人狼議事


191 The wonderful world -7 days of MORI-

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【人】 忍者隊 ジェームス


[それから暫くして、俺は口を開くだろう。]

  卯月。
  俺は今からきっと勝手な事を願うが
  殴るのは話が終わった後で頼む。

[とん、と撫でていた手を離して、
コンポーザーの目を静かに見る。]


  朝比奈卯月の手癖の悪さを治してやってくれ
  ……できるだろ。


[そうして、願いを告げた。]

(124) sane 2016/06/20(Mon) 02時半頃

【人】 忍者隊 ジェームス

 
(「私、生き返るのが怖い
  生き返って、盗む事出来るようになって
  ……また同じ間違いをするのが怖い」>>4:512

[卯月はそう云っていた。
罪に苦しむ卯月の罪を”なかったことにする”のも
”イースター”をなくしてしまうことも、
なんだか違う気がして

ひねり出した願いは「せかい」にとっちゃ呆気ない、
些細なものでしかない。]

(125) sane 2016/06/20(Mon) 02時半頃

【人】 忍者隊 ジェームス


[けれど「せかい」にとってちっぽけでも
生きる価値なんかなくても
俺は、卯月を選びたくて

どうしたら生きてくれるだろうと
そればかり考えて、
振った賽の目がどう出るかは知らないが。

それから俺は、卯月に向き直ってこう言ってやる]

(126) sane 2016/06/20(Mon) 02時半頃

【人】 忍者隊 ジェームス


  ―― さっき。
  俺が生き返りやすいように、って、言ったな?

  お前が生き返らなけりゃあ、俺は生きる気はないからな。
  よく考えろよ。

[脅しだ。ずるいと解っている。

でも、
「コンポーザーの意志で命が左右される死神」に
なってほしくもないし
「消滅」なんてもっての外だと思ったから、

思ってしまったから、

使える手札を全部、格好悪く使ってまで、
俺は、お前に縋っている。
真っ直ぐに卯月を見つめている。*]

(127) sane 2016/06/20(Mon) 02時半頃

【人】 忍者隊 ジェームス

[暫くの沈黙。
それは卯月の言葉を聞いた後だったか、
それともまだ、彼女は黙ったままだったか

願いが果たされたなら、
俺はコンポーザーにこう告げるだろう。]
 
  エントリー料も、
  命も、
  返してくれ。

[短い言葉の後、祈るように静かに目を閉じた。
これでフられたら、まあ、
笑うしかねえなと、そんな苦笑が微かに漏れた*]

(133) sane 2016/06/20(Mon) 19時半頃

【人】 忍者隊 ジェームス

  別になんてことはないだろう。
  お前は俺のパートナーだからな。

[俺の願いは、俺の為に使っている。
卯月が喜ぶならそれで十分だ。
……なんて面と向かって説明するわけがない>>137]

  ……知ってる。

[ズルいと言われて尚も、笑うことはなく
ただ卯月を見据えていた。

本当は卯月の決心を聞いてから
全部を決めてしまいたかったのだが

結局、沈黙に勝てずに俺は「返してくれ」と言う事になる。
あとは、審判を待つように卯月の言葉を待つだけで]

(144) sane 2016/06/20(Mon) 21時半頃

【人】 忍者隊 ジェームス


  なんだ、卯月。

[嬉しそうな卯月を、
俺は複雑そうな表情で見ていただろう。>>138]*

(145) sane 2016/06/20(Mon) 21時半頃

【人】 忍者隊 ジェームス

「嬉しいよ、ごーちゃん」

[ぱっと、俺は顔をあげた。
その一言だけで光が射すような気がして、
ほっと笑いが零れてしまうのを、抑え切れなかった。]

  卯月……!

[小さな体を思わず抱きしめたんだ。
生を選んでくれたことが嬉しくて、>>152]

  俺も、嬉しいよ。卯月。

[いきなりの事でお前を驚かせてしまったかもしれない。
だから、そうして抱きしめられていたのはほんの少しの間。

体と体を離してしまえば、少しばつが悪いような
有体に言えば照れを感じて卯月から目を逸らす。]

(181) sane 2016/06/20(Mon) 23時頃

【人】 忍者隊 ジェームス


  ……その、なんだ。
  生きるっていうのは、それだけでいいことだからな!
  よし、行こう。早く生き返ろう。

[そう口早に告げて、
部屋の出口を探して視線を彷徨わせていたら
呼び止められて、「なんだ」と振り向いた。>>153]

(182) sane 2016/06/20(Mon) 23時頃

【人】 忍者隊 ジェームス

――Restart/すべてのはじまり>>0:15――

[――目を醒ませば、しとしと降る雨の音が聞こえる。
見覚えがないようである家の中で、
警察手帳の中に鎮座する二つのバッジを見下ろしていた。
一つはモリ警察署の。
もう一つは、亡き父の警察バッジだった。

……車のエンジンの音が遠ざかる。
誰かが、家の中を駆けて出て行こうとする。>>0:113]

  !

[ばっと顔をあげた。

思い出した。
――ここは、きっと、あの日のあの場所だ。
俺とあいつが死んだあの雨の日だ。]

(183) sane 2016/06/20(Mon) 23時頃

【人】 忍者隊 ジェームス


[気づいた時にはもう体が動いていた。

家の中を駆けて出て行こうとする”誰か”を
傷のないからだで追って、
やけに薄っぺらい壁を越えて>>0:114

濁流に落ちていこうとする白い手を、
(それは丁度、遠い少年の日、
 川に投げ出される子犬を追った時のように>>2:1)]



    卯 月 !!



[今度はちゃんと、   掴んだんだ。  ]*

(184) sane 2016/06/20(Mon) 23時頃

【人】 忍者隊 ジェームス



――それからの事――


[殺風景なマンションの一室は最近、色が増えた。
それは家具だったり、小物だったり、服だったり。
卵に色を塗るように彩と生活感を増して
その中を、白い兎がひょこと歩く。>>155]

  ん。
  おはよう、卯月。
  今日も仕事だよ。

  ……本当か? よかったな……!

[いつものように仕事だと答えれば
昨日は聞きそびれたらしい嬉しいニュースを聞いて
笑みを零し、卯月の頬や髪を撫でる。]

(187) sane 2016/06/20(Mon) 23時頃

【人】 忍者隊 ジェームス


[その手つきがいつだったかより大分丁寧なのは
まあ、バレてなければいい。
企画部の事を聞いて、朝の支度を済ませながら
早く終わったらご飯作るから、なんて言葉を聞いて
ありがとう、と返した。

別にまだ夫婦だとか、そういう関係でもなくて
「イースター」としての罪を少しずつ謝って回っている卯月を
俺の勝手で居候させているだけだけれど>>154]

(188) sane 2016/06/20(Mon) 23時頃

【人】 忍者隊 ジェームス


 ――いってきます。

[それから卯月の頭を撫でて、
あいもかわらず蒼い空の下
ビルの群の中へ、歩き出していく。
このすばらしきせかいを、二人で生きる為に。*]

(190) sane 2016/06/20(Mon) 23時半頃

【人】 忍者隊 ジェームス

――とある日の警察署――

[別に警察署に一般人がやってくるのは珍しいことじゃない。
卯月も時折署内に入ってきてじゃれてくるし
その日も入り口あたりでちょろちょろしていたかもしれない。
が、あいつ以外で俺を訪ねてくる人は稀で
その男の姿を見た時、不思議に思ったもんだった。]

  景山です。何か御用でしょうか……。

[きっちり、皺なく埃なく着こなされたスーツ。
首元まで留められたボタンにネクタイ。
口元には真っ白い大きなマスク。
降ろされた赤髪がぐしゃりとかきあげられて

――俺は、表情を引き攣らせた。]

(358) sane 2016/06/22(Wed) 01時半頃

【人】 忍者隊 ジェームス

  ……ど、ど、どな……  ?!

  貴様、何の用だ…? 
  百年越しの因縁に決着をつけに来たのか

[咄嗟に声を潜めた。
こんな格好でこいつが署内に居るという事は
何か用事があるのだろう。
逮捕してやりたいのを堪えて、
話なら簡潔になと不遜な態度をとる。

……イースターにと渡されたのは、
「カフェぱせりのデザート無料券」だった。

貴様卯月と何の関係が! と問い詰めなかっただけ
理性を保った方だろう。
とりあえず怪訝な顔をして怒鳴を見た。]

(360) sane 2016/06/22(Wed) 01時半頃

【人】 忍者隊 ジェームス

  ……はあ? 借り……?

[やくざが盗難届けを出すわけもないので、
山桜組がイースターの被害にあっている事は俺は知らない。

わかるのは精精、
あのゲーム中卯月が怒鳴と会った二度のうちのどちらか、に
何かがあったのか、って事くらいだ。
じっと、怒鳴を見つめ返した。

怒鳴の表情が綻ぶ。俺は面食らって思わず、]

  ……。
  …………ど、……京助。
  お前、変わったな。


[いつだったか、刑務所の後藤に
差出人不明の差し入れが届けられたのだ>>304
聞いたのを思い出しながら、そう言った。]

(362) sane 2016/06/22(Wed) 01時半頃

【人】 忍者隊 ジェームス


  ああ…… ありがとうよ
  仕事が決まったとかで
  元気に過ごして――

[俺は、手にした無料券を潰す事無くそっとしまって、
その場を去ろうとする怒鳴を捕まえようか、捕まえまいか
迷って、やはりやめて見送ることにする。

――が。>>353]

(363) sane 2016/06/22(Wed) 01時半頃

【人】 忍者隊 ジェームス

  …………あぁ?

[ちょっと待て。
何かおかしい。]

  なんで俺と卯月が一緒にいるって知ってんだお前……?!

[さてその問いは、去りゆくお節介なやくざに届いたのか*]

(364) sane 2016/06/22(Wed) 01時半頃

【人】 忍者隊 ジェームス

[ちなみに。
呼び出される前、俺は警察署の中で電話対応していたので
白上刑事の高笑いと怒鳴COは聞いていなかった。

……白上刑事に呼び出されて出た時、
見慣れないイマドキファッションに身を包み
化粧で化けたあの人を見て>>359
なんだか、ものすごく、微妙な面は晒しただろうが。]

  ……白上刑事、そういう格好されるんですね。

[ぽつりと零した言葉はこれまた聞こえたかはわからない*]

(365) sane 2016/06/22(Wed) 01時半頃

【人】 忍者隊 ジェームス

  そ、そうですか

[面食らったまま、反撃されるがまま。
似合ってないとは思わないが、
女性を褒めるのは得意じゃないもので。

乱暴に踵を返す刑事のその背を見送りながら
なんだかんだ囮捜査にも熱心な姐御に
微笑を向けて、来客の方へと視線を戻した。*>>369]

(372) sane 2016/06/22(Wed) 02時頃

【人】 忍者隊 ジェームス

――→赤い嵐の後→――

[一悶着あった後、
卯月に無料券を渡してやらなきゃあなあ、
と思いながら業務に戻ろうとして――
丁度警察署内に入ってくる茶髪の青年の姿を見れば、
俺はちょっと驚いた。]

  ワタルさん……?
  お久しぶりです。あの時はお世話になりました。
  何か御用ですか。

[怒鳴の時とはうってかわって
微笑みをうかべ応対を。
ワタルさんには、本当に色々お世話になったから。

勿論、俺に用事があるとは思っていなくて
何か御用ですかと問いかけただろう。>>371]*

(373) sane 2016/06/22(Wed) 02時頃

【人】 忍者隊 ジェームス

――警察署にて――

  やくざの考える事なんざわからんからな。

[冷静に考えればそうなのだろう。>>401
その時の俺はその怒鳴が単身ここに乗り込んできたことに
ひどく、驚いていたようだ。

下の名前で呼んだらあからさまに驚きやがったが
好き好んでそう呼んだわけじゃあないぞ。
その笑みをじろりと見て、ふんと鼻を鳴らした。]

  まあ、だろうな。
  ……気が変わらんうちにとっとと去りやがれ。

[相変わらず不遜な態度をとってしまう。

ゲームの時のある意味覇気のない怒鳴を思い出しながら
手錠に手をかけそうになるのを堪えた。
……堪えられたのも、爆弾が爆発するまでの話で]

(413) sane 2016/06/22(Wed) 21時半頃

【人】 忍者隊 ジェームス

  ――っ、おい、京助、貴様……!

[卯月に聞いたところであいつも言葉を濁すし!
お前ら一体なんなんだ、と問いただそうにも
怒鳴はさっさと歩き去っていく。>>402>>403

俺はその背に向けて、
悶々と燻る何かを抱えながら]


  いつか捕まえてやるからな!
  覚えていろ……!


[負け犬の遠吠えのごとく
警察らしく、吠え立ててやったのだ*]

(414) sane 2016/06/22(Wed) 21時半頃

【人】 忍者隊 ジェームス

――後日譚――

  卯月。
  赤髪のやくざ野郎から「借り」のお返しだとよ。
  どっかで会ったらお礼をいっと
  ……いや、言わなくていい。やっぱり。

[そう云って 仕事から帰るなり、そっと、
皺一つない「カフェぱせりのデザート無料券」を
白い手に渡しただろう。

俺の目は、ひどくものいいたげだっただろうが、
まあ、卯月が喜んだなら全てを許そうじゃないか。

俺の神はここにしろしめし
すべて世はこともなし。*]

(415) sane 2016/06/22(Wed) 21時半頃

【人】 忍者隊 ジェームス


[ひらひらと券が揺れている。
最近は一緒に遊ぶ”友達”(?)もいるようで
それ自体は微笑ましいと思っている俺だ。]

  ああ、よかった、な……
  ……。

[ごまかされたくないのだが。
ついうっかりごまかされそうだ。

胴に抱きついてきた卯月を見下ろして、
揺れる白いツインテールを眺めている。]

  俺も、か…?

[カフェぱせりに行くことに謎の羞恥を覚えながら、
そっと背を抱き、そのつむじ辺りにとんと頬を寄せた。]

(438) sane 2016/06/22(Wed) 22時頃

【人】 忍者隊 ジェームス


  あー……あぁ、うん。お前がいいなら。
  お供するよ。

[ぼそりと言葉を返して、卯月を抱きしめる。
仕事の疲れが多少癒される気がする。>>416>>417

とはいえ。
卯月の頭を撫でながら]

  (…あの野郎
   不埒な真似してやがったら今度こそ捕まえてやる…)

[相変わらずそんな物騒な思考を繰っていたわけだが。*]

(440) sane 2016/06/22(Wed) 22時頃

【人】 忍者隊 ジェームス

―― 警察署にて/ワタルさんと ――

[駆け寄ってくる彼に会釈をし、
俺は何か御用だろうかと小首を傾げた。

笑顔で「お世話になりました」と伝えると、
「お会いできて本当によかった」、と
朗らかな笑顔を、それからはじめて聞く”声”を、返してくれた。]

  エントリー料、戻ったんですね。
  良い声ですね。

[うまく言えている気がしないが、ともかくも綺麗な声だったから
なるほどエントリー料として徴収されただけあるな、なんて
そんな事を思ったもんだった。

お土産、と渡されたものに瞬きをニ、三。
え、と遅れて声が出て、
慌てて頭を下げ返した。]

(473) sane 2016/06/22(Wed) 23時頃

【人】 忍者隊 ジェームス


  よろしい、んですか? お受け取りしても……。
  いえ、こちらこそ。改めてありがとうございました。
  お礼の品と呼べるものが今手元にないのが、
  大変申し訳ないのですが…。

  きっと朝比奈も喜びます。

[それから、噫、と呟き、]

  あの時の……女の子の方かな、
  朝比奈がたまに会いにいっているようで
  もしかしたら連絡がつくかもしれません。

[こちらからお礼もしたいことだしと
こっそり彼の連絡先を聞こうとしたのだが、
結果はどうだっただろうか。

断られてしまっても、仕方ないな、と
彼との再会を喜ぶだけに留まっただろう。]

(474) sane 2016/06/22(Wed) 23時頃

【人】 忍者隊 ジェームス

 
[ただ、もしも教えて貰えたなら、
初夏の暑い折、
甘いプリンを彼のもとに届けたかもしれない。*]

(475) sane 2016/06/22(Wed) 23時頃

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