人狼議事


241 The wonderful world -7days of KYRIE-

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視点:


【人】 げぼく ショコラ

― 3rd day/バナナストア ―

[意識が落ちる前。
彼らの元に、駆け寄る>>3:428>>3:431]

  圭、ニーナ、マユミ!!

[約束通り勝ってきたぞ!!と、満面の笑みと共に
バッジの入った缶を掲げてみせる。]

  ニーナとマユミも協力してくれてありがとう!!
  あ、そうだ。バッジ渡しとくな。

[缶を開けて、中を確認すれば]

  …4個か。
  ちょうど4人だから、ひとり1個ずつでどうだ?

[それぞれの了承を得られれば、
各人1個ずつにホーリーバッジを渡す。]

(79) 2018/05/19(Sat) 12時頃

【人】 げぼく ショコラ

[それからさっき彼女たちに託されたバッジを
渡そうとして…ふと、彼の言葉が脳裏に浮かんだ>>3:360

今日手に入れたバッジは大事にとっておけ、と、
そう、あの男は言っていた。
それはつまり、これから先のミッションでも
使われることがあるということではないのか。
バッジを持っていることで、有利に展開することも
あるということなんじゃないのか。]

  ――…。

(80) 2018/05/19(Sat) 12時頃

【人】 げぼく ショコラ


  …。

[ないな、うん。
ゆるり、首を横に振る。

――…それは、できない。
そんな選択は、マブスラ―としても、
なにより、俺が俺であるために、
到底納得なんて、できるものじゃない。]

(81) 2018/05/19(Sat) 12時頃

【人】 げぼく ショコラ


  これも、ありがとうな!
  すっげー助かった。

[先程と同じく、にぱっと笑ってみせてから、
それぞれから託されたバッジを
ニーナとマユミ、それから幼馴染に返していく]

  それとさ、さっき水族館で
  ゲームマスターに会ってきたんだが
  今日手に入れたバッジは大事に持っておけってさ。>>3:360

  これから先、何か必要になることが
  あるってことかもしれない。
  だから大事に持っておくといいよ。

[ついでにまた何かあったときは
お互い助けられる範囲で助け合おうぜ、と
そう提案したところで、意識は暗転した。]*

(82) 2018/05/19(Sat) 12時頃

げぼく ショコラは、メモを貼った。

2018/05/19(Sat) 12時頃


【人】 げぼく ショコラ

― 3rd day/マナ・マリンパーク>>3:357 ―

『今ここで破り捨ててやったらどんな顔をする?』

[そんな問いかけに、訝しげに眉を潜めて
うーん、と腕を組む。

そのときはまた、別の手段を考えるだろうか。
なんなら彼女と話をするときに今使ってるスマホを貸すとか?

取り上げられるかも、というのは…まあ、
良くも悪くも無邪気そうなあの少女が悪意を持ってそういうことをするイメージが浮かばない。
…うん、やっぱ甘いな。]

(97) 2018/05/19(Sat) 14時半頃

【人】 げぼく ショコラ

[とはいえ、渡してくれるというのなら、
よろしくの言葉代わりに笑ってみせよう。

会話ができるというのなら、本人にその気があるのなら
俺だって、あきらめたくはない。

――伝わらない、言葉が届かない、
魂がじわじわ腐っていくようなあの無力感を
味わうのも味あわせるのも、俺はごめんだ。]

(98) 2018/05/19(Sat) 14時半頃

【人】 げぼく ショコラ

[尤も、小馬鹿にするように笑い飛ばされれば>>358
一転してむぅ、と不機嫌そうに頬を膨らませる。

いや、うん。
わざとやってるわけじゃない。
どうにもこの身体にとっては癖のようなものらしく、
やめようと思ってもなかなか抜けないんだ。]

  ……。

(99) 2018/05/19(Sat) 14時半頃

【人】 げぼく ショコラ

[理由があれば人を殺していいのなら。
仮に皆が思う通りに俺が父を殺していたとしても、
許してくれてよかったじゃないかと思ってしまう。

ずっと、誰も助けてなんかくれなかったのに
いざ、父があんなふうに死んでみたら大騒ぎだなんて、
そんなの、おかしいじゃないか?

学校も、警察も、周囲の大人たちも、皆。

……誰も、俺や父を救えなかったくせに
そういうときばかり出しゃばって、土足で人の心を踏みにじっていく。]

(100) 2018/05/19(Sat) 14時半頃

【人】 げぼく ショコラ

『でも、あんたはサイコ野郎じゃないんだろ?』
『たぶん』
『だって、あおいはあんたのこと好きだってさ』

[子供に好かれる奴が――いや、子供に好かれなくたって
いい奴はいるだろうが――根っからの悪党だとも思えない。

――それに。
あまりそう思われていないかもしれないが、
俺だって一応、悪党や屑の類は見慣れてる。

自分のためになら、他人のことなんてどうだっていい奴。
自分の行為を正しいものと思って他人が傷つくのをなんとも思わない奴。
他人の想いを嘲笑うことを、微塵も悪いと思わない奴。

そういう気に入らん奴を、片っ端から殴り飛ばしてきたのが俺の人生なわけで。]

(101) 2018/05/19(Sat) 14時半頃

【人】 げぼく ショコラ

 
  …。あんたから見て、俺は何に見える?

[>>3:359聞こえないのを承知で(むしろ敢えて)
そんな言葉をぽつり、呟く。

エントリー料で俺が失くしたものは、
決して、見た目ばかりではなくて。
――…たまに、自分を見失いそうになる。

生きてきた十九年間よりも、失った今により幸福感を、
手放しがたい感情を抱いている"今の自分自身"に
時折ふと、眩暈を覚えてしまう。]

(102) 2018/05/19(Sat) 14時半頃

【人】 げぼく ショコラ

["お友達料"の代わり、教えられた情報に>>3:360
一瞬、ぽかんとした顔を浮かべるも]

  おう!
  教えてくれて、ありがとな!

[にっかと笑ってから少し大げさなくらい、
オーバーに唇を動かして
それからひらひら手を振ってその場を後にした。]**

(103) 2018/05/19(Sat) 14時半頃

【人】 げぼく ショコラ

― 4th day/スクランブル交差点 ―

[気がつけば、そこは中央エリアの交差点だった。]

  んっと……。

[ふるふると首を横に振って幼馴染の姿を探せば
それほど遠く離れていないところに、座っているのが見えた>>36

そのことにほっとしてスマホを開くと、今日のミッションを確認する。>>#0]

(133) 2018/05/19(Sat) 20時半頃

【人】 げぼく ショコラ


 鈍行列車……ってことは電車か。

[霧から蕗へということは、
その呪われた鈍行列車というのはキリエ駅から
発車するということ、なんだろうか。

ついでにスマホからネットに繋いで
本日のキリエ線の運航状況を確認しようと
試みるが、果たしてそれは叶ったかどうか。
もし、そちらを見ることができたなら、
キリエ駅とフキノハラ駅の通行止めについても
情報を得られたかもしれない。]

(134) 2018/05/19(Sat) 20時半頃

【人】 げぼく ショコラ

[ともかく、ここはひとまず
キリエ駅に向かうべきだろうか。
そんなことを考えながら、幼馴染のほうへ
駆け寄ろうとすれば、急に飛んできたテレパシーに]

  …ぶっ!?

[…これ、昨日もやった気がするな>>3:141
交差点の真ん中で、けほけほと噎せながら]

(135) 2018/05/19(Sat) 20時半頃

【人】 げぼく ショコラ

[テレパシーを返して]
 
  ……ったく。

[暫く噎せた後、漸く息が整ったところでため息一つ。
そうして幼馴染の元へと駆け寄っただろう。]

(136) 2018/05/19(Sat) 20時半頃

【人】 げぼく ショコラ

― 回想・とある少女とバッジの話 ―

[それは、幼馴染にバッジを貰う少し前の話。

『プシュケーランドのクレーンゲームで
マブスラバッジが取り放題!!』

そんな噂を聞いて、当時名入りのバッジを
持っていなかった俺は、缶拾いの手伝いで
貯めたなけなしの小遣いを手に、
そのクレーンゲームに挑戦した。
幼馴染に内緒の、初めての遠出。]

(137) 2018/05/19(Sat) 20時半頃

【人】 げぼく ショコラ

[その日持ってきた資金ぎりぎりまで挑戦して、
漸くバッジを一つ、手に入れることができた。

初めて手に入れた『SMILE』を
ゲームセンターの隅でまじまじと眺めていたときだったか。

突然響いた泣き声に顔を上げれば、
その泣き声の先に居たのは、
自分とそれほど変わらないか
もう少し下くらいの女の子で。>>3:263

どうしたのかと周りの野次馬の声に
耳を傾ければ、どうやらほしかったバッジを
手に入れることができなかったらしい。]

  ……。

(138) 2018/05/19(Sat) 20時半頃

【人】 げぼく ショコラ

[ぎゅ、と掌の『SMILE』バッジを握りしめる。
正直、惜しくなかったわけではない。
なけなしの金を使って漸く手に入れた名入りのバッジだ。
それに今日この機を逃せば、次にバッジが手に入るかもわからない。

――それでも。

あの、女の子の泣いている姿が、
小さい頃に別れた妹の姿に重なってみえて。

『貴方は男の子なんだから、
 女の子には優しくしないと駄目よ』
他人になる前、母によく言われていた言葉が脳裏をよぎった。

今回と同じようなイベントがいつあるかわからないように
あの女の子に、また会えるかどうかもわからない。

このバッジを見るたびに、ずっと、
あの子の泣き顔ばかり思い出すかもしれないのは嫌だと思ったから。]

(139) 2018/05/19(Sat) 20時半頃

【人】 げぼく ショコラ


  ……なぁ、あんた。
  これやるよ。
  だから、そんなに泣くなって。

[そう言ってバッジを差し出した。
ついでにぽんぽん、頭を撫でてやったかもしれない。

声をかけたその瞬間、
その女の子は泣き止んで。>>3:263
そうしてまた涙ぐむものの、
今度は此方の顔をきちんと見て、お礼を言ってくれた]

  ……いいさ。
  あんたにとって、いいバッジになるといいな。

(140) 2018/05/19(Sat) 20時半頃

【人】 げぼく ショコラ

[その女の子とは結局その一度きりで、
今までずっと会うことはなかったのだけど。

昨日、あの『SMILE』バッジを見たとき、
あのときの女の子のことを思い出した。>>3:263
彼女が、あのときの女の子なのかまでは確信は持てなかったけれど。

もし、そうだったなら
マブスラが繋いだこの縁に、あのとき>>3:401
なんとも温かい気持ちになっていたのは事実だった]

(141) 2018/05/19(Sat) 20時半頃

【人】 げぼく ショコラ

― 中央エリア・スクランブル交差点 ―

  ……っつーことがあったのさ。

[以上、幼馴染の知らない昔の話でした。まる。]

 (……しっかし)

[再会したとき、確かに面影はあったと思う。
それでもすぐにそうと、気づけなかったのは]

(142) 2018/05/19(Sat) 20時半頃

【人】 げぼく ショコラ


 (……雰囲気、変わってたからな)

[あの当時は『偉く泣き虫な女の子だなぁ』と
そんなふうに思ったものだから。

あの大泣きっぷりが、バッジを渡した途端
傍目にもわかる嬉し涙に変わったあたり、
この女の子は感情豊かな女の子なのだろうと。

当時そう思った印象がとにかく強くて、
だから、バッジを見るまで彼女とは気づかなかった。]

(143) 2018/05/19(Sat) 20時半頃

【人】 げぼく ショコラ


  ……。
  …圭は、さ。 生き返りたいか?

[彼女の抱えている呪いを知らない俺は
まさか死にたがるとは思っていないけれど。
でも、これは確認しておかなければならない気がする。]

  俺は…実のところ、
  無理に生き返りたいとは思ってねーんだ。

[生き返ったところで、俺が戻るべきところも
守らなければならないものも、何もない。
そういう意味では、この世に未練があるわけではない。
……ただ。]

(144) 2018/05/19(Sat) 20時半頃

【人】 げぼく ショコラ


  取られたものはきっちり取り返す。
  このまま取られたまま死んでたまるかってーのが
  現時点での俺の行動動機だな。

[お前はどうだ?と聞きかけたところで
話の途中ですまないがワイバーンじゃなくてノイズだ>>@35]

  ったく、なんつータイミングだよ。

[ぽりぽりと頭を搔きながら、
頭上を覆うように飛び回るノイズ――ラニウを睨みつける。]

(145) 2018/05/19(Sat) 20時半頃

【人】 げぼく ショコラ


  話は後だ。
  ひとまずこいつらを倒してから話をしようぜ。
  …っと。

[言い終わるか終わらないかのところで、
此方に向かって猛スピードで急降下を決めてくるラニウ。
それを避けるとさっと手を伸ばして
その身体を深く抉り取る。……まずは、一匹。]*

(146) 2018/05/19(Sat) 20時半頃

【人】 げぼく ショコラ

― 4th day/スクランブル交差点 ―

  んだよ、気のない返事だな。

[>>162頭一つ背の高い幼馴染の顔を
覗き込むように見上げれば、なにやら複雑そうな顔で。]

  ……?

[よくわからない、と言った顔で首を傾げる。]

(199) 2018/05/19(Sat) 23時頃

【人】 げぼく ショコラ

[幼馴染に告げた言葉は、事実だ>>163

無理に生き返る必要性は感じていない。
決して人に誇れるような人生ではない。
碌なもんじゃなかったと言い張ることはできるが。

だが、そんな人生であっても、
俺は俺の人生に、終わりに至った過程に納得している。
むしろ納得できないのは、死してなお自分の誇りを
奪われなければなかったことのほうだ。

元々の負けず嫌いな性分は、
どうやら死んでも直らなかったらしい。]

(201) 2018/05/19(Sat) 23時頃

【人】 げぼく ショコラ

[あとは]

  圭には、生きていてほしいから、だな。

[はじめて会ったとき、
濡れ鼠の俺に傘を差し出してくれたこと。
この世でたった一つのバッジをくれたこと。
それらはすべて、俺にとってはかけがえのない
忘れ難い思い出だ。]

  でも、それは圭が望んでくれて
  はじめて意味を持つもんだ。

[だからこその、問いかけだったのだけど
ノイズというのはどうやら
空気を読まない生き物らしい>>@35]

(202) 2018/05/19(Sat) 23時頃

【人】 げぼく ショコラ

 
  そらっ、逃げる奴はとっとと失せな!!

[空中に大きく手を振り被って目前の空間を削れば、
ばたばたと面白いほどにラニウは地面に叩きつけられる。

とはいえ、このまま戦闘を続けてもジリ貧だ。
なんとか打開策を手にしなければならない。

そんなことを考えていれば、幼馴染からの提案。>>165]

(203) 2018/05/19(Sat) 23時頃

【人】 げぼく ショコラ


  ん……。

[網目状に広がっていく彼女の血。
彼女のやりたいことは、なんとなく伝わる。

――そして、唐突に思った。]

 (……ああ。)

[そうだ、俺と違って彼女は"お人好し"なんだ。
自分が傷つくより、他の奴らが傷つくほうが
よっぽど堪える性格なんだ。
そして今も、ノイズを傷つけることを
極力避けようとしている。]

(204) 2018/05/19(Sat) 23時頃

【人】 げぼく ショコラ


  ――…ちと待ってろ。
  あのスクランブル交差点、
  あそこの中心で待機しておいてくれ。

[言い終わるのと同時、指定した場所へと走る。
此方に攻撃を仕掛けてくる個体を二、三殴り飛ばせば
スクランブル交差点の中心で、
大きく円を描くように手刀を振り回す。

――射程圏内にいた、鳥たちとの距離をゼロにするために。]

  ――今だ、圭!!!

[やっちまえと、近くにいるであろう幼馴染に向かって、叫んだ。]*

(205) 2018/05/19(Sat) 23時頃

【人】 げぼく ショコラ

[俺に、生きていて欲しいと幼馴染は言う>>216]

  ……ありがとな。

[正直、どんな顔をしたらいいのかわからなかった。
ただ、そのとき感じたのは
それは決して嫌なものではなくて。

…自分では気づいていないんだろうけど
俺は子供の頃から、いつだって
この幼馴染に救われてきた。
碌なもんじゃなかった俺の人生に、
赤い彩を与えてくれた。

――だから、なんだろうな。
こいつといると、欲が出る。
こいつが生きて幸せになる世界があるのは当然として
……その世界を、俺も見てみたいなんて
そんな欲が出てきてしまう。]

(243) 2018/05/20(Sun) 12時頃

【人】 げぼく ショコラ

[此方の合図と共に、幼馴染が交差点中央で
真上に手を伸ばす>>217
そうして網目状に広がる彼女の血。]

  ……よっし!!

[ぐっと拳を握って幼馴染のほうを振り向く。
あとはこいつらをこのまま縛れば完全に無力化できる。
それで、ここでの戦闘は終わる。]

(244) 2018/05/20(Sun) 12時頃

【人】 げぼく ショコラ

[…その、はずだった。>>218]

  …圭?

[幼馴染の血で出来た網が徐々に小さく、
小さく圧縮されて……やがて、一滴の血液へと
凝縮されて彼女の傷口の中へと、入り込んだ。]

(245) 2018/05/20(Sun) 12時頃

【人】 げぼく ショコラ

[幼馴染が、此方を振り返る>>220]

  …。

[がんばった、よ。>>221
泣きそうな顔で、震える声で
そう口にする彼女の元へ歩みを進めて]

  ……圭。

[幼馴染の名前を口にすれば
そのまま、その身体を抱きしめた。]

(246) 2018/05/20(Sun) 12時頃

【人】 げぼく ショコラ

[いまや頭ひとつ背の高い彼女の身体を
抱きしめて、ぽんぽんとあやすように
その背中を撫でようか。]

  ありがとうな。
  俺のこと、助けてくれて。

[嫌いにならない、と。
さっきこいつは俺に言ってくれた。
なら、俺がこいつを嫌いになる道理も
あるわけがない。
いつも俺を助けてくれたのは、
信じてくれたのは…この幼馴染なのだから。>>243]

(247) 2018/05/20(Sun) 12時頃

【人】 げぼく ショコラ


  さっき圭が提案してくれなかったら
  俺はたぶん、助からなかった。

[事実、幼馴染の能力がなかったら
俺一人ではじり貧もいいところだった。
俺の能力は今のところ一対一ではそこそこ使えるが
ああいう団体様には基本、相性が悪い。]

  ……――。

[幼馴染に顔を見られないよう抱き寄せたまま
ぽそぽそと小さく、テレパシーを送る。]

(248) 2018/05/20(Sun) 12時頃

【人】 げぼく ショコラ

 
 『……圭が、俺のパートナーで。
  ここにいてくれて、本当によかった。』

[最初の日、この交差点で彼女に出会わなければ
どうなっていただろう。
正直、あまり考えたくはない。
この小さな子供の姿のまま、
ノイズたちに襲われて消えていったかもなんて
あまり楽しい話ではないけれど。
それと同じくらい、彼女が
自分の相棒じゃない姿が考えられない。

そして今、こうして二人とも
生きていられることがとてもうれしい。]

(249) 2018/05/20(Sun) 12時半頃

【人】 げぼく ショコラ

 
  っと、そうだ。
  ひとまずここを離れようぜ。
  少し休憩したいしな。

[ミッションは気になるが、
今は彼女のことも考えると少し休みたい。

ここからだと、初日に行ったあん屋が近い。
そこでまずは一服(茶的な意味で)するとしよう。

そう、彼女を誘ってから
あん屋のほうへ向かうとしよう。]*

(250) 2018/05/20(Sun) 12時半頃

【人】 げぼく ショコラ

──3rd day/バナナストア──

[三日目。
バナナエリアで報酬のバッジを山分けして、
そうして託されたバッジを還したとき>>123]

  へ……?
  いやだってこれ、鎧龍王Xだぜ?
  あの伝説の。

[手元に落とされた伝説のバッジと
思いもよらない提案に正直驚いた。
それになにより、このバッジの強さは折紙付だ。
これがあれば、大抵のマブスラ対決で勝てるだろう。
それはつまるところ、これから先のゲーム展開を
優位に進められる可能性があるということで。]

(267) 2018/05/20(Sun) 16時半頃

【人】 げぼく ショコラ

[交換先にと選ばれたバッジを持っていた
幼馴染はといえば>>154]

  ……本当に、いいのか?

[そう、問い質せば>>123]

  ……あー…うん。
  やっぱ、ばれるよな。

[元より隠すつもりもなかったけれど、
いざばれるとなるとそこそこ気まずい。

ぽりぽりと頬を掻きながら、たはは、と笑って。]

(268) 2018/05/20(Sun) 16時半頃

【人】 げぼく ショコラ

 
  ……ああ、わかった。
  お互い、生き返ることができるよう
  頑張ろうぜ。

  でも、あれだ。
  向こうであっても怖がってくれるなよ?
  元の俺は、結構こえーぞ?

[半ば冗談めかしながら、改造バッジを彼女に渡して。
その手とは反対側の手で、握手を求めた。]

(269) 2018/05/20(Sun) 16時半頃

【人】 げぼく ショコラ


  ……。
  王子様、ってのも悪くないもんだな。

[女の子たちが、やたらああいう女子を持て囃すのが
少し、わかった気がする。
というより、ニーナの心のありようが美しいのか。

なんだかんだ、ニーナもマユミも気持ちの良い奴らで。
こんな奴らが生きていける世界なら
そう悪くないもんだな、なんて、
そんな柄にもないことを意識が暗転する前、思った。]**

(270) 2018/05/20(Sun) 17時頃

【人】 げぼく ショコラ

― 中央エリア:甘味処 あん屋 ―

[交差点で差し出された手には、頷いて>>304
そっと彼女の手を取る。
王子様にはなれそうもないが、
「大丈夫か?」なんて声をかけるくらいはするだろう。
そうして、彼女の手を引いてあん屋へと向かう。

この店に、幼馴染と来たのは初日以来だ。>>1:399

ひとまず中に入って
食事処の、なるだけ奥のほうの席を確保すると、
やってきた店員に適当なものを注文する。

甘いものはぶっちゃけよくわからないので
このへんは幼馴染のリクエストと
店員のおすすめを選ばせてもらおう。]

(364) 2018/05/20(Sun) 22時頃

【人】 げぼく ショコラ

[そうして注文を終えたなら、
ほっと大きく息を吐いてテーブルに突っ伏す。]

  ……生きてるんだなぁ。

[今日も今日とて、あん屋は若い女の子や
ジジバb…年配客で賑わっている。

今、この瞬間だけを切り取ったなら。
自分たちはもう既に死んでいて、
生き返りの権利を得るために化け物と闘ったり
命がけのミッションをこなしているなんて、
忘れてしまいそうだ。]

(365) 2018/05/20(Sun) 22時頃

【人】 げぼく ショコラ


  …あ、そうだ。

[ふと思い出して顔を上げると、
ごそごそと背負ったリュックを漁る。]

  これ、渡しておこうと思って
  ずっと忘れてたんだ。

[取り出したのは二日目に薬局に寄ったときに
購入した、鉄分やビタミン入りのサプリメント>>2:80

絆創膏や包帯はとりあえずまだリュックの中に
入れておくとして。
いざとなったら簡単な応急処置ならできると
いうことだけは伝えておこう。]

  …。

(368) 2018/05/20(Sun) 22時頃

【人】 げぼく ショコラ


  なんつーか、さ。
  こうしてまた話をする日が来るなんて
  思わなかったよな。

[隣のテーブルにやってきた、
色とりどりのイ○スタ映えしそうなスイーツを前に、
スマホ片手にきゃーきゃー騒ぐ
女子大生たちにちら、と視線を向けてから。]

  ……。あれは、いつだったか。
  高校に入学したとき以来か。

[ふ、と口の端に浮かぶのは、なんとも言えない笑み。]

(369) 2018/05/20(Sun) 22時頃

【人】 げぼく ショコラ


  ……圭は、どのくらい知ってたっけ?
  親父が死んでからの、俺のこと。

[あの一件で、幼馴染とその家族とはすっかり疎遠になっていた。
俺は俺で、自分のことで精いっぱいだったし
何より彼女たちのことを忘れるよう努めていたから。

もしかしたら、風の噂では聞こえていたかもしれない。
例によって碌なことはしていなかったので、
まあ……話したところでいい顔はされなそうだが。]

  …。

[店員が淹れてくれた茶を一口含む。
やや渋く感じたのは、甘味の供であることが
前提だからか、それとも俺の味覚が変わったのか。
…たぶん、両方だな。]

(370) 2018/05/20(Sun) 22時頃

【人】 げぼく ショコラ

 
  親父が死んだ後、
  お袋は俺を引き取ることを拒否したよ。

[頬杖をつきつつ、呟いたのはそんな言葉。

当時、既に母は別の男性と再婚して家庭を持っていた。
中学を卒業した日、その足で一度、
母が暮らす街まで様子を見に行ったことがある。]

  …お袋も妹も、いい人たちに囲まれて
  元気そうだった。 幸せ、そうだったよ…。

[それだけは、本当によかったと思う。
俺にとっての母と妹の姿は、ずっと
あの日の傷ついてぼろぼろの姿だけ、だったから。

幸せそうに笑う母と、だいぶ大きくなった妹を見て。
書き換わっていくあの頃の記憶に、正直少しほっとした]

(378) 2018/05/20(Sun) 22時頃

【人】 げぼく ショコラ

 
  他に俺を引き取ってくれる奇特な親戚、
  なんてぇのもいなかったからな。

  キリエから少し離れた校区の児童養護施設に
  引き取られることになったんだよ。
  …で、圭とはそのとき会えなくなった。

[おばさんに「会わないで」と言われたのもそうだけど、
幼馴染と会えなくなったのには、当時中学一年だった俺には
どうにもできない事情があった。

そんなことを話していれば、
注文した品物が届いただろうか。
相変わらず盛り上がっている女子グループの声を聴きながら
それぞれの品物を振り分ける。]

(381) 2018/05/20(Sun) 22時頃

【人】 げぼく ショコラ

 
  ……。
  高校で会ったとき、
  俺に関わるなって言ったこと、覚えてるか?

[問いかけて、ふぅ、と息を吐く。
正直、優しい幼馴染に聞かせるには気の重い話だ。]

  ――…あの頃には俺はもう、
  お前と仲良く遊んでた俺じゃあなくなってた。

  俺が行ったあの施設は、
  はっきり言って正直碌なもんじゃなかった。

  施設の奴らはどいつもこいつも寂しい連中だったよ。
  強い奴は弱い奴を甚振って当然って顔をして。
 
  職員連中はそういう奴らを見て見ぬふりだ。
  弱い子供を生贄に、施設内の秩序を保つような、
  そんな屑ばっかりだった。

(384) 2018/05/20(Sun) 22時頃

【人】 げぼく ショコラ

 
  ――…そういうのを見て、思ったよ。

  結局、世の中なんてのは何かしらの力の有無が大事で、
  正義なんてのはあとから幾らでもついてくるんだ、
  力がなければ、何もできはしないんだ、って。

[父も、周囲の大人たちも、そして施設の連中も。
それが、この世界の摂理なんだと、そう思い込んだ。]

  …。

[ふぅ、と息を吐いて茶を口に含む。]

  話、逸れたな。

(385) 2018/05/20(Sun) 22時頃

【人】 げぼく ショコラ

 
  高校で再会したときは、正直困った。
  お前には、あの俺の姿を見せたくなかったし。
  何より、いかにも普通の女の子なお前を
  俺の都合に巻き込みたくなかった。

  ――勝手な話、だけど。

  俺のことを知って、
  傷ついたり悲しんだりしてほしくなかった。
  お前には、普通に幸せになってほしかった。

  俺と関われば、そういうものから
  遠ざかると思ったから。
  …だから、あのときの俺はああ言ったんだよ。

(386) 2018/05/20(Sun) 22時頃

【人】 げぼく ショコラ

[言いながら、つくづく勝手な話だと思う。
はあぁと大きく息を吐いて。]

  休憩、っつったのに、
  こんな重い話聞かせてすまんな。

  ……ただ。
  あのとき、圭には生きていて欲しいと
  そう、言ってもらったから。
  お前が、生き返るのを望む人間がどんな奴か
  せめて知っておいてほしかった。

[実のところ、幼馴染に聞かせた話だって、
彼女の知らない、俺の人生の
ほんの一部でしかないのだけど。]  

(387) 2018/05/20(Sun) 22時頃

【人】 げぼく ショコラ


  こんな俺が、生きていていいと思うか?
  正直、俺にはわからないんだ。

[言いながら、視線は自分の掌に。

記憶にあるものとは似ても似つかない、
小さくて柔らかな掌は、だけど、
生きているときも、死んでからもずっと、
何かを傷つけながら、こうして生き続けている。]

  それでも、俺は圭には生きてほしいんだ。

  だから、俺は戦うよ。
  そして……どうか助けてほしい。俺のことを。

[ぎゅ、とテーブルの上で両手を握りしめて、
幼馴染の返答を待った。]*

(388) 2018/05/20(Sun) 22時頃

げぼく ショコラは、メモを貼った。

2018/05/20(Sun) 22時半頃


げぼく ショコラは、メモを貼った。

2018/05/20(Sun) 22時半頃


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