255 【ヤンストP村】private eye+Violine
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
7日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
|
―薬屋前―
[花屋に直行する前に、寄っておきたい場所がある。 こうも気が滅入っていると 何を言い出すか解ったものではない。
かといって処方要の薬を求める為に 治療院で診てもらって更年期と始まりだとか 診断されたら余計に不機嫌になりそうだ。
睡眠補助剤には安定剤作用のあるものもあるし 処方無しで購入できるものもあるから、 栄養ドリンクのついでに在庫があるのなら 購入しようと考え、訪ねることにした。
必要ならメールをしろとあったが>>3:43 今は細かい作業をなるべく避けていた為 丁度出ていてついでに立ち寄ったとでも言い訳しようと]
(0) 2018/12/06(Thu) 08時半頃
|
|
[薬屋の中でどんな会話が為されているかは、 店外まで聞こえるものでは無かった>>3:299>>3:314
薬屋は閉店札が出たままか>>3:36 そうでなくとも一応、ノックをして 物音が聞こえるようなら外から声をかける。]
おーい、居るかぁ? 栄養ドリンクと、あれば睡眠導入剤を…
メールでも聞いたがなんかあったらしいな。
[声をかけて反応が無ければ 取り込み中だと諦めてそのまま辞すつもり]**
(1) 2018/12/06(Thu) 08時半頃
|
|
悪いな、 ―――丁度近くを通る用事があったんだ。
[ノックの後、中から近づく足音が微かに聞こえ>>5 扉越しに声をかければ小言が降ってきた>>6
先ほどまでの怖気も日常の一部――― 競りに出した絵画と “似たような”タツミの姿を見れば なんだか少し、現実に戻ってきた実感が湧く。 愛想が薄いのはどうにかならないかと サイラスは気にしていたようだが 案外こうしてアポロの役には立ってくれた。 安定剤より効き目があったかもしれない]
(8) 2018/12/06(Thu) 21時頃
|
|
文句垂れるくらいなら、 思ったよか元気そうで何よりだ。 [箱の用法を確かめる。
想像していた通り、 生薬成分が神経を落ち着けると謳い文句がある。 食後というのが難点だが、此処はのむとしよう
タツミの方に視線を向けている為、 店隅の休憩ソファの方に居るらしい>>3:287 ワカナの姿は中に入っていないので見えていない。 声が掛かれば挨拶くらいはするだろうが――]
(9) 2018/12/06(Thu) 21時頃
|
|
盗みに…… そりゃ、…………。
[自警団が寄っているのを見たと聞いたが、 不法侵入と盗難にあっていたとは知らなかった。>>7 栄養ドリンクやこの睡眠導入剤が 無事だったのは救いだが]
換気ってぇと、窓から、だよな。 そうか…… その、ウチも今日の昼間に空き巣にやられて。 今聞いて、てっきり同じ犯人かと思ったんだがよ。 こっちと手口が全然違うな。
出入りに目撃証言があったんだが 業者に変装してたらしくてよ。
[困ったように頭を掻き、目を伏せる。 盗難が目的というよりは怨恨の線が高いとか ――心当たりはあるが、]
(10) 2018/12/06(Thu) 21時頃
|
|
こっちは玄関の鍵穴を歪めて入ったらしい。
[実際はスペアキーを作られていたとは知らず 鍵穴の傷が無理やり外から こじ開けた形跡である、と 異なる見解で落ち着いてしまった。]
パン屋の窓が割られたとか聞いたからよ。 てっきり召集に掛かってる店を 同じ奴があちこち狙ってるのかと思いもしたんだ。 [ただ―――
それは手口が異なる事で、……違う気もしてきた。]
(11) 2018/12/06(Thu) 21時頃
|
|
……サイラスなあ。
[店をまるごと失った訳ではなければ 不義だと咎める事も無かろうと 慰めを口にしても良かったけれど。]
ただ――不穏だな。
盗まれたのは、その。 どんなもんだった?
[店内の物品という事は薬品などの物資が思い当たるが アポロが盗られて一番動揺したのは 金にならないものだっただけに。 どうにも気になってしまった
代金を支払うべく財布を取り出して、 自然と顔を強ばらせながら問う]*
(12) 2018/12/06(Thu) 21時半頃
|
|
[店奥で過ごすワカナの存在を気がつかないまま>>20 窓からの侵入であり手口の異なることから>>21 この時期に悪辣な住人が 推定でも二人、いや三人>>22 ――存在する事に、深い溜息をつく。]
そうだなあ……。 薬屋やウチに入った泥棒は別人。
ウチとお前さんとこが物取り目的だと仮定すると パン屋はそれとは違う目的っぽいよな。
わからねえ。 窓を割るってこたぁ嫌がらせの類だろうが ココアが恨みを買うとはあんま思えねえな。
[恨みを買うような人物ではない、 それで連想したのは――ロイエだった。]
(28) 2018/12/06(Thu) 22時半頃
|
|
[随分前に雑貨屋で何かあったのではという噂は あくまで噂とロイエに視線で制されたが>>3:327 追い返される際、明らかに粗暴な連中が 店に入ってきた事を思い出す。>>3:330
大丈夫なのかと食い下がろうとしたものの 足のないアポロに出来ることは数少なく 店の主に送り出されるなら帰る以外の選択肢はなくて 渋々と、彼女の身を案じる声を一つかけた程度だった。
ああいう、―――輩しか想像ができない。 虫も殺さなそうなココアが悪質行為に遭うとしたら]
(29) 2018/12/06(Thu) 22時半頃
|
|
[けれど、物取りの犯行に関しては別だ。
手口は違えど似たように私物を狙われるなら 同一犯が別件犯罪を装った可能性はある。 これでも元自警団の一人だった訳で 検証が完全なるズブでもない。
もし似たような個人的な何かを盗られていたら そうであれば―――、そうだったら。
タツミに、愚痴を零したかった。 家族を受け入れることが出来ず 怒りや恨みを飲み込んだ愚かしい過去を。]
……盗まれたのは?
[当の相手が何を考えているかは知らず>>23 固い声で聞き返すも。 落ちてきたのは、備品程度の損害。]
(30) 2018/12/06(Thu) 22時半頃
|
|
………そっか。 怪我した猫でも治療してやりたかったのかね。
[薬屋が閉まっていたか 緊急だと、こっそり侵入しただとか。 そんな風に考えれば まるきりの別人だと決め打ててしまった。
―――物騒なモノが消えたと分かれば もっと違う感想を漏らしたかもしれないけれど。]
(31) 2018/12/06(Thu) 22時半頃
|
|
また負けられちまったなあ。 昨日は面倒かけちまったてぇのによ。
[多く持たせても昨日と似た問答になりそうで、 言い値の通りに支払いをしてから。>>24]
お前さんがナルシストなら 死ぬ前に一枚描いて渡すんだがな。 [金以外の報酬を思いついたところで、 自分の絵を描いてもらって喜ぶタツミが想像できない。 “エロ本” セミヌードデッサンを押し付けても ピスティオのような反応が見れるどころか おまけの溜息を増やすだけになりそうだ。]
(32) 2018/12/06(Thu) 22時半頃
|
|
っと、長話したな。 閉めてる時にありがとよ。
[薬と栄養剤を車椅子の網籠に入れ、 挨拶を短く告げ、店の前から離れていく]*
(33) 2018/12/06(Thu) 22時半頃
|
|
[車椅子を店とは逆側に動かせば―― 若い声がいくつか、耳に届く。 薬屋は大学に近い。 サークル帰りか、夕方まで過ごして生徒らが 連れ立って大学から出てくる姿を眺めながら その様子に――
イアンと共に大学で過ごした時代を思い返して。 帰りがけに出会ったパピヨンに デッサンモデルを頼んだ いつかの思い出を頭に過ぎらせる。]
(38) 2018/12/06(Thu) 22時半頃
|
|
……ん。
[その時。 メールの通知をする無機質な電子音が届いた。 ポケットから宛名を見て 強ばっていた顔が、余計に固まる
パピヨンだったから、だ。
財布を握る片手に無意識に力を篭らせ もう一方の手で携帯端末を弄り 恐る恐る内容を確かめれば、]
(39) 2018/12/06(Thu) 22時半頃
|
|
[『朝はごめん。 彼とのこと、昼に行った時にでも ちゃんと話すつもりだったのに あんたが妙な事言い出すから 怒鳴りつけてビンタしちまったけどさ。
あんたの事ちゃんと見送りたいんだ。
あの人、何も知らせずに行っちまったから せめて、親友のあんたを見送らせてよ。 わがままで身勝手なババアの望み、 最後に、最後だから、聞いて欲しい。』]
…………。
[ほっと息をつく。 虫が良いと分かっているのに、 和解の機会を貰えたことを。]
(40) 2018/12/06(Thu) 22時半頃
|
|
『こっちこそ当たっちまってすまねえな。 柄になく気が立っちまった。
今夜は用事があってな、明日の朝なんてどうだ。 あの男との祝いに花でも買っておくから アトリエに来いよ。 俺とイアンが揃って惚れたいい女だ、 幸せになってくれなきゃ困る。』
[営業時間まであと数時間はあるだろうが、 こうして合間を縫って連絡をくれたのは 素直に嬉しかった。 それに、呪いなんて無かったと。 パピヨンらしいメールから証明された事に バカバカしい話だが、安堵している。
けれど―――そのメールを送った時。]
(41) 2018/12/06(Thu) 22時半頃
|
|
[幸せを手に入れたというのに沈んだ面差しの女。 いつもより苦く感じる煙草を吸いながら 返ってきたメールに注意を注いで よかった、と独り言を小さく呟いた。
化粧では誤魔化せない 血管がいくらか浮き出た 中年女の首が―――何者かに絞められ
仲違いしてしまった男の許しを得た 安堵の息を最後に、 二度と呼吸を許されなくなったことを。
アポロは、知らない。]
(45) 2018/12/06(Thu) 22時半頃
|
|
[五十年と少し。 ―――五十年と少しだ。
ひとりの女が歩んできたいのちの蝋燭は、 下手人よりずっと長くて。
小さな種火がすべてを燃やすまでは きっと、時間がかかる。
酒に、油に、火の手が移るまで きっと、何時間も掛かるのだろう。]
(46) 2018/12/06(Thu) 23時頃
|
|
[―――分からなかった、
何も、知ろうとしなかったせいで。]
(47) 2018/12/06(Thu) 23時頃
|
|
[高校や中学と違い、私服の学生らの人波。
車椅子で移動するアポロとすれ違うさなか。
『せんせーこんばんは。』
『明日講義でねー』
そのうちの数人が挨拶を非常勤の講師にかけて、 そのうちひとりは、アポロに声をかけた。
『 』と。 ]
(48) 2018/12/06(Thu) 23時頃
|
|
…………!?
[車椅子の向きを返るのは、 早足で帰路を目指す彼らには間に合わない。 上半身を捻り、振り返る。
けれど、どの学生が告げたかは分からない。 見覚えある顔は居た。 明日の実技を取っている生徒。 けれど、そうでない生徒の顔を 常勤でないアポロが、全て覚えている訳じゃない。]
……空耳、か……?
[そうでなければ、困る。 だって、願いなんて、もう抱いていない。 あるとすれば明日、パピヨンに花を渡すくらい。]
(50) 2018/12/06(Thu) 23時頃
|
|
[死神は、呪いしか叶えてくれないのに。]*
(51) 2018/12/06(Thu) 23時頃
|
|
[大丈夫だ、 飯を食って、薬飲めば。 ―――― 幻聴もなくなるのだから。 幻聴ではない事を、“知らない”。 いいや。 分かろうとしていないのだ。
パピヨンから返信が無くてもおかしいとは思わない。 夜に開ける店だから、今頃準備で手が離せないだろう。]
……お。
[買い物を終えたところで花屋に行こうとするも 短い電子音に>>14携帯を見る。 パピヨンではなくて、フローラからだった。>>14]
(52) 2018/12/06(Thu) 23時頃
|
|
だから持って出ろって言ったのに。
[水筒と氷嚢を押し付けて花屋に向かう彼女は 着替えなどの手荷物を持ってはいなかった。 添付された店のアドレスを開いてみれば]
……こんな店でいつも買ってんのか? [少女趣味なセンスとは少し外れている。 新作の衣服の写真を見る限りでは いまいちピンと来ず、大人びたものばかりだ。]
(55) 2018/12/06(Thu) 23時頃
|
|
[可愛い服をこの中からどう探せば良いのだろう。 店員に流されるまま選べばいいか―― というか、着替えには下着まで含まれるのか。 着替えを何も持って行っていないと思えば そういう事なのだろうけれど。 送りつけられた店では下着の取り扱いもある。 益々フローラに似合わない、奔放なデザイン。]
『サイズはMで良かったか?Sか? 靴下くらいならともかく 下着はカップだとかあるんだろう。 俺には分からねえし 自分で選ぶ方がいいんじゃないか。』
[遠まわしに衣服だけなら買って帰るが 下着のサイズなんて 流石に把握も想像もしていないし 無理だろうと言いたげな内容で返信する。]
(57) 2018/12/06(Thu) 23時頃
|
|
[此処から一番近い通り沿いの ブティックを目指して車輪に運ばれていく。 嫌だな、と感じたのは 男が下着まで扱っている女物の服飾店に ひとりで入るのがどうにもむず痒い、 ――と、いうだけではなくて。
表に見えるように展示されている華やかなワンピースは 朝に出会った時のパピヨンが着衣していたものと 同じデザインであったからだ。 白いマネキンの隣に写真家の男などいないけれど。
着いた後にメールを打ったが>>57 返信を待つ間、背後から声をかけられた。]
(66) 2018/12/06(Thu) 23時半頃
|
|
あ…?
[それが店員――とは思わなかった。
女性物だけを取り扱う店だから 店員は、女だと思ったのもある。]
な。
[気色の悪い雰囲気を纏う男が フローラの下着のセンスを朗々と語るのを 呆気に取られ、口が塞がらない。]
(70) 2018/12/06(Thu) 23時半頃
|
|
[なんで? なんでこの男がどんな下着を選ぶか把握しているのか。 サイズまで語るのだから余計に意味が分からない。 フローラちゃんの彼氏です とでも自己紹介があったとして、 理解できない、無理だ。
フローラとこの男とでは年齢に開きがあり過ぎて。]
(71) 2018/12/06(Thu) 23時半頃
|
|
[―――顔も声も覚えのない男は去っていく。 茫然自失から返ってきたのが今。]
お前、っな。 なん……なんなんだよ……
[ブティックを出て行く男を追うにも、 距離はとっくに開いていて。 店を慌てて出ても、通りは人気が無かった。]
(73) 2018/12/06(Thu) 23時半頃
|
|
あ、あいつに付け回されてんのか? あいつが犯人だったのか……? いや、 だが……
[配達の商会を装った男とは別人だと思う。 声すら聞き覚えが無いだけに 山羊の頭を押し付けられた異常事態は アポロの耳にも、記憶が刻まれていて。]
――――っ
[直後、届いたメール。>>63 服の採寸や靴下のことよりも目が向くのは やらしい意味ではなく、 今しがた口添えられたブラジャーのサイズと メールに書かれているサイズの一致。
……だけではなくて。 好むデザインまでも。]
(74) 2018/12/06(Thu) 23時半頃
|
|
[いや、気持ち悪い。 無理だ。 何が嬉しいのかにたついて、 訳のわからない人物から 勧められたデザインなんか。
フローラの要望であっても 生理的に、嫌だ。
それに、花に―――蝶。 幼い頃、蝶にもみじみたいな手を伸ばす 幼い妹の姿は知っているけれど アトリエで抱いたパピヨンの着用していた 下着に、デザインが似ていて。]
(81) 2018/12/07(Fri) 00時頃
|
|
『服のサイズは解った。 靴下もお前の言うとおりのやつが 置いてあるらしい。
だけどその下着、売れ筋らしいな。 俺の前に来た客が 買って帰っちまったよ。
だから、別の同じサイズのやつを 見繕ってもらうよ。』
[嘘を――ついた。]
(83) 2018/12/07(Fri) 00時頃
|
|
パピヨンみたいな下着を あいつが着けてるなんて、
[服だって、少女の域を超えない格好を している印象が男の――アポロの脳内では強く。 だから。 もっと、子供っぽい下着を付けるのだろうと そう、思っていたのだ。
ガキっぽくクマがプリントされているだとか。 少女らしい小花柄であったりだとか。
アポロがフローラという少女を 妹と“認めようと”していた頃の印象から 大きく掛け離れないものでないと―――]
(85) 2018/12/07(Fri) 00時頃
|
|
気持ち悪い………。
(86) 2018/12/07(Fri) 00時頃
|
|
[その声を。 その想いを。
車椅子の一部に取り付けられた“何か”が 拾っているなんて思わなくて。
――――誰に届くのかも、当然、知らない。]
(87) 2018/12/07(Fri) 00時頃
|
|
[不快感を隠せない顔を一度手で覆う。 ブティックへと引き返し、 華やかな柄物のサテンワンピースや 肩が出る色気を誇張するカットソーや ジッパーでスリットの開閉が出来る 妖しいスカートなどには目も呉れず。
型落ちで安くなっていたが 値段が質に比例しているのではなくて この店では流行らないから値引の末路を辿った 丸襟で、何処か少女らしさを主張している 水色のニットのワンピースを選ぶ。
膝下丈――
きっとこの店に通う客から見て、 一番“センスがない”地味な服。]
(88) 2018/12/07(Fri) 00時頃
|
|
[だがきっと、花屋の薄桃色のエプロンに映えるだろう。
どぎつい原色ではなくて。 水彩で描いた空のように、優しい水色だから。]
(89) 2018/12/07(Fri) 00時頃
|
|
[下着展示の場所に差し掛かれば、 正直、人目がどうにも気になって落ち着かない 靴下はメールにあった通り取り置いて貰うが
下着は店員が強くお勧めをする 贔屓のメーカーではなくて 白地にラベンダー色の小花の刺繍が入った ごく、清楚なものを上下組で。
もう絶対に、一生買いたくない。 こんな買い物は、生理用品の次くらいに困る。 だが、そもそも、そんな機会は あと数日経てば訪れないことを思い出す。
それが嬉しい筈なのに――――
大好きだから分からないと 訴える顔を思い返すと、 肌を引き攣るような寂しさを ほんの微かに、感じてしまう]
(90) 2018/12/07(Fri) 00時頃
|
|
[……それでもやっぱり下着の買い物はない。 独特のチョイスから、 同年代の女房や愛人に対する 贈り物ではないのだろうなあ……と 言いたげな店員の目が刺さるから。] 早いとこ会計を済ませてくれ。
[下着はいの一番で包んで欲しい。 買った事実を隠してほしいから。
非常に気まずい顔で会計を終え ラッピングの有無に絡むのか プレゼント用か否かの問答には是を返す。
まさかCカップトップ80の どちらかといえば小振りな表示を見て ――そもそも女物の品を買っているのに―― 自分用ですかと確かめたい訳ではないと思うが……]**
(91) 2018/12/07(Fri) 00時半頃
|
|
― 花屋 ―
[2階建ての構造を見る限り、>>62 1階の通り沿いの店の間口から先は 表に出していない鉢植えもあるのだろうが… キッチンや風呂があるのかもしれない。]
1階に借りれる部屋が無いと 泊まるのは難しいだろうな。
[夫妻の他に年老いた存在がないだけ、 ホームエレベータの類は着いていないだろう。
既にシャッターは降りているようなので ショップの紙袋を抱えるまま、 車椅子を裏路地に向かわせる。
花屋側にしかこれまで用は無かったが そちらに回れば住居の玄関に出た。]
(111) 2018/12/07(Fri) 21時頃
|
|
[こちら側からも台車で花を運び入れることがあるのか 幸いなことに、玄関には段差は無さそうだ。 靴を玄関で脱ぐ習慣の家もあれば そうではなくそのまま入る家もあるだろう。 ヌヴィル家が後者であるように。 いかんせん靴を脱ぐ風習を重んじる家は 車椅子を持ち上げて貰う必要があるので 後者であって欲しいところだが……。
車椅子を進め、ドアの前まで行こうか。
窓の一箇所には電気が灯っている。 窓の厚さでそこがキッチンだとは分からないものの 既に夕飯の支度でもしているのか 微かに―――“いい匂い”がした。 ただ、香辛料の香りは鍋を彷彿とさせる。 焼肉では無かったのかと、首をすこぅし傾げ]
(112) 2018/12/07(Fri) 21時半頃
|
|
……あ、しまっ……
[座っていると――否、座る移動しか出来ないと 色々と不便な事があるが。 インターホンに手が届かない事に気づいた。
仕方なくノックを数度と。]
『今玄関側に居るんだけど インターホンが高くて押せない』 [フローラから返信は無かったから立て続けだが ノックが聞こえなかった際の保険に、メールを送信。 もっとも、この携帯のGPSを 掌握されているだけに―― 無用な心配ではあるのだが]*
(115) 2018/12/07(Fri) 21時半頃
|
|
[ブティックに寄っている間に、 贔屓の酒場の中を灼熱が舐め回している事を。
騒ぎになる前に花屋に着いてしまったアポロは ――――――知らない。]
……ん。
[頼まれた下着は無かったと送っただけに 不機嫌なメールが返ってくるかと思えば 到着を知らせた返答だけの短いものだった。>>135
些細な違和感はドアが開けば>>136 別の違和感にすり替えられる。]
(141) 2018/12/07(Fri) 23時頃
|
|
お…前……?大丈夫か
[一瞬、唖然としたが。 フローラが“痛がっていない”事に気づいて。]
鶏肉か何かか? 血抜きからするとなると。
[乱暴に打ち付けた包丁で切られた肉。 解体をしたのだと解るくらいに エプロンには少し血が飛び散っている。]
(143) 2018/12/07(Fri) 23時半頃
|
|
[その染みの香りまでは―――― 湯気の熱気で乾いており、解らなかったけれど。 花屋の店主の手伝いはあったのだろうが フローラが血抜きや解体作業を行えても おかしいとは思わない。]
びっくりした、怪我じゃなくてよかったが…。 そうなると服を買ってきて正解だったな。
[ヌヴィル兄妹の家はもともと、農園で。
食用となった羊は肉屋に流す際、 父や義母が解体をしていたし 自身は自警団で働いていたものの 家の手伝いをフローラはしていただけに。
エプロンの下までしみているのなら 衣服を調達しておいたのは正解といえる。 プレゼント用に包まれた衣類が入った 紙袋をまず手渡し、中へと進む。]
(145) 2018/12/07(Fri) 23時半頃
|
|
[目立った段差は中には無かった。
それでもつっかえそうな所があれば 背面にあるハンドルで前輪だけを持ち上げて貰えば きっと乗り越えられる程度だろう。]
ああ、どう―――
[挨拶を口にしかけ、]
『…ぅあ、ワットさん、いらっしゃい。 懐かしいなあ……ウチに来るのは…』
[愛想笑いは、固まる。]
(148) 2018/12/07(Fri) 23時半頃
|
|
………は?
[何故、―――父親と間違えられる。>>137 釣り目であるし、父親も短髪ではあったが 車椅子の世話になる前に死んでいる。 声にどうしても険が乗るのは否めない。
強い、不快感――――― 嫌なことが立て続けにあり、 仮面は、とっくに罅割れている。]
(149) 2018/12/07(Fri) 23時半頃
|
|
…………あ。 そうでしたか。
それより、フローラを預かっていただいて 本当にありがとうございます。
僕まで一泊させていただくことになりまして 急なお願いを聞いて下さり、 なんとお礼をしたものやら。 [酔っているからだとフローラは言うし、 確かに何処か、ぼんやりしているようで。 ただ、顔色は平常だから 顔には出ない体質なのだろうと。 奥方は愛想よく笑顔を向けており 以前挨拶した際と変わらぬ態度にもみえたが。]
(152) 2018/12/07(Fri) 23時半頃
|
|
すみません、こちらつまらないものですが。 [店主ではなく奥方に渡す方が良いのだろうか。 ブティックの帰りに店じまい直前で購入した 菓子折りの箱を奥方へと手渡そうと。
確か店主には弟が居たと聞いているが、 その姿は見えず、一先ず夫妻に挨拶は済ませ。
食事の出来るテーブルが設置された 台所へと通されれば、高さは問題無さそうだ。]
ああ、ありがとう。 薬を飲むから酒じゃない方がいいな。 お茶か水で。 [ノンアルコールであれば正直なんでも良かった。]
(153) 2018/12/08(Sat) 00時頃
|
|
確かに……。
でも、鍋物の方が助かるなあ。 あんまり今日食欲がないんだ。
[テーブルの上には鍋敷きの上に 鍋物の用意がされている。
とりわけ皿やアク取りの準備も整っているし 野菜や豆腐、香辛料と共に煮込まれていて メインの“食材”の原型は全く分からない。 胃がやられている訳ではなく、 気疲れする事ばかりで食欲が薄かっただけで 香辛料の香りは、食欲を誘うものだった。]
(156) 2018/12/08(Sat) 00時頃
|
|
それで、フローラ。 御夫妻には何処まで事情を話してあるんだ。 …………?
[水は不純物を混ぜれば目立つ、 であれば水か茶で用意してくれるのは 必然的に茶となろう。
フローラを音沙汰が冷めるまでは 今後も預かって貰う頼みをするのに 口を開き、後ろ姿を一度振り返る。
何かを―――入れるように見えたのは 気のせいだろうか。 テレビで放送している利口犬の鳴き声に釣られ 深く気に留めないまま、視線を流してしまったが]*
(157) 2018/12/08(Sat) 00時頃
|
|
や、ぎ………?
[てっきり、鶏程度と思っていた。>>175 家庭で裁く程度を考えて。 ただ、花屋なれば切花を揃えたりするのに 広い流しは必要で、その設備はあるといえる。 解体に不可能ではない――でも。]
っああ、……言って、なかったな……。 その、嫌がらせをされたって言ったろう。 山羊の頭を知らない男に押し付けられて。
だからあまり………
[いくら美味しいと言われても、 フローラには悪いが食欲は更に下回った。]
(190) 2018/12/08(Sat) 01時半頃
|
|
そりゃいいが……
楽しみな割に、浮かない感じするな。 そんなに欲しかったのか?あのメーカーの下着
[贈り物を喜ぶ声色だった。 表情も――― 相手が芸術家でなければ言葉通りに受け取っただろうが。
顔色や挙動から見て、 何処か、気落ちしたそぶりも感じられ メールを返信できないくらいに 落胆していたのだろうかと。]
(198) 2018/12/08(Sat) 01時半頃
|
|
たかが下着だろう? 隠して付けるもんがどうだとか そんなに気にするもんか?
見せる相手が出来たなら紹介してくれ。 発つ前に挨拶はするさ。
[まさか、あの薄気味悪い男とは思いたくないが 大学の同期生、先輩後輩――そのあたりなら。 なにせ、顔を見ておかねば迎えが来てしまう。]
(199) 2018/12/08(Sat) 01時半頃
|
|
[父親を殴りつけるような衝突は、 フローラが生まれる前の話だ、 嫌悪感を表情にも声にも隠せていないのを 指摘する声と笑い声に思わず頬を硬くした。>>176 何かを告げる代わりに一度、奥歯を噛み締め、 続く言葉にだけ、ちいさく溜息をつく。]
いや、敬語は使うだろうよ。 今日の今日でお世話になってんだから…。 お前を一日二日居候させて貰うとは限らねえんだ。 礼金を払うくらいのが筋だしな。 態々食事まで、その…奮発して貰ってよ。
[近所付き合いだから、バイト先だからと まだ二十歳を過ぎたばかりの小娘には、 世間体は解らないのだろうけれど。>>179
花屋の店主が父親より少し若い程度だから 年上相手に頼みごとをするなら 改まらない訳にはいかない、というのもあるけれど。]
(200) 2018/12/08(Sat) 01時半頃
|
|
……………。
[だから―― 楽しくなくたって愛想笑いも浮かべなければ なのに。 この夫婦は揃って泥酔しているのか、 義母の名前を口に出す。>>180 花屋が父親と後妻の出会いの場となったことは フローラの名づけに由来している事から既知だが…
あまりにも不愉快で、 強引に目皺を歪め 口角を引き攣らせてつくった笑みも 浮かべた端から消えていく。]
(201) 2018/12/08(Sat) 01時半頃
|
|
[此処まで酷い間違いはされずとも、 似てきたんじゃない、なんて話は 井戸端でもごくたまにあった。 その度に、不快感を隠す為 イアンの仮面を被り、やり過ごしたのだ。 今日ばかりはそれも上手くいかない。 、、 女房と再会できたからなのか、 しらないけど。
苛立ちが口数を少なくさせ。 不快感が表情を仏頂面にさせ。 冷静さを欠如に導く。 アポロを―――自分自身を、誤魔化せない。]
やめろ。 余計に酔いを深くしてどうする。
[フローラが楽しげに告げた言葉を鋭く絶たんと。 胸中穏やかといかず、切れ長の目で睥睨してしまった。]
(202) 2018/12/08(Sat) 02時頃
|
|
[お茶の事よりも鍋の中身が山羊肉と聞いたせいで 一口二口いただいて勘弁して貰おうと そんな思考に呑まれていた。
だのに、取り分けられた量は多いし>>182 今日は嫌な方に気が利く――― 即ち、余計なお節介を弾むものだと 口にまではしなくとも、内心で悪態をつく。]
そうだな……。 なんにせよ毎日着るものを買う訳にいかねえだろ。 お前の衣服は持ってこないとならないだろうな。
[ただ、――警戒がある。
山羊頭を押し付けたのも不法侵入したのも どちらも共通して変装した“男”であるという事。 犯人は男と考えるのが妥当。]
(203) 2018/12/08(Sat) 02時頃
|
|
あ?そうなのか? ……なら、付き添いを頼もうかな。
[さっきから口を開く度閉じさせたくなる彼女に はじめて、まともな提案を聞いた。>>183 屈強といわずとも体格が良ければ 同行して貰う分でいくらか安心出来そうで。]
すみません、それじゃあ。 話をしておいて貰ってもいいですか。
[フローラではなく兄にあたる店主に窺うが この状態で頼んでも聞いているかどうかはっきりしない。 明日覚えて無かったらもう一度頼めばいいか。]
(204) 2018/12/08(Sat) 02時頃
|
|
[何を、何に、乾杯するのだろう。 一応、アポロは召集が決まっていて、 この鍋の肉のようにされるとも限らないのに。
自身が此処に一泊させて貰うのは 不法侵入に遭ったり盗難被害を受けた所為で 乾杯を交わす気分はひとつも無いのだが。 ……酔っ払い相手だ。 まして厚意でフローラを預かってくれている。 仏頂面を継続させる以外に噛み付くまではせず。]
では、いただきます。
[グラスを合わせてからお茶に口をつける。>>184 煮込まれた野菜を口に運んでから。 肉を掬い、
――― 一口、いただく。]
(205) 2018/12/08(Sat) 02時頃
|
|
…………ん?
[農園暮らしだった頃から羊は食したことはある。 山羊もあの頃の農園では飼育していなかったが 渡した農家は山羊も飼っているだけに 山羊肉も食卓に上がったことは、あった。
ただ―――
過去口にした山羊とは、一致しない。 やわらかく煮込まれていて、 赤身はしっかりと歯ごたえを感じるし 脂肪分は柔らかく溶けていて]
(206) 2018/12/08(Sat) 02時頃
|
|
[牛――いや、豚。 肉質の味わいとしては、それらに近い。
よく噛むと香辛料の味付けが唾液で薄まり 少しだけえぐみが感じられるだけ、 猪が近いようにも思えて
初めの食感と咀嚼してからの印象が変わるなんて。 でも――――――]
(207) 2018/12/08(Sat) 02時頃
|
|
これ、………や、ぎ…じゃ
[これは、山羊じゃないだろう。
そう告げようとしたのに、なんだか。 頭がぼうっとしてくる。
食感、風味、後味。 抱いていた感想の一部が抜け落ちて。 味わった時に感じたもう一つの感想だけ 囁くフローラの声と共に、鮮明になる。]
(208) 2018/12/08(Sat) 02時半頃
|
|
[赤身は筋肉。 この“ ”は“メス”だから硬すぎない。 脂肪が剥離していないのは “メス”特有で、柔らかくって。]
ああ、……とても。 こんなに美味しい肉――たべたことがない……
[ほう、と息が出る。 あんなに薄かった食欲が、込み上げてくる。 取り皿に多く分けてもらった肉を掬い、 胃が喜ぶ幸せに目を細めさせる。]
(209) 2018/12/08(Sat) 02時半頃
|
|
[これが“そう”とは知らないけれど。 知らないまま、知らないから、 喜んで食べているのだけれど。
キングスが獣ではなく人間を主食とするのは きっと、 当然だ。
―――だって、こんなに美味しい。]
(210) 2018/12/08(Sat) 02時半頃
|
|
[花に止まった蝶は。
( 柱が崩れ落ち ) ( 熱線に割れる硝子窓 )『虫かご』 ( 溶け崩れる天井 ) の 中にはいない。
だって、鍋のメインディッシュになってしまった。 アポロの口から入り、一つになってしまう。
愛した女を煮込んだスープは、 骨で出汁まで取られて、 ただ一つの部位は 玄関に置かれた鉢植えの肥料となる。]
(211) 2018/12/08(Sat) 02時半頃
|
|
[ ああ、――美味しい。 こんなに美味しいなら。
なんの肉だって、良いじゃないか……
思考力が薄められている今、 違和感なんて、どうでもいい。 うまいものを食い、 幸せを得ること。
生きているって、こんなにも。 尊いものだったのか………]
(212) 2018/12/08(Sat) 02時半頃
|
|
………ああ、いいのか? お前もちゃんと食べないと。 大きくなれないだろ……
[なんだろう。 傍にいるフローラはずっと年下なのに。 ラベンダーの花弁を差し出したあの時のように 幼く、愛らしく、 “心を隠さない”姿で見えていたのに。]
(213) 2018/12/08(Sat) 02時半頃
|
|
かあさん……?
[ アポロ、と。 そう呼ぶ声がしたから。
母親――義母ではなく アポロと呼んだ実母を重ねる。 似ているのは義母なのだけれど あの人、他人だから。]
ん。たべる……。
[子供にするように差し出されて>>186 普段なら照れて断るのだが。
取り皿は犬食いしていたアポロが 掴んだままであったから。 躊躇は長く続かず、口を開いて そのまま、匙に噛み付くようにして、いただこう。]
(214) 2018/12/08(Sat) 02時半頃
|
|
[血管だろうか、筋肉の繊維か。 ああ、違う、どちらでもない。
ころころして、歯ごたえがある。 死後硬直そのまま茹だって なかなか噛み切れないけれど
母親が行ってしまった日は まだ、アポロは乳離れして 一年しか経ってなかった。
赤子がだいすきなもの――恋しいもの。 歯でぐにぐに噛んで飲み込んだのは、 凝固した脂肪――乳房の一部 それに、乳首だ。]
(215) 2018/12/08(Sat) 02時半頃
|
|
かあさん………かぁ、さん またみんなで、暮らせるのか……?
[飲み込んで――、 ああ、涙が、溢れた。
美味しいから、 いや。 それだけじゃなくて。 ずっと、母親に会いたかったのだ。 ひとり寂しく去っていった母親に。]
俺と、かあさんと、親父と
[幼子の頃、再婚前、記憶はぐちゃぐちゃで。]
(216) 2018/12/08(Sat) 03時頃
|
|
[―――――――]
……ふろー……
[かあさんの中から出てきてはいないが。 ラベンダー畑で兄と呼ぶ、妹が、 ――――アポロには、 ]
(217) 2018/12/08(Sat) 03時頃
|
|
[叫び声>>187
そして、食器の割れる音。]
(218) 2018/12/08(Sat) 03時頃
|
|
[目元の涙、乾ききらぬ今。 “牽牛子の呪縛”が溶け、
過去の幻覚が薄れて。 現実が、目の前に広がる。]
……っぁ、・・・・・あ?
[今、口にしているのが何の肉だと 実感は未だ沸かないが。 ぐずぐずになっていた理性が ぼやけていた輪郭線を強固にする。]
(219) 2018/12/08(Sat) 03時頃
|
|
火事……? 火事が? ――っ、表、見てくる。 [周囲を見渡す。 台所が燃えているなんてことはない。
ならば隣宅か。 それとももう少し離れているのか。 此処は商店街の一部。 なら、何処かの店が燃えているのか。 孤児院>>188は花屋の並びには遠く。
なんにせよ、状況を確認しなければいけないと 車椅子を動かして、外に出ようとする。 車椅子を動かし、戸口まで―――――、]
(220) 2018/12/08(Sat) 03時頃
|
|
『酒場が燃えてるってよ!』
『消防隊が動いたが、勢いからして 半焼じゃ済まねえかもな』
『あそこは燃えるものばかりですものねえ』
『でも、隣との距離はあるから… 二次災害にならないのは不幸中の―――』
(221) 2018/12/08(Sat) 03時頃
|
|
[幸い、だって?
そんな“幸せ”があるか―――]
(222) 2018/12/08(Sat) 03時頃
|
|
パピヨン……?
いや、いや。 いや、はは……馬鹿な、嘘だろ。
[防火服を着込んだ火消しが駆け巡るさなか、 薄ぼけた頭を何度も横に振るう。
車椅子を進め、路なりに進む。 消防隊には自警団員も加わっており、 人足の行き交う中、車椅子を蛇行させ。]
そんな訳がねえんだ、そんな―――
[自動で動くものだが車輪を手回しし、 少しでも速度を足そうとする。]
(223) 2018/12/08(Sat) 03時頃
|
|
[これ以上は踏み込めないところから、見上げる。 放水を受けている店を。 しみったれた場末の店だと笑ってやった一軒を。]
あ、っ………ぅぅ…ぁ そんな、そんな……パピヨン……? なあ、中にあいつはいるのか? た、助けてやらねえと、っ……
退け!退いてくれ、あいつが中に居たら―――
[更に進もうとしても、若い団員に止められる。
驚愕に包まれた目で先を。 黒い煙を上げる酒場“だったもの”を見ながら
――思い出す。]
(224) 2018/12/08(Sat) 03時頃
|
|
[願いは叶ったと――>>48]
嫌だ、違う…ちがうんだ……。
[呪ったから、死んでしまった。 燃えてしまった、――そうなのか?]
(225) 2018/12/08(Sat) 03時頃
|
|
[そう―――違う。
店は燃えてしまったけれど。
愛した女は骨すらもあの虫籠の中にはいない]**
(226) 2018/12/08(Sat) 03時頃
|
1
2
3
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
7日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る