【人】 げぼく ショコラ

  あと、苺大福すみませんでした!!

[最後大声で叫ぶようにしてから、
彼女に捕まる前に、脱兎の勢いで道を駆け出した。]**

(64) 2018/05/25(Fri) 18時半頃

【人】 げぼく ショコラ

― 回想・6th day>>65 ―

[死ぬなよ、と。
そう口にする彼に、ふ、と口の端で笑みを作る。

さっき俺を助けてくれたことといい、
この男もなんだかんだ、いい奴の部類なんだろう。]

  …ああ、あんたもな。

[死ぬなよ、なんて言われれば>>65
ふふ、と微笑ってそう答えた。]

(66) 2018/05/25(Fri) 21時半頃

【人】 げぼく ショコラ

[ふと、思い出したのは、
ついさっき御沙霊園で奈津美から告げられたマユミの脱落。>>6:@50

そして今日もまた、何人か脱落していったのだろうか。>>6:196>>6:222
圭にマネキンの首を託したニーナたちのことは
知らないなりに、少しだけそのことに想いを馳せる。]

  ……あんたは、

[――何を、選ぶんだろうな。
出会ったばかりで、名前くらいしか知らないこの男は。
明日、最終日にどんな選択をするのか。

言いかけた言葉が最後まで紡がれることはなく、
そうして、意識は暗転した。]*

(67) 2018/05/25(Fri) 21時半頃

【人】 げぼく ショコラ

― 7th day・道中>>@6>>@7>>@8>>@9 ―

[挑発めいた言葉を口にする彼女だけれど、
…いや、うん。あれだ。
この女割とツンデr(咳払い)]

  わかってる!
  それからありがとう!!

[約束を破らないように、生き残れ>>@8
そんな声をかけられれば、にぱっと笑って]

(68) 2018/05/25(Fri) 21時半頃

【人】 げぼく ショコラ

 
  あんたのほうこそ、
  生き残らねーとあの兄ちゃんが悲しむからな!

[お互い生き残れよと、一際声を張り上げて
西への道をひた走る。]*

(69) 2018/05/25(Fri) 21時半頃

【人】 げぼく ショコラ

[蕗之原モールまでの道を、
幼馴染と共に駆け抜けながらこれまでのことを考える。

最初の日、突然送られてきたメール>>0:#2
三日目、水族館で出会った黒牧との話>>3:358
五日目、警察署の屋上で碧衣と話したときのこと>>5:@58

それから五日目から現れた黒いノイズのこと、
今日のミッションメールのこと>>#0]

  …。

[考えることは、正直苦手だ。
それでも、今回ばかりは考えることを
放棄するわけにはいかない。
自分たちにとって、一番良いと信じられる
選択肢を見つけ出すために。]

(70) 2018/05/25(Fri) 21時半頃

【人】 げぼく ショコラ

[やがて、西エリアの端にある蕗之原モールに
辿り着けば、すぅはぁと息を整えて。]

  行こう、圭。

[そう傍らの幼馴染に声をかけて、
モール内へと足を踏み入れる。

そうして屋上の庭園に入れそうならば
そちらのほうへと向かうことにしよう。]*

(71) 2018/05/25(Fri) 21時半頃

げぼく ショコラは、メモを貼った。

2018/05/25(Fri) 21時半頃


【人】 げぼく ショコラ


  ……かわいそう?

[幼馴染の言葉は、俺にとっては意外なもので>>79
歩きながら、彼女の顔を見上げた。]

  …。
  そう、だな。
  俺は、話してみて普通の奴だって、思ったな。
  いや、殺人犯に普通も何もないといえば
  それまでだけどな。

  あのおっさんは、さ。
  人が人として生きる上で大切な境界を
  越えちまったんだ。
  俺はそう、思っている。

  人殺しは、悪でなければならない。
  そうでなければ、社会って奴が成り立たないからな。

(94) 2018/05/25(Fri) 23時半頃

【人】 げぼく ショコラ

[そう、独り言ちて]

  同時に、それを越える人間が
  必ずしも悪人だとは限らないと俺は思う。

  ……あのおっさんには
  六人もの子供を殺さなければならない、
  何かどうしても譲れないものがあって。

  圭のいうとおり、それは碧衣に関すること
  だったのかもしれないな。
  それを、部外者の俺たちがどうこういう筋合いは
  ないと思う。

  とはいえ、このゲームにおいて
  俺たちは立派な当事者だ。
  そのへんは意見言わせてもらわないといけないな。

(95) 2018/05/25(Fri) 23時半頃

【人】 げぼく ショコラ

 
  大切なもの……。

[>>81かつてそれを見失った自分としては、
なんとも、耳に痛い言葉だ。]

  ……。

  俺、さ。
  圭が、いてくれてよかったと思ってるんだ。

  このゲームのことばかりじゃなくて、
  ガキの頃、公園で傘を差しだしてくれた時とか
  バッジをくれたときのこととか。
  図書館で一緒に本を読んだり
  マブスラで遊んだりとか、
  そういうの、すごく楽しくてさ…。

(96) 2018/05/26(Sat) 00時頃

【人】 げぼく ショコラ

 
  このどうしようもなく不条理な世界にはさ。
  圭みたいな奴が必要だと思う。
  誰かが雨でびしょ濡れになっているときに、
  そっと傘を差してくれるような奴が。

  お前には幸せになってほしかったし、
  この世界で再会したときは、
  絶対に生き返ってほしいって思った。

  俺の人生はさ、正直碌なもんじゃなかった。>>0:11
  でも、俺は圭がいてくれたから
  こんなどうしようもない不条理な世界でだって
  生きていくことは悪くないって、そう思えたんだよ。

(97) 2018/05/26(Sat) 00時頃

【人】 げぼく ショコラ

 
  この数日間、いろんなことがあったけど、
  …俺は、良かったことまで全部、
  誰にも否定したくないし、されたくない。
  このゲームで会った参加者や死神のことだってそうだ。

  だから、その。…なんだろうな。 
  …どうすればいいのか、
  それは今でも、わからないけれど。
  でも、最後まであきらめずに行こうぜ。

  あのおっさんたちが、もう一度大切なものを
  見つけられる方法を、俺たちなりに探そう。

[ぽん、とその肩を叩いて、前を向く。]*

(98) 2018/05/26(Sat) 00時頃

げぼく ショコラは、メモを貼った。

2018/05/26(Sat) 00時頃


【人】 げぼく ショコラ

[庭園までもうすぐというところ、
その途中にある階段に>>#3
先日、御沙霊園で見たものと同種と思われる
サイノイズが一匹立ち塞がっていた。]

  …あのときと一緒だな。

[あのときは、とにかくやばいと思って
直接の戦闘は避けたわけだが。]

(101) 2018/05/26(Sat) 00時半頃

【人】 げぼく ショコラ


  よっしゃ、ありがとうな、圭。

[此方がうずうずしていたのを感じ取ってか>>83
幼馴染がそんな提案をしてくれたので、
ここは素直に乗っかることにする。

ナイフで切った掌から流れる血が
サイノイズと俺たちの左右に薄い膜を作る。
それはつまり、サイノイズは直線上、
俺たちへと真っ直ぐ進んでくることになる。

大きなサイの角は、
これで突かれでもしたら一溜りもないだろうなと
思わせるもので。
だが――>>84]

(102) 2018/05/26(Sat) 00時半頃

【人】 げぼく ショコラ

  いや、このままで頼む。
  引き続き、膜張りよろしく頼む。

[ダメなら代わると、そう言ってくれる幼馴染に
ゆるく首を横に振った。
ついでに幼馴染を庇うようにして
彼女とサイノイズのあいだに、立ち塞がる。

…逃げてばかりいられないのは、俺自身も同じだ。
今度はきちんと、目の前のノイズに向かい合う。]

(103) 2018/05/26(Sat) 01時頃

【人】 げぼく ショコラ


  ああ、俺たちは一蓮托生のパートナーだからな。
  一緒に、最後まで戦おうぜ!

[そう、言い終わるが早いか
サイノイズが猛スピードで此方へと突進してきた。]

  …。

[猛スピードで迫りくるノイズを、
じっと見据える。
…そのタイミングを、見間違えないように。]

(104) 2018/05/26(Sat) 01時頃

【人】 げぼく ショコラ

 ――っ、うらああああああ!!!

[手刀の形をとった掌を前方に突き出す。
突進してくるスピードと威力はそのままに
ライノの身体を真っ二つに削り取っていく。

不思議と、血は流れなかった。
やがて、完全に分断されたサイノイズの
二つの身体は、どう、と地面に倒れ霧散した。]

  ……っ、はぁ。

[自分のサイキックを信じていないわけではないが
やっぱり慣れていない相手だと流石に緊張する。
ひとつ、息を吐いてから、幼馴染のほうを振り返って]

  怪我、大丈夫か?

[ひとまず掌の傷以外を確認してから、
ぽふ、と爪先で背伸びして、彼女の頭を撫でた。]*

(105) 2018/05/26(Sat) 01時頃

【人】 げぼく ショコラ


  無理はしねーよ…と、言いたいところだが。
  だがまぁ、死なない程度に止め置く。
  そこは約束する。

[>>110ぐっと拳を握ってみせて。
背伸びした俺に合わせようと幼馴染が屈むのは。]

  む。

[少しだけ、不満げな顔を見せる。]

(111) 2018/05/26(Sat) 09時頃

【人】 げぼく ショコラ

[ふん、と小さく鼻を鳴らすと]

  それじゃ、行こうぜ。

[>>110幼馴染に手を握られれば、
ぎゅっとその手を握り返して。
そうして、庭園に続く階段を、一気に駆け上がる。
辿り着いたその先に、黒牧は。
ゲームマスターはいないかと視線を巡らせた。]*

(112) 2018/05/26(Sat) 09時頃

げぼく ショコラは、メモを貼った。

2018/05/26(Sat) 09時頃


【人】 げぼく ショコラ

[扉を開けると、色とりどりの葵の花>>124

整えられた花壇の中央に、その男は黒牧はいた。]

  …ああ。
  というか、その姿……。

[伝わってくれたみたいだな、と
言われた言葉に一応頷いて見せるが、
それ以上に彼の姿のほうに意識が向いていた。

全身に真黒な模様が描かれた彼は
声や立ち居振る舞いこそ数日前に会った彼と同じものの
明らかに異様な気配を漂わせていて。]

  ……あの黒いノイズも、あんたか。

[その雰囲気は、どことなく
ここ数日のあいだに見てきた黒いノイズに似ていた。]

(132) 2018/05/26(Sat) 15時半頃

【人】 げぼく ショコラ

[そんなことを思っていれば、
目の前の彼が話しかけてくる>>126]

  …。

[まあ、正直解釈次第でどうにかできないかと
そう思っている部分は確かにあった。
そこは、否定しない。
同時に、難しいだろうと思ってもいて。]

  …あんた、なんだかんだ優しいな。

[わざわざ説明してくれるあたり、
実際、そう悪い奴ではないんだろう。なにより…]

  …。

(133) 2018/05/26(Sat) 15時半頃

【人】 げぼく ショコラ

[ぎゅ、と掌をきつく、握りしめる。
…ほんと、世の中っていうのは不条理だよな。
自分たちが倒すべきゲームのラスボスが、
こんなにも倒しづらい男だなんてさ。

覚悟はしてきた。
それでも、ふとした弾みに揺らぐ自分がいる。

…喉の奥が、つかえる。
唇を噛みしめて俯いたのはほんの一瞬で
すぐに顔を上げて、彼を見つめた。]

  ただのノイズ、だなんて>>127
  そんなこと言うなよな…。

[俺たちの声が、
今の彼に届かないことなんて知っている。
だから、これは大きい独り言だ。]

(134) 2018/05/26(Sat) 15時半頃

【人】 げぼく ショコラ


  人間だとか死神だとかノイズだとか、
  そんな難しいことはわからんし
  どうでもいい。

  …俺たちにとってのあんたは、
  あの子の、『あおいのせんせい』なんだよ。
  仲良くしたいと思った女の子が、
  好きだと言っていた人なんだよ…!

[それを殺せと言ってくるのだから、
殺さなければいけないというのだから、
本当に、酷い話だと思う。]

(135) 2018/05/26(Sat) 15時半頃

【人】 げぼく ショコラ


  ……譲れないものがあるのなら、
  まずは己の境界を越えてみせろ。

[最初のメールにあった文面を諳んじる。>>0:#2]

  ……あんたは、本当に越えちまったんだな。

(136) 2018/05/26(Sat) 15時半頃

【人】 げぼく ショコラ


  …。

  俺は、圭にこの世界で生きてほしい。
  そして、圭と一緒にこの世界で生きたい。

[たとえ、この世界がどれほど
不条理に満ちていたとしても。]

  それが、今の俺の譲れない願いだ。
    
[だから――…。]  

(137) 2018/05/26(Sat) 15時半頃

【人】 げぼく ショコラ

 
  あんたを、倒すよ。
  あんたの命も願いも、
  碧衣がこれから抱くだろう想いも
  全部受け入れて、俺たちはこの世界で生きていく!

[感情の籠らない瞳を真っ直ぐ見据えて、啖呵を切った。]*

(138) 2018/05/26(Sat) 15時半頃

げぼく ショコラは、メモを貼った。

2018/05/26(Sat) 15時半頃


げぼく ショコラは、メモを貼った。

2018/05/26(Sat) 18時半頃


【人】 げぼく ショコラ

[自分たちからやや遅れてやってきた男>>114
そうして、彼を追いかけてきた>>147を見れば]

  俊太郎!
  あんたも無事だったか…!

[昨日ぶりの顔に、ほっと息を吐く。
が、すぐに表情を引き締めて]

  気をつけろよ、俊太郎。
  ここは、命の遣り取りをする場所だからな。

[幼馴染と同類の、お人好し。
それが昨日見たこの男に対する印象で。

悪い奴だとは微塵も思わない、
むしろいい奴だと思うからこそ、そんなふうに声をかける。]

(150) 2018/05/26(Sat) 19時半頃

【人】 げぼく ショコラ

[右脚を振り上げる動作>>149]

  …っ、圭!!

[気をつけろ、と幼馴染に向かって叫ぶのと、
灰色の床にそれが振り下ろされるのと、
ほぼ同時だった。

——ドシィン!!]

  …っ!

[重々しい衝撃と、振動。
ぐらり、体勢が傾きそうになるのを必死で堪えて
黒牧のほうを見やれば>>149]

(151) 2018/05/26(Sat) 19時半頃

【人】 げぼく ショコラ

 
  圭!!

[此方へと跳躍する漆黒の躯>>149
さっき片脚で地面を踏み鳴らしただけであの威力だ。
あんなものがあたれば、一溜りもない。

咄嗟に傍らの幼馴染に体当たりをして、
黒牧の一撃を二人で回避すると
そのまま、ごろごろとコンクリートの床を転がった]

(152) 2018/05/26(Sat) 19時半頃

【人】 げぼく ショコラ


  …っ、やられるかよ!!

[このまま、やられっぱなしというのは性に合わない。
何より、相手は本気だ。
油断や加減なんてしようものならあっという間に
二人とも殺されかねない。

――立ち上がって体勢を整える。
黒牧の元へ駆け寄って距離を詰めると、
その勢いを殺さぬまま、彼の胴を抉らんとばかりに
正拳を強く叩き込んだ。]*

(153) 2018/05/26(Sat) 19時半頃

げぼく ショコラは、メモを貼った。

2018/05/26(Sat) 19時半頃


【人】 げぼく ショコラ

[打ち込んだ拳は、寸でのところで躱された>>161]

  …っち。

[舌打ちしつつ此方も身を捩って彼から距離を取る。
そのまま後方の幼馴染を庇うように、
油断なく彼を見据えていれば
葵の花が植えられた花壇から煉瓦を捥ぎ取って
それを俺たち全員に向かって、投擲してきた>>162
ただの煉瓦とはいえ、投擲されたその速度は速く
煉瓦の質量を考えれば結構な威力になる。]

 ――っ!!

[受け止めて削ろうにも間に合わない。
一発くらいならと覚悟を決めたとき。]

(171) 2018/05/26(Sat) 21時頃

【人】 げぼく ショコラ


  ――…圭!!

[咄嗟の判断であろう、幼馴染が
血の防御膜を張って自分たちを庇ってくれた。
彼女の元に駆け寄って、その無事を確かめると。]

  …ありがとう。

[俺たち全員を庇うだけの膜を作る血液量が
どれだけのものか、正直想像はしたくない。

だが、これで反撃の機会を得ることはできた。
幼馴染が作ってくれた、
この好機を見逃すわけにはいかない。]

(172) 2018/05/26(Sat) 21時頃

【人】 げぼく ショコラ

 
  俊太郎!ワレンチナ!
  あんたたちも覚悟はいいな!!

[近くにいた彼らに、声をかける。>>158>>160
と同時に、一歩を踏み出して黒牧とのあいだの空間を
削り取って、一気に距離を詰める。

自分が彼と闘うことで、黒牧の意識が
此方に向くよう注意を引き付けて、
二人がサイキックを使うことのできる好機を待った。]*

(173) 2018/05/26(Sat) 21時頃

げぼく ショコラは、メモを貼った。

2018/05/26(Sat) 21時頃


げぼく ショコラは、メモを貼った。

2018/05/26(Sat) 21時半頃


【人】 げぼく ショコラ

[二人に叫んだあと、
黒牧の元へ一気に距離を詰める>>173

空間を削って自分と彼とのあいだの距離を縮めれば
どうやら無事囮の役割を果たせたらしい。>>174]

  うわっ、と…。

[ズシン、と黒牧が膝をついた途端、
先程と同じ、衝撃と振動>>149
ぐら、と足元が揺れる感覚についよろけてしまう。]

(178) 2018/05/26(Sat) 22時頃

【人】 げぼく ショコラ


(……これは)

[この男のサイキックなのか、それとも。
体勢を立て直そうとしたそのときだったか、
俊太郎のパートナーであるワレンチナが
姿勢を低く保った体勢のまま、
此方へと一気に距離を詰めてきた>>177

そうして、その手が振り下ろされる。
黒牧の肩から首元までを一気に切りつける、
……此方を巻き込む形のその動作。]

  …!

[咄嗟に、後方へ転がって回避できたのは
我ながら見事だったと思う。
こういうときこそ幼馴染に褒めて頂きたい。]

(179) 2018/05/26(Sat) 22時頃

【人】 げぼく ショコラ


  っと、あぶねーじゃねーか!!

[一通り転がって
黒牧とワレンチナから距離を置けば、
そう言って怒鳴りつけるものの相手は素知らぬ顔。
いちおう、当たっても痛くない>>177
説明はあったが…一瞬ひやっとさせられた。

それはそうと、黒牧のほうはどうなっているのか?
立ち上がれば、視線をワレンチナから黒牧へ、
再び映して様子を確認する。]*

(180) 2018/05/26(Sat) 22時頃

げぼく ショコラは、メモを貼った。

2018/05/26(Sat) 22時頃


【人】 げぼく ショコラ


  …!

[肩から首元まで切り裂かれた傷口から
零れ落ちるものは、赤い血ではなく黒い欠片>>181

そのことに驚いている暇はなかった。
よろよろと背後に数歩下がった黒牧が
その先に植えられていた木の幹を引っこ抜く。>>182
そうして3メートルはあるその樹木を、
力任せに投げつけようとしてきた。]

(185) 2018/05/26(Sat) 22時半頃

【人】 げぼく ショコラ

[――…途端、俊太郎の叫ぶ声があたりに響く>>183
なるほど、これが彼のサイキックか。
最悪、殆どの攻撃を無力化できる、厄介な能力だな。]

  …紛らわしすぎんだろ。

[ワレンチナの能力の説明をされれば、
全く、と肩を落とす。

なんにせよ、この二人が敵に回らなくてよかった。
そんなことを思いながら、黒牧の元へ駆け寄って。
その拳を、彼の胸元へと叩き込もうとする。]*

(186) 2018/05/26(Sat) 22時半頃

【人】 げぼく ショコラ

[――手応えは、あった。>>191
触れた空間を巻き込んで、その胸元を
此方の拳が貫く>>192
溢れ散らばりゆくのは、黒い欠片たち。]

  ――…。

[今、自分がどんな顔をしているのかわからない。
だけど、自分がしたことから目を逸らしたりは、しない。

そんなことを考えていたせいだろう。
振りかぶられた彼の右手に気づかず、
そのまま突き飛ばされた。]

(201) 2018/05/26(Sat) 23時頃

【人】 げぼく ショコラ


  っあ…っ。

[ごろごろと床を転がって。
そうして、ワレンチナが差し出したメモに>>190
黒牧は目をとめた。>>193
澄ました顔でそういうことをするのは、
なんというかこう、うん。
されるほうはイラッとするよな?
気持ちは、わかるぜ。]  

  ……あいつって…。

[>>194そうして、吐露された黒牧の言葉に、
地面を転がりながら呟く。
彼がそう言いそうな心当たりは、決して多くない。

――…ああ、でも。その世界は、きっと。]

(203) 2018/05/26(Sat) 23時頃

【人】 げぼく ショコラ


  あ…。

[黒牧に物申そうと、口を開きかけた、そのときだった。
――黒牧の姿が、徐々に獣の姿へと変容を遂げていったのは>>194

目の前で人が獣になる。>>195
まるでひとつかふたつ昔のSFX映画を見ているような気分だ。

問題はこれが、映画の中でもなんでもなく
自分のすぐ目の前の現実で起きているということで。

そうして黒牧が唸り声を上げれば>>196
屋上庭園に今までで最大の地響きが発生した。
亀裂の入ったコンクリート、吹き飛ぶ花壇の煉瓦。

――…そうして、無残な姿を晒す葵の花。]

(204) 2018/05/26(Sat) 23時半頃

【人】 げぼく ショコラ


  …。

[衝撃波に身体を持っていかれそうになりながら
手近にあった葵を一輪手に取る。
と、そこまでが限界だった。
そのままころころと地面を転がり、
気がつけば幼馴染の傍へと辿り着いていた。]*

(205) 2018/05/26(Sat) 23時半頃

【人】 げぼく ショコラ


  ……圭。
  少し、耳貸してくれるか?

[幼馴染に支えられつつ、そっと彼女に耳打ちする。]

(210) 2018/05/26(Sat) 23時半頃

【人】 げぼく ショコラ

 
  …さっき、あいつと戦っているとき
  何度か気になることを言っていた。>>161>>181

[ワレンチナの攻撃を食らったとき「把握した」と>>181
あの男は確かにそう言っていた。

俺はてっきりああやって足を踏み鳴らして
衝撃波を出すのがサイキックかと思っていたが、
どうやら違うらしい。]
  
  これは、もしかしたらの仮定の話だが。
  あいつは相手の能力なりなんなりを
  読み取る力があるのかもしれない。

[それは転じて、此方の思考を相手に伝え得る
手段となりえるのではないか。

我ながら、最早妄想の域に達していると思う。
だけど、自分たちの考えを彼に伝えるには他に手段がない。]

(212) 2018/05/26(Sat) 23時半頃

【人】 げぼく ショコラ

 
  …あのおっさん、あいつのための世界を
  用意するって、言ってた

[この世界の全てを、消し去って。>>194]

  ……確かに、この世界は碌でもない。
  そのへんの気持ちはわからなくもない。

  だけど……あおいにとっての世界には、
  きっと、あのおっさんが必要だ。

[境界を渡って、死神なのかノイズなのか
わからない存在になって、
そうして人の姿ですらなくなってしまった。

それでも、あの男はまだ、
『あおいのせんせい』なんだという、
その想いを捨てきれない。]

(213) 2018/05/26(Sat) 23時半頃

【人】 げぼく ショコラ

 
  ……俺は、おっさんを
  黒牧を倒さないといけない。
  でも、その前に少し試したいことがある。

[協力してくれるか?と、首を傾げて幼馴染を見やった。]*

(214) 2018/05/26(Sat) 23時半頃

【人】 げぼく ショコラ

[葵の花をパーカーのポケットへ。

幼馴染の手を握りしめると、そのまま走り抜ける。
途中、何度か攻撃があったかもしれない。

それに構わず、ただひたすら彼の元へ駆け抜ける。
そこにはすでに、ワレンチナが攻撃を加えていただろうか。
人には通らない彼の攻撃のあいだをすり抜けて、
獣となった黒牧の元へ。]

(220) 2018/05/27(Sun) 00時頃

【人】 げぼく ショコラ

[獣の姿の彼に、あの男の面影はない。

あのときの変容する彼の様子を、
見ていたのにも関わらず、
どこか別の生き物のように感じてしまう。

その獣の姿に駆け寄って、
能力を使うことなく彼に、掌を向けて触れた。]

(221) 2018/05/27(Sun) 00時頃

【人】 げぼく ショコラ

[――この世界は、不条理で碌でもない。
それは、俺自身嫌というほど感じてきた。

だけど、そんな世界でも、
俺は、今ここにいる幼馴染と出会えた。
…もし、幼馴染がいてくれなかったら
きっと、碌でもない何かになっていたんだと思う。

それは、きっと碧衣にとっても同じことで。

――…碧衣のための素晴らしい世界には、
きっと、あんたの存在が必要だった。
自分を愛して、想ってくれるあんたの存在が
今だって、きっと必要なんだ。
何もかも壊した後、一人ぼっちの世界が
寂しくないわけ、ないじゃないか。]

(222) 2018/05/27(Sun) 00時頃

【人】 げぼく ショコラ

[もう、戻れないのだと思う。
……それでも、せめて。

俺は、あんたの思い描くような世界を
きっと認めることはできない。
俺は、自分にとっての良かったことまで
否定したくない。

……でも、この碌でもない世界が
少しでもあの子にとっての素晴らしい世界に
なれるようにこれから精一杯生きて、努力していく。
そう、約束する。]

(223) 2018/05/27(Sun) 00時半頃

【人】 げぼく ショコラ


  …。

[それくらいしかできない自分がもどかしい。
そうして伝えようとするがあまりに
迫りくる攻撃に、無防備になっていたかもしれない。]*

(225) 2018/05/27(Sun) 00時半頃

げぼく ショコラは、メモを貼った。

2018/05/27(Sun) 00時半頃


【人】 げぼく ショコラ

[突き飛ばされる衝撃>>234
何度目かわからないままコンクリートの床を転がって。
そうしてその向こうに見えたのは>>234]

  ……圭!!

[黒牧の前脚に蹴り飛ばされ、
血を吐いて吹き飛ばされる幼馴染の姿。
慌てて駆け寄れば、ちょうど上半身を起こしたところだったか。]

(237) 2018/05/27(Sun) 01時頃

【人】 げぼく ショコラ


  ……すまない。

[自分が隙だらけだったせいで、幼馴染を危険に晒した。
その不甲斐なさに頭を垂れる。
そうしているあいだにも、ワレンチナが黒牧に
最後の一撃を与えていただろうか。]*

(238) 2018/05/27(Sun) 01時頃

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