人狼議事


266 冷たい校舎村7

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【人】 ニビル星 キョウスケ


 それでも、
 僕らの関係が歪でも、醜悪でも、
 どんなに世間一般に受け入れがたいものであっても、
 僕にとってそれが大切であったことは変わりはなく、
 

(788) nabe 2019/06/22(Sat) 23時半頃

【人】 ニビル星 キョウスケ


 僕は、僕の家族のことが好きで、
 それとは関係なく、新たな道を歩きだす。
 

(789) nabe 2019/06/22(Sat) 23時半頃

【人】 ニビル星 キョウスケ


 ……それだけのこと。
 

(790) nabe 2019/06/22(Sat) 23時半頃

【人】 ニビル星 キョウスケ


 ……先生、お世話になりました。

[ 大切な荷物を抱える。
 程度の手つきで、僕はそれを携えて、
 3年間お世話になった教師と教室に、
 ひとまず別れの挨拶を告げて、頭を下げた。

 その返事の代わりに、言いにくそうに、
 紙袋をやるからそれに入れてはどうかと言われ、

 ぼんやりとした僕は、
 なるほど盲点であった。と頷く。]

 ……どうにも抜けていて。いけないですね。

[ いただいた袋に家族の頭、
 …………のようなものを入れ、
 僕は朗らかに笑い、恥じるように首を傾げた。*]
 

(791) nabe 2019/06/22(Sat) 23時半頃

【人】 ニビル星 キョウスケ


[ 春の陽射しが綻ぶ。]
 

(892) nabe 2019/06/23(Sun) 17時半頃

【人】 ニビル星 キョウスケ

──自宅──

[ 広くなった。と錯覚する。
 ひとり部屋になる子ども部屋の話だ。

 引越し先に持っていくものなんて、
 部屋の隅に置いていたベッドくらいで、
 ごっそりとものが減ったわけではないのに、
 まるで別の部屋みたいだ。

 家を出ていく僕にも、
 姉はやっぱり何も言わないし、
 母の急かす声ばかりが階下でするので、
 僕らの別離は劇的なものにはなりそうにない。]
 

(893) nabe 2019/06/23(Sun) 17時半頃

【人】 ニビル星 キョウスケ


[ この部屋を出ていく。
 出ていって、そう遠くない場所で暮らし、
 たぶん、時々は帰ってくるけど、
 とりあえずは、家を出ていく。

 ……というときにふさわしい言葉を、
 残念ながら僕は持ち合わせていないし、
 姉もやっぱり無言のままで、

 かといって、
 黙って背を向けるのも違うと思い、

 僕はゆっくりと姉のもとへ歩み寄り、
 いつも俯いているその顔を覗き込むように、
 座ったままの足元にそっと膝をついた。]
 

(894) nabe 2019/06/23(Sun) 17時半頃

【人】 ニビル星 キョウスケ


 ……姉さん、あのね。

[ 膝の上に置かれた手に、指先でそっと触れる。
 ざらついた肌の感触はよく知ったもので、
 僕よりも熱い手の体温も、いつもと同じ。

 あの冷たい校舎から帰った日から、
 その指が僕の頬や瞼に触れることはなく、
 気晴らしのような戯れは、
 間違いなく終わってしまったんだろうけど、

 何も変わっていない。
 ……と、僕は思って、
 安堵したのか、泣きたいのかわからない。]
 

(895) nabe 2019/06/23(Sun) 17時半頃

【人】 ニビル星 キョウスケ


 ばかみたいでも、
 姉さんの心が晴れるなら、
 なんだってしてあげる気でいたよ。
 必要とされたら、うれしかった。

 姉さんは、僕の家族だから……
 僕は姉さんのことが好きだよ。今も。
 

(896) nabe 2019/06/23(Sun) 17時半頃

【人】 ニビル星 キョウスケ


 ……でも、もう行くね。
 

(897) nabe 2019/06/23(Sun) 17時半頃

【人】 ニビル星 キョウスケ


[ 階下で母さんが呼んでいるから。
 僕が、その道で足掻くことを選んだから。

 立ち上がって、歩き出そうと。
 その手を離そうとして、

 触れるだけだった僕の指先に、
 姉の指が静かに絡む気配がしたので、
 それを引き抜くように、僕は立ち上がる。

 口を閉ざしたままの姉のつむじ。
 それを見下ろしていた僕が、
 どんな顔をしていたかなんて、
 姉は知らないし、誰も知らなくていい。]
 

(898) nabe 2019/06/23(Sun) 17時半頃

【人】 ニビル星 キョウスケ


 僕は、出て行くよ。
 姉さんも、生きて。
 

(899) nabe 2019/06/23(Sun) 17時半頃

【人】 ニビル星 キョウスケ


[ ひとりで眠るには広く静かな部屋を去る。*]
 

(900) nabe 2019/06/23(Sun) 17時半頃

【人】 ニビル星 キョウスケ


[ 夏の気配の混じりはじめた、眩い初夏の朝日。]
 

(940) nabe 2019/06/23(Sun) 21時半頃

【人】 ニビル星 キョウスケ

──自室──

[ ──に、目を覚ます。

 どうして東向きの窓際に、
 ベッドを設置したんだっけ……?

 カーテンを引くということを、
 僕はなかなか覚えられないし、
 雨戸なんてものもなければ、
 光を遮る建物などもないわけで、

 目覚ましの鳴る前に、
 非常に爽やかな朝を迎えたわけだけれど。]
 

(941) nabe 2019/06/23(Sun) 21時半頃

【人】 ニビル星 キョウスケ


 …………おはよ、

[ う。まで言うのが、習慣だったので。
 一言笑って声をかけ、階下に降りるのが。

 もう必要はないとわかっているものの、
 半分寝ぼけたまんま、口を開いて、

 ……子ども部屋じゃ、なかった。
 と思い、言いかけた挨拶を飲んだ。

 ベッドからそろりと降りる。
 広い住まいではありませんが、
 洗面所が近いのは、意外と便利だ。

 朝が苦手というわけでもないんだけれど、
 血圧が高い方ではないし、というか低いし、
 早く目を覚ましてしまおうと思って、]
 

(942) nabe 2019/06/23(Sun) 21時半頃

【人】 ニビル星 キョウスケ


[ 顔を洗おうと覗き込んだ鏡の中に、
 あんまり不機嫌そうな男がいたもんだから、]
 

(943) nabe 2019/06/23(Sun) 21時半頃

【人】 ニビル星 キョウスケ


[ ……それってつまり、僕なんですけど。]
 

(944) nabe 2019/06/23(Sun) 21時半頃

【人】 ニビル星 キョウスケ


[ 不機嫌そうな彼が、次の瞬間目を丸くして、
 そのあと、合点がいったとばかりに笑うので、
 そういえば僕は、こんな顔をしてたんでした。

 それだけの話。それだけのことだし、
 今の僕はすでに、鏡に笑っているんだけれども。

 なんとなく僕は、とある友人の顔を思い出し、
 ともだち≠轤オく、お泊まり会でもしてくれれば、
 気色の悪くない顔をお見せできるかも。と思う。
 まだまだ、手始めに。というところですが。
 ほんの小さな変化というやつです。]
 

(945) nabe 2019/06/23(Sun) 21時半頃

【人】 ニビル星 キョウスケ


 本当にそれだけのことなんだけれど、
 それが、僕にはたいそう愉快でして、
 

(946) nabe 2019/06/23(Sun) 21時半頃

【人】 ニビル星 キョウスケ


 ひとつめの楽しみに据えた夏を目前に、
 ひまわりはまだ咲かないけれど、
 愉快に思っていられるうちは、
 まだ来ない日>>193を待っていられる、と思うし、
 

(947) nabe 2019/06/23(Sun) 21時半頃

【人】 ニビル星 キョウスケ


 思い出す一瞬>>293なんて言わずとも、
 夏が来なくて、ひまわりが咲かなくても、
 世界が滅びゆくときがやってきたとしても、
 

(948) nabe 2019/06/23(Sun) 21時半頃

【人】 ニビル星 キョウスケ


 きっと僕はずっとこうして君を待っている。*
 

(949) nabe 2019/06/23(Sun) 21時半頃

【人】 ニビル星 キョウスケ


[ ──などと、思っていたのは嘘ではなくて。]
 

(950) nabe 2019/06/23(Sun) 21時半頃

【人】 ニビル星 キョウスケ


[ 「夢幻病棟」という文字>>931に笑みをこぼした。
 あれから、約3年の月日が経っていた。]
 

(951) nabe 2019/06/23(Sun) 21時半頃

【人】 ニビル星 キョウスケ


SUB:RE:「夢幻病棟」からのお知らせ
------------------------------------
おはよう、こんにちは、こんばんは。
久しぶり? になるのかな?

とにかく、久しぶりにみんなで集まれるといいよね。
お店の手配とか、用意するものとか、
手伝えることがあれば、教えてください。

楽しみにしています。またね。
 

(952) nabe 2019/06/23(Sun) 21時半頃

【人】 ニビル星 キョウスケ

──3年後──

[ 相変わらず、メールは下手です。
 直接の対話も似たようなものだけれど。

 打ち込んだ数行に、
 誤字がないことだけを確認し、
 迷わず、送信ボタンをタップした。

 みんなで集まるとすれば、
 それはずいぶん久しぶりになるかな。
 誰かが、ぬいぐるみを持ち込むなんて知らず、
 何か思い出話の種になりそうなものがないか、
 ぐるりと部屋を見回しもしたけれど、

 いつかの強気な宣言に則り、
 大切なものとして飾られたまんまの、
 スケッチが1枚、壁にあるくらい。]
 

(953) nabe 2019/06/23(Sun) 21時半頃

【人】 ニビル星 キョウスケ


[ ものが少ない。と言われる部屋に、
 生憎、そんなに面白いものは転がっていないし、
 メイク用品のたぐいももちろんないので、

 何か必要なものがあれば、返信があるだろう。
 ……と、指示待ちなところも変わりません。

 相変わらず、の部分の方が多いけれど、
 堂々巡りの旅に夢中になることもあるけれど、
 少なくとも、こうしてメールに返事を打てる。

 納得のいかないことばかりの、
 ままならない世界を今日もゆく。

 なので、そうですね。
 集合時間に遅れる人がいたなら、
 不機嫌そうな顔くらいはしてみようかと。]
 

(954) nabe 2019/06/23(Sun) 21時半頃

【人】 ニビル星 キョウスケ


[ ……想像して、僕はやっぱり笑った。]
 

(955) nabe 2019/06/23(Sun) 21時半頃

【人】 ニビル星 キョウスケ


 つまり、僕の優しい地獄はこの冬も続く。**
 

(956) nabe 2019/06/23(Sun) 21時半頃

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